喜多見柚「平和だねー」双葉杏「そう?」藤原肇「…」 (26)


肇「そうですね。お茶がおいしいです」

聖「…あったかい…です」コク

柚「お菓子もたくさんあるよっ」ポポポン

聖「わぁっ…」パァ

肇「柚ちゃんすごい…手品みたい」

柚「へへー」

杏「飴はあるかね飴は」ガサ



・みじかい
・ゆるい


・柚http://i.imgur.com/Dzj0mgm.jpg
・杏http://i.imgur.com/FGKnE6e.jpg
・聖http://i.imgur.com/am9jMb7.jpg
・肇http://i.imgur.com/2a49anR.jpg


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柚「へへっ柚のパーカーのポケットはマホウのポケットなのだー。はいっ聖チャン♪」ポイポイ

聖「あむ。あ…ありがとう。えへへ…」

杏「あむあむ。ゆず結婚してくれ」

柚「あわっ」

柚「杏サンにぷろぽーずされたカモっ。どうしよー肇チャン!」

肇「え、ど、どうって…えっと」カサ…

肇「…添い遂げる決意をするには、もう少し交際期間を経てからの方がよいのでは…?」パク

柚「なるほど!」

柚「じゃー杏サンっ友達からでどぉかなー?」ペカー

杏「あー。振られちゃったかー」

聖「…ど…どんまい、です」

柚「はい!友情の証のあめだよー」

杏「わーい。友達ばんざい」あむ

肇(…合ってたかな…)パキ

肇(…あ、この雷おこしおいしい…ふふ…)ニヘラ


杏「うーん」ころころ・・

杏「平和だとは思うけど、私はいつもこんな感じだからなぁ」

杏「今日が特別平和だって思うことはないかな」

柚「そっかー」

聖「…でも、今日は…事務所に来るまで…大変だったので」

聖「いますごく…ほっとします…」はふ・・

杏「それはそうだね。このところ風も強いし引きこもりがはかどるよね」ヘヘ

柚「こずえチャンは傘を差すと飛んじゃうって言ってたよ」

聖「そ、それは…大変です…」アワワ…

肇(…おじいちゃん、川に行ったりしてないといいけど…あっべつに実家の方は天気いいのかな?)ハテ…


柚「あれ?でも今日杏サン事務所に来てるよ?」

杏「杏さん来てるねー」

杏「なんかごろごろしてて気づいたら日付が変わってた」テヘ

聖「…え、え?」

柚「日付が変わることはあっても朝になってることはないカモ…」

杏「ないかー」

聖「??…た、たいむとらべるですか…」

柚「ン??」

杏(聖はよふかしとかしないんだなぁ。まだはやいか…いやでもまじめっ子だねぇ)アムアム

肇「…」ゴソゴソ

肇(ふふ。こういうときはすまーとふぉんです…えいっ)ペチ

肇(……どうやって調べるんだろ)ツンツン

聖「?」


杏「昨日プロデューサー泊まり込んで仕事してたからね。ついそのまま一緒にだらだらしてた」

柚「あっそうなんだ。Pサン大変だー」

杏「ね。もう少しのんびり生きるといいのにね」

柚「でも柚たちのためにがんばってくれてるからねー」エヘー

柚「いまはお外にお仕事かナ?」

杏「いや、一旦帰ったんじゃないかな。着替えとかシャワーとかで」

柚「そかそか。じゃあ柚がご飯でも作っておいてあげようかなっ」

杏(やさしい…柚は案外尽くすタイプなのか…)

柚「へへ。杏サンもどぉ?」

杏「あーうん。杏さんはいまちょっとこたつから出られそうにないかなー」

柚「あと…ううん。そうじゃなくて」

柚「せっかくだし一緒に作ってあげよーかなって。なにか食べたいものって、あるかナー?」ニパー

杏「おお。そっちか」

杏「不覚にもきゅんときた…」

柚「ン??」ニパニパ

杏「やっぱり結婚してください」

柚「あわっ。に、二回もかー、てれるなー」テヘテヘ

聖「……ここを…こうすると…」ペチ

肇「おおっ。う、動きました。…あ、くもり……大丈夫そう…」

肇「ありがとう聖ちゃん。ほっとしました」フフ

聖「い、いえ…」エヘヘ…


杏「へっへ。じゃあお言葉に甘えようかな。なんでも食べるよ」

柚「そかっ。じゃーわふーなパスタなんてどーかな?」

杏「いいね」

聖「わふぅ…ですか?」

柚「わふーですよー」

杏(そんな口癖のキャラがいたなぁ)

肇「なんだか可愛いですね」

聖「わ、わふー」

柚「わふー」ヘヘー

杏「わふー」ゴロン

肇「わ、わふー。こうですか?」

柚「おお。可愛いよー」

杏「そうだね」

聖「…」コクコク

肇「あ、あはは…なんだかてれますね…」


柚「そうそうっ。せっかくだし、肇チャンが作ってくれたお皿を使わせてもらえたらなって」

柚「和風パスタならぴったりでしょ?」

肇「あ…それですか?はい。使ってくれるのは、嬉しいな。作った甲斐があります」

柚「へへっやったぁ。ありがとー」ニパー

柚「そうときまればお料理だー」パタパタ

聖「だー」パタパタ

肇「お茶のおかわりはどうですか?」

杏「うん。ありがと」

杏「これも肇が作ったんだっけ」

肇「はい。杏さんも今度どうですか?」

杏「うーん…どうせなら杏は湯呑み側になりたいなぁ」

杏「だれかが勝手に形にしてくれるんだよ。素敵だと思わない?」

肇「…」

肇「はい。そう…ですね。そういうあり方も一つの生き方かもしれませんね。ふふ…」

杏「うん」


柚「できたよー」

聖「できました」

肇「わ。おいしそう…」

柚「Pサンのぶんはとりわけてラップしとこー。ぺりぺり」

杏「ずるずる。うまー」

聖「私も…手伝いました」フンス

肇「…あーん…うん。おいしいよ」モグモグ

聖「…」ホッ

聖「よ、よかった…です」

柚「よかったねー」ニヘー

聖「は、はい」ニコ…

肇「ふふ」ニコ


柚「食後のお茶うまー」

聖「…この湯呑みも……すごくきれい……」ツンツン

肇「ありがとう。…自分で作った湯呑みだと…お茶が一層おいしいし…なんだか嬉しいの」

聖「…」ジブンデ…

聖「わ、私も…作ってみたい…」

肇「わあ。ふふ…」

肇「うん。ではまた今度。私、聖ちゃんは陶芸、向いていると思うよ」

聖「そ、そうですか…?…えへへ…」

杏「……」ズズ…

杏「はふ」

杏「またさっきと同じになったね」

柚「うん。そぉだねー」

柚「今日は平和だねー」

杏「そうだね」

肇「うん。そうですね」

聖「……」コクコク


柚「いつも雨が降るとやだなー、はやく晴れないかなーバドミントンしたいなーって思うけど」

柚「へへ。たまには引きこもりもいいかも」

杏「ふふ。でしょ」

杏「まーまだこのていどじゃ引きこもりとは言えないけどね」

柚「おおっ。杏サンなんだかかっこいいカモっ」

杏「ふふふ」ドヤー

肇(格好いいかな…?)

杏「というわけではい。とりあえずゲームでもやろう」

聖「…わ、私にも…できますか…?」

杏「うん。教えながらやるし、だいじょうぶだよ」

肇「げ、げーむは不慣れですが…やるからには全力で…」ガシ

杏「そんなに気負うことはないよ?」

杏(…あ、そうか…今日は柚と聖と肇と一緒で…いつもとちがうのか)

柚「ぽちっとなー」ペチ


杏「よーし」

杏「今日はみんなでだらだらしよう。だらだら。もうしてるけど」

聖「は、はい。だらだら…」

肇「全力を尽くします」コク

杏「う、うん。まあいいけど…肇はちょっと不器用だなぁ」

柚「肇チャンはちょこっと不器用サンだねっ」ペカン

肇「ええ!?」ガーン

杏(面と向かって言っちゃうのか…)

肇「ぷ、プロデューサーのおかげで、以前よりずいぶんやわらかくなれたと思っていたのですが……」アゥ…

柚「だらだらなんだから頑張っちゃだめだよ♪てきとーてきとー」

肇「はあ…む、むずかしいな…が、がんばり……ぅ、…ません!」

柚「そぉそぉ。柚もがんばらないっ♪」

杏「いい言葉だね」ウン

聖「……」クス

聖「…あ、はじまります…」

柚「おー」

杏「おー」

肇「お、おー。…てきとーに。…ふふ…頑張ろう」

柚「むむっ」

肇「き、気のせいですよっ」

聖「……」クスクス

杏「あははは」








杏「…ん」

杏「……」モゾモゾ

柚「すかー」

聖「…くぅ」

肇「…すぅ」

杏「……」ゴシゴシ

杏「んぅ…そうか…みんな寝おちしちゃったのか…ふああ」

杏「…プロデューサーまだもどってないんだ…そのまま仕事行ったのかな……」

杏「……。そうだ」コロン

杏(そっとこたつからでれば起こさないよね…うん)モゾモゾ

コト

杏「……」

杏「…柚に感化されたなぁ…らしくないや。へへ」

杏「さー二度寝二度寝っと」ゴソゴソ

柚「むにゃー」








ガチャ


P「…ふー。ただいま…」ガサ…

P「…?」

杏「ぐうぐう」

柚「すぴー」

聖「…」クゥ

肇「…」スゥ

P「…」

P「…風邪ひくぞ」ハァ


P「?…これ」

P「…食べていいのかな。…それにしてもきれいな器だな…」

P(ドリンクも置いてある…これちひろさんかな…)

P「……ありがたいなぁ」

P「さて。食べたら仕事仕事っと」


   \…チーン/



・・・・おしまい


☆おまけ


P「杏ー」

杏「杏は出かけてるよー」

P「…。仕事の話じゃなくてさ」

杏「なにー?」

P「…」ハハ…

P「飴やるよ」

杏「……」

杏「…それはまあ…もらうけど…あむ」

P「まだまだあるぞ」ガサ

杏「…。えっと…分かった。杏を食べるつもりなんだ。太らせて」ころころ

P「ちがうっつーの」ムギュ

杏「もごぐ」


P「このまえのお礼。てっきりちひろさんかと思ってた。すまん」

杏「……」モゴモゴ

杏「……」

杏「なんの話かな」

P「なんの話だろうな」

P「置いとくから。好きなだけ食べてくれ」

杏「あ…うん。ありがと…」

P「こちらこそ。嬉しかったよ」スタスタ

杏「……」ガサ…

杏「へへ。とっとこ。た、ただ非常食としてってだけだよ」

奈緒「ツンデレかよ」

杏「うるさいなー」



・・・・おしまい

おわりん

なにも考えずに書いたら平和すぎた
肇ちゃんがなんとなく機械に疎そうなのは>>1の勝手なイメージです

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