遊星「シンデレラプロダクション…ここか…。」(181)

これは5D´s最終話直後から始まる遊星のその後を描いた未来への可能性の物語


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367680859

遊星「ライディングデュエルアクセラレーション? 」
遊星「…。行ったか。」
遊星「みんなそれぞれの道に向かって歩き始めて行ったんだ…俺も、いつか仲間が帰って来るこの街(ネオドミノシティー)を守っていかないといけないな。」
遊星「ガレージに戻るか…。」

遊星達のガレージ
遊星「これでよし。」
ゾラ「本当に出て行くのかい?」
遊星「ええ。仲間が新たな道に進み始めたのに自分だけここにいるわけにはいきませんから。」
ゾラ「そうだね。でも、遊星ちゃんも居なくなるとここも寂しくなるね。」
遊星「…。」

遊星「それでは失礼します。今までありがとございました。」
ゾラ「何かあったら私に頼りに来なよ。そん時の為にここは空けといてあげるから!」
遊星「ありがとうございます。それと息子さんにも宜しく伝えといて下さい。」
ゾラ「…分かったよ。」

遊星達のガレージ前
遊星「(お別れだな…。)ん…?」
??「あ、ご、ごめんなさいぃ?!」
ドンガラガッシャン!
遊星「大丈夫か!?」
??「えへへ。大丈夫みたいです。あなたは?」
遊星「いや俺は大丈夫だ。君こそ、慌てていたようだが…?」
??「…?…!?あ、いけない!遅れちゃう!!どうもすみませんでしたぁ?!!」
タッタッタ

遊星「慌ただしい子だったな。ん…これは?メモ帳?」

シンデレラプロダクション
遊星「シンデレラプロダクション…ここか…。」
雑賀「そのメモ帳の裏に書かれている企業はここしかないだろう。」
遊星「わざわざすまないな。」
雑賀「それにしても、お前からの連絡がメモ帳に書かれている企業を探してくれと言われた時にはたまげたもんだよ。」
遊星「そうなのか?」
雑賀「お前とは縁がなさそうな場所だからな。じゃ、用事が済んだら気をつけて帰れよ。」

シンデレラプロダクション階段

?「あの、どちら様でしょうか?」

遊星「ここの事務所の子か?」

?「ええ。(凄い髪型…蟹?)」

遊星「ここの子がこのメモ帳を落として行ったみたいだったので、渡そうと思って来たんだが…

?「あ、それ…卯月ちゃんのですねぇ?。」

?「ま、まゆちゃん!?」

遊星「君は?」

まゆ「ここの事務所に所属しているまゆですよぉ?。」

遊星「そうか。卯月という子のメモ帳なら彼女に渡しといてくれないか?」

まゆ「構いませんよぉ?。」

遊星「宜しく頼む。」

まゆ「行っちゃいましたねぇ?。」

?「…あれ?今日って、まゆちゃんってお仕事あったかしら?」

まゆ「ありませんよぉ?。プロデューサーに会いに来ただけですから?。」うふふ

まゆ「それにしても、私たちを目の前にしてもあの方は平常心で接してくれてましたけど…私たちの事を知らないんでしょうか…?」

4と6の方、ご指摘ありがとうございます。
行と行の間に一行開けてみました。
モバマスとクロスと書いてないばかりに混乱させてしまいすいません。
波ダッシュが?表示になってしまったりと誤字が多いですが、この作品が初投稿となりますので暖かい目で見守ってもらえると嬉しいです。

プロダクション前

遊星「故障か…?」プシュー

遊星「おかしいな…Dホイールの調整はしてきたはずだが…。」

???「何かお困りですか?」

遊星「いえ。バイクが故障してしまったようなので、工具を探していたのですが…」

???「それなら、事務所に工具箱がありますのでちょっと待ってて下さい!」

遊星「あ、はい。」

シンデレラプロダクション二階

???「工具箱、工具箱っと…」

まゆ「どうかされたんですかぁ??」

???「事務所前に困ってる人を見かけたから。」

?「その人って蟹のように変わった髪型をした方じゃありませんでしたか!?」

???「そういえばそんな髪型だったような…それが、どうしたの?」

?15分後?

プロダクション前

遊星「フゥ?。手持ちの工具である程度は修理出来たんだが…」

???「お待たせしました?!」

遊星「いえ。待ってませんよ。」

遊星「そこに置いててもらえませんか?」

???「凄?い。器用なんですね!」

遊星「それほどの事じゃありませんよ。」

?「あ、やっぱり、まだいらしてたんですね。」

遊星「君は、さっきの…」

楓「楓です。」

遊星「楓か。どうした?」

楓「あの、その…」

遊星「…?」

???「立ち話もなんですから作業が終わり次第、事務所に来ていただけませんか?」

遊星「え、ええ…。」


プロダクション階段

楓「あの、さっきの話は本当なんでしょうか?」

???「本当よ。私の目に狂いは無いわ。彼なら…やってくれる!!」

プロダクション二階客間

遊星「え…?俺をここのプロダクションのプロデューサーに…ですか?」

まゆ「まゆもそんな事聞いてませんよぉ?。」

遊星「伺っても宜しいでしょうか?」

???「構いませんよ。」

遊星「どうして俺なんかを?」

???「それはですね…そう……事務所に社長がいたら『ティンと来た!』と言う位の逸材だとあなたを一目見ただけで判断したまででとしか…」

楓「そこまでですかっ?」

???「事務所としても彼女達の未来への可能性を無駄にしたくないんです。どうか考えて下さいませんか…?」

遊星「…少し考えさせて下さい。」

プロダクション二階ベランダ

遊星「『彼女達の未来への可能性を無駄にしたくない』か…。彼女と出会った事が彼女達の運命を握るカード(運命)になってしまうとはな…。」

遊星「もしもし、アキか…?」

?10分後?
プロダクション二階客間

遊星「やらせて下さい。」

???「その返事を待ってました!」

楓「宜しかったんですか?」

遊星「ああ。未来への可能性がある君達をこんな所で埋もれさせたくないからな。」

遊星「宜しくお願いします。…ええと……?」

ちひろ「ちひろです。こちらこそ宜しくお願いしますね。゛遊星さん゛!!」

遊星「…?」

こうして遊星の新しい道が切り開かれて行ったのである。

とりあえずは、これの続きを予感させる一言を書いて今日は終わりにしたいと思います。

プロダクション二階玄関前

まゆ「あの人が…新しいプロデューサーですかぁ?…。…あの人で二人目、事務所にプロデューサーは二人も入りませんよねぇ?。あの人は、まゆの気持ちを理解してくれるんでしょうか…?」ウフフフ

続く?

いかがだったでしょうか?

始めはここで終わらせる予定だったのですが、書いてみるとスレが50も埋まらなくて
急遽続きを書き始めました。

続きが投稿出来るのは明日の昼過ぎになると思います。

ただ、1000まで埋めれるかどうか…

思ってた以上に感想をいただけたので頑張って続きを書きたいと思います。

至らぬ点ばかりではございますが、どうかよろしくお願いします!

※30
基本的には無いですね。
某動画サイトの架空デュエルのように一人一人デッキを考える力は自分にはないので、あったとしてもオリカをモバマスキャラに使わせたりすると思います。裁定ミスなどの指摘をされそうなのでしたとしてもとりあえず一回だと思います。

お待たせしました。
続きが、昨日と同じ位出来ましたので完成はしていませんがちょくちょく投稿していきたいと思います。
昨日の反省点として波ダッシュは使用しませんでした。
続きをどうぞ。

お待たせしました。
続きが昨日と同じ位出来ましたので、まだ終わりは見えませんがちょくちょく投稿していきたいと思います。
昨日の反省点も踏まえて書いていきますので、よろしくお願いします。

34に33と同じ内容を記載してしまいました。
初っぱなからすいません…。

次の日
遊星「…え?彼女達、アイドルだったんですか!?」

??「えぇ!?お兄ちゃん、私たちの事知らないのぉー?」

遊星「すまない。莉嘉。」

楓「私達、少しずつですが人気が出てきてると思っていたのに…知らない方もいらっしゃるんですね……残念です。」

まゆ「まぁまぁ、遊星さんのように私達の事を知らない方がいらっしゃる方が違う観点で私達をプロデュースして下さると思いますよぉ。」

遊星「まゆありがとう。確かに俺は、その方向が疎い…そのせいで、君達の事を今は何も知らない。」

莉嘉

闔牙?

闔牙?

文章を書いていってたら途切れるし、書いた所によくわからない単語が出てくるし…どうなってるの?

莉嘉、楓、まゆ ショボーン

遊星「だが、今から君達の事を1から知るのでは駄目か?」

莉嘉、楓、まゆ「!?」

遊星「俺も、ここで君達を支えていく以上、俺は…君達の力になりたいんだ。」

彼女達の間にアンド記号を入れていたのですが、それが原因で表示されなかったみたいです。
とりあえず、まだ書きますので再開しようと思います。

まゆ「構いませんよぉ。」

楓「…ええ。」

莉嘉「あたし、二人目のお兄ちゃんが出来て嬉しいよ!」

遊星「良かった。ん…莉嘉、今の『二人目のお兄ちゃん』と言うのは?」

莉嘉「プロデューサーだよ。今、卯月ちゃんと海外にお仕事に行ってるの。」

まゆ「本当は昨日、日帰りで帰ってくるはずが、飛行機のトラブルで今日帰って来る事になったみたいですよぉ。」

莉嘉「えぇ!?莉嘉初耳ー!!」

楓「プロデューサーも最南端のオーストラリアまで飛行機で行ってまで災難に合うなんて本当に災難ね。」フフフ

遊星「飛行機のトラブルか…。何かあったんだろうか?」

莉嘉「(楓お姉ちゃんのダジャレを交わしたー!!)」

楓「フフフ…遊星さんは、その方向でも疎いんですね。」

遊星「何がだ…?」

練習場
遊星「とりあえず、君達のプロデューサーの事は気になるが、君達の実力を見てみたい。俺に今ある君達の全てを見せてくれ。」

????「プレッシャーをかけすぎじゃ?」

????「まぁ待て。妹(ルーキートレーナー)よ。彼の目を見ろ。」

ルキトレ「目、ですか…あ!」( ̄▽ ̄;)!

????「一点の曇りもない純粋な目をしているだろ?流石は、ちひろが見つけた逸材だ。」

30分後
楓「ハァーハァー……」

莉嘉「ちょー疲れたーー!」

まゆ「まゆ達の事を知らない方に、まゆ達の魅力を理解してもらうにはまだまだ時間が足りませんねぇ。」

ルキトレ「遊星さん。どうでした?」

遊星「正直、君達には驚かされた。」

遊星「まず、莉嘉。」

莉嘉「なにー?」

遊星「中等部一年の莉嘉だからこそ出せる、小等部の高学年のような幼さを感じられた。」

莉嘉「えぇー!?わたし、そこまで幼くないよぉー!」

遊星「ああ。分かっている。幼さ以上に成長した一面も出ていて俺適には高評価だ。」

莉嘉「やったー!お兄ちゃんには、後でカブトムシを見せてあげるねー♪」

遊星「カブトムシ…?」

楓「莉嘉ちゃんは自分の事を理解してくれた人には、大切にしているカブトムシを見せてくれるんですよ。」

遊星「そうなのか。楽しみにしているからな。」

莉嘉「うん♪」(*´∀`)♪

遊星「続いて、楓さん。」

楓「あ、はい…。」

遊星「自信がなさそうだな。」

楓「私の雰囲気を上手く遊星さんに伝える事が出来たかどうか…不安で……。」

遊星「フフ…安心しろ。楓の落ち着いた雰囲気は俺に伝わったよ。」

楓「ホッとしました。私、上手く伝える事が得意じゃなくて…。」

楓「まだまだ遊星さんに伝わってない事もあると思います。」

楓「ですので、今夜にでもレストランに行って、お酒を飲みながら話をしませんか?」

遊星「誘いを受けてありがたいが、すまない。お酒は…苦手でな。」

楓「そうなんですか…残念ですね……。」ショボーン

遊星「代わりに何か頼むさ。夜にでも、予定をいれとくよ。」

楓「楽しみにしてます。(お酒の力を借りて、遊星さんと色々な事を話したかったな。)」

遊星「最後に…まゆ!」

まゆ「待ってましたよぉ。」

遊星「まゆは、以前も何かしていたのか?」

まゆ「以前は読者モデルをしてましたねぇ。」

遊星「だからか。莉嘉や楓と踊る時に、自分達が相手からどう写るかを考えて仲間を引き立てる事も出来ているのか。」

まゆ「(この人…一回のレッスンを見ただけで私の見せ方を理解したんですか?)恐ろしいですねぇー……。」ボソッ

遊星「今、何か言わなかったか?」

まゆ「言ってませんよぉ。」

遊星「…ん、そうか?」

遊星「マストレさん。彼女達の現段階の実力は理解出来ました。ですが、彼女達の為に俺は具体的に何をしてあげれば…?」

マストレ「それはだな…」


ちひろ「ネオドミノシティを守った…救世主゛遊星さん゛にしか出来ない、頂点(現キング)の取り方を彼女達に伝授してほしいんですよ。」

遊星「ちひろさん?」

莉嘉

またアンド記号を付けてしまった…
訂正文を下に書きます。

遊星「マストレさん。彼女達の現段階の実力は理解出来ました。ですが、彼女達の為に俺は具体的に何をしてあげれば…?」

マストレ「それはだな…」

ちひろ「ネオドミノシティを守った…救世主゛遊星さん゛にしか出来ない、頂点(現キング)の取り方を彼女達に伝授してほしいんですよ。」

莉嘉、楓、まゆ、ルキトレ「!?」

楓「ネオドミノシティを守ったって…!?」

莉嘉「もしかして、あの…」

まゆ「不動遊星さんだったんですかぁ…?」

遊星「…ああ。」

楓「(中継ではヘルメットで見えませんでしたが、髪型、蟹型だったんだ…。)」フフッ

莉嘉「写メ撮っていい?」

遊星「構わないが…」

莉嘉「お姉ちゃんに、送信っと…」

まゆ「学会でも最近、エネルギーの開発研究のチーフとして活躍したとか…」

まゆ「そんなあなたがまゆ達のプロデューサーになるんですかぁ。(とんでもない事になってきましたねぇ。)」

ルキトレ「何で、そんなあなたがちひろさんの誘いにのったんですか?」

遊星「俺と共に戦ってくれた仲間は、別々の道を目指していったんだ。」

遊星「俺も、悩み悩んでこの街と共に生きて行く事に決めた。」

遊星「そして昨日、卯月と言う子に出会って…そこから、君達に出会い、ちひろさんの誘いを受けて決心したんだ。」

遊星「これも運命という可能性の一つなら、その道を受け入れてまだ見えない先に進んでみようと思っただけの事です。」


アイドル達とトレーナー姉妹 沈黙

アイドル達とトレーナー姉妹 沈黙

マストレ「困難な経験を乗り越え、悩んだ末に出した答えに間違いはない。」

マストレ「プロデューサーとしての内容は、私が教えよう。ダンスはルキトレに任せてくれ。」

ルキトレ「任せて下さい!」

遊星「何から何までありがとうございます。」

マストレ「構わんよ。よし、以上でレッスン披露会を終わりとする!」

とりあえず、今続きを書いてますので
待ってて下さい。

プロダクション二階
ちひろ「とりあえず、こちらが遊星さんのデスクです。」

ちひろ「後は、寝床とかは決まってるんですか?」

遊星「今まで借りていたガレージがあったんですが、旅に出る為に返してしまいまして…。」

ちひろ「それはお困りですね…」


遊星「とりあえず、Dホイールで今日の宿を探して来ます。」

ちひろ「行ってらっしゃい♪」


ちひろ「女子寮の事、教えた方が良かったかしら?」ボソッ

楓「ちひろさんは悪い子ですね。」めっ

バイクで運転中
遊星「近場に泊まれる所は…無さそうだな。」

??「お兄ちゃん、諦めるの?」

遊星「莉嘉!?何で、俺の後ろに…。」

莉嘉「気にしなーい!気にしなーい!行こーよー!!」


遊星「…ヘルメットだ。被っとかないと危険だからな。」

莉嘉「えへへ。ありがとー♪」

莉嘉「で、どこ行くのー?」

遊星「聞いてなかったのか…宿泊場所を探して回ってるんだ。」

莉嘉「宿泊場所…?それなら、私が提供してあげよっか!」

遊星「莉嘉が、俺に…か?」

莉嘉「うん!」(*´∀`)♪

※75
5D's開始当初が18で、イリアステル編開始時は半年後、ZONE編終了後までを大体半年、最終回直前の3話は少なくともい1、2年は経過したと考えているので20か21と考えてもらえればいいです。

二時間後
莉嘉「あ、そこそこ!」

遊星「ふぅ…長かったな、ここは?」

莉嘉「わたしのおうちー♪」

遊星「なっ!?」

埼玉にある城ヶ崎家
??「予定より早かったわね。」

遊星「もしかして、君がて?」

二時間後
莉嘉「あ、そこそこ!」

遊星「ふぅ…長かったな、ここは?」

莉嘉「わたしのおうちー♪」

遊星「なっ!?」

埼玉にある城ヶ崎家
??「予定より早かったわね。」

遊星「もしかして、君が…?」

77の「君がて」を78で、「君が…?」に訂正し直しました。

埼玉にある城ヶ崎家
??「予定より早かったわね。」

遊星「もしかして、君が莉嘉のお姉ちゃん…なのか?」

美嘉「はじめましてだね☆莉嘉の姉の美嘉だよー。」

遊星「美嘉か。俺は…」

美嘉「莉嘉から話は聞いてるよ。」

美嘉「遊星さん…だよね。私、会えてチョー嬉しい♪」

遊星「君とは初対面のはずだが…。」

美嘉「だって、私、フォーチュンカップの時から遊星さんのファンだったから知ってて当たり前だよ?」

美嘉「莉嘉から話は聞いてるよ。」

美嘉「遊星さん…だよね。私、会えてチョー嬉しい♪」

遊星「君とは初対面のはずだが…。」

美嘉「だって、私はフォーチュンカップの時から遊星さんのファンだったから知ってて当たり前だよ?」

遊星「そうか。俺が、フォーチュンカップでキングになった時の中継か。」

美嘉「そうそう。」

莉嘉「お姉ちゃんだけ知ってたんだー!ずるーい!!」(`Δ´)

美嘉「あんたはまだ8才だったんだから、覚えてなくても当然でしょ?」

莉嘉「莉嘉が9才の頃に、東京方面…ええと、ネオドミノシティだっけ?」

莉嘉「そこに、空からでっかい建物が落ちて来たのを遊星さんが止めてくれたのは覚えてるもん!!」

美嘉「そうだね…あのまま落ちていたら、ネオドミノシティどころか、私達の住んでる埼玉にまで被害が出ていたと思うし、私達がプロデューサーと出逢う事もなかったと思う…ありがとね。」

遊星「…ああ。」

遊星「(この子達は、知らない方がいいだろうな。ZONEがどんな気持ちで歴史を変えようとしていたのかを…。)」

お待たせしました
短いですが出来たので投稿したいと思います

美嘉「さてと…立ち話も何だし、家に入ってよ?」

遊星「いいのか?」

莉嘉「へいきー!」

遊星(俺の寝床を提供してくれるのは嬉しいが…)

遊星「君たちの家族にはちゃんと了承を得たのか?」

莉嘉「う~ん…」

遊星「分かってくれ莉嘉」

遊星「君たちの家族に了承を得てからじゃないと、余計な誤解を招くことになるからな」

莉嘉「余計な誤解…って?」

遊星「それは…だな……(困ったな)」

美嘉「心配はないそうです」

遊星「?」

美嘉「今連絡をとりましたから」

城ヶ崎家 リビング

遊星「そうなのか。君たちの両親は…」

莉嘉「お姉ちゃんがいてくれるからへいきなんだよー」

美嘉「もう莉嘉ったらまた調子に乗ってぇ~!」

莉嘉「痛い、いたいよ!!」

遊星「莉嘉が痛がっている。やめてあげてくれ」

美嘉「あ、うん。ごめん…」

莉嘉(お姉ちゃんの反応からしてこれは照れ隠しだね)

遊星(この子達の家庭環境は龍亞と龍可に通ずるものがあるな…)

遊星「2人は、今の生活で不安なことはないのか?」

美嘉「不安…?んーないかも」

莉嘉「慣れてるしね」

遊星「そうか」

遊星(考えすぎか…)

美嘉「それより…さ?」

遊星「ん…?」

美嘉「遊星さんのデッキ見せて欲しいかなって☆」

遊星「俺のでいいのか?」

美嘉「そうそう。チョー見たい!!」

遊星「別に構わないぞ」

莉嘉「なになに~?」

プロダクション2階
ちひろ「もう遊星さんったら、宿を探しに行くって行ったっきり戻って来ませんねー」

ちひろ「何故か莉嘉ちゃんも居なくなるし…どうしましょ?」

???「只今、戻りましたー」

卯月「ちひろさん!お疲れ様です!」

ちひろ「あぁ、二人ともお帰りなさい」

ちひろ「どうでした?海外ツアーの方は、プロデューサー(モバP)」

モバP「それがですね…」

ちひろ「?」

まゆ「ツアー場所を間違えてしまったんですよねぇ。」

ちひろ「プロデューサーにあるまじき失態じゃないですか!?」


モバP「何故、まゆお前が知ってる!?」

まゆ「何故でしょ?ふふふぅ…」

卯月「プロデューサーをあまり責めないで下さい。悪いのは私もなんですから」

ちひろ「それは、どうして?」

卯月「私、海外に行くの初めてだったからプロデューサーに色々お願いしてしまって…」

モバP「でも、ギリギリ間に合いましたよ」

モバP「圏外でしたけど…」ボソッ

ちひろ「間にあっても圏外じゃ意味ないじゃないですか!?」

ちひろ「まぁ、卯月ちゃんの気持ちも分かりますし、今回の件は不問にしといてあげます」

卯月&モバP「あぁ、ありがとうございます!!」


まゆ「それでぇ、卯月ちゃんはどこに連れて行ってもらったんですかぁ?」

卯月「ふぇ!?」

モバP「実際に行ってみて分かりましたよ」

ちひろ「何がですか?」

モバP「そこそこ知名度はあるだろうと思っていたんですが、俺の考えが甘かったようです」

ちひろ「海外での知名度どころか、シティでの知名度もまだままならないって言うのによく『海外ツアーだ!』って意気込んで行けましたね」

モバP「す、すいません…」

ちひろ「でも今回の件でよく分かったでしょ?」

モバP「はい…」

モバP「ですが、俺も負けて帰って来たわけじゃありません」

ちひろ「それは…どういう?」

城ヶ崎家 リビング
美嘉「うんうん。遊星さんって言ったらこのローレベルシンクロデッキだよね!」

美嘉「このデッキが拾ったカードで1から出来てるとは思えないよ」

遊星「そうだろうな」

莉嘉「え~!?このデッキって拾ったカードで出来てるの!!?」

遊星「ああ。拾ったカードの寄せ集めでも使い方によれば色々な戦い方が出来る」

遊星「このデッキには、使えないカードなんてないんだ」

美嘉「それってよく聞くけどほんとなの?」

遊星「確かに世の中には使いにくいカードなんてざらにある」

遊星「だが、それを見捨てて“みんなが使ってるから”という理由で凡用カードを入れていても、それが勝利につながるとは限らない」

莉嘉「何で…?」

遊星「莉嘉達に分かりやすいように説明すると…だな」

遊星「例えば…

『使いにくいカードばかりだが想いが込められたデッキ』

『凡用カードのみ詰め込んだデッキ』

とが闘った場合どちらが勝つと思う?」

美嘉「私だったら、『凡用カードを詰め込んだガチなデッキ』かな」

遊星「確かに、誰もが『凡用カードを詰め込んだデッキ』言わゆる“ガチデッキ”が勝つと思うだろう」

遊星「だが、それは違うぞ美嘉」

美嘉「!?」

来てたか
つーか汎用の間違いじゃね?

>>102
汎用ですね。間違ってました

遊星の例えてる問いを考えるのにもの凄く時間がかかってます
下手に書くと不味いから遊星らしい言葉にしなきゃ…

お待たせしました
今日がフィール遊星の誕生日ともあり、何とか遊星の例える問いを遊星らしいセリフにして
作り間に合わせました
おかしくないよう今、自分が覚えてる遊星像を頭に想い浮かべ作ったつもりです
良からぬ点があるかも知れませんが…見てもらえると嬉しい限りです

遊星「汎用カードを詰め込んだデッキと言う事は、カード同士のシナジーを全く配慮せず作っているって事だ」

遊星「汎用カードを詰め込んでいても、デッキとしてなっていなければ決闘に勝つ為の戦術を見いだせず勝機はないだろう」

莉嘉「でもでも~扱いづらいデッキよりは、一枚一枚が強い汎用カードの集まりだからそれだけでも勝てるんじゃないの?」

遊星「莉嘉の言ってることも分かる」

遊星「現に、相手によってはその構築で勝つ事も不可能では無いかもしれない」

遊星「ただ…莉嘉の言う通り、一枚一枚が強い汎用カードをモンスター、魔法、罠の枚数を考えずどれかに偏って作った場合どうなる?」

莉嘉「ん~その場合だと、勝つの厳しいと思うな…」

美嘉「そういうデッキ構築をしてる人って特殊な環境でしか見かけないのが普通だよ」

美嘉「例えば遊星さんがWRGP前に開いてた『タッグチャレンジトーナメント』のチャレンジ項目位かな?」

遊星「だろうな」

莉嘉「でも、『使いにくいカードで作ったデッキ』じゃ…偏りのない汎用カードの集まりのデッキに遠く及ばないと思うよ?」

遊星「それはどうかな?」

莉嘉「えっ」

遊星「俺のデッキは拾ったカードの集まりだ。どれも癖のあるカード達だが…1枚1枚に俺の想いが込められて作られている」

遊星「使いにくいカードの集まりでも、使いようによれば無数の戦術を導き出せるんだ」

美嘉「1枚1枚に込められた想い…か。何となく遊星さんの言ってる事が分かった気がする…」

遊星「美嘉もその自分が持ってるデッキを大切にすれば必ずデッキが答えてくれるはずだ」

美嘉「遊星さんに見てもらったデッキだもん。今まで以上に大切にする!」

遊星「?」

莉嘉「…ん?遊星さん、さっき私達に言いたかった事って…実は、その二択の中に入ってなかったんじゃない…のかな?」

遊星「莉嘉は何故そう思うんだ?」

莉嘉「多分…だけど、決闘状況はどのデッキを使っててもその時によって手札も変わってくるよね?」

莉嘉「だからどれが正解とも言えないと思う」

遊星「…」

莉嘉「つまり、私達に言いたかった事は…」

莉嘉&美嘉「想いの強さが相手を上回れば必ず自分に勝機があるってこと!!」

莉嘉「揃った!!?」

美嘉「やっぱり私達双子だね」

莉嘉「うん!」

遊星「ふふっ」

美嘉「何がおかしいのーゆーせー!!」

遊星「いや…何でもない。(まさかあの二択問題から本当の答えを引き出すとは…な)」

遊星「流石の俺も君達には驚かされた」

美嘉「私達をギャルだからって舐めてるでしょーもうっ!!」ぷんぷん

莉嘉「ちびギャルとカリスマギャルを舐めてると『がおー☆』だよ?」

遊星「莉嘉に咬み付かれると痛い…だろうな。これからは気を付ける事にするよ」

莉嘉「分かればいいよー分かればー!」

莉嘉「あっ遊星さんに集めてるシール見せてあげる!待ってて!!」

遊星「(彼女達は本当の意味での答えはまだ知らないだろう)」

遊星「(この答えは考えようによっては、自分達にも活かされるという事を)」

とりあえず書きたかった遊星の例えは書けた…と思う
何もかもが完璧過ぎるスペックを持つ遊星さんの思考を考えるのが
とても苦労し、1ヶ月程投稿が遅れてしまいました
すいません
少しずつですが遊星Pが莉嘉達をアイドルに導いていく姿を皆さんに
伝えれてれば俺は満足です

シンデレラプロダクション2階 事務所
ちひろ「これが海外でのツアー…ですか」ぺらぺら

モバP「驚いたでしょ?彼が、企画してアイドルの常識を覆したそうです!」

楓「彼って…この人ですか?」

まゆ「まゆ…この人知ってますよぉ~」

モバP「知らない人はいないだろうな。彼は、このシティで一時期だが輝いていた男だからな」

卯月「そんなに凄い人だったんですか!?」

モバP「卯月…知らなくて、あの人に決闘を挑んだのか……」

ちひろ「え…?」

楓「あの人と…」

まゆ「戦ったん…ですかぁ?」

モバP「ま、遅刻した俺たちにあの人から罵倒を受けて卯月が俺や事務所…そして、自分の為に頑張って挑んだんだがな…」

ツアー開催地
????「フン!指定時間に遅れるとは、事務所としてではなくアイドルとしてなっとらんな!このようでは、貴様の事務所の輩も同じ類なのであろう!!」

モバP「はぁはぁ…」

卯月「私の事はバカにしても構いません!でも、ここまで私を支えて連れて来てくれたプロデューサーや事務所のみんなを悪いように言うのはやめて下さい!」

モバP「卯月…」

????「ならば俺に見せてみろ!貴様達が減らず口をたたくだけの軟弱な輩ではないと言うことを…決闘で証明してみせよ!」

卯月「けっ決闘…で?」

卯月「けっ決闘…で?」

モバP「…?」

卯月「アイドルとしてライブで正々堂々と闘うんじゃないんですか?」

????「何をたわけた事を言っている…貴様、もしやサテライト出身ではなかろうな!」

卯月「そ、そうです!」

????「やはりか…どおりで、この俺が中継で放った一言を聞いていないわけか…」

卯月「…?」

????「よかろう…教えてやる!この俺、ジャック・アトラスはここでアイドル業界にまで進出を決めたのだ。ある女に出会ったおかげでな!」

卯月「ある女…?」

モバP「あ…その名前を聞いて思いだした…あなたって、シティで遊星さんと闘った元キン……」

ジャック「元キングではない!いまや、プロデュエリストを目指すトップ決闘者の一人だ」

モバP「トップ決闘者…」

ジャック「今はまだプロリーグにエントリーする程の技術を得ていない…その為の、武者修行でここまで来た……」

ジャック「そんな最中…奴は、現れ…シェリーやボマー、鬼柳に勝ち浮かれていたこの俺の心情をことごとく打ち砕いてくれた!」

モバP「まさか…あの、ジャックさんを打ち負かす程の決闘者が世界にいるなんて…」

ジャック「世界は広いな…あの決闘以降、つくづく思い知らされた…世界レベルにな!」

ジャック「俺は、奴にあの決闘での屈辱を果たす為に同じ高みへと目指した」

モバP「そして、あなたはここにいるわけ…ですか」

ジャック「そうだ!俺は奴がアイドル業界のトップにいる事を調べあげ、奴の元に赴き決闘を申し込んだのだ」

モバP「結果は…?」

ジャック「奴との再戦は叶わなかった…だが、その時に俺は奴に言われたのだ」

「アイドル業界の天辺に来なさい…そこでならあなたと相手してあげる。
そこにたどり着くまでにあなたの知らない決闘が待ってるハズよ」

モバP「それは、多分…俺達も知らないツアーならでの「ライブ」のことを現すんだろうな…卯月、大丈夫か?」

卯月「き、緊張はしてます…けど、大丈夫です!」

ジャック「貴様の推測通り、俺はこの業界で頂点を目指す者達と決闘(ライブ)を挑む日々を送った」

ジャック「それで俺は得た、これがツアーでの決闘…!貴様もアイドルなら俺との決闘を受けよ…『ライブデュエル』!」

モバP「ら、ライブ…デュエル!!?」

卯月「どうしましょ…デッキなんて持ってませんよ!!」

アストラル「キミのデッキとディスクを彼女に貸せばいい」

モバP「お、お前…」

アストラル「どんな決闘が待ち受けているか分からない…それでも、『No.』を集め続け
     彼女達アイドルの気持ちに向き合い続けているキミならきっと彼女達を導けるはずだ」

とりあえずここまで

同時進行で書いてる

モバP「『No.』がうちのアイドル達にとりついただって!?」

から特別ゲストとしてアストラルを登場させてみました。

この世界では遊馬達はいませんが、エクシーズモンスターは遊星粒子によって遊星が開発したという設定で行きます

TFでもコナミくんやゆまも『No.』使って来ますしね

次回『ライブデュエル』の決闘内容が明らかに

モバマスでのライブを参考にした”ライブデュエル”という決闘を
ストーリーに取り組んでいく為、オリジナルの決闘形式として考えているのですが
まだ決まっていない点も多々あり悩んでます

普通に決闘にするべきか…それとも、このまま”ライブデュエル”というオリジナルの決闘方式で
決闘を進めて行くか…どっちがいいと思いますか?

意見を元に
明日から卯月vsジャック戦を少しづつ投下していきたいと思います

どうせならライブデュエルってのいいんじゃない?

モバP「お、おう!卯月…受け取れ!!」

卯月「えっあ、危ない!」

卯月「とっと…こ、これって、プロデューサーのデッキとディスク!?」

モバP「使ってくれ!お前なら俺のデッキを上手く扱えるハズだ!」

卯月「はっはい!」

>>131
オリジナル決闘方式『ライブデュエル』で進めていきたいと思います
決闘方式を詳しくジャックが教えていきますが分からない事があったり、
こうやってした方がよくないって意見があったら何でも言って下さい
それでは始めたいと思います

ジャック「言っておくが…この決闘は本来のデュエルとは全くと言っていいほど異なる」

ジャック「まず根本的に違うのはデッキに入れられるモンスターは自分の特性にあった5枚でなくてはならないという事だ!」

アストラル「たった5枚だと!?」

モバP「それも特性って…」

ジャック「アイドルにも特性…いや、属性があるようにモンスター同士でも属性が存在する」

ライブデュエルの設定を考えるのに時間がかかってしまいました
だいぶ練れて来たので出来た分ちょこっと投稿したいと思います
分からない点、分かりにくかった所ありましたら気軽に教えて下さい

後、>>134の訂正があるのでそこから始めたいと思います

ジャック「言っておくが…この決闘は本来のデュエルとは全くと言っていいほど異なる」

ジャック「まず根本的に違うのはデッキに入れられるモンスターの枚数が15枚までしか入れられないという事だ」

アストラル「15枚まで…だと!?」

モバP「それも特性って…」

ジャック「アイドルにも特性…いや、属性があるという事はプロデューサーのキサマは知っているな?」

モバP「キュート、クール、パッションの3つの事ですよね…」

ジャック「それ位、キサマもプロデューサーの端くれなら知っていても当然だ」

モバP「(怒られた…)」

ジャック「なら、アイドルにも属性があるようにモンスター同士でも属性が存在することは知っているな?」

モバP「光、闇…と、水…炎?ええと…後は…あ!地と風!!」

ジャック「神を忘れているぞ」

モバP「あ!?忘れてた…」

アストラル「オシリスやオベリスク等の神のカードと呼ばれる3枚とそれを束ねるホルアクティは神属性という特別な扱いをされている」

ジャック「忘れていても仕方がないのは認めてやる。実際、俺もWRGPで極神やズシンを見るまでは神属性を見かける事はなかったからな」

ジャック「光、闇、水、炎、地、風、神のこれら7つの属性がある」

ジャック「そこから一つの属性のモンスターを5枚まで自分の特徴にあったものを選び、自分だけのユニットを作り出すのだ」

モバP「自分だけの…ユニット?」

卯月「あれ…さっき15枚までって言ってませんでしたっけ?」

ジャック「説明が遅れたな。残り10枚には属性は関係ないのだ。ユニットを支える言わばバックメンバーのようなものだ」

モバP「(ユニットとバックメンバー…見事にライブでの戦いを決闘で再現している…)」

ジャック「後はユニットの力となり、守りとなり、相手をライブから退場させる魔法、罠もデッキに組む事が出来る。モンスターと合わせて20枚だな」

アストラル「普通なら5枚だけだが構築次第では15枚まで入れれる仕様なのか…」

ジャック「デッキにはエクストラデッキも存在する。だが普段のデュエルとは違い7枚しか入れる事は出来ない」

モバP「デッキもエクストラデッキも普段の約半分って訳か…」

ジャック「言い忘れていたが同名モンスターは色違いカードのみ3枚入れる事が出来るが、色違いカードが存在しないモンスターは1枚のみしか入れる事が出来ない」

アストラル「同姓同名モンスターの枚数規制か…」

モバP「CDデビュー、ニュージェネレーション…新春の華姫。どれも売り出し方は違うが島村卯月というアイドルなのには変わりはないからな…」

ジャック「キサマ…良く分かっているな」

モバP「どうも…これでも、ちっぽけながらアイドルを支えるプロデューサーなんでね」

卯月「プロデューサーは、私や凛ちゃん達を色々な方向性で試して売り出そうと毎日必死に営業に回ってくれてますから」

ジャック「デッキの説明は以上だ。ライブ決闘のシステムは決闘時に説明する」

ジャック「後は何かあるか?」

モバP「いえ。ありません…卯月、ちょっと待ってろ!」

卯月「あ…はい!」

アストラル「彼女に合う属性は決まったのか?」

モバP「卯月に合う属性は光か風だろうと踏んだんだが…」

モバP「俺のデッキに卯月に合うカードがあるかどうか…」

ここまでです
とりあえずライブ決闘のデッキ説明は以上で終わり
次からモバPが卯月の為に自分のデッキを組み直して渡してくれたものを使用し
卯月vsジャックの『ライブ決闘』を決闘内容を説明しながら進めていきたいと思います

どうでもいいけど最近書く暇が無い…
アイディアは浮かんで来るんだけどなぁ

決闘開始位までは書けました
ですが、見直してみたらジャックのモバPに対する言葉が貴様からキサマに変わってました。
他にも追加したいセリフもありましたので昨日投稿した所を3レス位でまとめてから再開したいと思います

ジャック「言っておくが…この決闘は本来のデュエルとは全くと言っていいほど異なる」

ジャック「まず根本的に違うのはデッキに入れられるモンスターの枚数が15枚までしか入れられないという事だ」

アストラル「15枚まで…だと!?」

モバP「それも特性って…」

ジャック「アイドルにも特性…いや、属性があるという事はプロデューサーの貴様は知っているな?」

モバP「キュート、クール、パッションの3つの事ですよね…」

ジャック「それ位、貴様もプロデューサーの端くれなら知っていても当然だ」

モバP「(怒られた…)」

ジャック「なら、アイドルにも属性があるようにモンスター同士でも属性が存在することは知っているな?」

モバP「光、闇…と、水…炎?ええと…後は…あ!地と風!!」

ジャック「神を忘れているぞ」

モバP「あ!?忘れてた…」

アストラル「オシリスやオベリスク等の神のカードと呼ばれる3枚とそれを束ねるホルアクティは神属性という特別な扱いをされている」

ジャック「忘れていても仕方がないのは認めてやる。実際、俺もWRGPで極神やズシンを見るまでは神属性を見かける事はなかったからな」

ジャック「光、闇、水、炎、地、風、神のこれら7つの属性がある。そこから一つの属性のモンスターを5枚まで自分の特徴にあったものを選び自分だけのユニットを作り出すのだ」

モバP「自分だけの…ユニット?」

ジャック「ライブデュエルとは本来とは違いモンスター同士のユニット力が試される戦いだ」

モバP「ユニット…力?」

アストラル「言わばモンスター同士の絆が試されるという訳か」

卯月「あれ…モンスターの枚数って、さっき15枚までって言ってませんでしたっけ?」

ジャック「説明が遅れたな。残り10枚には属性は関係ない。ユニットを支える言わばバックメンバーのようなものだ」

モバP「(ユニットとバックメンバー…見事にライブでの戦いを決闘で再現している…)」

ジャック「後は互いのユニットの力となり、守りとなり、相手をライブから退場させる事も出来る魔法、罠も同様にデッキに組み込む事が出来る。モンスターと合わせて20枚だな」

アストラル「普通なら5枚だけだが構築次第では15枚まで入れられる仕様なのか…」

ジャック「デッキにはエクストラデッキも存在する。だが普段のデュエルとは違い7枚しか入れる事は出来ない」

モバP「デッキもエクストラデッキも普段の約半分って訳か…」

アストラル「何て変則的なデュエルなんだ……」

ジャック「言い忘れていたが同名モンスターは色違いカード…いや、絵違いカードのみ3枚入れる事が出来るが、絵違いカードが存在しないモンスターは1枚のみしか入れる事が出来ない」

アストラル「同姓同名モンスターの枚数規制か…」

モバP「CDデビュー、ニュージェネレーション…新春の華姫。どれも売り出し方は違うが島村卯月というアイドルなのには変わりはないからな…」

ジャック「貴様…良く分かっているな」

モバP「どうも…これでも、ちっぽけながらアイドルを支えるプロデューサーなんでね」

卯月「プロデューサーは、私や凛ちゃん達を色々な方向性で試して売り出そうと毎日必死に営業に回ってくれてますから」


ジャック「デッキの説明は以上だ。ライブ決闘のシステムは決闘時に説明する」

ジャック「後は何かあるか?」

モバP「いえ。ありません…卯月、ちょっと待ってろ!」

卯月「あ…はい!」

アストラル「彼女に合う属性は決まったのか?」

モバP「卯月に合う属性は光か風だろうと踏んだんだが…」

モバP「俺のデッキに卯月に合うカードがあるかどうか…」

さて、ここから再開です
ライブデュエル開始時までノンストップでお送り致します

モバP「(アイドルとしての卯月の特性は何だ?)」

『個性が無いのが個性』

モバP「いや違う…何かもっとあるはずだ……」チラッ

卯月「…?」

モバP「真面目…さが獲り得の頑張り屋さん……」

卯月「ふぇ!?」

モバP「そうか…そうだ!」

モバP「卯月…ちょっとこっち来い!お前にぴったりのカードがあったはずだ!!」

卯月「なんですか?」

モバP「これだ。あの人が言っていた通り、色違い…というか絵柄違いのカードが3枚まで入れられるなら、これがお前のイメージにぴったりなんじゃと思ったんだが」

卯月「これって…」

モバP「無個性の頑張り屋の力を相手に見せつけてやれ」

卯月「む、無個性の一言は余計だったと思いますけど…でも、言われてみたらこのカードって私のイメージにぴったりなのかも?」

モバP「後は俺のデッキからライブ決闘用にデッキ枚数を20枚と7枚に調整する。お前は俺の調整したデッキ内容を良く見ておいてくれ…」

卯月「わ、分かりました」

モバP「はぁ…終わった……」

ジャック「どうやら終わったようだな。この俺をライブで倒せるようなデッキに仕上がったか?」

モバP「ええ。あなたをギャフンと言わせるようなデッキに仕上げましたから」

ジャック「ほお…面白い」

モバP「プロデューサーの思い…受け取りました!」

モバP「あまり責任を感じるなよ。観客が見ている中で、経験した事が無いライブでのデュエルをお前にさせることになってしまった…元は俺に責任がある」

卯月「プロデューサーは私やまゆちゃん、楓さん達には優しいですよね」

モバP「そうか?当然だと思うんだが」

卯月「アイドルの卵でしかない私達の為に毎日駆け回ってくれてる姿を見てると私も頑張らなきゃって思える気がするんです!」

卯月「だから…」

ジャック「(目つきが変わった…?)」

卯月「プロデューサーや事務所の皆の為にも必ず勝って来ます!!」

ジャック「準備は出来たようだな」

モバP「ええ。うちの島村卯月は準備万端です」

卯月「はい!」

ジャック「よかろう。それでは、ライブ決闘を始めよう!」

ジャック「ライブ決闘開始(アクセラレーション)!!」

卯月vsジャック

ジャック「まず初期手札を3枚デッキから引くがいい」

卯月 手札0→3枚

ジャック「それがライブ決闘での初期手札となる。そして、それぞれの互いのライフは通常8000の半分4000で進められる」

モバP「4000態勢か…厳しいな」

ジャック「まず先行である始めのターンは俺が見せてやろう…ドロー!」

ジャック「俺は《ダーク・リゾネーター》を召喚!」

《ダーク・リゾネーター》
チューナー 星3/闇属性/ 悪魔族/攻1300/守 300
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。


ジャック「カードを1枚伏せてターンエンドだ」

アストラル「決闘は普通のようだな」

卯月「わ、私のターンです!ひ、引けばいいんですよね?ドロー!」

卯月「あ…っと、とりあえずこの子を伏せようっかな?」

モバP「裏守備でセットか。これなら彼の攻撃でのダメージは発生しない」

ジャック「攻撃についてだが、互いのプレイヤーの攻撃権利は1ターンに一度ではない」

モバP「何!?」

ジャック「攻撃宣言を行えるのは決闘中1回のみだ」

アストラル「それでどうライフを削りきればいいのだ!?」

ジャック「自分の場…“ユニット”の準備が整い、相手に止めを刺せると思った時の一回のみモンスター同士の攻撃翌力の合計が計算される」

ジャック「それ以降、相手が“ユニット”の攻撃翌力の合計を計算するまでデュエルは行われるが、相手にモンスターを破壊され“ユニット”の攻撃翌力の合計が変化してもう一度モンスターを召喚しても再度計算されることはない」

モバP「という事は、一度計算してしまうと相手の状況によってどんどんこっちが不利になっていく事もあるって事なのか」

ジャック「そうとも言えるな」

卯月「そんな…」

ジャック「自分のユニットの合計の計算を終え、相手もユニットの合計の計算が終えた時、
デュエル上でのライブが行われる。どちらのユニットの攻撃翌力の合計が相手に優っているかでデュエルの勝利が決まるわけだ」

アストラル「厳しい戦いになりそうだ…」

ここまでとなります
ライブでのデュエルまで長かった…
途中で名前欄に酉というものを入れてみたんですが上手く出来てるでしょうか?
書き終わった時にsageじゃなかったって気付いたよ…
続きを待ってるってコメントを沢山いただき励みになりました
最近は書く暇が無く大変ですが空いた時にはアイディア練って書き溜め
してますので待ってて下さい

ジャック「こんなもんだろう…俺からの説明は以上だ。さぁ、貴様のターンはまだ終わっていない続けてくれ」

卯月「ええと…私は、カードを2枚伏せます。これでターンエンド…でいいのかな?」

アストラル「初期手札とドローしたカードの合計4枚の手札では迂闊にカードを召喚、伏せる事は避けるべきだ…」

モバP「(何故だ?)」

アストラル「初期手札が普段の2枚少ないだけでも決闘パターンは変わってくるものだ」

アストラル「たとえば、普段のようにカードを召喚、伏せすぎて《ブラック・ホール》、《大嵐》等のカードで除去された場合、
     残った手札のカードが0~1枚だと…後々の決闘展開に大きく影響を及ぼすことになる」

モバP「(なるほど)」

アストラル「このライブ決闘というデュエルではそんな状況に陥りやすい」

アストラル「先の展開を読まず手札のカードを使いすぎた場合、彼女は後から後悔することになる…自分のユニットを揃える事が出来ず
     破壊され、相手の全てのユニットの攻撃力の合計に押し負けてしまう原因を始めに作ってしまった自分に」

モバP「…」

>>163 行間の訂正
アストラル「たとえば、普段のようにカードを召喚、伏せすぎて《ブラック・ホール》、《大嵐》等のカードで除去された場合、残った手札のカードが0~1枚だと…後々の決闘展開に大きく影響を及ぼすことになる」

モバP「(なるほど)」

アストラル「このライブ決闘というデュエルではそんな状況に陥りやすい」

アストラル「先の展開を読まず手札のカードを使いすぎた場合、彼女は後から後悔することになる…自分のユニットを揃える事が出来ず破壊され、相手の全てのユニットの攻撃力の合計に押し負けてしまう原因を始めに作ってしまった自分に」

モバP「…」


今日はここまでデュエルの本格開始は明日らへんからの予定

ジャック「この俺に臆し、守備で固めたか…だが、甘いな!」

ジャック「俺は、《ダーク・リゾネーター》をリリース!アドバンス召喚…《ビッグ・ピース・ゴーレム》!」

効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻2100/守0
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚する事ができる。

モバP「チューナーをリリースした!?このターンシンクロして来ないのか!!?」

ジャック「慌てるな。そうそうに決着が着くのは面白くない…俺は、これでターンエンド!」

短いけど再開しますよ~

卯月「うぅ~緊張してきた…わ、私のターンです!ど、ドロー!!」

卯月 手札1→2

卯月「私は、モンスターを反転召喚させます。ええっと…おいで、《ぴよコッコ》ちゃん」

効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻300/守200
リバース:デッキからレベル5以上のチューナー1体を特殊召喚できる。

卯月「この子が卵から返った(表側表示になった)時、デッキからレベル5以上のチューナー一体をこの場に呼ぶ事が出来るんです」

ジャック「ほう」

卯月「この子の効果で特殊召喚するのは…強そうな割に守りが堅い《ラブラドライドラゴン》です」

通常モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族・チューナー/攻0/守2400

ジャック「上級モンスターを特殊召喚し次へ繋いだか…いや、これはシンクロ召喚か?」

卯月「うぅ…私が、今呼べるモンスターはエクストラに居ないみたいです。つ、次に賭けます!!」

ジャック「後一歩足りなかったようだな…ま、俺も他人の事は言えんが…俺のターン!ドロー!!」

ジャックのターンは次回に続きます

遅くなりました…再開です!

ジャック 手札2→3

ジャック「俺は、《コール・リゾネーター》を発動する」

通常魔法
自分のデッキから「リゾネーター」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

ジャック「手札に加えるのは《クロック・リゾネーター》だ」

効果モンスター
星3/地属性/悪魔族/攻1200/守600
このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する限り、このカードは1ターンに1度だけ戦闘またはカードの効果では破壊されない。

ジャック「それで、《クロック・リゾネーター》を召喚する」

モバP「これで、あの人の場にはレベル5のモンスターとレベル3のモンスターが揃った…」

アストラル「来るか…」

ジャック「俺は、レベル5の《ビッグ・ピース・ゴーレム》にレベル3の《クロック・リゾネーター》をチューニング!!」

ジャック「王者の鼓動…今、ここに列を為す!天地鳴動の力を見るがいい!!」

ジャック「シンクロ召喚…我が魂!《レッド・デーモンズ・ドラゴン》!!」

シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが相手フィールド上に存在する守備表示モンスターを攻撃した場合、ダメージ計算後相手フィールド上に存在する守備表示モンスターを全て破壊する。
このカードが自分のエンドフェイズ時に表側表示で存在する場合、このターン攻撃宣言をしていない自分フィールド上のこのカード以外のモンスターを全て破壊する。

モバP「来やがった…あれが、あの人のエースモンスター《レッド・デーモンズ・ドラゴン》…」

卯月「攻撃力…3000!!?」

モバP「実際に見たのは初めてだが…凄い気迫を感じる……卯月!気を引き締めていけ!!」

卯月「はっはい!!」

書き溜め分全て使ってしまったのでここまで
ここまでやって来て、ジャックの回想パートとライブ決闘が必要だったか改めて悩んでいる始末…
後先考えずやると大変だね……
続きは一か月後?の予定

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月19日 (水) 12:54:06   ID: BWnUivc4

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