上条「中2病でも恋がしたい!」(131)
注意
とある魔術の禁書目録×中2病でも恋がしたいです。
・文章力はあまりありません過度な期待はしないでください。
・このスレに出てくるキャラはいわゆる中2病です。苦手な方はブラウザバック!
・それでもよろしいと言う方は読んで下さい。
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皆さんは『中二病』という言葉をご存知だろうか?
思春期を迎えた中学二年の頃にかかってしまうと言われる、
恐ろしくも愛すべき病で、
形成されていく自意識と夢見がちな幼児性が混ざり合って、
おかしな行動をとってしまうという…アレだ。
昨日まで週刊少年誌オンリーだった奴が
いきなり英語の原書を読み始めてみたり、
コーヒーの苦味も何も分からないのにブラックに拘ってみたり、
自分には特別な力があると信じて、
オカルト系におもいっきり倒れこんでみたり
ちなみに、以外と知らない人が多いがこの言葉は芸人の伊集院光が作った言葉である。
さて、この少年、上条当麻も中学時代は見事なまでの中二病だった
自らを『イマジンブレイカー』と名乗り、決めゼリフは…
「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!」
上条「 」ガクガク
上条「……恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかし!!」ガンガンガンガンガン!!
上条「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろォ!!」ジタバタジタバタ
このように、思い出すだけでも悶え死にそうになる
恥ずかし?い病なのである。
上条「これで…どっから見ても、普通だよな?」
学生寮の一室。そこには鏡に向かい話しかける、ツンツン頭の少年がいた。
上条「よし…俺は今日も普通にちょっぴり不幸な生活を送る学生さんにしか見えない、大丈夫だ。中2病は卒業したんだ」
季節は夏
わたくしこと上条当麻は夏休みのため、押入れを掃除していたところ。恐ろしい物を見つけてしまった
『予言の書』
見た目はなんてことない何処にでもあるノートだが、その中には彼の恐ろしい計画が書き込まれていた。
『二年後の夏のある日、三回に渡り災厄が我が身に訪れるであろい』
『そしてその災厄から我はこの封印されし右手(イマジンブレイカー)で少女を救い出し、世界を救うだろう』
上条「うわぁぁぁああ!!死にたい死にたい死にたい死にたいぃぃいい!!」
上条「災厄って何なんだよ!さらにはであろいって何だ!!中2の俺は国語小学生レベルだったのか!?」
上条「うわぁぁぁああ!!恥ずかし!忘れろ!恥ずかしい!忘れて!」
激しく暴れまわる少年。
しばらくすると、動きを止めてゆっくりと時計を見る
時計が示す時刻は9時21分
瞬間、少年の体にぶわっと汗が噴き出す。
上条「やばい、遅刻だ!補修に遅れるー!」
こうして一日が始まった。
第一回「邂逅……完全記憶能力」
無事学校にはついた
先生に一喝はされたがその程度はいつもの事だ
途中全ての信号が赤だったのも、公園で遊んでいた子供が蹴ったボールがたまたま顔に当たったのも
全ていつもの事だ
やはり予言の書は間違っていた
二年後の夏、まあ夏はまだ始まったばかりだが嘘から出た誠と言う事もあるかもしれない。
遅刻した上にあの馬鹿げた中2予言が当たっていたらこの世界はまさに終わっている
上条「あゝ、いつもと同じって素晴らしい。普通最高」
今日も空が青い、とても清々しい気分だ。
「小萌センセー、上条くんがテニス部のこと覗いてまーす」
「上条ちゃん…」
「あぁ~上ヤン小萌センセー泣かしたでー」
折角良い気分だったのに、ぶち壊しだ
おのれ青ピ!許さん!!
上条「少し黙れ!青ピ!」
「わぁ~上ヤンが怒ったぁ!」
上条「青ピ!お前だけは!!」
わーわーぎゃーぎゃー
この日もいつも通りだった
いつもと変わらず、クラスメイトと馬鹿騒ぎする
普通の日だったんだ
そして時は経ち放課後
帰り道をまったり歩く
上条「(帰ったら掃除の続きやらなきゃなー)」
上条「(そういえば明日は卵の特売日か、気をつけよう、割らないように)」
「…い、………」
上条「(この前は、卵全部割れちまったし散々だったな)」
「また…い、…ん……」
上条「(? 誰か話しかけて来てるのか)」
「またれい、そこの悪神よ!」
上条「はぁ、またかビリビリ」
ビリビリ「ビリビリ言うな!私には前世から伝わりしホーリーサンダースと言う名、または御坂美琴と言う名前がある!」
御坂美琴
通称ビリビリ、彼女は学園都市に5つしかないレベルの内、その最上位にあたり、学園都市総人口230万の内でたった7人しかいないレベル5に属し。さらには名門常盤台中学の学生である、いわゆるお嬢様だ。
普通ならレベル0、つまりは俺のような奴に話しかけてくる意味も無いのだが、彼女はひょんな事から俺に突っかかってくるようになった。
彼女はただいま中学二年生、中2病真っ只中だ。
上条「また面倒臭い奴と会っちゃったなぁ~、はぁ~」
美琴「むむ、まさか貴様…わが力の前に恐れおののいたのか?はっはっはっ!無様な姿だなウニザードよ」
ついでに一言いうと彼女にはネーミングセンスという物がない
寝るよ
御坂の口調を中2キャラみたいな喋りにしようと思ったら原形が消えた…
ファミマで肉まん買って食ってたらなんか違和感がある。
なんか味がない、前に割り箸噛んだときみたいな感じ
御坂の口調のことは気にするな
上条「で、何のようだ?カーネルサンダース」
美琴「ホーリーサンダースだ!まあいい、これをみなさい」
鞄をがさごそと探るビリビリ
美琴「あれー?どこやったっけ、アレ」
どうやら何か探し物があるみたいだ、忙しそうだし俺は先に帰ることにしよう
まあ、無断っていうのも悪いし、一言断っておこう
上条「ビリビリサキカエルヨ」ボソ
これでよし、さあ帰ろう
美琴「あった!ふふふ…悪神よ、これを……ってあれ!?」
今頃気づいたか、馬鹿なやつめ
上条「今日も平和だな~」
美琴「ごらぁぁ!!アンタ何先帰ろうとしてんのよ!」
上条「何を言ってるんだ?ビーリーサンダース、俺はきちんと一言断ったぞ」
美琴「ビーリーサンダースって誰よ!まあいいわ、それより見なさい!このアイテムを!!」
上条「おいビリビリ、口調口調」
美琴「あっ」
上条「俺の前でキャラ作りをするなら口調は絶対に忘れないこと、いいな」
美琴「は、はい」
上条「あんま中二病なめてると、(黒歴史的な意味で)死ぬぞ」
中二病、鉄則1 キャラ崩壊はすべての終わり、キャラは墓場まで持っていく覚悟で演じろ
くだらない、あのノートの鉄則シリーズのひとつ。
中二の俺が衣装を買った日に作った鉄則第一弾の言葉で全部で50はある、俺の黒歴史のひとつ。
これをを書いた次の日に寝不足でつらかったのは今でも忘れられない
今でも覚えているあたり、俺も意外と中二病を引きづってるのかもしれない
思い出したら死にたくなってきた
上条「恥ずかしぃぃぃぃぃ!消えろ消えろ消えろォ!!」
美琴「突然どうしたのよ?!」
上条「ナンデモナイイツモノコトダキニスルナ、ソレヨリハヤクツヅキヲヤレ」
美琴「! 貴様などに言われなくても分かっている」
美琴「ではテイク2だ!悪神よ、見るがいい我が新たなる”アイテム(チカラ)”を!!!」
彼女が取り出したのは眼帯
それを右目に付けて得意げにこちらを見る
美琴「どうだ悪神ウニザードよ!」
上条「…」
美琴「驚いて言葉も出ないか!はっはっは!!」
上条「15点」
美琴「ふえっ!?」
上条「服装、髪の色に合っていない。黒の眼帯をつけるなら、黒い服に黒または白の髪であることが最適!」
美琴「でも、黒子はこのままで十分似合ってるって…」
上条「茶髪に眼帯なんて上条さんはみとめません!国に帰るんだな、お前にも家族がいるんだろう…髪を染めてから出直しこい」
美琴「…分かったわ」
上条「よし、分かったならまずは髪を…」
美琴「勝負しなさい!」
上条「はあ?」
美琴「勝負よ!勝負!!私が勝ったらあんたはあたしのこの眼帯を認める、あんたが勝ったらあたしは眼帯は付けないわ」
上条「断る!」
美琴「ふっふっふ!そうくると思ったぞ…はい?」
上条「お前は俺と戦うにはまだ早い、だから戦うわけにはいかないんだ」
美琴「なんだと!?一体我に何が足りないというのだ?」
上条「それは(黒歴史的な意味の)経験だ」
美琴「経験?それなら我も…」
上条「ちがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぅううううううううううぅぅぅぅぅう!!!!!!!!!」
上条「ここでの経験とは知識などではない!その直感だ!!」
美琴「直感?」
上条「そうだ人間には直感、別名第六感ともいわれる場所がある」
美琴「そのくらい知っているわよ、で?」
上条「じゃあまずビリビリ問題出すから答えてみ、それで俺が判断してやる」
美琴「ドンと来い!」
上条「よし、ならビリビリ。次の八単語の中からひとつを自由に選んでみろ。
消費税、収穫、葬式、アルミ、筆、お箸、数珠、半紙…選んだな?あと、選んだのは俺に言わなくていいから」
美琴「えぇ」
上条「じゃあ今度はその単語と関係あると思うものを次の八単語から選べ。
体育館、一円玉、グラタン、米、牛乳パック、墨汁、砂漠、喪服」
美琴「決めたわ」
上条「選んだそれを強くイメージしてから次に進むぞ」
上条「そのものの特徴を次の八つの中から選んでくれ。赤い、長い、小さい、明るい、広い、黒い、鋭い、速い」
美琴「できた」
上条「それじゃ最後にその特徴に当てはまるものを次の八つの中から選んでみろ
シマウマ、錦鯉、ヒマワリ、アリ、イルカ、柴犬、モミの木、カマキリ」
上条「選んだよな?」
美琴「うん」
上条「ビリビリ、世の中にはな偶然や不思議な力による現象に見えても、
実は仕組まれた出来事ということが世の中には沢山あるんだぜ」
美琴「…それと今の問題のどこに共通点があるのよ?」
上条「はぁ、まだ分からないのか?ビリビリ、お前が選んだものはアリだろ」
美琴「え…何で分かったの?」
上条「これが経験の差だよ、ビリビリ」
美琴「で?直感は?」
上条「直感?」
美琴「最初にあんた直感がどうのこうの言ってたじゃない」
上条「あ…やべ」
美琴「あんたまたテキトーなこと言って話をうやむやにしようとしてたでしょ!」
上条「なななななな、何のことでせうか?かか、か上条さんはそんなこと一回も思ったことなかですよ」
美琴「もおおぉぉぉ頭にきたわ!今日という今日こそ、電極かけたカエルの足みたいにひくひくさせてやるから!遺言と遺産分配やっとけや!」
上条「やだ」
美琴「なんでよ!?」
上条「カエルじゃないから」
断る上条に問答無用とばかりに片足上げ、思い切り振りおろし電撃を浴びせる美琴
そう、ここは学園都市
あらゆる教育機関・研究組織の集合体であり、学生が人口の8割を占める学生の街にして、外部より数十年進んだ最先端科学技術が研究・運用されている科学の街。
また、人為的な超能力開発が実用化され学生全員に実施されており、超能力開発機関の側面が強い。
先ほど説明したが彼女はその頂点に立つレベル5、しかも第3位であり。上から数えれば3番目である
そんな攻撃を受ければ、彼も一溜まりもない。周りにいた交通人がそう思い、心の中で静かに合掌をした
「どうよ!ふ抜けた頭のスイッチ切り替えられた?」
攻撃した方向に向け、言葉を放つ御坂美琴。
「ふざけんなよビリビリ!この前なんかてめえがド派手に雷落としたお陰でうちの電化製品とか冷蔵庫の中全滅だぞ!レベル0の上条さんにはどれだけ痛い出費か分かるか!」
常人なら一撃が即死レべルのその一撃
だが、彼は生きていた。その体にかすり傷ひとつ付けることなく
無能力者(レベル0)では防ぎようのない攻撃を、防いだのだ。
「で、そのレベル0のあんたが私の”サンダースピア”を受けて、何で傷一つないのかしら?」
ごめん、名前打つの忘れてた
訂正
先ほど説明したが彼女はその頂点に立つレベル5、しかも第3位であり。上から数えれば3番目である
そんな攻撃を受ければ、彼も一溜まりもない。周りにいた交通人がそう思い、心の中で静かに合掌をした
美琴「どうよ!ふ抜けた頭のスイッチ切り替えられた?」
攻撃した方向に向け、言葉を放つ御坂美琴。
上条「ふざけんなよビリビリ!この前なんかてめえがド派手に雷落としたお陰でうちの電化製品とか冷蔵庫の中全滅だぞ!レベル0の上条さんにはどれだけ痛い出費か分かるか!」
常人なら一撃が即死レべルのその一撃
だが、彼は生きていた。その体にかすり傷ひとつ付けることなく
無能力者(レベル0)では防ぎようのない攻撃を、防いだのだ。
美琴「で、そのレベル0のあんたが私の”サンダースピア”を受けて、何で傷一つないのかしら?」
上条「お前がこの学園都市に7人しかいないレベル5の超能力者なのはよく分かってるけどさ、その攻撃に名前つけるのは止めた方が良いぞ」
美琴「全く強者のセリフよね」
美琴「でも、私の全力の”サンダーランス”なら!!」
上条「おい…まさかお前こんな街中でこの前みたいな雷落とそうとしてるわけじゃ…ないよな?」
美琴「みんな!私にチカラを貸して!!」
上条「やばい!皆さん避難して…て、さっきの聞いてて残ってる馬鹿なんていないか」
美琴「悪神ウニザード!父さん母さんの仇だ!!」
上条「………はぁ」
美琴「?」
上条「何ていうか…不幸っつうか、ついてねえよなぁ……」
美琴「ふっ!今頃騒いでももう遅い!前世からの因縁を今ここで晴らす!!」
上条「はぁぁぁ…ビリビリ」
上条「お前、本当についてねえよ」
途端、大きな落雷が落ちた。
一端、終わり
御坂の軌道修正はできた…はず
書くべきか書かぬべきか…
迷うな
書くけど
書き溜め切れたから
スピード、文章力ともに落ちるよ
ごめん、書き溜め大切だし書き溜め作ってから書くよ
おわびに明日書き溜めしたの全部書く
期待させてすまん
そんな書き溜めできなかった
ゆっくり投下
あづい、熱気の目覚ましで起こされる。
今日は7月21日、世間では夏休み2日目。
一日目が補修にビリビリ、といういつも通りな生活をした俺からしたら。夏休み1日目。
中2病(笑)カーネルサンダースの落とした雷は、学園都市を停電させる程の猛威を奮いました
そのため、上条さん宅の家電製品に深刻な被害をもたらしていましたとさ。おしまい
冷蔵庫の中身は腐るわ、カップ焼きそばは流しにぶちまけるわ、買い食いしようにもキャッシュカードは踏み砕く
上条「まぁ、いつも通りだ」
そう、俺にとってこの程度の不幸はいつも通りだ。
上条「さーて、気を取り直して。布団でも干すかな」
今日は卵の特売日だったな、布団干したら急いで行こう
なんせ卵は安い、うまいと二拍子揃った食べ物だ
俺のような貧乏学生にはありがたい。
あの白い純白の体、それはまるでベランダに干してある布団のようだ!
…ってあれ?
俺は布団はまだ干してないぞ
もそっと動く布団(仮)
ゆっくりと顔を上げたそれは、布団等ではなく女の子だった。
少女「おなか…へった…」
うおおぅ、「美少女が天から降って来たフラグ発☆生」ですね?
なんというボーイミーツガール!
などとふざけた連想ゲームをしている場合ではない。
えーと状況を整理しよう。
朝起きたら昨日のビリビリの雷のせいで電化製品が死んでいた。
いつも通り不幸な目に会った。
声と表情がめちゃめちゃ可愛くてグッジョブな少女がベランダに引っかかっていた。
あれ?最後おかしいぞ
少女「お・・・おなか減った。おなか減ったって言ってるんだよ?・・・ねえ!おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると、嬉しいな」
電波さんでした、はい
この子には早急に退場して頂こう、そう思い冷蔵庫の中身の事を考える
上条「(あっ、冷蔵庫死んでるんだった)」
もういいや、冷蔵庫の中身が壊滅状態だし、なんとなく腐りかけの焼きそばパンを差し出してみればいいよ。
まさか食べないだろうし
足元に落ちている朝食の(予定だった)焼きそばパンを摘み、どうぞと口の前に運ぶ
少女「あ、ありがとうそしていただきます!」
迷うことなく焼きそばパンに噛み付く少女その口は焼きそばパンを一口で飲み込む。
俺の右手と一緒に
上条「ぎゃぁぁぁああああ!!」
学生寮に悲鳴が響いた。
とりあえず、賞味期限の怪しい冷蔵庫の残り物で、野菜炒めモドキを振舞う。
上条「大丈夫か?」
主に野菜炒め的な意味で
少女「体は別に大丈夫だよ!それとこの野菜炒め、アレだよね!」
ギクッ
もしかして、賞味期限ギリギリなのがばれたのか?
少女「さりげなく疲労回復のために、酸っぱい味付けしてるところニクいよね!」
上条「マズく無いのか?」
少女「マズくなんかないよ!あたしのために、無償で作ってくれたご飯だもん。おいしくないはずがないんだよ!」
すきっ腹には美味だったのか、シスターとしての本能か、おいしく頂く少女。
上条「(これで良いのか?上条当麻!いたいけな少女を騙して、それで良かったのか?)」
少女「ありがとう、おいしいよ!」
ええい!ままよ!
むりやり皿を奪い取って口に入れる
途端、吐き気が胃の底から溢れ出した
殺人野菜炒めは処理し、代わりにクラッカーを与えて事の顛末を語って貰う。
少女「それより、自己紹介しなきゃね。あたしの名前は、"インデックス"っていうんだよ!・・・"禁書目録"っていうことなんだけど・・・。あっ、魔法名ならD-edicatus545『献身的な子羊は、強者の知識を守る』っていう意味だね」
上条「ちゅ…」
上条「(中2病だー!)」
インデックス「ちゅ?」
上条「何でも無い…そのインデックスさんが、なんで家のベランダに引っかかっていたんだ?」
インデックス「そ…それは……」
一旦終わり。
つまらなくてすまんな
続きはまた今度
何をおっしゃる
楽しませてもらってるよ
>>56
ありがとう。
上条さんオリジナル能力だがいいか?
幻想殺しの発展的な物だが、チートではないから。
もう少ししたら投下するよ
遅くなったな、ゆっくり投下
インデックス「落ちたんだよ。屋上から屋上へ飛び移るつもりだったんだけどね」
上条「はい?」
このアホは何を言っているんだ?
確かにウチの寮は隣の寮と間隔が狭い、飛び移ろうと思えば飛び移れるかもしれない。
上条「でも一歩間違えたら地獄に真っ逆さまだぞ、第一この部屋だって結構屋上と差がある。怪我もしてないようだし…」
インデックス「追われてたからね、しょうがなかったんだよ」
上条「追われてた?」
インデックス「うん、敵の狙いは多分私が所有する10万3000冊の魔道書だと思う」
どう見ても手ぶらのインデックスと名のる、彼女はちゃんとその本を持っていると語る
上条「(成る程な、そういう設定か…)」
魔術結社に追われ、屋根から飛び移ろうとしたところを攻撃され、ベランダに引っかかった、成る程なよく出来たシナリオだ。
だが
上条「で、その10万3000冊って言うのはどこに有るんだ?」
はい論破。
まあ、中2病なんてこんな物だ
いくら設定がよく出来ていようと、証拠が無ければそれは迷言にすぎない。
インデックス「心配しなくても大丈夫、10万3000冊、1冊残らず持って来ているよ」
は?何言ってんだ、この電波さんは
上条「…まさか、馬鹿には見えない本とか言うんじゃ無いだろうな」
インデックス「馬鹿じゃなくても見えないよ、勝手に見られたら意味が無いもん」
上条「うわぁ…」
今まで我慢していたが、これ以上は無理だ。
中2病だか何だか知らないが、これ以上は無理だ。
何度も言うようだが、ここは科学の街だ
頭に電極を付ければ能力者がカップラーメンより簡単に出来てしまう。
上条「ごめん無理だよ。魔術は無理だ、なんでも科学で証明出来るこの街に魔術なんてわけわかんない物持ち込むやつなんて中2病かキチ外だけさ」
インデックス「む、超能力は信じるのに、魔術は信じないって変な話!」
上条「じゃあ、魔術ってなんだよ?なんなら一丁、見せてみろよ?」
インデックス「私には魔力が無いから使えないの」
上条「ほらな、魔術は証明出来ない。そんなもん信じらんないっつーの」
インデックス「でも、魔術はあるもん」
上条「じゃあ、見せてみろよ。その魔術(笑)をさ」
インデックス「分かった、じゃあ見せてあげる。これ!この服。これは「歩く教会」っていう極上の防御結界なんだから!・・・これは教会として必要最低限の要素だけを詰め込んだ、「服の形をした教会」なんだから!包丁で刺した位じゃ、傷一つつけられないんだよ?・・・これは、「トリノ聖骸布」を正確にコピーしたものだから、強度は絶対(法王級)なんだよ!物理、魔術を問わず、全ての攻撃を受け流し、吸収しちゃうんだから!」
上条「ふーん、つまりあれだ。それが本当に異能の力だってんなら、俺が殴ってもお前には何も起きない訳だ」
インデックス「ふふーん。君の力が人並みな・ら・ね!」
上条「ふっ!いいねぇ!!燃える展開じゃねえか、その"設定(シナリオ)"ぶっ殺してやるよ!」
どん!
上条が思い切り少女の肩を殴る。
インデックス「うわぁ!」
肩に当たった拳は、降り抜かれ。
少女は尻餅をついた
インデックス「…」
上条「何だ、ハッタリじゃねえか」
インデックス「う、ううぅぅぅ。もう一回!」
上条「…は?」
インデックス「い、今のは私の踏ん張りが足りなかっただけなんだよ!」
上条「へっへっ…」
言い訳、乙
駄目だもう引き笑いしか出ねえ
上条「出直してこおぉぉぉぉい!!」
怒りをぶちまけ、彼女を部屋から追い出す。
中2病は悪だ、子ねばいいよ。
Kamijo Toma
Man involved in I will be unhappy without omission
すまん、間違えた
Kamijo this hemp The human being in connection with him does not leak, and becomes a misfortune.
駄目だ、翻訳出来ないな。
上条当麻
彼に関わる人間はもれなく不幸になる
心折れた…
風呂入ってくる。
日本語意味不明、インデックスのところテキトーですまんな
ごめん、寝る。
感想とか直して欲しい所とか悪口とか書いてくれ。
一応二期まではやる…予定
俺的には中2垣根を書きたいかな
垣根「俺は天を行き、全てを司る男だ」
白カブト「まじひくわー」
チートと言うか、上条さんの前兆の感知がチートなだけ。
幻想殺しは言うほどチートではない。
もう少ししたら投下する
Kamijo Toma - people who involve him always become unhappy.
てきとー
>>80
サンクス、マジありがたい
ごめん、書き溜め作るの時間かかった
0時頃に始めるよ
さて、ぼちぼち投下するか
昼
卵の特売から帰って来た俺は
かなり浮かれていた
上条「(久しぶりに卵が一つも割れなかった、今日はついてるな~)」
だが俺は忘れていた。
……嵐の前の静けさと言う物を
帰ってきた上条は、家の扉の前に一人の男が立っているのに気付いた。
上条「なんだ、あいつ?」
目の前に現れたのは赤い髪、目の下のバーコード、神父服、口の咥えタバコと、見事なミスマッチな姿の神父。
「君、もしかしてここの住人かい?」
上条「はあ、そうですけど」
「よかった、この少女何処に行った?」
神父は一枚の写真を取り出す。
その写真に写っていたのはあの、インデックスと名のる少女だった。
上条「知らないですね、それより貴方は誰ですか?」
なんだ、こいつも中二病か
「ステイル・マグヌスと名のりたい所だけど。言わないのかい、なら…」
彼はぽいっとタバコを捨てる
「…Fortis931こう名乗っておこう、これは僕達魔術師の中では魔術を使う時に必ず名のる名前でね」
上条「!?」
今の言葉…朝の少女が言っていた名前と同じ!
上条「その言葉はなんだ!?」
「敷いて言うなら…殺し名、かな」
瞬間、目の前が急に明るくなった。
無能力者である彼には避ける術もなく
突然ステイルと名乗る男が発した炎に包まれた。
「ご苦労様、お疲れ様、残念だったね。ま、そんな程度じゃ1000回やっても勝てないって事だよ」
神父は呆れ顔でその場から離れる。
「はあ、でも流石にやり過ぎたかな。唯一の手がかり殺しちゃった訳だし」
「だーれが、死んだって?」
「!?」
炎の方から聞こえる声。
そして何かがこちらに向かって歩いてくる。
上条「久々にキレちまった、てめーは百回ブチ殺す」
「そんな…今のが効かないはずはない!」
そう言うと、魔術師はもう一度構えを取る。
「灰はは…ぐはぁ!!」
上条「おらぁ!!」
その顔を容赦無く殴る上条。
ーーー彼の力。
レベル0である彼が、
ステイルと名乗る神父の炎を避けたのも、
サンダーランスを防げたのも。
その力のおかげだ。
「巨人に苦痛の贈り物をー!!」
神父が少年に向け、炎を放つ。
だが、当たらない。
上条「どこ狙ってんだ!」
正確に神父の鳩尾に刺さる少年の拳。
「はぁ!」
今度は三連で炎を出す。
・・・・・
それでも、当たらない。
何故だ、何故当たらない!
…まさか。魔術をーーー?
神父…ステイルは口の中で呟いた。
聞いたことがある、イギリスには言葉ひとつですべての力を無にする魔術があると。
いや、違う。少なくとも魔術は才能無き者が使う物であり、彼のような人工的に才能を開花させた者が使う物ではない。
「灰は灰に、塵は塵に!」
後ろにステップを踏み、距離を離して続ける。
「吸血鬼殺しの紅十字!」
炎は少年の頭をかすめるように外れる。
やはりな。
彼の力、その正体は
不幸。そのものだ
りんごの木は、ひとつの実が腐るだけで全ての実が腐る。
いわば彼はその腐ったりんご
その不幸は周りに伝染し、人を不幸にする。
彼への対策を考えて、寝る時間が少なくなり能力の調子が悪くなる『不幸』
雷が偶々当たらない『不幸』
彼の近くの信号が全て赤になる所為で学校に遅れる『不幸』
昨日少女を追いかけて寝ていない所為で魔力が上手く練れず、相手に炎が当たらない『不幸』
全てを『不幸』にする、
二次災害が本質となる能力。
『幸福食い(ラッキーイーター)』
一瞬で事の成り行きを理解し、準備しておいた次の手を出す。
「悪いけど、こちらも奥の手を使わせて貰うよ」
――世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ
それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり
それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり
その名は炎、その役は剣。
顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ――ッ!
ベチョ
何かが神父の身体から、産まれる。
上条「何だそれ、グミか?」
「グミなら良かったんだけどね。こいつはグミとは一味も、二味も、三味も違う」
「こいつは魔女狩りの王、イノケンティウスその意味は……」
ーーー『必ず[ピーーー]』。
一瞬で事の成り行きを理解し、準備しておいた次の手を出す。
「悪いけど、こちらも奥の手を使わせて貰うよ」
――世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ
それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり
それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり
その名は炎、その役は剣。
顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ――ッ!
ベチョ
何かが神父の身体から、産まれる。
上条「何だそれ、グミか?」
「グミなら良かったんだけどね。こいつはグミとは一味も、二味も、三味も違う」
「こいつは魔女狩りの王、イノケンティウスその意味は……」
ーーー『必ず殺す』。
風呂なわけよ
グミは人の形に変わり、上条に炎の一撃を放つ
上条「うおぉ!!」
紙一重で体を捻り、攻撃を避ける
だが、炎の人は続けて攻撃を放つ
上条「マジかよ!?」
ギリギリでしゃがみ込み、攻撃をまた避ける
直感、今の彼はそれで魔女狩りの王の攻撃を避け続ける
上条「このままじゃ、らちがあかない!」
今は、逃げろ
本能がそう体に命令する。
「灰は灰に、塵は塵に、吸血殺しの紅十字!」
その一瞬の隙を付き、神父が炎剣を振るう
ステイルの背後からの攻撃を危機一髪でかわす。
「(…どこにいった?)」
手応えは無かった。
殺すまで追尾型、魔女狩りの王が少年を追いかける
「まあ、これなら放って置いても大丈夫かな…」
彼は追っ手から逃れる為、階下へ飛び降りる。
焦逃するが、追っ手はこない。どうやら、学生寮の外には来れないようだ
建物の外に出てしまえばステイルの炎から逃られられる。
安心感が上条の心を満たした。
だが、彼の目に一人の少女が映る
白い修道服、特徴的な銀色の髪。
インデックス、朝会った少女。
今思えば彼女が言っていたことは本当だった。
なぜ、あいつはここに戻って来たんだ?
分からない、だけど
あいつが狙われているということだけは分かる。
『予言の書』
『二年後の夏のある日、三回に渡り災厄が我が身に訪れるであろい』
朝の家電連続殺人事件
そして、中2シスターさん
最後に赤髪神父
『そしてその災厄から我はこの封印されし右手(イマジンブレイカー)で少女を救い出し、世界を救うだろう』
インデックス。
彼女を救う
上条「 はぁ」
終わっている。
本当にこの世の中は終わっている。
上条「だから、俺は…」
彼は右手を握る
"幻想殺し(イマジンブレイカー)"である右手を
上条「このふざけた幻想を…ぶち殺す」
そして、ヒーローは重い腰を持ち上げる。
少女を助けるために
次回予告
「俺は京都に行く!誰が何と言おうとな!」
「CCO!」
「を取り寄せぇーーーーー!!」
次回 第二話「暗黒籠手」
「フタエノキワミ!アーーーー!!」
お楽しみに。
今回の投下は終わり
相変わらずつまらなくてすまんな
次回予告は嘘100%だ、安心しろ
ちな、上条さんに幻想殺しはついていません。
一方通行戦オワタ
第2話 ダークアーム "ライト"
戦う
と言っても武器がない
このまま丸腰で戦えばさっきの炎にやられるのがオチだ。
だから考えろ
最も素早く
最も安全で
最も効率的で
最もかっこいい
あの神父を倒す方法を
エレベーターで行くというのも一つの手だ
うまく後ろを向いているときに着けば奇襲をかけられる
だが
現実はそう甘くない。
どうせこちらをすぐに向かれて炎で焼かれる
他には…
その時上条は一つのことに気付く
そうか…
これだ、これで勝てる!
少年はぐっと右手に力を込める
そこに世界を変えうる力があると信じて
静寂に包まれた学生寮
そこで神父は何かをしていた
隠蔽工作
先ほどの戦闘のせいで
学生寮は色々な部分が焦げていた
神父はその修理をしているまっただ中だった
ピンポーン
その静寂を突き破るかのようにある一つの音が響いた
エレベーターの到達を伝える音
はぁ
神父は大きくため息をつく
ステイル「できれば折角拾った命を捨てないで欲しかったんだけど」
神父はポイッと吸っていたタバコを捨てる
ステイル「馬鹿は死んでも直らないって言うけど、君で試し…」
開くエレベーターの扉
そこにいたのは上条…ではなく白いティーカップの様な服を着たシスターさん
ステイル「インデッ…クス?」
神父はゆっくりと少女の方に歩みよる
ガチャ
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