男「付き合ってください!」(73)
男「好きです付き合ってください!」
友「気持ちが伝わってこない!もっと熱く!もっと感情的に!」
男「えっ...」
男「...俺のために毎朝味噌汁をつくってくれ!」
友「プロポーズかっ!だがいいぞもっとだ!もっと熱く!」
男「えっ...」
友「どうした!お前の愛はこんなものなのか!来い!お前の思いを爆発させるんだ!」
男「愛し..愛してる!愛してるんだ!」
友「なに狼狽える必要があるんだ!もう一度だ!」
男「愛してる!!!」
友「ありきたり過ぎるし、まだそのだんかいじゃないだろう!次!」
男「えっ..と」
男「四六時中君のことを考えてます!」
友「中学生かっ!それにそんなに考えてないだろ!...だが熱意は認める!次!」
男「月がきれいですね!」
友「おう、せやな!次!」
男「えっ」
友「次!」
男「君のことを考えると胸が苦しくなってしょうがないんだ!」
友「少々気持ち悪い!次!」
男「これからもいっしょにいてください!」
友「...努力は認める!だが短くまとめようとして、大事な何かを忘れてる!次!」
こんな調子で遅いレスですがよろしくお願いします
とりあえず寝ます
友「ネタ切れか?」
男「...はい...」
友「こんな思いで告白を決意したのか?違うだろう、あの時の想いをもう一度考えてこい」
男「...はい...」
友「少々稚拙ではあったが君の想いは分かった、その調子だ!」
男「お...おう!」
友「だが問いただしたいことはたくさんある、時間があるならまた明日やるぞ」
男「えっ...えっ?」
友「だから明日家で特訓しないか、と聞いてるんだ」
男「えっ...いいのか?」
友「君は少しは積極的になったほうがいいと思うよ」
男「...ぜひ明日お邪魔さしてくれ!」
友「ハーゲン...」
男「えっ?」
友「ハーゲンダッツのクラシックミルクを3つ..いや4つだな...4つほど頼めるか?」
男「4つ?」
友「あっ!もちろん自分の代金は自分で払うぞ!それともミルク嫌いだったか?抹茶でも....もしかして今日はスーパーの夜勤はないのか?夜勤だったら体力的にきついか?またの日に...」
男「まてまてまて!ゆっくり話してくれ!」
男「今日は確かに夜勤だし明日の遊びまでには一回寝ておくぐらいの時間はある、んだが4つも食べて大丈夫か?腹冷やさないか?」
友「自分は子供かっ!べつに4つも食べるわけじゃない君の一個含めて4つだしすぐに全部食べるわけじゃない、ちゃんと味わって食べる予定だし、明日から当分忙しいみたいだから買いにいけれないことを見越してだな...」
男「分かったから落ち着け..無くなったらまた買ってきてやるから..な?..大丈夫だから」
友「子供扱いまたしたな...だが...恩に切るよ、よろしく頼む」
男「他にも適当に買っとくからな」
友「今冷蔵庫にろくな物がないからありがたい」
男「晩飯はいっしょに食べるだろ?」
友「無論そのつもりだ」
男「わかった久々に腕を振るうよ」
友「それは楽しみだ、まあ仕事もあるんだから無理はしなくていいからな」
男「大丈夫一人で食べるご飯ほどむなしいて作りづらいものなど無いからな、むしろいっしょに食べてもらえるとありがたい」
友「君は優しいな」
男「い..今さら気づいたのか?」
友「背伸びして使い慣れない言葉にチャレンジした精神は認めるが君には似合わないよ」
男「くっ」
友「さっきは君も頑張ってチャレンジしてたけど君にしか言えない言葉もあるはずだよ」
男「そうだな...ん?疲れたか?」
友「ん..少し疲れた..今日はありがとう」
男「こっちのセリフだよありがとう」
友「お先に..おやすみ」
男「おやすみ」
男「さていっちょ今日も頑張るかな」
男「おっ充電がない...充電機つけて..と」
男「時間が少しあるから、録画したやつ見よっと」
男「ん?...律儀に友からメールがきたな」
『無理は禁物、仕事がんば!おやすみ!』
男「ふふ、おやすみ」
お待たせた、おやすみ
誰もなんも言わないから俺が言うけど、ちゃんと見てるからな
頑張れよ
女 じゃなくて 友 ってのがなんか切なくてイイ
男「半額半額半額!これも半額!二割引の上に半額!」
店長「上機嫌だね男くん」
男「てて店長!」
店長「気にしないで、君がその歌を口ずさんでるのを聞くのは久しぶりだからね、つい嬉しくなって話しかけちゃったよ」
男「今までの聞いてたんですね今すぐ忘れてください...」
店長「ふふ」
男「あっ店長そういえばこのお肉の包装に穴が空いてるんですよ」
店長「それは困ったね誰も買わないから廃棄するしかないかもねー」
男「期限も近いですしね」
店長「せっかく良い肉だから男くん買う?誰も買わないだろうから半額の半額でもいいよ」
男「えっ本当ですか?それはありがたいです!」
店長「いいよいいよ、いつもお疲れ様」
男「ありがとうございます!」
男「...これは今日はすき焼きだな」
『今日はすき焼きになる模様』
『やったね』
『友の仕事は一段落できそうか?』
『あらかた終わったかな?あとは細かいとこを直すくらい』
『お疲れ、また暗い部屋でPCに向かうなよ』
『ん、大丈夫』
男「よし頑張るかな」
店長「いやゃぁー!!おとこくぅーーん!!!」
男「ぴっ!」
男「大丈夫ですか?!店長!?」
店長「もうむり..ゴキが...やつが来たよ...男くんの出番だよ...もうやだ...」
男「店長なのにゴキブリくらいでどうするんですか?」
店長「今すぐお店を焼き払いたい」
男「はぁどこら辺に出ましたか?」
店長「目の前...」
男「えっ?」
店長「羽ばたかせて飛んできた...あまりにびっくりして腰が抜けちゃった...」
男「どうやって部屋から出たんですか店長?」
店長「今はそれどころじゃないの、今すぐ退治してくれる?」
男「わかりましたティッシュかります」
店長「名づけてGT作戦ね...ゴキは外にそのまま捨ててくれたらありがたいわ、お願いだから目の前にもってこないでね」
男「とりあえずそこで座っててくださいね、すぐ終わらせます」
店長「はい...お願いします...」
店長「そのまま男くんは帰らなかった」
男「変なこというのやめてください、終わりましたよ」
店長「ありがたいわ今度特別手当だしとくわ」
男「ゴキくらいでださないでください」
店長「そう?」
男「そもそもそんなに余裕ないでしょ」
店長「男くんには負けるわね...」
男「すこし失礼だったかもしれません、すいません」
店長「大丈夫よ、さあ気を取り直して頑張りましょう」
男「はい!」
男「あっ店長もすこしはゴキに慣れてくださいね」
店長「はい...」
とりあえずここまで
再開します
そのころの友は...
友「そろそろ男も仕事終わるかな」カタタン カタ カタタン
友「もう少しかな」カタタタタン カタタン
友「すき焼きっすき焼きっ」カタタン カタタン カタタン
友「あっもしかして玉子がないかも」カタタン
友「...メールしとこっと」
『玉子がないかもしれない』
『大丈夫買ったよ』
友「さすが男、準備万端だね」
友「じゃあ自分も仕事を終わらせよう」カタタタ カタタタカタタン
ピンポーン
友「はーい開いてますよー」
男「いや開けてちゃだめだろ」
友「気を付けようとは思ってる」
男「都会と違ってまだここらへんは大丈夫かもしれないけども...」
友「すき焼き?」
男「お、おう」
友「やったぜ」
男「あれ誰かさんが慣れない口調はなんとやらと...」
友「昔のことは忘れようじゃないか、今は二人ですき焼きを楽しもう」
男「二人で...そっか...二人か...」
友「どうした男?調子悪いのか?」
男「もういいや今はすき焼きを楽しもう」
友「おー」
男「んあっ友、もしかして仕事したから疲れてんだろ?」ジッ
友「えっばかなこといってるんじゃないわよ」
男「ほら不安定になってるし仕事したんだろ?」
友「じゃあ..お言葉に甘えさしてもらってそこのこたつで横にならしてもらうよ」
男「おう二人なんだから無理するな」
友「手伝いはするよ、味見はまかせてね」
男「その段階になったら呼ぶよおやすみ」
飯行ってくる
再開
男「さてと..これは.最初に皿を洗っとくか」
男「ふんふんふーん♪」
友「あ、その曲好き」
男「ぴっ!?」
友「ぴっって...ふふふ...ぴっって...」
男「笑うなそこ静かに寝てなさい」
友「ぴよっ」
男「よしっすき焼き完成しますよ友さん?」
友「すーすー」
男「寝るのはやいな」
友「ん...いい香り、出来た?」
男「ほいっおくよー」
友「ほいさー」
男「よしっ!食べよう!」
友「はい!お箸!」
男「ありがと!」
男、友「ではいただきます!」
男「友さんお皿についどきますよー」
友「すまないねぇ」
男「友おばあちゃんのお仕事なーに?」
友「ハイパーマルチクリエイター」
男「違うだろ」
友「にしてもおいしいねぇ」
男「んだな美味しくてテンションあがってくるな」
友「唄いますか?あったしか冷蔵庫にお酒が」
男「大丈夫大丈夫歌わないから大丈夫」
友「でも男くんは呑みたくないのかい?」
男「う...呑みたい、でも車が...」
友「泊まってけばいいじゃないか?」
男「ななななにを言う」
友「いやべつに車じゃないと帰れないってなら泊まってけば?なにか問題があるか?」
男「理性というか倫理というか...」
友「理性?さすがにいっしょのベッドはきついだろうから、自分はソファーで寝るから男くんがベッドで寝ていいよ」
男「いやそんなソファーで大丈夫」
友「大丈夫でも男くんは客人だよ?仕事だったんだしすこしはゆっくりしていってくれ」
男「じゃあ甘えさしてもらって...」
友「さあさあ呑みたまえ」
男「おうありがとう」
友「誰かといっしょに呑むのは久しぶりなんだよね」
男「俺もだよ」
友「うぃー酔っぱらった」
男「早すぎないか?!」
当初の予定とだいぶかわってしまった
流れを修正していくかもしれません
おやすみ
スキマスイッチのアイスクリームシンドロームみたい
>>31
スキマ好きだったけどノーマークだったわ
今聞いたら歌詞から影響を受けそうだからあとで聞いてみることにするありがとうありがとう
友「お腹いっぱいいっぱい」
男「な、よく食ったな」
友「もう二日ぐらい食べた気がする」
男「そこまで少食じゃないだろ」
友「甘いのなら、べつばらなんだけどね」
男「あっ待っててな」
友「おう?」
男「ほいお望みのアイス」
友「うはーありがと!いただきます!」
男「さすがだな、しめまで食べてアイスは無理だわ」
友「えーこたつの美味しいよ一口食べる?」
男「お、おういいのか?頂くぞ」
友「はいあーん」
男「あっ..あーん」
友「と見せかけってあげまっせん!」
男「なっ」
友「えへへーうまーい」パク
男「....」
友「男くん...?」
男「...これなーんだ?」
友「ふあっ!?プリン!?」
男「友さんやこのプリンと物々交換といかないかい?」
友「..そんなにあーんが...」
男「...いやべつに...やられぱなしは何となくあれだからね事前に買っておいたんだよ」
友「くっ卑怯な」
男「何度でも言うがいい」
友「まああーんぐらいでいいなら、はいあーん」
男「おっ!?」
友「...いらないの?」
男「あとでスプーン代えたりしないよな?」
友「何の確認だい?べつに君とのあーんくらいで代えたりしないよ」
男「...では失礼して」
友「では僭越ながら...はい..あーん」
男「あーん」
友「どうだい?美味しいだろう?」
男「液体になってる...」
友「男くんがゆっくりしてるからだよ、はいあーん」
男「えっ、あーん」
男「...美味しい」
友「ふわー満足じゃ満足じゃ」
男「いやー満足満足」
友「あれなんで男くんはきたんだっけ」
男「あっ」
友「ん?」
男「特訓!」
友「特訓?」
男「えっ...特訓って言ってなかったっけ?」
友「ふふふさすがに覚えてるよ、男くんが忘れてないか気になってね」
男「本当か?あっ、アイスが口についてるぞ?ほいティッシュ」
友「ありがと」
男「特訓っていってもなにするんだ?」
友「まず紙になり君が相手に惹かれた思いを書き出してみるといい」
男「えっ?」
友「急いではだめだぞ、ゆっくり書き出していくんだ吟味しながらな」
男「いやちょっ」
友「その上で自分の一生涯をその人と暮らせるか考えたらいい」
男「まあ待ってくれ」
友「そこまで考えたら最低限、若さの盛りというか少し感情が燃え立っただけで告白、結婚は防げるだろう」
男「俺、27歳やで」
友「うん知ってる」
男「同い年やもんな」
友「あっという間だったね」
男「いやあれなんだ」
友「ん?なんだい?」
男「特訓だろ?何か秘訣とか...」
友「そんな勝利の方程式なんてあるわけないだろ」
男「えっ」
友「ん、あるにはあるな」
男「実は知りたいのはそれなんですよお嬢さん」
友「ムード」
男「へあっ?」
友「ムードだよ、雰囲気づくり」
男「友でもそんな事気にするのか?」
友「遭遇したことはないが人類すべからくムードに流される傾向はあるよ」
男「流されるってダメじゃねえか」
友「まあ結婚はゆっくりで良いと思うよ、まだ27なんだし遅くて困ることは子供を育てる事以外にはない」
男「俺としてはもう27なんだがな...」
友「君はまだ若いよ大丈夫」
男「そうか?」
友「うん...ん?顔が赤いな酔ったのか?」
男「おかしいなそんなに弱いはずは...」
友「まあ今日はゆっくり寝るといい...寝室は...知ってるだろ?」
男「じゃあ失礼して...」
友「おやすみ、またあした」
男「おやすみ友」
男「...........」
男「...........」
男「...........」
男「...やべぇ寝れねぇ、なにこれベッドふわふわなんだけどいい香りするし」
男「にしても寝室やら調味料やら知っているのにまだこれとは...」
男「はぁまだまだ俺も青いな...」
男「心は中学生だな」
友「(ソファーで寝るのは久しぶりだ)」
友「(こたつで寝るか迷ったけど風邪ひいても困るしたまにはソファーもいいな)」
友「(結婚か...男もそういう年になったんだな...)」
友「あ、同じ年だった」
友「(そもそも相手がいないとどうしようもないよ男くん)」
友「時々、話に聞く店長か?」
友「(いやないな、友の直感がそう叫んでる、あと無性に残りのアイスが食べたいけど...がまんがまん)」
友「男くんは寝れてるかな?たしか旅行とかでは寝れないタイプだったはずだけど」
友「まあ疲れてるだろうからすぐ寝れるでしょう」
友「明日は、しじみの味噌汁だな」
友「少しだけ手料理をご馳走してさしあげよう....」
友「.......」
友「......zzz」
男「おはよう...ございます..」
友「おはよう!今朝も散歩日和の天気だね」
男「ん、だな」
友「まずは顔を洗ってきたまへ、歯みがきは使い捨てが戸棚にあるはずだよ自由に使っていいよ」
男「うっす...」トコトコ
友「ん、いい味だ!...しじみをがんばって買ってきたかいがあるな」
男「んが、わざわざふぁってひはのか?!」
友「ん買ってきたんだよ、とりあえずゆっくり歯みがきしておいで」
男「ふぁひがほう」トテトテ
友「いつも男は朝、苦手だな」
友「今度寝起きどっきりしようかな...」
男「聞こえてますよ友さん」
友「...少しざんねん」
友「そういえば特訓が途中だったね」
男「そうだったな」
友「よければいっしょに散歩しないかい?たまには歩きながら喋るのも良いと思うんだ、良い天気だし」
男「本当に良い天気だな、そうするか」
友「では行こう」
男「ほい帽子」
友「ん、ありがとう」
とりあえずここまで
遅くてごめんな
カイジ....そのことばに...涙ッ..
予想外の慰めに..感謝..感謝..感謝の嵐ッ..!!
少しだけ書きます
友「んー思った以上にいい天気」
男「だな、陽射しが俺を襲うわ」
友「帽子いる?」
男「や、さすがにあれだから」
友「あれなのか...」
男「や、あれではないけど」
友「はぁあれだったのか」
友「そもそもあれってなんだっけ?」
男「...あれだよあれ」
友「うんわからん」
男「ムードもよくわからないよな」
友「雰囲気だよ雰囲気」
男「雰囲気?」
友「雰囲気」
男「それをどうするんだよ」
友「えっ」
男「えっ?」
友「えっ」
男「もしかして...友お前...」
友「な、なんだよ」
男「特訓、特訓、改善点を言ってたわりにお前もあんまりそんな事考えたことなかったろ」
友「うっ」
男「君の事だから少し本を借りたりして勉強したんだろうね、片寄ってるみたいだけど」
友「うぅ」
男「どうなんだい?本当のことを言ってごらんよお嬢さんや」
すまんね仕事だ
友 「きもちーねー」
男 「....」
友 「あっ亀だ、男くん亀だよ亀」
男 「友...!」
友 「え?なに?」
男 「友の笑顔を...他の誰にもとらせたくない」
友 「男..くん..」
男 「つ、付き合ってくれ!」
友 「...う...」
男 「....う?」
友 「..一つものを申したい」
男 「うえ」
友 「男殿のキャラを考えたことがあるかな」
男 「キャ、キャラでござるか?」
友 「そう、キャラ」
男 「知ってるよ、優柔不断の...」
友 「意気地無し、女々しくて」
男 「うぇ」
友 「自分のことより他人の事ばっかり考えて、嫌われてもバカにされても笑ってるだけの...」
男 「と友さん..?」
友 「はっ!?まぁ自分のキャラを考えなさいってこと!」
ツンデレな友さんになりました、ありがとうございました。
人が離れたかもしれないので関係ないかもしれませんが...友さんが当初の予定より自由気ままに行動されております。
日によってキャラキャラ言ってる友さん本人のキャラが変わっているように感じるため友さんがよくわからない、と思う方がおられると思いますが気長にこういう人なんだなと軽い気持ちで見守っててやってください
友さんはこういうやつです
うはwww人いるwwwごめん放置してたww
このままではただのレス孤児だからちょっと投下する
男 「...はっ!...夢だったか!」
男 「しかしびっくりしたな、友が突然ツンデレみたいになる夢を見るなんて...」
男 「...夢を見るくらいに俺はそんなに友のこと考えてたのか?んなバカな」
男 「まあ惜しい気もしたのも事実」
男 「いい経験をしたな..うん」
男 「まあこれもそれも、このふかふかなベッドが悪い」
男 「気持ちよすぎて二度寝が簡単だ」
男 「寝たらもう一度見れるだろうか...」
男 「まずは挑戦だ友のことをいっぱい考えて」
男 「.....」
男 「よし寝るぞ!!」
トントン
男 「...ふぁい?」
友 「失礼するよ」
友 「やあ、おはよう」
男 「お、おはよう」
友 「よくねれたかい?」
男 「おう、おかげさまで気持ちよく二度寝に入るとこだ」
友 「疲れもあることだろうから二度寝もいいんだけど...」
男 「だけど?」
友 「君は仕事からか性格からなのかわからないが生活習慣や食生活が偏っていると思うんだ」
友 「もちろん仕事や性格というものをかえてくのは難しい」
友 「食生活も変えようとしても難しいとは君も重々承知なはずだよね」
友 「その点、朝ごはんと言うものは大事な要素を占めているとは思わないかい」
男 「つまりなにが言いたいのだね君は」
友 「つまり」
男 「つまり?」
友 「朝ごはんを作ってみたから一緒に食べないか?」
男 「友大丈夫か?熱はないか?」
友 「大丈夫だ熱もないし気も狂ってない」
男 「ならどうして」
友 「バカにしてないか君は」
男 「少しだけ」
友 「確かに料理も久しぶりだよ」
友 「でも君にしてもらいぱなっしもいけないな、と思ったんだよ」
友 「あまり上手に出来てるとは言えないが、一緒に食べてくれないか?」
男 「友...」
友 「だめか?」
男 「友...」
男 「俺...あまり経済力もないし、優柔不断な時もあるし好きなことばっかりしたりするけど」
男 「...お前を守ってやりたい、ずっとそばにいてやりたいって思ったんだ」
男 「悲しい思いもさせるかもしれないが、楽しい思い出はつくれるって保証する」
男 「付き合ってくださ」
友 「あっごめん味噌汁の火がついてた」
男 「oh..返事すら...」
とりあえずここまで
ありがとう
そっとお玉で混ぜる
直後味噌のいい香りがたちのぼる
男 「おっいいかんじ」
友 「えっへん」
男 「火はきをつけような友くんよ」
友 「はい…」
男 「ご飯をついで…と」
友 「はい納豆と鮭瓶」
男 「サンクスサンクス…じゃあ」
友 「いただきまーす」
男 「はやいな!いただきます!」
男 「うまうま」
友 「当たり前ですよ男さんよ」
男 「んー」
友 「ふー…ふー…」
男 「あれ?ねこじた?」
友 「えっ?いまさら?」
男 「知らんかった…今日まで熱いの苦手だなあって印象しかなかった…」
友 「いや別に熱かったら冷ませば大丈夫ですけど、この間中華料理を作ったら舌火傷しました」
男 「中華は冷めないなぁ」
友 「美味しいんですし大好きなんですけどね」
男 「ふむ…」
友 「むむ?」
男 「よく考えたら俺は友のことを少ししか知らなかったんだな」
友 「たとえば?」
男 「熱いのはゆっくり食べるなあって思ってたら、ねこじたとは思わなかった」
友 「熱いのゆっくりってそれをねこじたって言うんですよ」
男 「俺は友のことを知ってるつもりでいたがどうやらまだまだだったらしい」
友 「まだ…まだまだですよ」
男 「んだな」
男 「ちなみに味噌汁で好きな具は?」
友 「油揚げ」
男 「久しぶりに朝ごはん食べた」
友 「君は…朝はちゃんと食べないといけんよ!」
男 「母さんの真似か」
友 「心配してましたよ」
男 「ん」
友 「彼女が出来ない…って」
男 「母さんとなに話してるの?!ねえ?」
友 「なあに電話で井戸端会議ですわよ奥様」
男 「まじこわい」
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