ワンコたち「「「あそんでーあそんでー」」」男「こら、騒ぐな」(36)

初SS
ワンコは5歳くらいの子供で、尻尾と耳が生えてるだけ
癒されたい奴らはついてこい

ここはとある男の子のおうち
家にはゴールデンくん♂、柴犬ちゃん♀、ダックスちゃん♀がいました

ゴールデン「おとこー、あそんでー」パタパタ

柴犬「わふわふ、あそんであそんでー」

ダックス「ひまなのー」

男「じゃあ散歩にでも行くか?」

「「「いくー!!」」」

男「春とはいえまだ寒いからな、ちゃんとあったかくするんだぞ」

ゴールデン「パンツだけじゃダメかー?」

男「チャレンジャーだなお前、却下」

柴犬「えへへ、おさんぽだあー」

ダックス「おそとさむい?さむい?」

男「寒いぞ、今日の最高気温は真冬並みらしいからな」

+++外+++

ゴールデン「おおーさむいー!」ガタガタ

柴犬「おとこさん、だっこー!こごえちゃうよー」ピョンピョン

ダックス「さむいのー、でもおそとうれしいの」

男「こら柴犬、抱っこしたら散歩の意味がないだろ?いいから走ってからだあっためろ」

ゴールデン「あなほっていい!?あなほってもいい!?」

男「公園限定だが許可する」

ゴールデン「きょかされた!」

ワンコたちの歩くペースはバラバラです
ゴールデンくんは走るのと同じくらいで、柴犬ちゃんは男くんに合わせてて、ダックスちゃんは小さいので遅いです
なので男くんはどの子に合わせればいいのかわかりません

ゴールデン「おとこ!あれなに?なに?」

男「あれはホームレスだ、近付いちゃダメだぞ」

柴犬「おとこさん、あの人間さんくちゃいー!」

ダックス「zzZZZ」

男「こらダックス寝るな」

+++公園+++

ゴールデン「わっせわっせわっせ」ザックザック

男「あんま深く掘るなよー?埋めるの大変になるから」

柴犬「おとこさん、ボールなげてください」トコトコ

男「柴犬は見た目の割に活発だよな、じゃあ投げるぞ」ポーイ

柴犬「わーいわーい」

ダックス「わふ~、ひなたぼっこお」

男「ダックス、これお前らの運動のためにやってるってわかってるよな?」

ダックス「zzZZZ」スピー

柴犬「おとこさん、おみやげあげる」

男「おう、でっかい木の枝だな、ボールどうした?」

ゴールデン「わっせわっせわっせ、あ、なんかきんぴかなのでてきた!」

男(枝を貰っても困るんだがなあ。ダックスの頭にでも乗っけとくか)ポン

ダックス「おとこ、よけいなことしないでほしいの」

男「起きたか」

ゴールデン「なんだこのがいこつ!?なんかすごいことになりそう!」

男「なあダックス、たまには走り回ろうと思わないのか?」

ダックス「おひるねのほうがだいじなのー!じゃましないでー!」

柴犬「おとこさん、あたらしいおみやげあげる!こんどは虫さん」

男「ああうん、柴犬、あんま拾ってくんな、困る」

柴犬「わふう……(´・ω・`)」ショボーン

男「そう落ち込むなよ。帰りにお菓子買ってやるから」ナデナデ

柴犬「あのねあのね、コアラのマーチかってもらってもいい?」パタパタ

男「わかった、買ってやるよ」






ゴールデン「そうか、これがわんぴーすだったのか!」

ダックス「zzZZZ」

ダックス「zzZZZ」

ダックス「zzZZZ」

ダックス「zzZZZ」

ダックス「はっ!!」ピコーン

ダックス「おとこっおとこっ!おもいついたの!」ガブガブ

男「痛い痛い痛い、噛むな」

ダックス「でんぐりがえしー」ゴロン

男「からの?」

ダックス「へんなかおー(*´ω`)」

男(可愛い)

ゴールデン「おとこー、たしけてー!」キューンキューン

男「どうした?」

ゴールデン「あなからでられなくなったー」ウワーン

男「相変わらずゴールデンは頭が悪いなあ、ちょっとは考えて穴掘ってくれよ」

ゴールデン「だしてっだしてっ!」ピョンピョン

出す?
出さない?

>>13

埋める

男「よーしゴールデン、ちょっと埋まっておこうか」

ゴールデン「なんで!?」

男「あんま深く掘るなって言っただろ?それを守らないヤツは埋められて当然だ」

ゴールデン「ごめんなざあああああああああああああい!!」ウワーン

男「フゥーッハッハッハッハッハッハ!!」

ゴールデン「うめないでー」キューンキューン

男「……」

ゴールデン「わうー」グスッ

男「悪かったよ、今出してやるから」ヒョイ

ゴールデン「もういぢわるしない?」グスッ

男「しないしない」

ゴールデン「ほんと?」

男「ほんと」

ゴールデン「ほんとのほんと?」

男「ほんとのほんとだ、いじめて悪かったよ」

ゴールデン「ごわがっだ……ごのままうめられちゃうのかとおもっだ」ギュー

男「大丈夫だよ、マジで埋める気はなかったから、ほら男がいつまでも泣くな」

ゴールデン「……じゅーす」

男「ん?」

ゴールデン「じゅーすかってくれたら……なきやむ」

男「お前、結構したたかだな」

ゴールデン「だめ?」グスッ

男「ダメじゃないよ、怖い思いさせたんだからそのくらい買ってやる」

男「ついでだから柴犬とダックスにも買ってやっていいか?」

ゴールデン「うん、ひとりだけはずっこいもんね」

男「そうか、ゴールデンは優しいな、おーい、2匹ともジュース買ってやるぞー」

柴犬「わーい!」

ダックス「わふ……こーひーが、ほしいの」

男「カフェインないと起きれんのか」

ダックス「かってきてほしいのー、でないとしばいぬちゃんのせなかをふみふみしちゃうの」

柴犬「きゃーきゃー」キャッキャキャッキャ

ゴールデン「し、しばいぬをいぢめるなー!」

男(柴犬が楽しんでるから脅されてる気にならんのだが……)

ゴールデン「ふんぬぬぬ」ペシペシ

ダックス「いたいのー、やめるのー」フミフミ

柴犬「おとこさーん、これどうしよー?」

男「あ、うん、されるがままでいいんじゃないかな、柴犬は踏まれてもそんなに嫌じゃないんだろ?」

柴犬「わん!」(`・ω・´)シュタッ

男「背筋伸ばして肯定しなくていいから」

ゴールデン「グスッ……しばいぬがかわいそうだろお」ペシペシ

ダックス「だったらはやくこーひーをかってくるの」フミフミ

柴犬「きゃーきゃー、へるぷみー」

男(ゴールデンは柴犬のこと好きだからなあ、いじめられてたら必死に守って当然か)

男(このままにさせとくわけにもイカンしさっさとコーヒーを買って来てやろう)

男(でもその前にっと)ヒョイ

ダックス「んむー?」

男「ダックス、ちょっと席外そうな、コーヒー飲ませてやるから」

ダックス「わかればよろしいなの」

男「じゃあゴールデン、ジュース買ってくるから柴犬を介抱してやれよ」

ゴールデン「え!?」ドキッ

柴犬「ゴールデンくん、おすわりしてまってよっかー?」

ゴールデン「しばいぬとふたりっきり!?///」

男(頑張って株を上げろよ、ゴールデン)

+++自販機+++

ダックス「だっくすこーひーがいいの!なまえがおんなじなの!」

男「ダックスじゃなくてMAXな、まあ似てるけど」

???「あれ?先輩ですか?」

男「よう後輩、奇遇だな」

後輩「残念な奇遇ですね、通報したいです」

男(何でコイツこんなに罵倒できんの?俺何かしたかな?)

後輩「そのワンちゃん、誘拐しましたね?」

男「何で確信を持って言うの?うちのペットだよ?」

後輩「汚らしい」

男「うちのダックスが汚いっていうのか!?可愛いだろ!」

後輩「いえ、ダックスちゃん……というワンちゃんは可愛いです、もふもふしたいです」

後輩「でも先輩の存在にイラッときました、知恵袋で相談したい気分です」

男「それ、多分『牛乳でも飲んで落ち着きましょう』って回答しかされないんじゃね?」

後輩「ひ、人のコンプレックスを刺激するなんてサイテーです!」グスッ

男「してなくね?」

ダックス「こーひー、こーひー、こーひー」

男「ああはいはい、買ってあげるから大人しくしてなさい」

後輩「私だって、私だって頑張ってるのに……」ポロポロ

男(めんどくさっ!)

ダックス「こーひーありがとなの、ゴールデンたちのところにもどってるの」ダッ

男「ちょっ、ダックスさん!?テメェ逃げやがったな!?」

後輩「何がいけないんです!?お姉ちゃんもお母さんも大きいのに、どうして私だけおおきくならないんです!?」

男「もういっそ好きな人に揉んで貰えよ、そしたら大きくなるから」

後輩「」

男「いやほら、性的な接触で揉まれると大きくなるっていうし」

後輩「……いやらしいです、お姉ちゃんに言い付けてやりますから覚悟して下さい」

男(へっ、巨乳に頼らないと生きていけないのか、貧乳は)

男(とか言ったら間違いなく殴られるか泣かれるな)

男「いいじゃないか、ちっぱいだって」

後輩「え?」

男「いやむしろ小さい方がいい!だって巨乳はもれなく全員ウエストが太いじゃん」

男「くびれがなくてだるんだるんのおなかより、無駄な贅肉のない体型の方がいいに決まってる!」

男「ツルペタ万歳!」






後輩「警察呼びました」

男「Oh……」

男(冗談かと思ったらマジだった)

男(お巡りさんが来たから俺はワンコたちを連れて全力で逃げ、家に駆けこんだ)

男(けど別れる際に見せた後輩の顔は、何かを勝ち取った人間のそれだった気がする)

柴犬「おとこさーん、おさんぽおわりー?」

男「ああ、今日はもうダメっぽい」

ゴールデン「そっかー(´・ω・`)」ショボーン

柴犬「じゃあおうちであそぼっか(´・ω・`)」ショボーン

ダックス「おひるねするの……zzZZZ」

男「はい、これさっきのジュースな」

男「ゴールデンにはピルクルで、柴犬にはピーチジュース」

「「ありがとー!」」

男(後輩もこのくらい素直ならモテるのになあ……)

+++後輩の家+++

後輩「……」モミモミ

後輩「……」モミモミ

後輩「……んっ」モミモミ

後輩「…ぁ……せんぱ、い」モミモミ

後輩「……」ピタ

後輩(も、揉まれてる気分だけじゃダメ……かな?)




後輩姉「下は触らないの?」

後輩「」

後輩「お、おねえちゃ……うわああああああああああ!!!」

後輩姉「ごめんね、妹の部屋から艶めかしい声が聞こえてきたからつい」

後輩「その場合は聞こえないフリしてそっとしといて下さい!」

後輩姉「お姉ちゃんもそう思ったんだけどね、ちゃんとまともに処理してるのか気になっちゃって」

後輩「歪んだオナ……ニ、なんて、しませんよ」

後輩姉「それならいいんだけど、あんまやり過ぎて膜とか破れたら男くんに幻滅されちゃうでしょ?」

後輩「どうして先輩が出てくるんです?」ジトッ

後輩姉「そりゃあ仲睦まじいところを何回か見てるからね、けど男くん、後輩はタイプじゃないかもよ?」

後輩「え……?」

後輩姉「男くんはどう考えても犬派だからね、後輩みたいな猫系女子は眼中にないかも」

後輩「そんなのにカテゴライズしないで下さい!」

後輩姉「じゃあ今度クラスの男子に訊いてみたら?猫系女子ってあるの、って」

後輩「いやですよ……というかクラスの男子は私の胸元を見る度に鼻で笑うから嫌いです」

後輩姉(そりゃ万年Bカップは眺めるに値しないものね)タユン

後輩「で?その猫系女子から脱却するにはどうすればいいんです?」

後輩姉「そして男くん好みの犬系女子へのなり方も教えろ、と?」ニヤニヤ

後輩「けっこーです!」

後輩姉「はーい、減点」

後輩「!?」

後輩姉「犬系女子は常に従順で好奇心旺盛でないと務まりませーん」

後輩姉「言うなればえるたそみたいな感じかな」

後輩「よくわかりませんが、お姉ちゃんがアニメの話を現実に持ち込もうとしてることだけはわかりました」

後輩姉「アニメは文化よ」ビシッ

後輩「これだからアニメばかり見る人は面倒なんです……」

+++男の家+++

柴犬「おとこさーん、だっこー」

男「わりい、今勉強してるから後にしてくれ」

柴犬「だっこー!」ピョンピョン

男「……」

男「ゴールデン、柴犬と遊んでやってくれ」

ゴールデン「だっこ」

男「柴犬と遊んでやって……」

「「だっこー!!」」

男「」

男(しょうがないから膝に乗せてやったけど……)

ゴールデン「むふー」

柴犬「んふふ~」

男(勉強しづらいな)

ゴールデン「ねえおとこー、これなんてかいてあるの?」

男「わかんなくていいだろ?どうせ学校行かないんだし」

柴犬「わたしはのってるだけでしあわせ~」

男「何だかんだで柴犬の相手が一番楽だよ」

ゴールデン「ういーん、がっしょーん」

男「で、お前は何してんの?」

ゴールデン「おとこのおひざ、ろぼっとのこくぴっとみたい!!」

男「ああ、コクピットか、お子様だなあ」

柴犬「おとこさん、ろぼっとなのー?」クンクン

男「ちゃんと人間の匂いがするだろ?あと恥ずかしいから股間の辺りを嗅がないでくれ」

柴犬「でもここがおとこさんのにおいつよいもん」クンクン

男(見た目がほとんど幼女と変わらないワンコに股間嗅がれるとかどんな羞恥プレイだよ)

ゴールデン「おれもかぐー!」

男「嗅がないでロボットごっこやっててお願いだから!」

ID変わってるの気付かんかったorz

ダックス「おとこ、どうしたの?」トコトコ

男「人間かどうか確かめられてるらしい」

ダックス「にんげんじゃないの?」

男「俺、そんなに怪しい存在か?」

男「なあゴールデンに柴犬、俺ちゃんと人間だろ?」

ゴールデン「あきたからおろしてー」

柴犬「わたしもー」

男「自由気まま過ぎる!」

ダックス「じゃあかわりにたしかめるの?」

男「宿題させて欲しいの」

ダックス「まねするななの!」プンスカ

男「高校生の社会じゃそんな口調の女子がいないから気になってな」

ダックス「いないの?」

男「うん、いない」

ダックス「とっきょしんせーするの!」フンスッ

男「れんちょんがいるから難しいなあ」

ダックス「このうえがあるの?(´・ω・`)」

男「うん」

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