【とある】上条「インデックスさん…?」 (57)
初心者
拙い文章になりそうですが書いてきます
キャラ言葉遣いなどもご容赦いただきたい
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435416458
インデックス「とうま…今まで迷惑かけてごめんなんだよ…面倒見てもらって、とうまには感謝してるんだよ…」
上条「ど、どうしたんだよインデックス??お前らしくないっていうか、元気無いっていうか…」
インデックス「むっ…らしくないは余計なんだよ!」
上条「いやいやいや、突然驚いたぞ。 それともアレか、お腹すきすぎてしおらしくなってんのか?」
インデックス「なっ!失礼なんだよ!私は立派なシスターなんだよ! …でも、今まで散々迷惑かけてきたんだもんね…そう思われても仕方ないよ…」
上条「」
上条(なんですかなんですか今日のインデックスは!変だ…いや気持ちは嬉しいんだが、調子狂うぞ…)
上条「じ、じゃあ俺学校行ってくるな!あっ昼飯はそこに買ってあるから、食べてくれ。」
インデックス「うん、ありがとうなんだよ。行ってらっしゃい…」
上条「お、おう…いってきます…」
上条(やっぱりおかしいな…これは…何かあったな)
上条「土御門にでも相談してみるか…」
あっ名前つけました
上条「〜てな感じで、インデックスがいつもよりしおらしいんだよ…何か知らないか?」
土御門「しおらしく、か。悪いが俺は何も知らないにゃー。本人には聞いてみたのかにゃー?」
上条「いや、なんか落ち込んだ感じではっきり答えてくれなかったんだよ」
土御門「ふむん…とりあえず聞いてみないことには分からないからな。慰めつつ粘って聞いてみるしかないと思うにゃー」
上条「そっか、そうだよな。サンキューな!帰ったら頑張ってみるぜ!」
放課後
上条「ただいまー。帰ったぞーインデックスー?」
インデックス「あっ…おかえりなんだよ、とうま」
上条(やっぱり元気ないよなこれは……よしっ)
上条「…あのさっインデックス、なんかあったんだろ?朝から元気なかったみたいだし…俺でよかったら話聞くぞ?」
インデックス「えっ…いっ、いやそんなことないんだよ!心配させちゃったならごめん…」
上条「そんなことなくないだろ、悩みでもあんのか?それとも調子悪いとかか?言ってみろって!お前が元気ないとこっちも調子狂うっていうか…」
インデックス「!……ほ、ほんとになんでもないんだよ!大丈夫だから!気使わせてごめん、調子狂わせてごめん…なんだよ…」
上条(暗っ!!謝りすぎだろ絶対何かあったろコレ…)
上条「そ、そうだ!今日の夕飯どっか食べに行くか?美味しいもん食えば元気でるだろ!インデックス、食いたいものあるか?」
インデックス「そんな…いいんだよ私は、ご飯食べさせてもらってるだけで充分ありがたいんだよ…外食なんてお金かかるし…あっでも料理するのもめんどうだよね…ごめんね…」
上条(暗ぇええ!!!重たいよどうしたんだよほんとに! )
上条「そ、そんな謝んなって!まあ、じゃあ夕飯は俺作るよ!何食いたいんだ?なんでもいいぞ」
インデックス「なんでも…! あ…いや、じゃあ…お米と…野菜炒めがいいな」
上条「えっ、お、おう。じゃあ材料買ってくるわ!(米と野菜って!上条さんのお財布的には有り難いけど!いつもなら肉食べたいとか言いそうなものなのに…)」
インデックス「…………」
inスーパー
上条「もう気まずくて出てきちゃいましたよ…とりあえず野菜買って帰るか…」
御坂「ん?あいつ…」
上条「えっと、キャベツと、もやしと、玉ねぎも無かったよな。 あとなんだ…肉も買ってくべきなのか一応…いやでも…気使ってるとか思われたら…」ブツブツ
御坂「アンタ、なにブツブツ言ってんのよ?」
上条「うわっ!ビリビリ!驚かすなよ…」
御坂「ビリビリ言うな!…で?なに一人でブツブツ言ってたのよ?」
上条(そうだ、ビリビリにも…話してみるか。女の子だしな、もしかしたら何か男にはわからないこともわかるかもしれない)
上条「あのさ、ビリb…御坂、ちょっと時間あるか?聞いて欲しいことがあるんだ…」
御坂「な、なによ、別にいいけど…(何緊張感してんのよ!私は!)」
買い物後 in公園
上条「〜てわけよ。御坂からみてどう思う?」
御坂「(あのシスターのことで悩んでたのね…いや別に!悔しいとかじゃないけど……いや、これはチャンス!?悩んでるコイツの話を聞いて、励まして、好感度アップできるんじゃ…!)」
上条「あのー…御坂さん?」
御坂「えっ?! あっそうね元気が無いのよね!うんうん…アンタ、何かしたとかじゃない…よね?」
上条「そんな記憶はないぞ、今朝突然元気なくなって…それに昨日はあんまり話してないしな、知り合いの家に泊まってたから…あっ」
御坂「それ、もう昨日そこで何かあったで決まりなんじゃない?」
上条「そうだな…見落としてた…明日にでも聞いてみるか。ありがとな!御坂!」
御坂「あっ…も、もう話はいいのね。じゃあまあ頑張りなさいよ」
上条「おう!それじゃあな!」
御坂(あんまり話せなかったな…でも、お礼言ってもらえたし…えへへ)
インなんとかさんはもっと当麻を労わるべき
今日はもうちょいで寝ますごめんなさい
上条「ただいまー。待たせたな、インデックス。」
インデックス「おかえり、買い物お疲れ様なんだよ。」
上条「腹減ったろ?すぐ作るからなー」
インデックス「う…ううん!大丈夫なんだよ!ゆっくりしていいんだよ…」
上条「そ、そうか?まあ俺も腹減ったし、作るけどな。ちょっと待ってろー」
インデックス「あっ、な、なにか手伝うことある?出来ることはするんだよ…」
上条「そっか、じゃあ机かたしといてくれるか?」
インデックス「うん、まかせて。やっとくんだよ」カタシカタシ
上条(あれ?これはこれで上条さん的にはいい気がしてきましたよ?)インデックス「あっ…」グシャ
インデックス「と、とうま…ごめんなさい…宿題の作文…踏んじゃったんだよ…」
上条「えっ…あっ、いや気にしなくていいぞ!破れたわけじゃ無いんだしな!(やばいみるみる表情が暗くなっていく…)」
インデックス「ごめんなさいなんだよ…」
上条「よ、よし!夕飯できたぞ!もういいから食べよう!な?」
インデックス「うん…いただきますなんだよ」
上条「…………」モグモグパクパク
インデックス「…………」モグモグパクパク
上条「ど、どうだ?うまいか?インデックス?」
インデックス「うん。とってもおいしいんだよ」
上条「そ…そうか!よかったよ」
上条「……………」モグモグパクパク
インデックス「……………」モグモグパクパク
上条(心折れそう)
インデックス「ごちそうさま…」
上条「お粗末様…じゃあ、洗うから皿持ってくぞ?」
インデックス「私がやっとくんだよ!とうまはゆっくりしてていいんだよ…」
上条「えっ?そうか…?じゃあお願いしていいか」
インデックス「まかせてほしいんだよ。いつも迷惑かけてるから…少しでも恩返ししたいんだよ…」
上条(インデックスからこんな言葉が聞けるとは…)
インデックス「とうまにはほんとに感謝してるんだよ…。いつもありがとうね?とうま…」
上条「」
上条(か、可愛いと思ってしまった…いやいや、別に普段が可愛くないって訳ではないんですよ?しかし素直で静かなインデックスってこんなに…)
上条(いや…でも、違うよな。こんなのらしくない。インデックスはもっとこう…)
インデックス「?…どうしたの?とうま?」
上条「いや、なんでもないよ。皿洗ったらスフィンクスとでも遊んでていいぞ。」
インデックス「わかった…もうすぐ終わるんだよ。」
上条(インデックスは昨日、小萌先生の家に行った…そこで何かあったんだろう。
明日、小萌先生に聞いてみよう。早く元のインデックスに、戻ってもらわないとな!)
インデックス「それじゃあ、私はもう寝るんだよ。おやすみ、とうま…」
上条「おう、おやすみー…」
上条(まだ20時半ですよ?早すぎやしませんかね…)
インデックス「あっ、あとね、今日はとうまがベッド使っていいんだよ。私は床で寝るんだよ。」
上条「え?いや、おれは風呂でいいぞ?もう慣れてるし…」
インデックス「…!い、いや!ほんとにいいんだよ!私は居候の身なんだし、そもそも風呂場で寝ることに慣れてるなんてふつうじゃないんだよ!だから…っ!」
上条「わ、わかったよ!じゃあ、今日はそうさせてもらうな?サンキュ」
インデックス「うん…それじゃあおやすみ」
上条「おう」
23:00
上条「やる事もやったし、寝るとしますか!…っと、今日はベッドで寝ていいんだったな」
インデックス「スースー…」
上条「久しぶりのベッドですよっと。…これ明日も使っていいよとか言われるんだろうか…あんまり気ぃ使わせたく無いんだけどな」
インデックス「…んっ…とう……ま」
上条「!!」ビクッ
インデックス「ん………」
上条「寝言……か?」
インデックス「…ごめ…んね…わた…
いそ……だ…ね」
上条「ッ!」
上条(いま…確かに…)
上条「なんとなくインデックスが沈んでる理由がわかった気がする…やっぱり明日小萌先生に聞いてみよう…なにか聞いてるかもしれないしな」
読んでくださってる方、のんびりで申し訳ない
バイト終わったらまた書きます
翌日
上条「んぁ…6時かぁ…朝食でも作ってるか…」
インデックス「あっ、とうま。おはようなんだよ」
上条「インデックス、もう起きてたのか。まあ昨日めちゃくちゃ早寝だったし
なぁ」
インデックス「うん、ちょっと前に起きたんだよ。あっ、あのね、朝ごはんつくってみたんだよ、上手くできたかわからないけど…」
上条「えっ」
上条(マジですか!?あのインデックスさんが…早起きして料理…だと…)
インデックス「とうま?」
上条「あ、そ、そうか!助かるな、うん!じゃあ、早速食べてもいいか?」
インデックス「う、うん!どうぞ…」
上条「じゃあ、いただきます…!」
上条(ハムと卵のサンドイッチか…小萌先生にでも教わったのか?)
インデックス「ど…どうかな…?」
上条「うん…うん!美味いぞ!インデックス!もう一ついいか?」
インデックス「!」パァァ
インデックス「うん!もちろんいいんだよ!食べてほしいんだよ!」
上条「ありがとな!いただきます!(あれ?やっぱりインデックス可愛くなってね?いや今まで可愛くなかったって訳(ry )」
インデックス「♪」
上条(昨日より少しは元気になった…かな?気まずさは多少残ってるけど…)
上条「ふう…ご馳走様!うまかったぞ!ありがとうな」
インデックス「よかったんだよ。喜んでもらえて…」
上条「今日は朝から珍しく幸福気分ですよ。って、あれ、やべ今日早く学校いかなきゃならないんだった…」
インデックス「だったら、片付けは私がやるんだよ。とうまは準備してていいんだよ。」
上条「そ、そうか!悪いな!何から何まで!」
インデックス「いいんだよ、これくらい当然…なんだよ」カチャカチャ
上条「はは…まあ、ありがとな…」
上条(この微妙な気まずさも…今日限りにするぞ…!)
上条「よしっ!完了!悪いけど、急がなきゃならんので、もう行ってくるな!」
インデックス「あ、あの!とうま!」
上条「ん?なんだ?」
インデックス「帰ってきたら、い、言いたいことがあるんだよ!だから…」
上条「おう!なるべく早く帰るよ!いってきます!」
in学校
上条「はぁ、朝からダッシュなんてするもんじゃねぇな…
小萌先生もういるかな……おっ、あの車、小萌先生もちょうど今着いたとこか!グッドタイミング!」
小萌「あれ?上条ちゃんじゃありませんか。 どうしましたー?珍しく早起きして。」
上条「ふふ…上条さんだって、やろうと思えば早起きくらい朝飯前なんですよ!
っと冗談はさておき」
上条「一昨日インデックス、小萌先生の家に行きましたよね。 インデックスから何か…悩み、とか聞いてませんか?」
小萌「悩み…ですかー…うーん特には聞いてなかったですけどねぇ。」
小萌「あっ、でもでも、なんだかシスターちゃん途中から様子おかしかったかもです…」
上条「! やっぱりな…
それで?どんな感じだったんですかね?」
小萌「うーんと、なんだか、悲しそうな、驚いたような…家にある雑誌を読み出したら急に黙り込んじゃって…」
上条「雑誌…か。先生、その雑誌見せてもらえないか…?」
小萌「あいにく、今はもってないのですよ〜。 放課後、貸しましょーか?うちにあるのでー。」
上条「お願いします!ありがとう先生!」
小萌「はいはい、それじゃあ教室にいくのです。あっあと今日は小テストありますからねー。前に言いましたよね?」
上条「」
小萌「はいっ!じゃあーテストしゅーりょーです!ちなみに30点以下のかたは小テストといえど、再試がありますからね!勉強してやり直してくるです!」
上条「」
土御門「カーミやん!まあーそう凹むな!俺もおそらく再試だからにゃー!」
青ピ「俺もやで〜カミやん!小萌先生と話す口実がふえるんやで?悪いことじゃあないだろ!」
土御門「ところでカミやん、インデックスの件、もう解決したんか?」ボソッ
上条「あ、あぁいや、まだなんだよな…だけど、今日で終わらせてみせるよ」
土御門「そうか…まあ、頑張るにゃー」
上条「おう!」
青ピ(なんやなんや…なんか…蚊帳の外ってかんじやなあ…)グス
小萌「あなたたちまた解けなかったんですかー?事前に言ってあるんだから、勉強するのですよ!」
青ピ「こ、小萌せんせぇ!この二人が酷いんや…」
小萌「あっ、上条ちゃん!今日は特別車で送ってあげるのですよ!放課後待っててくださいね!あれが、すぐ必要なのですよね?」
上条「助かる…お願いします!」
青ピ「」
禁書目録コミックとアニメしかみてないからボロがでてしまう…ご容赦くださいませ
小萌先生の口調むずいわ…
土御門「なんやなんやカミやん、小萌先生にまで相談してたんかにゃー?」
上条「相談してたってか、小萌先生が重要な事知ってそうだったんでな…聞いてみたら案の定ってわけだ」
土御門「なるほどにゃー、小萌先生が絡んでいたんかにゃー」
上条「だからまぁ、面倒なことに巻き込まれてるとかは無さそうだから安心してもいるんだけどな」
土御門「面倒ごとに巻き込まれやすいのはカミやんの方だぜぃ」
上条「ははは…まあ、そうかもしんないな…はぁ…」
青ピ「ちょ、なんや!俺の知らないとこで!プライベートで小萌先生と過ごして!うらやましい!」
上条「プライベートでって大げさな…ちょっと借りたいものがあるだけだっての!」
青ピ「とにかく羨ましい!車という閉鎖空間のなかで、興奮して、小萌先生に手ェ出したら許さんでカミやん!」
上条「お前みたいなロリコンと一緒にすんな!するかそんなこと!」
青ピ「僕ぁロリコンちゃう!ロリも!いけるんや!ストライクゾーンが広いんや!」
上条「知るかっ!」
土御門(インデックスも大分年下系だけどにゃー…それに常盤台の中学生とも仲良いみたいだし…えっ?俺の友達ロリコンばっか?)
上条「なんか冷たい目でみてるけどお前舞夏も十分ロリの範疇だからな!」
土御門「なっ!あいつはもう立派な大人だ!一人前だ!」
吹寄「貴様ら、下賎な話を大声で話すんじゃない…やかましい!そして不愉快!」
上土青「「「はい…」」」
放課後
上条「職員室前でまってりゃいいかな?通るだろうしな」
小萌「上条ちゃん!お疲れ様なのです。
ちょうど帰るとこだったのですぐ見つかって良かったのです。じゃ、いきましょー!」
上条「おー」
小萌「着きましたよ!」
上条「なんか一瞬だった気がする…」
小萌「深く突っ込んではいけないこともあるのですよ!」
小萌「えっと、ちょっと玄関で待っててくださいね、もってくるのですよ」
上条「分かった…」
上条(これで謎が解ければ…インデックスも元どおりに…なるよな…いや、してみせる。インデックスに暗い顔はさせたくねぇからな!)
小萌「ありましたー!これですこれ!」
おぉ
ご指摘どうもです
上条「これをインデックスが…読んでたんですね? パッと見普通の雑誌…っ…あぁ、なるほど、やっぱりな。」
上条「小萌先生、ちょっとじっくり読んでもいいですか?」
小萌「もちろんですよ!というか貸しちゃいます、いつか返してくれればいいのですよ〜」
上条「ありがとう小萌先生。俺、帰らなきゃ」
小萌「シスターちゃんを…元気にしてあげてくださいね!上条ちゃんにしかできないのですよ!」
上条「…必ず!」
上条(なんていうか…あいつはもともと、素直だったんだな)
上条家
上条「ただいま、インデックス」
インデックス「!お、おかえりなんだよ」
上条「…?なんか部屋、綺麗になったか?もしかしてインデックスが…?」
インデックス「そ、そうなんだよ!ちょっと、暇だったから…」
上条「(…)そっか、ありがとうな。インデックス。」
インデックス「どういたしまして…なんだよ」
上条「………」
インデックス「………」
上イン「「あの(な)!」」
インデックス「あっ、と、とうまから言っていいんだよ!ごめんね」
上条「お、おうそうか…悪いな」
上条「ゴホン……あのな、インデックス。
俺さここの所お前が少し、おかしかった理由についていろいろ考えてみてたんだ。」
インデックス「……」
上条「…最初は、全然分からなかった。実際、具合でも悪いのかとか聞いたしな。」
上条「でもそうじゃないって分かって、じゃあ何かって考えてさ、俺に関する事なんじゃないかな、って。」
インデックス「……うん…」
上条「そう考えてみるとさ、なんとなく合ってる気がしたんだ。…インデックスさ、俺が褒めたり、お礼言ったりした時だけは本気で嬉しそうな顔、してたからさ」
インデックス「……うん」
上条「それと、小萌先生にこの本読ませてもらったんだ。」
インデックス「!」
上条「それで確信したんだ。インデックス、お前この記事、読んだろ?」
『同棲生活 するべき事・してはいけない事』
インデックス「……」コクリ
上条「やっぱり、な。分かって良かったよ」
上条「俺はさ、インデックスに元気無くなるまでに気を使って欲しいなんて思ってないからな」
インデックス「…っ!」
上条「お前が辛そうにしてるの見るくらいなら、何もしないで笑ってくれてたほうが上条さん的には有り難いってわけだ!だからさ、もう、無理しなくていいぞ、インデックス」
インデックス「うん…うんっ」グスッ
上条「これが俺の話したかった事だ。次はインデックスの番。朝から言いたかったこと、あるんだろ?」
インデックス「うん…あのね、とうま」
上条「ああ」
インデックス「私、世間知らずだしさ、ご飯もちょっと多めに食べちゃうしさ、きっととうまを困らせちゃってるんだろうなって、なんとなく感じてたんだよ」
インデックス「でも、とうまはいつも許してくれちゃうから、甘えてたんだよ」
インデックス「それで一昨日、こもえの家に遊びに行ったとき、その本読んでさ」
インデックス「私、甘えすぎてたんだなって分かって、とうま私のこと…うっとうしく感じてるのかなって」
インデックス「だから、とにかく謝ろうって!それでちょっとでも今までのお返しもしたくて…頑張ってみてたんだよ…」
インデックス「それでとうまは受け入れてくれたけど…それでも…もしほんとは嫌われてたらって…もっ、もう愛想…つかされちゃってたらって…!」
上条「!」
インデックス「そんな風に考えてたら、どんな顔でとうまとしゃべっていいか…わからなくなっちゃって…」
インデックス「一度読んだ雑誌の内容が、あたまからはなれなくて…なんかいも…なんかいも考えちゃって…」
上条「インデックス…」
インデックス「とうま…とうまは、私のこと嫌いになっちゃってた…?もし…嫌な思いさせてたなら…私ここにいる資格ないから…」
上条「インデックス!!」
インデックス「っ!!」ビクッ
上条「お前は、本気で俺がお前のこと嫌っていて、出て行って欲しいだなんて考えてると思ってるのか?」
インデックス「あ…う…」
上条「そんなわけねぇだろ!たしかにお前はめちゃめちゃ食べるし!噛み付くし!我儘なところもるけど!」
上条「俺は!お前といて不快だなんて思わない!お前が家に居なきゃいいのになんて考えない!………だから、もう、ここにいる資格無いなんて、言うなよ…!」
インデックス「……!」
上条「俺はお前に側にいて欲しい!笑っていて欲しい!これは本心だ!神に誓って嘘なんてついてないぞ!」
インデックス「うぅ…グスッ…とうまぁ…」
上条「だからもう泣くなよ、悩むなよ。明るくて天真爛漫で、よく食べて、我儘言って、笑ってるお前がお前らしい」
上条「そんなインデックスが俺は好きなんだから」
しまった予定が入ってしまった
今日の夜戻ってくる予定です
見てくださってる方いたらすみません
インデックス「っ!!」
インデックス「とうま……私もね、とうまが大好きなんだよ!」グス
上条「そうか…そうか!はは………ありがとうな、インデックス」
上条(この好きってのは…どっちなんですかね?恋愛的な方だったいいなー…なんて、な。)
インデックス(とうま、今の『好き』がlikeのほうじゃないって気づいてるかな…?きっと気づいてないんだろうなぁ…)
インデックス「あの…とうま?」
上条「? なんだ?」
インデックス「私、これからもとうまのそばに…いていいんだよね…?」
上条「さっきも言ったろ! 当たり前だ。」
インデックス「うん……ありがとうなんだよ!えへ…」
上条「うん。やっぱりお前は笑ってる方がいい。」
上条「よし!じゃあ、夕飯にするとしますか!インデックスさん!」
インデックス「うん!なんだか、ものすごくお腹が減ってきたんだよ」
上条「はははっ お前ここのところあんまり食べてなかったからな」
インデックス「し、しかたないんだよ!/// だって、とうまのこと考えてたら、それどころじゃなかったんだよ…」
インデックス「でも、もう悩まなくていいんだね…。とうまと一緒にいられるんだね…えへ…うれしいんだよ!」
上条「そ、そうか!俺も、嬉しいぞ…/// 」
上条(素直+笑顔のインデックス…かわいすぎだろ…)
上条「よ、よし!じゃあ夕飯にするぞ!今日は奮発しちゃいますよ!」
インデックス「わーーい!! 楽しみなんだよ!」
インデックス「あっ!私も手伝うんだよ!一緒に作るんだよ!」
上条「ありがとな!インデックス!」
ワイワイキャッキャ
土御門「さっきまで何やら言い合ってたみたいだが…元の仲に戻れたようだにゃー」
土御門「いや、元の仲以上…か?めちゃめちゃ楽しそうな声が聞こえるにゃー…」
インデックス「とうまとうまっ!」
上条「なんだ?インデックス」
インデックス「これからも、よろしくお願いします、なんだよ!」
上条「あぁ…よろしくな!インデックス!」
〜終〜
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