ジョナサン「ギター?」
ジョージ「うむ、弦楽器の仲間だ。ヴァイオリンは知っているね」
ジョージ「ヴァイオリンも弦楽器だが・・・」
ジャララン・・・
ジョージ「ギターはこうして、指で鳴らすことが出来るんだ」
ディオ「なんだか切ない音色ですね」
ジョナサン「そうかい? ぼくにはよくわからないけれど・・・」
ジョージ「フム、ディオくんには音楽の才能があるのかもしれないな」
ジョナサン「エッ!」
ジョナサン(こ、こんなぼくに嫌がらせばっかしてくるようなヤツに・・・・・・そんな才能が・・・?)
ジョナサン(なんだか納得いかないなァ)
ジョージ「ではこの楽器はディオくんにあげよう」
ジョナサン「エェーーッ!」
ディオ「いいのですか?」
ジョージ「ああ、きみの好きにしなさい」
ディオ「・・・・・・」チラッ
ジョナサン「?」
ディオ「・・・」ニヤリ
ジョナサン「!」
ディオ「ジョースター卿、ご厚意大変感謝します。大事にしますよ」
ジョージ「うむ、そうしてくれ」
ジョナサン(い、今・・・・・・見間違いでなければ・・・)
ジョナサン(ディオがぼくの方を見て笑ったぞ・・・・・・ッ!)
ジョナサン(それも、とっても腹立たしい顔でッ!)
ジョナサン(まるで「どうだ、いいだろう」とでも言うような笑いだったッ!)
ジョナサン(・・・・・・なんだかものすごく嫌な感じだなァ!)
クイクイッ
ジョージ「ン? どうしたジョジョ」
ジョナサン「エーット、父さん・・・そのギターって、一つしかないんだよね?」
ジョージ「そうだよ」
ジョナサン「ぼくの分っていうのはないのかなあ」
ディオ「なんだいジョジョ、きみもギターを弾いてみたくなったのかい?」
ジョナサン「う、うん。試しにちょっとね」
ジョージ「それなら、ディオくんから貸してもらうといいだろう。・・・・・・ディオくん、たまにジョジョに貸してくれるかね」
ディオ「もちろんです。ぼくばかり独占しちゃあ悪いですし・・・」
ジョナサン「ほんとうかい?」
ディオ「ああ、ほんとうだとも」
ジョナサン(やったね!)
存在を忘れてた
あとでまた書く
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