エレン「予防接種?」(111)
アルミン「そう。最近疫病が流行してるんだって。」
アルミン「それに対抗できるワクチンを中央の研究者が開発したそうなんだ」
エレン「あんな奴らでも仕事してんだな」
アルミン「はは、そうだね」
ジャン「確かその疫病ってのは俺らの歳が一番かかりやすいんだよな?」
アルミン「うん。だから真っ先に訓練所の僕らが受けれるんだ」
コニー「でも、注射でやるんだろ? 注射いてーもん」
ライナー「はは。注射を乗り越えないと立派な兵士になれんぞ?」
コニー「なに!よーし頑張るぜ!」
アルミン「そんなに頑張ることじゃないと思うけど・・・」
ベルトルト「・・・・・」{ライナー・・・}
翌日
キース「貴様ら!今日は疫病に備え予防接種をしてもらう!」
キース「この接種をした後は激しい訓練はしてはいけない決まりになっている!」
キース「今日の訓練は中止だ!」
オーマジカヨ
ヤッター
キース「だまれ!・・・では説明のほどよろしくお願いします」
役人「コホン。 今から我々が、ワクチンを打っていく。静かに一列に並べ」
役人「あと、先ほど教官も言っていたが・・・激しい運動はせぬように」
役人「では・・・並んで行け」
エレン「・・・遅い」イライラ
エレン「たたでさえ、運動もできないのによ! 早く終わらしてほしーぜ」
ジャン「ったく。訓練馬鹿で死に急ぎ野郎のエレンちゃんにはかなわねえなあ」ニヤニヤ
エレン「なんだと!!」ガシッ
キース「おい!お前ら静かにしろ!」
アルミン「ほら、エレン」
マルコ「ジャンも・・・」
ジャン「まー早く終わってほしいのは共感だ。早く寮でみたい本があるのによお」
マルコ「君でも本読むんだね」
ジャン「そりゃどういう意味だマルコ?」
エレン「おっ!コニー終わったのか?」
コニー「ん?ああ・・・なかなか痛かったよ・・・腕の中を何か駆け回る感じだ」
エレン「なんだよ、それ」ハハ
エレン「ミカサも終わったのか」
ミカサ「ええ・・・なかなか痛かった」
エレン「お前にも痛覚はあるんだな」
アルミン「エレン・・・」{まったく・・・}
エレン「ん?なんだ?」
アルミン「なにもないよ」
エレン「じゃあミカサ食堂で場所取っといてくれないか?」
ミカサ「うん、わかった」
ハイ、ツギ
エレン「おっ・・・やっとか」
役人「打つぞ・・・」ブシュウウウウ
エレン「・・・!!!!」{なかなか痛いな・・・}
役人「はい、終わりだ」
エレン「あ、ありがとうございました」{コニーの言う駆け回る感じはないんだが}
エレン「アルミン、先行くぞ」
アルミン「うん」
食堂
ジャン「おっ!エレンが涙目で返ってきたぞ!」アハハハ
ライナー「おいジャン。俺でもそれくらい痛かったぞ?」ナミダメ
ライナー「なあ。ベルトルト」
ベルトルト「うん・・・」ナミダメ{なかなか痛かった}
エレン「でも、コニーの言う。腕を駆け回る感じはしなかったが?」
ジャン「俺はしたぜ」
マルコ「僕もしたよ」
ライナー「俺たちはしてねえぞ」
マルコ「個人差でもあるのかな? ミカサはどうだった?」
ミカサ「私もした・・・気持ち悪い感じ」
アルミン「ただいま・・・」ナミダメ
エレン「おう!アルミン・・・お前はどうだった?駆け回る感じはしたか?」
アルミン「え?したけど・・・エレンはしなかったのかい?」
エレン「ああ、俺とライナーとベルトルトはしてないぞ?女子は知らんが」
クリスタ「なかなか、痛かったね・・・」
ユミル「そう・・・だな」{なかなか痛かったぜ}
クリスタ「なんか、腕の中に何か駆け回る感じしたんだけど、ユミルはどうだった?」
ユミル「?しなかったぞ?おーい芋女はどうだったんだよ」
サシャ「芋女って失礼な! ええ、確かにしましたね。そんなに気にしてませんが」
ミーナ「寄生虫だったりしてねー」
ユミル「うおっ!急に出てくるんじゃねえよ!」
ユミル「しかも寄生虫って・・・」
ミーナ「でも、そんな感じの文献みたことあるんだけどなーねーアニー」
アニ「はあ・・・私はそんな感じしなかったよ」
ユミル「へえ、お前もか」
サシャ「個人差じゃないんですかあ?そんなことより今日は訓練ないんですし寮で遊びましょう!」
クリスタ「だねーいこっ!ユミル!」
ユミル「ああ・・・・」{結婚しよ}
エレン「じゃあ、俺らも寮いくか・・・じゃあなミカサ」
ミカサ「うん・・・エレン気を付けて」
エレン「は?なに言ってんだ」
ミカサ「なんでもない・・・ただの勘だから」
エレン「怖いこと言うんじゃねえよ」
マルコ「じゃあ寮で夕食時までトランプでもしようか!」
ジャン「おら、行くぞコニー」
コニー「・・・お・・・おう」
男子寮
コニー「ぐうううう!」ウデオサエ
マルコ「大丈夫かい?コニー!」
コニー「ああ・・・なんか腕が・・・」
マルコ「副作用かな・・・医務室でも行ってきたら?」
コニー「そうだな・・・じゃあ行ってくるわ」
ライナー「付き添おうか?」
コニー「ああ、いいよ。遊んでてくれよ」
ライナー「そうか。」
アルミン「はあはあ・・・・」
エレン「大丈夫かよ、アルミン」
アルミン「うん・・・」
アルミン{もしかしてだけど・・・}
飯行ってきまーす
ジャン「そろそろ腹へってきたな・・・」
マルコ「もうこんな時間か・・・食堂行こうか」
ライナー「コニーはまだ戻ってきてないのか?」
ジャン「そのうちくんだろ・・・おら行くぞエレンアルミン」
エレン「おう・・・アルミン立てるか?」
アルミン「うん・・・」
食堂
エレン「数が少ないな」
ミカサ「みんな体調不良を訴えてるみたい。ほとんどが寮で休んでる」
エレン「こっちもコニーが医務室に行ったよ」
ミカサ「そう、アルミン大丈夫?」
アルミン「えへへ大丈夫さ・・・」
ミカサ「本当に?」
アルミン「うん・・・」
ダズ「う・・・うう」
クリスタ「大丈夫?」
ダズ「」コクコクッ
ユミル「そんな奴ほっとけよーほら来いよ」
ダズ「オエエエエエエエ」ビチャビチャ
ユミル「てめえ!食事の時間に吐いてんじゃねえよ!」
クリスタ「・・・え?」
ダズの嘔吐物は半分が血だまりであった
ユミル「おいおい早く、医務室行けよ」
ダズは口を押えながら医務室に走った
オイオイダレカショリシロヨ
キタネエナ
ジャン「ったくよ・・・」モップデフキフキ
ライナー「ジャン・・・」 ガタッ
ジャンとライナーがきれいに嘔吐物をふき取った
マルコ「一応洗浄しておこうか」ダラダラアアア
マルコが消毒液を流し、掃除は終わった
エレン「なんか、ダズには悪いけど食欲なくなっちまったn」サシャ「じゃあもらいます!」ヒョイ
ジャン「あ?」ヒョイ
マルコ「え?」ヒョイ
ライナー「ん?」ヒョイ
サシャ「もらいました!」ジャーーン
ジャン「てめっ!」
エレン「もういいじゃねえか。早く風呂入って寝ようぜ」
ジャン「だな」
ライナー「俺、医務室に声かけてくるわ」
エレン「おう・・・じゃあなミカサ。また明日」
ミカサ「うん・・・」
寮
バタバタ
エレン「?」
ライナー「ハアハア!コニーが!!!」
事情を聴くとコニーが医務室にいないということと医務官と、ダズの喉が噛み切られて死んでいたらしい
エレン「ま・・まじかよ」
ベルトルト「食堂に行ったほうがよくないかい?」
ジャン「だな・・・もしかしたら・・・だしな」
マルコ「だね・・・」
エレン「アルミン、俺が担ぐぞ」
アルミン「ありがとう・・・」
ライナー「俺とベルトルトは女子寮に知らせにいく・・・」
ライナー「行くぞ・・・ベルトルト」
ベルトルト「うん・・・」
ジャン「お前らこれもってけ・・・掃除用のほうきだが・・・コニーが犯人なら」
ライナー「信じたくはないけどな・・・」
今日はここまでで。また明日書きに来ます
ジャン「俺らは食堂行こうぜ」
マルコ「だね、いつ襲撃が来るかわからないし。」
エレン「俺は信じねえよ、コニーが・・・人を殺せるわけないだろ?」
ジャン「そ、うだな。あの馬鹿が一丁前に人を殺せるわけねえよ」
マルコ「食堂に早く行こうよ。このことを知らない人たちが食堂に行ったr」
ギイイイイ
一瞬ライナーたちが戻ってきたのか、と思ったが
早すぎる
ジャン「おい!早く入れよ」
入ってきたのは変わりはてたコニースプリンガーだった
コニー「えへへへへへへへっへへ・・・・ただいいまああああああああ」
ジャン「おい・・・冗談よせよ」
目の前には目玉が飛び出て、口は奇妙な形に曲がっており、舌がねじれ、そこから血が垂れていた
コニー「いがないでよおおおお。じゃああああああん」
エレン「つまらない冗談はよせ!!!なあ・・・」ガシッ
アルミン「だめだよ。エレン、コニーは様子がおかしい・・・」
エレン「でもy」コニー「うわあああああああああああああ」
コニーは人とは思えない速さで、エレンに飛び掛かった
?「あぶねえ!!!」
エレン「ライナー!!!」
ライナー「ったくよ、仲間に手出すなよ? 兵士だろ」ドン
ライナーはコニーを殴り飛ばした
コニー「なにすんだよおおおおライナーああああああああああ」
コニーはライナーにではなく、マルコに飛び掛かった
マルコ「うわあああああああ痛いよ!やめてくれコニー!」
コニーはマルコの喉にかみついた
マルコ「いだいいだい!ジャン!助けてくれえええええええええ」
プシャアアアアアアアア
マルコの喉が噛み切られ、噴水のように血が噴き出している
ジャン「は・・・・マルコおおおおおお」
ジャンはライナーからほうきをふんだくり、ゴルフのような形でコニーを吹き飛ばした
コニー「あ・・・・」パリーン
コニーは窓を飛び出していった
ベルトルト「早く食堂に逃げよう!あいつらもいるかもしれない!」
エレン「あいつら?」
ベルトルト「いいから早く!!」
ジャン「おい、どういう状況なんだよ・・・」
ライナー「お・・・・俺の目の前で・・・な・・・か・・まが」
ベルトルト「ライナー!」
食堂
ザワザワ
ナンダヨ・・・ナニガオキテンダヨ!
ライナー「みんな!聞いてくれ!!!」
クリスタ「あ・・・・あ・・・」
ユミル「クリスタ・・・・」{仕方ないよな・・・だって目の前で}
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
サシャ「うふううううううううううう。ミーナの肉おいしいですう!!」
クリスタ「サシャ!?なにしてるの?」
ユミル「離れろ!様子が変だ!!」
サシャ「かみさまああああのおにくううううううううう」
ーーーー
ーーーーー
ユミル「まあ・・・間一髪であいつらがきたんだがな・・・」
ライナー「みんな、今、周りを見回して・・・いない奴がいるだろ?」
モブ「マルコとかダズ、コニー! サシャ、ミーナはどうしたんだよ!」
ライナー「マルコとダズ、ミーナ、医務官が死んでた」
エーマジカヨ!
ナンダト
ライナー「ちなみに犯人がコニーとサシャだ」
ハア?マスマスワカンネエヨ
ライナー「落ち着け・・・・と言っても一番冷静じゃないのは俺だからな」
ライナー「ちゃんと追って説明する」
コニーとサシャが変わり果てていること、その2人は人を襲うということを説明した
ライナー「だから、しばらくは食堂にいてほしい・・・便所もなるべく2人以上でな」
エレン「なあ・・・人を食うってよ・・・巨人と変わんねえよな」
ジャン「ああ!そうだな・・・でも俺は・・・なんであいつらが」
アルミン「多分・・・注射じゃないかな」
ベルトルト「?注射だと、みんなコニーたちみたいになってるんじゃないか?」
アルミン「うん。あくまでこれは推測だ。証拠がない以上・・・」
ベルトルト「あ!ライナーたちがバリケード作るってさ」
クリスタ「zzzzzz」スヤスヤ
ユミル{落ち着いて寝てやがる・・・}
ライナー「おう、お前ら大丈夫か?」
ユミル「ああ・・・なんとかな。クリスタも落ち着いたようだ」
ライナー「今は可愛いとか言ってられんな」
ユミル「まあな・・・」
ユミル「本当に、アニとお前らに助けられたよ」
ユミル「さっき礼を言ったんだが、この状況でも「ああ」だからな」
ライナー「相変わらずだな・・・」
ライナーサイド回想
ライナー「あぶねえ!!」
サシャ「おにく!おにくううううううう」
ライナーはほうきをサシャに噛ませた
アニ「ったく・・・」
アニは得意の蹴り技で吹っ飛ばした
アニ「油断すんじゃないよ・・・」
ベルトルト「君もだよ・・・アニ」
ベルトルトもほうきで吹っ飛ばした
サシャ「どうしてええええですかあああ」パリーン
サシャは窓から飛び出した
アニ「・・・ッ!」
ユミル「助かったぜ、ライナーベルトルさん、アニ」
アニ「どうも・・・」
クリスタ「ど・・して・・・みいなが」
ライナー「早く移動しよう・・・食堂に向かってくれ。アニ先導してやってくれ
俺は男子寮に戻る」
ユミル「そうかい・・・」
回想終わり
今日はここまでで
食堂>>1です
ハンナ「フランツ・・・怖い・・・」
フランツ「大丈夫・・・僕が守るよ」
ハンナ「フランツ鼻血が・・・」
フランツ「え?・・・あ、なんでだろう」ゴシゴシ
ハンナ「なんで目からも出てるの!」
フランツ「やだなあ・・・光の反射だy」ブシャアアアアア
ハンナ「きゃああああああああああ!」
ライナー「なんだ!!!」
バンバン
窓の向こうには変わり果てた、ダズと医務官とミーナが叩いていた
フランツ「逃げないでよおおおおお!ハンナあああああああああああ」ガブッ
ハンナ「痛い痛い!やめて痛いよおおおおおおおおおおお」ブシャアアア
トーマス「もうなんなんだよ!」
みんなパニック状態である
ユミル「クリスタ・・・起きろ逃げるぞ・・・」パシパシ
クリスタ「なーに?ユミルうううううううう」バッ
ユミル「くそ!クリスタ!!」{遅かったのか・・・・}
ライナー「クリスタ!離せ!!」
クリスタ「やだよ!ユミルのお肉おいしいんだもんんんんん」
ライナー「くそ!」{だめだ・・このままじゃユミルが}
ライナー{すまん・・・クリスタ}ブン
ライナーはクリスタに背負い投げをした
ライナー「逃げるぞ!ユミル」
ユミル「どこへだよ!!クリスタのいない世界なんて・・・」
ベルトルト「ごめんね、ユミル」ユミルヒョイ
ユミル「離せ!!!クリスタ!!クリスタあああああああああ!」
エレン「おい!離せサムエル!!」
サムエル「いいだろおおおおおおおおお」ガシッ
アルミン「エレン!!!」ポカッ
サムエル「ウウウウウウ」
エレン「ミカサ!早く逃げるぞ」
ミカサ「先に行って・・・・すぐにいく」
ジャン「俺が守ってやる!ミカサ!!」
ミカサ「後ろをお願いジャン・・・早く片付けて逃げましょう」
ジャン「おう!」{この後プロポーズだ!}
アニ「うっとうしいね・・・」
ミーナ「あああああああああああああ」
アニ「相変わらず・・・だね」
ミーナ「あああああああああああああ」
アニ「ごめんなさい・・・」シュッ
ミーナ「ウウウウ」
ライナー「みんな!丘の上の小屋まで走れ!!!」
ベルトルト「早く来てくれよ・・・・ライナー!ユミルを!」
ライナー「おお!」
みんな変わり果てたなにかから逃げ惑ってる。だが、変わり果てても本人の体力は反映されるのだ
トーマス「ダズううううううう!離してくれえええええええええええ」
ナック「離してください!!!医務官!!!!!」
エレン「地獄だ・・・・・クソ!」
アルミン「エレン、あそこの小屋に行こう。ベルトルトがいる。」
エレン「だな・・・突っ切るぞ!!」
アニ「エレン!」
エレン「アニ・・・無事だったか・・・」
アニ「早く行こう・・・ほら」
ダズ「うううううう」ユラユラ
トーマス「あああああ」ユラユラ
小屋
ベルトルト「みんな、無事界かい・・・」カチャ
アニ「そんなわけないだろ?食堂にいたほとんどの訓練兵は死んだだろうね」
エレン「ミカサとジャンがまだだ・・・早くしろよ」ワナワナ
ライナー「おーいお前ら・・・こんな時だが、乾パンだ。まだ飯食ってないだろ?」
エレン「俺は、ミカサとジャンが帰ってくるまで食わねえわ」
バンバン
オレダジャンダ!
ベルトルト「ジャン!・・・」
ジャン「はあはあ・・・助かったぜ・・・」
エレン「おい!ミカサは!」
ジャン「死んだ・・・・」
エレン「は・・・ざけんな!!」ガシッ
ジャン「冗談じゃねえよ・・・死んだよ。ミカサアッカーマンは」
アルミン「そんな・・・・」
エレン「ははは・・・ウソだろ・・・」
ジャン「数が多すぎたんだ・・・正直ベルトルトがギリギリまで出迎えてくれなかったら
俺も死んでいた」
エレン「・・・・・もういい」
ジャン「エレン?」
エレン「駆逐してやる・・・・あいつらをいや!王政府の連中を!!」
ジャン「は?なんで王政府の連中なんだよ」
エレン「お前はおかしいと思わなかったのか?みんなが変わったのは注射を打ったあとだ」
ジャン「それだけで、政府を疑うのかよ!戦争になるぞ!」
エレン「それでもいい。ミカサやみんなをこんな風にした罪は重い・・・」
エレン「それにお前もどうなるかわからねえだろうが。個人差なだけかもしれねえし
抗体があるのかもしれないがな」
ジャン「ああ、そうだな。だから俺があんなふうになったらすぐに楽にしてくれ」
ジャン「少なくともお前らを殺したくない」
ベルトルト「でも、これからどうするんだい?街はずれの訓練所だから言ってしまえば
孤立だ」
アルミン「それを狙ってたのかも」
ライナー「どういう意味だ?アルミン」
アルミン「もし、あの注射が実験的なものなら、それはもちろん街はずれの訓練所にいる
つまり僕らに試したほうがいい」
ライナー「確か教官は他の訓練所でもやってるって」
エレン「ってことは・・・・・」
アルミン「そう。他の訓練所でも起きてるかもしれない」
ジャン「はあ?意味わかんねえよ・・・」
アルミン「それもわかってた上なのかな」
ライナー「とりあえず方針を決めよう・・・俺たちもいつああなるかはわからない」
ライナー「もし、感染してたら、殺すんだ。これから出会う敵が仲間だったとしてもな」
ライナー「今は小屋にあるものを探そう」
エレン「わかった」
アニ「ユミルは?」
ライナー「奥にい・・・」
>>46ライナー「奥にいる・・・」ですミスりましたすみません
小屋の倉庫
エレン「なかなか武器あるな・・・」
ライナー「乾パンもあるぞ・・・」
アルミン「さすが兵士養成所の小屋なだけあるね」
ベルトルト「だね・・・」カチャ
エレン「お前それ・・・」
ベルトルト「ああ、猟銃だよ。」
アルミン「そんなのどこに?」
ベルトルト「警備兵が死んでたんだ。そこから拝借させてもらったよ」
ライナー「いったん戻って配ることにしよう」
エレン「ああ、そうだな」
エレン「俺はこのナイフで」・・・サバイバルナイフ
アルミン「このコンパクトなナイフでいいや」・・・バタフライナイフ
ライナー「斧にするか」・・・大斧
ベルトルト「これでサポートするよ」・・・猟銃
ジャン「頼りねえが・・・」・・・棍棒
アニ「私は素手でいいと言いたいけど・・・」・・・槍
アルミン「ユミルにも渡さないと」
エレン「俺が渡してくるよ」
エレン「よお・・・ユミル」
ユミル「エレンか・・・」
エレン「クリスタは残念だったな・・・」
ユミル「ああ・・・でも、お前はミカサがいるじゃねえか」
エレン「死んだよ」
ユミル「は?今なんて」エレン「死んだ。ミカサは死んだんだ」
ユミル「・・・・すまない」
エレン「大丈夫って言いたいけどよ、信じられねえよ・・・」グス
エレン「さっきまで話してたんだぜ?またいつもみたいに明日も世話かけられると思ったんだ」
エレン「けどよ・・・もうそんな明日はない・・・あいつはいないんだ」
ーーーーーーーーーー
ミカサ「エレン、パンが付いてる」
ミカサ「エレン、落ち着いて」
ミカサ「エレン、おはよう」
ーーーーーーーーーーーー
エレン「何でだよおおおおおおお!!!」ジメンガンガン
ユミル「・・・・エレン」
エレン「・・・・ミカサああああああああああああ!!!!!
もっと、暖かく接してやればよかった。あの時、俺も残ればよかったんだ
何も守れなかった・・・・
ユミル「・・・・・」ナデナデ
エレン「ウ・・・・ユミル。すまない・・・これを私にきた」つ長棒
エレン「みんな、井間にいるから・・・来いよ」
ユミル「ああ、すまない」
今日はここまで
>>1です
ライナー「これからの方針を話すぞ、銃を持ってるベルトルトと俺が屋上で見張りをする」
ライナー「お前らは寝るんだ。いろんなことがあったがまず、体を休めろ」
ライナー「いいな?」
エレン「ああ、ライナー。」
ベルトルト「電気はつけておくね。なにかあったら呼んでくれ、すぐに向かうよ」
アルミン「ありがとう。・・・・」
屋上
ライナー「・・・・」
ベルトルト「ライナー。今の君は何だ」
ライナー「急にどうした・・・戦士と言いたいが、今は兵士と言おう。明らかに予想外だ」
ベルトルト「そうだね、僕もこれが終わるまでは兵士でいるよ」
ライナー「・・・・まさかあいつ」
ベルトルト「?」
ライナー「ほら、あいつだ。あの毛むくじゃらのあいつだ」
ベルトルト「ああ、思い出した。あいつだね」
ライナー「もしかしたらあいつが絡んでるんじゃないのか?」
ベルトルト「・・・あいつは優秀すぎる科学者だ。確かにありえるな」
ライナー「もし、エレンたちとここを脱出して、王都に行けたら」
ベルトルト「うん、すべてがわかる」
ライナー「今は協力しよう。」
ベルトルト「そうだね。兵士のときの借りを返そう」
ライナー「俺は・・・許さない」
ライナー「罪のない人間を実験するなんて、それに俺たちの仲間を」
ベルトルト「・・・・・」{どっちにしても殺さないといけなかったんだよ。とは言えないな}
ベルトルト「でも、僕たちやアニが感染してないのは」
ライナー「これ{巨人化}のおかげだろうな」
居間
エレン「寝ろと言われてもな・・・」
アルミン「寝てくれ、エレン。君は貴重な戦力だ」
エレン「でもよ・・・!」
アルミン「わかってる、わかってるよ。でも、今なにをすべきか考えるんだ」
ジャン「!」{今・・・・なにをすべきか}
ジャン「アルミンの言う通りだ。寝ろ。エレン」
エレン「!・・・・ああ」
ジャン「いざってときはアニがいるんだからな」
アニ「あまり期待しないでもらいたいね・・・」
アルミン「・・・・」{今は、安らいでる・・・なんでだろ}
アルミン「ライナーたちが見張ってくれてるから大丈夫だよ」
ジャン「そうだな・・・じゃあ寝るk」 ドン!!
エレン「なんだなんだ!」
上からベルトルトの声が聞こえる
ベルトルト「みんな!すぐにドアを防いでくればれた!」
その言葉でみな、意味を察し、即席のバリケードを作った
ジャン「くそ!早すぎだろ!!!」
ユミル「くだくだ言ってねえで早くふさげ」
ジャン「わかってる!・・・」
ベルトルト「なんでだ・・・」バンバン!
ライナー「下の奴らは大丈夫かな・・・」
ベルトルト「ライナーは下に降りて、みんなを!」
ベルトルト「僕は、迎撃するよ」
ライナー「頼んだぞ!」
エレン「だめだ!もろすぎる!」
コニー「ああああああああああ」
ジャン「わりいな・・・コニー」バキッ
ジャンはコニー?を蹴り飛ばした
アルミン「だめだ・・・数が多すぎる。突破される」
サシャ「あああああああああああああ」バリーン
エレン「くそ!・・・」
サシャ「ああああああああああああ」
ライナー「エレーーーーーーーーーーーン」ザシュ
ライナーがサシャ?の首を切り落とした
エレン「お、おいライナー」
ライナー「仕方ねえだろ・・・お前危なかったんだぞ」
サシャ「」プシュウウウウウウウウ
サシャの首が落ち、血が噴き出している
エレン「助かったライナー!」
ライナー「ああ・・・バリケードは無理そうだな!ある程度片づけて、逃げるぞ」
ユミル「どこへだよ!」
ライナー「街だ・・・まず訓練所を孤立させる・・・封鎖だ」
ライナー「その後駐屯兵団なり、憲兵団なりに救助を要請する」
ライナー「王都を潰すのはそれからだ!」
アルミン「ああ!もう無理だ」
ジャン「アルミン・・・1、2、3で走ってこい」
ジャン「1、2、の」アルミン「うわあああああ」
ジャン「タイミングあわせやがれ!」
アルミン「仕方ないじゃないか!危なかったんだ」
エレン「おい、2人とも」
コニー「うああああああああ」
医務官「あああああああああ」
トーマス「うううううううう」
エレン「おでましだぜ」チャキン
ライナー「4人とも・・・やるぞ」
ライナー「ちなみに運動能力は前のままだ」
ジャン「つまり・・・」
ライナー「あいつらは人ではないが、知能、格闘術はそのままということだ」
エレン「アニはどうしたんだよ」
ライナー「ベルトルトの応援にいってる」
ジャン「くそ!きやがれ!」
アニ「大丈夫かい?」
ベルトルト「はは・・・そんなわけないだろ」バンバン
アニ「なかなか毒舌だね・・・あんたにしては」
ベルトルト「僕は僕さ・・・」
アニ「助けにきた・・・」
ベルトルト「でも、僕には銃があるからね・・・」
アニ「下に降りる。援護して」
ベルトルト「えっ!?無茶だ」
アニ「無茶でも助かるならやるしかない・・・覚悟はいい?」
ベルトルト「はあ・・・」
ベルトルト「死なないでくれよ」
アニ「わかってる・・・」バッ{死ねない・・・故郷に帰るまでは!}
ジャン「お前は俺がやる・・・馬鹿」
ユミル「馬鹿はおまえだろ・・・ジャン。1人で相手にしようとするな」
ユミル「首を落とせば生き返らないなら・・・仕方ないな」
ジャン「できるかな・・・」
ユミル「できねえなら、私がやる」
ジャン「女にそんなことさせるかよ」
コニー「あああああああああああ」ガバッ
コニー「あああああああああああああ」ガバッ
ジャン「ウオッ!、本当だな・・・能力はまんまだ」
ジャン「でもよ・・・棒を咥えたまんまじゃあ・・・隙だらけだろ」
コニー「ふがああああああああああ」
ユミル「じゃあな・・・馬鹿」ブン!
ゴキ!
コニー?の頸椎を砕き・・・そして
ジャン「ごめんな・・・」ブン
頭蓋骨を砕いた!
コニー「うううう・・・・ジャン・・・・・ブス」ガクッ
ジャン「今・・・・こいつ」
ユミル「・・・・次来るんだから備えろ・・・死ぬぞ」
今日はここまで
終わり!?
>>70いえ、続きはまた今度ということです・・・
エレン「なあ、トーマス」
トーマス「あああああああああ」ガバッ
エレン「なんでだよ」ヒョイ
エレン「なんでだよ!」ザクッ
エレンはナイフをトーマス?の腹に刺した
トーマス「ああああああああああああ」
エレン「教えただろうが、格闘術の基本をよ・・・」ガシッ
ドンッ
トーマス「うわあああああああああああ」
エレン「すまない」ザクッ
ナイフを首に突き刺し、トーマス?は死んだ
トーマス「・・・・・エレン」
ーーーーーーーーーーーーーーー
トーマス「なあ!エレン俺にも格闘術教えてくれよ!」
トーマス「俺も・・・調査兵団入るよ」
ーーーーーーーーーーーーー
エレン「・・・・・」
アルミン「ジャン。・・・・」
マルコ「あああああああああああああああ」
ジャン「おいおいアルミン。こうなることはわかってた」
ジャン「お前は手を出すなよ」
アルミン「ジャン」
ジャン「死に急ぎのサポートでもしといてくれ・・・今、こいつとは俺がやらなくちゃいけねえんだ」
ジャン「なあ、マルコ」
マルコ「うわあああああああああああああ」
アルミン「ジャン。気を付けてね」
ジャン「お前もな」
ジャン「さて・・・タイマンは初めてだな」
ジャン「しかも殺し合いだ。お前に殺されたら俺はお前らの仲間入りってわけか」
ジャン「今は、生きないといけないんだ。今ならお前の言葉がわかるぜ」
マルコ「ああああああああああ」ガバッ
ジャン「おらあ!」ボキッ
ジャンの武器の棒が折れた
ジャン「チッ!」{耐久度なさすぎだろ!クソが!」
ジャンはもうよけることしかできなかった
ジャン「ああ!クソ」{最後らへん格闘術さぼらなくてよかったぜ!}
マルコ「うううううう」ブン
ジャン「大振りすぎんだよ!マルコ!!」パアン
ジャンはカウンターを合わせた。折れた棒を殴りつけそして
ジャン「天国でまた会おうぜ」ザクッ
刺した!
ライナー「あらかた片付いた!!脱出だ!」
アニ「早くしてくれる・・・?死んでいいかな」
ユミル「お前にしてはおもしろい冗談だな」
アニ「割と本気でやばかったんだけどね」
ベルトルト「弾も尽きてきたよ」
アルミン「どこに行くんだい?このまま闇雲に走ってても・・・」
ライナー「教官室に行く。あそこには武器もあるしな」
エレン「にしても多いな。訓練兵全員だもんな」
エレン一同は教官宿泊室に付いた
エレン「教官・・・」
アルミン「どうしたんだい?」
エレン「教官室に行けばなにかわからんじゃねえか?」
ライナー「そうだな・・・教官が生きてるとは考えづらいが」
ベルトルト「さっそく行こう・・・いつここがばれるかわからないしね」
アニ「私は留守番するよ。まだ、さっきの疲れも残ってるしね」
ジャン「女1人残すわけにはいかねえからな、俺も残る」
アルミン「僕は行くよ」
ライナー「2人だと心配だな。俺も残る。ベルトルト、銃を持ってるお前がみんなを先導してやってくれ」
ベルトルト「任してくれ、さあ行こうか」
教官室
エレン「行くぞ」
ベルトルト「ああ・・・」ガチャ
教官の机にはキース教官の首があった
アルミン「ウ・・・・」
ベルトルト「刃物で切られてるね・・・」
アルミン「よく、そんなの見れるよ・・・僕は」オエッ
ベルトルト「無理をしないでいいよ」{僕は見てきた・・・・こんな死体を}
ベルトルト「ん?机になにかあったよ・・・」
エレン「予防接種について・・・か読んでみよう」
予防接種について
キース君、本日行われる。予防接種だが、非常に副作用の強いものとなっている
だが、君の育ててきた訓練兵がこの程度ではくたばらないだろう。
副作用もそれぞれで副作用が効かないものもいる。
教官たちも疫病対策のための接種を要請する。
第一憲兵 ジェル・サネス
アルミン「中央憲兵・・・?なぜ王都の憲兵がわざわざこんなものを」
エレン「腐ってる連中なのはただの憲兵だけじゃなかったか」
ベルトルト「・・・・・・」
アルミン「書類はそれくらいのようだね・・・早く出よう。血なまぐさいよここは」
エレン「そうだな・・・」
ウワアアアアアアアアアア
ベルトルト「ジャンの声だ!」
ガチャ
ドアを開けると変わり果てた?ジャンがライナーをつかんでいた
ジャン「くそおおおおおおおおおおおおおおお」
エレン「てめえ!離せジャン!!!」
ジャン「ころしてくれ・・・・・・頼む!」
ジャンの皮がだんだんが剥け落ちていく
ベルトルト「ジャン」カチャ
エレン「やめろ!まだジャンは・・・」
ライナー「エレン!俺たちは見たんだよ・・・こうやって化け物になるんだよ!」
ライナー「今は理性を保っているがいずれは・・・」
エレン{ジャン・・・・・・・・}
エレン「ベルトルト・・・銃をかせ」
ベルトルト「エレン・・・・」
エレン「・・・・」カチャ
ジャン「てめえに殺されるのかよ・・・へへっ。ついてねーぜ」
ジャン「これだけ言わしてくれ・・・みんなありがとう」
ジャン「そして、エレン、アルミン。ミカサを救えなくて悪かった」
ジャン「さあやれ。もう時間はない」
エレン「ありがとう・・・・」
バン!
乾ききった銃声が部屋を響く。ジャンキルシュタイン死亡
>>1です
ライナー「ジャン・・・・」ファサ
ライナーはジャンの亡骸に兵団のジャケットをかぶせた
アニ「ジャンが急に襲いかかってきたんだ・・・」
エレン「ってことはきゃあああていう悲鳴はお前か?」
エレン「ジャンの声のあとに聞こえたんだが・・・なあベルトルト」
ベルトルト「えっ!?ああ、うん」
アニ「きゅ…急に襲ってきたら誰だってびっくりする」
ユミル「」ニヤニヤ
アルミン「はは・・・・」
エレン「なあ・・・食堂に行っていいか」
ライナー「なんでだ?」
エレン「ミカサがそこで死んでるなら・・・変わり果ててもいい、遺体を見たいんだ」
アルミン「エレン・・・」
エレン「ジャン曰く、ミカサとは食堂で別れたらしい」
エレン「俺が行かなくちゃいけないんだ・・・」
ライナー「わかった・・・行ってこい」
アルミン「ぼ・・・僕も行くよ!」
エレン「アルミン・・・」
アルミン「おさなじみなんだから・・・」
ベルトルト「気をつけてね・・・」
エレン「ああ」
食堂
エレン「行くぞ・・・」ガチャ
食堂の中は地獄だった。頭が転がり落ちていたり、目玉がくりぬかれていたりした
どれも、教官室で見た遺体とはくらべものにならなかった
アルミン「う・・・・」
エレン「こらえろ・・・」
エレンは一人一人遺体を確認していく、全然喋らなかった奴や、班で一緒になった奴もいた
エレン「すまねえ・・・」
エレン「うん・・・?」
ヒュンヒュン
ザクッ!
エレン「・・・・!」
エレンの眼前にナイフが刺さった。おそらく厨房の包丁だろうか
こんな確実に狙えるなんて、生存者か?と思い振り向くと
エレン「お前・・・・」
ミカサ「エレン・・・・」
ミカサがいた。でも、なにかが違う。雰囲気に違和感を感じた
ミカサの視力は人間ではない。ましてや、家族のエレンだ。家族に向かって包丁を
なげるのはないだろう・・・様子をうかがうために近づくと
ミカサ「シッ!」ドン
エレン「ああ!」
ミカサの右のハイキックが飛んできた。受け止めた右腕の骨がミシミシというのが伝わる
エレン「お前・・・家族に本気でハイキックはないだろ」
ミカサ「ふふふ・・・ごめんなさい」
笑っている、あのミカサが。美しいはずの笑顔も今のエレンには殺気に感じた
エレン「アルミンはどうした・・・」
ミカサ「・・・・」スッ
ミカサの指さす先には、気絶?したアルミンがいた
エレン「おい、アルミンは昔からの付き合いだろ」
ミカサ「そうね・・・」
エレン「行くぞ・・・」
鍛え上げられたステップインで、ミカサの懐に簡単にもぐりこんだ
ミカサ「・・・」
ミカサは懐に潜り込んだ家族に、膝蹴りをかました
エレン「あぶねえな」
エレン「なあ・・・ジャンも死んだぞ」
ミカサ「」ピクッ
エレン「責任感じてんだろうな、静かに死んでくれたよ」
エレン「お前も・・・もう戻れねえんだろ?」
エレン「なら・・・もう死んでくr」
シャ
包丁を投げつけたが、コントロールが悪く、当たらなかった
エレン「ミカサァ・・・!」
ミカサ「ふ・・・・ふ」
エレン「俺が楽にしてやる・・・家族だもんな」
>>1です 乗っ取りではありません IDが変わるもので
エレン{なんでだよ・・・巨人殺すために入ったんだろ?なのに、家族と殺し合い?ふざけんな}
エレン「いくぞ・・・」
バッ
エレンは突進をしかける。手に刃物を握りしめて
ドスッ
エレン「・・・・・!」
ミカサ「・・・・」ダラダラ
エレン「なんでよけねえんだよ!」
これが最後の意思なのか
それは僕にもわからなかった
アルミン「エレン・・?」
ミカサ「」バタッ
ミカサ「・・・ゴメンナサイ。エレン、アルミン・・・・・ジャン」
ミカサ「」
息を引き取った。刺された、腹部はともかく、顔は生前と変わらない綺麗な顔で彼女は死んだ
ライナー「大丈夫か!」
エレン「ライナー。ああ、なんとか・・・なんでいるんだよ?」
アニ「もう、ばれたんだよ。場所が」
ユミル「今、ベルトルさんが馬車取りにいってるから早く合流するぞ」
食堂前
ベルトルト「おーい!早く早く!」
アルミン「助かったよ・・・」
ベルトルト「このまま、走り切って柵を越える」
ライナー「行けんのかよ?」
ベルトルト「馬車とはいえ、荷台とかはないからね、いけるよ・・・多分」
ユミル「ああ!もうやけだ!」
訓練所 脱出成功
>>1です
トロスト区
エレン「お・・・いなんだよ!これは!!」
アルミン「脱出できたと思ったらこれは・・・」
エレンたちがみた景色は地獄。ゴーストタウンともいえる状況だった
壁には多量の血液が付着していたり、まるで巨人が侵略してきている感じに思えた
アニ「・・・せっかく逃げ延びたと思ったのに」
ユミル「ひでえな・・・こりゃ」
ライナー「王都だ・・・」
ベルトルト「?」
ライナー「王都に向かうぞ。お前ら」
エレン「なんで、王都なんだよ!わけわかんねえよ」
アルミン「なにか知ってるということだね・・・?」
ライナー「ああ、そうだ」
ユミル「なんで王都の人間じゃないのに、わかるんだ?」
ライナー「すべて終わったら話す」
ベルトルト「・・・・」
アニ「・・・・・」
アルミン「わかった従おう」
エレン「アルミン? なんでそんな冷静なんだよ!・・・もうわけわかんねえよ」
アルミン「見てくれ、エレン」
アルミンの首筋はなにか血腫?のような塊ができていた
アルミン「僕には時間がないんだ。もしかしたら血清もあるかもしれないんだよね?」
ライナー「多分な・・・・」
アルミン「多分でも可能性にかけてみるよ・・・」
エレン「わかった・・・俺も行く。お前の判断が間違ったことはないからな」
ライナー「お前らはどうする?」
ベルトルト「もちろんいくよ・・・ねえ?アニ」
アニ「ああ・・・・」
ユミル「もし血清があるんならそれにあやかりたいね」
ライナー「よし、行くぞ。お前ら目的地は王都だ」
ウォールシーナ前
ライナー「ハアハア・・・やっと着いたな」
ベルトルト「もう、銃もなくなったよ」ポイッ
エレン「よし!行くか!」
ユミル「待てよ、エレン。どうやってのぼるんだ?立体機動もない」
エレン「そ、そりゃあ・・・」
アルアニ「門をあけるしかないだろうね」
アルミン「あっ・・・ごめんね」
アニ「どうも・・・」
エレン「確か解放鐘を鳴らして、開けるんだよな」
ライナー「そうだ、この作業は同時に行わないといけない」
ライナー「案の条街には、狂った住民たちがいる」
ユミル「それに、まだ向こう側の壁の連中がまともなら、私たちのことを、勘違いして殺しにくるかもな」
エレン「人に殺されんのかよ・・・」
ベルトルト「王都の警備の兵たちは、強いよ」
アルミン「憲兵団の割には・・・なんだよね」
アニ「それは厄介だね」
エレン「とにかく、門を開けないと話は始まらねえ。とにかく、開ける準備をしてからまた、話合わねえか?」
アルミン「そうだね。僕もさっきよりは体調がましだから」
ライナー「わかった。じゃあ、グループ分けだ」
鐘を鳴らす準備する班 門を開ける方法を探す班
・ライナー ・エレン
・アルミン ・アニ
・ユミル ・ベルトルト
ライナー「おし、解散だ。みんな、死ぬなよ」
ユミル「あーあ、そういうのを言うやつが先に死ぬんだぜ?ライナーさんよ」
ライナー「・・・・・マア、ナントカナルサ」
アニ「よろしく」
エレン「ああ・・・お前がいると心強いよ」
アルミン「僕がおかしくなったらジャンのようにすぐに殺してくれないか」
ライナー「大丈夫だ。 おかしくなる前に、治してやる」
ライナー「あの、高台か。」
ガチャガチャ
アルミン「開いてないね、どうやら鍵がいるみたいだ」
ユミル「これか?」チャラチャラ
ライナー「お前、どこでそれを」
ユミル「ほら、死体があるだろ、駐屯兵の。そっからパクらせてもらった」
ユミル「ほら、ライナーさん。銃だ」
ライナー「懐に入れれる銃か」
アルミン「行こうか。」
エレンサイド
エレン「門なんてよ、どうやって開けるんだよ」
ベルトルト「4つ鍵を開けないといけないんだ。まずその鍵を開けるところを探さないとね」
エレン「? おい、ベルトルト。なんで知ってるんだ?」
ベルトルト「時が来たら話すよ。 今はお願いだから信じてくれ」
エレン「わかった。今は逃げないといけないからな。あいつらの分まで」
ライナーサイド
ライナー「誰かいませんか?」
ユミル「いるわけねえだろ、おら行くぞ」
ライナー「おい、ユミル! あいつこういう状況でもこれか」
ライナー「とりあえず追いかけよう」
アルミン「う、うん」{さっき物音が聞こえたんだけど、ネズミかな}
エレン「おい、あれ」
ベルトルト「1つ目はこれだね、4角形のクランクがいるようだけど、ないね」
アニ「ベルトルト!危ない!」
エレン「なんだ?!」
ライナー「おい、ユミル・・・」
ユミルは腰を抜かしたように倒れていた
ライナー「ユミル早くいくぞ」
ユミル「あ・・・あ」
指を刺した先には、人のようで人ではなく、爪が異常に長かった
アルミン「なんて、爪が長いんだ・・・!」
ベルトルト「あれは・・・・」
ベルトルトたちを襲撃したのは、鷹?だった
エレン「鳥にしてはでかすぎんだろ!」
エレン「早く逃げるぞ!」
アニ「待って。逃げるにしてもほら、あいつの脚。 クランクだよね?」
ベルトルト「確かに。どっちにしろ倒さなきゃいけないのか」
エレン「しょうがねえ、やるか!」
このSSまとめへのコメント
なぜ、ミカサを、ミカサを……殺したんだぁぁぉぉぁぁあ!!!!!?!!?!!
これはすごいバイ⭕ハザード!面白い
面白い続けてください
www
続きが早くみたいです!
頑張れ生存者!!
巨人より残酷かもwww
人肉喰う前にこれを書け