P「音無さ……いえ、小鳥さん。俺と結婚してください」 (148)

小鳥「え…………」

P「…………」

小鳥「ええっ!?」

P「す、すいません。ムードも何も無く、唐突に……」

小鳥「え、えと、あの………」モジモジ

P「……答えはわかってます。ただ、俺がスッキリしたかっただけなんです、気にしないでください」

小鳥「………い、いえ………あの、別に嫌じゃない……ですよ?」カァァ

P「え?」

小鳥「む、むしろっ!こんな私でよければ、よろしくお願いし



春香「すと────っぷ!!!」ガチャバターン



P・小鳥「!!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395845462

小鳥「は、春香ちゃん!?」

春香「プロデューサーさんっ!早まらないでください!」

P「な、なんだ春香、突然!?」

春香「考え直してください!結婚するなら私ですよ!私!」

P「え、ちょ、はっ!?」

春香「ほら見てくださいこのリボン、最近新しいのにしたんです!」

P「お、おう」

春香「どうですかっ!?」

P「どうって……まあ、似合ってるんじゃないか?」

春香「そうですか?じゃあ結婚しましょう!」

P「なんでだよ!!」

春香「……プロデューサーさんは私の事、そんなに嫌いなんですか……?」ウルウル

P「いや!決して嫌いじゃない!」

春香「じゃあいいじゃないですか!」

P「よくねぇよ!俺は小鳥さんが好きなんだ!!」

小鳥「あっ、は、はい……///」

P「あ。す、すいません」

春香「もういいです!納得できる理由を用意してくるまで、私諦めませんから!」

P「いやだから、俺は小鳥さんが……」

春香「無理やりイロイロやってでも結婚してみせますから!」ガチャバターン スタスタスタ

P「…………なんかいきなり帰ったな…………」

P「イロイロってなんだよ………」

小鳥「あ、あの、プロデューサーさん……」

P「あっ!ああ、ええと、話の途中でしたよね」

P「いや、いいんですよ。俺自身、そんな魅力のある男だと思ってませんから。小鳥さんとだって高望みだって思ってます」

小鳥「わ、私は!」

小鳥「………プロデューサーさんとなら、結婚しても……ううん、むしろ、したいなって思


美希「ダメなの───っ!!!」ガチャバターン


P・小鳥「!!?」

P「今度は何だ!?」

美希「ハニー、どうしてそんなこと言うの?ミキのこと嫌いになっちゃったの?」

P「み、美希………いや、嫌いじゃないって」

美希「じゃあなんでミキと結婚してくれないの?小鳥には結婚しようって言うのに、ミキに言ってくれないのはおかしいの!」

P「いやおかしくねーよ」

美希「なんでミキじゃダメなのっ!?ミキだって小鳥と同じくらいおっぱい大きいし、まだまだ成長するかもしれないの!」

P「アイドルが大声でおっぱいとか言うな!!」

美希「……ハニーは、ミキがいつも抱きついたりしてくるの、イヤだったの?」

P「う、ううむ、イヤではないが、男として……というか社会人として危ないというか」

美希「小鳥はハニーに抱きついたりしないのに、小鳥を選ぶのはおかしいの!」

P「いやいやいや、俺は小鳥さんのさりげない優しさとかにとても惹かれているだけであってだな!」

小鳥「あうう~………」カァー

P「あ、大声で……すいません」

美希「む~~」

美希「もうミキ怒ったの!ミキを説得できるまで、ハニーはミキの物なの!」

P「お前のものになった覚えはない!」

美希「じゃあの」ガチャバタッ スタスタスタ…

P「……………」

小鳥「………じゃあの、とか言うキャラでしたっけ?」

P「違うと思いますけど……」

小鳥「……ってそれより!結婚の話に戻しましょう!」

P「え?いやでも、戻したところで結論は決まってるでしょうし……」

小鳥「か、勝手に決め付けないでください!……私は……」

小鳥「私は、プロデューサーさんの事が、ずっと、


貴音「いけませんっ!!」ガチャバタンッ


P・小鳥「!!?」

貴音「ああ、貴方様………気を確かに持つのです」

P「貴音までおかしくなった」

貴音「おかしいのは貴方様です!」

P「だから何が」

貴音「小鳥嬢よりも、わたくしの方が貴方様を想っているというのに!」

P「え?え、うん、素直にうれしいけど、俺は小鳥さんが」

貴音「ならば今すぐ結婚致しましょう!わたくしと共にヴぁーじんろぉどを歩むのです!」

P「いや……悪いな貴音、俺が結婚したいのは小鳥さんなんだ、尤も既にフラれかけてるも同然なんだが」

貴音「ならば何故!?」

P「いや、一応答えを聞いておきたくてさ、ちゃんと断られてこそ、スッキリできるっていうか」

貴音「答えを聞いてからでは遅いのです、善は急げ、とも言います。さあ、わたくしと契りを結びましょう」

P「いや結ばねーよ、どうしてその結論に至るんだ」

貴音「なんと……」

小鳥(ぷ、プロデューサーさんも大変ね……)

貴音「………わかりました。本日のところは、一旦退きましょう。ですが……」

貴音「わたくしは、貴方様を諦めるつもりはありません。もしどうしてもと言うのであれば、わたくしを説得することです」ガチャバタンッ スタスタスタ

P「あ、うん……帰るの早っ」

小鳥「………今日は皆、何もお仕事無いんでしょうか?」

P「それがですねぇ、なぜか偶然無いんですよ」

小鳥「あら不思議」

P「って、また話逸れちゃいましたね」

小鳥「あっ!え、ええ、それで結婚のこと、ですけど」

P「………はい………」

小鳥「………ん、んん……ごほんっ、えっと………」

P「……………」

小鳥「わ、私、プロデューサーさんはいつもお仕事に一生懸命で、それに優しくて、素直に尊敬してるんです」

P「………あ、あれ、意外に好印象」

小鳥「それで、あの、アイドルの子達だけじゃなくて、私の事もいつも気にかけてくれて……すごく嬉しかったです」

P「は、はい」

小鳥「始めは、仕事もできるし気遣いもできる、すごい人だなって思ってました。仕事仲間としての憧れもあったんです」

小鳥「でも、いつしかその憧れは、仕事仲間としてじゃなくて……」

P「………え、えと………」

小鳥「い、いっ…………異性としt


真美「兄ちゃんダメ───っ!!」ガチャバターン


P・小鳥「!!?」

真美Pの私としてはここで真美ちゃんと結婚したいんですがダメですか

わかりました、全員分がんばって書きます


P「今度は真美か……」

真美「兄ちゃんっ!真美まだ中学生だけど、胸だって普通よりはぜんぜんあると思うし、背だって高いし、十分せくちーでしょ!?」

P「いきなり何を言い出すんだお前は………まあ中学生にしちゃ恵まれたスタイルだとは思うが」

真美「でしょ!もうちっとしてケッコンできる年になったら、兄ちゃんともゼッタイ釣り合うと思うんだー!」

P「なんで俺となんだよ!?」

真美「そりゃ兄ちゃん、真美が兄ちゃんとケッコンしたいって思ってるからっしょー」

P「……あのな真美、真美はこの先まだ長いんだ。人生のパートナーを決めるのはまだ早いんじゃないか?」

真美「うあうあ~……兄ちゃんは、中学生のコは女の子として……イセーとして見てくれないの?」

P「やっ、そういう訳じゃない!真美だって一人の女の子だと思ってる!いつもやんちゃに見えて、たまに女の子らしい素振りもするし!」

真美「やったっ、んじゃケッコンしよ!」

P「だからなんで皆そうなるんだよぉぉ!!」

真美「……イヤ?」

P「ちょ、まて、泣くなって………すまん、俺は小鳥さんに思いを寄せてるんだ」

真美「う、うあ~~……」

P「わーっ!悪かった!もっとオブラートに包んだ言い方をすべきだった!だから、な?泣くなって」

真美「もー兄ちゃんなんて知らないっ!キセージジツを作っちゃうもんねーっっ!!」ガチャバターン タッタッタッ

P「あ、おい!」

P「どこで覚えたんだ、既成事実なんて言葉……」

小鳥「うふふ、可愛らしいですね、真美ちゃんは」

P「えぇ、まぁそうなんですが、もう少し大人になってもいいんじゃないかと」

小鳥「あら?真美ちゃんだって、ちょくちょく大人っぽいですよ?」

P「そうですか?やっぱり、女性同士だと見えてるものが違うんですかね」

小鳥「ふふっ…………あ、いけない、また話がどこかへ行っちゃいましたね」

P「あ、はい……じゃあ、話戻しま


千早「戻させません」ガチャバタッ


P・小鳥「!!?」

千早「途中から失礼します、プロデューサー」

P「お、おう……なんだ千早?」

千早「私と結婚しましょう」

P「ごめんなさい」

千早「どうしてですか?やはり胸ですか?胸が無くてはいけませんか!?」

P「いや、そこじゃなくて………あるに越したことはないけど」

千早「そうですよね、私みたいな貧乳を超えたまな板、プロデューサーは嫌いでしょうね………」

P「いやいや、別に嫌いじゃないって!千早にはそれ以外にいいところがいっぱいあるじゃないか!」

千早「……例えば?」

P「ほら、ひとつの事に一生懸命になれるところとかさ」

千早「私は今プロデューサーの事で一生懸命になれてます、結婚しましょう」

P「しません、俺は小鳥さんと結婚したいんだ」

小鳥「あ、あの、何回も言われるとちょっと照れるんですけど」

P「……何度もすいません」

千早「音無さんも困ってらっしゃるじゃないですか。さあ早く私と結婚しましょう」

P「千早ぁぁ!!いつもの千早に戻ってくれぇ!!」

千早「プロデューサー……仕事の疲れで冷静な考えができなくなってしまっているんですね。今日はもう、帰って休んだほうがいいのでは?」

P「それそのままお前に返すよ、マジで大丈夫か?」

千早「ご心配ありがとうございます。あまり負担をかけないように、今日はもう帰らせてもらいます。お疲れ様でした」ガチャバタン スタスタスタ

P「ああ、お疲れ様………」

P「………千早の仕事の量、減らしたほうがいいかもしれませんね」

小鳥「あはは……」

P「いやでも、最近の千早の伸びには驚かされます」

小鳥「うーん。千早ちゃんもなんだか成長しましたよね」

P「ええ。最初の頃の、歌にしか興味が無かった時に比べれば、だいぶ進歩したもんですよ」

小鳥「そういうのが見れるのも、この仕事のひとつの楽しみなんですよ♪」

P「はは、俺もアイドル達が成長するのがわかると、なんだか我が子のように思えて……まあいないんですけど」

小鳥「………欲しい、ですか?」

P「ははは………えっ?」

小鳥「えっと、プロデューサーさんさえ良ければ、私、まだがんばれま


雪歩「だ、だめですぅぅぅぅ!」ガチャッバタッ


P・小鳥「!?」

P「つ、次は雪歩か……」

雪歩「プロデューサー!結婚、私とじゃだめですか!?」

P「う、うん、えっと?」

雪歩「やっぱり、こんなひんそーでちんちくりんな身体じゃ、プロデューサーは見てもくれませんよね……」

P「いや、前から思ってたけど、そんなちんちくりんでもないぞ」

雪歩「ほ、ほんとですかぁっ!?じゃ、じゃあ……」

P「結婚はしないけど」

雪歩「えぇっ!?ど、どうして……」

P「ほら、俺は小鳥さん一筋だから」

雪歩「わ、私だってプロデューサー一筋ですぅ!」

P「お、おう……気持ちはありがたいし嬉しいんだけどな、やっぱアイドルはそういう対象として見れないっていうか」

雪歩「う、ううぅ………プロデューサーに好きになってもらえない私なんて、穴掘って永遠に埋まってますぅぅ~~っ!!」

P「ちょっと待てそれは埋葬ォォ──!!」

P「はぁ、はぁ、はぁ………」

雪歩「ど、どうして止めるんですかぁ……私みたいなダメダメな女の子、放っておいてください……」

P「いやいや、そういう問題じゃなくてだな……雪歩は俺がプロデュースする、大切なアイドルなんだよ。だから、な?」

雪歩「……でも、私は女の子として見て欲しいんです」

P「まあ、そいつはちょっとな………」

雪歩「……わかりました、結婚は諦めますぅ……けど、」

雪歩「……同じ穴に埋まれるように、頑張りますね」ニコォ

P「えっ」

雪歩「うふふふふふふ」ガチャバタンッ

P「…………」ゾワワッ

小鳥「え、と……」

P「じょ、冗談ですよね、ははは」

小鳥「き、きっとそうですよ、ふふっ」

P「…………」タラー

小鳥「だ、大丈夫ですよ!雪歩ちゃんはそんな、乱暴な事はしないと思います!たぶん!」

P「多分ですかー……」

P「で、ええと。戻しましょうか、話」

小鳥「あ、はい」

小鳥「えと、プロデューサーさん、お子さんいませんよね?いや、当たり前ですけど」

P「ええ、まあ……結婚もしてないのに子供なんて作ってたら人間としてアレですし」

小鳥「あはは………そ、それで、ですね。もしかして、お子さん欲しいのかなーって」

P「え?……ああー、まあ、欲しいっちゃ欲しいです。あ、もちろん小鳥さ──っと、これ以上はセクハラですね、危ない危ない」

小鳥「あ、うう……」カアァ

P「まあー………そんなのは夢のまた夢ですよ、俺にとっちゃ」

P「でも、すぐには折れませんよ。今回がダメでも、次、またいつかプロポーズします。だから……」

P「………断るならスパッと、お願いします」

小鳥「は、はい…………はい?え、あの、ですから、私断りませ


真「ちょっと待ったぁッ───!!!」ガチャバダーン


P・小鳥「!!?」

真「プロデューサー!」スッ

P「ちょっ真……なんでひざまづいて」

真「ボクと結婚してください!」

小鳥(やだ、かっこいい)

P「えーっと、ちょっと色々突っ込ませろ。まずこの体勢な、どう考えても男女で逆だろ。ふつう男がひざまづくもので……」

真「ここは日本です!イギリスの常識なんて気にしなくてもいいんです!」

P「ああうん、間違っちゃいないな……そして2つ目、なんでその服……タキシード?」

真「え?あー、へへっ、ドラマの結婚式のシーンの撮影終わらせて、そのまますぐ来ちゃいました」

P「……おう、お疲れ様」

真「はい!という訳で結婚、してくれますよね!?」

P「そして3つ目!なんで結婚の話になんだよ!?」

真「……ダメ、でしたか……」キラキラー……

P「えっ何その華々しいエフェクト……かっこいいけども。すまん、俺には小鳥さん以外の人は……」

真「じゃあ小鳥さんを寝取ります」

小鳥「ぴよっ!?」ビクゥ

P「な、なんだってー!」

P「いやいや、寝取るったって……いやアイドルが寝取るなんて口にすんな。そして寝取るにしても女同士は……ねーだろ」

真「やってみないとわからないですよ!………ねぇ、小鳥さん?」ズイッ

小鳥「ふぇっ!?ちょっ……」

真「小鳥さんはイヤですか?女の子同士……」ズイズイ ジリジリ

小鳥「ま、真ちゃん、顔が近……」

真「小鳥さんってお肌綺麗ですよね……」ズイズイ サワサワ

小鳥「ひゃっ、や、やめ」

真「小鳥さんが望むなら、ボク、男らしくだってなりますよ」壁ドンッ ズイー

小鳥「あ、やっ………」

真「………ね、小鳥さん?」ボソッ ズイッ ズイッ

小鳥「あ、ぁ、ぁ、だめ………」(ちょ、やばい、耳元やヴぁい……)

真「………ふぅーっ」

小鳥「ひゃああああぁぁっ!!」ビクッ

真「へへっ、冗談ですよ、小鳥さん!」

小鳥「あ、あひゃ……?」

真「ボクにソッチの趣味はありません!でも………ボク、プロデューサーのこと、諦めませんから」スタスタスタ ガチャバタン スタスタスタ


P(なんかすごいものを見てしまった)ドキドキ

小鳥「は、はぁっ、はぁ──……」ヘナヘナ ペタン

P「だ、大丈夫ですか?」

小鳥「び、びっくりしました……まさかあそこまでグイグイ寄ってくるなんて」

P「いや、俺も驚きましたよ。どこであんなの覚えたんだか…………」

P「………ああ、ドラマか………」

小鳥「正直、ちょっとドキドキしちゃいました」

P「えっ……は、はあ、あはは」

小鳥「あ!決してソッチの趣味があるわけでは無いですよ!?……アッチは好きですケド」ボソッ

P「アッチ?」

小鳥「な、なんでもありませんっ!あ、そ、そうです、話!話戻しましょう!」

P「あ、はあ」

小鳥(危ない危ない、アッチ♂系の同人誌を集めてることを、自分で暴露しちゃうところだったわ……)

P「まあでも、戻すって言っても特に戻す話も無いんですが」

小鳥「あ、ありますっ!」

P「え?」

小鳥「もう一度、ちゃんと最初から……お願いします、その………プロポーズを」

P(……ああ、断るなりにムードが欲しいのかぁ………よし、今度はかっこよく、ちゃんと前置きとか言ってからやってみよう。フラれるのはそれからだ)

P「……はい。じゃあ、えっと………」

P「…………小鳥さん。」

小鳥「はっ、はいっ!」

P「まず最初に……いつもいつも、本当にありがとうございます。事務の仕事はもちろん、俺が落ち込んでいる時にすぐ心配してくれることとかが、とても嬉しかったです」

P「そして、小鳥さんと二人きりで居る時間は、俺にとって何より楽しいものでした。たまの休日に外食を食べに行ったりした時、あなたが笑っているだけで俺は何より幸せでした」

小鳥「…………はい」

P「楽しそうに笑う小鳥さん、仕事に一生懸命な小鳥さん、すごく大人っぽい小鳥さん、優しい小鳥さん、ときどき面白おかしい小鳥さん………俺はその全てに惹かれました」

P「だから、俺は小鳥さんの全てが大好きです」

小鳥(あぁぁぁ~~……すっごい照れる……どうしよう、相槌もどう打てばいいのかわからない……)

P「………あなたの傍にいられたら、俺は誰より幸せです。だから……」

P「……俺と結婚してください」

小鳥「は、え、えと、あの、」ワタワタ

小鳥「わっ、わたしもあなたの傍にいれたらしあわ


律子「こんばんは~、プロデューサー殿いらっしゃいますかー?」ガチャ

律子「あれ、お二人だけですか」

P「お、おう、まあ」

小鳥「わ、わ、わ………」

P「えっと、それで、なんの用だ?」

律子「あ、はい。プロデューサー用の書類を届けに来ました。急ぎではないので、時間が空いてる時にでも目を通しておいて下さい」

P「書類?……わかった、机の上でも置いといてくれ」

律子「わかりました、じゃあここ、置いておきますね」パサッ

律子「では。お疲れ様でした」ガチャバタン コツコツコツ



P「また中断されちゃいましたね……」

小鳥「そ、そそ、そうですね……」ドキドキ

P「……ていうか、書類ってなんだろ」スッ ペラッ


[ 婚 姻 届 ]


P「してやられたァァ!!」バサァッ

小鳥「え?な、なんですか?それ………あ、こ、婚姻届………」

P「まさかこっちで来るとは思わなかった……」

小鳥「い、一応聞いておきますけど……それ、判子押します?」

P「え?いやいや、押しませんよ。俺が判子押す婚姻届は、小鳥さんの名前が書いてある婚姻届だけです」

小鳥「ふぇっ!?……ぷ、プロデューサーさん!あのプロポーズの直後にそういうこと言われると、不意にドキッとしちゃいますから、やめてくださいっ!」

P「あ、はい、すいません」

小鳥「え、えと」

小鳥「またお返事、ちゃんとできませんでしたね……」

P「え?ああ、そうでしたそうでした」

小鳥「………また、やります?」

P「いいんですか?」

小鳥「は、はい、私もちゃんと返事しておきたいですから」

P「そうですか……では、今度は簡潔にいきたいと思います」

小鳥「はいっ、お願いします!」

P「こほん。…………小鳥さん、俺があなたを好きになったのがいつなのかは、俺でもよくわかりません」

P「気がついたらあなたのことを目で追っていて、あなたと二人でいる時間が何より幸せだと感じるようになっていました」

P「最初は、これが本当に恋なのか、自分でも自信が持てませんでした。………でも、どんどんあなたを知っていくにつれ、それは確信に変わっていきました」

P「今なら、ハッキリと言えます」

P「……あなたの傍に、一生いさせてください」

小鳥「………よ、よろこん


亜美「ダメだよ兄ちゃ───んっ!!」ガチャドターン


P・小鳥「!!?」

亜美「兄ちゃんっ!!」

P「お、おう。何?」

亜美「なんで亜美にはプロのポーズしてくんないの!?」

P「プロポーズはバラバラにすると違う意味になるぞ」

亜美「もーっ!今はそういうツッコミいらないんだよー!」

P「はあ……今ちょっと聞いてたろ。俺は小鳥さんが好きなんだ。小鳥さんと結婚したい」

亜美「なんでケッコンしたいヒト以外にはプロポーズしちゃだめなの?」

P「う………いやー、えーとだな、えーと………なんでだろ」

亜美「わかんないなら亜美にだってしてくれてもいいっしょ?ね?」

P「うーむ………あ!そ、そうそう、そうだよ、プロポーズってのは結婚したい人に言うものなんだよ、だから亜美にはプロポーズできない!」

亜美「えー……兄ちゃんは亜美とケッコンしたくないの?」

P「まあ………したいかしたくないかで言えば、したくない、かな」

亜美「そっか……兄ちゃんは亜美のこと、ホントは嫌いだったんだね……」

P「ちょっ、ちょっと待て、いや別にそういうわけじゃなくてだな」

亜美「くすん………兄ちゃんに嫌われちゃったぁ~……」

P「お、おい亜美、冗談はよs」

亜美「……スキありっ!」ガシッ

P「えっ」プニュン

小鳥(こ、こここここれは………幻の『πタッチ』!!)

亜美「わーっ!兄ちゃんにおっぱい触られちったー!」トテテテ

P「いやいやいや!今のは明らかに亜美が無理やり……」

亜美「セキニンっての取ってもらっちゃおーっと!こーゆーの、キセージジツっていうんだよねっ!」ガチャバタンッ タッタッタッ

P「お、おい、待てって!」

P「……行ってしまった」

P「えっと……故意でなければケーサツの方々も見逃してくれますよね?」

小鳥「ええ、多分」

P「で、ですよね」

小鳥「で・も!」

小鳥「プロポーズしてきた人が目の前で他の女の子の胸触ってるっていうのは、あんまりいい気分じゃないですっ」

P「すっ、すいません!決してワザとではないんです!決して!」

小鳥「………ふふっ、わかってますよー。ちょっといじりたくなっちゃいました、てへっ」

P「冗談キツいっす……ははは」

小鳥「……それで。またまた途切れちゃいましたね」

P「ええ……いやはや、どうして皆こんなドンピシャのタイミングで入ってくるのか……」



P「俺がフラれるのを止めようとしてくれてるのは嬉しいけど、俺としてはスパッといわれた方がいいんだけどなぁ」



小鳥「はい?」

P「え、いやだから、俺は直球で言われた方がいいって」

小鳥「いえ、そっちじゃなくて。その前です」

P「その前?……ああ。……え、だって、皆俺のこと気にして、ああやってプロポーズ中断しにきてくれてるんですよね?」

小鳥「え、えーと………」

小鳥(わかっていたけど、ここまで鈍いなんて……恐るべきプロデューサーさん……)

小鳥「ま、まあ、そうなんじゃないでしょうか……たぶん……」

P「??」

小鳥「あ、そうだ。お返事……ちゃんとしたいので、今度は前置きナシでお願いします」

P「そ、そうですね……ちょっと言うのも恥ずかしくなってきましたし。……じゃあ、一言でいきます」

小鳥「はい、どうぞ」

P「小鳥さん、俺と


あずさ「は~い。ストップ、ですよ?」ガチャ


P・小鳥「!!?」

P「あずささん……ど、どうしたんですか?」

あずさ「プロデューサーさん」

P「はい?」

あずさ「私、プロデューサーさんの隣を、ウェディングドレス姿で歩くのが夢なんです」

P「隣……ウェディングドレス……ええと、け、結婚式……のことですか?」

あずさ「はい。………自分勝手だ、って、わかってます。それでも……」

あずさ「私はこの夢、諦めきれないんです」スッ パシッ

P「え、あ」

あずさ「お願いします、プロデューサーさん」

あずさ「私の夢、叶えていただけませんか?」ギュッ ジー…

P(あ、あずささんが俺の右手を両手で握り締めて……すごい真っ直ぐこっちを見ている)

P「お、おふぅ…………」

P(あ、変な声出た)

P「……って、そんな呆けてる場合じゃない。えーと、あずささん。ごめんなさい、俺はまだ、小鳥さんのこと諦めてませんから……」

あずさ「………そう、ですか………」ウルッ

P「え」

あずさ「……うう……ぐずっ」

P「あ、あずささん?」

あずさ「か、顔、見られたくないので……」クルッ

P「は、はい……」

あずさ「……ぐすっ、ううう……」

P「えっと、あの……」

あずさ「ごめんなさい、いきなり………私、帰りますね」グズッ ズズッ

P「あずささん………」

あずさ「……お疲れ、さまでした……」ガチャ ギィィ……バタン スタスタスタ……


P「…………………」

P「ううっ…………い、胃に穴が空きそうです」

小鳥「よ、よくフレましたね……」

P「はい………いや、なんかもう余計なことは考えないようにしてました」

小鳥「いえ、それにしたって今回のはなかなかガチすぎて、プロデューサーさんもちょっと真面目モード入ってましたね」

P「ええ………あの少しウルッとした目で手を握り締めながら顔を真っ直ぐ見られたら、たいていの男は落ちるでしょうね……」

P「……でも俺は落ちませんよ。既に小鳥さんに対して落ちている最中ですから」

小鳥「も、ももも、もぉ!またそういう事言って……」

P「……あ、そうでした。すいません」

真美「兄ちゃん!真美とケッコンして!」

P「い、いや、気持ちは嬉しいんだけどな、俺には小鳥さんっていう運命の人が……」

真美「……ケッコンしてくれたら、真美の髪、好きに触らせたげるよ?」

P「ぬ……い、いやしかし……」

真美「えいっ」ペシッ(ポニテで叩く音

P「おふっ」

真美「兄ちゃん、真美のサイドポニテ触りたいんだもんねー?」ペシペシ(ポニテで叩く音

P「おふおふ」

真美「気持ちいいっしょー?」ポフポフ

P「おふぅおふぅ」コクコク

真美「んじゃ真美とケッコンしてくれる!?」ピタッ

P「おh………あ、ああいや、すまん、やっぱり俺は小鳥さ」

真美「えいっ!」ペチペチ(ポニテで叩く音

P「おふっおふっ」

真美「兄ちゃーん、ケッコンしようよー」パタパタ

P「おふおふおふ」コクコクコク

真美「やったー!!」パサパサパサ



こうしてPと真美は幸せになりました。終わり。

ごめんなさい嘘です。ちょうどいいタイミングでエイプリルフールが来たのでやってしまいました。本編に戻ります。


小鳥「で、でも……あの、どうして私なのか、って、お聞きしてもいいですか?」

P「え?いやぁ、ですから、さっきも言ったじゃないですか。俺は小鳥さんの全部が好きなんです」

小鳥「そ、それですっ!その……わ、私なんかより魅力的で、しかも若い子なんて、765プロにだってたくさんいるじゃないですか」

小鳥「でも、どうしてその中で、私だったのかなー、って……」

P「あー、そういうことですか」

P「う~ん、どうして、と聞かれると………そうですね」

P「やっぱり、一緒に二人きりでいて、小鳥さんのことを知れた時間が多かったからじゃないでしょうか」

小鳥「私の事を……?」

P「はい。ほら、俺とか小鳥さんみたいな職業って、なんだかんだで事務所にいること多いじゃないですか。それで、話したりする機会も多いですし、プライベートでもご飯食べに行ったりすることも何回もありましたし……」

P「そうやって小鳥さんのことを知っていくうちに、俺はどんどんその魅力に引き込まれていったんだと思います」

小鳥「そ、そんなに魅力、ありますかね……?」

P「……あります。とってもあります」

P「ていうか全部魅力です!」

小鳥「ぜっ、ぜんぶっ!?」

P「はい!仕事に真剣なところも、みんなを気遣う優しいところも、こうやって照れて顔を真っ赤にするところも、全部です!!」

小鳥「あ、あああありがとうございます!………あうぅ」プシュー

P「そんな素敵な小鳥さんを、俺は愛してるんです!!俺と……俺と、結婚し


伊織「待ちなさいっ!!」ガチャバーン


P・小鳥「!!?」

仕方がない真美は俺が貰っていきますね

>>72
72いってるんですか真美ちゃんは私の嫁です。
勘違いしないで頂きたいのですが真美ちゃんと結婚しても亜美ちゃんは娘のように可愛がります。真美ちゃんageて亜美ちゃんディスる風潮を私は許さない。絶対にだ。続けます。


伊織「ちょっとアンタ!このスーパーアイドルの超絶美少女伊織ちゃんを差し置いて他の女にプロポーズするなんて、どういう了見なのかしら!?」

P「こういう了見だ。俺は小鳥さんラブ。以上」

伊織「……はぁ~……ダメプロデューサーだとは知ってたけど、まさかここまでダメだとは思わなかったわ……」

伊織「いい事?プロポーズに対する返事はそうじゃないでしょ?」

P「え………あ、ああ。うん、そうだな、もう少しちゃんとすべきだな。すまん」

伊織「にひひっ、わかればいいのよ。じゃあ、折角だからこの伊織ちゃんが正しい返事の仕方を一から教えてあげるわ!」

P「ふむ」

伊織「ではまず、そこにひざまずきなさい」ビッ

P「ん……YesでもNoでもひざまずくのは変わらないんだな」スッ

伊織「そして次に、両手で手を握るの。優しくよ?」

P「優しく……こんな感じか?」ギュッ

伊織「上出来♪じゃあ最後よ。私の目を見つめながら……」

P「見つめながら?」ジー

伊織「『俺と結婚してください』……言ってごらんなさい」

P「俺とけっk………それ俺がプロポーズしてるだけじゃね───か!!」

伊織「ちっ、ばれちゃったわね……」スッ カチッ

P「おいそれICレコーダー……言質取ろうとすんなよ……」

伊織「ふんっ、ここまで強情なヤツだとは思わなかったわ!」

P「強情っつーかもはや略奪愛の域に達しつつあるけど」

伊織「見てなさい、すぐにアンタの方からプロポーズしてくるくらいメロメロにしてやるんだからっ!」ガチャバターン

P「おう、がんばれー」

小鳥「なんだか対応に手馴れてきましたね……」

P「まあ……こうも何回も来られたら、そりゃあ……」

小鳥「世の中の男性が発狂して羨ましがるセリフですよ、それ」

P「まあ別に本気ってわけでもないでしょうし、軽~くあしらっておけばいいかなーって感じですよ」

小鳥(あのプライドの高い伊織ちゃんまで来た時点で、ガチだって気付かないんですかね……いや、気付かないんだろうなぁ……)

小鳥「………えっと、また中断されちゃいましたけど、戻しましょうか。プロポーズの話に」

P「あ、そうですね」

小鳥「その……プロデューサーさんが私の事を好きだって理由はわかりました。……えと、う、嬉しいです」

P「……はい」

小鳥「……プロデューサーさんばかりに言わせてたら、なんだかずるいですよね!」

小鳥「だから……私も言わないと」

P「いや、別に大丈夫ですよ、俺の自己満足みたいなものですから……」

小鳥「いえ、言わせてください」

小鳥「私が、プロデューサーさんをs


やよい「うっうー!ちょっと待ってくださーい!」ガチャバタン


P・小鳥「!!?」

おまたせいたしてしまいました。変な流れになってて笑いました。続けます。


P「お、おう。どうしたやよい、こんな時間に……」

やよい「あの、プロデューサー」

P「ん?」

やよい「私、プロデューサーといっしょにいると………ううん、プロデューサーの事考えてるだけで、なんだかぽわぽわ~ってなっちゃうんです!」

P「ぽわぽわ?」

やよい「それに、プロデューサーに頭なでなでしてもらったり、緊張してる時にぎゅーってしてもらったりすると、すごく嬉しくて、胸がドキドキしちゃったり……」

やよい「こ、これって、恋、なんでしょうかっ!?」

P「えーと……あのな、やよい。やよいはまだ、心がちょっと不安定な時期なんだよ。だから、一緒にいる時間が多い男を意識しちゃったり……」

P「でも、それは別に恋とかじゃなくて、その年にありがちな気の迷いのようなものというかだな……」

やよい「で、でもっ!亜美と真美がこの前、『やよいっち、それを恋って言うんだよー』……って!」

P「あんの双子ォォォオオ!!」

やよい「やっぱり、プロデューサーのことを好きになるなんて、悪い事なんですか……?」ウルウル

P「うっ」

小鳥(かわいい)

P「……いや、それは違うぞやよい、人を好きになるのに良いも悪いもない!」

やよい「ほ、本当ですかーっ!?」

P「ああ。だから、俺なんかよりもっといい男を見つけるんだ」

やよい「で、でも……プロデューサーは、『なんか』なんかじゃないですっ!!」

P「やよい……」

やよい「プロデューサーは優しくて、ちゃんとしてて、いつもいつもすごいなーって思ってるんです!」

やよい「でも、なんだかそれだけじゃなくて……ありがとうございます、とか……うーっ、それでもなくて……」

やよい「……す、好き…………なんです」

P「………………ごめんな、やよい」

やよい「…………うっ、うう…………そう、ですよね………」ウルッ

P(あ、やべ)

やよい「いえ、あの……いいんです、プロデューサーは、きっと私よりも、小鳥さんのことが………」グズッ

やよい「…………」フキフキ

P「あ、あのな、やよい」

やよい「だ、大丈夫ですっ!」

やよい「じゃあ、私そろそろ帰りますね!プロデューサー、明日もよろしくお願いし……しまっ……」ジワッ

やよい「………っ……」ガチャバタンッ タッタッタッ…

P「あ、お、おい!」

P「………………あの、今のはさすがに、死にたくなりました……」

小鳥「やよいちゃん、とってもかわいいですもんね……」

すいませんもうちょいなのです。続けます。


P「……あ、もうこんな時間ですか」

小鳥「え?……あら、本当」

P「明日もスケジュール一杯なんで、俺は先に失礼しますね」

小鳥「あっ、はい!お疲れ様でした~」

P「はい、こと……音無さんもお気をつけて」ガチャ バタンッ




小鳥「…………はあ…………」

小鳥「どうしてこう、上手くいかないのかしら……」

小鳥「……『小鳥さん。俺と結婚してください』……かぁ」

小鳥「ずっと待ってた言葉なのに………」

小鳥「すっごく、嬉しかったのに……………」

小鳥「………なんでそこでスパッと答えなかったのよ小鳥っ!」

小鳥「……うぅ~~……」

小鳥「………そうよ、明日こそ、自分から言い出せば!」

小鳥「で、でも、今更かよってならないかしら……」

小鳥「……って、ダメよ小鳥、玉砕覚悟でも言わなきゃ!」

小鳥「そうと決まれば、まずセリフから考えなきゃ……」

小鳥「…………んー…………あ。………こほん。」

小鳥「……プロデューサーさん、私とけっ、けっこ、……ん。……………」

小鳥「………ダメ。恥ずかしいわ」

小鳥「何かもっと、簡潔に言える言葉……」

小鳥「やっぱり、好き、とかかしら……」

小鳥「えー、こほん」

小鳥「……プロデューサーさん、私、あなたの事が好…すっ、す……」ボフンッ

小鳥「はっ、恥ずかしいぃぃぃぃ………」

小鳥「はぁ………」

小鳥「私、こんなに大好きなのに……プロデューサーさん」

小鳥「なんで言い出せないのかなぁ……」

小鳥「………たったの一言、好きです、って……」

小鳥「大好きです、って」



P「……俺も大好きです」ガチャ


小鳥「!!!」ビクッ


P「すいません、盗み聞きしようとしたつもりじゃなかったんですが……」

P「家まで送った方がいいんじゃないかと、階段引き返してきたら……その、いろいろ聞こえてきまして」

P「……つい」

小鳥「え、えと、あ、う、………」

P「嬉しいです、まさか、こんな俺を好きになってくれていたなんて………」

小鳥「あっ、あのっ!」

P「はい」

小鳥「お話が……あります」

P「……はい」





小鳥「…………あなたのことが、大好きです」

小鳥「私と結婚してください」




P「喜んで」




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

真美「ふーん……それで、もうケッコンの書類みたいなのって出したの?兄ちゃん」

P「ああ、いや。今結婚しても何かとバタバタするだろうからさ。何年かしたら、な」

真美「へー」

小鳥「………ていうか、皆のアレ、ほんとにドッキリだったのね」

亜美「そだよー。企画はなんと、この亜美なのだー!」

P「そうか。チョップ」ビシッ

亜美「あいたーっ!?な、何すんのさー!」

P「俺の恋心を弄んだ罰だ」

真美「自分から犯人を名乗るなんて、まだまだ三流ですなぁ」

P「お前も参加してたからチョップ」ベシッ

真美「うあっ!?」

春香「おはようございまーす!」ガチャ

P「………」スッ

春香「あ、プロデューサーさん!聞きましたよ!結婚おめでとうございます!!」

P「あ、ああ。いや、まだしてないんだけどな」

春香「? 手なんてあげてどうしたんですか?ハイタッチならやよいの専売特許だと思いますよ?」

P「…なんでもない」スッ

亜美「ずるい、はるるんもチョップされるべきだと思う」ボソッ

真美「計算高いな、はるるんめ……」ボソボソ

小鳥「おはようございます」ガチャ

P「あ、小鳥さん。おはようございます」

春香「おはようございます!」

亜美「あれ、兄ちゃん今、『小鳥さん』って……」

真美「……んっふっふ~、亜美、ケッコンするのに苗字で呼んでちゃおかしいっしょー?」ニヨニヨ

亜美「あ、そっかー」ニヤニヤ

小鳥「も、もぉ……大人をからかわないのっ!」

P(照れてる小鳥さんもかわいいなぁ)

P「………あ、そういや」

春香「はい?」

P「いや、昨日のアレ、全員参加なのかと思ったが……響だけ来てないよな」

春香「あー……えっと」

亜美「兄ちゃん、ひびきんはあー見えて意外と恥ずかしがり屋さんだから、ちょっと練習した時も……」

真美「『う、うがー!やっぱりムリっ!自分はパスするぞー!』……って言って、帰っちゃった」

P「ああ、そういうこと………関係無いけど相変わらずモノマネ上手いな」

真美「でしょー?」

ちょっと待って、なんで小鳥さん2回出勤してるんだ。
完全にミスったのでちょっと訂正考えてきます。

128の続きから。

P「……さて、今日はこの後、春香がオーディションで……亜美は昼から竜宮のイベント」

春香「はいっ」

亜美「りょーかーい」

P「真美はやよいとボーカルレッスンだな」

真美「あいあいさー!」

P「あとは……まだ来てないが、響がCM撮影の仕事だな」

小鳥「あ、響ちゃんには私が伝えておきましょうか?」

P「ああ、お願いします」

小鳥「はい、任せてくださいっ。………って、あら?」

P「どうかしました?……ま、まさか、ダブルブッキングとか……」

小鳥「いえ、そうじゃなくて……昨日のアレ、響ちゃん参加してましたっけ?」

P「………そういえば、してませんね」

小鳥「単純に時間が時間だったせいかしら……ちょっと悪い事しちゃったな」

亜美「あー、それね、実は……」

P「お、主犯の亜美、説明よろしく」

亜美「ひどっ!?」

亜美「ま、いいや。えとねー、一応ひびきんも誘ったし、軽い練習みたいなのにも来てくれたんだけどー……」

亜美「いざ練習してみたら、ひびきん恥ずかしがっちゃってダメダメだったんだよー!」

真美「で、そのまま『うがーっ!』って言って帰っちゃった」

亜美「意外と恥ずかしがり屋さんなんだよねー」

真美「ねー」

P「そうだったのか……なんというか、意外だな」

春香「わ、私だって恥ずかしかったんですよっ!……最初だったし」

P「ああ、言ってることデタラメだったな……」

春香「え?いや、あれは亜美が考えた台本なんですけど」

P「……………」

亜美「え、ヘンだった?」

P「すごく」

亜美「うあうあー!」

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