幼なじみ「ゆるしてにゃん…」ショボン
男「(かっ、かわいい…)」
男「し、しょうがないなー…」
幼なじみ「大好きにゃん!」
男「おわっ」バダバタ
幼なじみ「ふにゃーん」
ーーーー
ある日、突然幼なじみの口調が猫っぽくなった。
ただ、周りにはそう聞こえないらしい。
幼なじみ「はいにゃんっ!」
教師「じゃあ~幼なじみ。この問題解いてみろ。」
幼なじみ「~♪」カキカキ
男「(ちなみに幼なじみはとてつもなくバカだ。)」
幼なじみ「どうにゃん?」ドヤッ
教師「」
男「(それは教師が言葉を失うほど。)」
友「あちゃー…。」
男「(そして…)」
教師「……男。頼んだぞ。」
男「(毎回俺に振られる…)」
男「…………はい。」
男「…」スラスラ
教師「…さすがだ。」
男「…いえいえ。」
幼なじみ「………………」
幼なじみ「(私は頭が悪い)」
男「……いえいえ。」
幼なじみ「(それに比べて男は何でもできる。)」
男「…」
幼なじみ「(無口で少し冷めてるけど)」
ーーーーーー
幼なじみ「(男は不思議に思ってるのかな…)」
幼なじみ「(私の口調のこと。)」
男「おーい!!幼なじみ?」
幼なじみ「…んにゃ?なんなのにゃ?」
男「なんでお前俺の部屋にいるんだよ。」
幼なじみ「?」
男「?…じゃなくて。」
幼なじみ「???…だめなのかにゃん??(幼なじみなんだから当然じゃん)」
男「あーもういいや。いいよ。もう突っ込む気力もわかないよ。」
幼なじみ「うにゃーん♪(やさしいー)」
男「テレビでも見るか。」ポチッ
幼なじみ「えぇーテレビ嫌いー。」バフッ
男「ふとんもぐるなよ…消すからさ。」
幼なじみ「ありがとにゃ!」
男「おう。」
男「(しかし…この状況で俺はどうしたら…)」
男「(二人きりだし…はぁ…)」
男「(それにしても幼なじみ…無防備すぎないか…?誘ってるのか…?)」
男「(な分けないよな。所詮俺なんてただの幼なじみだし。家がただとなり同士なだけで。)」
男「(変な妄想はやめよう。)」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません