男「安価でリア充を目指す」 (163)


今日から高校生。

中学生の時はイケてない系の俺だったがこれからは違う!

何とか華麗に高校デビューして、憧れのリア充ライフを送るんだ!

その為には見た目も大事だがやはり……キャラが重要だ。

周りに「つまんない奴」のレッテルを貼られてしまったら、また中学の時のようにしけた学校生活になってしまう。それだけは避けねば。

初日は絶対に外せない! どういうキャラで行こうか!?


>>3

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爽やかクールくん


よし、爽やかクールキャラで行くぞ!

やっぱり人にいい印象を与えるのは清潔感だと決まってるし、初っ端から騒がしくしてても変な奴らから目をつけられるだけかも知れないしな。

うん、これで行こう。


オトコー、アサゴハンデキタワヨー



母さんが呼んでるな……

とりあえず家族相手にこのキャラでやれるか練習してみるか。


男「おはよう」

母「おはよう男、早く食べて学校向かいなさいね。初日から遅刻しないように」

男「うん」

妹「わーっ、お兄ちゃん新しい制服じゃん! なんか高校生って感じー!」

……そりゃ高校生だからな。相変わらずアホっぽい妹だ。

いつもならデコピンでもして適当にあしらうところだが、ちょっと対応を変えてみるか。

あくまでも爽やかにクールに……

>>8

爽やかデコピン


男「」スッ

妹「わっ、ちょっとお兄ちゃん、痛いのはやめ……」


ピンッ

妹「……ほえ?」

男「……ふっ、馬鹿だな。高校生なんだから当たり前だろ?」ニコッ

妹「……えっ? な、何その優しいデコピン!? そしてその優しい笑顔!? どうしちゃったのお兄ちゃん!?」

男「別に……どうもしないぞ?」

妹「嘘だー! 絶対変だってー! ねーおかーさーん!」

母「妹、朝ご飯の時くらい静かにしなさいな」

妹「うぐ……ハーイ」



ふむ、今日の朝は我ながらいい感じだったんじゃないか?

割と違和感なく行けたような気がする。

この調子でやれればリア充なんて簡単な気がしてきたぞ!


学校―

俺のクラスのA組は……あった、ここか。

「どこの中学ー?」

「えー、あそこ頭いいんじゃないのー?」

「ねーねー、携帯教えてよ。lineやってる?」

うお……数人の女子がすでにグループ作ってお話している……!

男子は……まだ机に座って大人しくしている奴が多いが……女はコミュ力たけーなー。

お、俺はどう立ち振舞おう。

しばらくは様子見で大人しくしている方がいいのか? それとも積極的に誰かに話しかける方がいいのか?

どうする?

>>12

近くの男子に話しかけてみよう


よ、よし。勇気を持って近くの男子に話しかけてみるか。

と言っても誰に行こうか? 高校で初めて会話する相手だからなぁ……

1.気弱そうな眼鏡をかけた男子1
2.短髪で運動神経も良さそうな男子2
3.若干チャラそうな茶髪パーマの男子3
4.その他自由安価

>>15

女にしか見えないのになぜか男子制服着てるやつ


決めた。あの角に座ってる奴にしよう。

おっと、爽やかクールも忘れずに……


男「ねぇねぇ」

「……!!」ガバッ


うおっ、なんだコイツ。

ただ話しかけただけですごい反応したな。

……ていうかコイツ遠目からじゃ分かんなかったけど……めっちゃ女顔だな。

ぶっちゃけ可愛い……けど、男子の制服着てるし……男なんだよなぁ。


「えっと……なに?」

男「……!」

コイツ、声も可愛いな!

え、ホントに男?

「どうしたの?」

男「あ、ああ。えっと、まずは初めまして。俺の名前は男っていうんだ。君は?」

「僕は>>19




名前安価
このキャラの名前を適当に決めて下さい
固有名詞とかでもいいし、記号的に男子1とかでもいいです
あ、でもあんま長いやつだと適当に略します

響谷アキラ

読み方はキョウヤでいいのかな



アキラ「僕は響谷アキラ」

男「響谷くんか……よろしく」

アキラ「あ、ああ……よろしく」

男「……」

アキラ「……?」


あ、やべ……

話しかけたはいいけど話題が思いつかない!

も、元々イケてない系だからなぁ……

いや、だが変わると決めたんだ! 爽やかでクールな俺なら何を話す?

>>23

どこからきたの?

>>21
「ひびきや」でオナシャス


男「どこからきたの?」

アキラ「ぼ、僕は他県から来たんだ。こっちには最近引っ越してきたんだよ」

男「そうなんだ。なんで引っ越してきたの?」

アキラ「そ、それは……」

男「……?」

アキラ「えっと、家の都合……とかで」

男「そうなんだ」

家の都合……親の転勤とかか?

男「それじゃまだこっちに知り合いも少ないだろうし、困ったことがあった時は言ってよ。俺に出来ることがあれば協力するし」

アキラ「あ、う、うん……ありがと、男くん」




よし、まずは高校での初めての会話を無事終えたぞ。

しかし……心なしか、警戒されていたような……

お、俺のキャラどっかおかしかったか……!?

だ、大丈夫……まだ変なミスはしてない……筈。


キーンコーンカーンコーン


お、チャイムが鳴った。


ガラッ

担任「はーい、席ついて席ー」

担任の教師か……割と若い女だな。


担任「初めまして。今日から一年間あなた達を任される事になった担任よ」

>>27
あ、了解



それから担任は淡々と業務連絡や当面の日程なんかをかったるそうに読み上げていた。

あの人割と美人だけど、なんかノリが適当というか……軽い感じだなぁ。そういう性分なんだろうか。

それはそうと、さっきからどんどん色んなプリントが回ってくる。

まぁ、学期の始めとか終わりらへんって大体こんなもんだよな。

前の席のやつ「……ん」ガサッ

男「……ん」ヒョイッ


男「……はい」ガサッ

後ろの席のやつ「……どーも」


このプリントを受け取って渡す作業……相手を全然知らないと気まずいなぁ。

こういうのって、話しかけていった方が正解なのか?


>>33

加速した


よし、軽く自己紹介してよろしく、くらいは言っておくか。

話しかけるなら前のやつから受け取る時より、後ろのやつに渡す時に行く方がやりやすいな……なんとなく。

よし、後ろに話しかけよう。

後ろの席のやつは……


1 男子
2 女子
何か特徴などを付け加えても可

>>37

2 しっかり者でお人よしな癒し系



前の席のやつ「……ん」ガサッ


きた。よし、話しかけるぞ!


男「は、はい、どーぞ!」

後ろの席のやつ「どーも」

男「あ、俺……男って言うんだ。よろしく」

後ろの席のやつ「あ……私は>>40。これからよろしくねー」

名前安価です

すいませんが今日はここまで
スレの方針とか特に決まってる訳じゃないですが必要に応じて作っていこうと思います
あと一応酉残します
安価なら下

乙です
安価なら
長良 麦穂

>>40
了解
ナガラ ムギホでいいのかな?

こんばんは
続きはじめていきます


麦穂「あ……私は長良麦穂。これからよろしくねー」

俺の後ろに座っていた長良という女子は柔らかい笑顔でそう答えた。

癒し系とでも言えばいいのか、いかにもいいやつそうな雰囲気を纏っていた。


……正直俺は家族と幼馴染以外の女と話した経験がほとんどない。

だから異性と話すのは結構ハードルが高かったのだが、この長良ってやつは割と話しやすいかも知れない。

このまま何か会話でもふってみるか?

>>49

入ろうとしている部活について


男「長良さん……はさ、高校で何か部活に入ろうとは思ってるの?」

麦穂「んー、どうしようかなぁ、って感じ。私、中学の時は吹奏楽部だったんだけど」

男「あ、そうなんだ。じゃあ高校でもそれを?」

麦穂「いやぁ考え中。高校では勉強も大変になるだろうし、それにアルバイトっていうのもちょっと興味あるしなー」

男「そっかー、そうだよね」

麦穂「男くんは何か部活に入るの?」


お、俺?

くっ、質問返しか。いや、ごく普通の流れだけどさ。

部活……中学までは何に所属する事もなかった俺だが、高校ではどうするか。

別に部活動してなきゃリア充になれないって事もないとは思うが……

>>52

まだ決めてない。なにか気に入った部活に入ろうと思うけど、自分で作るのも良いかも


男「まだ決めてないかな。何か気に入った部活があればそれに入ろうと思ってるけど……」

男「あ、自分で作っちゃうってもありかも」

麦穂「えっ? 作るって、部活を?」

男「うん」

麦穂「何か作りたい部のあてでもあるの?」

>>55

 

なぜか、この学校にないサッカー部


男「うちの学校さ、何故かサッカー部がないじゃん? 俺、結構サッカーが好きだから自分で作ろうかなって」

麦穂「あー確かに。サッカー部なんて大抵どこの学校にもあるけど、うちにはないよね」

麦穂「……そっかぁ。それで自分で作りたいんだ」

男「まぁ、まだ決定じゃないけどね」

麦穂「でももし作ろうってなって、今までなかったサッカー部を作ったら、何だか凄い事だよね!」

男「そ、そうかな?」

麦穂「うん。男くんがどうするかは分からないけど、陰ながら応援してるよ」

男「あ、ありがとう!」


やはり長良はいいやつっぽいな。

少しの会話からでもなんとなく読み取れるぐらいには。





そうこうしている内にチャイムが鳴り、高校一日目の日程が終わる。

今日はほとんど始業式と顔合わせくらいなので終わりが早い。

クラスの奴らがぞろぞろと外に出ていき、その中で女子はもうそれなりにグループを結成しており、おしゃべりしながら一緒に帰っていく。

そしてなんと僅かだが男子もグループが作られていた。

俺はどうしようか。

>>61

 

アキラと会話


そうだ、さっき喋った響谷に話しかけよう。

あいつは……あ、いた。


男「おーい、響谷くーん」

アキラ「え? ……あ、男くん。なに?」

男「えっと……」

>>64

 

なにか部活入ろうと思ってる?


男「響谷くんはさ、なにか部活入ろうと思ってる?」

アキラ「え、部活? うーん、特に決めてないかな」

アキラ「だけど……体育系の部活に入る気はないな」

男「そうなの? 運動苦手?」

アキラ「ま、まぁそんなところ」

そうか……それじゃもし俺がサッカー部に誘ったとしても、乗ってこないだろうなぁ。

アキラ「えっと、話はそれだけ?」

男「あ、うん」

アキラ「それじゃ僕も帰るね……また明日」


響谷のやつ、割とあっさり帰っていってしまった。

あわよくば一緒に帰ろうと思ってたんだけどな……

しかし教室を見回してみてももうほとんど人の影なし。

とりあえず今日は帰ろうかな。




家―


男「ただいまー」

ちょうどお昼ぐらいには家に帰ってきた。

母「お帰りー。もうすぐご飯できるから着替えてきなさい」

男「はーい」




母さんに呼ばれて昼飯を食べに下りると、そこにはもう一人の家族である姉がいた。


姉「うあ……あー男。おはよー」

男「おはようって……もう昼なんだけど、姉ちゃん」

この姉は現在大学生なのだが、いつも夜ふかしして大抵この時間くらいまで寝ている。

ちゃんと学校には通っているみたいだけど……

姉「男はどっかいってたのー?」

男「いってたよ。高校だよ」

姉「あーそっかー今日から高校生だったね男ー。おめでとー」

男「あ、ありがとう……」

姉「でー? 高校はどう? 楽しそう?」

>>69


男「雰囲気はいいと思うよ。ただ、サッカーができるかどうかはちょっと分からないな」

姉「へー、雰囲気はいいんだ。それはよかった……って」

姉「え? なに、男高校でサッカーするつもりだったの?」

男「うん、まぁ……」

姉「中学まではやってなかったのに、なんでまた……」

男「いや、元々サッカーは結構好きでさ。でもウチの高校サッカー部がなくて……自分でいちから作り上げる部活っていうのも面白いかな、と」

姉「なんだか……やけにアクティブな考えだねー。男ってそんなキャラだったっけ」

俺は変わったのさ。リア充になるためにな!




さて。


昼飯を食べ終え、姉ちゃんとの会話も終え。

現在自分の部屋のベッドの上。

ふー、まだまだ今日は時間があるな。

何して過ごそうかなー。



>>73


暇な時間の自由安価です
割となんでもあり

サッカーボールでリフティング


そうだ、もし本当にサッカー部を作る事になるなら、やっぱり今のうちから練習しておかなければ。

いい練習とかよく分からないけど、とりあえずリフティングとか基本って感じだよな。

という訳でリフティングしよう。


……あ、ちょっと待った。


俺、サッカーボールなんか持ってないわ! そりゃそうだ、だって今までろくにやってないんだもん。

まずはボールを買いにいかなきゃ……



そんな訳で、買ってきましたマイボール。

サッカーボールって結構高いんだな……バイトもしてない学生にはかなりキツイ……

でももう買っちゃったからね。練習するしかない。


それから家の前でひたすらリフティングの練習をした。

想像していたよりずっと難しい。

すぐに上達すると思っていたけど10回も出来やしない。

それでも頑張って続けていたら、一度だけ28回という記録が出せた。

次は30回以上を目指すか。





次の日―


よーし、今日も頑張ってリア充を目指すぞ。


男「おはよー」

母「おはよう」


妹「あ、お兄ちゃん! 昨日お姉ちゃんから聞いたんだけど、お兄ちゃんサッカーやるの!? なんでなんでー?」

ほんとテンションたけーやつ。

男「だからー……」


>>78

安価なら下


男「前々からやりたいとは思ってたんだ」

男「高校生になったのを期に始めようと思ってね」

男「今更かも知れないけど、やらずに後悔はしたくないからな」

妹「ほえー……」

男「ん、どした?」

妹「なんかお兄ちゃん……大人っぽいかも! すごいね、成長してるよー!」

なんでちょっと上からなんだこいつ。

 



朝食を食べ終え、支度を終え、

男「行ってきまーす」

外に出ると、



幼馴染(以下、幼)「あっ」

男「……あ」


偶然、幼に出くわした。

幼とはすぐ近くの家に住んでる同い年の女で、親同士の仲がいいというのもあって小さい頃から一緒に遊んだりしていた。

しかし、お互い成長するに連れて一緒にいると周りにからかわれたりする事もあり、だんだんと話したりする機会も減っていき……


幼「おはよ……」

男「……おはよ」


今では顔を合わせても軽く挨拶するだけになってしまった。


しかも何の因果かこいつとは、偶然高校も同じなのだ。クラスは違ったけど。


幼「……」スタスタ

男「……」


あれこれ考えている内に、幼はそそくさと俺の前を通り過ぎていく。


うーん、正直この気まずさは何とかしたいなぁ。

さらに言えば俺はリア充を目指しているのだ。

こんな幼馴染一人相手に困っていてはいつまでも変わる事なんて出来ないんじゃないだろうか?

ここは声でも一つかけてみようか……

>>86

 

昔のことを思い出した


そういえば、昔は毎日こいつと登下校をともにしたっけな。

そんで、俺がすぐ寄り道して虫とかがいっぱいいる草むらの中に入っていくもんだから、あいつは嫌々ついてきてて……

俺は後ろにあいつがいる事なんか忘れて一人で突っ走って……で、気づけば置いてけぼりにしちゃってて。

どこ行ったんだろうって、来た道戻ってみりゃ、取り残されて泣きじゃくってる幼がいて。

結局最後はそんな幼を俺が手引いて家に連れて帰ってたんだよなぁ……

なんか懐かしいな。

今となっては、俺についてくるなんて事はなくなったけど……あっちは俺の事どう思ってるんだろうな。


俺が昔の事を思い出しそんな事を考えていると不意に後ろから声をかけられた。

妹「あれ……お兄ちゃん、家の前で立ってどうしたの? 学校は?」

妹にそう言われハッとし周りを見渡すと、もうすでに幼の姿はなくなっていた。





学校についた。


昨日は響谷と長良、二人のやつと喋ったけれど、まだ大半のクラスメイトとの面識がないため、まだまだ教室内が気まずく感じる……

ホームルームまで少しだけ時間があるし、何か行動を起こそうかな?

>>90

自分の席を占領して駄弁っている男子グループに話しかける


っていうか。


「マジで!? それちょーウケんだけど!」

「でしょでしょ? これ俺的スベらない話!」

「あはは……」


なんか俺の席の周りを数人の男子が占領して駄弁ってるんだが。

俺の席には、なんというかチャラそうな金髪の男が座っている。

他の奴らも、パッと見で髪のセットや眉の整え具合なんかから外見にはしっかり気を使ってるんだな、と察せる連中だ。

とりあえずあいつらと仲良くなるかどうかはともかく、どいてもらわないといけないので話しかけねば。

なんとなく苦手そうなオーラを醸し出している彼らだが、そこを臆していてはリア充になれない事は分かっている。

……さて、なんと話しかけよう。

>>93

金髪のチャラ男はよくみたら同じ中学で根暗だったタカシだった

とりあえず邪魔だどけと言っとく

こんばんは
続きはじめていきます


……ん? ちょっと待てよ。

あの俺の席に座ってる金髪チャラ男……どっかで見た事あるような……

あ……そうだ。あいつ、同じ中学だったタカシじゃん。

中学の時はあんなに根暗だったあのタカシがよくもあそこまで変貌を遂げたな。

まぁいいや。知り合いなら話は早い。




タカシ「でさー、そんときあの野郎が……」

男「……」スッ

タカシ「……ん? なに? 急にこっち来て……俺と友達になりたい……って」

タカシ「お、男じゃん……ひ、久しぶりー……何か……用?」


男「そこ俺の席なんだけど」

タカシ「お、おーそうかわりーわりー。今どくからさ……」

スッ

タカシ「……なぁ、俺らお互い中学ではイケてない系だったろ? だけど、ここではそんな過去の話は出しっこなしで行こうぜ? な?」コソコソ

タカシ「俺もお前も中学時代の事がバレていい事ないだろ? だから……」コソコソ

男「邪魔だどけ」

タカシ「うっ……お、おう」


「ねーねー」

「男くん……だっけ? キミ、タカシくんと知り合いなの?」

男「>>104
 

中学時代の友達と言って、自己紹介


男「ああ。中学校が同じで、友達だったんだよ」

「あ、そうなんだ」

タカシ(ほっ……)


男「ちなみに俺は男……って、それはもう知ってたか。ともかくこれからよろしく」

「あ、俺は>>107

>>108だよ」


名前安価
何か特徴などつけたければそれも

板野 孝明(いたの たかあき)

爽やかな好青年。だけどときおり熱血過ぎる。
けど友達思いな良い奴。けどときおり暑苦しい。
サッカーのゴールキーパ経験あり。

馬家 奈之(うまや なゆき)


孝明「あ、俺は板野孝明!」

奈之「馬家奈之だよ」


板野の方は爽やか好青年って感じ。運動神経も良さそうだな。ちょっと声がでかいけど。

馬家の方は人あたりの良さそうな笑顔だ。正統派イケメンって感じだが、何だか何を考えているのか読めないタイプだな。

タカシ「俺はタカシ。中学時代はまぁまぁ名の知れた……」

男「お前はいいから」


そんなこんなで二人の男子と出会った。

 



キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴る。

各自が席へ戻りはじめる。


麦穂「おはよー、男くん」

後ろの席の長良に話しかけられた。

男「おはよう長良さん」

麦穂「ねぇねぇ、今日実力テストだよね。勉強した?」

そう、今日は実力テストである。

高校に入ったばかりの俺達の現在の学力を推し量るマークシート式のテストがあるのだ。

しかしこのテストは別に成績に関係する訳ではなく、純粋に力試しをするのが主な目的である。

男「>>112

入試勉強は頑張ってたけど、合格後は少し気を抜いていたなあ。
今日からまた気を引き締めないと。


男「入試試験は頑張ってたけど、合格後は気を抜いていたなあ」

男「今日からまた気を引き締めないと」

麦穂「あはは、私もー。高校受かったーって思ったら、安心して反動で遊びまくっちゃったよー」

麦穂「でも、そうだよね。今日のテストが終わったら、もう明日から通常授業が始まるんだし、私も気を引き締めないと!」


そうして話していると担任がやってきた。

5教科連続でやるのは面倒くさいな。

まぁ適当に終わらせるか。



男の現状の学力判定
コンマ00~99で、大きければ大きいほど学力が高い。
>>116

たかく

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