男「もう俺ら2年か。」
友「中2だがな。」
男「俺ら進級して、英語の先生他の学校行ったし」
友「いい先生だったんだけどな」
男「今度カラオケ行かね?」
友「アニソンしか歌えないwww」
男「俺もなんだけどwww男二人でアニソンかぁwwまぁいいよ行こう」
友「ああ」
男「同じクラスだなぁ」
友「良かったな。席も近いし。」
男「担任うざいなww俺数学の教科苦手ww数学の先生担任ww」
友「俺は国語は苦手だなぁ語彙とか良く分かんない」
男「語彙って単語じゃなかった?」
友「まあいいよ。今日午前で帰りだし午後駅前行かね?」
男「いいよ。俺ら部活入ってなくて良かったな。」
午後 駅前
男「わぁ人が多い」
友「当たり前だろ。駅前だし。これからの方が人多くなるがな」
男「サラリーマンとかか」
友「当たり。この辺居酒屋多いし。まずモールの中行こうぜ。」
男「このモールゲーセンないってふざけてんだろw」
友「あっても、金ばっか使うからな。太鼓とか」
男「1回200円だっけ。確かお前マイバチ持ってたよな??」
友「持ってない持ってない!!」
一週間後
男「昨日カラオケ楽しかったなぁ」
友「お前最初の曲から紅蓮の弓矢かよww」
男「あの日はハイテンションだったんで」
友「なんかアニソンっていっても俺マニアックな曲ばっかりだったなぁ」
友「アンインストールとかww」
男「その曲は初めて聴いたよ」
友「知名度低っ!」
男「ははははは」
男(色々話してるけど俺は友以外友達がいないなぁ・・・友はいるのに・・・)
女「友くーん」
友「あっちょっと行ってくるわ」
男「おう」
数週間後
男「授業つまんねぇなぁ」
友「今日もカラオケ行かね?」
男「またかよ?2日くらい連続で行ってね?」
友「カラオケにハマった。」
男「じゃあいくか。次英語の授業だ。」
男「you say yes i say now you say why 」
友「発音いいなww張りきり過ぎwww」
男「普通だよwww」
友「英語の授業で練習するなww」
男「歌うたうんだからしょうがねーじゃん」
友「まぁそうかwwww」
数日後
男(友は本当に今までで最高にいい友達だなぁ。高校も同じとこいくかな。あっ来た。)
男(またカラオケ誘いに来たのかな)ワクワク
友「おー」
男「やぁ」
友「ちょっと相談したいことがあるんだけどさ・・・」
男「何??」
友「最近俺金ないんだよね」
男「だから・・・どうしろと?」
友「ちょっと万引きしてきてよ。そこの本屋でとってきてブッ○オフとかで売ればいいから。」
男「いや・・・でも。俺の年齢だと売れないと思うんだが・・・」
友「親居れば売れるだろ?それかお前にいちゃんいるじゃん。」
男「兄ちゃんは19だから売れるけど・・・」
友「な?お願い。一生のお願いだ。友達だろ?」
友「金が入ればカラオケだって行けるだろ?な?一回でもいいから。」
男「はぁ・・・一回な。」
男(俺ってお人好しなのかな・・・)
午後8時頃
ピロリロリー ピロリロリー
男「メールだ。「頑張れ。」か」
男「ちょっと出掛けてくる。」
母「行ってらっしゃい。早く帰ってくるのよ」
ガチャッ
男「家から本屋はすぐだ。」タタタタタ
ガーッ
店員「いらっしゃいませー」
男(バッグあるかた一杯お持ち帰り出来るなぁ・・・)キョロ キョロ
男(監視カメラもない。よし。)サッ サッ
男(2冊ゲット。まだ全然入るな)
店員「」パタパタ
男「掃除くんじゃねぇよ。盗れねぇじゃねぇか」
男(向こう側に回り込もう。)
男(なんだこのベストな場所!カメラも店員も客もない。見られることはない。)
男(よぉーし。この棚は全部ラノベかぁ)ガサガサ ガサガサ ジィーーッ
男(チャックしめればバレない。とるとき開ければいいんだ。)ガサガサ ガサガサ
男(やったぁぁぁ。いくらかなぁ。本だし売ってもブッ○オフなら安いか・・・)ガサガサ
男(楽しい。スリルがあるなぁ)ガサガサ
男(そろそろ一杯だ。帰ろう)ジィーーッ スタスタ スタスタ
店員(あの子・・・来るときカバン小さくなかったかな?破裂しそうなくらい膨らんでるが・・・)
店員「ちょっと君~」
男「はい?」
店員「カバン見てもいいかな?」
男「あぁいっすよ。見るだけならwww」
店員「んー?」ジィーーッ
男「アッー」ダダダダダ
店員「おい!!止まれ!!」ズダダダダダ
男「ぐっ・・・」
男(捕まった・・・)
ピロリロリー ピロリロリー
男「メールだ。」
店員「ちょっと事務所まで来て。」
男「ええ。」
店員「どうしてこんなことしたの?」
男「友達に命令されて・・・ここで万引きしてこいと。」
店員「それで見つかったと。」カキカキ
店員「まずどこの学校?」
男「そこの○○中学です。」
店員「住所と名前と電話番号教えて。その友達の子のも。」カキカキカキカキ
男「えっと住所は~~~~~~~です。」
店員「おっけ。今おや呼ぶからまってて。携帯ちょっと貸して。」バッ
男「アッー」
店員「もしもし。男くんのお母さんですか?今うちの本屋で万引きしてたのを発見して・・・」
店員「はい。はい。それじゃ失礼します」ガチャ
店員「ここに君の友達も呼ぶから。」
店員「全て洗いざらい言えば警察には言わないでおくけど、本の量がおおいからなぁ。」
店員「3-4冊ならいいけど30冊位持ってってるしなぁ」
店員「警察沙汰になるかもしんないなぁ。」
男「・・・」
親到着。
母「この度はうちの子が大変ご迷惑をかけてしまって」
店員「いえ。悪いんですが、このままこの本を売ると言うわけにはいかないんですよ。」
店員「外に勝手に持ち出してるし、キズや汚れも等の事もあって、新刊として売れないんですよ。」
母「ええ。」
友到着
友「見つかったのか・・・」
友母「うちの子は命令してしまって、あなたのお子さんが実行をしてしまったんですか?」
母「ええ。」
友母「本当にうちの子が申し訳ないことをしてしまって・・・」
次の日
担任「お前ら何してんだよ。」
担任「万引きした生徒がこの学校に通っていますなんて。この学校の恥さらしだよ。」
担任「なぁ男!!!お前実行したんだろ?ああ?」
担任「本当にもうろくでもないことして・・・」
男(これから人の言うことをなんでもかんでも信じないようにしよう。)
男(家でも今回の件でいろんな目にあった。この万引きがおきてから友とカラオケは行っていない。)
男(まだ学校の生徒に万引きは広まってない。友が店員に呼び出されたときどんな気持ちだったのか。)
男(この世は不思議で本当に不思議です。)
~fin~ 最後らへんはあんま覚えてないです。いちお実話
ちなみに本屋から出た後のメールの内容は、「どうだった?何冊盗った?」でした
以上
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