パクマン「私がシンデレラガールですって?」 (28)

P「新しいアイドルと……プロデューサー?」

ちひろ「ええ、特にプロデューサがあんまりにも人手不足なんで」

ちひろ「なんでも社長のお知り合いから、期間限定で人を貸してもらえることになったとか」

P「プロデューサーが増えるのは助かりますね。で、その人たちが今日から来るんですね?」

ちひろ「はい。そろそろ時間のはずですが……」

ガッシャーン!!

???「チャオ! 私、パクマン! 今輝きの向こう側にいるの!」

P「」

ちひろ「事務所のドアがー!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396941200

●小林研究所からの刺客


ちひろ「で……あなたが新しいアイドルだと?」ギリギリ

パクマン「ヘイ嬢ちゃん、そんなアイアンクローじゃあ俺の頭を握りつぶすのが精一杯だぜ」

P「こいつがアイドルって、社長はいったいなにを血迷ったのか」

パクマン「安心しな、予行演習はバッチリだ」

パクマン「ほら、大人しく2列に並ぶんだ。心配しなくてもちゃんとみんな揉んであげるさ」エアーモミモミ

P「晶葉ロボとかじゃないんだよな? いや、だとしたら俺はあいつの天才って肩書きを疑わなきゃいけなくなるけど」

???「あのー……失礼します」

ちひろ「あっはい、いらっしゃいませー」

???「遅くなってすいませーん。一緒に来るはずだった者が迷子になってしま……」

パクマン「駄目じゃないのエルエル、時間厳守はこの業界の鉄則よ!」

???「なんでパクマンさんがいるんですかー!?」

しばらくして……


P「というわけで、今日からアイドルとして入社した……」

エルエル「エルエルです。よろしくお願いします!」

ヨロシクー エルフダー ボクホドデハナイデスガナカナカカワイイデスネ!

P「そして新プロデューサーの……」

パクマン「コードネーム『緑色のハンサム』、パクマンだ」キリッ

ザワザワ……
     ナニアレ? カエル? 

ちひろ「最初は色々と分からないことも多いだろうから、みんなでフォローしてあげてくださいね」

アイドル一堂「はーい!」

●ギャルっぽい娘の恥らう姿って良いよね


エルエル「それでね、友達のなっちゃんが……」

美嘉「マジでー、ヤバーイ!」

パクマン「そしたらジョーカーのやつがブリーフ一丁でよ……」

エルエル「うちの近所のケーキ屋さんで……」

美嘉「おいしそー」

パクマン「いやらし屋の新作饅頭がさー……」

エルエル「ダクエルっていう娘なんだけど……」

パクマン「気づいたらパンツの同じ穴に両足通しちゃってて……」

美嘉「うっさーい!」

パクマン「どうしたんだいレディ、君には笑顔のほうが似合ってる」

美嘉「あたしはエルエルちゃんと話してるの! 入ってくんな!」

エルエル「ま、まぁまぁ美嘉さんも落ち着いて」

パクマン「なによ! あたしが男だからって邪魔者扱いするのね!」

パクマン「わかったわ! それじゃあ私は今日から女! パクマン子、パクマン子って呼んでね」

エルエル「あまりその名前を連呼しないほうが……」

美嘉「え? 名前? 連呼?」

パクマン「そう、パクマン子よ、パクマン子。ほらあなたもリピートアフタミー『パクマン子』」

美嘉「え、あ、うん。パクマ……あっ!」カオマッカ

パクマン「どうしたの? パクマン子よ。パ・ク・マ・ン・コ、パクマン子」オモテナシ

美嘉「何言わせようとしてんのよっ!」バキッ!

P「あ、早苗さんですか? ちょっと厄介ごとが……」

パクマン「待て! そいつは嬉しいけど嬉しくないおっぱいだ!」

ちひろ「晶葉ちゃん、パーツに困ってない?ちょうどここにスクラップがあるんだけれど」

パクマン「おいそこの黄緑! 同じ緑だからって調子に乗ってるとすいませんでした!」

美嘉「弱っ!」

●このSSには下ネタとダジャレとゴリラとパンツしかない


楓「……」ジーッ

パクマン「……」ヌボー

楓「パクマンさんは、バグ満載」ボソッ

楓「……ンフッ、フフフ……」

パクマン「!!」

パクマン「楓とかいったな……チェンジで」

楓「……ンフッ」

楓「楓をチェンジで……フフッ」

パクマン「今気づいた、僕たちはわかりあえる!」

楓「改めてよろしくお願いします、パクマンさん」

美羽「ねぇPさん、なんであの二人握手してるの?」

P「見ちゃいけません。またブレるから」


●SS第2部には卑猥な表現が含まれるためR-18となります


薫「パクせんせぇおはようございまー!」

雪美「おはよう……パクマン……」

千佳「パクマンくんおはよー!」

仁奈「パクマン、おはよーごぜーます!」

パクマン「よく来たな、将来のパクジェンヌ達!」

P「子供たちからは絶大な人気だな」

エルエル「なぜか昔から、子供には好かれるんです」

仁奈「パクマンの気持ちになるですよ!」

パクマン「コラー! 俺の頭を持っていくんじゃねー!」

麗奈「自爆装置を取り付けてやったわ! ゥワーハッハッハ……ゲホッ」

パクマン「テメー、なんで俺に対しては悪戯のレベルを大きく越えやがる!」

光「仁奈がカエル怪人に取り込まれた!」

千佳「ラブリーパワーで助けなきゃ!」

パクマン「イヤーッ! そんなに乱暴にされたら私の頭壊れちゃうー!」

P「悪い人(?)ではないようだが……」

ちひろ「頭は悪いですよね、それに子供たちへの影響も」

●チヒロ=所長>ダクエル>>>>パクマン=バッタ


P「ただいま戻りましたー……」フラフラ

エルエル「おかえりなさーい。って、大丈夫ですか? 顔色が世紀末ですよ!」

P「あぁ、大丈夫だよ。1週間くらい寝てないだけだから」

エルエル「どう考えても大丈夫じゃないんですが……」

ちひろ「そんな仕事の疲れにはコレ! 千川印のスタミナドリンク!」

P「ヒャッハァ! スタドリだァ!」ゴキュゴキュ

エルエル「いや、そんな栄養ドリンクでどうにかなるレベルじゃ……」

P「大丈夫だ、問題ない!」ゲンキハツラツ!

エルエル「なんだか逆に怖くなってきました」

ちひろ「エルエルさんは研究所にホームステイと聞きましたが、やっぱり所長さんなんかは研究でお疲れではないですか?」

ちひろ「よろしければ試しに1箱、ご購入されてはどうですか? 今ならBPキャンディーもセットで……」

エルエル「え、いや、あの……」

ちひろ「まぁまずはこちら1箱……あれ?」

P「どうしました?」

ちひろ「ダンボールが……軽い」

パクマン「おいおい、ほんとにこれアルコール入ってるの? ただのジュースじゃん!」グビグビ

ちひろ「」

P「あ、これアカンやつや」

パクマン「エルエル、本物の栄養ドリンクってやつを見せてやれ! セミスーツの回を思い出すんだ!」

エルエル「絶対にイヤですっ!」

ちひろ「……とは……けか……」

パクマン「どうした黄緑の嬢ちゃん。パクマン組に入りたいのならまず俺の耳元でいやらしく囁いてから……」

ちひろ「言い残したことはそれだけかー!」

P「エルエルさん、とりあえず逃げましょう!」

エルエル「え? は、はい!」

パクマン「待て! 暴力だけではなにも解決しない! 僕たちはそれを知ったばかりじゃないか!」

パクマン「だからそのバット、降ろそうよ。イヤータスケテー!!」

●登山家の絆


愛海「……」ソロリソロリ

愛海「……今ッ!!」シュバッ!

エルエル「キャッ!」

愛海「エルエルさんおっはよー!」

エルエル「え? 愛海ちゃん!? ちょっと~!」

愛海「柔らかくもしっかりとしたハリ! これがエルフというものかぁ~!」

エルエル「揉まないでぇ~!」

愛海「エルフの山、堪能させてもらったよ!」ツヤツヤ

愛海「人間界だけでなくエルフ界の山まで登ることができる、ここはすばらしい事務所だね!」

パクマン「フンッ! 小娘風情が知ったような口を」

愛海「なにぃ!」

パクマン「たしかにおっぱいは素晴らしい。オッパイイッパイ僕元気」

パクマン「だがおっぱいだけで女を堪能することはできん!」ズバァーン!

愛海「なぁーんだ、そんなことか」

パクマン「なんだと!?」

愛海「あたしはおっぱいだけじゃなく、お尻も、太股も、脇も、二の腕も、うなじもあらゆる部分を味わった上で言ってるのさ!」バン!

愛海「なによりもおっぱいが大好きだと!」ババン!

愛海「あたしの好みに口出しする権利は誰にもない!」バババーン!

パクマン「なんと……しばらく見ないうちに立派に成長して……」

愛海「うひひひ……これもパクマンさんのおかげだよ」

パクマン「嬉しいことを言ってくれる。よし、それじゃあ2人で一緒にエルエルにセクハラの続きと洒落込もうぜぇ!」

愛海「サー、イエッサー!」

エルエル「あ、早苗さん、清良さーん! こっちでーす!」

パクマン・愛海「愛海(パクマンさん)!ここは任せた!」

パクマン「ってなにテメー逃げようとしてやがる!」

愛海「パクマンさんこそ!」

清良「あらあら、二人とも仲良しねぇ」

早苗「それじゃあ仲良くお仕置き、受けよっか」

パクマン・愛海「」

●コバヤシ脅威のメカニズム


パクマン「プッハ~! 仕事の後はこの一杯に限るね」

エルエル「また勝手にエナドリ持ち出して……どうなっても知りませんよ」

晶葉「パクマンだったかな、ちょっといいか?」

パクマン「どうしたんだいレディ? 俺に触れると感電するぜ」

晶葉「それはただの漏電ではないか? いや、そんなことではなく、とりあえず私のラボへ来てくれ」

パクマン「少女から僕への熱いアプローチ! しまった、勝負ブリーフを履き忘れた!」

エルエル「いつも履いてないじゃないですか……」

晶葉「馬鹿なことをやってないで早く来てくれ。それとエルエル、君も着いてきてくれ」

エルエル「私もですか?」

パクマン「彼女は新たなプレイをお望みのようだ。さぁ君も来るんだ」

エルエル「嫌な予感しかしないんですが……」

in池袋Lab

ウサちゃんロボ「ウサー」ワラワラ

エルエル「兎さんのロボットがこんなに……ここは天国ですか!? パクマンさん、私このうちの子になります!!」

パクマン「いかん、エルエルが壊れた。晶葉、いそいで俺の股間にジェノサイドキャノンをセットするんだ!」

晶葉「ジェノサイドキャノン!? そんなものはここにはないぞ!」

パクマン「なんだと!? こうなったら俺のマキシマムエンジンを直接、やつの弱点である尻に押し付けるしかない!」

パクマン「ええい、ままよっ!」パクジャーンプ!

お月見ウサちゃん「ウサー?」

エルエル「キャー! この子もカワイー!」ドカッ

パクマン「グヘッ!」

パクマン「故郷の恋人に伝えておくれ。パクマンは最期のときまで戦士であったと……」ガクッ

晶葉「騒ぐのはそれくらいにして、そろそろ私の話を聞いてくれないか? エルエルも少し落ち着いてくれ」

エルエル「あ、すいません。兎さんに囲まれて我を忘れてしまいました……」ペコリ

パクマン「テメーはウサ吾郎! ここで会ったが百年目、ウサ吉の仇取らせてもらう!」

ウサちゃんロボ「ウサー!?」シラナイシラナイ!

晶葉「話を聞けと言ってるだろうが!」

パクールダウン……


晶葉「私が聞きたいのは、君のエネルギーについてだ」

晶葉「君がドリンクを飲んだりものを食べたりする姿はよく見かけるが、充電をしているところを見たことがない」

晶葉「普通のロボならともかく、キミのあのアグレッシブさから考えると充電が足りているとは思えないのだが、やはり太陽光などでも充電しているのか?」

エルエル「えっと、それはそのー……」

パクマン「よく食べて飲んで寝る! それ以外に何が必要というのかね?」

晶葉「なに? どういうことだ?」

エルエル「パクマンさんは普通にごはんを食べて、それで動いてるんです」

晶葉「なんだと……そんなロボットがすでに完成していたというのか!?」

晶葉「異常はあるとはいえここまで高度なAIを搭載し、さらに飲食までできるとは……」

エルエル「そのあたりはほとんど人間と同じで、おねしょなんかもたまにしますよ」

パクマン「やだもーエルエルったら! あの夜のことは二人だけの秘密って言ったじゃないの」

晶葉「ここまで高性能なロボット、いったい誰が作ったんだ!? ぜひ教えてくれ!」

エルエル「作った人っていうと……所長ですかね?」

晶葉「キミの滞在している研究所の所長だな! 名前は!?」

エルエル「所長のお名前はですね……」

晶葉「うむ」

エルエル「えっと……その……」

晶葉「うん?」

パクマン「待ってくれ晶葉よ。出番の少ない年増の名前だ、エルエルが覚えていないのも無理はない」

エルエル「いや、違うんです! ただほんのちょっとだけド忘れしちゃっただけで」

パクマン「俺のハイテクメモリーにはこう刻まれている。そう、ゴリ山モンキー所長だ!」

晶葉「ゴリ山、モンキー……? ずいぶんとハイセンスな名前だな」

???「レンガキーック!」バキャ!

パクマン「パクマンさんが飛んだー!」

???「出番がなさそうなんで来てみれば、誰がゴリ山だ!」

エルエル「所長! いらしてたんですか?」

晶葉「なに!? ではこの人が?」

コバヤシ「小林研究所所長の小林だ。よろしく、池袋さん」

晶葉「あ、ああ。よろしく。ところですごい勢いで吹っ飛んだあいつは……」

コバヤシ「ん? ああ、あれなら大丈夫大丈夫。頭の中なんてほぼ空っぽだから」

晶葉「なに!? ではあの寸胴ボディのほうにスーパーテクノロジーが詰まっているのだな」キラキラ

ヤンヤヤンヤ

エルエル「お二人とも、とても活き活きしてますね」

パクマン「少女の笑顔を守るため、パクマンはあえて攻撃を受けたのであった……」

エルエル「パクマンさんのはただの自業自得です!」

コバヤシ「エルエルー! お前も名前忘れてたの刑でおしおきだからなー」

エルエル「ごめんなさいー!」


翌日

ウサちゃんロボA「反政府ゴリラ!」

ウサちゃんロボB「ゴリラの理想郷シャンゴリラ!」

P「おい晶葉、ウサちゃんロボがバグってるぞ」

晶葉「いや、設定通りだ」

パクマン「テメーら俺のゴリラネタを盗るんじゃねー!」

とりあえず今日はここまで
仕事が多すぎるストレスから、仕事中に書いてみた
ゲノムを知ってる人がいてくれたことがなにより嬉しいです

●パクマン音頭で夢心地

フレデリカ「フンフンフフーン フンフフー」

フレデリカ「フレデリカー♪」

フレデリカ「フンフンフフーン フンフフー」

パクマン「メスゴリラー♪」

フレデリカ「!?」

パクマン「ホッホッウッホー ウッホホー」

パクマン「メスゴリラー♪」

フレデリカ「パクマンちゃんおもしろーい。あ、アタシ、ゴリラになっちゃった!」

パクマン「たとえゴリラになっても僕の愛は変わらない……あ、バナナ喰う?」ハッチオープン

フレデリカ「スゴーイ、変なとこからバナナ出てきた! 食べないけど!」

パクマン「お前らをトップアイドルにするなんざ、俺にしてみれば豆柴とリス猿とウズラを引き連れて鬼退治するくらいの朝飯前だ!」バナナモグモグ

フレデリカ「なんかカッコイー! でも全然意味わかんない」

パクマン「ところでなんなんだ? さっきの歌は」

フレデリカ「わかんなーい。ついクセで歌っちゃうの」

パクマン「つまり俺が女の尻を見ると感情の高まりを抑えられないのと同じなわけか」

フレデリカ「知らないけどたぶんそんな感じー」

フレデリカ「フンフンフフーン フンフフー」

パク・フレ「メスゴリラー♪」

後日

フレデリカ「フンフンフフーン フンフフー」

泰葉・清美・乃々・夕美「メスゴリラー♪」

P「ウサちゃんの次はおまえらかっ!」

パクマン「毛のないゴリラが電車をジャック~」

フレデリカ「おぉ、パクマン♪」

●ロボットぽんこつ


まゆ(おはようございます。佐久間まゆです)

まゆ(早朝の誰も居ない事務所、まゆはクローゼットの中に隠れています)

まゆ(いつも一番に出社してくるPさん。そんなPさんとの2人きりの時間はとても大切)

まゆ(でもたまには、1人のときにPさんがどんなことをしているのかを眺めるのも悪くないと思います)

ガチャッ

まゆ(さっそくPさんが現れたようです。それではこの隙間から様子を……)

パクマン「こちらパク、事務所への潜入に成功した……」

まゆ(な、なんでパクマンさんが……)

パクマン「よし、今日はまだPの野郎は来てないみたいだな。ついに僕たちは勝利を掴んだ」

まゆ(そういえばあまり気にしてなかったですけど、最近はPさんの次くらいにパクマンさんが来ることが多かった気がします)

まゆ(ふざけているようだけど、意外にまじめな方なのかもしれませんねぇ。お仕事している姿を見たことがないですが……)

パクマン「せっかく一番に着いたんだ、軽く体操でもするかな」

パクマン「アーマーパージ! グレイスフルフォーム!」シャクトリボディ!

まゆ(体がっ!? な、なにをするつもりですかぁ……?)

パクマン「体を横に曲げる運動ー! オイッチニ、サーンシ!」グニャングニャン

まゆ「ひっ!」ガタッ

パクマン「ムムッ! 曲者か!」

まゆ(音を立ててしまいました……Pさんもまだ来ないですし、大人しく出て行きましょ)

パクマン「サーチモードオン! ターボモーター起動!」エクソシストダッシュ

まゆ「ひぃぃっ!!」

パクマン「悪ぃ~子はどぉ~こだ~……」カサカサカサ

まゆ(こ、怖くて出られません……)

数分後

まゆ(外が静かになりましたねぇ。パクマンさんの声も聞こえませんし、隙間からちょっとだけ様子を見てみましょうか)チラッ

パクマン「見つけたよ、君の心の隙間」ゼロキョリパクマン

まゆ「」

さらに数分後

まゆ「ひっぐ、ふぇ……」

ちひろ「セクハラ発言だけでなく、女の子を泣かせて……」ギリギリ

パクマン「誤解だ! なんて最悪なタイミングで出てきやがる」

ちひろ「言い訳無用! 大人しくお縄につきなさい!」

パクマン「テメーも泣いてねぇで俺の無実を説明しろ!」

まゆ「ひぅ!」

この後、立ち直ったまゆの説明により大怪我で済みました

●姫騎士ヒナコ

パクマン「……」ボヘー

比菜子「……」ムフ・・・ムフフ

パクマン(薄暗い地下牢に捕らえられたヒナコ姫。

パクマン「良い格好ですな、ヒナコ姫」

牢の扉をくぐりながら、パクマンは下卑た笑みを浮かべる。

ヒナコ「ヒナコはどんな辱めにも屈しません! きっと王子が助けにきて・・・・・・」

パクマン「王子とはこの者のことですかなぁ?」

パクマンはヒナコの言葉を遮り、牢の外を指差す。

ヒナコ「まさか・・・・・・王子!」

パクマン「フフフ・・・・・・あなたを人質にしたと言ったら、抵抗もせずにあっさりと捕まりましたよ」

ヒナコ「そんな・・・・・・王子、王子!!」

王子「すまない・・・・・・ヒナコ、すまない!」

傷だらけの顔を涙で濡らし、王子はヒナコに謝り続ける。

パクマン「感動の再会はここまでです。さぁ、ヒナコ姫・・・・・・」

パクマンの股間から無数の触手が伸びる。

ヒナコ「いや・・・・・・イヤッ! 来ないで!」

ヒナコの言葉に応えることなく、触手達は一斉にヒナコへ襲い掛かった!」

日菜子(堅く瞳を閉じるヒナコ。しかし触手はいつまでたってもヒナコに触れることがありません。

恐る恐る、目を開くヒナコ。そこには地下牢に飛び散った、切り捨てられた触手の残骸があったのです。

パクマン「ムゥ・・・・・・貴様、なぜ!?」

剣を構えパクマンと対峙するのは、捕まったはずの王子でした。

王子「遅くなってすまない。ヒナコ、助けに来たよ」

ヒナコ「王子、王子ぃ・・・・・・」

ヒナコは王子の胸に抱きつきます。王子もそっとヒナコを抱き返しました。

パクマン「貴様は確かに捕らえたはず・・・・・・」

王子「捕らわれたあいつは影武者だ! パクマン、覚悟!」

ヒナコの体から手を離すと、王子は剣を構えパクマンへ駆けます!」

パクマン「ズドーン! しかしパクマンの股間から生えたダイナミック砲が王子に向けて火を噴いた!」

日菜子「カキーン! しかし王子は手にした剣で弾をはじき返します!」

パクマン「なんの! パクマンは両目からハンサムビームを放ちつつ、口から1兆度の炎を吹いた」

日菜子「王子のハンサムなスマイルの前にビームは跳ね返され、なんやかんや炎も消えました!」

パクマン「えっと、それじゃあパクマンの乳首からすっげえ破壊光線! ビビーッ!!」

日菜子「王子は華麗にロンダートからの後方伸身2回宙返りで回避!」

ヤンヤヤンヤ!

P「あいつらはいったいなにをやってるんだ・・・・・・あとその横でメモとってる比奈も」

奈緒「お互いの妄想がどんどん加熱してったみたいだなぁ。荒木センセは『こういうトンデモ系はコアなファンがついたりするッス』だってさ」

P「やめろ比奈、それはコアなファンがついて他のファンが消える方向だ」

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