やよい「うっうー!ふだつきやよいでーす!」(57)

やよい「うっうー!高槻やよい14歳です!」

『今ノリにノってる14歳の新人アイドル』

『765プロの高槻やよいさんが番組初出演です!』

小鳥「すごいわねー、やよいちゃん!」

小鳥「まだ入社して3か月よね?それでこんなに有名になっちゃうんだもん」

やよい「えへへー、ありがとうございますー!」

やよい「それもこれもみーんなプロデューサーのおかげです!」

P「ん、おお。そうか?俺はただ…」

やよい「いつもありがとうございますー!」

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やよい「伊織ちゃんもありがとう!いっつも仲良くしてくれて」

伊織「な、いきなり何よ!照れるじゃない!」

やよい「私、伊織ちゃんが居なかったらアイドル続けてなかったかもー」

伊織「まったく…もう!」

やよい「ところでプロデューサー、今日は取材のお仕事だけでしたよね?」

P「ああ。セブンティの取材な」

やよい「伊織ちゃん!お仕事終わったら遊びに行こう!」

伊織「別にいいわよ。私も今日はレッスンだけだし」

やよい「やったー!伊織ちゃんだーい好き!」

P「よーし、仕事終わり。帰っていいぞー」

P「あ、伊織と遊びに行くんだっけ?」

やよい「はい!弟たちも連れてお洋服を見に行くんです!」

やよい「伊織ちゃんが買ってくれるって…なんだか申し訳ないです…」

P「はは、伊織も…やよいの最近の頑張りにご褒美でもあげたいんだろ」

やよい「うー…でもお洋服って高いし…私だってお給料があるのに…」

P「いいじゃないか。今回はお言葉に甘えれば」

P「また手料理でも振る舞ってあげればお返しにもなると思うぞ」

やよい「そうですか…?ありがとうございます…!」

P「そん時は俺も呼んでくれよな」

伊織「やよいー、迎えに来たわよー」

やよい「ありがとー!もうちょっと待ってくれる?」

やよい「ほら浩司、はやくしなさい!」

浩太郎「すげー!でっかい車!」

長介「ありがとう伊織さん…」

伊織「いいのよ別に。ほら、さっさと乗りなさい」

かすみ「中も広ーい!」

やよい「ごめん伊織ちゃん!お待たせー」

やよい「浩司も謝って」

浩司「ごえんなさい」

伊織「いいわよ別に…。さ、行きましょ」

かすみ「すごーい!きれいなお洋服がいっぱい!」

浩太郎「しま○らじゃないお店初めてー」

長介「こら、そういうこと言うな!」

やよい「あ、こらみんな!騒いじゃダメだよー!」

伊織「かすみちゃんはコレなんか似合うんじゃない?」

かすみ「かわいー!」

ネェミテヨユキホ!コノフクカワイイトオモワナイ!?

ウン、オモワナイヨ

伊織「なんか聞き覚えのある声が…気のせいよね…」

やよい「あー!真さんに雪歩さん!?」

真「あれ?やよい?と…弟さんかな?」

雪歩「こんにちは」

浩太郎「真くんだー!こんちはー!」

長介「こんにちは…」

伊織「やっぱりアンタたちだったの…」

真「あ、伊織?」

雪歩「伊織ちゃんも来てたんだ」

かすみ「こんにちはー!」

やよい「こんなに…ありがとう伊織ちゃん!」

やよい「真さんも雪歩さんも…夕食の買い出しにまで付き添ってもらって…」

真「いいっていいって、あんまり気にしないで」

雪歩「そうだよ、それに私たちいつもやよいちゃんに元気もらってるから」

伊織「浩司くん、疲れて寝ちゃったわ」

やよい「えー、どうしよう…」

伊織「新堂、車まで運んであげてちょうだい。しっかり面倒見て上げて」

新堂「かしこまりましたお嬢様」

真「ボクがおぶってあげてもよかったけどなぁ」

雪歩「やよいちゃん、そんなにもやし買ってどうするの?」

やよい「食べるんですよ!」

雪歩「それは分かるよ。それとも何かな?やよいちゃんは私がもやしを食べる以外に使っていると思ってるの?」

やよい「雪歩さんそんなことしてたんですかー?」

やよい「食べ物を粗末にしたら、メッ!ですよ!」

雪歩「ごめんねやよいちゃん」

真「でも…本当にその量のもやし何に使うの?」

やよい「もやし祭りですよー!」

雪歩「やよいちゃんの家を?」

真「もやし祭りかぁ!なんだか美味しそうな祭りだなぁ」

やよい「よかったら真さんも来てください!」

真「本当!?ありがとうやよい!」

雪歩「私も行っていいかな?」

やよい「あ、プロデューサーにも連絡しておかないと…」

真「随分買ったね…」

やよい「人がいっぱいですから!」

雪歩「やよいちゃんにとってのいっぱいの基準って?増えるの4人だけど」

伊織「車、どの辺りに停めたっけ?」

伊織「あった。あれだわ」

伊織「……!?」

伊織「新堂!?新堂!!何があったの!?」

伊織「ひどい怪我……」

やよい「み、見ちゃダメ!」

長介「もう見ちゃったよ…」

新堂「う…うぅ……申し訳ございません…お嬢様……」

真「大丈夫ですか!?無理しないでゆっくり喋ってください!」

雪歩「死んだ時は土葬なら任せてください!」

伊織・真「雪歩は黙ってて!!」

雪歩「ひどい…!」

新堂「高槻家の……浩…司様が……」

新堂「何者かに……」

やよい「え……」

長介「!」

新堂「私が着いていながら…面目ない…」

新堂「すでに捜査部隊と警察は動き出しておりますので…」

新堂「事件はもうじき解決するかと」

長介「な、なんだ…よかったぁ…」

やよい「……」

伊織「やよい…そうよね、心配よね」

真「新堂さん、捜査隊との連絡は?ボクも行きます」

やよい「わ、私も!」

雪歩「やよいちゃんは家でもやし焼いてなよ」

新堂「危険…で……す…。警察らに任せることに…致しましょう」

やよい「お願いします!連れてってください!」

新堂「しかし……」

真「ボクからも…お願いします」

捜査隊員「犯人の居場所が特定できました!」

隊員「場所は…スーパー ラッキーの倉庫のようです」

やよい「ラッキー!?」

伊織「確か…」

やよい「うん、私のよく行くお店」

やよい「もしかしたら…お店の人も危ない目に…」

やよい「真さん!早く行きましょう!」

真「うん、急ごう」

雪歩「買い物袋は?これ…どうするの?」

浩司「おじさんだれぇ?なんで顔かくしてうの?」

犯人「君は黙っときな」

犯人「もうすぐお姉ちゃんが迎えに来るぞ」

浩司「お姉ちゃんきてくえうの?」

犯人「ああ、きっと来るさ」

…ウジ…コウジ…ココナノ?

浩司「あ、お姉ちゃんの声だ!」

浩司「おねえちゃーーモガモグ」

犯人「大きな声を出しちゃいけないぜ」


警察「犯人に告ぐ!」

犯人「おい、そんな拡声器なんて使わないで中入ってこいよ…」

警察「…どうしましょうか……」

真「何か誘っている気がします」

やよい「中に入っていいんですか?」

やよい「それじゃあ…開けます!」ギイィィ

警察「こ、こら!」

やよい「浩司!浩司いるの!?」

犯人「おお、来たか」

アッ、オネエチャーン

犯人「浩司君ならここにはいないぜ…」

真「今声が聞こえたけど…」

真「やよいは浩司君を、犯人は僕が食い止めておく」

やよい「は、はい!」

犯人「は!?二手に分かれるだと?」

犯人「警察はなんとかするつもりだが…」

犯人「お前が来るのは予想外だったんだよ!真!」

真「え?」

犯人「あ」

真「ぷ、プロデューサー!?」

犯人「の、のー。そんな人知らない」

真「裏声止めて下さい、さっきからずっと裏声だったんですか?」

犯人「だから知らないって…」

真「裏声をやめろ!」ゴスッ

犯人「ヒンッ」

真「頭に被ってるの…取りますよ…?」

犯人「」

真「やっぱりプロデューサーだ…」

やよい「浩司、怖くなかった?」

浩司「ぜんぜーん!この人面白かったもん!」

やよい「犯人と何話したの…って!ぷ、プロデューサー!?」

P「おお、やよいー。チャオ☆ミ」

真「フンッ!」

P「ガンダーラ!」

やよい「プロデューサーが犯人なんですか?」

P「おお、そうだけど?」

真「伊織の執事まで…ご老人なのに…」

P「新堂さんボコボコにしたのは俺じゃないぞ」

P「俺が浩司君を誘拐しようとしたときにはもう新堂さんがボコボコだったんだよ」

真「え?」

P「というか誘拐って言い方人聞きが悪いよな」

P「まあ確かにそう見えるかもしんないけど」

P「お店に行ったらでっかい車があったから、伊織んちのやつだって思ったのよ」

P「で、誰かいるかなーと思って近づいたら新堂さん倒れてたの」

P「周りを見渡すと浩司君がいたから…」

P「駐車場をフラフラ歩いてた浩司君を保護しただけだ」

真「保護したならすぐにやよいに知らせてあげればいいじゃないですか」

P「やよい携帯持ってないだろうが」

真「あ、そうか…」

P「伊織の家の車があったからまだやよいと一緒にいるよなって思って伊織にも連絡したんだけど」

真「それもしかしたらやよいと伊織がトイレに行ったときかも…」

真「行ったよね?やよい」

やよい「はい、真さんや弟たちに荷物預かってもらって…」

真「着信来てたの知らせるの忘れてたゾ♪」マコリンッ

P「まあこういう怪しい倉庫に連れて行けば警察がやよいを連れて来てくれるかなと」

真「もっとまともな手段はなかったんですか!」

P「救急車も呼んでおいたんだけど」

P「なんか、地面が割れてて行けないみたいなこと聞いたわ」

真「地面が割れてて?」

P「うん、だから別の部署が向かうって言ってたんだけど、2時間くらいかかるからって」

やよい「プロデューサーは浩司と新堂さんを助けてくれたんですね!ありがとうございますー!」

P「で、俺とりあえず逮捕ですかね?」

警察「うーん、善良な行いっぽいけど誘拐は誘拐だからねぇ…」

P「えーやっぱ逮捕?」

警察「うん」タイーホ

P「捕まったー」

真「なんでそんな嬉しそうなんですか!」

やよい「浩司も帰ってきてよかったですー!」

真「でもさ…新堂さんを襲ったのは誰なんだろう…」

やよい「うーん…分からないです…」

真「……待って」

真「やよいはあの時伊織とトイレに行ったよね…?」

やよい「はい」

真「でも…伊織より少し後にトイレに行った…」

真「帰ってくるときは伊織と一緒だった」

真「この場合3つのことが考えられるね」

真「伊織が長かったのか、やよいが早かったのか、単純にどちらかが待ったか。」

真「3つ目は単純に考えれば伊織が待ったことになるね」

真「どれだったの?」

やよい「えーっと…私が伊織ちゃんに待ってもらって…」

真「3つ目か…」

真「よし、とりあえず一回戻ろう、荷物を残してきてるし」

やよい「はい!浩司も…歩ける?」

浩司「うー…眠いよぉ…」

真「それじゃあ、僕がおぶってくよ」

浩司「わーい!どーん!」

真「へへーん!軽い軽い!」

やよい「…」

真「車が停めてあった場所は…あ、あそこか。もう救急車が来てるね」

やよい「伊織ちゃーん!…!?伊織ちゃん!長介!かすみ!浩太郎!」

真「い、伊織!?」

やよい「あれ?浩三は…?」

雪歩「小遊三くんだっけ?とにかく赤ちゃんと私は無事だよ!」

やよい「浩三!」

真「雪歩…!どういうことなの!?」

雪歩「分かんない…小遊三くんが泣きだすからもしかしたらと思って…」

雪歩「そこのデパートでおむつ買って取り換えに行って」

雪歩「帰ってきたらこうなってて…」

雪歩「あ、あと呼んでもいないのに救急車が来てて」

雪歩「足りないらしいからもう1台呼んでもらったけどね」

真「うーん…変な事件だ…」

雪歩「うん、春香ちゃんのクッキーの味くらいね…」

やよい「長介ぇ…かすみぃ…浩太郎ぉ…伊織ちゃん…」

伊織「や…よい…?」

伊織「来て…たの……?」

やよい「うん!大丈夫!?あんまり無理しないで!」

伊織「やよい…アンタの手は…綺麗…?」

やよい「え…?」

伊織「トイレに…行った後…ちゃん…と…足洗っ…たかしら……?」

雪歩「足?やよいちゃんはトイレに行って足を汚したの?跳ねたのが付いたの?」

真「伊織…どういうことなの!?」

伊織「はんにんは……ひ……」

やよい「伊織ちゃん…!伊織ちゃん!!」

真「伊織!伊織!!」

救急「脈が……」

真「嘘……」

救急「あります」

真「あんのかよ!」

救急「しかし危険な状態です!このまま放っておけば…」グッ↓

真「そのサイン止めろ!」

救急「あとそこのお子さん方ですが…」

救急「彼らは軽傷です。ところどころ切れて血が流れておりますがコンクリートで擦りむいた程度でしょう」

やよい「うぅ…伊織ちゃん…」

真「やよい…」

やよい「それで…その、伊織と新堂さんは助かる見込みは…」

救急「こちらの女の子は大変危険な状態ですが、そちらのご老人は大丈夫でしょう」

真「そうですか…」

真「今は祈ろう…伊織が…目を覚ますことを…」

P「で、結局伊織は…」

真「はい…目を覚ましませんでした…」

P「そうか…」

真「ボク…悔しいですよ…こんなの…こんなのって!」

P「ああ…俺だって悔しいさ…」

雪歩「あ、プロデューサー。もう出所てこれたんですか」

P「うん。もう大丈夫だよ」

雪歩「ムショってクソ不味い飯が出るんですよね」

P「そうか?ちょい臭かったけど美味かったぞ?」

P「そういえばやよいは…」

真「あれ以来すっかり引き籠っちゃって…家に行っても返事もしないんです」

P「そうか…俺も今度行ってみるよ」

真「お願いします」

P「おーい、やよいー!いるかー」

真「やよい…ショックなのは分かるけど…出てきて話を…」

雪歩「やよいちゃんならショックで自殺とかありえるかも」

真「ちょ、ちょっと雪歩!」

P「そうだな…真、この扉ブチ破れ」

真「え、いいんですか?」

P「緊急事態なんだからいいだろ」

雪歩「あの…そんなことしなくても…」

雪歩「穴、掘っておきました」

真「やよい…いる?」

雪歩「いないよ」

真「どうして雪歩がわかるのさ」

雪歩「前に見たから。穴掘ったときに…ね」

真「」

P「うーん、居なくなったっていうより逃げたって感じだな」

P「後から聞いた話だが俺がこの前立てこもってた倉庫」

P「あそこも管理してた人が借金の都合で逃げて放っとかれたらしいぞ」

P「あの倉庫にそっくりだもんな、ここ」

真「待ってくださいよ!やよいは…やよいは何から逃げたって言うんですか!」

P「…俺ら?」

P「俺、思うんだ」

P「浩司君はは俺が見たとき外に居たっていったろ?」

P「仮に浩司君が眠っている間に新堂さんが襲われたとしよう」

P「でも犯人は何故浩司君を狙わなかったんだ?」

P「眠っていたとはいえ子供が居たら邪魔だろ」

P「犯人なら浩司君を誘拐するとかっていう方法をとると思うんだよね」

真「単純に、浩司君は狙わなくていいと思ったんじゃないですか?」

P「あー…俺が言いたいのはだな…」

P「新堂さんを襲った事件や伊織が殺された事件の犯人は…」

P「高槻家の人間なんじゃないかと」

真「どういうことですか!」

真「やよいはボク達と一緒にいたからともかく…他の子たちはみんな小学生やそれより下ですよ!」

雪歩「でも、伊織ちゃんの最後の言葉…」

真「あ…」

雪歩「『足洗ったの?』って」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やよい「えーっと…私が伊織ちゃんに待ってもらって…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

伊織「トイレに…行った後…ちゃん…と…足洗っ…たかしら……?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真「う、嘘だ!やよいがそんな嘘を言うなんて思えない…!」

真「ちょっとやよいのところに行ってくる」

雪歩「やよいちゃんが何処にいるかわかるの?」

真「分からないよ!」

真「でも…ジッとしていられないんだ」

雪歩「真ちゃん…」

P「よし、二人とも。車乗れ」

真「プロデューサー?」

P「やよいの居場所なら見当がついてる」

真「ここにやよいが…?」

P「ああ、正直浩司君が外を歩いていた時から疑ってはいたんだ」

P「だから浩司君を誘拐して尋問をするつもりだった」

真「プロデューサー…そこまで考えて…」

雪歩「子供相手にしても大した情報が手に入るわけないですよね」

雪歩「あの年齢じゃ一人で行動できる能なんてありませんもん」

雪歩「でも全部教えられたことだとすれば司令塔がいるはずです」

P「そうだな…最年長者が司令塔だと考えるのが妥当だろう」

真「やよい…弟たちにそんなことをさせるなんて…」

P「いいや、違うな」

P「お前だろ、雪歩」

雪歩「何言ってるんですかプロデューサー…」

真「そうですよ…やよいだってまだ決まったわけじゃないのに…」

P「ああ、もちろん冗談だよ」

P「雪歩が司令塔だなんて冗談だ…」

P「俺は今回の事件に絡んだ最年長者が司令塔だと思っている。それも大人だ」

P「証拠ならあるぜ…第一に、こんな場所まで1日2日じゃ車がないと来れないってことだな」

P「つまり一番高槻家の人物に近づきやすかった奴だ」

真「それって…!プロデューサー…ですか?」

P「いいや、違うな!俺よりもっともっと年長の人物が居たはずだ」

真「…!」

真「…………新堂…さん?」

真「何言ってるんですか!新堂さんは被害者でしょう!?」

P「いーや、伊織の殺害を計画したのはあの人だよ」

P「理由はわからないが部下が上司を[ピーーー]のと一緒だろう。コキ使われるのに疲れた、とか」

真「ま、待ってください!それじゃあまるで新堂さんが襲われた事件と伊織が殺された事件は別の事件みたいです」

P「そういうことになるのかな」

P「まあ詳しい事は犯人側の人間に聞こうぜ、なあ雪歩」

P「俺はお前が司令塔であることを否定しただけであってお前が犯人であることを否定したわけじゃないぜ」

P「さあ、話してもらおうか」

雪歩「始まりは…新堂さんがやよいちゃんに持ちかけた話からでした…」

雪歩「伊織ちゃんを説得してくれ…と」

雪歩「プロデューサーの言うとおり、新堂さんは伊織ちゃんに仕えるのに疲れていたんです」

雪歩「そこでやよいちゃんは…条件がある、と」

雪歩「伊織ちゃんを殺害するのが大前提、その後保険金や伊織ちゃんの持つ財産を譲るという条件でした」

雪歩「しかしあくまで新堂さんは水瀬家に仕える従者。そんな権限はありません」

雪歩「彼はなんとかして誤魔化そうとしました」

雪歩「しかしやよいちゃんは新堂さんが条件を呑もうとしていないことに気づいたんです」

雪歩「私はやよいちゃんに新堂さんの見張り役として」

雪歩「同時に新堂さんの護衛役として雇われました」

P「この時点でやよいと新堂さんは対立していたのか…」

やよい「とりあえず伊織ちゃんを殺してから新堂さんのことを考えようかなーって思ってました」

P「……来たか」

やよい「結局お金は諦めることにしましたけど…」

やよい「新堂さんをなんとかできればスッキリかと思ったので」

やよい「でも浩司がしくじりやがったので…」

やよい「私はトイレに行くふりしただけなのに…伊織ちゃんはそれを知っていたのに…」

やよい「伊織ちゃんは最後に私を庇ってくれました」

やよい「私がトイレに行ったように言って…私が疑われないようにしてくれました」

やよい「伊織ちゃんも、それを信じた真さんもバカですー!」

やよい「それから雪歩さんも…長介たちを傷つけたのは余計ですよね?何であんなことしたんですか?」

雪歩「やよいちゃんはの味方をするより、新堂さんの味方をした方が高くつくからだよ」

雪歩「それに…」

雪歩「真ちゃんが浩司君のところに行ったから…バレたら危ないって相談してたアイツらが…!」

雪歩「真ちゃんを殺そうって…相談してたのが聞こえたから!」

やよい「それだけですか…」

やよい「それだけの理由で!私のかわいい弟や妹を!」パンッ

やよい「なんですか…」

真「やよい…もうそれ以上喋らないで」

真「ボクが知ってるやよいは…!いつもニコニコ笑ってて…ボク達にも元気をくれて…伊織と仲良しで…」

真「絶対に伊織を殺すなんてありえないんだ!!」

伊織「ちょっと…勝手に殺さないでよね」

真「え…伊織?」

伊織「まったく…どういう状況よ…」

伊織「まあ詳しい話はアイツらから聞いたわ」

新堂「」 長介「」 かすみ「」 浩太郎「」

真「その前に伊織がどうして生きてるのか教えてよ」

伊織「だから死んでないわよ!あの後ちょっと熱が出たから入院してただけよ」

真「えええええ!!!」

伊織「ま、ともあれ…アンタ、終わりよ。やよい」

伊織「おとなしく足洗って来なさい」

伊織「今度は…家族そろって綺麗な手、見せに来なさい」

やよい「伊織ちゃん……」

伊織「新堂もね」

真「…雪歩も」

P「はい、はい…すいません…」

高木「う~ん、困ったねぇ…イメージダウンだよ…」

『続いてのニュースです…アイドルの高槻やよいさんと萩原雪歩さんが…』

高木「全国のニュースにまでなっちゃってりゅううううううううううう」

伊織「あら、いいじゃない。一気に有名人になって」

高木「そういう問題ではないのだよ…」



伊織「やよい…」

真「雪歩」

『早く帰ってきてね!』

ーーーーーーー

ーーーーー

やよい「え、私そんな風に見えますか?」

司会「だってやよいちゃん犯罪者やん」

やよい「それは言わないでくださいよー!」

伊織「でも確かに前科持ちのアイドルなんて貴重よ?良かったじゃない」

やよい「もうー、伊織ちゃんまでー!」

司会「ほな『ふだつきやよい』ちゃんやな」

やよい「うぅ―…ひどいです…」

司会「一回言うてみ?『ふだつきやよいでーす』て」

やよい「い、一回だけですよ…?」

やよい「うっうー!ふだつきやよいでーす!今日も元気いっぱい頑張っちゃいますよー!」


おわり

終わりです。

スレタイだけでSSなんかもう書かない

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月25日 (金) 00:41:41   ID: ZMjLRyHb

マジで書き手頭おかしい。
リアルな奴。怖い。

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