千冬「なに!?学園をやめたいだと!?」 (38)

一夏「うん」

千冬「なぜだ?わけを話せ」

一夏「いや、千冬姉にはちょっと・・・」

千冬「学校では・・・ってまぁいい」

千冬「わたしにも話せないようなことなのか?」

一夏「うん」

千冬「しかしだな、教員としてはその理由を把握しなくてはならない」

千冬「言いにくいかもしれないが話して楽になることもあるのだぞ?」

一夏「マジで?」

千冬「ああ、姉としても相談に乗ってやらんでもない」

一夏「・・・」

一夏「実は学園に入ってからずっとAVが見れてないんだ」

千冬「・・・」

千冬「もう一度言ってくれ」

一夏「学園に入ってからずっとAVが見れてないんだ」

千冬「・・・」

千冬「・・・」

千冬「・・・」



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シャル「い、一夏っ!どうしたのその顔!?」

一夏「野生のチンパンジーにやられてしまった」ボコボコ

シャル「だ、大丈夫・・・じゃなさそうだね」

一夏「くそぉ、あのゴリラめッ!」

シャル「どっちなの?」

一夏「似たようなもんだこんちくしょうッ!」

シャル(たぶん織斑先生かな?)

一夏「けどこうなりゃ意地でも学園をやめてやるからな!」

シャル「!?」

一夏「そうなりゃまず退学届けを内容証明で学園長宛に「ちょっとまって!」

一夏「なんだシャル?」

シャル「が、学園をやめるって本当なの!?」

一夏「ああ、もう決めたことだ」

シャル「どうして!?」

一夏「悪いな、わけは話せないんだ」

シャル「・・・ぼくにも話せないことなの?」

一夏「ああ」

シャル「一夏・・・」

シャル「ぼくは一夏のおかげでまだ学園に残れてるんだ」

シャル「だから一夏の力になりたい、手助けをしたんだ」

シャル「・・・ぼくで少しでも役に立つならさ」

シャル「決して人には言わないから、わけを話してくれないかな?」

一夏「シャル・・・」

一夏「うーん」

一夏(どうなんだろ?シャルならちふパンジーみたいに殴ってこないだろうし)

一夏「・・・」

一夏「実はな」

シャル「実は?」ゴクリ

一夏「学園に入ってからAVが見れてないんだ」

シャル「え?」

シャル「・・・」

シャル「も、もう一回言ってくれない?」

一夏「学園に入ってからAVが(ry」

シャル「・・・」

シャル「それがやめる理由?」

一夏「うん」

シャル「・・・」

シャル「一夏」

一夏「なに?」

シャル「嘘つくのはやめよう?」

シャル「言いにくいかもしれないけどさ、ちゃんと真剣に聞くからね?」

一夏「嘘じゃないよ、AV見れないから学園やめるんだよ」

シャル「・・・」

シャル(ど、どういうことなの!?)

シャル「あ、あのさ」

一夏「なんじゃい」

シャル「一般的にね?」

一夏「うん」

シャル「そ、その・・・アダルトビデオっていうの?」

一夏「略してAV」

シャル「そ、そうだねっ」

シャル「それが見れないと、学園をやめるものなの?」

一夏「思春期男子学生のアンケート結果によると」

一夏「95%の学生はYESと答える」

シャル「ほんとに!?」

一夏「フォントっフォントっ!」

シャル「・・・」

シャル「で、でもねっ!それでやめるのって・・・」

シャル「ど、どうかと思うな~っ」

一夏「なんでー?」

シャル「だって・・・」

シャル「なんだか馬鹿らしいじゃない?」ア、アハハ

一夏「!?」

シャル「そんなことで学園やめてたら社会にでて「お前とは絶交だッ!」

シャル「!?」

一夏「もう口も聞いてやんないからな!」

シャル「ちょ、ちょっといち「うるさい話かけるなッ!」

シャル「あ・・・」

一夏「ふんッ!」

スタスタスタ

シャル「い、一夏・・・」

シャル「・・・」

シャル「」ジワァ



一夏「AVのよさもわからないやつとはもう口も利いてやんないかんねっ!」プンプン

ラウラ「なんの話をしているのだ?」

一夏「あーラウラだー」

一夏「いやさー、実はさー」

~中略

ラウラ「ふむ、そのアダルトビデオが見れないことがそんなにつらいのか?」

一夏「そうなのよ!」

ラウラ「うーむ」

ラウラ「わたしはそのビデオを見たことがないからなんともいえないが」

ラウラ「本人がつらいのならそれは紛れもなく真実なんだろうな」

一夏「QED証明終わり」

ラウラ「それでなんだが、一度そのビデオを見せてくれないか?」

一夏「えっ?見たいの?」

ラウラ「うむ、もしなにか代替の利くようなものならわたしのほうでも手配できるだろうし」

ラウラ「嫁の助けになってやりたいからな!」

一夏「ラ、ラウラ!」

一夏(ラウラっていいやつだな・・・俺の話を真剣に聞いてくれて!)

一夏「わ、わかった!後で俺の部屋に来てくれ!」

ラウラ「ああ」


~一夏の部屋

ラメェェェッ!イッヒャウノォォォォオオ!

ラウラ「・・・」

一夏「ここ俺の抜きどころなの」

ラウラ「・・・なんだこれは?」

一夏「なにって、AVだけど?」

ラウラ「・・・」

ショコクリクリシャレヒャラァァアア!モレチャウゥゥゥゥ!ワラヒノハズカシイオチンポミルクガモレヒャウノォォオオオオオオオオ!

一夏「んほぉ!いい男!」

ラウラ「・・・」

ラウラ「なぁ嫁よ」

一夏「なんでしょう?」

ラウラ「昔クラリッサのやつがな」

一夏「うん」

ラウラ「ページの少ない薄い本を押入れに300冊くらい隠してたんだ」

一夏「へー」

ラウラ「たまたま銃器のクリーニングキットをそこから出す際にわたしが発見したんだが」

ラウラ「・・・今そのときのと同じ気分だよ」

一夏「あっそうなの?」

ラウラ「・・・」

ラウラ「・・・ちょっと散歩してくる」

一夏「いってら」

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---

prrrrr

ガチャ

クラリッサ「はいなんでしょう?」

ラウラ「・・・おまえってさ」

クラリッサ「はい?」

ラウラ「・・・あの大量の薄い本見つかったときどんな気持ちだった?」

クラリッサ「!!?」

クラリッサ「わああああああああああああああっ!」

クラリッサ「あああああああああああああああああああああッッッ!」

クラリッサ「がああああああああああああああああああああッ!!!」

クラリッサ「具ぎゃ嗚呼あああああああああああああああああッ!!!」

クラリッサ「へびゃ嗚呼ああああ倍hウェイ尾jSZIOvkんmウェぐえ4 e9eawwfjiwwajf]

クラリッサ「尾簿簿簿ボア簿会う!暴威折るあいおびおうぇrう9じぇあ49ぐえww084えぐWu@4r8う82u83」

ラウラ「わかったもういい」

ガチャ

ツーツー

ラウラ「・・・だよなぁ」

一夏「ラウラに話したらなんだかスッキリすたなぁ」

一夏「これなら学園やめなくてもいいかも!」

コンコン

一夏「はいよー!ノックしてもしもーし?」

ガチャ

一夏「あら?千冬姉じゃん?なんか用?」

千冬「・・・ちょっと家族会議をしようか」

一夏「Pardon me?」



一夏「ぐぞっ・・・ラウラのやづうらぎりやがっで・・・」ボコボコ

鈴「あんた顔が発酵したてのブドウパンみたいね」

一夏「うるぜぇっ!」

鈴「あはは!ごめんごめんっ!でもどうせ変なことして千冬さんにでもやられたんでしょう?」

鈴「自業自得じゃない!」

一夏「変なことなんてしてねぇよ!」

鈴「はいはい」

鈴「ていうかあんた学園やめるって言ってるみたいだけどさ」

鈴「まだやってんの?」

一夏「俺は本当にやめるんだよ!」

鈴「あんた中学のときもそんなこと言って結局卒業したじゃない!」

鈴「どうせまたオリムラエイプリルフールなんでしょ?」

一夏(くそぉ!中学の時のあだ名を持ち出しやがって!だから昔なじみは嫌いなんだ!)

一夏「俺は本当にやめるんだ!これは決定事項だ!」

一夏「改革だッ!改革ぅッ!」

鈴「そんなことよりさ、あんたに小包届いてたわよ?」

一夏「小包?」

鈴「弾からみたいだけど・・・またいやらしいものじゃないでしょうね?」

一夏「十中八九そうだけどあんたには言わない」

鈴「ということだからわたしが処分しといたわよ」

一夏「な、なんだってーーーーッ!」

鈴「中身見たらやっぱりいやらしいDVDだったからさ」

鈴「あんたもいい加減あんなもの見るのやめなさいよ」

鈴「・・・あ、あんなの見なくてもさっ!」

鈴「そ、その・・・わ、わたしがいるじゃないっ!」

シーン…

鈴「・・・あれ?」

~自部屋

一夏「くそったれぇぇぇぇーーーーーーーーーーッ!」

一夏「魚おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」ドンドンドン


「うるさいぞ一夏!」


一夏「だまれモップッ!」

一夏「クソォ!クソォ!チクショォォォォォォォォォォーーーーーッ!」


箒「うるさいって言ってるだろこのボケッ!」ガチャ

一夏「んだこらああああああああああッ!やんのかてめぇぇぇえええええッ!」

箒「やったるわ!かかってこんかいッ!」

一夏「おんどりゃああああああああっ!」ダダダダダダ

ボカスカボカスカ





一夏「」ピクピク

箒「ふんっ!」パンパン

一夏「う・・・ぅぅっ・・・ぐぞぉ・・・」ポロポロ

箒「!?」

箒「お、おいっ!なにも泣くことはないだろうにっ」

一夏「痛くて泣いてるんじゃない!悲しくて泣いてるんだ!」

箒「・・・なにかあったのか?」

一夏「うるせぇ!ほっといてくれよ!」

箒「わけを話してみろ?話せば楽になることもあるぞ?」

一夏「・・・実は」

一夏(あれ?なんかこれディジャブ?)

~中略2

箒「・・・アダルトビデオが見れないから学園をやめたいけど認めてくれないから悲しい?」

一夏「いえす」

箒「・・・」

箒「」チャキ

一夏「な、なんじゃあ!殴るんか!」

箒「ああ、その通りだ」ジリジリ

一夏「ぼ、暴力反対!箒は変態!」

箒「だれが変態だ!」バキィ!

一夏「いでぇっ!殴ったね!」

箒「当たり前だアホ!」

一夏「俺はなにも悪いことはしてないんだ!」

一夏「なのに皆よってたかって俺を悪者にする!」

一夏「なにが女尊男卑だ!クソでも食って寝言は寝て言え!」

箒「女尊男卑とか関係なく理由がしょうもないから相手にされないんだろうに」

一夏「だいたいお前が悪いんだぞ!」

箒「わ、わたしがなにをした!」

一夏「一緒に同姓していてそんな馬鹿みたいなでかい乳を放り出してるくせに指先一つも触れさせやしない大正時代の貞操観念ぶら下げやがって!」

一夏「21世紀の男子高校生なら今頃発狂していてもおかしくないだろ!」

一夏「俺だから大丈夫なんだぞ!俺だから!」

一夏「もう一回言うぞ!俺だからッッッ!」

一夏「最後に!お・れ・だ・か・ら・ッ・!」

箒「はぁ~」タメイキ

一夏「なにため息ついとんじゃ!」

箒「正直鼻で笑えるレベルだな」フッ

一夏「な、なんだとー」プンスカ

箒「肉の塊をブラウン管ごしに見て」

箒「決して届かぬ堂々巡りのうしろつきに映しだすその合わせ鏡や・・・」

箒「いとおかし(笑)」プッ

一夏「き、きちゃまぁぁぁぁぁッ!」プッツン

箒「おっと!話は最後まできくのだ!」

一夏「んだらぁッ?」

箒「ほら、触っていいぞ?」ボイン

一夏「えっ?」

箒「お前が学園をやめてまで欲しがっているものだぞ?ほれほれ?」ボインボイン

一夏「・・・さ、触っていいの?」

箒「どうぞご自由にお取りください」

一夏「・・・ぴょえ?」

箒「どうした?触らないのか?」

一夏「・・・」

一夏「本当にいいの?」

箒「いいって言ってるだろ」

一夏「わ、わかった!俺も男だ!」

箒「さっさとしろ」

一夏「織村さわりまーす!」

箒「誰に報告しとんねん」

フニ

一夏「・・・やわらかい///」

箒「でしょうね」

一夏「・・・」

一夏「・・・あ、あれ?」

箒「ん?どうした?」

一夏「・・・な、なんか」

一夏「・・・」

一夏「あ、喘いだりしないの?」

箒「べつに」

一夏「沢尻エリカばりの!」

一夏「・・・」

一夏「こ、この後どうしたらいいんでしょうか?」

箒「さあ?」

一夏「さあって・・・」

一夏「・・・」

一夏「どないしよっ」

箒「好きにしろ」

一夏「・・・」

一夏「」ペチペチ

箒「こらっ!叩くなっ!」

一夏「・・・」

一夏「」ギュゥゥゥゥゥゥ

箒「いだだだだっ!つねるなアホ!」バシィ

一夏「き、気持ちよくないのか!?」

箒「痛いだけだ」

一夏「な、なんと!?」

一夏「AVじゃ”んほぉぉぉぉっちきゅびとれりゅぅぅぅぅぅぅっ!”とか言ってるのにッ!」

箒「どんなAVみとんねんお前」

箒「というかお前はAVに幻想を抱きすぎだ」

箒「現実なんてこんなもんだ」

一夏「な、なんだってーーーーッ!(2回目)」

一夏「だ、だってAVじゃ・・・」ワナワナ

箒「AVAVとうるさい奴だな」

箒「あれは全部演技だよ」

一夏「うっそだー!」

箒「本当です」

一夏「またまたー」

箒「真実はいつも一つ」

一夏「ご冗談でしょう?」

箒「じっちゃんの名にかけて!」

一夏「ま、まじかよっ」

箒「女は嘘をつく生き物だ」

箒「男を興奮させるくらいわけないってことさ」

一夏「お、おれはやつらの手のひらで踊っていただけのただのピエロだとでもいうのか!」

箒「はい」

一夏「がーん!」

箒「わかったか?所詮AVなんてそんなものだ」

箒「これに懲りたらAVごときで学園をやめるなどとたわ言をほざかないことだな」

箒「今のお前は童貞看板掲げて広告活動しているようなもんだぞ?」

一夏「ダンカンこの野郎ッ!」ロンパッ!

一夏「・・・お、おれは所詮童貞だったということかっ」

箒「ああ、そうだな」

一夏「・・・」

一夏「・・・」

一夏「・・・ん?」

箒「どったの?」

一夏「ねぇ箒ねぇちゃん」

箒「なーに?一夏くん」

一夏「女の人もおなにーするんでしょ?」

箒「そうね、するわよ」

一夏「おなにーするときってどこ触るの?」

箒「こらっ!子供がそんなこと言うもんじゃありませんっ!」

箒「女の人は心でするのよ!わかった?」

一夏「あれれー?おかしいなー」

一夏「男の人はちんちんさわっておなにーするのに」

一夏「女の人はちんちんのある場所さわっておなにーしないのー?」

箒「!?」

箒「そ、それはっ」

一夏「おかしいよね?女の人もちんちん・・・いや、まんまんを触ってオナニーするんじゃないのかな?」

箒「あ、あなた一体・・・」

一夏「織斑一夏、童貞さ」

箒「そ、それがわかったとしてどうだというのだ!」

一夏「さっき俺はお前の乳だけを触って全てを判断していた」

一夏「だがしかしッ!AVでは乳以外にも触るところがあるということだ!」

一夏「たとえば・・・まんまんとかな?」

箒「くっ!」

一夏「さて・・・もちろん触らせてくれるのだろう?」

箒「ば、ばかなっ!い、いくらなんでもそれは・・・」

一夏「ふっ」

箒「なんだ!」

一夏「負けを・・・認めるのですね?」

箒「なんだと!?」

一夏「AVは演技ではないと・・・認めるのですね?」

箒「バカ!あれは演技だ!」

一夏「なら・・・まんまんを触らせてくれるのですね?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

箒「うっ・・・」

箒(こ、こいつには”覚悟”がある!やるといったらええいもうどうでもいいや的なっ!)

箒(正直こっわっ!)

箒「そ、そういうことは大人になってからね?ね?」

一夏「つーかどうでもいいからさっさとま○こさわらせろよおおおおおおおおっ!」

箒「ぎゃあ!本音!」

一夏「さわりたいんだよおおおおおおおおっ!」

一夏「おれ!ま○こさわりたいんだよおおおおおおおおおおっ!」

一夏「お、おおお、おれッ!ま○こさわりたいんだよおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!」

箒「ど、どうどうっ」

一夏「落ち着かないからねッ!」

一夏「あっ!」

箒「今度はなに!?」

一夏「箒が駄目ならシャルにたーのもっと♪」

箒「はあああ!?そんなことされるくらいならわたしが!」

一夏「もう決めたもんねー!ばいばーい!」ピュー

箒「ま、まてッ!」ダッ



箒「はぁはぁはぁ」タッタッタ

箒「くっ、なんて足の速さだ!もう姿が見えん!」

箒「とにかく絶対に阻止せねばッ!」





一夏「あそこの角を曲がればシャルの部屋だ!」

一夏「勝ったッ!第乳部完ッ!」

一夏「シャルロットさーん!」ガチャ

シャル「い、一夏!?」グス

一夏「シャルのまんまんおーくれっ!・・・って、お前泣いてんのか?」

シャル「うぇっ!?・・・ち、ちがうよっ!こ、これはっ」グスグス

シャル「一夏が・・・もう絶交だって・・・言ったから・・・」グスッ

シャル「で、でもっ!今普通通りしゃべってくれるってことはさっ!」

シャル「あれってなにかの冗談だったんだよねっ?」

シャル「えへへっ!な、なんだかぼくの早とちりだったみたいだねっ!」

一夏「・・・シャル」

ギュ

一夏「ごめんな、俺のせいでそんなつらいおもいさせて」

シャル「あ、あわわわわっ///い、一夏ぁ///」シュポーーー

一夏「俺・・・中学のあだ名がオリムラエイプリルフールなんだ」

シャル「そ、それは斬新だねっ///」

一夏「だから、俺の言ったことなんてあまり真に受けるなよ?」

一夏「シャルのこと嫌いになるなんてありえないからさ」

シャル「・・・一夏ぁ」ポロ

箒「み、見つけたッ!」ハァハァハァ

箒「くっ!もう抱き合って・・・いや、まだ遅くないっ!」

箒「一夏ァァァァァッ!」

一夏「ん?掃除道具?」

箒「わたしのッ!まんまんをッ!ミロォォォオオオオオッ!」

箒「ハイィィィィィィっ!」ガバッ

一夏「・・・」

シャル「・・・箒?なにしてるの?」

箒「・・・えっ?」

一夏「箒、お前・・・息を切らせながら女性器を丸出しにするなんて・・・本物の変態だな」

箒「えっ?えっ?」

一夏「悪いけど、帰ってくれないか?今お前にかまってる暇じゃないんだ」

箒「えっ?えっ?えっ?」

シャル「箒・・・それは女としてぼくもどうかと思うよ」

箒「えっ?えっ?えっ?えっ?」

一夏「じゃあな箒、変態もほどほどにな」

箒「・・・・・・えっ?」

バタン

箒「・・・・・・」

箒「・・・」

箒「」

一夏「こうして俺の学園騒動は幕を閉じた」

一夏「俺は自分のわがままのために一人の女を泣かせてしまっていたことに気づかされ」

一夏「そしてそんな俺に対し献身的に相談に乗ってくれた4人の友人のためにも学園を去ることをやめた」

一夏「終わってみればなんてくだらない理由だったのだろうと心から思う」

一夏「俺はこの先卒業するまで学園を去ろうなどと決して思わないだろう」

一夏「大切な・・・あいつのためにも・・・」





ラウラ「な、なぁ嫁ぇ・・・まだ怒ってるのか?」

一夏「ふーんだ」

シャル「ま、まぁまぁっ、ラウラも悪気があってやったことじゃないんだしさっ」

一夏「・・・シャルがそういうなら」

一夏「仲直りの握手だ!」

ラウラ「よ、嫁ぇ」ジーン

ビシバシグッグッ!



ガラガラ

一夏「あ、変態だ」

箒「・・・どうしてわたしがこんな目に・・・」ブツブツ

「篠ノ之さんまた脱いだらしいわよ?」

「もうすこし節度ってものを持って欲しいわよね」

「や、やっぱり変態なんだねっ」

箒「誰が変態だこらあああああああッ!」

「「「きゃーッ!露出魔がしゃべったああああああああッ!」」」

一夏「まぁまぁ箒も悪気があってやったわけじゃないんだしさっ!」

「悪気?」

「変態に悪気ってあるの?」

箒「おまっ!ぶっ殺すッ!」チャキ


鈴「またやってんの?」

一夏「おっ?鈴か」

鈴「はい、あんた宛の小包」スッ

一夏「い、いいのか!?」

鈴「・・・まぁね」

一夏「やったーーーーッ!」

シャル「なんの小包?」

一夏「内緒♪」

シャル「?」

ガサガサ

一夏「やっと続きが見られるぜ!」

シャル「な、なにそのパッケージっ!い、いやらしいのは駄目だからねっ!」

鈴「あー、いいのよこれは」

シャル「えっ?どういうこと?」

鈴「・・・中身はアニメだから」

シャル「えっ?」

一夏「さすが弾だぜ!これはもう手に入らないからな!」

鈴「アダルトDVDのパッケージにアニメを隠してるのよ」

シャル「???」

ラウラ「普通逆じゃないのか?」

鈴「・・・そうよね、普通はね」

一夏「今日は徹夜だぜ!」

シャル「ぼくも見に行っていい?」

一夏「ん?べつにいいぞ?」

シャル「やった!」

鈴「あっ、こら!わたしも行くわよ!」

ラウラ「わたしも行くぞ!」

箒「わたしもだ!」ハァハァハァ

「「「うぐぐっ」」」ボコボコ

一夏「おう!みんなで見ようぜ!」

「ちょっとおまちになってください!」

一夏「セシリア・・・」

セシリア「今夜はわたくしとデートの約束でしてよ!」

セシリア「まさかお忘れになってたのではないでしょうね?」

一夏「い、いやっ!ちゃんと覚えていたぞ!」

セシリア「本当ですか?」ジトー

一夏「もちろんさぁ!」

セシリア「・・・ならいいですわ」ニコ

一夏「」ホッ

シャル「・・・ちょっと一夏、いいかな?」

一夏「なんじゃらほい」

鈴「セシリアとデートってどういうこと?」

一夏「Pardon me?」

ラウラ「なぜデートの約束が前もって入っているのだ?」

箒「説明を求む」

一夏「ああ、それはだな・・・」

セシリア「わたくしと一夏さんがお付き合いしているからですわ」

シャル「・・・は?」

一夏「真実はいつも一つ!」

シャル「・・・一夏ってさ、AV見れないから学園やめるとか言ってたよね?」

一夏「YES」

ラウラ「女と付き合ってるのにAVがいるのか?」

鈴「あー!またオリムラエイプリルフールなのね!なーんだ!」

箒「はっはっは!一夏はお茶目さんだなぁ!」

一夏「いやさー、セシリアのやつが中々させてくれないからさー」

一夏「たまちゃってついAVみたくなったんだよー」

一夏「ごめーんチャイチャイチャイニーズっ!」

セシリア「い、一夏さんッ!人前でなんてこと言うのですか///」

セシリア「そ、それに今夜は・・・その・・・わたくしも・・・そのつもりで・・・」

セシリア「・・・///」ポッ

一夏「えっ?マ↑ジ↓でッ!」

セシリア「・・・はい///」

一夏「よっしゃ!早退だ!今から行こうセシリア!」

セシリア「もうっ!気が早いですわ///」

一夏「いやこれマジだから!マジだよマジ!マジマジマジ!」

セシリア「///」

シャル「・・・あのさ」

一夏「はいぃ?」

ラウラ「無事にここから出られるとでも思っているのか?」

一夏「えへぇ?」

鈴「まぁ・・・2^1000くらい死んだら許してあげるわ」

一夏「んほぉ?」

箒「わたしに捨てるものなどもうない」チャキ

一夏「なんでみんな怒ってるの?え?なんで?」

シャル「さぁ?自分の胸に聞いてみれば?」

一夏「・・・」スッ

一夏「・・・乳首気持ちいい///」ハァハァ



仏殺棲



千冬「なに!?学園をやめたいだと!?」

シャル「はい」

ラウラ「意思は変わらないです」

鈴「もうチケットとりましたんで」

箒「姉が戻れってうるさいので」

千冬「・・・」

千冬「」チラ

セシリア「一夏さーーーーーーーんっ!」ウワァァァン

一夏「」死ーン

千冬「・・・」

千冬「うん、べつにいいよ」



終わり

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