つぼみ「大阪に旅行ですか?」 (57)
えりか「ももねえが雑誌の懸賞で当たったんだけどさぁー うちの家族みんな忙しくて行けないんだよねー」
つぼみ「そうなのですか・・・」
えりか「だからさー! いつきとゆりさんも誘ってみんなで行こうよ!」
つぼみ「分かりました。大丈夫かどうか、お母さんに聞いておきますね!」
えりか「いつきとゆりさんには私がメールしとくよ」
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バトルはありません
ただただ大阪を旅行するだけのssですがよかったら読んでいってください
プリキュアです
酉つけるの失敗した・・・
数日後ー希望が花駅
えりか「みんなの都合があって良かったよ」
いつき「本当にね」
ゆり 「ところでえりか、大阪に着いてからの計画は?」
えりか「考えてないよ?」
つぼみ「えっ(・・;)」
いつき「えっ(・・;)」
ゆり 「・・・」
シプレ「あれ?でもえりか大阪の本を持っていたです」
コフレ「じゃあなんで計画を立ててないです?」
えりか「ああ、本買ったけど読むのめんど臭くてまだ読んでないんだよねー」
いつき「えりか・・・そんなので大丈夫なの?」
えりか「大阪に着いてから適当に考えればいいかなーと思って」
ゆり 「・・・えりかに任せた私たちが悪かったわ」
シプレ「新幹線の中で考えるです」
つぼみ「いきなり前途多難です・・・」
新大阪駅
つぼみ「やっと大阪に着きました・・・」
えりか「つぼみ何疲れてるのー?まだ旅は始まったばっかりだよ?」
いつき「えりかは新幹線の中で寝てたからいいけど・・・」
ゆり 「私たちはずっと大阪での計画を立てていたのよ?」
シプレ「えりかがしっかり計画を立ててこないからです!」
えりか「にゃはは・・・」
シプレ「まったくです」
えりか「それで最初はどこに行くの?」
コフレ「大阪城です」
つぼみ「ところでえりか、一つ確認したいことがあるんですけど・・・」
えりか「なあに?」
つぼみ「明日の予定も考えてないんですよね?」
えりか「考えてないよ?」
コフレ「明日の計画も立てなきゃいけないですか・・・」
ゆり 「それはホテルで考えればいいわ」
シプレ「とりあえず大阪城に向かうです」
大阪城
えりか「うおー!でかー!!」
ポプリ「しゅごいでしゅ!とっても大きいでしゅ!」
つぼみ「この大阪城は1583年、豊臣秀吉によって築城されました、たくさんのお金が使われてとても豪華なお城だったそうです!1615年の大阪夏の陣では・・・」
いつき「つぼみ・・・詳しいね」
つぼみ「はい!楽しみだったのでバッチリ調べて来ました!」
シプレ「どこかで聞いたことのある説明です」
ブンビー「いやぁ、初めて社員旅行で来たけど大阪っていい所だねぇ」
えりか「あ!あの人に写真撮ってもらおうよ!すいませーん写真撮ってもらえますか?」
ブンビー「ええ、私ですか?構いませんが」
えりか「ありがとうございます!」
ブンビー「それじゃあいきますよ、はいチーズ!」
カワリーノ?「ブンビーさん、もう行きますよ?早くしてください」
ブンビー「ちょちょちょっと待ってよ、私の出番これだけ?あ、君たちそれじゃあね!」
えりか つぼみ いつき ゆり「ありがとうございました!」
ゆり 「それじゃあそろそろ移動しましょうか」
えりか「次はどこ?私お腹すいちゃった」
いつき「次は道頓堀っていう所だよ」
つぼみ「道頓堀でたこ焼きでも食べましょうか」
えりか「おおー!たこ焼き!!」
道頓堀
ポプリ「おおきなカニしゃんとフグしゃんがいるでしゅ!」
えりか「はやくたこ焼き食べようよー」
つぼみ「私もお腹がすいてきました・・・」
ゆり 「あら・・・?あの人たち・・・」
ウエスター「どうだサウラー!これがたこ焼きだ!美味いだろう!」
サウラー「うむ・・・確かに美味しいが・・・わざわざここに来る必要はあるのかい?」
ウエスター「たこ焼きの本場はこの大阪という町らしいからな!」
サウラー「なるほどな・・・しかしラビリンスからこの大阪までどれだけの出張費がかかったと思っている?」
ウエスター「ま、まあそこはあまり気にせずだな・・・」
サウラー「・・・君の来月の給料から差し引いておくよ」
ウエスター「ええっ!そんな・・・」
サウラー「もうFUKOを貯める必要はないんだぞウエスター、・・・そろそろラビリンスに帰ろう」
ウエスター「うう・・・せっかくうまいたこ焼きが食えるいい考えだと思ったのに・・・」
いつき「何だったんだろう・・・今の
人・・・」
ゆり 「(どこかで見た気がするわ・・・)」
つぼみ「(とってもイケメンさんでした・・・///)」
えりか「まあなんでもいいじゃん!おじさーん!たこ焼き4つ!」
店員「まいどありー!」
えりか「いっただきまーす!」
コフレ「あちちち・・・あついです!ふー、ふー、」
ポプリ「すごくおいしいでしゅ!」
えりか「外はカリカリ・・・中はフワフワ・・・そしてソースとマヨネーズが生み出す絶妙なハーモニー・・・このために大阪に来たようなもんよ!」
いつき「たしかにすごく美味しいね」
ゆり 「ご馳走様でした」
つぼみ「お腹もいっぱいになりましたし通天閣に向かいましょう!」
通天閣
コフレ「あれが通天閣ですか?」
ゆり 「そうよ」
いつき「あの行列は何だろう?」
つぼみ「確かに気になりますね・・・」
えりか「聞いてみればいいじゃん!そこのおばあちゃーん!」
マジョリーナ「あたしはおばあちゃんじゃないだわさ!一体何だわさ?」
えりか「これって何の行列なんですか?」
マジョリーナ「これは納豆餃子飴の行列だわさ」
ゆり 「納豆餃子飴?」
つぼみ「以前テレビでやっていたものですか?」
マジョリーナ「そうだわさ、よかったらいくつかいるだわさ?」
ゆり 「ありがとうございます」
マジョリーナ「『ぷれぜんとふぉーゆー』だわさ」
えりか「おばあちゃんありがとう!」
マジョリーナ「だからあたしはおばあちゃんじゃないだわさ!」
つぼみ「あははは・・・とりあえず通天閣に登りましょうか」
えりか「そうだね、バイバーイおばあちゃん!」
マジョリーナ「だ・か・ら!あたしはおばあちゃんじゃないだわさ!」
見てる人いるのかな?
通天閣展望台
えりか「すごーい!大阪が見渡せるね!」
ポプリ「しゅごいでしゅ!大阪城があんなに小さく見えるでしゅ!」
ゆり 「これは何かしら?」
つぼみ「それはビリケンさんという幸運の神様だそうですよ!」
いつき「足を掻くとご利益があるんだって」
コフレ「変わった神様です」
えりか「いっぱい掻いとこー」
つぼみ「幸運が訪れるといいですね!」
えりか「幸せゲットだよ!」
いつき「それはラブの・・・」
つぼみ「えりかぁ~・・・」
ゆり 「そろそろ移動しましょうか」
梅田
えりか「うぉぉぉぉぉぉ!!!めちゃくちゃ都会だ!」
つぼみ「すごい人の数です」
いつき「ビルがいっぱいだ・・・」
ゆり 「すごいわね・・・」
えりか「とりあえずグランフロントとヘップ5は外せないでしょー、あとー・・・」
つぼみ「さすがえりか・・・服を見るとなれば目つきが違いますね・・・」
いつき「さすがファッション部部長だね」
ゆり 「旅行の計画もそれぐらい熱心に立ててくれればね・・・」
コフレ「えりかー」
えりか「コフレ、どうしたの?」
コフレ「梅田にはプリキュアの専門店、プリティストアっていうお店があるです」
つぼみ「そんなお店があるのですか?」
いつき「知らなかったよ」
えりか「なぬ!?それはどこにあるの?」
シプレ「阪急三番街です」
コフレ「エスカレーターの横にあるです」
ポプリ「ここでしか買えないオリジナルグッズがいっぱいあるでしゅ!」
えりか「じゃあまずそこに行ってみようよ!」
プリティストア
ポプリ「プリキュアの等身大フィギュアがあるです」
えりか「ほんと!?私のはどこ?」
コフレ「えりかのはないです」
シプレ「この中ではブロッサムだけです」
えりか「えーなんで私のがないのよー」
いつき「まあまあ・・・」
つぼみ「照れちゃいます///」
ゆり 「プリキュアの衣装を着て、ラブリーたちと写真を撮ることも出来るのね」
えりか「おお!じゃあラブリーと撮って貰おうよ!」
コフレ「えりか、まさか・・・」
えりか「いくよコフレ!プリキュア・オープンマイハーt」
コフレ「こんな所で変身しちゃダメです!」
いつき「子どもたちもいるし今日はやめとこうよ」
ゆり 「子どもたちに迷惑をかけるわけにはいかないわ、アプリの3Dモデルで我慢しなさい」
いつき「えりかはもう大きいんだから」
ポプリ「そうでしゅ!」
えりか「なによ!私を子供扱いしてー!」
つぼみ「え、えりか!そろそろ服を見に行きましょう!」
えりか「もー!こうなったら服いっぱい見るもんね!」
いつき「それが終わったらホテルに向かおうか」
ホテル
ポプリ「しゅごいでしゅ!フカフカのベッドでしゅ!」
えりか「あー疲れた」
いつき「今日は歩き回ったからね」
つぼみ「でも楽しかったです!」
ゆり 「そうね、なかなか楽しかったわ」
コフレ「明日はどうするですか?」
シプレ「大阪は十分楽しんだです」
いつき「じゃあ神戸なんてどうかな?」
つぼみ「神戸ですか?」
いつき「さっき調べてみたけどそう遠くはないみたいだよ」
つぼみ「えりかとゆりさんはどうですか?」
えりか「いいじゃん!神戸!行こうよ!」
ゆり 「私も構わないわ」
つぼみ「じゃあ明日は神戸に行きましょう!」
次の日 三宮駅
シプレ「神戸に着いたです」
コフレ「意外と近かったです」
ポプリ「しゅごいでしゅ!時計にお花が生えてるでしゅ!」
ゆり 「あれは花時計ね」
つぼみ「あれは1957年に日本で初めて設置された花時計だそうです!」
えりか「そんなことよりお腹すいたよー」
つぼみ「もう、えりかったら・・・」
えりか「だって神戸で食べ歩きするんでしょ!?お腹空かせとかなきゃダメじゃん!」
いつき「ははは・・・とりあえず南京町に行こうか」
えりか「ラーメン、餃子、豚まん、桃まん、杏仁豆腐・・・」
コフレ「食い意地が張ってるです」
神戸南京町
えりか「ここが南京町?」
ポプリ「外国みたいでしゅ」
いつき「中華街だからね」
ポプリ「たこ焼きって外国のものなんでしゅか?」
いつき「えっ?」
アカネ「そこのお嬢さんたちーたこ焼き食べていかない?」
つぼみ「あの・・・」
アカネ「何?たこ焼き買ってくれるの?」
ポプリ「たこ焼き食べたいでしゅ!」
アカネ「あれ?今そのぬいぐるみ喋った?」
いつか「き、気のせいじゃないですか?」
つぼみ「そっ、それよりたこ焼き1つお願いします!」
アカネ「まいどありー」
えりか「なんで中華街でたこ焼き売ってるんですか?」
アカネ「最近不景気でさぁー私がいつも売ってるとこだけでは売れないのよ」
つぼみ「そうなのですか・・・」
アカネ「で、今いろんなとこ回ってタコカフェの宣伝してるの!」
いつき「調子はどうですか?」
アカネ「一回6人組の女の子来てくれたんだけどねー、あ、よかったらチラシ持って行って」
ゆり 「ありがとうございます」
アカネ「よかったら宣伝しといて」
えりか「たこ焼きも食べたし、ラーメンも餃子も豚まんもいっぱい食べるぞー!」
つぼみ「えりか、食べ過ぎです・・・」
えりか「それじゃー!ご馳走様でしたー!」
だからAVじゃないです
神戸港
えりか「うう・・・食べ過ぎた」
ゆり 「あれだけ食べればそうなるわ」
つぼみ「少し休みましょうか」
ポプリ「船がいっぱいでしゅ!」
シプレ「カモメさんもいっぱいいるです」
カモメA「ギョー」
カモメB「ギャー」
ピーちゃん「ピー」
フーちゃん「フー」
いつき「カモメじゃない鳥が一羽いるね」
コフレ「もっと先にツッコむ所があるです」
ポートタワー
えりか「おお!こっから大阪も少し見えるね」
つぼみ「あっちの方には淡路島が見えますよ!」
ポプリ「飛行機でしゅ!」
いつき「神戸空港に行く飛行機だね」
ゆり 「あれは明石海峡大橋かしら?」
えりか「うわっ!床が透明になった!?」
いつき「人が近づくと透明になるんだって」
つぼみ「怖いです・・・」
元町商店街
いつき「そろそろ三宮に戻ろうか」
えりか「そうだ!神戸ってパンも有名だよね!」
つぼみ「まだ食べる気ですか・・・」
えりか「あ!ちょうどパン屋あるじゃん!焼きそばパン食べよ!」
つぼみ「ちょ、ちょっとえりかー・・・」
コフレ「ほんと食い意地が張ってるです」
パン屋
ゆり 「他にもお客さんいるんだから静かにしなさいよ」
えりか「はーい・・・って!おじさん!その焼きそばパン私の!」
ベール「早いもの勝ちだ、早くレジーナの所に焼きそばパンを持っていかないといけないんだ・・・」
えりか「れ、れじーな?」
いつき「なんだかわからないけど譲ってあげようよ」
えりか「わかったよ・・・ってメロンパンもない!」
つぼみ「さっきあの人たちが全部買ってましたけど・・・」
えりか「ちょっと!私のメロンパン返しなさいよ!」
霧生満「これは私のものよ、あなたの物じゃないわ」
霧生薫「ねえ満、やはり全部買うのはまずかったんじゃない?」
霧生満「でもこれは私が買ったのよ、それに薫、あなたもチョココロネ買いすぎじゃないの?」
霧生薫「こ、これはみのりちゃんに・・・」
えりか「ほんとだ!チョココロネもない!ちょっとぐらい残しときなさいよ!」
霧生薫「仕方がないわ」
霧生満「早いもの勝ちよ」
えりか「みんな『早い者勝ちって』いつからパン屋はそんなサバイバルな場所になったのよ!」
ゆり 「えりか、諦めなさい、騒いだら迷惑だわ」
つぼみ「他のパンならありますから・・・ね?」
えりか「うう・・・わかったよ・・・」
見てくれてる人ありがとう
神戸で終わらす予定だったけど京都編も書こうかな?
三宮駅
えりか「三宮に戻ってきたけどこれからどうするの?」
つぼみ「北野異人館の方に行く予定です」
いつき「そのあと六甲山で夜景を見ようよ」
ゆり 「そうと決まったら早く行きましょう」
北野異人館街
えりか「なんかそれっぽい建物が増えてきたね」
ゆり 「あれがそうじゃないの?」
つぼみ「そうです!あれが風見鶏の館です!」
ポプリ「外国の建物みたいでしゅ」
いつき「昔外国の人が住んでた建物だからね」
風見鶏の館
つぼみ「ここが風見鶏の館ですか・・・」
いつき「映画に出てきそうだね」
つぼみ「風見鶏の館はトーマスさんという方のお宅で、建物の設計に当たったのは、ドイツ人建築家のゲオルグ・デ・ラランデという・・・」
えりか「つぼみ・・・それも調べてきたの・・・?」
つぼみ「はい!楽しみでしたので!」
ゆり 「異人館の中で唯一レンガで作られているそうよ」
えりか「おーそれでなんか重厚な感じがあるのか」
つぼみ「こんな家に住んでみたいです・・・」
京都の話を書きたいので一旦終わります
ある程度書けたので再開します
あと確かに一行開けた方が読みやすいのでそうしますね
北野異人館街
えりか「ちょっと疲れたし休もうよ」
コフレ「えりかもう疲れたですか?」
シプレ「運動不足です」
えりか「あんたたちは飛んでるからいいけどここ坂がめちゃくちゃ多いのよ」
つぼみ「たしかに少し疲れました・・・」
ゆり 「ちょうど喫茶店があるわ、そこで休みましょう」
喫茶店
えりか「あー生き返るー」
いつき「えりか、おじさんみたいだよ」
えりか「いーのいーの」
つぼみ「この後はどうします?」
ゆり 「そろそろ暗くなるわよ」
いつき「じゃあ夜景を見て大阪のホテルに戻ろうか」
六甲山
えりか「おおー!めっちゃ綺麗!」
ポプリ「すごいでしゅ!」
つぼみ「素敵です・・・」
コフレ「です・・・」
ゆり 「来てよかったわ」
いつき「本当に綺麗だ・・・」
シプレ「そろそろ戻らないと遅くなっちゃうです」
えりか「夜景の良さを伝えるって難しいね」
ホテル
えりか「明日はどうするの?」
ゆり 「大阪、神戸と行ったから京都はどうかしら?」
いつき「そうですね」
つぼみ「京都のこと調べなくちゃですね!」
えりか「そんな必死にならなくていいと思うよ・・・」
次の日 京都駅
シプレ「京都についたです」
ポプリ「あれはなんでしゅか?」
いつき「あれは京都タワーだよ」
ゆり 「京都を照らす灯台をイメージして作ったそうよ」
えりか「登ってみようよ!」
つぼみ「毎回どこかに登ってますね」
コフレ「何かと煙は高いところが好きなんです」
えりか「なんか言った?」
コフレ「何も言ってないです」
京都タワー
えりか「おお!京都が見渡せるね!」
いつき「すごいね、中に温泉やホテルまであるんだって」
アカオーニ「また京都に来たオニ!」
ウルフルン「おいアカオーニ!本当にお前は京都なら輝ける男なんだな?」
アカオーニ「そうオニ!俺様は京都でこそ輝く男オニ!」
ウルフルン「ウルッフッフッフ・・・それならば、今こそ!バッドエンドボンバーズ再結成の時だぜ!」
コフレ「本当に何かと煙は高いところが好きです」
つぼみ「・・・そろそろ清水寺に向かいましょうか」
清水寺前
つぼみ「清水寺って坂の上にあるんですね・・・」
えりか「少し疲れちゃった」
ゆり 「胎内めぐり・・・って何かしら」
いつき「暗闇の中を歩いて生まれ変わる・・・らしいですよ」
えりか「面白そうじゃん!行ってみようよ!」
胎内めぐり
えりか「本当に真っ暗なんだね」
つぼみ「えりかー・・・どこですか?」
ゆり 「何も見えないわね・・・」
いつき「シプレ、コフレ、ポプリはぐれないようにね」
清水寺前
えりか「おーやっと出れた」
つぼみ「怖かったです・・・」
ゆり 「これで生まれ変われたのかしら?」
いつき「どうなんでしょう」
えりか「とりあえず清水寺の中入ろうよ・・・ってなんか言い争ってるね」
モエルンバ「おい、なんで俺は入れないんだ?チャチャ?」
係員 「清水寺は火気厳禁です」
コフレ「あんなの見てないで早く入るです」
清水寺
えりか「ここが清水の舞台か」
つぼみ「やっぱり高いですね」
いつき「あれが音羽の滝かな?」
ゆり 「おそらくそうね」
シプレ「音羽の滝ってなんですか?」
つぼみ「正面から見て、左の滝の水を飲むと
『学問』、真ん中が『恋愛』、右が『長寿』にご利益があるとされている滝です」
えりか「(じゃあ全部混ぜれば最高じゃん!あたしって天才?)」
ポプリ「じゃあ全部のんだらいいでしゅ!」
いつき「全部飲むと効果がなくなっちゃうんだって」
えりか「(えっ、そうなの?)」
ポプリ「そうなんでしゅか・・・」
えりか「・・・まだまだ甘いわね、ポプリ。」
ポプリ「でしゅ・・・」
えりか「あたし恋愛のにしよー!」
つぼみ「私は長寿にします」
ゆり 「私も長寿にしようかしら」
いつき「僕も長寿かな」
シプレ「えりかは学問にした方がいいです!」
コフレ「またテストで悪い点とるです!」
ポプリ「でしゅ!」
えりか「なによー!みんなとも私のことバカにしてー!」
つぼみ「えりかー、落ち着いてください・・・」
えりか「落ち着いてられないわよ!」
ゆり 「じゃあえりか、この間のテストの結果を言ってみなさい」
えりか「うっ・・・それは」
シプレ「やっぱり言えないです!」
コフレ「学問にするです!」
えりか「わかったわよ・・・」
そのへんは大目に見てください・・・
産寧坂
つぼみ「ここで転ぶと寿命が3年縮むらしいですよ・・・!」
シプレ「そうなんですか?」
コフレ「気をつけなきゃです」
ゆり 「あなたたちは飛んでるから大丈夫よ」
えりか「お土産屋さんがいっぱい」
いつき「お土産はかさばるからあとの方がいいよ」
えりか「見るだけにしとくよ」
ゆり 「観光客が多いわね」
志穂「てゆーか、てゆーか、てゆーか、京都なんてマジ久しぶりじゃない?」
莉菜「ほんとほんと、修学旅行以来だよねー」
志穂「なぎさも来れば良かったのにね」
莉菜「せっかくアカネさんが関西に宣伝に行くのに便乗して連れてきてもらったのに」
サラマンダー男爵は出てこないです
バスドラ「うまーい!この抹茶ソフトクリームめちゃくちゃ美味いぞ!」
バリトン「この八つ橋というお菓子も美味い・・・!」
メフィスト「はっはっは!メイジャーランドの慰安旅行の行き先を京都にしたのは正解だったな!」
ファルセット「京都っていいね~」
莉奈 「志穂、なぎさがいないけど今度こそ京都の土産屋完全制覇よ!」
バスドラ「京都の土産屋完全制覇だと?」
志穂 「うん!うん!うん!今度こそ京都中の八つ橋食べ尽くすもんねー!」
バリトン「京都中の八つ橋を食べ尽くす!?」
莉奈 「なに~?おじさん達も良かったら一緒に行く?」
ファルセット「いいんですか!?」
志穂 「たくさんいた方が楽しいもんねー」
メフィスト「よし!それでは京都中の土産屋完全制覇を目指すぞ!」
つぼみ「横の人たち・・・すごい盛り上がってますね」
いつき「次は二条城に行くよ」
やっぱりせっかくなのでサラマンダー男爵出しますね
新京極 寺町通り
えりか「二条城までまだかかるの?私お腹空いちゃった」
つぼみ「ちょうどドーナツ屋さんがありますしそこで何か食べましょうか」
カオルちゃん「お嬢ちゃーん!ドーナツ食べてく?グハッ!」
えりか「おじさーん!とりあえずドーナツ4つ!」
カオルちゃん「毎度ありー!グハッ!」
えりか「おー!美味しそう!」
カオルちゃん「お嬢ちゃんたち運が悪いねー、さっきまで漫才やってる人たちがいたのに」
「マタスベッタオニ…」
「イインダヨ!キョウトヲサムクシテヤッタゼ…」
えりか「ご馳走様ー!おじさん!じゃあねー」
カオルちゃん「また来てねー! グハッ!」
いつき「それじゃあ二条城に向かおうか」
本能寺
クモジャキー「ここが本能寺か!歴史を感じて燃えてきたぜよ!」
コブラージャ「本能寺は火気厳禁だよ」
サソリーナ「相変わらず暑苦しいわね」
二条城
えりか「ここが二条城か」
ポプリ「いつきのお家より大きいでしゅ!」
いつき「当たり前だよ・・・」
つぼみ「二条城は数少ない御殿が残っているお城なんですよ!」
コフレ「御殿って何ですか?」
ゆり 「お殿様が住んでいた家のようなものよ」
つぼみ「そして二条城は江戸幕府の始まりと終わりの場所なんです」
えりか「つぼみ・・・それも調べて来たの?」
いつき「この間授業でやった所だよ・・・」
えりか「あれ?そうだっけ?」
コフレ「やっぱり清水寺で『学問』の水を飲んで来て良かったです」
えりか「うるさいなー!もう!」
二条城 二の丸御殿前
増子美香「えっ!?撮影禁止?」
係員 「二の丸御殿内は撮影禁止です」
増子美香「そっそんなぁ・・・せっかく京都まで来たのに・・・」
つぼみ「中は撮影禁止らしいですよ」
いつき「文化財保護のためだから仕方ないね」
二の丸御殿内
えりか「さすがは殿様の家、広いねー」
ポプリ「いつきのお家より大きいお家を初めて見たでしゅ」
増子美香「おおー、中はやっぱり素晴らしいですね」
ゆり 「あら?あなたは・・・」
いつき「さっきの人だね」
つぼみ「何をなさろうとしていたのですか?」
増子美香「よくぞ聞いてくれました!
みんなも知りたい! 私も知りたい!
サンクルミエール通信編集長! 増子美香!
続けて読めば?マスコミか!」
増子美香「サンクルミエール通信で京都特集を組もうと思っていたのですが・・・」
えりか「ここの写真は撮れなかったんだ」
増子美香「はい、是非とも撮りたかったのですが・・・」
ゆり 「京都の名所は他にもあるわ、ここは文字だけで良さを伝えて、他の写真を載せたらどうかしら?」
増子美香「そうですね!二条城にこだわりすぎていたのかもしれません」
えりか「頑張ってねー」
増子美香「はい!ありがとうございました!」
つぼみ「そろそろ帰りましょうか」
いつき「もうすぐ新幹線の時間だね」
二条城庭園
サラマンダー男爵 「ニワいいよね・・・」
オリヴィエ 「いい・・・」
京都駅
えりか「もう帰るのかー」
つぼみ「楽しかったです」
ゆり 「来て良かったわ」
いつき「明日から学校も始まるし、頑張らないとね!」
つぼみ「宿題も終わらせてきましたし、あとは帰って寝るだけです」
えりか「し、宿題?」
コフレ「えりか、まさか・・・・」
シプレ「宿題やってないですか?」
えりか「ホテルでやろうと思ってたんだけど・・・」
いつき「すぐに寝てたね」
ゆり 「えりか、なんとしても新幹線の中で終わらせるのよ?」
えりか「ううー・・・」
おわり
拙い文章でしたが読んでくださった方ありがとうございました
京都駅
えりか「もう帰るのかー」
つぼみ「楽しかったです」
ゆり 「来て良かったわ」
いつき「明日から学校も始まるし、頑張らないとね!」
つぼみ「宿題も終わらせてきましたし、あとは帰って寝るだけです」
えりか「し、宿題?」
コフレ「えりか、まさか・・・・」
シプレ「宿題やってないですか?」
えりか「ホテルでやろうと思ってたんだけど・・・」
いつき「すぐに寝てたね」
ゆり 「えりか、なんとしても新幹線の中で終わらせるのよ?」
えりか「ううー・・・」
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