愛海「うひひ……」くるみ「ふええ……」ほたる「あの……」CuP「デュエルしろよ」 (103)



※遊戯王SSデス




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~事務所~


くるみ「やっ……離してぇ……!」ぷにゅんぷにゅん


愛海「あーもう凄いぃぃ!!これであたしより年下とか将来が楽しみ過ぎる!!いや今現在でも素晴らしすぎるぅ!ふぉぉ……!!」もみゅんもみゅん


くるみ「ふえぇ……だれか助けてぇ……」むにゅんむにゅん


がちゃっ


ほたる「ただいま戻りました……って」


くるみ「ぷろでゅーしゃー……たすけてぇ……」もにゅんもにゅん


愛海「あ、プロデューサー!!あたしこの子とユニット組みたい!!!!」


CuP「まずはその手を離せ。くるみ泣いてるだろうが」襟首ガッ


愛海「がッ?!ちょ……プロデューサー、締まってる……首締まってるから……!」ギリギリ

CuP「ったく……くるみ、大丈夫か?」


くるみ「うぅ……ぷろでゅーしゃー……ぐすっ……くるみもうアイドルやめたい……」


CuP「やめるも何もまだ始まってすらないだろうが。この馬鹿は後できっちり絞っておくから気にするな」


くるみ「うん……」


愛海「ぁの……現在進行形で首周りが絞られてるっていうか……そろそろヤバいって……」ギリギリ


CuP「ったく……ちったぁ反省したか?」ぱっ


愛海「げほっ……あ゛ー、うん……あんまりにも衝撃的だったからちょっと我を失ってたよ……」


CuP「ほら、ちゃんと謝れ」


愛海「うん、わかってるって。……ごめんね、いきなり襲われて怖かったでしょ?」


くるみ「え……あの……うん……怖かった……」


愛海「ほんとーーにごめん!!こういうことは今後はもう二度と……無理矢理はしないから!!」


くるみ「ひゃい……」


CuP「無理矢理じゃなくてもするなよ……」


愛海「合意があればセーフでしょ!?」

ほたる「あの……プロデューサーさん、その子は?」


CuP「ああ、今紹介する……今日から新しくこの事務所に所属することになった、大沼くるみだ。少し前に俺がスカウトしてきた」


くるみ「よ、よろしくお願いしましゅ……」


ほたる「私は白菊ほたるだよ。よろしくね、くるみちゃん……くるみさん?」


CuP「ほたる、くるみはお前と同い年だ」


ほたる「え、そうなんですか。ならくるみちゃんだね」


くるみ「う、うん……ほたるちゃん」


愛海「これで13歳とかびっくりだよね!!あ、あたしは棟方愛海!よろしく!!」


くるみ「あっ、ひゃい……」


CuP「てめぇは名も名乗らず襲ってたのか?」


愛海「あ、あはは……反省してるってば……」

CuP「……まぁ、将来的にはお前達3人でユニットを組ませることも考えつつスカウトしてきたが」


愛海「ほんと!!?」


CuP「がだ。……くるみ、こいつとユニット組むって言ったらどうだ?」


くるみ「え、あ、その……ぅ……ぐすっ……ふぇぇ」


愛海「……あー、その」


CuP「ということだ。ユニットの件は白紙だ」


愛海「くぉぉ……一時の欲望に負けてあたしはなんてチャンスを……!いやでもあのふくらみの魔力には……」


CuP「今後の軽い方針だが、くるみはしばらくの間はデビューに向けてレッスン。ほたるは仲良くしてやってくれ。愛海はこれ以上怖がらせるな。以上」


くるみ「うん……がんばる」


ほたる「はい、わかりました」


愛海「いーなーほたるちゃん……」


ほたる「今回はどう考えても愛海ちゃんが悪いよ……」

CuP「顔見せはこんなもんでいいな。くるみは今から早速レッスンだ。車で移動するから先に乗っててくれ」


くるみ「はい……が、がんばる……」


CuP「二人はもう帰っていいぞ。お疲れさん」


ほたる「はい、お疲れ様でした」


愛海「あ、プロデューサーちょっといい?」


CuP「なんだ?」


愛海「レッスン、あたしも一緒に行っていいかな?」


CuP「………………」


愛海「……違うって、そんな目で見ないでよ。いやそういう気持ちもちょっとはあるけど……単にくるみちゃんともっと話したいなって。悪いことしちゃったし」


CuP「……仕方ねえな」


愛海「やったっ♪ありがとプロデューサー」

~レッスン場~


トレーナー「今日はこれくらいにしましょうか。くるみちゃんは初日ですし。お疲れ様でした」


くるみ「はぁ……はぁ、はっ……はひっ……お疲れ様でした……」


愛海「いやぁー……疲れた疲れた。ドロー1000回3セットは腕にクるねやっぱり」


くるみ「腕痛い……」


愛海「明日は筋肉痛だろうね。はい、湿布貰ってきたから」


くるみ「あ……ありがとございます……」


愛海「あたしが貼ってあげようか?」


くるみ「えっ……その……」


愛海「あはは……やっぱりまだ警戒されちゃってるかー」


くるみ「……ごめんなしゃい」


愛海「いいよいいよ謝らなくたって!悪いのはあたしなんだしね。あ、それと敬語じゃなくてもいいよ」


くるみ「え?う、うん……愛海しゃん」

愛海「……ね、くるみちゃん。くるみちゃんはどうしてアイドルになろうと思ったの?」


くるみ「え?」


愛海「いや、ほら、初対面はああだったけど、これから同じ事務所の仲間になるんだし、くるみちゃんのこともっと知りたいなって思って」


くるみ「えと……」


愛海「ちなみにあたしは色んなかわいい女の子とお友達になるため!そして仲良くなった女の子のやわらかーい部分を……うひひ……♪」


くるみ「ひっ……!」


愛海「っと、ごめんごめん……とまぁ、最初はそれだけだったんだけど、今は単純にアイドル活動が楽しいから続けてるんだけどね」


くるみ「楽しい……」


愛海「くるみちゃんはどうかな?プロデューサーに強引に勧誘されたから?それともアイドルに憧れてたとか?」


くるみ「くるみは……バカだしすぐ泣くし……お胸が大っきいだけで……学校でも男子に言われるし……」


愛海(まぁ、そりゃあ目立つよね)


くるみ「くるみはなんのとりえもない子だけど……それでも……ぷろでゅーしゃーがくるみのことアイドルに……かわいくしてくれるって……言ってくれたから」


愛海「……へー、あのプロデューサーがねー……」

くるみ「でも……自信ないもん。今日、すっごく疲れたし……愛海しゃんは元気なのに」


愛海「最初のうちはあたしもバテバテだったよ。気にしなくてもいいって」


くるみ「ドローするときもお胸が邪魔で……」


愛海「………………あー」


くるみ「重いしジロジロ見られるし……なんもいいことないないもん。……こんなの、なかったらよかったのに」


愛海「…………くるみちゃん」


くるみ「……?」


愛海「デュエルしよう」


くるみ「……えっ?」


愛海「あたし、今の発言はちょーっと許せないかな。他にも色々言いたいことあるけど」


くるみ「え、えっ……」


愛海「はい、デュエルディスク。じゃ、行くよ」カシャンカシャンカシャン


くるみ「えっ、え、え、えっ」カシャンカシャンカシャン


愛海「デュエル!!!」


くるみ「ふえぇ……」


【棟方愛海】VS【大沼くるみ】!!

愛海「先行はもらうよ!《マジシャンズ・ヴァルキリア》を召喚!」


マジシャンズ・ヴァルキリア「はっ!」ATK1600


愛海「カードを2枚伏せてターンエンド!」


愛海:LP4000 手札2枚
モンスター:《マジシャンズ・ヴァルキリア》ATK1600 
魔法・罠:伏せ2枚



くるみ「ううぅ……どうしてこんなことに……くるみのたーん……ドロー」


くるみ「えと……え、永続魔法《補給部隊》と《強欲なカケラ》を発動して……モンスターを伏せてターンエンド」


くるみ:LP4000 手札3枚
モンスター:裏守備モンスター
魔法・罠:《補給部隊》《強欲なカケラ》

愛海(補給部隊……確かモンスターが破壊されたらドローできるカードだっけ。ちょっと厄介だな……)


愛海「あたしのターン、ドロー!……よし、《ガガガシスター》を召喚」


ガガガシスター「がががっ!」AKT200


くるみ「か、かわいい……」


愛海「でしょ?あたしのデッキにはかわいい女の子しか入ってないからね!!」


くるみ「いいなぁ……」


愛海「ガガガシスターは召喚した時にデッキからガガガ魔法・罠カードを1枚手札に加えることができる!」


愛海「私は《ガガガボルト》を手札に加えてそのまま発動、自分の場にガガガモンスターがいる時、相手のカードを1枚破壊する!補給部隊を破壊!」


くるみ「あっ……せっかく発動したのにぃ……」

愛海「さーて厄介な魔法も破壊したし、マジシャンズ・ヴァルキリアで伏せモンスターを攻撃!そしてその瞬間トラップ発動、《マジシャンズ・サークル》!」


愛海「魔法使い族モンスターの攻撃宣言時に、お互いにデッキから攻撃力2000以下の魔法使い族モンスターを1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する!」


愛海「来い、マイ・フェイバリット!《ブラック・マジシャン・ガール》!」


ブラック・マジシャン・ガール「えへっ♪」ATK2000


くるみ「ほえぇー……」


愛海「あ、そうそう。くるみちゃんのデッキに魔法使い族モンスターがいるなら特殊召喚しなきゃいけないよ」


くるみ「えっ……えーと……じゃあ……《召喚僧サモンプリースト》を出すね」


召喚僧サモンプリースト「……」ATK800


愛海「マジシャンズ・ヴァルキリアはセットモンスターとバトル続行するよ!マジック・イリュージョン!!」


マジシャンズ・ヴァルキリア「えいっ!」


くるみ「セットモンスターは《ゴースト姫―パンプリンセス―》……破壊された時に永続魔法になるもん……」


愛海「続いてブラック・マジシャン・ガールでサモンプリーストを攻撃!黒・魔・導・爆・裂・破(ブラックバーニング)!」


ブラック・マジシャン・ガール「はぁぁっ!!」バシュンッ


召喚僧サモンプリースト「……」


くるみ「きゃうっ……!」LP4000→2800


愛海「そして最後にガガガシスターでダイレクトアタック!」


ガガガシスター「がががっ!」ぽこっ


くるみ「あぅ……」LP2800→2600


愛海「私はこれでターンエンド。さ、くるみちゃんのターンだよ」


愛海:LP4000 手札:2枚
モンスター:《マジシャンズ・ヴァルキリア》ATK1600 《ガガガシスター》ATK200 《ブラック・マジシャン・ガール》ATK2000
魔法・罠:伏せ1枚

くるみ「くるみのたーん……どろー。どろーしたから強欲なカケラに強欲カウンターを置くね」


くるみ「永続魔法になったパンプリンセスはスタンバイフェイズにパンプキンカウンターが乗って……1個につき相手モンスターの攻撃力と守備力が100ポイント下がるの」


くるみ「んーと、んーと……永続魔法《強者の苦痛》発動して……相手モンスターの攻撃力をレベル×100ポイント下げりゅ……下げる」


愛海「マジシャンズ・ヴァルキリアはレベル4、ガガガシスターはレベル2、ブラック・マジシャン・ガールはレベル6だから……パンプリンセスの効果も合わせて……」


《マジシャンズ・ヴァルキリア》ATK1600→1100
《ガガガシスター》ATK200→0
《ブラック・マジシャン・ガール》ATK2000→1300



くるみ「えと……《龍脈に棲む者》を召喚!永続魔法1枚に付き攻撃力が300ポイントあっぷ!」


龍脈に棲む者「……」ATK1500→2400


くるみ「龍脈に棲む者でガガガシスターを攻撃!」


愛海「おっと、マジシャンズ・ヴァルキリアの効果でマジシャンズ・ヴァルキリア以外の魔法使い族モンスターには攻撃できないよ」


くるみ「あぅ……じゃ、じゃあマジシャンズ・ヴァルキリアに攻撃!」


愛海「トラップ発動!《ガガガシールド》!魔法使い族モンスターの装備カードとなり1ターンに2度まで装備モンスターを破壊から守る!」


くるみ「あぅぅ……せっかく攻撃したのに……」


愛海「ま、ダメージは受けるから……」LP4000→2700


くるみ「カードを1枚伏せて……たーんえんど」


くるみ:LP2600 手札1枚
モンスター:《龍脈に棲む者》ATK2100
魔法・罠:《ゴースト姫―パンプリンセス―》(永続魔法扱い、カウンター1つ) 《強欲なカケラ》(強欲カウンター1つ) 《強者の苦痛》 伏せ1枚

愛海「あたしのターン、ドロー!スタンバイフェイズにパンプリンセスにカウンターがまた乗るんだよね?」


くるみ「う、うんそう……」パンプキンカウンター1→2

《マジシャンズ・ヴァルキリア》ATK1100→1000
《ガガガシスター》ATK0
《ブラック・マジシャン・ガール》ATK1300→1200


愛海「攻撃力はまた下がるけど……いける!速攻魔法《ディメンション・マジック》発動!」


愛海「魔法使い族モンスターが場にいる時、モンスターを1体リリースすることで手札から魔法使い族モンスターを1体特殊召喚する!」


愛海「ガガガシスターをリリースして……現われろ!《氷の女王》!!」


氷の女王「……」ATK2900→1900


愛海「さらにディメンション・マジックのもう一つの効果!相手モンスターを1体破壊できる!龍脈に棲む者を破壊!」


くるみ「あぁっ!」


愛海「氷の女王のレベルは8だから強者の苦痛とパンプリンセスの効果で攻撃力は下がって1900……」


愛海「だけどあたしのモンスターの攻撃が全部通ればあたしの勝ち!バトル!マジシャンズ・ヴァルキリアでダイレクトアタック!マジック・イリュージョン!」


くるみ「きゃうぅ……!」LP2600→1600


愛海「続いてブラック・マジシャン・ガールの攻撃!黒・魔・導・爆・裂・破(ブラックバーニング)!」


くるみ「あぅあぅ……」LP1600→400


愛海「最後に氷の女王のダイレクトアタック!いけぇーー!!」


くるみ「あ、えと……!と、トラップ発動!《奇策》!!」


愛海「っ!?」


くるみ「手札からモンスターを捨てて、フィールド上のモンスター1体の攻撃力を、捨てたモンスターの攻撃力分下げる……!」


くるみ「攻撃力1600の《カードガード》を捨てて氷の女王の攻撃力を下げる……!」


愛海「……!でも残りの300のダメージは受けてもらうよ!」


くるみ「あぅっ……」LP400→100


愛海「うーん惜しかったなぁ~……これでターンエンド」


。愛海:LP2700 手札1枚
モンスター:《マジシャンズ・ヴァルキリア》ATK1000 《ブラック・マジシャン・ガール》ATK1200 《氷の女王》ATK1900
魔法・罠:《ガガガシールド》(マジシャンズ・ヴァルキリアに装備)

くるみ「ううぅ……やっぱり……ぐしゅっ……無理……うぇぇ……」ぽろぽろ


愛海「ちょ、ちょっとくるみちゃん?どうしたの?」


くるみ「ら、らってぇ……もう勝てないもんこんなの……ライフは100しかないし……手札もゼロ……無理だもん……」


愛海「くるみちゃん……」


くるみ「やっぱりくるみは何も出来ない子だもん……!バカだしすぐ泣くしデュエルも弱いし……アイドルだってきっと……ぐすっ……ふえぇ……」


愛海「……くるみちゃん」


くるみ「ぐすっ……うぅ……」


愛海「ねぇ、くるみちゃん。おっぱいには何が詰まってると思う?」


くるみ「…………え?」

愛海「世の中には『夢や浪漫が詰まってるんだ』と言う人もいる。けどね、そうじゃないんだ」


愛海「おっぱいに詰まっているのは『可能性』だと私は思う。大きさじゃないんだ。どんなおっぱいにも無限の可能性があるんだよ。くるみちゃんの胸にもね」


くるみ「あ……はい」


愛海「そしてそれは……デュエルと一緒なんだと思う」


くるみ「え……」


愛海「くるみちゃんは、自分のデッキを組む時このカード使いたい!とかこれとこれでコンボだー!とか色々悩んで考えなかった?」


くるみ「う、うん……くるみ、あんまりカード持ってないけど、バカだけど……頑張って考えて組んだデッキ……」


愛海「そうやって色々悩んで、考えて……色んなコンボを考えてるその時間って凄くワクワクしたでしょ?」


くるみ「……うん」


愛海「そしてデュエルの時に、考えてたコンボが成功したらすっごく嬉しいし……デッキを組んでる時には思いもよらなかったコンボを見つけちゃった時なんてもう最高にドキドキする!!」


愛海「自分のデッキってのは、そういう気持ちを与えてくれる可能性の束なんだよ」


くるみ「可能性の……」


愛海「だからさ、くるみちゃん。あれだけ頑張って悩んで組んだ自分のデッキを……自分自身を。もうちょっとだけ信じてみてあげたらどうかな」


くるみ「……………………うん」


愛海「…………ふふっ。ま、そう簡単には負けてあげないけどね!」

くるみ「く、くるみ……頑張るもん!くるみのたーん!どろー!!」


くるみ「どろーしたから強欲なカケラに強欲カウンターが乗る!スタンバイフェイズにパンプリンセスにパンプキンカウンターも乗るよ!」


くるみ「強欲なカケラの効果発動!強欲カウンターが2個以上乗ったこのカードを墓地に送ってカードを2枚どろー!」


くるみ「……うん!永続魔法《魔力倹約術》を発動!魔法カードを発動するときにライフを払う必要がなくなる!」


くるみ「魔力倹約術でライフを払わずに《簡易融合》発動!エクストラデッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚する!《マブラス》を特殊召喚!」


マブラス「クケ……」


くるみ「そして手札から《UFOタートル》を召喚!レベル4のUFOタートルとマブラスでおーばーれい!」


愛海「来るか……!」


くるみ「え、えくしーず召喚!《No.82 ハートランドラコ》!》


ハートランドラコ「ふんッ」パタパタ ATK2000


愛海「それがくるみちゃんの切り札かぁ!可愛いね!」


くるみ「う、うん……ありがと……は、ハートランドラコの効果発動!ORUを1つ使って、このターンこの子はダイレクトアタックれきる……!ハートランドラコで愛海しゃんにダイレクトアタック

!」


ハートランドラコ「へっ」パタパタげしっ


愛海「ぐっ……!ダイレクトアタッカーだと一気に削られるね……!」LP2700→700


くるみ「た、ターンエンド……」


くるみ:LP100 手札0
モンスター:《No.82 ハートランドラコ》ATK2000 ORU1
魔法・罠:《ゴースト姫―パンプリンセス―》カウンター3つ 《強者の苦痛》 《魔力倹約術》

愛海「あたしのターン、ドロー!……来たっ!」


愛海「速攻魔法《サイクロン》!!強者の苦痛を破壊!!これであたしのモンスター達の攻撃力は強者の苦痛で減っていた分だけ戻る!」


《マジシャンズ・ヴァルキリア》ATK800→1200
《ブラック・マジシャン・ガール》ATK1000→1600
《氷の女王》ATK1700→2500


くるみ「……ひぅ」


愛海「これで終わりよ!氷の女王でハートランドラコに攻撃!!コールドブリザード!!」


氷の女王「………………」しーん


愛海「……あ、あれ?なんで?」


くるみ「は、ハートランドラコは……自分フィールドに表側で魔法カードが存在する時は攻撃されないもん!」


愛海「なっ……!」


愛海「……………………ターンエンド」


くるみ「……ぁ」


愛海「くるみちゃん」


くるみ「な、何……?」


愛海「自分のこと、信じてみて良かったでしょ?」


くるみ「……うんっ」


愛海「さぁ、来い!まだデュエルは終わってないよ!」


くるみ「う、うん!くるみのたーん、どろー!………………ハートランドラコでダイレクトアタック!」


ハートランドラコ「ヘヘッ」パタパタげしっ


愛海「………………ふふっ」LP700→0 ビーッ


【WINNER】大沼くるみ!!

愛海「お疲れ様、くるみちゃん。楽しいデュエルだったよ」


くるみ「う、うん……くるみも楽しかった……」


愛海「いやー、でも負けちゃうなんてねー。先輩としての威厳ってものをどーん!と見せつけるつもりだったのに」


くるみ「あっ……あの……愛海しゃん……!」


愛海「なーに?」


くるみ「あ、あの……くるみ、バカで何にもできなくて……アイドルも無理かもって思っちゃってた」


くるみ「大きいお胸もジロジロ見られるし重いし……愛海しゃんにも酷いことされるし……あんまり好きじゃなかった」


愛海「あぁ……それは……ごめん」


くるみ「で、でも……あのね、あのね、愛海しゃんのおかげで……ちょっとだけ、自分のこと好きになれそう……」


くるみ「だ、だから……その……あ、愛海しゃん……ありがと……」


愛海「……」きゅぅぅぅん

愛海「……はっ」


愛海(い、いやいや何をときめいてるんだ棟方愛海!あたしは女の子の柔らかい部分が好きなだけで決して同性愛者では……!)


くるみ「……?……あ、あの……も、もしかして、くるみにありがとうされるのいやだった……?ぐすっ……」うるうる


愛海「いやそんなこと全然ないかr」ガッ!「ぐえっ!?」


CuP「そろそろレッスンの終わる時間だろうと迎えに来てみれば……また泣かせてるとはな」


くるみ「ぷ、ぷろでゅーしゃー……」


愛海「違っ……!誤解だって!」


CuP「どうやら反省が足りないみたいだな?ちょっと来い、たっぷりファンサービスしてやる」


愛海「ちょっ、待っ……!というか普通アイドルはファンサービスする側だし……!」


くるみ「……あ、あ……ぷろでゅーしゃー!」


CuP「ん?どうしたくるみ。こいつならちょっと地獄を見せてやるだけだから安心しろ」


くるみ「違……違くて……あのね、あのね……」


CuP「なんだ?」


くるみ「あのね……くるみ、もっとレッスンして……もっともっと頑張ったら……あ、あの……あ、愛海しゃんとユニット組みたい……」


愛海「えっ!?」


CuP「………………ほーぅ?愛海。一日で、もうたらしこんだのか?」


愛海「単純に仲良くなったって言ってよ!!」


くるみ「ぷろでゅーしゃー……だめ……?」


CuP「いや、構わねえ。元々そのつもりでスカウトしてきたんだ。お前さえよければ俺はNoとは言わねえよ」


くるみ「よ、よかったぁ……」


愛海「……くるみちゃん!これからもよろしくね」


くるみ「……うんっ!」

はいお粗末様でした 短い

デュエル中ってカードの効果とか説明しなきゃいけないからくるみちゃんにそれをさせると凄い違和感

今後は登場人物未定、登場カード未定、更新未定の予定でごぜーます

第三回シンデレラガールズ総選挙開催中!

棟方愛海と大沼くるみ、今回はちょい役だったけど白菊ほたるをよろしくお願いします!!

大事なことを忘れていました

登場アイドル、使用デッキ、シチュエーション、展開等々なんでもいいのでネタください
ほたるちゃんのデッキはなんとなーく決まってます

導入もデュエルも締めもイマイチ……でも投下します

~ある日野事務所~


CuP「…………」カタカタ


がちゃっ……


ほたる「し、失礼します……あっ、プロデューサーさん……こんにちは」


CuP「あぁ、ほたる……あぁ?お前、今日はオフじゃなかったか?」カタカタ


ほたる「あの……プロデューサーさんに私のデッキにアドバイス貰えないかなって思って……それで……」


CuP「そうか、わかった。じゃああっちのソファでやるか」パタン


ほたる「で、でもよく考えたらプロデューサーさんもお仕事ありますよね……今だってお仕事してたみたいですし、やっぱり……」


CuP「ちょうど休憩するとこだったんだよ。気にしなくていい。それに、お前たちアイドルを強くするのも俺の仕事だ」


ほたる「あ、ありがとうございます!」


CuP「ソファで待ってろ。事務所のストレージ出してくるから」


ほたる「はいっ!」

~数十分後~


CuP「まぁ、こんなとこか。良く出来てるデッキだからあまり弄るところなかったが」


ほたる「い、いえっ!そんなこと!プロデューサーさん、ありがとうございます!」


CuP「だから言っただろうが。これも俺の仕事のうちだってな」


ほたる「ほ、ほんとうにありがとうございます……。……で、でも、良かったんですか?これ、事務所のカードじゃなくてプロデューサーさんの……」


がちゃっ!


晶葉「助手!デュエルしろ!」


CuP「あ?」


晶葉「……わ、悪かった、だから睨むんじゃない……」

ほたる「晶葉さん……こんにちは」


晶葉「ああ、ほたる。こんにちは。……あれ、ほたるは今日オフじゃ……まぁいい。助手、デッキ調整が終わったから相手してくれないか」


CuP「そりゃちょうどいい。相手するのは俺じゃあねえがな」


晶葉「……?それはどういう……」


ほたる「えと……もしかして?」


CuP「今ちょうどほたるのデッキ調整が終わったところだ。ほたる、相手してやれ」


ほたる「晶葉さんが良いなら私は……私なんかでもいいですか、晶葉さん」


晶葉「私は一向に構わないぞ。思えば、ほたると手合わせしたことはなかったしな」


CuP「だそうだ。蹴散らしてやれほたる」


ほたる「え、えっ……そんな……」


晶葉「むぅ……私の応援はしてくれないのか……?」


CuP「今回のほたるのデッキ調整には俺も口を出したからな。これでほたるが負けちまったら俺の立つ瀬がねえ」


晶葉「……ふん、いいだろう!そう言われてしまったらますます負けられないな!いくぞほたる!」カシャンチャキッ


ほたる「は、はいっ……よろしくお願いします……!」カシャンチャキッ


ほたる・晶葉「「デュエル!!」」


【白菊ほたる】VS【池袋晶葉】!!

晶葉「先行はもらうぞ!私のターン!」


晶葉「……ふむ。モンスターをセットしてターンエンドだ」


TURN1終了

晶葉:LP4000 手札4枚
モンスター:セットモンスター
魔法・罠:なし

ほたる:LP4000 手札5枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし

ほたる「私のターン……ドロー」


ほたる「……私もモンスターをセット、カードを2枚伏せてターンエンドです」




TURN2終了

晶葉:LP4000 手札4枚
モンスター:セットモンスター
魔法・罠:なし

ほたる:LP4000 手札3枚
モンスター:セットモンスター
魔法・罠:伏せ2枚

晶葉「私のターン、ドロー!」


晶葉「攻めずに様子見に来たか……なら《カラクリ無双 八壱八》を召喚!」


八壱八「ギギギ…………」ATK2100


ほたる「い、いきなり攻撃力2100のモンスター……!」


晶葉「続いて私は永続魔法《カラクリ解体新書》を発動!そしてバトルだ!八壱八で裏守備モンスターを攻撃!」


ほたる「と、トラップ発動……《和睦の使者》!このターン発生する全てのバトルダメージを0にする!」


ほたる「よって私のモンスターへのダメージも無効になって破壊されない……セットモンスターは《ギアギアーマー》です」


ギアギアーマー「シャキーン!」DEF1900


ほたる「ギアギアーマーがリバースしたことでギアギアーマーの効果が発動します!デッキからギアギアモンスター1体を手札に……私は《ギアギアクセル》を手札に加えます」


晶葉「モンスターを攻撃から守り、安全にギアギアーマーの効果を発動させたというわけか……」

晶葉「バトルフェイズ終了時、八壱八は守備表示になる。カラクリモンスターの表示形式が変更されたこの時、カラクリ解体新書にカラクリカウンターが乗る」


晶葉「そしてメインフェイズ2、《カラクリ忍者 参参九》を反転召喚!」


晶葉「参参九がリバースした時、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送る。私はギアギアーマーを選択!」


参参九「カラカラ……シュッ!」


ギアギアーマー「グァッ……」


ほたる「ギアギアーマーが……!」


晶葉「そして参参九が反転召喚したことによりカラクリ解体新書にカラクリカウンターが乗る」


晶葉「そしてカラクリ解体新書の効果発動!このカードを墓地に送り、乗っていたカラクリカウンターの数だけドローできる!私は2枚ドロー!」


晶葉「カードを2枚伏せてターンエンドだ」


ほたる「え、エンドフェイズにトラップ発動します……!《ギアギアギア》!」


晶葉「……っ!」


ほたる「デッキからギアギアーノモンスター2体を特殊召喚!私は《ギアギアーノ》と《ギアギアーノ Mk-III》を特殊召喚!」


ほたる「そしてギアギアギアで特殊召喚したモンスターはレベルが一つあがります」


ギアギアーノ「ギアッ!」☆3→4

ギアギアーノ Mk-III「ギアギアギアッ!」☆3→4


晶葉「ギアギアギアで呼び出すモンスターはギアギアではなくギアギアーノなんだな……私はそのままターン終了だよ」


TURN3終了

晶葉:LP4000 手札3枚
モンスター:《カラクリ無双 八壱八》DEF1100 《カラクリ忍者 参参九》ATK1200
魔法・罠:伏せカード2枚

ほたる:LP4000 手札4枚
モンスター:《ギアギアーノ》DEF1000(☆4) 《ギアギアーノ Mk-III》DEF1000(☆4)
魔法・罠:なし

ほたる「私のターン、ドロー……!」


ほたる「まずレベル4になったギアギアーノ達でオーバーレイ!エクシーズ召喚、《ギアギガントX》……!」


ギアギガントX「ハァッ!!」ATK2300


ほたる「ギアギガントXの効果を発動します……!1ターンに1度ORUを1つ使って、デッキか墓地からレベル4以下の機械族モンスター1体を手札に加えます!私はデッキから《ギアギアタッカー》を手札に」


ほたる「そして手札に加えたギアギアタッカーを召喚……!更にギアギアクセルは自分フィールドにギアギアモンスターがいる時手札から表側守備表示で特殊召喚できます!」


ギアギアタッカー「ブィーーン!」ATK1900

ギアギアクセル「ブォンブオンブロロロロ……」DEF800


晶葉「ほう……ギアギアーマー、ギアギガントXといい、【ギアギア】デッキはサーチが得意なテーマなのか」


ほたる「は、はい……通常のドローばかりだと、その……手札事故がよく起こるので……」


晶葉「……なるほど。サーチテーマといえば同じ機械族のガジェットのほうが有名だが……」


ほたる「ガジェットだと同じ色ばかり手札に来てしまって……」


晶葉「……なかなかの不幸っぷりだな」


ほたる「最近は、プロデューサーさんのおかげで良いこともあるようになってきたし、手札も良くなった気がするんですけど……バトルフェイズに入りますね」

ほたる「ギアギガントXで……参参九を攻撃します!」


晶葉「参参九の効果発動、攻撃表示の参参九が攻撃対象にされた時、守備表示になる。よって私はダメージを受けない」


ギアギガントX「フッ!!」ATK2300

参参九「ニン……」DEF1200


ほたる「次はギアギアタッカーで八壱八を攻撃します……!」


晶葉「来たな!トラップ発動、《時限カラクリ爆弾》!」


ほたる「っ!?」


晶葉「表側守備表示のカラクリモンスターが攻撃対象にされた時、相手フィールド上の表側モンスターを全て、破壊する!!」


ほたる「っ……!そ、速攻魔法、《禁じられた聖槍》!モンスターの攻撃力を800ポイント下げる代わりに、このカード以外の魔法・罠の効果を受け付けなくします!私はギアギガントXを選択……」


晶葉「ふっ……させないよ!カウンタートラップ《借カラクリ整備蔵》!自分フィールドにカラクリモンスターが表側守備表示で存在する時、相手の魔法・罠の発動を無効にする!」


ほたる「あっ……!」


晶葉「本当はギアギアギアを無効にしたかったんだがな。エンドフェイズに発動されては仕方ない」


晶葉「何はともあれ、時限カラクリ爆弾は問題なく起爆する!吹き飛べ!」


ギアギガントX「」バリーン

ギアギアタッカー「グェ……」

ギアギアクセル「ドカーン!」

晶葉「ふっふっふ……残念だったな!」


ほたる「……っ、ギアギガントXがフィールドから離れた時、墓地のレベル3以下のギアギアモンスターを1体特殊召喚できる!私はギアギアーノを特殊召喚!」


ギアギアーノ「ギアッ!」DEF1000


ほたる「更にギアギアクセルがフィールドから墓地に送られた時、墓地のギアギアクセル以外のギアギアモンスター1体を手札に戻せます!ギアギアーマーを手札に……!」


ほたる「め、メインフェイズ2にギアギアーノの効果を発動します……!」


ほたる「このカードをリリースして墓地のレベル4の機械族モンスターを効果を無効にして特殊召喚します……!私はギアギアクセルを特殊召喚!」


ギアギアクセル「ブロロロロ……」DEF800


ほたる「私はカードを1枚伏せてターンエンドです……」


TURN4終了

晶葉:LP4000 手札3枚
モンスター:《カラクリ無双 八壱八》DEF1100
魔法・罠:なし

ほたる:LP4000 手札4枚
モンスター:《ギアギアクセル》DEF800
魔法・罠:伏せ1枚

晶葉「私のターン、ドロー!」


晶葉「私もそろそろ行くぞ!チューナーモンスター、《カラクリ守衛 参壱参》を召喚!」


参壱参「ギ、ギギ……」ATK600


晶葉「レベル4の八壱八に、レベル3の参壱参をチューニング!」


晶葉「いでよ、我がカラクリ軍団の将!《カラクリ将軍 無零》!!」


無零「フンッ!」ATK2600


ほたる「こ、これが晶葉さんの……!」


晶葉「無零がシンクロ召喚に成功した時、デッキからカラクリモンスターを1体特殊召喚する!私は《カラクリ小町 弐弐四》を特殊召喚!」


弐弐四「ウフフ……」DEF1900


晶葉「弐弐四の効果により、私はもう一度だけカラクリモンスターを召喚できる!手札から《カラクリ商人 壱七七》を召喚!」


壱七七「ヒ、ヒ……」ATK500


晶葉「壱七七の効果発動!召喚に成功した時、デッキからカラクリカードを1枚手札に加える事が出来る!《カラクリ粉》を手札に!」


晶葉「そして無零の効果発動!1ターンに1度、フィールド上のモンスター1体の表示形式を変更させる!ギアギアクセルを攻撃表示にする!」


ギアギアクセル「ヴィ……」ATK1400


ほたる「あっ……!」

晶葉「バトル!無零でギアギアクセルを攻撃だ!」


無零「ハッ!!」ATK2600


ギアギアクセル「ヴォー」ATK1400


ほたる「くっ……ぎ、ギアギアクセルの効果を発動します……!墓地のギアギアタッカーを手札に加えます……!」LP4000→2800


晶葉「だがこれで終わりだ!壱七七でさっきサーチした速攻魔法《カラクリ粉》を発動!!」


晶葉「攻撃表示のカラクリモンスター2体のうち、1体を守備表示にすることでそのモンスターの攻撃力分もう一体のカラクリモンスターの攻撃力をエンドフェイズまでアップさせる!」


ほたる「なっ……!」


晶葉「無零を守備表示にし、壱七七の攻撃力は無零の攻撃力分、つまり2600ポイントアップだ!」


壱七七「ヒ、ヒ、ヒ……!」ATK500→3100


晶葉「行けっ、壱七七!ダイレクトアタックだ!!」


ほたる「そ、速攻魔法!《禁じられた聖衣》!モンスター1体を効果で破壊されなくする代わりに、攻撃力を600ポイント下げる!」


壱七七「ヒッ……!」ATK3100→2500


ほたる「あああっ……!!」LP2800→300

晶葉「くっ、間一髪で凌がれたか……」


晶葉(ライフアドバンテージは大幅に稼げた……次のターン守備モンスターを出したとしても無零の効果で攻撃表示にしてやればそれでゲームエンド)


晶葉(……だが、ほたるの手札はまだ十分にある。気は抜けないな)


晶葉「私はカードを2枚伏せてターンエンドだ!」


TURN5終了

晶葉:LP4000 手札0枚
モンスター:《カラクリ将軍 無零》DEF1700 《カラクリ商人 壱七七》ATK500
魔法・罠:伏せ2枚

ほたる:LP300 手札5枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし

ほたる(一気にライフが4000から300まで削られちゃった……)


ほたる(もう……一度たりともダメージは受けられない)


ほたる「私のターン、ドロー!」


ほたる「……!」


晶葉(来るか)


ほたる「わ、私は《ギアギアーノ Mk-II》を召喚します!」


ギアギアーノ Mk-II「ギアギアッ!」ATK1000


ほたる「ギアギアーノMk-IIを召喚・反転召喚した時、手札か墓地からギアギアモンスターを1体守備表示で特殊召喚できます!私はギアギアーノMk-IIIを特殊召喚!」


ギアギアーノ Mk-III「ギアギアギアァッ!!!」DEF1000


ほたる「更にギアギアーノMk-IIIの効果を発動します!ギアギアカードの効果で特殊召喚した時、手札・墓地からギアギアーノMk-III以外のギアギアモンスターを1体効果を無効にして特殊召喚できる!」


ほたる「来て、ギアギアーノ!!」


ギアギアーノ「ギアッ!」ATK500


晶葉「三体のギアギアーノが勢揃いというわけか……!」


ほたる「私はレベル3のギアギアーノ、Mk-II、Mk-IIIでオーバーレイっ!!エクシーズ召喚!!」


ガシーン!ガシーン!


ほたる「お願いっ!《ギアギアギア XG》!!」


ギアギアギアXG「ハッ!!」ATK2500

ほたる「バトルフェイズ行きます……!ギアギアギアXGで無零を攻撃!」


晶葉「そう簡単に行くと思うなよ!!トラップ発動!《ガムシャラ》!!守備モンスターが攻撃対象になった時、そのモンスターを攻撃表示にする!」


晶葉「そしてこのバトルで相手モンスターを破壊した時、破壊して墓地に送ったモンスターの攻撃力分のダメージを受けてもらう!!返り討ちだ、無零!!」


ほたる「XGの効果発動!自分の機械族モンスターがバトルする時、ORUを1つ使って相手フィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果を無効にする!」


晶葉「なんだとっ!?ちぃっ!!ならもう一枚の……ッ!?」


ほたる「XGのこの効果を発動した時、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない!」


ほたる「バトルはこのまま続行します……!ギア・クロスシュート!!」


ギアギアギアXG「フッ!!」ATK2500


無零「グッ……」DEF1700


晶葉「くっ……!」


ほたる「はぁ……はぁ……か、カードを1枚伏せてターンエンドです」


TURN6終了

晶葉:LP4000 手札0枚
モンスター:《カラクリ商人 壱七七》ATK500 《カラクリ小町 弐弐四》DEF1900
魔法・罠:伏せ1枚

ほたる:LP300 手札4枚
モンスター:《ギアギアギア XG》ATK2500 (ORU2)
魔法・罠:伏せ1枚

晶葉(ライフはまだまだ減っていないが……これはピンチかもな)


晶葉「私のターン、ドロー!」


晶葉「……私は手札から2枚目の《カラクリ解体新書》を発動!壱七七を守備表示に、弐弐四を攻撃表示にすることでカラクリカウンターを2つ乗せ、カラクリ解体新書を墓地に送り2枚ドロー!!」


晶葉「……くっ……手札から速攻魔法《月の書》発動!弐弐四を裏守備表示にする!!」


ほたる「……?」


晶葉「……カラクリモンスターは攻撃表示の時は強制的に攻撃しなければならない効果があるんだ」


ほたる「あ、それで……」


晶葉「カードを1枚セットしてターンエンド!」


TURN6終了

晶葉:LP4000 手札0枚
モンスター:《カラクリ商人 壱七七》DEF1500 裏守備モンスター(《カラクリ小町 弐弐四》DEF1900)
魔法・罠:伏せ2枚

ほたる:LP300 手札4枚
モンスター:《ギアギアギア XG》ATK2500 (ORU2)
魔法・罠:伏せ1枚

ほたる「私のターン、ドロー!」


ほたる「ギアギアーマーを召喚!」


ギアギアーマー「グググ……シャキン!」ATK1100


ほたる「……バトルフェイズ!」


晶葉「おっと、スタートステップにトラップ発動、《重力解除》、場の全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する」


ほたる「……っ!」


晶葉「XGの効果は『機械族モンスターがバトルする時』に発動できる効果。スタートステップではまだバトルするとは決まっていない、そうだろう?」


ほたる「……はい……っ」


ギアギアギアXG「……」ATK2500→DEF1300

ギアギアーマー「ギア……」ATK1100→DEF1900

壱七七「ヒ……」DEF1500→ATK500


晶葉「これで攻撃表示モンスターはいなくなった」


ほたる「……メインフェイズ2でXGを攻撃表示に変更します。そしてギアギアーマーの効果発動、1ターンに1度このカードを裏守備表示にできます」


ほたる「……ターンエンド、です」


TURN7終了

晶葉:LP4000 手札0枚
モンスター:《カラクリ商人 壱七七》ATK500 裏守備モンスター(《カラクリ小町 弐弐四》DEF1900)
魔法・罠:伏せ1枚

ほたる:LP300 手札4枚
モンスター:《ギアギアギア XG》ATK2500 (ORU2) 裏守備モンスター(《ギアギアーマー》DEF1900)
魔法・罠:伏せ1枚

晶葉「私のターン、ドロー!」


晶葉「弐弐四を反転召喚!そしてトラップ発動、《カラクリ屋敷》!カラクリモンスターの表示形式が変わった時、フィールド上のカードを1枚破壊する!」


晶葉「私が破壊するのは……裏守備になったギアギアーマーだ!」


ギアギアーマー(裏守備)「フゴフゴ……」バリーン


ほたる(XGじゃない……っ!?)


晶葉「ふふ……魔法カード《借カラクリ蔵》発動!カラクリモンスターの表示形式を変更し、デッキからレベル4以下のカラクリモンスターを手札に加える」


晶葉「弐弐四を守備表示に!そしてデッキから2枚目の《カラクリ忍者 参参九》を手札に加える。そして弐弐四の効果で得た召喚権で召喚!」


晶葉「行くぞ!!レベル3の参参九、レベル2の壱七七にレベル3の弐弐四をチューニング!」


晶葉「さぁ、真打ち登場だ!!現われろ、《カラクリ大将軍 無零怒》!!」


無零怒「オォォッ!!」DEF1900


ほたる「……守備表示……?」


晶葉「まだだ!無零怒の効果発動!無零と同じくデッキからカラクリモンスターを特殊召喚する!《カラクリ参謀 弐四八》を特殊召喚!」


弐四八「パチパチ……」DEF1600


晶葉「弐四八の効果発動!召喚・特殊召喚した時にモンスター1体の表示形式を変更する!無零怒を攻撃表示に!」


無零怒「ハッハッハ!!」DEF1900→ATK2800


晶葉「そして無零怒のもう一つの効果!1ターンに1度、カラクリモンスターの表示形式が変更した時カードを1枚ドローする!」シュッ


晶葉「……よしっ!!《カラクリ武者 六参壱八》召喚!レベル4の六参壱八に、レベル3の弐四八をチューニング!現われろ、二体目の《カラクリ将軍 無零》!」


無零「フ……」ATK2600

晶葉「そして無零の効果発動!デッキから《カラクリ忍者 七七四九》を特殊召喚!」


七七四九「シュッ」ATK2200


晶葉「無零の効果発動!XGを守備表示にして……バトルフェイズ!七七四九でXGを攻撃!」


七七四九「シュッ」ATK2200


ギアギアギアXG「ッ……!」DEF1300


ほたる「XG……!……っ、XGがフィールドから離れた時、墓地のギアギアカードを1枚手札に加える!ギアギアクセルを手札に加えます!」


晶葉「行くぞ!無零でダイレクトアタックだ!!」


ほたる「……トラップ発動!《ドレインシールド》!攻撃を無効にしてその攻撃力分のライフを回復する!」LP300→2900


晶葉「やはり防御手段を残していたな……無零怒でダイレクトアタックだ!!」


ほたる「あぁっ……!ぐっ……!」LP2900→100


晶葉「一筋縄ではいかんな。……ターンエンド」


TURN7終了

晶葉:LP4000 手札0枚
モンスター:《カラクリ大将軍 無零怒》ATK2800 《カラクリ将軍 無零》ATK2600 《カラクリ忍者 七七四九》ATK2200
魔法・罠:なし

ほたる:LP100 手札5枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし

ほたる「私の……ターン!」シュッ


ほたる「……!《ネジマキシキガミ》を特殊召喚します!」


ネジマキシキガミ「…………」ATK100


晶葉「攻撃力100……だと?」


ほたる「ね、ネジマキシキガミは自分の墓地に機械族モンスターしか存在しない時に手札から特殊召喚できるモンスターです……そして1ターンに1度、相手モンスターの攻撃力を0にする効果があります!」


晶葉「なっ!」


ほたる「私は……カラクリ将軍 無零の攻撃力をゼロにします」


無零「ナ……」ATK2600→0


ほたる「更に通常魔法《死者転生》を発動します!手札を1枚捨てて墓地のモンスター1体と交換します!私はギアギアクセルを捨ててギアギアーノを手札に加え、そしてギアギアーノを召喚します!」


ギアギアーノ「ギアッ!」ATK500


ほたる「速攻魔法《禁じられた聖杯》をネジマキシキガミに発動します!ネジマキシキガミの効果を無効にして攻撃力を400ポイントアップさせる!」


ネジマキシキガミ「………………」ATK100→500



晶葉「!?」(何をするつもりだ……!?)


ほたる「そして……魔法カード《星に願いを》!」


ほたる「攻撃力、または守備力が同じモンスターのレベルを同じにする!……攻撃力500のギアギアーノのレベルを、同じ攻撃力になったネジマキシキガミに合わせます」


晶葉「ネジマキシキガミのレベルは……」


ほたる「――8です!レベル8となったギアギアーノとネジマキシキガミをオーバーレイ!!エクシーズ召喚!」


ほたる「―――《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》!」

ヘブンズ・ストリングス「………………」ATK3000


晶葉「こ、攻撃力3000だと……!」


ほたる「い、いきます……!ヘブンズ・ストリングスで無零を攻撃!ヘブンズブレード!」


ヘブンズ・ストリングス「………………」ブォン!! ATK3000


無零「グォォッ!!」ATK0


晶葉「ぐぁぁああっっ!!!」LP4000→1000


ほたる「そして……ヘブンズ・ストリングスの効果を、使います!」


ほたる「ORUを1つ使い……フィールド上のこのカード以外の表側表示モンスター全てにストリングスカウンターを1つ置きます!」


晶葉「ストリングスカウンター……だと……?」


ほたる「そしてストリングスカウンターの乗ったモンスターは……相手のエンドフェイズに破壊され、破壊されたモンスター1体につき500ポイントのダメージを与える」


晶葉「ストリングスカウンターの乗るモンスターは……無零怒と七七四九……」


晶葉「……つまり、この状況をどうにかしなければ…………次のターンで終わりだということだな」


ほたる「…………カードを1枚セットして、ターンエンドです」



TURN8終了

晶葉:LP1000 手札0枚
モンスター:《カラクリ大将軍 無零怒》ATK2800 (ストリングスカウンター1) 《カラクリ忍者 七七四九》ATK2200 (ストリングスカウンター1)
魔法・罠:なし

ほたる:LP100 手札0枚
モンスター:《No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス》ATK3000 ORU1
魔法・罠:伏せカード1枚

晶葉「………………」


ほたる「……………………」


晶葉「……………………私のターン!!」シュッ


ほたる「…………!」ゴクッ


晶葉「………………」


ほたる「………………」ドキドキ


晶葉「………………私の……引いたカードは」


ほたる「…………」


晶葉「…………《聖なるバリア―ミラーフォース》……」



晶葉「…………ターンエンド」


ほたる「……ヘブンズ・ストリングスの効果発動……!」



ヘブンズストリングス「………………」ジャキッ ブンッ!!


無零怒「ガ……」バリーン

七七四九「ゲ……」バリーン


晶葉「………………ふふ」LP1000→0 ビーッ


【WINNER】白菊ほたる!!

晶葉「はぁ……完璧なデッキに仕上がったと思ったんだがな。ほたるの実力がそれを上回ったということか」


ほたる「や……やった……勝った……!勝ちましたよ、プロデューサーさん……!……あ、あれ……?プロデューサーさん……?」


晶葉「……デュエルに熱中して気付かなかったが……助手め、何処に行った?」


がちゃっ


愛海「ただいまー♪」


くるみ「た、ただいまぁ……」


CuP「事務所は家じゃねえっての……おう、終わったか」


晶葉「助手!どういうことだ!私とほたるのデュエルを見てたんじゃないのか!」


CuP「こいつら迎えに行ってたんだよ。で、結果はどうだった」


ほたる「あ、あの……私が……なんとか勝ちました……」


CuP「おお、そうか。よくやったほたる」


ほたる「あ……ありがとうございますっ」


愛海「おー!ほたるちゃんやったじゃん!」

晶葉「……せっかくいいところ見せようと思ったのに……いや結果的にはよかったのか……?ぶつぶつ……」


CuP「あぁ?なんか言ったか?」


晶葉「――何も言ってないっ!……助手、今から私のデッキ調整に付き合え。嫌とは言わせないぞ」


CuP「別に構いやしねえが……」


ほたる「あ、あのっ……プロデューサーさん……!」


CuP「なんだ?」


ほたる「またデッキ調整手伝ってくださいって言ったら……今度も、相談に乗ってくれますか……?」


CuP「……はぁ。いつでも良いって言っただろうが」


ほたる「……ありがとうございますっ!」

お粗末様でした
……デュエルやらせるとキャラがおかしくなる気がする

イメージ重視って言ったのに……イメージってなんでしょうね、ごめんなさい

でゅ、デュエルパートは日曜には……

~ある日の事務所~


かな子「~♪」


愛海(あ、かな子さんだ)


かな子「今日はレッスン頑張ったし……」


愛海(かな子さんのってすっごく柔らかいんだよねぇ……というかどこ触ってもふわふわで……あぁ、ちょっと我慢できなくなってきた)


かな子「今日のおやつは~……じゃん、メロンクーヘンでーす♪」


愛海(ちょっとだけ……うん、そうちょっとだけ……)


かな子「いただきまー……」


愛海「いただきまーーす!」むにっ


かな子「はわっ!?」


愛海「あぁ~……やっぱりかな子さんの体すっごく好きぃ……ふわふわでもちもちでやーらかい……」むにむに

かな子「えと……愛海ちゃぁん……」


愛海「はぁぁ~……いいよぉこのマシュマロボディ……」むにむに


かな子「愛海ちゃん……そこ……お腹……」


愛海「えっ……あっ」むにむに


かな子「………………」


愛海「………………」むにむに


かな子「………………」


愛海「………………えっと、ごめんなさい」むにむに


かな子「その前に手止めてほしいなぁ……」


愛海「いやぁ触り心地がよくて……」むにむに

かな子「はぁぁ……最近レッスンいっぱいだったからーって、ちょっと油断しすぎちゃったのかな……」


愛海「かな子さん、2週間後にライブだよね……?」むにむに


かな子「うん……レッスン多くなったのもそれに向けてなんだけど……あと、そろそろ離して」


愛海「あ、はい、ごめんなさい」


かな子「レッスンがハードになったから……疲れた時には甘いものが食べたくなっちゃって……」


愛海「でも……ライブどうするの?」


かな子「うーん……デュエルしかないかな……」


愛海「……え?」


かな子「ん?」

愛海「かな子さん……諦めて間食控えてレッスンしましょう……」


かな子「ち、違うよぉ!本当にデュエルしたら痩せるんだってば!」


愛海「そんなこと言われても……ねぇ?」


かな子「むー……愛海ちゃん信じてくれないんだ……だったら証明してあげるから!」


愛海「あ、やっぱりそういう展開なのね」


かな子「相手してくれるよね、愛海ちゃん?」


愛海「証明するんだったら、デュエルする前にもちゃんと体重測っておかないと駄目だよね」


かな子「う゛っ……ま、まぁデュエルしたら痩せるから別に今の体重はいいもん……」

~計測後~


愛海「……かな子さん、公称何kgだったっけ?」


かな子「……ご、51kg……」


愛海「…………」


かな子「…………」


愛海「……これでデュエルして体重減ってなかったら、頑張ろうね。あたしも一緒に走るから」チャキッ


かな子「ほ、ほんとだもん……!絶対減ってるから!」カシュッ


愛海・かな子「「デュエル!!」」


【棟方愛海】VS【三村かな子】!

でゅ、デュエルパートは半分くらいできてるから……ごめんなさい

遅くなりました……

かな 子「先攻はもらうね、私のターン」


かな子「《マドルチェ・エンジェリー》を召喚!」


エンジェリー「ふふ……」ATK1000


愛海「わ、かわいい」


かな子「エンジェリーの効果発動!エンジェリーをリリースしてデッキからマドルチェモンスターを1体特殊召喚する」


かな子「《マドルチェ・プディンセス》を特殊召喚!」


プディンセス「ふんっ」ATK1000


愛海「攻撃力1000の上級モンスター……?」


かな子「ふふ、カードを3枚セットしてターンエンドだよ」


TURN1終了

かな子:LP4000 手札1枚
モンスター:《マドルチェ・プディンセス》ATK1000
魔法・罠:伏せ3枚


愛海:LP4000 手札5枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし



愛海「あたしのターン、ドロー!」


愛海「んー、《マジシャンズ・ヴァルキリア》を召喚!」


マジシャンズ・ヴァルキリア「はっ!」ATK1600


愛海「そしてマジシャンズ・ヴァルキリアに装備魔法《バウンド・ワンド》を装備!」


愛海「バウンド・ワンドを装備したモンスターの攻撃力はそのモンスターのレベル×100ポイントアップする!」


マジシャンズ・ヴァルキリア「ふっ!」ATK1600→2000


愛海(バウンド・ワンドには装備モンスターが破壊された時に装備モンスターを復活させる効果がある……)


愛海(これなら伏せカードで迎撃されてもマジシャンズ・ヴァルキリアは生き残る)


愛海「行くよ!マジシャンズ・ヴァルキリアでマドルチェ・プディンセスに攻撃!」


マジシャンズ・ヴァルキリア「はぁっ!」ATK2000


かな子「永続罠《マドルチェ・ワルツ》発動、マドルチェモンスターがバトルしたダメージ計算後に愛海ちゃんには300ポイントのダメージを受けてもらうよ」


愛海「ただのバーンカード?たかが300ポイントくらい……」




かな子「これだけじゃないよ愛海ちゃん。私はもう一枚トラップカードを発動。《マドルチェ・マナー》!」


かな子「墓地のマドルチェモンスターを1枚デッキに戻すことで私のマドルチェモンスターは攻撃力・守備力が800ポイントアップする!私はエンジェリーをデッキに戻すよ」


愛海「……っ!だけどそれでもプディンセスの攻撃力はまだ………………っ!?」


プディンセス「ふふーん」ATK2600


愛海「な、なんで……!?」


かな子「プディンセスは私の墓地にモンスターがいない時、攻撃力と守備力が800ポイントアップするの。マドルチェ・マナーの効果とも合わせて攻撃力は2600……」


かな子「さ、迎え撃って!プディンセス!」


プディンセス「やぁっ!」ATK2600

マジシャンズ・ヴァルキリア「くっ……!」ATK2000


愛海「くっ……!!」LP4000→3400


愛海「で、でも!バウンド・ワンドの効果が……!」


かな子「その前にプディンセスとマドルチェ・ワルツの効果が発動する!プディンセスがバトルした時、相手フィールド上のカードを1枚破壊できる!バウンド・ワンドを破壊!」


愛海「っ!?」


かな子「そしてマドルチェ・ワルツの効果で愛海ちゃんに300ポイントのダメージ!」


愛海「バウンド・ワンドが……」LP3400→3100


かな子「マジシャンズ・ヴァルキリアはそのまま戦闘で破壊される。その前にバウンド・ワンドが破壊されちゃったからバウンド・ワンドの効果は発動しないね」


愛海「知ってましたか……」


かな子「これでも先輩だからね♪」


愛海「……カードを1枚伏せてターンエンド」


TURN2終了

かな子:LP4000 手札1枚
モンスター:《マドルチェ・プディンセス》ATK2600
魔法・罠:伏せ1枚 《マドルチェ・ワルツ》


愛海:LP3100 手札3枚
モンスター:なし
魔法・罠:伏せカード1枚

かな子「私のターン、ドロー♪」シュッ


かな子「私は《マドルチェ・バトラスク》召喚!」


バトラスク「はっ……」ATK1500


かな子「このカード以外のマドルチェモンスターが存在する場合にバトラスクを召喚した時、デッキからフィールド魔法を1枚手札に加える事が出来る!」


かな子「私はフィールド魔法《マドルチェ・シャトー》を手札に加え、そして発動!」


ばんっ!!


愛海「わっ!お菓子の国だ!」


かな子「えへへ、いいでしょ?あぁ、これが本物だったらなぁ……こほん」


かな子「マドルチェ・シャトーのもとではマドルチェモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする!よって……」


プディンセス「ふん」ATK2600→3100

バトラスク「……」ATK1500→2000


愛海「攻撃力3100……!」


かな子「行くよ!プディンセスでダイレクトアタック!」


プディンセス「やぁっ!!」


愛海「トラップ発動!《ディメンションウォール》!この戦闘で発生するバトルダメージは相手が受ける!」


かな子「っ!?」


プディンセス「えいっ!!……あれ!?」ATK3100


かな子「きゃあっ!」LP4000→900


愛海「危ない危ない……攻撃力を上げたのがアダになったね」


かな子「くぅ……けど、マドルチェ・ワルツの効果は受けてもらう!」


愛海「くっ……」LP3100→2800


かな子「まだ!バトラスクの攻撃は残ってる!バトラスクでダイレクトアタック!」


愛海「ぐっ……!」LP2800→800


かな子「そしてマドルチェ・ワルツの効果で300ポイントのダメージ!」


愛海「へへ……お互い一気にライフが減っちゃったね」LP800→500


かな子「ふふ……そうだね。カードを1枚伏せてターンエンド。エンジェリーの効果で特殊召喚したプディンセスはこのターンのエンドフェイズにデッキに戻っちゃうけど」


TURN3終了

かな子:LP900 手札0枚
フィールド魔法:《マドルチェ・シャトー》発動中
モンスター:《マドルチェ・バトラスク》ATK2000
魔法・罠:伏せ2枚 《マドルチェ・ワルツ》


愛海:LP500 手札3枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし


愛海「あたしのターン、ドロー!」シュッ


愛海「私は《ガガガシスター》を召喚!」


ガガガシスター「がががっ!」ATK200


愛海「ガガガシスターの効果発動!召喚に成功した時にデッキからガガガ魔法・罠を1枚手札に……」


かな子「カウンタートラップ《魔導人形の夜(マドルチェ・ナイツ)》発動!自分の墓地にモンスターがいない時、相手モンスターの効果を無効にする!!」


愛海「っ!!」


ガガガシスター「ががっ!?」


かな子「……さあ、どうする愛海ちゃん」


愛海「まだだ!《ワンダー・ワンド》をガガガシスターに装備!そしてワンダー・ワンドの効果発動!装備モンスターとこのカードを墓地に送ることで2枚ドローできる!」シュッ



かな子(私が伏せてるカードは《聖なるバリア-ミラーフォース-》……攻撃力の高いモンスターでバトラスクを攻撃されても大丈夫)


かな子(そしてマドルチェ・ワルツがあるから守備モンスターを並べようと効果ダメージを与えて勝てる)


かな子(マドルチェ達は破壊された時墓地からデッキへ戻る効果があるけど、マドルチェ・シャトーの効果で代わりに手札に戻すことが出来る)


かな子(例え効果でモンスターが破壊されても次のターンに手札に戻ったバトラスクを召喚すればいい)


かな子(……でも)


愛海「……!」


かな子「……なにか良いカードを引けたのかな?」


愛海「今からそれを見せてあげるよ!速攻魔法《緊急テレポート》発動!」


愛海「デッキからレベル2以下のサイキック族モンスターを特殊召喚する!いでよ、《サイ・ガール》!」


サイ・ガール「やっ!」ATK500


かな子「あれ……サイキック族モンスター?愛海ちゃんのデッキって魔法使い族デッキじゃなかったの?」


愛海「あたしのデッキは【可愛い女の子】デッキだからね!」


かな子(ブレないなぁ……そういえばさっきのディメンションウォールのイラストにも異次元の女戦士が写ってたよね……)


愛海「そして《ガガガクラーク》は、自分の場にガガガモンスターが存在する時、手札から特殊召喚できる!」


ガガガクラーク「がががっ!」ATK400


愛海「そして装備魔法《ガガガリベンジ》発動!墓地のガガガモンスターを復活させ、このカードを装備させる!」


ガガガシスター「ががっ!」ATK200


かな子「レベル2のモンスターが3体……」


愛海「いいや!サイ・ガールはチューナーモンスターでもある!レベル2の魔法使い族のガガガシスター、ガガガクラークに、レベル2のサイ・ガールをチューニング!」


愛海「秘めたる魔力を解き放て!《マジック・テンペスター》!!」


マジック・テンペスター「ふっ!!」AT2200


かな子「シンクロ召喚だったか……!でもバトラスクに攻撃したとしても私のライフは削り切れないよ」


愛海「それはどうかな!マジック・テンペスターはシンクロ召喚に成功した時に自身に魔力カウンターを1つ乗せる!」


かな子「魔力カウンター……?」


愛海「マジック・テンペスターは1ターンに1度、手札を好きなだけ捨てて、その枚数分の魔力カウンターを自分フィールド上のカードに乗せることが出来る!」


愛海「あたしは最後の手札を捨ててマジック・テンペスターに魔力カウンターを1つ乗せる!これでマジック・テンペスターに乗った魔力カウンターの数は2個!」


愛海「そしてマジック・テンペスターの最後の効果を発動!フィールド上の魔力カウンターを全て取り除き、1つにつき500ポイントのダメージを相手に与える!」


かな子「効果ダメージで……!」


愛海「行けっ、マジック・テンペスター!」


マジック・テンペスター「はぁぁぁ……!!はっ!!」バシュッ!


かな子「――っ!!」LP900→0 ビーッ!!


【WINNER】棟方愛海!!

~~~~~~


かな子「ふぅー……お疲れ様、愛海ちゃん。強くなったね」


愛海「日々成長してるからね!……で」


かな子「体重、測らなきゃだね……うーん……今回のデュエル、ちょっと早く決着が付いちゃったからあんまり減ってないかなぁ……」


愛海「そもそもデュエルでそんなすぐに体重が減るわけが……」


~~体重計測後~~


愛海「………………0.4kg減……」


かな子「やっぱりあんまり減ってない……」


愛海「いやいやいや!!400gでも凄いから!?かな子さんさっき測った時からトイレとか行ってないよね!?」


かな子「行ってないよぅ……」


愛海「ちょ、ちょっと失礼します!!」むにっ


かな子「きゃっ!?」


愛海「こ、これは……!微妙にだけど、やっぱり間違いなく減ってる……!」


かな子「体重計の数字じゃなくて触った感触で確信持つんだ……」


愛海「どんな体してるの……」


かな子「ほら、デュエルって疲れるし……ライブで連続でデュエルする時とか、衣装も着なきゃだから終わった後とかほんと痩せちゃって……」


愛海「もしかして、かな子さんをいつ見かけてもなにか食べてるのってそれに備えて……」


かな子「いや……それは……その、食べるのが好きだから……」


愛海「……あ、そうですか」


かな子「……こほん。とりあえず、もうちょっと痩せておきたいからもう何試合か付き合ってくれないかな、愛海ちゃん?」


愛海「え、それは別にいいよ」


かな子「ありがとっ♪さっそくリベンジしちゃうからね!」


愛海「いつでもいいよ!どっからでもかかってこーい!」

~~数時間後~~


かな子「いや~疲れた疲れた♪」


愛海「25戦7勝18敗……やっぱかな子さん強いなぁ……」


かな子「えへへ、愛海ちゃんより先輩ですから!」


愛海「なんか今日初めて見た時より確実にシルエットが細くなってる……」


かな子「大分痩せられたからねー、これでライブもバッチリだよ♪」


愛海(2週間後まで持つかな……)


かな子「それにしても……ちょっと頑張り過ぎちゃってお腹空いちゃったなぁ……あ、そうだ!愛海ちゃん、今から一緒にスイパラ行かない?」


愛海「あ、いいよ。あたしも結構疲れてお腹空いてるし」


かな子「決ーまりっ♪じゃ、行こっか!」


~~スイーツパラダイス~~


かな子「~♪」もぐもぐ


愛海「はぁー……お腹いっぱい……」


かな子「愛海ちゃん、もういいの?」


愛海「いや、これでもあたし結構食べたって……かな子さんケーキ何個食べてるの……」


かな子「えーと……忘れちゃったっ♪今日は頑張ったからお腹すいちゃってるし……」


愛海(パスタとかも結構食べてるんだよなぁ……うん、1週間持たないねあの体型)


愛海「……ま、そっちのほうが触り心地いいからいーんだけどね」


かな子「……?」


愛海「なんでもないよ。ちょっと飲み物取ってくるね」


かな子「いってらっしゃーい」


~~三日後~~



かな子「」ガーン

お粗末様です
凛ちゃんシンデレラおめでとう、菜々さん惜しかったね
かな子も圏内おめでとう
ほたるは来ると思ったんだけどね……

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