上条「担任から、『上条ちゃんバカだから補習でーす』とラブコール……」
上条「不幸だ……」
上条「ま、まぁ天気も良いし、布団でも干すかな~っと」
上条「空はこんなに青いのに……お先は真っ暗」ガラッ
上条「つか、いきなり夕立とか降らないよな?」
上条「……ん?」
一方通行「……」
上条「は?」
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上条「何故人が家のベランダに……」
一方通行「……おい」
上条「はい?」
一方通行「さっさと助けやがれ」
上条「あの……」
一方通行「……コロス」
上条「あぁなんか助けたくなったなあ!」
――――――――――――――
上条「お前、名前は?」
一方通行「一方通行だ」モグモグ
上条「いや肉じゃが飲み込んでから喋ってくれ」
上条「まあいいや、それにしても日本人っぽくない名前デスネー」
一方通行「悪かったなァ」モグモグ
一方通行「まァ住まわせて貰う身だ、迷惑はかけねェよ」
上条「いや当たり前だから……ちょいまて」
一方通行「あン?」
上条「住まわせて貰うって言ったよね?」
一方通行「あァ」
上条「帰れ」
一方通行「なンでだよ」
上条「上条さんの部屋は狭いんだよ、つかお前にも帰る家があるんだろ?」
一方通行「いや、スキルアウトに荒らされちまってな、部屋が使い物にならなくなったンだよ」
上条「……え?」
一方通行「まァ仮にも学園都市第一位だし、食費は払ってやンよ」
上条「いやまだ住まわすとは……ん?」
上条「いやあおかしいなあ、上条さんの耳が腐れ落ちて無かったら、学園都市第一位って聞こえたなあ」
一方通行「いや、そりゃ正常だぞ」
上条「嘘だろ!!お前が学園都市第一位とか嘘だろ!!」
一方通行「いやマジだから」
上条「だってあれじゃん、上条さんはレベル5の知り合いから聞いたぞ、学園都市のレベル5達はブラックカード持ってるって」
一方通行「あァ、コレね」スッ
上条「ぶ、ブラックカード!?」
上条「しかもご丁寧に『一方通行』の名前まで書いてやがる……」
一方通行「……もうこんな時間か、少し出てくるぞ」
上条「おい、どこ行くんだよ」
一方通行「テメェには関係ねェよ、付いてくンなよ」ガチャッ
バタン
上条「……すんげえ気になる」
――――――――――――――
上条「(そんなわけで一方通行の後をついてきた訳だが……一体何をするんだ……)」
一方通行「……よォ、元気か人形ォ」
御坂妹「うわ来やがったとミサカは嫌な顔をします」
一方通行「聞こえてンだよ」
上条「(女と接触……彼女か?)」
御坂妹「えっと残り3分26秒ですとミサカは時間をお伝えします」
一方通行「へいへい」
上条「(な、何が始まると言うんだ……)」ゴクリ
御坂妹「残り34秒です」バンッ
一方通行「うわっ!不意打ちすンじゃねェ!」ビクッ
御坂妹「試し撃ちですよとミサカは嘘をつきます」
一方通行「お前って嘘つけないンだな」
上条「(女の子が銃持ってるんだけど、何アレ)」
皆さんありがとうございます
御坂妹「では始めましょう」チャキッ
一方通行「カカッ!そう来なくっちゃな!」ガシッ
御坂妹「うぐっと御坂妹は苦しい演技をして一方通行の腹を蹴ります」ゲシッ
一方通行「グハッ!!」バタッ
上条「……何してんの一方通行……」
一方通行「か、上条ォ!」
ヤベェ一方さん可愛い
一方通行「付いてくンなって言ったよな?」
上条「だって気になるしよぉ、で?二人とも何してたんだ?」
御坂妹「実験をしてましたとミサカは真実を語ります」
一方通行「ばっ!言うんじゃねェよ!」
話によると、一方通行はレベル6になるためにビリビリのクローンの妹達(オリジナルの1000倍の強さ)と勝負をしていたらしい
上条「はぁ……おい一方通行……」
一方通行「……なンだよ」
上条「その実験止めてこい」
一方通行「えっ」
上条「止めてくるまでうちに入れないからな」
一方通行「えっ」
御坂妹「ちょっと待って下さい、実験を止められたらミサカ達の生き甲斐がとミサカはウニ頭を説得します」
上条「知るか!つかそんなの生き甲斐にするより他の事に力注げよ!」
上条「とりあえず上条さんは補習に行ってくる、お前は実験を止めろ、分かったな?」
一方通行「はァい……」
御坂妹「貴方が落ち込んだ所を見ても需要がありませんよ?とミサカは本音をぶちまけます」
一方通行「うるせェ!」
――――――――――――――
一方通行「あァァァァまいくンよォォォォ!」
天井「うわっ、何だよいきなり」
一方通行「いきなりだが俺はこの実験を降りる、おk?」
天井「ごめん意味わかんない」
1000倍の強さって美琴さんカスじゃないっすか
>>31 だってただ単に殺っちゃうだけでレベル6になれたら苦労しないでしょう?
一方通行「うるせェ!俺の今後の未来と実験、どっちが大事なンだよォォォォ!」
天井「ちょっと待って、理由聞かせてみ?ん?」
カクカクシカジカシカクイムーブ
天井「なるほど、お前の同居人に実験を止めないとうちに入れさせないと言われた訳ね」
一方通行「うン」
天井「(だけどしかし……実験を止めたら上が……ハッ!)」
木原『あのガキの事を優先順位に実験を進めろ、ガキに酷いことしたらテメェを消す』
天井「(木原さんの言うことが第一ダヨネー)」
天井「仕方ない、この実験を降りて良いぞ、ただし第二位が引き継ぐ事になるけどな」
一方通行「いや、実験止めるンだから妹達も解放しろよ」
天井「デスヨネー」
一方通行「よし、決定な!俺は帰るぜ!」ダッ
天井「……」
芳川「貴方も甘いのね、あの子には」
天井「天井だけに甘いってか?冗談じゃない、俺はただ脅されただけだからな」
芳川「……正直じゃないのね」
天井「ふん」
――――――――――――――
上条「ふう、さてスーパーに寄りますかね」
一方通行「上条ォォォ!」
上条「どうした、そんなキモい顔して、止められたか?」
御坂妹「えぇ、おかげでミサカは明日から晴れてニートです……ふふ、ふふふ……」
上条「まあ何だ、ドンマイだな」
一方通行「よし、今夜は焼き肉だぜ!」
上条「いや今夜は唐翌揚げだぞ」
一方通行「えっ」
――――――――――――――
上条「ふう、買い物袋が多いのにこんなに楽できるなんてな」
一方通行「当たり前だ、なにせ学園都市第一位だからなァ!」
御坂妹「さて、早く食べましょうとミサカは鶏肉に手を出します」
上条「おいまだ揚げてないから……ちょいストーップ!」
上条「何で君まで居るんですか!?」
御坂妹「いやだって、ミサカも泊まるところねえし、あるとしても研究所だしな、とミサカは鶏肉に手を出します」
上条「だから待てって!ていうかだったら研究所行けよ!」
御坂妹「やだよ、あっち寝るとき暑苦しいし、蚊も多いしとミサカは研究所に対してボロクソに言います」
上条「知らねえええええ!」
上条「もういいよ、住めよこん畜生」
御坂妹「わーいとミサカは喜びを露わにします」
一方通行「だけどお前、無職でいいのかよォ」
御坂妹「確かにそれでは駄目ですよねとミサカは可愛くしょんぼりします」ショボン
上条「口で言ったから可愛く見えないわ」
上条「しゃあない、困った時の小萌先生!」
妹達は何人ぐらい創られたんだ?
一人だけでも余裕で国を獲れちゃいそうだが
上条「もしもし小萌先生ですか?」
小萌『上条ちゃん、何ですかいきなり』
上条「実はですね、俺の友達が中卒らしくて、うちの学校に入りたいと」
小萌『そうなんですかー、分かりました、校長先生には伝えときます、また後日連絡しますねー』ブチッ
上条「良かったな、お前も9月から晴れて学生だぞ」
御坂妹「いや、私は年齢的にも見た目的にも高校生には……」
上条「大丈夫だって、ばれんばれん」
>>42 一応原作通りの20001体
因みに一方通行は全ての御坂妹に負けてる
上条「さて唐翌揚げも揚げたし食うかな」
一方通行「おう」
御坂妹「ほぉでふね」モグモグ
上条「もう食ってるし……」
上条「ところで、実験とは言え、何で御坂妹の力はそんなに強いんだ?」
御坂妹「まあ、簡単に言えば、顔に刺青を入れた研究員が……」
『こんな生温い方法じゃ駄目なんだよ……やっぱ力をオリジナルより強くしないとな』
御坂妹「と言われたので、とミサカは簡単に説明します」
一方通行「まァ大体予想はつくぜ」
上条「いや力が強いのはかまわないけど調節とか出来るの?」
御坂妹「はい、出来ますけど」
上条 一方通行「出来るンかい!」
御坂妹「ほら、首裏をよく見て下さい」スッ
上条「……マジだ、強弱付いてる」
一方通行「質問だが、俺と今まで戦ってきた妹達、力どン位出してたンだ?」
御坂妹「そりゃあ、最大に決まってますよと御坂妹はきっぱり言います」
一方通行「そりゃァ勝てねェハズだわ」
御坂の最大出力が10億V
さらに強弱自在で制御の精密さも最高ランク
オマケに学園都市レベルのプログラムでもほぼハッキングし放題
何を基準に強さを決めてるのかは分からないけど、軍隊とタメ張れる御坂の1000倍の強さが二万体って世界征服も容易にできるレベル
何が言いたいかって言うと天井くんは確実に学園都市の永久名誉教授ww
――――――――――――――
上条「さて、問題です」
一方通行「この俺一方通行は、果たして」
上条「違う違う違ああああう!」
上条「寝るところだよ寝るところ」
御坂妹「私は床で構いませんけどとミサカは床に転がります」
上条「待て、御坂妹はベッドだ……一方通行はそうだな、キッチンで寝て貰おう」
一方通行「えっちょっおかしくない?なンで俺がキッチン?」
上条「ベランダよかマシだろ、それとも出て行くか?」
一方通行「はい、キッチンで寝ます」
>>49
となると天井くンの上司の木原くンは☆とタメを張れるレベルだな
上条「zzZ」
一方通行「zzZ」
御坂妹「zzZ」
――――――――――――――
???「うぅ……流石に飲み過ぎたみたいだ……」
???「幻想御手もどこかに落とすし……私はなんて愚か者だ……」
???「まあ幻想御手無くても良いけど……とりあえず暑い、脱ぐか」パサッ
???「屋上は涼しいなあ……うわっ!」グラッ
???「――――!!!!!」
上条さんのベランダが変態ホイホイになりつつある…
翌日
上条「ふああ……さて洗濯物入れない……と……」
木山「zzZ」
上条「増えてる……だと……」
>>54
あわきん「アルビノショタと聞いて」
ですの 「お姉様と聞いて」
上条「とりあえず救出した、何故上半身が下着なのかは謎だけど」
一方通行「上条ォ……ベランダで盛ってんじゃねェよ……」
御坂妹「だから類人猿などと呼ばれるんですよとミサカはゴミを見るような目で見つめます」
上条「待て!上条さんはベランダで盛るほど野獣じゃ無いし!しかもこの人誰かわかんないし!」
――――――――――――――
木山「ふああ……ん?ここはどこだ?」
上条「アンタは誰だ、あと上着を着てくれ」
木山「私は木山春生と言う」
上条「上条当麻です」
一方通行「学園都市最強の一方通行だ」
御坂妹「最強(笑) ミサカ10032号と申します」
木山「ふむ、君があの実験を凍結させた一方通行君か」
御坂妹「私は反対でしたけどねとミサカは小さく呟きます」
一方通行「実験を知ってるっつー事は研究員かアンタ」
木山「まあ、そう捉えても構わない」
上条「そんな事はどうでも良い……何故うちのベランダに?」
木山「あぁ、昨日仲間と飲んでいて、ちょいと夜風に当たろうとしたら足が滑ってここのベランダに引っかかってた訳さ」
上条「よくこの高さのベランダで死ななかったなとか何故ピンポイントにうちのベランダに引っかかってたかはツッコまないが……まさかここに住むとか言わないよな?」
木山「ふむ、すぐに帰ると言いたい所だが、生憎アパートを追い出されてな、しばらく住まわせて貰うよ」
上条「ちょっと深呼吸……」スゥ
上条「ふこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおだああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
木山「……」バンッ
上条「!?」
木山「私も一応研究員だ、それなりの金はある……君一人どころか、ここにいる全員を賄えるほどの金額だ……それで手を打ってくれないか?」
上条「うんそうだよねこまったひとはたすけないとねだからここにすまわせてあげよう」
御坂妹「目が¥になってる人を始めて見ましたとミサカは感動します」
一方通行「それで感動出来るならめでてェ奴だな」
上条「とりあえず今日はセブンスミストで皆の服を買いに行くぞ」
一方通行「支払いは俺持ちだから安心しろ」
御坂妹「わあい、ミサカ、ダイヤが欲しいですとミサカはきゃっ」
一方通行「服だけだからな、それ以外は自腹だ」
木山「君だけに払わせるのも悪いな、私も払おう」
上条「(悪いと思うなら出て行ってくれないかな)」
――――――――――――――
上条「ほらほら早く来ないと」
御坂妹「な、何故車では……ぜぇぜぇ」
一方通行「力があるのに体力が無いとはこれいかに」
木山「済まないな、車の鍵無くしちゃって」
御坂「あれ?何してんのよアンタ何してんのよ?」
上条「げ……ビリビリだ……」
御坂「ん?」
一方通行「よォ超電磁砲」
御坂妹「あ、お姉様じゃんとミサカは手を振ります」
御坂「な、なんであんた達がこんな所に!?」
禁書目録「ねぇねぇみことー、友達?」
打ち止め「早くパフェ食べたいってミサカはミサカはだだをこねてみたり!」
御坂「はぁ……分かったわよ、一方通行……後日キチンと説明して貰うからね」
一方通行「は、はいィ!」
御坂妹「あ、ヘタレだコイツ」
―――――――――――――
上条「そして着いたぜセブンスミスト!」
御坂妹「私始めてなんですよとミサカは顔を赤らめます」ポッ
一方通行「意味の分からない時に顔を赤らめンなよ」
木山「ははは、微笑ましいな、まるで兄妹じゃないか」
上条「もうどうでも良いから入ろうぜ」
上条「とりあえず俺は本でも立ち読みしとくから早く決めてくれよ?」
一方通行「へいへい」
御坂妹「手短に済ましますよとミサカは断言します」
木山「なるべく早く済ませよう、彼のためにもな」
三時間後
一方通行「おォい上条ォー」
上条「お そ す ぎ る !」
御坂妹「コイツの目がまるで鬼のようだぜとミサカは震え上げます」ガクブル
木山「済まないな、待たせてしまって」
上条「三時間だぞ三時間!それで手短に感じてるならお前ら病気だ!お前人間じゃねえ!」
御坂「あれ?何してんのよアンタ何してんのよ?」
何で2回も聞くんだよ
あ、大事な事だからか
>>72 うわミスった……
上条「ほれ見ろ、もう夕方だぞ!」
一方通行「だったらついでに買い物して帰るかァ」
御坂妹「今夜こそ焼き肉ですねとミサカは胸をwktkさせます」
木山「焼き肉か、実は私の知り合いに肉屋をやっている奴が居るんだ、そこに行こう」
上条「木山さん顔が広いっスね……」
――――――――――――――
肉屋「はるちゃんじゃない!いらっしゃい!」
木山「あぁ、久しいな」
肉屋「いつもの肉でいいかしら?」
木山「あぁ頼む」
上条「いつもの肉とか……」
一方通行「なンか怪しいなァ……」
――――――――――――――
上条「やあああっと家だああああ」
一方通行「大変な一日だったなァ」
上条「誰が大変にしてるか自覚あるかい?」
御坂妹「そうですよとミサカも一方通行に注意します」
上条「いやお前もだからね?」
木山「さて肉を焼こうかな」
上条「いやまだ鉄板用意してませんから待って下さい」
ジュゥゥゥ
上条「やっぱり焼き肉はレモン汁だよなあ」モグモグ
木山「いや、味噌だろう」モグモグ
御坂妹「私は王道の黄金のたれですね」モグモグ
一方通行「俺はポン酢だな」モグモグ
上条「いやしかし、木山さん……この肉何ですか?めっちゃ美味しいんだけど」
木山「あぁ、神戸牛だ、なかなか旨いだろう」
一方通行「神戸牛か、うめェなやっぱり」
御坂妹「神戸牛とは久々に食べましたとミサカは美味しさに感動します」
上条「こ、神戸牛!?!?!?」
上条「コ、コウベギュウッテアノコウベキュウデスカ?」
木山「他にどの神戸牛があると言うんだ」
上条「ソ、ソウダヨネーアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
一方通行「上条戻ってこい!」
御坂妹「いやこれはもう手遅れだ」
――――――――――――――
上条「えー、先ほどは失礼しました」
上条「まあ気を取り直して、今日の寝る場所を決めるぞ」
御坂妹「ミサカはまたベッドですか?」
上条「あぁ、木山さんと寝てくれ」
上条「一方通行は今日もキッチンな、俺は床で」
一方通行「今日もかよォー!?」
上条「文句言うなよ」
上条「よし寝るぞ」
木山「zzZ」
御坂妹「zzZ」
上条「二人は既に就寝っと……」
一方通行「寝れねェ……」
上条「お前……コーヒー飲んでるからこうなるんだよ、俺は寝るからな」
一方通行「……なァ上条ォ……」
上条「zzZ」
一方通行「寝てやがる……」
――――――――――――――
???「あー……仕事めんどくせえ……」
???「だけどあのガキの為にも仕事早く片付けねえとなあ……」
部下「コーヒー入りましたよ」
???「おうサンキュー」ガッ
???「あ、やべ……」バチバチバチバチ
ドガーン
???「ぎゃああああああああ!」ビューン
部下「き、木原様ーーーーー!!!!」
上条「ふああ……あ、やっべ……洗濯物干すの忘れてた……」
一方通行「がみじょォォォ……」
上条「誰だお前!!?」
一方通行「俺が誰だがわがらンのがァァァァ……」
上条「おいおい、まさか昨日マジで寝れなかったのかよ……まぁいいや、寝てこいよ」
一方通行「ざんぎゅゥゥゥ・・・」バタッ
上条「死んでるみたいだろ?生きてるんだぜこれで」
上条「はよ干さんとな……」ガラッ
木原「……」
上条「……」
上条「……いやこのベランダ呪われてるだろ……」
――――――――――――――
木原「助けてくれてありがとな!」モグモグ
上条「いいから肉じゃがを……あれ?これなんてデジャヴ?」
木原「えーっと……俺の名前は木原数多だ、こう見えて研究員なんだぜ」
上条「上条当麻です」
木山「木山春生だ、よろしく頼む」
御坂妹「検体番号10032号ですと御坂は木原さんに挨拶します」
一方通行「zzZ」
木原「んで?コイツは誰だ?」
上条「あぁコイツは……」
――――――――――――――
一方通行「……ン?今何時だ?」
木原「昼の11時だぞ一方通行」
一方通行「なンだ…まだそンな時間か……」
一方通行「……」
一方通行「なンで木原くンが居るンだよ!!!?」
上条「ツッコミ遅!!」
――――――――――――――
一方通行「ぎはらぐゥゥゥン!!!!」ギュウ
木原「ぐえっ!ちょ、力考えろって!!」
一方通行「寂しかったんだよォォォォォォォォォ!!!!!」
木原「……まぁもう少しこのままでもいいか」
上条「うんうん」
木山「仲良きことは美しきことかな、だな」
御坂妹「まさか一方通行にこんな一面があったとはとミサカは驚きざるを得ません」
上条「……とまあなんやかんやで家族が増えたわけですが」
木山「やったねかみやん!家族が増えるよ」
上条「おいやめろ」
一方通行「真顔でやられるとシュールだなァ」
御坂妹「やったねかみやんかぞ」
上条「言わせねえよ!!?」
木原「ははははは!おもしれえなオイ!」
――――――――――――――
上条「もううちのベランダは呪いのベランダって名前にしよう」
木原「なんだよそれ」
上条「だって木原さん、貴方が3人目ですよ、うちのべらんだに引っかかってたの」
木原「……マジかよ」
上条「俺もにわかに信じがたいですよ……」
上条「……さて皆さん、ここに一つの疑問が生じた」
上条「寝床どうすんの?」
一方通行「いやまずは寝袋買おうぜ」
木原「おい、まさか今まで野郎は下で寝てたのか?寝袋も着ないで」
上条「まぁ、お金が……ね?」
木原「駄目だ駄目だ!そんなんじゃ風邪引くぞお前等!」
御坂妹「おじさま、私ダイヤが欲しいですとミサカは……」
木原「ダイヤなんて石ころ買ってる場合じゃねえんだよ、寝袋買いに行くぞ」
上条「は、はい」
一方通行「(完全におかンだな木原君)」
木原「何もテメェ等の心配なんざしてねえ、俺の心配してんだよ」
御坂妹「(コイツのツンデレとか誰特だよとミサカは思いに秘めときます)」
木山「では今日もセブンスミストか」
――――――――――――――
上条「店員に『なんでコイツ等今日も来てるんだ』って顔されたんだが」
木原「んなもん気にしたら負けだぜ」
一方通行「因みに御坂妹と木山さンは留守番だ」
上条「さてキャンプコーナーに……ん?」
佐天「ちょっと!放して下さい!」
スキルアウト1「あんな事言われて黙ってられっかってんだよ!」
佐天「あんな事って……あなた達の顔が雑魚敵に似てるなぁって言っただけじゃないですか!」
スキルアウト2「あー!また言ったな!」
スキルアウト3「自分でも自覚してるから泣けてくる……」
上条「ちょい待ってろよ」ダッ
一方通行「えっ」
――――――――――――――
上条「おいお前等!」
スキルアウト達「!?」
上条「説教タああああああああああああああああイム!」クワッ
――――――――――――――
スキルアウト1「はい、もう僕達、集団で女の子を囲むような野蛮な真似はしません……」シクシク
スキルアウト2「もう二度とこんな真似はいたしません……」シクシク
上条「これに懲りたらもう止めろよ?」
スキルアウト3「はい、では失礼します……」シクシク
佐天「いやあ、助けてくれてありが……」
上条「お前もだ!!」
佐天「えぇ!?」
上条「だいたい人に向かって、しかも見ず知らずの奴に雑魚敵なんて失礼にも程があるあるだろと言うより……」クドクド
佐天「うぅ……私悪くないのに……」シクシク
上条「もうやるなよ?」ギロッ
佐天「ヒィ!精進します……」
――――――――――――――
上条「よう、寝袋買ったのか?」
一方通行「買ったけど……お前の説教二階まで聞こえたぞ」
木原「俺、お前の事舐めてたかも知んねえな」
上条「え?どういう事だ?普通に説教しただけだが」
一方通行「コレで……」
木原「普通……だと……」
――――――――――――――
上条「疲れた……」グッタリ
一方通行「上条が仕事に疲れて帰ってきたサラリーマンみてェになってやがる……」
木原「まあ、あんだけ説教したんだから疲れるのも納得だよな」
御坂妹「一体何があったのでしょうかとミサカは疑問を抱きます」
木山「それよりも晩御飯を作ろうじゃないか」
上条「今日は上条さんは作らんぞ……グデッ」
一方通行「口に出すなよ……まァいいや、この中に料理作れる奴居るかァ」ノ
御坂妹「……」
木山「……」
木原「……」
一方通行「誰も居ないのかよ!」
一方通行「と言うわけで、一人一人が独特な料理を作っていく事にしまァす」
木山 木原 御坂妹「わー」
一方通行「ではスタート!」
スガガガガ
バキバキバキ
ブチブチブチ
メキメキメキ
※料理してる時の音です
――――――――――――――
一方通行「上条起きろ、飯だぞ」
上条「……ん?飯?誰が作ったの?」
一方通行「皆だよ皆」
上条「嫌な予感しかしないわ」
一方通行「まずは御坂妹の料理からだ」
上条「……なんだこのスライムみたいなの」
御坂妹「オムライスですがとミサカはきっぱりと言います」
上条「これがオムライス!?バブルスライムだろコレ!」
御坂妹「飲みやすいように液体状にしました」
上条「いやまず飲みやすいって観点がおかしいから」
御坂妹「では試食を……」
上条「……」モグモグ
上条「……なんか、何だろうこのやるせない気分……何入れたんだ?」
御坂妹「バニラエッセンスとタバスコとポッ○レモンですとミサカは胸を張ります」
上条「……味見は?」
御坂妹「してませんけど?」
上条「(このやろう……)」モグモグ
木山「次は私だ」
上条「おー、見た目は普通のカレーだな」
木山「だろう?」
上条「では一口……」モグモグ
上条「あまっ!!!!!」
木山「おっと隠し味にいれたチョコがバレてしまったな」
上条「一体いくつ入れたんスか!」
木山「んー、板チョコ10枚分位のブラックサンダーを入れたんだが……」
上条「甘い!甘ったるい!」
上条「甘いなあ……辛っ!!!」
上条「何これ後味が辛すぎるんですけど」
木山「あぁ、流石に甘すぎると思ってな、ワサビと辛子をチューブ四本分ほど……」
上条「うん馬鹿野郎」モグモグ
一方通行「(それでも食えてるお前は何なンだ……)」
木原「最後は俺の手料理だ、骨の髄まで味わえよ」
上条「……普通の味噌汁だ」
木原「ははははっ!当たり前だろ!インスタント味噌汁なんだからよ!」
上条「美味しい……美味しい……」ズズズ
木原「感動的だなあオイ!」
上条「うっぷ……もう食えねえ……」
一方通行「よく完食したな上条」
上条「……お前等飯食ってるところ見てないんだけど……」
一方通行「安心しろよ、出前のウナギをちゃンと食ったぜ」
上条「……お前は今日はトイレで寝て貰う、文句は言わさん」
一方通行「えェ!?」
御坂妹「因みに誰の手料理が一番美味しかったですかとミサカは訪ねます」
上条「木原さんの味噌汁だ、異論は許さん」
御坂妹「(ミサカのオムライスが……)」
木山「(私のカレーが……)」
御坂妹 木山「(インスタントに負けただと……)」
一方通行「まァ当然だよなァ」
上条「さて、寝る前にお祈りしとこう」
上条「ベランダニヒトガイマセンヨウニベランダニヒトガイマセンヨウニベランダニヒテガイマセンヨウニ」
木山「な、なんだこの呪文のような祈りは……」
御坂妹「たまにこの人も変ですよねとミサカは薄気味悪そうに見ます」ガクブル
木原「それほどベランダに人が居るのが嫌なんだろうな」
一方通行「まずベランダに人はいないと思うけどな」
木山「スースー」zzZ
御坂妹「スピースピー」zzZ
上条「クークー」zzZ
一方通行「ガーガー」zzZ
木原「グガーグガー」zzZ
――――――――――――――
佐天「うっいはるー!」
初春「な、何ですか佐天さんこんな時間に……」
佐天「私能力に目覚めたんだー!」
初春「えっ……」
佐天「なんかねー、音楽のソフトダウンロードしててー、聞いてたら能力がついてたんだー!」
佐天「だからさー、初春実験台になってよー!」
初春「嫌ですよ……一人でやれば良いじゃないですか……」
佐天「まあまあ、堅いことは気にしないでさー!」
初春「うぅ……」
佐天「行くよー!初春ー!」ビュウウウウウウウウ
初春「さ、佐天さん!これ明らかにレベル1の力じゃ……」
佐天「えーい!」ビュウウウウウウウウ
初春「きゃあああああああああ!」ビュウウウウウウウウ
佐天「あははー!どうだ初春!」
佐天「あれ?初春が居ない!?」
佐天「……帰るなら先に言ってくれればいいのに……ちぇっ」スタスタ
――――――――――――――
上条「……さて皆さん、今回ベランダに居ると思う人は○、居ないと思う人が×と答えて下さい」
一方通行「○だなァ」
木原「俺も○だ」
木山「偶然だな、私も○だ」
御坂妹「では私も○でとミサカは空気を読みます」
上条「俺だけ×……か」
上条「……」ガラッ
初春「……」
上条「ひゃはははははは!やっぱりなあはははははは!」
一方通行「ヤバい上条が壊れた」
――――――――――――――
初春「……先ほどは失礼いたしました……」
上条「あはは、ベランダに居るなんて誰にでもあることだから気にするなって」
初春「私、初春飾利と申します」
上条「俺の名前は上条当麻だ、んでこっちが……」
木原「木原数多だ、ヨロシクな新入りちゃん」
木山「木山春生と言う……ん?君とはどこかで会ったか?」
初春「いえ……初対面ですけど……」
木山「ふむ、済まないな」
御坂妹「検体番号100032号です」
初春「あれ?御坂さん?」
御坂妹「おや、お姉様を知ってましたかとミサカはビックリします」
一方通行「一方通行だ、学園都市の第一位をやってンだが」
初春「えっ」
ちょいと更新を止めます
次の更新は夜中になるかも
× 御坂妹「検体番号100032号です」
○ 御坂妹「検体番号10032号です」
初春「では、私は帰りますね」
上条「え?帰るの?」
初春「あ、駄目でしたか?」
上条「いや、そういう訳じゃないよ(この子……常識人だ……)」
木原「なんだか上条がしんみりしてんな」
木山「そりゃあんな事言われたら墜ちるだろ彼も」
初春「……あれ?」ガサゴソ
上条「ん?どうかしたのか?」
初春「いえ……部屋の鍵が無くて……」
上条「ベランダに引っ掛かって落としたパターンか?」
初春「……多分風で吹き飛ばされて落としたパターンです」
木原「風?」
初春「はい、友達が能力に目覚めたと言ってたんですよ」
一方通行「いきなり目覚めたのかァ?」
初春「いえ、確か音楽ソフトダウンロードして云々と言ってましたね」
木山「……!!!」
木山「それは本当か?」
初春「は、はい」
木山「すぐにその友人のところに案内してくれ」
――――――――――――――
初春「佐天さん……」
佐天「あー!初春何してんのさー!」ビュウウウウウウウウ
木山「常時能力を解放している……これはヤバいレベルだな」
上条「木山さん、何か心当たりがあるんですか?」
木山「あぁ、実は私はある理由である音楽ソフトを作っていたんだ、まだ試作段階だけどな」
木山「それをあの日……君と出会った時に落としてな」
木原「何とか食い止める方法はねえのか?」
木山「この暴走を止めるソフトを作れば良いんだが……実はまだ完成してなくてな……」
木原「……上条、一方通行、テメェ等はあのガキを食い止めてろ!」
木原「俺は木山とそのソフトを完成させてくるからよ!」
上条「やるしかねえのか……」
一方通行「避けられねェ戦いって奴だ」
佐天「あははー!」ビュウウウウウウウ
佐天「あははー!お兄さん達が最初の犠牲者かなー?」
上条「つか、アイツどこかで見たような……」
上条「まあいい、とりあえず食い止めるぞ」
一方通行「どォやってだよ」
上条「一方通行がアイツの風を反射し続けるんだ」
上条「そして反射したら必ずアイツは怯む」
上条「その隙に俺の幻想殺しで掴むって訳だ」
一方通行「……ンな都合のいい方向に進むのかァ?」
上条「やるしかないだろ!」
一方通行「……分かったよ」
――――――――――――――
木山「ここが私が働いている研究所だ、この中でソフトの開発を行っている」
木原「御託を並べるのは後だ!早くそのソフトを作るぞ!」
木山「そうだな……早くしよう」
――――――――――――――
一方通行「おら反射だァ!」
佐天「おっと!アナタは反射する前に引けば当たらないんですよね?」
一方通行「何ィ!?」
上条「なるほど……あのソフトを聞いたら知力も上がるのか……」
初春「佐天さん!もうやめて下さいよ!」
佐天「……」ビュウウウウウウウウ
初春「何時もの、私が知ってる佐天さんはこんな事しませんよ!」
佐天「初春……」
初春「だから佐天さん……もう止めましょうよ……」ポロポロ
佐天「……やーだよ♪」
初春「えっ」
佐天「だってせっかくの能力だよ?使わないと損だしね!」
上条「……説得の余地なし……か」
初春「か、上条さん!」
上条「初春、安心しろ……佐天は傷つけやしないさ……」
上条「良いぜ……お前がそんな卑怯な手を使って人を傷つけるってんなら……」ザッ
佐天「んー?」
上条「友達の、親友の忠告も聞けないってんなら……」
佐天「お兄さんから殺っちゃおう♪」ビュウウウウウウウウ
上条「まずは……そのふざけた幻想を……」
佐天「えい♪……って効いてないんだけど!?」
上条「ぶち[ピーーー]!」バキッ
佐天「ぐはっ!!」バタッ
初春「(゜Д゜)」
一方通行「おい上条……」
上条「ん?何だよ」
佐天「きゅ~……」ピクピク
一方通行「傷つけやしないンじゃ無かったのか?」
初春「(゜Д゜)」
上条「……」
上条「いや、過ぎたことは仕方ない」
一方通行「えェ!?」
上条「まずは……そのふざけた幻想を……」
佐天「えい♪……って効いてないんだけど!?」
上条「ぶち[ピーーー]!」バキッ
佐天「ぐはっ!!」バタッ
初春「(゜Д゜)」
一方通行「おい上条……」
上条「ん?何だよ」
佐天「きゅ~……」ピクピク
一方通行「傷つけやしないンじゃ無かったのか?」
初春「(゜Д゜)」
上条「……」
上条「いや、過ぎたことは仕方ない」
一方通行「えェ!?」
上条「まずは……そのふざけた幻想を……」
佐天「えい♪……って効いてないんだけど!?」
上条「ぶち[ピーーー]!」バキッ
佐天「ぐはっ!!」バタッ
初春「(゜Д゜)」
一方通行「おい上条……」
上条「ん?何だよ」
佐天「きゅ~……」ピクピク
一方通行「傷つけやしないンじゃ無かったのか?」
初春「(゜Д゜)」
上条「……」
上条「いや、過ぎたことは仕方ない」
一方通行「えェ!?」
~♪
上条「……この音楽は……」
一方通行「木原くン……一時間ちょっとでソフトを作ったのかよ……」
上条「いや、あの研究員の二人ならやりかねないな」
初春「うぅ……佐天さん……佐天さん……目をあけて下さいよぉ……」ポロポロ
佐天「……」
――――――――――――――
木山「何とか間に合ったか……しかしあなたのその腕、ただ者では無いな」
木原「へっ、仮にも猟犬部隊に居るんだぜ」
木山「……その名前に余りいい思い出は無いな」
木原「そうかいそうかい……」
>>177
だからメール欄にsagaを入れろって言ってんだろ
>>180
こんな感じ?
あ、こっちね
アカン、もういいや
――――――――――――――
医者「大丈夫です、気を失ってるだけですから」
初春「良かったぁ……うぅ……」
上条「良かったな」
一方通行「いやお前は反省をだな」
御坂妹「ふふ、ふふふ……」
上条 一方通行「!?」
御坂妹「ミサカの出番はゼロですか……そうですか……ふふ、ふふふ……」
上条「アカン、これはアカン」
御坂妹「これはお二人にお仕置きが必要ですねとミサカは首裏に手を回します……」スッ
一方通行「ちょっ……何して……」
御坂妹「いっぺん死にさらせやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」バキッ
上条「グフッ!!」
一方通行「アガッ!!」
――――――――――――――
木山「で?彼らも入院と言うわけか」
木原「ざまぁねえなオイ」
御坂妹「ふんっ!とミサカは拗ねます」
上条「不幸だ……」
一方通行「畜生……なンで俺まで……」
――――――――――――――
初春「……佐天さん……」
佐天「……」
初春「ごめんなさい……私がもっと早く注意してれば……」
佐天「…い…る……たし……め…」
初春「えっ」
佐天「初春は私の嫁だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
初春「ええええええええ/////////」
佐天「スピースピー」zzZ
初春「な、何だ寝言ですか……」
一週間後
上条「いやあ、まさか一週間で治るとはなあ」
木山「君達の回復力には驚かされたな……」
初春「あ、あのぉ……」
上条「ん?どうしたんだよ」
初春「今更言うのも何ですけど……本当に私も住まわせてくれてよろしかったんですか?」
上条「当たり前だろ!鍵無くしたなら仕方ないって」
一方通行「いやしかし……随分家族が増えたもンだな」
御坂妹「六人ですか、これからが楽しくなりそうですね」
木原「騒がしいのは嫌いだけどよ、まあたまにはいいかもな」
上条「えっと……今日何日だ?」
御坂妹「只今8月27日の午前9時47分です」
上条「そうかそうか……もうそんな日に……」
上条「宿題……」
上条「宿題終わってねえええええ!」
続く
何故こうなったんだろう
またこのスレで書くかもしれないのでその時はまたよろしくお願いします
沢山の支援、応援ありがとうございました
では再開して行きたいと思います
上条「宿題どうしよう……」シクシク
木山「まあ宿題というのは自分の力で成し遂げる物だ、頑張りたまえ」
初春「わ、私も手伝いますから!」
上条「読書感想文……一体何を書けば良いんだ……」
一方通行「コレなンてどうだ?『とある魔術の禁書目録』」
上条「何々……不幸な少年が魔術サイドに……ってこれラノベじゃねえか!」
上条「大体、ラノベを原稿用紙にどう書くんだよ!」
御坂妹「このシスターさん可愛かった、実に俺好みだとでも書いとけばいいんじゃねとミサカは投げやりになります」
上条「いや、このシスターさん幼女じゃねえか、俺はロリコンじゃねえんだよ!」
木原「じゃあコレなんてどうだ?『とある科学の超電磁砲』」
上条「それ漫画ああああああああああああああ!」
上条「……なんとか『かいけつゾロリ』で読書感想文は終わらせた……」
一方通行「こンなので許してもらえるか謎だけどな……」
上条「さて次は……」
prrrrrrr
上条「む、電話だ」
小萌『はいさーい!先生なのですよー!』
上条「小萌先生……何の用ですか?」
小萌『何の用も何も上条ちゃん言ってたじゃないですかー、お友達がうちの高校に来たいと』
上条「あ、そういえば……」
小萌『あの後校長先生と話したんですけど、オーケー貰えましたよ!』
上条「本当ですか!?で、いつなんですか?」
小萌『ほえ?何がですかー?』
上条「いや、転校するときによくあるじゃないですか、編入試験とかなんとか」
小萌『そんなの無いですよー、だって今年度の生徒数が昨年を下回ってましたからねー」
上条「マジっすか……」
小萌『だからそのお友達を明日でも良いので学校に連れてきてくださーい』
上条「分かりました……」ブチッ
――――――――――――――
上条「と言うわけで御坂妹は明日俺と学校に行くからな」
御坂妹「えー、かったりぃとミサカはげんなりします」
上条「ニートよりましだろ」
上条「そんな事より次だ次!次は工作だ!」
木山「ふむ、ではコレはどうだ?」
上条「コレなんですか?」
木山「半径10キロメートルの爆破が起きる、ミクロサイズの爆弾だ」
上条「そんなの高校生が作れるかあ!」
木原「ならこっちだなほれ」
上条「……一応聞きます、何ですか?」
木原「パソコンにウイルスをバラまくソフトだよ」
上条「かと思った!もういいわ!ティッシュ箱で貯金箱作るわ!」
上条「最後は作文か……テーマは『自分の家族』か……」
上条「いや待てよ、これはどっちの家族を書けばいいんだ俺は!」
上条「まあここは無難に実家の家族の……」
一方通行「……」
御坂妹「……」
木山「……」
木原「……」
初春「……」
上条「……今の家族の事書こうかな」
上条「えっと、『うちには奇妙な家族が居ます』
『なんと彼等とはベランダで会いました』
『しかし、彼等と過ごすにつれて彼等を家族として受け入れた自分が居ました』」
上条「『そんな家族の紹介をしようと思います』」
上条「『まずは一方通行という俺の兄弟です』
『彼は悪人面ですが、根はとても良い奴です』
『ですがたまに調子に乗る所がハンパなくウザいです』」
一方通行「あァ!?」
上条「『次に紹介するのは……御坂妹です』
『何故御坂妹と言う名前なのかはスルーして下さい』
『彼女は、表情では見せないのですが、たまに笑う笑顔が可愛いです』」
上条「『ですがたまに見せる毒舌さでたまに心が折れそうです』」
御坂妹「何書いてるんですかとミサカはゴミ虫を見るような目で見つめます」
上条「『次は……』
『木山春生さんです』
『彼女は時に厳しく、時に優しくと言った、まさに母的な存在です』
『しかし、彼女はたまに脱ぐ癖や怪しげな薬を押しつけてくるのでそこが玉に瑕です』」
木山「ふむ、君は脱ぐのに反対なのか」
上条「『次は木原数多さんです』
『彼はいかにも893みたいな顔をしていますが、とても面白い方です』
『しかし、彼は異常に一方通行が大好きらしくて、酒が入ったら一方通行に頬ずりしてきます』」
木原「おい!余計な事書いてんじゃねえよ!」
上条「『最後に紹介するのは、初春飾利です』
『彼女はこの中でも常識があり、とても優しい子です』
『この中で嫁にしたいくらい好きです』
『あと飾利の良いところは―――』」
一方通行「おい、上条……」
上条「えっ」
木原「ちょい面貸せや」
上条「ちょっちょっと……」
御坂妹「大丈夫です、すぐに終わりますから」
上条「い……い……」
いやああああああああああああああああああああああ!
――――――――――――――
木山「さて、上条君の宿題も終わり、制裁を加えた所で晩御飯にしようじゃないか」
上条「何でだよ……俺ただ初春を褒めてただけなのに……」
木原「いや多分そこでムカついた訳じゃないと思うぞ」
一方通行「今夜はなンだ?」
木山「今夜ははるみたん☆オムライスだ」
上条「……」
一方通行「……」
木原「……」
御坂妹「……」
初春「わあ!美味しそうです!」
木山「ふむ、誰かツッコむと思ったのだがな」
上条「いやもうね、こんな事にツッコんでたら体力保ちませんって……」
木山「仕方ない、君達のオムライスに何か字を書いてやろう」
上条「……何故¥ってマーク何ですか」
木山「いや、君はいかにめ金に縁が無さそうな顔をしてたからな」
上条「大きなお世話です!」
一方通行「なンで俺のには筋肉って字が……」
木山「君は男なのに筋肉が無いから鍛えれますようにとな」
一方通行「ほっとけよ!」
木原「……おい」
木山「ん?お気に召さなかったか?」
木原「そうじゃねえよ、何で893って書いてあるんだよ!」
木山「だって君はいかにもそっちが本業って顔してるだろう?」
木原「だからってオムライスに書くんじゃねーよ!」
御坂妹「ミサカは表情ですかとミサカはオムライスをじっと見ます」
木山「君は笑ったらかわいいんだからな、表情を豊かにしないとな」
御坂妹「……努力してみます」
木山「あー……そのだな、君には見せない方が良いんじゃないか?」
初春「えぇ!?嫌です!気になります!」
木山「あ、そう言うんだったら……」
初春「……花……」
木山「えっと、ゴメン」
初春「あはは……そうですかぁ……私の本体って花ですかあ……」
木山「いや誰もそこまでは言ってないぞ」
初春「ふふふふふ……」
上条「(こりゃ怖い)」
木山「ではいただきます」
皆「いただきます」
上条「……木山さんのオムライスに書いてある字、愛……ですね」
木山「ん?そうだが?」
一方通行「こンなキャラだったっけ?」
木山「気にしたら負けだぞ」モグモグ
――――――――――――――
上条「風呂沸きましたよー」
木山「今日は疲れただろう、先に君が入ればいい」
上条「いや女性軍から先に入って下さいよ」
御坂妹「そんな気遣いは無用ですがとミサカはお風呂の準備をします」
一方通行「入る気満々じゃねェか」
初春「で、では私達から入らせて貰いますね?」
木原「早く入れよ」
カットだよ!
――――――――――――――
木山「ふう、気持ちよかったな……ん?」
上条「……」
一方通行「……」
木原「お、上がったか」
御坂妹「何故お二人は気絶をなさってるのですかとミサカは問いただします」
木原「あぁ、実は……」
木山達が風呂に入った後の事
上条「こんな時に言える事だけどよ、お前あの中で可愛いなあって思ってる奴居んの?」
一方通行「……いきなり何言い出すかと思ったら……バカバカしい」
上条「バカバカしく無いだろうが!」
一方通行「じゃあお前は誰なンだよ」
上条「御坂のおまんこ気持ちよすぎワロタ」
御坂「あんっ、当麻のおちんちんすごいよぉぉぉ」
上条「オルソラのおっぱいなめなめ」
オルソラ「うんっ はっ わたくしおっぱいだけでいってしまいそうなのでございますょぉ」
>>1よ。なぜ俺がこんなくだらん事を書いたか分かるか? それはな、お前が書くSSが糞つまんねーからだ。 ふざけんじゃねーぞ 半年ROMれカス
うん、糞AO乙
糞AOは、帰って、どうぞ
>>234俺が糞ならお前はチンカスってことでおK。 ようチンカス元気してるかwwwwww?
>>235お前はマンカスだな。さっさと臭いまんこの中に帰りな坊やwwwwww
ちんこ
ちんこ
ちんこ
なんか目を放した隙に荒らされてる……まあスルーしよう
ちんこ
>>244お世話になっております^^ どうぞ気にせず糞SSを書き続けて下さいねww
つまらんとか言って荒らした→t21kltmAOが上げたスレ→禁書好きな奴家紋
家紋とか何?バカ?受けねらいか?
幼稚園からやり直してこい
ちんこ
>>247君みたいな短気な人が食い付いてくれたら荒れるじゃん? だからわざわざ家紋にしたの。結構いいアイディアだと思うんだけど^^
上条「俺か?やっぱり飾利かなぁ」
上条「可愛いし常識があるしそしてあの笑顔が最高でそれでそれで(ry」
一方通行「はいストップ」
一方通行「テメェの飾利ラヴはもォ散々だよ」
んー……誰か通報しといて下さい
おまんこ大好き
上条「あぁ?オイお前、まだ俺は語り終えてねえぞ!」
一方通行「何がお前をそうさせたンだよ……」
上条「うるせぇよ!」
おまんこ大好き
おまんこ大好き
上条「いいぜ……お前が俺の話を聞かないって言うのなら……」
上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」バキッ
一方通行「グヘッ!?やったなテメェ!」ドスッ
上条「グハッ!!」
まぁSS書くのに荒らしは出るんだし、一人ぐらいしか荒らす人がいないなら書けばいいかと…
その荒らしも書き続けてくださいって言ってる事だし
ま、評価は人それぞれッスよ!!(ヤベー俺今めっちゃ良いこと言った)
木原「テメェ等二人ともうるせぇよ!」バキッ
上条 一方通行「グハッ!!」バタッ
――――――――――――――
木原「てな訳だよ」
御坂妹「すげぇどうでもいい理由でしたねとミサカはあきれ果てます」
初春「……/////」
木山「どうでも良いが早く風呂に入ってくれ、温くなるぞ」
木原「へいへい」ズルズル
>>259がキモすぎる件についてwwwwww これは俺以外にも思ったやついるだろwwwwww
ちょっと飽きたんでまた夜に来ます
初春『当麻さ~ん』
初春『愛してますよ~』
――――――――――――――
上条「うへ、うへへへへ……」ジュルッ
木原「何涎垂らしてんだ気持ちわりぃ……」
上条「あれ?飾利は?あれ?」
一方通行「今のテメェの顔、最高に気持ちわりィぞ……」
――――――――――――――
上条「……さて、気を取り直して、そろそろ寝るぞ」
一方通行「まさかベランダに誰か干されてるなンてねェよなァ」
上条「止めろ、止めてくれ」
木山「それはフラグでしか無いな」
初春「フラグ?旗?」
御坂妹「純粋な貴女は気になさらないで下さい」
初春「???」
上条「zzZ」
一方通行「zzZ」
木原「zzZ」
木山「zzZ」
御坂妹「zzZ」
初春「zzZ」
――――――――――――――
学園都市第7学区
男「……」
能力者「おい、誰のシマ入ってんだよ」
男「……」
能力者「俺のシマに入った罪は重いぞ……」ボゥ
男「……名前、能力者……レベル3……発火能力の持ち主」
能力者「はあ?何言って……」
男「……君の能力、貰おうか」
能力者「な、何を……ウグッ!!」バタッ
男「……コレクションがまた増えた」ニヤッ
――――――――――――――
『昨夜、も能力者による被害がなお広まっており――』
木原「物騒だよなあ」
上条「例えこんなのが襲ってきて大丈夫なのか?」
一方通行「当たり前だ、第一位を舐めンな」
御坂妹「ミサカ怖いですーとミサカは甘えてきます」ガバッ
一方通行「暑苦しいわ!つゥかお前は強さ調節出来るンだから心配ねェだろォが!」
上条「飾利、お前は俺が守るからな!」キリッ
初春「当麻さん……////」
木山「はいはい、ラブコメってないで朝ご飯を食べよう」
――――――――――――――
初春「ではお買い物に行ってきますね」
木山「すぐに戻るからな」
上条「気をつけて下さいよ、さっきのニュースで出た奴とかに襲われかねないですから」
木山「ははは、大丈夫さ、そんな無闇に遭遇はしないだろう」
木原「……俺も連れていけ」
木山「ん?君も行きたいのか?」
木原「いや、嫌な予感がするからな」
木山「分かった」
上条「じゃあ俺達は学校に行くぞ」
御坂妹「了解しましたとミサカは学校に行く準備をします」
一方通行「上条ォ、俺も連れてけ」
上条「え?お前関係ないんじゃ……」
一方通行「独りって寂しいだろォが!」
上条「……なら早めに準備してくれ」
――――――――――――――
上条「そういえば御坂妹って学校行ってなかったんだろ?」
御坂妹「えぇ、そうですが」
上条「どうやって勉強とかしてたんだ?」
一方通行「あァ、それは俺が家庭教師として研究所で勉強させてたぜ」
御坂妹「厳しすぎて泣いたことも……」
一方通行「ねェだろ、俺に毒吐きまくってたじゃねェか」
上条「(人形としか扱ってなかった一方通行が御坂妹に勉強を?想像つかんな……)」
とある高校
上条「さて、着いたぞ」
御坂妹「ここが学校ですかとミサカは思っていたよりも小さくてガッカリします」
一方通行「どン位デカいのを想像してたンだよ……」
御坂妹「いえ、スカイツリー位のをとミサカは自分の想像を打ち明けます」
上条「んな学校行きたくねえよ!」
小萌「上条ちゃーん!こっちですよー!」
上条「小萌先生だ……」
御坂妹「あれが先生ですかとミサカは自分よりも小さい生き物に視線を向けます」
小萌「失礼ですね!私はもう二十歳超えてるんですよ!」
一方通行「あ、あり得ねェ……」
教室
小萌「では、今日呼んだのは他でもありません」
小萌「御坂妹ちゃんにこちらのプロフィールを書いて貰うのですよー」スッ
御坂妹「ありがとうございますとミサカは素直に受け取ります」
小萌「あ、貴方も書いてくださーい」スッ
一方通行「いや、なンで俺もなンだよ」
小萌「細かいこと気にしてたらハゲますよー?」
上条「(一方通行がハゲ……)ブフォ!」
一方通行「テメェ!何想像して吹いてンだよ!ぶち[ピーーー]ぞ!」
上条「いやいや、すまんな」ブッ
一方通行「だから吹くンじゃねェェェ!」
どうもsagaを忘れてしまうな……
教室
小萌「では、今日呼んだのは他でもありません」
小萌「御坂妹ちゃんにこちらのプロフィールを書いて貰うのですよー」スッ
御坂妹「ありがとうございますとミサカは素直に受け取ります」
小萌「あ、貴方も書いてくださーい」スッ
一方通行「いや、なンで俺もなンだよ」
小萌「細かいこと気にしてたらハゲますよー?」
上条「(一方通行がハゲ……)ブフォ!」
一方通行「テメェ!何想像して吹いてンだよ!ぶち[ピーーー]ぞ!」
上条「いやいや、すまんな」ブッ
一方通行「だから吹くンじゃねェェェ!」
教室
小萌「では、今日呼んだのは他でもありません」
小萌「御坂妹ちゃんにこちらのプロフィールを書いて貰うのですよー」スッ
御坂妹「ありがとうございますとミサカは素直に受け取ります」
小萌「あ、貴方も書いてくださーい」スッ
一方通行「いや、なンで俺もなンだよ」
小萌「細かいこと気にしてたらハゲますよー?」
上条「(一方通行がハゲ……)ブフォ!」
一方通行「テメェ!何想像して吹いてンだよ!ぶち殺すぞ!」
上条「いやいや、すまんな」ブッ
一方通行「だから吹くンじゃねェェェ!」
――――――――――――――
小萌「はいはーい、では回収するのですよー」
小萌「えーっと……『趣味:一方通行弄り、毒を吐く』……これ何ですかー?」
一方通行「お前何書いてンだよ!」
御坂妹「いえ、事実を述べたまでですがとミサカは反省をしたふりをします」
一方通行「反省のふりすら出来てねェンだよ!」
小萌「そこっ!うるさいですよ!」
一方通行「な、なンで俺が怒られるンだよ……」
――――――――――――――
小萌「ではまた二学期に会いましょうねー」
上条「やっと終わったな、制服とかは今週中には届くらしいぞ」
御坂妹「二学期が楽しみですとミサカは胸をドキドキさせます」
一方通行「こンな事になるならついて行かずに家で寝てりゃ良かった……」
prrrrrr
上条「電話だ、もしもし?」
木原『上条か!?今すぐ病院に来い!』
上条「え?何かあったんですか!?」
木原『話は後だ!いいから来いよ!』ブチッ
上条「……一方通行!御坂妹!今から病院に行くぞ!!」
一方通行「……何があったか知らンが分かった」
御坂妹「了解しました」
お風呂に入ってきます
続きは出てから書きます
病院
上条「木原さん!」
初春「……」
木原「ようやく来たか……」
上条「な、なんで飾利が……」
冥土返し「脳に何らかの傷が見えた、だけど彼女は気を失っているだけだから安心すると良い」
上条「脳にって……」
木山「……前に聞いたことがある」
木山「相手の能力をコピーして自分の能力にする……多分その能力のせいで脳に傷があるんだろう」
上条「コピーって……」
木山「脳力写し(コピーアビリティ)と言った所か……」
上条「木原さん!何で飾利がこんな目に!!」
木原「それはだな……」
訂正
×脳力写し
○能力写し
――――――――――――――
セブンスミスト
木山「では私は夕食の食材を探してこよう」
木原「まあアイツなら1人で大丈夫だろ、よし飾利、何か買ってやろうか?」
初春「えっ?良いんですか?」
木原「あぁ、何でも言ってくれ」
初春「じゃあ服が欲しいです!」
木原「服ねえ……よし分かった」
初春「えへへ、早く行きましょう!」
木原「へいへい」
ドンッ
木原「お、済まねえな兄ちゃん」
男「……痛いな」
男「名前、初春飾利、レベル1、能力、定温保存……」
木原「あ?何言って……」
男「……面白い、君の能力を貰おうか」スッ
初春「えっ」
男「ありがとう」グッ
初春「――――!!!」バタッ
木原「!?飾利!飾利!!糞!テメェ!」
男「何か問題でもあるのか?」
木原「殺す!テメェは殺す!」
男「……生憎と君には構ってられない、俺にはやることがあるんだ」シュッ
木原「……糞!」
――――――――――――――
木山「私もその後急いでその現場に向かったと言うわけだ」
上条「でも、相手はテレポートも使えたんだろ?能力が2つあるとは考えにくいし……」
木山「……いや、もしかしたら……」
上条「へ?」
木山「多重能力者かも知れない……」
一方通行「……多重能力者っつーと何か?何種類も能力者を持ってるって事なのか?」
木山「あぁそうだ、もしかしたらその男は実験をしていたのかもしれない」
上条「実験って……」
一方通行「まさか……レベル6のか?」
木山「いや、もしかしたらそうかもしれないが、別の類いの可能性も十分考えられる」
一方通行「とりあえず俺達がやることは一つだけだ、飾利の仇を討つ」
上条「あぁ……」
木原「一応猟犬部隊にも連絡を入れておいた」
木山「私は一度研究所に戻る、もしかしたら犯人のバンクがあるかもしれないからな」
上条「俺と一方通行はここらへんを探してみます、まだ遠くに行ってない可能性もありますし」
木山「分かった、白い君は能力を盗られないように気をつけるんだぞ?」
一方通行「分かってる」
今日の更新はここまでです
次はお昼頃か夕方に書きます
上条「特徴は黒いパーカーにジーンズ……これだけじゃ分からないな……」
上条「もっと……分かりやすい特徴は……」
――――――――――――――
木山「……ふむ」
木山「男君……君は変わったな……」
prrrrrr
上条「!! もしもし!」
木山『私だ、犯人特徴が分かった』
上条「え!本当ですか!」
木山『名前は男、やはり彼は多重能力者らしい……だがにわかに信じがたい』
上条「何がですか?」
木山『複数の能力を持っているとしよう、普通は脳が持たない筈だが……』
上条「……とりあえず俺は再び犯人を探してみます」
木山『分かった、私は引き続き彼について調べよう』
――――――――――――――
能力者「ぐっ――――!!!」バタッ
男「……この能力は持ってるんだ」
上条「あっ!!」
上条「(黒いパーカー……ジーンズ……まさかアイツか!!)」
上条「おいお前!」
男「……」
男「……分からない」
上条「は?」
男「……お前の事が分からない、何でだ……」
上条「お前が飾利を襲ったのか!」
男「飾利?あぁ、あの定温保存のやつか……」
男「……と言うことは、お前もか」
上条「お前も?どう言うことだ?」
男「お前も俺から『先生』を取るのか」
上条「先生?何を言って……」
男「俺から先生を取るな……」
男「木山先生を取るな……」
上条「木山って……」
男「……死ねええええええええええええええ!」ドゴッ
上条「ぐっ!!」
――――――――――――――
一方通行「――条!」
木原「上条!!」
上条「あ……一方通行……?」
一方通行「気が付いたかァ……」
上条「俺……何して……」
木原「そこの床に倒れてたんだよ」
上条「あっ!アイツ!!」
一方通行「アイツ?」
木原「もしかして、犯人か?」
上条「はい、よく分からないんですけど……木山先生がどうとか……」
木原「木山だと?」
木原「……こりゃアイツに一回聞くことになるな」
上条「ですね……」
一方通行「なら早く行くぞ!!時間はねェンだ!」
あまりにも不評だったみたいなのでこのスレをHTML化して出直したいと思います
皆さん、また会った時はよろしくお願いします
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