男「安価で妹でも愛でるか」(436)


妹を愛でる事を目的とした安価スレ

NG行為は特に無し

不定期更新

妹の人数を1人~10人の中から選んでください
>>3


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364382201

12人じゃ駄目ですか

10

>>12
多すぎて書けなくなりそうで……



長女「お兄ちゃん」

男「何」

長女「アイス買って来て」

男「面倒臭いから嫌だ」

長女「私チーズケーキ味」

三女「チョコアイス!」

男「行かねぇから」

長女「可愛い妹が頼んでるのに?」

男「かわいい妹は兄をパシリにしない」

三女「ちょーこーあーいすー」ゴロゴロ

男「オイ、暴れんな」


妹に名前つける?
>>+2

蒲公英とか花の名前でつける

>>2だった 
何で12って書いたんだ……

9時までレス無かったら
>>6でいきます



蒲公英(長女)「オーケー。つまりお兄ちゃんは可愛い妹と出かけたい訳だね?」

男「まぁ、一緒に行くならアイス買ってやってもいいぞ」

蒲公英「そうだね。お兄ちゃんは彼女もいないし、女の子と歩く機会なんてそうそう無いもんね」

男「失礼すぎるだろ」

蒲公英「1万円払うなら一緒に出かけてあげてもいいよ」

椿(三女)「アイス買ってくれるなら行く」

蒲公英「!?」

男「じゃあ二人で行くか」

椿「うん」

蒲公英「……」



男「じゃあ行ってくる」

蒲公英「ストップ」

男「何だ」

蒲公英「私も一緒に行ってあげてもいいよ」

男「行ってきます」スタスタ

蒲公英「ストップ!ミニストップ!」

椿「私はローソン派」

男「俺はファミマ派」

蒲公英「どーでもいいよ!」

男「一緒に行きたいのか?」

蒲公英「アイス食べたいだけだけだから。一緒に出かけたい訳じゃないから」

男「……」

椿「じゃがりこも食べたい」


連れてく?
>>+2



男「よいしょっと」ヒョイ

蒲公英「うわっ、何!?」

男「お姫様抱っこ。お前もおんぶするか?」

椿「する」

蒲公英「いくら妹でもこれが許される歳じゃないよ!」バタバタ

男「暴れるな。椿が落ちる」

椿「私はギリギリセーフだと思う……おんぶだし」

蒲公英「はずかしい……この世から消え去りたい」

男「じゃあ、行こう」

蒲公英「出来るだけ人通りの無い所通ってよ!?」




――コンビ二


蒲公英「死ね。変態が」

男「何拗ねてんだ」

蒲公英「死ね」

椿「ねぇ、兄ちゃん」

男「アイス決めたか?」

椿「この箱何?」

男「この箱……?」

男(コンドームだ……)

男「……」チラッ

蒲公英「……ちょっと向こう見てくる」フイッ

男(逃げた……)

椿「何なの?」

男「えっと……>>+2」


(妹の名前に何か使ってほしい花の名前があったら教えて下さい)


男「大人になったら欲しくなるよ 」

椿「大人になると……?」

男「そ、それよりもアイス選ぼう!」

椿「チョコアイス!」

男「えーと……10人分買わないと喧嘩が起こるからな……」

男(次女が抹茶で四女が苺……五女がバニラで……)

蒲公英「チーズケーキアイスが無い……!」ガーン


――
―――
――


男「ただいまー」

桜(次女)「おかえりなさい」


桜「コンビ二に行ってたんですか」

男「おう、アイス買って来た」

桜「じゃあ、仕舞ってきますね」

男「頼む」

蒲公英「聞いて。お兄ちゃんが私に羞恥プレイを強要してきた」

桜「えっ」

男「してない!」

椿「兄ちゃん、アイス半分交換しよう」



男「半分って……俺、ガリガリくんだし」

椿「!!」

男「…………」

椿「そういえばそうだった……」

椿「じゃあ、仕方無いね……」

男(何かすごく落ち込んでるぞ……)

どうする?
>>+1



男「あ、ちょっと待ってろ」

椿「………」






男「ほら、半分に切ったからやるよ」

椿「おぉ……かしこい……ありがとう」

男「いえいえ」

椿「ソーダー味も美味しい」ペロペロ

椿「あ、当たりだ」

男「マジで?」



男「ガリガリくんは安いのに美味いなぁ」シャクシャク

椿「このキャラクターで損をしている気もする」

桜「兄さん、兄さん」

男「何だ?」

桜「兄さんは彼女いないんですか?」

男「彼女?」

椿「私も興味が有る」

男「……>>+1」



男「・・・本当に聞きたいのかい? 後悔しても知らないよ・・・」

桜「こ、後悔……?」

椿「そんな言われ方をすると逆に気になる」

桜「いえ、やめておきましょう」

男「結構アッサリだな」

桜「人間言えない事の一つや二つあるでしょうから……」

椿「実は女の子……とか?」

男「それはない」



桜「私は兄さんが変態でも嫌ったりしませんから……」

男「お前の中でどういう結論に落ち着いたんだ!?」

蒲公英「お兄ちゃん、うるさい」

男「納得いかない」

蒲公英「うるさかったお詫びに何か面白い事して」

男「もっと納得いかない」

蒲公英「じゃあ何か暇つぶしになるような事して」

椿「声でガラスを割るやつが見たい」

桜「そんな無茶な……」

男「ほんとに無茶だ」


どうする?
>>+1


男「鼻からスパゲッティ出すことは出来るけど 流石に声でガラスを割ることは・・・」

蒲公英「汚い」

椿「見たい」

桜「やめて下さい」

百合(四女)「お兄ちゃん鼻からスパゲッティ出せるの? すごーい」

男「もう10本一斉に出せるし」

蒲公英「そんな事されたら兄妹の縁切りたい……」

椿「テレビに出れる?」

桜「鼻からスパゲッティでテレビなんて嫌ですよ……」



百合「そんな事よりお兄ちゃん」ギュー

男「どうした?」

蒲公英「お兄ちゃんにくっつくと変態がうつるから離れなよ」

男「うつらねーよ」

百合「私、ペット飼いたいなぁ……」

男「げっ」

椿「ペット……猫を所望する」

桜「私はインコがいいですね」

蒲公英「犬しかないでしょ!」

撫子(五女)「…………うさぎ」

椿「猫は、可愛い」

桜「インコは喋るんですよ!」

男「静まれ!」



百合「じゃあ何ならいいの?」

蒲公英「犬だよね!?」

桜「インコ飼いましょうよー」

椿「猫」

撫子「……いっそ全部」

男「無理だから!」

百合「ねぇ、ペット飼いたい~」ギュー

男(もしかして色仕掛けのつもりなのか?)

男「>>+1」



男「ここはジャンケンだ!」

百合「ジャンケンで飼ったらリス飼ってもいいの?」

男「その代わり、一回目で勝負が決まらなかったら無しだ」

蒲公英「ケチ!」

男「ケチじゃない!30秒以内にやらなきゃ無効! いーち、にー」

桜「くっ、負けません……!」

蒲公英「柴犬……柴犬……!」

撫子「じゃあ……さいしょはぐー」




椿「猫の勝利」

男「一発で……」

桜「うぅ……インコ……」

蒲公英「何で……?」

椿「猫の力」

男「すげぇな猫」

百合「やる気なくすー。お兄ちゃんの膝かたいしー」グデー

男「文句があるなら枕にするな」



百合「お兄ちゃん、リス嫌いー?」

男「別に嫌いじゃない」

百合「じゃあ私は?」

男「別に嫌いじゃない」

百合「お兄ちゃん、ここにいる妹で誰が一番好き?」

男「ええ……?」

蒲公英「私の事そういう目で見てたの!?変態!」

男「まだ何も言ってないだろ!」

撫子「……強いて言えば?」

男「>>+1」


男「ないしょ」

蒲公英「私か……」

男「ないしょだって」

百合「私はお兄ちゃんの中でお兄ちゃんが一番好きだよ」

男「一人しかないからな」

桜「あ、そろそろ昼ご飯にしましょうか」

椿「カレーがいい」

桜「丁度カレーですよ」



桜「兄さん、まだ寝てる子起こしてきてください」

男「ん」











桔梗(八女)「Zzz」

男「さて……コイツ寝汚いからな……」

どうやって起こす?
>>+1



男「……」ギュム

桔梗「……んん……」

桔梗「……」スーハー

男「口が開いただけで起きねぇ」

桔梗「……んぅ」


どうする?
>>+1



男「……」ダラー

桔梗「んん……んんー?」

桔梗「……」ゴクン

男「飲んじゃったよ」

<やっぱり私が起こしましょうかー?

男「ううむ……」


どうする?
>>+1


男「頼むー!」

桜「はい」

桜「起きてくださいー」ユサユサ

男(普通の起こし方だ)

桜「ほら、はーやーくー!」ギチギチ

桔梗「いたたたたた耳とれちゃう耳とれちゃうぅうう!」

桜「さぁ、冷めるので早くご飯を頂きましょう」

桔梗「乱暴者~!!」

男「耳ってあんなに伸びるのか……」



男「いただきまーす」モグモグ

撫子「四人……足りない……」

蒲公英「出かけてるからね」

椿「何で下の子の方が活発な子が多いんだろ?」

桔梗「ちょっと辛い……」

桜「じゃあ、飲み物は牛乳にしましょうね」トクトク

桔梗「うぇ……牛乳嫌い」

百合「桜お姉ちゃんって料理上手だよねー」モグモグ

桜「そうですか? ありがとう」

百合「きっと良いお嫁さんになるよー。ね、お兄ちゃん?」

男「>>+1」



男「ん?ああ、そうだな…どこに嫁に出しても恥ずかしくはないな」

桜「そ、そうですか?」テレ

椿「相手はいるの?」

桜「……まぁ、そんな事はどうでもいいでしょう」

蒲公英「そういえば、今までそういう浮ついた噂一度も無かったよね」

撫子「……美人なのに」

百合「胃袋掴みたい相手がいなきゃ料理スキルも意味無いか~」アハハ

桔梗「行き遅れるってやつ?」

桜「……」



桜「……この家と添い遂げます」モグモグ

蒲公英「あ、ごめん。拗ねた?」

椿「おかわり」

桜「はいはい……」

男「ご馳走様」

桔梗「早いね」

男「そうか?」






男「さて、腹いっぱいだ……」

椿「ふっ……うぅ……!」

<ナンデヤネン!

百合「あははははは!」

桔梗「あー……」<マンマミーア!

男(蒲公英は自分の部屋、桜は食器洗い、椿は筋トレ、百合はテレビで、桔梗はゲームか……)

男「暇だな……」


どうする?
>>+1




――台所


男「手伝うぞ」

桜「あ、ありがとうございます……他の子は?」

男「蒲公英は自分の部屋、椿は筋トレ、百合はテレビで、桔梗はゲームしてる」

桜「……」チラ

撫子「……」(男の背後にくっついている)

桜(そういう遊びなんですね……)



桜「じゃあ、洗った拭いて下さい」

男「了解」

桜「………」ジャー

撫子「……」

男「……」キュッキュッ

桜「……あの」

撫子「……」

男「ん?」

桜「私、そんなに可愛くないと思うんですが、ちゃんとお嫁に行けるでしょうか……」

男「>>+1」


男「何言ってるんだ? 桜は可愛いぞ?」

桜「でも……」

男「大丈夫、大丈夫。嫁の貰い手くらい直ぐあるって」

男「大体まだそんな事で悩むのは早いと思うぞ」

桜「そうですか?」

男「そーそー」

桜「……そーですか」

桜「……あ、これで終わりです」ジャー

男「おっけー」キュッキュッ

撫子「……」

桜(いつまでやってるんだろう)



撫子「……ねぇ」

男「うわ! 気がつかなかった!」ビクッ

撫子「……ずっといた」

男「えっと、何だ?」

撫子「……>>+1」

>>54
なでしこだったのか!

>>55 なでしこです


撫子「……だっこ」

男「だっこ? よいしょっと」ヒョイ

男(お姫様抱っこの事か?)

男「これでいいのか?」

撫子「……いい。あとは私がドレスで兄さんがタキシードを着てれば完璧……」フフフフ

男(結婚に憧れる歳なのかな……)

撫子「……このまま部屋まで戻る」

男「おう」




男(前が見辛い……)

百合「あっ、それ。いいな~!」

撫子「……私の」ドヤ

百合「私もしてほしいなー」

男「ん、あぁ、いいぞ。撫子一回降りて……」

撫子「……だめ」ガシッ

男「ん?」

撫子「……私以外にしたらいけない」

百合「えー、私もして貰いたいのにぃー」

撫子「…………」

男(すごい力でしがみついてくる)



どうする?
>>+1



男「じゃあ百合はおんぶで妥協してくれ」

撫子「……」ム

男「ん?『だっこは』撫子にしかしちゃダメなんだよな?」

撫子「……そういう意味じゃ」

百合「いぇ~いおんぶー!」ピョン

男「おおうっ!?」グラッ

撫子「ひゃっ」

男「……くっ、も、持ち直した……!」ピタッ

撫子「……」

百合「撫子ちゃんのほっぺが河豚だ~♪」ツンツン



撫子「……もういい」スッ

百合「降りるの? じゃあ私もいいや~」ヒョイ

撫子「………………」

男(お、怒ってるのか?)

桔梗「あ、兄ちゃん」

男「何だ?」

桔梗「寝てる時、ボクに何かした?」

男「な、何で?」

桔梗「なんとなくなんだけど、何か口の中に違和感があったような気がして……」

男「>>+1」



男「き 気のせいだろ!」

桔梗「気のせいかー……」

男「う、うん。絶対気のせいだ!」

桔梗「うん、そっか。そうだよね!」

男(寝てても違和感とかあるのか……)ドキドキ








男(さて、ちょっとしたピンチも切り抜けた……)

男(珍しく今家にいる妹は全員自分の部屋にいる)

男(俺の家広いな……)


どうする?
>>+1



男「よし、みんなで千と千尋見るか」





~鑑賞後~


蒲公英「何時見てもハクはイケメンだなぁ……お兄ちゃんと違って……」

男「俺と比べる必要無くね?」

桔梗「ハクが龍の姿かっこいいよね」

百合「私、ハウル派~」

桜「私はアシタカが好きですね」

椿「草壁タツオ」

男「誰だっけそれ……?」

撫子「……私は、兄さんが一番」

男(そんなキャラいたっけ?)



葵(七女)「ただいまー」

桜「あ、おかえりなさい」

椿「何してきたの?」

葵「サッカー。あー、すっげぇ、足疲れた。床さいこー」ゴロゴロ

桔梗「運動なんて好んでやる人の気がしれないよ」

蒲公英「身体動かすと結構、ストレス発散になるけどねー」

桜「運動……はぁ……」

百合「そーいえば、桜お姉ちゃんって運動音痴だったよね~」

撫子「……人間、誰だって欠点は有る」

葵「あー、兄貴。足揉めよ」ゲシッ

男「いてっ」

桜「人を蹴るんじゃありません!」

葵「あーにーきー」グリグリ

男「……」


どうする?
>>+1



男「解った、解った。揉んでやる」

葵「流石、話が解るぜ」

男「……」スッ、サワサワ

桔梗「なんか兄ちゃんの手付きキモいよ……!」

男「普通に揉んでるけどな」モミモミ

葵「あ゛ー……きもちい゛ー……」

百合「地獄の底から這い上がってきたみたいな声だねー」

椿「例えが全然解らない」

男「……足綺麗だなー。小麦色ですべすべ」モミモミ

葵「おい、微妙にケツ触ってんだけど」

蒲公英「お兄ちゃん、腕疲れるでしょ。マッサージしてあげる」ギリギリ

撫子「……私も」ギリギリ

男「いててててて、腕が千切れるっ!ちょっ、助けて!」

桜「嫌です」



男「普通に妹の足マッサージしてただけなのに……」

蒲公英「手付きがいやらしかった」

男「そんな事無ぇよ。なぁ?」

葵「いやらしくないかいやらしいかで言えばいやらしい手付きだった」

男「そーかー……?」

百合「男の子だもんねー。妹でもこんな可愛い子が沢山いたら間違い起こすよねー」ハハハ

椿「間違いって何……?」

桔梗「さぁ……?」

桜「…………」

撫子「…………」

蒲公英「…………」

男(何か3人くらい俺の好感度超落ちてね?)


どうする?
>>+1



男「ちょっと出かけてくる……」









~カラオケ~


男「俺はただ、ちょっといやらしく妹の足を揉んだだけなのに……!」

男「何であそこまで冷たい目で見られなきゃいけないんだ……!」




男「熱唱したらちょっと落ち着いた」フゥ

男「カラオケから出た後は眩しいな~……」

男「このまま家に帰るかな~」

男「それともちょっと妹の機嫌とるために菓子でも買うか……」

男「まだ家に帰ってきてない妹でも探して時間潰すか……」

男「どーしようかな」


どうする?
>>+1



男「とりあえず妹でも探すか」

男「春は露出今日とか変人が出るからな~」

男「じゃあ、どこから探そうか……」

鈴蘭(十女)「あ。にぃに!」ダッ

男「直ぐ見つかった。目の前にいた」

鈴蘭「いっしょにかえろぉ~!」

男「おぉ、こっち来い」

鈴蘭「ひぎゃあっ!」ズデンッ

男「おぉ……派手に転んだな……」

鈴蘭「ふぇ……」ジワ…

男(あっ、やべ。泣く!!)

鈴蘭「うぇぇぇぇえぇえぇえぇん……!」



どうする?
>>+1



男「大丈夫か。ほら、絆創膏」スッ

鈴蘭「ヒグッ……でこ、いたいぃ……貼ってぇ……!」

男「両膝もすりむいたな……」

鈴蘭「肘も痛いよぉ~!」

男「何で一回こけただけで全身怪我してんだよ……」

鈴蘭「いたいぃ~……」クスン

男「おんぶしてやるか……よいしょ」

男(さすがに一日に何度もおんぶと抱っこする痛めそうだけど)

鈴蘭「グスッ、ヒグッ……」

男(これ、他の人から見たら幼女誘拐現場だな……)



男「落ち着いたかー?」

鈴蘭「うん……」

男(さて、このままコイツをおぶって帰るか。どこかに寄り道するか……)



どうする?
>>+1

年齢がわからない…

長女・次女…高校生
三女~七女…小中学生
八女~十女…幼保

くらいですか?

>>81正確には決めてないですが、そんな感じです


男「ただいまー」

鈴蘭「ただいまー!」

百合「おかえり~」

撫子「……おかえり」

蒲公英「いやぁぁあお兄ちゃんがロリに手を出したぁ!」

男「違うから!!」

鈴蘭「ろりってなにー?」

桜「大人になったら解りますよ」



男「あの、もう怒ってない?」

蒲公英「お兄ちゃんが妹にセクハラした事?」

男「話が大きくなってる……」

葵「トラウマになったから慰謝料寄越せよ。兄貴」

男「絶対なってないだろ」

百合「鈴蘭ちゃんまた怪我したの~? 大丈夫~?」

鈴蘭「もう痛くないよ~! にぃににばんそーこー貼ってもらった!」

百合「そっか~。お兄ちゃん絆創膏持ってるとか女子力高いねぇ」

男「……じょ、女子力?」

鈴蘭「……ねぇねぇ」

男「ん?」

鈴蘭「にぃにの事にぃにって呼ぶのへん?」

男「>>+1」



男「いやぁ、変っていうか個性は必要っていうか……属性が必要っていうか」

鈴蘭「ぞくせい?」

男「色んなルートを用意しなきゃいけないから……」

鈴蘭「るうと??」

男「えー……」

桔梗「人物における属性は一般的に萌え属性を指すんだよ」

鈴蘭「???」

桔梗「昔から妹という属性は大人気ジャンル。2000年頃から「妹萌え」を
   前面に押し出したソフトが大量に生産されるようになったことで妹萌えというジャンルが確立されたとも……」

鈴蘭「?????」



桔梗「……で、あり……他にもロボット萌えメイド萌えなどが人気ジャンル」

鈴蘭「????」

男(一ミリも理解出来てないな)

桔梗「また、ツンデレ萌え、クーデレ萌え、ヤンデレ萌えなど性格に対する萌えもある」

鈴蘭「全然わかんない……」








男(また暇になったな)

男(誰かに構いに行くか)


誰にする?
>>+1



男(葵の所にでもいくか)

男(兄に足を揉ませた上に慰謝料を請求してくる……)

男(お仕置きしに行くか)






男「葵ー、入るぞー」コンコン ガチャ

葵「んぁ? どーしたんだよ」

男「……」

葵「兄貴?」

男(ふむ……ベッドにうつぶせになりながらジャンプ読んでいる)

男「お前をお仕置きする事にした」

葵「はぁ?」

男(といっても何をすればいいんだ)


どうする?
>>+1

葵の口の中に利尿剤を突っ込み強制的に飲ませた上で、拘束して動けなくする

>>90
それ、愛でてない

>>90>>91
愛で方は人それぞれですから……
ただ、妹がそれを愛と受け取るかも妹によります


男「これを飲め」

葵「何だこれ、薬? 別にどこも悪くねーけど」

男「問答無用!押し込む!」グッ

葵「んぐっ! ……おえっ、よく解んねぇもん飲んじまった」ペッ

男(よし、拘束するか)



何を使って拘束する?
>>+1



男「そして網を張る」

葵「俺は虫か何かかよ」

男「くくく……」

葵「? ……む」モゾッ

男「どうした?」

葵「……便所行きてぇ」

男(ふ~む……。普通に外してやるか)

男(このまま漏らすまで見ておくか)

男(放置するか……)


どうする?
>>+1

(妹の好感度表示とか有った方がいいですか?)



葵「これ、よけてくんねぇ?」モゾモゾ

男「いいか。人の事蹴ったり、あんまり乱暴な態度をとったらいけないんだぞ」

葵「説教は後で聞くから! 漏れるって!」

男「俺以外の年上の男にこんな事したら今度はもっとひどい事になるぞ」

葵「ちょ……解ったからっ!!」

男「よし、解放してやろう」スッ

葵「う~、漏れる~!!」ドタバタ

男(これでちょっとは大人しくなるか?)


男(もう一人くらい構いに行くか)


誰にする?
>>+1



男「百合ー」コンコン

男(あれ? 返事が無い……)

男「まぁいいや。入るぞー」コンコン ガチャ

百合「Zzz」

男「数式の書いてあるノートが机に広げてある……」

男(片手にシャーペン持ってるし、やってる内に寝ちゃったんだろうな)

男(確かに数学は眠くなる。俺はどっちかというと英語の方が眠くなるけど)

百合「ぅぅ…………ん」



どうする?
>>+1



男「タオルケットをかけてやろう」パサ

百合「…………くー……」ニヘラ

男「中々かわいいな」ナデナデ

百合「………おかーさん……Zzz」

男(お、お母さん?)

男(普通こういう場面ではお兄ちゃんじゃないのか?)

男(寂しいんだろうか……)



男の両親は?

1故人
2共働き
3出張中

>>+1




男(そりゃあ、まだまだ親に甘えたい年頃だよなぁ……)

男(まぁ、遺産だけは沢山有るから不自由な暮らしでは無いが……)

百合「……………くぅ」









男(うーん。何とかしてやりたいが、親を生き返らせたりできないし……)

綾目(六女)「…………」ガチャ

男「あ、おかえり。綾目」

綾目「…………」スッ

男(出たー!華麗にスルー!)

桜「おかえりなさい。綾目」

綾目「…………」

桜「ちゃんと手を洗うんですよ」

綾目「言われなくても解ってるから」



男「冷凍庫にアイス入ってるぞ」

綾目「……」

男「冷凍庫にアイス入ってるぞー!!」

綾目「うるさい」

男「聞こえてるなら返事しろよ」

綾目「返事したくないから、話しかけないで」

桜「綾目っ!」

綾目「……自分の部屋行くから、ついてこないで」スタスタ

桜「………………」

男「………………」

桜「……反抗期、でしょうか?」

男「さぁ……」


どうする?
>>+1


男「まぁ、暫くそっとしておこう」

桜「はぁ……」

椿「綾目がいらないならアイス食べたい……」

男「妹のを取るなよ……」

<ドタバタ

男「ん?何だ?」








桔梗「アニメ見るんだってばー!」

撫子「…………世界のミステリーを見る!」

男(チャンネル争いか……)


どうする?
>>+1



男「まぁまぁ、ここはジャンケンで決めよう」

撫子「……解った」

男「桔梗もそれでいいか?」

桔梗「いいよ」

撫子「……最初は」

桔梗「ボクはチョキを出すから!!」

撫子「!?」

桔梗「ジャンケンポン!」チョキ

撫子「……えっ?」

桔梗「出さなかったね? じゃあ、ボクの不戦勝って事でアニメにしよう」ピッ

撫子「………………」グイー

桔梗「ほっぺいひっゃらないれいひゃいいひゃい!(ほっぺ引っ張らないでイタイイタイ!)」




蒲公英「ぎゃああああああああああ!」

男「ん?どうした?」

蒲公英「わ、私の、へへへ、部屋にごごごご、ゴキブリぃぃぃぃぃ!」

男「部屋に……って、そこの壁にいるやつか?」

蒲公英「ぎゃあああああついてきたぁぁあああああああ!」

桔梗「いやぁあぁぁぁぁぁあああ!」

撫子「ひゃああああああああああああぁあああぁあ!」

男「こ、鼓膜が破れる!」



どうする?
>>+1


G<カサカサ

蒲公英「いやぁああああ動いたぁあああああ!」

G<ブゥゥウゥンン

桔梗「飛んだぁあぁああぁあぁあああ!」

男(あれ、何かこっちに)

G<ピタッ

男「うわぁああああああああ顔にぃいいいいいいっ!!!!」

撫子「うわぁぁぁあああぁああ兄さんについたぁぁぁぁぁああ!」

蒲公英「うわぁあああハエ叩き!?叩く!?叩く!?」

男「ちょ、待っ。顔に飛び散るからっっ!」

G<カサカサ

男「ぎゃあああああああああああああ服に入ったぁぁぁぁぁあ!」ツルッ

蒲公英「あ、危なっ、転ぶ!」

男「………」ドサッ グチャッ

蒲公英「…………」

桔梗「………」

撫子「………」

男「うわあああぁぁあああああああああああああああああああ!」

蒲公英「いやああああああああああああああ!!」

桔梗「ひぃいいいいいいいいいい!」

撫子「きゃあああああああああああああああ!」



男(俺の背中でGが俺の背中でGが俺の背中で潰れたぁああああああああっっ!!)

男「うわぁああああああああああああああ」バッ

蒲公英「いやあああああああああ!ここで脱がないでよ!」

男「うわぁあああああああああああ!」ダッ






男「うわぁああああああああ!!」

桜「に、兄さん!?何で何も着てないんですか!?」

男「ぎゃああああああああああああ!」ガチャ

桜「えっ、ちょ、何で外に……」

<うわあああああああ

桜「兄さーーーーーーん!」


~5分後~


葵「……これ。とりあえずコート……今の季節だとちょっと浮くけど……」ゼェゼェ

男「態々追いかけてきたのか……すまん」

葵「何でこんな変態染みた事してんだよ……」

男「ちょっとテンパって……」

葵「警察に捕まらなくて良かったな」

男「あぁ……」

葵「ところで、俺が来て助かったよな?」

男「まぁな」

葵「お礼とか無ぇの?」

男「…………」



どうする?
>>+1



男「とりあえず、家でシャワー浴びるか……」

葵「あれ?無視?」

男「虫!?」ビクッ

葵「兄貴……」

男「そんな目で見るなよ……」




~風呂場~


男「ふぅ……」カポーン

男(ゴキブリが背中で潰れるなんて……)

男(よく考えたらズボンは脱がなくても良かったんだよな……)

男(もう、捨てられたかな……)









~撫子の部屋~


撫子「……兄さんのズボン」

撫子「……大収穫」フフフフフ



男「あがったぞー」ホカホカ

蒲公英「うわ……(ゴミを見る目)」

桔梗「……」フイッ

葵「……」ポン

男「何だよ……」

葵「ドンマイ」

男「……」



どうする?
>>+1


男「……ありがとう」

葵「心配料くれよ」

男「見返りを求めない善意が欲しかったなぁ」

葵「ゴキブリ如きに動じない頼れる兄貴にだったら、あげたかもしれねぇ」

男「…………」

桜「まぁまぁ。服に入って潰れたんですよね? それは、誰でもパニックになりますよ」

桔梗「ゴキブリって、死に際に卵産むらしいよ」

男「…………」ゾッ



百合「おはよ~ぉ!」

蒲公英「夕方だけど?」

百合「今起きたからおはようでいいんじゃないかなぁ?」

桜「夜に寝られなくなりますよ?」

百合「私、いくらでも寝られるからへ~き」

百合「そういえば、さっきタオルケットかかっててびっくりした~」

蒲公英「何でよ?」

百合「かけた覚えが無いから!」

男(俺がかけたやつか)



タオルケットをかけた事を教える?
>>+1




百合「何でかな~……」

百合「! ……妖精的な存在が?」

蒲公英「それは無いわ」

百合「夢があっていいのに」

桜「あ。ところで皆さん、晩御飯は何が食べたいですか?」

葵「唐揚げ!あと、ハンバーグ!」

桔梗「刺身が食べたいなー」

百合「美味しい物~」

蒲公英「んー………何でもいい」

椿「オムライス……うーん、エビフライも捨てがたい」

男(今どこから来たんだ)

桜「うーん、いつも通りばらばらですね。兄さんは?」

男「うーん……」


どうする?
>>+1



男「じゃあ、ファミレス行くか!」

蒲公英「賛成!」

葵「偶には良い事言うじゃねぇか!」

百合「私もいいと思う~!」

椿「お子様ランチ……は流石に無理……?」

桜「外に行くなら着替えないといけませんね……」

向日葵(九女)「ただいまっ!」ガチャ

男「あ、おかえり。泥だらけだな~」

向日葵「お姉ちゃーん!」タタタッ

男(本日二度目の華麗なスルー!)

向日葵「ただいまっ。さっきね、公園でねっ!」グイグイッ

桜「先に手を洗ってきましょうね」

向日葵「解った! それでね、さっき、公園でね!」

桜「……返事はいいんですけどね」





~10分後~


百合「着替えたよ~。新しい服なんだけど、どう?」

椿「…………私が着たら一部分が余る、と思う」

桜「…………可愛らしいですよ」

蒲公英「……あのさ、アンタ、突然変異でも起こったの?」

百合「何が~?」

撫子「…………これの事」ガシッ

百合「いたたたたっ!?ななな、何!?」

葵「そんなもん有っても邪魔なだけだろ」

撫子「…………」ガシッ

葵「いてぇえええええぇえ!」

桔梗(ボクにはまだ希望があるから……)

男(…………胸か)

向日葵「それで、その後ブランコに乗ってね……聞いてる?」

鈴蘭「うん」

鈴蘭(ずっと同じ話してるよぉ……)

男「……あれ?綾目は?」

蒲公英「行きたくないって」

男「……」

桜「無理に出すのもどうかと思いますし、お昼のカレーが一人分くらいなら余ってますから」


どうする?
>>+1



男「一応、俺も声かけてくる」

桜「はーい」

蒲公英「もう靴履いとくから早くしてよ?」







男「綾目ー」コンコン ガチャガチャ

男(鍵が掛かっている……)

<何?

男「ファミレス行かないか?」

<行かない

男「みんな行くけどいいのか?」

<いい


どうする?
>>+1



男「そうやって協調性のない子にはなってはいけませんんんん!」

<はぁ……?

男「さぁ、行くぞ!無理矢理でもつれてく!さーうまいもん喰いに行くぞー」

<いや、いいって……

男(さて、無理矢理連れ出すといってもドアには鍵が掛かっている)

男(綾目の部屋は2階。ベランダ付きだから頑張れば外から侵入できるかもしれない)

男(だが、ベランダは開いてるのか?)

男(……綾目を無理矢理にでも連れ出したいって言って皆に説得して貰えば出てくるか?)


どうやって連れ出す?
>>+1


男「お前が行かないなら俺も行かないからな」

<…………だから?

男「出てくるまで説得し続けるぞー!」

<…………

男「おーい」ドンドンドン

<…………

男「…………」ドンドンドン

<…………

男「…………」ドンドンドン

男(根競べになりそうだな)




蒲公英「……まだ?」

鈴蘭「外涼しいよぉー!」

男「根競べしてる最中だ」ドンドンドン

蒲公英「……綾目ー。ほんとに行かない?」

<いいってば……

鈴蘭「ねぇねー、何で行かないのぉ?」

鈴蘭「一緒にいこぉー?」

<……………

男(駄目か?)

鈴蘭「一緒に行こうよぉ……」グスッ

男(あ、やべ。泣く……!)

綾目「………………いいよ」ガチャ

鈴蘭「! わぁーい!」

蒲公英「……来るなら早く出てきなさいよ」

綾目「…………」

蒲公英「……ちょっと」イラッ

男「まぁまぁ、行く気になったしいいだろ? な。綾目」

綾目「…………」

鈴蘭「手繋ごぉ?」

綾目「いいよ」

蒲公英「……」

男「……」



~ファミレス~


店員「いらっしゃいませー」

男「すいません。11人なんですけど」

店員「じゅ……11人ですか……えーとですね」

店員「5人と6人に別けて頂くと直ぐ座れるんですけど……」

男「席離れるんですか?」

店員「そうですね……」

男(飯時だしそりゃ混むか……)

男(5人と6人……)


どうする?
>>+1



男「じゃあ俺はちっこいの5人連れてくから、そっちは頼むぞ」

蒲公英「おっけー」

男「いや。今のは桜に言った」

蒲公英「えっ」

男「頼むぞ」

桜「はーい。じゃあ行きましょう」

蒲公英「私ってそこまで信用無かったの……?」




男「さて……何頼む?」

葵「チーズハンバーグミックスグリル。ライス付けて」

男「重いなぁ……」

桔梗「ボクはー……ネギトロ丼」

鈴蘭「みーとすぱげってぃ食べたい」

向日葵「ドリア……あっ、やっぱりピラフ!えびピラフ食べるっ!」

男「聞こえてる聞こえてる。綾目は?」

綾目「…………」

葵「兄貴と綾目姉は何にすんの?」

綾目「……日替わり定食」

桔梗「今日の日替わり定食って……カレイの煮付け?」

男(渋いチョイスだな……)

男「俺は無難にラーメンにするか……」




男(……ラーメンがクソ不味い)

男(俺の方が美味く作れるだろこれ。やたら油臭いわりにチャーシューに味無ぇし)

男(すっっっげぇまっっずい。一口食べて捨てても許されるレベル)

男(いっそ残すか?残そう! すげぇまずいもん!)

向日葵「あー、グリーンピースやだっ!」

鈴蘭「す、好き嫌いしたらいけないんだよぉ……」

桔梗「グリーンピースにはえんどう豆よりも豊富なベータ・カロチンとビタミンCが含まれてるんだよ」

桔梗「だから、免疫力アップ、老化防止やがん予防、美容にも効果的な食物なんだ」

向日葵「? よく解んない!嫌いだから食べないっ!」

葵「俺もよく解んねぇ」モグモグ

綾目「……好き嫌いはいけないよ」モグモグ

向日葵「ぶぅうう!」

男(……の、残……せるか?この状況で……)


どうする?
>>+1




向日葵「グリーンピース一生食べない!」

葵「大げさだな。オイ」

男「……」ピンポーン

桔梗「何で呼び出しボタン押したの?」

男「……このラーメン交換してもらう」

鈴蘭「ふぇ?何でぇ?」

男「……まずいんだよ」

向日葵「じゃあグリーンピースもお菓子と交換してもらえる!?」

男「それは無理だな」



店員「はい、何か御用でしょうか?」

男「このラーメンすごく不味いんだけど、交換出来ない?」

店員「えーと、それは個人の味覚の問題ですし、他のお客様にも同じ物を出してますので」

男「でも凄く不味いぞ?」

店員「追加注文なら受け付けますが……」

男(……でもこのラーメン金取れるレベルじゃねーよな?)

向日葵「ねぇっ! デザート頼んでいい!?」


どうする?
>>+1



男「はぁ……じゃあ追加注文お願いします」

店員「かしこまりました」

男「えーと、俺はあんみつで」

男「お前らも好きなの頼め」

鈴蘭「いち葵「フルーツパフェ!でけぇやつ!」

鈴蘭「いちごた……向日葵「チョコパフェ!おっきいやつ!」

桔梗「ヨーグルトパフェ、サイズは一番大きいので」

鈴蘭「……」

綾目「苺タルト2つお願いします」



男「あー……あんみつうめぇ……綾目はそれ、うまいか?」

綾目「…………」

鈴蘭「おいしいねー」ニコッ

綾目「そうだね」モグモグ

男「………………………」

葵「ぐあっ、頭きーんってなる!」

男「一気に食べるからだろ」

桔梗「…………」モグモグ

向日葵「………」モグモグ

男「お前らは何かテンション低くないか?」

向日葵「お腹いっぱいだからもういいや!」

男「!?」

桔梗「ケプッ……お腹一杯になってきちゃったよ……まだ半分以上あるけど……」

男「何で食べきれる量頼まないんだよ」

桔梗「大きいのがあったらボクは絶対そっちを頼む!」

男「………」


どうする?
>>+1



男「仕方無ぇ……俺が食う」

向日葵「いいよー!」

男「いいよとかそういう事じゃないんだけどな?」

男(つーか、2つは無理だな)

男「1つは向こうのテーブルにわけて来るから、ここに座ってろよ」

葵「ん」





蒲公英「うぅ……もう食べられない」ゼェゼェ

桜「姉さん、もう子供じゃないんですから食べれる分位考えて下さいよ」

蒲公英「だって、ジャンボストロベリーパフェ食べたかったんだもん……」

男「……」



男「……まだ食べられる人いるか?」

椿「私、食べられる」モグモグモグ

百合「え!? 二つもデザート頼んだじゃん!」

椿「大丈夫。甘い物は別腹だから、いくらでも食べられる」モグモグモグモグ

椿「何ならデザートメニューを全部制覇もできる」

男「それはそれで大丈夫なのか?」

撫子「……兄さん、あーん」

男「いや、俺もう腹一杯だから……」

撫子「……あーん」

男「……」パクッ

撫子「………ふふふ」

男(ゲロ吐く……)モグモグ


~自宅~


男「ただいまー」

向日葵「たっだいまー!」

桜「ちゃんと靴揃えて下さいねー」

鈴蘭「ねむい……」ムニャムニャ

蒲公英「ふぁ……私も」

綾目「…………」

百合「私全然眠くないよ~」

椿「昼寝したもんね」

桔梗「ボクも眠くない。寝ようと思えば寝れるけど」

撫子「……いつも、寝すぎ」

葵「俺はちょっと腹ごなしに運動でもしてぇな……」

男(俺はどうしようかな)

男(まだ、胃が重くて寝れそうに無いし……)



どうする?
>>+1



男「俺、ちょっと散歩行ってくる」

葵「あ、じゃあ俺も」

桜「解りました。気をつけて下さいね」

男「ん」






男「……まだちょっと風が冷たいな」テクテク

葵「兄貴、何処まで行くんだよ?」

男「そーだな>>+1くらいまで」



男「ラブホくらいまで」

葵「ラブホ?」

男「あの狭い通りだ」

葵「いいのかよ? 姉貴達と一緒にそこ通るなっていつも言ってんじゃん」

男「いーよ」

葵「ふーん」



~ラブホ前~


男「あれがラブホだ」

葵「へー、すげー。城じゃん」

男「まぁ、外装はそうだな……」


どうする?
>>+1



~内部~


葵「はー……中はホテルなのか」

葵「このパネルの写真から選ぶ……それで受付に人がいねぇのか」ヘー

葵「あれか? コミュ障とかいう奴の為のホテル?」フム

男(何故か解らないが感心してるようだ)

男(つーか妹と一緒に入っていいところじゃねーよな?)

男(誰かに入ってく所見られてたら社会的に死んだな……)

葵「ホテルなのに2時間だけの利用があんのか……便利だな」


どうする?
>>+1




男(でもよく考えたら妹とはいえ女の子とラブホなんてそうそうできる体験じゃないし……)

男「……ヤるしかねぇ!」ドン☆!

葵「何か言ったか?」

男「いや、それより部屋とろう」

葵「えっ? 帰らねーのかよ」

男「2時間くらいなら大丈夫だろ」

葵「長ぇ散歩だなー」

男「でも中みたいだろ」

葵「まぁ見たいっちゃ見たい」

男(さて、どの部屋にするか……)



~部屋~


葵「おぉ。でっけぇベッドだなー」

葵「ソファーとテレビは普通のホテルと同じ感じか」フムフム

男「何でそんなに感心してんだ……」

葵「ちょっと、そこ退いてくれ。ベッドに飛び込む」

男「ん、あぁ……壊すなよ」

葵「オッケー! とうっ!」ピョン クルン

男「宙返り!?」

葵「着地!」ギシッ

男「すげぇ」

葵「おー、結構ふかふか」ゴロゴロ

男(ベッドで転がり始めたな)

男(ところでヤるっていってもどうすればいいんだ。何すればいいんだ)


どうする?
>>+1




葵「~♪」ゴロゴロ

男(タイミングを見計らって……)

葵「ふふーん♪」ゴロゴロ

男「」チュ

葵「? 今、頭に何かしたか?」

男「いや別に何も」

葵「ふーん」

男(もう一度よく考えよう。俺はこんな事をしていて大丈夫なのか?)

葵「テレビ見てみっかな」

男(あっ、起き上がりそうだ!)

男(ど、どうする?)


どうする?
>>+1



男「……やっぱり家に帰ろう」

葵「えー? さっきと違う事言ってるじゃんか。じょーちょふあんてーってやつか?」

男「いや、やっぱり夜だし早く帰らないといけないだろ?」

葵「……まぁ、十分見たしいいけどさ」

葵「でも最後にベッドから跳ねて飛び降りるからな!」

男「それは自由にしろ」

葵「せーの!」ピョンッ

葵「ちゃく……うぉっ」グラッ

男「あっ、危なっ」



~帰り道~


男「……」

葵「兄貴、事故チューくらい気にすんなよ!男だろ?」

男(不覚にも少し反応してしまった自分を殺したい。そして俺の妹は一片も恥じらいを持ち合わせていない)

葵「兄貴の歳ならファーストキスだって事もねーだろ?」

葵「っつてもさっきのはカウントに入んねぇと思うけどな」ハハハ

男「……>>+1」



男「……すまなかった」

葵「は? 何が?」

男「いや、俺がお前のキスの相手になっちゃって……」

葵「俺は全然気にしてねーぞ?」

男「……でも兄妹だし……」

葵「気にしてねーって!大体コケたのは俺だぞ!」

葵「ふかこーりょく?ってやつだから気にすんなよ」

男「うーん……」


どうする?
>>+1



葵「な? 元気出せ!猫に噛まれたと思って!」

男「…………犬だろ」ギュッ

葵「ん? そういえばそ、んむっ……!?」

男「…………」

葵「…………は?」

男「……いや、何かつい……」

葵「………う、」

男「え?」

葵「うわぁああああああああぁぁあ!」ゲシッ

男「ぐああああああああああああああああ!!!!」

男(こ、股間に足が……!)

葵「兄貴の頭がオカシクなったぁああ!」

男「ちょ、待っ……」





~自宅~


男「新品なのに使い物にならなくなるところだったぜ……ただいま」

桜「おかえりなさい兄さん」

葵「だから兄貴の頭がおかしいんだって!!!」

桜「落ち着いて下さい」

桜「兄さん、葵が先に帰ってきてからとても混乱しているんですが、何か有ったんですか?」

男「>>+1」



男「気にするな」ニコ

桜「うーん……といっても混乱しすぎでしょう。不審者にでも会ったんですか?」

葵「ああああ、兄貴が!ぎゅって!」

桜「???」

葵「それで、えっと、ベッドで!その帰りに道で兄貴の頭が!あっ、違うその前に事故でチューして!」

葵「それは俺がコケたんだけど、それは違うやつで!」

桜「解りました。解りました。今日は一緒に寝ましょう?」

葵「えっと、ベッドが大きくて、ホテルで……」

桜「ゆっくりお話聞きますから」

葵「テレビ見ようとしてコケて、それで俺が気にすんなって言ったんだけど、兄貴が謝ってて」

男「……」


どうする?
>>+1




葵「えぇと、それでそれで、慰めてて、兄貴が急に」

男「葵」

葵「それで」

男「葵!ちょっと喋るのストップ!」

葵「! ……」サッ

桜「あら……」

男(黙ったけど桜の後ろに隠れちまった)

男(このまま放っておいても平気か? 何か言った方がいいのか?)



どうする?
>>+1




男「今のは腹話術なんだ。じゃ、そういうことで」ソソクサ

桜「……?」

葵「…………」

桜「……とりあえず、もう寝ましょうか」

葵「……おう」




~~~~


男(誰もリビングにいないって事はみんな部屋か)

男(まだ眠くないし、ちょっと誰かの部屋でも覗いてみるかな……)



誰の部屋に行く?
>>+1



――桜の部屋



葵「Zzz……」

桜(寝たようですね……)

<コンコン

桜「あ、はーい」ガチャ

男「よう」

桜「あれ。兄さん、どうかしたんですか?」ヒソヒソ

男「何でそんな小声なんだ」

桜「さっき葵が寝たので、兄さんも出来るだけ静かにお願いしますね」

男「あー……わかった」

桜「ところで、なにか御用ですか?」


どうする?
>>+1



男「いつも頑張ってもらってるし、肩でも揉もうと思って」

桜「えっ、いいですよ。そんな、悪いですって」

男「まぁまぁ、とりあえず座って」

桜「うーん、じゃあ……」ストン

男「どうだー?」モミモミ

桜「ぅ~……ちょっと、くすぐったいですね。気持ち良いですけど……」

男「…………」グッグッ

桜「あ、それ気持ちいいです」

男「お!そうか!」

桜「兄さん、静かにお願いします」

男「そうだった……すまん」


どうする?

>>+1



男「よし、終わり」

桜「んー、気持ちよかったです。ありがとうございました」

男「いやいや。いつも世話になってるからな……ふぁ……」

桜「眠いなら部屋に戻ったらどうですか?」

男「いや……3人で寝ないか?」

桜「3人で……? ちょっと狭いですけど……」

男「気にしない気にしない」

桜「うーん、じゃあ葵が真ん中あたりに寝てるので、端っこにしましょう」

男「……おう」

男(真ん中が良かった……)

桜「では、おやすみなさい」

男「おやすみー」



~翌朝~


葵「うわあああああああああああああああ!!!」



桜「ふぁ……おはようございます。早起きですね」

葵「何でベッドに兄貴が寝てんだよ!」

男「ん~……ぐがー」

桜「びっくりしました?」

葵「いきなり兄貴が隣に寝てたら怖いだろ! もう起きる!」プンスカ

桜「何を怒っているのでしょう……?」

桜「とりあえず……兄さん、起きて下さい」ユサユサ

男「う~~ん……」

桜「兄さーん」

男(眠い……俺、今日何か用事有ったか?)



男の職業(大学生、ニート、フリーターを含む)
>>+1



桜「起きて会社に行って下さい」

男「眠い……今日休む……」

桜「学生じゃないんですからね」

男「ぐうううぅ……」

桜「起きなさぁああああああああああああああああい!」

男「いっ!!!?」キーン

桜「仮にも社長なんですからもっとシャンとしたらどうなんですか?」

男「んな事言ってもなぁ、殆ど父さんが成功させたようなもんだし……」

桜「ところで、何の会社なんですか?」

男「ん?言った事なかったっけ? えっと……」



何の会社?
>>+1



男「眼鏡だよ。眼鏡」

桜「ふーむ……うちの家族にはあまり縁の無さそうなアイテムですね」

男「みんな目いいもんな」

桜「でも桔梗辺りは将来必要かもしれませんね。あんな小さな内からアニメとゲーム大好きで一日12時間寝たいなんて言うんですから……」

男「俺も一日25時間寝たい」

桜「もー、下らない事言ってないでさっさとご飯食べちゃって下さい」

男「ん」




――リビング


桜「む……パンとシチューが減ってます……。綾目は今日も一人で早く出て行きましたね」

蒲公英「真面目なんだか不真面目なんだか解らないわね」

桔梗「このパン……味無い……よ」ガクンガクン

百合「ふぁー、桔梗ちゃ、ん。パン、落としてる」コックリコックリ

椿「百合はフォーク反対……」

葵「……俺朝米がいいのによぉ」

向日葵「炊き込みご飯食べたい!」

撫子「…………」モグモグモグ

鈴蘭「あちっ……ふー、ふー」

男(折角家族での食事だしなんか話でもするか)

男「>>+1」



男「朝マック」

蒲公英「え?何いきなり」

男「何か、朝マックに洗剤とかつけるキャンペーンが始まるらしい」

桜「洗剤……?」

向日葵「ハッピーセットのオマケが洗剤になるの!?」

百合「そういう話じゃないと思うな~…………くー」コックリコックリ

葵「……寝ながら食ってやがる」

撫子「…………別に、洗剤は欲しかったら買う」

桔梗「ふぁ~あ……そんなのより、ミスドみたいにポイントカードを作ったらどうかな」

鈴蘭「ドーナッツのお店のグッズ可愛いよねぇ」

椿「最近だとお弁当箱が中々だった……」

男「ミスドのグッズはポンデのキャラクターシリーズだろ?マックは何になるんだ?」

蒲公英「そりゃやっぱりドナルドじゃない?」

男「ドナルドのグッズか……」

一同((((別に欲しくないな……))))



男「んじゃあ行ってきまーす」



~~~


――学校


葵「だから、兄貴が路上でキスしてきたんだよ!」

葵友「えぇー……それ、シスコンじゃないの?」

葵「シスコン……?」

葵友「姉とか妹が大好きな兄とか弟の事」

葵「そりゃあ、嫌い合ってる兄弟なんていないんじゃねぇの?」

葵友「恋愛的な意味で好きかもしれないじゃん」

葵「ぶっ!!!」

葵友「きゃあ!ちょっと!汚ない!」

葵「わりぃ……」



――会社


男「おはよう」

女「おはようございます二代目!」

社員「お早いですね二代目!二代目がご出勤なさったぞ~!」

男「いくら小さい会社でも社長にそういう態度良くないと思う」

社員「先代がご健在の頃からこんなノリでした」

女「40人くらいしか社員いませんからもうみんな学生気分ですよ! あ、仕事は真面目にしてますけど!」

社員「あー、でも二代目が怖い人じゃなくて良かった」

女「えぇ、バリバリやり手社長だったらどうしようってみんな思ってたんですよ」

男「寧ろそっちの方がいいだろ……」

社員「やっぱり兄妹の中に男一人だと色々我慢させられて育つんですか?」

女「あぁ、だからそんなおおらかな性格なんですか……」

社員「すごいですよね10人姉妹って……先代が全員可愛いって写真見せて自慢してましたけど」

男「何やってんだよ……」

女「二代目の写真も見せて回ってたんでもう、うちの社員全員社長の事弟みたいに思ってますよ!」

男「ほんとに何やってんだ……」



社員「いやぁ、でもホントに全員可愛くてびっくりでしたよ」

女「気をつけて下さい社長!この人ロリコンなんです!射程範囲に小学生も入ってるんです!」

男「ふ、ふーん……?」ドキッ

社員「気をつけて下さい社長。この女、社長に取り入ってこの会社の影の支配者になるつもりです」

女「そんな生々しい事考えないわ!」

女「それはそれとして社長の好みのタイプを教えて下さい」

男「えっ。この流れで?」

女「どんな感じの子がタイプですか?」

男「うーん>>+1」



男「うーん……女かな?」

社員「えっ」

女「好みのタイプが女っていうのは性別的な意味ですか?」

社員「それはストライクゾーン広すぎだろ!」

男「いや、性別じゃなくて……」

女「解ってます、社長……それならそうと言ってくれれば……あっ、お姉さんとホテル行こうか……?」

社員「誰か来てくれー、社長が厚化粧ババァに襲われるー」

女「ババァって歳じゃないわよ!厚化粧でもないし!」

男「ていうかそろそろ仕事しよう」

女社員「「はーい」」




次の場面はどうする?

1妹の学校(幼稚園)での様子を見る
2引き続き会社
3飛ばして男帰宅

>>+1



~昼~


女「社長は今日も妹さんに作ってもらったお弁当ですか」

男「あぁ、一人凄く料理が上手くてさ」パカッ

女「んー、美味しそー」

社員「しかし、先代が愛妻弁当だったのに比べて社長は……あっ、なんでもないです」

男「うるせぇよ!」

女「社長、ここに愛妻候補が!料理もできます!」

社員「すいません社長。俺ホモじゃないんでちょっと社長とそういうのは……ねぇ?」

女「違う!」

社員「でも真面目な話、社長の跡誰継ぐんですか?息子?」

男「う~ん、でも家族で会社引き継ぐのって俺はあんまり良いシステムだと思わないし……」

女「まぁまぁ、それは置いておいて結婚とかは考えてるほうですか!?」

社員「逃げて下さい社長、女豹の皮を被ったゴリラに食われますよ!」

女「そのまま女豹でいいじゃろがい!」

男「結婚とかは、まぁ……>>+1」



男「女結婚してくれ」

社員「えっ」

女「やだ、社長ってばみんな見てるのに大胆……じゃあハネムーン行こうか?」

社員「早い早い早い早い!!」

男「流石に男俺だけなのに結婚しないのもアレだしなぁ。一応、この家の血残したいし」

社員「このまま俺は社長が不幸になるのを見てるしかないのか……」

男「妹も全員嫁に行けるかどうかはわからないし……」

社員「それなら大丈夫です社長。妹さんを僕に下さい、幸せにします」

女「さ、最低……」

男「>>+1」




男「妹は誰にもやらん!」

社員「結婚相手の心配してたのにですか?」

男「いや、でもいざとなるとさぁ……」

社員「じゃあせめて一目でいいから見させて下さい!」

女「私も見たいです!社長のお家にあげて下さい!」

男「君たち一応部下なのに図々しいよね」

女「部下だなんてそんな……私達はもう家族みたいなものでしょ!?」

社員「そうですよ! 社長、そんな他人行儀な……」

男「お、お前ら……騙されないぞ」

女「てへぺろ☆」

社員「きっつ」

女「んだとコラ」

男(でも確かに部下と親交を深めるという意味では……うーん、でも……)


家にあげる?
>>+1




男「まぁいいでしょう、仕方ないから家にあがるのを許可してあげましょう。光栄に思ってくださいね」

男「あなたの人生の最初で最後の檜舞台と思いなさい 」

女「社長、キャラ変わりすぎです」

社員「そ、それは俺が妹ちゃんを口説いてもいいって事ですか?」

女「うわぁ、出たロリコン……」

社員「いや、決してお前だって社長より歳う……」

女「私は永遠の18歳よ!」

社員「そういうところが何か……ババァっぽい」

男(桜に電話しておくか……流石に同じテーブルで食べるのは狭いし先に食べてて貰おう)




~自宅~


男「ただいまー」

女社員「「おじゃましまーす」」

桜「はい、ようこそお越し下さいました」

男「ご飯有る?」

桜「えぇ、3人分ありますよ」

社員「こんにちはー。可愛いねー」

桜「え? あぁ、どうも……」ハハ

女「引かれてるじゃないの……」

男「こいつらの事紹介したいんだけど、今全員いるか?」

桜「いますよ。全員部屋ですから出てくるかは解らないですけど……一応呼んで来ますね」

男「おう、頼む」



女「うむむ……美味しそうですね!」

社員「この寿司、手作りっぽくないですか?自分で握ったんですかね?」

男「それっぽいな……何処まで進化する気なんだ」

桜「呼んで来ましたよ……その、綾目は……」

男「あぁ……まぁ、いいや。とりあえず紹介するよ」

男「こっちから順に蒲公英、桜、椿、百合、撫子、葵、桔梗、向日葵、鈴蘭だ」

社員「俺は社員です。よろしく」

女「私は女です。よろしくね」

蒲公英「どうもー、お兄ちゃんがいっつも迷惑かけててすいません」

男「かけてねーから」

女(で、でかい)ジー

百合「お姉さんどうかしたの~?」

女「お、お姉さん……」

社員「おばさんだろ……」ボソッ

女「……」ピキッ

男(そういえば社員ってロリコンなのマジなのか?どこまで守備範囲なんだ?)

社員(あー、あの子一番可愛いなぁ)


誰?
>>+1

0才

>>223
鈴蘭の事でしょうか?
一応みんな4歳よりは上です
安価下で



社員「蒲公英ちゃんだっけ? 可愛いねー。背高いしモデルみたいで」

蒲公英「ありがとーございまーす」

社員「モテるでしょー?」

蒲公英「そんな事無い……ですよ」

社員「えぇー可愛いのになぁ」

蒲公英「アハハ……どうも……」

社員「メルアドとか教えてもらえない?」

蒲公英「……それはちょっとぉ」イラァ

男(不快になり始めてる!)



どうする?
>>+1



男(よし、デスビームを浴びせよう……って出ねぇよ)

男(とりあえず指で思い切り突こう。さり気なく)

男「……」ズビシッ

社員「いてっ」

男「あがあぁぁぁあああ!突き指したぁぁぁああ!!」

女「社長ーーー!」

女「くっ……よくも社長を……」

社員「何が?」

男「いてぇ……」

女「大丈夫ですか社長。湿布持ってるんですけど貼ります?」

男「貼って……」

女「じゃあ指出して下さーい」

男「ん……」

撫子「……待った」

男「ん?」

撫子「……私がやる」



女「え?」

撫子「…………年増と兄さんがイチャつく姿は見るに耐えない」

女「」

社員「ぐふっ」

男「お、おい……」

女「い、いーんですよ社長ー。まだ こ ど も のお嬢さんの言う事ですからぁ~」

撫子「…………ほんとに子供相手だと思っているのならその態度はみっともない」

女「ぐぁぁ……!」イラッ

男「あの、湿布……」

女「あ、今私が貼りますー」

撫子「……私が貼る……!」

男(こいつ等連れてくるんじゃなかったかもな)

蒲公英(今の内に部屋に帰っちゃおう……)コソコソ


どうする?
>>+1

(投下の間が結構空いててすいません……)


撫子「……年増なだけでなく品も無い」

女「色気が有るからいいんですぅ~」

撫子「……どこに?」

女「うぐぎぎぎ……」イラァ

男(湿布……)

社員「椿ちゃんはどこの学校に行ってるのかな?」

椿「忘れました」

社員「そっかー。天然なんだね!桜ちゃんはしっかりしてそうだけど、何属性?」

桜「ぞくせ……? ちょっと解りません」

社員「普通の人は属性って言っても解んないかー!百合ちゃんは好きな食べ物とかは何?」

百合「え~、オムライス?あとカレーとピラフと~……あ、そもそも嫌いな物無いんだった~。社員さんは~?」

社員「えー……俺は……可愛い女の子かな」

桜「……(ドン引き)」

椿(か、カニバ……!?)

男「社員」

社員「何ですか社長?」

男「やっぱお前帰れ。今直ぐ」

社員「えっ」



社員「そ、そんな……こんな可愛い子が一杯いるのに!?」

男「キャバに行け」

社員「年下だからいいんじゃないか!(憤怒)」

男「うるせぇよ!みんな、引いてんだよ!そこまでガチだと思わなかったんだよ!帰れよ!」

社員「くっ……じゃあ、最後にみんな、メアド教えて?」

桜「忘れました」

椿「忘れました」

百合「今充電切れてるからメアド解んないや~」

撫子「(貴様に教えるようなアドレスは)ありません」

葵「忘れました」

桔梗「忘れました」

向日葵「持ってない!」

鈴蘭「持ってないです……」

社員「くっ……」

女「はい、帰った帰った」

社員「じゃあ社長、最後にトイレ貸して下さい」

男「あー。玄関入って右の方の突き当たり」

社員「あざーす。じゃーね、みんな!」

桜「……(苦笑)」



鈴蘭「ふぁ……眠くなってきた……」

男「そうか。じゃあ、部屋に戻っていいぞ」

鈴蘭「うん。おやすみ。お兄ちゃんお姉ちゃん……と、お姉さん」

女「(お姉さん……)うん、おやすみっ♪」

向日葵「じゃあ、向日葵も寝るー!おやすみー!」

男「おぉ、おやすみ」

女「おやすみ~♪」

撫子「……兄さん」

男「何だ?」

撫子「……この人なんでこんなに慣れ慣れしいの?」

男「いや、こういう性格だし……」

女「私はね、貴方のお兄さんにプロポーズされたんだからねっ!貴方の義姉になるんだからねっ!」

男「!」

桜「!?」

葵「!!」

撫子「……それ、本当?」

男「いや……それは」

>>+1
どうする?



男「俺は撫子が一番だよ」

撫子「……フフン(ドヤ顔)」

女「ひ、ひどい社長……女心を弄んだのね!『ホテル行こうよぐへへへ』とか言ってセクハラしてきたのに!」

百合「アハハ、似てる~!」

男「似てるか!?ていうか、そんな事言った覚え無い!」

葵「……ホテル?」

桜「気にしなくていいですよ」

撫子「……結婚願望のあまり妄想を見ただけ」

女「そんなに焦ってないし!十分可愛いし!」

撫子「……自分の事を可愛いという時点でもう駄目」

女「きぐぅぃぎぎ……」

桔梗「ボクはお姉さんの事、可愛いと思うよ」

女「えっ……(トゥンク)」

男「誰でもいいのかお前は!!」



女「……メルアド、交換しようか?」

桔梗「いいよー」

葵「じゃあ、俺もお願いします」

百合「じゃあ、私も~。お姉さん面白いし~」

女「やだ……モテモテ」

男「見境無しか!」

撫子「……兄さん」

男「ん?」

撫子「……兄さんは、私のアドレス以外全部削除して欲しい」

男「えっ、それはちょっと……」

撫子「……私が一番なら私以外のアドレスなんていらない筈。私以外とはメールも電話もする必要も無い」グググ

男「ちょ、やめろ。携帯取ろうとするな!壊れる!」グググ

撫子「……兄さんに外界との連絡手段なんていらない」

男「スケールでかくなってる!誰か助けて!」

女「へぇ~隠し味に焼肉のたれか~」

桜「にんにくとか入ってるんで味に深みが出るんですよ!」

男「誰もこっち気にしてない!」


>>+1
どうする?




撫子「……兄さんは私意外と話さなくていいし、兄さんは私以外と接触しなくてもいい」グググ

男「そんな事無いと思うな!兄さん仕事とかあるし!ね!?」グググ

撫子「……兄さん兄さん兄さん兄さん」

男「いやぁぁぁ!妹が壊れたぁぁ」

男(ていうか力強いいぃぃぃいいぃぃっ!)

男「こ、の……っ!」バタンッ

撫子「……大胆」

男「いや、違う違う!やましい思いで押し倒したんじゃないから!!」

撫子「大丈夫……このまま続きをしてもいい」ギュッ

男「離して!しないから離して!」

桜「お客さんの前で何してるんですか兄さん!早く離れて下さい」

男「違うんだって!撫子が離してくれないんだよ!」

葵「…………」


>>+1
どうする?



撫子「……じゃあ、キスから」

男「無理だから!」

桜「離れて下さい!」

男「ちょ、待っ、引っ張らないで!バランス崩れ……」グラッ バタン

桜「……」

男「……」ダラー

桜「きゃああああああああああああああ!!」

撫子「……兄さん?」

男「今離れるから!ごめんね!!」

椿「顔色悪いよ?」

葵「……何か気分悪くなってきて……」

女「そうなの?部屋で休んだら?」

葵「そうします……後でメールしてもいですか?」

女「いいよ!ばんばんしてね!真面目に仕事してなくて暇だから!」

百合「私もするね~!」


桜「……うぅ……胸触られました」グスッ

撫子「……私のは触ってくれなかった」ゴゴゴゴ

男「事故なんだって!触ろうと思ったんじゃないんだよぉぉ!」

女「社長って家での階級低いんですね」

男「……まぁね」クスン







女「ふー、ご馳走様ー。美味しかったよ!」

桜「ありがとうございます」

女「じゃあ、そろそろ帰りますね社長!」

百合「もう夜だしお兄ちゃん、送ってあげたら~?」

撫子「……別に送らなくても襲われたりしない」

女「くっ……覚えてなさいよ」

男「人の妹を脅すなよ……」


どうする?
>>+1

>>+1のコンマ
00~10 留学中の兄が帰ってくる
11~99 男「もういっそ泊まってく?」



男「もういっそ泊まってくか?」

女「やだ……社長、いやらしい……」

男「何が!?ただの親切心だよ!」

女「でも……寝るところあります?」

撫子「……無いから帰って」

男「そうだな……」

桔梗「ボクの部屋なら空いてるよ!」

百合「私の部屋もいいよ~」

桜「あ、女さんが良ければ私の部屋でも」

椿「私もいいよ」

男「うーん……」


どうする?
>>+1



男「好きにしろよ」

女「では、社長の部屋で……」

男「違う違う!そういう意味じゃなくて!」

桔梗「ボクの部屋、ゲーム沢山あるよ!」

百合「私の部屋もぬいぐるみ沢山あるよ~!」

桜「特に面白い物も無いですけど……」

女「うーん、どうしよっかなー♪」

撫子「……帰ればいいと思う」

桜「こら、失礼ですよ」ヒソヒソ

撫子「……」ムスッ







男(結局、百合の部屋に桔梗の布団を持ってきて桜と女、百合、桔梗の四人で寝るらしい)

男「結構疲れたな……」フゥ

男(このまま休むか、誰かの部屋でも見に行くか……)


>>+1
どうする?



男「よし、風呂に入ろう!」

男「風呂は疲れが取れていいからな。もう服は脱いどくか」ヌギヌギ

男「誰か誘うか……」




誰の部屋に突撃?
>>+1
蒲公英
椿
百合(桜、桔梗、女)
撫子
綾目

向日葵
鈴蘭



男(やっぱここは綾目だな。兄妹の仲を深めないと……)

男「おーい綾目。お兄ちゃんと風呂に入ろう!」ガチャッ

綾目「……」ポケー

男「あれ?無反応?」

綾目「……」ハァ

男「……おーい」

綾目「……」ウーン…

男「おーい!」

綾目「……うわっ、何でいんの……何で全裸なの」

男「一緒に風呂入ろう」

綾目「……入る訳ないじゃん、変態。全裸で部屋に入ってこないでよ」

男「……裸で何が悪い!」

綾目「……うざっ……」


どうする?
>>+1



男「そんな協調性無いのは良くないって!」

綾目「全裸に協調性とか言われたくないんだけど」

男「強引にでも連れてくぞ」ガシッ

綾目「ちょ、やめて、汚い」

男「汚くない!」

綾目「見た目が汚い!」

男「ほらー、行くぞー」ズルズル

綾目「ひ、引き摺らないでよ!変態!!」



~脱衣所~


男「よし、脱げ」

綾目「キモい変態」

男「何がだ?俺はただ兄妹での仲を深めようと思ってだな……」

綾目「何処が?ただのセクハラじゃない?っていうか力技で連れてくるとか性的虐待の域でしょ」

男「いや、でも兄妹だし……裸の付き合い的な」

綾目「……すごい、気持ち悪いんだけど。普通さ、妹と一緒にお風呂入らないから」

男「いや、入ってるやつもいるだろ」

綾目「私は入りたくない。嫌がってる妹を説得してまで一緒に風呂に入ろうとするとか気持ち悪い」

男「気持ち悪いってひどくね?」

綾目「アンタと風呂入るくらいなら死ぬ」

男(えっ。そこまで?)


どうする?
>>+1



男(まぁ、実際死んだりしないだろうし、多少強引さも必要だよな)ガシッ

綾目「ちょ、何してんの」

男「ボタン外すの面倒臭いな」プチプチ

綾目「や、やめてよ!」ジタバタ

男「脱がし辛い……ん?スカートってどうやって脱がすんだ?」プチプチ

綾目「ちょっと!」バタバタ

男「そんな暴れても常識的に力じゃ勝てないと思うぞ」

綾目「……」スゥゥゥ

男「ん?」

綾目「誰かぁああああああああああああ!!変態に襲われるぅうううううぅうう!!」

男「」

綾目「撫子ーーーーー!兄さんがぁあああ!妹と一緒に風呂入りたいってぇええええええええ!」

男「」



バタバタ


男(やべぇ、騒いでる音がする!)

蒲公英「ああああああああああぁああああ!!大丈夫!?」(竹刀を持ちながら)

女「動かないで!」(殺虫スプレーを持ちながら)

蒲公英「……あれ……変態ってどこ?」

綾目「……兄さんが、私を無理矢理裸にして一緒に風呂にいれさせようとする」

蒲公英「え……お兄ちゃんマジ? それは引くよ……」

女「うわぁ。社長……シスコンどころじゃないですよ」

撫子(状況が把握できるまでは出て行かない……)コソコソ

男「>>+1」



男(いや、別にやましい事をしていた訳じゃない……ジョークでも飛ばして場を和ませよう!)

男「やらないか」

蒲公英「……」

女「……」

綾目「……襲われそうになってた」

女「……貴方達は、向こうに行ってて。この人とは私が話します」

男(もっと空気が重くなってしまった……)



女「社長……いえ、男くん。ちょっとそこに正座なさい」

男「いえ、あの自分、全裸なんで……」

女「うん、見れば解ります。気にしないので正座しなさい」

男「あ、はい……」

女「……一緒にお風呂に入ろうとしてたの?」

男「まぁ……偶には兄妹で入って親睦を深めてもいいかなって」

女「でもあんな大声出してたし、嫌がってたよね」

男「……」

女「何でそういう事するの?」

男「>>+1」



男「俺も……考えたんだ……でもそれしか方法は無かったッ……! 」

撫子(……私を誘うという手があった筈……)

女「考えた上での行動結果がアレだとしたら君は一生あの妹さんとは仲良く出来ません」

男「えっ」

女「毛虫の如く嫌われ、さっさと一人暮らしをされ、住所も教えられず、結婚式にも呼ばれません。断言します」

男「そこまで……?」

女「思春期の女の子にとってはかなりの苦痛だったと思います。トラウマになっててもおかしく有りません」

男「…………」

女「思春期の女の子に性的な話題を振るのがそもそも良くないです」

男「はい」

女「そもそも人の嫌がる事はしない、というのは一般常識です。いくら兄妹でも……」クドクドクドクド

男(長ぇええ……)



――男の部屋


男「……10分くらい裸のまま説教された」

男「風呂はその後一人で入った」

男「もう寝るかな……」


どうする?
>>+1



男「綾目ー、起きてるか?入ってもいい?」コンコン

<絶対、入らないで

男「じゃあ、ドア越しに話だけ聞いて欲しいんだけど……」

<……何

男「……さっきは悪かった」

<…………

男「仲良くしようと思っただけなんだけど……」

<……本当に悪いと思ってる?

男(お、許してくれそうな感じか……)

男「あぁ、本当に悪かった」



<じゃ、あ、さ。ちょっと頼み事があるんだけど

男「何だ?」

<……ひゃ、しゃ、

男「?」

<しゃ、社員さんに廊下で会って、ちょっと話したんだけど……

男「あぁ、帰りにかち合ったのか……」

<その……あの、人、の、好きな、女の子のタイプ……教えて

男「…………」

男「…………」

男「Why?」



どうする?
>>+1



男(えっ、本気か?)

男「……お前だって言ってた」

<………………………嘘つき

男「何で!?」

<私があの人と会ったの帰りがけだし、その後兄さんと話してないじゃん

男「あっ」

<…………

男「……いやー、でもお前の事好きそうだと思うぞー。顔とか可愛いしー」←機嫌を取ろうとしてる

<……じゃあ、撫子の事も好きじゃん

男「いや……確かに双子だけど、そんなに似てないから多分綾目の方が……」

<…………女の人の方に聞くからもういい

男「そ、そうか……。じゃあ、ほんとう、悪かった。おやすみ」

<……うるさい、さっさと戻って

男(何か前より嫌われてね?)



――翌日


桜「兄さーん、早く起きて下さい! 今日も仕事でしょう!」

男「あと、あと10000秒だけ……」

桜「いいから早く起きて下さい!女さんはもう起きてますよ!」

男「そういえば……泊まったんだっけ……ふぁぁあ……Zzz」

桜「兄さああああああああああん!!」

男「うぅ……眠い……」

桜「そういえば、昨日綾目を襲ったとか……」

男「あー、眠気覚めた!今から準備するぞ!」バッ



――会社


男「おはよーさん」

女「よっ」

社員「何ですか社長、一緒に出勤なんて……あぁ、遂に襲われてしまったんですね……この飢えたハイエナに!」

女「飢えてないし、ハイエナじゃないわ」

社員「じゃあ……パサパサのアワビ……」

女「……」ゴッ

社員「があああああぁああああみぞおちっ!みぞおちけられたぁああああ!」

男(…………綾目、こいつのどこが良いんだ)ジトッ

社員「いてぇえぇええ……………どうかしましたか社長。俺の顔に何かついてます?」

男「……」


どうする?
>>+1



男「お前のこと好きだって言ってたぞ」

社員「……?」チラッ

女「?」

社員「……いや、俺ちょっとお前の事そういう風に見た事無かったから……ごめんなさい」

女「私じゃないわよ!」

社員「……えっと、俺ホモじゃないんで」

男「いや、違う……綾目が……綾目がな……お前の事好きだって……」

社員「……マジですか?」

男「あぁ…………」

社員「そうですか……でも、俺蒲公英ちゃんが一番好きなんで……それに、流石に綾目ちゃんは守備範囲外というか」

社員「いや、ロリにも声はかけるけど真剣に受け取られるとこっちもちょっと困るっていうか」

女「すごい最低な事言ってる……」

男「殺してやろうか」



社員「いや、だって……ねぇ?」

男「何か、お前の好きなタイプ知りたいんだってさ……」

社員「蒲公英ちゃんで」

女「やっぱ最低ね」

男「それ以外にねぇのかよ」

社員「うーん……強いて言えば貧乳」

女男((やっぱロリコンなんだ……))

社員「髪は長めで、眼鏡とスーツが似合ってて、でも童顔で、明るくて、優しくて、面白くて甘えさせてくれる人ですね」

男「急に贅沢になったな。オイ」

女「……」

社員「いや、まぁ、つまり、綾目ちゃんには悪いけどそれとなーく無理って伝えて頂けないですか?」

男「無理って何だよ!可愛いだろうが!」

社員「いえ、可愛いですけど!可愛いですけど、逆に俺がじゃあ綾目ちゃんと付き合いますとか言ったら社長はそれでいいんですか!?」

男「>>+1」



男「おまえが常識人で誠実な紳士ならいいよ」

社員「綾目ちゃんと付き合ってもOKって事ですか」

女「いや、断られてるんでしょ」

社員「でも俺常識有るし、誠実だし、紳士だと思う」

女「常識があって誠実な紳士は自分でそんな事言わないと思うわ」

社員「ふむ……じゃあ、それは置いておいて、蒲公英ちゃんとデートさせて下さい」

男「ほんとに殺してやろうか」



社員「じゃあ、綾目ちゃんには社長からそれとなく伝えていただく方針でいいでしょうか?」

女「でもあの子社長にあんま懐いてないし、アンタが直接言ったら?」

社員「えー、でも連絡先とか知らないし……」

男「……」

社員「社長、どうした方が良いですか?」


どうする?
>>+1

パソコンが壊れたので、携帯からやります。
改行が変になるかもしれません


男「……今度家に連れてくよ」

社員「マジっすか。蒲公英ちゃんにまた会えるんですか!」

男「綾目を傷付けないように振ってからな」

社員「出来るだけ頑張ります」

女「本当にいいんですか?」

男「あぁ……もし綾目に何か合ったらクビにする」

社員「!?」

――夜(男の部屋)

男「マジで気を付けろよ」

社員「あいあいさ~」

男(こいつ……)

<コンコン

男「ん、入っていいぞ」

桜「失礼します。お茶です」

社員「おー、家庭的だね」

桜「ありがとうございます」

社員「ウチにお嫁に来ない?」

男(こいつ一回死んだ方がいいだろ)

桜「あはは……」

男(俺は解る。これはドン引きしてる時の反応だ)


どうする?
>>+1

男「丁寧にお断りします」

社員「いや、桜ちゃんに言ってるんで」

桜「いえ、私には結婚は勿論、彼氏とかも早いですから……」

社員「いやーそんな事ないって」

桜「それではごゆっくり」ガチャ

社員「ばいばーい」

桜「……」




桜(綾目はあの軽い人の何がいいんでしょうか……)
桜(こう、男性というのはもっと頼り甲斐があって)
桜(一途で誠実であるべきだと思うんですけどね……)

男「じゃあ、綾目連れてくるよ」

社員「そういえば社長は一緒にいるんですか?」

男「あー、お前と二人きりにすんのはなぁ……」

男「でも俺……綾目に嫌われてるし」


綾目と社員の話に同席する?
>>+1

男「まぁ……二人きりにさせてやろう」

社員「ククク……あんな事やこんな事をしてやる……」

男「あ?」

社員「すいません嘘です」

男「じゃあ……連れてくる」

綾目「失礼しまーす……」ガチャ

社員「久しぶりー……でもないか」

綾目「あ、あ、あの……」

社員「まぁまぁ、緊張しないで」

綾目「はいっ」カチコチ

社員「えー、失礼なんだけど君って俺の事好きなの?」

綾目「すっ……い、いえ。こう、明るくていい人だと……」

社員「別にいい人ではないけどね」

綾目「そこは主観ですので」

社員(歳の割りにしっかりしてるな……)

綾目「……」

社員「好かれてて悪い気はしないよ」

綾目「そ、そうですか」

社員「でも、俺も綾目ちゃんとどうこうするのは犯罪だし……」

社員「俺、好きな人いるしね」

綾目「えっ……そうなんですか」

社員「まぁ……絶対無理なんだけど」

綾目「……何でですか?」

社員「遠い所に行ったからさ」

綾目「……そうですか」

社員「俺が行かせた」

綾目「……!」


男(もうそろそろかと思って戻って来たのにシリアスな感じになってる)

男(えっ、これ入ってった方が良くない?)

男(それか聞いてるべきじゃ……)

男(いや、でも盗み聞きだし……立ち去るべき?)

どうする?
>>+1

男(落ち着くんだ……俺の早とちりかも……)

男(大丈夫……社員は変態だけど悪いやつじゃないし)

綾目「それは……そういう解釈でいいんでしょうか」

社員「因みにだけど俺の好きな人の名前は、」

男(……)

社員「蓮華っていうんだ」

綾目「……母さん?」

男(……母さん?)

綾目「でも、母さんは……交通事故で……」

社員「知ってるの?」

綾目「事故の後はお母さんのお兄さんが仕切ってたから詳しくは……」

社員「そうか……」

社員「事故の時は君のお父さんが運転していて、蓮華さんが同乗してたんだけど」

綾目「それは知ってます」

社員「その車に車で突っ込んだのが俺だよ」

綾目「……」

男(……し、知らなかった)

社員「……蒲公英ちゃんが一番蓮華さんに似てる」

綾目「はぁ……」

社員「君はお父さん似かなー」

綾目「……」

社員「俺の言いたい事解る?」

綾目「……私には興味が無いという事ですね」

社員「賢いなー、お父さん似だなー」

綾目「延いては姉自体にも興味は無いと……」

社員「蒲公英ちゃんには内緒だよー」

綾目「あの……車で突っ込んだのはわざとですか?事故……?」

社員「さぁね」

綾目「……」

社員「じゃあそろそろ帰らせて貰うよ」


男(やべ、隠れなきゃ)コソコソ

――玄関

社員「超穏和に断りました」

男「そうか」

社員「んじゃさよなら社長~」

男「……」

どうする?
+1

男「ちょ、待てよ」

社員「キムタク?」

男「……正直に答えろ。母さん達の車に突っ込んだのはわざとか?」

社員「ありゃ…………」

社員「……ちょっとドライブに行きましょうか」

男「……解った」

社員「発車しまーす」ブロロロ

男「……」

社員「俺と蓮華さんが出会ったのは俺が6歳の時でした……」

男「そんな昔から回想すんの!?」

社員「えっ。俺が蓮華さんに惚れる過程はいらないですか?」

男「……う、うーん」

どうする?
>>+1


男「話を理解する上で必要になるなら…」

社員「解りました」

男「つーかお前いくつなの?」

社員「33」

男「マジ? 見た目若いな」

社員「で俺が6歳の時蓮華さんは18歳で近所の優しいお姉さんでした」

男「ふーん」

社員「貧乳で髪が長くて優しくて面白い人でしたね」

男「……」

社員「薄紫とか似合いそうな人で……」

男(長ぇ……)


社員「……で、そこで雨宿りしてたんですけど蓮華さんが傘貸してくれて……」

男「てかお前母さんと年の差ありすぎね?」

社員「愛に年齢なんて関係無いじゃないですか」

男「まぁそうだけども……」

社員「それと20分くらい蓮華さんの可愛さについて語りましたが」

男「おう」

社員「別に話を理解するのにこの話を聞く必要はありませんでした」

男「ふざけんなボケ」

社員「いや、つーか蓮華さんの車に突っ込んだのはわざとじゃないんで」

男「じゃあ何で突っ込んだんだよ」

社員「子供が突っ込んできて避けたら当たりました」

男「軽っ」



男「何でそんな軽いんだよ。ふざけんなよ怒るぞ」

社員「いや真剣に言うとあれじゃないですか。泣くかもしれないじゃないですか」

社員「そしたら前見えないし、俺いくら蓮華さんに似てても男と心中したくないっす……」

男「……俺だってしたくないけどさ」

社員「今の話聞いて何か言いたい事あります?」

男「>>+1」



男「けじめを付けるために殴らせろ」

社員「く……んぐ、ぐふふふふふぇひひひひっ」

男「何笑ってんだ」

社員「い、いかにもな返事だったんでうぇふぇっひひひひ」

男「……ムカつく」

社員「悪いと思うんだけど俺から見るとまだまだ君は子供な訳だからさ」

社員「格好つけてるみたいでうふぇひぇっへっふぇ!」

男「お前笑いかたキモいな……」

社員「ふー……じゃあ今車停めるんで降りますか」



男「……そこに立て」

社員「痛くしないでね?」

男「お前さっきからよくそんな態度できるな。頭おかしいだろ」

社員「いやマジであんまり痛くされると泣くんで」

男「いっそ殺すぞおい」

男(マジでムカつくなこいつ……)


どうする?
>>+1

すいません、忙しくて完全に忘れてました。
再開します


男「とうっ!」ガンッ

社員「くっ……!」

男「はぁ!」ドスッ

社員(2発目!?)

男「らぁぁあぁああ!」ゴッ

男「はぁぁああああ!」ドスッ

男「りゃあああああああああああ!!」ドゴッ





社員「」

男「やべ、気絶した。どうやって帰ろう」


1社員が起きるまで待つ
2自分で運転する
3その他
>>+1



男「社員が起きるまで待つか……車もコイツのだし」

社員「」

男「夜は寒いな……車には入れといてやろう……よいしょ」

社員「」


――車内

社員「」

prrrr

男「ん? あ、俺の携帯か……」


誰?

蒲公英

椿
百合
撫子
綾目

桔梗
向日葵
鈴蘭
>>+1


男「もしもし?桜か?」

『そうです。あの、今どこですか?』

男「そういえば、ここ何処だか解らん……何処だここ。マジで」

『? 迷子ですか?』

男「いや、迷子っていうか社員と散歩っていうかドライブ?」

『そうですか。いきなりいなくなったのでどうしたのかと思いまして……』

男「あー、ごめん。大丈夫ちゃんと帰るから」

『解りました。では切りますね』

男「ん。じゃあな」

社員「桜ちゃん良い子っすねー」



男「復活早ぇなおまえ」

社員「ところで社長、ここ何処って言ってましたけど多分来た事ありますよ」

男「?」

社員「だって、この辺に蓮華さんのお墓ありますから」

男「えっ……あー……確かにこんな感じの景色だったかも」

社員「昼間しか来てないと解んないっすよね。あ、発車するんでシートベルト締めて下さい」

男「おう」

社員「折角なので顔見て行きましょう」

男(顔見て……?)




――墓地


男「ここに来るのもお盆ぶりかな」

社員「夜は来た事無いんですよね。あ、どうぞ蓮華さん」コトッ

男「何それ?ビール供えてんの?準備いいな」 

社員「蓮華さんビール好きですからね」

男「そうだったな…………ん、何か目が霞む……」


+1のコンマが
00~49 人が立っている……
50~99 特に何も無し



蓮華『ぷはーっ、この一杯の為だけに生きてるわぁ!なんちって!』

男「……目が疲れてんのかな」ゴシゴシ

社員「どうかしましたか?」

男「いや、何か、ビール飲んでる母さん似の白い人が見えて……」

社員「あ、蓮華さん。車に七輪有るんすよ。何か焼きます? っつてもさきイカくらいしかないけど」

蓮華『さきいかならライターで十分じゃない? 霊って煙に弱いしさ~』

社員「おっと、車にライター忘れました。とってきますね」

男「……」

蓮華『う~ん、ビールはこの世でもあの世でも最高の飲み物ね!生き返るぅ~!』

男「…………」

蓮華『…………あとは御寿司でもついてればなぁ』

どうする?
>>+1



男「何でだよ!!!?」

蓮華『ん? 御寿司はつまみより、シメ派なのかしら?』

男「違ぇよ!つまみ派だけども!違う!色々!!」

蓮華『そうよね~、あぁ、あの人はシメ派だったけど』

男「まさか、父さんまでいるんじゃないだろうな……」

蓮華『あー、あの人はこの世に未練が少なすぎて成仏したわ。でもお盆には帰ってくるから安心して?』

男「何をだよ!!」ダンッ

蓮華『男くん大丈夫?なんだかイライラしてない?』

社員「男の子の日ですよ」

蓮華『何?今ってそんなのある訳?』

社員「もう超ありますから」

蓮華『でも社員くん嘘つくからな~』

男「ちょっと待て!!俺の話を聞け!」

蓮華『ん?』

男「色々言いたいけどえーと……」

どうする?
>>+1


男「え?本物?」

蓮華『なに?本物のお母さんかって事?本物の霊かって事?』

男「まぁ、どっちも……」

蓮華『じゃあ地面すり抜け見せるわ』スッ

男「うわぁ、埋まった」

社員「そういえば人にとりついたり出来るんですか?」

蓮華『できるできる。でもさー、とりつかれた人の体調悪くなるらしいからあんまやんないわ』

社員「どれくらいですか?」

蓮華『霊感が有れば有るほど具合悪くなるっぽい。でも全く無いととりつけないのよねぇ』

社員「へー。また一つ無駄知識が増えました」

蓮華『無駄!?』

男「……母さんだって証拠は?」

蓮華『見た目』

男「いや、例えば母さんしか知らない事とか喋ってよ」

蓮華『う~ん、あの人との馴れ初めとか?』

男「俺の知らない事喋られても解んねぇよ……」






蓮華『あ! 男くんがおねしょしてたのは小学一年生までとか?』

男「なんでよりによってそのチョイスなんだよ!?」

社員「へー、また無駄な知識が一つ増えました」

蓮華『それより男くん、妹を無理矢理襲ったりしたらいけないのよ』

男「お、襲ってないし」

蓮華『言っておくけど、偶に見に行ってるからね?』

男「…………」

社員「え、社長妹に何かやってるんすか?蒲公英ちゃんにですか!?蒲公英ちゃんにですか!?」ハァハァ

蓮華『ちょっと、うちの娘で良からぬ妄想するのをやめて』

社員「蒲公英ちゃん可愛いんでつい」ハァハァ

蓮華『呪い殺しますよ』

男「いや、じゃあもう本物って認めるけどさ……」

蓮華『そう? ありがとう。じゃあ久々の親子の再会を祝ってかんぱ~い』

男「…………」

蓮華『まぁ私は最近男くんの事見たけどねっ』

男(幽霊ってこんなノリ軽いの?)

蓮華『じゃあ男くん、他に何か聞きたい事とかある?』

男「えー……」


どうする?
>>+1



男「妹に手ぇ出してもいい?」

蓮華『何言ってんのよ』

社員「やーいシスコーン」

男「黙れ」

蓮華『…………世間の目とかあるし、あんまりして欲しくないわ』

蓮華『……双方の合意でそれを望んでるなら仕方無いけど……』

男「ふむ」

蓮華『…………男くん、ガチで妹ちゃん達好きなの? 結婚しちゃいたいくらい好きな妹いるの?』

男「>>+1」


男「桜」

社員「即答っすわ」

蓮華『葵ちゃんじゃないの!?』

男「いや、アイツ小学生だし……」

蓮華『キスしてたじゃん!』

男「見てたのか!?」

社員「うわぁ……」

男「オマエに引く資格は無ぇだろ」

蓮華『成程ぉ……桜ちゃんかぁ』

蓮華『とりあえず、遺伝子的な問題で子供は作って欲しくないわ。どうしても欲しかったら養子にしなさい』

男「現実的だなぁ」

蓮華『ま。桜ちゃんが良いなら良いけど、合意が得られないなら駄目だからね』

男「解った」

社員「じゃあ、そろそろ帰りますか」

蓮華『そう? 私も行っちゃおうかな』

男「えー……」

蓮華『大丈夫とりつかないから。普通に浮遊して行くから』


――自宅

社員「んじゃーさよならー」

男「おう……」

蓮華『やっぱ自宅はいいわねぇ』

男「本当についてきたよこの人は……」

桜「あ、お帰りなさい兄さん」

男「ただいまー」

蓮華『ただいまー』

百合「おっかえり~」

撫子「…………おかえり」



椿「……なんだろ。兄ちゃんに靄がかかって見える……」ゴシゴシ

蓮華『お、頑張れ!超頑張れ!視える人になって!』

男(うるさい……)

桜「すいません、もうみんな晩御飯食べちゃったんです」

男「ん、仕方無いな」

蓮華『百合ちゃんは何処の遺伝子でおっぱいでかいの? 私こんなに無いわよ。あ、触れない』スカッ

百合「なんか霧出てる~? ん~、気のせいか」

蓮華『男くんの部屋でエロ本とか探そうかな~。あ、でも妹系のドギツイの出てきたらどうしよ』

男(うるせぇ)

撫子「…………ベッドの下のはフェイク」

蓮華『あ。そうなんだー』

男「……」

桜「残り物しか無いんですがご飯にします? あ、お風呂も沸いてますよ」

男「えーと……」

男(どうしようかな。母さんも気になるけど……)

どうする?
>>+1


男「じゃあご飯食べるよ」

桜「はーい。今用意しますねー」

撫子「……部屋に戻る」

蓮華『私もついてこー。ところで撫子ちゃんの部屋刃物多くない?』

撫子「……趣味」

男(アイツ、完璧に見えてるんだが……)

桜「今日の撫子は独り言が多いですね。どうぞ」

男「え、あぁそうだな……いただきまーす」






――男の部屋


男「美味かった……」ゲプッ

男(しかし色んな事がありすぎて疲れた……妹に癒されたい)

男(多分皆起きてるだろうけど……)

どうする?
>>+1


男「菓子でも持って絡みにいくか」

男「ふふふふ~ん。癒しといえばロリっ子だよな~」



――鈴蘭の部屋


男「鈴蘭、起きてるか?」

鈴蘭「起きてるよぉ。どうしたのぉ?」

男「お菓子食べる?」

鈴蘭「焼きプリンある?」

男「あるぞ~」

鈴蘭「やったぁ!」

男「ほい」

鈴蘭「いただきまぁす」モグモグ

鈴蘭「おいひい……」ポワー

男(このまま見てるのも可愛いけどどうしようかな)


どうする?
>>+1


男「多分今日はもう寝るだけだろうけど、明日の予定ってあるか?」

鈴蘭「えっとぉ、明日はお休みだから、お出かけするよぉ」

男「出掛ける? どこに?」

鈴蘭「うん、ねぇねとケーキバイキング行くんだぁ」

男「ふーん」

鈴蘭「でもぉ、招待券?が抽選?で2名までだったから他の人に言ったら駄目だってぇ……あ」

男「……」

鈴蘭「……言っちゃった」

男(何となくだけど将来苦労しそうだな……)


鈴蘭「じ、実はぁ。今言ったのは嘘でぇ……」

男(ここは黙ってやるのが兄としていいんだろうか……)

男(でもそもそも鈴蘭を誘ったのが誰か解んないからなぁ)

男「誰に誘われたんだ?」

鈴蘭「さ、誘われて無いよぉ?」

男「うーん……」


どうする?
>>+1



男「じゃあ俺と一緒にいくか?」

鈴蘭「ふぇ?」

男「いや、誰にも誘われてないんだろ」

鈴蘭「えっと、それはそのぉ……」

男(誘った相手から口止めされてるから言い辛いんだな)

男(鈴蘭が相手を言うとも思えないし……ん?)

男(そういえば抽選って言ってたな……もしかして)

男「じゃあ、誘ったやつにちょっと許可とってくる」

鈴蘭「え?」





――椿の部屋


男「よぉ」

椿「兄ちゃん。どうしたの?」

男「明日ケーキバイキング行くんだろ?」

椿「えっ。喋っちゃったの?」

男「鈴蘭は喋ってないぞ。勘だ勘……っていうか何で鈴蘭を誘ったんだ?」

椿「流石に一人で食べるのは、寂しい……」

椿「でも姉さん達だと健康の事とかカロリーの事とかでうるさそうだし」

椿「綾目と撫子はそもそも来なそうだし」

椿「他の妹はケーキバイキングに誘ったら絶対他の子にも言うから。招待券2枚までだし……」

男「納得だ。とりあえず、俺の分は自分で金出すから一緒に行くか」

椿「……大丈夫?」

男「何がだ?」

椿「ケーキバイキングに、男性がいるのは浮く。すごい目立つ。店中に甘い匂いが立ち込めて胸やけするかも」

男「まぁ……あんまり男はこないよな」

椿「カップもグラスも店の装飾も女の子向けで絶対居心地悪いけど……それでも一緒に行く?」

男「>>+1」




男「カレーとかスパゲッティもない?」

椿「あるにはあるけれど、メインじゃないから味の保障は出来ない……」

男「とりあえず甘くないのがあるなら大丈夫かな……多分。一緒に行くか」

椿「解った。あと、帰りに猫買って」

男「……そういえばそんな約束してたな。解ったよ」

椿「世話もして」

男「それは自分でやれよ……」




男(その後椿と、暫く雑談を続け、鈴蘭に明日一緒に行く事を話した)

男(そろそろみんな寝るかもしれないな)

男(あと一人くらい絡みたいものだが……誰にしよう?)




蒲公英

椿
百合
撫子
綾目

桔梗
向日葵
鈴蘭

>>+1


――百合の部屋


百合「お兄ちゃん、どうしたの? 何か用~?」

男「ちょっと暇つぶし。菓子食うか?」

百合「夜に食べると太るからなぁ~。こんにゃくゼリーとか無い?」

男「ある。ローカロリーのおやつもちゃんと用意した」

百合「流石! 座って座って~。はい、座布団」

男「おう、さんきゅ」

百合「私もあんまり眠くなくて暇だったんだ~。何か面白い話無い?」

男「面白い話って、ハードル高いな……」


どうする?
>>+1



男「実は、俺100Mを二秒で走り抜けた事があるんだ」

百合「へ~。はやいね~」

男(えっ、それだけ?)

百合「じゃあボルトは0.1秒くらいで走れるのかな?」

男(もしかして100M走の平均タイム知らないのか……?)

男「いや、俺ボルトより早いし」

百合「えっ、そうなの? じゃあ次のオリンピックでる?」

男(前から思ってたけど、ちょっとこの子馬鹿なんじゃ……)

男「早すぎて世界が混乱するから出ないよ」

百合「え~、もったいな~い」

男「…………この話はこれで終わろう」

男(まだ時間あるな……)


どうする?
>>+1



男「じゃあ、俺が裏世界の賭け麻雀に出たときの話でも……」

百合「何でそんな事になったの?」

男「成り行きだ」

百合「成り行きかぁ」

男「もう必死だったな……奇跡的に五体満足で生還できたのは200人中17人だけだったし」

百合「ざわ……ざわ……」

男「まぁ俺は圧勝したけどな……」

百合「へ~……」

男「ん、もうこんな時間か。そろそろ寝ようか」

百合「え~、でも眠くないよ~。一晩中お喋りしようよ~」

男「えー……一晩中は長くないか」


どうする?
>>+1

上げ忘れた
安価>>+1



男「じゃあ布団持ってくるか……」

百合「え~、添い寝でいいじゃん添い寝で~」

男「いやそれはまずいだろ」

百合「え?何が?」

男「……まぁいいや。じゃあ寝るか」

百合「じゃあ布団直すね~」

男(こいつ、危機感の無さすぎるけど大丈夫なのか……)

百合「あ、歯磨きしてくる!」

男「あ。俺もしないと」






男(で、その後百合に色々な話をして昨日はいつの間にか寝てたんだよな……)

男(何か二人でいるにしてもやけにベッドが狭いな……起きるか)

モゾモゾ

男「お。百合、起きたか?おはよう」

撫子「…………おはよう」ヒョコッ

男「ええぇ!?」

百合「ん~……撫子ちゃんが隣にいる……?」

撫子「…………私と兄さんが隣なのは決定事項だから」

百合「ふぁあ……ん~抱き枕に丁度いい~」ギュッ

男「じゃあ、俺起きるわ……」

撫子「……私も起き……」

百合「…………」ギュッ

撫子「…………抱きつかれて起きれない……助けて」

男「……」

撫子「助けて」


どうする?
>>+1



男(でも今日は出かけるからな……)

男「休日なんだし、仲良く昼くらいまで寝たらいいんじゃないか」

撫子「……兄さん」

男「じゃあ、俺行くわ」ガチャ

撫子「……………」

百合「…………」スピー

撫子「………………」

撫子「…………………」ギリギリギリギリ※歯軋り



男(さて、ケーキバイキングに行くか……)

男(というか、招待券の無い分は俺が出せば連れて行けるな……)

男(まぁその場合全員分出さないと多分、行った奴が誰かに言うだろうけど)

男(どうしようかな……)


1全員連れてく
2予定通り椿と鈴蘭と行く
>>+1



――ケーキバイキング


男(匂いからしてもう甘いな……)

男「とりあえずご飯系の物食うかな」

椿「えーと、これと、これと、これと、これと、これと、これと……」

鈴蘭「と、取りすぎじゃないのぉ?」

椿「……甘い物は別腹だから。鈴蘭は?」

鈴蘭「んー……これと、これと、これ」

男(すげぇクリームたっぷりとかチョコたっぷりのばっかだな)

椿「折角、ケーキバイキングなんだから兄さんもちょっと位食べたらいいと思う」

男「そ、そうだな……」



男「でも、ケーキ食べるって言ってもどんなの取ってくれば……」

椿「……じゃあ、お勧めとってきてあげようか?」

鈴蘭「鈴蘭もにぃににお勧め取りたいー!」

男「甘さ控えめがいいな……」

1鈴蘭のお勧めを食べる
2椿のお勧めを食べる
3いっそ二人のお勧めを食べる
>>+1



――5分後


男「………」

鈴蘭「はい、りんごのシブーストとフルーツケーキとブルーベリータルトと桜のロールケーキとレアチーズケーキとチェリーのタルトだよぉ」

男(6個も……)

男「あ、ありがとな……一人3つおすすめってトコか。鈴蘭のお勧めはどれだ?」

鈴蘭「え? これで全部だよ?」

男「えっ?」

鈴蘭「あ。椿ねぇね来たよぉ!」

椿「お勧め持ってきたよ。ティラミスとスフレクリームチーズとベークドチーズケーキとホワイトチョコケーキと
  ショートケーキとマロンモンブランとマンゴーモンブランと抹茶モンブランとミックスフルーツのタルトと苺のミルフィーユと
  レモンケーキとミルクレープとくるみのタルトと紅茶のムースと……」

男「」


――一時間後


椿「美味しかった」

鈴蘭「美味しかったー」

男「そ、う……だな……」

男(早く家に帰って横になりたい)

椿「じゃあペットショップに行こ」

男「あぁ……猫飼うんだっけか」

鈴蘭「ねーこ!ねーこ!」ユサユサ

男「解った解った……あんまり腹押さないでくれ……」

蓮華『優柔不断だからそういう事になるのよ』

男「…………さて、ペットショップ行こうか」

蓮華『ハムスター飼わない? ハムスター』


――ペットショップ


男「二人で話し合って決めていいぞ」

椿「三毛……三毛……どこかな」

鈴蘭「白猫がいー」

椿「やだ。三毛がいい」

鈴蘭「……白猫ぉ」

椿「……三毛」

鈴蘭「白」

椿「三毛」

鈴蘭「白」

椿「三毛」

男(この二人は言い争っても静かだな。店の中だから気遣ってんのか……良い子だな)

蓮華『感心してないで止めなさいよ』

男「はいはい」

鈴蘭「白」

椿「三毛」


どうする?
>>+1





男(あれは……猫耳ヘアピン……動物に関連させたグッズ置いてるのか)

男「……」スチャッ

蓮華『ちょっと、男くん、何してるの?』

男「二人の喧嘩を止める」

蓮華『いや、流石に歳と性別と見た目の事考えて……』

男「椿!鈴蘭!」

椿鈴蘭「?」

男「猫耳装着!ぼくを可愛がってニャン♪」

椿「」

鈴蘭「………うぁ、うわぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」ビェェェェ!!

蓮華『ほら泣いたー。お兄ちゃんがキモいから泣いたー』

椿「よしよし……白猫でいいよ……」

男(そんなにキモかったのか……)



――自宅


桜「お帰りなさい……あれ。何ですかそのキャリー」

男「猫」

桜「猫……猫ですか。早く出してあげましょう」ワクワク

向日葵「え?何々?猫? 出して!!出して!!」

椿「私が一番先に出す」

葵「猫って一緒に散歩行けんのか?」

鈴蘭「名前はどうするのぉ?」

桜「名前……性別はどっちなんですか?」

鈴蘭「オスだよぉ」

桔梗「名前はケルベロス三世で」

蒲公英「1と2はどこよ」

桜「何か喧嘩になりそうですし、飼ってくれた兄さんに決めてもらうのは如何です?」

男「俺? いいのか?」

椿「……私はいいよ」

蓮華『カーネは?カーネよくない?』

男(それ犬って意味だろ)

男「じゃあ、この白猫の名前は……>>+1」


男「まいけるにしよう」

蒲公英「うわーださい」

百合「ジャクソン!」

桜「何故マイケル……?」

男「平仮名でまいけるな」

まいける<ミャー

桔梗「マイケルは大天使ミカエルだよ。ヘブライ語で彼ほど神に近い者はいないを意味し、『神のような』っていう意味だね」

向日葵「神!」

椿「新世界の神が家に……」

葵「それ物騒すぎるだろ」

撫子「……トイレは?」

男「え?」

撫子「……トイレ、えさ皿、キャットフード、玩具、首輪、猫草……その他諸々は?」

男「……」

椿「……忘れちゃった」



男「まぁいいや。今また買って来るよ。今無いと困るし……」

撫子「……私も行く」

男「えっ、いや……」

撫子「行く」

男「うん……」

蓮華『ご飯どういうのにする?』

撫子「……ご飯は子猫用のを選ぶから……あと、ブラシもほしい」

男(絶対会話してるよなこれ……)






――ペットショップ


蓮華『この青の首輪ど?』

撫子「……首輪は白猫には赤の方が映える気がする」

男「あのさー……」

撫子「……どうかした?」

男「>>+1」



男「OKOK、俺達は何しに来たんだっけ?」

撫子「……猫用品を買いに……それともそれは建前で、実はデートして、ラブホとか入りたい?」

男「ぶっ!!」

蓮華『やだ汚ない。ちゃんと拭きなさい』

撫子「……私のハンカチで拭いてあげる。ふふふ……」ゴシゴシ

男「はひははははっ!くひのなかにはいっへる!(歯に当たった! 口の中入ってる!)」

撫子「……いいものをゲットした」

蓮華『二人とも将来が心配だわー。ふふふ』

男「笑いながら言うなや」

撫子「……あ、猫耳置いてある」

男「……そうだな」

撫子「……つけて」

男「解った。撫子につければいいんだな」

撫子「……兄さんがつけて。見たい」

男「……」


どうする?
>>+1



男「……寄越せ」

蓮華『悲劇、再び』

撫子「……はい」ワクワク

男「……」

男「……と、見せかけて、撫子につける!!」パチンッ

撫子「……」

男「ちょっとピンがずれたな……」

撫子「…………」

男「撫子?」

撫子「ハァー……」

男「え、何で溜息……」

撫子「……私がこんな物をつけても何も特にならない。何故兄さんにつけて欲しいと頼んだのに私につけるの。何も楽しくない」

男「>>+1」



男「俺が見たかったんだよ、撫子の可愛い姿を」

撫子「……猫耳をつけなくても私は可愛い」

男「うん、まぁ……もっと可愛い姿を……その実は猫耳フェチで……」

撫子「……そもそも口説いたり、可愛いと言えば何とかなると思っている気がする」

男「いや、そんな事は無いけど」

撫子「……私的にこのすんなりと照れも無く言える……手馴れている感はマイナス……兄さんはもっと純情であるべき」

男「何?何か変なスイッチ入ってきてない?」

撫子「……それに兄さんは猫耳フェチでは無く、兎耳フェチ」

男「何で知ってんの!!?何で!?」

撫子「……そう。そんな感じで兄さんはもっと童貞らしく有るべき」

蓮華『躊躇い無く童貞って言ったわね』

男「……」

撫子「……でも、女の子に可愛いとさえ言っておけば何とかなると考えてるのはある意味童貞らしい」

撫子「……もっと照れながら噛んで言うといい」グッ

男「何だその親指……もういいよ。買って帰ろう」

撫子「解った。じゃあこの猫耳ヘアピンも買ってく」

男「あ。買ってくんだ」


――自宅


男「流石に二往復は疲れる……」

桜「部屋で休まれてはどうです?」

蒲公英「トイレの設置とかはやっておくわ」

男「んじゃそうさせて貰うわ」

向日葵「猫じゃらし!じゃらしどこー!?」

桔梗「あんまり大人数で触ると良くないんじゃないかな」

椿「ストレスとかで?」

百合「わ~。なつっこ~い。ふわふわ~」

蓮華『やっぱ頑張っても触れないわね』スカッ




男の部屋


男「ふー……偶にはごろごろするのもいいな」

<コンコン

男「ん?誰だ?どーぞー」



蒲公英

椿
百合
撫子
綾目

桔梗
向日葵
鈴蘭

入って来たのは?
>>+1



桜「お疲れ様です兄さん」ガチャ

男「いやいや……猫飼うって約束だったし」

桜「お茶とお茶請けを持ってきたのですが……」

男(うっ……正直ケーキ食べすぎで今はちょっと……)

桜「どうされますか?」


食べる
食べない
>>+1



男「食べるよ」

蓮華『大丈夫?さっき滅茶苦茶たべてたのに』

男(いつきたんだ……)

桜「ふふ、今日は甘さひかえめにケーキを作ってみました」

男「うん。ありがと」

男(ケーキ……でも甘さ控えめ)

桜「どうぞ召し上がって下さい」

男「う、うん…………」モグ

桜「どうですか?」

男「お、美味しいよ………」ゴクン

桜「えへへ」

男(美味しいのは美味しいんだけど……うっ)モグモグ

男「おろろろろろろ」

蓮華『ぎゃあ!吐いた!』

桜「きゃああああああああああ!!」



桜「……」

男「……ごめん」

桜「……」

桜「……窓、開けますね」

男「……ごめん」

桜「雑巾とバケツを持ってきます」

男「……」

桜「……あの、不味かったなら残して下さって結構ですので」ガチャ

蓮華『何この空気』

男「……」

蓮華『アンタも吐くくらい限界なのに何で食べたの?』

男「……」

蓮華『桜ちゃんの事見てくるわ』

男(やべ。完璧やっちゃったパターンだ。これ……)

男(一応ティッシュで大体片付けてファブリーズを……)シュッシュッ


<コンコン


男(? 桜か?)



蒲公英

椿
百合
撫子
綾目

桔梗
向日葵
鈴蘭

誰?
>>+1



葵「バケツと雑巾持ってきてやったぞー。何したんだよ?」ガチャ

男「まだ返事してないんだが」

葵「ノックしろとは言われたが、返事を待てとは言われてねぇ」

男「まぁ、ありがとな。貸してくれ」

葵「おう。なぁ、姉貴と喧嘩したの?」

男「いや、してないけど…何でだ?」

葵「姉貴泣いてたか……あっ、いじめたのか!?いじめたんだな!!?」

男「いや……」

葵「最低だぞ兄貴!!」


どうする?
>>+1



男「ちょっと待ってくれ。聞いてくれ」

葵「ん? ……何だそのポーズ」

男「実は桜の作ったケーキを食べて吐いたんだ。それでショックを受けたみたいで……」

葵「吐いたって具合でも悪かったのか?」

男「具合が悪かったというか……」

男(ただの食べすぎなんだが……正直に言った方がいいのか?)

男「>>+1」



男「ごめん食いすぎた。でも君を食べるのはできるよぐへへ」

葵「何言ってんだ?頭大丈夫か?」

男「性的な意味でもカニバ的な意味でも通じないか」

葵「つーか大人なんだから吐くまで食うなよ」

男「ごめん……それは、本当悪かったと思ってる」

葵「……とにかくちゃんと謝れよな! 何かこの部屋ゲロ臭ぇしもう行くから」

男「うん……」




男(さて、部屋は片付いたがどうしようか?)


どうする?
>>+1



桜の部屋


<コンコン


桜「はい、どうぞ」

男「えっとさ……ごめん」ガチャ

桜「別に、怒ってませんよ」

男「そうか……」

桜「…………それだけですか?」

男「あー……」

男(いや、でも謝ったしこれ以上どうすればいいんだ?)

蓮華『吐いた理由説明したらいいんじゃない?』

男(今俺心の中で思っただけなんだが)


どうする?
>>+1





男「ごめんお前の事想像してたら咽に引っかかっちまった」ガバッ

桜「…………」

蓮華『何してんの!?』

男(さて、押し倒してみたはいいものの)

桜「…………きゃああああああああああああああ!!!?」

男「うわっ」

桜「何、何何!?何なんですか!?どうしたんですか!?」

男(すごく錯乱している……まぁこういうのに耐性なさそうだしな)


どうする?
>>+1



男「冗談だ。ちょっとは元気になったみたいだな」

桜「はぁ……」

男「さっきのことは本当に悪かった」

桜「いえ……」

男「さっきのケーキ、本当に美味かったんだけどさ、その前にいろいろ食い過ぎてて……」

桜「……」

男「食べなかったら悲しむと思ったんだけど吐いちまったら本末転倒だよな…… 。こんなバカな兄でごめんな」

桜「……兄さん」

男「うん?」

桜「お腹一杯なんだったらそう言ってくれれば取って置きましたから……大人なのに吐かないで下さい」

男「ごめん……」

男(葵と同じ事を……)

桜「それと、驚くのでさっきみたいな事やめて下さい」

男「嫌だったか?」

桜「まぁ……正直言うと…あの……」

男「……」

桜「……やっぱ何でも無いです」

男(ここでちゃんと理由聞いた方がいいのか?)


1追求する
2しない
>>+1



男「……何で駄目なんだ?」ガバッ

桜「うっ……あの」

蓮華『懲りないなぁ……』

男「うん」

桜「…………………口が、臭いんです」

男「ん?」

蓮華『ん?』

桜「兄さんの口から、吐寫物の臭いが……いえ、その……ごめんなさい!何でも無いです!忘れて下さい!!」

男「………」

蓮華『ぐっ……駄目、笑いそう……男くんが可哀想なのに笑いそ……ぷぷっ』

男「何かごめん」

桜「いえ……何かこっちもごめんなさい」

男「…………」

桜「……リビングに猫見に行きません?」

男「うん……」

蓮華『くっ……ふふっ、何ちょっと落ち込んでるのよ……あっはははっ!』



リビング


葵「あっ、仲直りしたか?」

男「うん……」

葵「良かったな! つーか、何かゲロ臭いからうがいしろよ!」

葵「あと兄貴がゲロ吐いた事みんなに言っちゃった!」

男「ぐぁぁ……!」

百合「その歳になってゲロってお兄ちゃん……(笑)」

椿「……ごめん。普通男の人って胃が大きいと思ってたから」

撫子「兄さんの嘔吐シーン見たかった……」

蒲公英「特殊性癖ってレベルじゃなくない?」

桔梗「エメトフィリアはちゃんと性癖として確立されてるよ」

鈴蘭「えめと……?」

向日葵「まいけるもゲロ吐くのかな?」

桔梗「猫草を食べると吐くらしいよ」

向日葵「じゃあお兄ちゃん猫草食べたって事?」

男(何でそんなに俺のゲロの話題でもちきりなんだよ!!もうやめてくれ!!)

男(話題を変えなければ……)


どうする?
>>+1



男「鯖の味噌煮ってなんであんな美味いんやろな」

蒲公英「解る。塩焼きよりずっと美味しいわ」

蓮華『一番美味しいのは鯖缶じゃないかしら……』

椿「煮込んで皮がトロトロになってるのがいいよね」

男(ふぅ……鯖の話題にうつったみたいだな……)

男(折角だから此処にいる妹と何かしようか?)


どうする?
>>+1



男「人生ゲームでもするか」

桔梗「いいね!」

百合「人生ゲームとか久しぶりにやるな~」

男「みんなもやるだろ?」

鈴蘭「でもぉ……人多くない?」

男「チーム組めばいいんじゃないか?」

蒲公英「じゃあ綾目以外全員だから10人いるわね。5チームできるわ」

蓮華『お母さんもいるのにな……』

撫子「……これは仕方無い」

蒲公英「お兄ちゃん誰と組みたい?」

男「>>+1」



男「桜。さっき酷いことしちゃったしな」

桜「あ……じゃ、じゃあそうしましょうか……」

蓮華『どう見ても気まずいと思ってるじゃない……』

男(時が経てば解決する……よな?)

撫子「……兄さんとは私が組みたかったのに……兄さんとは……」ブツブツブツブツブツ

鈴蘭「ね、ねぇねー。一緒に組もうよぉ……?」

撫子「……うん」

百合「じゃあ私向日葵ちゃんと組も~」

蒲公英「じゃあ私と葵かな」

桔梗「じゃあボク椿姉ちゃんとだね」

椿「まだ上がらないの?」

男「くっ……お前ら強すぎるだろ。みんなまだ序盤のあたりだぞ……」

桔梗「圧倒的なのもつまんないね」

椿「ね」

蒲公英「何これムカつくわ……」




男「ふぅ……ビリは免れた」

桜「ギリギリでしたね」

撫子「…………」

鈴蘭「げ、元気だしてぇ?」

椿「ねぇねぇ兄ちゃん」

男「ん?」

桔梗「ボク達1位だったから何か景品頂戴」

男「お前ら終わってからそんな事……」


どうする?
>>+1

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