幼なじみ「うにゃ~!!こぼしちゃったにゃ~!」男「」(7)



幼なじみ「ゆるしてにゃん…」ショボン

男「(かっ、かわいい…)」

男「し、しょうがないなー…」

幼なじみ「大好きにゃん!」

男「おわっ」バダバタ

幼なじみ「ふにゃーん」

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ある日、突然幼なじみの口調が猫っぽくなった。
ただ、周りにはそう聞こえないらしい。

幼なじみ「はいにゃんっ!」

教師「じゃあ~幼なじみ。この問題解いてみろ。」

幼なじみ「~♪」カキカキ

男「(ちなみに幼なじみはとてつもなくバカだ。)」

幼なじみ「どうにゃん?」ドヤッ

教師「」

男「(それは教師が言葉を失うほど。)」

友「あちゃー…。」

男「(そして…)」

教師「……男。頼んだぞ。」

男「(毎回俺に振られる…)」

男「…………はい。」

男「…」スラスラ

教師「…さすがだ。」

男「…いえいえ。」

幼なじみ「………………」

幼なじみ「(私は頭が悪い)」

男「……いえいえ。」

幼なじみ「(それに比べて男は何でもできる。)」

男「…」

幼なじみ「(無口で少し冷めてるけど)」

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幼なじみ「(男は不思議に思ってるのかな…)」

幼なじみ「(私の口調のこと。)」

男「おーい!!幼なじみ?」

幼なじみ「…んにゃ?なんなのにゃ?」

男「なんでお前俺の部屋にいるんだよ。」

幼なじみ「?」

男「?…じゃなくて。」

幼なじみ「???…だめなのかにゃん??(幼なじみなんだから当然じゃん)」

男「あーもういいや。いいよ。もう突っ込む気力もわかないよ。」

幼なじみ「うにゃーん♪(やさしいー)」

男「テレビでも見るか。」ポチッ

幼なじみ「えぇーテレビ嫌いー。」バフッ

男「ふとんもぐるなよ…消すからさ。」

幼なじみ「ありがとにゃ!」

男「おう。」

男「(しかし…この状況で俺はどうしたら…)」

男「(二人きりだし…はぁ…)」

男「(それにしても幼なじみ…無防備すぎないか…?誘ってるのか…?)」

男「(な分けないよな。所詮俺なんてただの幼なじみだし。家がただとなり同士なだけで。)」

男「(変な妄想はやめよう。)」

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