ミカサ「ジャンには今付き合っている女性がいないと聞いている...だから、私と付き合って欲しい」
ジャン「!?ミカサ...それ本気で言ってるのか!?」
ミカサ「私は本気で言っている」
ジャン「(やっと俺にも春が来たぜ!!!)」
ミカサ「(アルミン...ほんとにこれで良かったの...?」
話は1ヶ月前に遡る
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367841934
ミカサ「ねえアルミン」
アルミン「ん?どうしたのミカサ?」
ミカサ「ちょっと相談なんだけど...」
アルミン「なんの相談かな?」
ミカサ「エレンのことについて」
アルミン「エレン?」
ミカサ「うん、エレン」
アルミン「エレンがどうかしたの?」
ミカサ「最近...エレンが他の女と仲が良すぎる」
アルミン「そう?ミカサもエレンと十分仲が良いと思うけど...」
ミカサ「ええ、私とエレンの仲が良いのは当然として、その他の女と仲が良すぎる」
アルミン「例えば?」
ミカサ「対人格闘術の時に私とでなくいつもアニとペアを組んでいる」
アルミン「まあ確かに...」
ミカサ「他にも乗馬の訓練でもクリスタとずっと一緒にいる」
アルミン「言われてみれば...」
ミカサ「これは非常にまずい」
アルミン「え?」
ミカサ「このままでは他の女どもにエレンを取られてしまうかもしれない」
アルミン「いや、それは無いんじゃないかな?」
ミカサ「なぜ?」
1です。昨日は眠くて寝てしまいました。日付変わったんでIDも変わってると思います。今から続き書きます
アルミン「だって考えてみてよ、エレンは超が付くほどの鈍感だよ?」
アルミン「それにエレンは訓練に夢中になっていてそういう色恋沙汰には疎いだろうし」
アルミン「エレンは多分少しでも自分を高めようとしてアニ達に技術を教えてもらってるだけだと思うよ」
アルミン「(なんとかここでミカサを説得しないとめんどくさい事になりそうだ...)」
ミカサ「それでも、エレンが私以外の女と仲良くしてるところなんて見るに堪えられない」
アルミン「そんなこと言われてもな...」
アルミン「(僕にどうしろっていうのさ...)」
ミカサ「アルミンには私とエレンだけが仲良くなる方法を考えて欲しい」
アルミン「(!?感情を読み取られた!?)」
アルミン「う...うん」
ミカサ「他の女とは仲良くさせないで、私とだけ仲良くさせる方法」
アルミン「(そんなの思いつかないよ...)」
アルミン「(はっ!)」
アルミン「ねえ、ミカサ」
ミカサ「思いついたの?良い作戦が」
アルミン「う、うん。作戦っていうのかよくわからないけど...」
アルミン「単純に考えると、ミカサとエレンが恋人の関係になっちゃえばいいんじゃないかな?」
ミカサ「私とエレンが...?///」
アルミン「うん、それが一番早くて確実だと思うんだ」
ミカサ「で、でも」
アルミン「そうすれば、ミカサとエレンだけが仲良くなれて、しかもエレンはミカサだけのものになるよ!」
ミカサ「エレンが私だけのもの...///」
アルミン「そうだよ!」
ミカサ「すごく良い作戦だと思う。なぜ今まで気付かなかったんだろう」
ミカサ「!?ちょっと待ってアルミン」
アルミン「どうしたの?」
ミカサ「エレンと恋人の関係になるって...どうしたらいいの?」
アルミン「(...はっ!?僕は大事なことを忘れていたようだ...)」
アルミン「(そうだよ...そこが一番重要なんだよ...)」
ミカサ「どうしたらいいの?」
アルミン「うーん...エレンは超鈍感だから今までのミカサのアプローチにも気付いてないだろうしね...」
アルミン「直接好きだって言ってみたらどう?」
ミカサ「それは無理」
アルミン「なんで?」
ミカサ「恥ずかしい」
アルミン「...(いつもアプローチしてるのに好きって直接言うのは恥ずかしいのかよ...)」
ミカサ「私からは告白できない」
ミカサ「できれば...エレンから告白してきてほしい」
ミカサ「アルミン、できる?」
アルミン「(えぇー、ほぼ無理でしょ...)」
アルミン「うーん、なかなか思いつかないな」
ミカサ「アルミンならできる。頑張って」
アルミンカンガエル
アルミン「ミカサはさ、いつもエレンと一緒にいるじゃん?」
ミカサ「うん」
アルミン「そこを逆手に使えばいいんじゃないかな?」
ミカサ「どういうこと?」
アルミン「つまり、エレンから離れてしまえばいいんだよ」
ミカサ「!?」
アルミン「いつも近くにいた人が急に居なくなったら寂しくなったり気になったりすると思うんだ」
ミカサ「確かにエレンがいなくなったら寂しい」
ミカサ「エレンも同じで私がいなくなったら寂しいっていうこと?」
アルミン「そういうことだね」
アルミン「究極的にはミカサがエレン以外の人が好きとか、付き合ってるとかいう噂とかが流れればエレンも気になりだすと思うんだけど...」
アルミン「ミカサもさすがにそこまではしたくないでしょ?」
ミカサ「やる」
アルミン「え?」
ミカサ「それでエレンが私に恋愛感情を持ってくれる可能性があるなら、やる」
アルミン「確証はないよ?」
ミカサ「かまわない」
アルミン「わかった。協力しよう」
ミカサ「ありがとう、アルミン」
アルミン「じゃあ明日からさっそく行動に移そう」
ミカサ「私は誰を好きな振りをすればいいの?」
アルミン「うーん...できればいちゃいちゃしてたりする所をエレンに見せないといけないから...」
ミカサ「というと?」
アルミン「ジャン...とかはどうかな?」
ミカサ「ジャン?」
アルミン「そう、ジャン」
ミカサ「なぜ?」
アルミン「ジャンならミカサに好意を持っているだろうし、なんだかんだいってジャンとエレンは良く話すからね」
アルミン「エレンの目に触れる機会も多いと思うんだ」
ミカサ「わかった」
アルミン「じゃあ頑張ってね」
ミカサ「具体的になにをしたらいいの?」
アルミン「えーと、ジャンと仲良くしたりすればいいんじゃないかな?」
ミカサ「具体的に言うと?」
アルミン「ジャンと一緒にご飯食べたり、訓練とかいろいろやったりとか...」
ミカサ「わかった。ジャンと恋人のフリをするってことは私がジャンに告白するっていうこと?」
アルミン「うん、そうだね。」
アルミン「でも、最初はジャンと仲が良い程度で良いと思うよ。仲が良くて、エレンからミカサが離れていく過程をエレンにみせないといけないから」
ミカサ「わかった」
ミカサ「おれでエレンから告白してくれるのなら頑張る」
アルミン「頑張って。じゃあ僕はもう寝るね」
ミカサ「わかった。夜遅くまで相談に乗ってくれてありがとう」
1です続き書きます
次の日朝
ジャン「眠い...今日も訓練か...唯一の楽しみがメシとミカサを見ることだけってこの世界どうなってんだよ...」
ジャン「そのミカサでさえエレンにぞっこんだしよ...」
ジャン「はあぁ~~...」
ジャン「エレンの野郎いいなぁ~、いつもミカサと一緒にメシ食えて」
ジャン「俺もミカサと一緒に」
ミカサ「ジャン」
ジャン「!?」
ジャン「ミカサ!?...どうした?」
ミカサ「その...一緒に朝食を食べようと思って誘いに来たのだけれど...」
ミカサ「もしかして、邪魔だった?」
ジャン「!?そんなことない!そんなことないぞっ!」
ジャン「(ミカサから俺に誘ってくるだと!?いったい何があった...つってもどうせエレンも付いてくるんだろうが...)」
エレン「アルミン...ミカサは?」
アルミン「ミカサ?ミカサならジャンと朝食食べに行ってるみたいだけど?」
エレン「そうか...めずらしいな」シュン
アルミン「(思った以上に効いてるのかな?)」
>>35
×ミカサ「おれでエレンから告白してくれるのなら頑張る」
○ミカサ「これでエレンから告白してくれるのなら頑張る」
ミスでした。というかみなさんこのss読んで下さってるようですごくうれしいです。途中のコメント励みになります!
アルミン「(まあまだ始まったばかりだしね、様子見ないと)」
エレン「それじゃメシ取りに行こうぜ、アルミン」
アルミン「ごめん、今日はマルコと立体起動装置について話す約束があるから今日はマルコと食べるんだ」
エレン「そうか...」
アルミン「ごめんね」
エレン「いや、いいさ。たまには一人でゆっくり食べるとするよ」
エレン「(たまには一人でもいいか...)」
ジャン「(!?エレンが一人でメシを食っている!?ということはミカサはエレンのこと誘わないのか!?)」
ミカサ「ジャン、早く朝食持ってこよう」
ジャン「あ、ああ!持ってこよう」
ミカサ「(エレンは一人で寂しくないだろうか...)」
ミカサ「(と、そのまえに私は目の前の任務に集中しなければ)」
チョウショクヲモッテクルイスニスワル
ミカサ「ねえジャン」
ジャン「ん?どうした?(ああミカサと一緒にメシが食えるなんて幸せだ)」
ミカサ「立体起動のことについてなんだけど」
ジャン「そういえば今日は立体起動の訓練だったな」
ミカサ「ええ、しかも今日は実技試験形式の訓練と聞いている」
ジャン「そういえばそうだったな」
ジャン「ミカサなら余裕だろ」
ミカサ「そういうわけではない」
ジャン「え?」
ミカサ「私よりジャンのほうが立体機動装置について理解が深い」
ミカサ「私より技術だってある」
ジャン「おいおい冗談だろ?ミカサより俺の方が上手いって?何をいってるんだ」
ミカサ「これは事実」
ミカサ「実際にこの前の訓練の記録では私より良かった」
ジャン「あれはたまたまだ...」
ジャン「(ミカサに追いつきたい一心で立体機動術は死ぬ気で学んだからな)」
ジャン「(点数も高いから立体機動術が上手ければ憲兵団への近道にもなるってことで頑張っていたし...)」
ジャン「(その努力をミカサが認めてくれているんだから素直に受け止めよう)」
ジャン「(なによりミカサは俺の事も見ていてくれたたんだな...!!)」
ジャン「そうか...なんかありがとうな、ミカサ」
ミカサ「?礼されるようなことはしていない」
ジャン「いいから礼言わせてくれよ」
ミカサ「それより立体機動装置を上手く使う方法を教えて欲しい」
ジャン「上手く使う方法か...」
ジャン「口で説明するのは難しいが...」
ジャン「体幹とかがやっぱり重要だろう、あとは重心の位置とか...」
ジャン「慣性を使うっていうのも良いってことに最近気が付いたぜ」
ミカサ「慣性か...それは思いつかなかった」
ミカサ「今日試してみる。アドバイスありがとう」
ジャン「それこそ礼はいらねーよ」
ジャン「じゃあ今日の訓練の結果、楽しみにしてるぜ」
ジャン「結果聞かせてくれよな」
ミカサ「わかった」
ジャン「じゃあそろそろ宿に戻って訓練の支度してくるぜ」
ミカサ「うん、わたしもそうする」
ジャン「(よしっ!さりげなくまた話す約束をとりつけたぜ!)」
訓練
エレン「うーん、なかなか立体機動装置を使いこなせないな...」
アルミン「エレンは使いこなせてる方だよ、同期のメンバーでもまだまだ使いこなせてない人の方が多いくらいだ」
エレン「って言ってもやっと使いこなせれる程度じゃ餌にしかならないからな」
アルミン「うっ...」
アルミン「僕もまだまだみんなに負けないよう頑張るよ!!」
エレン「ああ、その意気だぜアルミン!俺もがんばろう」
エレン「それにしても今日のミカサは一段と張り切ってるな」
エレン「やたら速いしガスの消費も最小にしてるんじゃないか?」
アルミン「うん、そうだね。速く動くっていうのと同じくらいガスの消費量は大事だからね」
エレン「どうやったらあんな風にできるんだろうな...」
クンレンチュウ
ミカサ「(ジャンの言っていた通りにしてみたら今までより速く動けてガスの消費量も減った...!)」
ミカサ「(やっぱりわたしより立体機動術に長けている)」
ミカサ「(しかもエレンも私を見ていてくれている)」
ミカサ「(おそらく私の動きがいつもより良いからだろう...)」
ミカサ「(ジャンに立体機動術のアドバイスをもらって正解だった)」
ミカサ「(今度お礼になにか私も教えてあげようかな...)」
夕食
ジャン「ミカサ今日どうだったかな...」
ジャン「上手くいってると良いんだが...」
ミカサ「ジャン」
ジャン「!?」
ジャン「ミカサか...今朝といい突然現れるな...びっくりするぜ」
ミカサ「別に突然現れているつもりはない」
ミカサ「それよりジャン、今日の夕飯も一緒に食べない?」
ジャン「ああ、もちろんいいぜ」
ジャン「(エレンの様子は...)」
エレン「アルミン―!メシ食おうぜ!」
アルミン「ごめん!エレン!夕飯もマルコとなんだ」
エレン「そうか...ミカサはまたジャンとメシ食うみたいだしな...夕飯も一人か」
アルミン「ほんとごめんね」
エレン「まあいいさ、またゆっくり食べるとするよ」
エレン「(それにしても今日は一人でいることが多いな)」
エレン「(別に一人でも嫌じゃないけど...)」ミカサノホウヲチラッ
アルミン「(!ミカサの方を見た!一人の寂しさを知ってもらうためにわざとエレンを一人にしてるけどさっそく効果が出てきたのかな?エレンがミカサの方を見てる!)」
ジャン「(よしっ!なんだかよくわからんが今日は運がいいぞ!)」
ユウハンヲトリニイク
ジャン「ふー、今日の訓練も疲れたなぁ」
ミカサ「ええ、立体機動術は全身を使うから。それに肉体への負荷も他の訓練よりも多い」
ジャン「って言っても、疲れない訓練はないけどな」ハハッ
ミカサ「立体機動って言ったら」
ミカサ「今朝ジャンに教えてもらったアドバイスやってみた」
ジャン「おお!どうだった?」
ミカサ「すごく良かった。前より速く動けたし、なによりガスの消費量が減った」
ジャン「それは良かった!力になれたようでなによりだ!」
ミカサ「やはりジャンの方が私より立体機動術に長けているという私の目に狂いは無かった」
ジャン「いやいや、ミカサにもともとセンスがあったからこそできたんだろう」
ミカサ「違う、やはりジャンがすごいから」
ジャン「そこまで言われるとなんだか照れるな...」ハハッ
ミカサ「お礼に私も何かジャンに教えよう」
ジャン「おお、まじか」
ジャン「(よっしゃああ!まじで最近の俺はついてるぜ!)」
ミカサ「対人格闘術とかはどう?」
ミカサ「エレンとやってるところ見てたけどあまり勝てていなかったと思う」
ミカサ「私がエレンにも勝てるように指導してあげる」
ジャン「本当か!?そいつはありがたい!!」
ジャン「エレンと勝負しても毎回負けちまうからな...」
ジャン「対人格闘術1位のミカサが教えてくれるなら心強いぜ!」
ジャン「(エレンにひと泡吹かせるだけじゃなく対人格闘術なら密着もできるからな!)」
ジャン「(やっぱり最近の俺はついてる!)」
ミカサ「じゃあ明日の訓練では私とペアを組もう」
ジャン「ああ、わかった。指導よろしく頼むぜ!」
ミカサ「任せて」
ジャン「頼りにしてるぜ!
ミカサ「それじゃ、私は宿舎に戻るから」
ジャン「ああ、わかった」
ジャン「そうだ、ミカサ」
ミカサ「?」
ジャン「明日の朝食も一緒に食べないか?」
ミカサ「いいけど...なぜ?」
ジャン「対人格闘術のコツとか、あらかじめ聞いておきたくてな」
ミカサ「なるほど、わかった。一緒に食べよう」
ジャン「ありがとう!話はそれだけだ、引きとめて悪かったな」
ミカサ「別にかまわない」
ジャン「それじゃあな」
ミカサ「うん」
ミカサヤドニモドル
ジャン「(よしっ!よしっ!ミカサを俺から誘えたぞ!しかもOKももらえた!!)」
ジャン「(本当に最近はついてるな...!っていうかもしかしてミカサは俺に気があるんじゃないか?)」
ジャン「(エレンはいつまでもミカサに振り向きそうになくてついに俺のとこに来たか!)」
ジャン「(おっと考え過ぎか...焦り過ぎてはだめだジャン。こういうチャンスの時こそ冷静に行くんだ)」
ジャン「(がんばれ俺!)」
深夜
アルミン「ミカサ!ミカサ!こっちこっち!」
ミカサ「アルミンいた」
アルミン「もう深夜だからね、僕もミカサを探すのに苦労したよ」
ミカサ「ところでさっそく作戦のことなんだけど」
アルミン「うん、この作戦の方向性は間違って無いと思うよ!」
ミカサ「ほんとう?」
アルミン「うん」
ミカサ「私はジャンと話すのに集中していてエレンの反応見ていなかったけど、エレンの反応はどうだった?」
アルミン「なんだかしょぼんってしてたよ」
アルミン「なんだか寂しいみたいな感じしてた」
アルミン「この調子で良いと思うよ、ミカサはもっとジャンと仲良い所をエレンに見せつければいいね」
ミカサ「そう...エレンが寂しがっていたの...」
ミカサ「エレン可愛そう」
アルミン「しょうがないよ、これは二人の為でもあるんだから」
アルミン「ジャンとは上手くいってる?」
ミカサ「ジャンと仲良くなるのは難しい事じゃないから、こっちはかなり順調だと思う」
ミカサ「ジャンもエレンとはよくケンカになるけど、根は良い人」
ミカサ「訓練のこととかもちゃんと考えているし、自分だけしか考えてないわけじゃない。他人のこともちゃんと考えている」
アルミン「(それはジャンがミカサのことをすきだからじゃないのかな...)」
アルミン「それなら良かった、このまま頑張ってね」
ミカサ「うん、わかった」
アルミン「じゃあ僕は戻るね」
ミカサ「わかった」
アルミン「じゃあ今度は1週間後の今日、ここでまた会おう」
ミカサ「わかった、おやすみアルミン」
アルミン「うん、おやすみ」
ツギノヒアサ
食堂
ジャン「おはようミカサ!」
ミカサ「おはよう」
ジャン「メシ食おうぜ、ミカサ」
ミカサ「うん」
ジャン「(ところでエレンは...)」
エレン「アルミン!メシくおうぜ!」
アルミン「わかったー」
アルミン「(昨日はエレンが一人でご飯食べててしゅん...ってなってたからね)」
アルミン「(今日はボクが一緒にいればどんな反応するか見てみよう)」
エレン「(昨日は1人だったからな...今日はアルミンがいてくれてすげーうれしいぜ!)」エガオ
アルミン「(エレンが笑顔だ...やっぱり1人じゃなくて嬉しいのかな)」
エレン「アルミンー!はやくはやく!」
アルミン「(心なしかテンションも高い気がする)」
アルミン「(やっぱりエレンでも1人は寂しいんだね)」
ジャン「(よしっ!今日はアルミンとメシだな)」
メシヲモッテクル
ジャン「ところで対人格闘術のことなんだが...」
ミカサ「うん」
ジャン「簡潔に言って、どんなところに注意してみればいいんだ?」
ミカサ「余計な力を使わないこと。脱力を意識すればいい」
ミカサ「余計な力が入ってると思うように動けないから、余計な力は抜く」
ミカサ「必要な時だけ力を入れればいい」
ジャン「なるほど」
ジャン「その必要な時ってどんなタイミングなんだ?」
ミカサ「それは実際の訓練の時に言う」
ジャン「ああ、わかった」
ジャン「じゃあよろしく頼んだぜ」
ミカサ「わかった」
タイジンカクトウジュツノクンレン
ジャン「じゃあ、やろうぜミカサ!」
ミカサ「うん」
ジャン「まずは俺がならず者の役をやる」
ジャン「(よしよし、ならず者ならつっこんで行ってミカサに密着できるな」
ミカサ「わかった。遠慮はいらないから全力できて」
ジャン「いくぜぇっ!」
ヒュンッドンッッッ
ジャン「!?!?!?」
ジャン「なんで俺は倒れてるんだ?」
ミカサ「私が倒した」
ジャン「触れられたことにさえ気が付かなかっただと...」
ミカサ「私はジャンの力を利用しただけ」
ミカサ「相手の突進の力のバランスを崩してやるだけでこんなに簡単に倒れてしまうものなの」
ミカサ「私はほとんど力を使って無い」
ミカサ「この方法なら相手の力が強いほど効果的だし、こちらの労力も少なくて済む」
ジャン「そうなのか...」
ミカサ「この技を今から教える」
ジャン「おう!たのんだぜ!」
エレン「」ボーットスル
エレン「」ミカサトジャンヲミル
アニ「エレン」
アニ「エレン」チッ
アニ「エレン!」
エレン「!?」
エレン「アニか...どうしたんだ急に大声出して」
アニ「どうしたもこうしたも、呼んでも返事しないかったのはエレンだから」
エレン「呼んでたのか!?」
アニ「3回呼んだ、ってそれよりさっきからぼーっとしてどうした」
エレン「いやどうもしてないぞ」
アニ「ずっとミカサたち見てたでしょ」
エレン「ああ...」
アニ「どうもしてないことなかったじゃないか」
エレン「ああ...」
アニ「いったいどうしたんだよ」
エレン「いや、たいしたことでもないんだけどよ...ジャンとミカサって仲良かったっけ?」
アニ「ジャンとミカサ?ジャンがミカサのこと好きなのは一目瞭然だが...ミカサの方はそうでもなさそうだったがな」
アニ「ミカサはお前一筋じゃないのか?」
エレン「はあ?ミカサが?ないない!なんたってミカサと俺は家族だからそういうのは無いって」
エレン「ミカサはもう兄弟みてーなもんだな」
アニ「エレン...」
エレン「ん?」
アニ「つくづく罪な男だね」
エレン「ん?なんだでだ?」
アニ「いや、なんでもない」
_, -‐''''"´´ ̄ ̄ ̄ ̄``゙゙゙゙''''ー-、、
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