優香里「ローテーションです!」(60)
・お初と亀
みほ「というわけでみんなの役割をローテーションしようと思うの」
沙織「なんで?わざわざそんなことしなくとも…」
優香里「戦車は元々運営上なにかあったときに備えて乗員がほかの乗員の仕事を覚えるのが基本なんです」
麻子「みんな常に万全の体制でできるとは限らないからな」
華「けがや病気でそもそも搭乗を許されないケースも考えられるかもしれませんしね」
優香里「はい!特に車長は頭を外に出す機会が多いのでよく狙撃の被害がにあっていたそうです」
みほ「ま、まぁさすがに戦車道に狙撃はないけど人員に余裕のない以上万が一のために他の仕事を覚えるというのも大事なことだから」
みほ「それに自分の役割に疑問がある人も他の人の仕事を体験すれば納得できるかもしれないし」
麻子「たしかに沙織はやること少なくてズルいと思う」
沙織「ヤダモー」
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沙織「そんなこと言ったら麻子だって運転しているだけじゃん!」
麻子「おまえは相手の戦車後方までドリフトできるのか?」
沙織「うっ……」
麻子「初めての操縦で不安定の橋の上で動かせるのか?」
沙織「ううっ……」
麻子「どうなんだ?」
沙織「す、少なくとも弾を込めるだけなら私にだってできるもん!」
優香里「ふぁっ!こちらに飛び火しないでください!」
優香里「大体装填手は戦車を扱う上で基本なことをすべて把握しなくてはいけない重要なポジションであり…」
みほ「あ~もう喧嘩しないで」
華「ここはひとつ提案どうりみなさんで一通り廻したらどうでしょう?」
沙織「よーし私ができる女だって証明しちゃうもん!」
みほ「あ、あはは……」
優花里でした
でも特に死にたくない
杏「というわけで西住ちゃんの提案で一旦全員の配置を変更して訓練するから」
桃「いくら優勝した後とはいえ気を緩めないように!全員を引き締めろ!」
沙織「ううっ…まさかホントにやるなんて……予習してないよう」
麻子「自業自得だろ?」
優花里「そういえば西住殿はこのような訓練は如何様に?」
みほ「うん。黒森峰でもやっていたけど元々補欠が多いからあくまで最低限の必修科目程度で1、2時間で済んじゃった」
華「やはり強豪校にでもなればそれぐらいの余裕ができるのですね」
みほ「それこそ「そんな暇があれば専門職を極めろ!」って感じで息がつまりそうだったよ」
その頃黒森峰では…
エリカ「お、重い!」
モブA「先輩遅いですよ!早く装填してください!」
エリカ「そ、そんなこと言ったって……これ重いし……」ゴロン
エリカ「あっ!」
同級生A「逸見!弾落とすな!危ないだろうが!」
エリカ「ご、ごめん」
一同「(こいつは……)」ギロ
エリカ「ううっ…」
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__
_
モブB「隊長またですか…」
同級生B「これで8回目ですよ。エンスト」
まほ「くっ」
モブC「あと敵車両見つけたら突撃する変な癖やめてください。なんで車長の時は冷静に的確な指示出せるのに、
操縦手になったら世紀末モードになるんですか?」
まほ「だ、だって興奮しちゃうんだもん///」
モブD「いやそういういいんでマジで。ほれはよエンジン起動して。早く!」
まほ「う、うん」
華「それで、どういう配置の交換になるのですか?」
みほ「えっと、とりあえずチームごとに自由に決めていいらしいから、私たちは初めて搭乗したとおりでいいんじゃないかな?」
優花里「ということは…
・車長=武部沙織
・装填手=西住みほ
・砲手=秋山優花里
・通信手=冷泉麻子
・操縦手=五十鈴華
こんな形でしょうか?」
麻子「私はあの時途中参加で操縦を始めたから消去法で通信か…」
沙織「」
華「さすがにもう蹴られることはないでしょうが上手くできるのでしょうか……」
沙織「」
みほ「そんなに堅くならなくても大丈夫だよ。あくまで訓練と遊びみたいなものだから」
沙織「」
優花里「アレ?武部殿?」
沙織「え?な、なに?」
華「なにやら典型的な絶句の口の形をしてらっしゃいてましたよ」
沙織「そ、そうかな?。気のせいじゃないのかな五十鈴君!」
麻子「まぁ想像はつく」
沙織「別に「みぽりんに比べたら」とか「あの時の?」とか全然思っていないんだからね!」
みほ「え~と……」
一同「………」
沙織「すいませんマジ無理っす!」
麻子「だろうな…」
沙織「だってムリだって!みぽりんだよ!?あのみほ様の代わりだよ!?私じゃ役不足だって」
麻子「そんなこと聞かなくたって解っている。あと役不足じゃなくて力不足な」
優花里「まぁたしかに、車長は基本から応用まで戦車の運用を正確に把握しないといけませんし、乗員の練度も把握しないといけませんからね」
優花里「おまけに総指揮の隊長ともなれば他の敵味方の戦車の性能、配置と地形、戦術の判断力など覚えることがいっぱいありますから」
華「即興でできるものじゃありませんね」
沙織「追い打ちかけなくたっていいじゃん!……ムリなのは自分が一番わかっているよ」
みほ「そんなに気を張らなくたっていいよ。あくまで「自分の向き不向きを探す訓練」だから」
沙織「ううっ…みぽりんの優しさが心に染みる……」
みほ「それに今回は味方の車両も敵車両として参加するバトルロワイヤル形式だから戦術は気にしなくてもいいよ」
華「みなさんも慣れない配置で最初は動かすのがやっとでしょうし」
優花里「そういえば他のみなさんどんな配置になるんでしょう?」
麻子「案外いつも以上の実力発揮できたりな」
みほ「とにかく沙織さんも頑張ってやろう?私たちも頑張るから!」
沙織「……うん分かった!」
そのころプラウダ高校では……
カチューシャ(操縦手)「足が届かない!」
カチューシャ(装填手)「おもい!こんなに重い砲弾考えた奴馬鹿じゃないの!?」
カチューシャ(通信)「だからここはこうしてあ~なって!……」
現車長(隊長それ自分の仕事です……)
カチューシャ(砲手)「ムキぃぃぃぃぃ!!!なんで当たんないのよ。!かーべーたん!あんた精度悪すぎ!」
一同(この人は……)ハァ
ノンナ(どうしてもKV-2で訓練したいというからわざわざ配慮してもらったというのに隊長たら……」
ノンナ(でも見た目通りの幼いわがままの隊長かわいい///)
ノンナ「さてとわたしも乗り込まねば。よいしょっと」ガッ
ノンナ(操縦手)「乗れない……」
T-34(ノンナだから乗んなってかwやかましいわwww)
みほ「それじゃあ始めようか」
沙織「え~とアレがこうなってこれがどうこう…」
麻子「さっさとはじめるぞ」
優花里「久々に砲手を任されてドキドキします!」
華「ドリフトドリフトドリフト」ブツブツ
沙織「え~いこうなったらヤケだ!パンツァーフォー!」
麻子(そういえば交信する相手がいないんじゃ本格的に暇じゃないかわたしは……)
ゴゴゴゴゴゴゴ
とりあえず今日はここまでです
ぶっちゃけあんまり先考えてない
沙織「まずは前進!そして索敵!」
華「張り切ってますね沙織さん」
優花里「よい傾向であります!車長の士気あっての戦車ですから」
みほ「武部さん無理しないでね」
麻子「問題はやる気と実力が比例するかどうかだが……」
華「わたくしも頑張らなくては…ドリフトドリフトドリフト」ブツブツ
優花里「五十鈴殿。先ほどからなにやら不吉なこと口走ってますが?」
華「わたくし麻子さんのドリフトにすっかり感化されてしまいアクティブな運動に興味を……」レイプメ
麻子「いくらなんでも履帯を千切れる程のドリフトじゃ訓練にならないぞ」
華「…!ッ。そうですね。わかりました」ショボーン
優花里「五十鈴殿一体何を期待してたのでしょう?」
みほ「わ、若気の至りかな?…」
麻子「そのセリフは年寄り臭いぞ」
沙織「?。アレって……」
[カバさんチーム]
エルヴィン(操縦手)「はっははは!たまにはポジションを替えるというのもいいものだな!」
おりょう(装填手)(砲弾重いぜよ)
カエサル(砲手)「この大洗の斬り込み隊長(自称)カバさんチーム!。決して遅れを取るものか!」
左衛門佐(車長)「待て。何やら聞き覚えのあるエンジン音が…」
キュルキュルキュルキュルゴゴゴゴ
左衛門佐「ゼ、ゼロ距離で!」
エルヴィン「は、反転を…」
「はっしゃ」
ズドーンッ!!!
歴女s「ぎゃあああああああああああああ!?」シロハタアゲ
蝶野教官「カバさんチーム。行動不能!」
おりょう「い、一体なにが!?」
カエサル「まさかあのチームに奇襲を受けるとは……」
エルヴィン「油断大敵」ムネン
左衛門佐「一番大丈夫だと踏んでいた相手に討たれるとは!」
丸山(車長)「次弾装填。もくひょう。次…」
桃(操縦手)「ここがおまえの死に場所だぁ!」
柚子(砲手)「桃ちゃんなんでそこで突撃!?」
杏(車長)「いや~ブレないね河嶋w」
柚子「会長ッ!なんで止めないんですか!?。というかなんでいつもの定位置なんですか!?」
杏「だって河嶋の面白いとこ一番観れるじゃん」
柚子「それじゃ訓練にならないじゃないですかぁ」ナミダメ
桃「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!! 」
柚子「いやぁあああああああああ!!!」
杏「なんかどっかで聞いたことのあるようなセリフだな」
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_____
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優花里「ブシュン」(* >ω<)゙;`;:゙;
みほ「優花里さん風邪?」
優花里「いえ大したことなです」(なにやら先程から悪寒が)
沙織「もたもたしないで!生徒会チームがまっすぐこっちにくるよ!」
麻子「なに考えてるんだ、あいつらは……」
華「なにやら操縦手の方が暴走してらっしゃる様ですが」
華「とりあえずどうしましょう?」
麻子「…う~ん」
沙織「相手はヘッツァー。右側に砲身があるから敵の左側を回って側面を撃つよ!」
沙織「華!、頼んだよ!」
華「了解です」
沙織「みぽりんとゆかりん、近づく間牽制射撃!装填のタイミングに気を付けて!」
みほ「わかりました」 優花里「了解であります!」
沙織「麻子は機銃で牽制……って麻子!?」
麻子「Zzzzz」
沙織「麻子ぉおおおおおお!?寝るな!!!」
沙織「なに寝てんのよ!あんたは!」
麻子「だって交信する相手がいないんじゃやることないじゃないか」
沙織「機銃があるでしょうが!それに通信手は無線機の状態も面倒みなきゃいけないの!」
優花里「無線機は戦場の重要な生命線ですからね。無線機がなければ随伴する戦車の指揮もできません」
優花里「現代こそ性能が向上して車長が通信手の役を兼任できるようになり配置が廃絶されましたが、旧式の戦車ではその限りではありません」
みほ「指揮する手段が有ると無いとでは大違いだもんね。壊れたりしたら致命傷だよ」
華「やはりここは麻子さんにがんばっていただくしかありませんね」
麻子「そこまで言われたらやるしかないな」
沙織「よし!気を取り直して行軍射撃!」
とりあえずここまで
なかなか進まない・・・
[アヒルさんチーム]
・1巡目
典子(砲手)「根性ーー!!」
妙子(車長)
忍(通信手) 「「「根性ーー!!」」」
あけび(操縦手)
ナカジマ(砲手)「あ、八九式だ。撃っちゃえ」
スドーッン!
バレー部s「うわあああああ!?」
・2巡目
典子(操縦手)「根性ーー!!」
妙子(砲手)
忍(通信手) 「「「根性ーー!!」」」
あけび(車長)
ねこにゃー(砲手)「これぐらいなら僕でも狙える」
ズドーッン!
バレー部s「ぎゃああああああ!?」
・3巡目
典子(通信)「グスン……。こ、根性ーー!!」ナミダメ
妙子(操縦手)
忍(車長) 「「「根性ぉ……」」」
あけび(砲手)
そど子(砲手)「遅いなぁ。発射!」
ズドーッン!
バレー部s「あべしいいいいい!」
典子「……ガンバレバレー部」
*結論:根性限界論
沙織「発射!」
ズドーッン!
みほ「う、装填します!」
優花里「発射スタンバイ!」
ガコーン
みほ「装填完了!」
優花里「下方修正、微調整……」
華「優花里さん様になってますね」
麻子「伊達に戦車マニアやってないからな」
華「しかしみほさんは何やらお辛そうですね」
麻子「全速力で走る戦車の中で重い砲弾もって装填じゃ勝手が違う」
華「揺れる中では落ち着いて作業できませんからね。普段から作業している方と一緒というわけにはいけません」
沙織「距離500!」
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桃「撃って撃って撃ちまくれーーー!」
柚子「ムリだよ桃ちゃん!こんなに搖れているんじゃ!…」
桃「桃ちゃん言うな!」
杏「あ~ヘッツァーって装填しづらいんだよね~」ヘラヘラ
桃「気合だ気合だぁああああああ!」
柚子「もぉヤダ……」
____________
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___
華「五秒で敵側面!」
沙織「発射用意……撃て!」
ズドーッン!
桃柚子「「うわあああああああ!?」」シロハタアゲ
蝶野「カメさんチーム行動不能!」
杏「いや~やられちゃったねw」
柚子「桃ちゃんもう少し落ち着いてできない?」
桃「時には全力投球で立ち向かわなければならない時があるのだっ!」
杏「それ負けたあとに言う?」
桃「うぐっ」
杏「あれだね。河嶋ハンドル握ると豹変するタイプだね」
柚子「ですね」
桃「ぐぬぬ」
杏「これからは間違っても河嶋にハンドルを握らせないこと。勉強になったね」
柚子「桃ちゃん落ち込まないで?」
桃「だから桃ちゃんいうな!」ナミダメ
沙織「やった…。やったよみぽりん!」
みほ「うん。がんばったね沙織さん」
麻子「やれやれ気苦労が絶えない」
優花里「見事な指揮能力でありました武部殿!」
沙織「そんなことないよ。みんなのおかげだよ」
華「しかし死角に回り込むことを提案したのは沙織さんですよ」
優花里「そうであります!。敵戦車の特性を把握した武部殿のおかげで安全に撃破できたしだいであります」
沙織「そんな私なんて……ゆかりんとみぽりんの腕と華の操縦のおかげだよ」
麻子「おいわたしは?」
え~ととりあえず何かと忙しいのでここまで
時に質問なんだけど
今別のSSネタを構築していて息抜きというか気分転換を兼ねて書こうか迷っている
もちろん今書いているSSも必ず完結させる
そこでアンケート
1.今書いているSSを完結させてから書く
2.並行して書く
→その一 みほ「野生の戦車が暴れ回っている?」
その二 杏「戦車道連盟が新しい娯楽を希望?」[安価]
いずれにしてもいつかは書く
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麻子「」プクー
沙織「そんなに怒んないでよ麻子」
麻子「わたしだって寝ないで機銃で牽制したんだぞ」プイ
優花里「そうであります。主砲で照準合わせるために機銃で目安をつけるのが常識です!」
華「機銃といえば人に向けて撃つイメージがありますが、そんな働きがありましたね」
沙織「ごめんごめん。普段麻子に痛いとこ突っ込まれているから意地悪したくなっちゃたんだ」
麻子「…ふん」
みほ「それじゃあどうする?。一旦配置を替えてみる?」
沙織「うん。車長のプレッシャーっていうのを痛感したし今度は違うポジションで頑張りたいな」
麻子「じゃあ一旦降りるぞ」
みほ「う~腕がパンパンだよ…」
優花里「西住殿大丈夫でありますか?」
みほ「うんなんとか、ははっ明日は筋肉痛かな」
沙織「砲弾ってそんなに重いの?」
優花里「24口径の徹甲弾で6.8kgあります」
沙織「ろ、6.8!?」
麻子「今知ったのか」
華「お米5キロより重いと考えると相当ですね」
みほ(なんで例えが真っ先にお米なんだろう?)
優花里「そりゃ掻い摘んでいえば戦車といえば何十トンという鉄の塊ですからね。破壊するのにも相当なエネルギーが必要です」
麻子「半端な大きさじゃ役に立たないってことだ」
みほ「そう考えると戦車の大型化は仕方ないもんね。弾も大きくなって、それが何十発になって、反動に耐えるように重さも増して」
華「初期のような小型の戦車では力不足も頷けますね」
優花里「そういう意味では八九式に乗るバレー部チームはすごいです!」
麻子「本人たちには黙っておこう」
沙織「」
沙織(どうしよう「弾込めるだけって」って言っちゃったけど相当キツイんじゃないかな)
沙織(というかゆかりんって普段そんなに重いもの持っては込めて持っては込めてを繰り返していたの?)
沙織(それになんだか戦車の運用がどうやら言ってたような)
沙織(大丈夫かな。ていうかこの流れだと……)
麻子「じゃあ次の装填手は沙織だな」
沙織「え!」
麻子「弾込めるだけならできるんだろ?」ニヤッ
沙織(せ、先手を取られたぁぁぁぁぁ!)
そのころサンダース大学付属高校では…
ケイ(砲手)「あはは。なかなか当たんないね」
クラスメイトA「ケイってテストの山当てるのはうまいのにね」
ケイ「お、上手いこと言うねぇ」
「「「「「HAHAHA」」」」」
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ナオミ(通信手)「え~とそこはそうしてこうして」ゴニョゴニョ
現車長「停止!発射!!」
ズドーッン!
ナオミ「え?よ、よく聞こえない?だ、だからここはこうで」ゴニョゴニョ
現車長(ナオミって通信手だと一気に口下手になるのよね)コソコソ
現砲手(実は普段から口数が少ないのって単に口下手なだけとか?)コソコソ
現装填手(クール系装って誤魔化してるんだね。かわいい」
ナオミ「き、聞こえているぞ!」
「「「す、すいません!」」」
ナオミ「うう…///」
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装填手(車長)「た~いちょ~う早く弾込めてくださいよ」ニヤニヤ
アリサ(装填手)「ちょ、ちょって待って。弾が…取りずらい…!」
砲手(通信手)「大洗戦の時、しつこく催促したんですからすぐにできてとうぜんじゃないですか~」ニヤニヤ
操縦手(砲手)「わざわざ無線盗聴器もって惨敗しちゃった分の責任身をもって知ってくださいよ~」ニヤニヤ
アリサ(こいつら覚えてろよ!)ナミダメ
華「あの~装填手はわたくし、やってみたいのですが……」テ アゲ
沙織「え?華…?」
みほ「どうしたの?。華さんが装填手なんて…」
華「実は以前から優花里さんの装填に思うことがあって…」
優花里「え!?。そ、それはわたしでは不備があると」レイプメ プルプル
華「違います!違います!。…砲手であるわたくしがその都度、弾を撃てるのは装填手があってのことです」
麻子「兼任して自力でもできなくはないが効率はガタ落ちだろうな」
華「はい。そこで優花里さんが普段どのような気持ちで装填を行っているのか、その気持ちを自分で確かめたいんです」
華「優花里さんの苦労を一番理解して差し上げるのはそれが一番だと思ったもので……」
優花里「い、五十鈴殿」ジーン
みほ「……そうだね。それじゃあ配置は思い切って…
・車長=冷泉麻子
・装填手=五十鈴華
・砲手=武部沙織
・通信手=秋山優花里
・操縦手=西住みほ
こんな感じで」
麻子「おいこれって……」
華「なにやら…本当に、思い切りましたね……」
沙織「砲手か…ゆかりん家に遊びに行ったとき、本格的なゲームをやったからまったく未経験じゃないかな?」
優花里「西住殿、操縦は苦手だったのでは?」
みほ「私もがんばらなきゃって思って。苦手の克服を避けてきゃダメだと思ってたから」
みほ「この訓練だって改めて自分のダメなとこと誇れるところを再確認したくって提案したんだもの」
沙織「みぽりん…」
みほ「だから頑張ろう!。みんな一緒ならやれるよ!」
今日はここまで
その都度呼称やら戦車の性能やら調べるのが大変
ベテランSS作家ってすごいね
ところでⅣ号戦車の砲弾の重さってこれでよかったんだっけ?(すっとぼけ)
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みほ「久しぶりだなぁ、この感覚」
麻子「座敷が高い…」
沙織「ゲームと同じ感じ……って訳にはいかないか」
優花里「そういえばどうして西住殿は操縦が苦手なんですか?」
みほ「う~んなんというか戦車の挙動が把握できないというか、自分の感覚と環境への感覚が食い違うというか」
華「どういうことでしょう?」
麻子「技量の問題じゃなくて感覚の問題なんだろう?」
優花里「つまり空間認識能力が劣るということなのでしょうか?」
みほ「そんな感じなのかな……お母さんにも操縦に関しては同じこと言われたけど自分ではよくわかんないや」
沙織「ねぇその空間……なんとかって何?」
麻子「空間認識能力、立体把握能力ともいう」
麻子「三次元の物体の位置や間隔、大きさや状態を正しく理解できる脳感覚だ」
麻子「ボールを投げるときどこに跳ぶかイメージしたり、地図に描かれている地形を想像したりと生活にはなくてはならない能力だ」
沙織「え?でもみぽりんって車長で隊長なんだからそういうの大丈夫なんじゃ?」
みほ「えっと、指示するだけならともかく、なにかをしながらだと勝手が違うみたいで……」オドオド
華「車を運転しながら携帯電話で会話するようものですね」
沙織「どっちちかずになっちゃうもんね」
優花里「つまり一度に複数のことが困難ということですね」
麻子「将来車の免許とるのも一苦労だろうな」
みほ「そ、そこまで言わくても…」
麻子「でも確か運動神経が高い人間は空間認識能力も高いという話だったが…」
華「スポーツをしてらっしゃる方には必然的な能力ですもんね」
沙織「みぽりんって決勝戦の時ウサギさんチームの戦車に跳んだよね。5mぐらい」
優花里「去年の黒森峰の決勝戦も濁流の中泳いで救助していましたよね」
みほ「うっ///」
華「後の茨●新聞のインタビューでも「強さの秘訣は運動神経なんですね?」と冗談半分で聞かれてましたよね」
みほ「うう///」
沙織「ダイジョブ!。ちょっとへっぽこにぐらいの方が男子にモテるよみぽりん!」
みほ「へ、へっぽこじゃないよ~!///」
お久
最近リアルで忙しくて書いてなかった
正直スマナかった
今日の九時~十時に再開
言い忘れていた
教習所卒業したそ!
うぉおおおおおおおおおおお!!!!
うっれしぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!
みほ「と、とにかく早く乗ろう!」
華「それもそうですね」
麻子「それはいいが私が車長とかお門違いもいいとこじゃないか…」ブツブツ
優花里「通信手!、現状やることは少ないですが頑張ります!」
沙織「みぽりん、後でへっぽこ女子の嗜み教えてあげるからね!」
みほ「だ、だからへっぽこじゃないよ~!///」
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沙織「おおぉ!。砲手ってこんな目線で戦っていたんだ!」
麻子「やっぱり明るい…」
優花里「実は機銃は初めて扱います!」
華「砲弾って本当に重いんですね」
みほ「うう、操縦桿重い」
麻子「さっさと行くぞ。パンツァーフォー」
「「「「パンツァーフォー!!!!」」」」
みほ「え~とここをこうしてえ~と……」
優花里「に、西住殿!、そのままいくと沼に落ちますよ!」
みほ「ご、ごめん!。今度は左に…」
麻子「今度は木にぶつかるぞ」
みほ「わわっ!じゃ、じゃ全速右後退!」
華「みほさん!なぜ!?」
沙織「このままじゃ結局沼行きだよ!」
沼「バッチコーイ(ぐへへ、三突ちゃんいなくなって寂しかったんだ)」
ドポーン!!
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