麻琴「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」(219)

注意!

・これは『とあるシリーズ』と映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクロスっぽいものです
・主人公がオリキャラです
・未来設定です
・作者のSS初作品です
・カップリングは今のところ上琴しか考えておりません

上記全てがOKの方のみよろしくお願い致します。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1327907293(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

学園都市のとある家


麻琴「10032号ー! 10032号ー! うわっ部屋汚っ うさぎもいないし…」

プルルルルー♪

ガチャ

麻琴「あ、10032号? どこにいるの?」

10032号『今夜1時15分に例の公園ですごい実験をします』

麻琴「夜中の1時15分? 1週間も姿を現さないで! 部屋の怪しい発明品たちが1週間       動きっぱなしだし、うさぎもいないけど」
   
10032号『うさぎはこちらにいます では今夜お会いしましょう 1時15分に公園ですよ あと部屋はいじらないように』

リーン!リーン!!

麻琴「うわっ!」

10032号『何の音ですか?』

麻琴「時計! 今8時になったみたい 一体何個時計があるのよ…」

10032号『成功です 計算通り全て25分遅れのようです』

麻琴「…え? もしかして今8時25分?」

10032号『………』

麻琴「ぎゃー! 遅刻だー!!」

とある高校 正門前

麻琴「間に合わなかった…」

友人A「麻琴こっち! 先生に見つかるよ 4日間連続遅刻だよ!」

グイッ

きょろきょろ

友人A「こっちなら平気そう」

麻琴「10032号のせいよ 時計が25分遅れてたの」

先生「10032号?」

麻琴(ビクッ)

先生「君はまだミサカ博士のお手伝いを? はいこれ、遅刻のチケットだ」

友人A「すいません…」

先生「君もだ 4日間連続だぞ」

麻琴「それは不幸なことが続きまして…」

先生「ひとつ忠告しておこう ミサカ博士は君の叔母さんかもしれないが危険人物だ 
付き合っているとろくなことにならないぞ」

麻琴「はいはい」

先生「全く… 君のお父さんも同じだったよ」

麻琴「はいはい すいませんでしたー」

先生(ムカッ)

先生「今日は文化祭のバンドオーディションだったなあ アイツの娘であるお前が受かる訳がない」

麻琴「私がその幻想を壊してあげます」

放課後 オーディション会場

審査員「じゃあ 次」

麻琴「よしみんながんばろう!」

メンバー「「「うん!!!」」」

麻琴「『プラチナ』です」

審査員達「…」

友人A(頑張れ…)

♪ギュイ~ン♪ ♪ギャイ~ン♪

審査員「ストップ! ストップ!!」

麻琴「…?」

審査員「音が大きすぎる 次」

麻琴「……」

友人A(あーあ…)

帰り道

麻琴「これじゃ人前での演奏なんて永遠に無理よ…」

友人A「落ち込むのはまだ早いよ」

麻琴「才能がないのよ」

友人A「そんなことないよ 曲を音楽会社に送ってみればっていつも10032号がいってるじゃん」

麻琴「知ってるよ『不可能を可能にしてこそ意味があるのです』でしょ?」

友人A「その通り♪」

麻琴「音楽データを送って才能がないと言われたら? 『君には将来が見えない』そう言われたら? そう考えると怖くて… 父さんに似て不幸体質だから」

友人A「麻琴のお父さんいい人じゃない 明日も車を…って麻琴「うわぁぁぁ!」

友人A「まだお母さんにあの人と明日出かけること言ってないの?」

麻琴「べっ、別にアイツとは何の関係もないし、明日もただ買い物に付き合ってもらうだけなんだから///」

友人A(それを俗にデートと言うんじゃ…)

麻琴「それにそんなことお母さんにいったら絶対説教されるに決まってるわ
『ママはそんなこと考えたこともなかったわ』ってね」

友人A「真面目な子に育てたいのよ」

麻琴「こんなに真面目じゃない」

ーーーーーーーーーーー

学生「時計台を守る運動にご協力をお願いしますー」

麻琴「へ?」後ろ見る

学生「現在第7学区長は取り壊しを主張しております」

友人A「確かにこの時計台昔からあるけどボロボロだしもう動いてないみだいだけど…」

学生「25年前雷が落ちて時計はストップ 私たち歴史保存教会はあの時計台の保存を主張しています」

麻琴「ふーん まぁ応援します」チャリン

学生「ありがとうございます よかったらチラシを」

友人A「どうも」






友人A「じゃあまたあさって 明日のこと教えてねー♪」

麻琴「だからアイツとは何もないってば!」

友人A「またねー」

麻琴「まったく…」

今日はとりあえず以上です。

2~3日に1回を目指してがんばります。

放課後 オーディション会場

審査員「じゃあ 次」

麻琴「よしみんながんばろう!」

メンバー「「「うん!!!」」」

麻琴「『プラチナ』です」

審査員達「…」

友人A(頑張れ…)

♪ギュイ~ン♪ ♪ギャイ~ン♪

審査員「ストップ! ストップ!!」

麻琴「…?」

審査員「音が大きすぎる 次」

麻琴「……」

友人A(あーあ…)




帰り道

麻琴「これじゃ人前での演奏なんて永遠に無理よ…」

友人A「落ち込むのはまだ早いよ」

麻琴「才能がないのよ」

友人A「そんなことないよ 曲を音楽会社に送ってみればっていつも10032号がいってるじゃん」

麻琴「知ってるよ『不可能を可能にしてこそ意味があるのです』でしょ?」

友人A「その通り♪」

麻琴「音楽データを送って才能がないと言われたら? 『君には将来が見えない』そう言われたら? そう考えると怖くて… 父さんに似て不幸体質だから」

友人A「麻琴のお父さんいい人じゃない 明日も車を…って麻琴「うわぁぁぁ!」

友人A「まだお母さんにあの人と明日出かけること言ってないの?」

麻琴「べっ、別にアイツとは何の関係もないし、明日もただ買い物に付き合ってもらうだけなんだから///」

友人A(それを俗にデートと言うんじゃ…)

麻琴「それにそんなことお母さんにいったら絶対説教されるに決まってるわ
『ママはそんなこと考えたこともなかったわ』ってね」

友人A「真面目な子に育てたいのよ」

麻琴「こんなに真面目じゃない」

すいません…>>8は見なかったことにしてください

投下しますー

自宅

麻琴「やっと着いたー! ん? なんか家が騒がしいけど……」

??「私に欠陥車を貸すとはどういうことですの? 殺す気ですの?」

上条「あの車が欠陥車だなんで……欠陥があればもちろん教えましたよ、あぁお帰り麻琴」

麻琴「…ただいま」

黒子「車に欠陥があったからぶつかったんですの」

上条「白井、それで…修理の金はお前が出してくれるんだよな?」

黒子「あなたの車でしょう? あなたが直してくださいまし、ついでに衝突したときにコーヒーが溢れて服が濡れてしまったのでもちろん洗濯代も出してくださるのですわよね、あと仕事の件ですが報告書はまだですの?」

上条「えっ、まだできてないけどたしか提出日はまだ……」

黒子「あなたバカですの? それと手書きで書いたら代筆がバレてしまいますのでパソコンで書くこと、バレたらわたくしはクビになってしまいますので」

上条「はいはい、明日の朝までに仕上げればいいんだろ、朝1番で届けるよ」

黒子「朝一番と言っても起きる前は困りますわよ 下をご覧になって」

上条「えっ」アッパー「いってぇ」

黒子「本当に類人猿は……でもいい家に住んでいますわね、車を返しに来てお茶しかありませんの?」

麻琴「……」

黒子「こんばんわ、麻琴ちゃん また近いうちにお会いしましょう、お母様によろしく」

麻琴「……」

上条「何も言うな 麻琴の気持ちはよく分かってる だが、白井は会社では上司だしーーなにより母さんの親友だ、感情に任せてケンカはできない」

麻琴「でも車をみてよ! 黒子がやったんだよ! 明日の夜の約束どうしよう…」

上条「ああ、わかってるよ ごめん……」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夕食

上条「バンドオーディションに落ちたのは不幸の回避なんだよ、一端覧祭での演奏なんて不幸なことが起きるに決まってる」

美琴「佐天さんの保釈は却下されちゃったし、ケーキが無駄になっちゃったわね、たまには佐天さんに手紙を……」

兄「刑務所に?」

上条「佐天さんは母さんの友達だからね」

姉「母さんの友達が服役中なんて恥ずかしいわ……」

美琴「人は誰だって間違いを起こしてしまうのよ」

兄「やばっ! 遅刻する!」

美琴「夜勤? 気を付けてね」

兄「ああ、それと父さんストレスには気をつけろよ、髪がますます薄くなるぞ」

上条「え? 何のことでせう?」アセアセ

姉「そういえば麻琴、また例の彼と昨日一緒にいたでしょ♪」

麻琴「ぎゃあぁ! なぜそれを///」

美琴「なんですって!? 麻琴はまだ高校生なんだからもっと節度のあるお付き合いを……」

姉「母さんは考えが古すぎるのよ」

美琴「でも麻琴はまだ高校生……」

姉「じゃあお母さんとお父さんのきっかけはなんだったのよ?」

美琴「私のことはどうでもいいじゃない! でもあれは運命だったわ、あなたたちが生まれたのもあの出来事のおかげなんだから」

姉「どんな出来事?」

美琴「一端覧祭のダンスパーティに誘ってくれたの♪」

上条「そうだっけ?」

美琴「そうよ!踊りながら初めてキ、キスしたじゃない///」

上条「でも確かその後、いつものようにビリビリされた気が…」

美琴「その時私は思ったわ、『一生を共にするのはこと人だ』とね」

上条「聞いてないし……」

麻琴(私の話から逸れてくれて良かった……)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
AM0:28

プルルルルー♪

麻琴「うーん、あと5分ーー」ハッ

ガチャ

10032号『寝ていましたか?』

麻琴「10032号? ね、寝てなんかいないわよ」ムニャムニャ

10032号『世紀の大発明なのですから必ず遅れずに来てください、 後ビデオカメラを家に置いてきてしまって……』

麻琴「わかった、持っていくー」


例の公園

麻琴「うさぎ! 10032号は?」

うさぎ「にゃーん♪」

プシュー

麻琴「うわぁ! なんかトラックから車が出てきたけど!?」

ガチャン ガチャ

麻琴「10032号!」

10032号「麻琴よく来てくれました、見てください、一世一代の大発明です」

麻琴「! ……この車が?」キョロキョロ

10032号「まぁ何も言わずに見ていてください」

麻琴「その服は?」

10032号「今にわかります、ほらカメラを回して」

短いですが以上です。

>10、>12、>16、>17
ありがとうございます。ゆっくりペースですが完結めざしてがんばります。

>11、>14
はっ!その展開もありか…
でも2とか3にしたらほぼオリキャラしかでなくなるよ!?

>18
麻琴ちゃんまじ天使ですなww

2日後とか無謀すぎることがわかったので3~5日に1回更新目指します!

乙なんだよ
週1くらいでも全然平気なんだよ


麻琴は三人兄妹の末っ子か
兄と姉の名前はないのかな

クロスっつかただとあるのメンツにBTTFのセリフ言わせてるだけじゃん

>>29
もうちょいとあるの設定の方に近づけたら面白いと思うんだ……

投下します

10032号『こんばんは私はミサカ10032号、今は20XX年10月26日午前1時18分』

麻琴「……」ロクガチュウ

10032号『第1回テストです、さぁうさぎ、車の中へ』

うさぎ「にゃーん」デロリアンハイル

10032号『シートベルトを忘れずにっと』

麻琴「……」ロクガチュウ

10032号『このデジタル時計は車の中に搭載されているコントロールパネルの時計と一致しています、そして私の持っている時計とも』

麻琴「……」ロクガチュウ

10032号『その時計をうさぎの首にかけます』

うさぎ「にゃーん」

10032号「いい旅を」

麻琴「で、どうするの?」

10032号「計算通りに行けば時速150キロになると…」カソクチュウ

麻琴「な、な、なんで車の前に立つの!?」

10032号「大丈夫です」

麻琴「いやいやいや大丈夫じゃないから、確実に即死コースだから」ニゲル

10032「私を信じてください」ニガサナイ

麻琴「ぶ、ぶつかるー!!」

麻琴「……消えた?」

10032号「……やりました。成功です」

麻琴「成功って何の話?」

10032号「時間移動、タイムリープです、時間移動の時刻は正確に午前1時20分0秒です」

麻琴「うさぎは?! うさぎはどうなったの?」

10032号「落ち着いてください、うさぎは大丈夫です」

麻琴「大丈夫って…どこにいるのよ!?」

10032号「そこは『どこの時代に?』と尋ねてください、私はうさぎを未来へ送ったのですから」

麻琴「未来に?」

10032号「まぁ未来といっても1分後…1時21分0秒にうさぎとデロリアンはここに戻ってきます」

麻琴「え? あの車…デロリアンをタイムマシンに改造したってこと」

10032号「その通りです、ああそろそろ……」

麻琴「うわっ!!」クルマトウジョウ

10032号「……」ニヤリ

麻琴「…なんか氷漬けになってるけど?」

10032号「扉が開きません」ケリアゲル

ガチャ

10032号「やあうさぎ、無事で何よりです」トケイカクニン

10032号「見てください、うさぎの時計がきっちり1分遅れています」

うさぎ「にゃおーん♪」

麻琴「うさぎすごい元気…」

10032号「当然です、うさぎは今の時間移動を意識していないのですから、うさぎにとって時は過ぎていないのです」

麻琴「だから時計が遅れていたの?」

10032号「はい、うさぎは1分を飛び越えてここに来ました、今操作方法を教えます、デロリアンに乗ってください」

麻琴「……」ノリコム

10032号「正面に時計盤が付いているのでスイッチを入れます」スイッチオン

麻琴「3つ日にちが出てきたけど」

10032号「上から目標の時間、現在の時間、出発の時間で目標時間はいつでも可能です」

麻琴「いつでも?」

10032号「はい、麻琴が生まれた日も」ポチ

10032号「私と一方通行と戦闘した日も」ポチ

10032号「私にとっての記念日もいつでも移動可能です」ポチ

麻琴「記念日?」

10032号「忘れもしない19XX年11月5日…発明にがっつりはまっていた私が画期的なものを閃いたのです、それが…」

麻琴「タイムリープ」

10032号「はい、正確にいえばここにある次元転移装置を閃きました」

麻琴「これが次元転移装置……」

10032号「これをつくる為にゲコ太先生に頼み込んで家を借りてもらいその後バイトと発明の毎日でした、苦節25年やっとここまできたのです」

麻琴「……」

10032号「この25年でこの町もとても変わりました、当時はこの公園に壊れそうな自販機があってお姉様がよく飲み物をいただいていたのですよ」

麻琴「へぇ、母さんもこの公園使ってたんだ……ってかタイムリープとか凄すぎるよ! あんなスピードが出るなんてデロリアンですごい車なんだね」

10032号「車ではなくエンジンにとある物質を使っています」

麻琴「とある物質?」

10032号「車の動力は電気です、しかし1,21ジゴワットもの電流を起こすのは私の能力では足りなくそのためにとある物質の助けを借りました」

麻琴「だからとある物質ってなに!?」

10032号「とある物質です、暗部の方たちから適当な発明と交換してきました」

麻琴「それって大丈夫なの!?」

10032号「さて、早速…」

麻琴「出かけるんだね、いつにいくの?」

10032号「未来、25年後の世界がどうなったいるのかを見てきます」

麻琴「そっか…よかったら私の未来も見てきてほしいな」

10032号「了解です、…カメラを回してください」

麻琴「……」カメラマワス

10032号『私、ミサカ10032号は今から歴史的な旅に出発します』

うさぎ「にゃーん!」トビツキ

10032号「おっとどうしたのですかうさぎ?」

麻琴「後ろから誰かくる!」

10032号「あれは…暗部の人たちです」

絹旗「見つけました、超奴らです」

麻琴「見つかった!」

麦野「私を騙すなんで生きて帰れると思うなよ」

10032号「よけてください!」

麻琴「わっ! このビームなに?! 10032号そっちはダメ!」

10032号「!?」

麦野「ようミサカ博士、原子の塵にしてやんよ!!」

10032号「……」

麻琴「やめてー!!」

パキューン

麻琴「10032号!!」

麦野「安心しな、すぐにお前も同じところに連れていってあげるからよぉ!」

麻琴「やばい!!」クルマノリコム

麦野「追え!!」パキューン

麻琴「車の運転なんてほとんどしたことないよ…」ウンテンチュウ

麦野「ちぃ、ちょこまかと」

麻琴「とにかくスピードを出すんだ、まっすぐ、まっすぐ…」

パキューン パキューン

麻琴「何なのあのおばさん……10032号…」

パキューン パキューン

麻琴「時速130、135……」

パキューン パキューン

麻琴「140、145……150キロ!!」

麦野「……消えた!?」

以上です
>>26
ありがとうございます。遅筆ですがゆっくりペースで進めていきたいと思います。

>>27
なるべくオリキャラを出したくなかったのででとりあえず名前は決めませんでした。

>>29 >>30
申し訳ありません…過去に行ったらとあるに近づけていく予定です。


それではまた近いうちに来ます!
やっと過去に行ってくれました…!

投下します!

麻琴「うわー!!」

ガッシャーン

麻琴「…ここは? 公園…だけどさっきまでとちょっと違うような…自販機なんてあったっけ? とにかく落ち着こう、あっ飛行船」

『おはようございます 今日11月5日の天気は…』

麻琴「11月5日? 今日は確か10月26日だった気が…あっすいません!」

??「何?」

麻琴「今年って西暦何年でしたっけ?」

??「確か。19XX年。」

麻琴「19XX!? 25年前に来ちゃったってこと!? とにかく10032号に会わないと! ととその前に車どうしよう…とりあえず目立たない所に隠しておくか……」

??「もう。私の出番は終わり?」

麻琴「さて、確か10032号は昔はカエル医者の病院に住んでたっていってたけどそれってどこにあるのよー!」グー

麻琴「…その前に腹ごしらえでもしますか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「それにしてもーー」

キョロキョロ

麻琴「昔の学園都市ってこんなだったのね、みんなの格好もなんか古くさいし」

Joseph's

店員「いらっしゃいませー」

麻琴「とりあえずコーヒー1つ」

店員「かしこまりましたー」

麻琴「さてどうやって病院を探そうかなー」

??「だからー……」

麻琴「なんか聞いたことある声が後ろからーって!?」

黒子「ですからスキルアウトなんて学園都市の汚点ですの、いなくなってしまえばいいのに」

美琴「だからって下を向かせてアッパーしたりなんていじめみたいだったわよ…」

黒子「まぁ、なんてお姉様はお優しいのでしょう! 黒子はそんなお姉様に一生ついていきますの、火の中水の中雨の日も風の日も大覇星祭も一端覧祭もいつでも一緒ですわ」

美琴「一端覧祭はちょっと予定が…まだないんだけどこれからできるというか……」

黒子「まさかあの類人猿と回るというのではないですわよね?」

美琴「///ち、違うわよ! …そ、そう佐天さん! 佐天さんと回る予定なの!」

黒子「あら、佐天さんは○○高校で1日中遊ぶんだーとこの前おっしゃってましたけど」

美琴「ああ、あの監獄の受刑者の気分を味わえるっていう…」

黒子「本当に何が楽しくて監獄の中に入らなくてはいけないんですのって感じですわ、それよりもお姉様一端覧祭は…」

美琴「おっと私この後用事があるんだった! 黒子! 後は頼むわね」ダッシュ

黒子「ちょっとお姉様! ちっ逃げられましたわ、おのれ類人猿…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「まさか黒子に会ってしまうとは…しかも今と全然変わってないし、お姉様って言ってたってことは一緒にいたのは母さんなのかな…昔あんなに細かったんだ…」

店員「おまたせしましたコーヒーです」

麻琴「ってか母さんに病院の場所聞けばいいんじゃん! 母さん待ってー!」

店員「ちょっとお客様ー!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「確かこっちのほうに行ったような気がしたんだけど…」

チェイサー! ガコン

麻琴「ん? 今の音は?」

美琴「っち、ヤシの実サイダーじゃなかったか…ってあなたは?」

麻琴「あ、私は上…麻琴! 麻琴っていうの、あなたはかみ…さかみことさんですよね?」

美琴「ええ、私は御坂美琴だけどなんで私の名前を?」

麻琴「まぁ、そのことはおいておいてちょっと聞きたいことがあるのですが…」ピーピー「なんの音?」

美琴「やばっ! 警備ロボが来る!」

警備ロボ「有害な電波を感知、追跡を開始します」ピーピー

美琴「こっちくるなー!」ダッシュ

麻琴「母さん! ちょっとまってー、って私も追いかけてくるんだけど!」ダッシュ

T字路

美琴「ここは二手に別れましょう」

麻琴「ええ、じゃあ私は左に行くから母…美琴は右に行って」

美琴「私も左に行こうと思ってたのに…まぁゆっくり考えているヒマもなさそうだしそれで!」ダッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピーピー!

麻琴「で、やっぱり私のほうに来るんですねー 不幸だー!」

ピーピー!

麻琴「やばい、捕まる! って人がいきなり飛び出してきた! よけてよけて! ぶつかるー!!」

??「え?」

ドッカーン!

以上です。
それではまた近いうちに!

投下しますー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「ん… 父さん?」ムニャ

??「大丈夫か… もう3時間も眠りっぱなしだぞ…」

麻琴「すごいひどい夢を見て…何十年も前に戻る夢で母さんがめっちゃ若くて…」ムニャムニャ

??「そうなのか…でも安心しな、ここはもう19XX年の世界だから…」

麻琴「19XX年!?」
ガン!

麻琴&上条「「いたぁ…不幸だ…」」

麻琴「不幸だってもしかしてあなたは…」

上条「俺は上条、上条当麻だ。さっき君が突然飛び出してきて…」

麻琴「って公園のベンチで3時間も膝枕してくれてたの!?」

上条「そりゃ心配だったからな、ケガはないか?」

麻琴「(これがフラグってやつか…)私は大丈夫、父さ…上条さんは?」

上条「(俺の心配をしてくれるなんて…///)上条さんは丈夫だけが取り柄みたいなものですから、全然平気ですよ!」

麻琴「でも手、怪我してるじゃない! 一応絆創膏貼っておくね」

上条「あっ、ありがとう…(ゲコ太柄の絆創膏…)」

麻琴「そうだ上条さん、ゲコ太…カエルみたいな顔した先生のいる病院の場所って知ってる?」

上条「病院ってお前やっぱりケガしてるんじゃないか!」

麻琴「ちがうちがう、知り合いがそこで働いてて、私こっちに来たばかりだから」

上条「もしかして泊まるところないのか? もう夜遅いし俺の家に泊まってくか? もう一人居候がいるけど…」

麻琴「いやいやお構いなく! 病院さえ教えてくれれば後はどうにかするから…」

上条「そっか…まぁもし困ったことがあったらいつでも呼んでくれよ!」

麻琴「ありがとう…(病院の場所とともに父さんの携帯アドレスをもらってしまった…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

病院

10032号「面会の時間はとうに過ぎていますがとミサカは不信感を募らせながら問いかけます」

麻琴「10032号! やっと会えた!」

10032号「なぜ私の検体番号を…ちょっとこれを付けてくださいとミサカは先ほど完成させた透視能力発現装置を取り付けさせます」

麻琴「10032号!」

10032号「黙りなさい、むむむ…あなたはどこか遠くからやってきましたね」

麻琴「そう!」

10032号「静かにしてください、わかりました、ゲコ太先生に伝言を頼まれたのですね」

麻琴「違うよ!」

10032号「黙りなさいといっているではありませんか、むむむ…ではお姉様の…」

麻琴「それも違う、私はあなたの発明したタイムマシンに乗って未来からやってきたの」

10032号「……」

麻琴「20XX年に戻りたいの、お願い力を貸して!!」

10032号「そんな…それがどういうことかわかりますか…とミサカはあなたに問いただします」

麻琴「……」

10032号「私の発明した透視能力発現装置が失敗したということですとミサカは落胆しながら言い放ちます」

麻琴「ちょっと待ってよ! 私はどうなるのさぁ! タイムマシンは10032号が発明したんだよ!」

10032号「タイムマシン? 私が発明したのですか? とミサカは記憶にないことを言われ困惑しながら聞き返します」

麻琴「じゃあこれを見てよ! 私の学生IDカード! 生年月日が未来になってるでしょ、あとこの写真! 兄さんと姉さんと私だけど撮影日が未来の日付だよ!」

10032号「こんなの合成でどうとでもなりますとミサカは冷たくあしらいます、しかも兄さんの髪の毛が消えているではありませんかとミサカは合成写真を指摘します」

麻琴「そんなぁ」

10032号「それではもう寝ますのでとミサカは別れを告げます」

麻琴「そうだ! 今日10032号は画期的なものを閃いた! そうでしょ?」

10032号(ピクッ)

麻琴「次元転移装置」

10032号「…少し話を聞きましょうか?」

麻琴「次元転移装置、タイムリープを可能にするもの、それがタイムマシンに搭載されてたの!」

10032号「…そのタイムマシンはどこに?」

麻琴「目立つから公園に隠してきたの、信じてくれた?」

10032号「まずは実物をみてからですとミサカは興味津々で答えます」

以上です。
短くて申し訳ないですがゆっくりペースで進んで行きます。

遅くなりましたが投下します

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
公園

10032号「これがタイムマシンですか…」

麻琴「そうなんだけどエンジンがうまくかからないんだよね、あっこれが次元転移装置」

10032号「たしかに私が先ほど閃いた次元転移装置とそっくりですとミサカは驚きを隠しきれずに言い放ちます」

麻琴「どう? 直せそう?」

10032号「一度病院に持ち帰りましょう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

病院(ミサカの部屋)

麻琴「これを見てよ」ビデオ

10032号『私はミサカ博士ーー』

10032号「あれは未来の私ですか? …ものすごい老けていますね」

麻琴「そうかな?」

10032号「私が25年も生きていて老いることができるなんて実験中は考えてもみませんでしたとミサカは軽く感動しました(そして胸は大きくなっていますとミサカは心の中でガッツポーズをとります)」

麻琴「……あっここ! よく聞いて」

10032号『車の動力は電気です、しかし1,21ジゴワットもの電流を起こすのは私の能力では足りなくーー』

10032号「!? 今何といいましたかとミサカは再確認をとります」

麻琴「……」ハヤオクリ

10032号『車の動力は電気です、しかし1,21ジゴワットもの電流を起こすのはーー』

10032号「1,21ジゴワット!?」ガタッ

麻琴「何なに!? 1,21ジゴワットってそんなにすごいの?」

10032号「未来のミサカたちは何人か集まれば可能なのかも知れませんが今のミサカたちには1,21ジゴワットなどという電流を起こせるはずがありませんとミサカは諦めろと言い聞かせます。そんな電流を起こせるのはお姉様くらいです」

麻琴「未来の10032号だって暗部からとある物質?とかいうのをパクっ…もらってたよ?」

10032号「未来のミサカは暗部の人とも仲良くしているのかもしれませんが今のミサカは病院の外にすらほとんどでられない状態です。残念ですが戻ることは難しいでしょう」

麻琴「そんなこと言わないでよ! 私の世界は未来にあるの! 友達だって家族だっているし、それにアイツも……そうだ! さっきお姉様なら大丈夫っていってたよね、なら母さんに頼んで雷を起こしてもらおうよ!」

10032号「だめです! この時代の人には会ってはいけません! 会って話をすれば未来が変わってしまう恐れがあります。しかもお母さんなんて身近な人なんてなおさら…今お姉様のことを母さんと呼びましたかとミサカは確認をとります」

麻琴「うん、私の母さんはあなたのお姉様、つまり上条美琴だけど…」

10032号「そうですか、あの人とお姉さまの子供…やっとお姉さまは素直になれたのですねとミサカは複雑ながらも祝福します」

麻琴「素直になれたっていうか父さんが母さんに告白したっていってたよ、確か道に急に飛び出してきた母さんに父さんがぶつかって看病しているときに心奪われてその時に母さんにダンスパーティに誘われたとかなんとか…」

10032号「あのお姉様がダンスパーティに誘えたなんて信じられませんとミサカは驚愕します」

麻琴「でそのダンスパーティで初めてキスをしたんだけど結局母さんはビリビリしちゃって…ってそうだ!」

10032号「いきなりどうしたのですか?」

麻琴「母さんにバレずに雷を落としてもらう方法がわかったんだよ!」チラシダス

10032号「このチラシがなんですか?」

麻琴「ダンスパーティの日母さんは父さんに向って雷を起こしたんだけどそれが時計台に落ちたの! 時間もここに載ってる」

10032号「確かに来週の土曜日…ダンスパーティの日の夜10時4分と書いてありますね、これなら可能かもしれません」

麻琴「本当!?」

10032号「お姉様の起こした電流をなんとか次元転移装置に送ることができれば…あなたは未来へ戻れるでしょうとミサカは方法を考えるだけでわくわくしてきました」

麻琴「やったあ!」

10032号「それまであなたはこの部屋から外にでてはいけませんからねとミサカは再度確認をとります」

麻琴「わかったよ、せっかく過去の学園都市が見られると思ったのに…あっ」

10032号「どうしたのですか?」

麻琴「さっき母さんと父さんに会っちゃった…」

10032号「!? 先程の写真を見せていただけますかとミサカはミサカの仮説が当たってないことを祈りながらお願いします」

麻琴「? はい」ペラ

10032号「…残念ながらミサカの仮説は当たってしまったようです。お兄さんを見てください」

麻琴「兄さんの…頭が消えてる!!」

10032号「存在が消えかけているようです…急がないと大変なことになってしまいますとミサカは言い聞かせます」

以上です。速さが足りなくて申し訳ありません。

>60
そこは上条さんということで許してください

それではまた4~6日後に!

遅くなりました投下です!

常盤台中学学生寮前

麻琴「このへんはあんまり変わってないいのね、さすが常盤台」

10032号「そういえばあなたは常盤台出身ではないのですか?」

麻琴「上条さんはレベル0の落ちこぼれなので常盤台にはいけませんでしたのことよー」

10032号「そうなのですか、あ、お姉さまです」

美琴「昨日もあいつをダンスパーティに誘えなかった…」ズーン

麻琴「本当は昨日母さんと父さんがぶつかって、看病しているうちに母さんの魅力に気づいた父さんが母さんをダンスパーティに誘ったらしいんだけど…(美琴談)」

10032号「お姉さまの代わりに麻琴がぶつかってしまったため未来が変わってしまったのですねとミサカは再確認します」

麻琴「そうみたいだね…」

10032号「この事態をわかっていますか? このままお姉さまとあの方がくっつかなければあなたのお兄さんだけではなくお姉さん、そしてあなたも消えてしますのですよ? とミサカは今の状況を冷静に判断します」

麻琴「わかってるよ、だから母さんを説得しにきたんじゃない」

10032号「確かにお姉さまの方が説得しやすそうですね」

麻琴「そうときたら、おーい!」

美琴「ん? あ、あんたは!」

麻琴「やあ、昨日ぶり!」

美琴「昨日は警備ロボを押し付けた形になっちゃって悪かったわね」

麻琴「そんなこといつもの不幸に比べたら大したことじゃないから気にしないで、それより…」

美琴「? それよりなによ?」

麻琴「一端覧祭のダンスパーティ誰と行くの?」

美琴「な…!? な、なんで昨日知り合ったばかりのあんたに教えなきゃいけないのよ」

麻琴「いやー、昨日偶然ファミレスで聞いたんだけど誰かを誘いたいみたいだったから…」

美琴「べ、別にあいつと一緒に踊りたいなんて、そんなこと思ってないんだからね!」ダー

10032号「…行ってしまいましたとミサカは説得に失敗しましたねと語りかけます」

麻琴「うーん…仕方ないからとりあえず次は父さんのところに行ってみるか…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いつもの公園

麻琴「といっても父さんがどこにいるのかわからないんだよね」

10032号「え? そこのベンチにいるツンツン頭ではないのですかとミサカはてっきり知っていて来たのだと言い放ちます」

麻琴「本当にいたよ! まぁとにかく話しかけよう。おーい、上条さーん!」

上条「ん? あぁ麻琴か、昨日のケガは大丈夫か? 御坂妹も一緒にどうしたんだ?」

麻琴「あのくらい全然大丈夫ですよー、上条さんこそ大丈夫ですか?」

上条「だから俺は丈夫だけが取り柄だって、ん? 御坂妹どうしたんだ?」

10032号「子猫が、とミサカは木の上で震えている猫を見ながら嘆きます」

上条「ありゃ降りれなくなっちまったみたいだな全く…って麻琴!?」

麻琴「昔から木登りは得意だったんだ」ヒョイヒョイ

子猫「にゃーん」ブルブル

麻琴「あとちょっと…あ」

ドシーン

10032号「麻琴の跨っていた枝が折れてしましましたとミサカは今の状況を冷静に分析します」

上条「麻琴! 大丈夫か?」

麻琴「いてて…あ! 猫は無事!?」

10032号「猫はケガもなく無事着地に成功しあちらに去っていきましたとミサカは報告します」

麻琴「そっかぁ、よかったぁ!」

上条「よかったじゃねぇよ! お前が擦り傷だらけじゃねぇか!」

麻琴「いいのいいの、こんな不幸な無能力者でも誰かの役にたてるんだって思えただけで幸せだから」

上条「麻琴……あ、そうだそんな慈悲深い麻琴サンにお願いがあるのですが…」

麻琴「え……?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10032号「なんでお姉さまではなくあなたがダンスパーティに誘われているのですかとミサカはさらに状況が悪化したことを伝えます」

麻琴「だってまさか誘われるなんて思ってもみなかったんだもん…」

10032号「しかもあの方はあなたに好感を持っているみたいですしとミサカはやや嫉妬気味に言い放ちます」

麻琴「そりゃ親子だもん、気は合うさ」

10032号「そういう意味ではなくて…とミサカは鈍感なところもそっくりですねと呆れます」

今日はここまでです。
散々待たせてこれだけで申し訳ありません…

>>67-69
ありがとうございます!
拙い文章ですがなんとか完結できるようがんばります!
早く上琴いちゃいちゃさせたいよぅ

私事ですが3月中旬に重要な試験がありそれまではただでさえスローペースなのにさらに遅筆になる可能性があります。
麻琴に申し訳ありませんがよろしくお願い致します!

投下します!

麻琴「とにかく、母さんと父さんにはなんとかしてダンスパーティでキスをしてもらわないといけないんだから! ちょっと母さんに相談してくる!!」ダー

10032号「…いってしまいました。とミサカは追いかけつつ嘆いてみます」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつもの公園

麻琴「今度は母さんがいる…おーい美琴ー!」

美琴「またアンタか…って呼び捨てにするんじゃないわよ」ハァ

麻琴「まぁまぁ私の美琴の仲じゃないですか、ところで何読んでるの?なんか落ち込んでるみたいだし」

美琴「べ、別にアンタには関係ないでしょ!」

10032号「ふむ…どうやらあの方が書いた小説のようなものですねとミサカは状況から判断します」

美琴「きゃあ! アンタいつからここにいたのよ!?」

10032号「ということはお姉さまはここであの方と会っていたのですね」

美琴「…なんかアイツ最近小説を書くのにハマってるらしくて、じゃあ私が読んであげようって待ち合わせしてたの。それでついでにダンスパーティに誘おうと思ってたんだけど…」

10032号「先約があって断られた…とミサカはお姉さまの落ち込んでる理由を理解します」

美琴「なんで知ってるのよ…」ハァ

麻琴「なるほど、父さんはここで母さんを待っていたのか…ってことは私が先にここで出会わなければ母さんは普通に父さんを誘えたんじゃないの?不幸だ…」

10032号「ドンマイですとミサカは励ましつつ新しい方法を考えます。ところであの方はどのような小説を書いているのですか?」

美琴「ん? どうやらSFのようなんだけど…なんだかリアリティにかけるのよねぇ、せっかく科学の街に住んでるんだからもっと周りを反映させたらいいのに…」

10032号「まぁまた書き始めたばかりですしお姉さまがサポートすれば素晴らしい作品ができますよとミサカはアドバイスします」

美琴「サポートって/// ところでなんか変な音しない?」

10032号「確かに言われてみればなんか頭に響く音が…」

ドカーン!!

美琴「!? 何!?」

麻琴「あっちから煙が!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
銀行

美琴「黒子!! 一体何があったの!?」

黒子「お姉さま! …この銀行に強盗が入りましたの。犯人がスキルアウトのグループで人質が取られてますの」

美琴「そんな奴ら私の電撃て一撃よ!って」フラ

黒子「それが…キャパシティダウンを使っているようで能力が上手く使えませんの」

美琴「そんな…」

スキルアウトA「ふふ、能力ばかりにかまけている風紀委員なんて能力さえ奪ってしまえばただの偉そうな無能力者なんだよ、ほら! 早くこの袋に金を詰めろ!!」

人質「は、はい…」

美琴「そんな…見ていることしかできないの!?」

10032号「キャパシティダウンさえどうにかなれば…そういえばあの子の姿が見当たりませんが…」

スキルアウトB「早くしろ! ってなんだこいつ?」

麻琴「やほー」

美琴「アイツ! 何してるの!?」

麻琴「昔から父さんに言われてるんだ『自分が思ったとおりに動け』って、だから私はアンタを殴る。歯を食いしばれ!」

バァーン

スキルアウトB「ふざけんな、お前みたいなガキのパンチなんか大したことないんだよ、キャパシティダウンが効かないってことはレベル0だろ、やっちまえ!!」

ビリッ

スキルアウトB「ん? なんか電気が…」

麻琴「実はレベル0じゃないんだなぁ」ビリビリ

スキルアウトA「え?」

麻琴「いっけえー!!」

チュドーン!!

美琴「えっ?超電磁砲…?」

スキルアウト達「ぎゃああ!!」

麻琴「一件落着…だね」

黒子「それよりもキャパシティダウンをどうにかしてくださいませんの?!」

麻琴「あぁ、ごめんごめん、忘れてた」ビリビリ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒子「それではスキルアウトたちはこちらで引き取りますの、お姉さま、そして貴方、今回は本当にありがとうですの」

麻琴「いえいえ」

美琴「黒子も今回みたいなことだってあるんだからあんまりスキルアウトをなめてるんじゃないわよ」

黒子「わかりましたの…それでは」

麻琴「ふぅ、けが人も出なくてよかったね」

美琴「えぇ、それより! アンタ超電磁砲撃ってなかった!? 何者なの!?」

麻琴「え? なんのことでせう? あっ!もうこんな時間! じゃあね美琴! ダンスパーティのことはまかせておいて!」

10032号「さようならお姉さまとミサカは追いかけながら別れの挨拶をします」

美琴「ちょっと、待ちなさいよ!! …行っちゃった、なんなのよもう!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10032号の部屋

10032号「で、本当の話を聞きたいのですがとミサカは先ほどの話を持ちかけます」

麻琴「あぁ、ちょっと私に能力使ってみて」

10032号「?」ビリ

パキューン

10032号「ほう、打ち消されましたとミサカは誰かの能力を思い出します」

麻琴「そうなの、私の能力は幻想殺し、いつもはこの能力で母さんの超電磁砲が封じられてるの。でもキャパシティダウンで…」

10032号「逆に幻想殺しが封じられてということですねとミサカはちょっと無理あるんじゃねと思いつつ理解します」

麻琴「そういうこと。だからいつもは超電磁砲の娘といってもレベル0の無能力者なんだ」

10032号「ん? 幻想殺し… 避雷針… なんか思い浮かびそうですとミサカは電流の集め方を閃かせます」

麻琴「ホント!?」

10032号「あれをこうして… ふふふふ…」

麻琴「10032号が発明モードに入ってる… まぁ私はもう寝るね、おやすみー」

以上です。
マーティが街でビフを倒すシーンをパロしたかったのですが無理でした…
かなり好きなシーンなのに…

次は来週までにがんばります!!
>80
ありがとうございます!おかげさまで完治とはいきませんがかなり楽になりました。
だがトローチの舐めすぎで舌がクレーターのようになってます。
トローチって舐めすぎちゃいけないのね…

投下しますー

次の日

麻琴「おはよー」

10032号「おはようございますとミサカは仕事をやりとげた顔で挨拶をします」

麻琴「もしかして、帰る方法が思いついたの!?」

10032号「まあまあそう興奮せずにこれを見てくださいとミサカは徹夜で作ったミニチュアを見せます」

麻琴「これは…時計台周辺? すごい!」

10032号「突貫で作成したので色がないことはご了承ください。まず時計台の避雷針に電線を繋ぎ、それを電柱と電柱に張った電線と繋げます」

電柱
 ┣―――時計台
電柱

麻琴「はいはい」

10032号「さらに車の上に電線が引っかかるような先の曲がった棒をくくりつけ、次元転移装置に電気が流れるようにしておきます」

麻琴「この時代ってこんなに原始的だったっけ…?」

10032号「そして私が計算した時間にあなたは車を発進させでください。電線に向って時速140キロで走行です」

麻琴「……」

10032号「お姉さまはダンスパーティの日の午後10時4分に雷をおこします。その瞬間電流が電線を流れ、1.21ジゴワットの電流が電線を伝い次元転移装置に一気に流れ込み……」

麻琴「元の世界に戻れるってことね」

10032号「そういうことですとミサカは理解の早いあなたを賞賛します。実際に実験して見ましょう。あなたは車を動かしてください、私は電気を流します」

麻琴「了解」

10032号「いいですか、いきますよ……車をスタートさせてください」

麻琴「……」クルマスタート

10032号「……」タイミングヨクビリビリ

ドカーン

麻琴「うわぁ!」

燃える車が部屋を爆走中

10032号「おっととミサカは部屋が火事になる前に消化器で火を消し止めます。」

麻琴「ちょっと待って、車燃えたよ!?」

10032号「実際は電流が流れると同時に次元転移装置が作動するので何の心配もありませんとミサカは自分の予測に自信をもちます」

麻琴「本当に大丈夫かな……」

10032号「あとダンスパーティの件ですがミサカネットワークで相談したところとても良い策が提案されました」

麻琴「まじですか! どんなどんな?」

10032号「リアリティのあるSFを取り入れた素晴らしい内容ですとミサカはさらに期待をもたせます」

麻琴「もうもったいぶらせないで早く教えてよ!」

10032号「……」カクカクシカジカ

麻琴「確かにリアリティなSFだけど……さすがに父さんでも芝居だって気づくんじゃないかな?」

10032号「あの方なら大丈夫でしょうとミサカは過去の経験から推測します」

麻琴「まあ時間もないし10032号の策でやってみよう!」

10032号「それでは早速お姉さまにこの策を伝えに行きましょう」

以上です。
1週間以上待たせたのに2レスとかですいません!
しかしやっと話が進みそうです。

>87
きっと能力者と能力者の子供は両親の力を両方受け継ぐんじゃないかという私の勝手な想像です。
まぁ麻琴はキャパシティダウン状態など特殊なとき以外は上条さんと同じ完全な無能力者なのですが^^;

少し投下します

常盤台学生寮前

美琴「さてっと早速立ち読みにでも行きますか」

麻琴「いたいた! 美琴ー」

美琴「またアンタか! アンタは私のストーカーですかぁ?」

麻琴「いやいやマンガ大好き美琴センセーならそろそろ立ち読みに行くかなーと思いまして…」

10032号「もしこの辺に居ないようなら周辺のコンビニを回る予定でしたとミサカは今後の予定を告白します」

美琴「うっ(行動を読まれている…)、で、アンタ達は私に何のようなのよ」

麻琴「まぁまぁとりあえず場所を移動しませんか? ちょうどお腹も空いたことだし…」

美琴「私は食べたばかりなんだけど」

麻琴「そんなこと言わずにさぁさぁ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Bennys

美琴「で、私に何の用?」

10032号「今日はお姉さまにダンスパーティの件でお話があります」

美琴「でしょうね、でもダンスパーティはもう明日だしアイツももう相手見つかってるだろうしもういいわよ、って私は別にアイツと踊りたいわけじゃないんだってば!」

10032号「お姉さまはまだ素直になりきれていないようですが、ともかくミサカたちはお姉さまがあの方とダンスパーティに出席してもらわないといけないのです」

美琴「意味がわからないんだけど…」

麻琴「あと上条さんの相手の方は気にしないでいいから、それ私だから」

美琴「はっ? アンタもアイツに気があったの!?」

麻琴「いやいや、これは不幸な事実が重なったっていうか……とにかく! 私は美琴に上条さんとダンスパーティにでてほしいの、美琴の恋を応援したいの!」

10032号「ということで作戦を考えてきましたとミサカは強引に話を進めます」

美琴「全然意味がわからないんだけど……まぁ話くらいは聞くわよ」

10032号「ありがとうございます。実は……という設定であの方をパーティ会場に呼び出します。 そこにお姉さまが入ってきてミサカたちを守り、それを見たあの方がお姉さまをダンスパーティに誘う……という作戦です」

美琴「は? 麻琴が未来人で未来で妹達が世界侵略を起こしてしまい、それを阻止するために過去で妹達を排除しにきた設定!? いくらアイツがバカで単純で鈍感でSF好きだからってさすがにそれは信じないと思うけど…」

10032号「そのへんに抜かりはありませんとミサカは今日の夜に事前準備を行うことを伝えます」

麻琴「事前準備? それは私も聞いてないけど…」

10032号「大丈夫ですとミサカは念をおします」

麻琴・美琴「「(心配だ……)」」

以上です。
今回はあまりにも短かったので今週中にもう一度投下する……予定です!
それでは!

投下です!

夜 上条家

麻琴「ちょっと、これ不法侵入じゃないの? あとこの大量の布は何?」ヒソヒソ

10032号「まぁそこらへんはおいといて……あれ 彼がいませんね?」

麻琴「あぁ、父さんは風呂場で寝ていたらしいよ」シンシダカラ

10032号「風呂場ですね」

麻琴「ちょっと!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「で?」

10032号「ふむ、鍵がかかっているようですねとミサカは状態を確認します」

麻琴「これからどうするの?」

10032号「まずこの布を被ります そして突撃しますとミサカはドアを蹴破りながら言い放ちます」

麻琴「え? わわっ布が!?」

ドカーン

上条「な、何!? 何事!?」

10032号(深め声)「妹達は学園都市の未来の為に抹殺しなければならない。麻琴にその計画を命じさせた、必ず妹達を仕留めてくると」

上条「え? え?」

10032号「撤退です」

麻琴「ちょっと待ってよぉ」

上条「……今のはなんだったんだ? でも妹達がなんとかって言ってた気が…… てかドアが壊れてる 不幸だー!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

病院のミサカの部屋
10032号「よし」

麻琴「よし じゃないでしょうが! なんだったの今のは! 完全に不審者でしょ!?」

10032号「いやいやSF好きなあの方のことを考え、地球外生命体風にしてみたのですがとミサカはミサカの計画をアピールします」

麻琴「あんなので本当に効果があるのかな……?」

10032号「ともあれ今日はダンスパーティの前日です。今日やらなければいけないことはわかっていますかとミサカは最終確認をとります」

麻琴「母さんに明日のことを細かく伝えてくればいいんでしょ」

10032号「その通りです ミサカは時計台とデロリアンの点検を行わなければいけないので今日は麻琴1人で行動してもらいますがくれぐれも未来の情報を流さないようにとミサカは再度通告します」

麻琴「はいはいわかりましたよー」

10032号「ではお姉さまとのお話が終了したら時計台にきてください」

麻琴「了解」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いつもの公園

麻琴(とは言っても……)

(麦野「ようミサカ博士、原子の塵にしてやんよ!!」)

麻琴(あのことは伝えないと 10032号が……)ハァ

美琴「ため息なんてついてどうしたのよ?」

麻琴「うわっ! 母さ美琴!」

美琴「アンタから呼び出しておいてその態度はないんじゃないの?」

麻琴「ごめんごめん、違うこと考えてて……それより明日のことですよ!」

美琴「またその話? アイツはアンタを誘ったんだからもう私のことなんて気にしないでアイツと行ってきたらいいじゃない!」

麻琴「だから昨日も言ったでしょ! 私は美琴を応援したいし上条さんも本当は美琴と一緒に行きたいんだって!」

美琴「そ、そんなことあるわけないじゃない! いつもいつもわたしのことをスルーするんだから、明日だってなんどもなんども誘おうとしたのにいつもなぜだか上手くいかなくて……」

麻琴「(それは母さんのせいというのもある気がするけど)いやいやそうだって! だから明日を成功させてがんばろう」

美琴「ううう……わかったわよ」

麻琴「じゃあ明日の確認ですよ、明日美琴はどこにいくのでしたっけ?」

美琴「……ダンスパーティの会場」

麻琴「正解です、でそこには私と10039号、13577号、19090号がいるから」

美琴「アイツは居ないわけ?」

麻琴「そのあと10032号に呼ばれた上条さんがやってくるわけですよ、そして私は妹達を連れ去ろうとします、そこに美琴がやってきて……」

美琴「アンタを倒す」

麻琴「そう!」

美琴「いやいや! これ完全に私が悪者じゃない!」

麻琴「じゃあ私が19090号を気絶させたふりをさせてそこに美琴が妹達に何したのって掴みかかってくるってのはどう?」

美琴「それで?」

麻琴「で私が私たちの世界のために妹達を殺す的なことをいってそこに美琴が説教&パンチ、それを見た上条さんが美琴にダンスを申し込む……と」

美琴「説教&パンチってなによ」

麻琴「これで完璧だね、じゃあ明日はよろしくね!」

美琴「ちょっと答えになってないじゃない! っ行っちゃった……明日どうしよう……」

以上です。

遅くなって申し訳ありません……

週1のペースだけは守れるよう気を付けていきます

投下します

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時計台

10032号「明日であなたともお別れなのですね…とミサカは生きる目標をいただいた友との別れを惜しみます、 私は少なくともあと25年は生きてタイムマシンの発明に成功できるのですね」

麻琴「……」

10032号「またこの話ができるのは25年後になるのですねとミサカはその日を待ち遠しく思います……さみしいですね」

麻琴「……私もだよ」

麻琴「……10032号、25年後なんだけど」

10032号「何も言わないでくださいとミサカは再度警告をします、未来のことを知ってしますのは危険なのです、その気持ちがかえってあだになってしまうのです、どんなことでもそのときがくれば自然にわかります」

麻琴「……ちょっと出かけてくるね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Joseph's

麻琴「『ミサカ博士

    私が未来に帰った夜、あなたは暗部に殺されます。

    そんなことにならないようになんとか身を守る方法を考えてください。

    あなたの友 上条麻琴より』

    ……25年後まで開けないでくださいと封筒に書いておいてっと」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時計台

アンチスキル「そこのあなた、何をしてるじゃん?」

10032号「ただの気象に関するテストです」

アンチスキル「じゃあこの車は何じゃん?」

10032号「それに触ってはいけません、それは新しい気象観測装置です」

アンチスキル「使用許可はとったじゃん?」

10032号「……ええ」

麻琴「(この手紙を10032号の白衣のポケットに忍ばせておけば……)」

本当に短いですが区切りよくここまでで。
次からダンスパーティ始まります!

週1……がんばります!!

ダンスパーティ当日

ダンスパーティ会場 入口付近の裏

10032号「今日はあの子の為に協力ありがとうございますとミサカ10032号は感謝の言葉を述べます」

10039号「いえいえ、ミサカたちもMNWで大体の内容は把握できていますから」

13577号「それにこんな素敵なドレスまで着れてと13577号は逆にお礼を言いたい気分です」

19090号「……ちょっと恥ずかしいですと19090号は慣れない服に動揺を隠せません」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダンスパーティ会場 草むらの影

美琴(一体いつになったら麻琴はやってくるのよ…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「やばい寝坊したっ!!」

麻琴「そういえば10032号は他の妹達と先に集合するって行っちゃってたんだった、でもよりによって今日に限って目覚ましの電池が切れるなんて……不幸だー!」


「キャー! ひったくりよー!!」


麻琴「へっ?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダンスパーティ会場 入口付近

上条「あれっ麻琴のやつまだ来てないのか?」

美琴(アイツが来ちゃった……スーツ姿初めて見たけどけっこう似合ってるじゃない///)

上条「まぁまだ時間はありますし待っていますか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキルアウト「へへ、ちょろいちょろい」

麻琴「ちょっとそこのひったくり止まりなさい!」

スキルアウト「止まれって言われて誰が止まるかよ」

??「じゃあ止まらないなら…」

スキルアウト「へ?」

結標「こちらに来てもらうことにするわ」

スキルアウト「あれ? なんで戻って??」

結標「ほら、早く返しなさい」カラダコウソク

スキルアウト「能力者……わかったよ」カバンサシダス

結標「こっちじゃないわ」

スキルアウト「え?」

結標「このバイクに引っかかってる」

スキルアウト「なんだこれ? キーホルダー?」

結標「ほら、もうなくさないようにねー♪」

少年「うん! ありがとうお姉ちゃん!!」

一同「……」

麻琴(なんなんだこの人……)

スキルアウト「今がチャンス!」フタタビトウソウ

麻琴「あっ! 待て!!」

??「今度は自分の出番ですかねえ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダンスパーティ会場 裏

黒子「本当は今頃お姉様とダンスを踊っている最中でしたのに」ハァ

初春「まあまあ、風紀委員の仕事ですから……というよりもともと御坂さんはダンスパーティには参加しないって言ってませんでしたっけ?」

黒子「とか言いながらきっと今頃は類人猿と……むああ、考えるだけでむしゃくしゃしてきましたわ!」

初春「あれ? あそこにいるのは御坂さんじゃないですか?」

黒子「まさか……こんな何もないところにお姉様がいるわけが……ってええええお姉様がいっぱい!? これは夢? 夢ですの??」

初春「夢じゃありません! でもこんなに御坂さんそっくりな人がいるなんて……ちょっと調べてみる必要がありそうですね」パソコンキドウ

あああああああああああああ本当に遅くなってしまい申し訳ありませんm(_ _)m

しかも投下する前に書き込むのも忘れています。。。

私もどちらの作品も大好きなので完結めざしてがんばります!
(かなり原作から離れてきましたが……)

次はもっと早く投下します!!

それでは

お久しぶりです
投下します!

麻琴サイド

麻琴「待てー!」

スキルアウト「待てって言われて誰が待つかよ」

??「可愛いお嬢さんが待てって言っているのですから待ってあげてもいいのでなないですか、ねぇ!」

ピカッ

スキルアウト「ちくしょう、また能力者か!」

海原「いえいえ自分は能力者ではありませんよ、ただ金星を使った少し不思議なことができるだけです」

がしっ

海原「つかまえました、さぁそのかばんを返して…っ!!」

スキルアウト「まさか何の武器も持ってないとでも思っていたのかよ、ちょろいぜ」

海原「まさか手にナイフを持っていたとは…油断しました」

麻琴「!!血が! 大丈夫!?」

海原「自分のことは大丈夫ですから早くあの人を追ってください!」

??「お前がミスするなんて珍しいにゃー、もしかしてお嬢ちゃんに見とれちゃったのかにゃー?」

海原「…やっと登場ですか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美琴サイド

黒子「なんですの…これは!!」

初春「軍事目的による御坂さんのクローン計画…」

黒子「常盤台で少し噂になったことがありましたがまさか本当のことだったなんて…」

初春「御坂さんはこのことを知ってるんでしょうか?」

黒子「さぁ、でも以前お姉さまにお聞きしたことがありますの。もし自分のクローンが目の前に現れたらどうなさるか、と」

初春「そのとき御坂さんはどう答えたんですか?」

黒子「薄気味悪いから目の前から消えてくれと思うとおっしゃっていました!」ガサッ

初春「ちょっと白井さん!」

黒子「ジャッジメントですの!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
麻琴サイド

一方「なンで俺がこンなことしなきゃならねェンだよ…」

土御門「まぁまぁ人助けもいいもんだぜぃ」

アンチスキル「な、なんだよお前らは!離せ!!」

一方「はいはい、ああこれは返してもらうからな」カバン

アンチスキル「体が全く動かない…なんなんだこいつらは」

土御門「こいつがおとなしくしてるうちにはやくここから去ったほうがいいと思うけどにゃー」

アンチスキル「チッ! 覚えてろよ!!」

結標「今時あんな捨て台詞吐く奴いるのね」

一方「ただでさえこれからめんどくさい仕事があるっていうのに…あァだりィ」ポイッ

麻琴「あ、ありがとう」

結標「それよりアンタ大丈夫なのその手」

海原「えぇ、なんとか動かすことはできますが今日の仕事はちょっと難しいかと」

土御門「それは困ったぜよ、どこかにギターを弾けるやつはいないかにゃー」ジー

麻琴「え、えっと、ちょっとぐらいなら弾けなくもないけど・・・」

結標「決まりね」

土御門「決まりだにゃー」

海原「よろしくお願いします」

一方「めんどくせェ・・・」

麻琴「えっえっ何何!? これってダンスパーティ行けないフラグ!? 全くもう不幸だー!!」

以上です。
遅くなってしまい本当に本当にすいません。
もっともっと加速できるようにがんばります!

今日は上条さんと美琴の恋人ごっこ記念日♪

投下します!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美琴サイド

ジャッジメントデスノ!

上条「なんかあっちのほうが騒がしいみたいだな 麻琴もまだ来なそうだし行ってみるか」



黒子「ジャッジメントですの!! そこのお姉さまのクローン達を拘束いたしますの!」

10032号「これはお姉さまのご友人の方々ではないですかとミサカは丁寧に挨拶をします」

美琴(げっ! なんで黒子がここに…)

初春「ちょっと白井さん落ち着いて下さい! まだ計画の内容を全然確認していないじゃないですか!」

黒子「初春はお黙りなさい! 殺されるために生まれた実験道具がここで何をしているんですの? あなた方の存在が常盤台で悪い噂をなっていますの! そのせいでお姉さまがどんなに心を痛めているか… 早く研究所に戻って絶対能力進化実験でも何でもすればいいんですの! 実験動物が地上にいたら迷惑ですの!!」ガシッ

妹達「「「「……」」」」

上条「おいっ…美琴「冗談じゃないわ!!」ガサッ

黒子「お姉さま? ちょうど良かった今黒子が気持ち悪がっていたクローンたちを拘束いたしました…美琴「その手を離しなさい!!」ビリッ

黒子「痛っ!」

美琴「実験道具? 殺されるために生まれた? 全く冗談じゃないわ! この子達だって今を一生懸命生きているの! 今度そんなこと言ったらいくら黒子だって容赦しないわよ!!」

黒子「だって……だってお姉さまが前に薄気味悪いから目の前から消えてくれと!」

美琴「……確かに会う前は嫌な噂ばかり耳に入ってきて正直とても不愉快だった。でも実際この子達に会って! 一緒に行動して! 私はわかったの。この子達も普通の女の子なんだって。普通に好きなものを食べて、普通にケンカをして、普通に恋をするどこにでもいる普通の女の子なんだって」

黒子「……」

美琴「そんな普通の女の子がなんで殺されなきゃいけないの!? それでも私にはどうすることもできなくて……そのときにアイツが、アイツが助けてくれたの! 自分が死ぬしかないと、私が死ねばあの子達が助かると思っていた私の幻想をアイツにぶち殺されたの」

上条「……」

美琴「ホント笑っちゃうわよね、何日も前からがんばってがんばってそれでも結局死ぬしかないという結論にしか至らなくて、それでもあの子達が助かるならと思って覚悟を決めたのにたった前日にこのことを知ったアイツが全部解決しちゃったんだから」

美琴「死を覚悟した私がバカみたいじゃない、でも、それでもアイツのおかげで私もあの子達もここにいることができているの。それだけはアイツに感謝してる。アイツには一生かけても返せないほどの恩があるの」

美琴「だからそんなあの子達を蔑むことは私が絶対に許さない。やっと自由になれたあの子達からもう何も奪わないで!!」

黒子「お姉さま……何も知らないで勝手に口を出してしまい本当に申し訳ありませんでしたわ」

美琴「謝るのは私じゃないでしょ」

黒子「……お姉さまのクローンの方々、数々のご無礼本当に申し訳ありませんでしたわ」

10032号「許しませんと10032号はきっぱり言い放ちます」

黒子「そんな…ではどうすればよろしいですの?」

10039号「今からこの中を案内してほしいですと10039号は提案します」

13577号「それはいい考えですねと13577号は同意します」

黒子「……え?」

19090号「もともとミサカたちはダンスパーティに参加できなかったので風紀委員の権限でダンスパーティの中を案内してほしいですと19090号は補足します」

黒子「みなさん……もちろんですの! どこへでも案内いたしますの!」

初春「ちょっと白井さん、といいたいところですが今回だけは目を瞑りましょう、固法先輩には内緒ですからね」

10032号「ありがとうございますとミサカはお姉さまの友人方に感謝の気持ちを伝えます。それではお姉さま私たちはここで失礼します。後はお姉さまが少し素直になれば大丈夫ですよとミサカはアドバイスを送ります」

美琴「えっ?」

10032号「応援していますとミサカは本心をお伝えします。あと全ミサカの気持ちを代表してお伝えします」

10032号「ミサカたちを助けてくれてありがとうございます、ミサカたちはお姉さまの妹になれて幸せです」

美琴「アンタ達……」

10032号「それでは」

美琴「って私はこれからどうすればいいのよ!?」

上条「御坂!」

美琴(もしかして私さっきとんでもないこと口走ってなかった!?)

上条「御坂、俺はあの件で何もしていない。ただ少しお前の肩を押してやっただけだ」

美琴(アンタはまた……)

上条「お前がアイツらの為に何をしていたのなんで俺は知らない、でもお前のことだから毎日寝る時間もないほどアイツらのことを助けようと必死になってたんだろ?」

美琴(人の気も知らないで……)

上条「そんな奴が死んでいい訳ないんだ。だから俺はお前を止めた、それだけだ」

美琴「アンタは!!」

上条「えっ?」

美琴「アンタはこっちの事情なんて知らなかったかもしれない! それでもアンタが私たちを助けてくれたのは事実でしょう!?」

上条「そりゃそうだけど……」

美琴「アンタにとっては肩を押してくれただけだったかもしれないけど私にとってはもうどうしようもないくらい大きなことだったの、それこそ私のココロを全部持ってかれるくらいのことだったの!!」

上条「み、さか…?」

美琴「もう今じゃアンタのことしか考えられないくらい奪われたの! いい加減気づけこの馬鹿!!」

上条「もういい、もういいから」ギュ

美琴「えっ?」

上条「上条さんも今日の美琴の言葉でココロを全部持っていかれちゃいましたよ」

美琴「……」

上条「俺もお前のことしか考えられないくらい美琴に夢中になっちゃいました」

美琴「アンタ……」

上条「だから今日は一緒にダンスパーティに参加してくれませんか?」

美琴「……もちろん///」

以上です。

ここで前回の訂正を
一方通行のめんどくさい→めンどくさい

あと超電磁砲で美琴は初春にクローンの件で相談しているのですが今回の話ではしていなかったということにしてください

……もっと早くかけるようになりたいです

投下です。

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麻琴「はぁはぁ、まさかあの人たちの行き先がダンスパーティ会場だったとは… 母さんたちはどこ?」

だから今日は一緒にダンスパーティに参加してくれませんか?

……もちろん///

麻琴「あれ? なんかよくわからないけどいい雰囲気? でも写真の兄さんがまだ消えたままなんだけど……」

土御門「じゃあお嬢さんよろしくぜよ」ギターワタス

麻琴「へ?」

土御門「海原の代わりにギター弾いてくれるんだろ?」

麻琴「(演奏がないとダンスパーティができない→父さんと母さんがキスしない→私たちが生まれないということか)わかったわ」

土御門「お前らも行くぜよ」

海原「はい」

結標「はいはい」

一方通行「……だりィ」

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10032号「ミサカは例の準備のため先に時計台に行っていますとミサカは他のミサカたちに語りかけます」

10039号「了解ですとミサカは支援します」

13577号「10032号の実験が成功するといいですねとミサカは発明バカを見下しながらも応援します」

19090号「麻琴さんが無事もとの世界に戻れますようにとミサカはお祈りします」

10032号「みんなありがとうとミサカは感謝します。あと13577号はあとで実験台にしてあげますから覚悟していてください。では」

黒子「皆さまどうかいたしまして?」

10039号「いえ、なんでもありません。このまま案内を続けてくださいと御坂は催促します」

黒子「?」

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ダンスパーティ会場

海原「それではお熱いカップルに捧げます」

麻琴「ついに写真の姉さんも消えてしまった……」ギターエンソウチュウ

土御門「♪♪♪」サックスエンソウチュウ

結標「♪♪♪」ベースエンソウチュウ

一方通行「なンで俺が……」ピアノエンソウチュウ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上条「ん? どうしたんだ御坂?」

美琴「べっ別に、キっキキキキキ、キスしたいなんで思ってなんかないんだからね!」

禁書「やっと見つけたとうま!」

上条「なんでインデックスがここに!?」

禁書「家で待ってても全く帰ってこないから探しにきたんだよ、ほら早く帰ろう」

上条「お、おいインデックス!」トオザカル

美琴「ちょ、ちょっとお!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
麻琴「あれっ?」フラ

一方通行「おい、どうした?」

麻琴「なんか調子が……」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上条「御坂!」

美琴「……」

禁書「ほら早く行くんだよ」

上条「御坂!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
麻琴「写真の私が透けてる…… ということは! 手が透けてる!?」

上条「御坂!!」

麻琴「母さん……!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美琴「ちょっと! 今こいつは私のものなの!!」

禁書「短髪! とうまどういうことなの?」

上条「後で説明するからインデックスはとりあえず家に帰っててくれ」

禁書「……絶対だからね。 いこ、スフィンクス」

美琴「……私にも後で説明してよね」

上条「わかってるよ、それよりも御坂……いや美琴」

美琴「……当麻///」

チュッ

とりあえずここまで。

来週投下できたら自分で自分を褒めたいです。

それでは

投下します!

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♪♪♪~

麻琴「……はっ!」シャシンミル

麻琴「全員戻ってる! 母さん……!」

美琴「……」ムゴンピース

麻琴「……」ムゴンピース

麻琴「手も戻ってる! 母さん、父さん!」

見つめ合い踊り続ける上条と美琴

♪♪♪~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海原「すばらしい ではもう1曲行きましょうか」

麻琴「へ? でも私はもう行かないと……」

海原「そんなこと言わずに、今度はもっと元気な曲にしましょう!」

麻琴「そう? 元気な曲ね……」

鳴り止まない拍手

麻琴「じゃあ1曲だけ……///」

海原「そうこないと! ささ、マイクをどうぞ」

麻琴「それじゃあ……この曲はいわゆるオールディーズだけどと言っても……私のいたところではオールディーズでした」

麻琴「リズムはブルースでBから入って途中で変わるけど適当に合わせてついてきてね」

土御門「了解だにゃー♪」

結標「はいはい」

一方通行「だりィ」

麻琴「よし! 『Johnny B. Goode』!」

麻琴「♪♪♪~」

土御門「いい感じの曲だにゃー」

麻琴「Deep down in Louisianna, close to New Orleans, way back up in the woods, among the evergreens」

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上条「せっかく麻琴が歌ってくれてるんだ。 踊ろうぜ!」

美琴「うん///」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「there stand a country cabin, made of clay and wood, where lives a young country boy, named Johnny B.Goode」

海原「ダンスパーティも盛り上がってるみたいですし依頼は達成できそうですね」

麻琴「he never ever learned , to read or write a book so well, but he could play his guitar, just like a-ringing a bell」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
佐天「御坂さーん!」

美琴「さ、佐天さん! 初春さんも」

初春「ついに上手くいったんですね! 後で詳しく教えてもらいますからね」

佐天「それでは彼氏さんとお幸せに」

美琴「///もう」

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麻琴「Go go, go Johnny go go go! Go Johnny go go go! Go Johnny go go go! Go Johnny go go go! aah Johnny B.Goode!」

麻琴「やばい! 興奮してきた!! 私の求めていたものはこれだよ!」

一方「ン?」

結標「なんか……」

土御門「やばい感じだにゃー」

麻琴「んー! 最高ー!!」アバレルマコト

一方「……」

結標「……」

土御門「……」

麻琴「……あれ?」

踊ってた人たち「……」

麻琴「……」

踊ってた人たち「ジロー」

麻琴「……君たちにはちょっと早かったかな」

海原「……」

麻琴「……君たちの子供ならわかるはず」

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舞台裏

麻琴「上条さん」

上条「さっきのはずいぶん変わった音楽だったな」

麻琴「ああ……まあね」

上条「帰りは美琴と帰るから……その、ごめんな」

麻琴「そう! それはよかった! 美琴とならきっとうまくいくよ!」

上条「そうなるようにがんばるよ///」

麻琴「私もう行くけど一言いいたくて…… 上条さんと美琴のおかげで、とてもいい勉強になったよ」

上条「麻琴…… また会えるかな?」

麻琴「うん、保証するよ」

美琴「それじゃあ麻琴、いろいろ本当にありがとう。 麻琴のことは一生忘れないわ」アクシュ

麻琴「美琴……! それじゃあこれで、2人でお幸せに」

麻琴「あ! そうだ、もうひとつだけ」

上条美琴「?」

麻琴「2人に子供が生まれて」

美琴「こ、こここ子供って///」

麻琴「その1人が8才になって、間違えて居間の絨毯を燃やしちゃうようなことをしてもあんまり叱らないでほしいな」

上条「ああ、わかった」

麻琴「じゃあ! そうだ美琴、上条さんがインデックスの件で時計台に来てくれっていってたよ、なんでも居候してるとか」

上条「お、おい麻琴!」

美琴「ふにゃーってそうだあのシスター! どういうことなのか説明してよね!」

上条「ああ、不幸だ……」

以上です。
Johnny B.Goodeは私的にとても好きな曲なのでそのまま使わせていただきました。
やっとダンスパーティも終わり後はクライマックスのみとなりました!
それではまた!

ちょびっとだけ投下します

時計台

10032号「遅いですねとミサカは間に合うか心配します」

麻琴「ごめん! 遅くなった!」

10032号「こちらの準備はおおよそ完成しましたとミサカはできる女であることをアピールします」

麻琴「いやぁ母さんかっこよかったなぁ、それにしてもあんなに優しい黒子を初めてみたよ……いつもは父さんをいじめているイメージしかないのにまるで別人みたい」

10032号「別人…? まあいいでしょう、それより目標時間を確かめましょう。 あなたが出発した時刻と同じ時間に送り返しますとミサカは確認します」

麻琴「……」

10032号「いいですか、この先に加速のスピードを計算して引いた白い線があるのでそこからデロリアンをスタートさせてくださいとミサカは説明します」

麻琴「……」

10032号「記事による落雷の時間までは正確には7分22秒ですとミサカは補足説明します。アラームをセットしたのでこれが鳴ったらスタートしてください。それでお姉さまたちをこちらに誘導することはできたのですかとミサカは質問します」

麻琴「うん、もうすぐこっちにくるはず」

10032号「そうですか、これでこちらの説明は終わりですとミサカは報告します」

麻琴「……ありがとう」ダキッ

10032号「……! それではまた25年後に会いましょうとミサカは最後の挨拶をします」

麻琴「待ってるよ、10032号……!」

10032号「心配はいりません、落雷の瞬間に時速140キロのスピードでミサカがセットしたあの電線の下を通り抜ければ完全に繋がりますとミサカは再度念押しします」

麻琴「うん、じゃあデロリアンに乗るね」

10032号「大丈夫、うまくいきます ……ん? 白衣のポケットに何か入ってますね」ガサゴソ

麻琴「(やばっ!)」

10032号「この手紙は何ですかとミサカはたずねます」

麻琴「25年後に開ければわかるよ」

10032号「未来のことですね! 未来のことが書かれているんですね!? 未来のことは絶対に知ってはいけないのです!!」

麻琴「ちょっと待ってよ10032号!!」

10032号「何度言ったらわかるのですか! 歴史が変わってしまうような恐ろしいことが起こってしまうのですよとミサカは声を荒げます」

麻琴「でもその危険を冒しても知っていてほしいんだよ! 10032号の命に関わることだから!!」

10032号「それでも! ミサカはそういう責任は負いたくありませんとミサカは手紙をビリビリに破ります」

麻琴「じゃあ今口で言うよ!」

ビリビリ!!

上条「まて、美琴!!」

美琴「早くあのシスターとの関係を話しなさい! さもないともっとすごい電撃を浴びせるからね!!」

麻琴「母さんたちが来た!!」

10032号「大変です。 電線のワイヤーが外れましたとミサカは緊急報告をします!」

とりあえずここまでです。

遅くなったのに短くて申し訳ありません!!

近いうちに投下できるようがんばります!

ちょびっとだけ投下します!

麻琴「どうしよう!」

10032号「今から時計台に登って外れたワイヤーを繋いできますとミサカは説明します。ロープを投げますので」

麻琴「そのロープと下に落ちたワイヤーを繋いでそれを10032号が引っ張って上のワイヤーと繋げばいいんだね!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

美琴「さて、もう逃げられないわよ」

当麻「……わかったよ、全て話す。実は今インデックスと同居してるんだ」

美琴「ふぅん、じゃあ私とのことは遊びだったっていうの!?」ビリ

当麻「違う!! インデックスとは本当にただ一緒に住んでるってだけで別にやましいことなんて何もしていない」

美琴「じゃあなんで逃げたのよ! やましいことがないなら逃げることなんてないじゃない!!」ビリビリ

麻琴(10032号、早く……!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10032号「ハァハァ、やっと時計のところまで着きました。あとは外にでてっ……てわぁ! なんなんですかこの変な仏像は」

麻琴「10032号ー! 早く投げてー!!」

10032号「はいとミサカは焦りながらも正確にロープの先を下に投げます」

麻琴「よし! これをこっちのワイヤーに取り付けて」

10032号「できましたかとミサカは確認をとります」

麻琴「これでよしっと、できたよ! 引っ張って!」

10032号「了解です、……これでよし、後はこのワイヤーを早く上のワイヤーと繋がなくてはいけませんね」

麻琴「10032号!!」

10032号「なんですかとミサカは焦りつつ問い質します」

麻琴「未来で何が起こるかどうしても言っておきたいの! 何が起きるか知っていればいくらでも対処できるでしょう!!」

麻琴「私が未来に帰る夜、10032号は……」

ゴーン

10032号「10時の鐘ですとミサカはあと4分しかないと感じつつ耳を引き裂くような音におののきます」

麻琴「10032号! 聞いてる!?」

10032号「ああ! 耳が!!」フラフラ

麻琴「10032号! 大丈夫!!」

10032号「早く行ってくださいとミサカは促します! 2人を見てください、もうお姉さまが爆発寸前です!」

麻琴「……わかったよ!!」

ここまでです。短くて本当に申し訳ありません。
せめてもう少し早くこれるよう努力します……

投下します!

麻琴「でもインデックスさんって確か母さんが追い出したんじゃなかったっけ?」

デロリアンの下まできた麻琴

麻琴「よし、あとはデロリアンにワイヤーを引っ掛けるためのこの先の曲がった棒をくくりつけてと」

デロリアンに乗り込む麻琴

麻琴「それにしてもせっかく書いた手紙を破くなんて、もう少し時間があれば……そうだ! タイムマシンで10分早く戻れば10032号に事前に伝えられる!」

麻琴「目標時間セット、次元転移装置作動よし、エンジンよ、し? あれ?エンジンがかからない!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上条「お前が追ってくるから逃げただけだろ!」

美琴「ふん! とにかくあのシスターとのことを洗いざらい話してもらうわよ!!」

上条「だから! インデックスとは同居しているけど恋人とかそういう関係では断じて違う!!」

美琴「じゃあなんで一緒に住んでいるのよ!?」

上条「それは……実はおれにも分からないんだ。 お前には言えるけど、記憶を失って目が覚めたらインデックスが当たり前のようにうちに来たというか」

美琴「じゃあ関係がないなんてわからないじゃない!」

上条「確かに記憶を失う前のおれとの関係はわからない。でも記憶を失った今のおれが好きなのは美琴だけだ。それだけは信じてくれ」

美琴「……じゃあこれからはあの子とは住まないのよね?」

上条「それは美琴の頼みでも聞けない、あいつはおれの妹みたいなものであり、子供のようなものであり守りたい存在なんだ」

美琴「ふぅん、私よりあの子の方が大事なんだ」ビリバチ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「お願い! エンジンかかって!」

10032号「やっと耳が慣れてきました。 急いてワイヤーを繋げないととミサカは実はまだワイヤーを繋げていないことを報告します」

10032号「あとちょっとで時計の先にあるワイヤーに届くのですがとミサカは右手を最大まで伸ばしながらがんばります!」

ボロボロッ!!

10032号「!? 足場が崩れ……」

10032号「ふぅ、間一髪でしたとミサカは左足にワイヤーを引っかけつつどうにか時計の針につかまることができたと安心します」

麻琴「エンジンかかれっ……!」

10032号「ワイヤーにはどうにか届くのですがうまくキャッチできないとミサカは左足のワイヤーが落ちないよう気にしつつミサカも落ちないよう左手で必死に時計の針をつかみつつ右手をワイヤーに伸ばします」

10032号「せーのっ!」

キャッチ!

10032号「やりました! ついにワイヤーを両手でつかみましたとミサカは喜びます。ん? 両手ってことは……時計の針から手を話してしまいましたとミサカは現在ワイヤーにぶら下がっている状態であることを確認します!!早く左足のワイヤーと繋げなければ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上条「そんなこと言ってねぇ!!!」

美琴「」ビクッ

上条「確かにインデックスのことは大事だし守っていきたい。でもそのくらい美琴のことも大切にしたいと思っている」

美琴「……」

上条「後先考えずに行動して、結果自分がどうなってもみんなが無事ならいいと思っているし、本当に見てられないお嬢様だし」

美琴「(それをアンタがいうか……)」

上条「何かあったらすぐにどこかに行っちゃうし、自分より強い人を見つけたら戦わずにはいられないそんなじゃじゃ馬姫」

美琴「アンタは私にケンカ売ってるわけ!?」

上条「学園都市に7人しかいない超能力者の1人、でもお前はただの1人の女の子で、辛いときや悲しいときはおれの隣で泣いてほしいし、嬉しい時や楽しい時は俺の隣で笑ってほしい、ってか他の男の隣で笑ってほしくない」

美琴「当麻……」

上条「一生俺の隣にいてほしい、そんな風に思うのは美琴お前だけだ」

美琴「……そんなこと言われたらあのシスターを追い出してなんて言えないじゃない」

上条「美琴……!」

美琴「わかったわよ、もうあの子のことで口出しはしないわ。 でも」

上条「でも?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10032号「左足のワイヤーが今にも落ちそうです!ゆっくりゆっくり引き寄せて……よしなんとか左手に持つことができましたとミサカは後は繋げるだけと安心します、しかし時間が!?」

麻琴「発進時間のベルが鳴ってる!? お願い、かかって!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

美琴「この雷、もう私の力じゃどうにもならないから落とすね」

上条「御坂さ、ん」ダラダラ

美琴「一応、時計台のほうに向けるけど当麻なら大丈夫だ、よね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


麻琴「もう苦し紛れだ!」ビリッ

ブン!

麻琴「かかった!? 行けぇー!!」

10032号「麻琴の方も無事発進できたようですねとミサカは息を吐きながら予定通りにワイヤーを繋げ、あれ?ワイヤーの長さが足りない!? あの木が引っかかっているからですね!?」

10032号「うーん! うーん!とミサカは頑張って引っ張ります。よし繋がっ」

ブチッ!

10032号「わー!!とミサカは今度はワイヤーの木の近くの部分が離れてしまったと慌てます!!」

麻琴「エンジン全開行けぇー!!」

10032号「急いで現状分析して最善の方法を考えます。まずは今持っているワイヤーを繋げて……」

麻琴「現在時速130キロ……」

10032号「そしてワイヤーを掴んで飛び降ります!」

麻琴「140キロ……」

10032号「無事着地成功! 早く木に引っかかっているワイヤーを繋げなければ!!」

麻琴「10032号……!」

10時4分

美琴「どりゃー!!」

どおぉぉぉーん!!

10032号「届け! 届け!!」

ズバチッ!

麻琴「150キロ!!」

ヒュン!

以上になります。
10032号はいつにもまして説明口調ですいませんorz

やっと現在に戻って来ました!

麻琴が電撃を出していますがこれは火事場の馬鹿力的なものと考えていただければ……
決してレベル0っていう設定を忘れてたわけじゃないんだからね!!

投下します!

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10032号「ハアっ、ハアっ」キョロキョロ

10032号「やったー!!とミサカは喜びを素直に表します」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美琴「……大丈夫?」

上条「なんとか……」

美琴「なんかいろいろ突っ走っちゃってごめん」

上条「いや、もとは俺がお前を疑わせるような態度をとったからだし、とにかくインデックスのことは解決だな!」

美琴「いや、まだ解決してないわ!」

上条「なんでだよ! さっきもうあいつのことで口出ししないって言っただろ!」

美琴「ええ、もう私はあの子のことは口出ししないって言ったわ。 でもあの子はそれじゃ納得しないはず」

上条「そりゃもともとお前とあいつは仲良くなかったもんな」

美琴「だからあの子が私とアンタの関係を納得するまでこの問題は解決しないの!」

上条「じゃあどうするんだよ?」

美琴「手始めにあの子のお腹から手懐けるわよ! 私の手料理をお見舞いさせてやる!!」

上条「なんか言い方が激しく攻撃的なのですが……」

美琴「とにかく材料買ってアンタん家行くわよ!!」

上条「それはもしかして私めに手料理を振舞ってくれるということですか!?」

美琴「///あくまでメインはあの子でアンタのはおまけなんだから!」

上条「それでも嬉しいよ、なんてったって生まれて初めての彼女の手料理なんだからな!」

美琴「///いいからさっさと行くわよ!」

上条「ああ! ……それにしてもさっきからヘリがうるさいなぁ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ドカーン!!

麻琴「ここはいつもの公園? 自販機がない! 未来に帰ってきたんだ! 時間は1時24分! まだ間に合う!!」

麻琴「デロリアンのエンジンがまたかからない! お願いかかって!!」

早く行けよ!!……へいへい

麻琴「あれは10032号を殺した暗部のやつらの乗った車! だめだ! 走って行こう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「はぁ、はぁ、やっと着いた……」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パキューン

10032号「うっ……」

麻琴「やめてー!!」

パキューン

麻琴「10032号!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「はぁっ、はあっ、あれは過去の私……」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麦野「安心しな、すぐにお前も同じところに連れていってあげるからよぉ!」

麻琴「やばい!!」クルマノリコム

麦野「追え!!」パキューン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「はぁっ、はあっ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「140、145……150キロ!!」

ヒュン

麦野「……消えた!?  追うぞ!」

絹旗「追うって消えたやつをどう追うんですか?」

麦野「いいから行くぞ! 車出せ浜面!!」

浜面「……へいへい」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

麻琴「10032号!!」

10032号「……」

麻琴「そんな……返事してよ10032号……」

むくり

麻琴「えっ、10032号! 生きてる!!」」

10032号「なんといっても未元物質製ですからねとミサカは胸に隠した防能力チョッキを取り出します」

麻琴「えっ? なんで襲われること知ってたの!? 教えられなかったのに……」

10032号「これのおかげですとミサカはビリビリに破かれた手紙を手渡します」

麻琴「10032号……未来の出来事を知ったら悪影響が起きるんじゃなかったの?」

10032号「この際かたいことは言わないでくださいとミサカは微笑みかけます」

麻琴「……そうだね!」ヘヘッ

以上です。
遅くなってしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m

投下します!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上条家前

麻琴「送ってくれてありがとう……もう行くんだね」

10032号「ええ、とミサカはこれから未来へ行くことを伝えます」

麻琴「何年後へ行くの?」

10032号「25年後へ行こうと思っていますとミサカは報告します」

麻琴「じゃあ私にも会ってきてよ40歳になってるはずだから」

10032号「了解です」

麻琴「じゃあ、元気でね」

10032号「麻琴も、とミサカは気をかけます」

麻琴「うさぎもね」

うさぎ「にゃーん♪」

麻琴「そうだ、その車再突入のときに衝撃があるから気を付けてね」

10032号「了解です」

車を発進させる10032号

麻琴「……」

ヒュン

麻琴「行っちゃった……さて、我が家に帰りますか、と言ってもこの時間じゃみんな寝てるけど」

麻琴「ただいまー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
麻琴の部屋

目覚まし「ゲコ、ゲコっ♪」

麻琴「……なんかすごくひどい夢だったなぁ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リビング

麻琴「兄さん、姉さんおはよー……ってなにこの部屋! その服装!!」

姉「おはよう、アンタまた服のまま寝ちゃったの?」

兄「服って会社に行くんだからスーツなのは普通だろ? 部屋だって昨日と何も変わってないじゃないか」

麻琴「いやいや、こんな高級そうなソファーとか家具とかいつ買ったのよ!?」

姉「はぁ? アンタこそ何言ってるのよ? あ!父さんと母さんが帰ってきた」

上条「昨日の夜景キレイだったなぁ」

美琴「ええ、まさか当麻があんな素敵なところに連れていってくれるとは思わなかったわ」

上条「美琴が喜んでくれるならいつでもどこでも連れていきますよー」イチャイチャ

麻琴「父さん! 母さん!!」フラ、バタッ

上条「麻琴!」

美琴「どうしたの!?」


麻琴「2人ともすごく元気そうだね、母さん、すごく細くてかわいいよ」フラフラ

上条「そりゃ上条さん自慢の美琴だからね! かわいいに決まってるだろ! ちょっと着替えてくるなー」

美琴「もう、当麻ったら// 麻琴はまた寝坊したの? 2人もおはよう」

兄「おはよう、母さん」

姉「おはよう、麻琴そういえばさっき男の子から電話があったわよ、なんかケータイに繋がらなかったみたい」

美琴「ああ、あの男の子ね! あの子は当麻に似て正義感が強くてとてもいい子よねー 実は私も前に助けられたことがあるのよ! もしかして今日のデートの確認かしらww」

麻琴「だからアイツとはそんな関係じゃないって! って母さん今なんて言った?」

美琴「だからデートの確認かもねー いい、ちゃんと素直にならなきゃだめよ!」

麻琴「(母さんの性格が若干変わってる?)でも借りようと思ってた車がダメになっちゃったし……」

兄「車がダメになった? そりゃ初耳だぞ!」

上条「いやいやそんな訳ない、だってさっき白井が……」

黒子「お姉様、お兄様ー!!」

美琴「おはよう黒子」

黒子「おはようごさいますお姉様! お姉様とお兄様から片時も離れたくない一心で上条家へ仕えさせていただき早幾年、今日も朝からお兄様の車を磨きあげましたわ」

上条「朝からありがとう白井、ほら一緒にご飯食べよう。白井は俺と美琴の愛のキューピッドだからな」

美琴「そうそう! 黒子がいなかったら私たちは結婚できなかったかもしれないわ」

黒子「まぁなんてありがたきお言葉! 黒子は一生お姉様とお兄様に付いて行きますの!! そういえば先ほどお兄様が書いた新作の小説が届いていましたわ」

美琴「ホント!?」

上条「な! だからいつも言ってるだろ? 『自分が思っているとおりに動け』って」

美琴「そうね! 当麻は自分が思っている通りに動いて小説家として大成功したんだものね」

麻琴「黒子!」

黒子「おはようですの麻琴ちゃん! そうそう今日のための麻琴ちゃんの車も黒子が愛を込めて磨いておきましたわ。これで殿方の心もイチコロですの」

麻琴「私の車?」

以上です。
次で最終回の予定……です

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