少女「匿ってください!」(988)

男「はい?」

少女「と、とにかく、助けてほしいんです!」

男「は、はぁ・・・」

少女「あなたのお家はどこですか!」

男「すぐそこのマンションだけど・・・」

少女「それならっ!助けてください!匿ってください!」

男「わ、分かったよ!」

遅筆で特に書き溜めも無いのでのんびりやっていこうと思います。
レス大歓迎。よろしくお願いします。

男「ここの5階だ。エレベーターは・・・13階か。」

少女「階段の方が早いですねっ」

男「ああ、そうしよう。所でお前、一体何が」

少女「とりあえず急いでくださいいい」

男「すまん」タタタタ

男「はぁはぁ、ここが、俺んちだ、今、鍵、開けるから」ゼェゼェ

少女「体力ないですね」

男「悪かったな・・・」

少女「ひょっとしてニート」

男「違うな」

少女「自宅警備員」

男「違うな、開いたぞ、入れ」ガチャ

少女「ありがとうございます!じゃあ働いてるんですか?」

男「あぁ。まだ2年目だけど。」バタン

少女「意外、あなたみたいな人の家って汚いって思ってたのに」

男「酷い偏見だ」

少女「さて、と・・・」

男「おっ、教えてくれるか?」

少女「性別ですか?見ての通り女の子ですよ、お、ん、な、の、こ」

男「そりゃあ分かるって。そうじゃなくて」

少女「年齢ですか?○学校5年生です!!」

男「聞いてねぇよ!」

少女「通ってる学校ですか?××○学校です!」

男「じゃなくて!! こうなった経緯!」

少女「・・・」

男「・・・悪い、やっぱり話したくない事情とか・・・」

少女「いえ、あなた、わ、私みたいな少女家に連れ込んで何してるんですか?」

男「え・・・」

少女「こんな状況なら、ゆ、許してもらえると思ったんですか?」

男「だってお前が」

少女「う、嘘です全部」

男「」

少女「私、叫んじゃいましょうか、『へんたい!たすけてー!』って」

男「」

少女「は、反応が無いですが・・・いきてますか? おーい」

男「はぁ・・・」

少女「お、落ち込む気持ちも分かります!しかし、救済はあるのです!」

男「はぁ・・・」

少女「3万円です!3万円で私、ゆるしてあげます!」

男「はぁ・・・」

少女「今度は『はぁ・・・』としか言ってませんけど、い、生きてますか?」

男「いや、世も末だなぁと」

男「こんな少女がお金目当てにこんなこと考えてるなんてなぁ・・・」

少女「わ、私じゃないです、お母様の考えです!」

男「それって、俺に言っていいのか?」

少女「言うな、なんて言われてません、大丈夫だと・・・思います。」

男「しかしお前も、そのお母様とやらも馬鹿だなぁ」

少女「ど、どういうことでしょう・・・。私じゃなくて騙されたあなたが馬鹿なのではないでしょうか」

男「いや、お前、部屋の奥にいるじゃん?」

少女「はい」

男「そして俺は入り口近くに居る」

少女「はい、あ、逃げても無駄です、叫びます。」

男「そりゃあわかってる。そしてここにキッチンがある。」

少女「ご飯じゃなくてお金で下さい・・・」

男「そういうことじゃないんだよ」

男「さて、これは何でしょう」

少女「包丁ですね」

男「そろそろ危機感を持って欲しい所」

少女「ゲテモノでも食べさす気ですか!」

男「いや、お前を刺す」

少女「・・・え?」

男「だって、お金上げてもお前が警察とかにチクる可能性あるし」

少女「い、言わないです!絶対!」

男「悪いけど信頼できない。どうせ逮捕されるならせめて、な。」

男「最近よくニュースになってるんだけど、知らない?幼女誘拐犯。」

少女「ご、ごめんなさい、ニュースは全然見ないので、って冗談ですよね、脅してるだけですよね?」

男「じゃあ本気って事見せ付けてあげようか?」
包丁を勢いよく振り上げる。

少女「ごっ、ごめんなさい!いいです!いいです!!」

男「ま、いいよ。どうせお前が生きてる時間がちょっと増えただけだ」
少女にゆっくり近づく。

少女「こ、こっちこないで下さい!!も、もうお金要らないです!要らないですから!!!」

男「ああ、ゆっくりゆっくり怯えてる少女に近づくの最高だ。幼女ではないが・・・まぁ許容範囲だ」

少女「やだ・・・やだ、やだ!」

男「あ、ベランダ出ないでね、5階だから。落ちると死ぬよ。」

少女「う、ううぅ・・・」
少女は腰を抜かして座り込み、泣き出した。

男「そんなに怖がらなくても」

男「一瞬だから、ね?」
今まで生きてきて一番恐ろしい顔(予想)をした。

少女「あ、あ、あ、ごめん、ひぐっ、なさい、うううぅぅ」ジワァ

男「あ、漏らした」

少女「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

男「そのタイミングで大声で泣き始めると羞恥心から泣いているように思えるな」

男「さて、そろそろいいか。じゃあね、名前も知らない女の子さん♪」

少女「―――――――」
少女は最後の最後で気絶した。

――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
―――――――――

少女「・・・・・・・・・・・・?」

男「おはようございます」

少女「おはようござい・・・・・・!?」ガタガタ

男「おお、脅えてる脅えてる」

少女「・・・・・・・・・・・」ガタガタ

男「何か言うことは」

少女「・・・・・・・なんで」

少女「なんで私は生きているんでしょうか」

これは期待

今日の分は終わりかしら
面白いなこれ

男「俺が殺さなかったから?」

少女「・・・・・・・・・・・」

男「さっきまでの元気なお前はどこ行ったよ?」

少女「・・・・・・・・・あなたの所為です」ボソッ

男「だろうな」

少女「!?」

男「そんなあからさまに逃げないでよ。もうお前を[ピーーー]気はない」

少女「・・・・・・・・・信頼できません」

男「それと同じくらい俺はさっき信頼できなかったわけだ」

少女「わ、私は本当にっ!」

男「そして俺も同じくらい本気で言ってるわけだ」

少女「・・・・・・・ごめんなさい」

この男、本当に幼女誘拐犯なのか・・・
なんにしても興味深い

>>12>>13
ありがとう!もうちょっとだけ書きます!


>>14だけど、
殺さなかった、は良いのにそれの終止形だと弾かれるのか・・・
ちょっと悔しい

男「俺は色々と謝らなきゃいけないみたいだな」

少女「・・・・・」

男「まず俺は幼女誘拐犯ではない」

男「>>15-!聞いてくれてるかー!俺はちがうんだー!」

少女「・・・・・(何この人どこに話してるの?重吾さん?って誰?)」

男「さて、と、つまりはさっき殺そうとしたのも演技なわけだ」

少女「・・・」

男「とはいっても殺人未遂で捕まるかな俺」

少女「・・・」

男「お詫びに床は俺が掃除しました」

少女「・・・!?」

男「そして着替えも」

少女「!?」バッ
少女のスカートとパンツは別のものになっていた。

少女「・・・・・・叩いていいんでしょうか」

男「あちゃあ、沈黙増えた。どうぞ」

バチン!

男「話を続けていいでしょうか」

少女「・・・・・・どうぞ」

男「床を拭いたのは私ですが着替えは我が妹が担当しました」

妹「私です」

少女「・・・謝っていいんでしょうか」

メ欄にsagaで殺すとかいろいろ変わらなくなるよ
sageじゃなくてsagaね

>>19
マジか!ありがとう!

男「どうぞ」

妹「しかし私が許しません」

少女「!?」

妹「嘘です」

男「それにしても、君がニュースとか見てなくてホント良かったわー」

妹「本当にニュースを見ていたら幼女誘拐犯の嘘は気付いてましたからね」

少女「ごめんなさい・・・」

男「このタイミングで謝るとどっちに謝ってるか分からないな」

少女「ご、ごめんなさい!」

妹「というか、殺人未遂の犯人にそんなにヘコヘコしなくていいんじゃないでしょうか」

少女「でも・・・」

妹「そもそも私に着替えをさせたときに兄さんはどこに居たのか・・・言わずとも分かりますよね?」

少女「やっぱり殴っていいんでしょうか」

男「自室に居ましたけどね。どうぞ」

少女「ううぅ・・・」

男「殴らないんですね」

妹「そしてあなたの足その他諸々をタオルで拭いたのも誰だか、お分かりですね?」

少女「妹さんでしょう」

妹「兄さんです、といいたい所ですが、グダグダなのでやめましょう」

妹「しかし感心しませんね。男性の部屋に入ってお金を取るなんて」

少女「・・・・・・」

男「遊ぶ金欲しさって奴ですか。母親にやり方を聞いてまで」

妹「教える親も親ですけどね」

少女「・・・・・・実は」

男「おっ」

妹「(^ω^)」

少女「・・・」クスッ

男「お、笑った笑った」

妹「私の顔芸の賜物です」

少女「実は、お母様、というのは私の本当のお母さんのことじゃないんです」

男「ほほう」

妹「それでそれで?」

少女「私、施設に預けられているんです」

少女「お母様っていうのはそこの偉い人のことなんです・・・」

少女「このあいだまで、お母さんから入金があったんですけど・・・」

少女「今月から無くなってて・・・」

少女「最初は遅れてるだけ、って言ってくれたんですけど」

男「今日になって、ついに怒って」

妹「命が惜しけりゃ3万もってこい!と。」

少女「・・・10万円です」

妹「おやおや兄さん、カッコいいこと言って3万円渡そうとする作戦のようですが10万円ですって」

男「何故バレたし」

妹「『10万円です』でちょっとたじろぎましたよね」

男「10万かー・・・さすがに10万出すと俺死んじゃうなー」チラッチラッ

妹「さすがに私だって無理ですよ!」

少女「10万円持ってくるまで帰れないみたいで」

男「お母様に怒られて殴られて」

妹「そんなにアザだらけと。」

少女「・・・・・はい」

男「逆にそのアザのせいで本当に追われてると誤解したわけだが」

妹「不幸中の幸いだったわけですね」

少女「あなたの前に話した人は・・・無視されましたけどね」

妹「そりゃあ兄さんはロリコンですから」

男「で、何人に頼んだの?いくらもってるの?」

妹「兄さん、ロリコン疑惑の後にそのセリフはちょっと邪に聞こえます」

少女「騙すところまで言ったのはあなたが初めてです・・・その、今日で3日目なんですけど、さすがに疲れて、お腹へって、それまでは良心の呵責でやれなかったんですけど」

男「生きるためには仕方ないと」

妹「犯行に及んだ」

男「そしたら逆に殺されそうになった」

妹「そして漏らした」

少女「う・・・//」

男「そして俺に掃除され」

妹「私にぱんつを換えられた」

男「そうして今に至る」

妹「まだあらすじしなくていいです」

男「さて、ここまで話されといて放置は出来ねぇなぁ」

妹「聞かれちまったからには・・・な」

少女「!?」ビクビク

妹「兄さん、だめです、本気で怖がってます」

男「ふざける場面じゃなかったみたい・・・だな」

男「ねぇ・・・・・・あ、そういえば名前知らないんだった」

妹「今までお前だの君だの呼んでたんですね」

少女「し、少女っていいます」

男「少女ちゃんか。で、少女ちゃん、しばらく泊まってかない?」

妹「私の家にですよ」

少女「ほんとに・・・?」

男「ああ。少なくともお母様より優しくしてくれるぞ妹は」

妹「兄さん、私は子供相手には異様に優しいつもりです」

少女「・・・でも悪いです・・・」

男「しかしここで放置したら」

妹「少女ちゃんに悪いし胸糞も悪い」

男「どんな言い訳をして逃げようとしても反論してやる」

妹「それ多分兄さんが言っちゃダメです」

妹「というわけで、ね?」

少女「・・・ありがとうございます」ポロポロ

妹「ポロポロってハープでも弾いてるんでしょうか」

男「お前はいちいち揚げ足を取るな」ペシ

妹「いや、こういう空気苦手なだけです」

少女「・・・」クスクス

妹「ほら、笑ってくれた、それでいいじゃないですか」

男「まあな」

少女「厚かましいかも知れないんですけど、一つお願いしていいですか?」

妹「何でもいいですよ」

少女「私、お兄さんの家に居たいです」

妹「な、なんだってー!」

男「この純粋な瞳・・・この子本気やで!」

妹「な、なんで?私嫌いなん?私嫌いなん?」

少女「ごめんなさい!妹さんのことも大好きなんですけど」

妹「大好きって言われた!」

少女「私の感謝の気持ちを一番伝えたいのはお兄さんの方なんです!」

妹「殺されかけといてよく言うよ・・・」

少女「それでも・・・私、お兄さんにお礼したいんです。それに、もしお母様とかがやってきたら・・・」

妹「私じゃ不安と。しかしそいつは私の兄さんです。あなたのじゃない」

男「じゃあ俺のことは男って呼んでくれ」

少女「じゃあ男さん・・・お願いしてもいいですか?」

男「ああ!」

少女「しばらくの間・・・」

少女「匿ってください!」

――――――――――――――――――――
第1部完

見てくださった方、レスしてくださった方ありがとうございます!
とりあえず短いですが1部完って事で休憩・・・

>>32
直ぐに2部を書くんだ


休憩…?この後まだあるのか?
これは期待

>>33
いつ幼女出てきたッ……!

>>34>>35
ちょっと予定と話が変わったんで考え中です・・・
妹どこから出てきたよ・・・。ちなみに兄妹別々に暮らしてますが家は近くです。

>>36
きっと幼女誘拐犯ときいて、誘拐された幼女を想像したんだ

とりあえず2部は日常編的な感じでお茶を濁させてもらおうと思います。
2部書いたらさすがに寝るかな・・・

あ、日付変わったの忘れてた。すいません>>1です。

>>43
酉つけといて

男「さて、世間話をしていたらもう夕方になってしまった」

妹「もちろん話だけでなくお漏らしの件も含めて夕方になりました」

少女「ううぅ・・・まだお漏らしのこと引きずるんですか・・・?」

男「たぶん”お母様”よりマシだとは思うが我慢してくれ」

少女「それはもちろんお母様に比べたら・・・」

妹「兄さん、私は子供相手には」

男「しかし説得力ゼロ」

妹「うう」

男「さて、そろそろ夕食の準備をしようと思うんだけど・・・少女ちゃん、何か食べたい物ある?」

妹「私は少女ちゃんと兄さんの冷たい視線から耐えたいと思います」

男「”耐える”じゃない、”食べる”だ」

少女「わ、私、そんなに冷たい目してましたか?」

妹「少女ちゃんが兄さんの家を選んだあたりからの私の偏見も含まれてると思います」

少女「ううう」

>>44
SSかいてる奴が酉つけると反感買うと聞いたのだが・・・

>>47
それは恐らくVIPでのことだろう

妹「しかし、私は子供相手には異様に優しいつもりです」

少女「はぁ」

妹「あなたが子供でなかったらどうなってたことか」

男「お前、そんなに兄を心配して」

妹「子供以外が家に来て3万円をねだったら、ということです」

男「あっそう・・・」

少女「それで、お夕食のことなんですけど・・・よかったら、私作ります!」

男「マジ!ありがとう!」

妹「ちょっとは『いいの?』とか聞いたらどうですか」

男「だって俺もお前も料理下手だし」

少女「わ、私も上手ではないと思いますけど・・・ね」

妹「ほら、ほら!こういってますよ!久しぶりに妹の料理食べませんか?」

男「最近のお前が作った食事を上げてください」

妹「TKG」

男「よし、少女ちゃんに任せよう」

妹「兄はTKGの素晴らしさを知らないからこんなことをいうんです」

男「俺が生卵嫌いと知って・・・」

妹「ほんと損してますね。外食行ってオムライスとか食べられないじゃないですか」

男「食べたくも無いから安心しろ」

妹「温泉行っても温泉タマゴ食べられないじゃないですか」

男「饅頭だけでいいです」

少女(男さんはたまご、生はダメ・・・と)

>>48
そうなのか。。。
ありがとう、そういうの考えるの苦手ですが、、、考えておきます。

むしろその。。。の方が反感買うと思うけど…個人的にはね
>>1が酉をつけた方がいいっていうのはパッと見でわかるし荒らしに乗っとり紛いのことをされても区別出来るから

以上スレ汚しスマソ

妹「それにしてもオムライス食べられないのは痛すぎますよ」

男「母さんは良く焼いたの乗せてくれてたし・・・」

妹「それは卵焼きが乗ったチキンライスと何が違うんですか?」

妹「とにかく、普通のふわふわ卵のオムライスがですね!」

男「しつこいわ!」

妹「オムライスオムライスオムライスオムライスオムライスオムライスオムライスオムライス」

少女「そ、それじゃあ今日はオムライスにしましょうか?」

妹「ktkr」

男「はあぁぁ・・・」

少女「お、男さん、冷蔵庫見ていいですか?」

男「いいよー、ろくな物無いと思うけど。」

少女「タマゴとケチャップはありますけど・・・野菜が全然無いですね・・・」

男「自炊は全然しないからなぁ」

妹「卵はあるんですね」

男「目玉焼きくらい失敗せず作れる」

妹「ターンオーバーなんて目玉焼きじゃないです。目玉に見えない時点でアウトです」

男「サニーサイドアップはマジ勘弁」

少女「お買い物行かないとですね」

>>51
ごめんなさい
乗っ取りならそれはそれで見てみたいけどね。


ちなみに俺は卵生ダメな人

>>53
乗っとりというか無理やり糞な終わらせ方させたりする荒らしだねうん

ちなみに俺はTKG大好きです

男「俺も行こう」

妹「ずるいです、私も行きます」

少女「男さんはご飯炊いておいてくれますか?」

妹「ですってww」

男「露骨に草生やさないで下さい」

少女「あ、あの、別に男さんが嫌いってわけじゃあ」

男「よし、完璧な米炊くか」

妹「単純ですね・・・」

妹「それじゃあ少女ちゃん、お買い物行きましょう!」

>>54
それは確かに困ります
よし、考えないと。

ちなみにTKGは一口食べて「これはダメだ」と父親にパスした経験があってから食べてないです

―――買い物道中―――
妹「それにしてもですます口調で脅しに行くなんて驚きですね」

少女「孤児院では丁寧な口調強制でしたから・・・」

妹「うちの兄さんだったからよかったですけど、よその人にそれで脅しをしたら少女ちゃん今頃どうなってた事やら」

少女「どうなってたと思うんですか?」

妹「そりゃあもう[ピーーー]とか[ピーーー]とか[ピーーー]だとか」

少女「ぴー?」

妹「少女ちゃんは知らなくていいことのようです。おや、スーパーにつきましたね」

少女「カゴお願いします」

妹「喜んで」

―――その頃男家では―――

男「よし、素晴らしい米だ」

男「そして自分で言うのもなんだが素晴らしい研ぎ具合だ」

男「しかし炊飯器が安物だ」

男「土鍋で炊くと美味しいらしいが土鍋など無い」

男「というか下手に工夫すると失敗する気がする」

男「・・・普通に炊くか・・・」

―――スーパー内―――

少女「とりあえずこれで必要なものは全部です」

妹「何かお菓子欲しくないですか?」

少女「あ、はい、大丈夫です」

妹「そうですか。ところでお菓子要らないですか?」

少女「え、要らないです」

妹「それで、お菓子買わなくていいんですか?」

少女「ひょっとして買うまで動かないおつもりですか?」

妹「これくらい強引にしないと買ってくれない気がしまして」

少女「じゃあ、このオレンジのガムを」

妹「そんなの私が許さない」

少女「じゃあこのラムネの」

妹「・・・」ギロッ

少女「ひぃぃ!いくらのならいいんですかぁ!」

―――男宅―――

ピロピロリロリー・・・

男「炊き始めたら最後、俺が話すことはなくなった・・・」

男「というか俺が一人語ってるとか誰得だよ・・・」

男「このまま行くと鬱になるからそんなこと考えるのやめよう」

男「そろそろ帰ってきて・・・」

―――帰り道―――

少女「結局こんな高いものを・・・」

妹「じゃあ、慰謝料って事でいいんじゃないですか?」

少女「慰謝料・・・」

妹「殺人未遂のさ。」

少女「はい・・・」

妹「あとお漏らし見られちゃったことに対する」

少女「まだ引きずりますか!」

妹「私は子供相手には異様に優しいつもりです」

少女「うううぅ・・・って、え?」

妹「ほら、家が見えました、スーパーが近くていいですね、兄さんのマンションは。」

少女「妹さんはどこにお住まいなんですか?」

妹「近くです。徒歩10分くらいですね。」

少女「お母さん達は・・・」

妹「となりの市に住んでるんです。たまに行って親孝行したりもしてます。」

少女「へぇー・・・」

妹「少女ちゃんは”お母さん”に会いたいですか?」

少女「それはもちろん・・・でも、迷惑かけちゃうから・・・。」

少女「施設に預けられたって事は・・・私、迷惑かけてるってことですから」

妹「・・・」

妹(ここで違うよと胸を張って言い返せる頭が欲しい・・・)

少女「エレベーター来ましたよ・・・ってどうしたんですか?」

妹「な、なんでもないです。5階っと。」ポチ

妹「ただいまー、兄さん」

少女「ただいまです!」

男「おかえりー。米は炊いたぞ!」

少女「じゃあ作り始めます!」

男「何か手伝う?」

少女「お礼ですから・・・」

妹「しかし何かしたい所です」

少女「じゃあ、お箸とか、お皿とかお願いします」

妹「任されました」

男「右に同じく」

少女「ふんふーんふーん♪」トントン

妹「自分が情けなるほど上手いですね」

男「料理ってやってたのか?」

少女「施設の食事当番がありましたから!」

男「期待」

妹「wktk」

少女「//」

ピーピーロピーピピピー

男「お、炊けた」

妹「しかしここでプロは蒸らす」

男「蒸らす・・・だと!?」

妹「知らないんですか?」

男「乗ってみただけです」

少女「私に張り付いていないでテレビでも見ていたらどうでしょうか・・・//」

男「少女ちゃんがそういうならそうしよう」

一本足らないぞ
///だとおもう

オッヒルヤッスミハウキウキウォッチング

妹「!?いい○も!?」

男「録画です」

妹「なんで録画してるんですか・・・」

男「おもい○きりテレビもあるよ」

妹「なんでですか!」

男「いや、これは最終回記念に録画したもので」

妹「まぁそれなら分からないでもないですけど・・・」

少女「できましたー」

男、妹「wktk!」

テーブルにオムライスが置かれる。

少女「そこまで自身はありませんけど・・・どうぞ!」

妹「いやいや、卵でチキンライス包んでるあたり本格的じゃないですか!ねぇ兄さん!」

男「ふふふふふ・・・」

妹「気持ち悪いです」

男「せめて『どうしたんですか』って聞いて欲しかった」

妹「じゃあどうしたんですか?」

男「半熟はやめてといったらちゃんと焼いてくれた!」

少女「えへへ・・・//」

妹「うわっ、ずるいです!私も何かわがまま言っちゃいます!えっと、えっと、」

妹「兄さん・・・私特に好き嫌いが無かったです・・・」

男「お前、虫ダメじゃん?」

妹「そうですね!ハチノコとかイナゴとか私のには入れないで下さいね少女ちゃん!」

男「言わなくても普通入れない気がする」

妹「それにしても少女ちゃん、量少ないですね。」

男「そうだな」

妹「2日間何も食べてないで限界ーな設定は何処いったんですか?」

男「設定とか止めなさい」

少女「3日くらいなら慣れてます。ただ、10万円集めるのに1日は無理かと思って」

妹「うまく矛盾回避しましたね」

男「お前は誰の揚げ足を取ってるんだ」

妹「さて、私のと少女ちゃんのを交換して、いただきます!」パクッ

男「有無を言わせない為に一瞬で口つけた!こいつ・・・出来るっ!」

少女「ううぅ・・・」

>>66
なん・・・だと・・・!?
次から気をつけます

妹「なにこれ、おいしいです!!」

男「よし、俺もいただきますっと」パクリ

男「やっべぇぇ!!ふべぇぇぇ!!!」

妹「せめて一口食べ終わってからコメントしません?」

男「・・・」ゴクン

男「いや、どんなにまずくとも美味いというつもりだったがマジで美味かったからちょっとフライングした」

少女「///」

妹「兄さんのちょっと貰っちゃいます」ヒョイ

男「あああ!じゃあ俺も!」

妹「半熟でよろしければ」

男「チクショオオオオオ」

少女「ま、まだあります!まだありますよぉ!」

妹「まずは少女ちゃんが食べてください、ね。」

男「一番お腹すいてるんだから」

少女「はい・・・(急にシリアスになるなぁ・・・)」

―――食後―――

男「さて、危うくスルーする所だったのだが、3日くらい食べないの普通ってどういうことだ?」

妹「すっかりスルーしてました」

少女「良くある罰です。何日間遊んじゃダメ、とか何時間休んじゃダメとか」

男「その施設は本当に合法なのか気になってきた」

少女「いつもは学校の給食があるので1日中断食は無いんですけど」

妹「・・・ということは?」

少女「今週から夏休みで・・・」

男「そうなのか、でも今日は土曜日、もともと学校は休みだけどな」

少女「それもそうですね」ニコ

妹「さて、お風呂沸かしてきます」

男「やり方分かるか?」

妹「そんなに機会音痴じゃないですよ、っと。」ピッ

妹「少女ちゃん、わいたら一緒に入りましょう、洗ってあげます」

少女「そんな、今日はまだ・・・」

妹「女の子は毎日入りましょうねー」

少女「ううぅ・・・」

少女「男さんも一緒n」

男「いや、その展開は無い」

少女「ううぅ・・・」

ピピッピピッ

妹「上手に沸かせましたー」

男「スイッチ押すだけだしな」

妹「明日あたり少女ちゃんの服とか買わないといけないですね」

少女「今私が着てるこれは誰のなんですか?」

妹「私が昔着てたやつです」

男「一人暮らし始めたのはつい最近なのになんで家に○学生に合う服があるんですか~?」

妹「思い入れのあるのを何着か持ってきていたからですって何言わせるんですか」

少女「それって私が着ていいんですか・・・」

妹「むしろこれでまた思い入れが増えました。家宝物です」

少女「ううぅ・・・」

妹「しかしそんなに枚数がありません。買いに行きましょう」

少女「わ、私なら何日か同じ服でも・・・」

妹「・・・」ギロッ

少女「ひええ」アセアセ

男「お風呂行ってらっしゃい」

少女「男さん、本当に一緒にh」

男「だからその展開は無い」

―――お風呂―――

妹「兄さんの家のお風呂は初めてですが結構広いですね。詰めれば二人浴槽に入れてしまいます」

少女「妹さんのお家のは狭いんですか?」

妹「浴槽は一人が限界ですね。施設はどうだったんですか?」

少女「皆で一緒に入ってたのですごく広いんです」

妹「皆というのは」

少女「施設の皆です」

妹「男性も?」

少女「はい」

妹(やっぱりこの子施設に帰しちゃいけない気がします・・・)

妹「・・・さぁ、少女ちゃんのこと洗っちゃいますよ!」

少女「お、お願いします!」

妹「・・・アザだらけですね」ゴシゴシ

少女「ごめんなさい、気持ち悪いもの見せてしまって・・・」

妹「気にしたら負けです。全然気持ち悪くないです」ゴシゴシ

少女「・・・」

妹「・・・」ゴシゴシ

妹「流しますよー」ザバァ

少女「じゃあ次、私が妹さんを洗っちゃいます!」

妹「おっ来ましたね!」


―――居間―――

男「俺出番少なくね」

―――お風呂―――

妹「さて、お風呂につかりましょうかー」チャポン

少女「はぁぁ~・・・」

妹「あ、こら、ここで寝ちゃダメですよ」

少女「すいません、最近ろくに寝れてなくて」

妹「・・・路上ですか」

少女「ダンボールです」

妹「・・・」

妹「あがりました」

少女「あがりました」ウツラウツラ

妹「眠いみたいです、眠らせてあげましょう」

少女「ごめんなさい・・・」ウツラウツラ

男「じゃあそこのベッドに」

少女「あ、私なら」

妹「ギロ」

少女「お、お言葉に甘えさせていただきます」バタン

妹「よろしい」

男「すんごい躾だな」

妹「私は子供相手には異様に優しいつもりですが」

男「それ、流行ってるの?」

少女「スー・・・スー・・・」

妹「さて、私はお暇しましょうか」

男「おや意外」

妹「どういうことでしょう。答え次第では・・・」

男「『こいつ少女ちゃんに何か手出ししそう』って残ると思った」

妹「さすがにそれは無いと信じてますよ、お・兄・さ・ん。」

男「釘打たなくてもしませんよ・・・」

妹「まぁ、兄さんはちゃんと常識を知っていると知ってますから。」

男「ありがとう」

妹「明日、また来ますね」

男「悪い」

妹「少女ちゃんに会いたいだけです。それでは。」ガチャ

男「おやすみ」

妹「おやすみなさい」バタン

男「さて、と、俺も風呂入って寝るか・・・」

男「布団があってよかった・・・。添い寝とかエロい方向に行きそうで怖い」

男「しかし夜中怖かったらいくらでもこっちに来るがいい」

男「って既に寝てるけどな。さて、風呂風呂。」

――――――――――――――――――――
第2部完

さて、もう3時ですか。
見てくださった方ありがとうございます!

ついでにトリップこれでいいのかテスト

出来たみたいなのでトリップこれで行こうと思います
たぶんまた続き書くのでまたよろしくお願いします!


日常編もいいな
>少女「男さんも一緒n」
>男「いや、その展開は無い」
本当に?絶対?…今後とか…3部以降も楽しみにしてます!   本当に無い?


5年生は幼女だろjk

さっさとセックスしろよ

弁護士出てきたり番外編で孤児院のエッチな躾が出てきたり…しないか

幼女は幼児期まで、あるいはその少し後ぐらいまでじゃないの?

>>81
あったとしても入るだけという悲しいオチだと思われます

>>82>>86
5年生は幼女にしては大人すぎるかなと

>>83>>84
そっち方面には進みません、進ませません

再開しますー
明日は忙しいので今日は少なめに。

―――朝―――

妹「さて、兄さんの家にやってきました。」

妹「朝といってももう11時くらいですけどね」

妹「さてと、兄さん達を起こしましょうか」ガチャ

―――男家―――

男「Zzz」

少女「スー・・・スー・・・」

妹「やっぱり二人とも寝てますね」

妹「本当に何もイベントは無かったようですね。実は少女ちゃんが超積極的で事後だったりしたらどうしようか、とも思いましたが」

妹「兄さん、兄さーん」ユサユサ

男「・・・んんー・・・?」

妹「ジャンボー」

男「ジャンボー・・・!?」バッ

妹「布団捲って何確認してるんですか」

男「・・・ジャンボって言うから」

妹「スワヒリ語の挨拶です。JumboじゃなくてJamboです」

男「はぁ」

妹「というか兄さんのはスモールでは」

男「もう少しオブラートに包んでください」

妹「リトル?」

男「・・・」

妹「タイニー?」

男「・・・」

妹「悪かったですよ・・・もうスワヒリ語はしませんから」

男「せめてもっと有名な言語にして欲しい」

妹「某アニメのインドネシア語ですか?今の時間だともうスラマッスィアンらしいですよ」

男「ググったな?」

妹「私、インドネシア語なんて専攻してませんからね」

男「さて、日曜日なわけだが」

妹「明日は私は大学、兄さんは仕事ですね」

男「理系は大変だな」

妹「ええ、まぁ。さて、今日中に必要なものは集めたいですね」

少女「・・・男さん・・・」ムニャムニャ

妹「・・・兄さん、名前呼ばれていいですね」

男「お前は一緒に買い物行ったり風呂は行ったりしただろ」

妹「しかし兄さんに懐いてるような気がします」

妹「私も懐かれたいのに・・・。なんで殺されかけた兄さんにそんなに従順なんでしょう・・・は!」

男「どうした?」

妹「私も殺そうとすれば懐いてくれるかもしれません」

男「末恐ろしい子!」

妹「兄さんにそれを言う権利はありません」ガサガサ

男「・・・本当にやるのか?トラウマになるぞ」

妹「残念ながら兄さんに止める権利はありません」

男「いや、止めろよ」

妹「というかもう用意してあります」

男「・・・俺は止めろって言ったからな」

妹「兄さんは黙って別の部屋にでも行っててください」

男「言ったからな!!」

妹「・・・」ユサユサ

少女「・・・あ、朝です・・・か?」

妹「殺しに来ました」

少女「・・・」

妹「本格的なナイフを持ってきました」ギラリ

少女「こ、怖いです、しまってくれませんか?」

妹「出来ません。これからあなたを刺します」

少女「妹さんはそんなことする人じゃないと思うんですけど」

妹「ならばその幻想を抱いたまま死ぬがいいです」
妹はナイフを振りかざす。

男(信じてた人に裏切られるとか好感度ダウンってレベルじゃないんだけど)

妹「一気に行った方がいいですか?」

少女「・・・」

妹「よし、死ね」グサ

少女「・・・え?」

少女「本当に刺してくるなんて・・・」

少女「信じてたのに・・・」

妹「ほほう」

妹「しかしやっぱりこのナイフのおもちゃは知りませんでしたか」

少女「刺さるとき柄の部分に刃の部分が押し込まれる仕掛けなんですね」

妹「昔はよく駄菓子屋さんとかに売ってたんですけどねぇ」

少女「それで、何がしたかったんでしょう・・・」

妹「私も殺そうとしたら兄さんみたいに懐かれるかと思いまして」

少女「わ、私、妹さんのことも!」

妹「そして願わくば少女ちゃんのお漏らしをこの目で」

少女「まだ引きずるんですか!!!」

男「トイレはこちらになります」

さて、早くも書き溜め切れました・・・
もはや溜めてたとは言えない量でしたけど。

妹「朝ごはんにとサンドイッチを持ってきました」

少女「ごめんなさい、私、お世話になってる身で・・・」

妹「お世話をしたいという願いは聞いてくれないんですか?」

少女「ううぅ・・・」

妹「そしてお漏らし」

男「ああもう!!」

男「ちょっといいシーンだと思ったらこれだよ!」

―――食後―――

妹「今日は少女ちゃんの服とかを買いに行きます」

少女「でも」

妹「断るならお漏らし」

男「しつこいから!今日になって急にプッシュしなくてもいいから!!」

妹「兄さん、私は子供相手には異様に優しいつもりです」

男「それも何回目だよ!!」

妹「とにかく、買いに行きます」

少女「ううぅ・・・」

―――デパート―――

妹「では少女ちゃんの服を買います」

男「俺はどこで待機していればいいでしょうか」

妹「2つ下の階の本屋とかいかがでしょう?」

少女「男さんは選んでくれないんですか?」

男「ファッションセンス0だからな」

妹「兄さんを見れば誰でも分かります」

男「」

―――本屋―――

男「・・・」ペラ

男「・・・」

男「・・・」ペラ

妹「兄さん!兄さん!!」

男「早っ!まだ5分も経って無いじゃん。あれか、『迷惑かけるといけない』、とかで・・・」

妹「シリアスです」

男「シリアスか」

妹「さっきのフロアに施設の人がいたようで」

男「なっ・・・」

妹「その人にはばれてない様なのですが、見つけた瞬間から少女ちゃんの様子が・・・」

少女「・・・」

男「やばい、目が死んでる・・・」

妹「とりあえず逃げようと思います」

男「わかった、急ごう。」

―――電車内―――

妹「となりの町のデパートに行けば大丈夫です、ね?」

少女「・・・はい・・・」

男「そいつ・・・一体誰だったんだ?」

少女「私たちの監視役の人です・・・」

妹「監視役・・・ですか」

少女「さすがにさっきは無かったですけど、施設の中ではいつも鞭を振るっていました・・・」

男(その施設完全に違法だ・・・)

少女「早くお金を集めないといけない身なのに、あんな所で遊んでいたと知れたらどんなことされるか・・・」ポロポロ

妹「私がさせません」

男「俺もさせない」

少女「でも・・・」

妹「守って見せます」

男「守ってみせる」

少女「ありがとう・・・」


ツギハー○○ー、オデグチハヒダリガワデス

男「お、着くな」

妹「少女ちゃん落ち着いた?」

少女「はい・・・」

妹「じゃあ今度こそ服買いましょうね」

少女「はい・・・」

男「妹、そっちは右側だ」

妹「知ってます」

男「なんで知ってて右側の出口に待機しているんですか」

少女「・・・」クスッ

妹「少女ちゃんを笑わせるためです」

男「さすがだ」

―――隣町のデパート―――

男「今度は俺もこの階に居るよ。」

妹「そうして下さい。」

男「さて、ベンチにでも座ってますか。」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

妹「無事に買い終えたのは良かったですが・・・」

男「Zzz」

妹「寝てるんじゃこの階に居た意味無いじゃないですか」

少女「つ、疲れているんですよ」

妹「それじゃあ起こさないであげましょうか」

少女「えっ」

妹「さぁ、お昼でも食べに行きましょう!」

少女「それはいくらなんでも・・・」

妹「冗談ですよ」

少女「冗談でしたか・・・」

妹「今の少女ちゃんの表情で決めましたけどね」

少女「男さん・・・」

―――昼食―――

男「この後どうするんだ?」

妹「特に決めて無かったですね。少女ちゃんどこかいきたい所ありますか?」

少女「と、特には・・・」

男「施設に居たとき行きたかったけど行けなかった所とか」

少女「うーん・・・」

妹「あるのに言わないなんて無しですよ?さもないと」

男「あ、外でそれ以上言わないで下さい」

少女「遊園地・・・?」

男「ベタだな」

妹「だからこそ行ってみたいんでしょうね。」

男「よし、行こうか!」

少女「は、はい!」

妹(その調子でもっと遠慮しなくなってくれると嬉しいんですが・・・)

―――遊園地―――

妹「どれにしましょうか」

少女「ジェットコースター乗ってみたいです」

男「よし、じゃあチケット買ってくる」

妹「いや、ジェットコースターはダメですよ」

男「少女ちゃんは乗れないほど背低くないぞ」

妹「私は乗らないです」

少女「え・・・」

妹「ごめんなさい、乗ります」

男「優しいな」

妹「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

少女「きゃああああああああああああ!!」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

男「そんなに苦手だとは」

妹「しかし、少女ちゃんの、頼みと、あれば、乗ります、よ」

少女「じゃあ、じゃあ、休憩もかねて、観覧車行きましょう!観覧車!」

男「元気になったなぁ」

妹「」

―――観覧車の中―――


妹「」

少女「ごめんなさい、高いところがダメなんて知らなくて・・

・」

妹「・・・」ボソボソ

男「『少女ちゃんの為なら』だそうです」

少女「ど、どうしましょう・・・」

妹「・・・」ボソボソ

男「『少女ちゃんがお漏らしすれば・・・』ってふざける余裕

あるなら自分で話せこのやろう」

少女「・・・」クスクス

妹「よし、その笑顔で回復しました」

男「高度が下がったからじゃないのか」

少女「もうすぐ降り口です!ファイト!!」

妹「よし、イケル!」

少女「じゃあ次はコーヒーカップ乗りましょう!」

妹「それなら大丈夫です!」

男「回しすぎるなよ?」

少女「えへへ、善処します」ニコ

男「なっ・・・(妹に言ったつもりだったのに)」

男「いやな予感がしてきた」

―――コーヒーカップ―――


男「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」

妹「アハハハハハハハハハハハ~」

少女「きゃーーーーー!!」


男「二人して本気で回すとか・・・」

妹「てへ☆」

少女「つい本気になってしまいます」

少女「じゃあ次は、次は!」

男「あんな所にゲームセンターが」

妹「いいですね、私行きたいです」

少女「じゃあ私も・・・!」

―――ゲームセンター―――

少女「あ、この人形かわいい・・・」

男「よし、獲る」

ウィィィィィン
ガシ
ウィィィィィン
ボトッ

妹「おお、一発ですね」

男「無駄に3年ニートしてた訳じゃないです」

少女「ニートだったことあるんですね・・・」

男「ばれたああああ」

妹「ばらしたああああ」

少女「・・・」クスクス

男「さて、少女ちゃん、プレゼント!」

少女「あ、ありがとう!」

妹「プリクラ撮りましょプリクラ!」

男「引っ張らないで・・・」

少女「行きま・・・!!!!」

妹「少女ちゃん?」

少女「あ・・・あ・・・あ・・・!!」ガタガタ

男「まさか・・・」

妹「よし、逃げ帰りましょう」

男「・・・おう!」

タタタタタタ…

―――――――――――――――
――――――――――
―――――



―――男の家―――

妹「帰り道に別の人が居なかったですか?」

少女「はい・・・」

妹「帰り道にお漏らししませんでしたか?」

少女「はい・・・」クス

男「ひょっとして、探しに出てるんじゃないか・・・?」

妹「施設の人、最初の人と違う人でしたよね?」

少女「はい、別の人です・・・」

男「と、なると何人も出てると考えられるな」

妹「何日も帰ってませんからね」

男「訴えられたら俺たちが負ける希ガス」

妹「幼女誘拐犯と思われても仕方ないハロゲン」

少女「・・・?」

妹「その施設に直接言ってみるのが良いのではないかとアルカリ金属」

男「俺も考えてた。妹、今行くか?」

妹「善は急げって言いますしね。あと、まだアルカリ土類残ってるのに勝手にやめないで下さい」

男「少女ちゃん困ってるし」

少女「・・・?」

男「よし、少女ちゃん、その施設、どこにあるか、とか住所とかしらないか?」

少女「住所なら・・・えっと、えっと、あ、この紙に書いてあります。」

妹「兄さん、ネットで検索を」

男「よしまかせろ」

男「・・・・・・よし出た」

妹「近いですね」

男「よし、じゃあ行くか」

妹「少女ちゃんはここに残って・・・誰が来ても開けないようにして下さいね」

男「というか反応してはいけない。居留守だぞ。」

少女「いるす・・・?」

妹「微妙なところで知らないんですね。居ないふりのことです。」

少女「はい、わかりました。・・・本当にごめんなさい」

男「気にするな。こんどこそ、行くぞ!」

妹「了解です!」

――――――――――――――――――――
第3部完

明日は用事もありますので今日はここで止めようと思います。
見てくださった方、ありがとうございました!
きっとまた続きます。

せやな

それよかこれ第何部くらいまでいくんやろな

再開します。

>>123
5部で終わる予定でいます
ただしちょっとだけ後日談書く可能性もあります

妹「兄さん、見損ないました」

男「少しショックだな」

妹「あんなカッコいいことを言っておきながらやってきた場所が」

男「秋葉原ではご不満ですか」

妹「あの空気で施設に乗り込まないとか何事なんですか」

男「まぁ、その、作戦があるんだ」

妹「で、その作戦に必要なものがここに売っていると。」

男「そういうことだ。よし、行こうか」

???「おやおやっ?男君じゃない?」

男「え?」

???「私、私!覚えてないかなぁ・・・」

男「小学校からの付き合いだし勿論覚えてますよ、幼馴染さん?」

妹「お久しぶりです」

幼馴染「ああ良かった!最近会ったのいつだったっけ?」

男「この間高校の同窓会で会わなかったっけ?」

幼馴染「そうだったね!おや、こんな所に妹さん連れていいの?」ニヤニヤ

男「こいつも結構オタクだし問題ないさ」

妹「兄さんのせいなのに」

幼馴染「妹ちゃんとはずいぶんおひさだねー! 男君はまた幼女のグッズでも集めに来たのかい?」ニヤニヤ

男「今日は違うんだけどな・・・ そしてお前の子供好きには絶対敵わないって」

幼馴染「子供好きじゃないとやってらんないしね!で、何しに来たの?」

男「実はな・・・」

―――――――――――――――
―――――――――
―――――

幼馴染「そうなのかー」

男「というわけでその作戦に使う道具を求めにやってきたわけ」

幼馴染「イチ子供好きとして許しがたいね・・・。男君たち!応援してるよ!成功を祈るっ!」タタタ

男「ああ、ありがとう」

妹「ありがとうございます」

男「・・・さて、買いに行こうか」

妹「なんでそんないかがわしい作戦立ててたんですか」

男「頭が弱いものでこんなものしか思いつきませんでした」

男「というわけでこれを買いに来ました」

妹「兄さん・・・」

男「そんな目で見ないで下さい」

妹「兄さんはどれだけ罪を重ねるつもりですか・・・」

男「さて・・・もう日が暮れちゃうな」

妹「今から突撃するんですか?」

男「今日じゃ無理だろ。明日にする」

妹「じゃあ1回帰るんですか?」

男「そうなるな」

妹「少女ちゃんもきっと勘違いしてますよ。もう突撃しに行ったって」

男「」

男「家まで戻ってきました」

妹「呼び鈴を鳴らしてみましょう」ピンポーン

妹「・・・」

男「・・・」

男「居留守は理解してたみたいだな」

妹「そこで鍵を開けて強行突破」ガチャ

男「・・・あれ?少女ちゃんいなくね?」

妹「靴も無いです・・・まさか・・・」

男「しまった・・・油断した・・・!」バン!!

妹「ど、どうしましょう兄さん・・・」

男「やっぱり警察か・・・それとも今からその施設とやらに殴りこんで・・・」

ガラガラガラ
急に襖が開いた。

妹「!」

男「!?」

少女「ここでした!」ニコニコ

男「・・・」

妹「・・・」

少女「えと、えと・・・」オロオロ

男「・・・」

妹「・・・」

少女「ごめんなさい・・・」ショボン

男「で、なんでそんなところに靴まで持って入ってたわけですか?」

少女「留守のふりをしなさいといわれたので・・・」

妹「全く従順ですね。」

男「よその人は鍵開けられないからチャイムが鳴っても無視するだけで良かったんだよ」

少女「それは全く考え付きませんでした!」

妹「それで、私たちが行ってからずっとそこに居たんですか」

少女「はい!」

男「全く体に毒な事を・・・。ほら、ベランダ行って空気吸ってこーい!」

少女「それで・・・どうなりましたか?」ガラガラ

男「明日の施設訪問に備えて秘密道具を用意しに行ってきました」

少女「あ、明日だったんですね」

妹「ほら、誤解してました」

男「悪かったです」

少女「明日って月曜日なのでは・・・」

男「休む連絡入れた」

妹「私もです」

少女「そんなの悪いです・・・」

男「お前は気にするな。」

妹「気にするなら、ご飯作ってください。あとお漏r」

男「少女のご飯美味しかったからなー」

少女「じゃあ今日も作りますね!」

妹「・・・。無理しないで下さいね」

男「とか行って少女ちゃんの料理を食べたがってるじゃん」

妹「どこにそんな証拠が」

男「よだれ拭け」

少女「二人とも仲がいいですね」ニコニコ

男「ありがとうな」

妹「まぁ、兄妹としてですけどね」

男「それが普通です」

少女「今日は冷蔵庫にあるもので作りますね」

妹「それで作れるメニューのバリエーションに感服ですよ・・・」

少女「えへへ・・・。あの施設に居てよかったです」
男「・・・」

少女「・・・?」

男「あの施設潰してやろうと思ってるんだけど」

少女「それは・・・・・・困ると思います」

少女「あそこがなくなったら私たち、どこで暮らせばばいいのか」

男「それは考えがある」

少女「あの施設にどのくらい人が居るのかご存知ですか?」

男「・・・知らない」

少女「小学生から高校生まで20人くらい居ます」

男「意外と少なくて良かった。それくらいならどうにかなる」

男「あそこが好きな人、居ると思うか?」

少女「断言は出来ませんが・・・居ないと思います」

妹「そりゃあ鞭打たれて喜ぶ子供はそんな居ませんよね」

男「そんな子が居てもいいのは2次元だけの話だ」

妹「兄さんが2次元と3次元を区別できる人でよかったです」

少女「お皿とか用意してくださいー」

男「了解だ」

妹「ご馳走様でした」

男「あ、食事シーンはカット!?」

妹「そうです。ちなみにその理由は・・・」

男「そこから先はメタ発言になるので止めてください」

妹「さて、お風呂沸いてますよ」

男「やり方分かったのか?」

妹「昨日やりましたし」

男「じゃあ先に入ってらっしゃい」

少女「男さんh」

男「その展開は無い」

少女「遮るの早すぎです!」

男「一緒に入ったら僕は警察に行かねばなりません」

少女「私が意地でも弁護します」

男「頼もしいですが止めておきます」

男「明日の作戦も成功するとは限らないし、せめてここだけでも少女ちゃんがくつろげる場所にしたいんだ」

少女「男さんと一緒に入るとくつろげなくなるんですか?」

男「なる可能性があるから怖い」

妹「この変態腐れロリコン野郎」

男「貴様も少女ちゃんにお漏らししろとか言ってる時点で、俺を糾弾する権利はないのだよ」

妹「あのアニメ見てるんですね・・・」

男「お前もな」

少女「?」

妹「そもそもなんで少女ちゃんはこの変態と一緒にお風呂入ろうとしてるんですか」

少女「一緒に入ると男の人が喜ぶと施設で」

男「よし、絶対施設ぶっ潰す」

妹「間違ってはいませんけど」

妹「お風呂あきました」

男「じゃあ入ろう」

――――――――――――――――――

男「さて、誰得な俺の入浴シーンはカットされたし、寝るか。」

妹「では私も帰ります」ガチャ

少女「さようなら!」

妹「さようならー。じゃあ兄さん、また明日。」バタン

男「ああ。」

男「寝るか」

少女「はい!」

少女「私がベッドでいいんですか?」

男「俺、布団のが好きなんだ・・・」

少女「じゃあなんでお布団があるのにベッド買ったんですか・・・」

男「何故知っている」

少女「妹さん情報です」

男「気分です」

少女「嘘でしょう」

男「グーグー」

少女「はぐらかされた・・・」

男「ばれたか」

少女「やっぱり悪いです、私がお布団の方で・・・」

男「それは許されないぞ」

少女「でも・・・」

男「そんなことをしたら俺が妹に許されないぞ」

少女「ええぇ」

男「そういうことだ」

少女「じゃあ、男さんもベッドで」

男「だからそういう展開は無い」

妹「一緒に寝るだけなら問題ないですけどね」

男「理性が持つか心配で」

妹「兄さんはそんなことしないと信じていますが」

男「その期待を裏切らないためにも俺は布団で寝ます」

少女「・・・ってなんで妹さんはまだいるんですか!?」

妹「よかった、兄さんが突っ込んでくれなかったので『帰ったと思わせてまだ居る』という典型的なボケが死なずにすみました」

男「突っ込み待ちだったんだな」

妹「まぁいいです。明日、頑張りましょう」

男「ああ。失敗は(いろんな意味で)許されない」

妹「そうですね」

男「だからその冷たい目は止めてくれ」

妹「まぁ、いいです。それでは今度こそおやすみなさい」

男「おやすみ」

少女「おやすみなさい!」

男「ふぅ、さて、寝るか」

少女「本当にいいんですか?」

男「そんなに俺を誘わないで下さい」

少女「ううぅ・・・///」

男「頑張れ理性頑張れ俺の理性」

男「Zzz」

少女「おやすみなさい」

男(明日うまく行くかな・・・)

男(自信なんてないがやるしかない)

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

妹「おはようございます」

男「ああ」

少女「おはよう・・・ございます」ファァ

男「さて、もうすぐ・・・出来ればお昼前かな。出発する」

妹「まぁいつでもいいんですけどね」

少女「成功を祈ってカツ丼作りましょうか!」

男「朝からカツ丼ですか」

妹「まぁ少女ちゃんの作ったものなら何でも」

男「問題ないです」

少女「渾身のギャグだったんですけど・・・」

妹「ギャグになってませんね」

男「だがそれがいい」

少女「普通にパンでも焼きましょう」

妹「8枚切りで」

男「残念ながら6枚切りしかない」

妹「む・・・」

男「3/4くらい俺にくれてもいいぞ」

妹「いや、食べきれないわけではなくて8枚切りのあの厚さが好きなんです。噛み切りやすいですし」

男「6枚切りだからってそんなに噛み切りにくくないと思うけどな。パンだし」

男「さて、行くか。」

妹「ええ。行きましょう」

男「じゃあ少女ちゃんは『居留守』よろしくな。」

妹「隠れなくていいんですからね」

少女「は、はい」

妹「私が見てないときに限ってお漏らしするとか無しですからね」

少女「・・・」

男「おい、呆れてるぞ」

妹「うぬぬ、見たいのは本当なのに」

男「その発言、事態悪化しただけだぞ」

少女「・・・」

妹「ああ!少女ちゃんが冷たい目で私を!」

男「お前は昨日こんな目で俺を見てた」

妹「痛、痛いです、視線が、痛いです」

男「そろそろ懲りてくれ」

少女「罰です」

妹「少女ちゃんの罰なら・・・よろこん・・・で!!」

男「お前は2次元と3次元の区別ついてない側だったのか」

妹「失礼な、いじめられて喜んでるんじゃないです、少女ちゃんだからなんですよ」

少女「ううぅ・・・」

男「なんで出発するってのにこんなグダグダなんだ・・・。そろそろケリつけて行くぞ」

妹「ケリつけて、ケリつけに行くんですね」

男「よし、出発!」

妹「スルー・・・」

少女「頑張ってください!応援してます!!」

男「その言葉で俺は頑張れる気がする」

――――――――――――――――――――
第4部完

短めでしたがご覧いただきありがとうございます!

次回突撃から結末まで!

出来ることなら5部以降も続けてください!乙です!

自分で見返しても酷いgdgd・・・
いつも以上にお目汚しになってしまいました

>>141
とりあえず5部終わったら後日談頑張ります

あれ?二日も休みとってたのか?

>>144
う、そんなことになってましたか・・・

何分初SSなものでで設定とか考える能力が不足してるみたいです
生暖かい目でスルーしてくださいorz

ごり押しですが最終章始めますー

男「ここだな」

妹「そうですね」

男「じゃあ、昨日言った作戦通りに頼む」

妹「了解です」

ガチャ

男「すみません」

施設の人A(以下施設A)「はい、、、えっと」

男「あ、うちの子供をここに入れようか迷っていまして」

妹「ちょっと見てみたいなぁと思って来ました」

施設A「あ、はい、分かりました。こちらでお待ちください」

施設A「上に伝えて参ります。お名前は・・・」

男「男です」

妹「妹です」

施設A「わかりました」スタスタ

男[普通に夫婦か何かと思ってくれたみたいだな]ヒソヒソ

妹[とりあえず疑われてはいないようですね]ヒソヒソ

施設A「失礼します、見学希望者が2名です」

お母様「おう」

お母様「お前達、お客様だ。いい子にしていないとどうなるか、分かるね?」

子供達「・・・」

お母様「んじゃ長袖着てまってな」

子供達「・・・」イソイソ

お母様「返事は」

子供達「はい」ビク

施設A「冷房入れます」

お母様「頼んだ。部屋冷えてねぇと誤魔化すのめんどいからな」

施設A「毎回誤魔化すの上手でございますよ」

お母様「ったく、ミミズ腫れくらい引っ込ませらんねぇかな。」

施設A「意識して消せるなら消してますよきっと」

お母様「んなこた分かってるよ。じゃあ、時間稼いでくっから」

施設A「お願いします」

お母様「お待たせいたしました。案内をさせて頂く○○です。ここの子達にはお母様と呼ばれていますが」

男(こいつか・・・)

男「はい、よろしくお願いいたします」

お母様「まず、ここの教育方針ですが・・・」

妹(まず話から・・・向こうの部屋では証拠隠蔽中ってことなんですかね)

妹(まぁ逆らっても変なだけですし、従いましょう。どうせ兄さんならきっとうまくやってくれるはずです)

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

お母様「さて、そろそろ見学の方へ参りましょうか」

男「お願いします」

男[説明長いよ!何やってんの!]ヒソヒソ

妹[いや、隠蔽でしょう]ヒソヒソ

お母様「?」

男「いえ、何でも」

お母様「あなたのお子さんは女の子でしょうか?」

男「あ、はい」

お母様「それでは女の子の部屋にご案内いたしましょう」

ガラガラ

お母様「こちら女の子の部屋になります」

男「皆楽しそうに遊んでますね」

妹(楽し”そう”に、ね)

男「皆長袖ですね?」

お母様「その代わり冷房を完備しております」

妹「あそこの背が高い子、ずいぶん服がきつそうですね」

お母様「成長期ですから」

男(その一言で済ませられるレベル以上に服が小さいんですが)

背が高い子「き、急に背が伸びまして・・・」

妹「私ももっと伸びたかったですよ」

背が高い子「そ、そうなんですか、あはは」

男「こちらの机は?」

お母様「施設の者が何か書くときに使っております」

妹「きれいなペン立てですね」

お母様「琉球ガラス、でしたっけ?」

施設A「はい」

妹「向こうの花瓶もですか?」

施設A「そうです」

妹「きれいな青色ですねぇ」テクテク

男「そうだな」

お母様「これは・・・」

髪が長い幼女「・・・」クイクイ

妹「はい?」

髪が長い幼女「それ、わたしのお家のなの」

妹「へぇー、きれいだね!」

施設A「つい先月寄贈されたものです」

男「寄贈ねぇ・・・」

施設A「もちろん寄贈を強要する様なことはありません」

男(”寄贈”な訳ないよな。)

お母様「となりは男の子の部屋ですが・・・ご覧になりますか?」

妹「あ、一応お願いいたします」

お母様「分かりました、となりの男の子の部屋に行きましょうか」

男「女の子はここの・・・10人だけですか?」

お母様「11人います。ちなみに男の子が6人居ますね。今ちょっと女の子が一人居ないのですが・・・」

男(少女ちゃんが・・・な!)

妹「居ない?」

施設A「親の元に帰っています」

妹「なるほど」

妹(うまい嘘を思いつくものですね)

妹「ここの従業員は何人居るんでしょうか?」

お母様「私を含めて6人です。少なく思われますが、17人の中には中学生高校生も居ますし、ちゃんとお世話は行き届いておりますよ」

施設A「さて、開けますよ」ガチャ

施設B「こちらが見学の方で?」

お母様「そうです。あなたも説明よろしくお願いしますね」

男「男の子の世話係は男性なんですね」

施設B「そうなりますね」

妹「うちの子は女の子なので説明は軽くでいいです」

施設B「了解いたしました。えーここは・・・」

男「今日はありがとうございました」

お母様「ええ、こちらこそ。よい返事をお待ちしております。」

妹「はい、それでは」ガチャ

男「ではまた」バタン

お母様「行ったか」

施設A「・・・・・・・今、門を出ました」

お母様「ん。いくぞ」

施設A「はい」

ガチャ

お母様「おい、高背のお前」

背が高い子「は、はい!」ビク

お母様「うまく流したな。今日は許してやる」

背が高い子「は、はい!」

お母様「それに引き換えお前・・・」バチン

髪が長い幼女「うぅ!」

お母様「施設Aがフォローしたからいいものの、『花瓶はわたしの家のです』なんて軽々しく言うんじゃねぇ」ドガッ

髪が長い幼女「うぅぅ・・・」ポロポロ

お母様「あれはてめぇの親が金払わねぇから代わりに頂いたものの一つ・・・」

お母様「もう、とくにうちの物だからw」ゲラゲラ

髪が長い幼女「でもっお父さんの・・・うぷ?!」

ポニテの子「言い訳はだめだよ・・・!」

髪が長い幼女「・・・」

お母様「まぁいいやw 食後楽しみにしてなw」ケタケタ

子供達「・・・」ビクビク

男「さて、とりあえず家に戻ってきた」

妹「少女ちゃんは正しく居留守してるでしょうか」

男「開けるぞー」ガチャ

妹「手を挙げろ!」

男「!?」

少女「!?」バッ

妹「うむむ、漏らしませんか」

少女「そんな簡単にお漏らししないです!」

男「・・・」

少女「男さん、どうでしたか?」

男「仕掛けはバッチリだ」

妹「後は証拠を待つだけです」

少女「そうなんですか・・・」ドキドキ

男「さて、ぽちっとな」

妹「パソコンつけるの久しぶりでしょう」

男「そうなるな」

少女「パソコン?」

男「さてと、」カタカタカタ

妹「こいこい」

男「さて、これは何でしょう」

妹「パソコンです」

男「お前には聞いてない」

少女「!?」

男「これはあの施設に設置したペン型盗撮カメラのライブ映像です」

妹「私が花瓶に注目を逸らしました」

男「その隙にペン立てに立てておきました」

妹「HA☆N☆ZA☆I」

男「そして録画してます」

妹「●REC」

男「もし暴力が虐待がこれに録画されれば」

妹「勝ちです」

少女「な、なるほど!」

男「まさか開始3分であの髪の長い子をぶつとは」

妹「長袖を着ていたのはやっぱり傷隠すためでしたね」

少女「ご飯の後・・・」

妹「え?」

少女「ご飯の後もっと酷いのやるんです・・・」

―――――――――――――――

男「これはひどい、なんていってる場合じゃないな・・・」

妹「み、見なくていいですか?」

男「俺だって見たくねぇよ・・・」

少女「・・・」

男「・・・というわけで」

妹「警察に行きましょう」

少女「私もですか?」

男「証言してくれると嬉しい」

少女「・・・はい!」ドキドキ

男「失礼しまーす」ガラガラ

警官「どうしまし・・・男じゃん!」

男「よう、重吾」

少女「け、警察の人と知り合いなんですか?」

男「中学の頃の友達だよ」

重吾警官「おい・・・その子・・・」

重吾警官「いくら友達だからって流石に見逃せないぞこのロリコン野郎?」

男「そんなんじゃないって・・・。それよりこいつを見てくれ。こいつをどう思う?」カシャン

重吾警官「すごく、大きいです」

妹「ファイルサイズが」

男「2時間くらいあるからな」

重吾警官「ウイルスとかじゃないだろうな・・・」カチカチ

男「そういいながらもう見てるじゃん」

重吾警官「流石に信頼してるよ・・・で、何これ」

妹「とある施設の盗撮映像」

重吾警官「よし逮捕だ」

男「せめて3分のとこ見てください・・・」

重吾警官「なっ!殴った!幼女殴った!」

男「ほら、ロリコンとして燃えてきたろ?」

重吾警官「俺はロリが好きなんじゃない、ロリも好きなんだ」

男「で、問題は45分くらいからの・・・」

重吾警官「!?」

重吾警官「・・・」

重吾警官「・・・・・・」

重吾警官「よし、逮捕だ」

男「頼むぜ、あと、」

妹「この子が被害者のうちの一人です」

少女「お、お願いします・・・」

重吾警官「じゃあ色々と話を聞こうか」

重吾警官「・・・さて、行こうか。その施設とやらに」

男「おう。準備できた。」

重吾警官「よし、パトカー乗れよ」

男「初乗車だぞ!」

妹「私もです」

少女「私も・・・」

重吾警官「俺も応援呼んだから、現地にもう何人か来る」

男「それは頼もしい。」

重吾警官「俺が頼もしくないとでも?」

男「友達だったから色々としってて・・・な」

重吾警官「」

重吾警官「ついた。そこで待ってな」

重吾警官「失礼します」

施設A「はい・・・!?」

重吾警官「警察だ」

施設A「ヒイィ!」

重吾警官「偉い人を呼べ」

施設A「ヒイイイィィ!!」

お母様「ついにバレたってか」

重吾警官「ああ。おしまいだ」

お母様「仕方ねぇな」

重吾警官「潔いな。感心だ」

お母様「2回目なもんで・・・な」

重吾警官「フン。また獄中で反省しろ」

お母様「それがダメだったから2回目。きっとまたやると思うね」

重吾警官「そのときはまたとっ捕まえてやる」

お母様「その言葉、2回目なのは覚えてるかい」

重吾警官「今思い出したよ」

重吾警官「前回は殺人だったか」

お母様「そんな奴が慈善事業なんてするわけねぇだろ?気付けよ」

重吾警官「ああ。もっと早く気付くべきだったな」

お母様「ああ」

重吾警官「使用人は中の子供連れて出て来い」

お母様「この子たちはあんた達が面倒見んのかい?めんどくさいこと引き受けるもんだ」

重吾警官「ところが今回の告発者が面倒見てくれる人と知り合いでな」

幼馴染「わたしです」

重吾警官「出てきちゃダメでしょう」

幼馴染「まぁいいっていいって。私もそういう施設やってるんでね!」

男「ホント子供好きだよなー」

幼馴染「まぁ。正しい意味での子供が、ね」

幼馴染「それにひきかえ男君は小学生くらいの女の子限定でしょー」ニヤニヤ

男「うっせぇ」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

重吾警官「さて、奴らは連行されたし、ここの子も一回警察へ向かった」

妹「解説ご苦労様です」

重吾警官「うむ。じゃあ俺たちも帰るとするか。」

男「じゃあ最後に一つ」

重吾警官「なんだ?飯ならおごらねぇよ?」

男「脅迫と誘拐と盗撮をした奴がいるんだけど」

重吾警官「どこに?」

男「ここに」

重吾警官「お前?」

男「俺と」

妹「私です」

重吾警官「え?」

男「この子を殺しかけました」

少女「え?」

重吾警官「この子ポカンとしてるんだけど」

妹「でも嘘じゃないです。」

少女「それは!」

男「家に連れ込んでもいます」

重吾警官「つまり」

重吾警官「俺に逮捕しろと」

少女「でも!」

男「この事件終わったら・・・俺自首するんだ・・・と思ってました」

重吾警官「それ、自首出来ないフラグ立ててない?」

妹「そうですよ兄さん」

重吾警官「すごく見逃したいんだけど」

少女「そうです!男さんたちは!」

男「桜の紋章が泣くぞ」

重吾警官「・・・分かったよ」

ガチャン
ガチャン

重吾警官「とりあえずパトカー乗れよ」

重吾警官「話、聞かせてもらおうか」

男「まずその子が家にやってきた」

重吾警官「うむ」

男「その子はお金を欲しがったので包丁で脅迫した」

重吾警官「何でナイフで脅しちゃったよ・・・」

少女「だから!」

男「そしてこの子は俺の家に泊まった」

重吾警官「それはここの施設に戻りたくなかったからだろ」

男「そして俺はここの施設にペン型盗撮カメラを設置した」

重吾警官「それのおかげで事件は解決した。それは良い」

重吾警官「それで、妹さんの方は」

妹「私は兄さんに嫉妬して少女ちゃんを脅しました」

少女「あれは!!」

重吾警官「な、何でだよぉぉぉぉ!!!」

男「本当に理由は無いんだ」

妹「興味本位だったんです」

重吾警官「こいつら・・・逮捕するしかねえ!!」


そうして、今回の犯罪者は全員逮捕されました。
――――――――――――――――――――
最終部完

よし犯罪者全員逮捕してもらったしハッピーエンドだ

ご覧下さってありがとうございました!


すぐに釈放されるよな?

出来れば後日談書いてくれ

>>167-170

そんなレスが欲しくてやってしまった
後日談も少しだけネタがあるのでまた書きます


楽しかったよ
だが俺の名前が出てきたwww


事件全部解決良い話でした次回作も楽しみにしてま…おいいいいい!
後日談は何章ぐらいあるんですかねww

15さん友情出演ww

おつ
面白かった
後日談も楽しみにしてるね


何故重吾の伏線拾ったし
初ssとは思えないくらいまとまっていて読み込ませる文でした
↑なんだこれ俺キメぇ

スレを見つけたと思ったら完結してたwwww
でも後日談が控えてるから終わりじゃないよね?

亀レスだけど>>57みたいなのはsagaを消してわざと伏字にするのもありかと

おつ
これは後日談を書かなければならないな

>>175改め>>15
今日もお勤めご苦労様です。

>>176
自分でもわかりません

>>177>>180
今日の夜か明日の夜がんばる。

>>178
まじか、ありがとう!

>>179
なるほどそれも面白そう
機会があったらやってみたいです


誰得かもしれないけど人物紹介書きます



大学は出ている+3年ニート+働き初めて2年目。自分で驚いてますがアラサーでした。

ロリコンであるが節度は守っている様子。そしてオタク。あの篭球アニメも見ているらしい。

幼馴染とは小中高と学校が同じだった。重吾とは中学が同じだった。

作者の想像する男は不細工ともイケメンともいえない微妙顔。卵の生はダメな人。6枚切り派。






大学に通う。理系。少女のお漏らしを執拗に狙う。実際にはほぼ居ないと思われる人種、敬語妹。

兄の男とは普通に別居しているが、この話の前からもともと男の家によく来てた。合鍵も持ってるっぽい。

男とは割と仲が良く、信頼している。現実でも稀にいるだろう程度の仲。ちなみに高所恐怖症。

男のせいでオタクになってしまったが後悔などあんまりない。卵は生でもいける人。8枚切り派。

幼馴染とは知り合いのようだが重吾のことは知らないっぽい。

「私は子供相手には異様に優しいつもりです」を連呼していたが相手にされなくなり止めた。ただし「お漏らし」ネタは続行中。

少女

5年生。”お母様”に習った方法で男から3万円を奪おうとする。ニュースをあまり見ていない、という設定だが、施設でテレビを見させてもらえてないだけ。アニメばっかり見てる子って事じゃないんだ。

脅してる身で××○学校に通ってるとか自分の情報を公開しちゃう子。
包丁を向けられても男に言われるまで脅迫と気付かない子。
『言うな』と言われてなければ平気で内部情報も漏らしちゃう子。天然なのか素直なのか。

でも意外と難しい単語知ってたり学力はあるみたい。5年生なのに丁寧語でしゃべります。困ったとき恥ずかしいときに「ううぅ・・・」 ってよく言う。

妹にお漏らしを迫られるが別にお漏らし癖なわけでは無いので妹が見られる機会はきっと無い。

炊事、掃除など家事全般は施設の所為かお陰かでかなり上手。2回目の居留守の間掃除をしていたらしい。掃除機の音でバレるよ。男の家が施設に割れて無くてよかったね!




幼馴染

男と同年齢の女性。学童保育だか児童養護施設だかなんだかに勤務中。そこに設定は無い。

男に”お母様”の施設の事を聞かされ、自分の所の長に相談したみたい。

最終章の後、子供たちを引き取った。

子供好き。ロリコンとかショタコンじゃ無くて純粋に子供が好き。そして少しオタクである。

重吾警官(>>15

警察官。男の中学時代の友達。ロリが好きなんじゃない、ロリも好きなんだ。

偶然『この男、本当に幼女誘拐犯なのか・・・』と聞いたのが>>15だったから生まれたキャラである。

それが14とか16だったら名前はきっと『警官』だったに違いない。

”お母様”を捕まえたのは実は2回目。『またとっ捕まえてやる』とか言ってる。

同じ中学だったのに幼馴染とは縁がなかったみたい。もしくは忘れてる。




お母様

本名は○○。設定など無い。外見は意外と美人らしい。内面は・・・

乱暴に喋るもので男かよ!とも思えますがその名の通り女性。

過去に殺人で1回捕まっている。その時も重吾に捕まった。明らかに複線だが回収するエピソードはまだ(>>1の頭の中にも)ない。

施設の子供達

”お母様”や施設の人に毎日のように苛められていた。苛めの内容はご想像にお任せします。ただし、鞭で叩く奴は居たみたいです。

そういう痛々しいものはあんまり書きたくないので割愛。

今のところ施設の子は「少女」「背が高い子」「髪が長い幼女」「ポニテの子」が出てきた。女の子11人、男の子6人で合計17人いる。




施設の人

子供達の世話係。という名目で”お母様”と苛めを行う奴ら。

6人居るが、施設に居たA(♀)、B(♂)、外に居た鞭をよく振るってた奴、それじゃない奴、の4人しか出てない。

逮捕されてしまったし、きっと後の二人はもう出てこない。

後日談始めます

ちょっと短くなると思います

妹「で、何で私は門前払いなんですか」

重吾警官「少女さんによればお前に殺意は無かった」

妹「はい」

重吾警官「そして少女さんはほとんど信じていなかった」

妹「はぁ」

重吾警官「その上ナイフはおもちゃで」

妹「はい」

重吾警官「少女さんも許している・・・というか気にしていない」

妹「そうですね」

重吾警官「これ脅迫じゃねぇよ!!」

重吾警官「親しい子供と遊んであげただけだよ!」

重吾警官「こんなんで逮捕してたら警察が拘置所が刑務所が人間がもたねぇよ!」

妹「多すぎですよ」

重吾警官「しかも少女さんを泊めてたのは男の家だし」

妹「はぁ・・・」

―――拘置所―――

重吾警官「こいつを頼む」

重吾警官「俺はこの子と事情聴取だ」


―――警察―――

重吾警官「さて、と」

少女「・・・」

重吾警官「そんな反抗的な顔しないでよ」

少女「だって・・・」

重吾警官「俺だってあいつには無罪であって欲しい」

少女「!!」

重吾警官「さて、証言を聞こうか」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

男「少女ちゃんのおかげであっさり釈放されてしまった」

男「・・・帰るか」

妹「お帰りなさい」

男「ああ」

男「・・・」

男「暫く居るのが当たり前だったから一瞬気にしなかったが、何故居る」

妹「幼馴染さんがやってきまして」

男「へぇ」

妹「あの施設だった子達がお礼をいいたいそうですよ」

男「あ、やばい、そういうのやばい。理性が」

妹「兄さんなら今度も犯罪になることはしませんよね」ニコ

男「う・・・」

妹「たまたま少女ちゃんが特殊だったから包丁の件許してくれたんですよ」

妹「例えば包丁持って子供達を訪れたらどうなることやら」

男「しないから」

妹「なんだかんだあったのですが・・・今日はまだ火曜日の夜なんですよ」

男「確かに事情聴取とか拘留とかなんだかんだ色々あったな」

妹「明日、普通にお仕事があるのは分かりますよね?」

男「!?」

妹「忘れてましたね・・・」

妹「このままだと『じゃあ明日行くかー』なんて言いそうで怖いので釘を刺してみました」

男「じゃあ今週末行くかー」

妹「それがいいです。私も大学ありますし」

男「せめて設定がお盆中であってほしかった・・・」

妹「ところがそれだと少女ちゃんの話に矛盾が出るのでアウトです」

男「うぬぬ」

男「ところで、ちゃんと明日から土曜日までの間はちゃんとカットしてくれるんだろ?」

妹「何も無い兄さんの日常生活を描いたところで誰得ですからね。」

妹「というわけで、土曜日の朝になりました」

男「・・・」

妹「兄さん起きてますかー、朝ですよー」

男「これはドラマか漫画か何かかよ!」

妹「自分でカットとか言っておいて・・・。あたらずといえども遠からず、SSです」

男「現実を見ましょう、ってオチかと」

妹「さて、行きましょうか。朝ごはん食べましたよね?」

男「食べたのかもしれない」

妹「もう、あっち行ったらメタ発言は自重してくださいね?」

男「おかしなことが無ければな・・・」

妹「到着しました」

男「どうやって来たんだよ・・・」

妹「小説といえば行間を読むのは常識です」

妹「それに倣ってレス間でも読んだらいかがですか」

男「れ、レス間・・・」

少女「あ、男さん!」

男「おおう?」

少女「お久しぶりです!」

男「そうだな、5日も会ってないんだもんなー」

妹[兄さん、棒読みに聞こえます、止めてください]ヒソヒソ

男「となりの子は?」

少女「あ、あの施設の私の友達です!」

サイドポニーの子「あ、お、おはよう、ございますっ!」

男「う、うん、おはよー」

サイドポニーの子「こ、この度は、ありがとうございましたっ!」

男「い、いやいや」テレテレ

妹「兄さん鼻の下伸びてますw」

男「そんなに分かりやすく笑わないで下さい」

少女「中にも男さんたちに会いたがってる人がいます!」

男「1人目でこれだぞ・・・持つのか俺・・・」

妹「じゃあ無視して帰るんですか?」

男「そんなことできるわけなかろう!」

幼馴染「おっ、男君たちいらっしゃい!」

妹「お久しぶりです。」

男「色々とありがとな」

幼馴染「いいって!この子たちも幸せそうだ!」

男「そうか・・・。お前が今連れてる子は誰?」

幼馴染「>>199な子と>>200な子だよ!」

ちょっと安価してみます。やってみたかった。

ちなみにサイドポニーは>>1の趣味

弱気病弱ミツアミメガネ

恥ずかしがり屋な女の子

幼馴染「ミツアミメガネの子と恥ずかしがり屋な子だよ!」

ミツアミメガネ「男様、この度はどうも・・・ケホッ!も、申し訳ありま、ケホッ!」

男「ど、どうしたの?」サスサス

妹「・・・イリーガルユースオブハンズ」

男「こんなときぐらい自重しろ!」サスサス

幼馴染「ちょっと病弱な子なんだ」

男「って、外出てていいのかよ!」

幼馴染「毎日ちょっとづつ外出してるから、その一環ということで!」

男「本当に大丈夫なんだろうな・・・」

ミツアミメガネ「わ、私のことは気にせず、他の子を・・・」

妹「今にも倒れてしまいそうなんですが・・・」

ミツアミメガネ「い、いつもこうなんです・・・」ケホ

幼馴染「うーん、でも流石に今日は頑張りすぎちゃったかな?」

幼馴染「と、言うわけでとりあえず職員にベッドへ戻させました!」

男「後でまた行けばいいか」

妹「ベッドでならもっとゆっくり話せそうですしね」

幼馴染「で、君はいつ出るつもりなのかなー?」

恥ずかしがり屋な子「!!」ビク

男「ずっと幼馴染の後ろに隠れてるな」

妹「怖くないですよー」

幼馴染「脅えてるんじゃなくて恥ずかしがり屋なんだ、この子」

男「じゃあ俺、ちょっと離れてるわ」スタスタ

妹「ほらー、怖い男の人あっち行きましたよー」

男「怖いって言うな」

妹「あ、ちょっと顔出した」

幼馴染「お姉さんにごあいさつはー?」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・・・・・こんにちは」

少女「顔真っ赤だよ?」

恥ずかしがり屋な子「ううー・・・/////////」

少女「何か伝えてこよっか?」

恥ずかしがり屋な子「・・・おねがい」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・・・・・」ボソボソ

少女「わかった!」

少女「『月並みな感謝の言葉ですみません。この度はありがとうございました。照れ症なものでどうしても会話するのが苦手で、このような代弁になってしまい申しわけありませんでした』だそうです!」

妹「無口ながら頭の中では色々考えてるタイプですね」

恥ずかしがり屋な子「・・・///」

少女「あと、男さーん!」

男「何?」

少女「『あなたが怖いわけではないです、離れていなくても大丈夫です』だそうです」

男「じゃあそっち行く」

幼馴染「なにこの子の記憶力」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・あの」

男「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」

恥ずかしがり屋な子「!!」ビク

妹「脅かしてどうするんですか!!!」バシ

男「いたっ、ごめんなさい」

恥ずかしがり屋な子「・・・いつもこんな感じなの?」ボソボソ

少女「うん、こんな感じだったよ」ヒソヒソ

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・それで」

恥ずかしがり屋な子「・・・あの・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・ありがとうございました・・・///」バッ

妹「また隠れちゃった」

少女「『どうしてもこれだけは直接伝えたかった』だそうです」

男「やればできるじゃん」ニコ

恥ずかしがり屋な子「・・・///」

幼馴染「お疲れ様!じゃあお部屋に戻ってていいよ!」

恥ずかしがり屋な子「・・・」コクン

恥ずかしがり屋な子「・・・」タタタ

恥ずかしがり屋な子「・・・!」ドテン

男「これは見なかったことにしないと」

妹「あの子が恥ずかしさで死にそうですね」

少女「でも可愛い・・・」

サイドポニーの子「よ、様子、見てきますっ!」タタタ

サイドポニーの子「えっと、大丈夫みたい・・・かなっ?」

恥ずかしがり屋な子「・・・うん」カァァァ

サイドポニーの子「ど、どうしたのっ」

恥ずかしがり屋な子「男さんたちに・・・見られちゃった・・・かな・・・」

サイドポニーの子「大丈夫っ!見なかったことにするって言ってたっ!」

恥ずかしがり屋な子「・・・それってつまり・・・見た・・・って事・・・じゃ・・・」

サイドポニーの子「あ・・・・・・ごめんっ・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・私が、悪いから・・・」

恥ずかしがり屋な子「じゃあ・・・戻ってるね」

サイドポニーの子「うん、また後でっ」

幼馴染「何とかなったみたいだね!」

男「ストレートにばらされたけどな・・・」

幼馴染「ちょっとどじっ子さんだから仕方ない!」

妹「そしてそれも1つのステータスです」

男「お前なぁ・・・」

???「・・・」クイクイ

男「ん?ああ、あの時の花瓶の子じゃん」

髪の長い幼女「えへへ」ニコ

妹「あの時もこうやって話し始めてましたね」

髪の長い幼女「うん!」

男「幼い子って良くやるよねー」

幼馴染「そうねー」

髪の長い幼女「お兄ちゃんたち、ありがとうです!」

男「ああ! ・・・ごめんな、花瓶のせいで叱られたろ?」

髪の長い幼女「うん・・・あれ、なんでしってるの?」

男「ぎく」

妹「け、警察の方から聞いたんでしょう」

髪の長い幼女「ふーん、そっかぁ」

男(盗撮してました!なんてこんな子には言えないぜ・・・)

妹「辛かったですね・・・」

髪の長い幼女「うん・・・でも、お兄ちゃんとお姉ちゃんがたすけてくれたもん!」

妹「お姉ちゃん・・・ああ、感動です」

男「少女ちゃんには『妹さん』って名前で呼ばれてたもんな」

妹「こんなことなら少女ちゃんに名前教えなければ良かったです」

少女「お姉ちゃん♪」

妹「!やばいです萌えです萌え」

少女「お姉ちゃんって呼ばれたいって言ってくれれば・・・」

妹「呼んでくれたんですか・・・」

少女「はいっ!」

妹「じゃあ、ついでにもう一つ」

少女「いやな予感が」

妹「お漏らし・・・お願いできますね?」

少女「む、無理です!!」

幼馴染「お漏らしさせたいとかすごい性癖の持ち主だね!」

男「そういう性癖の人を世間では『変態』と呼ぶのですが・・・」

少女「そうです!変態です!」

妹「ああ、少女ちゃんになら罵られるのも素晴らしいかもしれません・・・」

男「もうこいつ、『変態』でいいんじゃないか?」

変態「やめてください・・・って本当に変えないで下さいお願いします」

男「自重しろよー?」

妹「善処します」

幼馴染「さてと、ずいぶん立ち話が長くなっちゃったね!」

男「そういえば入り口付近でずっと立ちっぱだな」

幼馴染「じゃあ、中に移動しよっか!」

妹「お願いします」

サイドポニーの子「この部屋あいてますっ!」

幼馴染「ありがとー、じゃあそこ行くね!」

――――――――――――――――――――
番外① 続く

今日は終わります。ご覧頂いた方ありがとうございました!

また今度に続きます。また安価してもらうかもしれません
あと11人居ますし

乙!

素直に趣味が出るな、この安価…

>>210

あまり自分が好きすぎるものを出されると『俺が言ったのはそうじゃないんだあああ』と悲しいことになる可能性大なのでお気をつけ下さい

>>211
むしろ期待通りだった

ありがとう


恥ずかしがり屋な子がめちゃくちゃ可愛いww

乙した

恥ずかしがり屋が俺得すぎて良く眠れそう

>>212
それはよかった
どういたしまして。

>>213>>214
恥ずかしがり屋な子大人気!
とりあえず案をくれた>>200に感謝

まさか安価を取れるとは思ってもみなかったから反省してたが、恥ずかしがり屋さんが人気で安心した

>>218
俺も恥ずかしがり屋好きだww


今日はお休みします

キャラクター分かってると書き溜められるから今のうちに安価出しておこうと思うんだ
>>222->>224を次だします

朝までに来てるといいな

>>1の好きな子の双子
性格は任せる

将来の夢が魔法少女な子
大きくなったら施設の皆を助けてあげたいって感じ

リーダー的な気の強いポニーテール

まさか、俺が警官になってるとは・・・
登場素直に嬉しいよwwww

ちなみに俺はロリが好きなんじゃない、ロリも好きなんだ。

>>222->>224
了解。女の子ばっかだ・・・
まぁ描いてて楽しいのは女の子だからいいんだけど

>>226改め>>15
本日もご苦労様です!
そしてさすがです!ww

書き忘れ

>>225は安価じゃないけどちょうど良くポニテの子が既に居るので性格は>>225で行こうと思います

男「開いてる部屋って・・・普通に人居るじゃないか」

サイドポニーの子「みんな大丈夫、って言ってくれましたっ!」

男「なるほどね・・・」

妹「幼馴染さん紹介してください」

幼馴染「おっけー!じゃあまず、この子!僕っ子ちゃん!」

僕っ子「こんにちは」

妹「大人っぽい子ですね。何歳ですか?」

僕っ子「この間13になりました」

男「なんと」

僕っ子「男さん、ですね。僕たちみんなあなたに感謝をしています」

男「すでに色々聞きました」

僕っ子「あ、そうなのですか」

男「既に外で色々話してきたからな・・・」

僕っ子「なるほど、それではこの施設に居る人とはもうほとんど?」

妹「そこまでじゃないですね」

僕っ子「そうですか。それでは他の子達とも会ってあげて下さい」

幼馴染「もういいの?男さんにとっても会いたがっていたのに」

僕っ子「僕は大人ですから」

幼馴染「でたその口癖。絶対損してるよ?」

僕っ子「それでも僕は、この子たちの保護者みたいなものですから」

男「どういうことだ?」

僕っ子「向こうではたまたま色々知識があったもので、あの子達の世話をそこの彼女としていたのです」

背の高い子「こんにちは」ニコ

僕っ子「彼女もきっとあなたと話したがっていますよ。行ってあげてください」

男「ああ・・・」

僕っ子「・・・・・・時間があったらきっとまた話しかけてください・・・」ボソ

男「おうよ」

僕っ子「・・・///」

背が高い子「お久しぶりです」

男「あの時はずいぶん小さい服着てたな」

背が高い子「恥ずかしいことを・・・」

男「それにしても背が高いな」

背が高い子「あ、はい、高校生ですし・・・」

男「高校生なのか」

背が高い子「あ、はい!でも僕っ子ちゃんより色々と劣っております」

妹「劣るって・・・そんなこと」

背が高い子「そうでもないんですよ・・・。あの子の方が生活の知恵が」

背が高い子「僕っ子ちゃんは『それは僕が昔おばあちゃんっ子だったからですよ』って言ってましたけど・・・」

男「それで二人でみんなの面倒見てたのか?」

背が高い子「あ、はい、私は、あの中だと最年長なので・・・」

男「お疲れ様。よく頑張ったな」

背が高い子「そんなこといわれたら・・・///」

男「?」

妹「兄さん鈍感すぎです」

妹「あ、私は妹ですから。邪魔はしませんから」

男「何の邪魔?」

妹「わざと言ってませんか?」

???「そんな恋のお悩みは私が解決です!」

男「え?」

???「私に全てお任せを!」

幼馴染「あ、この子、魔法少女になるのが夢なんだって」

魔法少女になりたい子「男さん!私がお礼もかねてこの子との恋をかなえちゃうよ!」

男「ダメだ!魔法少女になんかなっちゃいけない!」

魔法少女になりたい子「ががーん!夢全否定!でも挫けない!」

妹「兄さんはアニメ見過ぎです」

男「しかしあの子が肩からさげてるカバンを見ろ!」

妹「え?・・・!あ、アレは巷で噂の白い悪魔!」

男「これはやばい・・・あの子魔法少女になってしまう!」

白い悪魔(幼馴染)「妹さんも僕と契約して魔法少女になってよ!」

男「妹はもう少女じゃ・・・うぐっ!!」

妹「・・・」

幼馴染「私でした!」

男「なんて物プレゼントしてるんですか・・・」

幼馴染「知らない子が見たらただの可愛いマスコットキャラだし!」

魔法少女になりたい子「うん!かわいいよこの子!」

魔法少女になりたい子「というわけで男さん!幸せにしちゃいます!」

魔法少女になりたい子「この杖で・・・杖で・・・ってあれ?」

妹「杖?」

魔法少女になりたい子「つ、杖がない!どうしよう!!」

ポニーテールの子「はい。これでしょ?」

魔法少女になりたい子「あ、ありがとー!」

ポニーテールの子「全く。おっちょこちょいね・・・。あ、男さん!」

男「あ、ああ」

ポニーテールの子「ごめんなさい、この子魔法少女なりたいらしくて」

男「あ、その話は聞いた」

ポニーテールの子「あ、そうですか!さっきの杖、前の施設に居るときから持ってて大切にしてるみたいなんですけど、いつも無くすんですよね」

男「前の施設から?」

ポニーテールの子「ええ。毎日朝起きたときあの杖で魔法をかける真似をしてました!『今日こそいいことがありますように』って」

男「へぇ・・・いい子じゃないか」

ポニーテールの子「効き目はなかったですけどね!『私、やっぱり素質なんてないのかも・・・ごめんね』って毎日言うんです。それでも諦めなかったんですけどね」

妹「しかしその魔法は少しずつ溜まっていった」

ポニーテールの子「え?」

妹「そしてこの間、ついに願いを叶えるのに必要な魔翌力が溜まった!」

ポニーテールの子「はぁ」

妹「だから魔法は失敗してない!まだ未熟なだけ!」

妹「という設定はいかがでしょう」

ポニーテールの子「あ、なるほど!」

男「いいじゃん。」

ポニーテールの子「じゃあ呼びます。妹さんもう一回伝えてあげてください!」

妹「わ、私が言うんですか。ちょっと恥ずかしいんですけど・・・」

男「・・・自分で考えたんだろ」

魔法少女になりたい子「呼んだー?」

妹「ううう」

男「がんばれー」

――――――――――――――――――――

魔法少女になりたい子「な、なるほど!!」キラキラ

男(ちゃんと納得してくれた)

魔法少女になりたい子「わ、わたし、これからも頑張るね!」

魔法少女になりたい子「きっと今までの分までみんなを幸せにしてあげるんだ!」

魔法少女になりたい子「手はじめにー、えい!」ブン

男「おおう?」

魔法少女になりたい子「・・・」クルクル

男「・・・」

魔法少女になりたい子「てい!」ペチ

男「いた」

魔法少女になりたい子「これで男さん今日はきっといいことがあるよ!」

男「ありがと」

魔法少女になりたい子「妹さんにもやってあげる!」

妹「うん、ありがとうー」

男「丸くなっちゃって」

妹「・・・子供相手ですから」

男「そういえばこの子は何歳なんだ?」

幼馴染「この子は7歳だねー。あ、さっきのポニテの子は15歳!来年から高校生かな!」

男「そういえばあの背が高い子。受験とかどうしたんだ?施設じゃ勉強できる環境じゃないだろうし塾なんかにも行かせてもらえないだろうし」

幼馴染「放課後学校に残って頑張ったりしたんだって。偉いよね」

幼馴染「でも男のおかげでこれからはちゃんと勉強できる環境になったね!」

男「そうだな」

魔法少女になりたい子「てい!」ペチ

妹「いた」

魔法少女になりたい子「これで妹さんも今日はきっといいことがあるよ!」

妹「ありがとね。一つお願い、良いかな」

魔法少女になりたい子「なぁに?」

妹「私のことはお姉ちゃんと呼んでください」

魔法少女になりたい子「わかった!お姉ちゃん!」

妹「早くもいいことが起こった」

男「今年受験なんだって?」

ポニーテールの子「あ、はい!そうです」

男「勉強は出来る方なの?」

ポニーテールの子「全然・・・。背が高い子は勤勉だったから受かったけど、このまま行って私は受からないだろうって思ってました」

ポニーテールの子「でも男さんたちのおかげで、私にも将来が見えてきました!」

男「それは良かった」

ポニーテールの子「感謝してもしきれないです。私にお金があったら何かプレゼント用意できたんですけど・・・」

男「俺なんかに使うなよ。今まで欲しいものあっても買えなかったんだろ?」

ポニーテールの子「それでも、私は大人ですから」

男「大人流行ってるの?」

ポニーテールの子「あんな施設に居ると私はもう子供でなんて居られなかったんです」

ポニーテールの子「僕っ子もそうだったでしょう?」

男「・・・ああ。でも最後の最後でデレてくれたぞ」

ポニーテールの子「え?あの子が?嘘!?」

男「本当。」

ポニーテールの子「じ、じゃあ私も!」ダキッ

男「ち、ちょっ!?」

ポニーテールの子「男さん大好きです!」

男「俺はアイドルか何かなのか!」

ポニーテールの子「アイドルじゃないですけど、ヒーローですよ!」

???「・・・」ガシッ

男「うわっまた抱きつかれ・・・誰だ?」

恥ずかしがり屋な子「・・・!///」ギュウゥゥゥ

男「・・・お前も甘えたかったのか」

恥ずかしがり屋な子「・・・」コクン

サイドポニーの子「ああー!いいなー!わ、私もっ!」ギュ

男(がんばれおれのりせい・・・)

妹「・・・」ショボーン

髪の長い幼女「・・・えい」キュ

妹「わお!」

髪の長い幼女「えへへ、お姉ちゃん♪」

妹「・・・(やばいニヤニヤがとまらない)」ニヤニヤ

幼馴染「妹さん、顔が大変なことになってますよ」

妹「そ、そういわれてもどうにも」ニヤニヤ

男(右手にポニテ後ろから恥ずかしがり屋、前からはサイドポニー・・・。これは助けを呼ばないとやばい)

男「おーい・・・幼馴染ー・・・」

幼馴染「何?・・・ってすごいことになってるね!」

男「ヒーローだからって」

幼馴染「よーし、じゃあ私はヒーローさんの左手を頂いちゃいますよ!」

背が高い子「さ、させません!私が頂きます!」ギュ

幼馴染「あー、いいなーいいなー」

男「ちょおお、最年長なんでしょー?こんなこと恥ずかしいでしょー?」アセアセ

背が高い子「わ、私はこの中で唯一結婚できるんですよ!」

ポニーテールの子「わ、私だって来年になれば!」

恥ずかしがり屋な子「・・・(私には望みないのかな・・・)」ショボン

サイドポニーの子「私はあと2年です!」

男「このままだとほんとうにたいほされてしまいそうだ」

妹「・・・私は人気ないですねぇ」

髪の長い幼女「わたしがいるよ!」ニコニコ

妹「そうだねー」ニコ

少女「じゃあ私が!」ギュー

妹「おおー」

少女「嬉しいですか?」

妹「もちろんですが・・・出来ればそのままでもいいのでお漏」

少女「・・・」サササ

妹「ごめんなさい嘘です抱きついてください」

幼馴染「そろそろおやつにしましょうか」

男「ほら、おやつだってさ!な、1回離れような!」

背が高い子「ひょっとして、ご迷惑でしたか・・・?」

男「えっ」

ポニーテールの子「あ、、、そ、それなら離れます・・・」

男「えっ」

恥ずかしがり屋な子「・・・」スッ

男「えっ」

サイドポニーの子「ご、ごめんなさいでしたっ」サッ

男「えっ」

妹「私でよければ募集中です」

サイドポニーの子「わーいっ」ガシ

男「そういう意味じゃないんだ・・・」ボソ

恥ずかしがり屋な子「!」ギュ

男「しかし!そんなにくっつかれると!」

恥ずかしがり屋な子「え!・・・ごめんなさい」フルフル

男「あー・・・じゃあ俺のとなりにすわってよ、はい」

恥ずかしがり屋な子「えへ・・・♪」

男(よ、寄り添ってきた!大胆になったぞこの子!)

恥ずかしがり屋な子「!!」

男「あ、あれ!?」

恥ずかしがり屋な子(?)「あ、お姉さん」

男「お姉さん!?」

幼馴染「おー、気付いたねー。その子たちは双子なんだ」

男「な、なんだってー!」

恥ずかしがり屋な子「・・・男さんは・・・」

恥ずかしがり屋な子(?)「分かってるよー」

幼馴染「双子の妹の方は結構大胆だから気をつけるように!」

恥ずかしがり屋な子(?)(以下大胆な子)「そんなことないですよっと」ガシ

恥ずかしがり屋な子「!!・・・・・・」ワナワナ

大胆な子「お姉さん、いいの?ボーっとしてて。」

恥ずかしがり屋な子「!」ハッ

恥ずかしがり屋な子「・・・!」ダキッ

男「同じ様な子が左右に居るって不思議な感覚だ・・・。ってか何時から入れ替わってたんだ?」

大胆な子「それにも気付いてないんですか・・・。もう、お姉さんが悲しみますよ」

男「最初抱きついてきたのは・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・私です」///

男「じゃあ離れたときか」

大胆な子「そう、その通り!ご褒美に男さんの脚の間に座っちゃおっ!」

恥ずかしがり屋な子「あ・・・・・・だめっ・・・!」

大胆な子「おやおや、男さんのことになると大きな声出しますね、お姉さん」

恥ずかしがり屋な子「~~~!」///

幼馴染「さーて、おやつ用意できたよー」

幼馴染「他のみんなも呼んでくるから!」

妹「皆も私のことはお姉ちゃんとかお姉さんって呼んでください」

サイドポニーの子「分かりました妹お姉さんっ!」

ポニーテールの子「分かりました」

背が高い子「はい、お姉さん」

妹「うーむ」

妹「あなたには是非『妹さん』のままで居て欲しいです」

背が高い子「そ、そうですか?」

妹「気分は私の妹というより友達って感じですから」

背が高い子「わかりました妹さん!」

幼馴染「皆連れてきた!さあ軽くパーティでもしちゃおっか!」

――――――――――――――――――――
番外① まだ続く

さて、今日も閲覧ありがとうございます!

次回に向けて登場人物安価
>>245

数えてみたら女の子はもう10人居たんだ。そして男はモブでいいかなと思った

なぜか猫耳と尻尾を付けた男の子
女の子達に付けられたっぽいよ
200も取ったしこっちも取りたい

かわいい奴しかおらんのか

いや、いいんだけどね




というかもっとやれ

再開します

今更だけど『妹お姉ちゃん』ってすごい呼び名だ
妹、は名前だけど

>>247
安価がそうだったんだ
安価の人の期待はこたえてあげたいしね

幼馴染「みんなおいでー」

???「・・・」ワナワナ

男「・・・」

???「・・・」

男「あの」

???「何も聞くな・・・」

男「いや、でも気になるというか」

???「聞かないでくれ・・・」

男「じゃあ幼馴染に聞こう。あの子は?」

???「ああーーー!」

幼馴染「ああ、あの子!ぷぷ、可愛いよね。あの子もう中学生なのに」

妹「なんで猫耳と尻尾つけてるんでしょう・・・」

猫耳尻尾「笑うなあ!!」

???「何故猫耳と尻尾をつけているか知りたいようですね!」

男「何奴!?」

???「妹です」

妹「な、なんだってー!」

猫耳尻尾の妹「ふふ、お兄ちゃん可愛い・・・」

猫耳尻尾「まじ止めろよ・・・。お前がつければいいじゃん!」

猫耳尻尾の妹「じゃあ私もつけよっと!お兄ちゃんとおそろいー♪」

猫耳尻尾「マジで外さしてくれよ・・・」

猫耳尻尾の妹「だめ。猫耳のお兄ちゃん可愛いって私だけじゃなくて皆言ってるもん!」

妹「妹です、なんていうから私かと思ったじゃないですか」

男「メタ発言は止めろっておまえ自身が言ってたじゃないか」

ショタ「猫耳尻尾くん、ここにきてずっとネコミミ付けさせられてるよね」

帽子かぶった男「昨日はぶちだったっけ」ニヤニヤ

猫耳尻尾「マジで暴露止めてくれ・・・」

ショタ「今日は真っ白だねー」

モヒカン「何種類あるんだよ、楽しみだなww」

ポニーテールの子「私たちも密かに楽しみにしてるよね」

サイドポニーの子「うんっ!」ニコニコ

大胆な子「一昨日は黒だったね」

少女「どうやって調達してるのかな」

幼馴染「実は~、うちにちょっとコレクションがあってねー」

背が高い子「幼馴染さんが持ってきてたんですか!」

男「あの子災難だなぁ・・・」

妹「皆楽しんでますし、ほら見てください。あの子もああ言いながら笑ってますよ」

男「そうか・・・。まぁ皆楽しいならいいけど」

男「・・・」

男「・・・スルーしちゃったけどモヒカンって!何で!」

モヒカン「あっちじゃ好きな髪形出来なかったから憧れてやったんだぜww」

男「君学生でしょ・・・」

モヒカン「やっぱ中学にモヒカンはまずいか?」

男「まずいって」

完璧な七三「私の計算によりますと、モヒカンはまずいですね」

妹「おや、いかにもなインテリさんですね」

完璧な七三「私の計算によりますと、その通りです」

男「計算してるのか?」

完璧な七三「私の計算によりますと、していません」

男「じゃあその『私の計算によりますと』はいらないんじゃないか」

完璧な七三「私の計算によりますと、そうかもしれません」

妹「口癖ですか?」

完璧な七三「私の計算によりますと間違いなくそうです」

モヒカン「この髪型どうすりゃいいんだ・・・」

猫耳尻尾「先生に謝るしかないな!付き合ってやるから!」

猫耳尻尾の妹「つ、付き合う」ガガーン

猫耳尻尾「そう言うんじゃないから!!!」

猫耳尻尾の妹「わ、わたし、と、結婚が、ベストですが、お兄ちゃんが、男の人とが良いというなら、わたし、身を引きます!!」ウルウル

猫耳尻尾「ゴカイダアアァァ」

猫耳尻尾「てかさりげなく『私と結婚』て!兄妹だから!」

モヒカン「一緒に言い訳してくれんのは嬉しいけど、猫耳は外して来てくれな!」

猫耳尻尾「外すわ!!」

完璧な七三「わ、わたくしのけいさんによりますと、こ、これはBL、てんかい、かと!」

猫耳尻尾「計算違いだから!」

男「元気だなー」

男「これで全員と会ったのかな」

幼馴染「よし、番号ー」

ポニーテールの子「いち!」

サイドポニーの子「にっ!」

少女「さん!」

背が高い子「4ー」

大胆な子「ごー」

恥ずかしがり屋な子「・・・ろ、ろく」

髪の長い幼女「ななー」

魔法少女になりたい子「はち!」

僕っ子「きゅう、です」

猫耳尻尾の妹「じゅう!」

猫耳尻尾「11」

モヒカン「12だな」

ショタ「13~」

帽子かぶった男「14」

完璧な七三「私の計算によりますと15です」

男「で、ミツアミメガネちゃんは寝てると」

妹「それでも一人足りないですが」

モヒカン「あいつにも会うのか・・・?」

男「あいつ?」

???「呼んでいる・・・誰かが俺を呼んでいる・・・」

帽子かぶった男「うわ、出た」

???「助けてくれよと呼んでいる!」

男「!?」

???「悠久の時を越えて颯爽と登場・・・その名も奇跡飛翔人(ミラクルフライマン)!」

妹「ち、厨二病!」

厨二病「なんだその忌まわしき病魔は!俺はそのような奇怪な病に侵されてなどいない!」

厨二病「さて、俺が揃ったということはあのミラクルな作戦を行うんだな」

モヒカン「ミラクルかどうかは知らないが、やるぞ」

厨二病「というわけで、歌わせていただきます!」

ショタ「ちょっ、バラしちゃダメだよぉ!」

男「歌?」

猫耳尻尾「女の子に抱きつかれて喜ぶ男さん」

男「ぐはっ」

猫耳尻尾「いや、それ自体は全く普通!男性だから!」

モヒカン「つまり俺たちはお礼をするにあたって不利!」

帽子かぶった男「俺たちに抱きつかれて『ありがとう』と言われたいですか!」

男「遠慮します」

厨二病「でしょう!と言うわけでウルトラな感謝の気持ちを込め」

モヒカン「歌わせていただきます!」

ショタ「みゅーじっくすたーと!」

幼馴染「おっけー!」ポチ

モヒカン「どうだった!?」

男「カットされてるぞ・・・」ヒソヒソ

妹「レス間!レス間!」ヒソヒソ

男「・・・ああ、ありがとう!」

ショタ「やったあ!」

妹「わたしショタくんになら抱きつかれたいなぁ」チラッ

ショタ「・・・はい!」ギュ

妹「よしktkr」

男「やれやれ」

恥ずかしがり屋な子「・・・」キュ

男「おわ」

恥ずかしがり屋な子「・・・//////」

男(真っ赤だ・・・ってことは恥ずかしがり屋さんのほうか)

男(変に何か言わない方がいいかな)

ポニーテールの子「ああ!ずるい!」ガシ

男(またか・・・)ニコ

背が高い子「わ、私にも!」ギュッ

魔法少女になりたい子「私もーっ!」ギュ

サイドポニーの子「ああぁ!とられたーっ!!」

猫耳尻尾の妹「わ、私にはお兄ちゃんがいるもん」ギュ

猫耳尻尾「抱きつくならこれ、とっていいか」

猫耳尻尾の妹「・・・いじわる」

男「夜になってしまった」

妹「さすがにそろそろお暇しないと」

少女「帰っちゃうんですね・・・」

男「ああ、今日は楽しかったよ!」

幼馴染「またいつでも来てよ!皆待ってるからさ!」

少女「私、やっぱり男さんと暮らしたかったなぁ」

男「ドキーン」

妹「効果音を発音しないでください」

サイドポニーの子「私もちょっと行って見たいなぁー」

恥ずかしがり屋な子「・・・わ・・・私も」

男「ええええ」アセアセ

ポニーテールの子「でも皆行ったら流石に迷惑よ」

男「そ、そうだよ、うん」

ポニーテールの子「だから日替わりで行きましょう!」

背が高い子「それいいかも知れません!ね、男さん!」

男「」

妹「内心喜んでるでしょう」

男「喜んでないと言えば嘘になります」

男「はいっていいか?」

???「・・・はい?どうぞ」

男「もう帰るから最後に挨拶していこうと。布団行っちゃったから全然話せてなかったし」

ミツアミメガネ「わ、わざわざありがとうございます・・・///」

男「今は調子いいのか?」

ミツアミメガネ「ちょっと寝てましたから。・・・もう帰っちゃうんですか」

男「またいつか来るから。体、大切にしろよ?」

ミツアミメガネ「あ、ありがとうございます」ニコ

男「どういたしまして。じゃあな!」

幼馴染「じゃあねー!」

男「ああ、また来るよ」

妹「さようならー」

―――――――――――――――――――――

男「来週あたりまた行こうかな」

妹「ふふ、明日じゃなくていいんですか?」

男「さすがに二日連続は、な・・・」

妹「それでは、私はこっちですので」

男「え?あ、おう」

妹「今、私が兄さんの家に向かわないことに疑問を抱きましたね?」

男「・・・悪いけど、ちょっと思った」

妹「実は私もです。曲がるのは2つ前でした。今思い出しました」

男「ww」

妹「もう、兄さんだって忘れていたのに。」

男「悪かったよ」

妹「それではまた。」

男「ああ、じゃあな」

妹「おやすみなさい」

あの後少女たちの間で明日誰が行くかのじゃんけんが始まったかどうかはご想像にお任せします。

――――――――――――――――――――
番外① 終わり

ああ長かった。閲覧してくださった方ありがとうございました!

あと番外②(予定)を書いたらとりあえずお終いです



最後にミツアミ出番あって良かったw

私の計算によりますと、と
今計算してみたが、と割と似てるよね


男の子達が可愛いぞ

>>260
すぐベッド行っちゃいましたからね

>>261
何か別作品と被ったかと思って検索したらアレですか・・・

>>262
デュクシwwな人とかはあんまり出したくなかったんだ


番外②書きます

重吾警官「で?なんで虐待なんてしたんだ」

お母様「気分だよ。気分」

重吾警官「お前は虐待の事をよく知っていると思ったのに」

お母様「!!」

重吾警官「虐待がいかに酷いものか、一番知ってる身なんだろ?」

お母様「・・・」フルフル

重吾警官「前、俺に殺人罪で逮捕されたときの事。悪いけど覚えてる」

お母様「や、止めろ、言うなっ」

重吾警官「お前は母親に虐待されて育った」

お母様「言うなあああああああああああぁあぁぁあぁ!!!!!!!」

重吾警官「父親は単身赴任でいないが帰ってきたときはいつも優しくしてくれたから好きだった」

お母様「言うな・・・言うなって!!!」

重吾警官「お前はある時家を出て、大人になった。そんなお前に父親の訃報」

お母様「・・・」

重吾警官「父親の葬儀に出て久しぶりに見たお前の母親は・・・何も変わっていなかった」

お母様「・・・・・・・・・ああ、そうだよ」

重吾警官「そして葬式の後、お前は母親に殴られた」

お母様「しつけとして、ならこんなことにはなってなかったんだけどな」

重吾警官「明らかに気分に任せて殴っていると悟ったお前は・・・殺害を決意」

お母様「そして次の日早々と決行したってワケだよ」

重吾警官「それまでは、何をしていた?」

お母様「別に。フツーに、レジ打ってた」

重吾警官「何故釈放後、施設なんてやってたんだ」

お母様「・・・」

重吾警官「・・・言ってくれよ、俺はお前の味方にだってなってやれるんだから」

お母様「・・・・・・・私は」

お母様「私みたいな虐待児のために、『子供が邪魔だ』と思っている親からいっそのこと子供を預かってしまえばいいと考えた」

お母様「最初こそ・・・実はうまく行っていた」

重吾警官「最初は虐待なんてしてなかったのか」

お母様「信じなくても良いけどな。しかし、お金がない・・・。私はある人を頼りにしてしまったんだ」

重吾警官「ある人?」

お母様「言わないとダメか・・・?」

重吾警官「警察として聞かなきゃいけないのだろうが・・・お前が言いたくないならいい。」

お母様「悪いな・・・。アイツは私に資金を援助してくれた。代わりに・・・」

お母様「アイツの手下を、私の施設で働かせ始めた・・・」

重吾警官「それは・・・一緒に働いてた奴らか?」

お母様「ああそうだ」

お母様「奴らは幼い子供がこの施設に居ると知ってやってきた」

お母様「奴らは虐待を始めた!止めたいにも資金援助を止められたらお金がない!」

お母様「私はあそこの長であると同時に手下の操り人形になってしまった!!!」

お母様「私も虐待に加わるしかなかったんだよ・・・嫌でもな・・・」

重吾警官「少女ちゃんの話によるとお前に追い出された、と言っているのだが?」

お母様「ああそうだ、私がそう言った!手下に言われてな!!」

お母様「・・・僅かだが、子供を預けた親たちの中には資金援助してくれる人も居たんだ」

お母様「そのうちの1人、少女ちゃんの親から資金援助が止まったんだそうだ」

お母様「たまたま2日、後れただけだったんだけどな」

お母様「・・・悪い、感情的になってしまった」

お母様「・・・フン」

重吾警官「お前の罪もきっと軽くしてみせる。そして・・・」ガサガサ

重吾警官「あれ?どこ行った?」ガサガサ

お母様「どうした、無くし物か?」

重吾警官「ちょっとな。こんなタイミングで無くすとか俺ダサすぎるぜ・・・」ガサガサ

お母様「おっちょこちょいなのか?可愛いところあるじゃないか」

重吾警官「悪いね。おお、良かった、あったあった」

お母様「そんな血眼になって、何を探していたんだ、見せてみろよ」

重吾警官「これだ」

お母様「・・・・・・なんだこれは」

重吾警官「俺、待ってるから。お前が出てくるの」

お母様「う、嘘だろ?こんな、捕まってる奴だぜ?」

重吾警官「本気だ。出てきたら俺と・・・俺と」

重吾警官「付き合って欲しい」

お母様「そんな、嘘だ、こんな、罪人と、警察官が!」

重吾警官「お前は悪くない、とは言えないが今回の件だって嫌々だった。お前、自分で思ってるよりいい奴だとおもうぞ」

お母様「う・・・そ・・・だ・・・」

重吾警官「それで、り、了承して貰えるだろうか?」

お母様「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぁ」

重吾警官「・・・・・・良かった」

お母様「・・・・・・・・・・馬鹿」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――



―――とある交番―――


「すいません、いらっしゃいますか?」

「はい、何の御用でしょう?」

「こ、これにサインをしろ!」

「これは?」

「見りゃ分かるだろ!婚姻届だよ言わせんな馬鹿!」

「・・・分かりました、書かせていただきます!」



――――――――――――――――――――

おわり

よかったな重吾!ってことでおしまいです
番外①もこのくらいシンプルに終わらせたかった・・・。

ありがとうございました!

犯罪者と警官が結婚するには警官は警官を止める必要がある


っという細かいことは気にしない

>>271
あああ
無知ですみません!!
・・・きっとあの後辞めるんだ、きっとそうだ


>>271 >>273
愛に生きる熱い男、それが重吾警官である。ってことか
今頃、>>15は歓喜してるだろうな

>>274


【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ

 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'


【審議結果】

                           ∧,,∧  ∧,,∧
      | | |  | || |             (・ω・`) (・ω・`)
      || | || |  |            (   ∪) (  ∪∧,,∧
     ________          ∧,,∧  ∧,,∧(ω・` )
    /|::::::::∧,,∧:::::::::::::::/         (・ω・`) (・ω・`)  ∪)
 /:::::::|:::::(´・ω・)::::::/               (   ∪)(   ∪) u-u'
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              `u-u'  `u-u'

うわあああああ読んでなかったあああああ

>>275はスルーで。いやホントお願いします。ちゃんと穴から引っ張りあげますから。

子供達の微笑ましい日常をだな……チラッ

ある人については…別に良いか
男たちが登場しない、幼馴染から見た施設での一日をお願いします

少女に料理を教わる妹

>>292,>>294
どっちも読みたい話だな
それと、また兄妹少女でほのぼのするのも読みたい

とりあえず『男の家に来る伏線』書きます・・・
工房な上に今年受験な上にもうすぐ期末なのですよ、勘弁してください

問題はなぜ受験生なのにSSを始めたのかって事ですけどね

男「・・・」

髪の長い幼女「きました!」

背の高い子「来ました!」

妹「来ました!」

男「・・・」

背の高い子「全員で押しかけるのは男さんに迷惑と思い、2,3人で行くことになりました!」

背の高い子「そして第一回のじゃんけんに勝ったのが私と」

髪の長い幼女「わたしなの!」

妹「私は気分です」

男「気分で来るなよ・・・」

妹「私と兄さんの絡みが見たい人も少なからず居るんです。我慢です我慢」

男「って言うか今日は残業無かったから定時で帰ってきたけど、残業だったらどうするんだよ・・・」

背の高い子「全く考えてませんでした!」

妹「私が合い鍵持ってますから中に入れてあげられますよ」

男「残業で真夜中に帰ることとかもあるんだぞ・・・」

妹「理想主義のSSですから今日からきっとそんな残業は無いと思うんですよ」

男「身も蓋も無い・・・」

背の高い子「時間的にお夕飯の時間ですね!」

髪の長い幼女「わたしもてつだうー!」

男「主にそれをしにここに来るのか・・・」

背の高い子「男さん、何がいいですかー?」

男「何でもいいです」

背の高い子「そ、そういうのが一番困るんですよ!」

妹「そうですよ兄さん」

男「お前は作らないだろ」

妹「たは☆」

男「じゃあ、何か食べたい物ある人ー」

妹「私の精一杯のぶりっ子をスルーですか・・・。これじゃあただの痛い人ですよ・・・」

髪の長い幼女「ハンバーグ!」

男「じゃあそれで行こう」

背の高い子「男さん、ひき肉がありません!」

髪の長い幼女「おやさいもありません!」

妹「買いに行くしかないですね」

男「じゃあ俺はお米でも研いd」

妹「じゃあ私がお米炊いておきますから兄さん達はお買い物お願いします」

男「え、ちょ」

妹[あの子達は兄さんに会いに来たんですから、空気読んでください]ヒソヒソ

男「・・・分かったよ」

―――スーパー―――

髪の長い幼女「おにくー」ガサガサ

背の高い子「玉ねぎ・・・」ガサ

髪の長い幼女「にんじん!」ガサ

男「にんじん食べられるんだ」

背の高い子「あの施設でお残しが許されると思います?」

男「・・・ですよねー」

髪の長い幼女「これでぜんぶ?」

背の高い子「そうだねー」

男「何か買ってあげようか?」

髪の長い幼女「いいの?」

男「遠慮するなよー」

髪の長い幼女「わあい」

男「お前はいいのか?」

背の高い子「高校生ですよ・・・?」

男「だよなー」

背の高い子「じゃあこのキャビアを!」

男「」

背の高い子「う、うそですよー」

男「よ、よかった、常識を弁えてる子だった・・・」

背の高い子「なんでこんな所で売ってるんでしょうね?」

男「確かに・・・」

背の高い子「じゃあ戻してきます」

男「で、何か買わなくていいのか?」

背の高い子「・・・じゃあアイスを!///」

髪の長い幼女「わたしはこれー」

男「ね、ね○ね○ね○ね・・・だと!」

髪の長い幼女「ねればねるほどーうまい!」テーレッテレー

男「何で知ってるんだ・・・って最近リメイク版やったんだっけ」

背の高い子「あの施設じゃテレビなんて滅多に見られなかったのに」

男「その間にCM見るとかどんだけ低い確立・・・」

―――食事―――

男「やっぱりうまいぞおおおぉぉぉ」

妹「素晴らしいです」

背の高い子「ありがとうございます」ニコ

髪の長い幼女「おみそしるのニンジン、わたしがきったのー」

男「うん、おいしいよー」ナデナデ

髪の長い幼女「えへへー」

背の高い子「・・・」

男「?」

背の高い子「・・・」

男「お、おいしいですよー」ナデナデ

背の高い子「ありがとうございます♪///」

妹「・・・」

男「お前は作ってないだろ」

妹「ご飯ご飯」

男「ああー・・・はい、おいしゅうございます」ナデナデ

妹「私の時だけ随分とガサツじゃないですか?」

男「実妹だしなぁ・・・」

妹「ここで実は実妹でないと分かる展開が・・・」

男「ない」

妹「こうやってタンスに激突すると中から戸籍の紙がでてきて・・・」ゴン!ゴン!

男「静かに食べなさい」

妹「ごめんなさい」

―――食後―――

妹「食後と言うことはお風呂です」

髪の長い幼女「お兄ちゃん、いっしょに入ってー」

男「だからその展開は無いと何度言えば・・・」

背の高い子「お兄さん・・・一緒に」

男「お前は完全にアウトだろ!高校生!」

背の高い子「逆です、逆」

男「え・・・どういうこと?」

背の高い子「ほら、18歳以上なら犯罪にならないんですよ」

男「そ、そうなんだろうけど・・・って、18歳以上!?」

背の高い子「4月生まれの高3です♪」

男「じ、18歳ですね」

背の高い子「ね?いいでしょう?」

男「助けて妹ー」

妹「じゃあ兄さんが変なことしないように私も一緒に入りましょう」

男「お前終わってる」

妹「この状況でも入らないと言いますか?」

男「あ、あの、」

妹「ほら、涙目ですよ」

髪の長い幼女「・・・!」ウルウル

男「犯罪なんだよおおお」

妹「少女ちゃんに包丁突きつけた身で何をww」

男「こんなことでつかまるのはイヤだよおお」

背の高い子「ほら、もう諦めちゃいましょう!」グイグイ

髪の長い幼女「いっしょに入ってー!」

妹「入ってあげてくださいよ兄さん」

男「・・・・・・・・・はぁ、分かりましたよー」

妹「顔はにやけていますが」

男「男性はそういうものでしょう?」

妹「妹の裸で興奮するなんてっ!(棒)」

男「・・・」

妹「ごめんなさい」

―――お風呂―――

髪の長い幼女「くるしいのー?」

妹「兄さんは女の子の裸を見ないように必死で目をつぶっているだけです」

背の高い子「開けちゃえー」

髪の長い幼女「あけちゃえー」

男「悪魔の囁きが聞こえる・・・」

妹「開けちゃえー」

男「お前はそういうことをしないように見張る側だろ!」

妹「女性陣は兄さんの裸見てしまいましたよー」

男「もう出たい・・・」

妹「だから見ちゃってもいいんじゃないですかぁー?」

男「悪魔が増えた・・・」

妹「さて、御恒例の背中流しますタイム!」

背の高い子「いえー!」

髪の長い幼女「いえー!」

男「・・・」

妹「ほら、兄さん、目開けないとどこに居るか分かりませんねぇ」ニヤニヤ

男「・・・」

妹「手探りでどこまでいけますかねぇ」

妹(!)

妹[ヒソヒソ]ヒソヒソ

背の高い子[わかりました!]ヒソヒソ

男「・・・」ペタ

男「おー、そこに居るのはだれだー?」

背の高い子「お、男さん、どこ触ってるんですかああああ!」

男「え!!」バッ

背の高い子「えっと、肩ですけどね」ニコ

男「謀ったなァァァァァァァァァ」

妹「ははは」

背の高い子「ははは」

髪の長い幼女「ははは」

―――お風呂あがり―――

男「・・・」

妹「兄さんが死んでます」

男「とっても疲れました」

男「結局見てしまいました」

背の高い子「あの、実は・・・」

男「んー、なんだー?」

背の高い子「実は私まだ17歳でした!てへっ☆」

男「・・・」

髪の長い幼女「わたしは6歳です!てへ☆」

男「・・・」

妹「そして私は[ピーーー]歳です!てへ☆」

妹「何で私だけ言わせてもらえてないんですか・・・。そんな、大学生はまだまだ若いのに!」

男「・・・終わった・・・」

男「訴えられたら負けるぞ俺・・・」

男「首吊るか・・・」

背が高い子「ご、ごめんなさい!でもどうしても男さんとお風呂入りたかったんです!///」

男「ぶうーー」

妹「あ、鼻血噴出さないで下さい、血って落ちないんですよ」

男「やっと落ち着いた・・・。さて、いつ帰るんだ?」

背が高い子「アイスおいしいですー♪」

男「え、ちょ」

髪の長い幼女「あしたー」

男「明日!?」

背が高い子「外泊許可証貰ってきましたー」

男「だ、誰がそんな・・・」

背が高い子「もちろん幼馴染さんから」

男「だろうとは思ったよ・・・」

妹「今夜は寝かさないぞ♪」

男「お前もかよ!」

妹「いや、私は帰ります」

男「そ、そうかよかった」

妹「あ!そういえば雨で布団びしょぬれかも(棒)」

男「最近雨降ってないが・・・」

妹「このままじゃあ私の寝る所がありません(棒)」

男「スルーかよ・・・」

妹「と、言うわけでこの布団、お借りしますね兄さん」

男「えっ」

妹「それではおやすみなさいー」スタコラ

男「えっ」

髪の長い幼女「ベッドあるよー?」

男「あるけれども・・・」

背の高い子「いっしょに寝ましょう!」

男「また謀られたぞ・・・おい!」

髪の長い幼女「わたしお兄ちゃんの右がわー」

背の高い子「じゃあ私は左っ!」

男「しかも挟まれた!」

髪の長い幼女「おやすみなさーい」ダキッ

背の高い子「えへへ、おやすみなさい♪」ダキ

男「しかも抱きつかれた!」

男「・・・」

背の高い子「男さん?」

男「・・・」

髪の長い幼女「ねちゃったのー?」

男「・・・」

背の高い子「き、気絶してる・・・」

―――真夜中―――

男「はっ」

男「き、気絶してしまった・・・」

髪の長い幼女「すーすー」

背の高い子「すー・・・すー・・・」

男「よかった、二人とも寝てる、これならなんとか」

背の高い子「すー・・・」ガバ

男(ちょっ!覆いかぶさってきた!ま、まって、色々、やばいって!)

背の高い子「すーすー」グイグイ

男「しかもなんか意図的に動いてる感!起きてるだろ!」

背の高い子「静かに!・・・起きちゃいますよ」

髪の長い幼女「すーすー」

男「で、お、お前は何を・・・」

背の高い子「えへへ、おやすみなさい///」

男「・・・?」

背の高い子「すーすー」

男「?いいや、俺も寝るか」

―――朝―――

妹「さて、どんなことになってるやら」ガチャ

妹「・・・なんだ、また何もしていないみたいですね」

男「悪かったな・・・」

妹「まぁ兄さんには常識があると思ってましたよ」

男「ありがとうな」

背の高い子「えへへ、それじゃあ私たちはこれで帰ります!また男さんからも来てくださいねー」

髪の長い幼女「きてねー」

男「あ、ああ・・・」

背の高い子「また今日も別の子が来ますから!」バタン

男「・・・これ、あと何日も続くのか・・・」

妹「2週目もあるかもしれませんね」

男「それは大丈夫だ、書かれないだろうから」

妹「それもそうですね。じゃあ会社行きますよ、ほら!」

男「はいはい」

妹「早くしてくれないと私まで大学に遅刻です!」

男「はいはい」

――――――――――――――――――――
お泊り編①おわり

と言うわけで終わります
また時間があれば多少書き溜めてやってきますね

次回は誰が行くか安価
>>314>>315

今回来た子とミツアミメガネの子は自重してくださいませ。

恥ずかしがりやな子

>>313

大胆な子

よし、書くか・・・!
いや、書き溜めも少しはありますけどね

大人気の恥ずかしがり屋(とその双子の妹)が来るお話いきます!

―――近くの駅までの道―――

男「そういえば俺、毎回ご飯作ってもらってるよなぁ」

妹「そうですね。でもあの子達の好意ですしいいんじゃないですか?」

男「うーん、でも毎回悪いよなぁ」

妹「毎回別の子が来るらしいじゃないですか」

男「たまには俺が作ったほうが良いかな!」

妹「はぁ」

男「早速今日は材料買って帰ろうかな!」

妹「兄さん料理下手なんですから自重してくださいよ」

男「俺だってあの子らに感謝したいわけだ」

妹「やめてください」

男「何故そこまで頑なに嫌がるんだ」

妹「・・・その料理私も食べることになるじゃないですか」

男「いやなら食べなくていいぞ」

妹「いやいや、兄さんが作ったら今日来る子は作ってくれないんですよ?」

男「別にお前来る必要なくね?」

妹「あの子達の料理が食べたいですー!」

男「今日は我慢しろ」

妹[それにあの子達の好意を潰さないであげてくださいよ]ボソ

男「何作ろうかなぁ!」キラキラ

妹[こういう声に気付かないなんてそれでもSSの主人公ですか]ボソボソ

男「何か言ったかー?」

妹「どうでもいいところで気付かないでください!!」

―――男の仕事場―――

男「あー、今日も終わった」

同僚「最近残業ないね」

男「何か俺のおかげらしいぞ」

同僚「は?」

男「なんか、都合のいいようにセカイが動いているらしい」

同僚「たかが普通の会社員のためにどこの神が動かしてるんだ・・・」

男「神なんかじゃない。>>1だ」

同僚「いち?」

男「所詮俺たちは>>1の手のひらの上で遊ばされてるだけなのさ」

同僚「わけがわからないよ」

男「お前も重吾みたいに出世するといいな!」

同僚「どういうこと・・・」

男「じゃあ俺はこれで」

―――帰宅路―――

男「さて、何を買って帰るかなー」

グラサンマスク「・・・」

男(明らかにあやしい奴がついて来てる!)

グラサンマスク「・・・」スタスタ

男(なんか近づいてきた!)

グラサンマスク「・・・財布を出せ」ジャキ

男(何か背中に突きつけてきた!あれか!少女ちゃんにナイフ突きつけたから罰が当たったのか!)

男(それとも>>1の気まぐれなのか・・・)

グラサンマスク「・・・おらさっさと出せ」ジャキ

男(後ろから突きつけてるだけだしダッシュすれば逃げられそうだな)

男(すぐ近くの重吾んとこに駆け込めば・・・いけるか)ダッ

グラサンマスク「あ、ちょっ」

グラサンマスク2「逃げるとは良い度胸してんなおい」

男「挟まれた!」

グラサンマスク2「おら、余計なことしてねぇでさっさと財布出せよ」

男(何だこの威圧感!)

グラサンマスク2「おらさっさとしろや!金さえ出しゃあ殺さねえよ」

男「は、はぁ・・・」

男「ど、どうぞ・・・」スッ

グラサンマスク2「ちっ、しけてんなぁ」

グラサンマスク「まぁいいよ」

グラサンマスク2「おら、もういいから。さっさと失せろ」

男「は、はい」サッサ

―――警察―――

重吾警官「財布をとられた?」

男「あれが無いと俺の生活費が・・・」

重吾警官「クレジットカードとかキャッシュカード全部財布に入れてたのかよ」

男「・・・」

重吾警官「で、どんな奴に?」

男「グラサンとマスクしてたからわかんね・・・。多分女の二人組」

重吾警官「女wwww」

男「内一人からすごい威圧感」

重吾警官「そりゃあほのぼのしてちゃ財布はもらえないだろうな」

男「そういわれるともう一人は全然威圧感無かったなぁ」

重吾警官「あっそww じゃあこっちの方で捜査はしとくよ。一応」

男「俺はどうすればいいんだ?」

重吾警官「とりあえず家に戻ったらどうだ?財布に鍵入れてたとか無いよな?」

男「幸いにも、な。ってかそうじゃなくって、クレジットカードの止め方とか!」

重吾警官「あー、じゃあ家帰ったら俺に連絡するといい」

男「110番でか?」

重吾警官「携帯でだよ・・・」

男「仕事中に携帯かよ」

―――男の家―――

男「ただいまーって誰も居ないけど」ガチャ

グラサンマスク「居るけど」

男「おわああああ!!」

グラサンマスク2「あと5分遅かったら着替えを見られただろうに。残念」

男「な、何で居るんだ!」

グラサンマスク2「・・・こいつマジで気付いてないぞ1号」

グラサンマスク「私1号だったのか、2号」

グラサンマスク2「そうだ1号」

男「・・・・・・」

グラサンマスク「そろそろばらしてもいいんじゃないか2号」

グラサンマスク2「時間は刻一刻と過ぎているからな、1号」

男「そうだよ、今日は知り合いが来るんだよ・・・」

グラサンマスク2「では私の正体、明かさせてもらおうか」

男「財布の話じゃなくて!?」

グラサンマスク2「後で分かる」

男「・・・」

グラサンマスク2「私だ」ババーン

男「・・・」

グラサンマスク2「驚いたか?」

男「驚いてるが・・・口頭で言ってもらわないとSSだから伝わらない」

グラサンマスク2「ここまで来て分かってない人は居ないと」

男「それでも言うのがルールだから」

グラサンマスク2「はいはい分かりましたよ、妹ですよー」

男「投げやりだ・・・」

グラサンマスク2(以下妹)「そして1号は」

グラサンマスク「私でした!」

男「頼むから口頭で・・・地の文が無いSSなんだからさ・・・」

妹「折角だから急に入れてみましょうか?」

グラサンとマスクをとったグラサンマスク(1号)を見た俺は絶句した。
なんと、あの大胆な子だったのだ!

男「地の文やめて・・・>>1の文才の無さがにじみ出るからやめて・・・」

妹「あなたは>>1の代弁者ですか」

グラサンマスク(以下大胆な子)「前回の安価くらいチェックしておいてくださいよ」

男「結果は知らないのがSSの中の人なんです・・・」

ピンポーン

妹「おや、来客ですよ兄さん」

男「今行きまーす!」ドタドタ

男「どちらさまで」ガチャ

男「・・・」バタン

妹「兄さん?」

男「誰も居ないんですが」

大胆な子「ピンポンダッシュ?」

男「そうかもしれない」

男「それで?今日のじゃんけんで勝ったのはお前と誰なんだ?」

大胆な子「>>313辺りを見てきてくださいよ・・・」

男「中の人それできないから!」

ピンポーン

妹「またですね」

男「はいはい」ガチャ

男「・・・はぁ」バタン

大胆な子「またですか」

男「またです」

ピンポーン

男「もう出ない」

妹「って、今日来る子だったらどうするんですか!」

男「うう・・・仕方ない」ガチャ

男「なんで家のインターホンにはカメラついてないかな・・・」バタン

妹「のぞき穴があるじゃないですか」

ピンポーン

男「どれどれ・・・フード被ってる人が逃げていきました」

大胆な子「フード・・・」

男「あ、戻ってきた」

ピンポーン

男「走っていった」

妹「そのフードの人が犯人で間違いないようですね」

大胆な子[なるほどねwwwwww]ボソ

男「よし、鳴らされたら速攻で開けてやる」

大胆な子「手加減して開けてあげてくださいね」

男「はぁ?だってピンポンダッ」

ピンポーン

男「おっしゃ!」ガチャ

バン!

???「うぐぁ!」

大胆な子「ドアが当たった!」

妹「兄さんがドアを当てた!」

男「俺悪いのかよ!!」

???「・・・」グス

男「蹲って泣き出しちゃったぞ」

妹「にいさんのせいだぁー」

大胆な子「せいだー」

???「・・・」グス

男「あー、もう、ピンポンダッシュは許してやるから顔上げろ」

妹「なんで加害者の兄さんが上から目線なんですかー」

大胆な子「ですかー」

男「え?俺ピンポンダッシュの被害者じゃないの?」

妹「あんな小さい子にドア当てといて正当防衛だーなんて許されませんよ」

男「あー、えー、ご、ごめんなさい」

???「・・・」

男「何か喋ってよー・・・喋ってください」

???「・・・・・・痛いです」

男「でしょうね」

???「・・・・・・わ、わたし、です、分かりません?」

男「すみません、SSなので声じゃあ分からないんですよ」

妹「これは前代未聞の言い訳出ましたよ」

男「顔見せてくれるか?」

???「・・・・・・・・・恥ずかしいです」

男「じゃあ帰れ」

???「!!・・・・・・」

妹[アレは兄さんもう感づいてますね]ヒソヒソ

大胆な子[それでいて攻めてますね]ヒソヒソ

妹[隠れSだったんですか兄さんは]ヒソヒソ

男「顔見せる気が無いなら帰れ。今日は大切な知り合いが来る日なんだ」

???「・・・・・・大切な・・・」

男「ああ、大切な、だ」

???「・・・・・・・・・///」

妹「『ピンポンダッシュの犯人はゆっくりと顔を上げた』と」

大胆な子「流石に地の文無いと分からないですよね此処は」

男「いらっしゃい」ニコ

恥ずかしがり屋な子「・・・」ギュ

妹「兄さん、かっこつけてますけど、あなたドアぶつけてますからね」

男「許してくれるよな?」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・・ヤです」

男「え゛」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・お願い、聞いてください」

男「あ、なるほど」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・・あ、あとで、言います///」

男「は、はい」

―――――――――――――――

妹「兄さんが料理を作ろうとしていることをこの子たちに話したら当然大不評でして」

男「ひでぇ・・・」

大胆な子「私たちが作りたかったったんです!」

妹「それじゃあ邪魔をしようと」

大胆な子「それで、男さんが少女ちゃんにやったように犯罪してみようかなと!」

男「そんな簡単に犯罪しようと考えないで下さい・・・」

妹「それ、兄さんが言えることですか」

男「う」

妹「で、兄さんから財布を奪い買い物できなくさせまして」

大胆な子「私たちは男さんの家にお邪魔して、お姉さんには今日の夕ご飯の買出しに行って貰って」

大胆な子「それで、お姉さんにも何か犯罪考えておいてって伝えたんです」

大胆な子「少女ちゃんみたいに仲良くなるために!」

男「で、考え抜いた末ピンポンダッシュか」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・///」

男「お前らしいよ」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・//////」

―――夕食―――

男「いただきます!」

妹「いただきます!」

大胆な子「やっぱりお姉さんはすごいなぁー。今日の食事ほとんどお姉さんのだよー」

妹「そうなんですかー」

大胆な子「で、これ、唯一の私が作った料理!男さん、あーん♪」

男「あーんって・・・」

大胆な子「はいあーん」

男「・・・あーん」パク

大胆な子「どう?どう?」

男「砂糖と塩、醤油とソース、お酒とお酢を間違えたような味がする」

大胆な子「・・・え?」

妹「どれどれ・・・本当だ、すごく塩辛くて甘辛くてすっぱい」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・実は知ってた」

大胆な子「ちょっ、何で言ってくれなかったのお姉さん!!」

恥ずかしがり屋な子「・・・言っても手遅れだったからかな」

男「料理下手かぁー・・・。ってあの施設ではどうしてたんだ・・・」


大胆な子「料理が下手だとどんな酷い事されるか予想はできますね」

男「・・・ああ」

大胆な子「それに耐えて、皆料理が上手になったんです。でも・・・」

大胆な子「見た目がそっくりなので、お姉さんが代わってくれたんです」

男「なるほど、やさしいんだな」ナデナデ

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・♪///」

大胆な子「おかげで料理スキルは少ないです」

恥ずかしがり屋な子「・・・」

大胆な子「でもでも、感謝してるよ!お姉さん♪」

恥ずかしがり屋な子「・・・うん」

男「と言うことは性格真似できるの?」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・そ、それは無r」

大胆な子「真似してたよ!」

恥ずかしがり屋な子「」

男「・・・(期待の眼差し)」ワクワク

妹「・・・(期待の眼差し)」テカテカ

恥ずかしがり屋な子「ま、真似なんてしてあげないんだからね!/////////」

大胆な子「え、私ってそんななの?」

男「なんという」

妹「テンプレ」

男「だが」

妹「そこがいい」

恥ずかしがり屋な子「~~~~!//////」

大胆な子「息ぴったりですね」

―――食後―――

妹「お風呂沸きました」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・お、お願いが」

男「・・・・・・・・・・・・・・・」

恥ずかしがり屋な子「あの・・・・・・一緒に・・・・・・」

男「わかった、お前実は妹の方だろ」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・えっ」

大胆な子「・・・・・・・真似しないで」

恥ずかしがり屋な子「え、まっ・・・て・・・私が・・・///」

妹(あ、大胆な子ノリノリだ)

男「恥ずかしがり屋さんはそんなことを言わない筈だ」

恥ずかしがり屋な子「せ、折角、勇気、を、振り絞って・・・!」

大胆な子「・・・・・・もういいです」

恥ずかしがり屋な子「・・・!」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・・」

恥ずかしがり屋な子「そうですよ、妹です、妹の方です・・・!///」

男「!?」

妹「!?」

大胆な子「!?」

恥ずかしがり屋な子「というわけで男さん、一緒に入ってくださいね///」

大胆な子「ず、ずるい!私が本物の!」

恥ずかしがり屋な子「あなたはお姉さんでしょう?///」

妹(顔真っ赤にしちゃって)

男(必死に演技する恥ずかしがり屋・・・萌える!)

恥ずかしがり屋な子「さ、いきましょう男さん!//////」ガシ

男「やばい気付けば乗せられて一緒にお風呂ルートになってしまった」

―――お風呂―――

恥ずかしがり屋な子「/////////」

男「そんなに恥ずかしがるなら一緒に入らなきゃいいのに」

恥ずかしがり屋な子「あの、実は、私」

男「いや、顔色でどっちがどっちかバレバレだって」

恥ずかしがり屋な子「!!!!!/////////」

恥ずかしがり屋な子「あ、穴があったら・・・・・・入りたいです」

男「で、浴槽に入って出てこないわけか」

恥ずかしがり屋な子「・・・///」

男「そんなに恥ずかしいならやめればいいのに・・・」

恥ずかしがり屋な子「で、でも、・・・私が、望んだことですから!///」

男「・・・そう」

大胆な子「おー、やっぱり男さん相手だと元気になるねぇ、お姉さん」

恥ずかしがり屋な子「!・・・・・・」

大胆な子「男さーん、お背中流しますよー」

男「せ、背中くらいなら・・・いい・・・のか?」

大胆な子「大丈夫大丈夫!」ムニ

男「手かスポンジでお願いします」

大胆な子「えー、定番ですよ、胸で洗うの」

男「大胆すぎます」

大胆な子「私、男さんなら構いませんよ!」

男「法律が許しません!」

恥ずかしがり屋な子(盗られちゃう・・・盗られちゃう・・・)

男「お願いですから手かスポンジで・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・」ザバ

男「ちょ、出るなら一言言って下さい、目瞑ります、はい」

大胆な子「お姉さん、背中は私が流すんですから盗らないで下さいね!」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・それなら、私は・・・前、を、洗います///」

男「拒否権は」

恥ずかしがり屋な子「ドアの件・・・」

男「」

男「お、お前はちゃんと手かスポンジで洗ってくれるよな?」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・それが、・・・男さんの、望みなら」

男「よかった・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・腰の、タオルは・・・?」

男「絶対外さないで下さいお願いします」

―――お風呂あがり―――

男「・・・」バタン

恥ずかしがり屋な子「・・・//////」パタン

大胆な子「・・・」ツルツルテカテカ

妹「まさか兄さん・・・」

男「俺は断じて悪くない・・・はずなんだが」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・」

大胆な子「さて、寝ましょうか!」

妹「それじゃあ邪魔者は帰りますよー」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・邪魔じゃあ、ないですけど」

妹「ありがたいです」ナデナデ

大胆な子「男さん昨日気絶しちゃったんですって?」

男「う・・・」

大胆な子「今日は気絶なんてしたら私がたたき起こしますからね!」

男「」

妹「それじゃあ楽しんで!」バタン

男「楽しまねぇよ!」

大胆な子「昨日は男さんを挟んで寝たって聞きましたよー」

男「・・・はい」

大胆な子「今日もそれでいいですよね」ニコ

男「・・・・・・はい」

男「トイレ行ってきます・・・」フラフラ

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・男さん、困ってる」

大胆な子「じゃあお姉さんは床で寝れば?」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・・・・」

大胆な子「ほら、嫌でしょ?」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・お、男さんの、ためなら、床でだって寝ます」

大胆な子「へえ・・・」

男「ふースッキリしたー」

男「・・・ってなんで約一名床に寝てるんだ・・・」

恥ずかしがり屋な子「・・・」スースー

男「やばい、床に寝てるのはどっちだかわかんない」

男「・・・まあいいや、とにかくベッドに乗せてやるか・・・。よいしょ」

恥ずかしがり屋な子(お、お姫様だっこ!//////)

大胆な子(な、何この優遇!!私も床で寝るべきだったの!?)

男「思いっきり顔赤くなってるからお前が恥ずかしがり屋な方か」

恥ずかしがり屋な子「・・・そ、そうです、えへへ///」

男「お前は遠慮しないでベッドで寝ろよ」

恥ずかしがり屋な子「・・・はい」

男「3人じゃ狭いって思ってくれたのは嬉しいからさ」

恥ずかしがり屋な子「・・・はい?」

男「じゃあ、おやすみ!」

大胆な子「で、男さんが床に寝るんですか・・・」

男「狭いからな」

大胆な子「じゃあ私も床に」

男「えっ」

恥ずかしがり屋な子「わ、私も・・・」

男「分かったよベッドで寝ればいいんだろベッドで!!!」

大胆な子「わぁい」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・///」

―――朝―――

大胆な子[本当に何も起こらなかった・・・]ボソ

男「それが普通だっての」

恥ずかしがり屋な子「・・・あ、ありがとう、ございました」

男「ああ」

大胆な子「また今日も誰か来ると思うのでよろしくお願いしますね」

男「変なところでしっかりしてんなぁ」

恥ずかしがり屋な子「・・・そうですね、この子は」ニコ

男「笑ったー」

恥ずかしがり屋な子「!・・・・・・//////」

男「じゃあな!」

大胆な子「はい、またこっちにも来てくださいね?」

男「はいはい」

恥ずかしがり屋な子「さ、さようなら・・・」

男「おう、さようなら」

バタン

男「さて、と。朝ごはん作ってくれたし食べるかー」

男「・・・」

男「あれ、そういえば妹が来てないな」


――――――――――――――――――――
お泊り編②おわり

ふぅ、終わりました、閲覧してくださった方はありがとうございます
無駄に7000字強ありました。長い長い

忘れ去られた重吾に連絡のフラグは次回回収(予定)

さて、次は誰が来てくるのかなー>>357>>360


選んだのがピンポンダッシュってかわええ
風呂入る前のやり取りも可愛過ぎるしこの二人いいな

男の「・・・はずなんだが」には何があったんですか…

魔法少女になりたい子

やはりこの姉妹は戦艦並の破壊力だ……

ピンポンダッシュとか可愛すぎ。必死に演技するとこもww

ポニテ

妹「兄さん、爆発の依頼が来ております」

男「時系列的に今、お前俺の近くに居ちゃいけないんだけど・・・」

妹「オマケのSSですから」

男「で、爆発? なんでだ?」

妹「おそらく兄さんの優柔不断な態度とか女性を誑かしてる姿とかにイラッ☆ときたのでしょう」

男「たぶらかす、ってすごい字を書くんだな」

妹「言葉巧みに狂わしてる感じですね、って話をそらさないで下さい」

男「いや、爆発とか無理だろ」

妹「なぜでしょう?」

男「俺には、17人の子供が(キリッ」

妹「ああもう、鬱陶しい。私の爆発に巻き込まれて逝って下さい」

男「なんでお前が爆発するんだよ!」

妹「妹とは爆発するものです」

男「知らねぇよ!!」

妹「行きますよー」

男「え、ちょ、ま」

どーん

男「oh...」



妹「と、どうでも良いオマケSSでした」

男「」

>>355
男「何も無かった・・・はずなんだが」

>>355>>359
流石にサングラスにマスクという姿で外を歩きたくなかったようです
自分で書いていて難ですが恥ずかしがり屋は良いキャラになってくれました・・・

>>357>>360
よし、頑張ります!

恥ずかしがり屋な子がこんなに人気に…
あの時安価取って良かった…














男はとりあえずダイナマイト身体に巻き付けて人の迷惑にならない場所で爆発でもしてればいいよ!

>>364
ひょっとして>>200さん?

ふと見返したけど、恥ずかしがり屋さんずいぶん成長したなぁ。
最初は少女に代弁してもらってたんだなぁ。
そして少女は最近空気だなぁww

反面病弱っ子が全然出せなくてごめんなさいorz

こういう成長するのは良い魅力だと思うけど全員が変わるのもおかしな話だしね
病弱っ子みたいに変わりたくても変われなくて悩んでるのも上手くまとめてくれると信じてるよ
でも後継機が出たら捨てられる初期型みたいな扱いで少女が出ないのも残念だね

>>365
>>200ですよー
なんつーかもう、よくここまで成長してくれたよあの子は…ありがとう>>1よ…
もの書き同士としてここまで面白いのは尊敬するよ

>>366
病弱っ子も幸せにしてあげたいけど・・・頑張れ俺の脳・・・
どこかのアニメでいい子で特徴少ない主人公が空気にされていました

>>367
こちらこそあの発想をありがとう!
面白いかどうかは分からないが少しでも気に入ってくれてありがとう
>>367も書いているんですね・・・気になるなぁ(チラッチラッ

>>368
更新wwktkして待っております!
ひっそりとコソコソ頑張っております
せ、宣伝なんてしないんだからねっっ!!

>>369
フィルターでwktkがwwktkになってますw
持ちつ持たれつですし!このSS見てくれたお礼、人気キャラ作ってくれたお礼に宣伝してもいいのよ?(チラッチラッ

少女まだかな……

そういやスマフォのBB2Cじゃあスレ立てられんのかね

病弱の出番はまだですか……
なんで病弱属性付けたんだよ畜生……

>>378
ネタは無いがチャンスはある!(ネタもあるにはある)

>>379
チャンスは無いがネタはある!(チャンスもあるにはある)


それではポニテ×魔法少女回はじめます

―――警察―――

妹「ごめんなさい、わざわざ」

重吾警官「いや、いいよ。あの子たちの為だもんな」

妹「それにしても電話する約束をしたこと自体を忘れるなんて・・・」

重吾警官「まぁ、アイツとはダチだし、いいよ」

妹「いや、兄さんではなく」

重吾警官「誰だ?」

妹「>>1です」

重吾警官「はぁ」

―――男の家―――

男「結局来なかったなぁ、妹」

男「あんなに料理楽しみにしてたのに」

男「・・・と、時間だ、行かないと」ガチャ

男「ん?ドアに何か・・・」

『今日はおしごとできっといいことがあります』

男「はぁ」

男「ほんとかねぇ」バタン

―――しばらくして―――

妹「あぁ、兄さん行っちゃってますね」

妹「お、朝ごはんが残ってます、二人分作ってくれたんですね、あの子達」

妹「いただきます、と」

妹「うん、やっぱりおいしいです」

―――一方その頃―――

少女「うぅぅ、またじゃんけん負けちゃった・・・」

サイドポニーの子「次があるさっ」

少女「本編だと主人公なのに、番外編だとさんざんな扱いだなぁ・・・」

幼馴染「まぁ、いい子で特徴のない主人公は空気になるっていうし」

少女「く、くうき・・・」

背が高い子「でも、少女ちゃんのお陰で施設から出られたんだから!」

大胆な子「男さんに会えたから!」

恥ずかしがり屋な子「・・・・・・妹さんにも、あえたから」

僕っ子「平均分子量は29だから!」

猫耳尻尾の妹「く、空気は目立たないけど生きるのに必要不可欠だから!」

髪の長い幼女「みんなしあわせだから!」

少女「みんな、ありがとう!///」

幼馴染「何か一つ変なのがあったような」

僕っ子「気のせいでしょう」

―――仕事終わり―――

男「やっぱり特に何も無かった」

同僚「はい?」

男「いや、今日は仕事がうまく行くと聞いたんだけど」

同僚「うまく行かなかったと?」

男「そうでもないけど。普通だよ普通」

同僚「じゃあ、ミスする筈だったのが、しなくて済んだとか」

男「あ、そうか、なるほどね」

同僚「男が占いとはねぇ」

男「占い、じゃ無いんだけどな」

同僚「でも似たようなものだろ?」

男「だろうな。じゃあまた明日」

同僚「おう!」

―――帰宅道―――

妹「あ、兄さん」

男「どうしたんだ?こんなところで」

妹「言いたいことが今朝言えなかったので」

男「何?」

妹「今日の晩御飯もあの子達が作るんですからね」

男「流石に昨日の今日でやらないよ・・・」

妹「そんなつもりはもう無いと?」

男「ああ」

妹「・・・」ワナワナ

男「え、何で?お、怒ってるのかな?」

妹「・・・で」

男「で?」

妹「電車賃返せぇ!」

男「セコー!!」

妹「大学生は貧乏なんです!」

男「お、落ち着けって、ほら、アイス買ってあげるから」

妹「あの子達じゃないんですからアイスなんかで懐柔しないでください」

妹「あ、そのチョコの奴お願いします」

男「はい」

妹「おいしいです♪」ペロペロ

―――男の家―――

男「おや、もう誰か来てる」

妹「あ、ごめんなさい、ドア開けておけばよかったですね」

男「誰も居ないのにドア開けっ放しはまずいから!」

魔法使いになりたい子「こんにちはー・・・?あれ、こんばんわかなぁ」

妹「夕方はまだこんにちはだと思います」

魔法使いになりたい子「じゃあこんにちは!」

男「こんにちはー」

魔法使いになりたい子「早速ですけど、おじゃまします!」

男「『仕事できっといいことがある』って紙、書いたのって・・・」

魔法使いになりたい子「はい、私です!」

男「ありがとう、おかげで今日失敗しなくて済んだ(かもしれない)」ニコ

魔法使いになりたい子「え・・・」

妹「いいなぁ、私にも魔法かけて欲しかったです」

魔法使いになりたい子「そんなはずは無いんだけどなぁ」

男「あれー?」

魔法使いになりたい子「だって魔法かけてないんだよ!」

男「あれれー?」

魔法使いになりたい子「男さんに犯罪すると仲良くなれると聞いて」

妹「なんだかすごい卑猥な言葉に聞こえます!」

男「おまえだけだ」

魔法使いになりたい子「それで、あの、詐欺っていうのやってみました!」

男(これ、詐欺なのかー?)

妹(7歳なんですから)

男「そ、そうだったのか・・・でも」

男「プラシーボ効果とか・・・」

妹「7歳児に分かる単語じゃないですよそれ」

男「あの、うん、魔法にかかった気分だと仕事もうまく行くもんです」

魔法使いになりたい子「じゃあ、私、男さんと仲良しになれない・・・の・・・?」プルプル

男「わわ、な、泣かないで」

妹「なかせたー」

ポニーテールの子「泣かせましたね」

妹「あ、いらっしゃい」

男「ほら、実際魔法かけてないんだし、気のせいだったんだから、大丈夫だよ!」

男(犯罪してました、ってなだめるのも違和感・・・)

魔法使いになりたい子「ほんと・・・に?仲良しになってくれる?」

男「もちろんさー!」

魔法使いになりたい子「えへへ、ありがとう!」

男「さて、部屋に入ろうか、あ、ポニーテールの子はようこそ」

ポニーテールの子「どうも」ニコ

男「ふう、とりあえず落ち着いた」

ポニーテールの子「あ、男さん、私マジック見せたいです!」

男「お、興味ある」

妹「何故突然?」

ポニーテールの子「マジック得意なので、是非見せてあげたいなぁと」

男「よろしくお願いします」

ポニーテールの子「じゃあ男さん、皺のなるべくついていないお札ありますか?」

男「ちょっと待ってなー」ガサガサ

男「おお、ピン札があった!1万円だけどいいか?」

ポニーテールの子「私が折っちゃいますけどいいですか?」

男「ああ、破かなきゃだいじょぶ」

ポニーテールの子「じゃあ、これをこうやって折ります」

妹「ふむふむ」

ポニーテールの子「それを新聞紙で包みますが、新聞紙、チェックしてください。普通の新聞紙です」

男「さっきポストに入ってた奴だしな」

妹「細工は無いですね」

魔法使いになりたい子「ふつうだね!」

ポニーテールの子「さて、これで包んで・・・、手を叩きますとー」パン!

ポニーテールの子「さっきの1万円札はどうなったと思いますか?」

男「増える!」

妹「消える!」

魔法使いになりたい子「しわがなくなる!」

ポニーテールの子「なんと千円札に変わりましたー!」

男「おおお!」

妹「これはすごい」

魔法使いになりたい子「まほう?ねえ、魔法!?」

ポニーテールの子「私に魔法は使えないからなぁ」

男「ほんとすごいなー」

ポニーテールの子「ありがとうございます♪ じゃあ、これ、お返しします」

男「ありがとう」

妹「何時練習してるんですか?」

ポニーテールの子「受験勉強が嫌なもので、その、勉強逃避中に」

妹「こらこら」

男「あのー」

ポニーテールの子「はい?」

男「できれば、千円札じゃなくて、さっきの1万円札を返して欲しいなぁ、とか」

ポニーテールの子「ずいぶん丁寧にありがとうございます」

男「なんとなく予想はしてるんですがひょっとして」

ポニーテールの子「私なりの犯罪です♪」

男「orz」

ポニーテールの子「テヘペロ」

男「貴重な生活費なんや・・・アレが無いと生きていけないかも知れないんや・・・」

妹「ついこの間まで自分1人分の食事だったのに急に4人分の食事になりましたからね」

ポニーテールの子「まぁ、犯罪にこだわりはないし、お返ししますよ」

男「助かります」

ポニーテールの子「代わりに千円は返してくださいね、希少な私のお小遣いなんです」

男「そりゃあもちろん。そういえばこの間俺が行った時、お金無いって言ってたな」

ポニーテールの子「よく覚えてますね・・・!」

男(たまたま>>1が見返したからとは言えない)

ポニーテールの子「お手伝いとかお仕事を頑張って、幼馴染さんからちょっとずつお小遣い頂いて、最近ようやくお札の額になったので換えてもらいました!」

男「ほう」

妹「あそこでお手伝いするとお小遣いがもらえるんですね」

魔法使いになりたい子「わたしもね、500円くらい持ってるの!」

ポニーテールの子「でも使わないんですよね」

男「ご飯とか洋服は貰えるもんな」

ポニーテールの子「もともとあの施設だったわけですし、みんな浪費癖も無いんですよ」

妹「まぁ、いい傾向ではありますけどね」

ポニーテールの子「つまりお金の使用方向は男さんたちに向くわけで」

男「どうしてそうなった・・・」

ポニーテールの子「何か私たちで買えそうなものあったら何なりと!」

男「ほ、本当に困ったら相談するよ・・・。ご飯くらいは食べられそう」

魔法使いになりたい子「私の魔法がもっと上手なら何でも出せるんだろうなぁー」

男「魔法は俺も知らないからアドバイスできないなぁ」

妹「魔法ってどうやって勉強してるんですか?」

魔法使いになりたい子「独学です」

男「難しい言葉知ってるなぁ」

妹「7才なんですよね?」

魔法使いになりたい子「うん!」

ポニーテールの子「どこで習ったんでしょう?」

魔法使いになりたい子「独学です」

男「独学か」

魔法使いになりたい子「独学です」

男「さて、夕食はどうするんだ?」

ポニーテールの子「冷蔵庫に結構食材がありますね」

男「最近料理してくれる人たちがいるもので」

ポニーテールの子「買出しには行かなくて良さそうですね」

魔法使いになりたい子「じゃあ、さっそく作ろう!」

男「料理はどうやって習ったんだ?」

魔法使いになりたい子「本を読んだり、教えてもらったり!」

男「そこ独学じゃないんだ」

ポニーテールの子「まぁ、虐待酷かったですからね」

男「だよな・・・」

―――夕食―――

魔法使いになりたい子「肉じゃがです」

男「あっという間に出来た!」

妹「それは>>1が親孝行しないので料理の知識が乏しいからです」

男「最悪だな!」

ポニーテールの子「最悪ですね」

妹「それにしても肉じゃが作れるような材料が常備されてる家ってすごいですね」

男「白滝なんていつ買ったんだ・・・」

妹「さて、いただきます」パク

男「いただきます」パク

妹「素晴らしくおいしいです!」

男「ホントおいしい」

魔法使いになりたい子「ありがとう!」

ポニーテールの子「よかった!」

妹「兄さん、私が炊いたお米の味はいかがですか」

男「誰が炊いても炊く際の水量にしか依存しませんのでわかりませんが」

男「普通です」

妹「ふつう、ですか」

男「おかずマジックで美味しく感じているのかもしれませんが」

妹「そんなに言うなら兄さんはご飯食べなければいいです」

男「ベタな展開だなー」

妹「本当にそう思うんですよみんな。まずいなら喰うなって」

男「申し訳ありません」

魔法使いになりたい子「たまごかける?」

ポニーテールの子「男さんは生卵が嫌いって聞いたけど」

男「はい、嫌いです」

妹「もったいない・・・。私にはかけてくださいー」

ドロドロ

男「ああぁ」

妹「おいしそうに見えません?」

男「見えないです・・・」

魔法使いになりたい子「わたしも生卵はダメかも」

男「ついに仲間が居た」

妹「えええぇ!」

妹「生卵の素晴らしさを伝授しましょう」

男「いいよ、無理に教えなくて」

妹「例えば卵白がかかってしまったとして」

男「違う意味で嫌な予感がしてきた」

妹「『ふぇぇ、お兄ちゃんの卵白かかっちゃったよぉ』みたいな!みたいなぁ!」

男「・・・」

妹「あ、止めてください、その冷たい目線止めてください」

ポニーテールの子「//////」

妹[ほら、顔真っ赤にして可愛いですねぇ]ヒソヒソ

男「そういえばお前は変態だった」

魔法使いになりたい子「?」

―――食後―――

妹「お風呂も沸きました」

男「・・・ちょっと目隠し取ってくる」

ポニーテールの子「そこまでして一緒に入って欲しいとは思わないんですけど」

魔法使いになりたい子「けど」

男「といいますと?」

ポニーテールの子「変なことするわけじゃないんですし」

ポニーテールの子「お風呂ですし見てもいいんじゃないですか」

魔法使いになりたい子「ですか?」

男「いや、法が許さないって」

魔法使いになりたい子「私が魔法でなんとかするから!」

男「でも、いや、でも」

ポニーテールの子「じゃあ一緒に入らなくてもいいです」

ポニーテールの子「男さん一人でゆっくり入ってください」

魔法使いになりたい子「がっかりです」

ポニーテールの子「がっかりです」

男「お前ら昨日の大胆な子より大胆だぞ・・・」

ポニーテールの子「知りません♪」

ポニーテールの子「一緒に入ってくれないなら失望しますよ」

男「入ったら逮捕されますよぉ」

魔法使いになりたい子「おねがい~はいってー」

ポニーテールの子「気にしてるの男さんだけじゃないですかぁ」

男「・・・わかりました・・・」

妹「もしもし、重吾さんですか、いま家の兄が幼女と・・・」

男「そこ電話しないでー!」

男(っていうか重吾に電話するっての忘れてた)

―――お風呂―――

男「」

魔法使いになりたい子「わーい」

ポニーテールの子「自分で言っておいて難ですがはずかしいです」

男「許してください・・・」

ポニーテールの子「し、仕方ないです、予想以上に恥ずかしいのでタオルくらい許します」

男「・・・よし、なんとか復活」

魔法使いになりたい子「洗ってあげるー」

男「あ、はい」

魔法使いになりたい子「ごしごし」

ポニーテールの子「じゃあ私は頭を」

男「あ、はい」

ポニーテールの子「がしがし」

男「つめ立てて欲しいなぁー」

ポニーテールの子「つめ立てて洗うとフケが出るんですよ?」

男「そーなのかー・・・」ショボン

魔法使いになりたい子「かゆいところはありますかー?」

男「あ、背中には無いです」

ポニーテールの子「頭にはありますかー」

男「左後頭部が」

ポニーテールの子「でもつめは立てません」モイモイ

男「痒み取れてない!寧ろ悪化してゆく!」ワナワナ

ポニーテールの子「がまんです」

男「うおお」

ポニーテールの子「ほらほら」

男「痒い痒い痒い痒い」

―――お風呂あがり―――

男「女性とお風呂入るのが日常化してきた俺やばい」

妹「もしもし重吾さん?」

男「マジで止めてくれ」

妹「マジで繋がっていますが」

男「えっ」

重吾警官「男ー」

男「えええ」

重吾警官「こないだ電話しろって言ったのにしなかったなー」

男「いや、妹達のイタズラだったんだ」

重吾警官「まぁ、俺もグルだった訳だが」

男「えっ」

重吾警官「財布とか取られたふりで、クレジットカード止めようとしたりするのを防ぐために」

男「いーもーうーとー?」

妹「さて、そろそろお暇しますかねー」

重吾警官「そういえば女の子が毎日遊びに来ているらしいな」

男「あ、ああ」

重吾警官「まさか混浴してたり一緒に寝ていたりしないよな?」

男「」

重吾警官「してたら遠慮なく逮捕してやるからな」

男「アハハマサカシテルワケナイダロ」

重吾警官「ならいいけど。じゃあの」

男「ジャアナー」

魔法使いになりたい子「いっしょに寝よっ!」

男「断れない・・・」

ポニーテールの子「男さんが寝ているところに私たちが後から入り込んだとか説明すれば何とかなりますよ!」

男(それは俺がベッドで寝てこの子たちを床で寝かしたってことになるじゃん・・・)

男(それはそれでアウトだ・・・)

ポニーテールの子「と、いうわけで、ほら!」ポム

男「やっぱり挟まれるのか・・・」

ポニーテールの子「左右に女の子が居ると寝られない?」

男「最近寝られるようになってしまいましたが・・・やっぱり色々とやばいです」

ポニーテールの子「じゃあ上下で挟んでみます?」

男「えっ」

ポニーテールの子「私が下でいいから、ほら乗って乗って」

男「ないから」

ポニーテールの子「大丈夫男さん太ってないし、その子も軽いし!」

男「ないから」

ポニーテールの子「遠慮しなくていいのに」

男「ないから」

ポニーテールの子「じゃあ私が乗っちゃおう」

男「・・・えっ」

ポニーテールの子「えいっ」ドサ

男「うっ・・・」

ポニーテールの子「重い?」

男「そうじゃなくて・・・密着はやめて・・・」

ポニーテールの子「無理だよ、私浮けないもん」

男「乗らなきゃ良いんじゃないかな!」

ポニーテールの子「でも、私の上でもう寝られちゃってるし」

男「え?」

魔法使いになりたい子「スースー」

男「頼む降りてくれええ」

ポニーテールの子「えええぇ」

男「横なら、横ならいいから・・・」

ポニーテールの子「やった」

男「ふぅ・・・」

ポニーテールの子「値引きのコツと似てますね」

男「どういうこと?」

ポニーテールの子「ちょっと値引きしすぎな価格を提示して、店員を困らせて、『このくらいで勘弁してください・・・』って最低価格を見つけ出すの」

男「・・・」

ポニーテールの子「男さんは『色々やばい』と言いながら左右なら許してくれた」

男「う・・・まぁ」

ポニーテールの子「つまり左右に挟まれるのはセーフなんだと」

男「なるほど・・・」

ポニーテールの子「腕に抱きついていいですか!」

男「ダメです」

ポニーテールの子「じゃあ乗りますね?」

男「なら俺はベッドから出て行きます」

ポニーテールの子「抱きつくのはアウト、と」

男「アウトです」

ポニーテールの子「まあ仕方ないか!おやすみなさい」

男「はぁ・・・、おやすみ」

男「Zzz・・・」

ポニーテールの子「・・・寝た寝た」ダキ

ポニーテールの子「寝ちゃったら気付かないね!」ギュウゥ

男「Zzz・・・」


―――朝―――

妹「兄さんおはようございま」

妹「!?」

男「ん・・・?うわ!?」

妹「つ、ついにやってしまいましたか兄さん・・・」

男「やってないやってない」

魔法使いになりたい子「んー・・・おはよ・・・う」

ポニーテールの子「スースー」

魔法使いになりたい子「・・・~」ボー

妹「女の子二人に左右から抱きつかれて寝るとか・・・うらやましい」

男「代わってくれよ・・・」

妹「兄さんが好かれてるんですから私じゃあ抱きついてくれないと思いますね」

魔法使いになりたい子「ぎゅってしてほしい?」

妹「Yes! Come on!」

魔法使いになりたい子「かもんって来い!ってことでしたっけ~・・・?」

男「そうだな」

魔法使いになりたい子「えーい」ギュー

妹「ヘブン状態!」

男「女性でよかったなお前」

妹「私と兄さんの性格逆だったら確実に兄さん逮捕されてますね」

男「『ゆうべはおたのしみでしたね』みたいなことになるな」

妹「ああ、兄さんがヘタレでよかったですねぇ」

男「ヘタレ言うな」

――――――――――――――――――――
お泊り編③おわり

よし、一応終了です

見てくださった方は今日もありがとうございました!
この先の展開とかちょっと考えてあるので今回は安価なしで・・・

乙です
さすがに「魔法使いになりたい子」とかは名前を短縮したほうが良い気がしてきた

>>408
思ってた。
特にポニーテールの子じゃなくてポニテの子、とかポニテ、とかで良いんじゃないかと


「独学です」最近覚えた言葉を使ってみたいって感じだなww
お風呂ではポニーテール外すギャップ萌えが無いだと…
男「・・・よし、なんとか復活」何がだナニがだ

魔法少女がいつの間にか魔法使いになってたでござる。略称は魔法子?魔女子?

>>410
そんな発想無かった・・・なんで教えてくれなかったんだw
精 神 が で す 。

まさかの大胆すぎる名前間違いだと・・・
「あれ、髪"が"長い?髪"の"長い?・・・恥ずかしがり屋"な"? 背"が"高い?」みたいな事は何度もあったけどここまで酷いのをやってしまっていたとは

魔法少女になりたい子と魔法使いになりたい子となら魔法子に統一すれば良い
でも響きは魔女子のが好きだ

乙した
男は爆発したりないようだね(`・ω・´)
妹ちゃんやっちゃって!

きっといつか病弱の出番が……
全員終わってからだろうなー(チラッ

>>412
一応主人公だから本編で爆発されると困るね!

>>416
フラグ立てるよ!


試験は死にましたが、書きますね

―――次の日、夕方―――

男「ついに仕事場での風景は完璧にカットになったなぁ」

男「これ以降同僚の出番はあるのだろうか」

男「まぁいいか。今日は誰が来るんだろう」

―――男の家―――

男「ただいまー」

妹「おかえりなさい」

男「お前が居るのもデフォになったなぁ・・・」

妹「まぁまぁ」

ppppp.....

男「あ、電話だ」

妹「はい、兄さん」ガチャ

男「はい、男です」

電話相手「あ、もしもし、僕です」

男「え?」

電話相手「僕ですよ僕。声忘れちゃいましたか?」

男「いや、知らない番号でしたし、人違いかと」

電話相手「そんな、僕のこと忘れちゃったんですか?」

男「はい、忘れました」ガチャン

妹「え、どうしたんですか兄さん」

男「僕僕詐欺です」

妹「ぼ、僕僕詐欺・・・」

ピンポーン

男「はい?」

サイドポニー「こんにちはーっ」

男「あ、いらっしゃい」

妹「いらっしゃい」

ppppp.....

男「はい」

電話相手「勝手に切るなんて酷いじゃないですか」

男「だってオレオレ詐欺の匂いがしたんですから」

電話相手「鋭いですね。ぜひとも20万円を僕の口座に振り込んで欲しいんです」

男「だからそれが詐欺だっての」

電話相手「男さんは僕のことを知っているでしょう?」

男「うっせぇ、知らないっていってんだよ!!」ガチャン

サイドポニー「ど、どうしたんですかっ?」

男「僕僕詐欺です」

サイドポニー「ぼ、僕僕詐欺っ・・・?」

妹「今日来る子なんじゃないですか?」

男「言われればそんな気がしてきた」

サイドポニー「お、男さんっ」

男「え?何?」

サイドポニー「忘れないうちに幼馴染さんから伝言がありますっ」

男「あ、はい」

サイドポニー「ミツアミでメガネかけてた子、覚えてますかっ?」

男「あの病弱な子だろ?覚えてるよ」

サイドポニー「今週末の日曜日にしゅじゅちゅするらしいですっ!」

妹「しゅじゅちゅ・・・(萌)」

サイドポニー「あっ、えっ、しゅ、しゅじゅちゅ!じゃない!しゅずつっ!」

妹「しゅずつ・・・(萌)」

男「いるよなーしゅじゅちゅ言えない子」

妹「兄さんも言えてません」

男「し、しゅづつ・・・」

妹「そして同じような道を歩んでます」

サイドポニー「い、言いづらいですよね男さんっ!」

男「もちろんだぜ・・・。妹、お前は言えるのか?」

妹「もちろんです」

男「言ってみろ」

妹「手術」

男「い、言えてやがる・・・」

妹「摘出手術中」

サイドポニー「てきしゅちゅしゅじゅちゅちゅーっ」

男「摘出しゅずちゅちゅう」

妹「兄さんじゃ萌えませんねぇ」

男「男性じゃ、な・・・」

妹「バスガス爆発」

サイドポニー「バスバス爆発っ!」

妹「東京特許許可局」

サイドポニー「東京きょっきょ許可局っ!」

妹「・・・萌っ!!」

男「言えなくてもいいもんなー!」

サイドポニー「そ、そうですっ!」

男「実際東京特許きょきゃ局なんて無いんだし」

妹「そうですが、兄さん言えてません」

男「うっ・・・。特許庁さえ言えれば問題ない!」

サイドポニー「とっきょちょうっ!」

妹「はぁ」

妹「で、本題覚えていますか?」

男「えっ」

サイドポニー「あっ!」

サイドポニー「その、ミツアミでメガネの子覚えてますかっ?」

男「あ!その話題か!うん、覚えてるって言った記憶があるぞ」

サイドポニー「その子が、今週末の日曜日、しゅ、じゅ、つ!をするらしいですっ!」

男「しゅずつ?」

サイドポニー「はいっ」

妹「よし、行きましょう」

男「日曜な」

ピンポーン

男「ん?はいはい」ガチャ

重吾警官「俺だけど」

男「えっ」

重吾警官「暴言吐いてた容疑で逮捕していいか?」

男「えっ」

重吾警官「さっき電話に向かってずいぶんな暴言を吐いていたな?」

男「アレはオレオレ詐欺だったし!」

重吾警官「本当にオレオレか?」

男「僕僕だったけど、間違いなく」

重吾警官「そこが重要だぜ」

妹「そうですよ兄さん」

男「お前らまたつるんでたのか・・・」

妹「結論から言いますとそうです」

妹「一人称が『僕』の女の子、覚えがありますよね?」

男「・・・はい」

妹「そして、尋ねて来る子達はちょっと犯罪する傾向があることも分かってますね」

男「・・・・・・はい」

妹「じゃあ推測ぐらい出来ましたね?」

男「・・・」

妹「この確信犯が」

男「それ誤用・・・」

妹「・・・」ギロ

男「すいませんすいません」

妹「謝る相手が違います」

僕っ子「いや、僕そんなに落ち込んでいないから気にしないで下さい」

サイドポニー「おつかれっ!」

妹「あ、そうなんですか、助かりましたね兄さん」

重吾警官「そしてさっきの電話の番号、オレの携帯なんだが、登録してくれてないのか?」

男「家の電話なんて友達と会話するときに使わないし・・・」

男「ってか仕事戻れよ・・・」

重吾警官「服見て気付け。今日は非番だ」

男「あっそう」

―――一方その頃―――

少女「・・・」

ポニテ「また負けちゃったか・・・」

恥ずかしがり屋「・・・・・・また、次が、あるよ」

背が高い子「次こそがんばって!」

少女「次は・・・無いよ・・・」

大胆な子「え?」

少女「もうじゃんけんする相手が居ないよぉぉぉ!!」

ポニテ「じ、じゃあ明日は絶対じゃん、良かった良かった!」

少女「そうだけど!確かにそうなんだけど!!」

―――男の家―――

重吾警官「じゃあそろそろ蛙」

男「ああ、じゃあな」

重吾警官「そろそろ蛙」

妹「何かあったらまたよろしくお願いします」

重吾警官「蛙・・・」

サイドポニー「さよーならっ!」

重吾警官「男、変なことするんじゃないぞ!したら逮捕してやるからな!」

男「あ、ああ」

重吾警官「帰る!」バタン

男「・・・」

妹「・・・突っ込んであげてくださいよ・・・」

男「いや、変換ミスかと思ったんだよ・・・」

男「寧ろ2回目に言われたお前が突っ込めよ」

妹「うっ・・・」

サイドポニー「ケロケロっ」

―――スーパー―――

妹「夕食の買出しに来ました、今日は私も同伴です」

男「傍から見たら変人だから、画面の外の人に解説するのやめようぜ?」

僕っ子「僕たち今日はムニエルを作ろうと思うんだけどいいですか?」

男「なんか高級そうな名前の料理!食材は何を・・・?」

サイドポニー「鮭の予定ですっ」

男「鮭?」

サイドポニー「魚なら何でもいいんですけど、男さんリクエストありますかっ?」

男「い、いや、折角鮭にしてくれたなら鮭でいいよ」

妹「兄さん、ムニエル知らないのは流石に・・・」

男「!!」

僕っ子「ムニエルとは・・・魚に小麦粉とかをつけてバターで焼いた料理のことです」

妹「おいしいですよ。名前を知らなくても食べたことくらいはあるはずです」

男「そ、そうなのか?」

妹「お母さんも作っていましたよ」

男「マジか・・・」

―――夕食―――

男「ムニエルうめぇ」

僕っ子「僕たちの渾身の一品だからね!」

男「これなら魚好きになれそうだわ」

妹「食生活なら間違いなく肉食系男子ですよね、兄さん」

男「そうだな」

妹「これで[ピーーー]な体格だったらアウトでした」

男「これからも気をつけます」

男「ご馳走様でした」

サイドポニー「お皿片しますねっ」

男「皿洗いくらいやろうか?」

サイドポニー「いいですよー・・・わっ!?」スルッ

ドテーン ガシャーン

男「大丈夫か!?」

妹「ど、どうしました?」

サイドポニー「ご、ごめんなさいっ!!お皿がっ・・・」

男「いいよそんなの・・・。怪我は無いか?」

サイドポニー「は、はいっ」

妹「今お皿片付けますから、動かないで下さいね」

男「見え辛い破片とかもあるからな」

―――――――――――――――

男「よし、もう大丈夫だな」

妹「もういいですよ」

サイドポニー「よいしょっ」

男「気をつけろよ?」

サイドポニー「今更ですけど・・・器物損壊罪ですねっ」

男「わざとやったのなら流石に起こりますよ?」

サイドポニー「わ、わざとじゃないですけどっ!そういえば私犯罪してないなって!」

男「あ、そう・・・」

僕っ子「僕のオレオレ詐欺もとい僕僕詐欺も未遂で終わっているんだけどどう思います?」

男「1万円を盗んで返してくれた人も居ました」

僕っ子「ならいいのかなぁ」

―――食後―――

妹「お風呂が沸きました」

男「さて、目隠し目隠し」

サイドポニー「私たち覚悟しましたっ!」

僕っ子「僕たち男さんに迷惑かけません!」

サイドポニー「私たちで入りますっ!」

男「えっ」

妹「じゃあ私が入っちゃいましょう」

サイドポニー「わーいっ」

妹「じゃあ行ってきます。に・い・さ・ん。」ニタァ

男「えっ」

妹「残念でしたねぇ、今日は混浴できなくて」

男「そ、そんな、残念なわけ」

妹「顔面蒼白ですけど」

男「えっ」

妹「まぁ、喜んで幼い子達と混浴しているようなら」

妹「それはそれで重吾さんに報告しなくちゃいけないですけどねぇ?」

男「でっ、でも、世論では混浴を求めているのでは!?」

妹「兄さんには爆発して欲しいみたいですけどねぇ」

男「」

妹「『見てないから大丈夫(キリッ』見たいなのじゃダメなんですよ」

男「」

妹「やるならいっその事それ以上の発展を、と望んでるに違いありません」

男「」

妹「それでは兄さん、さようなら。行って来ます」

男「」

妹「いきてますかー」

男「・・・はい」


―――お風呂―――

妹「いやぁ、3人だと狭いですねぇ、お風呂は」

サイドポニー「ですねっ」

妹「おっ、僕っ子ちゃん大きいですねぇ」

僕っ子「な、何がっ」

妹「何がでしょうねぇ?」

僕っ子「せ、背だよね、背」

妹「背は高い低いですよねー」

僕っ子「・・・///」

サイドポニー「私はどうっ?」

妹「ちっちゃい」

妹「だがそれでよい」

妹「否、それがいい!」

妹「いつも兄さんは洗ってあげているらしいから私も洗ってあげちゃいましょう」

サイドポニー「お願いしますっ」

妹「よーし」

サイドポニー「きゃっ、何してるんですかっ!!」

妹「胸揉んでます」

僕っ子「は、はっきり言った!」

妹「揉むと大きくなると言う都市伝説が」モミモミ

サイドポニー「都市伝説と知りながら揉まないでくださぁいいぃっ」

妹「私はこの都市伝説を聞いて揉み始め今となってはこのサイズ」

僕っ子「いや、普通でしょう」

妹「はい、実を言うと並以下です」

妹「しかしあまり大きいと肩がこるらしいですよ」

サイドポニー「そうなんだっ!」

妹「僕っ子ちゃんは将来大変そうですねぇ」ニヤニヤ

僕っ子「そ、その分自分に自信が」

妹「わざわざ胸を小さく見せる努力をする人もいるんですよ?」

妹「所詮胸なんてオマケなんです、このっ」モミモミ

僕っ子「や、やめ、揉まないで」

サイドポニー「なんと大きなっ」モミモミ

僕っ子「加勢しないで!」

妹「さらに大きくして肩こりにしてやるー」モミモミ

僕っ子「あぁツッコミが居ない、男さん助けて」

キャーキャーモミモミワタシモーッ

ギャーヤメテータスケテオトコサァァァン

男(筒抜けとか・・・マジやめて・・・)

―――お風呂あがり―――

妹「お風呂あきました」

男「・・・はい」

妹「一人虚しく女の子3人が入った浴槽の水でも飲むがいいです」

男「別にいいです」

サイドポニー「そ、そんなこと勧めないでっ」

男「大丈夫、やらないやらない」

妹「と言いながらやるんでしょう?」

男「しないって・・・」

妹「やるんでしょう?」

男「しない。じゃあな」バタン

男「あぁ、さっぱりした」

妹「お帰りなさい、男性は早いですね」

男「ああ、男性の俺のお風呂シーンなんて1文字すらなかった」

想像以上の男の扱いに妹に惚れた
付き合いを前提に結婚してください!

>>441
妹「まずはあなたがこっちの世界に来てくれること、それが大前提ですね」

男「お前があっちの世界に行けばいいんじゃ?」

妹「あっちの世界に行くとどうしても劣化するって聞きました」

男「身も蓋も無い・・・」

ごめんなさい、安価ミス
上は>>440ですね

僕っ子「僕たちと一緒に寝てくださいー」

男「あ、ああ、それくらいなら(耐性がついてきたから)いいぞ」

妹「さて、私は帰りますか」

サイドポニー「今日はありがとっ!」

妹「どういたしまして。それじゃ兄さん、また」ガチャ

男「ああ、お休み」

妹「おやすみなさい」バタン

僕っ子「ウブと聞いていましたが、左右に挟まれて大丈夫なんですか?」

男「前に反論したら大変なことになったので」

僕っ子「許容外な事されたんですね・・・」

サイドポニー「・・・」ギュウ

男「え、ちょ」

サイドポニー「てへっ」

僕っ子「それ許容範囲ですか?」

男「え、あ、はい、ぎりぎり」

僕っ子「じゃあ僕も」ギュウ

男「」

サイドポニー「男さん、おやすみなさいっ!」

僕っ子「おやすみなさい、男さん」

男「オ、オヤスミー」

―――次の日の朝―――

妹「おはようございます」

男「・・・あぁ」

妹「ずいぶんと眠そうですけど。寝ました?」

男「全然寝られてない・・・」

妹「まさか・・・ついに、手を、出して、しまい、ました、か」

男「いや、実は二人とも寝相が酷くって」

妹「ガシガシ蹴られた?」

男「そしてドカドカ乗られた」

男「そして当人達はまだ熟睡中」

妹「ふ、二人とも上下逆転してる・・・」

男「書置きはしたし、行くか」

妹「ご飯はどうするんですか?」

男「いいよ、何か買ってく」

妹「私のは?」

男「えっ」

妹「朝はここで食べていくのが日常になってたものでご飯食べてません」

男「お前も何か買えば?」

妹「お金ないなぁー(チラッ」

男「・・・」

妹「今月もぴんちだなぁ・・・」

男「はいはい、朝食分くらい出してやるよ」

妹「やったぁ!お兄ちゃんありがとう!だいすき!」

男「はいはい」

妹「精一杯の『兄大好き妹』演技なんですからもっと喜んでくださいよ」

男「わぁい、嬉しいなぁ」

妹「だいぶ棒読みですが・・・まぁいいです、25点」

男「合格ライン低っ」

妹「今はそれより時間が大切です」

男「はいはい」

――――――――――――――――――――
お泊り編④おわり

ミツアミメガネの出番がある…!
こんなに嬉しい事はない!!

うっ…!ふぅ……

書こうと思ったら内部エラーで投稿できなかったんだよ!
今日はもう遅いからまた明日にしようと思います

代わりに書き溜めが出来た

>>295>>298あたりを意識しながら書きました


>>459
ミツアミメガネ回はまだ先ですけどね!

書かないのに間違えて上げてしまいました、ごめんなさい

さて、書きますねー
少女ちゃんメインですが。

―――帰宅路―――

男「今日最後の組が来るのか」

妹「そうですよ兄さん」

男「おわっ!いつからいたのさ!」

妹「2つ前の角でで兄さんを見つけたので尾行を」

男「あのなぁ・・・」

妹「まぁまぁ」

男「ところであれを見てくれ、どう思う」

妹「何ですかあれ」

男「見たところ少女ちゃんだな」

妹「こっちに向かってきますよ」

男「来てるな」

少女「うわあぁぁぁ」

妹「叫んでますよ」

男「そうだな」

少女「男さああああぁぁぁ」ガシィィ

男「オウフ」

男「な、何だ」

少女「ストーカーですうぅぅー!」

男「お前俺のストーカーだったのか」

妹「なんでやねん、少女ちゃんが追われてるんでしょう、常識的に考えて」

男「じゃあウチ来るか」

少女「はい、じゃあ匿ってください!」

男「最初もそんなだったなぁ」

―――男の家―――

男「ほれ入れー」

少女「ありがとうございますー」

妹「チェーンかけます?」バタン

男「まだ夕方だしいいよ」

少女「ふふふ」

男「どうしたー、久しぶりに来て嬉しいのか」

少女「男さん、こんな幼い子を家に連れ込んじゃダメじゃないですか」

男「なんだって!(棒)」

少女「さぁ男さん、通報しちゃいますよ、重吾さんの電話番号教えてもらいましたし」

男「はぁ」

少女「それが嫌なら3万円を私に渡しなさい!」

妹["わたし"に"わたし"なさい・・・]ボソッ

男「くだらねぇよ」

男「だめだなぁ・・・お前、何も成長してねぇよ」

妹[わ、私のギャグセンスが!?]ボソッ

男「お前じゃねぇよ・・・」

男「少女、そっちに逃げ場はねぇぜ」

少女「あっ」

男「さて、これは包丁です」

妹「oh...」

少女「きゃぁぁ、やめてくださいぃぃ(棒)」

男「それじゃあタヒねっ」

少女「やめてくださいいぃぃ(棒)」バタン

男「気絶したぞー(棒)」

男「・・・で、久しぶり」

少女「お久しぶりです!」ムクリ

妹「えっ」

少女「ど、どうかしましたか?」

男「さ、流石に演技だと分からなかったわけじゃないだろ?」

妹「いや、終わりですか?再現ドラマ」

男「はい、もういいかなって」

少女「いいかなって」

妹「一番のシーンを抜かしたじゃないですか」

男「なんだっけ?」

妹「少女ちゃんの失禁シーンが・・・」

少女「~~!!//////」

男「あぁー・・・そういえばお前お漏らしマニアだったな」

妹「お・漏・ら・し!お・漏・ら・し!」

少女「お漏らしコール止めてください!!」

お・漏・ら・し!お・漏・ら・し!

少女「>>468さんまでお漏らしコールしないでください!!」

妹「ほら、みんな望んでるんですよ」

男「そ、そういえばもう一人の子来ないな!」

少女「あ、その件ですけど」

妹「はい」

少女「今日の担当・・・と言うか4連続じゃんけんで負けた人ですけど」

男「ずいぶん負けてんなー」

少女「私と、覚えてます?あの猫耳の男の子の妹ちゃんだったんですけど」

妹「居ましたねぇー。お兄ちゃん大好きっ娘」

少女「あの子が、なんだか遠慮してくれたみたいで・・・」

男「はい回想入りまーす」

お・漏・ら・し!お・漏・ら・し!

少女「ちょ、ちょっと!>>470さんまで何言ってるんですかっ!!///」

妹「大人気ですね!と言うか少女ちゃんはその業界用語知らない設定じゃないんですか?」

男「そういえば>>15あたりの話でそんなことが」

少女「私も学びました!と言うことで!」

妹「なるほど」

男「それで・・・回想パート入っていい?」

少女「あ、はいすいません」

妹「>>1が変なタイミングで書くからいけないんですよね」

―――回想―――

少女「ついに今日だ!楽しみだ~」キラキラ

猫耳妹「・・・」

少女「男さんの家に行くの久しぶりだなぁ~」キラキラ

猫耳妹「・・・」

少女「何着て行こうかなぁ~」キラキラ

猫耳妹「・・・」

少女「えへへ~」キラキラ

猫耳妹「私、遅れていく」

少女「え?」

猫耳妹「私にはお兄ちゃんが居るし」

少女「でも、楽しみに」

猫耳妹「後、で、合、流、す、る、か、ら!」

少女「う、うん・・・」

―――回想終わり―――

少女「二人とも楽しみだったんだけど・・・」

男「ええ子やわ・・・」

少女「でも、あの子のお兄ちゃんと同じくらい男さんのこと好きだったのに・・・」

妹「いい子ですねぇ・・・」

少女「と言うわけでご好意に甘えて今日は私一人でやって来ました!」

男「そーなのかー」

妹「さて、じゃあ夕ご飯の買出しとか行きましょうか?」

少女「気付けば夕方ですね」

妹「ところで少女ちゃん」

少女「はい?」

妹「私に料理を教えて欲しいなぁー、なんて」

少女「い、いきなりですね」

妹「やっぱり私も女子力あげていきたいなと思いまして」

男「俺が作ろうって時には反対したくせに・・・」

妹「兄さんは料理下手でもいいでしょう、男性なんですから」

男「今は男性でも料理をするご時勢ですよ」

少女「そうなんですかー」

男「そうなんです」

少女「私的には結婚生活、家事か仕事かどっちかやってくれればいいと思うんですけど」

男「へぇ」

少女「私が家事、男さんがお仕事!うふふ、きゃー!///」バタバタ

男「は、恥ずかしいな、おい・・・///」

妹「でも・・・」

男「でも?」

妹「スレに料理を教わる妹が見たいと言う希望が・・・」

男「それなら仕方ないな!」

少女「あっさり!」

―――料理―――

妹「と、いうわけで材料も買いましたし前に少女ちゃんが作ってくれたオムライスに挑みます!」

少女「あれ、材料買いましたっけ?」

妹「スレ間で・・・」

少女「すれかん・・・はまだ知らない用語ですね」

妹「書かれてない間に買っておいたってことですよ」

少女「なるほど!」

妹「それじゃあ作りましょうか!」

少女「おー!」

妹「少女師匠、まずは何を」

少女「し、師匠?」

妹「師匠です」

少女「て、照れますね、えへへ」

少女「まずは野菜を切ります」

妹「はい、師匠」

少女「今回は玉ねぎとピーマン、ニンジンを使いましょう」

妹「何故その組み合わせで?」

少女「いろどり的に綺麗かな、と思いまして」

妹「い、彩り・・・」

妹「じゃあとりあえずピーマンから切りましょう」

少女「はい、みじん切りでお願いします」

妹「でやああぁぁ」ドドドド

少女「ひょっとして包丁の使い方から、でしょうか」

妹「・・・冗談です」トントン

少女「うん、大丈夫そうですね」

妹「じゃあニンジン行きますか」

少女「皮むけますか?」

妹「皮をむく!?」

少女「そ、そんなに動揺しなくても」

妹(卑猥なこと考えたなんて言えない)

少女「包丁が苦手なら・・・、あ、これです、ピーラー!使ってください」

妹「あ、どうも」シャー

少女「むいたらそれもみじん切りです」

妹「はい」

妹「・・・ふぅ、出来ました」

少女「最後に玉ねぎですねー」

妹「目が痛くなるあれですね」

少女「これもみじん切りですけど、コツがあります」

妹「なんですと」

少女「最初に縦横に切れ目を入れれば簡単です」

妹「包丁が切れなさ過ぎて横に切りにくいです」

男「そういえばだいぶ前から磨いでません」

少女「苦手な人にとっては危なくなくていいかもしれませんけどね」

男「・・・ちょっと包丁磨いで来る」

妹「せめて料理終わるまで待ってくださいよ」トントン

妹「・・・・・・よし、何とかなりました」

妹「何とかなりましたが涙が出ます」

少女「換気扇回してください・・・」

妹「手が玉ねぎ臭いです・・・」

少女「玉ねぎ切ったならそりゃあ玉ねぎ臭くなっちゃいますよ?」

少女「さて、今回はお手軽にウインナーを入れましょう」

妹「ウインナー!?」

少女「ど、どうかしましたか?」

妹(卑猥なこと考えたなんて言えない)

妹「・・・さてと、これは簡単に切れました」

少女「じゃあ炒めましょう」

少女「さぁ、炒めちゃってください!焦がさないで下さいねー」

妹「はい、師匠」

少女「じゃあご飯入れましょう」

妹「は、はい」

少女「妹さんは混ぜてくださーい」

妹「は、はい」

少女「ケチャップ入れますよー」

妹「は、はい」

少女「ひょっとして混ぜるだけでいっぱいいっぱいですか?」

妹「は、はい・・・あ、はい。」

少女「で、ですよね・・・」

少女「チキンライスが出来上がりました」

妹「チキン一切使っていませんけどね」

少女「今回はこの上に卵焼きを載せることにします」

妹「包むのは難しいですか」

少女「慣れれば出来ますけど、慣れてる暇がありません」

妹「なるほど」

少女「あぁ、それじゃあ焼きすぎです、硬くなっちゃいました」

妹「に、兄さんにちょうどいいです」

―――――――――――――――

少女「それも焼きすぎです!」

妹「に、兄さんに2枚重ねの大サービスです」

―――――――――――――――

少女「な、生過ぎませんか?」

妹「わ、私が責任を持って処理します」

―――――――――――――――

少女「うまく行きましたね!」

妹「少女ちゃんの分がうまく出来てよかった・・・(遠い目」

―――夕食―――

男「流石に少女ちゃんのには劣るけどおいしいぞ、妹」

妹「そうですか、ありがとうございます」

男「で、なんで卵焼きが二つ乗っているんだろうか?」

妹「出血大サービスです」

男「まぁ、焼きすぎたーとかだろ?」

妹「上手に焼けましたー」

男「俺は上手に焼いたのが好きだけど。二人は生焼けが好きなんだろ」

妹「生焼けってなんか嫌な響き」

ピンポーン

男「はーい」

猫耳妹「こんにちはー」

男「いらっしゃい。夜だけどな」

猫耳妹「これ、作ってきました!」

男「な、なんだ?」

猫耳妹「まぁ、中に入れてくださいよ」

男「お、おう」

少女「あ、来たー」

猫耳妹「来たよー」

男「で、これは何ですか・・・?」

猫耳妹「爆弾です」

男「なら窓から投げ捨てないとな」ガラガラ

猫耳妹「あっ、だ、ダメ・・・」アタフタ

妹「兄さんもつくづく意地悪ですねぇ」

猫耳妹「空けてみてください」

男「おー、ケーキだ」

猫耳妹「作ってみました」

男「手作りだと!」

妹「これはすごい」

猫耳妹「もちろん毒なんか入ってませんよ毒なんか」

男「なんか逆に入ってる気がしてきた」

猫耳妹「入ってませんよぉ?」

男「入ってるなら窓から投げ捨てないとな」

猫耳妹「あ、うー・・・」

男「嘘です嘘」ガラガラ…ピシャ

少女「皆で食べましょう!」

―――食後―――

男「ケーキうめぇ」

妹「すばらしいです」

少女「すっごくおいしかった!」

猫耳妹「ふふふ、ありがとう」

妹「ケーキを食べている間にお風呂が沸きましたが」

少女「男さん」

男「はい」

少女「私には『そんな展開は無い』とか言いながら他の子たちとは入ったらしいですね!」

男「誤解しないで・・・強引に、強引にだったんだよぉ」

少女「私もそれくらい強引に押すべきでした・・・」

男「えっ」

少女「さぁ、入ってくれますね?」

男「ハイ・・・」

―――お風呂―――

少女「ずっと男さんとお風呂入りたかったですー」

猫耳妹「お背中流しましょう」

少女「私は腕を~」

猫耳妹「やっぱり私のお兄ちゃんより男っぽいです・・・」

男「あ、ありがと・・・」

猫耳妹「この広い背中にキュンっときちゃいますよ」

男「へぇ・・・」

―――お風呂あがり―――

猫耳妹「ずいぶんあっさり終わってしまったような・・・」

妹「少女ちゃん漏らしました?」

男「出てきた人にかける第一声がそれかよ」

少女「も、もうそんなことしないです・・・」

妹「この際おねしょでもいいですよ」

少女「それもしません!」

妹「お風呂上りに牛乳はいかがですか」

少女「今の話を聞いたら飲みたくても飲めません!!」

男「寝る前にトイレ行きゃいいじゃん?」

妹「コーヒー牛乳もありますよ!」

男「そういうとこ用意周到なのな」

少女「う、おいしそうです・・・」

男「あれ飲んだくらいで変わらないと思うよ」

少女「り、利尿剤とか」

妹「そ、その手があったかァァ」

妹「も、もう薬局閉まってます・・・」

男「おいおい」

妹「半分冗談です」

男「半分本気じゃねぇか!」

猫耳妹「フルーツ牛乳は無いですかー?」

妹「ありますよー」ガサガサ

猫耳妹「ありがとうございますー」

少女「わ、私はコーヒー牛乳で・・・」

男「俺のは?」

妹「ん~・・・豆乳がありますよ」ガサガサ

男「なんでだよ!」

妹「ヤギの乳もありますよ」

男「だからなんでだよ!」

妹「普通の牛乳は売り切れでした」

男「じゃあコーヒー牛乳あたりもう一つ買ってきてくれよ・・・」

妹「それは考え付かなかったです」

男「おい・・・」

少女「飲みます?飲みかけですけど・・・」

男「じ、じゃあちょっと」ゴク

少女(間接・・・///!)

男「?ありがとな」

少女「これを飲めば私も・・・」

少女「・・・///」ゴクゴク

男「火照ってるなー。まだのぼせてる?」

妹「兄さんどんかーん」

猫耳妹「どんかーん」

男「ええぇー」

猫耳妹「私のフルーツ牛乳も飲みます?」

男「いや、もう大丈・・・」

妹「空気読めてない」

男「飲みます」ゴク

猫耳妹「ふふ・・・」ニコ

妹「さて、私は帰りますね」

ppppp.....

妹「って、あれ、兄さん、電話ですよー」

男「ん?」ガチャ

上司「私だが」

男「はい、何でしょうか」

上司「悪いが、明日出てくれるかね」

男「えっ」

上司「人手が足りなくてな」

男「は、はぁ・・・」

上司「最近残業も無かったし、いいだろう?」

男「分かりました・・・」

上司「頼んだよ」ガチャ

男「・・・」

妹「どうしました?」

男「明日、出勤だって・・・」

妹「ざまぁww」

男「俺に都合がいいように話が進むはずなんじゃないの?」

妹「兄さんに、じゃ無くてこのSSに、なんですよ」

男「はぁ」

妹「今週は兄さんが早く帰ってくるのが都合が良かった」

妹「しかし明日は居ないのが都合がいいんでしょうきっと。」

男「へぇ・・・」

妹「そういえば私も明日は忙しいんですよね」

少女「じゃあ明日は来てくれないんですか?」

男「無理そうだな・・・」

猫耳妹「えー・・・」

少女「えー・・・」

猫耳妹「でもお仕事なら仕方ないですよね・・・」

少女「しょうがないですよね・・・」

男「ゴメンな・・・」

妹「ごめんなさい・・・」

男「明後日は休んででも行くけどな」

少女「私たちも明後日はお見舞いに行くつもりです」

妹「さて、私は帰りますね」

男「おう、じゃあな」

妹「また明後日」バタン

少女「そういえばお布団が無いですね」

男「妹に掻っ攫われて・・・」

少女「ってことはみんな男さんと一緒に寝てたんですね!」

男「」

猫耳妹「私たちもお願いします!」ニコ

男「」

少女「男さん寝顔可愛いですー」ダキッ

男「わ、ちょ」

少女「ふふっ」ニコ

猫耳妹「私もー」ダキ

男「はぁ・・・まぁこのくらいなら大丈夫かな・・・」

少女「これ、やられました?」

男「あ、まぁ・・・」

少女「じゃあもっと!」ギュウゥゥ

男「だ、ダメ!色々触っちゃいけないところから手が動かせない!!」

少女「気にしなくていいのに♪」

男「ダメ!!!」

少女「うー・・・」

男(まさか一番大変なことになりかねるとは・・・平常心平常心)

少女「ここでもう一歩踏み込んだ手を・・・」

男「しなくていい!!」

猫耳妹「じゃあ私が・・・」

男「お前も!!!」

少女「ううぅ・・・」

猫耳妹「いじわるです・・・」

男「普通だよ!!!!」

―――朝―――

男「ああ、仕事だ憂鬱だ」

少女「いってらっしゃい!男さん!」

猫耳妹「いってらっしゃい!」

男「・・・えっと、そのちょっと背伸びしたポーズは、何?」

少女「・・・」

猫耳妹「・・・」

男「え、なんで目閉じて顔近づけてくるの!?」

男「や、待て、待ってくれ、せめて時間をくれ」

猫耳妹「いいですよ!遅刻しないように気をつけてくださいね!」

男「うっ」

少女「私も学びました・・・男さん、窓側に居るあなたは逃げられませんね?」

男「そんなところで学習するな!!」

少女「ドア側に立つとなんでしょうこの高揚感!」

男「」

猫耳妹「ほら、遅刻しちゃいますよ?」

少女「大丈夫!妹さんは今日は来てないですし!」

男「」

少女「んー♪」

猫耳妹「♪」

男「ええい!!もうどうにでもなれ!!!」チュッチュ

少女「!!えへへへへ///(はぁと」

猫耳妹「きゃー//////(はぁと」

男「朝から・・・これは、やばいって・・・」

少女「お返しーっ!」チュッ

男「うわぁ、理性がやばいからやめて」

猫耳妹「男さんの理性にとどめだぁー」チュッ

男「ふっ・・・」

男「ふふふっ・・・」

男「ふはははははは!!!!!!」

男「よっぽど俺に犯されてぇみたいだなぁ!」

少女「男さんの理性が!」

猫耳妹「私たち何されちゃうの!?///」

妹「はいそこまで」バシン

男「ひでぶ」

妹「ほらしっかりしてください兄さん、>>500ですよ>>500

男「俺どうかしてたわー。>>500強調しなくていいよ」

妹「兄さんじゃなくあの展開をぶった切った私に批難の嵐がやってくるんですから、考えて行動してください」

男「理性が逝った状態で考えるって・・・」

妹「知りません。ちゃんと考えて行動しなさい」

男「考えられなくなった状態を理性が逝ったと表現す」

妹「口答えしない!」

男「そもそもなんで来たんだ?」

妹「兄さんが卑猥な事しないかと監視に」

妹「と言うか朝ごはん食べに来るのが日常だったじゃないですか」

男「ほぁ」

妹「そうしたら案の定しようとしていたじゃないですか!」

男「最初の方は信頼されてたのになぁ・・・」

妹「ある程度は信頼してますよ・・・。してなかったら一緒に寝かせなんてしません」

男「それもそうか・・・」

妹「まぁ、キスくらいなら許容範囲ですね」

男「見られてた・・・」

少女「見られてた・・・///」

猫耳妹「見られてた・・・!///」

妹「じゃあ私はごはんいただきます」

男「じゃあ俺は行くわ」

少女「男さん!」

男「はい?」

少女「次はきっと唇に下さいね!」

男「」

――――――――――――――――――――
お泊り編⑤おわり

閲覧ありがとうございましたー。

お泊り編はこれでおしまいですね。ついに。
さて、次回は>>293>>294あたりで出た子供達だけの日常編って事を予告
但し話は全く出てこない

ロリコンを隠すとマザコンになるって聞いたな

こんばんは、紳士達!
センター試験の模試で30点台とか叩き出しやがりました>>1です
・・・かなりまずいですがとりあえず今日は続き書きますね

>>523
どっちがマシなんだ・・・

―――男家から戻って―――

少女「と、言うわけで男さんは今日来れないそうです」

ポニテ「お仕事入っちゃったかぁ・・・」

恥ずかしがり屋「・・・仕方、ないね」

幼馴染「手術の日は来られそうなの?」

猫耳妹「仕事があったら休んででも行くって言ってました!」

幼馴染「それはそれは」

サイドポニー「しゅ、じゅ、つっ」

僕っ子「僕たちも明日行く時に会えるし、いいんじゃないかな」

背の高い子「そうだねー」

長髪幼女「またあしただねー」

大胆な子「そういえば今日は何か予定ありました?」

幼馴染「お掃除と、後でミツアミメガネちゃんのところに行く位かな」

魔女子「魔法でぱっ!と治せちゃったらいいのになぁ・・・」

少女「出来たらいいのにねー」

ポニテ「そういえば男子どもは?」

ショタ「みんなサッカーしてる・・・あ、ボク以外のみんなだよ」

背の高い子「のんきだなぁ・・・」

猫耳妹「ちょっとお兄ちゃんシメてくる」

大胆な子「い、今はまだいいでしょ!」

―――掃除―――

幼馴染「お掃除タイムだよ!」

ポニテ「男子たちもちゃんと来てよ!」

モヒカン「このゲーム終わったらな!」

猫耳妹「おにいちゃん?」ニコ

猫耳尻尾「ヒィィッ!お、俺は行くよ・・・」

七三「私の計算によりますといってらっしゃい」

ポニテ「あんたたちもだよ!!」

帽子「まぁ、3人じゃサッカー厳しいしなぁ」

モヒカン「ショタ、来いよー」

・・・・・・・・・

モヒカン「あれ、ショタは?」

幼馴染「もう窓拭いてくれてるけど」

モヒカン「仕方ねぇか。掃除さっさと済ましてまたサッカーだ」

背の高い子「はたきー」パタパタ

猫耳妹「ほうきー」サッサッ

長髪幼女「ちりとりー」ガサガサ

少女「ぞうきんー」ゴシゴシ

大胆な子(少女ちゃん今日は黄色い水玉!)チラ

少女「!! 何かすごく変なこと考えられた気がする!」

大胆な子「誰に?」

ポニテ「いや、あんたでしょ」

恥ずかしがり屋「・・・・・・」ゴシゴシ

ポニテ(今日も白か・・・)チラッ

恥ずかしがり屋「・・・?///」

幼馴染「男子じゃなくて女子がぱんつ覗き見してるの?」

ポニテ「!?」

大胆な子「!?」

背が高い子「何で覗き見してるの・・・。お風呂入るときに見れちゃうのに」

ポニテ「チ、チラリズムにこそ意味があるんです」

魔女子「誰かに見られているような・・・」

大胆な子(かぼちゃぱんつか)

幼馴染「言ってるそばから覗かない!」

大胆な子「ぶー」

サイドポニー「私はほうきだから安全だねっ」

ポニテ「白!」

サイドポニー「?」

ポニテ「黒!」

サイドポニー「あ、あの」

ポニテ「水玉!」

サイドポニー「えっ、えっ?」

ポニテ「しましま!」

サイドポニー「!?///」

ポニテ「なるほど今日はしましまか・・・」

サイドポニー「うわぁぁんっ!!!」

僕っ子「掃除しようよ・・・」パタパタ

ショタ「/////////」ゴシゴシ

幼馴染「よーし、もういいかな!」

少女「ふー、雑巾がけ疲れたぁ・・・」

背が高い子「お疲れさまー。ジュースあるよ」

少女「ありがとう!」

背が高い子「ジュース欲しい人取りにおいでー」

長髪幼女「わぁい」

ポニテ「ありがと」

サイドポニー「そ、そっちのみかんのくださーいっ」

恥ずかしがり屋「・・・はい」

サイドポニー「さんきゅーっ」

恥ずかしがり屋「・・・私はりんごかな」

魔女子「わぁ、りんごもおいしそう」

僕っ子「僕的にはマスカットがおいしそう」

大胆な子「これ何だろう?」

幼馴染「あ、それパッションフルーツジュース!」

大胆な子「なんてセレクト!?」

モヒカン「じゃあこれは?」

幼馴染「シークヮーサージュースだね」

大胆な子「だからなんてセレクト!!」

七三「私の計算によりますとこれはマンゴー!ですね?」

幼馴染「巨峰です」

帽子「色で気付けよ」

猫耳尻尾「飲んだらまたサッカーだ!・・・!? ぐふぇっ!」

猫耳妹「お、お兄ちゃん!?」

幼馴染「あー、100%レモンジュース飲んだな?」

猫耳妹「なんてもの混ぜてるんですか!・・・ほらお兄ちゃん私の飲んで」

猫耳尻尾「あうあー・・・」ゴクゴク

猫耳尻尾「・・・!?」

猫耳妹「えっ、お兄ちゃんイチゴダメだっけ!?」

幼馴染「あ、それ2%スイカジュース」

猫耳妹「なんでスイカジュースそんなに薄いんですか!!」

猫耳尻尾「回復したけどほぼただの水だったぜ・・・」

ショタ「またみんなサッカー始めちゃった」

ポニテ「なんでそんなバカみたいにサッカー好きなんだろね?」

幼馴染「そろそろ病院に様子を見に行きたいんだけど・・・」

猫耳妹「お兄ちゃん達連れて行ったら迷惑になりそう」

少女「私たちだけで行く?」

魔女子「そうしちゃおう!」

背が高い子「そうしちゃおっか!」

幼馴染「じゃあ出発!後ちょっとでバス来ちゃうし待ってられないんだよね実際」

―――バス停―――

幼馴染「バスが来たよ!」

恥ずかしがり屋「・・・結構空いてます」

背の高い子「整理券ちゃんと取ってねー」

幼馴染「ここも結構都会になったしそろそろ前払い式でもいいと思うんだけどなぁ・・・」

僕っ子「となりの路線は前払いでしたよ」

大胆な子「へぇー・・・」

サイドポニー「空いてるし座っちゃおうかっ!」

少女「うん!」

長髪幼女「よいしょー」

―――バス内―――

幼馴染「次降りるよ!」

魔女子「結構近いんだね!」

ショタ「バスで5駅だったね」

幼馴染「正直歩いても良かったんだけどねー」

幼馴染「はい、210円!皆受け取ってねー」

幼馴染「少女ちゃんは110円だね」

少女「はい!」

ツギハー○△ビョウインマエー○△ビョウインマエー
ピンポーン
ツギ、トマリマス

―――病院―――

幼馴染「みんな居るかなー?」

背の高い子「大丈夫です!」

幼馴染「それじゃあ、病院に入ったら騒がないこと!分かった?」

一同「はい!」

幼馴染「ちょっと手続きしてくるね!」

僕っ子「いってらっしゃい」

幼馴染「ここの502号室だね!行こう」

恥ずかしがり屋「・・・・・・エレベーター、もう、来ます」

大胆な子「今地下2階を過ぎたよ!」

魔女子「あぁー、地下1階で止まったー」

ポニテ「大丈夫、すぐ来るって」

ピンポン イッカイ デス

少女「5階、っと!」ポチ

ウイィィィン
ピンポン ゴカイ デス

幼馴染「502,502・・・ここだ!」

ショタ「個室だー」

コンコン

ミツアミメガネ「はい、どうぞ」

幼馴染「やほー、体調はどう?」

僕っ子「良いわけないんだろうけどね」

ミツアミメガネ「あはは・・・」

大胆な子「良かったら手術なんてしなくて良いんだもんね」

ミツアミメガネ「うん、でも今日はいつもより体調いいかも」

背が高い子「今日は明日に備えてゆっくりしてね。私たちもすぐ帰るし」

ショタ「頑張ってね!」

ミツアミメガネ「うん、って頑張るのはお医者さんだよ?」

幼馴染「こういうのって当人の気力とかもあるから、さ!」

魔女子「えーーい!!」ブンブン

長髪幼女「わわっ」

恥ずかしがり屋「・・・・・・気をつけてね」

サイドポニー「頑張って魔法かけてるねーっ!」

ポニテ「これならきっとうまく行くね!」

ミツアミメガネ「ありがとう・・・」ニコ

魔女子「どういたしましてー!」

幼馴染「また来るからねー」

ミツアミメガネ「うん、今日はありがとう、元気になったよ」

背が高い子「ほんとに頑張ってねー!応援してるよー」

ミツアミメガネ「うん!」

バタン

ミツアミメガネ「・・・頑張ろう」グッ

―――帰宅―――

幼馴染「帰ってきたよー!」

少女「はふぅー、涼しいー」

ポニテ「外は炎天下だもんねー・・・」

背が高い子「施設ではクーラー無くても我慢できたのにね」

僕っ子「慣れって怖い」

幼馴染「じゃあクーラー消そっか?」

猫耳妹「やめてー、あついー・・・」

魔女子「魔法が効かないよー・・・」

長髪幼女「お洋服脱いでいい?」

幼馴染「男性も居るからだめー」

モヒカン「ちっ」

ポニテ「こらー!」

猫耳尻尾「・・・」ショボンヌ

猫耳妹「私の見るー?」

猫耳尻尾「妹のなんて見てもなぁ」

猫耳妹「ひどーい!」

背が高い子「こらこら」

恥ずかしがり屋「今日・・・お昼の、当番って・・・」

大胆な子「あ、もうお昼なのかぁ、お姉さん鋭い!」

幼馴染「んー?・・・おや、私じゃん!私と・・・ポニテちゃん!」

ポニテ「私?」

幼馴染「よーし作るぞー」

ポニテ「何かご希望はー?」

長髪幼女「そーめん!」

少女「そうめんかぁー、涼しそう!」

大胆な子「じゃあ私も素麺に一票!」

僕っ子「いいなぁ、簡単に作れて。でも僕も一票」

恥ずかしがり屋「私も・・・・・・」

七三「私の計算によりますとかなり良い選択かと」

猫耳尻尾「俺も!」

猫耳妹「じゃあ私も!」

背が高い子「じゃあ今日は素麺ってことでよろしく!」

ポニテ「はーい」

幼馴染「そうめんできたよ!」

幼馴染「素麺だと製作過程が描写されないのが残念だね!」

ポニテ「お湯沸かして、素麺入れて、ゆでるだけ、ですからね」

幼馴染「20人分近く作るのは滅多に無いかもしれないけどねー」

一同「いただきます!」

大胆な子「あれ?私のに氷が入ってないよ!」

ポニテ「氷足りなかったんだ、許してっ!」

幼馴染「でもめんつゆは冷蔵庫に入ってたしある程度冷えてるよー?」

大胆な子「そうですねー」

ポニテ「ごめんなさい、幼馴染さんまで氷なしで・・・」

幼馴染「いいよいいよー」

―――食後―――

一同「ごちそうさまでした!」

ポニテ「お粗末さまでした」

幼馴染「今回のお片づけ係はー、モヒカンくんと猫耳尻尾くん!」

モヒカン「おうよ!」

猫耳尻尾「了解だぜ!」

ポニテ「了解だぜ!とカッコ良く言いながら頭にぶちの猫耳」

僕っ子「ズボンからは尻尾が出てるよ」

猫耳尻尾「取ると妹が五月蝿いんだよ・・・」

僕っ子「分かっているけどね」

幼馴染「食後は御恒例のー」

幼馴染「宿題タイムだね!」

サイドポニー「やっぱりーっ!」ガーン

少女「私も自由研究のテーマそろそろ決めちゃわないと・・・」

背が高い子「自由研究懐かしいなぁー」

ポニテ「3年生だから宿題は無いけど、受験勉強しなきゃね」

長髪幼女「私のドリルどこー?」

恥ずかしがり屋「あ・・・・・・ここに、あるよ」

長髪幼女「ありがとー!」

恥ずかしがり屋「でも・・・私の、ノートも無い・・・」

魔女子「見当たらないねー・・・。むーー!魔法がうまく使えないってふべんー!!」

大胆な子「ごめん、お姉さん、私のと間違えてた」

僕っ子「お、見つかった」

大胆な子「しかも2問解いてしまったよ」エッヘン

恥ずかしがり屋「間違ってる・・・」

猫耳妹「あー、わかんない」

僕っ子「僕のノート見る?」

猫耳妹「わー、ありがとー・・・って見てもわかんないや、おしえて?」

僕っ子「仕方ないなぁ、ヘモグロビンは・・・」

サイドポニー「ねぇねぇ、これ分かるっ?」

恥ずかしがり屋「えっと、これは・・・」サラサラ

サイドポニー「なるほどーっ、ってこれ足し算間違えてない?ここっ」

恥ずかしがり屋「あ・・・///」

サイドポニー「いや、でもやり方はわかんなかったしありがとうっ!」

恥ずかしがり屋「う、うん・・・///」

背が高い子「幼馴染さん、これわかります?」

幼馴染「んー?ああ、これねー。cannnot~but覚えてない?」

背が高い子「あー・・・、なるほど」

長髪幼女「漢字むずかしい・・・」

大胆な子「漢字ドリルかー」

魔女子「はちろく・・・しじゅうし?」

少女「四十八だよー」

魔女子「はちしち・・・ごじゅうく?」

少女「はちしちは五十六だね」

魔女子「七とか八の段が難しい・・・」

少女「私も頑張って通った道だよ・・・」

魔女子「でもはっぱは覚えてる!ろくじゅうし!」

少女「はっぱって何でか覚えちゃうよね」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

幼馴染「さて、今日のお勉強タイムはおしまい!」

ポニテ「私はまだ勉強するけどね」

大胆な子「この後は?」

幼馴染「自由時間かな、晩御飯までは」

長髪幼女「とうばんはー?」

幼馴染「今日の晩御飯当番はー・・・、ショタ君と少女ちゃん!」

少女「私かー」

ショタ「ボクかー」

幼馴染「当番の人もまだ遊んでていいけどね」

猫耳尻尾「よしサッカーだ」

モヒカン「よし分かった」ダダダ

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

―――食後―――

一同「ごちそうさまでした!」

少女「お粗末さまでしたー」

ショタ「でしたー」

帽子男「食事シーンが無いな」

少女「レス間補完するんだー」

幼馴染「今回のお片づけ当番はー、サイドポニーちゃんと恥ずかしがり屋ちゃん!」

サイドポニー「まわって来たねっ」

恥ずかしがり屋「・・・分かりました」

―――キッチン―――

恥ずかしがり屋「あれ・・・?」

サイドポニー「どうしたのっ?」

恥ずかしがり屋「・・・洗剤が・・・切れてるみたい」

サイドポニー「替えのどこにあるんだっけっ?」

恥ずかしがり屋「・・・ちょっと、聞いてくるね」

恥ずかしがり屋「あ、あの・・・」

幼馴染「おっ、なんだい?」

恥ずかしがり屋「・・・せ、洗剤・・・」

幼馴染「洗剤?」

恥ずかしがり屋「・・・うん」

幼馴染「んー、はいこれ」

恥ずかしがり屋「ありがとうございま・・・!?」

恥ずかしがり屋(これ・・・衣類用だよ・・・)

恥ずかしがり屋「・・・あの・・・これ、じゃ、なくて」

幼馴染「ん?柔軟剤は嫌いかい?」

恥ずかしがり屋「そ、そう、じゃなくて・・・」

幼馴染「じゃあ蛍光剤?」

恥ずかしがり屋「じゃなくて・・・!」

幼馴染「じゃあボディソープ?」

大胆な子「あんまりお姉さんを虐めないであげてください」

幼馴染「あははー」

恥ずかしがり屋「・・・///」

幼馴染「たしかここにー・・・あった、これこれ」

恥ずかしがり屋「ありがとう、ございます」

サイドポニー「遅かったねっ?」

恥ずかしがり屋「ちょっと・・・」

サイドポニー「じゃあ洗っちゃおうか!」

恥ずかしがり屋「・・・うん」

サイドポニー「そっちのよろしく!」

恥ずかしがり屋「・・・分かった」

―――お風呂―――

幼馴染「お風呂タイムだよ!」

少女「やっぱりここのは広いよねー」

ポニテ「そうねー」

猫耳妹「逆に男さん家のは狭いから密着してたけどね」

サイドポニー「私たちは男さんの事考えて混浴しなかったからっ」

僕っ子「本心は入りたかったけどね」

サイドポニー「かわりに妹さんと密着したけどねっ」

背が高い子「洗ってあげるねー」

長髪幼女「ありがとー」

背が高い子「やっぱり髪の毛長いねぇ」

長髪幼女「うんー」

背が高い子「私は肩くらいに揃えちゃうからねー」

幼馴染「おや、君は誰?」

ポニテ「ここに来て髪形ネタ!?」

幼馴染「ポニテちゃんが髪おろしたらどうなるの?」

ポニテ「括弧の左側がなくなるかも」

サイドポニー「私もだねっ」

少女「ミツアミメガネちゃんもだよねー」

―――ところで一方男湯―――

帽子男「俺もだよね」

モヒカン「現在進行形で帽子被ってないもんな」

七三「私の計算によれババンババンバンバン」

猫耳尻尾「俺もだよ?」

ショタ「現在進行形で外してるもんね」

七三「私の計算によれババンババンバンバン」

モヒカン「俺はどうあがいてもモヒカンだけどな」

帽子男「だから新学期どうするの・・・?」

七三「私の計算によれババンババンバンバン!」

―――再び女湯―――

<ワタクシノケイサンニヨレババンババンバンバン

ポニテ「何この歌」

魔女子「謎だね!」

幼馴染「ああ、動いちゃダメ」

魔女子「あ、ごめんなさいっ」

―――お風呂あがり―――

背の高い子「意外と遅くなっちゃいましたね」

幼馴染「じゃあもう寝ちゃおうか?」

長髪幼女「ねむいー・・・」

恥ずかしがり屋「私も・・・ちょっと」

大胆な子「えー、全然眠くないよ?」

幼馴染「じゃあお勉強しよっか」

大胆な子「眠くなってきた」

少女「明日もお見舞いで忙しいしね」

ポニテ「あ、そっか」

幼馴染「みんな歯は磨いたねー? じゃあ、おやすみ!」

魔女子「おやすみなさいー」

猫耳妹「電気お願いします」

幼馴染「はーい」パチ

僕っ子「ありがとうございます」

幼馴染「どういたしまして。じゃあね」パタン

幼馴染「男性陣も寝なさい!」

モヒカン「えー」

幼馴染「となりの部屋とかに響くから!」

モヒカン「はーい・・・」

猫耳尻尾「仕方ないなぁ」

帽子男「じゃあ寝るか」

七三「私の計算によりますと寝たほうがいいでしょう」

ショタ「じゃあ、おやすみ!」

幼馴染「うん、おやすみー・・・・・・あれ?」

モヒカン「どうかした?」

幼馴染「一人居なくない?」

猫耳尻尾「えっ?」

???「終に気付いたか諸君」

モヒカン「だ、誰だ?」

???「汝ら如きに気付かれまいと踏んで居ったのに」

帽子男「このめんどくさい台詞回しに聴き覚えがある気がする」

???「今回のShort Storyには出演しないと甚だ不安だったが」

七三「私の計算によりますと、こいつは・・・」

???「わが身に宿りし幸運乃力(ラッキーパワー)に感謝だな」

モヒカン「うぜぇぇぇ」

幼馴染「で、今までどこに居たの厨二病くん」

厨二病「気にせずとも良い」

モヒカン「じゃあいいや。おやすみ」

ショタ「おやすみー」

幼馴染「で、電気消すね」パチ

厨二病「我の話はまだ終わっておらぬが、まぁよかろう」

幼馴染「明日はついにミツアミメガネちゃんの手術かぁ・・・」

幼馴染「うまく行ってくれるといいけど・・・」

幼馴染「ってダメダメ、私がこんな弱気じゃ!きっとうまく行く!」

幼馴染「よーし、私も今日は早めに寝よう!」

――――――――――――――――――――
子供達の日常編 おわり

今日も終わったー
見てくださった方はありがとうございます!

>>293>>294あたりの要望な話でした
男たちは次回からまた出るよ!

次回ついにミツアミメガネ手術編!(予定)


皆いい子だな。チラリズムとかよくわかってていい子だな~
髪ほどいたら名前無くなるとは…ギャップ萌えができないなww

当番は週割りとかじゃなくクジでも引いてるのかな?

>>561
幼馴染「今週は私が気分で決めました!」

幼馴染「先週は話し合って決めました」

幼馴染「来週はくじかもしれません!」

背が高い子「要は適当なんですね?」

幼馴染「そうですね」

おつ
男共が男の部屋におしかけて修学旅行みたいにぎゃーぎゃー騒いだり語ったりする話もぜひ読みたい
全員いっぺんにでいいから

>>1なら色気とか濡れ場に頼らないでも面白いのを書けるはず・・・ってちょっとハードルを上げてみる


ほのぼのしていいなぁ……

ミツアミメガネの出番が来たか……!

>>563
・・・ハードルの下簡単に通れそうな位高いハードルです
ヒロイン(少女)もまともな人(背の高い子とか)も人気キャラ(恥ずかしがり屋)も居ないのは・・・大丈夫なのかな
短編なら何とかなるかも

>>564
ついにミツアミメガネ来たる!

医者「気管の腫瘍の形や血管との位置関係は手術してみないと分からないので・・・手術が成功するか否かは正直五分五分です」

幼馴染「はい、、、分かりました」

医者「仮に失敗したとしても生死に関わることは無いですが」

幼馴染「そうですか・・・」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

幼馴染「と言う事だそうで」

男「へぇ・・・」

幼馴染「正直私たちにできるのは応援だけだと思う」

男「だよな・・・」

妹「代わりに執刀するって訳にも行かないですしね」

幼馴染「と言うわけで、行こっか」

男「おう」

妹「あの子達は大丈夫なんですか?」

幼馴染「背の高い子に託してきたー」

男「高3なんだっけ?」

幼馴染「うん、もう頼れる年齢だしね」

妹「なら平気ですね」

男「安心したところで、行くか」

幼馴染「はーい」

―――病院―――

少女「あ、男さーん!」

恥ずかしがり屋「・・・・・・///」フリフリ

大胆な子「ほらお姉さん、そんな小さく手を振っても気付かれないよ!」

僕っ子「お久しぶりです」

長髪幼女「おとこさーん」

魔女子「おとこさんだー」

ポニテ「喋ることがもう無い・・・」

サイドポニー「私もっ!」

猫耳妹「セリフを下さい」

男「そんな無理して話さなくても」

背の高い子「物はいいです」

男「要は何が欲しいんですか」

背の高い子「こんな人前でなんて言えません!」

男「そんなものあげません!」

背の高い子「じゃあせめて頭でもなでてください・・・・」

男「はい」ナデナデ

背の高い子「~♪」

猫耳妹「いいなぁ、いいなぁ」

男「じゃあ」ナデナデ

恥ずかしがり屋「・・・いいなぁ」

ポニテ「いいなぁ」

サイドポニー「いいなぁーっ」

男「あんたらお見舞いに来たんだろ・・・!?」ナデナデ

妹「と言いながらなでてあげるんですね」

男「さっさと済ましてお見舞い行こうぜ」ナデナデ

妹「って、ちょっ、何で私にもなでなでしてるんですか」

男「あ、間違えた」

―――502号室―――

コンコン

ミツアミメガネ「はい」

男「こんにちはー」

ミツアミメガネ「男さん!」

妹「私も居ますよ」

ミツアミメガネ「妹さん!」

幼馴染「私も居るよ!」

ミツアミメガネ「幼馴j、ごほっ、じみ、さん」

少女「ま、毎回呼ばなくていいよ!」

ミツアミメガネ「ご、ごめんね」

背の高い子「応援してるからねー」

ミツアミメガネ「ありがとう・・・」

妹「頑張ってくださいね」

ミツアミメガネ「頑張るのは、お医者さんですけどね」

幼馴染「でたそのネタ」

>>569冒頭ちょっと抜けてました、すいません

     ↓>>569冒頭↓


背の高い子「ほぼ一週間ぶりに会う子も居ますから」

男「おぉ、引率ご苦労様でした」

背の高い子「ありがとうございます♪」

背の高い子「・・・ごほうびは?」

男「高校3年生が何を」

     ↑>>569冒頭↑

医者「そろそろです」

男「いってらっしゃい!」

ミツアミメガネ「はい・・・!」

―――――――――――――――

妹「始まりましたね」

男「あぁ、自分のことじゃないけどドキドキする」

妹「こういうところこそサッサと通過してくれると嬉しいんですけどね・・・」

男「いつものレス間って奴ですか」

妹「はい、でもこういう所は重要ですから、『想像しといてください!』で済ますわけには」

男「だよなぁ・・・」

妹「・・・」

男「・・・」

少女「じっとしていられない気がします・・・」

男「といっても待つことしか出来ないけどな」

ポニテ「もどかしい・・・」

背が高い子「待ってるしか・・・ない!」

―――術後―――

男「ランプが消えた!」

少女「お医者さんが出てきました!」

幼馴染「あの!どうでしたか?」

医者「>>576->>580で決を採ります」

一応病弱キャラの手術なのでみなさんの意見を聞いてみたい
あ、失敗しても死んだりしませんよ・・・?
その展開は個人的にも嫌です

病弱要素残すの?無くしていいの?みたいな

成功してほしい・・・

あまりの難しさに失敗
再手術希望

多数決の原理的に『成功するけど病弱体質は残る』になりました!

今日はもう遅いのでまた今度続き書きます、ありがとうございました!

それにしても1つ前の子供達の日常編はあんな感じで良かったんだろうか

>>582
そこで男と病弱の闘病や奮闘に発展して欲しかったんだ
一度底まで落ちた少女をすくい上げる
一筋の希望を、地獄に垂れる蜘蛛の糸を皆で登る
それがこの作品の主題だろ?



病弱幼女が病弱少女へ…ハァハァ(´Д`\\\;;)ハァハァ

さて、書きますかー。
前回から意外と開いてしまったなぁ


―――術後―――

男「ランプが消えた!」

少女「お医者さんが出てきました!」

幼馴染「あの!どうでしたか?」

医者「はい、手術自体は成功しました」

恥ずかしがり屋「よ、よかったぁ・・・」ペタン

大胆な子「ひとまず安心ですね」

医者「ただ、今までずっと布団に寝ていましたし、体力の衰えが見られるでしょう」

男「そうですか・・・」

医者「他にも免疫力も低下しているでしょうから、暫くは病弱なままかと思われます」

妹「それでも今までよりは良くなるんですかね」

医者「ええ、今までが酷かったですから。慢性的な咳は腫瘍を取ったので無くなるでしょう」

医者「後はあの子の気力次第、ですかね」

―――502号室―――

ミツアミメガネ「・・・」

ミツアミメガネ「・・・・・・」

ミツアミメガネ「・・・・・・?」パチッ

妹「あ、おはようございます。これ、紙とペンです、どうぞ」

ミツアミメガネ「・・・・・・?」パクパク

妹「喉を手術したので声が出ないそうです」

ミツアミメガネ「・・・」カキカキ

ミツアミメガネ『そうなんですか』

妹「5日から1週間でまた声も出せるようになるみたいです」

ミツアミメガネ『手術は成功したんですか?』

妹「はい、もちろんです! あ、皆を呼んできますね」パタパタ

妹「呼んできました!」

幼馴染「やっほー!」

長髪幼女「よかったねー!」

ミツアミメガネ『ありがとう』ニコ

猫耳妹「容態について聞きました?」

ミツアミメガネ『ちょっとだけ』

幼馴染「それじゃあ私が詳しく」

幼馴染「と言うことだそうです」

ミツアミメガネ『良かったです、胸のつかえが取れたみたい』

背の高い子「実際に喉の腫瘍が摘出されたからね」ニコ

男「あー、本当に手じゅちゅ中はなぜか俺までドキドキしたよ」

ミツアミメガネ『しゅじゅちゅ?』

男「うっ・・・いいな、筆談・・・しゅじゅ、つ、って言わなくていいんだもんな」

ミツアミメガネ『でも漢字を間違えたりしますよ』

男「それもそうだなぁ・・・」

幼馴染「それにしても本当に成功でよかったよ!退院したらパーティだね」

ミツアミメガネ『暫くは安静って言ってたじゃないですか』クス

幼馴染「走り回ったりしなければいいんだよ」

魔女子「パーティくらいならきっと大丈夫!」

医者「ええ、それくらいなら」

僕っ子「!? い、いらっしゃったんですね」

医者「目が覚めたとなれば医者を呼ぶのは普通でしょう」

僕っ子「そうですね」

妹「私が呼びました」

医者「喉の調子は大丈夫ですか?」

ミツアミメガネ『かなり良いです』

医者「それは良かった。話は・・・この人たちから聞いたようですね」

ミツアミメガネ「・・・」コクン

医者「それでは私は戻ります、お大事に」バタン

ショタ「おねーちゃん良かったねー」

ミツアミメガネ『うん、ありがとう』

サイドポニー「元気になったら勉強教えてくださいーっ」

ミツアミメガネ『そういえば前はよく教えてたね』ニコ

ミツアミメガネ『お手洗いに行きたいです』

恥ずかしがり屋「・・・立てる?」

ミツアミメガネ『どうでしょう?』

ミツアミメガネ「・・・」フラフラ

幼馴染「じゃあ私が手を貸してあげよう!」

ミツアミメガネ「・・・」ペコリ

幼馴染「あ、この状態じゃ文字書けないね」

ミツアミメガネ「・・・///」

幼馴染「じゃあトイレいこっか」

ミツアミメガネ「・・・」コクン

―――――――――――――――

幼馴染「ただいまー」

ミツアミメガネ『やっと紙がこの手に戻ってきました』

ミツアミメガネ『話せないのは不便ですね』

―――帰り道―――

男「あぁ、とりあえず一安心だな」

少女「そうですねー!」

猫耳妹「あとはこのまま回復してくれれば」

長髪幼女「きっと大丈夫だよ!」

背が高い子「うん、あの子なら頑張れる気がする」

サイドポニー「今まで病気と頑張って闘ってたんだもんねっ」

恥ずかしがり屋「・・・・・・あとひと踏ん張り」

ポニテ「男さん、明日以降はどうするんですか?」

男「残念ながら普通に仕事が入ってるからなぁ・・・」

妹「私も今週はほとんど大学あります・・・。毎日じゃないですけど」

男「俺は仕事終わったら来れるけど。・・・でも残業があると来れないな」

妹「私も大学から開放されればいつでも」

魔女子「おねえちゃんの大学早く終われー」クルクル

妹「そんな魔法掛けられちゃったら大学も早く終わってくれるに違いないですね」

幼馴染「じゃあ男君たち、私たちバスだから!」

男「あ、そうか、じゃあまたな!」

僕っ子「また来てね」

大胆な子「さよーならー!」

妹「さようならー」ニコ

男「そういえばさぁ」

妹「はい?」

男「さっきミツアミメガネちゃんがトイレ行こうとした時お漏らしがどうのって騒がなかったな」

妹「・・・ですよ」

男「・・・え?」

妹「私がそこまで狂った人と思われていたなんてがっかりですよ!」

男「ご、ごめんなさい・・・」

妹「まだ私のことあんまり知らない病み上がりの子に!公の場所で!そんなこと言うほど馬鹿じゃないですよ!」

男「自重はできるんですね」

妹「普段からちゃんとしてますよ?」

男「たまにタガが外れることがあるけど」

妹「・・・善処します」

―――1日目―――

背の高い子「こんにちはー」

ミツアミメガネ「・・・」コクン

ミツアミメガネ「・・・」アセアセ

少女「ジェスチャーはモニターの向こうの人に伝わらないんだけど・・・」

背の高い子「多分紙が無くなっちゃった、かな」

ミツアミメガネ「!・・・」コクコク

背の高い子「ノートとかスケッチブックとかがあるといいね」

恥ずかしがり屋「近くに・・・コンビニが、あったけど・・・」

少女「じゃあ買いに行ってくるね!」

恥ずかしがり屋「私も、行く・・・」

背の高い子「気をつけてねー」

パタン

背の高い子「あ、これこれ、本!持って来たよー」ガサッ

ミツアミメガネ『うん、ありがとう』

背の高い子「あ、昨日の紙だ」

ミツアミメガネ「・・・(書くものが無いの・・・!)」ブンブン

背の高い子「うん、分かってるって」

ミツアミメガネ「・・・!(通じた?)」キラキラ

背の高い子「ミツアミメガネちゃんは自然に優しいもんね!」

ミツアミメガネ「・・・(ダメだった・・・。・・・紙早く来て下さい)」ショボン

背の高い子「なんでしょぼんとしちゃったかな・・・」

少女「買って来ました!」

ミツアミメガネ『ありがとう、やっと意思疎通できるよ・・・』

背の高い子「できるようになったところで、この本でよかったかなぁ?」ガサ

ミツアミメガネ『本当に私の好きそうな本だ』

恥ずかしがり屋「・・・お見通し・・・なん、ですか?」

背の高い子「少しはね!例えば・・・」ガサガサ

背の高い子「これ、どう?」

恥ずかしがり屋「・・・面白そう、です・・・」パァァ

背の高い子「もう、恋愛小説がすきなんて可愛いなぁ!もう!」ギュウゥ

恥ずかしがり屋「~!///」

背の高い子「少女ちゃんは・・・これかな!」

少女「あー、これ部屋に置いてあったのを読みました!かなりはまってます!」

背の高い子「読んじゃってたかぁ・・・。でもあたりだよね!」

少女「はい!」

ミツアミメガネ『すごいなぁ、さすが最年長』

背の高い子「そんなこと無いよ・・・///」

ミツアミメガネ『照れた顔もかわいい』

背の高い子「///」

背の高い子「と、言うわけで立つ練習をしましょう」

ミツアミメガネ「・・・」コクン

恥ずかしがり屋「頑張って・・・」

少女「つかまってください」

背の高い子「じゃあ私は反対の手を」ガシ

ミツアミメガネ「・・・」ガタガタ

背の高い子(エイリアンを捕まえたって感じになってる)

恥ずかしがり屋「・・・紙、持ってましょうか?」

少女「右利き?」

ミツアミメガネ「・・・」コクン

少女「じゃあ私が離すね・・・。せーの、、、はい」

ミツアミメガネ「・・・」ヨロッ

背の高い子「だ、大丈夫?」

ミツアミメガネ『大丈夫、まだ』

背の高い子「じゃあちょっと歩いてみる?」

ミツアミメガネ『暫く立つ練習してたいな』

背の高い子「わかった!」

ナース「お昼の点滴交換ですよー」

ナース「明日からやわらかいものなら食べられますからねー」

ミツアミメガネ『分かりました』

恥ずかしがり屋「そう、いえば・・・ご飯、食べられないん・・・ですね」

ミツアミメガネ『今もお腹と背中がくっついちゃいそう』

少女「そんな時にリハビリなんてさせちゃって良かったんでしょうか・・・」

ミツアミメガネ『栄養は点滴から取れるし、私の好きでやってるんだし』ニコ

背の高い子「健康になったから、食べられるようになったら前より食べるかもね」

ミツアミメガネ『太らないように気をつけないと(笑)』

恥ずかしがり屋「・・・でも、今はちょっと、やせ気味・・・ですよね」

背の高い子「羨ましいなぁー!ちょっと要らない?私のお肉」

ミツアミメガネ『言うほど太ってないよ?一部分を除いて。』

背の高い子「私は気になるの!・・・ってどこ見てるのかな!///」

少女「んー・・・///」ペタペタ

ミツアミメガネ『少女ちゃん、私と勝負する?』

少女「勝てそうに無いですー」

背の高い子「そりゃあ五年生だもん!常識的に考えて仕方ないよ」

背の高い子「でも、僕っ子ちゃんのは酷い」

ミツアミメガネ『中一だっけ?』

背の高い子「そうだけど・・・中一の規格じゃないよ・・・」

恥ずかしがり屋「・・・下手したら、トップ、かも」

ミツアミメガネ『キミはボトム?』

恥ずかしがり屋「!!//////」

恥ずかしがり屋「・・・・・・・・・・・・・そこ、までじゃ、ない、もん・・・///」

ミツアミメガネ『ごめんごめん!』

少女「小学1年生も居ますから・・・」

恥ずかしがり屋「~~!!!」ガーーン!

背の高い子「し、少女ちゃん、それ擁護になってない!」

少女「えっ!?うぅぅ、ごめんなさい!」

妹「魔法のおかげか昼過ぎに到着できました!」

少女「んー、妹さんは中の下くらいですね」

妹「胸談義ですか?」

少女「は、はい・・・///」

妹「胸と言えば僕っ子ちゃんが恐ろしいもの持ってましたね」

背の高い子「その話をしていたんですよ」

妹「あんまり大きくても損ですよ」

ミツアミメガネ『なんででしょう?』

妹「まず、巨乳好きも居ますけど貧乳好きも居ます!」

恥ずかしがり屋「・・・・・・男・・・さんは?」

妹「おそらく貧乳派です」

恥ずかしがり屋「・・・」パァァァァ

妹「そして肩がこるとか何とかでQOLが低下します!」

少女「はい!」ビシ

妹「少女ちゃん!・・・って挙手しなくても発言していいですけど」

少女「きゅーおーえる、って何ですか?」

妹「いい質問ですねぇ」

妹「Quality Of Life ・・・つまり生活の質です」キリッ

恥ずかしがり屋「・・・生活の、質?」

妹「例えば・・・虫歯で歯が痛い!っていう場合」

妹「一日中痛い痛いと思いながら過ごすのはとても生活の質が低いです」

妹「そしてご飯も良く噛めない、おいしくない、不幸だと思う、すごく生活の質は低いです」

妹「つまり虫歯である=QOLが低い ということです」

少女「なんとなくは分かりました」

妹「では巨乳に当てはめてみましょう」

妹「まず、肩がこって痛い痛いと思いながら過ごすことになります!」

妹「そして男性からのいやらしい目線が飛んできます!」

妹「つまり生活の質、すなわちQOLは?」

少女「低い!」

妹「つまり胸は大きいと?」

恥ずかしがり屋「快適に、生活、でき・・・ない?」

妹「そういうこと!」

妹「これの反論は胸のある人に聞いてくださいね」

妹「ほんとうに肩が凝るのかなんて知ったこっちゃありません」

少女「それはそれで悲しいような・・・」

妹「特に>>1は男性ですから微塵も分かってないんでしょうね」

恥ずかしがり屋「・・・・・・///」

背の高い子「なるほどQOL・・・よし、高校の友達に使ってみよう」

妹「う・・・それは恥ずかしい気がしてきました」

妹「ちなみにこのスレの方々にも貧乳好きが多いかと」

少女「何で分かるんですか?」

妹「ロリコンが多いですからね」

恥ずかしがり屋「・・・ろりこん?」

妹「幼い女の子が好きな病気です」

ミツアミメガネ『病気なんですね』

妹「まぁ、中にはロリ巨乳が好きだという異端の方もいらっしゃるでしょうけど」

妹「そういう方は僕っ子萌えで問題なしですね」

少女「なるほど」

妹「ちなみに>>1もロリコンの気があります」

少女「病院に行かないと」

妹「まだそこまで悪化していないようです」

背の高い子「もうすぐ面会時間終わっちゃいますけど、男さん来なかったですね」

妹「残業だったんでしょうかね?ちょっと携帯チェックしてきます」タタタ

ミツアミメガネ『でも今日は充実した気がする』

少女「いままでずっと寝てたのに」

恥ずかしがり屋「・・・今日は、頑張ってリハビリしてた・・・から」

ミツアミメガネ『そうかも』

背の高い子「このまま明日以降もがんばろっ!」

ミツアミメガネ「・・・」コクン

妹「やっぱり残業だそうです」

少女「そうでしたかー・・・」

背の高い子「まぁ、毎日残業なんて無慈悲なことにはならないよ!」

妹(このSSでは、ね)

恥ずかしがり屋「・・・・・・」

ナース「そろそろ時間ですよー」

背の高い子「あ、帰らないと・・・」

ミツアミメガネ『うん、またね』

少女「また来るねー」

恥ずかしがり屋「・・・バイバイ」フリフリ

ミツアミメガネ『じゃあねー』

ミツアミメガネ『あ、本ありがとう!』

背の高い子「本読むのもいいけどちゃんと夜は寝るんだよー!」

ミツアミメガネ『分かってるよ!』

妹「じゃあ、またね」バタン

ミツアミメガネ(さて、この本でも・・・読もうかな)

ミツアミメガネ(・・・・・・・♪)

――――――――――――――――――――
入院編① おわり

見てくださった方はありがとうございます!
これからの方は>>595からです

一応『』は書かれた文字、ということで解釈お願いします。
2日目からはもう少し短く行こうと思います、手軽に。


大きいのも小さいのも好きだから皆好きだww

ミツアミメガネちゃんには小さいホワイトボードと水性ペンなんかあげてはどうだろう

>>616

妹「>>616さんから差し入れです」

少女「ホワイトボードとペンとイレーサーのセット、ですね」

ミツアミメガネ『ありがとうございます!』

背の高い子「これで紙が切れる心配がなくなったねー」

ミツアミメガネ『大事に使いますね』ニコ


ニコがエコに見えて笑った


俺の持病のロリコンは末期を迎えたよ

>>618
少女「妹さーん」

妹「なんでしょう?」ニコ

少女「マイバッグ持ってお買い物しました!」

妹「それは偉いですね」エコ

>>619

お医者さん、お巡りさん、重吾さん、この人です。

>>617
但しインクは切れる

背の高い子が男に迫る展開とか背の高い子が裸見られたのを盾に男に強引に攻める展開とか最終的に男に説教される展開はまだですか?

始めますー

>>622
5日~7日ですよ?流石に大丈夫じゃないでしょうか

>>623
背の高い子推しますね!そんな展開考えても無いですよ!
でも年齢的に・・・

―――2日目―――

猫耳妹「やほー!」

ショタ「こんにちはー」

長髪幼女「きたよー」

幼馴染「調子はどう?」

ミツアミメガネ『だいぶ良いです』

ショタ「それは良かったー」

幼馴染「昨日行った子から聞いたけど、立つ練習してるんだって?頑張ってるね」

ミツアミメガネ『ありがとうございます』

ミツアミメガネ『まだ全然ダメなんですけど・・・ね』

幼馴染「大丈夫!ちょっとずつの努力が大事だから!」

猫耳妹「うん、そんな弱気にならなくて大丈夫だよ!」

長髪幼女「やまいは気からー、だっけ?」

ショタ「それそれ!」

ミツアミメガネ『ありがとう!』

幼馴染「私たちも手伝うからねー」

幼馴染「なんだ、全然大丈夫じゃない!」

ミツアミメガネ『その"全然"は誤用です』

幼馴染「そんなツッコミができるほど元気とは!」

猫耳妹「案外回復は早いかも!」

ミツアミメガネ『威勢が良いだけです・・・』

ミツアミメガネ『ちょっと疲れちゃいました』

ショタ「じゃあ休憩だねー」

長髪幼女「飲み物いる?」

ミツアミメガネ『今はいいや、ありがとう』

幼馴染「そういえば今日からご飯食べられるんだっけ?」

ミツアミメガネ『今日は離乳食みたいなのでしたけどね』

ミツアミメガネ『でも、ずいぶん久しぶりに食べたのでおいしかったです』

猫耳妹「よかったねー・・・私なら耐えられ無そうな気が・・・」

ミツアミメガネ『昨日も書いたけど、お腹と背中がくっついちゃいそうだったよ』

猫耳妹「ううー!」

男「今日は来れたよー!」

ミツアミメガネ『いらっしゃいです!』

幼馴染「男ー久しぶりー」

男「・・・二日前に会ってない?」

幼馴染「まぁね」

猫耳妹「今日は残業無かったんですね」

男「流石に毎日残業があるような無慈悲なことは無いよ」

妹「但しこのSSでは、ですけど」

男「うわぁ!居たの!」

妹「居ましたよ・・・」

妹「今日は調子どうですか?」

ミツアミメガネ『今日もそれなりです』

男「聞いた話によるとリハビリ頑張ってるとか」

幼馴染「もう普通に立つくらい一人で出来ちゃうよ」

ミツアミメガネ『歩くのはまだ辛いですけど・・・』

男「そうかー・・・、これからも頑張れよー」ナデナデ

長髪幼女「わたしもー」

男「まーたなでなで合戦ですか」ナデナデ

猫耳妹「私もー」

男「はいはい」ナデナデ

幼馴染「私もー」

男「はいはい、ってなんでだよ」ナデナデ

妹「兄さん」

男「何?」ナデナデ

妹「だから何ナデナデしてるんですか」

男「ゴメン癖で」

ショタ「ボクは良いです」

男「了解だ」ナデナデ

ショタ「り、了解されてない!」

妹「このタイミングでナースさんが来て、ナースさんになでなでって展開があれば面白いのに」

男「残念、それを口にしてしまった時点でフラグはへし折れたさ」

妹「そんな、ひどい」

ナース「そろそろ時間ですー」

妹「ワンテンポ遅い・・・」

男「ほら、な」

―――3日目―――

魔女子「きたよー」

モヒカン「来た」

大胆な子「来たZOY」

背の高い子「来たでゲス」

ミツアミメガネ『もうすっかり保護者サイドなんだ』

背の高い子「最年長高校3年生だからね!」

背の高い子「語尾に突っ込みは?」

ミツアミメガネ『私も本当なら保護サイドなんだけどなぁ』

背の高い子「それ以前に今は被看護サイドだから」

背の高い子「で、語尾・・・」

大胆な子「体調は?」

ミツアミメガネ『ご飯も昨日から食べてるし元気ですよ』

ミツアミメガネ『今日は昨日よりご飯が硬くなりました』

魔女子「トランプ持ってきたからあとでやろー?」

ミツアミメガネ『そうだねー、ありがとう退屈だったし』

背の高い子「新しい本も持ってきたでゲス」

ミツアミメガネ『それも楽しみだね』

背の高い子「・・・もういいでゲス」

ミツアミメガネ『ごめんごめん!』

背の高い子「でも皆ZOYとゲスの元ネタ知らないんだろうなぁ、10年前のアニメだし」

ミツアミメガネ『私は知ってるよ?』

背の高い子「じゃあ突っ込んでよぉ!」

ミツアミメガネ『そこは気分だから♪』

背の高い子「リハビリに特筆することが無さ過ぎてカットされちゃったよ!」

ミツアミメガネ『良いことなんじゃないかな・・・?』

魔女子「えーっと、これ!」

大胆な子「残念でしたー」

魔女子「あわわーババだぁー」

背の高い子「というわけでババ抜き中です」

ミツアミメガネ「・・・」スッ

モヒカン「・・・」スッ

ミツアミメガネ『そういえばモヒカンの彼はどうして黙っているの?』

背の高い子「人見知りなんだあの子」

モヒカン「・・・・・・あ、あ、の」

大胆な子「私のお姉さんみたいになってるんだけど」

モヒカン[そんな事言ったって俺あの人と全然面識ないんだぜ!?]ヒソヒソ

大胆な子「でも長いこと一緒に暮らしてたんじゃない」

モヒカン[だがしかし]ヒソヒソ

背の高い子「で、いつ引かせてくれるのかな」

モヒカン「あ、す、すいません」

ミツアミメガネ『モヒカンでやって来る時点で失礼なんだし気にしなくていいのに』

モヒカン「」

背の高い子「あ、今のはトドメ刺したね」

ミツアミメガネ『あぁ、ごめんなさい』

モヒカン「」

ナース「ご飯です」

ミツアミメガネ『また固形物に近づいてきてます』

ナース「明日明後日には普通の食事になりますよ」

背の高い子「喉の方はどうなんですか?」

ナース「それは医者に聞いてください」

背の高い子「ええぇー・・・」

医者「私です」

魔女子「それで、どうなんですか?」

医者「えぇ、大分良いですね。おそらく最短記録を叩き出すかと」

ミツアミメガネ『ということは明後日辺りには?』

医者「おそらくは」

背の高い子「おお、良かった良かった」

ミツアミメガネ『ペンのインクが切れる前に話せるようになれそうです』

ナース「そしてお時間です」

背の高い子「そういえば今日は7時までなんですね」

ナース「そうですねー」

背の高い子「今日は男さんたち二人とも来れなかったみたいですね・・・」

魔女子「まほう、ダメだった・・・」

背の高い子「あ、でも、この間は妹さん来れていましたから、おとといまでは効いてたみたい」

大胆な子「会いたかったなぁー」

大胆な子「それで、これ、どうするの?」

モヒカン「」

背の高い子「まだこんななの? ほらほら、帰って来てー」ペシペシ

モヒカン「What?」

背の高い子「帰るよー」

モヒカン「あ、はい」

ミツアミメガネ『ほ、ほわっと?』

大胆な子「あ、ダメ、もう揚げ足を取っちゃダメ」

ミツアミメガネ『あ、ごめんなさい』

背の高い子「じゃあ帰りましょうか」

ミツアミメガネ『またね』

魔女子「またねー」

―――4日目―――

帽子男「きましたぞ」

厨二病「汝の為に我参上せり」

猫耳尻尾「来たぜ!」

七三「私の計算によりますと、参りました」

幼馴染「なんか、大変な面子に」

ミツアミメガネ『うわぁ』

幼馴染「今度男性陣特集も組むみたいだし、すっ飛ばしちゃおっか?」

帽子男「えっ、ちょっ、待っ

ナース「時間ですよー」

ミツアミメガネ『露骨・・・』

男「さーて、じゃあ帰るとしますかー」

ミツアミメガネ『今日はありがとうございました』

猫耳尻尾「何もしてないよね!?っていうか男さん居たの初めて気付いたよ!?」

男「存在感ゼロかよ・・・」

幼馴染「色々したじゃん、リハビリ手伝ったり、みんなでトランプしたり、ね?」

帽子男「した様な気がしてきたぞ・・・」

七三「私の計算によりますと、しました」

帽子男「うん、そうだな、した!」

幼馴染「じゃあ、帰ろうか!」

厨二病「また会おうぞ」

猫耳尻尾「じゃあまたな!」バタン

ミツアミメガネ『本当に納得しちゃう辺り逆の意味ですごいですね』

男「確かになぁ・・・」

―――5日目―――

背の高い子「来たよー・・・って、あれ?」

ポニテ「居ない・・・ね」

ナース「あ、今ちょうど検査に出てます」

サイドポニー「そうなんですかっ」

背の高い子「そういえば5日目だからひょっとしたら声出せるようになるのかもね」

僕っ子「なるほど」

医者「やぁ、キミ達か」

背の高い子「あ、どうも」

医者「どうやらもう喉は好調な様ので、今日から普通に話して大丈夫です」

サイドポニー「そうなんですかーっ」

医者「まぁ、ちょっと違和感があるようですが今日ちょっと発声練習すればすぐ戻るでしょう」

僕っ子「退院は何時ごろになるんでしょう?」

医者「今日特に何も無ければ明日でいいと思いますよ」

背の高い子「了解です」

ミツアミメガネ「あーーー」

背の高い子「やっほー」

ミツアミメガネ「あ、やっほー」

ポニテ「あれ?そんなに声高かったっけ?」

ミツアミメガネ「わかんないですけど・・・」

背の高い子「手術の関係かなぁ」

僕っ子「声が高くなったら歌う時どうするんだろう」

ミツアミメガネ「ひょっとしたら超絶音痴になってるかもしれないですね」クス

サイドポニー「なんだか性格もちょっと明るくなったねっ!」

ミツアミメガネ「性格は気分と関係していますから」ニコ

ポニテ「それにしてもちゃんと発声できてるね」

ミツアミメガネ「うん、ほとんど大丈夫」

ミツアミメガネ「寧ろ久しぶりに声が出せてスッキリしてるかも」

背の高い子「良かったねぇ」

ミツアミメガネ「そうそう、今日次第では明日、退院できるみたいです」

僕っ子「あ、それ、さっき聞きました」

ミツアミメガネ「そう? 結構立ち歩けるようになったし、ご飯もついに普通の食事になったし、これから普通に暮らしていけるのかな」

背の高い子「暫くは無理しちゃダメだけどね」

ミツアミメガネ「ちょっと病弱なのは昔からだしね」

ミツアミメガネ「部屋に戻ってきましたー」

背の高い子「おつかれー」

ミツアミメガネ「やっぱりたち続けてるとつかれますね」

僕っ子「でも全然普通に歩けてますよ」

ミツアミメガネ「今まで皆がリハビリ手伝ってくれたからね。あと、その『全然』は誤用です!」

背の高い子「なんてツッコミ」

ミツアミメガネ「幼馴染さんにも言いました!」

サイドポニー「どういうことっ?」

ポニテ「『全然』の後には否定語が来なきゃいけないんじゃなかった?」

ポニテ「全然○○ない、とか全然ダメとか」

背の高い子「『全然ダメ』は良いの?」

ミツアミメガネ「そもそも『全然~肯定』はなんでダメなの?」

僕っ子「突っ込んだ人がそれを言いますか」

ミツアミメガネ「あの夏目漱石も全然~否定じゃなく使ってますよ」

ポニテ「へぇー・・・」

ミツアミメガネ「しかし今の『全然』と全然違う使い方をしているので全然その反論は間違っているのです」

背の高い子「結局どう言いたいの・・・?」

ミツアミメガネ「文学って、すてきだなぁ、って」

妹「全然分かりませんね」

ポニテ「い、いらっしゃったんですね」

妹「私、いつ神出鬼没キャラになったんでしょうか?」

背の高い子「そういえば妹さんは理系なんでしたっけ?」

妹「どっちでも良いですよ、全然」

ミツアミメガネ「まぁ、そう言われてしまうと・・・」

妹「言葉の現代化を認めない方は古語でも話していればいいです」

ミツアミメガネ「酷くいえばそうなりますね」

妹「いとをかし」

『全然』については>>1も全然分かってないのでここら辺から引用・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%84%B6
http://www.geocities.jp/jhytobfkjgs/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q119408441

で結局『全然~肯定』はいいのか悪いのかw

妹「今更ですが、声出るようになったんですね、おめでとうございます」

ミツアミメガネ「ありがとうございます」

妹「今日は兄さんも来てくれるみたいですよ」

ポニテ「男さんが!」

サイドポニー「来てくれるっ!」

背の高い子「こらこら、何目的でここに来てるの」

ミツアミメガネ「気にしないよ。私も男さんに会いたいから・・・」

ポニテ「折角話せるようになったんだしね!」

サイドポニー「今日はリハビリするのっ?」

ミツアミメガネ「うん、一応・・・ね」

僕っ子「じゃあ行こうか」

背の高い子「まぁ、もう手伝う必要は無いんだろうけど」

ミツアミメガネ「多分ね」ニコ

男「きたぞー」

妹「遅いですよ、もう6時近いじゃないですか」

男「ちょっとだけ残業があってさ・・・」

妹「ここの皆兄さんのこと楽しみにしていたのに」

男「悪かったって!最後15分くらいはじっくり居るから」

男「それで、声だせるようになったんだって?」

ミツアミメガネ「はい!おかげさまで」

男「おおぅ、前に話したときとは別人のような声な気がする」

ミツアミメガネ「前は一言話すたびに喉が痛みましたから・・・」

男「そんな中話してくれてたのか・・・」

ミツアミメガネ「気にしないで下さい、済んだことなんですから!」

男「ああ、これからは大丈夫だもんな」

ミツアミメガネ「はい!」

背の高い子「明日もう退院できるようですよ」

男「早いなぁー」

ポニテ「そうですねぇ」

ミツアミメガネ「早く日常生活にもなれないと」

男「ミツアミメガネちゃんなら何の問題もない気がする」

サイドポニー「リハビリも楽々こなしちゃったもんねっ」

ミツアミメガネ「最初はつらかったよ?」

僕っ子「じゃあ日常生活も最初はつらいかも」

ミツアミメガネ「耐えて見せます」

妹「その意気です!」

ナース「残念ですが、お時間です」

背の高い子「明日は退院の準備が要りますね」

ナース「そうですね」

ミツアミメガネ「じゃあ、また明日」ニコ

背の高い子「うん、軽くベッドの上とか片付けておいてね」

妹「そんなに物無い様に見えますけどね」

ミツアミメガネ「分かりました」

ポニテ「じゃあね!」

サイドポニー「またねっ」

僕っ子「また明日!」

――――――――――――――――――――
入院編② おわり

今日も終わりましたー
見てくださった方居たらありがとうございます!

ZOYとゲスは知っている方いらっしゃるのでしょうかww
個人的にはかなり好きなアニメなんですけどね


ナデナデ合戦羨ましいww
ここに来て語尾でキャラを濃くする作戦か!w元ネタはわからないでゲソ…

全然+肯定はその空気感を否定する使い方…かな~?
「なんだ、全然大丈夫じゃない!」なら「なんだ、全然(辛そうじゃなく)大丈夫じゃない!」ミタイナー

>>648
背の高い子「も、もう口調やらないです!」

男「>>648もナデナデして欲しいんだな!よーし」ナデナデ

妹「たぶんそういう意味じゃないと思います」


うぅ・・・ZOYとかゲスの知名度低い・・・
誰かー!ご存知の方はー!いらっしゃいませんかー!

大王なんて知らんZOY

途中送信……

カービィでゲスか?

>>650->>652
知っている人いらっしゃった・・・!

なかなかカオスなアニメでオススメ!皆見てね!と言いたいのですが・・・
DVDが途中で発売中止になったのでレンタル店にはほぼ無いですね。残念。

Wii持ってれば『Wiiの間』で5話タダで配信してるのでオススメ!特に49話が。

ピンク色の悪魔は土曜日やってたっけか
そろそろロリ成分が不足して来ました早くしろてください

>>654
そうです!
最初こそリアルタイムで見てましたが、ゆとり教育で土曜日学校が無くなり録画に・・・。


さて、始めますか!

幼馴染「準備オッケー?」

ミツアミメガネ「はい」

幼馴染「忘れ物ない?」

ミツアミメガネ「えっと・・・・・・大丈夫そうです」

幼馴染「それじゃあ、ありがとうございましたー」

医者「お大事にー」

ミツアミメガネ「暑いですねぇ」

幼馴染「真夏だからね! うん、やっぱり日傘持ってきておいてよかった」

ミツアミメガネ「助かりました」

幼馴染「早く帰りたいねぇ」

ミツアミメガネ「バスまであと2分です」

幼馴染「皆がパー・・・あ」

ミツアミメガネ「ぱー?」

幼馴染「あ、あ、聞かなかったことにしてください」

ミツアミメガネ「パーティ?」

幼馴染「サプライズのつもりで皆動いてるからー」アセアセ

ミツアミメガネ「やっちゃいましたねー」

幼馴染「お願いしますぅー、聞かなかったことにしてくださいぃぃ」

ミツアミメガネ「はいはい」クスクス

ミツアミメガネ「まぁ、内容は聞いてないですし」

幼馴染「そ、そうだね!」

幼馴染「本当にありがとうぅ・・・ あ、バスが来た」

―――帰宅―――

ミツアミメガネ「ふぅ、ただいまぁー・・・」

ミツアミメガネ「あれ?電気電気・・・」

パチッ

背の高い子「おかえりー!!」

少女「おかえりなさーいー!!」

恥ずかしがり屋「退院・・・おめでとう・・・!」

大胆な子「おめでとー!」

ショタ「おめでとう!」

僕っ子「退院祝いに・・・」

長髪幼女「パーティを準備しましたー!」

魔女子「たのしんでね!」

猫耳妹「それじゃあご馳走入場!」

ポニテ「ご馳走ですよー」

サイドポニー「ケーキもあるよーっ!」

男「俺も手伝ったぞ!テーブル拭いた!」

妹「私もお皿を並べました!」

幼馴染「そういえば二人とも料理苦手だったね・・・」

ミツアミメガネ「わぁー!」キラキラ

幼馴染「まぁ、退院したばっかりだし食べ過ぎちゃダメだからね!」

幼馴染ぃ……

>>662
幼馴染「で、でもパーティの内容には驚いてくれたみたいだよ!」

ミツアミメガネ「もう食べられない・・・」

幼馴染「ちょっ、食べ過ぎちゃダメっていったじゃん」

男「よく食べるなぁ・・・」

ミツアミメガネ「うぅ・・・暫くちゃんと食べられなかったし・・・」

少女「そんなに食べる人だったっけ?」

ミツアミメガネ「少なくとも施設ではそんなことしてない・・・というか、出来なかったけど」

僕っ子「その割に全然太ってないなぁ・・・」

ポニテ「体重が気になりますか僕っ子ちゃん」

僕っ子「えっ、ま、まぁ少しは」

大胆な子「ひょっとして重いのはお腹じゃあないんじゃないかな?」

僕っ子「・・・・・・」

ミツアミメガネ「・・・・・・ぷにっ」モミモミ

僕っ子「あひゃぁ!」

ミツアミメガネ「やわらかい・・・」

少女「どのくらいー?」モニュ

僕っ子「やめてぇぇぇぇぇ!!」

男「裏山」

僕っ子「男さんになら・・・僕、いいよ」

男「え・・・あ、でもご遠慮させていただきます」

背の高い子「じゃあ私のは?」

男「い、いや、誰のでも遠慮します」

大胆な子「な、なんで!」

男「なんでって、そっちが普通だから!」

妹「このヘタレ主人公!」

男「じゃあ揉めってか!」

妹「この変態!」

男「どうすればいいんだよ!」

妹「〔男さんになら、僕、いいよ〕からの〔嬉しいぜ・・(ムニッ〕みたいな」

男「変態だー!!」

幼馴染「体調はどう?大丈夫?」

ミツアミメガネ「うん、今までのこと考えたらあれより酷くなるなんてないよ」クス

少女「じゃあ、ゲームしよ!」

サイドポニー「しよっ!」

ミツアミメガネ「うん!」

背の高い子「大丈夫?」

ミツアミメガネ「ダメそうだったら、すぐ言うから」

背の高い子「無理しちゃダメだからね!」

ミツアミメガネ「あちゃー、全然だめだなぁ・・・」

魔女子「2位だー」

恥ずかしがり屋「・・・・・・」エヘン

大胆な子「あーっ、お姉さんが1位になってちょっと自慢げな顔してる」

恥ずかしがり屋「そ、そんなこと・・・///」

大胆な子「男さん男さん!お姉さんの出鼻をへし折ってあげて!」

男「へ、へし折るって・・・。挫く位にしてあげて」

恥ずかしがり屋「いざ、勝負・・・です!」

男「お、俺が負けた・・・だと!?」

背の高い子「もう本気出しちゃって良いですから倒しちゃってください!」

男「ええ!?」

男(すでにかなり本気だったのだが・・・)

恥ずかしがり屋「おねがい、します・・・・・・!」

男「うわ、ほ、本気だ」

男「な、なら俺が得意なこのステージで勝負!」

男「・・・・・・負けた」

妹「兄さんですら倒せない相手が居たなんて!」

男「なんで!? あの施設でゲームやってた訳ないよね!?」

ショタ「ゲームなんて、あるわけない」

恥ずかしがり屋「・・・・・・///」

男「そして、ここに来てからゲームやりまくってた訳でもないよな?」

恥ずかしがり屋「に、2回しか、やってないです・・・」

男「なんでこんなに強いんだぁぁ」

大胆な子「昔からお姉さんは飲み込みが早かったんですよ」

サイドポニー「勉強も2、3回聞けば理解できるんだってっ!」

恥ずかしがり屋「そ、そんなこと!・・・・・・は、噂を、大きくしないで・・・///」

ポニテ「才能なんだから恥ずかしがってないで自慢したら良いのに」

恥ずかしがり屋「自慢なんて・・・・・・!」

モヒカン「うぇーいww!」

帽子男「ちょ、前が見えない!!」

猫耳尻尾「ちょっ、落ちる落ちるw!」

厨二病「我がいかずちをくらえ」バキッ

モヒカン「ちょっ!リアルファイトするな!!」

幼馴染「お前ら空気読め」

恥ずかしがり屋「男、さん・・・」

男「え、あ、何でしょう」

恥ずかしがり屋「何か、ごほうびが・・・ほしいな」

男(首をかしげる動作がやけに可愛い)

男「・・・ってちょっ!聞いてない!聞いてない!」

恥ずかしがり屋「あ・・・やっぱり、だ、だめです、よね」ショボン

恥ずかしがり屋「そ、その、わがまま言って、ごめんなさ、い」

男「えっ、えっ、えっ」

恥ずかしがり屋「き、嫌わないで、くれると、嬉しい、です」

男「だぁぁぁ!!!反則だ!!こんなの断れねぇよ!!!」

男「それで?なにをお望みで?」

恥ずかしがり屋「ちょ、ちょっと、こっちの、部屋に・・・」

幼馴染「一線は越えないようにねー」

恥ずかしがり屋「そ、そんな、ことしません!」

男「俺もしないよ・・・」

―――――――――――――――

恥ずかしがり屋「少女ちゃんに、したって、聞いたんです、けど」

男「まさか・・・」

恥ずかしがり屋「わかっちゃい、ましたか・・・?///」

男「うっ・・・」

恥ずかしがり屋「わ、わかってるなら、お、お願いしますっ!!//////」

男「えええー」

恥ずかしがり屋「く、口で言うのは、恥ずかしいです・・・//////」パタパタ

男「>>674
①…「はいはい、分かったよ・・・」
②…「え?何したいか、ちゃんと口で言ってくれないとわかんない。(棒)」

2で! 2でいこう!

恥ずかしがり屋「く、口で言うのは、恥ずかしいです・・・//////」パタパタ

男「え?何したいか、ちゃんと口で言ってくれないとわかんない。(棒)」

恥ずかしがり屋「そ、そんな・・・ヤです、は、恥ずかしいです」

男「じゃあ部屋帰るか」

恥ずかしがり屋「でも、でも・・・!///」

男「じゃあ言ってみな?」

恥ずかしがり屋「わ、わた、私と、と、キ、キ、」

男「ちょっと落ち着こうか。息吸ってー」

恥ずかしがり屋「すぅぅ」

男「吐いてー」

恥ずかしがり屋「はぁぁ」

恥ずかしがり屋「わ、私、男さんの、男さんの、キ、キスが、欲しい、で、す!/////////」

男「よく言えました!」

恥ずかしがり屋「はぁぁ・・・!はぁぁ・・・///」

男「じゃあごほうび。目、閉じて」

恥ずかしがり屋「は、はい・・・・・・。///」

男(・・・良いよな)

チュッ

幼馴染「お帰りー」

恥ずかしがり屋「//////」

長髪幼女「お顔がまっかだよー?」

魔女子「ねつがでたの?」

ポニテ「興奮してるんだよ」

恥ずかしがり屋「はぅ・・・///」

大胆な子「羨ましい・・・」

少女「羨ましいなぁー・・・」

大胆な子「貴方は経験者でしょう?」

少女「きっと何度されてもいいものです~///」

サイドポニー「いいな、いいなっ」

妹「そして、恥ずかしがり屋ちゃんには手加減してもらうことになったとさ」

妹「って私はすっかり解説要員ですか!」

男「ごめんごめん、俺今観戦中だから」

妹「そうですか、って観戦中なら良いでしょう・・・」

男「まぁ、そうだけど」

少女「ま、まがれー!」グググ

僕っ子「体を傾けても曲がらないよ!」

少女「わざとじゃなくって、傾いちゃうの!」

背の高い子「居るよねー、体が連動しちゃう子」

僕っ子「あなたも動いてますよ」

背の高い子「え、ほ、本当・・・!?」

長髪幼女「アイテムー」グググ

長髪幼女「ーー・・・あれ?」パタ

男「!?」

妹「あ、羨ましい」

男「え、何?」

幼馴染「体傾けすぎて倒れちゃうなんてw なんて可愛い・・・」

妹「可愛い・・・」

男「かわええ」

妹「この変態が」

男「じゃあ代わってやるから」

妹「わぁい」

妹「私に代わった途端、左に倒れてこなくなりました」

男「このコース基本右回りだからさっきみたいに左に倒れる方が珍しいよなぁ」

妹「くやしいです!」

男「カッチカチやぞ!」

妹「兄さんはそんなに硬くないじゃないですか」

男「ノリだよノリ!」

長髪幼女「!あーーーまがれぇぇー・・・」パタン

妹「き、キターーーーーーーーーーーーーー!」

男「良かったじゃん」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

幼馴染「と!言うわけで今日という日はあっという間に過ぎ去りました!」

ミツアミメガネ「まぁ、私は今日からずっとここに居ますから」

妹「無理だけはしないで下さいね」

ミツアミメガネ「暫く病弱かも、って言われてたけど意外と元気!」

男「調子には乗るなよー?」

ミツアミメガネ「今日は乗っちゃいましたけどね」

男「これ以降は控えるようにな」

ミツアミメガネ「は、はい。」

幼馴染「ぶり返したりしたら大変だからね」

男「じゃあ、俺は帰るぜ!」

少女「男さーん!またねー!」

男「じゃあなー」

妹「また来ますねー」


ミツアミメガネ「なんだか出番をすっかり取られちゃったような・・・」

―――帰り道―――

男「いやー、本当に元気そうで良かった!」

妹「なんだか安心しましたね」

男「これで一件落着かぁー」

妹「これからはどんどん普通の生活に戻さないとですね」

男「俺も残業とか元通りに増えるんだろうなぁ」

妹「私の大学の研究も最近やけに事良く進んでるので・・・」

妹「これからが心配です」

男「頑張るか・・・」

妹「頑張りますか・・・」

妹「でも、週に用事が一つ増えるのは楽しみですね」

男「ああ」

妹「これからも毎週土曜は遊びに行きましょう」

男「そうだな!」

妹「じゃあ私、こっちなので」

男「おお、またな!」

――――――――――――――――――――
退院編 おわり

俺も一本満足
バー

>>693
ヘイ!イッポンマンゾクメン!?

ちょっと書いてたら矛盾したので訂正とかしてました。
まだ矛盾点あるかもしれませんが、気付いたら指摘お願いしますw

妹「ミツアミメガネちゃんの退院の次の週の日曜日の午前の10時くらい、男の家なう」

男「ここはツイッターじゃないんですよ・・・。あと『の』が異様に多い!」

妹「一応時系列気にしてください」

男「また約一週間の日常はすっ飛んだんですね」

妹「流石に物わかりが良くなってきましたね兄さん!」

妹「で、本題なんですけど、ニュース見ました?」

男「・・・はい?」

妹「ですから」

男「みて無いなぁ」

妹「たまにはテレビ見てください」

ピッ

オヒルヤスミハウキウキウォッチン

妹「いいともじゃないですか」

男「増刊号だ」

妹「って、いいともはいいんです今は」ピッ

男「ああ」

妹「ニュースは無いんですかニュースは」ピッピッピッ

妹「ありました!ちょうどこれですこれ」

アナウンサー「児童虐待などの罪に問われていた"お母様"被告が執行猶予付き懲役2年の判決です。控訴はしない模様」

男「えっ」

妹「大丈夫なんですか?これ」

男「ちょっと幼馴染に聞いてみる」ガチャ ピポパ

ppppp......

幼馴染「はい、もしもし?」

男「あ、男です」

幼馴染「あ、男君! やほー!」

男「ニュース見た?」

幼馴染「見た見た。大丈夫だよ、まさかやって来て変な事したりなんてないよ」

男「それがフラグにならないといいんだけど・・・」

幼馴染「じゃあ逆フラグ立てとこうか!」

男「どゆこと?」

幼馴染「"お母様"がやってきたら俺・・・告白するんだ」

男「なるほどw」

幼馴染「これで来ないでしょ!」

男「ああ、来ないな」

幼馴染「じゃあ今日の午後また来てねー」

男「はいはい」ガチャ

男「大丈夫っぽい」ケロッ

妹「あっさり!」

―――午後―――

妹「さらに時は進み午後なう」

男「そろそろ少女達に会いに出発なう」

妹「鍵閉めましたか?」

男「閉めたなう」ガチャン

妹「じゃあ行きましょうか」

男「出発なう」

妹「兄さんが『なう』は止めろって言ったんじゃないですか」

男「そうだったなう」

妹「過去形なんですからnowじゃないでしょう」

男「そうだったぜん」

妹「thenに直せば良いってことじゃないです!」

―――男到着―――

男「来たぞー」

妹「来ましたー」

重吾警官「そして俺も来たぞー」

男「うわっ」

妹「ずいぶんお久しぶり、になりますね」

重吾警官「そうですねぇ」

男「で、何の用でいらっしゃったのかいな」

重吾警官「ちょっとご紹介したい人がいまして」

幼馴染「はぁ、どちら様で?」

重吾警官「こいつなんだけど」

お母様「・・・」

幼馴染「・・・ちょっと告白してくる」

妹「それは後ででいいですから」

重吾警官「出来れば、皆を部屋か何かに集めていただけますか」

幼馴染「・・・はい」

背の高い子「・・・」

モヒカン「・・・?」

ポニテ「・・・集まりました」

お母様「・・・お話をさせてください」

猫耳妹「!?」

ポニテ「!?」

ミツアミメガネ「て、丁寧語!?」

重吾警官「!?」

男「ってなんでお前も驚いてんだよ!」

重吾警官「さ、さっきまでは雑な口調だったから!こんな口調も出来るんだなぁ・・・」

男「何ウットリしてんだよ・・・」

お母様「今更許してもらおうとなんて思っていません」

お母様「しかし重吾に、是非といわれたのでお話させていただきます」

お母様「多少汚い話になるので小学校低学年の子達は外させていただきました」

―――お母様過去回想①―――
~お母様16歳~

お母様「お呼びでしょうか」

お母様の母「ああ。あんたのせいでついに家の金が無くなった」

お母様の母「そういうわけでお前に金を稼いでもらおうか」

お母様(私だけの所為じゃないのに・・・)

お母様「・・・どこで働けばよいでしょうか」

お母様の母「体を売れ」

お母様「・・・」

お母様の母「今夜から早速客が来る。相手をしろ」

お母様「・・・はい」

~そしてある夜~

客A「ふぅ・・・」

客B「おら、しっかりしろよw」ゲシ

お母様「ぐぼっ!!・・・」

客C「おい、やめろよw死ぬぞw」

客D「じゃあ俺達帰るからwお前もちゃんと帰れよww」

客A「おいおい、こんな浜辺に放置して良いのかよw」

客B「どうせ頼る相手なんて居ねぇだろうしw」

客D「家に帰るまでが強姦です」

客C「こんな奴見ても助けるやついねぇだろww」ドカッ

お母様「ふぐぅ!」

お母様(・・・・・・)

お母様(・・・・・・)

お母様(・・・あの海に、入れば、楽に死ねる、かな)

お母様(体中痛いけど・・・この距離なら行ける、行ってみせる)ズリズリ

???「何をしていらっしゃるのですか?」

お母様「!!!」

???「そんなに驚かれて、どうしました?」

お母様(さっきの客の仲間・・・?それとも関係ない人? ・・・駄目、わからない)

お母様「・・・」ガタガタ

???「そんなに怖がらずに」

お母様(パッと見なんだかさっきの客とは雰囲気が違う・・・ ということは関係ない人?)

お母様「・・・あなた、には、関係、ありません」

お母様(あ、意外と声は出る・・・)

???(以下 男性)「ではなぜ海に向かって這いずっていらっしゃるのかお聞かせいただけますか?」

男性「失礼ですが、私にはあなたは自殺を考えているように思えるのです」

お母様「・・・ええ、そう、です。  ・・・放っておいてください」

男性「残念ながら、自殺をしようとしている方を目の前に放っておけるような人間ではないのです私は」

お母様「全身殴られ傷だらけアザだらけでついでに爪も剥がされ着包み剥がされ強姦された後の私の気持ちがあなたには分からないのです」

男性「ずいぶん達者に話しますねぇ。」

お母様「生憎、体が動かなくても口は動くものです」

男性「その元気があればまだ生きられるのではないでしょうか?」

お母様「生きられるでしょうけど。またこんな目にあうのはもう嫌なので。死にます。」

男性「それでも、生きることに意味があるのではないでしょうか」

お母様「もう、生きている方が辛いのです」

お母様「最近は毎夜ごとに死にたいと思っていました。今日は絶好の好機です。海辺に放置。」

男性「いつもこうではないのですね」

お母様「普段は室内です。逃げられません。しかし今日は・・・逝ける」

お母様「これを逃せばまた家に拘束され、暫く死ぬ機会もありません」

男性「ふむ・・・。生きていれば良いこともきっとありますよ」

お母様「それはまた無責任な」

お母様「私は生まれて16年良いことなど微塵も無かったですよ」

男性「それは失礼。不幸なお家の生まれのようで」

お母様「ええ、あなたと違って」

男性「では、別の生活をしてみたら、どうでしょう?」

お母様「何を・・・」

男性「私の家にいらっしゃい」

お母様「そんな希望をちらつかせるのは止めてください」

お母様「どうせあなたも私の体が目的なのでしょう」

男性「違います、といっても信じてもらえそうに無いですね」

お母様「幾度と無く騙されてきましたから」

男性「では、信じてもらえなくとも良いです。強引に誘拐させていただきましょう」ガシッ

お母様「うっ、ぐっ・・・・・・」

男性「痛いですか。我慢してくださいね。車までは」

お母様「・・・、はぁ」

男性「これは私の車です。多少痛むでしょうが我慢して乗ってください」

お母様「・・・」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

―――回想終わり―――

お母様「・・・ということがありましてとある男性の家に保護されることになりました」

男「そんな経緯がありながらどうしてあんなことを・・・!」

お母様「それは・・・これから話させていただきます」

お母様「しかしもう少し戯言にお付き合いください」

―――お母様過去回想②―――
~お母様25歳~

~病室~

お母様「どうして・・・」

お母様「どうして逝ってしまったのですか」

お母様「逝かれるには早すぎます・・・」

男性「―――」

お母様「・・・私は・・・貴方を愛していました」

お母様「あんな私に唯一優しくしてくれたあなたを!」

お母様「それが・・・急逝・・・だなんて・・・」ポロポロ

お母様「あんまり・・・です」ポロポロ

男性「―――」

お母様「私、決めました」

お母様「貴方と同じ志で子供達を救ってみせると」

お母様「でも私にはその権利が無い・・・」

お母様「だって、私は・・・母親を・・・殺してしまったのだから」

男性「―――」

お母様「私の頼る所は貴方と父親しか居なかった」

お母様「父は単身赴任で遠くに居たのです」

お母様「貴方が来るまでの唯一の拠り所・・・父。」

お母様「でも、この間父は死んでしまった・・・!」

お母様「父の葬儀場で久しぶりに母とも会いました」

お母様「しかし・・・母はあの頃と何も変わっていませんでした」

お母様「母は私を殴りました」

お母様「『どこいってたの!』ではなく『勝手に居なくなりやがって』・・・と」

お母様「私は母を殺害しました」

お母様「そして逮捕。2年近くたってやっと釈放されたと思ったら・・・貴方は・・・」

男性「―――」

お母様「貴方は私の夢に出てきて言ったの」

お母様「『思うとおりにやれ』って言ってた」

お母様「私は人を一人殺した!そんな人に子供達が救えるの?」

お母様「本当にいいの!?」

お母様「そう思って・・・どうしても貴方に伝えたかった」

お母様「決して伝わらないと知りながら。馬鹿よね。」

男性「―――」

お母様「でも、やっぱり貴方を見て決心がついた」

お母様「貴方の残してくれた家で子供達を助けるわ」

お母様「重吾とか言う警官も・・・秘密で助けてくれるって言ってくれたの」

お母様「だから・・・私頑張るね」

お母様「貴方が私を救ってくれたように」

お母様「私も誰かを救ってみせる」

男性「―――」

お母様「私、貴方のために結婚しないことにしよう!とも考えたんだけど」

お母様「貴方ならきっと私の幸せを願って反対してくれるんでしょうね」

お母様「あの重吾とかいう警官。結構いい男だったんだ。」

お母様「ねぇ、貴方はいいと思う?」

男性「―――」

お母様「・・・」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

―――回想終わり―――

お母様「ということで私はあの『施設』を作ることにしました」

男「・・・亡くなったのか、その男性は」

お母様「・・・ええ」

妹「それで、どうして貴方が虐待に走ったのか、教えてください」

お母様「・・・・・・はい。私はその男性の家をそのまま施設にすることにしました」

男「俺たちが行ったあそこか?」

お母様「ええ」

お母様「犯罪を犯した私が公的支援を受けられる事は無いはずなので、完全な個人経営でした」

お母様「その施設は最初はうまく行っていました」

お母様「確かそこの背の高い子は虐待が始まる前から居たはずなので覚えていると思います」

背の高い子「・・・はい貴方が一人でやっていた頃は」

男「最初は個人経営だったのか」

お母様「えぇ。しかし、やはり困るのは金です」

お母様「犯罪の経歴もあるのでまともな所からは借りれず・・・。闇金に」

お母様「借りては返しの自転車操業を繰り返しているうちにとある企業に行き着きました」

お母様「そこの企業は、その子供達に虐待をさせることを強要してきました」

お母様「社員を従業員として働かせるよう偽装して」

お母様「止めさせたいにもお金が無い。私は彼らの言うがままに操られました」

お母様「虐待に参加しろ、汚い言葉遣いになれ。色々言われました」

お母様「遂にはウザいからというだけの理由で施設内ではずっと子供の悪口を言うようにも強要されました」

お母様「そういう経緯で子供達への虐待が始まったのです」

男「・・・」

重吾警官「お前・・・本当に言葉遣い綺麗にできる奴だったんだな!」

お母様「・・・」

お母様「謝罪の間ですから・・・特に今は」

お母様「最初にも言いましたが、許してもらえるなど微塵も思っていません」

お母様「彼ら従業員に唆され、私自身少し虐待を楽しんでいたのもまた事実です」

お母様「・・・・・・私が私の母を殺すほど恨んでいたように」

お母様「貴方達が私を殺したいと思っていても当然と考えています」

お母様「重吾、警棒」

重吾警官「えっ あ、はい」スッ

お母様「是非これで私を殴ってください」

お母様「どんなに殴っても許せないのは重々承知です」

お母様「しかし、ケジメのために殴って欲しい、是非」

お母様「あ、殺さない程度にお願いしますね」

サイドポニー「・・・」

少女「・・・」

猫耳妹「・・・」

大胆な子「今更・・・無理ですよ」

僕っ子「僕たちと同じ境遇にあった人を・・・殴りたくなんてありません」

お母様「・・・・・・お話しする前に頼むべきでしたね」

お母様「あんな話を聞かされてしまっては、同情の念を抱いてしまっても仕方ない」

ポニテ「そうじゃなくて・・・!」

少女「貴方はお母さんを許せなかった・・・みたいですけど」

ミツアミメガネ「私たちは・・・私たちなら」

猫耳尻尾「貴方を許せる気がします」

幼馴染「今でも、子供達を、あの子達を救いたいって思っていますか?」

お母様「・・・それはもちろんです」

幼馴染「なら、ここで働いてみますか!」

重吾警官「えぇ!?」

お母様「・・・!」

お母様「私は・・・嬉しいですけど」

サイドポニー「私たちならいいよっ!」

ポニテ「そんな事情があるなんてね」

恥ずかしがり屋「寧ろ・・・事情を聞いた今なら」

長髪幼女「いっしょにいてほしいかも」

お母様「あ、あれ・・・長髪幼女?いつから居たの?・・・聞かせないように言ったのに・・・」

妹「ちょうど回想が終わったあたりからです。」

魔女子「私も・・・いいよ!」

ショタ「ボクも!」

帽子男「俺もだ」

モヒカン「もちろん俺も」

七三「私も」

厨二病「俺も」

男(ふつうの話し方もTPOを考えれば出来るんだなこいつら)

背の高い子「昔みたいに・・・接してくれるなら!」

背の高い子「私、知ってますから! ・・・あなたの元気なところも優しいところも!」

幼馴染「満場一致・・・みたいだね?」

お母様「う・・・ぅ・・・皆・・・ゴメンね・・・ゴメンよ・・・」ポロポロ

男「ずいぶんと理想主義に収まってくれたな」

妹「いいんじゃないですか?理想で。こんな話の世界の中くらい」

男「二次元は理想だもんな」

妹「私たちを二次元と呼んでいいかは微妙ですけどね」

男「縦成分と横成分があるんだから、二次元だろ」

妹「まぁ・・・」

重吾警官「それでだな。俺とこいつは今度結婚することになった」

お母様「ちょっ・・・今それを言う奴があるか」

重吾警官「なんか、俺、警官辞めなきゃいけなくなるらしいから今度の春まで待ってもらってるけど」

少女「おめでとうございます!」

ポニテ「おめでと!」

モヒカン「おめでとな」

お母様「お前その髪型何だよ」

モヒカン「み、皆に許してもらった途端、素のキャラが出てきてるじゃねぇか」

お母様「これがデフォだから」

お母様「正直丁寧語な私じゃあ気持ち悪かったろ?」

猫耳妹「それは言えてます・・・」

重吾警官「お前の本当の口調はどれなんだよ!!」

お母様「実を言うと回想中の可愛い口調が素だ」

重吾警官「俺はお淑やかな方が好みなんだ」キリッ

お母様「じゃあ尚更こっちの口調で行くか!」

重吾警官「そりゃないぜ」

男「www」

妹「www」

背の高い子「私は丁寧語にも慣れてますからむしろそっちの方が好みなんですけどねぇ」

お母様「そ、そういわれると弱いなぁ・・・」

男「じゃあ、安価出しますか!」

お母様「安価?」

妹「つまり、閲覧者の意見を聞くってことです」

お母様「私がどんな口調がいいか、を?」

妹「ええ」

お母様「じゃあ、それで行ってみよう」

男「じゃあ好きな番号をどうぞ」

お母様「7番で!」

男「えっと、もう過ぎてるんで」

お母様「冗談冗談・・・>>715で」

男「それじゃあご意見お待ちしてまーす」

妹「ご意見はぜろいちにいぜろ・・・」

男「そこじゃなう!」

妹「なう、ってなんですかなう、って」

男「ごめんなさい、”そこじゃない!”」

お母様「で、ご意見はどこに?」

男「この文章の下の欄から!」

――――――――――――――――――――
第6部 ご都合主義のハッピーエンド 完

閲覧いただいた方、ありがとうございました!

酷すぎて逆に清々しいご都合主義のお話でした。
次回は男性陣編か温泉編か・・・。


ちび組の反応がどうなるかと思ったけど結構あっさりだなw
良い環境なんだろうな。

ksk

重吾と二人きりの時だけデレデレ

携帯から失礼します>>1です。

>>713
反対意見が出るシナリオもありかな、とは思ったんですが、やっぱりご都合主義にww

>>715
この後暫く重吾出ないですけど、いいですか?

つまり…どーゆう事だとてばよ?

二人きり以外はいつも通り砕けた感じでお願いします

僕も警棒で殴って下さい
出来れば恥ずかしがりやな子で
そして罵って下さい

>>717
つまり、全然デレないよ、ってことです

>>718
了解です

>>719

恥ずかしがり屋「ぼ、暴力反対・・・・・・で、す」

重吾警官「俺で良ければ殴るけど?」

妹「いや、良い訳無いでしょう・・・」

じ、じゃあせめて罵るだけでも!

ミツアミメガネちゃんのセリフが……二言?退院したのに?

ちょっと重吾権限で>>715頼むよ。
その他の時以外はいつも通りで、さ?
あと、処女厨じゃなくて安心した。

>>722
恥ずかしがり屋「こ、この・・・・・・へん、た、・・・い//////」

>>723
お母様回ですからねぇ

>>724
重吾、一応警官だったわけですしね

ちょっと短編投下ー。

妹「遂に作中の時間が大きく動きましたよ」

男「へ?今いつ?」

妹「十月末の日曜です」

男「な、なんで!?」

妹「そこまではちょっと・・・」

男「まぁ、何かしらの意図があるんだろう」

妹「そうでしょうね。じゃあちょっと私は出てきます」

男「日曜なのに少女ちゃんたちのとこ行かないのか?」

妹「そのための買い出しです」

男「はぁ」

男「きたぞー」

男「・・・」

男「・・・。あれ?」

男「誰も居ないのかー?」

男「あ、開けるぞー・・・?」ガラガラ

男「!?」

男「し、し、少女!?」

幼馴染「おっとこー♪」

男「!?」

男「って、幼馴染か、良かった、ちょうどいいところに」

幼馴染「どうしたの?」

男「し、少女が何でか首吊ってて、少女下ろすのを手伝って・・・」

男「って、何を持ってるの?」

幼馴染「ナイフ♪」

幼馴染「さ、このナイフで刺されたくなかったら、携帯をこっちに渡して両手を挙げなさい?」グッ

男「わ、わかったわかった!」バッ

男「な、何があったんだよ・・・」

幼馴染「私の口から言うと思うの?」

男「だ、だよな・・・」

幼馴染「はいこれ手錠。じゃあこの部屋でおとなしくしててね」ガチャン

男「お、お前はどこ行くんだよ・・・」

幼馴染「他の人を殺りに」

男「や、止めろ!」

幼馴染「じゃあ代わりに男君が死ぬ?」ニヤ

男「俺が死んでみんなが助かるなら死んでもいいさ、でも俺を殺した後で他の子たちも殺すかもしれない。信頼できない。」

幼馴染「なるほどね! ・・・じゃあまたね」

男「くっ・・・!」ガチャガチャ


幼馴染「ただいまー 10分も掛からなかったよ」

男「やけに静かだったな」

幼馴染「眠ってるところをナイフでグサッ!だもん。」

ピンポーン

幼馴染「誰か来ちゃったみたいだねぇ?」

男「・・・」

ガチャ

妹「遅れまし」

幼馴染「はいごめんなさーい」ガチャンベリベリ

妹「んー!んー!!」

男(手錠だけじゃなくてガムテープ口に張られてる・・・)

幼馴染「男君はこっちにおいで」

幼馴染「キミが殺される前に皆の顔を見せてあげるよ」

男(地獄絵図・・・)

幼馴染「おとなしくさっき殺されておけばこんなことにならなかったかもなのにねぇ?」

男「・・・」

幼馴染「さぞ皆君の事を恨んだまま逝ったんだろうね」

幼馴染「さて、お時間です」

お母様「斬首と行こうか」

男「て、テメェ・・・」

お母様「お前のために抜群の斧を用意したよ」

男「なんでこんなことを・・・」

お母様「あんな簡単に私を信じた奴らが馬鹿なのさ」

男「でも、8月末から先週までは仲良さそうだったじゃねーか!!」

お母様「演技演技。だまされてんじゃないよ」

男「くっ・・・」

お母様「じゃあ、さようなら。遺言は?」

男「・・・妹は殺さないでくれよ」

お母様「それは無理だね。彼女は一部始終を見ちまったんだ」

男「じゃあ遺産は親に」

お母様「みみっちい遺言だねぇ。じゃあ、伝えといてやるよ」

お母様「それじゃあ。さようなら」

ザシュッ

妹「なるほど、ハロウィンですか」

男「何であんなことやってんだよ・・・」

幼馴染「それ、男君に言えたセリフ?」

男「そ、それを言われると弱い・・・」

男「で、でも俺の知ってるハロウィンはこんなことしない・・・」

幼馴染「仮装はしてたでしょう?」

男「死体の仮装なんてやらねぇよ!!」

妹「死体は火葬するものだよ!」ドヤ

幼馴染「上手い!」

男「上手くない」

少女「いい感じにだまされてくれましたねー」

男「いや、あんなことになってたら『演技か!?』なんて考えてる暇無いから!」

少女「それだけ大切に思ってくれてるんですか?」

男「!・・・」

男「言わせんな恥ずかしい」フイ

恥ずかしがり屋「・・・顔、真っ赤です」

男「だぁぁもう!!!」

妹「この子たちは本当のハロウィンを知ってるんですかね」

お母様「ああ、教えた。」

妹「私はてっきりお菓子をねだられると思って買って来たのですが・・・」

長髪幼女「とりっくおあー・・・」

お母様「トリート」

長髪幼女「とりーと!」

妹「それの意味知ってます?」

長髪幼女「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」

妹「ああ!イタズラしてください!」

お母様「教育に悪いんで止めてもらえるか?」

ミツアミメガネ「お菓子だー」

魔女子「くれるのー?」

妹「ちょっ、ナイフ!ナイフまだ刺さってる!」

ミツアミメガネ「え? あ、ホントだ」

魔女子「とってー」

ミツアミメガネ「はいはい」

妹「血糊も早めに落としたほうがいいと思いますけどね」

ミツアミメガネ「あとで着替えます」

男「何してるんだ?」

妹「お菓子ですよ、ハロウィンなので」

男「さっきの買出しってこれか」

妹「はい、兄さん気付かなかったんですか?」

男「『十月末の日曜日』だけじゃあ30日ってわかんないし・・・」

妹「ダメですねぇ」

男(というか昨日はまだ8月だった気がするんだけどな)

―――――――――――――――

妹「みんなー、お菓子あげますよー」

少女「ありがとー!」

サイドポニー「ありがとうございますっ!」

ポニテ「チョコレートだぁ」

猫耳妹「男さんは?」

男「えっ」

大胆な子「男さんはくれないんですか?」

男「い、いや、準備がなくて」

背の高い子「お菓子をくれないと?」

僕っ子「イタズラしちゃうぞ?」

男「えっ」

妹「あ、あの、止めなくていいんですか」

お母様「いいんじゃねーのー?」

妹「私の時は止めたくせに!」

お母様「女×女はだめだろう」

妹「教育に悪いってそこですかっ!!」

お母様「とまぁ冗談は置いといて、止めるかね」

妹「冗談ですか!」

――――――――――――――――――――
ハロウィン短編 完

今日がハロウィンだとこの間気付いたのでちょっと書いてみました。
見てくださった方いらっしゃいましたらありがとうございます!

次は男の宿泊編かなー。

なんて羨まけしからん!
僕もその施設で働きたいですお願いします


愛に性別は関係無いさ。と言う事で女×女は教育に悪くない。どんどんお願いしますwwww

乙!
ミツアミメガネちゃんに俺のチュロスをご馳走しよう

早くしてくださいロリ要素がなくなってしまいます

こんばんは、誠意勉強中かつ執筆中、>>1です


>>735
幼馴染「まずは『こっち』に来ることから始めようか!」

>>736
猫耳妹「愛に性別は関係ない!・・・そうですよねー!例えば私のお兄ちゃん×男さんとか~」

>>737
ミツアミメガネ「シナモンのやつお願いします~」

>>741
次回予定は男性陣お泊り会だから女の子は・・・

さて、センター試験までもう後60日らしいですが書きますか

流石にこれ書いたら暫く勉強に専念したいですね
受験だけじゃなくてスレも落ちて欲しくないのでたまには書きに来ます、たぶん

男「・・・」

妹「・・・」

男「・・・なんだこれ」

妹「・・・なんですかこれ」

モヒカン「うえーいww」

帽子男「ほーいww」

ショタ「あわわ・・・」

厨二病「フハハハハハ!!」

猫耳尻尾「ちょっ、何やってんの・・・」

七三「私の計算によりますと五月蝿いです」

男「どうしてこうなった・・・」

妹「兄さんが昨日了承してたじゃないですか」

―――回想―――

幼馴染「電話でこんにちはー!」

男「おう、何か用?」

幼馴染「うちの子たちがねぇ、明日お泊りしたいって」

男「はぁ・・・」

幼馴染「乗り気じゃない?」

男「いや、お風呂だの何だの強要させられた過去がね」

幼馴染「普通それなら逆に大歓迎するところなのに」

男「・・・犯罪に走りそうで」

幼馴染「なるほどねっ!」

男「納得された・・・」

幼馴染「じゃあそういうこと頼まないように言っておくから!」

男「頼むぞー」

幼馴染「了解だよ」

男「で、何人来るんだ?また2人?」

幼馴染「6人!」

男「ろくにん!?そんなにスペースないぞ!?」

幼馴染「リビングと寝室に布団敷けばいけるって!」

男「うーん、まぁギリギリ・・・。布団は用意してくれよ?」

幼馴染「うんわかった、じゃあ明日車でお届けするね」

男「こっちで何か用意はいるか?」

幼馴染「ううん、大丈夫!それじゃあ、おやすみ男くん!」

男「そうか、おやすみ」ガチャン


―――――――――――――――
――――――――――
―――――

男「男性陣が来るなんて言ってなかったぞ・・・」

妹「確かに。まぁ女の子達が来るともいってないですけど」

男「はぁ・・・」

妹「ひょっとして、女の子達が来なくてがっかりしてます?」

男「そ、そんなわけあるかバカヤロウ」

妹「動揺が隠せてないですよ、兄さん」

男「はいはい、どうせ男性人しか来てなくてがっかりしてますよ、俺はロリコンですよ」

妹「・・・開き直りましたか」

モヒカン「男さーん、そんなことよりサッカーしようぜ!」

男「今から!?」

帽子男「そういえばもう5時過ぎだ」

七三「私の計算によりますと、男さんは仕事をやめるべきです」

男「え、何その計算」

七三「私の観測によりますと仕事をしていると早くても5時終業」

男「そうですね」

七三「私の思考によりますと、仕事がなければ一日中フリー」

男「ですが人はそれをニートと呼びます」

七三「私の計算によりますとそうですが・・・」

七三「私の提案によりますと、いっそのこと私たちと暮らしませんか」

男「それは幼馴染とかにも迷惑かかるし」

男「ついこの間人が入ったばっかだし」

―――その頃―――

お母様「ぶぇくしっ!!」

幼馴染「豪快なくしゃみですねー」

お母様「うるさいな・・・風邪ひいたかな」

幼馴染「体温計ありますよー、子供達にうつるとよくないのでちゃんと風邪仮装じゃないのか確かめてくださいね」

お母様「はいはい」

お母様「ん?」

幼馴染「どうしました?」

お母様「これ、どこで計る用?」

幼馴染「口です♪」

お母様「・・・いつもお前が使ってる系?」

幼馴染「ご不満ですか?」

お母様「ああ、ご不満だな」

幼馴染「・・・」ウルッ

お母様「そ、その年になって泣き落としだなんて・・・惑わされないぞ私は」

幼馴染「じゃあ仕方ないです、いつも男の子達に使わせるやつもってきます」

お母様「脇の下とかで測るやつだよな」

幼馴染「口です」

お母様「なんで口のしかないんだよ!!」

幼馴染「嘘です、嘘です、ちゃんと脇の下用のあります」

お母様「嘘かよ・・・」

幼馴染「すいません、反応が面白くって」

お母様「あるなら早く出せよ・・・」

幼馴染「脇の下なら私のでいいですよね」

お母様「あぁ」

幼馴染「取ってきます」

お母様「まったく・・・」

幼馴染「はいどうぞ」

お母様「・・・フン」パクッ

幼馴染「・・・え?」

お母様「・・・ん?」

幼馴染「・・・えっと」

お母様「・・・んん?」

お母様「・・・あ」

幼馴染「~~!!///」アタフタ

お母様「・・・悪ぃ」

―――男家―――

モヒカン「じゃあゲームでもしよう」

男「悪い、ほとんど実家だ。携帯機ならあるけど」

猫耳尻尾「持ってきたよ」

妹「持って来た?」

モヒカン「ほら、○ii」

男「リュックはそのために!?」

厨二病「当然だ」

男「でも、ここには8人居るんだが」

モヒカン「交代制で!」

―――――――――――――――

猫耳尻尾「じゃあこれをやろう」

男「あ、この間発売したばかりの」

ショタ「男さん、やったことあるの?」

男「前のシリーズなら」

男「出る出るといわれ6年待ったらこんな年になっていた(遠い目」

妹「そんな簡単に買ってもらえるものなんですか?」

モヒカン「皆で頼み込んで買ってもらった」

妹「頼み込むと買ってもらえるんですね・・・」

帽子男「お母様のポケットマネーで」

男「お金そこから出てたの!?」

モヒカン「さて、やるか!」

猫耳尻尾「やられたら交代ね」

帽子男「男さん!はいこれ」

男「え、俺先発!?」

モヒカン「俺たちは今までゲームやれてないから、男さんが一番うまいはず」

男「何その期待!?」

モヒカン「1Pがやられるとやり直しになるから、気をつけてね、男さん!」

男「何その責任!?」

妹「兄さん、そろそろツッコミがワンパターンになってますよ」

モヒカン「やばい、まじ男さん強い」

帽子男「さすが前作をやってただけある!」

男「へへへ」

妹「ベタ褒めされて兄さんが天狗になっている」

七三「私の所見によりますと、やられました」

猫耳尻尾「ショタ、やる?」

ショタ「ぼ、ボクは見てるだけで楽しいから」

猫耳尻尾「じゃあ妹さん、やります?」

妹「これは兄さんを殺れるんですか?」

男「やれません」

妹「じゃあ私も観戦してます」

男「戦じゃないです」

妹「もう、皆男さんを落とすとか倒すとかしないんですか?」

男「このゲーム、そういうことできないから」

モヒカン「よく分からないですけど、出来ないみたいですよ」

妹「そんな」

男「残念だったネェ」

妹「じゃあ物理的に」コチョコチョ

男「ちょおっ!!やめっ!まっ!!」

男「やめなさい」ベシッ

妹「ひどい」

帽子男「あ、落ちます落ちます!」

男「え?」

テッテレレレレーレ♪

男「・・・」

妹「ざwwまwwぁww」

男「黙ろうか」ニコッ

妹「はい・・・」

厨二病「我の必殺木槌に敵うと思ったかこのうつけ」

ショタ「なんでそのキャラ使ってるの?」

猫耳尻尾「大王だからじゃない?」

モヒカン「いかにもそういうの好きそうだし」

厨二病「フハハハハ!ひれ伏せ! あっ」

帽子男「落ちたw」

七三「私の所見によりますと、見事な落ちっぷりでした」

厨二病「肉体再生」ピロリーン

妹「そろそろ7時なんですけど・・・あっ」

男「何?」

妹「今日、ご飯どうするんですか、兄さん」

男「あっ」

テッテレレレレーレ♪

帽子男「また落ちた」

男「ご飯・・・全く考えてなかった」

男「今日いらっしゃった男性陣で料理作れる方は・・・」

・・・

男「で、ですよね」

猫耳尻尾「すいません、施設では料理は女がやれ、だったもので・・・」

男「畜生、無駄なことをしやがって」

妹「今からコンビニ行きます?」

男「・・・いや、俺が作る」

妹「しょっ、正気ですか兄さん!?」

男「男の料理・・・チャーハンをな!」

妹「わー、いかにも男の料理」

妹「で、それは一般人が食べられるものなんですか?」

男「・・・多分な」

男「チャーハンつくるよ!」

妹「それが言いたいだけなんじゃないですか?」

男「いいえ、チャーハンが一番まともにできる料理なんです」

妹「そういいながらチャーハンの素を取り出す兄さん・・・」

男「で、できるよ?塩とかコショウとかでも!」

妹「じゃあチャーハンは何で味付けするんですか?」

男「し、塩とコショウで・・・」

妹「それは当たり前ですよ、他には?」

男「とうばんじゃん?」

妹「醤油です」

男「妹より料理知識ないなんて流石にショックだなぁ・・・」

妹「これでも女の子なんです」

男「これからは男も料理を作る時代ですよ(キリッ」

妹「なら兄さんは料理できなきゃいけないですね」

男「ごめんなさい」

―――――――――――――――

妹「みじん切りのやり方くらい分かりますよね?」

男「・・・」ガサガサ

妹「兄さん?野菜探してるんですか?冷凍庫に野菜はないですよ?」

男「・・・」スッ

妹「ミ、ミックスベジタブル・・・」

妹「野菜切る気もないとは・・・ダメだこの兄」

―――――――――――――――

男「チャーハン出来たよ!」

妹「ミックスベジタブルにご飯と卵入れて、チャーハンの素加えて炒めただけじゃないですか・・・」

男「さて、ゲームは止めてご飯にしよう」

モヒカン「このステージ終わったら!」

男「出た、ゲームあるある」

ショタ「ごちそうさまでした」

男(えっ、いただきますじゃなくて!あまりに普通すぎて食事カットですか)

男「ど、どうだった?」

モヒカン「ふつう」

帽子男「ふつうですね」

猫耳尻尾「ふつうですね」

七三「私の味覚によりますと、普通です」

厨二病「極めて普通であった」

ショタ「え、えっと・・・」

男「無理しなくていいよ・・・(遠い目」

ショタ「あぅ」

オフロガワキマシター

男「あ、風呂が沸いた」

妹「ショタくん!一緒に入ろっか!」

ショタ「でも・・・」

妹「でも?」

ショタ「『男さんたちとお風呂はいっちゃいけない』って言われてて・・・」

妹「・・・兄さん?」

男「ハ、ハイ・・・」

妹「兄さん、電話」

男「も、もう遅いし・・・」

妹「電話」

男「ハイィィ」

妹「はい、それではー」ガチャン

妹「幼馴染さんから許可取りました!さあ、混浴だ」

ショタ「い、いいんですか?その・・・///」

妹「見られて恥ずかしくなるような美形じゃないですよ、安心してください」

モヒカン「俺たちは?」

妹「あのお風呂、3人だと狭いですよね?」

男「えっと、ギリギリ3人なら行けると思」

妹「狭いですよね?」

男「ハイ、セマイデス」

妹「と、言うわけで二人で入ってきますね」

妹「覗いちゃダメですよ!」

男「のぞかねぇよ・・・」

妹「さて、おねーさんが洗ってあげますね!」

ショタ「う、うん」

妹「あぁ!背中スベスベですね!」コスコス

ショタ「は、恥ずかしいよぉ・・・」

妹「気にしない気にしない、代わりに後で私の背中洗ってください、それであいこですよね」ゴシゴシ

ショタ「そ、そうかなぁ?」

妹「そうですよ」

―――――――――――――――

妹「さ、じゃあ次はショタくんが洗ってください」

ショタ「うん・・・」

ショタ「せ、背中スベスベですね!///」

妹「ありがとうございます」

ショタ(同じ事言ったのに何でボクが恥ずかしいの!?)

妹「坊やだからさ」

ショタ「え!?こ、ココロの中見ないで下さい!」

―――――――――――――――

妹「二人ではいると狭いですねぇ、浴槽」

ショタ「そう、だね」

妹「くっついちゃいますね」

ショタ「///」

妹「おや、なにやら固」

男「はい、それ以上は禁止!!」

妹「覗かないでって言ったじゃないですか!!」

男「覗いてない!聞こえるんだよ外まで!」

妹「さっぱりしませんでした」

男「え、なんで?」

妹「兄さんがいいところで止めるから・・・」

男「その欲求はさっぱりさせてはいけません!」

―――――――――――――――

妹「さて、皆は寝るんですか?」

男「すっかりお風呂後になってる」

猫耳尻尾「もう寝るだけですね」

男「これだけぎゅうぎゅうに布団が敷いてあると修学旅行みたいだな」

妹「修学旅行・・・」

男「さて、俺たちは寝るか!妹、また明日な!」

妹「それっ」

男「へ?・・・ぶふっ!!」ボフッ

妹「修学旅行の定番・・・枕投げ」

帽子男「そうなんですか?」

猫耳尻尾「ああ、まだ修学旅行行った事無いのか・・・」

妹「修学旅行の定番といえば、先生の目を逃れての枕投げ、夜更かし、恋バナ」

モヒカン「よーし、いくぞっ!!」

帽子男「お前誰だよ!」

モヒカン「風呂上りでモヒカンじゃないだけだろ!忘れんな!」

猫耳尻尾(それを言うなら今日一度も猫耳も尻尾もつけてない俺のアイデンティティーは・・・?)

帽子男「がふっ」ボスッ

帽子男「やったな!」

モヒカン「よければ何の問題もない」

猫耳尻尾「俺に当たるって!」ボスッ

妹「それじゃあわたしはこれで・・・!?」ボスッ

ショタ「ふふふ」

妹「やる気ですか」

ショタ「もう満足したのでいいです」

妹「私はやり返す気満々ですよ」

厨二病「超スーパーエキセントリックエターナルインフィニットピロースロー!」

七三「私の感想によりますと、長いでぐはっ」バスッ

男「あのー、流石にマンションだから、周りに迷惑がかかるんですけど・・・」

帽子男「・・・迷惑になるなら」

猫耳尻尾「仕方ないか」

妹「あれ?もうやめちゃうんですか」

男「マンションだから仕方ないよ・・・。貸切旅館ならともかく」

ショタ「旅館・・・」

妹「じゃあ恋バナでも」

男「おやすみなさい」

妹「つまんない・・・」

男「お前も明日大学だろ!」

妹「まぁ、そうですね、帰ります」

男「ああ、じゃあな」

妹「名残惜しいです」バタン

男「さて、俺たちも寝ましょう!俺も明日仕事だし」

モヒカン「はーい」

帽子男「電気消します」パチ

モヒカン「恋バナします?」

厨二病「我が寂しいことになる」

猫耳尻尾「恋してないもんね」

厨二病「汝よりかは良いわ」

帽子男「妹だもんねw」

猫耳尻尾「ちょっ、ちがっ!」

七三「私の計算によりますと、その即否定があやしい」

モヒカン「妹さんはショタがお気に入りみたいだしな」

ショタ「ちょっとみんな!男さん寝てる!」

男「Zzz・・・」

モヒカン「あぁ、悪い・・・」

猫耳尻尾「寝るか・・・」

帽子男「おやすみ!」





男(危ない危ない、『男さんは誰が好きなの?』なんて聞かれたら危ないところだった)

――――――――――――――――――――
男性陣編 完

今日も終わりましたー
ちなみに少女達の話と比べて筆が進まなかったのは事実です・・・

さりげなくフラグも立てましたし次回予定は温泉旅館!
でも次回は遠く先になりそうです・・・。

結局放置1ヶ月で落ちちゃうようになったんでしたっけ?

こんばんは、相変わらず受験はまずいですがこんばんは。


ちょっとだけ投下いきますー

ショタ「ん・・・」

ショタ「・・・・・・朝?」

ショタ「・・・時計、時計・・・あった、まだ5時だったよ・・・」

モヒカン「ぐがー」

七三「Zzz」

帽子男「がーがー」

男「ぐうぐう」

猫耳尻尾「ぐー・・・」

厨二病「ががががが」

ショタ「みんな寝てる・・・」

ショタ「なんでいびきはガ行が似合うんだろう」

ショタ「・・・」

ショタ「・・・!」キュポ

ショタ「~♪」カキカキ

―――朝―――

モヒカン「なんじゃこりゃあああああああああ」

男「な、何!?」

モヒカン「俺の顔がががが」

男「ぶっ!!」

七三「私の計算によりますと、そういう男さんも酷い顔です」

男「マジですか!」

猫耳尻尾「ホント酷いですよ」

男「うん、キミにそれは言えないと思う」

帽子男「そう思う」

猫耳尻尾「お前こそ」

帽子男「俺もか・・・」

猫耳尻尾「俺も!?」

厨二病「ああ、酷い」

モヒカン「そういうお前だって・・・あれ?」

帽子男「あれ?」

男「あれ?」

猫耳尻尾「あれ?」

モヒカン「なんでお前は落書きされてないんだ?」

ショタ「おはよおぉ」

モヒカン「おおショタ!大変だ!」

ショタ「ぶっ」

モヒカン「あ、ごめん誰かに落書きされたんだ」

ショタ「落書き?」

モヒカン「ショタは大丈夫みたいだな」

帽子男「ああ、確かに俺が犯人だとしてもショタには何か罪悪感で書けないわ」

男「同意」

七三「私の計算によりますと、彼こそ犯人です」

厨二病「違うわ虚け!」

モヒカン「じゃあ何でお前落書きされてないんだよー?」

厨二病「それならショタだって落書きされておらんわ!!」

帽子男「お前、ショタに落書きできんの?」

厨二病「・・・ちょっと。」

帽子男「な。お前が犯人だ」

厨二病「違うわー!!」

モヒカン「じゃあ何でお前にだけ落書きされてないんだよ?」

ショタ(ものすごい寝相悪くて書けなかったんだよぉ)


厨二病「だ、誰かが我を嵌めるためにこのような策略を働いたのだ!」

モヒカン「そりゃ一応考えられるけどさ・・・」

厨二病「我を犯人だというならそのようなことも慮ってからにしてもらおうか!」

猫耳尻尾「『慮る』って何?」

七三「私の知識によりますと、よく考えることです」

猫耳尻尾「じゃあ『良く考える』でいいじゃん」

厨二病「・・・カッコいいからな///」

ショタ「おもんぱかる」

モヒカン「よし!じゃあ真犯人探し始めますか!!」

帽子男「了解です隊長!」

猫耳尻尾「隊長!厨二病の布団からサインペンが発見されました!」

厨二病「これは罠だ!!!」

帽子男「粉バナナ?」

モヒカン「証拠が見つかりましたね、厨二病クン?」

厨二病「これは真犯人が俺を犯人に仕立てるためにここに置いたに違いない!!」

ショタ(あんまり暴れるから落としちゃっただけなんだよぉ)

モヒカン「にしては都合が良すぎるよねぇ」

帽子男「ああ、良すぎるな!」

モヒカン「きっとそのペン、指紋検査したらお前が一番最後に触ったって分かるぜ?」

厨二病「ああしろしろ!真犯人が分かるだろうよ!」

モヒカン「ごめん、そんな技量無い」

帽子男「やり方知らない」

猫耳尻尾「そりゃ出来るわけないよね」

ショタ(あぶなかったよぉー)

七三「私の計算によりますとやっぱりアナタ以外居ないでしょう」

厨二病「だから違うっての!!」

男「誰が犯人か、より顔をどうするかを先にしないか?」

モヒカン「あ、男さん」

男「サインペンだからすぐ落ちるよ」

モヒカン「さて、落としてきたぞ!」

帽子男「ああ、落ちたぞ!」

猫耳尻尾「折角落ちたので一言良いか?」

帽子男「何だ?」

猫耳尻尾「いざ落ちたら誰が犯人でも別にいい気がしてきた」

モヒカン「奇遇だな!俺もだ!」

七三「私の気分によりますと、同感です」

帽子男「俺もだ」

ショタ「じゃあみんな仲直りだね!」

モヒカン「ショタもこういってるしな!」

厨二病「良かった良かった。これなら別に犯人扱いされても構わぬわ」

モヒカン「やっぱてめぇが犯人かァァァァァアァァアアアア」

厨二病「違うってのに」

猫耳尻尾「許してやれよ、落ちたんだし」

モヒカン「・・・まぁ、水性だったから許してやる」

厨二病「やってないっていってるだろうがああああああ!!!!」


――――――――――――――――――――
男性陣(翌朝)編 完

読んでくださった方ありがとうございました!
通学中とかに携帯で書いたんですが・・・
結構あるきがしましたけど、6レス分しかなかったちょっとショック


さて、また過去問を解く作業に戻るとします。お元気で!

受験終わりましたので、9時頃再開します!
久々なのでキャラとか忘れかけてるかもしれませんが許してください

酉あってるよな・・・?

―――11月―――

幼馴染「そうだ、旅行行こう」

少女「京都?」

幼馴染「いや、県内の温泉に」

猫耳妹「いつ行くの?」

幼馴染「予約次第だからちょっとまだわかんないなー」

ショタ「それでこんなにパンフレット持ってきたんだ」

幼馴染「来週とか再来週とかいいなぁー」

サイドポニー「そうだねっ!」

長髪幼女「温泉ー♪」

幼馴染「はい、はい、はいー、分かりましたー!よろしくお願いしますー」ガチャン

モヒカン「どうだった?」

幼馴染「今週開いてるって!」

恥ずかしがり屋「・・・今週?」

大胆な子「今週って・・・3日後!?」

幼馴染「うん、それ以外は週末開いてないって」

僕っ子「行くの?」

幼馴染「うん!早速準備だ!」

帽子男「急くねー」

幼馴染「ここに居ない子たちにも伝えてこなくちゃ」トテトテ

幼馴染「今週末温泉旅行行くよー!」

ポニテ「いってらっしゃーい」

幼馴染「いってきまーす」

幼馴染「じゃなくて、準備準備」

ポニテ「行かないけど」

幼馴染「なんで?」

ポニテ「受験生ですから!」

幼馴染「そっか・・・」ショボン

ポニテ「事情が事情だから、勉強しないと公立校に行けないから」

幼馴染「公立に行きたいの?」

ポニテ「・・・公立の方が安いでしょう?」

幼馴染「ひょっとしてウチの財政のこと考えてくれてるの?」

ポニテ「預かってもらってる身だから・・・」

ポニテ「行かせてもらえるだけでも感謝なのに」

幼馴染「ああ!もう可愛いなぁ!!」ダキッ

ポニテ「///」

幼馴染「それじゃあ頑張ってねー!」バタン

ポニテ「はぁ・・・」

ポニテ「あ、ここわかんない・・・」

ポニテ「聞きに行こう」パタン

―――背の高い子の部屋―――

ポニテ「・・・」コンコン

背の高い子「はーい」

ポニテ「私だけど・・・」

背の高い子「質問?どうぞー」

ポニテ「ここなんだけど・・・」ガチャ

ポニテ「・・・あれ?」

ポニテ「何してるの?」

背の高い子「準備だよ!・・・あれ?まだ温泉に行くって聞いてない?」

ポニテ「聞いたけど・・・」

背の高い子「じゃあ分かるでしょ?」

ポニテ「そうじゃなくて!3年生だよね?受験生だよね?」

背の高い子「うん」

ポニテ「行くの?」

背の高い子「2日くらい大丈夫だよー」

ポニテ「」

ポニテ「そんな余裕があるの?」

背の高い子「ないけど・・・」

ポニテ「そんなことしてると>>1みたいになるよ!!」

背の高い子「言わないであげてよ」

ポニテ「だったら行かないの!」

背の高い子「>>1は高校受験は成功したから大丈夫だよー」

ポニテ「私のことはいいから!」

背の高い子「私は落ちたらここのお手伝いするから」

ポニテ「もう知らない!」バタン

背の高い子「私はいいのに・・・」

ポニテ「もう・・・どうしても行くつもりなんだ」

ポニテ「あれ?・・・他に残る人って・・・居るの?」

―――広間―――

幼馴染「みんな行くって言ってたよ」

ポニテ「みんな!?」

幼馴染「うん、みんな」

ポニテ「男さんたちは・・・?」

幼馴染「二人とも行けるって言ってた」

ポニテ「ふ、ふーん」

―――ポニテの部屋―――

ポニテ「どうしよう・・・」

ポニテ「一人でお留守番しなきゃいけないんだ」

ポニテ「・・・どうしても行くのかなぁ」

ポニテ「・・・」

―――当日―――

お母様「で、来たのか」

ポニテ「・・・一人でお留守番なんて」

お母様「行ってくれれば私が残っても良かったのに」

ポニテ「なんで先に言ってくれなかったの!」

お母様「聞かれなかったから」

ポニテ「!・・・」

お母様(まぁ聞こえてたけど、こっちのが幸せだろ)

幼馴染「電車乗るよー」

魔女子「わーい♪」

男「流石に魔女コスしてないか・・・良かった良かった」

魔女子「まじょこす?」

男「魔法使いみたいな格好ってこと」

魔女子「した方がいいの?」

男「しない方がいいね、この場合は」

お母様「着くぞー、起きろー」

ミツアミメガネ「ん・・・」ゴシゴシ

モヒカン「んー・・・あと5分」

お母様「じゃあ乗り過ごし確定だな。お達者で」

モヒカン「ああ!うそ!起きます起きます!」

猫耳尻尾「・・・おはよう」

男「猫耳も尻尾もなし、か」

猫耳尻尾「流石に道端でやってたら変人ですから」

男[普通はやった時点で変人ですが]ボソッ

猫耳尻尾「?」

幼馴染「みんな起きてる?」

背の高い子「大丈夫です!」



幼馴染「着いた!」

男「道中カット!?」

幼馴染「駅から徒歩3分だからね!」

お母様「さて、そういえば部屋を割ってなかった様だが、どうする?」

妹「一部屋何人なんですか?」

幼馴染「3~4人部屋を6つ借りましたけど」

妹「何人居るんでしたっけ」

お母様「子供達が17人、保護者が4人、かな」

男「男部屋は俺たち6人で2部屋使えばいいな」

少女「えっ」

背の高い子「えっ」

ポニテ「えっ」

大胆な子「えっ」

男「・・・・・・えっ?」

恥ずかしがり屋「・・・」

お母様「何か不満があるようだな」ニヤニヤ

男「なんだ?不満って」

サイドポニー「そ、それはっ」

僕っ子「恥ずかしくて僕の口からは言えないなぁ」

妹「あぁ、どうしてこう主人公は鈍感な人ばっかりなんでしょう」

お母様「仕方ない、私の口から言おうか」

男「頼む」

お母様「あの子達は一緒に寝て欲しいんだな」

男「ぶっ」

お母様「大丈夫だ、健全な意味で、だ」

男「わかってるさ、分かってるけど」

大胆な子「さぁ、一緒の部屋になりたい人はじゃんけんの時間だよ」

僕っ子「よーし」

魔女子「よぉし」

長髪幼女「がんばるよ!」

男「・・・いやでも、それだと男は5人だから、3~4人部屋には」

幼馴染「5~7人部屋取れました」

男「」

妹「見てください、女子全員がじゃんけんしてますよ」

男「よく見ろ、兄一筋の猫耳妹はやってないぞ」

妹「ほんとだ」

お母様「でも大人気だな」

男「おかげさまで」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

背の高い子「勝ちましたー!」

魔女子「かったー!」

少女「やりました!」

恥ずかしがり屋「・・・」ショボン

大胆な子「泣くなよ」

恥ずかしがり屋「・・・泣いては、ないもん」

お母様「それじゃあ後は一部屋に一人保護者がいれば適当でいいか」

幼馴染「男部屋は?」

男「そ、そうだ、男部屋は」

七三「私の計算によりますと、問題ありません」

男「でも」

七三「問題ありません」

モヒカン「こないだのお泊り会で何か問題あったか?」

男「落書きが」

帽子男「そういうのじゃなくて」

男「なかったな」

厨二病「なら、な」

男「うぬぬ」

男「で、結局こうなるのか・・・」

少女「・・・」ニコニコ

魔女子「・・・」ニコニコ

背の高い子「・・・」ニコニコ

男「それで・・・何をするの?」

少女「温泉旅館ですからもちろん」

魔女子「温泉に入りたーい!」

男「じゃあ早速行ってきたら良いよ」

背の高い子「行って来たら・・・?」

少女「男さんは行かないの?」

男「俺はまだ良いよ」

少女「じゃあ私も後で」

背の高い子「私も」

魔女子「えー・・・」

男「あの、まさか・・・僕が行くべき浴場は大浴場(混浴)ですか」

背の高い子「はい、大浴場(混浴)です」

男「・・・だんまりを決め込んでもダメみたいだな」

男「・・・行くか」

男「・・・」

少女「どうしました?」

男「なんか・・・カゴに・・・服がいっぱいありますよ・・・?」

背の高い子「みんな入ってるんでしょう」

男「あのー・・・、その、幼馴染とかが入ってると困るんですよね」

少女「じゃあ見てきます!」ガラッ

大胆な子「ついに男さんが!?・・・って少女か」

少女「男さんも居るよー。」バタン

男「どう?」

少女「居ません!でも施設の女の子達は全員集合してます!」

男「」

僕っ子「男さんだ」

長髪幼女「男さんだ!」

大胆な子「遂に来た!」

男「おさわり禁止な」

―――一方女湯―――

妹「兄さん、大丈夫ですかね」

お母様「どうせ大浴場の方に連れて行かれてるだろうしな」

お母様「でもまさか13Pは始まらないだろ」

妹「あのいままで幾度となく混浴してきた兄さんですからね」

幼馴染「でも12人と混浴するのは初めてでしょう?」

お母様「温泉旅館で『タオル巻け!!』なんて言えないしな」

妹「もし何かあったらどうするんです?」

お母様「いや、何も起こんないだろ。あの性格じゃあ」

幼馴染「必死で下向いて見ないようにしてるかもね」

―――大浴場―――

男「」ワシャワシャ

大胆な子「何年頭洗ってるの?」

男「あと3年・・・」

恥ずかしがり屋「・・・あんまり洗いすぎると・・・その、髪の毛が、抜け」

男「じゃあリンスだ」ザバー

背の高い子「リンスでも一緒ですよ」

男「ならばトリートメントか」

ポニテ「一緒です」

男「諦めろって事ね」

大胆な子「はい」

男「なんてストレートな」

長髪幼女「お湯はいろ♪」ぐいっ

男「ちょっ!!全裸で抱きつくな!!!!!!!」

長髪幼女「ご、ごめんなさい・・・」ウルウル

背の高い子「あ、泣かせたー」

男「あ、ごめん・・・」

少女「はやく入りましょう!」

―――一方女湯―――

<ゼンラデダキツクナ!!!!!

お母様「誰かが抱きついたみたいだな」

妹「今までそんなこと無かったですよ。イレギュラーですよ」

幼馴染「いや、大丈夫でしょう」

お母様「あの男だからな」

―――男湯―――

男「・・・」

少女「あの・・・」

男「ハイ」

少女「そんなに気にしなくても」

男「こっちは気になるんですよ」

大胆な子「このロリコン!ってやつですね」

背の高い子「一人セーフな人も居ますよ?」

男「セーフだからこそ・・・アウトです」

ミツアミメガネ「のぼせましたぁ・・・」

男「大丈夫か?」

ミツアミメガネ「大丈夫・・・です・・・たぶん」

男「・・・・・・脱衣所まで、運ぶか?」ドキドキ

ミツアミメガネ「そんな、悪い、です」

男「・・・いや、ここでやらねば男が廃る!・・・よいしょ」

ミツアミメガネ「・・・///」

―――脱衣所―――

男「ふぅ、大丈夫か?」

ミツアミメガネ「はい、運んでいただいたおかげで・・・」

男「さっきより顔赤いぞ?」

ミツアミメガネ(それは男さんのせいですよ!)

ミツアミメガネ「大丈夫です」

男「じゃあ俺は戻るな」ガラガラ

―――大浴場―――

男「戻った」

少女「のぼせました!」

背の高い子「のぼせました!」

サイドポニー「のぼせましたっ!」

男「ちょ」

大胆な子「のぼせてます!お姉さんが!」

恥ずかしがり屋「・・・//////」シュウゥゥゥゥ

男「なんか一人リアルにのぼせてる子居た!」

―――脱衣所―――

男「よし、おっけ」

恥ずかしがり屋「・・・//////」

男「大丈夫か?」

恥ずかしがり屋「は・・・・は、い・・・だい、じょう・・・ぶで・・・す」

男「ほんとに?」

恥ずかしがり屋「は・・・はぃ・・・」

男(エロい・・・)

男「これ、みんなもう出た方がいいな」

―――大浴場―――

男「と、言うわけでみんなもう出ましょう」

少女「男さんがそういうなら・・・」

大胆な子「私たちはここに来てすぐ入ったわけだしね」

男「脱衣所がそんな広くない。一度には出られないから、先に入った人優先でどんどん出て!」

男(これで最後、一人で出られるな)キリッ

―――女湯―――

<ドタドタ

お母様「お、そろそろみんな出るみたいだな」

妹「何も無かったみたいですね」

幼馴染「それじゃあもう少ししたら私たちも出ましょうか」

お母様「あがったら卓球な」

妹「定番ですね」

―――大浴場の脱衣所―――

男(ふふふ、ラストになれた)ゴシゴシ

男(・・・ついに死ぬかと思った、社会的に)フキフキ

男(結局重吾には許されちゃったからな)

男(いや、幼女と混浴とか傍から見れば既に死んでるか・・・)

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 続く!

終わりましたー
見てくださった方はありがとうございます!
今から今回分ご覧になる方は>>797からです

乙 待ってました!
さっそく温泉とはww
全裸!?全員全裸なの!?うらやま・・・重吾さんあいつですお願いします

>>1
男うらやまけしからん爆発してしまえ

そして受験お疲れ様でした!
次回の更新楽しみにしてます

レスありがとうございます
まぁ受験は・・・ダメだったんですけどね!
ってこれ以上話すと無駄に重くなるので自重。

>>817
重吾「いつかあの役得が俺にもやってくると信じて泳がせておこう」

>>818
男「こっちはこっちで大変なんだが」

男「のぼせた・・・」

妹「あ、兄さん」

男「卓球やってるのか」

妹「少女ちゃんたちと同じ反応乙です」

お母様「お前も参加しろよー」

男「はいはい、荷物置いてくるんで待っててください」

お母様「そうか、じゃあいくぞー」

幼馴染「はいー」

お母様「サー!」カッ

幼馴染(あ、この人本気だ)

お母様「シャァ!」

男「来たぞー」

少女「あ、来ました!」

男「みんな来てたのか」

妹「兄さあぁぁん!」

男「え、何?」

妹「あの人強いですー、強すぎですー」

お母様「よっす」

幼馴染「男なら勝てるよね?」

男「え、無理だr」

少女たち「(期待の眼差し)」キラキラ

男「い、いや、ちょ、待って」

少女たち「(期待の眼差し)」キラキラ

男「やってやるです」キリッ

お母様「おっ、かかって来い」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

男「敵うわけがなかった」

お母様「あぁ、それは当然だからまぁどうでもいいんだが」

男「良くねーよ!」

サイドポニー「仕方ないですよっ!」

長髪幼女「ないすふぁいと!」

背の高い子「お疲れ様です!タオル要りますか?」

男「あ、サンキュ」

僕っ子「男さん!次は僕と!」

大胆な子「なっ、私が!」

恥ずかしがり屋「あ・・・あの・・・、わ、わたし・・・」

モヒカン「俺たちだってやりたい!」

男「はいはい、ちゃんと順番決めてから来てね」

お母様(何ゆえ敗北して好感度があがってんだこいつ)

帽子男「よーし、多い勝ち!」パー

ショタ「あ、あれ?なんでみんなパーなの?」チョキ

ポニテ「暗黙の了解ってやつかな」パー

魔女子「しらなかった・・・」グー

男「いつでもいいよー」

猫耳妹「はい!行きます!」カッ

男「おぉ、上手い」コン

お母様「審判やるのはいいけどさ、何点で終わりにすんだ?」

妹「フルでやってたら時間的にきついですよね」

男「俺の体力的にもな!」コン

少女「待ってる人的にもです!」

お母様「じゃあ、5球勝負と行こうか」

男「了解!って!ああ!」

猫耳妹「やった!アウト!」

帽子男「よし、次は俺だ!」

男「よーし」カッ

帽子男「はっ!」コン

男「お、強い」

帽子男「卓球クラブ入ってますから!」

男「じゃあ俺も本気で行くかー」カン

帽子男「え、本気はマズいですって」カッ

ミツアミメガネ「男さんの本気!」ワクワク

厨二病「興味深いものだ」テカテカ

男「ほら、みんなもこう言ってるしね」

帽子男「」

男「まけた」

帽子男「よっしゃーっ!!」

背の高い子「次は私です!」

男「よし、来いっ」

背の高い子「本気でやって頂いていいですよ!」

男「マジで?よーし」

―――――――――――――――

背の高い子「・・・」

男「あ、あれ?」

背の高い子「本当に本気出すなんて酷いです卑怯です!!」

男「本気出していいって言ったじゃん!」

背の高い子「さっきは本気といいつつ手加減してたんですね!」

男「小学生相手だし!」

背の高い子「高校生には手加減してくれないんですね・・・」

男「逆に本気出さなきゃ失礼かな、って思ったんだよ!」

男「オワッタァァァ」

妹「流石にお疲れ様でした、兄さん」

ミツアミメガネ「疲れましたね!」

男「そうだなぁ」

恥ずかしがり屋「た、たしかに、疲れました・・・」

男「さっきのぼせたばかりなのになんで卓球なんて出来るんだか」

恥ずかしがり屋「き、気合です」

男「そこまでして卓球がしたいか・・・」

お母様「おうおう、まるで小説の主人公並みに鈍感だなお前」

男「SSですけど」

お母様「あげ足を取るな」

男「すいません」

大胆な子「と、こ、ろ、で、男さん!汗かきましたね!」

男「ああ」

大胆な子「もう一度温泉はいりましょー!」

男「ああ、疲れたから一人で入らせて・・・」

大胆な子「」

男「ふぅ、一人だとこんなに休まるのな、温泉って」

男「だが間が持たないな。スキップしてくれよ」

―――――――――――――――

魔女子「あ、男さん」

男「お風呂上がったとかなんとか」

魔女子「お部屋のお風呂どう?」

男「なかなかだったよ」

少女「そうなんですかー!」

背の高い子「あとで入ってみよ!」

ガチャ

妹「そろそろ晩御飯です」

男「じゃあ行くか!」

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 さらに続く!

またです。
結構書いたつもりだったのに。
長いようで短かったです。

今回も見てくださった方はありがとうございました!

ちなみに>>1は神奈川です。
だからこのSSの温泉旅館も箱根な雰囲気で見るといいかも!
行ったこと無いけど。

地域によって全然違うんですね、多い勝ちじゃんけん。
短いですけど続き行きます。

男「なかなか豪華な夕食だな」

幼馴染「すごいでしょー!」

男「まるでお前が作ったかのようなセリフだな」

幼馴染「そうじゃなくて、うちの近くでも評判の良い旅館なんだよ!」

男「そうなの?」

幼馴染「そうだよ!」

お母様「よーし、じゃあ喰うかー!」

妹「ほら兄さん、号令かけてください」

男「え?俺?」

妹「多分ここに居る人の大多数が兄さんにかけて欲しいと思ってるはずです」

男「ちなみにお前は?」

妹「私的にはヒロインにかけて欲しいですけど」

妹「そのヒロイン様はきっと兄さんにかけて欲しいでしょう」

妹「っていうか、こんなことでいちゃもんつけてる暇があったらさっさとかけてください」

男「はいはい・・・、じゃあ、いただきます!」

「いただきまーす!」

帽子男「やべぇ、うめぇ」

モヒカン「イケるな!!」

少女「すごいおいしいです!」

妹「兄さんのより美味しいですね」

男「そりゃあ敵わないって」

幼馴染「どう?美味しいでしょ?」

男「あぁ、すごい美味しい。」

幼馴染「予約とるの大変だったんだから!」

幼馴染「予算的にも」ボソッ

男「やっぱ高いのか」

幼馴染「有名だしね!」

男「やっぱ俺らの分だけでも出そうか?」

幼馴染「ダメだよ、お金は私じゃなくて上が出したんだから」

幼馴染「男さんたちも連れてってなー、って」

男「そっか」

幼馴染「どうしても払いたかったら寄付としてお願い!」

男「なるほどね」

男「ごちそうさまでした!」

「ごちそうさまでしたー!」

少女「さて、男さん!」

男「なんでしょう」

少女「お風呂にでもいきましょう!」

男「断る」

背の高い子「何故ですか!」

男「もう2回も入ったし」

ポニテ「でも折角の温泉旅館ですよ?」

男「それにほら、下の子達はもう眠いみたいだし」

魔女子「・・・」ウツラウツラ

長髪養女「ふぁぁぁ・・・」

ショタ「・・・?」

ショタ「あの、『下の子』といわれてボクを見るのやめて・・・」

モヒカン「見た目ほど幼くないぞ!」

背の高い子「じゃあ明日帰る前に絶対ですよ!」

男「うっ・・・ハイ・・・」

お母様「モテモテっすね」

男「そう、だな・・・」

妹「私もショタくんとお風呂入ってみたいなー」

モヒカン「俺らは大歓迎っス!」

妹「ショタくん以外は嫌です」

モヒカン「」

七三「」

帽子男「ですよねー」

幼馴染「それじゃあ今日はこれで解散です、保護者な人は部屋に布団を敷いてあげてくださいね」

―――少女たちの部屋―――

男「あぁ、疲れたー・・・」

背の高い子「疲れを癒すはずの温泉旅館でなんで疲れるんですかー?」

男「主にあなたたちのせいです」

背の高い子「すいません」

男「さて、布団布団・・・」ガラガラ

背の高い子「私もやります!」

男「サンキュー」

背の高い子「いえ、私ももう殆ど保護者サイドですし」

男「そっか」

男「よし!敷けた!」

背の高い子「1つやけに離れている布団がありますが・・・?」

男「気にしない」

背の高い子「いや、でも」

男「気にしn」バフッ

少女「お風呂はダメだと言われましたが、枕投げは禁止されてません!」

男「」

男「でもほら、眠そうな子が」

魔女子「・・・」キラキラ

男「眠そうな・・・」

魔女子「?」キラキラ

男「あっれー・・・?さっきまで眠そうにしてた子が居たはずなんだけどなぁ・・・」

魔女子「えいっ」

男「ふごっ」バフッ

男「もう10分も枕投げてるんだけど!」

少女「さすがに終わりましょうか」

背の高い子「じゃあ枕回収っ!」

魔女子「おー!」

背の高い子「完了!」

魔女子「あれ?」

少女「枕少ないなーって思ってたら、2つも隠し持ってたんだ」

背の高い子「戦略戦略♪」

男「よし、じゃあ寝」

少女「次は恋バナしますか!」

男「」

少女「じゃあ好きな人暴露!」

少女「暴露しちゃえ!」

背の高い子「少女からしなよ!」

少女「私は男さん!」

背の高い子「私も男さん!」

魔女子「男さん!」

男「」

少女「それで、男さんは?」

男「え!?このガールズトークに俺も参加なの!?」

背の高い子「男さんの好きな人は!」

男「誰かと指定するとけんかになるので指定しません!!」

背の高い子「意気地なし!」

男「これが俺のスタンスです」

少女「そういうところも好きですよ」

男「流石にそろそろ寝ませんか」

少女「そうだね、明日寝坊するといけないし!」

背の高い子「寝坊するとお風呂いけないかもしれないし!」

魔女子「ねましょー!」

男「・・・そういいながら、何故近づいてくる?」

少女「一緒に」

背の高い子「寝ましょう?」

魔女子「男さん?」

男「」

少女「こんなに布団が狭いのに」

背の高い子「楽しい夜になりそうですね」

男「長い夜になりそうです、はい」

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 やっと1日目終わり!

ご覧になられた方はありがとうございます。

今回書いてる時は気付きませんでしたが、見返してみると
特 に イ ベ ン ト が 無 か っ た

ちょっと投下します

それにしても、長くなったものです。

男「一緒に寝るのはダメだ」

少女「なぜですか!」

男「俺が寝付けなくなるからだ」

少女「でも・・・」

背の高い子「あんまり強いちゃダメだよ」

少女「えっ・・・。あ、分かりました」

魔女子「じゃあ一人でねるー」

男「珍しく聞きわけが良い・・・。嬉しいぞ!」

少女「えへへ」

背の高い子「おやすみなさい、男さん!」

―――夜中―――

男「・・・なぜ居る?」

少女「私たちがそばに居ると寝付けないって言いましたよね」

男「うん」

少女「じゃあ寝た後ならいいよね! ってなりまして」

男「そもそもなんで布団に入ってくる?」

少女「お、お泊まりの醍醐味です」

男「いや、そんなの聞いたことない」

少女「でも皆居ますよ?」

背の高い子「・・・」

魔女子「・・・」

男「それは、気づかなかったからだが」

男「右側や左側にくっつかれても案外気づかない」

男「でも、上はダメだろ・・・!」

少女「ごめんなさい、重かったですか?」

男「いや、それ以前に接着面積がだな・・・」

少女「でも、左右は塞がってたので・・・」

男「俺個人としては左右もやめていただきたいのだが」

少女「男さんが3次元空間に居るからいけないんです」

男「え、何その理不尽な理論」

男「とにかく、皆自分の布団で寝ようよ」

少女「やです」

背の高い子「嫌です」

魔女子「や!」

男「」

男「いや、だから・・・」

背の高い子「ちょっと右手良いですか?」

男「み、右手?・・・はい」

プニッ

男「ちょおっ!!何をっ!」

背の高い子「胸です♪」

男「そりゃわかってるから!やめっ、やめろ!」グイグイ

背の高い子「そんな暴れると痛いです・・・」シュン

男「ああ!ごめん!」

背の高い子「落ち着いてくれm」

男「すきありっ」スッ

背の高い子「あっ、離させられた」

男「死ぬかと思った」

男「何がしたいんだよ!痴女か!」

背の高い子「既成事実でも作ろうかなって」

男「だめだこいつ、テンションが深夜のそれだ」

少女「深夜ですから!」

背の高い子「とにかく、あれだけ揉んだんですから、添い寝しても良いですよね?」

男「不可抗力だ!」

背の高い子「流石の重吾さんでも友達よりか弱い女子の肩を持つと思いますよ?」

男「全くもってか弱くなかった!俺の全力を引き留めてた!」

背の高い子「そりゃああんな施設にいたら嫌でも強くなりますよ」

背の高い子「と、言いますかそこじゃないです、女子はか弱いものなんです」

男「あぁ、こうして痴漢冤罪って起こるんだなぁ・・・」

背の高い子「触れただけ良かったじゃないですか♪」

男「それ以前に、あなたの変態さにお兄さん失望しましたよ」

背の高い子「男さん以外になんてしません!」

男「もう信頼できないわ」

背の高い子「そんなっ、絶対しませんっ!」

男「さっきまでは信頼できたのに・・・。変態は嫌いです」

背の高い子「ほんとに男さんだけですっ!信じてください!なんでもしますっ!」

男「なんでも?」

背の高い子「はっ」

男「一人で寝ようか」ニコッ

背の高い子「ひょっとして・・・はめられた・・・?」

男「深夜のテンションをうまく使わせていただきました」ピース

背の高い子「うわぁぁん」

男「さて、かやの外の二人も一人で寝ようか!」

少女「あのっ、男さん!」

男「なに?」

少女「左手を・・・」

男「断る」

クイッ

男「ん?」

魔女子「怖くてねむれないの・・・」

男「さっきまで一人で寝てたんでしょ?」

魔女子「さっきよりもっと夜になっちゃったからこわいの」

男「うーん、じゃあ一緒に寝ようか」

背の高い子「ずるい!」

男「今のくらい明瞭な理由があればいいよ」

背の高い子「うーん・・・」

少女「うーん・・・」

男「じゃあおやすみ!早く寝た方がいいよ!」パチン

男「・・・なぜ居る?」

少女「お、お泊まりの醍醐味ですから」

男「いや、寝てる異性の布団に侵入する、なんて聞いたことない」

少女「でも皆居ますよ?」

背の高い子「・・・」スゥスゥ

魔女子「・・・」スヤスヤ

男「無限ループさせる気か」

男「2度目だが、上はダメだろ・・・!」

少女「ごめんなさい、重かったですか?」

男「密着面積がだな・・・!」

少女「でも、左右は塞がってたので・・・」

男「それは出遅れた少女が悪いと思う」

少女「がーん!」

男「俺の横は2つしか無いんだから」

少女「男さんが3次元空間に居るからいけないんですっ!」

男「またそれか」

男(結局、少女には一人で寝てもらったわけだが)

少女「起ーきーてーくーだーさーいー」ユッサユッサ

男(お陰さまで6時に叩き起こされている)

少女「朝ですよー?」

男「あと・・・5分・・・」

少女「あ、はい!わかりました!6時6分にまた起こしますね!」

男「聞いてくれちゃうの!?」ガバッ

少女「わざわざ起き上がってまでのツッコミ、ありがとうございます」

男「どうも」

少女「今日は用事はないですから、5分くらいならどうぞ」ニコ

男「だったら1時間くらい要求しとくんだった・・・」バフン

少女「6時6分ですよ!起きてください!」

男「実を言うとさっきのツッコミですっかり覚醒してたわけだが」

少女「ちょっとこっち来てください」

男「おう」

少女「寝てください」

男「誰の布団だ?」

少女「一応、私が使ってました」

男「ふぅん」モゾモゾ

少女「・・・」モゾモゾ

男「何をしている」

少女「添い寝をしている」

男「」

少女「もう一眠りしていいですよ」ニコッ

男「」

少女「私は一晩我慢したんですから、男さんも1時間くらい我慢してください♪」

男「ハイ・・・」

少女「えへへ」ギュッ

男「だ、抱きつくのは・・・!」

少女「6分の1しか時間がないので6倍密着したいんです!」

少女「きっと6倍もないです、それでも我慢してます!」

男「・・・なぜか反論できないぞ」

―――7時―――

お母様「7時だぞー、起きろー」

男「・・・」

少女「・・・」

お母様「おや、お楽しみだったかい」

少女「はい」

男「えっ」

お母様「男、ちょっと時期尚早すぎやしないか」

男「えっ」

お母様「あと8年待てればなぁ」

男「徐に何を取り出しているんすか」

お母様「ケータイ」

男「誰にお掛けになるんですかね」

お母様「重吾」

少女「だ、ダメてす!」

お母様「悪いね、18歳未満だと双方の合意があっても犯罪なんだ」

男「俺もついに終わったな・・・」

少女「男さんもなに諦めてるんですか!」

男「静かにしないとみんな起きちゃうよ?」

お母様「いや、起こしに来たんだっての」

少女「あのテニスの人も言ってるじゃないですか!」

男「お米食べろって?」

お母様「シジミがとれるって?」

少女「違いますよ!諦めるなってやつです!」

お母様「今日からお前は富士山だ!」

男「もっと、熱くなれよ!」

少女「いい加減にしてください!って、あれ?」

男「どうした?」

少女「なんでそんなに軽いムードなんですか?」

お母様「いや、コイツはそんなことしないとわかりきってたし」

男「本気で通報しないってわかってたし」

お母様「なにより」

男「少女の」

お母様「反応が」

男「かわいい!」お母様「面白い!」

お母様「おや、最後の最後で合わなかったな」

男「まぁ、面白い、っていうのもあるな」

お母様「かわいいのはいつものことだから言う必要ないかと思ったんだ」

男「あちゃー、俺のミスか」

お母様「まぁ、かわいいもんにかわいいと言いたくなるのは仕方ないさ、気にすんな」

少女「」

お母様「さて、バカやってる間にみんな起きたかな」

背の高い子「・・・」スヤスヤ

魔女子「・・・」スースー

お母様「起きなさいっ!」

背の高い子「うう・・・」

背の高い子「・・・あれ?男・・・さんは?」

男「脱出しました」

背の高い子「ひどい」

男「一人で寝てね、と言ったのにやってきたあなたは酷くないんですかね」

背の高い子「だ、男性ならそれくらい許してください、ね?」

男「許してるさ」

男「許してなかったら、今頃タコ殴りかもよ」

背の高い子「ひ、ひえぇっ」

お母様「トラウマとかあるんだから止めてあげてよ」

男「お前が言うな」

お母様「よし、この部屋は全員起きたな」

魔女子「ふあぁぁ」

お母様「こら、二度寝はだめだ、二度寝は」

男「何か予定でもあるのか?」

お母様「ないが、朝食の時間が8時だからな。」

男「なるほど」

お母様「布団を片すだの顔を洗うだので時間を潰しててくれ。また飯の時呼びに来る」

男「悪いね」

お母様「その子たちから男を奪ってるわけにもいかないしねぇ」ニヤニヤ

男「はぁ」

お母様「じゃ、またな!」バタン

男「とりあえず・・・」

男「顔でも洗ってくるよ」

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 まだ続く!

今回もありがとうございました!

温泉編で切り良く終わろうと思ったらこの長さ。
もう少しだけお付き合いください。

書きます、さすがにそろそろ1000が近づいてきました
あと少しお付き合いください。
あと2回(予定)。

少女「顔洗ってきましたー」

男「朝食は8時だって。それまで部屋の片付け。」

少女「わかりました!」

男「じゃあ俺も顔洗ってくるわ」

少女「あっ、トイレには魔女子ちゃんが入ってます」

男「わかった」

男「帰ったよ」

少女「あ、男さんっ」

男「なに?」

少女「お布団畳んだんですけど、しまえなくて・・・」

男「そうか、じゃあ俺がやるよ」

少女「ありがとうございます!」

男「よいしょっ・・・と」ボスッ

少女「おっきいといいですね!」

男「そんなに背、高くないけどな」

少女「そうですか?」

男「そうです」

背の高い子「私のも・・・」

男「ええ?・・・まぁ、いいけど。」

背の高い子「やったっ」

男「一人でできるでしょー?」

背の高い子「甘えたいお年頃です」

男「そうなのか?」

魔女子「たためないー」

男「はいはい」

男「朝から疲れた・・・」

少女「おつかれさまです!」

男「ちょっと休憩・・・」

お母様「飯だぞー」

男「休み時間はないんですか!」

お母様「ああ、ない」

男「」

男「すげぇ、純和風って感じの朝食!」

妹「そうですねぇ」

男「あ、おはよう」

妹「おはようございます、兄さん」

幼馴染「おひさー!」

男「昨日会ったじゃん・・・」

幼馴染「そう?1ヶ月くらい会ってない気がする」

男「1ヶ月?」

男「・・・何が言いたい」

幼馴染「別になにも♪」

男「ごちそうさまでした」

「ごちそうさまでした!」

お母様「昼飯の後、16時頃にここ出るからよろしくな」

幼馴染「お昼の時また言うけどねー」

少女「男さん!」

男「ん?」

少女「温泉いきましょう!」

男「え、いや、でも」

大胆な子「なんの問題もない、でしょ?」

男「う・・・」

僕っ子「僕も入りたいな」

男「ま、まだ朝だし・・・」

ポニテ「あ、今全国の朝風呂好きを敵に回しましたよ、男さん」

男「うっ・・・」

サイドポニー「いきましょうっ!」

長髪幼女「いこー」

男「・・・わかりました」

―――大浴場―――

男「また来てしまった・・・」

ミツアミメガネ「全国の男子が羨むシチュエーションで何がっかりしてるんですか」

男「目のやり場に困るから」

男「一歩間違えば逮捕ですよ」

男「というか一般的には逮捕ですよ」

恥ずかしがり屋「あっ、あの、っ、背中、洗いますっ!」

男「だ、大丈夫!自分でやるっ!」

恥ずかしがり屋「あぅ・・・」シュン

大胆な子「あー酷い、折角お姉さんが勇気を振り絞っていったのに!」

男「いや、でも!ここで許可したら11人が背中洗いに来るじゃん!」

ポニテ「そんなことしませんよ!」

男「マジで!」

少女「11人に洗われたら背中真っ赤になりそうです」

男「うん・・・じゃあ、いいよ」

恥ずかしがり屋「は、はいっ///」

恥ずかしがり屋「――っ///」ゴシゴシ

男「そんなに恥ずかしいならやらなければいいのに・・・」

恥ずかしがり屋「・・・」ブンブン

男「そんな必死に首振らなくても」

少女「右腕洗います!」

男「えっ」

僕っ子「左足は任せて」

男「えっ」

ミツアミメガネ「左腕!」

ポニテ「頭よ!」

サイドポニー「おなかっ!」

長髪幼女「みぎあし!」

男「えっ」

ポニテ「他の部分を担当すれば背中を11人で擦ることもないでしょ?」

男「」

大胆な子「あーあ、またじゃんけん負けちゃったよー・・・。お姉さんはいいなぁ、発案者の特権でじゃんけんなしで洗えるなんて。」

魔女子「二人しか負けないのにー。」

男「ん?計算合わなくない?」

猫耳妹「私が辞退してます!」

男「なるほどー」

サイドポニー「脇洗いますよっ」

少女「脇は腕の係じゃないの?」

大胆な子「脇係作りましょう!脇係」

魔女子「やったぁ!」

大胆な子「ううぅ・・・」

男「また負けてしまったのか」

大胆な子「他に洗ってないところは・・・」

大胆な子「・・・」ジー

大胆な子「こか」

男「言わせねぇしやらせねぇよ」

大胆な子「おしり・・・」

男「ヤです」

大胆な子「じゃあ臀部」

男「一緒だよ!」

男「よし、十二分に洗われたし、出るか!」

少女「お湯に入ってません!」

男「バレた」

僕っ子「僕たちの事が嫌いなのは分かったけど、約束なんだから守ってくださいよ」

男「いや、誰も嫌いとはいってない」

ポニテ「じゃあ、入りましょ!」

男「」


―――――――――――――――


男「もう出ていい?」

少女「今入ったばっかりですよ?」

恥ずかしがり屋「やっぱり・・・私たちの事・・・」

男「好きだからこその拒否だと」


―――――――――――――――


男「もう出ていい?」

少女「今入ったばっかりですよ?」

背の高い子「いや、さすがにもう10分は入ってると思うよ」

少女「じゃあ、100まで数えたら出ていいです!」

男「1、10、11、100!」

背の高い子「あ、それなら1100100まで数えてくださいね」

男「うっ・・・」

男「1、2、3、4、5、6、7、10、11・・・」

背の高い子「あ、それなら144までです」

男「うっ・・・」

背の高い子「そんな卑怯で姑息な男さんは16進数で100まで数えてください♪」

男「」

男「256も数えるはめになった」

背の高い子「2進法の時点で諦めていれば良かったのにー」

男「そうかも」

ミツアミメガネ「みんなぽかーんとしてるけど」

男「説明してもいいけど、とりあえず今は出ようか」


大胆な子「お風呂上がりは牛乳だよね!」

長髪幼女「フルーツ牛乳!」

恥ずかしがり屋「あの・・・コーヒー牛乳・・・」

男「どれも好きだな」

ミツアミメガネ「お風呂上がりにはポ○リな私」

男「体には良いと思います」

―――部屋に戻って―――

猫耳妹「みんな呼んでなにかしましょう!」

サイドポニー「なにするのっ?」

猫耳妹「トランプとか?」

男「一人あたり2、3枚しかないぞ・・・」

少女「人生ゲーム!」

男「コマもお金も足りないって」

背の高い子「同時にやるなら道具を使わないゲームにしないと・・・」

魔女子「街に出てみたい!」

男「なるほど、そういうのもあるな・・・」

妹「せっかく来たんですし、見て回りましょうよ、兄さん」

男「そうだなー」

男「って、うわぁ!妹!」

妹「割と前から居ましたよ」

男「そうでしたか」

―――お土産店―――

男「というわけで最寄りのお土産屋さんにやって来た」

モヒカン「すげぇ」

帽子男「試食うめぇ」

厨二病「長き沈黙の刻を経て、我ら、再び参上」

猫耳尻尾「いつ以来だろうねー」

七三「私の計算によりますと・・・」

モヒカン「虚しくなるから計算やめて!」

魔女子「なにこれー、きれいなもようー」

ポニテ「寄せ木細工ね」

大胆な子「意外といろんな商品があるんだ」

妹「あの子達、わがまま言いませんね」

男「いや、さっきのお風呂とかわがまま放題でしたよ」

妹「それは特に損する人居ないから良いじゃないですか」

男「うーん・・・」

妹「そうじゃなくて、『これ買って!』がないですね、ということです」

男「環境があれだったから、わがまま言えなかったんだろうな。・・・あ」

妹「どうかしました?」

男「お前、今金持ってる?」

妹「一応は」

男「これ、皆に買おうぜ」

妹「300円のキーホルダーですか」

男「21個な」

妹「6300円ですね」

男「ところが5000円しか用意がないので、1300円工面してください」

妹「少女ちゃんたちのためなら断りませんけど・・・兄さんそんなに貧乏なんですか」

男「いや、銀行のカード忘れちゃって。8000円くらいしか財布になくて。自分と親のお土産とか帰りの交通費とか考えると・・・ね」

妹「なるほど。じゃあ、割り勘にしましょうか」

男「え?そんな困ってないって」

妹「帰りにジュースとかねだられて、『お金ありません』はちょっとダサいですよ」

男「確かに・・・。じゃあ、わるいけど3000円頼む」

妹「昔ならこのタイミングで3150円って言ってたのに、成長しましたね、兄さん」

男「恥ずかしい歴史を掘り返さないでください」

妹「良いじゃないですか。はい、どうぞ」

男「悪い、今度返すから」

妹「別にいいですって」

お母様「そろそろ帰るぞー」

猫耳尻尾「あ、はい!」

猫耳妹「えー」

猫耳尻尾「困らせたらいけません」

猫耳妹「はぁい」

お母様「お前ら、マジで見てるだけでいいのか?」

ポニテ「見てるだけで楽しくなりませんか?」

お母様「まぁ、なるけれども」

幼馴染「彼女たちもそういってるし・・・」

お母様「良いのかよ・・・」

幼馴染[男たちがなにか用意してくれたみたい]ヒソヒソ

お母様「ふぅん」ニヤニや

男「!」ゾクッ

ミツアミメガネ「どうかしましたか?」

お母様「いや」

お母様「まぁ、要らないと言うなら構わないさ。帰ろうか」

長髪幼女「あれ?」

背の高い子「なぁに?」

長髪幼女「なくなってる・・・」

背の高い子「え?このマスコット?まだ2つあるよ?」

魔女子「さっきもっとあったよ!」

サイドポニー「20個くらいあったっ!」

お母様「20個まとめて買ってく変わり者だって居るさ」

男「・・・」ドキッ

長髪幼女「かわいいもんね!」

ポニテ「そうねー」

男「・・・」グッ

妹「・・・」ピース

男「勝った」

妹「じゃんけんですか」

少女「男さんのそれはなんですか?」

男「温泉まんじゅう。自分用にも買ったから、あとで分けてあげるね」

少女「いいんですか?」

男「何のために30個入りを買ったと思ってるんだ」

少女「親に、かと」

男「親用のは別にあるさ」

お母様「じゃあ戻るぞー」

―――宿に戻って―――

男「温泉まんじゅう配るよ!」

男「これからお昼だからまだ食べちゃダメだぞー」

サイドポニー「一生大事にしますっ!」

魔女子「かほうにします!」

男「いや、防腐剤使ってないらしいから早く食べてあげて!」

魔女子「腐らなくする魔法のかいはつにちょうせんします!」

男「開発に失敗するかもしれないから食べてあげて!」

妹「ごちそうさまでした」

男「お前は早すぎるよ!」

妹「ちゃんと考えてますから問題ないです」

男「例えそうでも他の子に悪影響なのでやめましょう」

妹「むぅ・・・それなら次から気を付けます」

男「頑張れ」

男「ごちそうさまでした」

「ごちそうさまでした!」

妹「さて、私からも渡すものが」

男「なぜさっきまとめてやらなかったの?」

妹「すぐご飯でしたし」

妹「同じマスコットを21個まとめ買いした変わり者からプレゼントです」

長髪幼女「あー!あのかわいいやつだー!」

妹「お金は半分以上兄さんが出してますから、お礼は兄さんにしてあげてくださいねー」

男「いや、ただの割り勘だから!」

お母様「じゃあ二人平等に感謝してやればいいな」

ミツアミメガネ「お二人とも、ありがとうございます!」

「ありがとうございます!」

男「(至高)」

妹「(至福)」

お母様「で、ここの出発は4時だ。3時50分くらいにはフロントに集合しておくこと。」

幼馴染「まぁ、バスチャーターしてる訳じゃないから遅れてもいいんだけどねー」

お母様「でも、集合時間は守るのがマナーだから、ちゃんと集合すること。以上!」

―――部屋に戻って―――

背の高い子「おっとこさぁーん!」ダキッ

男「ちょ、なに?」

背の高い子「感謝の気持ちですよ!」

男「だからって抱きつくな!」

男「なんなんだ急に・・・」

背の高い子「愛情表現です!」

妹「うーん、性別逆じゃなくてよかったですね」

男「逆・・・」

―――想像―――

背の高い子♂「女さん!一緒にお風呂入りましょう!」

――――――――――

背の高い子♂「エロいことしても犯罪にならない18歳がいますよ」

――――――――――

背の高い子♂「当たってる?当ててるんですよ」

――――――――――

背の高い子♂「女さーんっ!」ダキツキッ

背の高い子♂「愛情表現です」キリッ

―――――――――――――――
――――――――――
―――――


男「アウトだな」

妹「アウトでしょう」

背の高い子「私が言うのもなんですけど、アウトですね」

男「自覚があるなら少し抑えてくれると嬉しいなぁ」

背の高い子「男さんが・・・そういうなら、少しは我慢します」

男「よーし、偉いぞー」ナデナデ

背の高い子「えへへへ・・・」

妹「それで、後の時間、どうしましょうか?」

男「そういえば、部屋の風呂に入ってみたいっていってなかったっけ?」

少女「はい、でも男さんと遊ぶこと優先で」

男「そうっすか」

妹「それで、なにをするんですか?」

少女「・・・」チラッ

男「俺に振られても」チラッ

妹「私に振らないでください」

男「案がある人ー」

「・・・」

男「じゃあ、どうするのやら」

ポニテ「じゃあ私は勉強でもしようかな・・・」

男「おっ、じゃあ見てやろうか」

ポニテ「お願いします!」

妹「私もやれるなら手伝いますよ」

背の高い子「そういえば受験でした!」

男「忘れるなよ・・・」

男「他の子達も何か質問あれば聞くよ。」

ポニテ「あの、これ・・・」

男「ああ、これは冬の天気図だからー・・・」

背の高い子「なんでしたっけ、これ。」

妹「swiftは速い、です」

背の高い子「fastは?」

妹「速い、です」

背の高い子「quickは?」

妹「急な!」

背の高い子「acuteは?」

妹「急な、鋭い・・・って、わかっててやってますよね?」

背の高い子「なるほど」

ポニテ「これお願いします!」

妹「この三角形の面積は?・・・ですか。これは余弦定理で簡単に求まると思います、頑張ってください」

ポニテ「??」

背の高い子「妹さん、それ高校の範囲です」

妹「なんと」

男「確かにいつ習ったか、なんて忘れることはあるよな」

妹「じゃあ、正攻法で円周角ですね」

男「最初から正攻法使えよ・・・!」

妹「でも、知ってたら便利じゃないですか」

妹「覚える気ありませんか?『えー じじょう いこーる びー じじょう ぷらす しー じじょう まいなす に びー しー こさいん えー』。」

ポニテ「うぇ!?」

男「やめてあげて!!」

背の高い子「すいません、これ・・・」

男「数学・・・妹ー」

妹「数学の苦手意識なくしませんか、兄さん?」

妹「極限を求めよ、ですか。これはロピタルの定理と言う・・・」チラッ

男「?」

妹「やめましょう、また兄さんに怒られそうです」

背の高い子「大学の内容ですか」ニガワライ

妹「あーあ、簡単になるのになぁー」チラッチラッ

妹「一瞬なのになぁー」チラッチラッ

男「いや、教えてないことを教えるな、なんて誰も言ってないし」

妹「あ、そうだったんですか」

男「難しいのはやめろといってるだけだし」

妹「なるほど」

妹「ロピタルの定理と言うのは・・・」

男「あれっ」

男「もうすぐ時間か・・・」

妹「ひょっとして兄さん、これって手抜」

男「言うな」

男「皆帰れる支度はできてる?」

妹「忘れ物とかすると大変ですから、大丈夫でも確認はしましょうね」

サイドポニー「じゃあ、一回戻りますねっ」

僕っ子「またフロントで!」

バタン

男「俺たちも荷物確認しますか!」

少女「はい!」

魔女子「こっちはだいじょーぶ!」

背の高い子「うん、平気みたい」

男「おや」

男「何か挟まってるけど・・・」グイッ

男「何これ?」

男「こ、これは!ぱん」

背の高い子「あぅぅぅぅぅぅ!!!///」バサッ

妹「あ、出た、主人公様のラッキースケベ」

男「えぇぇ」

妹「と、言いますか」

妹「あれだけ混浴してきて今さらぱんつになんの躊躇いが」

背の高い子「それは・・・その・・・ゴニョゴニョ」

妹「なんと、未だにこどもぱんつ履いてるのが恥ずかしいんですか!」

背の高い子「わーっ!わーっ!」バタバタ

男「こどもぱんつ・・・」

背の高い子「うぅぅ・・・。恥ずかしい~・・・」

妹「いいじゃないですか、この程度」

背の高い子「だって、18歳で、もう面倒を見られる側から見る側になってきてるのに・・・」

男「ギャップ萌え」ボソッ

背の高い子「ほ、ほんとですかっ」キラキラ

男「そんな気にしなくていい、とだけは言いましょうか」

―――フロント―――

男「悪い、俺たちが最後か」

少女「ごめんなさいー」

幼馴染「遅れてないんだし、いいよー」

お母様「じゃあ、帰るか!」

―――電車内―――

魔女子「・・・」グーグー

少女「・・・」スヤスヤ

男「落書きしたい」

妹「ダメですよ」

男「ぐぬぬ」

男「猫のヒゲくらいなら」

妹「すでにやられてます」ユビサシ

猫耳尻尾「・・・」zzz...

猫耳妹「うふふ」カキカキ

帽子男「oh・・・」

厨二病「汝の顔は・・・我がハラワタを煮えたぎらすぞw」

七三「私の計算によりますと、それは笑うときではなく怒るときの表現です」

モヒカン「おめでとう、猫耳尻尾は猫耳尻尾ヒゲに進化した・・・!」

猫耳尻尾ヒゲ「・・・」Zzz...

ショタ「し、進化キャンセル!」

モヒカン「進化中にしないと」



妹「ほら、ね」

男「ほんとだ」

男「じゃあ何を書こうかな」

妹「書くのを諦めてください」

男「えー」

妹「えーっていってもダメです」

男「じゃあ寝る」

妹「起こしますか?」

男「いや、たぶん大丈夫」

妹「じゃあ、寝過ごしそうでもスルーしますね」

男「いや、そこまで行ってるなら起こして!」

妹「ですよねー」

お母様「・・・」

幼馴染「・・・」

妹「・・・」

男「まさか俺が起きたときにちょうど扉が閉まるとは」

男「というか誰一人起きてなかったのかよ!」

お母様「すまん」

幼馴染「みんな起きてー!過ぎちゃったよー!」

長髪幼女「つかれたー」

男「おんぶしてあげようか」

長髪幼女「いいの?」

男「多分ね」ヨイショ

長髪幼女「たかーい」

男「軽い」

背の高い子「オンブズマン・・・」

男「それは違うと思う」

背の高い子「オンブマン・・・」

男「それならスパイダーマンの隣にいても謙遜ないな」

お母様「大有りだ」

僕っ子「オオアリクイ?」

厨二病「私は貝になりたい」

妹「大丈夫?」

魔女子「だいじょーぶー」

妹「辛くなったら言ってくださいねー、おんぶ位私もします」

魔女子「だいじょうぶだけど、おんぶしてほしい!」

妹「特別ですよー?」

魔女子「わーいっ」

男「着いたー」

お母様「ありがとな」

男「いいって」

妹「私たちも帰りましょうか、兄さん」

男「そうだなぁ・・・。ってか明日平日なんだよな」

幼馴染「大変だね」

男「毎日休み無しのお前に比べたら楽なんだろうよ」

幼馴染「みんないい子だから余裕だよ!」

男「そりゃそうだろうけど」

妹「帰りましょう、兄さん」

男「じゃあ、帰るわ」

少女「さようならー!」

背の高い子「ありがとうございました!」

妹「兄さん」

男「なんだ?」

妹「私にも課題あるの忘れてました」

男「いや、そんな事言われても」

妹「手伝ってくれないんですか」

男「大学の課題なんてわかるわけない」

妹「ですよねー」

男「頑張れ」

妹「淡白すぎません?」

男「飯作ってやるから頑張れ」

妹「わぁい」

男「確信犯か?」

妹「確信犯って元来テロみたいなやつの事ですよ」

男「うぬぬ」

妹「ふふふ」

――――――――――――――――――――
温泉旅行編 終わる

というわけで、ようやく温泉旅館から帰ってきました。
見てくださった方はありがとうございました!
今からの方は>>877からになります。


次回予定は受験ネタです。恐らく。
それで完結になります。恐らく。
ハッピーエンドにはなると思います。恐らく。

ポニテ「・・・」カリカリカリカリ

背の高い子「そんなにカリカリしなくても」

ポニテ「あなたは逆に余裕過ぎ!」カキカキ

背の高い子「そんなにカキカキしなくても」

ポニテ「うっさい!これで落ちたら大笑いしてあげるから!」カリカリカリカリカリ

男「まぁまぁ」

男「あ、当然のように居ますけど、最近休日によく勉強を手伝いにやって来ているからです」

背の高い子「あれ?答えが合わない・・・」

男「数学か・・・妹ー」

妹「いい加減苦手意識無くしません?全く・・・」

男「間違った知識教えたらまずいし」

妹「それはまぁ、そうですね・・・」

お母様「おーい、二人とも」

ポニテ「はい」

背の高い子「なんでしょう?」

お母様「これ、行ってこい」

ポニテ「模試・・・ですか」

背の高い子「でも、悪いですよ、養ってもらっている身で」

お母様「むしろ、直前模試しか受けさせてやれないで、こっちが悪く思っているよ」

お母様「それにもう申し込んであるから、行かない方がもったいない」

幼馴染「最初は私たちのポケットマネーでやろうと思ったんだけどねー」

お母様「必要経費、ってことで落としてくれた」

男「あ」

妹「あ」

お母様「ん?」

ポニテ「落とすとか言わないでええぇぇぇ!!!」

お母様「あ、あぁ、悪い」

背の高い子「そんな、落ちるとか聞いただけで落ちるならもとから受かるような学校じゃないんだよ、きっと」

ポニテ「でも、人の事言えないじゃん?」

背の高い子「え?」

ポニテ「男さんに5角形の鉛筆もらって喜んでた!」

背の高い子「それは5角鉛筆にじゃなくて男さんからのプレゼントに喜んだの!」

ポニテ「そうなの」

背の高い子「うん!」

ポニテ「まぁ、それなら」

男「納得しちゃうのかよ」

幼馴染「じゃあ、頑張ってね!」

お母様「頑張れよ」バタン

―――30分ほど後―――

お母様「入るぞー」ガラガラ

お母様「なんだ、勉強してるんじゃなかったか」

ポニテ「さっきまでやってました!」

お母様「そうか」

ポニテ「信じてないでしょう!」

お母様「信じちゃいないが全く信じていなくはない」

ポニテ「・・・?」

男「もっと分かりやすく」

お母様「8割くらいは信じていないが、2割くらいは信じている」

ポニテ「ほとんど信じてないじゃないですか!!」

背の高い子「ほらほら、遊んでると受からないよー」ニマニマ

ポニテ「ここぞとばかりに揚げ足をとらないでよっ!」

―――広間―――

長髪幼女「なんであんなにお勉強してるの?」

ミツアミメガネ「勉強しないと学校には入れないからかな?」

長髪幼女「おねーちゃんもしたの?」

ミツアミメガネ「私もしたよー。環境がアレだったから死に物狂いで。」

大胆な子「私たちも来年やらなきゃいけないんだよね・・・」

恥ずかしがり屋「・・・私は、やってるけど・・・」

大胆な子「え゛!?」

恥ずかしがり屋「・・・今年のうちから、準備した方が良かったみたい・・・だよ?」

大胆な子「マジで!」

恥ずかしがり屋「ま、まじで・・・」

厨二病「本気、と書いてマジと読むのだ」

モヒカン「本気で!」

ショタ「なんとなく違うような・・・?」

厨二病「あれ?真剣と書いてマジだったかな?」

モヒカン「真剣で!」

帽子男「ちがくね?」

―――模試返却後―――

背の高い子「E判定・・・」

お母様「良い判定?」

背の高い子「アルファベットのEです」

背の高い子「志望校下げた方がいいでしょうか?」

妹「現役ならEでも挑むべきでしょう」

お母様「行きたくない所に行くより、行きたい所に当たって砕けた方がいいな」

幼馴染「砕けるの前提ですか・・・」

妹「あ、兄さんから電話来ました」プルルルル

妹「ちなみに今日は平日なのでたまたまお休みだった私だけが来てます」プルルルル

妹「はい、模試模試」

男『模試の返却だけに』

妹「模試模試ー」

男『寒いです』

妹「まぁ、そんなことより代わります」

妹「折角なので覚醒ボタンおしますよ」ポチ

男『うぉぉ!!スーパー男スリーになったぞー!!』

妹「・・・拡声してますからそんな大声出さないでください」

男『すみません』

背の高い子「もしもしー」

男『おっす』

背の高い子「E判定でしたー」

男『良い判定?』

お母様「おい、おんなじ反応すんなよ」

背の高い子「でも、当たって砕けろ、らしいのでこのまま受けます」

男『そうか』

男『ところで、今週末センター?』

背の高い子「そうなってますね」

男『頑張れよ』

背の高い子「はいっ!」

男『何教科だっけ?』

背の高い子「数学2つ、国語、英語、理科2つ、社会です!」

男『多いな・・・』

背の高い子「はい・・・」

男『精一杯頑張れよ』

背の高い子「はい!それじゃ、代わります!」

男『え、誰に?』

ポニテ「わたしです」

男『なるほど、調子はどう?』

ポニテ「絶妙です」

男『え、なにその調子』

ポニテ「絶好調と微妙の中間くらいです」

男『つまり・・・どちらかといえば良いと?』

ポニテ「はい!」

男『使い方間違ってる上に分かりづらいわ!』

ポニテ「てへへ」

男『高校受験はまだ先でしょ?』

ポニテ「そうですね」

男『だからって油断しないで頑張ってください』

ポニテ「は、はい!」

男『っていうか週末はそっち行くだろうしそんなエール送る必要はなかった』

ポニテ「それもそうですね」

―――センター終了直後―――

男「恐ろしいスピードで時間が進むな!」

妹「>>1自身あんまり思い出したくないんじゃないですか」

男「じゃあそもそもなんで書こうとしたのやら」

妹「無駄話もいいですけど、そろそろ帰ってきますよ」

男「露骨に話逸らされた・・・」

幼馴染「それにしても、センターの回答がその日の夜にネットに上がるなんてすごいシステムですよね」

妹「お陰さまで、1日目終了時に我慢しきれず答え合わせして、2日目には意気消沈してるバカがいますよね」

男「バカって言うなよ」

妹「お陰さまで、1日目終了時に我慢しきれず答え合わせして、2日目には意気消沈してる愚者がいますよね」

男「愚者って言うなよ」

妹「お陰さまで、1日目終了時に我慢しきれず答」

男「もういい!」

ガチャ

背の高い子「ただいま!」

―――――――――――――――


ガチャ

ポニテ「どうでした?」

妹「・・・」

男「・・・」
 
幼馴染「・・・」

背の高い子「・・・」

お母様「・・・」

ポニテ「な、なんですかこの負のオーラ」

男「普妙だった」

ポニテ「ふ、みょう?」

男「ふつうとびみょうを足して2で割った感じの」

ポニテ「・・・とりあえずこの間の絶妙は謝りますね」

男「それは・・・今はどうでもいい」


男「さて、どうするんだ?」

背の高い子「望みがないなら諦めた方がいいんでしょうか」

お母様「繰り返すが砕けるの覚悟で当たりにいくのもアリだぞ」

お母様「砕けたときに耐えられるくらいの強いメンタルがあればな」

背の高い子「メンタルには自信ありますよ!だって」

お母様「悪い」

背の高い子「?」

お母様「いや、なんか謝っとかないといけない気がした」

背の高い子「だれもあなたのせいだなんて言って無いじゃないですか!実際そうですけど」

お母様「うわぁぁぁぁぁ!」

背の高い子「決めました!」

幼馴染「どうするの?」

背の高い子「砕けてきます!」

男「前提自重しろ」

妹「あっという間に時間が過ぎますね」

妹「本日も兄さんと電話が繋がっています。呼んでみましょう、せーのっ」

「おとこさーん!」

男『はーい、こちら男です!』

妹「ちなみに今日はすでに覚醒してあります」

男『スーパー男フォーです』

男『って言うか何人集まってんの・・・』

妹「私を含めて7人ですね」

お母様「はい、番号!」

幼馴染「いち!」

妹「に!」

背の高い子「さん!」

ポニテ「よん!」

恥ずかしがり屋「あの・・・g、ごー・・・」

大胆な子「ろく!」

お母様「そして私で7だ」

男『ご苦労様です』

男『って言うかさっきのは実質6人だったわけか』

お母様「いや」

お母様「あんたが今カウントしなかったであろう"あの子"も頑張ってたぞ」

男『マジか!』

お母様「マジだ」

男『お疲れさま!』

恥ずかしがり屋「///」ブンブン

お母様「かわいい反応をありがとう。だが電話の先の男には一寸も伝わってないぞ」

男『うわ!見たかった!』

恥ずかしがり屋「~~!」バシバシ

お母様「ははは、可愛い奴めー」

男『また可愛い反応したのか見たいいい』

幼馴染「そろそろ本題入りません?」

男『頑張っているのだろうか』

ポニテ「それはもう」

背の高い子「今が頑張り時ですし」

男『高校受験は、中学の方で色々準備してくれるんだっけ』

ポニテ「はい!願書取りに行ったりはしましたけど」

男『願書・・・願書といえば』

男『大学の願書っていつまでだっけ?早めに出さないと』

背の高い子「明後日、金曜日までです!」

妹「あ、ちなみに願書って、締切日必着のやつもあるって知ってますか?」

背の高い子「えっ」

男『えっ』

お母様「えっ」

背の高い子「確認してきます!」

―――――――――――――――

背の高い子「消印有効でした!」

男『でも、早めに出しとけよ・・・志望変えないんだろ?』

背の高い子「この後書くことにします」

男『書いてすらないんかーい!』

背の高い子「てへぺろ」

男『・・・必要書類は揃ってるか?』

背の高い子「それは確認しました!」

男『念のためもう一度』

背の高い子「はい!」

―――――――――――――――

背の高い子「問題ないです!」

男『じゃあ、書類は万全だな、思う存分願書書いてください』

背の高い子「はい!」

男『それで、双子さんたちは何のご用で』

恥ずかしがり屋「あ、あの・・・」

大胆な子「受験勉強ってまだ間に合いますか?」

男『どうだろうね。どこに行きたいの?』

ポニテ「わたしと同じところらしいですよ」

男『じゃあ、せっかく勉強時間の短かった前例があると言うことで、受かったら余裕ってことでいいのでは』

ポニテ「責任重大!?」

男『いや、そこまででは』

―――大学入試終了直後―――

男「相変わらず恐ろしいスピードで時間が進むな!」

妹「>>1自身あんまり思い出したくないんじゃないですか」

男「じゃあ書くなよ・・・」

妹「無駄話もいいですけど、そろそろ帰ってきますよ」

男「また露骨に話逸らされた・・・」

妹「ちなみに前回と全く同じ台詞です」ブイ

男「それは自慢なのか?」

妹「私の記憶力を見直しましたか?」

男「いや、そんなのログ見れb」

妹「ここぞとばかりにメタ発言しないでください」

幼馴染「結果がどうでも今日で受験は終わりなんだってね」

お母様「だからこうしてパーティーの準備してるんじゃんか」

妹「あ、これ合格祝いじゃないんですか」

男「今日テスト受けて今日結果がわかるわけないじゃないか」

妹「まぁ、それもそうですね」

ガチャ

背の高い子「ただいま・・・」

背の高い子「ダメだった・・・」

お母様「・・・そっか」

背の高い子「現実ってそんなに甘くないね」

男「仮想空間ですけど」

お母様「まぁ、まだわからないだろ?発表まで。」

背の高い子「絶対落ちてますよ・・・」

お母様「教えてやる、この世に『絶対』なんてそうそう無い」

お母様「まぁ、絶対無いとは言えないが」

妹「それだと自己矛盾しますね」

お母様「白紙で提出でもしない限り『絶対』落ちるなんて無い」

お母様「だからそう暗い顔するな」

背の高い子「・・・はい」

お母様「良い子だ」ナデナデ

幼馴染「今日は大学受験終了祝いだよ!」

背の高い子「はい!・・・」

お母様「ほら暗い顔しない!大丈夫、絶対受かってるって!」

背の高い子「さっき、絶対は無いって言いませんでした?」

お母様「・・・そんなツッコミできるなら元気だせ」

幼馴染「高校受験が終わったら盛大にやるから今はこの5人で静かにパーティです」

お母様「小さいがケーキ買ってあるぞ」

妹「高校受験はいつでしたっけ?」

男「来週末らしい」

幼馴染「5等分かぁ・・・」

お母様「頑張れ」

―――――――――――――――

幼馴染「うう・・・」

妹「わ、私減量中なので小さいのでいいですよ」

背の高い子「じゃあ私も・・・」

お母様「いやいや、あんたの為のパーティだから」

背の高い子「でも」

お母様「ってかあんたは一番年下なんだから年上の言うことを素直に聞いとけ」

男「うわ、酷い上下社会」

背の高い子「でも優しい上下社会です」

男「まぁ、そうだな」


妹「じゃあ兄さん、これを」

男「ヘッドホン?」

妹「違いますが、つけてください」

男「え、ちょま、これ何か教えて」

妹「タイムリープマシン」

男「どっかのアニメのパクリですか?」

妹「原作はゲームなので」

妹「じゃあ、来週末までいってらっしゃい」

男「やけに時間が早いと思ったらこんなことしてやがったんですか」

妹「今回が初、とも考えられますよ?」

男「そうだけど・・・。ってか原作では過去にしか飛べなかったはずですが!?」

妹「アニメと現実をごっちゃにしない!」ポチット

男「あ」

妹「飛べよぉぉぉぉ」

男「名言の無駄遣いおt」

―――高校入試終了直後―――

男「はっ」

妹「結果はどうでしょうね」

背の高い子「頑張ってたから良くできてると思います!」

男「また随分と時間飛んだな!」

妹「>>1自身あんまり思い出したくないんじゃないですか」

男「それ3回目・・・ってか>>1、高校受験は成功してるぞ」

妹「無駄話もいいですけど、そろそろ帰ってきますよ」

男「露骨に話逸らされるのも慣れた・・・」

妹「・・・」

男「・・・」

―――10分経過―――

男「まだまだ帰ってこないじゃないか!」

妹「まぁ、前回と同じセリフ言っただけですし」

男「おいこら」

ガチャ

ポニテ「ただいま!」

ポニテ「悪くなかったよ!」

男「おぉ、良かったなー!」

幼馴染「パーティの用意できてるよ!」

お母様「今晩はごちそうだ!」

ポニテ「まだ受かった訳じゃないのに」クスクス

お母様「前も言われたが、あくまで受験終了祝いなんだ」

ガラガラ

お母様「ほら、今日のパーティは皆参加だぞー」

重吾警官「すいません、俺まで呼んでもらって」

男「やぁ」

重吾警官「久しぶりだな」

男「何十年ぶりだろうな」

重吾警官「数ヵ月だろ」

男「お前の事忘れてる人も居そうだ」

少女「さすがに忘れませんよぉ!」

男「いや、画面の向こうの人で」

重吾警官「本官のお陰で男とこの女の今があると言うのに」

男「感謝はしている」

男「反省はしていない」

重吾警官「いやいや、恐喝したんだから反省はしろ」

男「でも素直にお金を渡してたら今は無いわけで」

重吾警官「たまたまだろ。少女ちゃんの性格次第では今ごろブタ箱だぞお前」

男「そうだけど」

お母様「乾杯といこうか」

男「オレンジジュースで乾杯とか懐かしいわー」

妹「私は今でもオレンジジュースですが」

男「下戸だしな」

妹「甘党と言ってください」

男「昔からお菓子大好きだもんな」

妹「その用法は間違いなんですが・・・甘い物好きというのは強ち間違ってないのでまぁいいです」

幼馴染「ジュース全員に回った?」

サイドポニー「来てますっ!」

お母様「じゃあ、乾杯!」

「かんぱーい!」

魔女子「このお肉おっきいね!」

お母様「本物は七面鳥って言ってもっと大きいんだ」

魔女子「これ、にせものなのー?」

お母様「鶏肉的には本物だから安心して食べな」

長髪幼女「ふぁいいえあいー」

お母様「噛みきれないって?待ってろ、今包丁で切るから」

男「・・・」ジー

お母様「よいせっと」

男「・・・」ジー

お母様「出来たよ」

長髪幼女「ありがとう!」

少女「私のもお願いします!」

お母様「はいはい」

男「・・・」ジー

お母様「さっきからなんだよ、ジロジロと人の事見て・・・」

男「いや、慕われてるなと」

お母様「ちょうど包丁持ってたから頼まれただけだろ」

男「そうか?」

お母様「嫌われる理由こそあれ、好かれる理由はないと思うが」

長髪幼女「むー」ギュゥゥ

お母様「ど、どうした、急に」

長髪幼女「嫌いじゃないもん」ギュウウ

サイドポニー「あ、私もっ!」ギュー

恥ずかしがり屋「わ、わたしも・・・」キュッ

大胆な子「私もー!」ダキツキッ

お母様「ちょ、ま、包丁持ってるから危ないっつーの!」

男「持ちましょう」ヒョイ

お母様「あ、ハイ・・・」

魔女子「みんなでとつげきだー!」ギュッ

少女「うん!」ガシッ

猫耳妹「とうっ」ガッシ

僕っ子「僕も!」ギュ

ミツアミメガネ「そうだねー」ダキッ

背の高い子「ふふふっ」ギュウッ

ポニテ「えへへ」ガシィ

お母様「お、お前ら・・・大人だからやらないと信じていたのに・・・」

背の高い子「まだ18ですし!」

モヒカン「俺らも突撃するか?」

七三「私の計算によりますと、変態扱いされるでしょう」

猫耳尻尾「そりゃあ女性に抱きついたらねぇ」

厨二病「それに、標的<ターゲット>の周りに邪魔物<ガードマン>が多すぎる」

ショタ「女性はウーマンなんじゃ・・・」

モヒカン「そのガードマンに事故を装っておさわりするのが男性としての義務だろう!」ドヤァ

厨二病「行くか・・・」

ショタ「いかないよぉっ!」

猫耳尻尾「行かねえよ」

モヒカン「てめえら男じゃねぇ!」

男(男子って・・・愚かだな・・・)

妹「あなたも男性じゃないですか」

男「思考を読むな」

お母様「やっと離れた・・・」

男「な!好かれまくりじゃねぇか」

お母様「・・・そうみたいだな」

男「良かったな」

お母様「・・・・・・あぁ」

少女「・・・あの、それで、お肉切ってもらえますか?」

お母様「え?あぁ、すまん、忘れてた」

お母様「男、包丁」

男「はい」

お母様「どうも」

帽子男「こういうのってかぶりつくのが一種の礼儀だろ?」

少女「でも、男さんに見られたら恥ずかしいし・・・」

大胆な子「はっ」ガブガブ

僕っ子「はっ」ムシャムシャ

大胆な子「わ、私のも切っt」

男「気にしないけど」

大胆な子「やたっ!」

妹「なんていうか、ものすごく平和ですね―」

男「いいじゃん?平和で」

妹「悪いとは言ってませんよ!」

男「そりゃあそうでしょうとも」

妹「二人とも受かってくれると嬉しいですね」

男「・・・そうだな!」

男(こうしてこの日の夜は更けていったのだった)

妹「慣れないナレーション乙です!」

男「ちょ、恥ずかしいからピックアップすんな!」

――――――――――――――――――――
次回合格発表で最終回!

ありがとうございました!
いまからの人は>>929からどうぞ。

次回最終回予定です!残りあと50ですね、長かった・・・

そりゃ古参だよなwwww >>15からだもんなwwww

>>956
妹「なんと私より早いんですよ、登場」


さて、最終回書きます

―――高校入試発表日―――

妹「毎回このイベント事に参加できるなんてラッキーですね」

男「あぁ、もしかして俺ニートなのではと思うくらい予定無いな」

妹「・・・」

男「・・・」

妹「受かってますかね?」

男「このタイミングで落ちてるだろ、何て言えるか」

妹「まあ、そうですよね」

ドタドタ・・・

妹「あ、通知来たんじゃないですか?」

男「宅配便かもよ」

ガチャ

ミツアミメガネ「宅配物受けとりました・・・って男さん!」

男「おっす」

ミツアミメガネ「いらしてたんですね」

男「合格発表と聞いて」

妹「通知来てませんか?」

ミツアミメガネ「ちょっと前に、『受け取りにいってきます!』って出掛けていったみたいですけど・・・」

妹「あ、直に取りに行くんですね」

男「どのくらい前?」

ミツアミメガネ「30分くらい前です」

妹「私たちが来た20分も前ですね」

男「そりゃ、出会わないな」

ミツアミメガネ「わかり次第電話してくるはずなので、みんな電話の前にいますよ、来ますか?」

妹「そうしましょう」

妹「ちなみにその高校までは何分くらいですか?」

ミツアミメガネ「3、40分らしいので、もう着いてるかもしれませんね」

ガラガラ

ミツアミメガネ「戻ったよー」

幼馴染「何だった?」

ミツアミメガネ「え?・・・あ、荷物、これです」

幼馴染「ありがと!」

男「やほー」

少女「あ、男さん!」

大胆な子「全然気づきませんでした!」

背の高い子「誰も気づかなかったんじゃない?」

幼馴染「私は気づいてたよ!」

モヒカン「なんで?」

男「いや、誰にも気づかれずに侵入しないでしょ普通」

妹「だれかに挨拶しますよね」

モヒカン「なるほどね」

プルルルル

僕っ子「来た!」

幼馴染「男、出てあげてっ!」

男「俺でいいのか?」

幼馴染「もちろん!早く出てあげて!」

男「お、おう・・・」ガチャ

妹「拡声拡声・・・」ポチ

ポニテ『ふぇぇぇぇ』

男「な、泣いてんのか?」

ポニテ『ふえっ、お、男さん!?』

男「是非その涙が嬉しくて出たのか悲しくて出たのか教えてほしい」

ポニテ『ぐずっ、・・・受かりましたっ!』

男「マジか!」ガタッ

ポニテ『こ、こんなときに、嘘なんてつきません!』

お母様「買い物行ってくる」バタン

妹「またパーティーですか?」

幼馴染「もうあんまりお金ないからケーキだけかな?」クスクス

妹「何かある度にパーティーしてましたからね」

ポニテ『この後配布物があるみたいなので、受け取ったら帰ります!』

男「おう、気を付けてな」

ポニテ『じゃあ、また後で!』ピッ

妹「ホッとしましたね」

僕っ子「しましたねー」

大胆な子「ほら、やっぱりそんなに勉強しなくて良かったんだよ!」バシバシ

恥ずかしがり屋「いっ、いたっ」

大胆な子「お姉ちゃんたら心配させやがってー!」バシバシ

男「いや、早めの勉強をするに越したことはないよ」

大胆な子「へ?」ピタ

恥ずかしがり屋「いたかった・・・」

男「よしよし」サスサス

恥ずかしがり屋「あ、あぅ・・・///」

大胆な子「お姉ちゃん、反撃のつもりで私を叩いて!」

男「魂胆が丸見えです」

大胆な子「うぬぬ」

―――――――――――――――

ポニテ「ただいま!」

幼馴染「おかえりー!」

妹「もうすぐケーキが来ますよ」

お母様「すまない!お金なかったからとりあえずケーキだけ買ってきた!」

男「ぶっ」

幼馴染「ね?」

妹「見事な推理能力ですね」

お母様「?」

男「そうそう、大学のはいつ分かるの?」

背の高い子「3月4日だったと思います」

男「卒業式は?」

背の高い子「3月2日です」

ポニテ「卒業式より後なの!?」

妹「国公立だとそういうところが多いみたいですね」

背の高い子「・・・なんでだろ、ダメって分かりきってるのに期待してる私がいる・・・」

―――卒業式―――

妹「なんで被るんですか!」

男「中学と高校は被らないよう設定してほしいよね」

妹「全くです!」

少女「それで、どっちに行くんですか?」

男「中学に行く」

男「そして中学の卒業式を見る」

男「そして高校に行き」

男「高校から一緒に帰る約束になっています」

少女「た、大変ですね」

妹「兄さんは人気者ですから」

男「じゃあ行くか!」

少女「私も学校行かないとっ」

―――――――――――――――

幼馴染「久しぶりだねぇ、二人きりで並んで歩くなんて」

男「もはや小学校以来だよな」

幼馴染「思春期になると男女二人でなんて帰れないもんねぇ」

男「そうだよな・・・」

幼馴染「男、誘ってくれなくて寂しかったんだぞ!」

男「いや、確か幼馴染が恥ずかしがって断ったんじゃなかったか?」

幼馴染「あれ?そうだっけ?」

男「俺がいつもの癖で誘ったら『男となんて帰れるか!』って」

幼馴染「あれー?じゃあ、男が誘ってくれなくて寂しかったんじゃなくて、男と帰れない状況が寂しかったのかな?」

男「かもな」

幼馴染「それに引き換え、うちの子達は楽しそうにやってるねぇ」

男「そうだなぁ・・・。あんまり男性陣の話聞かないけど」

幼馴染「そりゃあ、男性陣が男LOVEだったらキモいでしょ?」

男「そうだけど、妹LOVEになるとか」

幼馴染「妹さんは、ショタくん以外確固として許してないからね!」

男「ここ右?」

幼馴染「いや、次右」

―――中学―――

男「ついたついた」

幼馴染「保護者の行列だねぇ」

男「並ぶか」

幼馴染「並ぶしかないね」

男「並ばざるをえないな」

幼馴染「男ってさ」

男「ん?」

幼馴染「というか男性ってさ、機械強いよね?」

男「ひどい偏見だな・・・。ただ、お前よりは強いかもしれない」

幼馴染「頼んだ!」パシッ

男「ビデオカメラ・・・って、ボタン押すだけじゃないのこれ」

幼馴染「初期設定ができてなくて」

男「大問題だ・・・」ポチポチ

男「・・・」ピッピッ

男「できたぞ」

幼馴染「早っ!さすが!機械強いね!」

男「たった3回指示された通りにすりゃいいだけだったんだが・・・」

幼馴染「ついでにこのままカメラマンも頼めないかな」

男「赤いボタン押すだけだぞ・・・」

幼馴染「そうじゃなくて、私涙腺が脆くて、手ぶれしちゃったらかわいそうでしょ?」

男「え、ひょっとして三脚とかないの」

幼馴染「三脚・・・」

幼馴染「てへぺろ!」

男「おい・・・まぁ、任されるけど」

幼馴染「頼りになるー!」

男「で、どこにいる、とか分かるの?」

幼馴染「2組らしいよ。入場のときに〇組入場!って言ってくれるみたいだし、その中で見つけられれば」

―――――――――――――――

司会「これより、第43期、卒業証書授与式を開始いたします。卒業生、入場」

代表「1組、37名」

幼馴染[よかった、言ってくれるみたい]ヒソヒソ

男[おう]ヒソヒソ

代表「2組、38名」

幼馴染「・・・」キョロキョロ

幼馴染「・・・」キョロキョロ

幼馴染「んー・・・?」キョロキョロ

幼馴染[いたっ!あそこ!]ヒソヒソ

男[よし・・・]ヒソヒソ

男[ぽちっとな]ポチッ

―――式終了―――

幼馴染「全く、使えないなー、男は!」

男「なんだよ・・・」

幼馴染「男が泣いたら手ぶれしちゃうでしょ!」

男「俺だって涙腺脆いんだよ・・・」

幼馴染「まぁ、私より後に泣いたから、私よりは強固だけどね」

男「むしろ、なんでお前は1組の授与中に泣き出すんだよ・・・。知り合いでもいたのか?」

幼馴染「いやぁ、前の人が泣いたから・・・」

男「もらい泣きかよ」

ポニテ「おっとこさーん!」

男「おわっ!」

ポニテ「見ててくれました?」

男「もちろん」

ポニテ「退場の時、ちょっと探したんですけど、見当たらなくて」

男「ちょっと遠かったからな」

幼馴染「聞いて聞いて!男ったら、ずっと泣いてたんだよ!」

ポニテ「本当ですか!?」

男「嘘をつくな!」

幼馴染「ごめん。男ったら、卒業証書授与の後ずっと泣いてたんだよ!」

男「まだ嘘がある」

幼馴染「細かいなぁ・・・。男ったら、卒業証書授与の後泣いて、その後一回泣き止んで、PTAとかの話は泣かずに聞いてたけど、その後の『旅立ちの日に』と『仰げば尊し』てまた号泣したんだよ!」

ポニテ「へぇー・・・」

男「一方幼馴染は」

幼馴染「1組の卒業証書授与からずっと泣いてました!」

ポニテ「もらい泣きですか?」

幼馴染「ご明察」

男「じゃあ俺は高校に行きます」

幼馴染「いってらっしゃー」

男「あれ、お前は来ないの?」

幼馴染「察せよっ!」

男「いや、分かってたけどさぁ・・・」

幼馴染「あれ、鈍感さに定評のある主人公にしては珍しい」

男「あんだけ色々あれば気付くわ」

幼馴染「・・・そっか!」

男「じゃ、行ってくる」

―――高校前―――

男「式は40分前に終わってるだと・・・」

背の高い子「来てくれたんですね―!」

男「悪い、待たせた」

背の高い子「いいえ、今終わったところです!」

男「嘘つけ、40分も前に終わってるじゃんか」

男「なんでそんな嘘の時間教えたんだ?」

背の高い子「ひょっとして・・・卒アルの白紙のページの使い方を知らない人でしたか・・・?」

男「あ・・・うん、なるほど、今理解した」

背の高い子「よかったです」

背の高い子「それじゃあ帰りましょう!」

男「最後なんだし友達とかと帰ればいいのに・・・。俺でいいのか?」

背の高い子「みんな部活に入ってて、この後部活の方でパーティーとか打ち上げとかに参加するみたいです」

男「そうなのか」

背の高い子「だから男さん独占で帰宅です!」

男「・・・そうだな」

背の高い子「えへへ~♪」

男「幸せそうで何より」

男「俺がそうだったんだけどさ、この道ももうあんまり通らないんだな、って思うと悲しくならない?」

背の高い子「少し、思いますね」

男「なんか、もうこの学校の生徒じゃないんだな、って自覚させられた気分」

背の高い子「・・・はい」

男「卒業式・・・泣いた?」

背の高い子「・・・ちょっと」

男「俺、今まで中学のに出てたけど、自分の事でもないのに泣いちゃったよ」

背の高い子「男さんが?」

男「意外か?」

背の高い子「・・・結構」クスッ

男「旅立ちの日に、とか反則だよなー」

背の高い子「白い光のなーかにー♪」

男「それ!あのムードで、合唱されるともうダメ」

背の高い子「私たちの卒業式だと、COSMOSって歌も歌いました・・・。ご存じですか?」

男「あぁ」

背の高い子「あ、そうだ、なんでコスモスなんでしょうね?英語ならcosmosって書いて、カゥズモス!って発音するじゃないですか」

男「いや、知らないけど」

男「と、いうかなぜこのタイミングでそんな」

背の高い子「今ちょっと、泣いちゃいそうだったから、こんな話題で流しちゃおうかなって・・・」

男「泣いていいのに」

背の高い子「恥ずかしいです・・・」

男「俺だって泣いたし」

背の高い子「恥ずかしいです・・・」

男「ちょっ」

背の高い子「ふふっ」ニコッ

―――駅―――

男「泣きたいときはさ、泣いちゃっていいと思うんだ」

背の高い子「・・・そうですか?」

男「泣くって感情表現の一種だしさ」

男「そりゃあ男性が泣いてたらちょっとカッコ悪いけど」

背の高い子「そんなことはないと思います」

背の高い子「感情豊かなやさしい人なんだな、とも思いますよ」

男「あっ、いま『とも』ってつけた!」

背の高い子「そりゃあちょっとはカッコ悪くも思いますし」テヘヘ

男「でも、さ」

男「女の子なら、そういうのないし、泣いちゃってもいいんじゃない?」

背の高い子「・・・そうですね、でも」

背の高い子「4日にはどうせ泣いちゃうんでしょうし」

男「受かった嬉しさのあまり、だよな?」

背の高い子「・・・そうだとどんなに良いことでしょうか」

<2バンセンニ デンシャガ トウチャクシマス

背の高い子「電車、来ましたね」

男「・・・ああ」

ガタンゴトン…

男「その制服ももう着なくなるんだな」

背の高い子「男さんが着てほしいって言うならいつでも着ますよ?」

男「そうじゃなくて!」

背の高い子「わかってますよ・・・」

男「また泣きそうなの隠してるの?」

背の高い子「・・・はい、少し」

男「まぁ、ここで泣かれたら俺がちょっと立場的にやばい気もするけど」

背の高い子「・・・手、握っていいですか?」

男「!・・・あぁ」

背の高い子「ぎゅうう」ニギ

背の高い子「幸せです」

男「よしよし」ナデナデ

背の高い子「超幸せです!」

<ツギハー ●●、●● オデグチハ ヒダリガワデス

背の高い子「あ、もう降りなきゃですね」

男「あぁ」

背の高い子「早いなぁ・・・いつも、億劫な道のりだったのに」

男「そういうものさ」

背の高い子「もう着いちゃいますよ」

男「もう、か・・・」

背の高い子「男さんと話してると時間経つのが早いです」

男「そうなのか?」

背の高い子「はい、かなり」

男「よかった」

背の高い子「・・・今日はありがとうございました」

男「気にするなよ、俺も楽しかったしさ」

背の高い子「こっ、これ、お礼です!」チュッ

男「!?」

背の高い子「えへへ、背が高いと男さんに屈んでもらわなくてもほっぺにちゅー出来ていいですね!」

男「おい・・・!」

背の高い子「今だけ、幸せの絶頂に居させてください・・・」

背の高い子「不合格発表の後、もれなく不幸せになるんですから」

男「そういうこと言うなって・・・」

背の高い子「・・・そうですね」

男「気持ちだけでも、さ」

背の高い子「はい」


背の高い子「ただいま!」

男「ただいま」

―――大学入試発表日―――

妹「最後のビッグイベントですけど、参加できてよかったですね!」

男「あぁ、マジで俺ニートなのではと思うくらい予定無いな」

妹「・・・」

男「・・・」

妹「受かってますかね?」

男「このタイミングで落ちてるだろ、何て言えるか」

妹「まあ、そう言うと思いました」

妹「それで、どうやって確認するんですか?」

背の高い子「10時以降に、このサイトにアクセスして、番号を入れるんです」

男「番号表をもって看板の前に行く時代も終わったな・・・」

背の高い子「それもやってるんですけどね」

妹「皆居ませんねー」

ポニテ「普通に平日ですからね、私は卒業したのでお休みですけど」

妹「なるほど」

背の高い子「も、もう、10時になっちゃいます!」

男「がんばれ!」

妹「何をですか」

『受験番号〇〇〇〇〇様』

『不合格です』

『書類や通知の送付は行っておりませんのでご了承ください』



『不合格です』

男「・・・」

妹「・・・」

背の高い子「・・・」

ポニテ「・・・」

背の高い子「・・・ほらね!」

男「・・・ごめん」

背の高い子「男さんは悪くないです」

男「それでも、何か、ごめんなさい」

背の高い子「・・・笑ってくれないの?」

ポニテ「笑えるわけないじゃない・・・」

卒アルの白紙のページ?
そんなの無かった














無かったんだ…

幼馴染「ダメだったかぁ・・・」

背の高い子「本当にごめんなさい!」

幼馴染「来年もう一度挑戦する気はある?」

背の高い子「そんなに迷惑ばかり掛けていられません・・・!」

背の高い子「今からバイトでも何でもして自立していかないと・・・!」

幼馴染「働く気満々かー・・・」

背の高い子「いつまでも"ここ"に居ちゃいけないんです・・・」

幼馴染「じゃあ、出ていくの?」

背の高い子「・・・そうですね」

男「!」

妹「!」

ポニテ「そんな・・・!」

幼馴染「この時勢にバイトで一人暮らしできると思ってる?」

背の高い子「それは・・・」

幼馴染「たぶん無理だよ」

背の高い子「うぅ・・・」

幼馴染「だがしかし」

背の高い子「?」

幼馴染「高卒の人を今からでも正規で雇ってくれて、住み込みで働ける職場を偶然にも知っています!キリッ!」

男「キリッて自分で言った」

背の高い子「本当ですか!」

ポニテ「え、でも、、あんまり出ていってほしくない・・・んだけど・・・」

幼馴染「他人の進路を妨害するのはだめだよ?」

ポニテ「うん・・・」

妹「それ、エッチな仕事じゃないでしょうね・・・」

幼馴染「流石にそんな仕事勧めません!」

幼馴染「さて、こんなこともあろうかと・・・履歴書!用意しました!」

男「準備良すぎるだろ・・・」

幼馴染「ちょっとね」

背の高い子「それで、何て会社なんですか?」

幼馴染「〇〇〇」

男「ん?・・・どこかで聞いた気がする」

背の高い子「聞いたことないけど・・・男さんが知ってるなら大丈夫かな!」

男「いや、こんなことで信頼されても困るけど・・・」

妹「私は聞いたことないですねぇ」

幼馴染「大丈夫、そんな変なとこじゃないから!」

妹「そうなんですか」

男「確か・・・そうだったと思う」

背の高い子「なら、やっぱり安心じゃないですか?」

妹「全くの無名よりは安心でしょうね」

背の高い子「それで・・・書き方教えてください」

幼馴染「よしきた」

―――――――――――――――

背の高い子「出来ましたー!」

幼馴染「じゃあ面接でもしましょうか」

背の高い子「あ、はい!何事にも経験と練習が大事ですよね!」トテトテ

幼馴染「じゃあこっちの部屋でやろっか」

背の高い子「お願いします!」

バタン

男「・・・」

男「・・・」

男「・・・」

男「あ」

妹「どうしました?」

男「思い出した、あの会社」

妹「ほんとですか?」

男「多分」

妹「どんな会社なんですか?」

男「幼馴染の就職先だ」

妹「なるほど、それで幼馴染さんにコネが」

妹「・・・ん?」

妹「幼馴染さんの就職先って・・・」

男「・・・ここ、だよな・・・?」


<エエエエェェェェェ!!!

妹「あ、向こうでもネタばらしされたみたいです」

男「みたいだな」

バタン

背の高い子「おとこさぁぁぁあぁあぁぁあ!」ガシィ

男「うぉーう」ボフッ

妹「ナイスタックル」

背の高い子「あっ、そ、そういう意図ではなくって、そのっ」

男「わかってるって」

背の高い子「私、私っ!」

背の高い子「ここで働いたら?って!言われました!」

男「やったじゃん!」

背の高い子「はい!」

ポニテ「ほんとに!?」

背の高い子「うん!」

ポニテ「よかった・・・」グスッ

背の高い子「こらっ!・・・・・・大笑いしてくれるんでしょ?」

ポニテ「でもっ・・・嬉しくって・・・!」

背の高い子「そんなに泣かれたら、私も、涙が・・・」グス

男「ずっと心配だったんだもんな」

背の高い子「はい゛」グズ

男「よーしよし」ナデナデ

背の高い子「落ち着きまず・・・」グスグス

男「よーしよしよし」ナデナデ

背の高い子「・・・」

男「よーしよしよしよしよし」ナデナデ

背の高い子「もう!男さんはムツ○ロウさんですか!私は動物じゃないんですよ!」

男「よし、笑った」

背の高い子「あ・・・あう・・・///」

男「ほら、『泣くって感情表現の一種だ』って言ったけどさ」

男「やっぱり嬉しいときには泣くより笑った方がいいよね!」

背の高い子「はいっ!」

ポニテ「私も、笑っちゃいますよ・・・っ!」

背の高い子「やっと約束果たしてくれたねー」

ポニテ「全然意図が違うけど」

ポニテ「こっちで良かったよ!」

妹「・・・いいですねー」ニコッ

男「ハッピーエンド、って感じだな」

妹「そうですねー」

妹「落ちちゃった瞬間はどうなるかと思いましたけどね」

男「ナイス準備」

幼馴染「どういたしましてー」

幼馴染「ちょっと悪い気もしたけど、『絶対落ちた・・・』なんて言うから」

妹「因果的には微妙ですけど、結果的には最高でしたし、良かったです」

男「そうだな、皆笑ってくれれば俺らも幸せなわけだし」

妹「そうですね!みんな笑顔でウルトラハッピー!」キメポーズビシィ

男「・・・」

幼馴染「妹ちゃんかわいいー(笑)」

妹「はっ」

妹「ちょっ!こんなところで終わりにしないでください!」

男「断る」

妹「私は!オチ担当じゃないんですよ!」

妹「ほ、ほら、少女ちゃん!メインヒロインの少女ちゃんが一言・・・!」

男「学校行ってます」

妹「」

背の高い子「あきらめましょう」

ポニテ「可愛かったしね!」

妹「恥ずかしいですーーー!!!」

男「自分でやったくせに」

妹「早くも黒歴史です・・・」

幼馴染「穴掘ろうか?」

妹「お願いしたいくらいです・・・もう!」


今日もいつも通り賑やかなのでした。終!


――――――――――――――――――――
END

ありがとうございました!今回で最終回になります。
重ね重ね言わせていただきますが見てくださった方は1年近く本当にありがとうございました!!

最終回は>>957からになります。

おつ!
ずっと見てきたから寂しいぜ…

重吾は出て来なかったかww

長らくお疲れ様!

出だしからは考えられない結末に落ち着いたなwwww

超乙!
本当によかった。面白かった!
楽しみにしてたSSが終わるのは寂しいが、良い終わり方してくれると気持ちがいいね
皆可愛かったな~

>>972
ちなみに>>1は最低限の青春をしたので、一応隅っこにちょっと書かれてます、感謝感謝。

>>981
警察官はそんなに暇じゃないのです!(名目上
前回出たし、今回はいいかなって思いました(現実

>>982
そうですね、蛇足に蛇足を繰り返した結果ものすごいオチになりました!
一応、ずっと前に本編は終わって、後はおまけって位置づけなんですけどね

>>983
ありがとうございます
そういう意味では後味の悪いエンドはあんまり好きじゃないので、幸せに終わらせてあげたかった!


ちなみに
>>583で言っていたような、少女救出SSが好きなのでまた何か書くかもしれません。また出会ったら、その時はよろしくお願いします。
次はファンタジー的な何かが書いてみたい気分です。妖怪とかエルフとか。

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