張飛「安価で関羽をぶちのめす!」(231)

張飛「関羽は兄貴を裏切って、曹操に降参し、何とかの候になりやがった」

張飛「今ここに来るのは俺を捕えに来たに違いない。この>>2で、返り討ちにしてくれるわ!」

ガトリング銃

関羽「徐州で別れてから、半年あまり弟の行方を知ることができなかったが・・・楽しみだ」

キュイーン ガガガガガガガガガガッ!!!

関羽「な、なんだ!? 今の轟音は」

土地の者「あぁ、あれは張飛将軍の外部動力式回転多銃身型機関銃ですよ」



張飛「ちっ。試弾のつもりが、もう弾切れかよ。やっぱ俺には>>5だな!」

ジャーンジャーンジャーン!

関羽「今度は何事だ!?」

関羽が振り返ってみると、砂煙をまきたてて、一千人あまりの軍隊が城門より押し寄せてくるのが見えた。

旗本には――『以拳談』・・・拳で語る、と書かれていた。

関羽「何を考えてるんだアイツは・・・。奥方様に危害があってはいけない。孫乾、先に行ってあのバカを止めてくれ」

孫乾「>>7

嫌です

関羽「すまぬ。よく聞こえなかった、もう一度言ってくれないか」

孫乾「ですから、嫌と申し上げたのです」

関羽「もう良い!」

関羽はこの時より士大夫が嫌いになったという。

張飛が徒手で目前まで迫ると、関羽は馬に一鞭あて、その方へとかけ出した。

関羽「ええい、張飛よ。お主は一体何を考えているんだ!」

張飛は無言で拳を振り上げた!

関羽は・・・

1.くらった!
2.かわした!
3.うけとめた!  >>10-12

3

関羽「慌てるな、これは孔明の罠だ」

>>14

クロスカウンター

張飛「なにっ!?」

関羽「いいパンチだ。だが、まだまだ甘いな」ヒュッ

張飛「ぐぅっ!姉上、だまされてはいけませんぞ…。」

張飛は右頬を押さえながら立ち上がる。

張飛「忠臣は死んでも辱めを受けぬ者・・・大丈夫ならば、二人の主人を持つわけがありませぬ!」

関羽「弟よ、見損なってくれるな。孫乾からも言ってやってくれ」

孫乾「>>16

そうですぞ、張飛殿
劉備殿の義弟にであるだけでなく穴兄弟にもなった関羽殿が劉備殿を裏切るなどありえませぬ

関羽はこの時から士大夫を見下すようになったという。

張飛は怒鳴りつけた。

張飛「貴様までもか!何の戯言。そもそも、兄者の最近のお気に入りは孫乾、お主だろうが!」

孫乾「どちらかと言えば麋竺だと思いますよ」

関羽「・・・・・・。ともかく、もしおまえを捕えに来たのなら、軍勢を連れてくるはずだろうが」

すると張飛は手をあげて、指差した。

張飛「見ろ、あれが軍勢ではないのか」

関羽「むっ・・・あの旗印は・・・>>20か」

トルコ族(唐)


張飛「トルコ族だって?」

関羽「恐らくテュルク系民族のことだが…もし旗印が本物だとしたら万里の長城を突破され、冀州一帯も制圧されたことになる」

張飛「冀州と言えば袁紹だよな…ハハッ、ざまぁねぇな」

関羽「笑いごとではない…兄者は今、袁紹の下に居るのだぞ」

孫乾「というか、ここ汝南ですよ?曹操領も制圧されたんですか?献帝はどうなるんですか?」

関羽「だまらっしゃい」

孫乾「」


関羽「このままでは三国時代が始まる前に唐王朝ができるぞ・・・」

張飛「冗談だろ兄貴・・・!あの旗は偽物なんだよな!?」

>>22>>25

カコウトン

かかったな、アホが!


関羽「夏候惇!!これはどういうことだ!」

夏候惇「知れたこと! 丞相の命令でお前を>>29よ!」

張飛「なんて奴だ・・・ゆるせねぇ!」

蜀に亡命させる

関羽「…聞くわけにはいかん。入蜀は、まだ10年も先のことだからな」

夏候惇「いいから素直に亡命しろ! 既に劉璋殿に話はつけてあるんだよ!」

孫乾「なんだこいつ」

関羽「・・・どうしても兄者と合流させたくないようだな」

関羽(だが曹操軍の鉄騎兵1万に対し、我が方は農民主体の5千か…)

関羽(古城まで下がれば、近隣の人々までもを巻き込んでしまうだろう)

関羽(やはり、弟だけでも兄者の下へ行かせるべきか・・・!)

張飛「てめぇら!ガトリング砲を持ってこい!」

関羽「ちょ…張飛!」

張飛「行ってくれ。俺には難しい事は分からん」

張飛「だけどよ、ここは俺が喰いとめなきゃって、そう思うんだ」

関羽「やめろ! それがどういう意味か分かってるのか!?」

関羽「私なら最悪でも殺されることはない・・・お前だって兄者に会いたいだろうが!」

張飛「あぁ、そうだな。俺の事も、よろしく言っといてくれや」

兵士「張飛将軍!ガトリング砲の準備、完了しました!」

張飛「よし!目標、目の前!・・・おい、いつまでもウロチョロしてると、兄貴も巻き込んじまうぞ!」

孫乾「関羽殿、早く行きましょう。無下にしてはなりませぬ」

関羽「くっ・・・奥方様、行きますぞ!」

ようやく行ったか・・・相変わらず頭が固かったな

張飛「燕人張飛、此処に有り!!」

けどよ、久しぶりに会えて本当に嬉しかったぜ

張飛「俺がいる限り、蟻の子一匹通さないぜ!」

兄貴、疑ってすまなかったな

張飛「さぁ、死にてぇ奴から掛かってこい!」


関羽と孫乾が古城まで退くと、とつぜん南門の外から弓矢を手挟んだ十数騎が向かってくるのが見えた。

>>35「関羽殿、御無事で!」

豪栄道

豪栄道「関羽殿、御無事で!」グキッ

豪栄道「うわ!馬の脚が折れッ・・・」グシャァァァ

関羽「豪栄道ぉぉぉぉ!!!!」

>>38「彼の死もまた、無駄にしてはなりません!」

関羽(一騎当千ver)

>>38 済まない、女体化ものは恋姫しか知らんのだ

再安価 >>40

顔良

関羽「顔良殿!」

顔良「お久しぶりですね。しかし、挨拶は後にしましょう」

白馬の戦い―両勢力が黄河の畔で争った官渡の戦いの前哨戦で、

関羽の手によって斬られたと思われた顔良は実は生きていた。

劉備が生きていれば袁紹の下に居るだろうと察知していた関羽は

あらかじめ袁紹と内通し、顔良を斬るフリを演じていたのだった。


顔良「ここまで来れば一安心ですな」

関羽「そうだな。して、顔良殿は今まで何処に?」

名目上死んだことになった顔良は、しばらく身を潜めるのだと聞いていた。

顔良「それがし臥牛山で>>43して生活しておりました」

道術の修行を

関羽「道術?」

顔良「えぇ。これから漢中の師君(張魯)の所へ行くんですよ」

関羽「袁紹殿の所へ戻られないのか?」

顔良「もうしばらく隠遁生活を楽しみたいと思ってます。関羽殿もご一緒にどうですかな?」

関羽「いや・・・遠慮しておく・・・」

顔良「そうですか、では某はこっちなので」パッカパッカ

孫乾「行っちゃいましたねー。お、この団子中々に美味い」モグモグ

関羽(袁紹殿に何て言えばいいやら…)

孫乾(まぁ、この団子包んでけば許してもらえますって)

関羽(こいつ・・・脳に直接・・・!)


河北の国境まで来ると、関羽はそのあたりで待つことにした。

河北の住民は関羽が顔良を殺したと思っているので、

うかつに行っては危ないと判断したからである。

孫乾と奥方を見送った後、しばらくは腹筋をして時間を潰していたが

あたりが暗くなると、一軒の田舎屋敷を見つけた。


関羽「すまないが、一晩泊まらせては貰えないか?」

関羽がそういうと、奥の方から>>48が現れた

高祖劉邦の亡霊(劉備そっくり)

支援

>>49 ありがとう

劉邦「はいはい、今出るよ」

関羽(あれは兄者か?...イヤ、違う、違うな。兄者は、あんなにバーって動かないもんな)

関羽(しかし肌寒いなココ。さっき腹筋してたのになぜだろうか?)

劉邦「泊まりたいんだってな。構わんぜ。俺は侠客だった時もあるからな」

関羽(人品並ならぬ風格・・・。もしかしたら兄者の御先祖かもしれないが・・・)

関羽(ダメだ、あの人物理的に透けてるんだもの)

関羽「いや、拙者やはりやめておk」

劉邦「遠慮すんなって。生きてる人間と会うのは久しぶりなんだよ」ガシッ

関羽「やめろ、離せ!」

劉邦「ハハッ、皆!彼を歓迎するため、宴会を開こう!」

韓信「ひゃっほう!」

項羽「そうこないとな!」

英布「今夜は寝かさないぞ☆」

関羽「うわああああああああああああああああああああ」

こうして、故・劉邦らと一晩語り合ったため、関羽は死後、幽体になることができたとかなんとか。

関羽「私は気がつくと林の中に立っていた」

関羽「昨晩のことは、よく覚えていない。思い出そうとすると何故か頭痛がした」

人里に下りる関羽

関羽「それより、兄者からの返事が早馬と共に来る頃だろうが・・・」

関羽「うむ、あそこに居るのがそのようだな」

>>54 「関羽殿、お待ちしておりましたぞ」

文醜

文醜「なに、貴方に草履を買ってもらいたいと思いましてね」

関羽「お主、草履を売って生計を立てていたのか。」

文醜「ただの草履ではありません。これを履くと幸せになれるんですよ…!」ブンッ

関羽「ぬぅ!」

間一髪で文醜の居合を受け止めた関羽。

文醜「なんたって、貴方を見つけることができたんですからねぇ!」

関羽「あれは仕方がなかったこと、理解して頂きたい!」

文醜「袁紹様ったら酷いんですよ。『関羽が味方になれば顔良・文醜より十倍頼りになる』とか言って」

文醜「だから袁紹様に見せてやるんですよ。貴方の首をね! ・・・さぁ、買ってくれますよね?」

関羽「生憎だが、私の草履は兄者が作って下さったものなのでな」

文醜「フン、それが貴方の最後の言葉だ!」

勝敗 >>60

このレスの秒数が奇数なら文醜の勝ち

文醜「バカな・・・俺は幸せになれる草履を穿いてるんだぞ・・・」

関羽「そんなものはこの世にない。騙されたのだ。」

文醜「そんなハズはない・・・あいつは言っていた。『俺はこれで幸せになった』とな・・・」

関羽「それは1800年後なら悪徳商法と呼ばれている類だ」

文醜「そうか、俺は騙されたのか・・・」

関羽「言え、文醜。それを売った奴を!」

文醜「>>63

呂布

関羽「呂布、か…」

関羽(アイツも騙されてたのだろうな)

文醜「……zzZ」

関羽「さて、兄者からの使者が来るまで腹筋を続けるか!」

少し日は遡って

劉備は妻の甘夫人と再会した後、孫乾と簡雍を呼んで話し合っていた。

劉備「ここから逃げ出す良い方法はないかなぁ?」

簡雍「袁紹はバカだが周りの参謀共の目が鋭いからな。簡単には行かないだろ」

孫乾「弱りましたな」

劉備「じゃぁ、もうしばらくここで遊んでく?」

簡雍「俺は構わないぞ。酒も旨いし」

劉備「孫乾が持ってきてくれた団子もおいしいね♪」

孫乾「はっはっは」

郭図「劉備さん、すいません。殿が呼んでるので来てください」

劉備「はーい。なんだろ?」

孫乾「じゃ、私達は麻雀して待ってますね」

劉備「え、二人でやるの?」

簡雍「いや、こいつが居るから三麻だ」

郭図を指さす簡雍。

郭図「え」

劉備「分かった、じゃぁ行ってくるね」

劉備は麻雀のルールを知らなかった。

劉備「袁紹殿、話ってなんですか?」

袁紹「実は劉備殿にお願いがあってな」

劉備「私にできる事なら何でも言ってください!」

袁紹(穀潰しを追い出したいんだが、なんと言えばいいだろう)

袁紹「>>68

何年かかっても良いから、荊州の地理。調べてきておくれ。
ただし、それが終わるまでこの地方に戻ることを禁ずる

劉備「と、いうことで無事に袁紹殿の下から去ることができました!」

孫乾「本当に荊州の地理を調べてくるんですか?」

劉備「まさか。でも荊州の劉表殿は同族だから僕達を迎え入れてくれると思う」

簡雍「成程な。じゃ次の目的地は決まりだな」

劉備「それで弟は何処に居るんだっけ?」

孫乾「国境付近ですよ」

劉備「そっか。ねぇ、せっかくだし・・・このまま黙って行って驚かせようよ!」

孫乾「はは、それは良いですね。私も楽だし」

孫乾は使者として先行することを免れた

国境まで来ると関定という者が迎えた。

関定「今、関羽殿は愚老の屋敷でお休みになっておられますじゃ」

簡雍「ほぅ、いい身分だな」

劉備「それでわざわざおじいさんが・・・。ありがとうございます」

関定「いやいや、とんでもない。関羽殿は連日ここで御待ちになられていたのですが」

関定「風邪をひいてしまいまして」

孫乾「」

関定「厚着を薦めたのですが、『これは兄者から貰った服だから』と断られました」

関定「まことの義士ですのぅ。」ホホホ

関定「あと、『孫乾は許さない』と申されておりました」

孫乾「」ダラダラ

関定「では、屋敷に案内しますじゃ」

門まで来ると誰かが待っていた。

「父上お帰りなさいませ!」

劉備「この子は?」

関定「>>73

わしと関羽殿の息子ですじゃ


関羽「はい。我が息子としてもらい受けました」

劉備「関羽!体はもう大丈夫なの?」

関羽「兄者を見ただけで元気になれました。」

劉備「関羽・・・///」

関羽「お久しゅうございます」

孫乾「関平君だったかな。この屋敷のどこかに隠れるところはないかい?」

関平「申し訳ありません。私はもう義父上の味方ですので」

孫乾「」

その日は関定の屋敷で、ささやかながら再会の祝宴を催した。孫乾は干された。

関羽「長く世話になった。どうか御自愛下され」

関定「息子をどうかお願いしますじゃ」

挨拶の後、一同は出発した

簡雍「酒を餞別にくれるたぁ、気が利いたじいさんだったな」

劉備「またお酒ぇ?袁紹殿の時に居たときだって一杯飲んでたのに、よく飽きないね」

劉備は下戸だった。

孫乾「」プルプル

孫乾の顔は二日酔いした、それよりも酷かったという。

関羽「そろそろ臥牛山になります」

劉備「ここに誰かいるの?」

関羽「はい。顔良の話だと会わせたい人が居ると」

簡雍「だが顔良本人はまだ帰ってないんだろ?その人が居るとは限らないじゃないか」

関羽「うむ。罠である可能性も否定できない。用心に越したことはないな」

簡雍「なら孫乾を先行させるか?」

劉備「もうやめたげてよぉ!」

関羽「その必要はないようだ。あそこに見えるのがそうだろう」

劉備「んーと、あれは>>79 じゃないかな」

劉備の視力は2.0を越えていた。

張飛ガンダム

簡雍「いや、あの馬鹿でかい赤い像なら流石に見えるぞ」

関羽「その右下に居る者です、兄者」

劉備「こっちかー。>>82だと思うよ」

孟達

孟達「劉備さん、久しぶりです」

簡雍「なんだ知り合いか?」

劉備「昔、馬騰さんを通じて会ったことがあるんだ。でも、どうしてここに?」

孟達「それが故郷の涼州で飢餓が起きてしまいまして・・・」

劉備「そっか・・・・・・ねぇ、」

関羽「まさか迎え入れるおつもりですか?」

劉備「そ、そうだけど」

関羽「私は反対です。この者には反骨の相があります。いつか必ずや裏切るに違いありません」

孫乾(なんて言い掛かりだ!・・・と言いたいけれど黙っておこう)

孟達「何を仰るのか…人の顔だけで判断するとは、やれやれ世の評判とはあてになりませんね?」


劉備「あわわわわ…。なんか険悪なムードに!?」

簡雍「こりゃ公平に>>85で決めた方がいいんじゃないか?」

誰が1番早く一壷分の酒を飲み干せるか

劉備「それ簡雍が飲みたいだけじゃないの?」ジト

簡雍「そんなこと思ってないぞ。まぁ、お零れに預かれるなら貰うが」

関羽「昨日に引き続いてだが大丈夫たる者。どんな勝負だって逃げはせん」

孟達「残念ですが、それは無理です。昨晩来た者が、ここの酒全て飲み干してしまったのでね」

孟達「いやぁまことに残念。貴方の負け面を拝むことができなくて」

関羽「酒を全て飲み干す程の者だと? おい、もしやそれは張飛ではないのか!?」

孟達「な、なんだ急に大声を出して。・・・張飛と言うのが噂通りの大男なら、違いますな。もっと華奢だった」

孟達「見かけに依らず大酒豪で、確か>>87と名乗っていましたな」

黄祖

関羽「黄祖・・・仮にも一介の太守がなぜこんなところに」

孟達「さあ。私も客将の身分なので詳しくは。もう確かめる術もありませんし」

関羽「なんだ、山賊の仲間には入らないのか?」

孟達「まさか。それに此処に居る者は皆、道術に溺れているんでね。…さて」

孟達「関羽殿に嫌われた以上、私は益州の劉璋の元に行くことにしますよ。親友もいるし」

劉備「弟がごめん。元気でね」

孟達「また機会があると思いますので、その時はどうかよろしくお願いします」

孟達は一礼をすると馬に乗って颯爽と去って行った。

関羽(悪い男には思えない…だが私は直感的に彼を拒絶してしまった)

関羽(昔はオカルトなぞ信じなかったのにな…)

関羽の霊能力は上がりつつあった。

劉備「じゃぁ気を取り直して荊州に出発~」

簡雍「その前にコイツをなんとかしてくれ!」ガシッ

孫乾「貧しい流民よ、旅人よ!汝らに無償で提供する。だから…」

孫乾「お米食べろおおおおおおおおおおおお!」

孫乾は鬼卒(信者)になりつつあった。

劉備達一行が荊州にやってきたという報せはすぐに劉表の元へ伝わった。

健安六年秋九月のことである。

劉表は曹操への備えとして劉備を迎え入れたが、劉備の手勢の少なさには少し困惑した。

劉表「新野の守備を御願いしたいのだが、君には武将が少ない。>>92を加えてあげるからすぐに向かって欲しい」

劉備「え、>>92殿をですか」

徐福

劉表「左様。先週東方から帰ってきたのだ」

徐福 「チッスwww不老不死のwww徐福ですwwよろしくwww」

劉表「きっと頼りになるハズだ」

劉備「は、はぁ…分かりました」

徐福「任してくださいwwwww」

劉表(すまぬ)

新野へ向かう道中

関羽「」イライラ

ちなみに孫乾と簡雍は家財道具を乗せた荷車を率いて先行していた。

劉備「その...本当に徐福殿は不老不死なんですか?」

徐福「そっすよwwまぁ>>94されると流石に死にますけどねwww」

挑発・罵倒

襄陽城

劉表(あー、黄祖が禰衡を殺したのが残念でならぬ)



徐福「しかしww劉備さんは良い馬に乗ってますねwww」

劉備「あ、うん。このまえ倒した張武っていう武将が乗ってたんです」

徐福「奪ったんすかwww見た目に反してエグイことしますねwww」

徐福「まぁww気持ちは分かりますよwwすげーいい馬ですもんww」

徐福「それにしても関羽さんの馬はやせ細ってますねwwwちゃんと餌あげてますか?ww」

関羽「」イライラ

徐福「いやぁ劉備さんの馬がうらやましいっすわwwww」


劉備「そこまで仰るなら交換しましょうか?」

徐福「あwwいいんすかwww別に俺欲しいなんて言ってないのにwww」

劉備「構いませんよ」

徐福「うはwwwwwかたじけないwwでは早速www」

的盧に跨った徐福。

的盧の反応>>98

振り落して徐福の睾丸を食いちぎる

思いもよらぬ的盧のっ抵抗ッ・・・理解出来ないっ…!

徐福...!落馬を余儀なくされるっ・・・・!

そして‥‥! 次の瞬間っ・・・!身の毛もよだつ潰滅的光景…(ざわ……ざわ………)

バカなっ…!世界が反転した徐福に・・・・!更なる追撃!

関羽...!圧倒的タマヒュン・・・!

的盧(相手が悪かったな。俺は野郎は乗せねぇ主義なんだ)フッ

劉備「うわ、大丈夫ですか?」ツンツン

徐福「(^q^)オウフwwwwwwwオウフwwwwww」ビクンビクン

関羽「兄者、こいつはもうだめです。直ちに襄陽に送り返して養生してもらいましょう」

この・・・策士がっ・・・!それはまさしく希望の船エスポワール!!

関羽!この機会を逃さない・・・世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!!

              新野

劉備「ねぇ、どう考えても襄陽に引き返してもらうより新野に行った方が近かったよね」

関羽「いやいや、襄陽の方が腕利きの医師も居りますので」

劉備は気づかなかったが、関羽の表情は何故か清々しかった。

孫乾「長旅お疲れ様です。ご飯にします?それとも、お風呂にしますか?」

城門に入ると孫乾らが迎えた。

劉備「どしたのその格好」

孫乾「だってこの方が感じが出るじゃないですか」

孫乾は作務衣を着ていた。

簡雍「炊事や洗濯までやるんだぜ・・・参謀がやることじゃねーだろよ...まったく」

孫乾「別に良いじゃないですか。で、どうします?」

劉備「>>102

全身洗ってから飯

劉備「汗びっしょりだからね」

孫乾「了解です。すぐ入れますよ」

関羽「ほう仕事が早いな。では、私は>>104

町を巡察

孫乾「今からですか?」

関羽「当然だ。この辺りの地理も把握しておきたい」

孫乾「そうですか。すぐ暗くなりますから御早めにお帰り下さい」

関羽「一々言わんでも分かっておる」

関羽は得物は持たず街に出た。

孫乾(フン・・・精々、観光を楽しんでおくことですな)


劉備「入口の段階で豪華だとは思ったけど・・・」

カポーン

劉備「・・・ほんとに大きいお風呂だなぁ」

劉備「ここに来るまではドラム缶風呂だったっけ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

徐福「はwww何で関羽さんと一緒に入らないといけないんすかwww」

関羽「仕方あるまい。薪や水には限りがあるのだ」

徐福「ちょwwwまじで入ってくんなしwww」

関羽「私だって不本意だ我慢しろ」

徐福「せますぎwww俺の後に入ればいいでしょwww」

関羽「何で私がお前の後に入らなければならないのだ?」

徐福「んもうwwwだったら明日は劉備さんと入りますよwww」

徐福「関羽さんデカいんすからwwwwwもう勘弁すわwwww」

関羽「・・・今なんといった?」

徐福「だから水が零れるから・・・ってなんで目がマジなんですかww」

徐福「え、ちょ…」

  \断末魔/


劉備「?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

劉備「そういえば関羽は一度も僕と入ってくれたことないんだよね」

劉備「今度誘おう」ザパー

孫乾「お戻りですか」

劉備「うん。いい湯だったよー」ホカホカ

孫乾「それは良かったです。赴任祝いの宴会の準備も出来ていますよ」ズラリ

簡雍「孫乾が一晩で作ってくれた」

劉備「これ全部簡雍が・・・?」

孫乾「はい。お気に召して頂ければ良いのですが…」

劉備「もちろんだよ!どれもこれもおいしそうだし」

劉備「特にこの西紅柿湯(トマトスープ)なんて、真赤でおいしそ・・・」

孫乾「あ、それは飲んではダメです!!」

劉備「え、なんで」

孫乾「それは>>109だからです」

毒入り


孫乾(ふぅ・・・危なかった。本当は関羽専用激辛スープなのですよ・・・)

孫乾(先の恨みを晴らす為、襄陽で評判のシェフに弟子入りした私は)

孫乾(自由時間のすべてを料理に費やすこと数か月余り!)

孫乾(その直向きさを気にいって頂き、なんとか手に入れた貴重な激辛香辛料)

孫乾(それを全て突っ込みました)

劉備「」

簡雍「」

孫乾(なんとか誤魔化せたようですね!)フゥ

嘘の為に更に大きな嘘をつくという典型的なパターンだった。

関羽「ただいまー」

孫乾「あ、お帰りなさいませ!外寒かったでしょう?(超激辛)スープが温まってますよ!!」

劉備「か、関羽ー!!」

関羽「お、珍しく気が利くな。どれ」ゴクッ

簡雍「飲みやがったー!」

関羽「>>115

ふぅ・・・www

劉備(笑っている・・・!?)

孫乾「な・・・」

孫乾「何がおかしい!!!」

関羽「>>118

うへwwwうぇへへwwwへwwww辛wwwwいwww

関羽は味覚性多汗症だった。

滝のように流れ出る汗は、とどまる所を知らない。

一晩中叫び続けた翌日の朝。鏡を見た関羽。

そこには熟れた棗のように、真赤な顔があったという。


劉備「これより被告・孫乾の裁判を開始します」

被害者である関羽は舌が腫れ上がったため出廷しなかった。

また、開始5秒で弁護人である簡雍が弁護を放棄するなどのハプニングに見舞われた。

すべては裁判長である劉備に託される。厳正で厳粛で厳格なる裁判は実に1分に及んだ。 

カンカン! ついに判決が言い渡される!

劉備「被告、孫乾を・・・」

劉備「>>120に処します」

島流し

島流し・・・正式には「遠島」と呼ばれ死刑の次に厳しい刑罰だった。

とは言え、新野は内陸。一介の客将たる劉備には襄陽に送り返すぐらいの力しかない。

これは優しさだった。

ここまでの主要人物


劉備「ぼくおしっこ」

自分では男だと思っているが実は女で、この事実を知ってるのは母親と義弟・関羽だけである。

旅中でトイレ行きたいと言うたびに関羽は慌てる。


関羽「人はこの世に叶えられなかった願いがあるとき幽霊になるのだろう」

孫乾により士大夫が嫌いになり、顔が赤くなった。

また、劉邦と夢の中で会い、霊能力を得る。



孫乾「注文をどうぞ!!」

鬼卒。前科2。現在は襄陽で店を構える。



簡雍「酒は人生の潤滑油だ」

酒と麻雀が大好き。


張飛・・・生死不明
顔良・・・治頭大祭酒
文醜・・・草履売り
袁紹・・・若干スペックが高い
関平・・・忘れ去られた

簡雍「兵も大分増えたが、それを率いる将が居ないのは大問題だと思うんだが」

関羽「まぁ私と兄者だけだからな。お前は無理か?」

※関平は関羽の副将をやっている。

簡雍「どうも俺は軍を指揮するのが苦手でな。せいぜい遠くで弓撃ってるのが関の山だ」

劉備「僕にカリスマが無いばっかりに・・・ごめん…」

関羽「そんなことありませんよ!兵の数は多いんですから!!」

簡雍(俺が博打で稼いだ金と孫乾の仕送りで賄ってるんだけどな)

関羽「そう言えば、先日街をパトロールしていた所、ハローワークなる場所を見つけました」

劉備「ハローワーク?」

関羽「はい、人材を紹介している所だそうです。早速行ってみましょう」

酒場

店主「いらっしゃい。何にします」

簡雍「おう、酒を頼む」

店主「かしこまりました」

関羽「おい、そうじゃないだろ!」

劉備「ここで仲間になってくれる人を探したいんです・・・」

店主「そうでしたか、少しお待ちください」ペラペラ

店主「今ご紹介できるのは>>126-130ですね」

黄祖

ごめんターミネーターは終端抵抗の方しか知らない・・・。三国志以外は知ってたら取り入れる。

劉備「まず黄祖さんですか!?」

店主「・・・お勧めですよ?」

簡雍「そういや江夏太守の座を部下に追われて辞職したらしいな」

劉備「残念だけど、劉表殿と確執を起こすわけにはいかないからなぁ」

店主「そういうことなら仕方ありませんね。次の人はどうですか?」

劉備「胡班さんはどういう方なんでしょうか?」

簡雍「なぁ、さっきからソワソワしてるお前なら知ってるんじゃないか」

関羽「あぁ…実は先の千里行で世話になってな・・・」

劉備「命の恩人ってこと!?・・・是非、挨拶だけでもさせてもらえますか」

店主「ご知り合いなら話は早い。すぐ呼んできましょう」っ糸電話

関羽「彼は元気にしてたのだろうか」ソワソワ


胡班の健康状態>>133

最高

カランカラン←ドア開けた時の鈴の音

店主「おや、誰か来たみたいだ」

関羽「おぉ、まさしく胡班殿!先日は大変お世話になった!」

胡班(ヘブン状態)「とんでもない!」

関羽「して、まさかとは思うが、その隣に居るのは・・・」

胡班「徐晃という私の友人です」

徐晃「久しぶりだな、好敵手よ」

店主に案内された席で互いに自己紹介をした。

関羽「都に居た時の大兄と格好が違っていたので気づきませんでしたよ」

徐晃「今は流浪の身。軽装な方が身軽で良い」

胡班「まさしくその通り」

手を組んで頷く胡班は上半身裸だった。

店主「ご注文のみかんです」

簡雍「オレンジジュースの肴にみかんってどうなんだ」

劉備「これが中々の美味なんだよ!」

関羽「ぶしつけで悪いが、両名は曹操配下だ。何のために、ここ荊州に参ったのだ?」

胡班「お察しの通りでしょう。私たちは荊州に攻め入るための間者だったんですよ」

関羽「だった?」

徐晃「>>137

胡班殿が絶頂(ヘブン)状態になってしまった以上、手を引かなければならぬ

簡雍(どんな理由やねん)

徐晃「で、ありのままに報告したら補給が届かなくなってな」

胡班「そのためここで、雑用から傭兵紛いの事をしてたってわけです」

店主「徐晃殿の薪割りの評判はかなりの物でした」

徐晃「よせやい」

劉備「そのヘブン状態っていうの、なんとかならないの?・・・服着るとか」

胡班「無理です」キッパリ

劉備「」

胡班「まぁ、いいじゃないですか。俺どうせ史実じゃ居ませんから」

徐晃「俺も降将だし、別に曹操に恩は無いからな」

こうして二人は劉備軍に加入した。

今日も安価有難うございました。
最近増えてるSSS(三国志ショートストーリー)に幸あれ!

官渡の戦いは激化していた。

袁家の看板たる二将軍は居なかったが、袁紹は張コウや高覧と言った武将を上手く使っていた。

また、かつて同じ西園八校尉だった淳于瓊もよく働いた。

想像以上の長期戦を余儀なくされ、ただでさえ兵も兵糧も乏しい曹操は苦しんだ。

本拠地許昌の南に位置する汝南は袁紹の故郷で、しばしば許昌は嫌がらせを受けていたのも要因である。

曹操は許昌で留守番をする荀彧に「もう帰りたい」と呟いたが許されなかった。

その頃、孫策は餅を喉に詰まらせて死んだ。


沮授「袁紹様、韓猛の輸送隊が到着しました」

袁紹「おぉ、そうか。丁重に持て成してやってくれ。ご苦労であったとな」

沮授「分かりました」

沮授は拝命して退出した。

袁紹「田豊の持久戦略は正解だったな」

傍に居た田豊は全面的には肯定できなかった。

田豊「ただ最近、気になりますのが公孫?の動きです」

田豊「義勇軍を率いた趙雲が加わり士卒をよく訓練しているそうです」

田豊「現在は?固が備えておりますが、対策を考えた方が良いでしょう」

袁紹「そうか・・・」


袁紹「伯圭がついに動き出すか」

翌日、田豊を始め郭図と沮授と言った主たる参謀を集め対策を練ることにした。

荀諶と審配は前線に出ていたのでこの場には居なかった。

沮授「曹操軍も疲弊しております。ここは一旦和議を結び、北を迎え撃つのがよろしいかと」

すると短期決戦派だった郭図はすぐに異議を唱えた。

郭図「私は反対です。曹操は屯田制を敷き、荒れ果てた大地を急速に開発しています」

逢紀「今の曹操軍を逃せば、必ずや今より強大になるでしょう」

許攸「しかし我が方には北を防ぎ南を破るだけの武将がおりませぬ」

袁紹「田豊はどう思うか」

田豊「さらば、他の武将を借りるまで」

胡班「ふっ…ふっ…!」

胡班の朝は早い。城外で乾布摩擦を行い、ポストから郵便物を回収してくるのが彼の日課だった。

大きな卓袱台を使用した朝食の席で一同は会することになっているので、その時に配る。

劉備「わーい僕宛の手紙が3通も届いてるよ!」

ちなみに襄陽からの文書は劉備気付の関羽宛になっている。

徐晃「良かったですな。差出人は誰です?」

しかし、裏には何も書かれていなかった。

簡雍「速達指定、簡易書留で匿名か。まぁ中身に書かれているだろうよ」

関羽はラブレターだったらどうしようかと密かに懸念している。

劉備「んーとね~」ゴソゴソ

送り主は袁紹・曹操・公孫?の英傑からだった。

胡班は裸にネクタイという格好で朝刊を読んでいる。

関羽「すべて援軍の要請…か」

その3名全員に恩がある関羽は唸った。

曹操、公孫?からは袁紹討つべし、袁紹からは曹操討つべしとある。

関羽「一度劉表殿にも相談した方が良いかもしれん」

髭に納豆を付着させながら言う。

徐晃「どうなさいます?」

劉備「>>146

三兄弟一人ずつ別々に行こう

簡雍「張飛居ないんですがそれは」

劉備「うん…言ってみたかっただけだよ」

徐晃「ではどうなさいますか?」

劉備「>>148

日和る


簡雍「さっき劉表殿から伝令が来て、曹操領に出陣しろって言ってきたが黙殺すればいいか?」

劉備「うん」

_人人 人人_
>  うん  <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

関羽「・・・・・・」

劉備「ということで、今日も内政に力を入れます」

簡雍「あいよ」

徐晃「俺と胡班は引き続き、兵の訓練をしてますね」

劉備「お願いー」


劉備は内政を他の人に任せ家庭菜園に勤しんでいたが、ふと肥料が足りない事に気付いた。

街に行って購入した帰り、何やら歌をうたいながらやってくる者を見つけた。

布の頭巾に布の上着を着、黒い帯に黒い靴を履いている。

 天地がひっくりかえるのに ひとりで防ぐはむずかしい

 あなたは誰かをさがしてる 私のことなどごぞんじない

この歌を聞いた劉備の反応>>151

歌に感動し登用を試みる

劉備「逸材ですか!?」 

???「え…」

劉備「貴方がぁぁ!!!」 

???「ちょっ!」

劉備「とにかく僕の城に来て下さい!」

???「は、はぁ…」

劉備は直感していた。歌、風貌・・・間違いない。この者こそ、自分に必要な「庭師」であると!

役所まで案内し、冷たい御茶を勧めてから名前を聞いた。

劉備は両手にあごを乗せてニコニコしている。

菜園で作業する時は歌いながらするし、黒い格好は、まさしく汚れても良いようにするため。

すぐにでも登用して庭を造って貰おうと思っていた。

???「ありがとうございます。…私の名前は>>152で、本業は>>154ですよ」

策略家

安価間違ってる。やっちゃった(ゝω・)


黒い上着と黒い靴を履きこなすQB

彼?は策略家であると自称した。

劉備「え、庭師じゃないんですか…」

劉備はそこはかとなくがっかりした。

QB「でも、君が望むなら、どんな庭だって作ることができるよ!」

劉備「ほんとうですか!?」

QB「うん。その代わり条件があるんだけどね」

劉備「なんですか?」

QB「>>156

僕の子分になってよ

劉備「こ・・・こぶん!?」

腕利きの庭師なら探せば他にも居る。

普通ならば撥ね付けるところだろう。

少なくとも、すぐには決めかねるので返答に窮するはずである。

だが、劉備は違った。

QB「さぁ、どうするんだい?」

劉備「喜んで子分になります!」キリッ

諸将を頼って転々としてきた劉備に迷いはなかった。

QB「契約、成立だね」ニッコリ

翌日

劉備「ほわぁ~・・・」

一歩その庭園に足を踏み入れる。緑の香り、青のせせらぎ。

まるで、別世界のような空間が広がっていた。

目にした人の心を奪い、時を止める。

そこには普段の殺伐とした雰囲気ではない、ゆったりとした空気が流れていた。

QB「その様子だと、大分気に入ったみたいだね」

劉備「うん!ありがとう、庭師さん!」

QB「策略家だよ。それと佩剣と兵符は返すよ」

劉備「はーい。それにしても便利な耳だね」

QB「これは変幻自在だよ。僕の策略と同じくね!」

劉備(あ、蝶々・・・)

劉備は最後まで話を聞いてなかった。


QB「それより、これは僕の諜報能力が卓越しているから分かったことだけど」

QB「樊城から>>162がこちらに向かってるらしい」

劉備「!?」

献帝


QB「あ、どうして分かったか知りたいみたいだね?」

QB「仕方ないにゃぁ・・・いい?まず僕という個体の残機は無限なんだ!」

QB「だから、あちこちに僕という個体を配置して・・・ってあれ?」


関羽「どうしたんですか兄者。執務室には午後5時までは入ってはいけないと」

劉備「そんなこと言ってる場合じゃないんだよ!!献帝陛下がもうすぐ来るんだ!」

関羽「あの曹操が陛下の脱出を見逃すわけないじゃないですか」

劉備「でも、すごい庭師さんが・・・」

関羽「あーもう、御願いですから仕事の邪魔をしないでください」

劉備「ほんとのことだもん!!」

徐晃「失礼する。今しがた献帝の使者が参られ『曹仁から追撃を受けてるから援軍を出して欲しい』と」

関羽「」

劉備「すぐに兵馬を整えて!」

徐晃「とっくに準備できています。あとは御身の命令だけです!」

劉備「よし、だったら出発!」ドタバタ

徐晃「御意!」ドタドタ

関羽は、まだ頭を抱えている。



徐晃「待たせたな胡班」

城門では脳筋が待機していた。

胡班「いや、ちょうどウォーミングアップが済んだところだ」

胡班の部隊は『健美運動隊』と呼ばれ巷では恐れられていた。

胡班「意味の分からない人は是非『健美運動』と画像検索してほしい」

胡班「ところで、関羽ニキが見当たらないがどうした?」

劉備「いいよ。バ関羽のことなんて」プンプン

徐晃「ちょいとお疲れの様子だったから俺らだけで行こうや」

胡班「分かった。…よし、城門を開けろ!」

物見兵「献帝陛下の旗は20里ほど先に見えます。どうか御武運を」

劉備「出陣!」

徐晃「大半の兵力を官渡に割いている今、曹操軍など恐れるに足りず!」

斥候「距離15!」

劉備「左右に展開!陛下の手勢を通すよ!!」

胡班「健美運動隊は右翼に回れ!」

斥候「距離10!」

徐晃「その後は反転して叩け!ただし、深追いはするなよ!」

斥候「距離6!・・・間もなく合流します」

劉備「銅鑼を鳴らして!」

ジャーンジャーンジャーン


関羽「銅鑼の音!?しまった、先に行ったのか!」

簡雍「おいおい、なんだこの騒ぎは」

関羽「簡雍!兄者と一緒じゃなかったのか!?」

簡雍「俺は今来たとこだが・・・」

関羽「くっ、何か胸騒ぎがする・・・早く追わねば!」

曹操軍SIDE

楊奉「総大将殿。劉備は出てきましたぞ」

曹仁「陛下と聞けば必ず打って出る。奴はそういう男だ」

楊奉「>>170-175は成功ですな」

1. 徐晃・胡班の偽降

2. 陛下の偽装工作

3. 本物の陛下で囮作戦

4. その他

4 関羽と張飛が遭遇して一騎打ち

胡班「よぉし!突っ込め!」

胡班隊「ぶるわああああ!!」

曹仁「あれが噂の胡班の隊か。徒で馬と同等の早さとはな」

魏軍「ひ、ひぃぃ・・・!」

曹仁「ちっ…怯むなッ!所詮相手も同じ人間だ。間合いをとって応戦せよ!」

胡班「ふっ。その程度の槍術で、私達を止められるかな!?」

徐晃「いいぞ、この機を逃すな!徐晃隊も続け!」

楊奉「む、右翼から砂塵が見えるな…!中央に行かせるな、喰いとめよ!!」

楊奉(旗は徐・・・噂の徐庶とやらか。・・・・・・徐晃、お前は何処に居るんだ…)

一方、本物の献帝と合流できた劉備

献帝「はぁ、はぁ…叔父上、よく来てくれました…」

劉備「まだ安心するには早いです!このまま新野城に向かってください!」

献帝「あ、あぁ…だがしかし・・・」

曹操軍との兵力差は大きい。敵が遠路であることを利用した強襲は

確かに成功したが、すぐにその差は埋められてしまうと思われた。

劉備「心配しなくても大丈夫です!すぐに弟も来ますから!」

献帝「美髯公が?」

関羽は>>1スレ目の少し前まで曹操の元に居たから、面識があった。

献帝「・・・分かった。どうか無事で」

劉備「はい!」スマイル

献帝「・・・・・・!」ドキッ

そして劉備らの右後方の丘

関平「義父上ッ!!」

関羽「来るな・・・お前が敵う相手ではない!」ゼェゼェ

関平「ですが…!」

簡雍「良いから来るんだよ! 一番危ないのは劉備だぞ!?」

関平「くっ・・・」ダッ

???「邪魔者が、ようやく行ったか。これでサシで戦えるな」

関羽「・・・・・・・・・」

???「待ってやったんだから、少しは楽しませてくれよと言いたいところだが…」

???「その怪我じゃ荷が重いか?・・・すまねぇな。俺の部下が後ろから勝手に撃ったんだ」

関羽「なんのつもりだ…」

???「あぁ。そいつは俺が責任を持って殺しとくからよ。ったくシラけるよな~」

関羽「なんのつもりだと聞いているんだ、張飛ーッ!!」

張飛「久しぶりの再会だってのになぁ?」


献帝(おかしい・・・もう城門が見えて来たのに美髯公の姿が見えなかった)

献帝(叔父上、いや・・・・・・従姉上)



張飛「しょうがねぇだろ。命令なんだから。兄貴はいつも言ってただろ?」

関羽「軍規には従え、か。だが義兄弟の契りを破ってまで従えと言った覚えはないがな」

張飛「・・・うっせぇな。とっとと倒して赤兎馬を生け捕らせて貰うぜ」

関羽「・・・お前に乗りこなせるとは思えんがな」

張飛「ほざくな」

張飛が蛇矛を揮う。的確に、関羽の急所の先に向けられていた。

それを偃月刀で逸らし、返す刃で大振りすると、

張飛は一歩飛んで距離をとる。関羽は続け様、二手三手繋(かか)るが

重い一撃で相殺される。呼応するように、剣先から火花が散った。

関羽「楽しいか、張飛。これがお前の求めた決闘か」

張飛「あぁ、楽しいな」

剣先がお互いの頬に、一寸ばかりの距離で交差する。

このまま力を拮抗させていれば、痛手を負っている上に

最近はデスクワークだった関羽に分はないだろう。

関羽は思い切って張飛の顔をチラッと見た。

張飛「そんな訳、ないだろうが…!」

頬には涙がつたっていた。

楊奉「隊から離れてしまったか。やはり…」ザシュッ

劉軍兵「ギャッ!」

楊奉「数では勝っていても、戦の帰結にはならないわけだ」

???「我が精鋭を破るとは。その者、ただの雑兵じゃないな。」

楊奉「恥ずかしながら、この烏合の衆の大将だ」

???「大将がこんな乱戦の中に居るのか」

楊奉「それがどうした。貴様も将なら降りて来い」

???「言われなくとも、そうするつもりだ!」

馬を走らせ、丘の斜面を下る敵将を、楊奉はジッと捉える。

いよいよ間近に迫ったとき、楊奉は手にしていた刀を落としてしまった。

楊奉「徐晃…お前なのか?」

徐晃「楊奉殿!?…楊奉殿なのか…?」

徐晃の手綱も止まった。

一方、簡雍と関平が劉備らの元に合流したが、

所詮は焼け石に水であった。目に見えて勢いが落ちていた。

胡班「この上は私の『健美運動隊』が血路を開きましょう」

徐晃や関羽の行方は気になるが、

城門を閉じて防衛戦に持ち込まなければ勝算はない。

本来の予定では鋒矢の陣で突入、混乱している内に

本陣を突破し、迂回して城に戻るというものだった。

しかし、敵の陣は予想以上に厚く、逆に包囲されつつあった。

簡雍「胡班、この状況で此処に残るってどういう意味か分かっているのか?」

胡班「大丈夫です。私たちは足が速いですから、すぐに追いつきますよ」

無論、脳筋の胡班でさえ「死亡ふらぐ」というものは知っていた。

彼には秘策があったのだ。

劉備「>>187を使うんだね!」

劉備ガンダムの剣

胡班「今なら使える気がするのです・・・」

胡班「この巨大な剣を・・・思いが一つになった『健美運動隊』なら!」ブンッ

劉備「おぉっ!牙龍刀だ!」

簡雍「剣先からなんだかよく分からない衝撃波が出ているな!」

胡班「うぉおおぉおぉぉおお!!右を片づけたら次は左だ!!」

劉備「敵が怯えている!これなら撤退できるかもしれない!」

胡班「ん!?んんんんぬうううううう!!!?」

劉備「どうしたの胡班さん!」

胡班「ぐぬううう!!?」

簡雍「そっちはもう片付いたぞ!撤退の支援をしてくれ!!」

胡班「か・・・舵がぁぁ利かないんだ!何かに引っ張られてるような・・・ッ!」

劉備「まさか…」

簡雍「呼んでいるというのか…?爪龍刀が!?」

劉備「雌雄一対の剣・・・片方だけでは、離れていてはダメなんだ!」

胡班「うぉおおおお・・・っ、よもや支えきれんぞおおぉお!」

劉備「揃ってこそ真価が発揮されるし、揃わなければ成し遂げられない」

胡班「もう限界があぁぁぁあああ?!」

簡雍「あぁ、まるで、お前たち3人を見ているようだ」

劉備「関羽・・・!張飛・・・!!」

湖畔「だめだああああああああ!!!」ヒューン

胡班らは飛んで行った。

劉備「鐘を鳴らして!全軍撤退!!」

劉備「大きく、大きく鳴らすんだ!」グスッ

簡雍「俺達が旗揚げをしたとき、初めて購入した銅鑼か…」

劉備「うん…軍資金も無くて、しかも間違えて>>192を買ってきたんだよね」

>>192の音が戦場に響き渡る・・・!

爆弾

久々支援

簡雍「( ◜◡̅)っ¶」シュッ *~●

      ドカァァァァァン!

劉備「特徴は、ちょっとだけ殺傷能力がある所です★」ダッダッ

簡雍「アンタのちょっとの基準はこれか」ダッダッダ

走り出す二人

劉備「この『思い出の銅鑼』が届けば良いけど…!」

簡雍「なぁ、いい加減、銅鑼って言い張るの止めようぜ。どうみても兵器だ」

楊奉「やはり徐晃…徐晃なのか?」

徐晃「楊…楊奉殿…!どうして…」

楊奉「お前こそ…なぜ劉備の味方をしている!?」

楊奉「やめろ、斧を引け!俺達は敵じゃない、そうだろ!?」

徐晃「楊奉、殿…」

楊奉「同じ苦楽を共に味わったお前が、何故俺達と戦わなければならない?」

楊奉「お前に何があったかは知らない。だが、今ならまだ間に合う」

楊奉「共に曹操様の元に来るんだ…!」

徐晃「それは、…できません」

            ドカァァァァァン!

楊奉「なんだ!?」

徐晃「状況も分からぬ曹操が…悲惨な部署に送るから…」

楊奉「徐晃!?どういうつもりだ!」

徐晃「私は、劉備軍じゃない」


徐晃「劉備様と共に陛下を守る、漢軍です!」

徐晃「今のは引き上げの合図です。楊奉殿…」

楊奉「そうか。なら、戻るがいい。」

楊奉「だが、次に戦うときは…俺がお前を討つ!」

徐晃「……私もです」

二人は正反対に向かって走り出した。

関平「あっ!…良かった!徐晃殿が参られました!」

簡雍「よし!城門に入ったタイミングで閉門しろ!」

徐晃「そんな暇はない!今すぐ閉めろ!」

徐晃は言いながら、斧を突き立てて城門を駆けあがっている!

簡雍「化け物だな…。味方で良かったぜ。さぁ、魏軍を迎え撃つぞ!」

簡雍(つい発破掛けちまったが、俺は文官だぞ…)

簡雍(関羽も居ないし、徐晃の顔色も良くない)

関平「………」

簡雍(しかも関平が指揮してくださいって顔でこっちを見てやがる)

関平「・・・・・・」ウルウル

簡雍(クソッ!)

簡雍「とにかく、敵を城に近づけるな!矢が無ければ得物を投げろ」

簡雍「最初が肝心だ!初戦を抑えれば敵は後退するッ!」

簡雍「一隊は城から使えそうなモン持ってこい!」

簡雍(チッ…大将はガラじゃねぇってのによ!!)

>>193 支援だなんて有難う。

劉備「陛下、この先の襄陽は同族の劉表殿が治めています」

劉備「…敵の包囲が、まだ終わっていない今なら出られます!」

劉備「余力がなく、護衛隊は関平の一隊を付けるぐらいしか出来ませんが」

劉備「ここは、私たちが喰いとめますから!早く!!」

献帝「>>202

全軍退却じゃ!

劉備「へっ?」キョトン

献帝「魏軍の全軍を退却させるのじゃ!むろん、朕も戦う!」

劉備「ええええ!?ダメですよ!危ないですから!!」

献帝「もう、朕だけ逃げるのは嫌なんじゃ…!これは勅命じゃ!」

>>204「陛下の気持ちは分かり申した!」

>>205「我らも最後の一兵まで戦う覚悟です!」

>>91

左慈

>>204>>131

献帝「有難う、董承…ってあれ?」

劉備「なんか浮世離れしてる方が出て来たよ!?」

左慈「我は関羽の交信に応えて参った左慈と言う者」

献帝「あ、そういえば見たことがある…!」

献帝「松江の鱸や巴蜀の生姜を曹操に持ってきた人だ!」

左慈「左様。また別の世では温州蜜柑の運び人。」

関羽「左慈。変なことを言って御二人を混乱させるな!」

左慈「噤めと言うか。ならば、」サワサワ

献帝「ひゃぁぁあ!?」

関羽「何してんだエロジジイ!とっとと引っ込め!」

左慈「なんじゃい。人を呼んでおいて!老い先短いジジイの邪魔を…!」シュゥゥ

関羽「ふんっ!」カッ

左慈「あぁ!?…霊媒術か!そんなんだから貴様は一生どうて…!」

劉備「……?」




劉備「って関羽いつから居たの?」

関羽「

関羽「まぁ左慈のお蔭ですね。こいつも居ます」

張飛「……」コソコソ

劉備「張飛!?久しぶり~!!」

関羽「実はコイツは曹操に娘を捕えられておりまして」

関羽「解放の条件として我が赤兎馬を生け捕りにして来いと命令されたのです」

関羽「そこで左慈に頼んで娘を助け出してもらったのです」

張飛「・・・・・・」

関羽「まぁ…無傷とは言えなかったみたいですが」

関羽「そのため私と戦う必要が無くなったので戻ってきた次第です」

関羽「始めは、こいつはめちゃくちゃ嫌がってましたが」

張飛「だ、だってよ…合わせる顔がないじゃないか…」

張飛「だから、俺はひっそりと首を刎ねて死のうと思ったんだ…」

劉備「えええ!ちょっと待ってよ、ダメだよ、そんなの!」

関羽「ほらな。お前の命は、お前だけの物じゃないんだ」

関羽「お前の娘や、お前を慕って帰順した3千騎はどうする?」

劉備「そうだよ!元はと言えば、人質をとった曹操が悪いんだよ!」

張飛「許してくれるのか…こんな俺を…」

関羽「当然だろ。それでも自分が納得しないなら、生きて償うんだな」

張飛「あぁ…分かってる、分かってるさ!」

献帝(まさか、あの子が従姉上の弟、張飛の娘だったとはなぁ)

~~回想~~

曹操「おーい、夕飯が出来たぞー!」

張飛娘「うるさいな!部屋まで持ってきてって、いつも言ってるでしょ!」

曹操「た、たまには皆と食べないか…?惇や淵もテーブルで待ってるぞ?」

夏候惇「……」ソワソワ

夏侯淵「……」ドキドキ

張飛娘「なおさら嫌よ!」

二人「」ガーンッ

曹操「そ、そんなこと言わずに…。今日は、お前の好きなハンバーグだから」

張飛娘「食べたくない」

曹操「えぇっ…せっかく程昱が頑張って作ってくれたのに…」

曹操「すまんな、>>213。遠方から戻ったばかりだというのに、気分を害してくれるな」

>>213「仕方ありませんよ。この頃は女の子なら多感な年頃ですから」

田豫

田豫「曹操様の思惑に気づけば、彼女も自ら卓に着くようになってくれますよ」

曹操「ふむ、そうだな。・・・やはり君は臨機応変に長けているな」

曹操「孟徳寂しいけど、お前がデレるまで気長に待つことにするよ」

張飛娘「き、気持ち悪いこと言うなっ!」ドカッ

曹操「ぐわっ!飛び蹴りだと!!」

夏侯淵「殿!御無事ですか!」

田豫「おやおや」ズズッ

曹操「今回君を呼んだのは、実は四男・曹彰の下の相に任命しようと…」ボロッ

田豫「もったいない御言葉です」

曹操「…っていうかお前、いつまでいるの…?」

張飛娘「なによ。さっきまで出てこいって言ってたくせに、追い出すつもり?」

曹操「いや、そういうわけじゃないんだが…もう食べ終わっただろ?」

張飛娘「ふん。私の勝手でしょ?…程昱さん、私にもプリンちょうだい」

程昱「へい」コトッ

曹操「むぅ…」

献帝(彼女の曹操に対する堂々とした態度には、深い感銘を受けたのだった)

張飛娘「あっ!孟徳のさくらんぼの方が大きい!」ヒョイ

曹操「おい!泥棒!なにするんだ!!」

献帝(この時から朕も、「きっと強くなる」と決意したのじゃ…)

~~回想終わり~~

簡雍「敵さんも中々やるな!曹仁だったか?」

簡雍(チィ!この戦力差では、どうにもならんか!?)

曹仁「私がお前を感じるように、お前も私を感じるのか?不幸な宿縁だな、簡雍。」

簡雍「ちっ!ビンゴかよ。総大将の曹仁さんが自ら出てくるとはな!」

曹仁「予定ではとっくに滅ぼせていた。…お前は邪魔だな!簡雍!!」

簡雍「へっ、それはこっちのセリフだ!」

関平「簡雍殿!城内から>>217,>>218を見つけました!」

簡雍「ほう、これなら戦況が、なんとか変わるかもしれない…!」

太平要術の書

簡雍「太平洋術の書…なんであるんだよ…」

関平「……」ドヤァ

簡雍「だが、今から読んで間に合うわけないだろ・・・」

関平「・・・・・・」シュン

簡雍「そっちは何だ。見た所ただの二振りの剣に見えるが」

徐晃「ご存じないのですか…?」ゴクリッ

簡雍「ん?」

徐晃「かつて干将が五岳の山々で最高の材料を集め、最高の条件で創作した・・・」ハァハァ

徐晃「私の得物は斧ですが、これが手に入れば剣に転向してもいい程です!」

簡雍「ほう。天下の名剣って訳だ。で、こいつでどうやって戦況を変えようと思ったんだ?」

関平「>>222

敵大将を討った者にこれを褒美として授けると
将兵に言って士気の向上を計る

簡雍「予想の斜めをいく良解答だった。んじゃ早速…」

劉備「その必要はないわ!」バーン

献帝「南門の敵は既に撃退した!」ドーン

張飛「既に士気は絶好調だぜ!!」シャキーン

関羽「あとは正面の本体だけだが、」ジャーンジャーンジャーン

関羽「臆病風に吹かれた敵は銅鑼を鳴らすだけで済むというわけだ」

徐晃「ふっ…流石は両義弟だ。姿を見ただけで撤退していくな」

徐晃(どうか、達者で…)

曹仁は徹底抗戦の構えだったが、突然撤退する命が早馬と共に来た。

その事情を知らない劉備らは、曹仁が撤退したことで、

新野に再び平穏が訪れたと安堵した。

犠牲者への追悼式(MIAの胡班含む)と功績者の表彰も済んだ。

干将・莫耶の両刀は、もちろん献帝陛下に贈られた。

戦後処理も一段落済んだ所で、劉備はある提案をした。

劉備「ずっと宮中で幽閉されていた陛下の為に、何かしよう!」

張飛「何かって、なんだ?」

関羽「おい、張飛。兄上に深い考えがある訳ないだろ」

張飛「そりゃぁ確かにそうだ」

劉備「おいっ!泣くぞ!」

徐晃「ここは簡雍殿の出番じゃないか?」

簡雍「うーん、俺が推奨できそうな『遊び』は無いな」

劉備「だ、ダメだよっ不健全なのは!」

簡雍「わぁってるよ。だから俺は関平を推薦するんだ」

関羽「関平をか?」

簡雍「あぁ。コイツの機転は面白いからな」

劉備「関平君。何か良いアイデアはない?」

張飛「ちなみに参加できるメンバーは、兄者と大兄者・・・」

張飛「徐晃と簡雍、それから関平と俺の娘だろ。そして陛下の7人だ!」

張飛娘「この虎髭、自分の事を抜かしたぞ」

献帝「いや、きっと張飛将軍には何か考えがあるんじゃろ」

張飛「・・・・・・・・・」

関平「>>227->>230

ちょっと分かりにくいので

関平「そうですね。>>228>>230などはどうでしょう?」

劉備

簡雍

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