斑井「安価とコンマとボディガード」 (388)

夢をダンガンロンパSSに乗せて、遠くへ飛ばしてみよう



※ダンガンロンパのSSだったはずです
※1・2・ゼロのネタバレます
※他作品やメタネタもあります
※安価とコンマを使います
※斑井がまったりする安価のSSです
※まったりです
※そもそも斑井一式ってどんだけの知名度なのか
※さくらちゃんは天使
※はかせスレ

は:早い
か:書きやすい
せ:性的なものがすき

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394531605

希望ヶ峰学園には、様々な生徒がいる

ある者は学者に混じって研究し
ある者は自らの才能を無下にする
ある者は才能に縛られて苦悩し
またある者は己の夢を叶える


そしてここにひとりの男がいた

斑井一式、そのひとである


彼は常に、自分に【任務】を与えてくれるものを探していた…










学園長「ならYou何でも屋やっちゃいなよ」

斑井(ボディガードはどこへ)

………希望ヶ峰学園、旧校舎らへん



斑井「と言うわけだ」

斑井?「何がだ一式」

斑井?「話が全く読めないのだが」

斑井「つまり、俺達で様々な依頼を受け、それをこなして行けばいいのではないか?」

斑井「そうすれば、やがては……俺達が守るべきものが見つかるはずだ」

斑井?「俺達の行動原理たるものか」

斑井?「………悔しいが一理あるな」




斑井「よし、決まったな」


そこには似たような顔が、



斑井「やるぞ、お前達」



………斑井一式を含め8つあったのだった。

希望ヶ峰学園、教室棟
1ーA教室




よろづや いっちゃん




一式「もう少しひねりはなかったのか」

二式「無茶言うな、俺達の知識ではこれが限界だろ」

一式「……とにかく、俺達は【超高校級のボディガード】のはず」

一式「それがなぜよろづやになる」

八式「固定概念に囚われるな、一式」

七式「俺達の才能が活かせる活動は今のところこれしかないと俺達の計算では出た」

一式「俺を抜いて会議するなお前達」

三式「仕方が無いだろう、お前が【斑井一式】として動かない限り、俺達も【斑井一式】として活動は出来ないのだから」


そう、この斑井なにを隠そう8つ子である。
つまり【超高校級のボディガード】であり【超高校級の多胎児】、それが斑井兄弟である!

そして色々端折るが、
彼らはこれを生かして「You何でも屋やっちゃいなよ」と学園長から言われたので
まぁとりあえず仕方なく、ほんと仕方なく何でも屋をやってみたのだった…。


ボディガードとして働く…。
そんな日を夢見て…。




一式「本当に何でも屋なんてやっていて、ボディガードの依頼が来るのか?」

八式「間違いない」

一式「………そうか」

六式「では俺達は散開する。また後々」

一式「………ああ」

一式(もしかしてこいつら、俺の事恨んでないか?普段は姿を堂々と見せて行動出来るのが、残念ながら俺だけなのだから)


こんこん


一式「……誰だ」


きたひと
>>5
ダンロンシリーズなら無作為に

きたか!

安価下採用




がらら


松田「邪魔するぞ」

一式「松田か。珍しいな、お前がこちらまで来るとは」

松田「うるさい黙れ」

一式「」

松田「……いや、黙っていては話が出来ないのか」

一式「…で、何だ?お前にはもちろん、用件があってここに来ていると思うが」

松田「ああ、当たり前だろ?」

一式「用件はなんだ?ボディガードか?それなら任せておけ、俺は無敵だからな」

松田「>>10
ギャグ・シリアス・カオスなんでもござれ
胸糞系とかは再安価の可能性あり

江ノ島にすなおになりたい

松田「お前に頼んでどうにかなるなら頼んでみようと思った次第だ…期待なんかしてないがな」

一式「また手厳しい事を言うな、松田」

松田「用件と言うのは他でもない」

松田「………その、え、……ブスに、あのブスに素直に接してやりたいんだが、どうしても…その、ブスと呼んでしまって」

一式「」

松田「最近は研究の差中にもあいつの顔が思い出せるほどだ、もういい加減にこの気持ちを素直にあのブスにぶつけてやりたいんだが」

松田「なかなかどうして上手く行かない…だから手伝え、斑井」

一式「俺に何をしろと」

松田「そこはお前の考えるところだろうが」ジャ◯プぺらぺら

一式「……丸投げか、貴様」

一式「そもそも俺はボディガード……そんな事を請け終えるだけの能力など」

松田「もしかしてお前」

一式「………なんだ」

松田「恋愛に疎いのか」

一式「べべべべべ別にそそそそそそんな事はない」

松田「動揺が激しすぎるぞ」

一式「…分かった、お前に協力すればいいんだな」




◆数分後







一式「どうしよう………」

三式「なぜ安請け合いしたのだ一式」

四式「死ね。氏ねではなく死ね」

一式「そう言わずお前達、何か名案出せ」


↓3レスで斑井ブラザーズの知恵
コンマが一番高いものを採用し行動する

どうでもいいけどカオスエロスレはもう立ててたかもしれない
でもあれは葉隠君と舞園さんだけを性的にいじるスレだからちょっと方向性が違うって言う


とりあえず寝るまでやります
オナシャス!センセンシャル!

当SSでだけの限定的な斑井ブラザーズの見分け方


一式→みんなのリーダー、常識人

二式→恋愛担当、若干変態

三式→ツッコミ担当、左右田タイプ

四式→ややオタク気質、スラング使う

五式→どノーマルでつまんない男

六式→真面目

七式→なんかツイてる

八式→末っ子、みんなの弟

真面目なのにカレーで懐柔されたのか...

二式「一式よ、愛に言葉は要らないのでは?」

一式「と言うと」

二式「女は言う、「愛してるなんて何度も言うと、逆にその言葉が軽くなって信じられなくなる」とな」

六式「ダベミの過去の経験談だな」

一式「ダベミとは何だ?生き物か?」

六式「」目を逸らす

一式「………とにかく、それが一番使えそうな意見だな。松田にはそう伝えてみよう」

三式「何があっても我々は責任は取らんぞ」

一式「お前が言うな三式!ずるいぞ!」









◆それから数分後

一式「………というわけで」

一式「言葉など要らん、抱きしめてしまえ」

松田「」

一式「なんだ松田、それすらも実行できないと?」

松田「…いや、予想と違った答えだったんで驚いただけだ」

一式「俺を、否、お前は多胎児と知ってるからアレだが…俺達を全員そんなものだと思わないでくれないか」

松田「………」

一式「愛に言葉はいらない。そうだろう?」

松田「………分かった」

一式「よし行ってこい」

松田「ただし外したらお前は殺す」

一式「」


こんこん


松田「俺は行く………次のやつの相手をしてやれ、斑井」

一式「………分かった」


がらら

一式「次は誰だ?…>>33か?」

なおこのレスのコンマ以下で松田きゅんの行動の成否決定
100に近ければ近いほどいい

十神

>>27
石丸とは違う真面目と言うか、真面目すぎてカレーが冗談とも気づかないような真面目さんなのです




ガラガラ


一式「誰だ?俺で力になれればいいのだが」





十神「………邪魔するぞ」

一式(oh…)

十神「斑井一式……とはお前だな?」

一式「そうだ。無敵のボディガード、それが俺。問題ない、お前の身を守るくらいなら…」

一式「してここに来たと言う事は依頼」

一式「さぁ言ってみろ」

十神「なぜそんなに目をらんらんと輝かせている!?」

一式「とにかく言え、十神白夜」

十神「………>>39

そういえば、桑田スレの1000はどうなったの?

ジェノと山田に変な妄想されてる

>>37
連投は禁止やで!……と思ったら十神が救われなさすぎて泣きそうな1さん




十神「………クラスメイトから妙な妄想をされている」

一式「クラスメイトから?」

十神「ひとりは腐川…のもうひとつの人格、ジェノサイダー翔」

十神「もうひとりはそれに感化された山田」

一式「どちらも78期生か」

十神「俺は今、あのふたりに変な妄想をされているらしい」

一式「………変な妄想を」

十神「苦笑いするな貴様!」

一式「いや、あまり想像がつかなくてな」

十神「あのなぁ」

一式「…だがそれは迷惑なのか?そもそもどこで知ったんだ?」

十神「か、風の噂だ」

一式「お前も大変だな」

十神「………?」



直下コンマが50より上だとBL寄り、50以下でN寄り、ゾロ目はバイ
おやすみなさい

またホモじゃないですか(逆ギレ)



一式「で、十神?その変な妄想とは」

十神「………」

一式「………何だ言いにくいのか」

四式「なら俺が聞こうか」しゅたっ

一式「よ、四式!どこから来た、と言うよりもなぜお前が」

四式「何と無くだ」

十神「………ん………」

一式「何?」

四式「さあ聞かせてもらうぞ、十神白夜」



十神「……だ、男色家だと言う妄想をされているんだ…!」ピキピキ



一式「」

四式「有り体に言えばホモだと言う妄想をされているんだな」

一式「有り体に言い過ぎだ馬鹿!」

四式「………二式呼んでくる」

一式「えっ」

十神「しかも話を聞けば俺が組み敷かれる事が多く、その方が好みだと言っているんだ…納得がいかない!」

一式(……ん?何かがズレている気がするぞ)

二式「男同士の恋愛の話か?」がらっ

四式「呼ぶ前に来るなよ二式」

一式「そして話の内容が違う」

十神「………お前達、あと何人増えるつもりだ」

二式「妄想で終わっているんだろう?ならいいんじゃないか?」

十神「よくないだろう…主に気分がな!俺が組み敷かれる妄想で奴らが快楽を得ていると思うと虫酸が走る!」

一式(病的だな)

十神「とにかくこれを何とかしたいんだが」

一式「なるほど…」

四式「個人の趣味にどうこう言うのは難しいからな」

二式「いっそお前、本当に男色家になれb」一式パンチ(ロングレンジ)どがぁ

一式「…承った。俺達が解決してやろう」




◆数分後



六式「裸と裸のぶつかり合いか?」

八式「……おぞましい」

五式「男同士の恋愛か、まぁ普通ではない」

二式「普通ですけど?(半ギレ)」

一式「普通ではない、自覚しろ二式」

六式「二式はいつから男色家になったんだ」

三式「お前のせいで全員がそう思われたらどうするつもりだ」


◆当SSのみの斑井ブラザーズ設定
六式→真面目だけどアホの子、ずれてる
二式→ホモでした(真顔)
五式→常識人です


四式「………まぁ、頑張れ」

八式「諦めるのか兄弟!?」

一式「ひとまずはどうすべきか、意見を募るぞ」


↓3レスで【十神の悩み】を解決出来そうな意見を募集
コンマが一番高いものを採用

二式「ひらめいた」

四式「通報した」

八式「仕事が早いな、さすが四式」

二式「そもそも俺はまだ何も言っていないんだが」

一式「………想像がつくから聞かなくてもいい」

二式「殺生なやつらだな、話だけでも聞いてから考えろ」

七式「…そんなに言いたいのか二式」

六式「とりあえず聞いてみるか?」

二式「俺が男色家の良さを、十神に身を以て伝える(意味深)」

四式「身を以て……あっ(察し)」

一式「いい加減にしろお前」

二式「……分かった、もしも俺が失敗したら笑いものにするがいい……だが上手く行ったら、俺の願いを叶えろ」

三式「横暴だなお前!」

一式「ふん、どうせ成功するわけがない……放っておけ」







二式「つまり乗りかかった船で出港すればいいんだ、十神」

十神「どうしてそうなる」

三式「十神、生きて帰ってこい…」

十神「待てお前達、こいつを止めろ!止めろぉぉおおお!!」

一式「………」

六式「………さて……」



次の来客
>>61

左右田

安価スレは戦場





五式「………うん、何もなかった」

四式「だな。あれは記憶から消すに限る」

一式「俺達は何も見なかった」

八式「お前達がそう言うんならそうなんだろう」

三式「いや、安請け合いする一式が悪いような…」


こんこん


七式「それを言い始めたらきりがなくなるだろ」

三式「そもそもこのよろづや?とか言うのも一式が安請け合いしたんじゃないか」

一式「ここぞとばかりに俺のせいか、お前達」


がらがら
左右田「すいませーん…」


四式「全く身の程をわきまえずにこんな事を…」

一式「辛辣すぎやしないか」

五式「まあ待て、俺達が争っても仕方がないだろう」

六式「見てくれ…俺のツイッターのフォロワーが10000万人まで増える夢を描いてみた」

一式「そしてお前は何をしてるんだ?六式?そもそもツイッターやってないだろ?」


左右田「あのォ、すいません?」


七式「………ん、誰か喋ったか?」

一式「いや………」

左右田「おい」

◆数分後




一式「悪かったな左右田、そうむくれるな」

左右田「むくれるわ!!こんなに黒っぽい中にひとりピンクが入ってんのに気付かれなかったら!!!」

一式「怒鳴るなよ…」

左右田「あとお前らそんな簡単に手の内晒していいのか?!」

一式「それでも最強のボディガードを目指してます」

左右田「無理だろ」

一式「そんな事はどうでもいい」

左右田「いいのか?いいのな?」

一式「左右田、お前は何しにここに来た」

左右田「ぶっきらぼうだな、言い方!」

三式(本場のツッコミとはこれなのか…)わくわく

左右田「あとそこわくわくしない!!」

一式「………で、依頼はなんだ?」

左右田「>>67

ソニアさん鑑賞(盗撮)メカを作ってたら暴走してなぜか俺だけに襲ってくるようになったので護衛してください

メシウマ



左右田「オレを護衛してくれ」

一式「」ガタッ

左右田「え?何だよ?」


一式(ついに………来たか!)

一式(俺達の、超高校級のボディガードの才能を活かせる任務が…っ)


左右田「………あのォ、」

一式「任せろ左右田、お前が望むならありとあらゆるものからお前を守ってやる!例えお前の命を狙うものがいようとも、俺達斑井8兄弟の力さえあれば!で」

左右田「…はい?」

一式「お前は何に命を狙われている?」

左右田「………自作のメカ」

一式「ほう、お前ともあろう者が自らの作品に命を狙われるとは運がないな」

左右田「あァ、ソニアさん観察メカなんだけどよ」

一式「」

左右田「名付けて「リアルスコープくん」だ」

一式「………お、おう」

左右田「な、なんだよ、何テンション下がってんだよ」

一式「いや、気にするな…」

左右田「すんだろ!」

一式(これって自業自得なんじゃ……まぁいい、護衛の任務なのだからな)

一式(俺が守るべきものが覗き魔なのが引っかか…まぁ、まあまあいい!いいんだ!いいと言う事にしよう!)

一式(あまり深く考えたら何かその、後悔しそうだ!だから考えるな感じろ、斑井一式!!)

左右田「………あのー」

一式「………と、とにかく、その?」

左右田「あァ、ソニアさんをいつでも観察するために作った「リアルスコープくん」が…」

左右田「ある日突然、オレに襲いかかるようになっちまったんだよ」

一式「ある日突然、か」

左右田「それ以来踏んだり蹴ったり喜んだりでな」

一式「変態」

左右田「褒めんなよ!」

一式「」

左右田「オレもさ、多少ならいいんだけど…さすがに最近殺されそうなんで、こりゃマズイって事でオメーらに護衛を頼みたいんだ」

一式「………」

左右田「頼む、この通りだ!」ドゲザー

一式「………護衛の任務なら、断る謂れはない」

一式「やればいいんだな?やれば!」




◆さらに数分後

◆左右田の周りには8兄弟が集合して…

◆あ、違う、二式だけいない




左右田「ひとり足りなくね?」

一式「気のせいだ」

左右田「だってオメーら8兄弟だろ?」

四式「残像だ」

左右田「嘘つけ!」

三式「やれやれ」

六式「ところでなぜ、こうして固まっているのだ?」

左右田「実はリアルスコープくんにはタイマーが搭載されててよ、数時間に一回はソニアさんを盗さ…撮影してくるんだけど」

一式(こいつ警察に突き出そうかな)

左右田「そのタイマーの時間にオレに襲いかかるようになったわけよ」

五式「お前の作る機械は便利なんだか厄介なんだか…」

七式「で、そろそろその時間ってわけか」

左右田「まァそうなるな」


ぴぴー
ぴぴー
ぴぴー




左右田「………来た」


◆直下コンマでリアルスコープくんの強さ判定
100に近ければ近いほどつおい

判定:83…マジか


ぴぴー

ぴぴー

ぴぴー


一式(…近づいているな)

一式(だが多少のメカならば俺達の力でも勝て)

ぬっ

メカ「FUSHUUUUUU…」←ゴリラ型


そこにいたのは、我々をはるかに凌駕する大きさの、ゴリラ型のロボだった。
体にはカメラらしきものがあり、どうにかリアルスコープくんの名残を残している。
単眼であり、その眼がじとりと左右田をロックオンしているようだ…。


一式「」

左右田「さすがオレのメカだぜ!」

一式「………」

左右田「自己再生、自己進化、自己増殖にこだわって作ってみたんだぜ!」

四式「それはどこのデビルガンダムだ!」

左右田「進化すればするほどソニアさんの盗撮がうまくなるはずだったんだぞ」

三式「盗撮なのか、やっぱり!?」

六式「どこから間違えたんだ…」

一式「そもそもよく学園に隠れられているな…こいつ…」

左右田「ほら、守ってくれよ」

一式「無茶言うな!」

メカ「Foooooooo!!!」

一式(どうしてこうなった)


◆斑井8兄弟の作戦
↓3レス募集しコンマが一番大きいもので進行

ただいま戻りました




作戦:そうだおとりに← ピッ



一式「………全員、散開」

バッ!
黒い影がいくつも、その場から這うように動き回る。
まるで痣のように、蛇のように。


そしてその場に左右田は取り残された!


メカ「………」

左右田「………え」

メカ「………」

左右田「………あの、護衛、は」

メカ「」うぃーんうぃーん

左右田「………」

メカ「GYAooooooo!!!」

左右田「……ァァァあああああ!!」


◆コンマ判定99
ここでは、伝統的に44・99はファンブルなのですが
この作戦のファンブルは「左右田君がめっためたにされる」なので斑井兄弟に影響はありませんでした


メカ「Foooooo!!」

左右田「ぎにゃあああああ!!」



メカが充分に左右田に惹きつけられたところで俺達は動き出す!


一式「全員で奴を狙え…左右田を守り通せ」

左右田「めためたにされてる時点で守れてねェからァァァ!!」

メカ「Foooooo!」

一式「甘い」

五式「俺達はボディガードだぞ」

四式「ひとの範疇とは言え、それでも力はある方だ」

六式「リンゴなら潰せるくらいにな」

左右田「何の話だよォォ!?」

五式「さてそんな俺達が一斉にかかったらこの機械はどうなるかな?」

七式「自己進化も自己再生ももはや出来ない速度で潰されたらどうなる?」

八式「試すしかあるまい」


ぐるり、影は取り囲む。
同じような顔をした男が8…いや、今は7人。
それは肉食獣の狩りのようにも見えた。

メカは左右田に腕を叩きつける、髪を若干燃やす、写真を撮るなどしている。

そのメカの腕が、ぽきんと折れて地面に落ちた。


メカ「………?」


一式「お前には左右田を狙う脳しかない」

一式「だからこそ、だからこそ無理だ…」


メカ「Pyaaaaaaaaa!!!」


一式「俺達兄弟は越えられない」


………斑井兄弟の握力は、強い。
前述しているが、リンゴくらいなら片手で潰せる。
(あ、あれだよ?戦刃にいっしゅうされたじゃん、とか言ったらダメだよ?)

彼らが7人がかりで取り組めば……



てのりメカ「みゃー」

一式「こうなる」

左右田「どうしたらそうなる」

どうでもよくないけど神代は「超高校級の諜報員」だよな、前スレで何をもって「スパイ」とか書いてたんだ自分
お詫びして訂正します






てのりメカ「みゃー」

一式「どうだ左右田、お前を守り通したぞ」

左右田「ボディガードってさ、なんかこう……その」

一式「なんだ?」

左右田「…オレがここまでぼろぼろにならないように守ってくれる存在なんじゃねーの…?」

一式「ああ、なんだか頭から血が出ているようだが、まぁ死ななくてよかったな」

左右田「そのりくつはおかしい」

一式「そう怒るな左右田、こうして生きているんだからな」

左右田「納得いかねーな…それ以前に、そのメカの部品とかどこやったんだよ…」

一式「バラしたんだよ、力で無理やり」

左右田「あァそうですか」

てのりメカ「みゃー」

左右田「とりあえずこいつだけ連れて帰るわ…」

一式「ああ、また何かあれば来てくれ」

左右田「もうねー事を祈るよ」

てのりメカ「そぉい」どすん

左右田「おゥふ鳩尾」

一式「……どんまい」







◆数分後




一式「俺達は見事左右田を守り通したぞ」

三式「まぁ依頼人に多少の怪我をさせてしまったがな」

六式「村雨や生徒会のメンツのようにならなかっただけマシだろう」

四式「………」

八式「あ、ああ…」

六式「…なぜそんな顔をした、お前」

五式「どう考えても引きずってるに決まっているだろうが、六式」

六式「生徒会を引っ張ってどうするつもりだ?」

三式「こーれはいかん」


こんこん

一式「さて、次は誰だ」


次の来訪者
>>90

石丸

がらっ


石丸「失礼するっ!」


一式「……風紀委員か」

石丸「む?あなたが斑井先輩ですね?」

一式「いかにも、俺が斑井一式…だが」

石丸「なんて……なんて不健康そうな肌なんだ!」

一式「……え?」

石丸「それに背筋も悪いですし、背も高い……このままでは先輩の健康は害されてしまいますよ!」

石丸「先輩、今からでも遅くはありません!もっと運動をしましょう!」

一式「運動はよくしているつもりなんだが……」

石丸「な、なんと……そうでしたか、それは失礼しました……!」

一式「気にするな。と言うか、本当に噂通りの人となりだな、風紀委員」

石丸「して、今日は先輩に頼みがあってきたのです!」

一式「………聴こうか」

石丸「>>94


今日眠いから寝るでちゅ
おやすみさん

ホモと化した十神に襲われそうになった

またまたやらせていただきましたァん!




石丸「単刀直入に話をさせていただきます」

一式「ああ、してくれ」

石丸「先ほど、十神くんに襲われたのです」

一式「」!?

石丸「あれは普通の人間とは、正気の沙汰とは思えません…僕を、僕の衣服を剥ぎ取ろうとしてきたのです」

石丸「あの十神くんが、ですよ!」

一式「」絶句

石丸「む、そう言えば何か言っていたような気もしますが…思い出せません」

一式「………」

石丸「そう言うわけなのです、斑井先輩」

一式「十神から護衛して欲しいと」

石丸「はい!」

一式「護衛の任務を断る謂れはない、任せておけ」

一式(と言うか完全に二式)

石丸「お願い致します、先輩!」

一式「まずは今日一日中、でいいな?」




◆そして数分後

一式「俺が石丸の側に着く……安心しろ、俺は不死身だからな」

石丸「はい、先輩!」

一式「しかし災難だな石丸」

石丸「ええ、彼はあんな人間ではなかったはずなのですが」

一式「他におかしなところはなかったか?」

石丸「……さぁ、僕も激しく抵抗し、ひとりでは無駄と判断したためにこちらに来たので」

一式「そうか………」

一式(二式、お前はあとで説教だ…それもどぎついのをな)

石丸「しかし不便ですね、これから授業があると言うのに…」

一式「さすがに授業中は襲いかからないと思うが、どうだろうな…今日だけは授業を控えるとか」

石丸「授業は休むわけにはいきません!」

一式「………そう言うと思った……」






◆昼過ぎ






一式「………さてと、お前達のクラスはこちらだったな」がららっ


◆直下コンマ判定
100に近ければ近いほど十神がヒーハー
もちろん高ければ高いほど危険だし授業そっちのけになる
ゾロ目だと誰かしら襲われているところに遭遇

判定:81…これはあれですわ




十神「……」

一式(何っ…さ、先回りされたのか!?)

石丸「と、十神、くん」

十神「…石丸、か。お前なら必ず授業に来ると思っていた」

石丸「僕は学園の風紀委員として皆の手本になる義務があるからなっ!」

十神「その風紀を乱してやりたい気持ちでいっぱいだ」

石丸「」

一式「」

一式(…どうして、こうなった)

十神「ふん、苗木を秘書として迎え入れようかと思っていたが…やめた、石丸」

石丸「な、何かね?」

十神「ここを出た暁には、どうだ…俺の秘書として働かないか?いや、働け」

一式(相手に有無を言わせない威圧感…これが十神白夜か)

十神「任せておけ、お前もよくしてやろう…十神の名にかけてな!」どやぁぁぁぁ

石丸「」

一式「………全力で護衛する、本当に、本気で、ガチンコで」

◆そして授業中


先生「いいかー?ここテストに出るぞー?」



一式(俺が教室内に、石丸の後ろに立っている事はあっさり許可が出た)

一式(まぁ学園長命令だしな)

一式(それにしても………)ちらっ


十神「………」がりがりがり


一式(先ほどから十神が、手元のノートに目一杯「石丸」と書いていて正直気持ちがどんよりしてくる)


一式(強いて言えば、十神と石丸の席がやや離れているのがよかったな)

一式(十神はそうそうこちらにアクション
起こさ………)

こつん

一式(…こ、これは!!)


意外ッ!それは消しゴムッ!!


十神「………」にやっ

一式(ま、まずい!石丸は!)

石丸「ふむ、そうだったのか…」かりかり


一式(まさか十神ッ!消しゴムを!消しゴムを落として拾いに来るのかっ!?)


◆直下コンマ判定
80以上で十神が石丸に到達
それ以下は一式ガード、低ければ低いほど効果がある

一式「!?」


斑井一式の任務は「石丸を守ること」であり、十神に危害を加える事ではない
ゆえに一式は十神に拳を振るうことは出来なかった

せいぜい十神が石丸に接近するのを邪魔するくらいしか、彼には出来ないーーー


がたっ

十神「……消しゴムを落としたようだな、この俺とあろうものが」にやっ

一式「待て、来るな」

十神「まぁそう言うな愚民」こつこつ

石丸「ま、斑井先輩!?」

一式「動くなッ!消しゴムくらいなら俺が取ってやるッ!」

そして事情を知らないクラスメイトは………

霧切「あら、いいじゃない?消しゴムくらい自分で取らせれば」

腐川「わわわわ私が取ります白夜s「お前は黙って座ってろ」

苗木「…珍しいね、十神クンが落し物なんて」

朝日奈「どうだか…あいつ結構抜けてるじゃん」

大和田「Zzz………」


一式(ま、まずいっ!だが!十神が石丸を狙っていると言って信じるものはいないっ!)

一式(せめて……俺の腕で!妨害する!)


その時ーーー
十神は俺の前から消えた

一式「な、に……?」


十神「おっと、消しゴムはここだったか」


振り返るーーー
俺を欺き…石丸の足元にしゃがみこんでいる……!

一式(しまっ………)


十神「おっと」

石丸「む、と、十神く……」


むにむに

石丸「」


十神「……く、立ちくらみ?俺とあろうものがっ」

むにむに

石丸「」

十神「ふう…さぁて席に戻るk」ごっ
↑石丸の机に頭ぶつけた

むにむにむにいいいっ

石丸「」がくがく

十神「……今のは痛かったな」

むに

石丸「ふうき…が…」がくん



◆任務失敗……

◆よろづやに戻ります……



十神「ふぅ、この事は後で二式に教えておいてやろう」メール

◆夕暮れ



一式「」どよーん

四式「まぁ、その……ど、どんまい?」

三式「よくないだろう!石丸が保健室送りだぞ!」

五式「うわ言のように十神十神と言っているらしいな、気の毒に」

八式「任務失敗か、兄弟」

一式「ああ……そうだ、俺は護る力のない男なんだ……守るべきものが守れないんだ……」どよーん

七式「起きてしまった事は仕方がないだろう、一式?」

二式「そうだぞ一式」

一式「おい元凶が何を言っている」

四式「待て二式、いつ戻った?」

二式「先刻だ。お前達が落ち込んでいたので声をかけられなかった」

六式「とりあえず二式を血祭りに上げようか、兄弟?」

一式「そうだな、それに賛成する」

二式「待て、どうしてそうなる」


次のひと
>>120

大和田

まず一回更新、続きは少しあと




がららっ


大和田「うーっす、先輩」

一式「!」

斑井ズ「」シュババ


斑井ズは見つからないように散開した!
そう、後輩達には「不死身」の謎はナイショなのだゾ☆



大和田「……何すか今の」

一式「……何、気にするな。ゴキブリだろう」

二式(ちくしょう)

大和田「気持ち悪ぃっすね、叩き潰しときます?」

一式「いや、お前にそんな事をさせるのは面目ない。それにゴキブリホイホイは無限に用意してある、問題ない」

大和田「無限て」

一式「と・こ・ろ・で」

大和田「……なんかむりっくり話妨げられたような」

一式「とにかく大和田、お前もここに来たのなら依頼があるんだろう?さぁなんだ、言ってみろ」

大和田「…ああ、それは…」

一式(十神についての依頼なら断ろう、本当に断ろう)

大和田「>>125

ホモと化した石丸に襲われて、ホモと化した不二咲に襲われそうになった

ホモになんて絶対に負けない(キリッ)

再開すっけどプレイヤーさんは…いない、かな?

大和田「オレぁ、さっき兄弟の…石丸のところに行ってきた」

一式(兄弟…か)

大和田「あぁ、兄弟っつっても義兄弟っすよ」

一式「それで?」

大和田「その契りを交わした兄弟がおかしくなってた」

一式「ほう」




◆回想・保健室

大和田「兄弟、無事か?!」がらら

石丸「………」真っ白

不二咲「ふえぇ……」

大和田「き、兄弟に不二咲!?なんで……」

不二咲「お、大和田君は寝てたから起こさないようにみんな教室を出たんだよぉ」

大和田「そうだったのかよ、くそッ…で、不二咲?兄弟は」

石丸「………ふ、ふふ………」

大和田「きょう……だい……?」

石丸「僕は…知らなかった……」



石丸「同性同士なら、不純な付き合いではないと言う事をな!」

!?
大和田「」

石丸「そしてそれを、先ほど身を持って十神くんに教えてもらったのだ!」

!?
大和田「」

石丸「おかげで下着をひとつダメにしたが…だがしかし!それに勝るものを手に入れたのだよ、兄弟!」

大和田「き、兄弟?オメーは何言ってるんだ?意味が…」

石丸「つまり兄弟!僕と改めて、体の契りを結ばないか!」

大和田「」

石丸「兄弟なら、兄弟なら分かってくれるだろう!?」

大和田「ワカリマセン」

不二咲「じゃあ大和田君の体に教えてあげないとねぇ」

大和田「な、不二咲テメェ!?」

石丸「不二咲くんには先ほど、僕から保健体育(意味深)を教えたところだ!」

不二咲「えへへっ///」

大和田「」

石丸「さぁ兄弟!兄弟舟を出そうじゃないか!!」

大和田「うわああああああ!!」








大和田「と言うわけだ」

一式(想像以上だった)

大和田「なぁ斑井先輩!教えてくれ……あの時、兄弟に何があったんだよ!」

一式「俺の力不足だ……そのせいで犠牲者を出してしまった…」

大和田「くそっ、くそっ!」

一式「……だが、妙だと思わないか?」

大和田「あ?何がっすか?」

一式「ほんの少し触られただけで、石丸の脳内がそこまで狂うだろうか?」

大和田「……確かに」

一式「十神にしても(二式にしても)そうだ……そもそもあいつ(ら)はそんな趣味はなかった」

大和田「っつーことは」


1何かに乗っ取られている!
2洗脳されている!
3超能力だ!
4これは夢なんだ!!
5そのた


>>141

2

一式「洗脳されているんだ!」

大和田「何だと?」

一式「………そんな事が出来る人物、なら…心当たりはある」

大和田「え?ま、マジすか?」

一式「だが、目的と手段が分からない」

大和田「一体いつそんな洗脳をしたのか…」

一式「そして何のためにそんな事をしたのか」

ジェノ「とりあえずさぁ?石不なのか不石なのか話し合わない?」

一式「誰だこいつ」

大和田「テメェはちっと黙ってろ、ジェノサイダー」

ジェノ「あらあらぁ!アタシが殺人鬼だからって仲間はずれ!?」

一式「違う。で、こいつは」

大和田「クラスメイト…のもうひとつの人格っす」

一式「お前のクラスややこしいな」

三式(お前が言うな)




◆数分後



一式「とにかく、こんな事をした犯人を探すぞ」

大和田「そうっすね、そんで兄弟を元に戻してもらう」

一式「……慎重に行くぞ、大和田」

大和田「おうっす」


◆直下コンマ判定
100に近いと近いだけ早く犯人が見つかる
遅いと遅いだけ他の男子が犠牲に

判定:60…それなりに被害が出ている



◆校舎


一式「くそっ、犯人はどこなんだ!」

大和田「手当たり次第探すしかねぇっすよ!」

弐大「お前さんら、何しとるんじゃあ?トレーニングか?」

一式「これのどこがトレーニングなんだ!?」

弐大「そうかっかするんでないわ。とにかくワシのトレーニングに付き合わんか?」

大和田「そんな暇はねぇんだよ!」

弐大「む?嫌か?お互い突き合うトレーニングなんじゃがのう」

一式「」
大和田「」



◆その後も大変だった…


十神「俺が(エクスタシーに)導いてやる!」

不二咲「僕が解析(意味深)してあげるよぉ」

石丸「さぁ!僕と保健体育の授業を始めようではないか!」

桑田「え?オメーのゴールデンボール触らせてくれるって?」

田中「フハハハハ!俗物が!我が支配下に置かれればいいのだ!」



一式(収拾が!収拾がつかないぞ!!)

◆数多くの妨害を受けながら…



一式「あとはここくらいだな?探していないのは」

大和田「そうっすね…」

一式「追い詰めたぞ、黒幕」

がららっ


一式(秘密裏に情報交換していたが、もうここしか探していない場所はない)

一式(そしてここに誰かいる事は自明の理…いるとするなら!)

一式(黒幕ッ!それ以外ありえないッ!!)



一式「いるのは分かっている…出てこい!」

大和田「なんでこんな事したか聞かせてもらうぞ!」


>>155「仕方ないな…」

黒幕は誰だっ!?

カムクラ

カムクラ「思ったより粘りましたが…ここで見つかってしまったのなら仕方がありません」

カムクラ「そうです、僕が今回の犯人…いわば黒幕と言ったところでしょうか」

一式(こ、こいつ、は…!?)

大和田「おいテメェ!」

カムクラ「?」

大和田「髪の毛伸ばしてんじゃねぇよ!!」

一式(まずそこなのか)

カムクラ「はぁ…ツマラナイ…」

カムクラ「常識的な部分を突っ込んでくるところがまずツマラナイです」

大和田「はぁ?!」

一式「そもそもお前は、お前は…誰なんだ」

カムクラ「僕が誰だろうといいじゃないですか」

一式「そもそもなぜこんな事を!」

カムクラ「…僕には恋愛と言うものがまるで理解出来なかったんです」

カムクラ「その時一冊の本を拾いました」



×十神 総受MAX!!3~御曹司が白濁に溺れて壊れるまで~
原案:ジェノサイダー☆翔
作画:山田一二三



一式「」
大和田「」


カムクラ「これを見て思いました」

カムクラ「僕も男性なのだから、もしかしたら男性同士の恋愛なら理解出来るかもしれないと」

一式(こいつ…サイコパスすぎる…)

カムクラ「僕に愛を、恋愛を教えてくれたのがこの本です」

一式「そうか、お前は間違っているぞ」

カムクラ「ありとあらゆる才能と【カムクライズル】の名を持ってしても、僕の中のぽっかり開いた穴は埋まらなかった」

カムクラ「だから僕はこの穴を埋めてくれる…いや、穴に挿れてくれる人を探していたんです」

大和田「その、オメーは…その、病気なのか?色々な意味で」

一式「俺もそう思うがな、色々な意味で」

カムクラ「そうなのかもしれませんね」

一式「認めるのか…(困惑)」

カムクラ「そこで【超高校級の催眠術師】やら【超高校級の恋愛講師】、【超高校級のAV男優】などの才能を駆使して」

一式「おい一番最後」

カムクラ「この学園で男性同士の恋愛を発生させて見たんです」

大和田「だからって…だからって何も兄弟まで巻き込まなくても!」

カムクラ「僕の目的のためです、仕方がありませんね」

一式「…ちっ、カムクラとか言ったな」

カムクラ「どうしました?」


↓3レスで【カムクライズルを論破するセリフ】を募集
一番コンマ高いのを一式が言う

ファンブルってるなぁ…
でもここはコンマ判定じゃないからファンブルなんて無視して、66が一番高いとして普通に言わせればいいよね!(強引)
…ね…?

一式「で?結局その穴は埋まったのか?」

カムクラ「それは…」

一式(言い淀んでいる…つまり)

一式「もし埋まっていないのならば…このやり方は間違っているのではないか?」

大和田「…確かに、な」

カムクラ「しかし、それしか方法が…」

一式「そもそも洗脳などして他人の気持ちだの恋愛だのを理解しようとする、その精神が言語道断」

一式「お前は!すでに前段階で間違えている!」

カムクラ「………!」

一式「お前に!人を愛する資格はないっ!!」

カムクラ「」!!

大和田「………斑井先輩」

一式「全生徒の洗脳を解いてくれるな?」

カムクラ「………」

大和田「ど、どうなんだよカムクラ!」

カムクラ「………ふ、ふふ、ふふふふふふ」

カムクラ「人を愛する資格はない、か」

カムクラ「感情がないはずの僕が、いつにもまして虚しい気持ちになっている」

一式「ふん、勝手になっていればいい」

カムクラ「………分かりました、洗脳は解きましょう」

大和田「よっしゃあ!」

カムクラ「その代わり」

一式「その代わり?」

カムクラ「斑井さん、と言いましたね」



















カムクラ「僕に愛とは何なのか、体に教えてください」

一式(あかん)

ねまちゅ
続き全く考えてない
起きたらやります
おやすみさん

続き思いつかない





カムクラ「あなたが僕に愛を教えてくれるのなら、全生徒の洗脳は解きます」

カムクラ「もしそれで愛が分からなかったら、洗脳は継続します」

カムクラ「むしろあなたは…以前に洗脳したと思ったのですがね」

一式「ふん、残念だったな……俺は不死身なんだ」

カムクラ「不思議な事もあったものですね」

一式「とにかく……お前に愛を教える?」

大和田「なんかすっげぇ嫌な予感するんすけど」

一式「………俺もだ」

カムクラ「どうしましたか?」

一式「敢えて聞こう………俺は何をすればいい?」

カムクラ「>>176


一式さんがハートブレイクしたらスレ終了(半ギレ)

……手をつないだり?

174で

>>174



カムクラ「そ、その………」

一式「?」

カムクラ「………」

一式「何を言い淀んでいる?俺は何をすればいい?」

カムクラ「………手を」

一式「手を?」

カムクラ「………手を、繋いだり……して、くれたら………」かああっ

一式「」

大和田「照れ笑いがこんなに可愛くねぇ人間っているんすね」

一式「…それに同意する」

カムクラ「しっ、仕方が無いでしょう!僕には感情たる感情がないのですから!」

一式「の、わりにはかなり感情豊かに答えを返してくるな?」

カムクラ「これは【超高校級の演劇部】の才能で…っ」

一式「自分に嘘をついているとでも?」

カムクラ「ちっ…違…っ」



大和田(ラーメン食いてぇ)

カムクラ「とにかく僕と手を繋いでください、斑井さん?」

一式「成り行きとはいえ、男と手を繋ぐのか…俺が」

大和田「仕方がねぇっすよ、先輩。先輩がやってくんなきゃ、兄弟も助からねぇんすから!」

一式(…確かにな、二式の事もある…と言うか二式はいつ洗脳されたんだほんとに)

一式「やれやれ…ほら、手を出せ」

カムクラ「…は、はい…」

ぎゅう

一式「これで満足か?」

カムクラ「…いえ、握り方が違います」

一式「」いらっ

カムクラ「こうやって、握ってくだ…///」

大和田(あれって恋人つなぎってやつじゃねーか?男同士でやるのはハードル高くね?)

一式「ああ分かった、分かった!こうだな?こう、腕を絡めるようにしながら…手のひらを内向きに…」

カムクラ(これはっ…!あの本で見たトキメキシチュエーション!!)

一式(こいつなんでこんなことにまじになっちゃってるの)



◆直下コンマでカムクラの満足度判定
100に近ければ近いほど満足
60に満たない場合は不満足でおねだり継続

判定:59
あともう少しだったのに



カムクラ「…おかしい…」

一式「何がだ…」

カムクラ「足りないんです、何かが…」

一式「何?」いらっ

カムクラ「これは確かに僕が望んだ事なのに、何かが足りない…っ」

カムクラ「一体何が…?」

大和田「そろそろ先輩に任せて帰っていいっすか?」

一式「まぁ待て大和田、今行ってもどうせ外は男色家まみれだ。ここにいろ」

カムクラ「下手すれば学園の男子全員がそうなつている可能性もありますからね」

一式「パスで」

大和田「ですよねー」

カムクラ「しかし僕はまだ満足していません、さらなるステップを要求します」

一式「わがままだな、お前」

カムクラ「とにかく!」

大和田「つうか、さらなるステップって何だよ」

カムクラ「>>185

交換日記

カムクラ「交換日記です」

一式「」

大和田「…ああ、うん」

カムクラ「交換日記です」

一式「…交換、日記」

大和田「なんつか、オメーって…」

カムクラ「あの本にもそう書いてありました…まず体の関係(意味深)、そのあとで心を繋ぐのです」

一式「偏りすぎだよ、お前の知識」

カムクラ「とにかく、僕と交換日記をしてくれますね?」

一式「…わ、分かった…するから、校内の男子の洗脳を全て解いてもらおうか?」

カムクラ「仕方がありません、が…僕自身が体感出来るなら喜んで解きましょう」





◆その頃の校内


十神「俺は一体何を…」

石丸「ふ、風紀が…風紀が乱れている…」

田中「風が泣いている…」

花村「あれ?もう終わりなの?どんどん突っ込んでいいんだよ?」

桑田「」

左右田「」

不二咲「ふたりとも軟弱だね…あれ?僕、何してたんだろう…」



二式(…俺は今まで夢を見ていたんだ、そうに違いない)

斑井とカムクラって誰得なの?



カムクラ「い、今日記を書きます…待っていてください」


一式「日記ってひとりの時に書くものだと思うんだが」

カムクラ「あなたからの返事が明日欲しいから今書くんです!」

大和田「青春、だな」

一式「そうなのか?」




◆もうすぐ下校


カムクラ「いけませんね、教室棟の閉鎖が間も無くです」

一式「そろそろ俺達も寄宿舎に戻るぞ」

大和田「そっすか。うぃーっす…」

カムクラ「あ、あの、僕は旧校舎なので…」

一式「…そうか」

カムクラ「あっ、その!」

一式「なんだ、まだ何かあるのか?」

カムクラ「に、日記…」

一式「…確かに、受け取った。部屋で読めばいいんだな?」

カムクラ「…///」こくん

大和田「照れ笑い可愛くねぇ…」

一式「まずお前は髪を切れ、髪を」

大和田「それ斑井先輩が言う事じゃないです」

◆夜




一式「さて兄弟」

二式「ああ、兄弟」

五式「俺達は寄宿舎に特設された部屋に8兄弟で寝泊まりしているんだぞ、と追記しておこう」

六式「何の話だ?」

五式「なんでもない」

一式「とにかくカムクラに日記を書いて渡さないとならないらしい」

八式「どうしてこうなった」

一式「それは俺が聞きたいよ」

七式「で、兄弟?日記にはなんと?」



【超高校級の交換日記】1P

名前→カムクライズル
初めまして、と言うのもおかしいですが…初めまして。
僕にあなたが愛を教えてくれるんだと考えたら、何だか心臓の鼓動が早くなってきた気がします。
もしかしてこれが恋なのでしょうか?
人体構造的にそうなる事はあるそうですが、僕にはよく分かりません。
ところで、そんな風にときめいてはいますが、僕はあなたのことをよく知りません。
あなたは普段何をしているんですか?



一式(予想以上に普通の日記だったわ)

三式「何と言うか、予想以上に普通の日記だな」

一式「こら三式、せめて心の中に収めておけ」

七式「これに返事を書くのだろう?」

四式「普段なにしているか書いてやればいいだろう、一式」

一式「普段、か」


1ボディガードの事を書く
2今日の出来事を書く
3斑井兄弟の秘密を書く
4そのほか
>>195

1

【超高校級の交換日記】2P

名前→斑井一式

とりあえず俺も初めましてと書いておく
俺は斑井一式、超高校級のボディガードだ
あいにく俺は不死身なんでな、誰かを守るだとかそう言う事に向いているようだ
普段は学園で守るべきものを守っている
今日もいくつか護衛の任務をこなしたところだった
お前も守ってやってもいいぞ、不必要かとは思うが



一式「なんだ、一番最後の文章は」

二式「分からない、が…こう書いた方がいい気がしてな」

四式「大丈夫なんだろうな?」

七式「これを明日、俺が旧校舎に送っておこう」

一式「ああ、頼んだ七式」





◆その日はすぐに寝た

◆翌日朝、再び1ーA教室


一式「今日もやるのか、兄弟」

四式「なにぶん、学園長から直々に言われてやっているんだ。辞めるわけにはいかないだろう」

八式「なんでも学園長がこの教室を俺達専用にしてくれているようだ」

二式「1ーAには悪いがな」

一式「そもそもそんなに学生いたか?この学園」

六式「依頼を受けろ、でなければ帰れ」

一式「俺だって帰りたい」

七式「交換日記なら旧校舎のカムクラに届けてある。問題ないだろう」

五式「では俺達は再び散開する」

二式「せいぜいがんばってくれ、一式」

◆斑井兄弟は教室から去って行く…



一式「…ふう」

一式「………」

一式「………静かだな」



次の依頼人
>>200

ソニア

こんこんっ


一式「朝一番からここに来るとは、火急の任務か?何にせよ…」

一式「入ってくれ」


がらっ


ソニア「控えおろう!」

一式「…」

ソニア「…はっ!いけませんわ、いつものくせで!」

一式「どうやったらそんなくせがつく」

ソニア「と、ともかくあなたが斑井さんですわね?お噂はかねがね…」

一式「ああ、いかにも俺が斑井一式だ」

ソニア「わたくし達と同学年と言うのに、普段から授業を免除されているので中々お会い出来ず残念でした」

一式(まぁボディガードだからな、俺は)

ソニア「そんな斑井さんに、今日はお願いがあって来ましたの!」

一式「ほう、王女たるものが俺に依頼とは…どうした、某国のヒットマンに狙われてでもしているのか?」

ソニア「………実は」

一式「なんだ、そんなに言いにくいのか」

ソニア「>>203

左右田からのつきまといをなくしたい

うん、左右田ね



ソニア「実はわたくし、さるお方に狙われているのです!」

一式「やはりヒットマンか」

ソニア「左右田さんです」

一式「やはりヒットマンか…」はぁ

ソニア「? ……左右田さんはヒットマンではありませんよ?ややしつこい方ですが」

一式「まぁ…いや、なんでもない。ところで左右田に何をされているのだ?」

ソニア「ええ、つきまとい…ストーカーとも呼びますわね。そのような被害をこうむっています」

一式(被害をこうむっていると言われてるぞ左右田、お前の行為はやはり犯罪だったな)

ソニア「ですからそれをやめさせて欲しいのです!」

一式「…承った。少しだけ待ってくれ」


◆ソニアを食堂で待たせつつ
◆数分後



一式「と言うわけだ」

三式「また左右田か」

四式「警察に突き出そう、な?」

五式「だがそんな事をして正常に裁かれるかどうかが分かったもんじゃあない」

七式「確かにな…希望ヶ峰学園から逮捕者が出たなんて公にするわけにはいかないだろうし」

二式「であれば俺達でなんとかしなければな」

一式「ああ、やつに思い知らせてやろう」


↓3レスで【左右田につきまといを辞めさせる方法】を募集
コンマが一番高いものを採用

次はどんなスレ立てましょうか(錯乱)





二式「もう左右田ホモにすればいいんじゃないか?」

一式「また随分と投げやりな」

七式「だが俺達の計算では、それくらいやらないと左右田のつきまといは終わらないと出た」

六式「単に他のものを見つけるだとか、そんなのでは生ぬるい」

三式「やつに性別の壁を乗り越えてもらえばいいんだ」

一式「………それで上手く行くんだろうな?」

二式「なんなら洗脳されていた経験がある俺が行ってくる」

八式「二式の男色は治っていないのか?」

一式「かもしれないな」

四式「(建前:やめろぉ)本音:ナイスぅ…」

一式「四式、反対だぞ」

四式「面白そうだから言って見た。あと俺は別に男色家じゃない」




◆数分後


一式「………その、俺がなんとか止めてみる。安心しろ」

ソニア「本当ですか!?」




◆同じ頃


二式「左右田、少しトイレに付き合ってくれ」

左右田「は?」





一式「無事に帰ってくる事を祈ろう」

次の依頼人
>>213

◆このレスのコンマが100に近ければ近いほど左右田は染まる、40以上でソニアへのつきまといが終わる
◆またぞろ目の場合、カムクラから日記が届く

苗木

こんこん


一式「一難去ってまた一難、か」

一式「あれからさほど時間が経っていないと言うのに、賑やかな事だ………」


こんこん

一式「ああ、すまない。入れ」


がらっ


苗木「あの、おはようございます…」

一式「………お前は」

苗木「あ、えーっと…苗木誠です。ほら、石丸クンと同じクラスの」

一式「石丸?ああ…あの時はすまなかったな」

苗木「いえ、あのあとなぜかみんなおかしくなっちゃって…だから先輩だけが悪いとか、そう言う事はないかなって思います…よ」

一式「そう言ってもらえるなら何よりだ。で、ここに来たと言うことは」

苗木「そうです。斑井先輩が、何でも屋?って言うのをやっていると聞いて来たんですけど…」

一式「依頼だな。任せろ、大体の事は請け負う」

苗木「大体の事?」

一式「いや、こっちの話だ。で?依頼はなんだ?」


苗木「>>217

クラスメイトが内臓狙ってくる

ホモの次はクズか、この学園ひどい



苗木「実は…」

一式「なんだ、そんなに言いにくい事ばかりなのか、この学園の生徒は」

苗木「言いにくいですよ!だって、だっ…て…!」

苗木「ボク、クラスメイトから内臓を狙われてるんです!」

一式「」!?

苗木「その…いろいろあって…」

一式「ちょっと意味がわからない…説明してくれ」

苗木「………はい」





◆回想・数日前の教室




苗木(クラスメイトと仲良くなりたくってガチャガチャのアイテムをみんなに渡した……そして、彼もまた…)

苗木「はい、これ探してたよね?」つ水晶ドクロ

「おおっ!?これは…マジもんのオーパーツじゃないですか?!」

苗木「興奮しすぎて口調崩れてるよ」

苗木(ボクはただ彼と仲良くなりたかっただけなのに……)

「苗木っちはいいやつだべ!」にこにこ

苗木「そんな事ないよ…」

「そんなオメーに頼みがあるんだが」

苗木「え?」










葉隠「どこでもいいから臓器一つくれ」

苗木「」

◆回想終了


苗木「あれは…あれは人間の目じゃありませんでした…!」がたがた

苗木「なんて言うか…濁った目ならまだ分かるんです、ああひどい人なんだなって」

一式(選ぶワードが優しいな)

苗木「でも…あの葉隠クンの目は…澄んでいた…、どこまでも濁りなく交じりっけなしに本気で言ってるんです、あれを!」

一式「イカれてやがる…」

苗木「ボク、希望ヶ峰学園でやっていく自信なくしそうです」

一式「当然そうなるだろうな…と言うか、内臓をひとつ寄越せ?メリットがないだろう」

苗木「彼は…葉隠クンはその、きっと…純粋なのかな?って思う事にしました…」

一式(まぁそうでもしないとこっちの身が持たないな)

苗木「と、とにかく助けてください…!」

一式「切実すぎるだろお前…」

苗木「と、とにかく1日でいいんです!そうしたら諦めてくれると思うんです、けど…」

一式「……承った。今日一日は俺が傍らについて居よう。授業は?」

苗木「朝は教室で授業が…そのあとは専門カリキュラムなので、別教室に移動します」

一式「………了解した」

\メールだにゃん!/

一式「………おっと、メールか」

苗木「………今のは」

一式「聞くな」

苗木「………誰の」

一式「聞くな」

苗木「………はい」


差出人:三式
カムクラから交換日記が届いた
適当に返信するがいいか?


一式「………」


差出人:一式
そうしてくれ
俺は一日かかりそうだ


苗木「…もうすぐ授業の時間です」

一式「分かった、行こう」


◆直下コンマで葉隠の強襲判定
◆授業後の廊下で不意打ちするかどうか
80以下なら一式ガード発動、特に問題はない
それ以上だと苗木が不意打ちされてしまう

判定:70…葉隠「なんかいるからやめとくべ」


授業はつつがなく進んだ。
当然だ。人前でいきなり相手を襲うわけにはいかない。
ゆえにここで化けの皮が剥がれる事はないだろうが……。


◆授業後

苗木「え?」

一式「こう言う時が一番危ないんだ。分かるか?」

苗木「でも、人から離れるように動けば大丈夫なんじゃあ」

一式「………」

かさかさ……

一式「」ぎろっ

………しーん………

一式(…やはり誰かに尾けられている、だが手を出してこないところをみると…策を練っているのか、単に小心者なのか)

一式「とにかく警戒するんだ、苗木」

苗木「え?ああ、はい…」

一式「なるべく、可能な範囲で俺はお前を守る」

苗木「……はい」

一式「それに……専門カリキュラムだったな。移動時も焦るなよ」


◆さらに判定
直下コンマが、このレスのコンマを上回った時、葉隠が背後から強襲

判定:84…葉隠「殺る気満々だべ」




◆4階・情報処理室付近


一式(まずいな、人通りがほぼない)

一式(だが、ここなら相手が仕掛けてきてもすぐに分かる)

苗木「今日はここでカリキュラムを行うんです」

一式「………そうか」



きゅっ

一式(床を蹴る音!背後か!?)

ぶんっ

一式(気配が近すぎるッ!迎撃には間に合わなーーー)ばっ

苗木「え?斑井先輩?斑井せ……」


かしゃああああんっ


一式「………っ!」

◆頭から血がだらっと垂れている


苗木「ま、斑井先輩!」

葉隠「……ちっ!やっぱこの程度じゃダメか!」

苗木「葉隠クン!?も、もしかして今の…」

葉隠「そうだべ!俺がやったんだ!」

苗木「…な、なんで!」

葉隠「俺も…死にたくねーんだよ…」ぐぐぐ



一式(…訳あり、か…それにしてもクラスメイトの内臓を狙うのはあまり得策ではないな)

一式(まぁそれ以上に相手が俺と言う事を理解していないようだ)

一式(…血が止まらない…が、迎撃する)

苗木「な、なんでこんな…」

葉隠「悪いな苗木っち…んでも、俺も命かかってんだよ…」

葉隠「なりふり構ってられんべ!嫌だっつーならもう力づくで内臓もらうべ!」

苗木「く、狂ってる…おかしいよ!そんなの!」



一式「………苗木、今のやつに言葉は届かない……俺がやる」

苗木「でも先輩、頭から血が…」

一式「問題ない。俺は…不死身だからな」

苗木「……先輩!」

一式「とにかくやつをまずは抑える。お前は後ろに下がってろ」

一式(と言ったものの、さてどうすべきか…ボトルか?硬いもので殴られたな)

一式(確実に一発、頭に入った…明らかに不利だ)

葉隠「な、なんなんだべ!オメー…邪魔すんのか!」

一式「俺はボディガードだ。依頼があれば守るのが役目」

一式「苗木に手を出す気なら…倒す」

葉隠「くそっ、くそっ!」

苗木「先輩!」


◆直下レスコンマとこのレスのコンマの差分で判定
どうあがいても葉隠は葉隠なので、斑井には負けますが負け方の判定
20以内だと諦めずにまた別のタイミングで強襲してくる
50以上離れた場合カムクラ降臨

差分:80…オーバーキル!オーバーキル!


葉隠「俺はっ、俺は死にたくねーんだ…!」

一式「……話だけなら後で聞いてやろう。だからその割れたボトルを離して」

葉隠「うわああああ!!」ダッ

一式「ちっ、頭の悪い!」

一式「…?」ぐらっ

苗木「先輩!!」


一式(な、先の一発でで脳震盪?足が…)

一式(まず、い…このままだと苗木が襲われ…)





















「そこまでです」

がしっ

葉隠「!?」

一式「後ろから腕を…お前は」

カムクラ「………」

苗木「あれは?!」

一式(………カムクラ!?旧校舎にしかいないんじゃなかったのか!)

カムクラ「やれやれ全く…教室に日記を届けたあと、心配であなた達を尾けていたのですが」

カムクラ「まさか僕の斑井さんにこんな狼藉を働くとは、ね」

苗木「え?あの人もおかしくなっちゃったの…?」

一式「いや、あいつは元からだ…と言うか語弊があるからその言い方はヤメロ」

カムクラ「事実を言ったまでですが?」

葉隠「な、オメーなにもん…」

カムクラ「あなた、借金取りに追われていて…その借金返済のために、若い男性の内臓を狙っていたそうですね」

葉隠「………それをどこで!?」

一式(そうだったのか…)

苗木「………そんな事だろうと思ったよ」

カムクラ「ならほら、ここにもあるじゃあないですか?」



カムクラ「あなたの、内臓?」ゴコゴゴゴゴゴ

一式(カムクラが激おこぷんぷん丸)

葉隠「は、はは、冗談……だよな?」

カムクラ「それともそうですね、ふふ…その体、希望ヶ峰学園に委ねればいいんじゃないですか?」ゴコゴゴゴゴゴ

カムクラ「どちらにせよ………」







カムクラ「こっちに来い」

葉隠「」

一式(やっぱカムクラって怖いな、俺こんなやつに愛を教えられるのか?)

斑井+葉隠+カムクラか…
場の髪の総量すげーな…

◆保健室



罪木「ダメじゃないですか、無理しちゃあ!」

一式「…そうだな。お前がたまたまそばに居てくれて助かった、罪木蜜柑」

罪木「ふ、ふゆぅ……」

一式「ひとまずは、葉隠もいなくなった事で苗木は無事だろう…はぁ、もう昼か」

罪木「お、お昼ご飯はちゃんと食べないとダメですからねぇ!」

一式(まあ向こうは五式に任せてきたし、問題はないだろうが………)



◆同じ頃


五式「………メールを確認した。一式、災難だったな」

三式「適当に交換日記を返そうと思ったが、これでは完全に怪しまれる」

七式「内容をよく考えるべきだぞ、兄弟」

六式「ちなみに、カムクラからの内容は?」


【超高校級の交換日記】P3

名前→カムクライズル

早速のお返事ありがとうございます
僕もなぜか早く返事をしなければいけないと思い、慌てて書いてしまいました
斑井さんはボディガードだったのですね、通りで体がしっかりしているわけだ
僕の事は詳しく話すと長いのですが、僕にはありとあらゆる才能が詰め込まれています
その代償として、感情の回路が停止してしまっています
毎日がツマラナイ……あなたに会う前はずっとそうでした
最近は…交換日記を待ち望んでいる自分がいるようで、困惑しています


六式「………ほう?」

>>236
絵にしようとしたら小松崎氏でも泣くかもしれないレベル




四式「急激に心を開いてきたな」

三式「可能性として、やつと対等に話せる相手が今までいなかったがゆえに…始めての経験で感動しているのでは?」

五式「ありうるな。しかし、このまま進むとまた…」

二式「カムクラは体を欲しがっているんじゃない、愛が知りたいだけだ」

五式「かもしれないが」

八式「そんな事よりも、返事を出してやるべきでは?」

五式「……一式がいなくて心苦しいが、とにかくは返信を書くぞ」


1一式も困惑している
2カムクラが何者なのか尋ねる
3愛が分かりそうか問う
4自分達の秘密を打ち明ける
5そのた


>>242

5 遊園地デートに誘う

カムクラになってるから、日向は登場できないんだよね?

デート誘ってみる



五式「今日の事もある……それなりの内容を書かねば怪しまれるだろう」



【超高校級の交換日記】P4

名前→斑井一式

焦るなカムクラ、交換日記は1日1往復が原則じゃないのか?
俺はまだそんな気持ちにはなった事がないが…お前に変化があるんならなによりだ
ところで今日は無様な姿を見せてしまってすまなかったな、ボディガード失格だ
まさかお前が助けてくれるとは思っていなかった
この礼をしたいんだが、どうだ?遊園地でも行って見ないか?
お前がもしも外に出るのが嫌いでなければ、だが



五式「あやつは旧校舎にいると言う」

六式「旧校舎……やはり何かあるか」

三式「そうなると無理やりは連れ出せないな」

七式「これがベストかもしれない…日記は届けてくる。任せておけ」

五式「ああ、頼んだぞ」

四式「……もう昼か、早いな……」

五式「一式が帰って来るまでは俺が一式として振る舞う事にする。お前達は散開しろ」


次の依頼人
>>248

たえちゃん

>>245
決めつけるのは早いんじゃないかな!




こんこんっ

五式「………本当によく生徒の来る教室だな」

五式「ああ、入ってくれ」


がらら


??「失礼しますわ」

五式「………」

五式(誰だこいつ)

セレス「私、セレスティア・ルーデンベルクともうしますの」

五式「……ああ、苗木のクラスの」

五式(事前知識として調べておいてよかった)

セレス「ええ、そうですわ……」

五式「そのお前が何の用もなしにここには来ない……依頼だな?」

セレス「そうなりますわね、依頼かどうか…受けるか受けないかはあなた方に判断していただこうと思いますが」

五式「俺は大抵の依頼は請け負う……して、依頼はなんだ?」

セレス「>>253

この前苗木君を逆レイプしたが、自分に惚れてくれない

速報:俺氏、漫画7冊購入で4000円



セレス「実は私、とある殿方を私のナイトに任命しようと思ったのです」

五式「ナイト?」

セレス「私を守る存在ですわ」

五式「………まぁいいだろう、それで?」

セレス「しかしその方は普通にアプローチをしても、私の気持ちには答えてくださいませんでした」

五式「それで?」

セレス「単刀直入に言うと」







セレス「その殿方を逆レイプしました」

五式「」

セレス「しかしその方は私に惚れてはくれませんの」

五式「」

セレス「ちなみに相手は苗木君です」

五式「」

セレス「あなたには知恵を貸していただきたいのですが」

五式「」



↓3レスで【セレスの目を覚まさせる言葉】か【セレスへのアドバイス】
内容がどちらでもコンマが高いものを採用

今日までだから、一式は苗木を護衛中なのかな?

>>265
一式は保健室にいます
なお苗木に対する任務は、敵である葉隠が円環の理に導かれてしまったため終了した模様



五式「愚か者がぁ!」

セレス「」!

五式「既成事実を作りたい気持ちは多いにわかる、が」

五式「だからと言って逆レイプだと?貴様、相手の気持ちは考えていないのか」

セレス「ですがっ!」

五式「ですがもヘチマもないわぁ!」

五式「今回の件(くだん)については早急に詫びを入れるべきだろう」

セレス「………」

五式「その上できちんと、もう一度告白したらどうだ?」

五式「…【本当の自分】をさらけ出してな」

セレス「な、なぜ…!?」

五式「いくらごまかすのが得意と言えど所詮は人間……」

セレス「! ま、まさか」

五式「カマをかけたらひっかかったな、セレス」

セレス「私ともあろうものが、動揺してあなたの言葉を理解するのに時間がかかるとは…」

五式「それだけの動揺、つまり……気持ちは本当なのだろうな」

セレス「………ええ、苗木君をナイトにしたい気持ちは真実です」

五式「ならばそのまま伝えればいいだろう」

セレス「そう……ですわね。このまま彼が手に入っても、所詮それはまやかし」

五式「そう言う事だ……分かったな?」


◆直下コンマ判定
30以上でカムクラから返事が
70以上だと葉隠の近況もついでに
ゾロ目だと??

判定:54…カムクラったら節操ないんだから!


五式「分かったら今すぐ帰れ、そして苗木に謝ってこい」

セレス「くっ……」

セレス「…やはりあなたに頼ったのは正解でしたわ、斑井一式さん」

五式(そうだった、今は一式の振りをしてるんだったな)

セレス「私は苗木君のところへと行きます…感謝しますわ」

五式「………ああ、仲良くやれよ」

がららっ





五式「………ふぅ………」




がららっ



五式「!?」


カムクラ「交換日記です」

五式「!?!?!?」

◆夕方


一式「今帰ったぞ、兄弟」


ざわざわ


一式「どうした?」

五式「ああ、一式か。やっと戻ったのか」

一式「五式、ご苦労だった。で?」

五式「兄弟達と、カムクラからの日記を読んで居た」

一式「カムクラの?いや、返事を出したばかりじゃあ………」

四式「それがな、なぜか本人が持ってきたらしい」

一式「」!?

五式「中身はこうだ」



【超高校級の交換日記】P5

名前→カムクライズル

すみません、お誘いの返事をしようとして、急いでしまいました!
しかし今日のあれは災難でしたね
やはり人間、前に目が付いているんだから後ろの事は分かりません
当たり前です
でも僕がいなかったら、一式さんはあの極悪非道な男に何をされていたか……
さて、お誘いの件ですが、僕はいつでも大丈夫ですよ
日程はこちらのアドレスにメールをくれればと思います
アドレス:fool_tsumaranai_world_kmkr@horp~




五式「」

一式「」

三式「………いつの間にか呼び方が一式さんになってる………」

四式「日程はどうする、一式?」

1あしたでいくね?
2あさって
3しあさって
4そのた
>>274

1

二式「明日でいいじゃないか、兄弟?」

一式「」

三式「………まぁ、遠くの日付にする理由がないからな」

四式「このアドレスに返信すればいいのか?」


差出人:madaraibros.8man@horp~
斑井一式だ
メールアドレスまでありがとう
お前さえよければ、遊園地へ行くのは明日でどうだ?


七式「送信」かち

一式「早いなおい!!」

四式「だってこのままいつにするか悩んでても仕方が……ん?もう返信か?」


差出人:カムクライズル
了解



一式「」

四式「メールで顔文字が使えないタイプだったか……」


◆その後、集合場所や時間を調整して


◆翌日!!

◆とある遊園地



一式(なんだかんだで、俺は今なぜかカムクラとの遊園地へ出発している)

一式(まもなく集合場所につく)

一式(………改めて言うが、どうしてこうなった)

一式(なお今回、斑井兄弟達は遊園地で遊ぶふりをして隠れているらしい)





カムクラ「………あ、の」

一式「ああ、遅れて済まない」

一式(とはいえ数分遅れただけだ…なぜ遅れたかは今、説明する)

カムクラ「いえ、僕も今ついたとこ、です」

一式(さっき四式が「あいつ1時間前から待ってるぞ」とメールしてきたばかりだ)

一式「すまない…これを手に入れるのに手間取ってな」

カムクラ「そ、それは…プレミアムチケット!?」

一式「ああ、これを持っていれば、あらゆるアトラクションに無賃乗車出来るらしい」

カムクラ「なんだか言い方は物騒ですが、いいチケットですね」

一式(これを手に入れるために学園長に土下座したんだぞ!さすがに言わないけど!!)

カムクラ「とにかく、行きましょうか」


周り「何あれ…髪の毛長い…」「目が赤い…」「ホモだ…」「あれはホモに違いない…」「ソンナコトナイベ」


一式(今なんか聞こえた)

カムクラ「とにかく行きましょう」

一式「あ、ああ」

カムクラ「僕は遊園地の事は知識として知っていても、その楽しみ方は知りません…まず遊園地と言えば何に乗るべきですか?」

一式「>>282

絶叫マシーン

一式「まず遊園地を楽しむためには絶叫マシンだ」

カムクラ「絶叫…マシン…」

一式「初めてか」

カムクラ「………ええ、名前を聞くのも初めてで」

一式「そうか、楽しめれば何よりだが」

カムクラ「………その、もし僕が怖くなったら…手を」

一式「ああ、わかった」






◆数分後


きゃあああああ

わあああああああ

あぽおおおおおお

くそじゃああああああ






カムクラ「………絶叫マシンとは、どこが絶叫なのですか?ツマラナイ」

一式(カムクラに恐怖の感情はないのか)


「怖いよぉー!おかあさーん!!」「大丈夫よ、あの人は人間だからねー!」「やっぱりホモじゃないか」「チガウベソンナコトナイベ」「でもあっちの髪長い方ってかっこよくね?」「ごめん、どっちかな」


カムクラ「遊園地とはそんな場所なのですか?」

一式(いや、違う…俺はこいつに遊園地の楽しさを教えてやる義務がある)

カムクラ「次はどこへ行くんですか?」

一式「>>289

メリーゴーランド

チョットセキハズスベ
ゴメンダベ

寝る前に少しだけ進めるべ
少しだけだべ



一式「………メリーゴーランド、はどうか?」

カムクラ「メリーゴーランド」

一式「そうだ。馬のような座席の付いている、くるくる回転するアトラクション…と説明するのはともかく、乗った方がわかりやすいだろう」

カムクラ「知識でしか知りません…ところで、一式さん」

一式「?」

カムクラ「しっかり、握ってください」

カムクラは手を出してくる…

一式「………ああ」

断る権利はない。その手を握った…


「やっぱりホモじゃないか(憤慨)」「チガウベソンナコトナイベ」「おねぇー!あそこにもじゃもじゃに首絞められてる人がいるー!」「警察呼んでー!!」「呼んだ?」「ヘタレ警官は呼んでないっ!」

わいわいがやがや


一式「後ろがうるさいが…」

カムクラ「後ろなんてどうでもいいでしょう、一式さん」

カムクラ「………その、僕だけを見て…ください///」


一式(ピュア、なのかもしれないな。カムクラは)


◆直下コンマでカムクラ満足度チェック
40以上で有る程度満足、高ければ高いほど満足度が増す
ただし44・99の時はホモに覚醒
ゾロ目はなんか切なくなる

切なき想い

判定:19…まだ満足しない



◆メリーゴーランド


カムクラ「これが、アトラクションですか?」

一式「そうだが…」

カムクラ「ただその場を回転するだけ、ですか…あまり面白くなさそうですね」

一式「まぁ乗ってみろ、そうすれば何か変わるかもしれないだろ」

カムクラ「はぁ…」

係員「まもなくスタートしまーす」

ビーーーーーッ

ういーんういーん

一式「………始まった、か」

カムクラ「それにしても、座席が思いのほか遠いのですね」

一式「隣同士の馬に乗ったのだがな」



♩♩♩♩♩♩♩





カムクラ「………」

一式「どうだった、カムクラ?」

カムクラ「…僕は、メリーゴーランドは嫌いです」

カムクラ「ただ目が回るだけだ…それに作りも荒いし、回転も遅い。何がオモシロイのか理解に苦しみます」

一式「そうか…」

カムクラ「………ああ、あなたは何も悪くありません。僕の事を考えて進めてくださったのですし」

一式「そう言ってくれりゃ俺も安心する…さて、まだ時間があるようだが」

カムクラ「そうですね、もう少しアトラクションに乗りましょう」

一式「なら次は>>300

クレープ買おう

ファンブルでちったよ. . .
kskst

コンマは満足チェックの時だけにしようと思ってたけど、みんなの期待の声が聞こえたので
判定:99ファンブル



一式「一度休まないか?」

カムクラ「え?」

一式「アトラクションにたくさん乗るのもいい、が…こう言う場所では食べ物を食べる楽しみもある」

カムクラ「そう、なんですか?」

一式「どうだカムクラ、あそこのクレープでも食べないか?」

カムクラ「そうですね、あなたがそう言うならそうしましょう」


◆クレープ屋さん


店員「いらっしゃいませぇ~」

一式「お前、何を食う?」

カムクラ「バナナのクレープを」

一式「分かった…バナナとカスタードをひとつずつ」

店員「かしこかしこまりましたかしこー」

◆その辺のベンチ


カムクラ「アトラクションが遠いと、割と静かですね」

一式「ああ、まるで遊園地ではないみたいだろう?」

カムクラ「…ええ、ふたりきりになったみたいです」

一式「とりあえず食うか」

カムクラ「ええ」

一式「…ふむ、久し振りにクレープを食った、が…なかなかいいな」mgmg

カムクラ「これが…クレープ」mgmg

一式「おいカムクラ」

カムクラ「何ですか」

一式「口元にクリームをつけたままだぞ」

カムクラ「……えっ?」

一式「全く、才能をたくさん持っているんじゃなかったのか?」クリームひょい

カムクラ「あ」

一式「」ぱくっ

カムクラ「………///」


カムクラ(今……気付きました…)

カムクラ(僕はこの人に、斑井一式に………)


カムクラ(恋をしている)


一式(………って顔をしている…まずいな、俺はホモになるつもりなどないのだが)


カムクラ「一式さん…」

一式「ああ、なんだ?カムクラ」


◆もうエンディングでいいんじゃないかな、直下コンマが70以上だったら(適当)
それ以外は楽しく遊園地、観覧車

寝る前にちょっと進めるはずが終わっちまったよ
ksk

◆判定:81…はい終わり、有言実行です
その代わりハッピーエンドやで
ダベミ、久々のハッピーエンドやで

◆いや、私だって終わらせたくはないけとね!





カムクラ「……僕は、この遊園地で色々と教えてもらいました」

カムクラ「そして改めて気付いた事があるんです」

一式「言ってみろ」

カムクラ「僕は…あなたが好きだ」

一式「………」

カムクラ「感情を司る器官が全て潰えたはずの僕が、あなたを見ていると胸の鼓動が昂ぶってくる」

カムクラ「気持ちが抑えられないんです、感情がないはずの…気持ちがないはずの僕が」

カムクラ「おかしいのかもしれない、けど…男同士なんてあり得ないのかもしれないけれど」

一式「………」

カムクラ「僕はあなたが好きだ」

一式「…カムクラ」

カムクラ「まさか本当に愛を教えてもらえるなんて思いませんでした」

一式「ふん、俺はただお前を楽しませるために行動しただけだ」

カムクラ「一式さん…」

一式「…なん」


振り返った、次の瞬間。
……唇を奪われていた。

ちょっぴり、甘くて、バナナの味がした。

一式「………!」


永遠のような長い時間。
時が、止まったかのような沈黙。
そして、しばらくしてカムクラが離れる。


カムクラ「………すいません、いきなりこんな事を」

一式「……今のは驚いたぞ、カムクラ」

カムクラ「なんでしょうね…こうするといい、と僕の知識の中にはありました」

一式「そうか」

カムクラ「あなたは、あなたは……僕をどう思ってくれていますか、一式さん」

一式「正直……俺はまだよく分からん」

カムクラ「………」

一式「だが」

一式「………俺もまた、お前と同じような感覚になっていた。…例え無謀でも、無茶でも、無理でも…お前の笑顔が見たい」

カムクラ「一式、さん」

一式「…ああ、こんな事をしていたらもう夕暮れか。カムクラ、行くぞ」

カムクラ「え?行く……って、どこへ!」

一式「観覧車だ」

◆観覧車


係員(男同士で観覧車って…罰ゲームか?それともホm「チガウベソンナコトナイベ」

係員2「せ、先輩が!先輩が、目の死んだ髪の毛もじゃもじゃな男に首を絞められてます!チーフ!!」

チーフ「わけがわからないよ」






ごうんごうんごうん………



カムクラ「これが観覧車、ですか」

一式「どうだ、カムクラ?これが恐らくは最もムードのある乗り物だ」

カムクラ「…ふふっ」

一式「?」

カムクラ「あなたもムードは大切にするのですね?一式さん」

一式「意外か?」

カムクラ「いいえ、少し…嬉しいです」

一式「ふっ…」

カムクラ「………段々、昇っていきますね」

一式「…ああ、遊園地の中が全部見えるようになるぞ」

カムクラ「人がどんどん小さくなって行きますね」

一式「ああ、そうだな」

ダベミ流ハッピーエンドで終わり
次スレタイ決定までイくなこりゃ(確信)

ごうんごうんごうん………


カムクラ「…まもなく日が沈みます」

一式「綺麗に見えるはず、だぞ。てっぺんなんてのは特にな」


ーーーねぇ、ひとつだけ、ひとつだけ
ーーーお願いがあるの


カムクラ「…こんな景色は初めて見ます」

一式「他人と?」

カムクラ「いいえ、肉眼で見るのが…です」

一式「そうか…お前が望めば、何度だって見に来てやろう…任務だからな」


ーーー前に見た映画のワンシーン、憧れなの


カムクラ「来て、よかった」

一式「そうか…それなら、俺も誘った甲斐があったな」

カムクラ「もうすぐ一番上ですか?」

一式「ああ、ちゃんと外を見ておけよ」


ーーーねぇ、遊園地、観覧車
ーーーてっぺん着いたら


カムクラ「………一式さん」

一式「………」


ーーー近づいて、抱き寄せて


カムクラ「会って間もないけれど、これは絶対の事実です」

カムクラ「この感情が…愛、なんですね」

一式「…ああ、そうなのかもしれn」ちゅ


ーーー静かに、目を閉じさせて

ごうんごうんごうん………





カムクラ「今日は本当に楽しかったです」

一式「ああ、そう言ってくれるなら俺も報われる(いろんな意味で)」

カムクラ「……じゃあ」

一式「………そうだな」

カムクラ「また、明日」

一式「また明日」









◆その日の夜


一式「………」

二式「本気のやつじゃないか一式!」

三式「よかったな一式!」

七式「とある細胞が開発されたから、男性でも妊娠出来る時代だぞ!一式!」

一式「……本当に、どうしてこうなった」

五式「あー…で、一式。お前はどうしたいんだ?」

一式「俺は…」



一式「………見つけた、本当に守りたいものをな」



◆斑井一式は、ボディガードとして末長くカムクラの側に居ましたとさ


◆そしてふたりは幸せなキスをして終了

おい、終わっちまったじゃねぇか!(憤慨)


◆葉隠クンはあれじゃない?なんかの実験に使われてたんじゃない?脳弄られたんじゃない?

◆観覧車のシーンは「つぼみ」って曲


で………

1次スレだよね?ほら、ネタ出しはよ
2斑井とカムクラはもういいから斑井とそれ以外を
3え?続行じゃないの?斑井のファン辞めます…

乙乙
十神、死ななかったな

モノミ「七海ちゃんがゲームをやめて砂浜を走るようになりまちたよー」

七海「イヤアァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ」

安価書いてねぇ
安価は2で

基本先に3票を優先なので1で
ネタ出しするからまっちくり~

ネタ出し


1朝日奈「安価を使って全力で…何しよっか?」
朝日奈が出る、しか決まってない

2苗木「ドーモ、モノクマ=サン。ナエギ=マコトです」モノクマ「アイエエエ!?」
漫画版買ってきたら面白かった

3葉隠「安価を使って全力で金稼ぎ」
桑田の時に腹案で出してたやつ

4霧切「能力を与えられた生徒達の戦い」
サバイバルシリーズのレベルアッパーみたいなの

5左右田「安価で何か作るけど悪用すんなよ!」日向「バーロー」
マジキチ

6七海「なんかすごいコントローラーもらった」
これもマジキチの予感

7大泉洋
割れたらやる

8そのほか
内容でもキーワードでも、キャラ指定でも言ってくれたらネタ出しする

2 漫画番ってみんなの動機しか書かれてないんじゃなかったっけ

今日もう寝るの
明日もちょっと投票して、新スレ移行するの
ネタ出しなんかあったら言って欲しいの
おやすみさん

葉隠を更正しよう
作戦が成功するときれいな葉隠に失敗するとさらにクズになる


〇〇する装置シリーズはガチ

おはようございますなの

>>338
もしかして:コミッククリア版ダンガンロンパ

苗木「絶望[ピーーー]べし」

>>342
どうすんです、もし葉隠が綺麗になりすぎてさくらちゃんみたいなメンタルになったら
いや、ならないけど

>>348
ただし1の◯◯する装置シリーズはスベりやすいと出ている
俺の占いは3割(ry

と言う訳で投票スタイル・あさ


2ゼツボウスレイヤー苗木
響きからお察しください

3葉隠「安価を使って全力で金稼ぎ」
更生の道も残しておこう(投げやり)

5左右田「出来たぜ日向、>>5だ!悪用すんなよ!」日向「バーロー」
書き方変えただけよ

もしくはそのた
以上でお昼13時くらいまで投票タイム
それまでに票が同数だったり、意見が割れたら大泉洋

5

把握ー
左右田さんは十神が死ぬスイッチでも作るのかな(前スレの>>999->>1000

(すごくレスが余ったけど、今回は>>⚪︎⚪︎のいうことは絶対、ってのはどうなる?!)

>>378
じゃあ全力で埋める?

ドーモ、サンカシャ=サン
ダベミデス



左右田「出来たぜ日向、>>3だ!悪用すんなよ!」
左右田「出来たぜ日向、>>3だ!悪用すんなよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394891551/)

エロネタは例の舞園スレで聞きます

>>385の願いが叶わない
>>386の願いが叶う

とがみが死ぬ

十神のコンマ運がよくなる

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