QB(CV若本)「ほむら、俺と契約しようぜ」(1000)
○注意事項
・魔法少女まどか☆マギカのギャグSSですので、気楽にお読み下さい
・セクハラな言動は多数ありますが、年齢制限するほどではないです
・キュウベエの声を若本規夫氏に脳内変換すると、より楽しく読めるはずです
・万が一若本ヴォイスを知らない場合は、キュウベエがかなりカオスに見えるかと思います
QB(CV若本)「ほむら、俺と契約して魔法淑女になろうぜー」
ほむら(何かがおかしい、こんな野太い声のキュウベエは今までの時間で居なかったはず)
ほむら「魔法淑女って何なの?」
QB「おめー、そりゃあ、欲望を華麗に満たす者に決まってるだろう」
ほむら「あなたが何を言いたいのか、さっぱりわからないわ」
QB「俺と契約すれば、それが満たされるぜ」
ほむら「……さようなら」
QB「おっと、待て待て待て。そう早く逃げるなよ。俺が見たところ、おめえはまどかっていうお譲ちゃんにホの字だろう」
ほむら「!?」
QB「ところでだな、ここにそのまどかのおパンツがあるわけだが」
ほむら「貸しなさい!」
QB「おお、いいぜ。だがそれはタンスから拝借したものだぜ」
ほむら「問題ないわ」(スーハー)
QB「俺と契約すれば、脱ぎたてほやほや、あっつあつのパンティーが手に入るわけだが」
ほむら「な、何ですって!?」
QB「どうだい、契約するかい?」
ほむら「わ、私は……」
~~十分後
QB「ほら、まどかの脱ぎたてのパンツだ」
ほむら「こ、これがま、まどかの……あ、温かい」(スーハー)
QB「ちょっぴりアンモニアの匂いがするんだが、まどかはちゃんと拭いてるのか?」
ほむら「問題ないわ。それより、契約の代償は何かしら?」
QB「おめえが変態……もとい淑女的な振る舞いをしてくれれば、それで十分なんだよ」
ほむら「淑女的な振る舞い?」
QB「ほむら、おめえはこの世界でも飛びっきりの淑女だ。俺の股間のレーダーが、わおーんわおーんって言って、それを教えている」
ほむら「よくわからないわ」
QB「それじゃ、また何か願いがあったら、このスーパーハンサムボーイに言いな。AVを見ているとき以外なら、いつでも駆けつけてやるぜ」
~~翌日、下校時
さやか「まどか、どうしたの? 元気ないじゃない」
まどか「うん……実は昨日変なことがあって」
さやか「変なこと?」
まどか「多分、言っても信じてくれないと思う」
さやか「そんなことないって、言ってみなよ」
まどか「白い猫みたいな生き物がね、『パンツよこせ、ごらあああああぁ』って言いながらね、履いてたショーツを取っていったの」
さやか「まどか、あんた……」
まどか「うう、やっぱり信じてくれない」
ほむら(まどか、やっぱり可愛いわ)
ほむら(でも、私には遠くで見てるしかできない……自分から話しかけるなんて)
ほむら「キュウベエなら何とかしてくれるかしら?」
QB「呼んだか?」
ほむら「ええ、呼んだわ」
QB「エロサイトでなかなか目当ての動画に辿り着けないときに呼ぶとは、殺生なやつだぜ。それで、今回の契約は何だ?」
ほむら「鹿目まどかと話がしたいの」
QB「……そいつは駄目だな」
ほむら「どうしてかしら?」
QB「そんなエロくない……もとい、ありきたりの願いじゃ契約できないんだ。もっと、こうあるだろうが、淑女的なものがよー」
ほむら「……まどかと猥談がしたいわ」
QB「よっし、俺に任せろや」
QB「そこを行く、プリチーなお二方」
さやか「わ、わっ、何これ? ね、ね、猫?」
まどか「ひっ! さ、さやかちゃん、この子だよ」
QB「僕の名はキュウベエ。君たちみたいな詐欺師にあっさり引っかかりそうな無垢で純粋な少女に頼みがあるんだ」
さやか「何か引っかかる感じだけど、何よ?」
QB「あそこの幸薄そうで、ほむほむ言っている子と、ファーストフード店でお喋りして欲しいんだ」
まどか「ほむらちゃんと?」
さやか「そりゃまた、何でよ?」
QB「転校してきたばかりで、セックスフレ……もとい友達が居ないんだ。話し相手になってあげてよ」
まどか「別にいいけど……キュウベエは何で昨日、私のショーツを取っていったの?」
QB「……そいつはあっしじゃなくて、ジュウベエの仕業だな。俺のいとこの叔父さんの親戚の息子だ」
~~ファーストフード店
さやか「キュウベエ、あんた何者なのよ?」
QB「僕は可愛らしい妖精だよ。見てわからないかい?」
さやか「いや、それは無理だって……さっきから人の飲み物のストローを舐め回すのやめてくれない」
まどか「ほむらちゃんはキュウベエのお友達なの?」
ほむら「いいえ、ただの知り合いよ」
まどか「そうなんだ。妖精さんと知り合いなんて、ほむらちゃんは素敵だね」
ほむら「そ、そんなことないわ」(テレテレ)
QB「まあ、俺のことはどうでもいいんだよ。それより、おめえら、もっと話すことがあるだろうがよー」
さやか「な、何よ急に」
QB「ガールズトークって言ったら、猥談だろうがよー。おめえ、バストが大きくなったとか、新しいブラ買ったとか、そういうのあるだろうがー!」
さやか「そんなの無いから……」
QB「ば、馬鹿なー! それじゃあ、どれくらいの頻度で[田島「チ○コ破裂するっ!」]してるとか、喋ったりしないのか? ま、まどか、おめーはどれくらい[田島「チ○コ破裂するっ!」]してる?」
まどか「え、えっと、日に二回……」
ほむら「ブー!」
まどか「ああっ! ほむらちゃん、どうしたの!?」
さやか「は、鼻血が……誰か救急車呼んで!」
QB「日に二回って……人は見かけによらねえもんだな」
ほむら(まどか、素敵だわ……)
~~翌日、下校時
QB「やあ、みんなのアイドル、キュウベエの登場だよ」
さやか「出たな、変てこ生物」
QB「俺のどこが変てこ生物だー、言ってみろよ、子猫ちゃん」(ぷはー)
さやか「葉巻をいきなり吹かす、アイドルが何処にいるのよ……」
まどか「あはは……キュウベエって、面白いね」
ほむら「そうかしら?」
QB「今日は皆に新しい友達を紹介するぜ」
ほむら「あ、あなたは……」
マミ「はじめまして、巴マミよ」
さやか「えっと……巴先輩ですか?」
マミ「マミでいいわよ。みんな、よろしくね」
さやか「それで、マミさんはどうやってキュウベエと知り合いになったんですか?」
マミ「交通事故で瀕死になっていた私を助けてくれたの」
まどか「そうなんですか」
さやか「へえ、あんたいいこともするじゃん」
QB「おう、もっと褒めろ。俺の鼻がぐんぐん伸びて、天を貫くぜ」
さやか「あんた、鼻なんて無いじゃん……」
マミ(い、言えない。運転中にお母さんがお父さんをフェラチオしてたから事故にあったっていう理由でキュウベエが助けてくれたなんて)
マミ「でも、代償もあったのよね」
ほむら「代償!? それは何?」
マミ「ど、どうしたの急に? えっと、それは……」
QB「こいつのおっぱいを大きくした」
さやか「えー!?」
QB「超巨乳女子学生とか、最高だろう。何か不満があるのか?」
マミ「Jカップだと、合うブラが無くてね……肩凝りも酷いし」
さやか「あんた、最低だわ」
まどか「いいなー」
ほむら「キュウベエ、ちょっと来なさい」
QB「おう、どうした? 生理痛か?」
ほむら「まどかの胸を大きくしたいのだけど……」
QB「任せろ。契約成立だな」
まどか「……あ、あれ?」
さやか「どうしたの、まどか?」
まどか「何だか胸が苦しいような……って、あれれれ」
さやか「ちょ、ちょっと……胸が大きくなってない!?」
まどか「え、ど、ど、どうしよう」
ほむら「キュウベエ、まどかの胸に合うブラと制服を出してあげて」
QB「僕に任せて」
さやか「あんたの仕業かよ」
マミ「………」
~~帰り道
ほむら(まどかの驚いた顔、大きなおっぱい、最高だったわ。家に帰ったら、トイレに直行ね)
マミ「暁美さん、ちょっといいかしら」
ほむら「何かしら?」
マミ「今日の鹿目さんの胸が大きくなったの、あなたの仕業ね」
ほむら「何のことかしら?」
マミ「とぼけても無駄よ。キュウベエと契約したわね」
ほむら「そうだとしたら?」
マミ「キュウベエと契約するのはやめなさい。それは良くないことよ」
ほむら「あなた、邪魔をする気?」
マミ「いや、邪魔というか……だって、お友達のおっぱいをいきなり大きくしたりしたら、困るでしょ」
ほむら(言われるまで気がつかなかった……でも私は)
ほむら「巴マミ、私の邪魔をすると言うのなら……」
マミ「ど、どうする気!?」
ほむら「あなたのおっぱいを大きくする」
マミ「それは困るわ。お願いだから、止めて頂戴」
~~翌日、下校時
QB「今日もガールズトークの時間だね」
さやか「あんたの言うガールズトークって、猥談じゃない……」
QB「さやかぁ、こまけえところはいいんだよ。それよりも今日もお友達の紹介だー!」
杏子「……こんちは」
QB「血糖値500オーバーの佐倉杏子ちゃんだ」
杏子「誰が、糖尿病患者だ!」
まどか「こんにちは、よろしくね」
マミ「こんにちは」
さやか(何か気が合いそうな子だな)
さやか「それで、杏子はどうやってこの不気味生物と知り合ったの?」
QB「誰が淫獣だ、こらー!」
マミ「誰もそんなこと言ってないわよ」
杏子「一家離散で、生活に困ってた私を助けてくれたんだよ」
まどか「キュウベエは、本当に妖精さんだね」
QB「へへへ……そう思うなら、僕と一緒に駅前のホテルに行こうよ、まどか」
ほむら「………」
QB「軽いイタリアンジョークだろうが……だから耳を引きちぎろうとしないでくれよ、ほむら」
杏子「だけど、こいつ人が食ってるもの、必ず横取りするんだぜ」
QB「おめえ、間接キッスは紳士の嗜みだろうがー!」
杏子「それと、人が入った風呂の残り湯を飲むの止めてくれよ」
マミ「それ、うちでもよくやるわね」
QB「へっへっへ、まどかの家の風呂はお袋の味がしたぜ」
まどか「ああっ! 昨日のお風呂のお湯が少なかったのはキュウベエのせいなの!?」
ほむら「………」
QB「やめろぉ、ほむら! 間接はそっちには曲がらな……ああ、自分の背中が見えるぅぅぅぅ」
さやか「話を聞いていて気づいたんだけど、キュウベエって杏子とマミさんの家に住んでるの?」
QB「おう。俺のカキタレの家を渡り歩いてるのさ」
まどか「そうなんだー」(カキタレって、何だろう?)
杏子「こいつ、最低だぜ。油断すると、すぐ人の股の間で寝ようとするし」
マミ「私の場合、胸を枕にしようとするし」
QB「男は女の股間か胸でしか眠れないんだぜ」
さやか「あんた、最低だ」
QB「止せよ、そんなに褒めても俺の心はあげないぜ」
まどか「あはは、褒めてないし」
ほむら「キュウベエ、ちょっと」
QB「何だ、急に便意でも催したのか?」
ほむら「私もまどかの家にお泊りしたい」
QB「おお、その肉欲にまみれた目、ゾクゾクするぜ。契約成立だな、俺に任せろ」
QB「まどか、ちょっといいかい」
まどか「何かな、キュウベエ」
QB「ほむらを今晩、家に泊めてやってくれないかな?」
まどか「ええっ!? 別にいいけど……どうして?」
QB「あいつ、この年になってもおばけが出るって信じてるんだぜ。便所に行けなくて、夜明けに何度お漏らししたことか……」
まどか「そ、そうなんだ……」(キュウベエもおばけみたいなものじゃないのかな?)
~~夕方、まどかの部屋
まどか「キュウベエ、ありがとうね。ホテルの食事と宿泊券なんて」
QB「なーに、いいってことよ。たまには両親に孝行してやらなくちゃな」
ほむら「ま、まどか……ふ、二人っきりね」
まどか「そうだね。それじゃ、お布団敷くね」
ほむら「キュウベエ、ちょっと」
QB「おう、なんだいエロテロリスト?」
ほむら「まどかと一緒の布団で寝たいんだけど」
QB「なるほど……契約成立だ、俺に任せろ」
QB「よっしゃー、この布団はこの俺様、スーパーセクシーマスコットのキュウベエ様が頂いたー!」
まどか「ああっ! キュウベエ、そこはほむらちゃんのお布団だよ」
QB「うるせー! おめーらみたいな女子は同じ布団できゃっきゃうふふしてればいいんだよ」
まどか「ええっ!? キュウベエ、意地悪しないでよー」
ほむら「まどか、大丈夫。私はまどかと一緒でもいいわ」
まどか「そ、そう? なら、一緒に寝よう」
ほむら「わ、わ、わ、わかったわ」
まどか「本当に大丈夫?」
ほむら「大丈夫、問題ない」
~~翌日、朝
さやか「それで、何で眠れなかったの?」
まどか「ほむらちゃん、しょっちゅう鼻血出してね。大変だったの」
さやか「転校生、体弱いみたいだからねー」
ほむら「問題ないわ」
さやか「……鼻にガーゼ詰めてると、美人が台無しだよ」
~~放課後、帰り道
さやか「ガールズトークはしないよ」
QB「酷いよ、さやか。僕に恨みでもあるのかい?」
杏子「そりゃ、おまえのガールズトークって、ただのエロい話だろ……」
QB「ちくしょう……完全体にさえなればー!」
さやか「キュウベエって、幼生か何かなのか……」
ほむら「キュウベエ、ちょっと……」
QB「何だ? ギャラの話ならジャーマネにしてくれよ」
ほむら「今日もまどかの家に泊まりたいわ。昨日のリベンジよ」
QB「いいぜ、その執念。契約完了、この性なる妖精に任せな」
QB「まどか、今日もほむらのことを泊めてやってくれないか?」
まどか「ええっ! 今日も?」
QB「こいつ、この前は寝てる最中に危うく自分の鼻血の海で溺れ死ぬところだったんだぜ」
マミ「それって、先に出血死すると思うけど」
まどか「そうだよね、ほむらちゃん、発作が起きると大変だよね。いいよ、看病してあげる」
さやか「鼻血が出る発作ってあったっけ?」
杏子「さあ?」
~~夕方、まどかの部屋
QB「この布団は俺のものだー! ほむら、おめえはまどかのしょんべんくせー布団で寝てるのがお似合いだぜ!」
まどか「うー、酷いよ、キュウベエ」
ほむら「問題ないわ、まどか」
まどか「ほむらちゃんがいいなら、いいけど……それじゃ、ほむらちゃん、寝よう」
ほむら「え、ええ……問題ないわ」
まどか「おやすみなさい……ぐー」
QB「おいおい、寝るの早すぎだろう」
ほむら「キュウベエ、ちょっと……」
QB「おう、なんだい」
ほむら「まどかを朝までぐっすり寝かせたいんだけど……」
QB「おう、任せろ。契約成立だ、ごらぁ」
~~翌日、朝
まどか「うう……」
さやか「どうしたの、まどか。内股に歩いてるけど」
まどか「わかんない。今朝起きたら、何だかおまたが痛くて……」
さやか「大丈夫なの?」
QB「おめーよー……」
ほむら「反省してるわ……」
QB「寝てる処女に指二本入れるとか、俺でも引くぞ!」
ほむら「だ、大丈夫よ、膜はほんのちょっと切れただけだから」
QB「……おめーを見てると、先っぽだけだからって言うオッサンを思い出すな。まあ、俺は契約できてるから、かまわねーが」
ほむら(お、思い出しただけで鼻血出そう)
さやか「キュウベエ、あんた変なことしてないでしょうね」
QB「し、し、し、してねえよ。昏睡レイプなんて、するわけねえだろう!」
さやか「誰もそんなこと言ってないって」
QB「それじゃ俺のポークビッツじゃ、穴に入らないとでも言うのかー!」
さやか「はいはい、どうでもいいから。変なことするのもほどほどにしなさいよ」
~~放課後
QB「キュートでプリティーな女子の皆さん。赤ちゃんが何処から来るのか、じっくり話そうぜ」
杏子・さやか「しねーよ」
QB「ううう、僕のガラスのようなマイハートはブロークンハート。都会の風はやけに目に染みるぜ」
マミ「そういえば、キュウベエは最近どこで寝てるの? 近頃うちに来ないけど」
杏子「うちにも来ないな」
QB「ふっ、そりゃ、俺を待ってる子猫ちゃんはおめー達だけじゃねーんだぜ。モテる男は辛いぜ」
まどか「キュウベエなら、最近はうちに泊まってるよ」
QB「まどかー、それ俺の個人情報!」
さやか「よくまあ、こんなへんてこ生物が住むの許してるわね」
まどか「ほむらちゃんも最近はお泊まりしてるんだよ」
杏子「何か変なことされてないよな」
まどか「変って?」
マミ「キュウベエって、女の子に変な契約持ちかけてるみたいだから、あなたも気をつけてね」
まどか「契約?」
ほむら「キュウベエ、ちょっと……」
QB「おう、なんだい」(こそこそ)
マミ「警戒する相手はキュウベエだけじゃなさそうだけど」
~~翌朝、登校時
さやか「まどか、どうしたの? 顔色が悪いけど」
まどか「そ、そんなことないよ……」
まどか(うう、言えない。何年かぶりにお漏らししちゃったなんて)
ほむら「大丈夫よ、まどか。証拠は何も残ってないわ」
まどか「う、うん。ありがとう、ほむらちゃん。シーツを処理してくれて……」
ほむら「大したことではないわ」
QB「ほむらも悪よのう。自分でまどかにお漏らしさせたいって俺に頼んだくせに、まどかに恩を売って」
ほむら「あれは事故よ」
QB「おめえの脳内辞書はどうなってんだ? おまけにまどかのシーツの汚れのほとんどは、尿で興奮したおめーが自分で漏らした分じゃねえか」
ほむら「問題ないわ」
QB「くっくっく。ほむら、おめーはやっぱり俺が見込んだ変態淑女だぜ」
まどか「ほむらちゃんって、キュウベエと仲いいよね」
さやか「何か、あの二人怪しいんだよなー」
~~放課後
さやか「杏子、マミさん、キュウベエについて聞きたいんだけど」
杏子「何だい、藪から棒に」
マミ「もしかして、契約のこと?」
さやか「そうそう、それそれ」
杏子「あいつ、実は願ったことを叶える力があるんだよ」
マミ「ただ変なお願いしか聞いてくれないけど……」
さやか「変なお願い?」
杏子「基本はエロだな、エロ。あいつ、エッチなお願いばっかりなんだぜ、聞くのは」
さやか「うわ、最低」
マミ「私って友達が少ないからね、一度ペットが欲しいってお願いしたんだけど……」
さやか「うんうん」
マミ「資本主義の豚っていう、裸のオジさんを連れてこられて困ったわ」
杏子「……あいつ、ペット欲しくないって聞いてきたことあったけど、そういうことだったのか」
さやか「何の役にも立たないわね」
杏子「あ、でも、胸は頼めば大きくしてるから、そこらへんはいいかも」
さやか「うーん、それに関しては悩む」
杏子「さやかも巨乳になってみたいんじゃないの?」
さやか「い、いや、確かに魅力的な誘惑だけどさー」
マミ(二人とも、何だかやけに仲がいいわね……)
~~夕方、まどかの部屋
まどか「それじゃ、お風呂入ってくるね」
ほむら「いってらっしゃい」
QB「珍しいな、おめえがまどかの風呂を覗きにいかないなんて。それにおパンツを回収しなくていいのか?」
ほむら「さっき風呂に入ったときに、既に監視カメラを設置し終えたわ。汚れ物は洗濯カゴから、後で回収しておく」
QB「俺が言うのもなんだが、まどかも友達を選んだ方がいいな……」
ほむら「それより、お願いがあるの」
QB「何だい?」
ほむら「まどかと結ばれたい……正確に言えば、セックスしたい」
QB「おめーよー、もっとオブラートに包めよ。ただでさえキャラが崩壊気味なんだから」
ほむら「一回だけじゃ満足できないわ。夜明けまで何度も……」
QB「処女相手にひでえやつだな。まあ、俺は契約できれば何でもいいけどよ」
QB「まどか、頼みがあるんだが」
まどか「何、キュウベエ?」
QB「ほむらは実はな、もう寿命が長くないんだ」
まどか「う、嘘!」
QB「じゃなければ、あんなに鼻血を流したりしねーよ。それでだ、死ぬ前にな、まどかとエッチしたいって言ってる」
まどか「え、えーっ!? わ、私たち女の子同士だよ」
ほむら「だめ……かしら?」
まどか「い、いや、だめじゃないけど……」
QB「ほむらが三途の川を渡る前に、せめていい夢見させてやってくれよ」
まどか「で、で、でも、心の準備が……って、ほむらちゃん、もう脱いでるしー!」
ほむら「ま、まどか、出来るだけ優しくするから……」
まどか「そ、そんな、ちょ、あ……あーっ!」
~~翌朝、登校時
まどか「こ、こ、腰が……」(ヨロヨロ)
さやか「まどか、どうしたのよ。大丈夫?」
まどか「い、いや……その……」
ほむら「美樹さやか、彼女は大丈夫よ。ほら、まどか、肩貸してあげるから」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
さやか「むー、何か怪しいな」
ほむら「処女のまどか、可愛かった。これで私たち恋人ね」(ポッ)
まどか「ええっ!? えっと、ほむらちゃん……」
QB「まどか、気をつけろよ。世の中には一発やっただけで、女房気取りの地雷女がわんさかいるからなー」
ほむら「………」
QB「ぬぐああああああぁ、目が、目が、目がぁぁぁぁぁぁ! ほむら、サミングは反則だろうがー!」
~~放課後
さやか「ねえ、キュウベエが何か悪さしてるみたいなんだけど」
マミ「本当?」
杏子「具体的に何かあるのかい?」
さやか「今日の授業中、まどかのおっぱいからいきなり母乳が出てきて、制服が汚れて大変だったんだから」
マミ「あれは大変よね……」
杏子「おいおい、マミさんは経験済みかよ」
さやか「転校生が保健室に運んだから助かったけど、結局放課後まで戻って来なかったし」
マミ「そ、それは、狼の群れに子羊を投げ込むようなものじゃないかしら」(汗)
杏子「だが、間違いなくキュウベエの仕業だね、それは」
マミ「ええ、これは問い詰める必要があるわね」
QB「まどか、今日もほむらがメイクラブしに家に泊まるぜ」
まどか「う、うん……ほむらちゃんがいいなら、それでいいけど」
ほむら「同棲生活……素敵ね」
まどか「あはは……はぁ」(ため息)
ほむら「キュウベエ、一応願い事のリストを作ったから渡しておくわ。順番に契約で解決して頂戴」(こそこそ)
QB「おう、任せろ……って、A4の紙で100枚近くあるじゃねーか!」
ほむら「問題無いわ」
QB「そりゃ、おめーは願い事言うだけだから、いいに決まってるじゃねーか!」
ほむら「………」
QB「うおっ! そのセックスのためなら、殺人も辞さないって目、いいぜ。仕方ねーな、何とかしてやる」
ほむら「頼むわ」
QB「おめー、最初のページの三行目でもうまどかを妊娠させるって書いてあるが、やばすぎるだろうが!」
ほむら「大丈夫、78ページ目に出産プレイの計画が書いてある」
QB「大体、女同士じゃ妊娠しねーよ! あ、俺の白いおたまじゃくしを使えってことだな、これは」
ほむら「私は愚か者には容赦しないわ」
QB「わ、わかったから、そのブローニングM2重機関銃を仕舞え。 あー……僕に任せてよ、ほむら。女の子にフランクフルトをくっつけるのは僕の得意技なんだ」
まどか「ほむらちゃんとキュウベエ、仲いいよね」
ほむら「ち、違うわ、まどか。こいつはただの知り合いよ、何も無いわ」
QB「ほむら、照れ隠しに俺をゴルフクラブで殴打するのはやめてくれー!」
マミ「そこまでよ、キュウベエ……って、どうしたの?」
QB「九番アイアンで百叩きに耐えた俺。不死身のセックスマシンと呼んでくれ」
さやか「ボロボロじゃん……」
ほむら「……何か、キュウベエに用事?」
杏子「えっと、あー……そうそう。キュウベエ、おまえ、まどかに何か悪さしてるだろう」
QB「何のことだい、いちょう子ちゃん」
杏子「あんずって読み間違えられたことはあるけど、その呼び名は新しいな」
さやか「ネタはあがってるのよ。まどかの胸を大きくしたり、母乳を出したりとイタズラしまくってるでしょう」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん、何で顔を背けてるの?」
QB「ちっ、ばれたとあっちゃ仕方ねーな。こんな小娘達に見破られるとは」
まどか「えーっ! キュウベエ、酷いよ」
QB「だが見破ったところで、どうする? こんなプリチーな妖精を君たちは殴れまい」
マミ「ティロ・フィナーレ」(殴打)
QB「ぐあはっ! マミ、正中線五段突きを中二病みたいな名前つけて使うのはやめろ!」
杏子「もうイタズラはやめるかい?」
QB「うるせー! こうなったら俺の魔法淑女から集めた変態エネルギーを使って、魔女を呼び出してやるぜ」
ほむら「な、何ですって!?」
QB「出でよ、俺のアルティメットバトルウィッチ、ワルプルギスの夜!」(どがーん!)
さやか「……なに、この貧弱そうな覆面男」
ワルプルギスの夜(仮)「呼びましたか、おんそくまるさ……もとい、キュウベエさん」
QB「おうよ、この俺を虐めたこの女共に地獄を見せてやれ! 手始めに、お尻ペンペンだ」
ワルプルギスの夜(仮)「お尻ペンペン……素晴らしいですな。ふふふ、観念したまえー」
まどか「いやー!」
ほむら「………」
ワルプルギスの夜(仮)「ちょっ、頭掴まないで。何で薄幸の美少女っぽいのに、こんな力強いの……ひいいいぃ、自分の背中が見えるー、やめてー!」
QB「ば、ばかなー、俺のアルティメットバトルウィッチがー!」
こうして、ワルプルギスの夜は暁美ほむらの手によって撃退され、世界はキュウベエの魔の手から救われた。
ありがとう暁美ほむら、ありがとう鹿目まどか、そして三人の仲間達!
~~その後
杏子「で、結局キュウベエのイタズラは止んだの?」
QB「俺のことをもっと信用しろよ、糖尿病ガール」
杏子「誰が糖尿病だ!」
さやか「まあ、見た感じ止まったようだけど、まどかの家のことまではわからないからなー」
マミ「それなら、そのうちまどかさんの家にお泊まり会とか、どうかしら」
さやか「いいね……転校生、何で嫌そうな顔すんのよ」
ほむら「まあ、仕方ないわね」
QB「まどか、言っただろう。こういう女房気取りの女はめんどくせーって」
まどか「そんなことないよ、ほむらちゃんはいい子だよ」
マミ「鹿目さん、顔色が悪いけど、大丈夫?」
まどか「気持ち悪くて……ちょっと吐きそう」
ほむら「お手洗いに連れて行くわ」
杏子「どうしたのかな。食中毒?」
さやか「わからない。そういえば、最近まどかのお弁当の中身が酸っぱい物ばっかりだけど、何か関係あるのかな?」
QB「くっくっく、暁美ほむら、おめーはやっぱり最高の魔法淑女だぜ」
ひとまず、ここで終わりです。
閲覧、ありがとうございました。
続編の要望があったので、投下させて頂きます
今回はマミさんメインです
~~マミの家
マミ「ただいまー……って、キュウベエは鹿目さんの家だったわ」
マミ「……キュウベエがいないと寂しいわね」
マミ「ふう、夕食の準備しないと……さーて、どっこらしょ」
マミ「……し、しまったわー!」
~~夕方の公園
QB「で、思わず『どっこらしょ』なんて言ったことにショックを受けてると」
マミ「うん」
QB「さーて、帰ってまどかのかーちゃんの尻にセクハラという名のスキンシップしてくるかー」
マミ「ちょっと、待ってキュウベエ」
QB「なんだよ! そんなくだらねえことで、この世界一プリチーな妖精を呼び出すんじゃねー! 俺はほむらのために、今日は赤ちゃんプレイの準備しなくちゃいけねーんだ」
マミ「だ、だって、『どっこいしょ』よ。ただでさえ老けてるってクラスで言われてるのに、このままだとマミさん(26歳)とか言って笑われるのよ!」
QB「おめえみたいなギガンティックおっぱいを持った中学生なんて、この惑星上の何処に存在するってんだよ」
マミ「ティロ……」
QB「ま、待て待て。話し合えば人類みなわかりあえるんだ。だから、振り上げた踵を下ろしてくれ」
マミ「……誰のせいで胸が大きいと思ってるのよ」
QB「それで、俺に何をしろっていうんだよ」
マミ「こうやって老けちゃったのは、一人で過ごす時間が長いからだと思うの。だから同年代とかの友達と交流できれば、中学生っぽくなるかなーって」
QB「マミよー……白鳥はアヒルに混ざっても、所詮みにくいアヒルって思われるだけだぜ」
マミ「ティロ……」
QB「うん、友達との交流なら僕に任せてよ。だからデンプシーロールを打つ前の高速のウィービングをやめてよ」
~~まどかの部屋
QB「というわけで、マミさん(中学三年生)が泊まりに来たよ」
まどか「そ、そうなんだ」(汗)
マミ「ごめんなさいね、鹿目さん」
まどか「いや、マミさんなら大歓迎だよ」
ほむら「……巴マミ、ぶぶ漬けを持ってきたわ」
マミ「何で暁美さん、そんなに嫌そうなの?」
まどか「でも、意外だなー。マミさんみたいな優しそうな人なら、友達多いと思ってたんだけど」
マミ「それが、そういうのってどうも苦手なの」
QB「大体、俺に頼んでまどかの家に泊めて貰うっていうところからダメなんだよ。自分で言えよ、自分で」
ほむら「全くだわ」
QB「……ほむら、おめーがそれを言える立場なのかよ」
マミ「暁美さんも、あまり友達多そうに見えないけど」
ほむら「私はメル友が最近増えたわ。携帯見る?」
マミ「見せてね……佐藤聖、白井黒子、宮前かなこ、姫宮千歌音、藤乃静留……確かにいっぱい登録されてる」
まどか「最近たまにメールでやり取りしてるよね。何処で知り合ったの?」
ほむら「キュウベエがSNSを紹介してくれたの」
QB「おうよ。ソーシャルネットワーク、ガチの会っていうとこだ」
マミ「……な、何だか、関わり合いになっちゃいけなさそうなところね」
まどか「でも、私だってそんなに友達は居ないよ」
マミ「えっ!?」
まどか「親友のさやかちゃんに、仁美ちゃん。それに最近知り合ったほむらちゃん、マミさんや杏子ちゃんぐらいかな」
ほむら「………」
QB「うぎゃー! ほむら、いきなり俺をサンドバッグ代わりにするのはやめろー! まどか、ほむらが親友以上だって言ってくれー」
まどか「えっと、えっと、ほむらちゃんは親友以上に大事な人だよ」
ほむら「まどか……」(ぽっ)
QB「ち、ちきしょう、今更かまととぶりやがって……俺に何の恨みがあるんだよ。俺のハンサムくんが台無しだ」
マミ「そういえば、今気づいたけど、暁美さんは何で鹿目さんの家に泊まっているの?」
QB「マミよー。世の中には自分の家に上がりこまれて、そこで発生する監禁事件もあるんだぜ……」
~~一時間後
まどか「あ、そろそろお風呂入らないと」
ほむら「手伝うわ」
マミ「ちょ、ちょっと待って」
ほむら「何かしら?」
マミ「いや……二人とも一緒にお風呂入るの?」
ほむら「そうよ」
マミ「えっ? それって普通なの?」
まどか「う、うちは省エネしてるんですよ、省エネ。だから、お風呂は一緒なんですよ」
マミ「ああ、なるほど」
QB「……あっさり騙されてんな」
マミ「それなら、私も一緒に入るわ」
ほむら「!?」
マミ「えっ!? 私そんなに驚くようなこと言ったかしら」
まどか「あ、えっと、その……わ、わかりました」
~~風呂場
QB「ああ、いい湯だなー。やはり風呂は混浴に限るぜー。女の出汁が肌に染み込むー」
マミ「キュウベエも一緒だとは思わなかったわ」
まどか「しょ、省エネだから、みんな一緒なんですよ」
マミ「でも、タオルがあるからキュウベエに見られても平気ね」
ほむら「………」
QB「ほむらよ、裸のまどかがいつもみたいに見れないから、怒るのはわかる。だけど、その怒りを俺の顔が原型がわからなくなるほど握って、発散するのはやめてくれ」
まどか「しかし、マミさんのおっぱい大きいですね……」
QB「うひょひょー、タオルで隠してもマミの胸の谷間のグランドキャニオンが見えるぜー」
マミ「そういう鹿目さんも、結構大きいじゃない」
QB「うひひひ、まどかの胸の……ひいいいい、ほむら、雑巾絞りはやめてええええ」
マミ「あら? 鹿目さん、最近太った?」
まどか「え、そんなことはないと思いますけど」
マミ「何となくお腹周りがふっくらしてるような……」
ほむら「それはまどかがにんし……」
まどか「そ、そうなんですよ! 最近、ちょっと甘いもの食べすぎちゃって!」
マミ「スイーツの食べ過ぎも程々にね」(にっこり)
まどか「ほ、ほむらちゃん、ごめんね……」(コソコソ)
ほむら「わかったわ。まどかのためなら、もう少し隠しておきましょう」
QB「自分が原因なのに、何で恩を売ったような顔してんだよ……」
まどか「それじゃ、先に体洗いますね」
ほむら「……まどか、手伝うわ」
マミ「……暁美さん、手で洗うんだ。ボディタオルは使わないの?」
ほむら「まどかの肌に傷はつけられない……」
マミ「なるほど」
QB「鼻の穴広げて、興奮しまくってる相手の説明に納得するなよ……」
マミ「暁美さん、何かタオルの股間の部分が盛り上がってる気が……」
ほむら「忘れていたわ。キュウベエ、外して頂戴」
QB「おまえ……魔法でつけたからって、そんなもんほいほいつけたり外したりしねーんだぞ、普通は」
~~まどかの部屋
マミ「ふう、さっぱりしたわね」
ほむら「ええ」
まどか「う、うん……はぁはぁ」(真っ赤)
QB「ほむら、他人がいるんだから、少しは遠慮して洗えよ……」
マミ「お布団とベッドがあるけど、どうしましょう?」
ほむら「私とまどかがベッドよ」
マミ「え、でも……」
QB「ほむらは寝しょんべんする癖があるからやめとけ。まどかはもうすっかり慣れてるから、大丈夫だけどよ」
マミ「おやすみなさい、二人とも」
QB「……マミ、おまえいい根性してんな」
まどか「そ、それじゃ電気消すよー」
~~十分後
まどか「ほ、ほむらちゃん、ダメだって」
ほむら「大丈夫、巴マミは寝てる」
まどか「い、いや、起きちゃうよ」
ほむら「問題ないわ。キュウベエ、あれを私につけて頂戴」
QB「だから何度も言ってるだろ。それはそんなにつけたり外したりするもんじゃねーって……契約だから、仕方ねーけどよ」
~~二十分後
ギシギシギシギシ……
まどか「んー! んー!」
マミ「……んー?」
QB「ちょ、おま……ほむら、少しは抑えろ」
まどか「ほ、ほむらちゃん、だめ! だめだって。ん、ん、んぅ、ん……」
マミ「何?」
QB「じ、地震だ、地震。まどかのベッドの上だけの極地地震だから寝てろ」
マミ「そうなの……ぐー」
ドスンバタン、ドスンバタン
QB「馬鹿野郎、他人が泊まりに来てるときくらい新しい体位は自重しろ、ほむら!」
~~翌朝
マミ「おはよう」
ほむら「おはよう」(ツヤツヤ)
まどか「お、おはようございます……」(ボロボロ)
マミ「どうしたの、鹿目さん。げっそりしちゃって」
まどか「え、えーっと、ほむらちゃんが巨大な怪物と戦う夢を見たんだけど、途中で終わっちゃったから気になっちゃって」
マミ「なるほど。確かにそういうことあるわよね」
QB「俺もいたいけな少女を騙して、パンツ丸出しで空を飛ぶ魔女にする夢が途中で終わってがっかりだぜー」
まどか「キュウベエらしいね、あはは……はぁ」(ため息)
~~登校時
まどか「ほむらちゃん、マミさんが居るのに酷いよ」(ヒソヒソ)
ほむら「問題ないわ。巴マミは気づいていない」
まどか「それならいいけど……」
QB「ちっともよくねーよ! まどか、そんな流されやすい体質だから、ストーカーに既成事実作られるわ、発情した魔法生物に騙されて家に上がりこまれたりするんだよ!」
ほむら「心配しなくてもいい。巴マミは鈍いから気づかないわ」
QB「ばーかやろう。マミは確かに気づいていねーけど、まどかのかーちゃんは朝会ったときに、昨晩はお楽しみでしたね、って顔してたじゃねーか」
ほむら「……そうかしら?」
QB「おまけにまどかのとーちゃんは、娘に恋人が出来てショックだったけど、相手が女だったから安心するべきか悲しむべきかって顔で毎日朝飯作ってるじゃねーか」
まどか「そ、そうなの!?」
QB「気づいてねーのは、まどかと同じくらい無邪気なタツヤと、ぼっち生活15年のマミだけだ」
ほむら「お義父さんは安心するべきね。悪い虫から私がまどかを守る」
QB「そりゃ、凶悪な寄生虫がついてる相手にゃ、誰もよりつかねーよ……」
マミ「三人とも仲がいいわね。何の内緒話?」
まどか「え、えっと……その……」
QB「近所の銭湯、どうやったら風呂が覗けるか相談してんだよ。マミも軽犯罪を一緒に犯して、Yahooのトップページに記事として載ろうぜ」
マミ「キュウベエ、そんな嘘ついてもバレバレよ」
ほむら「……本当よ」
マミ「え? ……鹿目さん、覗きは良くないわよ」
まどか「う、うー……わかりました」(しょぼーん)
QB「だんだん、マミが何で友達少ないか読めてきたな……」
~~放課後
さやか「へえ、マミさんが昨日は泊まったんだ」
まどか「うん。賑やかで楽しかったよ」
杏子「よくキュウベエが居る家に行く気になるよな」
さやか「……そんなに酷いの?」
杏子「こいつ、世界平和のために風呂を覗かせてよって、いつもセクハラするんだよ」
QB「風呂を覗くのは男の罪、それを許さないのは女の罪」
マミ「嫌だけど、キュウベエも家族みたいなものだからね。もう慣れたわ」
QB「いいこと言うじゃねーか、マミ。おまえのお義父さんに、その富士山みたいなおっぱい揉ませろや、ごらあああ」
マミ「ティロ……」
QB「マミは大事な家族だよ。僕が悪いことするわけないじゃないか」
マミ「キュウベエも最近はすっかり鹿目さんの家が気に入ったみたいだから、ちょっぴり寂しかったのかも」
まどか「それなら、今晩も泊まりにきていいですよ」
マミ「本当に? 嬉しいわ」
ほむら「キュウベエ、ちょっと来て」
QB「おう、どうした? 男が急に欲しくなったか?」
ほむら「巴マミが私達の愛の巣に、頻繁に来るのは好ましくない」
QB「おめえ、勝手に人の家に上がりこんで、愛の巣に作り変えるなよ……。それに、昨日はマミが隣で寝てるから興奮してたじゃねーか」
ほむら「否定はできないわ」
QB「友達に知られないようにこそこそやるのも、魔法淑女としての醍醐味ってもんじゃないか。昨日だって、まどかの体を洗って、散々見せ付けてたくせに」
ほむら「そうね……巴マミの前で私とまどかが、いかに強く結ばれているかを見せ付けるのはどう?」
QB「マミの前でする気かよ! おめー、まどかがショックを受けて流れちまってもしらねーぞ……魔法淑女としては間違ってねーけどよ」
ほむら「それなら却下だわ」
QB「おまけにああ見えて、マミは豆腐メンタルなんだよ。ショックで何するかわからねーから、穏便にやってくれ」
マミ「友達の家に二晩もお泊りできるなんて嬉しい。もう何も怖くない感じ」
まどか「やだなー、大げさですよ」
QB「ぼっちのマミにとっては、あんなんで大喜びなんだ。少しは我慢してくれ」
ほむら「……分かったわ」
~~まどかの部屋
ほむら「………」
まどか「ねえ、キュウベエ」
QB「おう、なんだい若奥さん」
まどか「ほむらちゃんがさっきからじっと私を見てるんだけど……」
QB「あれは放課後に家に帰ってきて、おやつ代わりにまどかを食べたいんだけど、邪魔者が居るから出来ないって顔だな」
ほむほむ「………」(むふーむふー)
まどか「ほむらちゃん、急に息が荒くなったよ。体調悪いんじゃ……」
QB「現実に出来ないから、脳内でまどかとしてるな。今頃、まどかは口に出来ないようなあんなことや、こんなことをされてるぜ」
マミ「………」(にこにこ)
まどか「マミさんも静かなんだけど……」
QB「あれは友達の家にお呼ばれして嬉しいんだけど、ぼっち生活が長かったから、何を喋っていいかわからねーんだ。まどか、悪いけど話題を振ってあげてくれ」
まどか「えっと、マミさん……さっき途中で何処か寄ってましたけど、何をしてたんです?」
マミ「そうそう、ケーキ買ってきたの。皆で食べましょう」
まどか「わあ、ありがとうございます。紅茶入れてきますね」
QB「ショートケーキは俺のもんだ!」
まどか「キュウベエ、ケーキに指を突っ込まないで!」
まどか「わあ、美味しい。マミさん、いいお店知ってるんだ」
マミ「ええ、結構いけるでしょう、これ」
ほむら「……もぐもぐ」(むふーむふー)
QB「ほむら、食ってるときくらい妄想は止めろよ……」
まどか「うん、美味しいなー」
マミ「あらあら。鹿目さん、唇にクリームがついてるわよ」
まどか「えっ、どこどこ?」
ほむら「まどか……」(チュッ)
まどか「わっ、ほむらちゃん……ありがとう」(真っ赤)
ほむら「………」(ペロペロ)
まどか「ほ、ほむらちゃん?」
ほむら「あむ、ん、ん……」(クチュクチュ)
まどか「ん、んぐ……ほむらちゃん、ストップストップ!」
マミ「二人とも仲がいいわね」
QB「マミよー、おめーの目には友達がじゃれあってるだけに見えてるかもしれねーが、絶対にそれは違うからな」
マミ「……羨ましいわ」
QB「俺がほむらの立場だったら嬉しいだろうが、まどかの立場だったら首を括る自信があるぜ」
~~夕食後
まどか「マミさん、お風呂に入りますけど、どうします?」
マミ「エコではないけど、後で入っていいかしら」
まどか「いいですよ……って、ほむらちゃん!?」
QB「お姫様抱っことは、流石はほむらだぜ」
ほむら「行きましょう、まどか」
まどか「う、うん……優しくしてね」(真っ赤)
マミ「はぁ、二人とも仲いいわね」
QB「どうした、さっきからよ。やけにアンニュイじゃねーか」
マミ「鹿目さんと暁美さん、二人と仲良くなりたいのに、距離があるように感じちゃって……」
QB「そりゃ、おめー……出来ちゃった婚したカップルと、親しい先輩と後輩じゃ、距離が違うだろーよ」
マミ「カップル?」
QB「マミよー……あんまり洞察力無いと、いつか怪物に頭をガブリとかじられるぜ」
マミ「でも、私と暁美さんは鹿目さんと同じくらいの時期に知り合ったのに、差があるのよ」
QB「ほむらはまあ……マミと目的意識が違うからだよ。親しい先輩後輩っていう仲になりたいってマミは思ってるが、ほむらはまどかをモノにしたいっていう感じだからな」
マミ「よくわからないわ」
QB「他人は他人、自分は自分ってことだ。マミも自信持てよ。まどかはマミが遊びに来て、随分と嬉しそうだぜ」
マミ「本当? それなら良かったわ」
???『ん、ん、んー!』
マミ「何かお風呂場からくぐもった悲鳴が聞こえるような気がするんだけど」
QB「き、き、気のせいだろう。最近は人の声で風呂が沸いたって教える湯沸かし器があるだろ、多分あれだ」
~~夜
マミ「そろそろ寝ましょうか」
まどか「ほむらちゃんはどっちで寝る? たまには一人でお布団で寝てもいいと思うけど」
ほむら「私は……」
マミ「暁美さんは、鹿目さんと一緒のベッドね」
QB「マミはそんなにほむほむのお漏らしが嫌なのかよ……」
マミ「おやすみなさい」
まどか「はい。マミさん、お休みなさい」
~~十分後
ほむら「まどか……」
まどか「ちょっとほむらちゃん、マミさんが寝てるから……」
マミ「ぐー」
ほむら「大丈夫、寝てるわ」
まどか「だ、ダメ……ほ、ほむらちゃん!」
QB「おお、今晩もズッコンバッコンで、あれまどうしましょうーっていう感じか?」
まどか「キュウベエ、助けて!」
QB「まどか……台風のような自然災害はな、人間の科学力が幾ら発展しても防げないんだぜ」
まどか「そ、そんなの絶対おかしいよー!」
~~二十分後
ギシギシ、ガタガタ、ガコンガコン!
まどか「んー、んー、んー!」
ほむら「まどか……まどか……」
QB「ほむら、おめーよ……契約して魔法がかかってるから大丈夫だけど、そういうのは安定期に入ってからやれよ……」
マミ「ん? 何で鹿目さんと暁美さんが裸なの?」
まどか「ひっ! こ、これは……」
ほむら「プロレスごっこよ」
マミ「なるほど、プロレスごっこね……むにゃむにゃ」
QB「……騙されすぎだろ」
~~翌日、マミの部屋
マミ「ただいまー」
QB「おうよ、帰ってきたな」
マミ「あれ、キュウベエ? 今日は帰ってきたの?」
QB「オレオレ詐欺にあってないか、おめーが心配で夜も眠れなくてよー」
マミ「そうなんだ……うふふ、ありがとうね」
QB「それより腹が減ったから飯作れ。ハンバーグがくいてー」
マミ「ハンバーグは無理だけど、何か用意するわね。少し待ってて」(ニコニコ)
QB「……あんなに騙されやすいなんて、少し過保護に育て過ぎちまったかなー」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
名作age
あと今更気づいたけどキュゥべぇ
投下させて頂きます
今回は杏子、さやかメインです
>>63
今後は修正させて頂きます
~~深夜、公園にて
QB「こんな夜中に呼び出すなんて、どういう了見だ、さやかぁよー」
さやか「ねぇ、あんたは人の願いを叶える力があるんだよね」
QB「おうよ。魔法淑女になって、エロい願いを言ってくれるなら、何でも叶えるぜ」
さやか「それじゃ……」
QB「上条恭介のことか?」
さやか「なっ! ど、どうしてそれを……」
QB「くっくっくっ、魔法淑女候補のことなら、リサーチ済みよ」
さやか「……どうする気?」
QB「どうもしねえよ。上条恭介の指なら、用件に察しがついていたから、治しておいた」
さやか「え……?」
QB「これで楽器のヴァイオリンを弾こうが、股間のヴァイオリンを弾こうが、自由にできるはずだぜ」
さやか「本当なの、それ……良かった……」
QB「だけどな、恭介が好きなのは、お前の親友の仁美だぜ」
さやか「えっ!?」
QB「いや、残念だなー。折角幼馴染の指を治してあげたのに、本人が好きなのは、別人だって」
さやか「……そんな、嘘よ」
QB「事実だぜ、諦めなよ」
さやか「う、うわああああああ!」
QB「さやかよ、善意が必ずリターンされるって保障は無いんだぜ」
~~十分後
さやか「うっうっう……」
QB「落ち着いたか?」
さやか「あたしって、本当にバカ……恭介の指が治れば、自然と一緒になれると思ってた」
QB「別に俺が事情を話して、おまえが恩人だって教えてやってもいいんだぜ」
さやか「そんなの……恩を着せてまで、あいつと一緒になりたくない。恭介の負担になりたくない」
QB「いい心がけだぜぇ、さやかぁ。おまえは本当、いい奴だよ」
さやか「あんたに褒められてもね。はぁ……まるで私って童話の人魚姫みたい」
QB「おーい、急に夢見る乙女みたいなこと言うんじゃねーよ!」
さやか「うるさい! 少しくらい、いいじゃん。王子様と結ばれなかった人魚姫になって、泡になっちゃいたい……」
QB「おし、その願い叶えてやるよ!」
さやか「えっ!?」
QB「契約完了だ」
さやか「きゃああああ!」
QB「おう、お似合いだぜ」
さやか「い、いやー! な、何これ。下半身が魚に!」(ビチビチ)
QB「前からさー、人魚とエッチっていうシチュエーションを叶えたくてな。毎年元旦に神社でお願いしてたわけよ」
さやか「こんなの、いやー! 元に戻してよ!」(ビチビチ)
QB「くっくっく、嫌なこったー、ベロベロバー。あ、そうだ、上半身が魚で、下半身が人間っていうのなら、入れ替えてやってもいいぜ」
さやか「ふ、ふざけないでよ。これじゃあ、元の生活なんて送れないよ……」
QB「ふふふ、さーて、そろそろセクハラを……」
杏子「さやか、どうした!」
さやか「杏子! どうしてここに?」
杏子「キュゥべぇに呼び出されたんだけど……てめぇ、さやかに何をしたんだ!」
QB「うひひひひ、さやかを人魚に変えたんだよ。これで人外エッチができるぜー」
杏子「て、てめえっ!」
QB「ひいいいいい、ぼ、ぼ、暴力には屈しないぞ……」
杏子「……あーあ、折角さやかに足でエッチに踏みつけて貰おうと思ったのに」
さやか「へ?」
QB「な、何ですとー!? レディ、いま何とおっしゃいましたか?」
杏子「だから、キュゥべぇにさやかに足でエッチして貰えるように、お願いしようと思ったんだけど……まあ、これじゃ無理だよね」
QB「ぶらああああ! そういうことはもっと早く言え! 契約完了だー!」
さやか「あっ! も、元に戻った」
杏子「ふう、酷い目にあったね。さやか、もう大丈夫だよ」
さやか「えっと……足でエッチって……」
杏子「ん? そんなの方便に決まってるじゃん。こうでも言わないと、キュゥべぇって、言うこと聞かないからさ」
QB「んなあああああっ! だ、騙しやがったな!」
杏子「こんな手に引っかかる、あんたが悪い」
QB「ちくしょう、ちくしょうぅぅぅぅ! ……くっくっくっ」
杏子「何だよ、気味が悪い」
さやか「ショックでおかしくなっちゃったとか」
QB「契約を反故にした者には、ペナルティーがあるんだよ」
さやか「そ、そんな……」
杏子「どんなペナルティだ?」
QB「こことは世界が異なる異界の空間、お前たちはそこに永遠に閉じ込められることになる……永久にな……」
~~???
さやか「な……こ、ここはどこ?」
杏子「こ、これは!」
QB「くくく、言っただろうペナルティだと。貴様ら二人は閉じ込められたんだよ」
杏子「結界……みたいなもんか?」
QB「結界なんて生易しいものではない。貴様らが閉じ込められたのは……おちんちんランドだ!」
さやか・杏子「……は!?」
QB「あれを見ろ」
ワルプルギスの夜(仮)「あーあ、何かいい出会いがねーかな」
使い魔その1「ふっふっふ、そういうことなら五年前から俺が温めておいたプランがあるぜ」
使い魔その2「ろくでもなさそうだな、それ……」
使い魔その1「いいか、よく聞け。学生の登校時間が多い時間を見計らって、パンを咥えてひたすら十字路を走りまくるんだ。それで女学生とぶつかる、俺が逆ギレ、そこから出会いが生まれる!」
ワルプルギスの夜(仮)「それって女の子がやる手じゃねーのか?」
使い魔その1「バカ! 女が使えるなら、男だって出来るに決まってんだろ」
使い魔その2「おまえ、頭いいなー」
QB「という風に、ひたすら非生産的なモテトークを討議する場所なのだ」
さやか「さ、サイテー……」
杏子「よく見たら、周りの風景も抱き枕とかポスターばっかりだし……」
さやか「な、何この臭い……い、イカ臭い!」
QB「くっくっくっ、苦しむがいい、苦しむがいい」
ワルプルギスの夜(仮)「あれ、キュゥべぇさん。居たんですか?」
QB「おうよ。契約を破った愚か者を連れてきたぜ」
使い魔その1「ほっほーう、それはそれは……」
使い魔その2「歓迎してあげなくちゃいけませんね、くくく」
~~五分後
杏子「それで、もう終わりかい?」
ワルプルギスの夜(仮)「お、終わりです……ぐはぁ」(ボロボロ)
使い魔その1「ううう、女の子って綿菓子みたいなフワフワしたもので、出来てたんじゃなかったのかよ」(ボロボロ)
使い魔その2「でも、俺はこんな強い子もいいかも……」(ボロボロ)
QB「てめえら、超常現象的な存在なら、もうちょっと粘れよ!」
杏子「さて、どうしようかね……」
QB「ちくしょー。別にこいつらを倒しても、出してやるわけじゃないからなー!」
杏子「……契約を破ったのは私だからさ、さやかは帰してやってくれよ」
さやか「杏子、何言ってるのよ……」
QB「……ちっ、余計なことに気づきやがって」
さやか「そ、それなら……契約が達成されたら、どうなるの!?」
QB「ん? それならお前たちは帰れるし、俺の心はサティスファクションで満たされるぜ」
さやか「じゃ、じゃあ、それなら……」
杏子「え?」
さやか「杏子、横になって……」
杏子「別にさやかがそんなことしなくても」
さやか「いいから、横になって!」
杏子「………」
さやか「………」(ふみふみ)
杏子「な、何だか恥ずかしいな」(真っ赤)
さやか「やってるこっちも恥ずかしいわよ」(真っ赤)
QB「うおー、初々しいおんにゃのこが、ふみふみしてる、そしてされてる。たまらんー!」
ワルプルギスの夜(仮)「うう……我が生涯に一片の悔いなし」(ドクドク)
QB「だからおめーら、怪奇生物的に弱すぎんだろ! 鼻血でダメージなんか受けやがって!」
~~公園
さやか「も、元に戻った!」
杏子「た、助かったのか」
QB「くっくっくっ、契約完了だ。お前たちのエントロピーが願いをうんぬんかんぬん……」
さやか「台詞を覚えてないなら、難しいことを言おうとしないでよ……」
QB「さて、ほむらのために三角木馬を用意しなくちゃいけねーから、ビューティフルに俺はエスケープするぜ。アディオス、セニョリータ!」
さやか「あ、こらっ! 待ちなさいよ!」
杏子「放っときなよ。あいつ、何を言っても聞きやしないんだから」
さやか「でも……」
杏子「ほら、それより送ってやるよ。帰りがてら、何が起こったのか教えて」
さやか「実はさ……」
~~翌日、放課後
まどか「そうなんだ、そんなことがあったんだ……」
マミ「美樹さんも大変だったわね……」
QB「おーい、俺への慰めは?」
ほむら「キュゥべぇ、次の契約のことなんだけど……」
QB「ちくしょーう、少しは俺の話を聞けよー!」
杏子「ほら、好きなだけ泣きなよ」
さやか「うん、ありがとう」
まどか「あ、さやかちゃん……」
さやか「まどか……」
まどか「どうしたの? 大丈夫?」
さやか「うん……退院した恭介に告白したんだけど、やっぱりダメだった……」
まどか「そうなんだ……」
さやか「杏子がね、悔いが残らないように告白してこいって……でも、これですっきりしたよ」
まどか「杏子ちゃん……」
杏子「まあ、こういうのは、ちゃんと幕を引いておかなくちゃね。さやかは偉いよ、自分の気持ちから逃げなかったし」
さやか「ありがとうね、杏子」
杏子「別にいいさ。気にするなよ」
QB「おお、麗しきは女の友情……くそー、眩し過ぎて目が眩みそうだぜ」
ほむら「それで、次回の契約についてちょっと悩んでるんだけど……」
QB「おめーは、まどかにエロいことする以外のことも考えろよ!」
~~まどかの部屋
ほむら「差し迫った生命の危機が無ければ、特に美樹さやか、佐倉杏子、巴マミには関心が無いわ」
まどか「そうなんだ……友達なんだから、もっと関心を持っていいと思うけど」
ほむら「私は、あなたにしか関心が無いわ、まどか」
まどか「え、あ、その……そんなこと言われると、照れちゃうよ……」
QB「ズコバコして、出来ちゃってる癖に、今更照れるんじゃねーよ、この淫乱ピンク」
まどか「うう、それを言われると言い返せない……」
ほむら「………」
QB「ぬぐおおおお、やめてくれー! 首と胴体が二体分身しちゃうぅぅぅぅ!」
まどか「でも、杏子ちゃん格好良かったなー」
ほむら「!?」
まどか「まるで王子様みたいだったなー……って、ほむらちゃんどうしたの? 隅っこで体育座りなんてしちゃって」
QB「まどか、ほむらの前では例え自分の母親でも褒めんな。こいつ、メンタルが強そうに見えて、結構脆いんだからよ」
まどか「やだなー、杏子ちゃんがさやかちゃんの王子様に見えるって意味で言ったんだよ。わ、私の王子様は……その……ほむらちゃんだよ」
ほむら「まどか……ありがとう……」
まどか「えへへ……」
QB「……とんだ王子様にまどかも魅入られたもんだな。普通王子様は、死ぬ死ぬ詐欺で処女は奪わねーよ」
ほむら「まどか……」
まどか「え、えっと!? ほ、ほむらちゃんどうしたの? え、え、え? べ、ベッドの上で何するの?」
ほむら「……まどかにどれだけ感謝してるか、示してあげたい」
まどか「い、いや、その……いつも夜に示して貰ってるから……」
ほむら「今日は今からしたい……」
まどか「ちょ、きゅ、キュゥべぇ助けて!」
QB「悪いな、まどか。俺は今からタツヤと好みの幼女について語り合わなければならんのでな」
まどか「う、嘘つきー!」
ほむら「まどか……私のお姫様……」
まどか「いやー!」
~~マミの家
マミ「あら、お帰りなさい。どうしたの?」
QB「いや、まどかの親父が泣きそうな顔してたのが見てられなくてな。キュゥべぇ様は、緊急退避したというわけだ」
~~数日後、放課後
さやか「杏子、今日は何処に遊びに行こうか?」
杏子「昨日はゲーセンだから、今日はさやかの好きな場所で構わないよ」
さやか「うーんと、それじゃ……」
マミ「二人とも、すっかり仲良しね」
まどか「さやかちゃん、すっかり杏子ちゃんが気に入ったみたい」
QB「気に食わねーな」
まどか「キュゥべぇ、どうしたの?」
QB「気に食わねーなって言ったんだよ。俺はこんなことのために、さやかの願いを叶えたんじゃねーよ」
ほむら「……どういうこと?」
QB「恭介を治して、さやかが告白して玉砕、その後杏子に慰められるっていう展開を予想してたんだが……」
まどか「それじゃ、合ってるでしょ」
QB「ちげーよ! 俺が想像してたのは、女同士の組んず解れつキャッキャウフフであって、女の固い友情じゃねーよ! 薄い本が出るような展開じゃなきゃ、嫌なんだよ」
マミ「でも二人とも女同士なんだから、そんなの無理でしょ」
QB「く、くそー、こうなったら……さやかー!」
さやか「わっ! い、いきなり何よ……」
QB「杏子の股間に男のエッチピストルが生えますようにって、願い事を言えー!」
~~五分後
まどか「大丈夫、キュゥべぇ?」
QB「うう、さやかめ……いきなりバットで場外ホームラン打ちやがって。白いからって、俺はボールじゃねーぞ」
~~まどかの部屋
QB「ちくしょうが……このままでは、俺のカキタレ……もとい魔法淑女第二号が生まれない」
まどか「あはは、残念だったね」
QB「ふざけんな、勝手に終わらせるな! 俺のバトルフェイズはまだターンエンドじゃないぜ。終戦記念日、ポツダム宣言にはまだ早い」
まどか「それじゃ、どうするの? 二人とも、いいお友達だと思うんだけど……」
QB「ふふふ、性の軍師である我に秘策あり。まず、二人をお互いに異性だと意識させる」
まどか「いや、同性だって……」
QB「次は……まどかは動物園に行ったことあるか?」
まどか「それはあるけど」
QB「そこでオスのサルがオスのサルと交尾して、腰をカクカクしてたら、どうする?」
まどか「え!? こ、困る……けど」
QB「おまけに、隣にはほむらが居る場合だ」
まどか「それは……気まずい……」
ほむら「私なら、まどかをトイレに連れ込む」
QB「だろう! よし、とりあえず週末はおまえら万年発情夫婦とさやか、杏子でダブルデートすんぞ!」
まどか「ど、どういうこと?」
QB「要はおまえら二人が、交尾してるサル代わりで、それを見てさやかと杏子も発情ってことだ。うひょひょー、俺は自分の天才ぶりに恐怖すら覚えるぜー」
まどか「……私達、サルの代わり?」
ほむら「別に何でもいいわ。まどかと一緒にできるなら」
まどか「うう、それじゃサルと一緒だよー」
~~週末、遊園地入り口
QB「デートと言えば遊園地、遊園地と言ったらデートだぜ」
さやか「それはちょっと言いすぎなんじゃない。家族連れもいることだし」
QB「うるせー! 道行くカップルがうざいから、水をぶっかけてやるぜぇ!」
杏子「何のために、あたし達呼んだわけ?」
QB「……何でだっけ?」
まどか「ほ、ほら、ダブルデートだって」
QB「おお、嫉妬に駆られてすっかり忘れてた。おまえらが遊園地でキャッキャウフフするのを、観察しに来たんだっけ」
さやか「なんじゃそりゃ?」
杏子「まあ、料金はキュゥべぇ持ちなんだし、いいんじゃないかな」
まどか「それじゃ、何から乗ろうかなー」
~~観覧車
QB「いきなり観覧車かよ……」
まどか「ご、ごめん。良くなかったね」
ほむら「まどかが謝ることは無いわ」
QB「うごごごご……ほ、ほむらさん、ちょ、チョーク入ってる……は、反則」
さやか「あはは、まどからしいよね」
杏子「まあ、別に焦る必要は無いし、いいんじゃないかな」
まどか「わぁ、ほむらちゃん見て見て。街が見えるよ」
ほむら「見えないわ」
まどか「え?」
ほむら「私が見えてるのは……あなただけ……」
まどか「ほ、ほむらちゃん、は、恥ずかしいよ……」(真っ赤)
さやか「転校生……何でまどかのこと、口説いてるのよ……」
ほむら「口説いてなんかいない。既にまどかは私のモノよ」
さやか「はぁ? 何を言って……」
ほむら「………」(チュッ)
まどか「ん! んん!」
QB「おおっと、これは激しいディープキス!」
さやか・杏子「!?」
ほむら「………」(ブチュー)
まどか「んー! んー! んー!」(ジタバタ)
ほむら「ぷはっ!」
さやか「て、て、転校生……い、いきなり何を……」
まどか「ほ、ほむらちゃん、こんなところで恥ずかしいよ……」(真っ赤)
さやか「って、まどか!?」
さやか「ま、まさかまどかと転校生が付き合ってたなんて……」
まどか「か、隠していてごめんね」
さやか「いや、別に謝らなくてもいいけど……」
杏子「お、驚いた……レズビアンって、初めて見た」
さやか「うーん、親友としては複雑だけど、おめでとう」
まどか「ありがとう」
ほむら「美樹さやか、ありがとう」
まどか「ほ、ほむらちゃん……おっぱい触るのやめて……」
さやか「……まどか、考え直した方がいいんじゃない?」
~~園内
杏子「よし、次はあれ乗ろう」
さやか「いいねいいね。次行こう」
まどか「待ってよ、二人ともー!」
ほむら「……キュゥべぇ」
QB「あいよー。そろそろ呼ばれる頃だと思ったぜ」
ほむら「移動ばかりだと、まどかを愛撫できない。もっと感じさせてあげたい」
QB「くっくっくっ、俺に任せろ。ぱんぱかぱーん……ソウルジェムー!」
ほむら「!?」
QB「この小さな安っぽそうな宝石っぽい球体はリモコン操作で……こうやって細かく振動する」
ほむら「……ただのローターじゃないの?」
QB「ほむらよぉ、ローターってのは、小さいながら男の夢と希望と魂(ソウル)が詰まってるんだぜ」
ほむら「それじゃ、まどかに入れて貰って」
QB「あいよ。この俺のジャンピング土下座で、華麗に頼み込んできてやる」
~~十分後
まどか「……っ!」(ブイーン)
さやか「どうしたの、まどか?」
まどか「い、いや、何でもないよ……」
杏子「顔が赤いぞ」
まどか「ちょ、ちょっとはしゃぎ過ぎたかな……うくっ!」(ブイーンブイーン)
QB「うおぉ、友人の前で恋人を辱めるとは……ほむら、お主も極悪よのう」
ほむら「………」
QB「ほむら、どうした?」
ほむら「興奮しすぎて、下が大洪水だわ」
QB「流石はほむら、羞恥心のかけらもねえな。俺がまどかだったら、外国行きのチケットを買って、今頃この国からアディオスだぜ」
~~三十分後
まどか「次はあれ乗ろうか」(ブイーンブイーン)
杏子「別にいいけど……体調は戻ったのかい?」
まどか「うん、全然大丈夫だよ」(ブイーンブイーン)
ほむら「おかしい……強にしてるのに、全然効かない」
QB「そ、そんな、バカな……」
ほむら「……多分、慣れてしまったのね」
QB「うう、ローターを女の子に仕込んでえっちらおっちら、うひょひょーいの計画が……男の夢と希望が詰まったソウルジェムが……」
さやか「あ、あのさ、まどか……」
まどか「ん、どうしたの?」(ブイーンブイーン)
さやか「変な音が……いや、何でもない」
~~レストラン
まどか「ほむらちゃん、どうしたの? 機嫌悪そうだけど」
ほむら「いや、何でもないわ……」
まどか「キュゥべぇもどうしたの?」
QB「ううう、漢のソウルジェムが……エロゲみたいな展開が……」
まどか「いや、長いこと使うと慣れちゃうから……あはは」(汗)
杏子「何の話だい?」
さやか「何となくわかるんだけど、察したくない……」
まどか「ほむらちゃん、少し私のデザートあげるから、機嫌直して……あーん」
ほむら「ん……あむ……ありがとう」(真っ赤)
杏子「おお、見せ付けてくれるねー」
さやか「何だ、ちゃんと恋人やってるじゃない」
まどか「えへへ……ほむらちゃん、あーん」
さやか「転校生ったら、幸せそうな顔しちゃって……もっとクールだと思ってたのに」
杏子「そうだね……憧れちゃうな」
さやか「え……」
杏子「私は家族居ないから、親しい関係には憧れちゃうかな」
さやか「そうなんだ……相手が女の子でも?」
杏子「え……あ、その……別に女の子でもいいかな……」
さやか「………」
杏子「………」
QB「まどか、俺にも食べさせてくれよぉ……食べさせてくれなきゃ、一生恨んでやるぅ」
まどか「あーん」
QB「げへへへへ、あーん……」
ほむら「………」
QB「ぐおおおおおおっ、た、タバスコがああああ、俺の口の中がバックドラフトだあああ! ほむら、何しやがるんだー!」
~~お化け屋敷
QB「とりあえず、ここで別れようぜ。ほむらはまどかに、いいとこ見せてーみたいだからよ」
さやか「はいはい」
杏子「それじゃ、別々に入って、後は自由行動だね」
まどか「キュゥべぇはどうするの?」
QB「俺は杏子とさやかにセクハラしについて行くぜ」
さやか「あんた、ついてくんのかよ……」
さやか「……何か結構怖そうだね」
杏子「おっと、さやかは怖いのかい?」
さやか「べ、別に怖くなんか……」
QB「うばー!」
さやか「ひいいいいぃ……って、あんたかよ!」
QB「あべしっ! ブーツで踏まないで……」
さやか「うう……やっぱり怖いかな」
杏子「手でも繋ぐかい?」
さやか「……腕、組んでいい?」
杏子「えっ! ……うん、いいよ」
さやか「……なんか、安心する」(ぎゅっ)
杏子「……私もだよ」(ぎゅっ)
???『きゃ、きゃああああぁ! あ、う、ああっ、ああああああ!』
さやか「ひっ! な、なんか、遠くから凄い悲鳴が……」
杏子「大丈夫だよ、さやか。あたしがついていてあげるよ」
???『ほむらちゃん、こんなとこでいやああああぁ!』
さやか「………」
杏子「……い、行こうか、さやか」
さやか「うん。聞かなかったことにしよう」
QB「全くぅ、近頃のお化け屋敷はぁ、ぬるすぎる。もっと血も凍るようなのを想像してたのに」
杏子「いや、驚かす人も、いきなりあんたが大声をあげたら、逆に驚くって……」
さやか「私は結構怖かったよ」
杏子「……もう少し、腕組んでおこうか」
さやか「……うん」
~~観覧車
さやか「また、ここに戻ってきちゃったね」
杏子「いいんじゃないかな、丁度夕日も綺麗だし」
さやか「キュゥべぇ、さっきから静かだけど、どうしたの?」
QB「うるせー、話しかけんな! 俺は双眼鏡でラブホテルの窓を監視するのに忙しい!」
さやか「あはは、こんなところから、見えるんだ」
さやか「ねえ、杏子……この前はありがとう」
杏子「またその話かい。気にするなよ」
さやか「ううん……本当なら一人で乗り越えなくちゃいけなかったはずなのに、支えてくれて凄く嬉しかった」
杏子「さやかなら、私が居なくても乗り越えられてたさ」
さやか「どうかな……杏子は強いね」
杏子「ん? まあ、変てこ生物と暮らしてた時期が長いから、ふてぶてしくもなるさ」
さやか「私は恭介のこと好きだったけど……あいつは少し弱かった気がする」
杏子「怪我で好きなバイオリンが弾けなかったら、やけにもなるさ」
さやか「杏子は……家族が居ないっていうのに、凄い前向きで……私にもこんなにも優しくて……」
杏子「まあ……さやかみたいな優しい奴には……優しくもなるさ」
さやか「杏子に憧れちゃうな……」
杏子「照れるよ……」
さやか「………」
杏子「………」
さやか「……ん」(チュッ)
杏子「……んん」
~~帰り道
QB「すっぺー、すっぺー、甘ずっぺーよー!」
杏子「うるさいなー」
QB「何ですか、奥さん。キスしようとか、言わずに流れでキスするってやつですか? 俺は、あんなの初めて見たぜー!」
杏子「まったく……遊園地で静かだと思ってたら、これだしよ」
QB「ずっと無言かと思ってたら、帰り際のさやかのあの顔……くーーーー、興奮して校庭三週しちゃうよー」
杏子「知るかよ。観覧車からラブホテル監視してたのって、あれウソだろ」
QB「ななな、ちが……ど、童貞ちゃうわ」
杏子「まあ、どうでもいいけどな。一つ聞きたいことあるんだけど」
QB「スリーサイズは、事務所を通してくれないと答えられません」
杏子「何でアイドル気取りなんだよ……。あの晩、私を呼び出したのは何でだよ?」
QB「夜歩きは危ないから、俺を家まで安全に届けて貰うために決まってるだろうが、ごらぁ」
杏子「誰があんたみたいな不気味生物を襲うんだよ。まあ、そういうことにしておいていいよ。その代わりって言っちゃなんだけど、契約をしたいんだけど」
QB「何だ? おまえから言い出すなんて、珍しい」
杏子「さやかと放課後に校舎でこっそりエッチしたいから、あたしを転校させて欲しいんだけど」(ニヤニヤ)
QB「うおおおお、任せろ! 契約完了だ! 明日にでも転入できるようにしておいてやるから」
杏子「サンキュー、助かるよ」
QB「ところで……いつ頃やるおつもりで?」
杏子「さーて、いつかな? まあ、卒業までにはしておいてやるよ」
QB「だ、騙したなー!」
杏子「期限なんて区切ってないだろう。そっちこそ約束守れよ」
QB「いいように俺を使いやがって。ところで、何か忘れてる気がするんだが……」
杏子「何かあったかい?」
~~お化け屋敷
アナウンス『間もなく閉園の時間です。お帰りの支度をお願いします』
まどか「ほ、ほむらちゃん……へ、閉園の時間だって……」
ほむら「もう少し時間があるわ……あと一回しましょう……」
まどか「ううう、初デートがこんなのってないよー!」
今回は、ここで終わりです
皆さん、いつもありがとうございます
投下させて頂きます
今回は、若干ほむらメインです
~~まどかの部屋
まどか「あのさ、キュゥべぇ……お願いがあるんだけど」
QB「何だ? 連帯保証人のハンコはおさねーぞ」
まどか「そ、そんなの頼まないよー。えっと……ほむらちゃんとロマンティックなデートがしたいんだけど」
QB「んあー、ロマンティックねー」(ほじほじ)
まどか「もう、鼻ほじりながら聞かないでよー……って、鼻あったの?」
ほむら「まどかが話しかけてるわ。きちんと聞きなさい」
QB「いててててて、パイナップルを握り潰す勢いでフェイスクローすんなー! 大体、ほむら……おめーがロマンティックなデートやらに連れ出してやれば済む話じゃねーか」
ほむら「わかったわ」
まどか「ほむらちゃん、いいの? やったー」
QB「まどか、俺は凄まじくデンジャラスで危険な予感を覚えるんだが……」
~~駅前ホテルの入り口
まどか「えっと……ほむらちゃん、ここは?」
ほむら「ホテルよ」
まどか「いや、その……」
QB「おめー、どう見てもラブがつくホテルじゃねーか!」
ほむら「入りましょう」
まどか「え!? だ、ダメだよ、ほむらちゃん! ほ、補導されちゃうって!」
ほむら「キュゥべぇが何とかしてくれるわ」
まどか「で、でもダメだって!」
QB「ほむらよぉ……幾ら恋人でも、無理やりラブホテルに連れ込もうとすんなよ」
~~まどかの部屋
まどか「び、びっくりした……ほむらちゃん、いきなりあんなところに連れて行くんだもん」
QB「そりゃ、中学生がいきなりあんなアダルティな場所に連れて行かれたら、おしっこ漏らすわ」
まどか「……ほむらちゃんは?」
QB「トイレに行ったぜ。まどかの嫌がる顔が心のソウルジェムにスマッシュヒットしたみたいだ、あと三十分は戻ってこねーな」
~~三十分後
ほむら「それで、まどかはどうしたいの?」
QB「少なくとも、まどかが言うロマンティックは、ラブホでほむほむすることじゃねーよ」
まどか「えーとね……」
~~野外
ほむら「まどか、星が綺麗だわ」
まどか「そうだね……」
ほむら「まるで私たちを祝福してるみたい」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「まどか……」
まどか「こ、こんな感じで、ロマンティックなデートがしてみたいの」
QB「ああ……なるほどな。このキュゥべぇ様が、星が綺麗に見える山なんかに連れていってやらねーでもないけど……」(チラッ)
ほむら「それなら、連れて行きなさい」
QB「かまわねーけどよぉ。まどか、星が綺麗に見えるっていうことは、真っ暗っていうことだ」
まどか「うん」
QB「人が生活してると、明かりは必須……要するに真っ暗な場所っていうのは、周りに何も無い。人が居ないってことだ」
まどか「う、うん」
QB「それでも行くか?」
まどか「もしかして、移動が大変なの? 帰ってこれるんだよね?」
QB「すぐ行って、一時間したら帰ってこれるようにしてやる、そこら辺は心配すんな」
まどか「それじゃ、行こうよ」
QB「……俺はちゃんと説明したからな」
~~山中
ほむら「まどか……星が綺麗だわ……はぁはぁ」
まどか「ほ、ほむらちゃん、う、あ……や、やめて……」
ほむら「まるで私たちを祝福してるみたい……ん、ん」
まどか「ほむらちゃん……こんな外でなんて、嫌だよー」
ほむら「まどか……安心して、周囲には誰も居ないから……星だけが見てるわよ」
まどか「ほ、ほむらちゃん! そっちはお尻の……」
~~一時間後、まどかの部屋
QB「だから説明しただろう。誰も居ないって……」
まどか「う、うう……」
ほむら「まどか……痛かったの?」(おろおろ)
まどか「気持ち良かったけど、そういうのじゃなくて……」
QB「大体な、この性的モンスターにロマンティックとやらを、理解させることなんて出来ねーよ」
ほむら「………」
QB「うお……その今まで殺した人数は両手の指以上です、みたいな冷たい目……へへっ、ゾクゾクしやがるぜ」
まどか「キュゥべぇ、膝が笑ってるよ」
~~翌日、登校時
ほむら「そういうわけで、ロマンティックなデートとやらについて知りたいわ」
杏子「まあ、そういうことなら協力してやっていいけど……」
さやか「あはは、ロマンティックなデートって、まどからしいわね」
マミ「そうね。ロマンティックなデートって言うと……」
~~花畑
マミ「あはは、捕まえてごらんなさい」
QB「うおーい、待ってくれよー、俺の可愛い可愛い子猫ちゃん」
マミ「こんな感じかしら」
さやか「っていうか、古っ!」
杏子「何で追いかけっこしてる相手がキュゥべぇなんだよ……」
マミ「まあ、どういうシチュエーションが好きかは人それぞれだしね」
ほむら「なるほど、追いかけっこね……」
QB「待て待て待てぃ……ほむら、いまどんなデートを想像してるか言ってみろ!」
ほむら「いいわ」
~~花畑
まどか「あはは、ほむらちゃん……捕まえてごらん」
ほむら「……捕まえたわ」
まどか「早っ!」
さやか「いや、そんなに早く捕まえちゃ意味無いじゃない」
ほむら「何で? 私はまどかを早く捕まえたい」
マミ「そういう捕まえる捕まえないじゃなくて、追いかけっこして、好きな人と遊ぶのが楽しいのよ」
ほむら「なるほど……参考になったわ」
~~深夜、廃ビル
まどか「はぁはぁはぁ……」
ほむら「まどか……逃げなさい、本気で」
まどか「ほむらちゃん、何でこんなことを……」
ほむら「追いかけっこよ」
まどか「こ、怖いよ、ほむらちゃん……」
ほむら「可愛いわよ、まどか……その怯えた表情が堪らないわ」
~~一時間後、まどかの部屋
まどか「うう、体中のあっちこっちが痛いよー」
QB「おい、おまえいたいけな少女に何したんだ?」
ほむら「怖がるまどかに興奮し過ぎて、ついビルの中で押し倒してしまったわ」
まどか「ほむらちゃん、酷いよー!」
~~翌日、登校時
ほむら「プランBが必要だわ」
さやか「まどかが腰を押さえてヒョコヒョコ歩いているのを見ると、失敗したようね」
マミ「佐倉さんはどんなデートにときめくかしら?」
杏子「そうだね、あたしは……」
~~美樹家、台所
さやか「杏子、ご飯出来たよ。お皿並べて」
杏子「おっ、美味しそうじゃん」
さやか「ああっ! つまみ食いなんてして……」
杏子「へへっ、さやかが作った料理が美味しそうだったからさ」
さやか「全くもう……」
マミ「家庭的なのね」(クスクス)
杏子「うるさい。私は家族が居ないから、ああいうのがいいの」
QB「『へへっ、さやかが作った料理が美味しそうだったからさ』……かよ。杏子はすっかり旦那さま気取りかよぉ」
杏子「黙れー!」(ぐりぐり)
QB「ぬぐう……そうやって手を出すところを見ると、図星だなー」
さやか(もっと手料理をご馳走してあげればいいかな?)
ほむら「参考になったわ」
QB「ジャストモーメント……甘酸っぱい恋愛カウンセラーの俺様が採点してやるから、計画を話せ。何かとんでもない勘違いをしている気がする」
~~鹿目家、台所
まどか「ほ、ほむらちゃん、ご飯出来たよ……」
ほむら「……裸エプロンのまどか、美味しそうね」
まどか「ちょ、ちょっと待って。キッチンだよ、ほむらちゃん!」
ほむら「料理するまどか、とっても美味しそう」
まどか「こんなとこはいやー!」
さやか「裸エプロンで料理とか……」
QB「そりゃー、おめーが喜ぶだけだろうが!」
ほむら「まどかも喜んで貰えると思ったのだけど」
マミ「そういう自分の欲求じゃなくて、鹿目さんを喜ばせるような感じじゃないと」
ほむら「なるほど、わかったわ」
~~夕方、鹿目家の台所
まどか「ほむらちゃん、お料理どう? 何か手伝お……う、うわっ!」
ほむら「どうしたの、まどか? あと少しで料理が出来るわ」
まどか「ほむらちゃん、何でお洋服着ずに、エプロンだけなの!?」
ほむら「まどかに喜んで貰おうと思って」
まどか「ええっ!? そ、そんなお尻出してる格好なんて、は、恥ずかしいよ」(真っ赤)
ほむら「………」
まどか「どうしたの?」
ほむら「興奮し過ぎて、堪らなくなってしまったわ……まどか、いいでしょう?」
まどか「いやああああ!」
~~翌日、登校時
ほむら「第三計画が必要だわ」
さやか「まどかが休みなのって、もしかして……」
杏子「一体、なにしたんだ、ほむら……」
ほむら「美樹さやか、あなたが考える案は?」
さやか「え、えっと、私は……」
~~レストラン
さやか「杏子のピラフ、美味しい?」
杏子「ん? 食うかい?」
さやか「ありがとう。結構いけるね」
杏子「さやかのパスタはどう?」
さやか「かなり美味しいよ。あーんして」
杏子「はい、あーん」
QB「まーったく、バカップル丸出しですな」
さやか「う、うるさい! いいじゃない、別に……」
杏子「まあ、周りの目さえ気にしなければ、いいもんだよ」
マミ「定番かもしれないわね」
ほむら「理解したわ」
マミ「ほ、本当に?」(汗)
QB「……なら、プランを聞かせて貰おうじゃねーか」
~~レストラン
ほむら「ほら、私のピラフ食べさせてあげるわ」
まどか「ほ、ほむらちゃん、く、く、口移しなんて……ん、んぅ!」
ほむら「まどかのパスタも食べさせて……手を使ってはダメよ」
まどか「うう、死んじゃくらい恥ずかしいよ……もぐもぐ……ちゅっ」
ほむら「ん、んぅ、ん……美味しいわ」
QB「おめーはエロから離れられないのかい! ほむらはあれか、エロいことを考えるのを止めると、死んじゃう動物か何かか」
マミ「お店から追い出されるわよ、それ」
杏子「そういうんじゃなくて、もっと普通にすればいいんだよ」
ほむら「私にとって、これは普通よ」
さやか「病気だな、これは」
QB「仕方ねーな。一からカンペ作ってやるから、数日で完璧に覚えろぃ!」
~~数日後、ホテルのレストラン
まどか「ほむらちゃん、ありがとう。今日のディナー、とっても美味しかったよ」
ほむら「お礼はキュゥべぇに言って頂戴。私は彼のプランをこなしてるに過ぎないわ」
まどか「でも、やっぱりほむらちゃんと楽しい食事が出来たのが、とっても嬉しいよ」
ほむら「私もまどかに料理を口に運んで貰えて、大満足だわ」
まどか「ははは、それくらいはお安いご用だよ」
ほむら「ところでまどか、ホテルに部屋を取ってあるんだけど」
まどか「え……」
ほむら「ディナーのお礼に付き合って欲しいのだけど」
まどか(こ、これって断れない!?)
ビルの屋上
QB「折角ロマンティックなディナーだったのに、すまねーな、まどか……。騙したようで悪いが、これもまた契約だからな」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
投下させて頂きます
今回は、まどかとほむらメインです
~~まどかの部屋
QB「世界が身近に繋がるグローバリゼーションの時代、求められるのは、国際人だ」
まどか「う、うん」
QB「国際人になるからには、日本人もNOと言えるジャパニーズである必要がある」
まどか「うーん、そうだね」
QB「俺が何を言いたいかっていうとだな……まどか、おめー流されすぎなんだよ!」
まどか「ええっ!?」
QB「ほむらの口車にほいほい乗りやがって! 少しは自分で断れ!」
まどか「で、でも……」
ほむら「その必要は無いわ、まどか」
まどか「ほむらちゃん!」
QB「ぐあー、洗濯ばさみを大量に挟みつけるのをやめろ、ほむら!
俺の言っていることはこれっぽっちも間違っちゃいねー」
ほむら「………」
QB「ぬぐおー、いっぺんに洗濯ばさみを引っ張るなー!
大体、嫌だって言えねーから、こんなセクシャルターミネーターが図々しく家に居座ることになってるんだぞ!」
まどか「でも、ほむらちゃんが家に居てくれて、私嬉しいよ」
ほむら「まどか……」
QB「本当にそうか? こいつが家に住み着いてから、リビングやダイニングはともかく、風呂やベッド、トイレまで一緒に入ろうとしてるじゃねーか!」
ほむら「問題無いわ」
まどか「あはは……」
QB「昨日も風呂で……」
~~風呂場
まどか「ほむらちゃん、ごめん。ちょっとおトイレ行きたくなっちゃったから……」
ほむら「待ちなさい、まどか!」
まどか「えっ!? どうかした?」
ほむら「ここでしていくといいわ」
まどか「ええっ!? そ、そんな……」
ほむら「問題無いわ」
まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん、何でタイルの上に仰向けになってるの!?」
QB「あの後、我慢できなくて浴槽で漏ら……」
まどか「わわっ、キュゥべぇ!」
ほむら「大いなる損失だったわ」
QB「俺が居なきゃ、今頃ほむらによって性という名の奴隷になってんぞ! きっぱりと、『だが断る』って言わねーと」
ほむら「………」
QB「待て、ほむら! 注射器をしまって俺の話を聞け!」
ほむら「一分だけ待つわ」
QB「なあ、よく考えろ。まどかが『ほむらちゃん、一発やろうよ』って言うのと、
『ほむらちゃん、だめぇ』ってちょっと嫌がりながも感じてしまうのと、どっちがいい?」(こそこそ)
ほむら「……間違いなく後者ね」(ほむほむ)
QB「だったら、少し黙って見てろ。まどかをおまえ好みのイノセントガールにしてやるからよ」
ほむら「わかったわ」
QB「なあ、まどか。恋人の間でも、嫌なことは嫌ってきっぱり言えるような関係じゃないと、長続きしないぞ」
まどか「うん……」
QB「ほむらはまあ、煩悩で出来ている生物だが、恋人が本気で嫌がることはやらないはずだ。だから、嫌なことははっきりと断らないと」
まどか「わかった」
QB「よし、大丈夫だな。俺様は今日は留守にするから、しっかりやれよ」
まどか「あれ、キュゥべぇは何処に行くの?」
QB「マミから、『うさぎは寂しいと死んじゃうんだよ』っていう、訳の分からんメールが来た。
孤独に耐えられなくなったんだろう、ちょっくら行ってくるぜ」
まどか「そ、そうなんだ。マミさんによろしくね」(汗)
まどか「ほむらちゃん、久しぶりに二人っきりだね」
ほむら「そうね……」(がばっ!)
まどか「ほむらちゃん、ストップストップ! そういう意味じゃないよ」
ほむら「ごめんなさい」
まどか「いきなり押し倒すから、驚いちゃった。キュゥべぇが家に居ないのが久しぶりだね、って言いたかったんだよ」
ほむら「なるほど、わかったわ」
まどか「それに正確に言えば、他の家族も居るわけだし」
ほむら「そうね……」(ごそごそ)
まどか「ほむらちゃん、何をやってるの?」
ほむら「夜のためのチェックよ。ローションの残量とか、しっかり確認しておかないと」
まどか「ううっ……ほむらちゃん、落ち着いて……ね」
~~夕食後
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん、何やってるの?」
ほむら「ストレッチよ」
まどか「へえ、運動神経がいいのって、やっぱりそれをやってるから?」
ほむら「お風呂に入浴後はノンストップだから、よく身体を解しておかないと……」
まどか「ノンストップって、まさか……ほむらちゃん、何飲んでるの?」
ほむら「まむしとスッポンドリンクよ。まどかも飲むといいわ」
まどか「えっと、遠慮しようかな……」(汗)
ほむら「今日が土曜日の晩で良かったわ」
~~マミの部屋
マミ「キュゥべぇ、もう一戦しましょう」
QB「マミ……ババ抜きを二人でやるのはいい加減飽きてきたんだが……」
マミ「ジジ抜きでもいいわよ」
QB「さっきから、七並べ、ジジ抜き、ババ抜き、ポーカーのローテーション……どんな拷問だこりゃ」
マミ「何か賭けてもいいわよ」
QB「おめえ、賭けするとアホみたいに強くなるじゃねーか! もうプラズマテレビとか、買わされるのは嫌だから、勘弁してくれー!」
プルルルルル
QB「おっと、愛人からの電話に違いない。……もしもし、こちらは世界一のイケメン」
まどか『キュゥべぇ? 聞きたいことがあるんだけど』
QB「何だよ、褐色美人モデルからの電話じゃねーのかよ。で、何の用だ? 初体験なら聞いても教えねーぞ」
まどか『ほむらちゃんがロープとかロウソクを袋から取り出し始めたんだけど、明日一緒に登山に行くって本当?』
QB「そりゃ、登山は登山でも、まどかという名前の山に登る準備に決まってるだろう……ちょっとほむらに代わってくれ」
ほむら『何の用?』
QB「おめぇ、まどかにSMすることは説明したのか?」
ほむら『言っていないわ。先程から今晩の予定を説明する度にダメと言われているから、説明を省くことに決めたわ』
QB「おい、ちょっと待て。同意なしのはポリスメンに捕まっちまうぞ」
ほむら『説明ではなく、実践でどんなものか教えて、同意して貰うわ』
ツーツーツー
マミ「鹿目さんと暁美さんからの電話?」
QB「おうよ、二人ともキュゥべぇ様が居なくて、寂しいとのことだ」
マミ「ふふふ、二人とも甘えん坊なのね」
QB「マミも人のことは言えないと思うが……。グッドラック、鹿目まどか。俺はおまえの勇姿を忘れないぜ」
~~翌日、まどかの部屋
まどか「うう……身体が痛いよ……」
ほむら「まどか、大丈夫?」
QB「大丈夫じゃねーよ! ほむら、元々はおまえのせいじゃねーかよ!」
ほむら「……反省しているわ」
QB「心配になって朝来てみたら、一瞬まどかが死体になってると思ったじゃねーか!」
まどか「キュゥべぇ、ほむらちゃんを怒らないで……断れない、私が悪かったんだよ」
QB「まどか、何があったんだ?」
まどか「えっとね……」
~~昨晩
まどか「はぁはぁ……」
ほむら「まどか、気持ち良かったかしら?」
まどか「ほ、ほむらちゃん……お願い、寝……んんっ!」
ほむら「んん」(チュッ)
まどか「ん……んん……ぷはっ」
ほむら「まどか、ロープで縛りたいけど、いいわよね?」
まどか「え、そんな……嫌……んんっ!」
ほむら「んん」(チュッ)
QB「それで何かを言う前にキスされて封じられていたと……」
まどか「うん」
ほむら「勝負は、先の先を取った方が勝つわ」
QB「剣豪の勝負じゃねーんだぞ! どうやったら、そんな宮本武蔵みたいなことが出来るんだよ!」
まどか「キュゥべぇ、どうすればいいのかな?」
QB「まどか、人間は怪奇現象の前では無力だ」
まどか「ええっ! そんなのってないよー」
QB「大体、キスで口を塞がれても、ジェスチャーで嫌だって示せばいいだろう」
まどか「どういうこと?」
QB「あらかじめ合図を決めておいて、それでNOって伝えるようにしとけばいいんだよ。背中を叩くとか、腕を握るとか」
まどか「ああ、そうすれば良かったんだ」
QB「……待て、この方法にも穴があるような気がする。まどか、試しにほむらの腕を握れるか試してみろ」
まどか「いいよ。……えっと……あれ?」
QB「何で逆に押さえ込まれてるんだよ」
ほむら「まどか、嫌だったら腕を握って頂戴」
まどか「ほ、ほむらちゃん、待って! まだ身体が……うー」(ジタバタ)
QB「待て待て待て、何でそのまま自分の欲望を満たそうとしてるんだよ……」
QB「こうなったら、あれだな。まどかがエッチ禁止令の強権を発動するしかないだろう」
ほむら「キュゥべぇ、私は愚か者には容赦しない……」
QB「ちょっと待てぇ、室内でRPG(携帯対戦車擲弾発射器)を構えるんじゃねー!
俺も木っ端微塵だが、お前もただじゃ済まねーよ!」
ほむら「まどかと愛を交わせない人生なんて……」
QB「そのまどかも吹っ飛ぶだろうが! あんまりエロすぎて、まどかに嫌われても知らねーぞ!」
ほむら「まどかが私のことを嫌いに……」(シクシク)
まどか「ほ、ほむらちゃん、大丈夫だよ。私はほむらちゃんのこと好きだよ。だから、泣かないで」
ほむら「まどかは私のことを愛してくれてるわ」(むふー)
QB「急に泣いたり、ドヤ顔したり、忙しいな、おめぇは……。だけど程々にしておかないと、夜逃げされるぞ」
まどか「どうすればいいのかな?」
QB「こうなったら、まどか。俺と契約して魔法淑女になれ!」
ほむら「………」
QB「対物ライフルをこっちに向けるんじゃねー! いいから俺の話を聞け!
単にエッチ禁止令を出しても、この変態美少女戦士は満足できねーだろ。それなら、プレイの一環にすればいいんだよ」
まどか「プレイの一環?」
QB「そうだ。焦らしプレイみたいな感じでな」
ほむら「要点は理解出来たわ。でも、何であなたと契約する必要があるのかしら?」
QB「おめぇ、まどかとの口約束が守れると思ってるのか……約束を破らないためにも、魔法で契約を遵守させないと」
まどか「いいよ、契約するよ」
QB「契約成立だな。それじゃ、まずはこれを身につけろ」
まどか「何これ?」
QB「アダマンチウム製の貞操帯とコルセットだ。これなら巡航ミサイルが来ても、破壊されないから大丈夫のはずだ」
まどか「大げさだなー」
~~十分後
まどか「ほむらちゃん、何やってるの? スカートを持ち上げてるの恥ずかしいんだけど……」
ほむら「まどかの貞操帯の鍵をピッキングしているわ」
QB「何でいきなり外しにかかってるんだよ……」
ほむら「上手くいかないわね……仕方ない、まどか動いてはダメよ」
QB「ガスバーナーを持ち出してるんじゃねー! まどかごと切断しちまうだろうが!」
~~一時間後
ほむら「まどか……」
まどか「うう、ほむらちゃん、そんな切なそうな目で見つめないで」
ほむら「まどか、私はまどかのこと好きなのに……」
まどか「キュゥべぇ、ちょっとくらいなら外していいよね?」
QB「まどかはお伽噺で怪物に真っ先に食われるタイプだな。騙されやすすぎる」
ほむら「ううっ! 心臓の調子が……」
まどか「キュゥべぇ、助けてあげないと!」
QB「心臓が悪いなら、逆にエッチなんてしたら危ないだろうが……」
~~三時間後
ほむら「まどか……ん、ん」(ほむほむ)
まどか「キュゥべぇ、顔がほむらちゃんのキスでベタベタするよー」
QB「いつもはすました顔をしてるのに、何でまどかが貞操帯つけただけで、ケダモノになってるんだよ……」
ほむら「人間は自分の手に届かない願いに、欲望を抱くのよ」
QB「格好いいことを言ったつもりかもしれねーけど、それ全然ダメダメじゃねーか」
~~風呂場
QB「風呂を改造しておいた。これでトラックで突っ込まれても、ビクともしねーから、安心して風呂に浸かってろ」
まどか「キュゥべぇ……お風呂のドアをカリカリひっかく音が聞こえるんだけど」
QB「ほむらが泣きながら引っ掻いてるだけだろう。たまにはのんびり風呂に入りな」
~~深夜
ほむら「うーん……まどか」
まどか「ほむらちゃん、眠れないの?」
ほむら「まどかを抱かないと眠れないわ」
まどか「それは困るね」(汗)
ほむら「まどか、切ないわ……助けて……」
まどか「仕方ないか。ほむらちゃん、今日一日我慢したから、代わりに……」(ごそごそ)
ほむら「ま、まどか!?」
~~翌日、登校時
ほむら「おはよう」(つやつや)
杏子「おはよう……機嫌良さそうだな」
マミ「笑顔の暁美さんなんて、珍しいわね」(汗)
まどか「おはよう……」(どんより)
さやか「まどか、顔色悪いわよ。どうしたの?」
まどか「胃がむかむかして、顎がだるいの」
杏子「ほむらは何かいいことあったのかい?」
ほむら「昨日初めて、まどかが口で……」
まどか「わーわー! ほむらちゃん、言っちゃダメだよ!」
QB「くくくくく、こうも上手くことが運ぶとはな。まどか、これでおまえも立派な魔法淑女第二号だぜ」
今回は、ここで終わりです
いつも閲覧ありがとうございます
投下させて頂きます
今回も、まどかとほむらがメインです
~~放課後、教室にて
さやか「まどか、良ければちょっとこれから付き合って欲しいんだけど」
まどか「私は別にいいんだけど……」(チラッ)
ほむら「………」(シュコーシュコー)
QB「ほむら、孫六兼元を何で教室で研いでるんだよ……最上大業物なんて、女子中学生が持つもんじゃねーぞ!」
ほむら「美樹さやか、夜道には……」
まどか「ほむらちゃん、ごめんね。帰ったら、その……うんとサービスしてあげるから」(ごにょごにょ)
ほむら「問題無いわ、先に帰っている。期待しているわ」
QB「ほむら、刀を仕舞って鼻血を拭け……他の女子生徒があまりの怖さに、卒倒しそうな顔で見てるぞ」
まどか「うう、何か大事なものをどんどん失ってる気がするよー」
さやか「その……まあ、頑張って」
~~ファーストフード店
まどか「さやかちゃんと一緒なのは久しぶりだね」
さやか「そうだね。まどかは転校生にベッタリだし」
まどか「う、うん。そう見えちゃうよね……はぁ」(ため息)
さやか「もしかして悩んでる?」
まどか「いや、ほむらちゃんに不満は無いけど……もっとスローペースがいいかなって」
さやか「何か中学生とは思えないような発言なんだけど」
まどか「ところで、今日は何か私に用があるの?」
さやか「えっと、親友にこういうのを聞くのはどうかと思うんだけど……」
まどか「うん」
さやか「まどかの初めてってどうだった?」
まどか「ええっ!? どうしたの急にそんなこと……」
さやか「いや、この前杏子といい雰囲気になったんだけど、お互いにどうすればいいかわからなくて……」
まどか「ああ、なるほど。誰だって最初は戸惑うよね」
さやか「だからまどかの初めてを参考にしようと思って」
まどか「私の初めては参考にならないと思うけど」
~~とある晩
ほむら「まどか! まどか!」(むふー)
まどか「ほむらちゃん、い、痛いよ!」
ほむら「ご、ごめんなさい」
まどか「あ、それくらいなら、大丈夫かも……」
ほむら「まどか! まどか!」(むふー)
まどか「ほむらちゃん、痛いよ!」
まどか「結局、それの繰り返しで……ただ、後半は随分と慣れたけど」
さやか「ううっ、まどかはよく転校生の彼女やってられるね」
まどか「初体験だから、ほむらちゃんも慣れてなかったしね。三回目くらいから、信じられないくらい上手になったし」
さやか「でも、初体験は上手くして貰いたいじゃん」
まどか「お互いに初心者だと、それは難しいと思うよ。何度も失敗して、話し合って、上手くなっていくものだと思う」
さやか「うおお、まどかから凄いオーラを感じる。頼りになるわ」
まどか「いや、自慢にならないと思うけどね。ほむらちゃんが来る前が懐かしいなー」(遠い目)
さやか「苦労してんだ」
~~ゲームセンター
ほむら「何で私を連れ込んだの、佐倉杏子?」
杏子「まどかとさやかが一緒なんだから、たまにはいいじゃないか。それより、食うかい?」
ほむら「……頂くわ」
杏子「ところで、キュゥべぇはどうしたんだ?」
ほむら「あそこで麻雀ゲームをやってるわ」
QB「くくく、脱衣麻雀か……泣きのキュゥべぇと言われた俺が二次元ギャルを脱がしまくってヒーヒー言わせてやるぜ!」
チャリーン
コンピューター「天和(テンホー)」
QB「ぬぐああああああ、どういうことだこりゃあああああ! このクソゲー、ジュースが飲める金返せー!」
杏子「何やってるんだ、あいつ」
ほむら「………」
杏子「どうしたんだ? ポッキー、嫌いだったかい?」
ほむら「これ、まどかに使えるかしら?」
杏子「使うって……それは食うものであって、使うもんじゃないぞ。食い物を粗末にするなよ」
ほむら「問題無いわ。場所は違っても口には入るわ」
~~ファーストフード店
さやか「それで、さっきも言ってたけど、転校生ってあっちの方は上手なの?」
まどか「うん、上手だよ」
さやか「おお、言うねー。実際どういう感じなの?」
~~とある晩
まどか「ほ、ほむらちゃん、もうダメ……う、うう」(ガクリ)
ほむら「まどか……気絶してしまったのね」
まどか「………」
ほむら「まどか……まどか……」(ごそごそ)
まどか「ひああん!」(ビクッ!)
ほむら「まどか、起きたわね。さあ、続けましょう」
さやか「気絶するって、どんだけ激しくしてるのよ!」
まどか「いや、その……ほむらちゃん、ちょっと人より性欲が強いから」
さやか「性欲が強いっていうだけじゃ説明がつかないんだけど……まあ、いいわ。上手なのは、何となくわかるわ」
まどか「でも、どうしてあんなに上手なんだろう?」
~~ゲームセンター
ほむら「それで、用件は何?」
杏子「いや、ちょっとさやかと最近いい雰囲気で……エッチなことになりそうなんだけどさ」
ほむら「興味ないわ」
杏子「興味もたれても、逆に困るけどさ。それで、ほむらはどうなってるのかなって」
ほむら「どういう意味?」
杏子「ほむらはほら、そういうの上手そうじゃないか。どうやったら、そういうのが上手く出来るのかなって思って」
ほむら「簡単なことよ。キュゥべぇ」
QB「何だー!? 格闘ゲームの乳揺れを観察するの邪魔すんな!」
ほむら「………」
QB「わかった話を聞くから、グルカナイフを仕舞え」
QB「それで、このスーパータレントマスコットに何の用だ?」
ほむら「データベースを出して」
杏子「データベース?」
QB「収集したまどかの情報を整理したパソコンよ。こいつのために、俺様が預かってやってるのよ」
杏子「そんなもん作ってるのか……」
ほむら「性行為時のことについては、まどかの身体部位の感度や好きな行為を心拍数、及び声の響きを元に評価しているわ」
杏子「そこまでやったら、確かに上手くなるけど……」
QB「やめとけやめとけ、こんな変態を真似しても上手くいかねーよ」
杏子「確かにそうだな……ところで、ここの毎日チェックしてる欄って何? mlって書いてあるけど」
QB「それはまどかの排尿りょ……うぐえっ!」
ほむら「機密情報よ」
~~ファーストフード店
さやか「それで、実際どんなことするの? やっぱり指でとか?」
まどか「あ、うん。指も使うけど……」
さやか「使うけど?」
まどか「これ、内緒だよ。ほむらちゃん、キュゥべぇと契約して……」(ごにょごにょ)
さやか「ええっ!? そんなものがついてるの?」
まどか「うん。私もビックリしちゃった」
さやか「それって、避妊とかしないといけないの?」
まどか「うん、そのはずなんだけど……」
~~とある晩
まどか「ほむらちゃん、コンドームをキュゥべぇに頼んで買って来て貰ったよ」
ほむら「まどか、残念ながら、それは使えないわ」
まどか「え、何で?」
ほむら「宗教上の理由よ」
まどか「そ、そうなの!? ほむらちゃんが何か信仰してるって、知らなかった」
ほむら「ごめんなさい、まどか……」
まどか「いや、別にいいよ、ほむらちゃん」
QB「おい、まどか。騙され……モガモガ」
まどか「それじゃ、私が代わりに避妊薬を飲むね」
まどか(何であのピル、効かなかったんだろう? ちゃんと一ヶ月飲んだのに)
さやか「まどか、どうしたの?」
まどか「さやかちゃんは避妊はしっかりしてね!」
さやか「いや、相手は女の子なんだけど……」
~~ゲームセンター
杏子「魔法で安全とは言え、よくそんなもんつける気になったな」
ほむら「問題無いわ。いざとなったら、取り外しが効くから」
QB「だから言ってるだろう、それはそんなにほいほいつけたり外すものじゃないって。便座のカバーとはちげーんだぞ」
杏子「でもそれって、勝手に大きくなったりしないのか?」
ほむら「コントロールできるようになったわ」
杏子「へえ、そういうもんなんだ」
QB「嘘に決まってるだろう。こいつたまに無言でトイレに駆け込んでるだろ」(ごにょごにょ)
杏子「ああ……えっと、あれってそういうことなんだ」
ほむら「……コントロールしていることには変わり無いわ」
杏子「でも、それって避妊はどうしてるんだ?」
ほむら「必要ないわ」
杏子「ああ、なるほど。魔法って便利だな」
ほむら「……正確に言えば、必要無くなったわ」(ぼそり)
QB「くくく、ほむらよ、お主も悪よのう。ピルをこっそり偽薬に入れ替……」
ほむら「それ以上口を開いたら、殺すわ」(ジロリ)
QB「へへっ、おどかしっこ無しだぜ、ほむら。少しチビって、漏らしちまったじゃねーか。
だからそのシチリアマフィアみたいな目をやめてくれ」
~~ファーストフード店
さやか「でも毎晩お盛んだとさ、マンネリしてこないの?」
まどか「ほむらちゃんは、今のところ飽きる様子は無いね」(遠い目)
さやか「あ、そうなんだ」(汗)
まどか「色々なことを要求されるからなー」
~~数日前、まどかの部屋
ほむら「まどか、ポリネシアンセックスというのは知っているかしら?」
まどか「えっ!? は、初めて聞いたけど」
ほむら「私も試したことが無いのだけど、良ければ試してみない?」
まどか「それってどんなものなの?」
ほむら「大丈夫、私が実地で教えてあげるから……」(むふーむふー)
まどか「ほむらちゃん、目が怖いよぉ」
まどか「ほむらちゃん、チャレンジャーだから。色々するのが楽しくって仕方がないみたい」
さやか「あの転校生が、楽しんでる様子って、想像できないな」
まどか「ほむらちゃん、表情は変わらないけど、目つきや呼吸が変わるから、すぐわかるよ」
さやか「なるほど、流石はお嫁さんはよくわかってるね」
まどか「お嫁さんなんて、そんな……」(真っ赤)
さやか「まどか、幸せなんだね。転校生……ほむらのこと、好きなんだ」
まどか「う、うん……そうだと思う」
~~ゲームセンター
杏子「しかし、毎日そんなにやって飽きないのかい?」
ほむら「まどかに飽きることは無いわ」
杏子「そりゃ、まどかには飽きなくてもさ、エッチすること自体に飽きないかい?」
ほむら「試していないことがまだまだあるわ」
QB「これを見ろ」
杏子「何だよ、これ」
QB「ほむらのやってみたいプレイのリスト表だ。現在のペースで消化するとなると、二年以上かかる」
杏子「に、二年……」
ほむら「これでも絞るのに、随分と妥協を強いられたわ」
杏子「いや、そんな苦しそうな顔をされても困るんだけど」
QB「放っておけよ、杏子。このエロ魔人には、何言っても無駄だ。
今も頭の中はまどかにセクハラすることでいっぱいだろう」
~~まどかの部屋
まどか「ただいま、ほむらちゃん」
ほむら「お帰りなさい、まどか」
QB「おうおう、随分と機嫌が良さそうじゃねーか。やっぱりストーカーよりは友人の方がいいってか?」
ほむら「……キュゥべぇ、死ぬしかないわね」
QB「お、俺が悪かった。だからその火炎放射器を仕舞え……あちちちち、尻を焼くんじゃなーい!」
まどか「ほむらちゃん、落ち着いて」(汗)
QB「ぬおぅ、危うくこのキュゥべぇ様が、焼きキュゥべぇになるところだったぜ。
俺様が死んだら、一体何人の女が枕を濡らすことになるやら……」
ほむら「次はそのまま火葬してあげるわ」
まどか「ほむらちゃん、今日はさやかちゃんとほむらちゃんのこと、話してたの」
ほむら「私のこと?」
まどか「そう。それでまあ、ほむらちゃんのことを私が結構好きなんだなって、改めて分かったっていうか……」
ほむら「まどか……」
まどか「えへへ……って、うわっ!」
ほむら「まどか、大好きよ」(ガバッ)
まどか「ちょっと、ほむらちゃん。まだ時間が早いって! キュゥべぇ、助けて!」
QB「さーて、今晩の飯が何か、知久に聞いてくるか。
二人は用事があるから遅くなるって言っておくから、どうぞごゆるりと……」
まどか「わーん、ほむらちゃん許して!」
~~四時間後
まどか「うう、ほむらちゃん酷いよ」
ほむら「ごめんなさい、まどかが愛しくて歯止めが効かなかったわ」
まどか「何だか、いつも似たようなパターンの気が……」
ほむら「ところでまどか。そろそろサービスというのを期待していい?」
まどか「え、えっと……」
~~どこかのビルの屋上
QB「安易な約束は身を滅ぼすぜ、まどか……」
まどか嬢に必要なのは全自動スタングレネードなのでしょうか・・・・・・。
今回は、ここで終わりです
いつも閲覧ありがとうございます
>>176
まどかはスタングレネードを使った!
ほむらは動けない! まどかは動けない!
ほむらは動けない! まどかは動けない!
ほむらは動けるようになった! まどかは動けない!
ほむらの攻撃! まどかは(性的に)大ダメージを受けた!
投下させて頂きます
今回もまた、まどかとほむらがメインです
~~まどかの部屋
ほむら「キュゥべぇ頼みがあるわ」
QB「なんじゃらほーい? まどかの居ないうちに、歴史の教科書に落書きするんで、俺は忙しい」
ほむら「キュゥべぇ頼みがあるわ」(ジャキッ)
QB「ほむらの頼みなら、僕に任せてよ。だから、44マグナムを仕舞ってくれないか」
ほむら「たまには、まどかから私を誘って欲しいの」
QB「何処にだ? デートか?」
ほむら「違うわ。まどかから、エッチなことを誘って欲しい」(ポッ)
QB「ふーん、そうかいそうかい」(ホジホジ)
ほむら「………」(ガチャッ)
QB「わかったわかった、だからウージーを引っ込めろ。ほら、鯨も一滴で死ぬまでエッチしたくなる媚薬渡してやるから」
ほむら「違うわ」
QB「何だ?」
ほむら「薬物とかに頼らず、ちょっと恥ずかしがりながらも、私を欲しがるまどかが見たい」
QB「ほむら……幾ら頑張っても、星には手は届かないんだ」
ほむら「………」
QB「銃器で脅しても無駄だ! 出来ねえもんは出来ねえっつってんだろう!」
ほむら「何で? 私たちは相思相愛なのに」
QB「確かに相思相愛だが……毎日たらふく飯を無理やり詰め込まれてる人間に、もっと料理が食べたいって言わせるようなもんだぞ」
~~しばらく後
QB「やあ、まどか。僕から君に頼みがあるんだ!」
まどか「キュゥべぇが僕って言うと、不吉な予感がするんだけど……」
QB「そう警戒するなよ。俺とおまえのステディな仲じゃねーか」
まどか「う、うん……」(汗)
QB「実はほむらにエッチして欲しいって、まどかにおねだりして欲しいんだよ」
まどか「え、えー!?」
QB「頼むよ、一言で済むじゃねーか。魔法淑女の義務と思ってよー」
まどか「それはちょっと……ほむらちゃんを誘ったら、十時間は離してくれないだろうし」
QB「そこを何とかしてくれ。ちょっとまどかの足腰がガクガクになって、睡眠不足と疲労でフラフラするだけだろう」
まどか「うぅ、嫌だよー」
QB「何だ、嫌なのかよ。一言で済むんだから、言えよー。それとも、俺の言うことが聞けないっていうのか、ぶらああああぁ!」
まどか「そ、そんなこと言われても……」
QB「おら、顔をベロベロしちまうぞ! うっへっへっへ……」(ベロベロ)
まどか「ううぅ、やだよー!」
ほむら「………」
QB「ベロベロベ……」
ほむら「………」
QB「や、やあ、ほむら。ちょっとまどかとスキンシップを……」
ほむら「……最後の言葉は?」
QB「ま、待て。話し合えばわか……うぎゃああああ!」
~~五分後
QB「くそー、邪魔しやがって。もう少しでまどかは、うんって言うところだったんだぞ」
ほむら「………」
QB「わかったわかった。だから鉈をしまってくれ。俺が悪かった」
ほむら「どうする気?」
QB「契約したからには、履行するに決まってるだろう。魔法淑女の願いを叶えるのが、この俺の性なるミッションだからな」
~~数分後
QB「おーい、まどか。スイーツを食べないかい」
まどか「わあ、美味しそうなケーキ。食べていいの?」
QB「ふふふ、マミに教えて貰った店で買ってきた。好きなのを食うがいい」
まどか「いただきます。……キュゥべぇ、美味しいよ」
QB「くっくっくっ、そうかいそうかい。ところでまどか、さっきの話なんだが」
まどか「さっきの話?」
QB「ほむらを誘うって話だよ。悪いけど、もういっぺん考えてくれよ?」
まどか「ええっ!? それはちょっと……」
QB「ほう? 俺が用意したケーキ、食っちまったよな、まどかよぉ」
まどか「う、うん……」
QB「ケーキは食べるが、頼まれたことをやるのは嫌だっていうのか?」
まどか「で、でも……」
QB「食っちまったよな、食っちまったよな! あぁん、どうすんだよ!?」
ほむら「………」
~~四分後
ほむら「まどかを脅すっていうのは、どういうことかしら?」
QB「まことに申し訳ごじゃいません」(ボロボロ)
ほむら「懲りないようね」
QB「おまえは契約とまどかとどっちが大事なんだよ!」
ほむら「まどかは何があっても守るわ。だけど契約も行ってもらう」
QB「な、何と言う我侭、自己中心的考え……普通、そういう場合には撤回するだろうが!」
ほむら「………」(ギロリ)
QB「く、くそぉ。米軍特殊部隊みたいな、何があっても任務を達成するみたいな目をしやがって……わかったよ、何とかするよ」
~~しばらく後
QB「まどかぁ、これを見てくれ」
まどか「うん、いいよ。……ええっ、何これ!?」
QB「ふっ、見ればわかるだろう。おまえの着替えや入浴中の盗撮写真だよ」
まどか「こ、これどうしたの!?」
QB「くっくっくっ、入手先は言えねーな。これをバラまかれたくなかったら、ほむらを誘……」
ほむら「………」
~~三分後
QB「僕ちゃん、心より、謝罪させて頂きます……」(ボロボロ)
ほむら「人のコレクションを勝手に使わないで」
QB「くそー、まどかをストーカーが裸足で逃げ出すくらい盗撮しまくってるくせに、自分は恋人ポジションに収まりやがって。
今に見てろよ、このキュゥべぇ様がひいひい言わせてやる」
ほむら「まだ説得が足りなかったようね」
QB「ひいいいいい、関節技はやめてえええ! わかった、何とかします」
~~更にしばらく後
QB「なあ、まどか……実はほむらはもう長くないんだ」
まどか「ふーん、そうなんだ。あ、この服可愛いな」
QB「人が生死の話をしてるのに、雑誌を読んでるんじゃねー!」
まどか「だって、ほむらちゃん、今日も体育で大活躍だったよ」
QB「む、むう……それはロウソクが燃える一瞬前はまばゆく輝くのであって……」
まどか「病院とか通ってる様子も無いし」
QB「そりゃ、手遅れだから、もう通う意味が無いというか……」
まどか「それに毎日エッチして、凄く元気だよね」
QB「あの……その……えーと……」
まどか「前もそれ聞いたけど、本当に病気なの?」
QB「酷いよ、まどか。僕が嘘をつくように見えるかい?」
まどか「じゃあ、仮に嘘じゃないとして、どうして欲しいの?」
QB「ほむらと最後にエッチしようって、優しくおねだりしてくれ」
まどか「ほむらちゃんの体に悪いから、止めておく」
QB「いいから、言うことを聞け、この淫乱ピンクがー!」
まどか「わっ、キュゥべぇ、暴れないで!」
QB「おまえは俺様の言うことを聞いてればい……」
ほむら「………」
~~二分後
QB「調子にのりました……」(ボロボロ)
ほむら「次やったら、切腹して貰うわ」
QB「痛いのは嫌だー! 勘弁してー!」
ほむら「なら、まどかをちゃんと説得しなさい」
~~しばらく後
QB「まどか、実はさよならを言わなくちゃいけねーんだ」
まどか「マミさんの家に帰るの? それとも杏子ちゃん?」
QB「ちげーよ! 俺は急に妖精の国に帰らなくちゃいけねーんだ」
まどか「キュゥべぇが妖精の国から来たって初めて聞いたんだけど……」
QB「黙ってたんだが、妖精の国から来たんだ、俺は」
まどか「……本当? そこってどんな場所?」
QB「おうよ、そこは女の子が透明な服を着ていてな、エロ本のモザイクも無くて、テレビをつけると全部AVという桃源郷なんだ」
まどか「………」
QB「一度帰れば、ここに帰って来れないかもしれない……」
まどか「ふーん、そうなんだ。帰ったら、はがきを送ってね」
QB「ちょっと待てぇ。やけに冷たいじゃねーか!」
まどか「だって、信じにくいっていうか……」
QB「騙されたと思って、信じろ! まあ、そういうわけで、帰る前にお願いがあるわけなんだが……」
まどか「ほむらちゃんを誘うこと以外なら、聞いてもいいけど」
QB「………」
まどか「………」
QB「まどか、人の願いを踏みにじりやがってー! ほっぺた引っ張りの刑にしてやる!」
まどか「い、いひゃいよ、キュゥべぇ……」
ほむら「………」
~~一分後
QB「ゆ、許して……さっきから物が二重に見えるぅ……」(ボロボロ)
ほむら「短刀と白装束は用意しておいたわ」
QB「ま、待て、もしかして……」
ほむら「介錯は任せて頂戴」
QB「切腹は許してくれー! 俺とお前の仲じゃねえか」
ほむら「最後にもう一度だけチャンスをあげるわ」
~~しばらく後
QB「まどか、ちょっといいか?」
まどか「なに、キュゥべぇ?」
QB「これを見てくれ」
まどか「ビデオ? これって私の部屋とほむらちゃん?」
ほむら『まどか……』
まどか「ほむらちゃん、私のベッドに入って何やってるの?」
ほむら『まどか……まどか……」
まどか「わわっ、もしかして……」
QB「そのもしかしてだな。ほむらはまどかの残り香を嗅ぎながら、しているわけだ」
ほむら『うう……まどか……』
まどか「ほむらちゃん、凄く切なそう……」
QB「まどかが好きで好きでたまらないのさ。だから抱けないと、こうやって自分でしてるわけだ」
まどか「でも、毎晩みたいにしてるのに……」
QB「まどかの心まで手に入れているのか、不安なのさ」
まどか「苦しそうだよ……何かしてあげられるかな?」
QB「まどか、おまえの誠意を見せてやれ。恋人を落ち着かせるのは、それが一番だ」
~~数日後、まどかの部屋
まどか「ほむらちゃん、お帰りなさい」
ほむら「まどか、どうしたの電気もつけないで……えっ!?」
まどか「少しエッチな下着にしてみたけど、どうかな?」
ほむら「ど、ど、ど、どうしたの、まどか!?」
まどか「えへへ、驚いたかな。ちょっと背伸びしてみたんだけど」
ほむら「ま、まどか……」
まどか「ほむらちゃん、エッチしよう……優しくしてね」
ほむら「わ、わ、わ、わかったわ」
~~翌朝
QB「上手くいったようだな」
ほむら「そのようね」(つやつや)
QB「まあ、このエロス仙人にかかれば、まどかを騙すなどは容易いことよ」
ほむら「人聞きが悪いわ」
QB「だいたい恋人の寝床をくんかくんかするのは、ありだけどよ。おまえはそれ以外にも、いっぱいやってるじゃねーか!」
ほむら「何の話かしら?」
QB「まどかの下着や服を嗅いだりするのはいいけどよ、履いたりかぶったり汚したりするのは、幾らなんでもあれだと思うぞ!」
ほむら「恋人の特権よ」
QB「ほほう、じゃあ早速その映像をまどかに見せてやろうっと」
ほむら「………」
QB「じょ、冗談です。ですので、そのショットガンを仕舞って貰っていいかな?」
ほむら「まあ、いいわ。今回は上手くやってもらったし」
QB「ところでほむらよ、まどかがずっと気絶しっぱなしなんだが……」
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
一部地域での放映は終わりましたが、もう少し書かせて頂きたいと思います
投下させて頂きます
今回も、まどかとほむらがメインです
まどか「ほむらちゃん、きっとまた会えるよ」
ほむら「まどか、行かないで……まどか!」
~~明け方、まどかの部屋
ほむら「ま、まどか……」
まどか「ほむらちゃん、どうしたの? ほむらちゃん!」
ほむら「……夢?」
まどか「凄いうなされてたよ。どうしたの?」
ほむら「怖い夢を見たわ……まどかとずっと離れ離れになる夢」
まどか「大丈夫、私はずっとここに居るから……ね」
~~翌日、登校時
マミ「なるほど、そんな夢をね」
さやか「まどかが神様みたいになるなんて、笑えるね」
まどか「もう、さやかちゃんったら、酷いよ」
杏子「それで、どうしたんだ、ほむらは? まどかに引っ付いてるけど」
まどか「それが、朝からずっと離してくれなくて……」
ほむら「問題ないわ」
さやか「いや、目立ってるって……」
QB「くっくっくっ、普段は大口を叩いてるが所詮は小娘、甘えん坊ガールだな」
ほむら「………」(パンッパンッ)
QB「ぬおおっ! 警告無しに発砲するんじゃねー! 当たるところだったじゃねーか!」
ほむら「リボルバーぐらいは片手でも使えるわ」
マミ「それでも、組んだ腕は離さないのね……」
~~授業中
和子「あの……暁美さん」
ほむら「何か?」
和子「その……何で鹿目さんの膝の上に座っているの?」
まどか「え、えっと……」(真っ赤)
ほむら「気にせず、授業を進めて下さい」
和子「そういうわけにはいかないんだけど……」
ほむら「………」
和子「こ、困ったわね」
まどか「あはは……はぁ」(ため息)
~~休み時間、トイレ
まどか「あの……ほ、ほむらちゃん」
ほむら「何?」
まどか「手を離してくれないと、おトイレに入れないんだけど」
ほむら「問題ないわ」
まどか「いや、こ、困るよ」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん、あのね、手を離してくれないと」
ほむら「まどか……」
まどか「な、何かな?」
ほむら「もれそうだわ」
まどか「ええっ! し、仕方がない。今回だけだよ」
仁美「あれ、鹿目さんは?」
さやか「転校生と一緒にトイレから帰ってこない……」
QB「今頃は二人できっと超エキサイティ……うごっ!」
さやか「連れ戻してきて」
~~放課後、ファーストフード店
まどか「つ、疲れた……」
ほむら「まどか、大丈夫?」
さやか「いや、まどかが疲れてるのはあんたの所為でしょう」
杏子「まあまあ、落ち着きなって、さやか」
さやか「でもさあ……」
マミ「暁美さんにとっては、よっぽど夢がトラウマだったんでしょう」
まどか「確かに、うなされてたときのほむらちゃん、酷い顔色だったよ」
杏子「あたしにも何となくわかるな。さやかと離れるような夢を見たら、あたしも冷静じゃいられないと思う」
さやか「杏子……」
QB「おお、バカップルですなー……ぬごっ!」
さやか「何か言った?」
QB「何処からバットを出した……」
まどか「さて、ちょっとおトイレ行ってくる」
ほむら「私も行くわ」
まどか「ええっ!? さやかちゃん達が居るから、代わりにならない?」
ほむら「ならないわ」
マミ「そこまできっぱりと言われると、ちょっとショックね」(汗)
まどか「うう、仕方ないな」
ほむら「行きましょう」(むふーむふー)
杏子「……何でほむらは紙コップも持って行ったんだ?」
QB「流石は魔法淑女、怖がっていても自分の欲望は忘れぬ女よ……」
~~一時間後、まどかの部屋
まどか「ほむらちゃん、どうやったらほむらちゃんが怖いのを直してあげれるかな?」
ほむら「まどかが居てくれればいい」
まどか「う、うーん……私もずっと傍に居てあげたいけど、おトイレまではちょっと抵抗あるから……」
ほむら「ごめんなさい」
まどか「ああ、べ、別に気にしなくていいよ」
QB「まどか、甘やかすなよ。こいつの心が弱いのがいけな……」
ほむら「………」
QB「ほむらが怖いのも当たり前だよ! だからそのM-16を、こちらに向けるのをやめてくれないかな!」
まどか「しかし、困ったね……」
QB「ふっ、まどか……何のために俺が居ると思ってるんだ」
まどか「キュゥべぇは何か考えがあるの?」
QB「壁に耳あり、障子に目あり、我に秘策あり。まどか、幼児退行っていうのは知っているか?」
まどか「幼児退行?」
QB「そうだ。人間、怖いことがあると精神年齢が戻って、母親などに甘えることがある。それによって辛い記憶をやり直そうとするのだ」
まどか「なるほど」
QB「というわけで、まどかよ。ほむらを幼児として甘えさせて、辛い記憶を解き放つのだ!」
まどか「わかった」
ほむら「まどか……ありがとう」(むふーむふー)
QB「ほむら……鼻血を拭け」
~~五分後
まどか「キュゥべぇ、よくスモックなんて持ってたね……」
QB「性なる妖精を舐めるなよ。古今東西、ありとあらゆる衣装が揃ってるぜ」
ほむら「まどか……甘えたい」
まどか「いいよ、ほむらちゃん。こっち来て」
ほむら「まどか……」
QB「うおおおおおぉ、羨ましい。俺も行くぜ……ぬぐあ!」
ほむら「………」
QB「幼児が……地獄突きすんな……」
まどか「よしよし、ほむらちゃん。いくらでも甘えてね」
ほむら「まどか……ママ」
まどか「ママ!? あ、え、うん、いいよ、それで」
ほむら「まどかママ、おっぱい」
まどか「ええっ!? キュゥべぇ、どうしよう?」
QB「安心しろ、しっかり母乳は出るようにしておいた」
まどか「うー、何でそんな手回しがいいの……わかった。ほむらちゃん、ちょっと待ってね」
~~三十分後
ほむら「けぷっ……お腹いっぱい」
まどか「うう、胸がちょっと痛いよ……」
QB「飲みすぎだ……2リットル近く飲みやがって……」
ほむら「まどかママ……おしっこ」
まどか「うん、わかった。トイレに一緒に行けばいいのかな?」
ほむら「おむつがグショグショ」
まどか「ええっ!? おむつなんて履いてたの!?」
QB「初めての幼児プレイで躊躇なくおむつに漏らす女……レベルが高すぎる」
まどか「ど、どうすればいいのかな……」(おろおろ)
QB「代えのおむつがあるから、取り替えてあげてくれ。タツヤで慣れてるだろ」
まどか「うん。ほむらちゃん、横にするね」
~~五分後、風呂場
まどか「ほ、ほむらちゃん、お風呂に下ろすよ……」
ほむら「うん」
QB「幾ら軽いとはいえ、抱っこして同級生のほむらを運んで来るとは……まどか、おまえすげーな」
まどか「い、一応ママだからね……あはは」
ほむら「………」(ポッ)
QB「しかし、おむつの中が何か色々なものでグショグショになっていたとは……ほむら、興奮し過ぎだろう」
ほむら「まどかママ、キュゥべぇがいじめるわ」
まどか「こら、キュゥべぇ!」
QB「おいおい、すっかり母親気取りだな」
まどか「そういえば、キュゥべぇの背中がゴミ箱になってたとは知らなかったな」
QB「おいおい、人の口をゴミ箱呼ばわりとは酷いな」
まどか「ええっ、口なの!? じゃあ何でほむらちゃんが履いてたおむつをその中に入れたの?」
QB「まどか、宇宙のエントロピーを保つためにはな……時には涙を呑んでおむつを口に入れる必要があるんだぜ」
~~夕方
まどか「そろそろほむらちゃんは寝る時間ね」
ほむら「まどかママ、夜の八時じゃ早すぎるわ」
まどか「だーめ、子供は早く寝ないと」
ほむら「……わかったわ」
まどか「子守唄を歌ってあげるから。ねんねーん、ころりよ、おころりよ……ぐー」
ほむら「……まどかが寝てしまったわ」
QB「ほむらが気苦労のかけ過ぎで、疲れてるからだろう……」
ほむら「申し訳ないと思ってるわ」
QB「しかし、天才妖精である俺様の策が今回も冴え渡ったぜ。幼児退行プレイという、通常では縁を切られるような要求を、見事に実現したからな」
ほむら「もしかして、あの夢も……」
QB「まあ、ほむらには若干トラウマだったようだが、許してくれや」
ほむら「夢というには……あの夢は生々し過ぎたわ。あれはもしかして……」
QB「ほむらよ、胡蝶の夢というのは知っているか?」
ほむら「胡蝶の夢?」
QB「ある人間が、夢の中で美少女お姉さまキャラになって、女子校でモテモテという夢を見た。
だが起きてみると、10年以上女性と話したことのないチェリーボーイのまま。
しかし、その童貞は考えた、美少女お姉さまがモテない男の夢を見ているのか、それとも童貞が美少女になっている夢を見ているのか、どっちなのだろうかと」
ほむら「私の知っている胡蝶の夢とは大分違うわ」
QB「うるせー! 細けえことはいいんだよ!
今ここで恋人をセクハラしまくってるおまえも、夢の中のおまえも、どちらも本当なのかもしれん。
だったら、悩まずにこうやってまどかと楽しく過ごすことだけを、おまえは考えておけばいいんだよ!」
ほむら「そうね。その方がいいかもしれないわ」
QB「分かればいいってことよ」
ほむら「………」
QB「………」
ほむら「………」(ほむほむ)
QB「あのぅ、ほむらさん。寝ている母親にイタズラするのはどうかと……」
~~翌日
まどか「キュゥべぇ……」
QB「どうした、元清純派少女」
まどか「ほむらちゃんが抱きついて離れてくれないんだけど」
ほむら「まどかママ……」(ひしっ)
QB「すっかり味をしめたようだな……諦めろ」
まどか「うう、このままじゃ学校にいけないよー」(泣)
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
マミ、杏子、さやかの話も書きたいのですが、常識人なので難しい……
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇがメインです
~~まどかの部屋
QB「腹筋200回、ベンチプレス100回、ふんふんふん!」
まどか「キュゥべぇ、何やってるの?」
QB「ふっ、体を鍛えているのよ。見ろよ、この上腕二等筋」
まどか「うわっ……怖いよ」
QB「ふふふ、今までモヤシボーイだった俺は、ほむらに散々酷い目にあわされてきた。
だが生まれ変わった俺には、ほむらも一目置いて、泣いて土下座して許しを請うに違いない」
ほむら「………」(ガチャコン)
QB「ちょっと待て、ほむら! カラシニコフの薬室に弾丸を装填するのは止めろ!」
ほむら「私と勝負するような口ぶりだったけど」
QB「いきなり銃器に頼るのは止めろ、セクハラ軍人! 武器なんか捨てて、かかってこいやー!」
ほむら「………」
QB「ぐ、ぐあ、アイアンクローとはやるじゃねえか……こんなのすぐに抜け出して、やるぜ」
ほむら「………」
QB「ぬ、抜け出して……」
ほむら「………」
QB「………」
まどか「ほ、ほむらちゃん止めて。キュゥべぇが泡を吹いて、気絶してるよ!」
~~翌日、下校時
QB「ああ、昨日は酷い目にあったぜ。星座運が悪かったに違いない」
さやか「昨日、何かあったの?」
まどか「キュゥべぇが体を鍛えてほむらちゃんに挑んだんだけど、逆に負けちゃって」
マミ「ああ、なるほどね」
QB「そこ、あっさり納得するんじゃない! 昨日は体格差という名の大きなハンデがあった。だが……」
さやか「うわっ!」
まどか「きゃっ!」
QB「見よ、八頭身に魔法で成長した我が体を。パワフル、マッスル、そしてビューティフォー」
杏子「きもっ!」
QB「さあ、ほむらよ。真の姿を現した、このスーパーキュゥべぇ様に勝てるかな?」
ほむら「すぐに片をつけるわ」
QB「ぬぐあ、再びアイアンクローとは……馬鹿め、このキュゥべぇに同じ技を使うとは」
ほむら「………」
QB「くくく、妖精に同じ技は二度も通用……」
ほむら「………」
QB「………」
まどか「ほむらちゃん止めて。またキュゥべぇが泡を吹いちゃったよ!」
~~五分後
QB「くそぅ、やるな暁美ほむら。流石は四天王筆頭」
杏子「四天王ってなんだよ……」
QB「一番強いおまえに挑んだ俺が馬鹿だったのよ。まずはステップを踏まねばならぬ」
さやか「ステップって言うと?」
QB「他の少女を倒してから、それから本格的に勝負を挑むべきだったのだ」
さやか「さてと、バットを用意しなくちゃ……」
杏子「キュゥべぇ、手加減は出来ないよ」(バキバキ)
QB「待て待て待て、誰もお前たちから戦うとは言っていない」
さやか「なら、どうするの?」
QB「巴マミ、まずはおまえが相手だ!」
マミ「私?」
QB「そうよ、まずは貴様が相手だ。くはは、その人間を超えたおっぱいを揉ませろーい」
後にそのときの様子を被害者であるQBさん(仮名)はこう語った。
QB「巴マミのおっぱいの秘密を知ってるか?
あれってあんなにでかいのに形が崩れてたりしないだろう。
若いのもあるが、あの巨大な脂肪の塊の下には、分厚い大胸筋があって、それが彼女の胸を支えているんだ」
QB「ハードパンチャーっていうのは、その胸の大胸筋がいかに発達しているかで決まると言っても過言では無い。
すなわち、胸の大きさ×スピード×体重=破壊力だ。巴マミにはその全てが揃っている」
マミ「ティロ・フィナーレ!」(打撃)
QB「たわばっ!」
まどか「ひっ! キュゥべぇがトラックに轢かれた蛙みたいに……」
~~二時間後、まどかの部屋
QB「ふう、川原で死んだ爺さんが、おいでおいでしていたのを見たぜ」
まどか「よく元に戻ったね」(汗)
QB「俺を誰だと思っている。アルティメットセクシャルクリーチャーよ」
まどか「よくわからないけど……そうなんだ」
QB「しかし、俺の周りの女は何でこう蛮族みたいなのしかいないんだ。もっとお淑やかな大和撫子っていうのは居ないのか」
まどか「えっと……わ、私じゃ駄目かな」
QB「元大和撫子だな。今じゃ、昼は魔法淑女、夜は娼婦だ」
まどか「ううっ、キュゥべぇ酷いよ」(ガーン)
QB「ところで、ほむらは?」
まどか「ちょっと用事があるんだって。ダンガンのホジュウがどうのこうのって……私はよくわからないけど」
QB「ほほう、まどかとこの俺様の二人きりだな」
まどか「えっと、そ、それがどうかした?」
QB「ならば、まどか勝負しろ! 貴様に勝って、最弱の名を返上してくれる」
まどか「ええっ!? 私、喧嘩とか出来ないよ」
QB「問答無用! 負けたら、セクハラさせろー!」
まどか「や、やめてよ、キュゥべぇ!」
ほむら「ただいま」(ガチャ)
QB「……せ……セクハラ……」
ほむら「………」
QB「お、お早いお帰りで……」
~~翌日
まどか「細切れの挽肉みたいになってたのに……キュゥべぇ、よく生き返れたね」
QB「地獄巡りをしちまった……針山地獄がきつかったぜ」
ほむら「まどか、これを渡しておくわ」
まどか「これ、何?」
ほむら「スタンガンよ」
QB「ほほう。俺をスタンガン如きで止められると……」
ほむら「アフリカ象も食らったら一発よ。慎重に使って」
QB「おいおいー! どう見ても過剰防衛じゃねーか!」
ほむら「キュゥべぇは最強の生物を目指してるのよね」
QB「いや、最強というか……ほむらさんをほんのちょっとだけでも超えられればいいかと……」
ほむら「それなら、この程度のスタンガンくらい耐えないと」
QB「そんな無茶言うな! 黒焦げになるわ!」
ほむら「ちなみに、私は耐えられるわ」
QB「ば、馬鹿な」
ほむら「こんなか弱い少女に耐えられるのに、妖精であるあなたが耐えられないなんて」
QB「ぬおー! 馬鹿にするなよ、この程度の電気ショックくらい屁のかっ……」(バチッ)
まどか「ほむらちゃん、キュゥべぇが息してないんだけど……」
ほむら「多分、昼食を食べる頃には起きてくるわ。それよりまどか、折角の休日だし、愛を確かめ合いましょう」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
お疲れ様でした
八頭身のQBと聞いてこんな感じかな?と思った ttp://nagamochi.info/src/up65135.jpg
>>245
QB「クックック、俺の身体が特殊偏向ガラス製だってことを忘れていたのか。
魔法の矢は役に立たんぞ」
まどか「そ、そんな……」
マミ「ならば、ティロ……」
QB「待て! 実弾兵器はやめろ!」
投下させて頂きます
今回は、まどかとほむらがメインです
~~日曜朝、リビング
ほむら「まどか、部屋に戻りましょう」
まどか「ほむらちゃん、ちょっと待ってね。いまテレビ番組がいいところだから」
ほむら「………」
QB「テレビにRPG(携帯式対戦車擲弾発射器)を向けるんじゃねー! 壁ごと吹っ飛ぶだろうが!」
ほむら「仕方ないわね……」
QB「全く、親の顔が見てみたいぜ」
ほむら「もしもし、テレビ局? 放送局に爆弾を仕掛けたわ。爆弾を爆破されたくなかったら、今やっている放送を切り上げ……」
QB「業務妨害してるんじゃねー! あと10分で終わるんだから、大人しくしてろ!」
~~まどかの部屋
まどか「楽しかったなー」
QB「ふぅ、ヒーロー物の番組が好きとか、まどかもまだまだお子ちゃまだな」
まどか「えー!? 格好いい俳優さんがいっぱい出てるから、私は好きなんだけどな」
ほむら「ちょっと出かけて来るわ」
QB「待てぇ、ミニガンを持って何処に行く気だ!」
ほむら「まどかを惑わす愚か者は私の敵だわ」
QB「テレビ番組の俳優を暗殺しようとすんな……それより俺にいいアイディアがあるから、耳を貸せ」
~~翌日、放課後
まどか「ほむらちゃん、帰りの教室で見当たらなかったけど、どうしたのかな?」
QB「さ、さあ? 僕ちん、さっぱりわからんです」
まどか「……何だか、怪しいんだけど」
QB「それより、まどか。自分の身を案じた方がいいぞ」
まどか「どういうこと?」
ワルプルギスの夜(仮)「ふふふ、ここから先は通しませんぞ、お嬢さん」
まどか「わっ、な、何!?」
使い魔その1「我々は魔女軍団」
使い魔その2「可愛い美少女を誘拐しに来たのだ」
使い魔その3「俺、一度こんな役やってみたかったんだ!」
使い魔その4「やっぱり、やるなら悪の戦闘員だな」
QB「まどかよ、魔女軍団に誘拐されて、少年誌で載せられないような悪の改造手術を受けるのだ!」
まどか「そ、そんな……嫌だよ、キュゥべぇ」
QB「うるせー! そのピンクの髪をどどめ色に変えてやるー!」
まどか「いやー!」
???「待ちなさい!」
QB「むう、誰だ!?」
ほむ仮面「私の名前は、ほむ仮面! まどかに手を出す者は容赦しないわ!」
QB「むむ、ほむ仮面だと……って、ちょっと待てー!」
ほむ仮面「何かしら?」
QB「何でパンツ被ってるんだよ、おまえは!?」
ほむ仮面「マスクをしてこいと言われたから」
QB「何処をどうしたら、パンツがマスクになるんだよ!?」
まどか「ほむらちゃん、それって私のストライプのショーツ!?」
ほむ仮面「ほむらではないわ、ほむ仮面よ」
まどか「ほむらちゃ……」
ほむ仮面「ほむ仮面よ」
まどか「ほ、ほむ仮面……それ、今朝洗濯に出してまだ洗って無い気が」
ほむ仮面「細かい話は後よ! かかってきなさい、痴女軍団」
ワルプルギスの夜(仮)「いや、魔女軍団なんですが……」
QB「どっちが痴女だよ! いいからやっちまえ、お前達!」
使い魔一同「イーッ!」
ほむ仮面「必殺……C4爆弾」
使い魔一同「ギャーッ!」
QB「待てぇぇぇぇぇ! 正義のヒーローがC4爆弾をあらかじめ仕込んでるんじゃねー!」
ほむ仮面「注文が多いわ」
QB「正義の味方なら、正々堂々と……」
ほむ仮面「クレイモア対人地雷」
QB「ぬぐああああああ!」
ワルプルギスの夜(仮)「最強の魔女なのにー!」
ほむ仮面「悪は滅びたわ」
まどか「え、えっと……」
ほむ仮面「………」(チラッチラッ)
まどか「あ、ありがとう、ほむ仮面」(汗)
ほむ仮面「助けた代わりにお礼を貰っていいかしら」(むふーむふー)
まどか「え、ええっと……家に帰ってから……」
ほむ仮面「待てないわ」(むふーむふー)
まどか「外は嫌ー!」
~~二時間後、まどかの部屋
まどか「うう、酷い目にあったよ」
QB「良かったじゃねーか、正義のヒーローに助けて貰って」
まどか「だって、ほむらちゃ……じゃなかった、ほむ仮面へのお礼って大変なんだもん」
QB「野外でパンツ被った奴とするのは、そりゃ大変かもな……」
まどか「おまけに新しいマスクが必要だって、ショーツ持ってっちゃうんだもん。帰るとき、スースーして心臓がドキドキしたよ」
QB「ちくしょおおおおおぉ、俺が完全体だったならばー!」
まどか「そういえば、魔法淑女は変身とか出来ないの?」
QB「変身、そんなの出来るわけ……すっかり忘れてたな、そんな機能」
まどか「で、出来るの!?」
QB「で、出来ます……で、ですので、首を絞める手を緩めて……」
まどか「や、やったー!」
~~翌日
QB「それじゃ、変身の仕方を教えるぞ」
まどか「うん、お願い」
QB「まずはそのローター……もといソウルジェムを持て」
まどか「うん」
QB「それでVバックルをベルトにはめて、携帯電話で5を三回押して、ベルトを引いてターンアップしたあと、音叉を叩いて、カブト虫型のレバーを引いて、Suicaをベルトに翳して……」
まどか「ええっ!? 長いよ!」
QB「カードとUSB、それにメダルをはめて、変身完了だ!」
まどか「へ、変身!」
ドギャーン!
まどか「魔法のレディ! まどか☆マギカ!」
QB「変身完了だ、ぶらああああぁ!」
まどか「やった、やったよ、キュゥべぇ! 凄いよ、凄いよ!」
QB「おお、良かったな」
まどか「お洋服も可愛いし、もう最高だよ!」
QB「喜んでくれて何よりだぜ。ちゃんと、敵も用意しておいたぜ」
まどか「え? 敵?」
QB「出でよ、強姦……ゲフッゲフッ、もとい淫行の魔女ほむほむよ!」
ほむら「ほむほむー!」
まどか「って、ほむらちゃん!?」
QB「くくく、この日のために昨日改造しておいた」
ほむら「まどかのために、志願したわ」
まどか「え、いや、別に私は変身出来ればそれで……」
ほむら「ま、まどか……その格好凄くいいわ……私の大好きなまどかだわ」(むふーむふー)
まどか「ひっ! ほむらちゃん、スカートの下から触手が……」
ほむら「まどか、ごめんなさい。もう我慢出来ないわ」(ウネウネ)
まどか「いやー!」
QB「……日曜朝のアニメっぽくするつもりが、HENTAIになっちまったな」
~~余談
QB「そういえば、マミも変身とか好きだったな」
まどか「マミさんが?」
マミ「まずはソウルジェムを用意して」
QB「本当を言えばただのロータ……いや、何でもない」
マミ「Vバックルをベルトにはめて、携帯電話で5を三回押して、ベルトを引いてターンアップしたあと、音叉を叩いて、カブト虫型のレバーを引いて、Suicaをベルトに翳して、カードとUSB、それにメダルをはめて、変身ね!」
QB「何で一発で覚えられるんだよ、おめーは……」
マミ「変身! マミ☆マギカ!」
QB「おお、気合い入ってるじゃねーか」
マミ「両親の無念……インキュベーターの無情……二度と忘れない」
QB「いや、事故は俺のせいじゃ……」
マミ「食らいなさい、アルティマシュート!」
QB「ば、馬鹿野郎、砲身をこっちに向けるんじゃ……ぎゃあああああぁ!」
QB「変身禁止令を出した……」
まどか「そ、そうなんだ」(汗)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
お疲れーほむほむマジ淑女
でもちょっとたまには二人以外のメインも見たいと思ってる 恭介とか
おつー
とりあえずそろそろまどかにおにんにん生やしてほむほむ襲わせようぜー
投下させて頂きます
今回は、恭介がメインです
~~昼休み、教室
さやか「今度さ、駅前のパスタ屋さん行こうよ。あそこ、杏子と行ったら、凄く美味しくて」
杏子「そうそう、結構美味かったよな。あたしが言うんだから、間違いないわ」
まどか「そうなんだ。行ってみたいな」
マミ「いいわね。土曜日とかどうかしら?」
QB「マミ、休み時間毎に何で後輩の教室に来て……ぬぐおっ!」
マミ「キュゥべぇ、何か言ったかしら?」(にっこり)
QB「い、いえ、何でもありません。何でもないから、胴体を握り潰すのを止めて……」
ほむら「パスタまみれのまどか……いいわ……」
QB「おめえは、本当自重しねーな!」
恭介「………」
仁美「恭介くん、どうかしました?」
恭介「いや、さやかの奴さ、最近変わった気がしてさ」
仁美「そうですか? 確かに巴先輩と杏子さんなどお付き合いしている方は増えたみたいですが」
恭介「本当にそれだけかな?」
~~翌日、川縁
恭介「あれ、対岸に居るのってさやかじゃないかな」
仁美「確かにさやかさんと杏子さんですわね」
恭介「何だかやけに親しそうだな」
杏子「さやか、チョコ食うかい?」
さやか「うーん……いいや。最近、杏子のせいで太ってきちゃったし」
杏子「おいおい、あたしのせいなのかよ」
さやか「うん。幸せ太り……」(チュッ)
杏子「ば、ばか……不意打ちはずるいよ」(チュッ)
恭介「お、おい……今、お互いにキスしなかったか?」
仁美「は、はい。禁断の恋というのでしょうか……」
~~翌日の昼休み、教室
恭介(昨日は気になって、一睡も出来なかった)
さやか「杏子がゲームセンターでダンスのゲームやってたらさ、人が集まって来ちゃってさ」
杏子「参ったよ、本当」
まどか「へえ、凄いね、杏子ちゃん」
杏子「よしてよ、自慢するようなことじゃないし」
ほむら「まどかをノーパンにして、ダンスのゲームをさせるという案はどうかしら?」(こそこそ)
QB「ほむら……頼むから、女子中学生らしく、友人と普通のガールズトークしてくれぇ!
俺はそのうち純粋な気持ちで女学生が見られなくなる!」
恭介(佐倉杏子だっけ……さやかと仲が良さそうだけど、どうなってるんだ?)
~~放課後
恭介「佐倉杏子だっけ。ちょっといいかな」
杏子「上条恭介? あたしに何の用」
恭介「さやかと、どういう仲か聞きたいんだけど」
杏子「さやか? どういう理由で聞きたいんだよ……まあ、いいや。恋人だよ」
恭介「恋人って……女同士だろ」
杏子「別に女同士だからって、関係ないだろう。放っておいてくれよ」
恭介「そうはいかないだろう。さやかが困るだろう」
杏子「何でだよ」
恭介「女同士でなんて異常だろ。それに、おまえが恋人だとさやかが男と付き合えなくなるだろ」
杏子「……私はさやかが愛しいし大事にしたい。さやかも信じられないことだけど、受け入れてくれている。それで充分だろ」
恭介「そんな理屈は我が儘だろ、おまえの」
杏子「さやかを振ったおまえに言う資格は無いよ。だけど、さやかをもう一度傷つけたら……そのときは覚悟しろ」
~~翌日の昼休み、教室
恭介(昨日は佐倉杏子の迫力に押されて、何も言えなかった)
さやか「杏子、はい、あーん」
杏子「ば、ばか……教室でやるなよ」(パクリ)
ほむら「まどか、あーん……」
まどか「ほ、ほむらちゃん……口に咥えるんじゃなくて、フォークでエビフライを食べさせてくれると有り難いんだけど」
マミ「キュゥべぇ、あーんして。はい」(ぽいっぽいっ)
QB「あーーーん……うめぇぜ、この柴漬け。
でも出来れば投げるんじゃなくて、箸で食わせてくれれば有り難いんだが」(もっちゃりもっちゃり)
マミ「だって、お箸が汚れちゃうでしょ」
キュゥべぇ「汚れるってどういうことだ、ぶらああああああ!」
恭介「はあ、さやかも変わったよな」
仁美「そうですか?」
恭介「うん、綺麗になった気がする。前はお節介なだけだと思ったけど」
仁美「………」
恭介「佐倉杏子と付き合ってるからかな。恋をすると女が綺麗になるって、本当なんだな」
仁美「………」
恭介「俺が告白を受けておいたら、やっぱりあんな綺麗になってたのかな?」
仁美「恭介くん」(にっこり)
恭介「ん? どうしたんだ仁美……ぐふっ!」
~~翌日
和子「上条恭介くんは、肋骨の骨折でしばらくお休みするそうです」
さやか「恭介が怪我!? だ、大丈夫なのかな?」
仁美「大丈夫ですわ。私がしっかりお見舞いしますから」(にっこり)
さやか「ああ、仁美が居るから大丈夫だよね。こんな美人でしっかりした彼女が居るなら、あいつも安心だな」
仁美「まあ、さやかさんったら。恥ずかしいですわ」(テレテレ)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>268
リクエストにお応えしましたが、恭介はハードルが高かったです……
乙!
いまさらながら252からのssコウモリさんのこと忘れられてる…
投下させて頂きます
今回は、まどかとほむらがメインです
~~休み時間、教室
ほむら「キュゥべぇ、次の時間は水泳だから股間のものを外して頂戴」
QB「だから、そんなにほいほいつけたり外したりするもんじゃねえって……パッドとか、そういうものとは違うんだぞ」
ほむら「待って……いいアイディアが浮かんだわ」
QB「人の話を聞け! 俺はプリチーなマスコットであって、便利屋じゃねー!」
ほむら「耳を貸しなさい……」(ごにょごにょ)
QB「……また、まどかが泣くぞ。全宇宙で世紀末のモヒカンの如く悪事を行ってきた俺様も、心が痛くなってきた」
~~休日朝、まどかの部屋
まどか「う、うわっ! わわわわわ……」
QB「どうした、まどか?」
まどか「ど、どうしたって、きゅ、キュゥべぇ ……私の股間にお、おちん……男の人のモノが!」
QB「あーん、何だって?」(ニヤニヤ)
まどか「いや、だからその……男の人のモノが……」
QB「男の何だって!?」(ニヤニヤ)
まどか「お、男の人の暴れん坊将軍がついてるの!」
QB「可愛い女の子に恥ずかしいことを言わせる計画が……あまりにもおっさん臭い回答に俺様はがっくりきたぜぇ」(泣)
まどか「でも、何でこんなものが!?」
QB「そりゃ、俺がつけたからな」
まどか「うぅ、キュゥべぇ の馬鹿」
QB「や、やめろ! ハサミを持ち出すんじゃない! ああっ、切ろうとするんじゃねー!」
ほむら「まどか、落ち着きなさい」
まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
ほむら「キュゥべぇの力なら、簡単に外せるわ。だから、パニックになる必要はないわ」
まどか「う、うん……ありがとう、ほむらちゃん」
QB「まどか、騙されるなよ。おまえの股間に男のモノをつけさせたのは、目の前の恋人だからな」
まどか「ほ、ほむらちゃんが!? 何で?」
ほむら「まどかに力ずくで陵辱して欲しかった」
QB「朝起きたら男のモノがついていて、恋人にレイプするよう求められる……まどか、お前は多分世界一アンラッキーな女だ」
まどか「そ、そんな……いきなり言われても」(汗)
ほむら「さあ、私が泣き叫ぶくらいしていいのよ、まどか」
まどか「……とりあえず、朝ご飯食べに行こうっと」
ほむら「………」(ガシッ)
まどか「うう、ほむらちゃん、許してー」
~~五分後
まどか「ああ、すっきりした……トイレ行ってくるねー」
ほむら「……おかしいわ。予定では、野獣と化したまどかが私を無理やり組み敷いてるはずなのに」
QB「明鏡止水……まどかは今、その境地に居るのよ」
ほむら「明鏡止水?」
QB「水のように澄んだ、一点の曇りも無い心だ。世間では、賢者タイムとも言う」
ほむら「私はそんなものになったことは無いわ」
QB「おまえのリビドーが凄すぎるんだよ! 常人がおまえと同じペースでしたら、一回で死ぬ!」
ほむら「しかし……まどかに手だけで満足されてしまったら、欲求不満で私の脳が破裂するわ」
QB「おめーの脳はどうなってんだよ……いっぺん、まどかと会う前のお前に会ってみたいわ」
ほむら「とりあえず、まどかに襲って貰わないと……」
QB「息を吸うかのように、レイプされたいと口にするお前の生き様が恐ろしすぎる。神様、仏様、助けてくれー」
~~朝食後、まどかの部屋
ほむら「まどか、お願いがあるわ」
まどか「な、何かな、ほむらちゃん」(汗)
ほむら「私を襲って」
まどか「うう、またほむらちゃんが真面目な顔をして、とんでもないことをお願いするよー。ほむらちゃん、美人だから、凄い怖いよ」
QB「ほむらの顔が常人並みだったら、今頃はまどかが通報して刑務所だな」
ほむら「まどか、何の不満があるの?」
まどか「ほむらちゃんを傷つけるようなことは出来ないよ」
ほむら「私なら首をもがれても大丈夫よ。まどかとのプレイのためならば、命を賭けられるわ」
まどか「うぅ、そんなのやだよー」
ほむら「以前何度かまどかを抱いているときに、私の肌に爪を立てたことがあったけど……興奮したわ」
まどか「ほ、ほむらちゃん、そんなこと言っちゃだめ!」
QB「眉毛一つ動かさず、被虐趣味を語る……やはり世界最強の魔法淑女だな」
ほむら「まどか、私の何に問題があるの?」
まどか「ほむらちゃんに問題があるというか、ほむらちゃんの願望に問題があるというか……」
QB「卵が先か、鶏が先かぐらい、意味の無い問いかけだな」
ほむら「まどか、私の容姿に問題があるの?」
まどか「そんなことは絶対に無いよ! ほむらちゃん、とっても綺麗だもの」
ほむら「しかし、まどかが私に劣情を催さないというのは問題だわ。キュゥべぇ、私の胸を巴マミの倍くらいのサイズにして」
QB「そうなったら妖怪だぞ……まだ魔女の方が容姿としてはマシだ」
ほむら「計画では、今頃はまどかが情欲に駆られるまま私を陵辱している予定だったのに」
QB「おまえ、まどかを何だと思ってるんだよ……」
ほむら「キュゥべぇ、手を貸しなさい」
QB「非常に手を貸したくないが、契約上手を貸さざるを得ない。クレイジークレイマーの要求を聞いてる気分だ」
~~五分後
ほむら「まどか……」
まどか「な、何かな、ほむらちゃん?」(汗)
ほむら「まどか……もう我慢出来ないの……私、自分で触ってこんなことに」(はぁはぁ)
まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん! ま、まだ朝だよ」
ほむら「まどか……見て」(はぁはぁ)
まどか「う、うぅ……ほむらちゃん、だめだよぉ」
QB「くくく、これが俺が考案したオペレーション誘い受け作戦だ。まどかよ、もはや股間のテントは前のめりになっても隠しきれまい」
ほむら「まどかぁ……ん……んぅ」
まどか「ほ、ほむらちゃん……あっ!」
~~五分後、洗面所
詢子「まどか、どうしたのさ? パジャマのズボンとショーツを洗うなんて」
まどか「い、いや、ジュースこぼしちゃって……あはは」
詢子「自分で洗うなんてあんたは偉いよ。私の小さい頃と比べて、よっぽど偉い」
まどか「う、うん……」
QB「ほむらの自家発電が色っぽ過ぎて、まどかが暴発してしまうとは……親には何で洗濯しているか、死んでも言えねーな」
ほむら「私の汚れたショーツもまどかが洗ってくれるなんて……興奮するわ」
QB「まあ、これでお前も満足しただろう。なあ、満足したと言ってくれぇ! 頼むからよー!」
ほむら「次の作戦だけど、私に考えがあるわ」
QB「時々、何でおまえみたいな美少女の姿をした性的モンスターと契約しちまったんだと、後悔することがある」
~~昼頃、まどかの部屋
まどか「キュゥべぇ、何だか体がダルいよー……」
QB「朝っぱらから二発も裸の銃を撃ったら、そりゃ疲れるわな。ほら、これ飲め」
まどか「エビ○ス錠?」
QB「失ったたんぱく質の補給だ。少しは体が回復するぞ」
まどか「ありがとう、キュゥべぇ」
ほむら「まどか、昼食を持ってきたわ」
まどか「わざわざありがとう、ほむらちゃん」
ほむら「今日は私が調理したわ。食べて頂戴」
まどか「へえ、そうなんだ。すごい楽しみかも……えっと、うなぎに中華料理とスープ?」
ほむら「レバニラ炒めとスッポンのスープよ」
まどか「す、すっぽん!? それって美味しいの?」
QB「たった数時間でスッポンを用意して、あまつさえ調理するとか、お前本当に女子中学生か?」
~~一時間後
まどか「うー、胸がムカムカするよー」
QB「そりゃ、そんなメニューじゃ胸やけもするわ。俺でも食わんぞ、そんな食い合わせ」
ほむら「………」
QB「ほむらはやけに静かだな」
ほむら「凄まじくムラムラするわ」
QB「まどか、逃げろぃ!」
まどか「ええっ!? キュゥべぇは大げさだなー」
QB「ば、馬鹿、俺様が冗談でこんなこ……」(ゴキン)
まどか「ひっ! キュゥべぇの首が変な方向に!」
ほむら「邪魔をするなら容赦はしないわ」
まどか「ほ、ほむらちゃん、怖いよ……」
ほむら「まどか、今日は私はあなたのことをメチャメチャにしてしまうかもしれないわ」(むふーむふー)
~~五分後
まどか「えっと、またすっきりしちゃったんだけど……」
ほむら「うう、まどか、早い! 早いわよ!」(泣)
QB「そんな顔面がグシャグシャになるまで泣かなくてもいいじゃねーかよ……どんだけエッチしたいんだよ、お前は」
ほむら「だって、息を吹きかけただけでなんて……」
QB「無理やり股間に男のブツをつけられた挙句、早漏と責められる。まどか、ほむらと別れたいならいつでも言ってくれ」
まどか「そんなこと思わないよ。ほむらちゃん、顔を拭いてあげるね」
ほむら「うう、まどかに襲って貰いたいのに、悟りを開いたような顔だわ……」
QB「まあ、賢者タイムだからな」
~~数時間後
ほむら「……まどか?」
まどか「あ、ほむらちゃん起きた?」
ほむら「部屋が暗いわ……」
まどか「ほむらちゃん、泣き疲れて寝ちゃったんだよ」
ほむら「まどかに情けないところを見せたわ」
まどか「そんなことないよ。むしろ、ほむらちゃんの可愛いところが見られてラッキーかな」
ほむら「………」(真っ赤)
まどか「ふふふ……」
ほむら「そういえば、キュゥべぇが見当たらないわ」
まどか「マミさんに呼び出されてたよ。何でも、見たホラー映画が怖かったから、助けて欲しいって」
ほむら「そう……」
まどか「ねえ、ほむらちゃんはそんなに私に襲って欲しいの?」
ほむら「ええ……かなり強い願望だわ」
まどか「泣いちゃうくらい?」(くすくす)
ほむら「まどか、あまり苛めないで頂戴。私でも恥ずかしいわ」(真っ赤)
まどか「なら、襲ってあげようか?」
ほむら「えっ?」
まどか「ほむらちゃん……私はほむらちゃんが本当に望むなら、恋人として何だってしてあげるよ。だって、私はほむらちゃんに恋をしてるから……」
~~翌朝
QB「女性誌で一番抱かれたいマスコットに選ばれた俺参上! おーい、まどか戻ったぞ」
ほむら「………」
QB「ぬああぁ! ほむら、ぼろぼろじゃねーか! おい、誰にやられた!?」
ほむら「まどかに襲って貰って……本望だわ」(ガクッ)
QB「お、おい、ほむら笑ってるんじゃねーよ……ぬあああ、まどかがミイラみたいに干からびてる!」
まどか「………」
QB「即身仏になるんじゃねー! 俺が居ない間に一体何があったんだよ、おい! 誰か答えてくれー!」
遂にほむらさんに覚醒したか・・・・・これは楽しくなってきたな
そういや、この世界だとシャルロットとかの他の魔女はどうなってるんだろうか
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇとマミがメインです
~~放課後、ファーストフード店
QB「マミの様子がおかしい」
さやか「マミさんが?」
まどか「具合悪いの?」
QB「いや、病気とかそういうのではないんだが、どうも様子が変なんだよ。昨日も……」
~~夕刻、マミの家
QB「くそー、今日はまどかの飲んでたカルピスをほむらの自家製カルピスにすり替える予定だったのに……マミ、来てやったぞ」
マミ「キュゥべぇ、お帰りなさい」
QB「全く、急に呼び出しやがって……」
マミ「ごめんなさいね。食事にする、お風呂にする?」
QB「え、えっと……じゃあ、飯かな」
マミ「いま、用意するわ」
さやか「あれ、普通じゃない」
QB「違う違う、あんなのは普通のマミじゃねー! 普段のマミはな……」
~~数ヶ月前、マミの家
QB「世界中の美少女のハズバンド、キュゥべぇ様が帰ったぞ」
マミ「お帰りなさい」
QB「さて、飯にするか、おっぱいボイーン殿」
マミ「その呼び方やめて……出来合いのものしかないけど」
QB「馬鹿野郎! それだと食事が偏るだろうが、きちんと料理しろ!」
マミ「で、でも、家でのんびりしようと思ってたのに」
QB「うるせー! まずは野菜を切って、サラダから作り始めろ」
さやか「うわ、何それ。超偉そう」
QB「うるせー! 俺様は存在自体がノーブル、つまり高貴な存在なのよ」
さやか「でも、確かにキュゥべぇの話が本当なら、マミさんも前とはちょっと違う感じだ」
まどか「そういえば、キュゥべぇが杏子ちゃんの家に行くとどうなるの?」
杏子「うちは特にマミと変わらないけど」
QB「嘘付け。こいつはもっと酷くてな……」
~~数ヶ月前、杏子の部屋
QB「ブラッドピットの二十倍ハンサム、キュゥべぇ参上」
杏子「お帰り」(ズルズル)
QB「馬鹿野郎! またカップ麺で飯を済ませやがって!」
杏子「だって、面倒じゃん」
QB「あれほどカップ麺は止めろって言っただろうが! ほら、デパートの地下で惣菜買ってきたから、食えよ」
杏子「カップ麺でいいのに」
QB「野菜食わねえと、体に悪いだろうが! 本当なら、料理しなきゃいけねえんだぞ」
さやか「キュゥべぇってさ、一人暮らしの女子大生が心配で、頻繁に見に来るお父さんだよね」
QB「なっ! ち、ち、違うわい……美食倶楽部の一員として、許せないだけだ」
杏子「口うるさいだけだよ」
まどか「えへへ、杏子ちゃんだって、うれしいくせに」
QB「まあ、俺のことはどうでもいいんだよ。問題はマミだ」
さやか「いいんじゃないの、優しくして貰ってるわけだし」
ほむら「イタリアのマフィアは暗殺対象者に高価な贈り物を贈りつけるそうよ」
まどか「ほ、ほむらちゃん……発想が過激だなー」(汗)
~~夕刻、マミの家
QB「今日はまどかの飲んでたウーロン茶をほむらのアバ茶にすり替える予定だったのに……マミ、今日も来てやったぞ」
マミ「お帰りなさい。ご飯にする、お風呂にする?」
QB「じゃあ、風呂で」
マミ「その間にご飯作っておくわね」
QB「お、おう……」
~~風呂場
QB「お、おかしい……マミがあんなに優しいなんて。やはり俺の命が目的か!?」
マミ「キュゥべぇ、背中流すわね」
QB「ひ、ひいいいいいぃ!」
マミ「ど、どうしたの?」
QB「い、いや、何でもねえよ。でも、おまえ、一緒に風呂入るの嫌がってたじゃねーか」
マミ「バスタオルしてるから、平気よ」
QB「そ、それならいいんだけどよ……」
~~翌日、マミの家
QB「今日はまどかの飲んでたミルクティーをほむらの自家製レモンティーにすり替える予定だったのに……マミ、また来てやったぞ」
マミ「お帰りなさい。お風呂にする、ご飯にする?」
QB「じゃあ、今日はマミにするか」(にやり)
マミ「わかったわ。ベッドで待っててくれる」
QB「……えっと、アメリカンジョークだよな?」
マミ「え? シャワー浴びてくる予定だけど」
QB「ま、ま、ま、待てぇ! め、飯だ。やっぱり飯にしてくれー!」
~~数日後、まどかの部屋
QB「ううぅ、息をするのも面倒くさいくらい疲れた……」
まどか「ど、どうしたの、キュゥべぇ!?」
QB「マミがおかしいんだよ。何だかやたらとフレンドリーというか、親しげで……」
まどか「マミさんから仲良くしてくれるなら、いいんじゃないの?」
QB「だってよー、昨日布団に入ろうとしたら、マミが透け透けのネグリジェで待ってるんだぜ」
まどか「ええっ!?」
QB「それにバスタオル無しで風呂場で背中を流しに来るし……一体、これはどういうことだ!?」
まどか「え、えっと、な、何でだろう!?」
ほむら「性行為を誘ってるわね」
まどか「ええー!?」
QB「な、ち、ちげーよ! きっとこれには山より高く海より深く日本が抱える借金より巨大なわけがあるにちげーねーよ」
ほむら「そうかしら?」
QB「ま、マミがこんなチンチクリンで、マジでむかつくから顔にパンチしてーと言われそうなマスコットを好きになるわけねーだろ」
まどか「キュゥべぇ……」
ほむら「しかし、面白いわ。キュゥべぇの魔法で私を動物にしてもらって、まどかを襲うという案は良さそうね」(ほむほむ)
QB「何でそういう発想になるんだよ! ほむらはあれか、細胞の一つ一つが変態で出来てるのか?」
~~夜間、マミの部屋
QB「今日のマミは大人しくて助かったぜ。風呂にも一人で入れたし……」
マミ「キュゥべぇ、お待たせ」
QB「おう、ようやく戻って……な、何じゃそりゃー!?」
マミ「どう? ガーターベルトとレースが自分ではいいと思うけど」
QB「い、いや、何でスケスケの下着姿なんだよ!」
マミ「いけないかしら?」
QB「わけがわからねーよ、急に! 一体どんな魂胆だ、小娘!」
マミ「だ、だって……」
QB「だって?」
マミ「だって、キュゥべぇ、鹿目さんの家ばっかりに行って、めったに帰って来ないんだもの。
私、寂しくて寂しくて、どうしたらいいかわからない」(泣)
QB「おいおい、それがどうしてこんな格好に……」
マミ「キュゥべぇ、エッチなの好きじゃない。私に出来るのって、これくらいだから……えぐっ、えぐっ」
QB「そんなことねえよ。俺はおまえの料理好きだし」
マミ「でも……」
QB「確かにまどかの家に行ってばっかりなのは悪かった。一応、ビジネスだったからな。でも、マミのことを放っておいていいってわけじゃなかったな」
マミ「………」
QB「もっと頻繁に帰るから、許してくれ」
マミ「本当に?」
QB「本当だ。三日前に消費期限が切れた、冷蔵庫の饅頭を賭けてもいいぞ」
マミ「嬉しいわ!」
QB「ば、馬鹿、おまえの巨大な膨らみに挟み込むな……ふがふが」
~~数日後、放課後、ファーストフード店
マミ「~~♪」
QB「おい、マミよー……いい加減、俺を抱えるのを止めて、降ろして欲しいんだが」
マミ「キュゥべぇは嫌だった?」
さやか「またまた。マミさんのおっぱいに挟まれて嬉しいくせに」
QB「おまえ、こ、こんな凶器の間に挟まれてたら、男の子として色々とまずいだろーが!」
ほむら「我慢できなければ、巴マミを襲えばいいのに」
QB「襲うのを許されるのは、淫乱ピンクのまどかだけだ……」
まどか「ええっ!? キュゥべぇ、酷いよー!」
マミ「全く、キュゥべぇったら、ダメでしょう、からかったら」
QB「わかったよ……」
マミ「ハンバーガー少しあげるから。はい、あーんして」
QB「あーん……うめえ、うめえ」(ガブリガブリ)
マミ「あー、こら。全部食べちゃうなんて、酷いわよ!」
さやか「ちょっと、マミさんとキュゥべぇの仲が良すぎない?」(ヒソヒソ)
杏子「マミが寂しがりやだからな。あんなへんちくりんな奴でも、側に居れば楽しいしな」
まどか「いいんじゃない。マミさん、凄く楽しそうだよ」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
投下させて頂きます
今回は、まどかがメインです
~~まどかの部屋
まどか「うう、折角の土曜日なのに、体が重くて起きられないよー」
QB「ほむらとキャッキャウフフと明け方まで乳繰り合ってるのがいけねーんだよ」
まどか「だって、ほむらちゃん全然飽きないんだもん」
QB「仕方ねーな……ぱんぱかぱーん、謎の白い液体!」
まどか「何それ?」
QB「魔法の肉体疲労薬だよ」
まどか「うー、苦くてしょっぱい……」
QB「気分はどうだ?」
まどか「わー、体が軽い。キュゥべぇ、ありがとう!」
QB「そうやって笑顔満点のイノセントフェイスで言われると、心が痛むな。原材料は聞かないでくれ」
QB「まどか、おまえもそろそろほむらのあしらい方を覚えないとダメだ」
まどか「あしらい方?」
QB「そうだ。このままだとほむらの上で腹上死するぞ、おまえ」
まどか「腹上死?」
QB「エッチのし過ぎの心臓発作とでも思ってくれ」
まどか「そんなの嫌だよぉ……」
QB「そのために、ほむらをあしらいつつ、満足させる能力が求められているというわけだ」
まどか「でも、どうやればいいのか……」
QB「安心しろぃ。我々キュゥべぇ一族は、代々この秘伝を魔法淑女に伝えてきた。
かのクレオパトラ、妲妃、茶々姫などは男をこの技でたぶらかしてきたのよ」
まどか「それ、本当?」
QB「おうよ、俺の親父が酒でぐでんぐでんに酔ってるときに教えてくれたぜ」
まどか「何かいまいち信頼できないな」
~~十分後
QB「淫苦兵太式、魔法淑女の修行……まずはこのアイスキャンディーを舐めろー!」
まどか「わかった。ペロペロ……」
QB「おお、いいぜ。もうちょっと上目遣いで先っちょを……うおお、たまらねーぜ」
まどか「ガリッ、シャクッ!」
QB「うぎゃああああああ、舐めるのはいいけど、齧るのはNGだああああああ!」
~~十分後
QB「やはりほむらとするときに、強烈な力で締め上げてやれば、あの女もイチコロよ」
まどか「首を絞めるのは危ないよ……」
QB「何で首を絞めるんだよ! 括約筋を締めるんだよ!」
まどか「どうやるの?」
QB「こうやって褌を履いて、割り箸を尻に水平に褌で挟む」
まどか「キュゥべぇがフンドシしてると、何だか可愛い」
QB「それで、ケツの力で割り箸をへし折る」(バキッ)
まどか「うわ……凄い嫌なもの見ちゃったよ」(泣)
QB「うるせー、お前もやるんだよ!」
~~十分後
まどか「お尻が疲れちゃった……結局お箸は割れなかったよ」
QB「運動がすることが肝心だから、別に最初は割れなくていい。最終的にはバナナが輪切りできるはずだ」
まどか「うう、それはちょっと嫌だな。ところで、キュゥべぇ、使ったお箸を持ってどうしたの?」
QB「そりゃ、後でリサイクルのために、使うに決まってるだろ」
まどか「キュゥべぇ、やめてよー」(泣)
~~五分後
QB「次は色気を出す特訓だ。まどか、色気を出してみろ!」
まどか「えっと……うふーん♪」(ウィンク)
QB「ダメだ、絶望的にお子ちゃますぎる……まだおっさんを裸にして、ポージングさせた方がマシだな」
まどか「ええっ、そんなぁ!」
QB「全く、他にも何かあるだろう。台詞とかポーズとか」
まどか「そんなこと言われても……」
QB「何かほむらが無茶苦茶興奮したこととか、無いのか?」
まどか「えっと……こうやって、四つんばいだったかな……それで、えっと……『ほむらちゃん、中はダメぇぇぇ、赤ちゃんが……』だったかな」
QB「ブハッ」(出血)
まどか「きゅ、キュゥべぇ!?」
QB「まどか……免許皆伝だ。俺がお前に教えることはもう何も無い……」
まどか「ええっ!? そんな、まだ何も教えて貰ってないよ!」
~~一時間後
ほむら「ただいま、まどか」
まどか「お帰りなさい、ほむらちゃん」
QB「よし、まどか。いい機会だから試してみろ」
まどか「もう試すの? ええっと……ベッドに横になって」
ほむら「?」
まどか「ほむらちゃん……ほむらちゃんが居なくて、寂しかったよ……」(上目遣い)
ほむら「ま、まどか!」(ガバッ)
まどか「キャッ!」
QB「よしよし、いいぞいいぞ。我が弟子よ、今こそこのアルティメットセクシャルマジカルレディを倒すのだ!」
~~二時間後
まどか「けほっけほっ……苦いよー」
ほむら「ごめんなさい、まどか。大丈夫?」
QB「ほむらもしぶといな。だが今こそ止めを刺してやれ、まどか!」
まどか「苦かったけど……ほむらちゃんの味がして、美味しかったよ」(ポッ)
ほむら「ま、まどか!」(ガバッ)
まどか「キャッ!」
QB「くくく、ほむらめ。何も知らずにまどかを抱いて……それが罠だとも知らずに」
~~三時間後
ほむら「はぁはぁ……きょ、今日のまどかは何か違うわ……私もペースが乱れっぱなしで、いつもより早いみたい」
QB「ふふふ、ほむらよ、情けないな。まどかに翻弄されるとは……まどか、もう一押しだ」
まどか「あぁ……私の中からほむらちゃんのが溢れてきちゃった……」
ほむら「ま、まどか!」(ガバッ)
まどか「キャッ!」
QB「くくく、ほむらは既にまどかの術中よ。搾り取られるのも時間の問題よ」
~~四時間後
まどか「はぁはぁ、ぜーぜー」
ほむら「今日のまどか、いつもよりきつくて……凄くいいわ」(むふーむふー)
QB「朝から夕方までかけてノンストップなのに、倒せねえとは……ほむらが人間って、デマだろ」
まどか「キュゥべぇ……も、もう無理だよ……」
QB「頑張れ、諦めるな、後一歩なんだ。ここでほむらを止めないと、大変なことになるぞ!」
まどか「うー、わかった。ほむらちゃん……前だけじゃなくて後ろも欲しいかも……」(もじもじ)
ほむら「ま、まどか!」(ガバッ)
まどか「キャッ!」
QB「くっくっく、これで今度こそ勝ったな。ほむらよ、ジ・エンドだ」
~~五時間後
ギシッ、ギシッ
ほむら「まどか……まどか……」(むふーむふー)
まどか「………」
QB「待て、待て、待て! ほむら、待て!」
ほむら「なに? 邪魔しないで」(むふーむふー)
QB「まどかが目を開いたまま気絶してる! これ以上は無理だ!」
ほむら「あ、まどか……しっかりして!」
QB「うう、まどか済まなかった。ほむらの力量を見誤った俺の誤りだ……安らかに成仏してくれ」
ほむら「まどかが気絶して中途半端だから、欲求不満だわ」
QB「ちょっと待てええええええ! どんだけしたら気が済むんだよ!」
~~翌朝
まどか「朝なのに全身が痛くて、力が全く入らないよ……このまま死んじゃうかも」(ぐったり)
QB「ほら、謎の白い液体やるから、飲め」
まどか「う、苦い……でも、元気になったから、良かったよ」
QB「ふ、この俺様にかかれば、回復なんてお手のものよ」
ほむら「これ、何?」(ひょい)
QB「あ!」
まどか「疲れたのを治してくれる飲み物だよ。凄くよく効くよ」
ほむら「そうなの……」
QB「馬鹿野郎、まどか! ほむらにそんな説明したら……」
ほむら「………」(ぐびぐび)
QB「ああっ! 飲むんじゃねー!」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「漲ってきたわ」(むふーむふー)
まどか「え、えっと……私用事があったのを思い出し……」
ほむら「………」(ガシッ)
まどか「キュゥべぇ、助けて!」
QB「まどか、アフリカで豪華客船が沈んだとき、船長とかは真っ先に逃げ出したそうだ」
まどか「そんな……待ってぇぇぇぇ!」
こうして、史上最強の魔法淑女を止めるため、まどかは自分の身を犠牲にしたのだった。
君の活躍で地球は救われた、ありがとう、まどか……魔法淑女まどか☆マギカよ。
まどか「うう、勝手に死んだことにしないで……」
QB「生きてる……だと?」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
QB×マミが大人気……やはりマミさんが人気あるからでしょうか。
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇがメインです
~~TV番組内
ケロちゃん「今や、さくら! クレジットカードを使うんや!」
さくら「一つ、これで収めてくれませんか?」
~~リビング
まどか「うーん、テレビを見て思うんだけど……キュゥべぇって、あんまりマスコットっぽくないよね」
QB「あーん? 俺の何処がマスコットっぽくないって?」
まどか「モロキュウ食べながら、ウィスキー飲んでるマスコットってあんまり居ないと思うよ」
QB「うるせーな姉ちゃん。その中学生にしては大きめの乳揉ませろやー!」
まどか「あ、嫌だよ、キュゥべぇ!」
ほむら「………」
QB「すんません、調子に乗りました。だから、その鎖鎌仕舞って貰ってくりー」
ほむら「触ってたら、命は無かったわ」(ぼそり)
QB「くそー、肩身が狭いぜ。このプリチーなマスコットを何だと思ってる」
ほむら「何か言った?」
QB「いや、何でもないない」
~~放課後、ファーストフード店
QB「俺様がマスコットっぽくないというクレームが来たんで、どうすればいいか対策を考えたいと思う」
さやか「そりゃ、クレームも出るよ」
QB「いまいち普通のマスコットというものがわからなかったので、外部のリサーチ会社に委託した」
まどか「そこまで本格的にやったんだ」(汗)
杏子「何々……『マスコットは的確な助言をすることが多い』」
QB「何だ、きちんとクリアしてるじゃねーか」
さやか「あんたがどんなアドバイスをしてるっていうのよ……」
QB「こう四十八手のやり方をだな……」
ほむら「大いに役立ったわ」(むふー)
杏子「こいつ、本当にロクでもねえな……」
マミ「えーと、次は……『可愛らしい語尾をつける』」
QB「ふ、簡単だな。ぶらあああああぁって、会話の最後につければいいんだな」
まどか「それはちょっと怖いな」(汗)
さやか「もっと可愛らしいのじゃないと」
QB「うむ、可愛らしいか……僕と契約して魔法少女になってくれなもし」
さやか「あはは、馬鹿っぽい」
QB「さやかちゃんの心にアクセスなもし」
さやか「ひー、その表情やめてー!」
QB「ふざけんな、こっちは真面目にやってるんだぞなもし!」
マミ「真面目にやって、それなんだ」(汗)
杏子「えっと……『可愛らしい仕草をする』」
QB「あーん? 可愛らしい仕草?」(くっちゃくっちゃ)
さやか「ちょっと、大口開けてフライドポテト噛まないでよ」
QB「可愛らしい仕草ねー……こんな感じか?」
杏子「確かに可愛らしいポーズだけどさ、その右手で携帯を突き出してるのって、何のポーズだよ」
QB「こうやって、携帯でパンツを撮影してるのさ」(ぴろりろりーん)
まどか「あ、キュゥべぇ、やめてよ!」
さやか「死ねっ!」(ドゴッ)
QB「ぬぐあっ……おまえ、いつもバットを何処から出すんだよ」
杏子「もしかして、私達の分も撮影してたんじゃないだろうな」
QB「撮影してあった。だが……」
さやか「だが?」
QB「マミの家に泊まったときに、翌朝確かめたらマミの写真を残して、全部消えてた……」(ひそひそ)
杏子・さやか「うわー……」
QB「おまけに、この前マミを撮影したときに……パンツが映ってなかった」
まどか「それって……」
マミ「………」(にこにこ)
QB「最近、マミのあの女神のように慈愛に満ちた笑顔が俺は怖いんだが……」
QB「しかし、マスコットになるのも、案外容易かったな」
さやか「いや、全然なってないから」
QB「僕と契約して、魔法少女になって欲しいなもし」(ぴろりろりーん)
マミ「キャッ!」
杏子「だから、写メを撮るのはやめろよ……おまけにその語尾は可愛くないし」
QB「………」
まどか「どうしたの?」
QB「やたらと気合の入ったパンティーが写ってるんだが」
マミ「もう、キュゥべぇのエッチ……」(もじもじ)
さやか・杏子・まどか「うわー……」
QB「ま、マミ……中学生としては、もうちょっと落ち着いた下着をだな……」
マミ「だって、キュゥべぇが撮影するんでしょ」(てれてれ)
さやか・杏子(にやにや)
QB「おい、お前ら黙ってないで助けろよ!」
さやか「そもそもの出発点がおかしいんだよ。マスコットらしさを追求するんじゃなくて、そのオッサン臭さを消さないと」
QB「あーん、誰が還暦だって、ぶらあああああ!」
杏子「誰も、そんなこと言ってないよ」
マミ「私はそういう大人っぽいところが好きなんだけど」(ポッ)
QB「さてと、マスコットとしてもっと若々しい振る舞いを勉強しないと……」
さやか「キュゥべぇ、あんた最近だんだん追い込まれてない?」
~~まどかの部屋
QB「というわけで、若者らしく、イタ飯を食って、サッカー日本代表を応援するぜ」
まどか(発想が古いなー)
QB「どうだ、若々しいだろう」(むしゃむしゃ)
まどか「いや、若々しいって言っていいのかなー……」
QB「あーん? じゃあ、俺はどうすればいいんだよ?」
まどか「キュゥべぇはキュゥべぇでいいんじゃないかな。マスコットらしくないマスコットって感じで」
QB「何だよ、結局そういう結論かよ。まどかがいいって言うなら、普通におっさん臭く生きるぜ」
まどか「それが一番だよ」
QB「さて、マスコット議論が落ち着いたところで……その若々しいプリッとしたケツ触らせろー!」
まどか「嫌、やめて、キュゥべぇ!」
ほむら「………」
~~五分後
まどか「えっと、キュゥべぇはどうなったの?」
ほむら「裏庭に埋めておいたわ。五メートル近く掘った穴だから、当分は出てこないはずよ」
まどか「ちょっとやり過ぎじゃないかな?」(汗)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
投下させて頂きます
今回は、特にメインは無いです
~~放課後、下校中
まどか「そういえば、キュゥべぇがたまに呼び出す人……ワルプルギスの夜って、なんなの?」
ほむら「……私も気になるわ」
QB「ん? 魔女のことか?」
まどか「そうそう、それそれ」
QB「俺の部下だ。魔法淑女を増やすために、日夜俺をサポートしているのよ」
さやか「具体的には、どんなことしてんの?」
QB「そうだな……」
~~異空間、ある日の風景
使い魔その1「ご主人様に使えるメイドの女の子が、武器に変身するっていう設定はどうだろうか?」
ワルプルギスの夜(仮)「おまえ、頭いいな」
使い魔その2「その設定、貰ったー!」
QB「と、このように日夜、役に立つようなアイディアのために、延々と会議を行っているわけよ」
杏子「これっぽっちも役に立ちそうにないじゃん」
まどか「あはは……」(汗)
さやか「他にも魔女は居るの?」
QB「もちろん、他にも優秀なのがうなるほど居るぞ」
マミ「その割には見たことが無いわね」
QB「ああっ! てめえ、信じてねーな! ちょっと待て、いま呼び出してやるからよー」
~~十分後
QB「というわけで、何人かに来て貰ったぞ。見よ、我が配下を!」
エルザマリア「キュゥべぇさん、今日は時給1200円って本当ですか?」
QB「もちろん、きちんと払うから安心しろぉ。交通費も出るぞ」
さやか「バイトじゃん……」
QB「くくく、分かってねーな。日本人はバイトでも、仕事はきっちりこなすんだぜ」
マミ「日本人……?」(汗)
パトリシア「キュゥべぇさん、今日は何をすればいいんですか?」
QB「いつものようにティッシュ配りしてくれ」
杏子「ティッシュ配り?」
さやか「何々……『あなたも魔法淑女になれる』『変態的エネルギーを、健全に宇宙のエントロピーのために生かそう』、胡散臭いー!」
QB「何を言いやがる。こうやって、俺達インキュベーターは魔法淑女を増やしてきたのよ」
マミ「魔法淑女って、ティッシュ広告で増えるのね」(汗)
QB「まあ、ほむらほどの女なら、オーストラリアからでも分かるくらい強烈なオーラがあるから、スカウトしに行くがな」
まどか「ほむらちゃんは凄いんだ……」(汗)
QB「まどか達もバイトして行け。魔法淑女を増やして、いずれは世界征服によって、学校のブルマを復活させるのよ」
杏子「当初の目的が替わってないか?」
QB「つべこべ言わずに、この着ぐるみの中に入れ」
さやか「私達は着ぐるみなんだ……」
オクタヴィア(さやか)「うーん、これって足の部分が人魚だから、歩きづらい」
ロベルタ(マミ)「美樹さんはいいわよ。私なんて、カゴの中からティッシュを渡さなくちゃいけないし」
クリームヒルト(まどか)「この着ぐるみ、どうなってるの……何だか、あっちこっちに変なのが伸びてる」
QB「杏子とほむらの分は用意できなかったんで、三人が馬車馬のように働けぃ」
オクタヴィア「はいはい。ティッシュどうぞー!」
クリームヒルト「ティッシュどうぞー……うう、動きにくい」
ロベルタ「ティッシュ、いかがかしら……もっと可愛らしいデザインの方が良かったわ」
QB「何言ってるんだ。この格好なら、ビビッた通行人が固まるから、渡しやすいじゃねーか」
オクタヴィア「嫌がらせに近いよ、これじゃ」
QB「これこそ、正に天才の発想よ。それに、可愛らしいマスコットは天上天下、俺一人でいいのよ」
オクタヴィア「本音が出たな……」
ロベルタ「でも、あそこの子なんか、とっても可愛らしいじゃない」
シャルロッテ「………」(ゴバッ)
オクタヴィア「う、うわ、口から何か出た!」
ロベルタ「ひっ!」
QB「どうだ、驚いただろ? あれで驚いて止まった通行人にティッシュを渡すわけよ」
オクタヴィア「いつか、心臓麻痺起こした遺族に訴えられても知らないぞ」
~~二時間後
マミ「ふう、やっと終わったわね」
まどか「マミさん、さやかちゃん、お疲れ様」(にこにこ)
杏子「離れたところから見てたけど、三人とも大変だったな」
さやか「まあ、いいお小遣い稼ぎにはなったかなー。杏子、美味しいもの、食べに行こうよ」
杏子「いいの? それは楽しみだな」
マミ「あれ、キュゥべぇは?」
さやか「バイト代くれたあと、着ぐるみを片付けるって、持って行ったよ」
クリームヒルト(???)「ああ、まどかの匂いが……汗の湿り気が……最高だわ」(ほむほむ)
QB「どうだ、いいだろう」
クリームヒルト(???)「着ているだけで、妊娠してしまいそう」
QB「どうやったら、着ぐるみ着ただけで妊娠するんだよ!」
クリームヒルト(???)「……はぁはぁ」
QB「また使うから、頼むから汚すのやめてくれ……」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>310
こんな感じでよろしいでしょうか?
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇとマミがメインです
~~マミの部屋
マミ「お帰りなさい、キュゥべぇ」
QB「おう、ただいま……って、何やってるんだ!?」
マミ「何って、迎えに玄関に来たのだけど」
QB「いや、三つ指ついて出迎えなくていい。本当、お気遣い無く……」
~~五分後
マミ「ビール飲む?」
QB「何で女子中学生の家にビールが瓶で常備してあるんだよ……。飲むけどよ」
マミ「はい、どうぞ」(にっこり)
QB「ぐ、グラスが冷えてる……」
マミ「おつまみは枝豆と冷や奴でいいかしら?」
QB「お、おう……」
マミ「お風呂入って来るわね。ピカピカに磨き上げてくるから」
QB「……は、はい」
~~翌日、教室
QB「うぅ、死ぬほど疲れたー」
まどか「どうしの、キュゥべぇ 。ぐったりして」
QB「マミの家にお泊まりしたんだが、最近は精神的にきついものがある」
さやか「何で? マミさんなら、あんたみたいな偽マスコットでも、ご飯とか用意してくれるでしょ」
QB「もてなしが過ぎる……料理が三時間くらいかかりそうな凝ったものばっかりで、さも嬉しそうに食べさせてくるんだ」
杏子「おいおい、のろけかよ」
QB「それにこの前もさ」
~~数日前の深夜、マミの部屋
QB「おい、マミ! 起きろ!」
マミ「あれ……」
QB「何でテーブルに突っ伏して寝てるんだよ」
マミ「キュゥべぇの晩ご飯用意したあと、テレビ見てたら眠くなっちゃって」
QB「おいおい。今日は帰るって言ってないだろう」
マミ「でも、もしかしたら帰ってくるかもって……キュゥべぇは何で帰ってきたの?」
QB「いや、何となく嫌な予感が……ほら、こんなとこで寝てたら風邪引くぞ」
マミ「ありがとう、キュゥべぇ」(にこにこ)
さやか「もう、ゴールしちゃったら」
QB「ば、馬鹿野郎! 俺にとってマミと杏子は娘みたいなもんだぜ。そんなこと出来るか!」
杏子「えっ、あ、あたしもかよ」(真っ赤)
QB「今でも思い出すな、あのときのことをよ」
~~数年前
マミ「両親が居なくなっちゃって、私どうすれば」(グスングスン)
QB「好きなだけ泣け、マミよ。だが心配はしなくていい」
マミ「え?」
QB「大学進学くらいまでは面倒を見る。だから、安心して両親のために泣いてやりな」
マミ「キュゥべぇ……」
さやか「捏造でしょ、それ」
QB「捏造じゃねーよ! 何だよ、いい話なのに、おい!」
杏子「いや、嘘は言ってないと思う……」(ぽりぽり)
さやか「キュゥべぇ……」
QB「うお……さやかに『正直あんたを見直しちゃった』って目で見られると、怖くて冷や汗が出てくる」
まどか「うう、いい話だね」(うるうる)
QB「まあ、そういうわけで、マミには娘に対するような愛情がだな……」
さやか「そういえばあしながおじさんって、主人公とあしながおじさんが最後くっつくんだっけ」
QB「やめろー! 海よりも深い俺の愛情を無視するようなことを言うんじゃねー!」
まどか「でも、マミさんの愛情に応えられないなら、それならそうとはっきり言ってあげないと」
QB「だけどな……」
まどか「キュゥべぇにとって、マミさんは可愛い娘なんでしょ。それならはっきりしなくちゃ!」
QB「そうだな、ここはきっちり話をつけないとな!」
~~翌日、まどかの部屋
マミ「うっ、うっ、うっ……」
まどか「マミさん、大丈夫?」
マミ「キュゥべぇが……キュゥべぇが……私のこと娘だと思ってるって……だから、一緒になれないって……」
まどか「マミさん……確かに辛いのは分かるよ。でもキュゥべぇのお父さんとしての愛情も……」
ほむら「心配ないわ、巴マミ」
マミ「えっ?」
ほむら「私にいい考えがあるわ」
マミ「ほ、本当に!?」
まどか「ちょ、ちょっと待って、ほむらちゃん! いい考えって……」
ほむら「いい、私の言うとおりにするのよ」
まどか「ちょ、ちょ、ちょっと、ほむらちゃん!?」
~~夕方、マミの部屋
QB「おい、帰ったぞ……」(恐る恐る)
マミ「お帰りなさい」
QB「お、お、おい……ハンドタオルにパンツ一枚ってどういう格好だ!」
マミ「さっきお風呂に入ったから。家族の前なら、別にいいでしょう」(にっこり)
QB「お、おう……そうだな。家族の前ならいいか……」
マミ「ご飯出来てるわよ。食べて行くでしょう」
QB「うん、美味しいもんだろうな……」(チラッチラッ)
~~十分後
QB(ま、マミの胸がタオルからチラチラ見えて、味が全然わからない)
マミ「あーん……美味しい?」
QB「お、おう……うめーよ」(ガツガツ)
マミ「パジャマに着替えてくるね」
QB「おお、そうか。やっぱり乳ほっぽり出してウロウロするのは、良くねーからな」(ほっ)
マミ「お待たせー」
QB「おいっ! 何でパジャマの上だけで、下半身は丸裸なんだよ!」
マミ「寝るときにショーツは着けない方が健康にいいって、キュゥべぇが言ってたでしょ」
QB「いや、そのじょ、冗談で……それはともかく、何で前が開いてるんだよ!」
マミ「胸がきつくて」
QB「そ、そうか……」
マミ「ねえ、キュゥべぇ寝る前に遊びましょうよ」
QB「ん? 遊ぶって、トランプか……うひゃひゃひゃ」
マミ「こしょこしょ」
QB「ま、マミ、てめえ、一体何をしやが……うひゃひゃひゃ」
マミ「くすぐりっこしましょうよ」
QB「そ、そんな急に何だ……おひょひょひょ」
マミ「家族なんだし、こういうのやってみたかったの」
QB「ま、まあ、それならいいか……って、あひょひょひょ」
マミ「ん……」(チュ)
QB「お、お、お、おい、マミ。今おめー、俺に何をした!」
マミ「家族の親愛のキス、それならいいでしょ」(チュッ)
QB「ば、ば、馬鹿、今おめー、俺の唇に……ファーストキスは大事にしろぃ!」
マミ「家族なんだから、カウントしないわよ」(にっこり)
QB「そ、そうか、家族だもんな」
マミ「ん……ちゅ、ちゅ、ちゅ……」
QB「う、うあぁ……マミのキスいいなー……」
~~翌朝
QB「ぬあああああっ!」
マミ「きゅ、キュゥべぇ、どうしたの!?」
QB「い、いや……凄い恐ろしい……人生が変わるような悪夢を見た」
マミ「そう? お味噌汁が出来たら、朝ご飯にするから少し待ってね」
QB「お、おうよ……」
マミ「~~♪」(トントン)
QB「全く、とんだ悪夢だぜ。寝直して、今日はサボるとす……シーツが……紅い」
~~さやかの部屋
QB「うおおおおおぉ、俺はどうすりゃいいんだよ!」
さやか「ふっ、諦めなって」
QB「畜生ぉぉぉぉぉ! 床に落ちた料理を見て、『あ、こりゃ諦めるしかないわね』みたいな目で見やがってぇぇぇぇぇ!」
さやか「じゃあ、責任取らないの?」
QB「お、俺の独身貴族計画が……夢のハーレム計画が……」
杏子「でも何でそんなことになったのさ?」
QB「いや、家族のスキンシップと言われて、くすぐりから始まり、キス、マッサージ……その時点で我慢出来なくなって、巨大な胸のキャノン砲にタッチしてしまって」
さやか「それで?」
QB「そのぅ……擦るだけならノーカンだとか、先っちょはノーカンだとか、入れるだけならノーカンだとか、出さなければノーカンだと、マミに説得されまして……」
さやか「呆れた……」
杏子「最後は?」
QB「か、か、カニ挟みが待ってた」(ガタガタ)
杏子「最近って、出来ちゃった婚が多いらしいね」
さやか「和子先生もそれを狙えばいいのに」
QB「や、やめろおおおおおおぉ、恐ろしいことを言うんじゃねー!」
~~ケーキ屋
マミ「さあ、暁美さん、鹿目さん、好きなだけ食べて頂戴」
まどか「で、でもいいんですか?」
マミ「ええ、暁美さんに、上手く行ったら、ここのスイーツ食べ放題を奢る約束をしていたしね」(にこにこ)
まどか(今日はマミさんの歩き方がおかしいと思ったら……そ、そんな)
マミ「暁美さん、ありがとう」
ほむら「まどかがここのスイーツ食べ放題を食べたがってから、方法を教えたまでよ」(モグモグ)
まどか「ええっ! 私のために!?」
ほむら「まどか、私はあたなのためなら、何でもするわ。キュゥべぇを売ってでも」(モグモグ)
まどか「うう……ほむらちゃん、今度からは一言相談して……」(泣)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
とりあえず、QBにNEPを使用するか・・・・・・・。
投下させて頂きます
今回はキュゥべぇがメインです
~~昼休み、教室
QB「まどかぁ! 今日も家に泊めてくれぇ!」
まどか「別にいいけど……マミさんの家には戻らなくていいの?」
QB「さ、最近、マミの家に泊まるのが怖過ぎて、脱糞しそうだ……」(ガタガタ)
さやか「そんな、大げさな」
QB「だって、この前家に行ったら、ゼクシィとかたまごクラブっていう雑誌が置いてあってだな……」
まどか「あ、たまごクラブは私が貸したんだ」
QB「ば、馬鹿野郎! こ、怖すぎるじゃねーか」
杏子「諦めなよ」
QB「お前達は女の怖さを知らないから、そんなこと言えるんだよ! 俺のご先祖はな……」
~~紀元前三十年頃
イチべぇ「くくく、猿共め。ようやく洞穴の生活から文明という物に慣れ親しんできたな。これで魔法淑女を量産する俺の計画が整って……」
クレオパトラ「ほほう、イチべぇ殿……張り切っておられるな」
イチべぇ「あ、あの……クレオパトラさん、体が近いような気がするんですが……それに何か当たってまして」
クレオパトラ「当てておるのよ」(ふぅ)
イチべぇ「う、うわぁぁぁ、耳に息を吹きかけないで……」
クレオパトラ「妾を死から救ってくれたそなたじゃ、存分に礼をせねばな」
イチべぇ「ま、待って、魔法淑女的に俺に対して張り切るのは何か違……アーッ!」
~~西暦247年前後
ニべぇ「くくく、イチべぇめ……我々インキュベーターの面汚しよ。だがこの世界はこのニべぇが掌握して……」
卑弥呼「ニべぇ様、晩ご飯の用意が出来ましたよ」
二べぇ「おお、美味そうじゃねーか。頂くぜ……うめーうめー」(もっちゃもっちゃ)
卑弥呼「ニべぇ様、大事な相談がありまして」
二べぇ「おう、なんだなんだ」(もっちゃもっちゃ)
卑弥呼「月のモノが来ないのです……赤子が出来たようなのですが」
二べぇ「そ、そんな馬鹿なああああああああ!」
~~西暦1431年前後
ナナべぇ「くくく、俺は今までのヤツらとは違うぜ。この世界は我々インキュベーターが支配する!」
ジャンヌ・ダルク「………」(ゴスッ)
ナナべぇ「いてえええええ! てめえ、何しやがる!」
ジャンヌ・ダルク「助けて頂いたのは感謝しております、ナナべぇ殿。で、ですが……」
ナナべぇ「ですが?」
ジャンヌ・ダルク「あんな破廉恥なことを私にするなんて」(真っ赤)
ナナべぇ「何だよ、ちょっとその柔らかそうな乳揉んだだけじゃねーか」
ジャンヌ・ダルク「………」
ナナべぇ「いや、本当済みませんでした。だから槍を仕舞って貰えます?」
ジャンヌ・ダルク「これは責任を取って頂かないと」(ポッ)
ナナべぇ「あの、ジャンヌさん、僕ちんを何処に連れて行くの?
あの、そっちは寝室しかないんですが……いや、本当に考え直した方が……アーッ!」
QB「このように女で破滅したインキュベーターの数の多いこと。コーラの自販機ぐらい多いぜ……」
杏子「自業自得じゃん」
QB「ナナべぇ亡き後に継いだ先代はうっかり者で、インキュベーター暗黒時代だったのよ。
大体、何で徳川光圀にくっついて、諸国をうろついてるんだよ」
さやか「うっかりって……あれ、あんたの仲間だったの」
QB「先祖代々の悲願、全宇宙のエントロピーのため、俺は女になんか構ってられないのよ」(フッ)
杏子「何かあったときのために、交代のジュウべぇの連絡先が欲しいんだけど」
QB「俺を過去の人扱いにするんじゃねー!」
マミ「あ、キュゥべぇ。教室に居てくれて良かったわ」
QB「お、おう。今日も元気そうじゃないか、愛しい我が娘よ」(汗)
マミ「愛しいだなんて、そんな……」(ポッ)
まどか「キュゥべぇ、顔がコンクリートみたいな色になってるよ」
マミ「ねぇ、今日は久々にうちに泊まって欲しいな。キュゥべぇに美味しいもの、食べさせてあげたい」
QB「い、いや、マミも学業が忙しいだろうから、そんな無理しなくても……」
マミ「キュゥべぇの好きなお刺身を買っておくから。
それで晩ご飯を食べ終わったら、私も食べて欲しいかなって……きゃっ、ちょっとはしたなかったかしら」(てれてれ)
QB「あ、あのマミしゃん……」
マミ「待ってるわね、キュゥべぇ。約束よ」(チュッ)
杏子「言いたいことだけ言って、行っちまった……」
まどか「マミさん、何だか凄いセクシーな雰囲気になったね」
さやか「クラスの男子がさっきから前かがみなんだけど」
QB「だ、誰か、た、助けてくれぇ……」
さやか・杏子「………」
QB「お、おまえら、『可哀想だけど、仕方ないわね』って、養豚場の豚を見るような目で俺を見るなー!」
ほむら「まどか、今日は二人っきりね」
まどか「あ、う、うん……そうだね」(汗)
QB「ほむら、淡々と受け入れるんじゃねー! おまえは恩とか義理という言葉を知らんのかー!」
~~放課後、まどかの部屋
ほむら「キュゥべぇ、ぶぶ漬けよ」
QB「いきなり俺を追い出そうとするんじゃねー! いいじゃねえか、少しくらいよ」
ほむら「ここで過ごしても、結局結末は同じよ」
QB「嫌なこと言うんじゃねぇ! うう、死刑執行前の囚人の気分だ」
まどか「そんな大げさな……」
QB「うぅ、俺はまどかみたいに全てを受け入れられるくらい、度量が広くねーよ」
まどか「じゃあ、これあげるから」
QB「コンドームだと……」
まどか「私は使う機会が無かったから、これがあれば大丈夫でしょ」
QB「そ、そうだな……まあ、これなら一応最悪の事態を回避出来るかもな」
ほむら「一度でもつけずに性交したら、二度とつけてやる気にならないと聞いてるわ」
QB「ほむら、俺に何か恨みでもあんのか!」
~~夕方、マミの家
QB「マミ、風呂空いたぞ」
マミ「じゃあ、しっかり洗ってくるから、先にお布団で待っていてね」(ポッ)
QB「くくく、マミよ、俺に秘密兵器があるのを知らずに暢気なものだ。これで我が秘密計画、オペレーション明るい家族計画は成就される」
~~翌日、教室
さやか「キュゥべぇが涎を垂らしながら倒れてるけど、どうしたの?」
まどか「その……使ったコンドームに全部穴が開いてたんだって。キュゥべぇがお風呂に入ってる間に、マミさんが開けたみたい」
杏子「マミって、優しい顔して案外こえーな」
まどか「おまけにダメ押しで、マミさんに『今日は危ない日かも』って言われたみたいで」
QB「お、俺はもうダメだ……」
ほむら「女性は通常、若ければ若いほど妊娠の確率が高いと言われるわ」
QB「うぎゃあああああぁ、心理的に俺にとどめを刺すんじゃねええええ」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>411
それだと、このスレの存在自体が無かったことにw
投下させて頂きます
今回は、まどかとほむらがメインです
~~まどかの部屋
まどか「ほむらちゃん、クッキー作ってみたんだけど、食べてくれる?」
ほむら「頂くわ」
まどか「どうかな?」
ほむら「とても美味しいわ」(ほむほむ)
QB「うめーうめー……へぶっ!」
ほむら「勝手に食べないで」
まどか「良かった、気にいって貰えて。ほむらちゃんのために作ったから」
ほむら「まどか……ありがとう」(ぽっ)
まどか「キュゥべぇには、形が崩れたのをいっぱいあげる」
QB「うう、俺は何でこんな扱い……うめーうめー」(もっちゃもっちゃ)
まどか「あはは、ごめんね、キュゥべぇ。やっぱりほむらちゃんには、きちんとしたのをあげたくて……恋人だから」(ポッ)
ほむら「………」
まどか「どうしたの?」
ほむら「まどかは何で私の恋人として認めてくれたの?」
QB「おいおい、今更それが気になるのかよ!」
QB「おまえ、そりゃ、もちろんあれだろう」
ほむら「?」
~~しばらく前
まどか「……ほむらちゃん、相談があるんだけど」
ほむら「どうしたの、まどか? 深刻な顔をして」
まどか「生理が来ないの」
QB「ぬぐお……男の一番恐れる言葉、ナンバーワンが。横で聞いてるだけでタマタマがキュンとなるぜ」
ほむら「安心して、まどか。きちんと責任は取るわ」
まどか「ほむらちゃん……でも……」
ほむら「既に出産費用は確保してあるわ。経済的なことは気にしないで」
QB「確信犯だな……何処で調達したんだよ」
ほむら「アフガニスタンやソマリアなどと海外貿易しているわ」
QB「ほむらの陰謀で既成事実があったからな」
まどか「いや、それだけじゃないよ」
QB「ん?」
まどか「その……まず、ほむらちゃん、凄く美人だし……」
ほむら「まどかに言われると、恥ずかしいわ」(ポッ)
QB「おめーは、もっと普段恥ずかしがるところがあるだろうが!」
まどか「それに私、誰かにこんなに注目されるのって初めてだから。勉強もスポーツも得意じゃない私をこんなに見てくれる人が居るなんて、今でも信じられないくらい」
ほむら「まどか……私はあなただけしか目に入らないわ」
まどか「ほむらちゃん……」
QB「まどか、騙されるな。こいつのおまえを見る目は、ストーカーのそれと一緒だ」
QB「しかし、こいつと一緒になったとして、将来心配にならないか?」
まどか「そんなことないよ。きっと将来は……」
~~まどか予想
ほむら「まどか、行ってくるわ」
まどか「行ってらっしゃい、ほむらちゃん。ほら、ほむらママをちゃんと見送って」
娘「ほむらママ-、いってらっしゃい」
ほむら「行ってくるわ」(にこり)
ほむら「がはっ」(出血)
まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
ほむら「ま、まどかと私の娘……想像しただけで……」
QB「おいおい、後数ヶ月で現実になりそうなのに、大丈夫かよ。でも、俺の予想は若干違うな」
~~キュゥべぇ予想
ほむら「まどか、行ってくるわ」
まどか「行ってらっしゃい、ほむらちゃん。ごめんね、疲れてて見送りできなくて……」
ほむら「いいのよ、まどかはゆっくり寝てて」
まどか「でも、家事くらいは……」
ほむら「いいの、家事も仕事も全部こなすわ。まどかは夜の生活だけ楽しみにしていてくれればいいわ」
まどか「うう、そんなの嫌だよー」
ほむら「………」
まどか「ほ、ほむらちゃん、何で目を逸らすの?」
QB「まあ、それで済めばいいけどよ、最悪のパターンだと……」
~~キュゥべぇ予想
ほむら「まどか、行ってくるわ」
まどか「ほむらちゃん、その前に相談があるんだけど……」
ほむら「何かしら?」
まどか「いくらお外に行かなくても、そろそろ首輪だけだと、寒くなってきたかな。お洋服着てないから……」
ほむら「ごめんなさい。きちんと暖房をつけていくわ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
ほむら「まどか、いい子にしてたら、今晩にでもお散歩につれていってあげるわ」
まどか「わー、楽しみだな」
まどか「ええっ! 首輪だけで私、生活してるの!?」
QB「ありえなくないぜー、この魔法淑女と一緒に居れば雌奴隷にされちまうぜ」
まどか「さ、さすがにそれは無いよね、ほむらちゃん」
ほむら「ええ、まどかにそんな酷いことはしないわ」
QB「両方の鼻の穴から血を出しながらだと、説得力がないぜ、ほむら……」
まどか「逆に、ほむらちゃんは何で私のことを好きになってくれたの?」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「まどかが……初恋の人、そっくりだったから」
まどか「え、そうなんだ。でも私そっくりの人なんて居るんだね」
QB「今頃、悪い男に騙されてるだろうな……うげっ!」
ほむら「………」
QB「か、金槌で殴るんじゃねぇ……」
ほむら「それに、まどかは可愛いから……」(ポッ)
まどか「えへへ、ありがとう、ほむらちゃん。自分では実感がわかないけど、ほむらちゃんにそう感じて貰えるなら、嬉しいな」(ギュッ)
ほむら「まどか、何があっても私は最後まであなたを守るわ」
まどか「何だか、ほむらちゃんに改めて告白して貰って、ドキドキしちゃった」
ほむら「それは……私も一緒よ」(真っ赤)
QB「おいおい、毎日獣のようにまぐわっているのに、今更甘酸っぱい恋愛トークかよ」
ほむら「死にたいのね」
QB「あのう、サイレンサー付きの銃は本気っぽいので、止めて下さい」
まどか「ほむらちゃん……珍しくエッチな気分になってきちゃった。何かほむらちゃんの要望はある?」
ほむら「ちょ、ちょっと待って、いま考えるわ!」
QB「ほむらがまどかへの要望を考え終わるか、ほむらが鼻血の流しすぎで死ぬか……こりゃ、見物だな」
~~深夜、公園
さやか「真夜中の散歩っていうのもいいね」
杏子「まあ、たまにはね。でも月明かりが無いから、気をつけないと」
QB「うおっ! 二人とも何でこの時間に出歩いてるんだよ」
さやか「わっ! び、びっくりした」
杏子「それはこっちの台詞だ」
QB「ここから先は通行禁止だ。とっとと迂回しろ」
さやか「えー、何でよ。意地悪しないでよ」
QB「いや、本当迂回してくれ。うっかり通っちゃったりすると、首輪だけですっぽんぽんの破廉恥な友人に会うみたいな、悲劇が待ってるかもしれん」
さやか「……迂回しようか」
杏子「そうしよう」
ほむら「まどか、大丈夫よ。誰も来ないから」(むふーむふー)
まどか「うう、ほむらちゃん……愛してくれるのは嬉しいけど、もっと普通に愛して欲しいよ」(泣)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
投下させて頂きます
今回も、まどかとほむらがメインです
~~まどかの部屋
まどか「あ、痛い……痛いよー」
ほむら「ま、まどか、どうしたの!?」
まどか「お、お腹が痛い……」
ほむら「な、何ですって! ど、どうすれば……」(おろおろ)
QB「とりあえず、タクシー呼んだから、病院に行こうぜ。まどか、しっかりしろよ」
~~産婦人科
ほむら「ど、どうだったの!?」
まどか「ストレスによる便秘でしょうって……」
QB「そうか、大変だったな」
まどか「来るとこ間違えちゃったね」(汗)
ほむら「何事も無くて、良かったわ」
QB「待て待て待て、ほむら、ちゃんと聞いていたか?」
ほむら「何?」
QB「ストレスによる便秘だ、ストレスによる」
ほむら「なら、帰ってストレス解消をしてあげないと」
QB「いやいやいや、それ、おまえがストレス解消になるだけだから」
ほむら「そんなこと無いわよね、まどか!」
まどか「あ、うん……そうだね」(汗)
QB「答えを強要してるんじゃねー! エロいことやストレスになりそうなことは当分禁止だー!」
~~まどかの部屋
ほむら「うう、まどか……」
まどか「キュゥべぇ、ほむらちゃんがお通夜の未亡人みたいになっちゃってるよ」
QB「ある意味、呼吸をするのを禁止されたも同然だからな。ほむらからエロを取ったら、分子も後には残らんだろう」
ほむら「うう、まどか……切ないわ」(ガサゴソ)
まどか「キュゥべぇ、ほむらちゃんが持ち主の目の前で、ショーツが入っているタンスを漁り始めたんだけど……」
QB「おまえ、本当によくほむらの恋人やってられるな」
まどか「ほむらちゃん、苦しいの? ごめんね」
ほむら「まどかが謝ることではないわ」
まどか「代わりに何か私がしてあげられることって無いかな?」
ほむら「ま、まどかが自分で自分のことを慰め……」(むふーむふー)
QB「だから、エロいことは禁止って言ってるだろうが!」
ほむら「残念ながら、特にして欲しいことはないわ」
QB「おまえ、俺が言うのもあれだが、最低だな……」
まどか「仕方ないな、これはどうかな?」(なでなで)
ほむら「あ……」
まどか「少しは落ち着いた?」(なでなで)
ほむら「うん、落ち着くわ」(真っ赤)
QB「顔色一つ変えずにパンツは漁るくせに、頭を撫でて貰うのは恥ずかしいのかよ!」
~~夜間
まどか「あ、痛い……痛いよー」
ほむら「まどか、大丈夫!?」
まどか「大丈夫。痛くなったら、座薬を入れるようにって、お医者さんにお薬貰ったんだけど……」
ほむら「私に任せて!」(むふーむふー)
まどか「ええっと、やっぱりキュゥべぇに……」
QB「うひょー、少女に浣腸とは興奮してきたぜええええええ! さあ、浣腸検定三級、浣腸認定五段であるこのエキスパートに任せろぉぉぉぉ!」
まどか「やっぱりほむらちゃんに……」
ほむら「うう……鼻血が……大丈夫よ、まどか。まどかは私が守るわ」(大出血)
まどか「えっと……」
QB「ふひひひひ、さあそのプリッとしたケツを出しやがれ、まどかああああああぁ!」
まどか「ほむらちゃん、入れて頂戴」(泣)
ほむら「あ、安心しなさい、まどか……はぁはぁ……ゆっくり、優しく入れてあげるから……げ、げふっ」(大出血)
QB「安心しろって言われても、顔中血だらけのおまえに言われたら、安心できねーよ……」
~~数日後
まどか「ふう、すっかり治ったよ」
QB「おうおう。健康がやっぱり何よりだな」
ほむら「ただいま」
まどか「おかえり、ほむらちゃん。何処行ってたの?」
ほむら「ちょっと便秘がちで、内科に行ってきたの」
まどか「ええっ!? 大丈夫?」
ほむら「座薬を入れて貰う必要があるのだけど……」(チラッ)
まどか「えっと、キュゥべぇは確かエキスパートなんだよね!」(汗)
QB「そんなものに検定試験や認定試験があるわけないじゃないか、まどか。僕はそろそろさやかの家に行くよ」
まどか「そ、そんな……」
ほむら「まどか、早急に座薬を入れて貰う必要性があるわ」(にじりにじり)
まどか「うう……わかったから、ほむらちゃん、お尻出して」(泣)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
スレもおかげさまで随分伸びましたので、下記にわかりやすい主要人物の紹介をまとめました
参考にして下さい
まどか
魔法少女まどか☆マギカの主人公。愛され体質のモテカワガール。
このスレでは現在生理が無い。
ほむら
銃火器のエキスパート、都市戦闘に詳しいと思われる。ハンドガンからスナイパーライフルまでありとあらゆる銃器に精通し、C4爆弾など爆破物も自在に扱う。ピンチになると、時を止めてからタンクローリーを叩きつけて、その上からラッシュを叩き込む。
このスレでは変た……もとい淑女。
マミ
デカァァァァァいッ説明不要!! 100オーバー!!! Jカップ!!! 巴マミだ!!!
このスレでは、マミ×キュゥべ……げふんげふん。
さやか
女の子が好きになってしまった、普通の中学生。バットのフルスイング時のヘッドスピードは170km/h。さやかが刀を担いだら用心せい、と言われている。
このスレの良心その1。
杏子
女の子が好きになってしまった、普通の中学生その2。捻糸棍の使い手で、血風党と呼ばれる暗殺者集団の技を今の世に伝える元シスター。
このスレの良心その2。
キュゥべぇ
マスコット。
投下させて頂きます
今回はキュゥべぇがメインです
~~下校時
さやか「あのさ、ずっと聞きたかったんだけどさ……キュゥべぇって何者?」
QB「何だよ、見てわからねーのかよ、淫乱ブルー」
さやか「誰が淫乱だ!」
QB「俺は猫だよ、猫」
まどか「ね……猫?」
QB「おうよ、見ろよ、このプリティキャットの歩き方を」
野良猫「ニャー」
QB「ぶらああああああああぁ!」
野良猫「みぎゃあああああ!」
杏子「おいおい、猫が失神したぞ」
QB「ふ……俺の野獣の本能に恐れを成したか」
さやか「あんた、それ絶対に嘘でしょ」
QB「ばれたとあっちゃ、仕方ない。前にも話したかもしれねーが、俺は妖精の国から来た愛くるしい妖精よ」
杏子「妖精って感じじゃ無いだろうに」
QB「何だと? 疑うのかよ!」
さやか「じゃあ、妖精の国ってどんなとこよ」
QB「そこは一日中テレビでAVが放送してあってだな、エロ本やAVにモザイクが無いユートピアよ」
さやか「子供が聞いたら、泣くぞ」
杏子「じゃあ、何でそんなエロいユートピアから出てきたんだ」
QB「モザイク無しのおんにゃのこのデリケートゾーンのあまりのグロさに、俺たちチェリーボーイが耐えられなかったのよ」
まどか「えー!?」
杏子「酷い理由だ……」
マミ「ねえ、キュゥべぇ。キュゥべぇもその……私の女の子の部分を気持ち悪いと思うの?」
QB「あ、あの、マミ……公共の場なんだが」
マミ「思うの?」(うるうる)
QB「ま、マミのは綺麗だと思う……」
マミ「本当? 嬉しい」
さやか「何でマミさんのが綺麗なの知ってるのかなー?」(にやにや)
QB「う、うるせー! 妖精の国に誘拐すんぞ、ごらぁ!」
ほむら「みんな、騙されてはダメよ」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「キュゥべぇは我々人類を食い物にしている異星人よ」
杏子「そんな馬鹿な……」
QB「くくく、よくぞ見破ったな、ほむらよ。褒めてやろう」
さやか「妖精でも異星人でも、何でも良くなってきた」
まどか「何でまたキュゥべぇは地球にやって来たの?」
QB「それはもちろん、地球征……」
さやか「ふーん……」(チャキッ)
杏子「それは未然に防がないとな」(ヒュン)
QB「おめーら、何処から剣と槍を出しやがった! まあ、冗談はさておき……」
さやか「いい加減、話を進めてくれないかな」
QB「実を言うとこの宇宙はしばらくしたら破綻するっていうのがわかってた。だから何とか存続できるエネルギーを俺たちは探してたわけよ」
杏子「ふーん、それで?」
QB「まあ、その過程でエロさをエネルギーに変換するという、画期的な方法を見つけたわけよ」
さやか「画期的だけど、そんなので存続する宇宙って……」
QB「しばらくは母星で俺達はエネルギーを蓄える作業、自家発電に勤しんでたわけだ」
まどか「それで、どうなったの?」
QB「自家発電のし過ぎでイカ臭くなった……もとい汚染された故郷の星を俺達は離れざるを得なかった。
そのことを教訓に、俺達自身でエネルギー充填するのはやめて、異星人の淑女的エネルギーを利用しようということになった」
ほむら「それが私達魔法淑女の役割というわけね」
QB「うむ、その通りだ。お前達は言うなれば、家畜というわけよ、くっくっくっ」
まどか「うぅ、キュゥべぇ、そんな言い方酷いよ」
ほむら「キュゥべぇ、チョコ食べるかしら?」
QB「おう、食うぜ食うぜ」
ほむら「それなら、三回回ってワンと言いなさい」
QB「ワン、ワン、ワン」(くるくる)
さやか「どっちが家畜だよ……」
QB「まあ、地球と似たような惑星は幾つもあるが、俺は宇宙の端っこのここに派遣されてきたわけよ」(もっちゃもっちゃ)
マミ「何でキュゥべぇが選ばれたの?」
QB「それは俺が優秀だからに決まってるだろうが。具体的にはだな」
~~かなり前、インキュベーター母船
謎の声「キュゥべぇよ、これより貴様の派遣地を決める」
QB「くくく、ようやくこの時が来たか。巨乳のお姉ちゃんしかいない銀河系、ロリしかいない惑星、バニーちゃんだらけの惑星……何処に行っても天国に違いないぜ」
謎の声「あ、ダーツが逸れちまった」
謎の声「そこって惑星あったっけ?」
謎の声「地球って書いてあんぞ。聞いたことねーな」
QB「ちくしょうぅぅぅぅ、ダーツで決めるのかよ! まあいい、女が居て、セクハラできるならそれで充分だ」
謎の声「ヤンデレ含有率5%か……こえーな、おい」
謎の声「前任者のほとんどが地雷に引っかかってるな。まあ頑張れよ」
QB「何てこったあああああああぁ!」
QB「危険なこの地球で任務を遂行できるのは、俺ぐらいのものだったのよ」
マミ「そうなんだ、キュゥべぇ凄いわね。見直しちゃった」
QB「おう、凄いだろ凄いだろ。好きなだけ褒めろ」
マミ「やっぱり優秀な人って私好きだな……」
QB「あの、マミ近いんですが……というか、むにゅうって当たってる! むにゅうって膨らみが!」
ほむら「既に対人地雷を踏んでいて、足をあげたら爆発すような状態ね」
杏子「そろそろジュウべぇの電話番号を教えてくれ。必要になりそうだ」
QB「だから、勝手に俺を引退させるんじゃねーよ!」
ほむら「しかし、人間の欲望をエネルギーに変えるなら、何で人間の少女じゃなきゃダメなの?」
QB「そりゃ、お前……」
~~学校、更衣室
まどか「あ、あれ? 私のショーツが無いよぉ」
ほむら「ごめんなさい、まどか。うっかり私が履いてしまったわ」
まどか「ええっ!? ほむらちゃんが?」
ほむら「代わりに新品のショーツを用意してあるわ。使って頂戴」
まどか「ありがとう。これなら大丈夫だね」
QB「男では犯罪にしかならないことが、おんにゃのこ同士ならば、キャッキャウフフと自然に解決するって寸法よ」
ほむら「なるほど。極めて合理的だわ」
杏子「今のやり取りの何処が自然なんだよ!」
まどか「でも、それなら大人の女の人はダメなの?」
QB「そういう案もあったが……」
マミ「どうしたの?」
QB「欲望のエネルギーが強すぎて、銀河が爆発する危険性があった。まどかのクラスの担任とか見てみろ。
あいつのエネルギーなんか取り出したら、超新星爆発が三回くらい起きる」
さやか「納得したわ」
さやか「しかし悔しいな。そうなると結局私達はあんたに食い物にされてるだけじゃん」
QB「くくく、ちょっと前までお前達は洞穴でウホウホ言っていただけの猿だからな。俺達に使われるのに感謝しやがれ」
ほむら「キュゥべぇ、チョコが欲しかったら、土下座して頼みなさい」
QB「ほむら様、この卑しい奴隷にチョコを授けて下されー!」
杏子「食い物にされてるのはどっちだよ」
マミ「キュゥべぇ、チョコ食べさせてあげるわ。口を開けて……」
QB「待て、マミ! 口移しだなんて……公共の場だから……アーッ!」
さやか「とりあえず、こいつは放っておいても安全な気がしてきた」
まどか「あはは、キュゥべぇだもんね」
~~翌日、下校時
さやか「それで、あんたの本当の正体はなに?」
QB「よくぞ聞いてくれた。俺様は実は忍者学園頭領の鷹でな……」
杏子「昨日と言っていることが違ってやがる」
まどか「あはは、もうどうでもいーかな」(汗)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
. \ ヽ / _ |\ /
\ 、 ヽ / \ :| :\/
\\ / xヘ \\ | 心
. \\ トミ // ∧ ‘,\ ! 理
| ∧\ __ / / ', ' __! 的
| ∧ ´ ヽ } } \ 刺 に
‐- // ○ ○ \\ ,' \ す 俺
―――― / Fニニニヨ ノ ( \ < ん に
-‐‐ , i ||lili||ili|li|liil| ⌒ i ヽ / じ と
, ', |i___i|| ∧ / ゃ ど
. / /\ └―――┘ / ‘,∠ _ ね め
//\/\/ { ≧=- __ イ / ', / え を
≦-=====-≧ | 〉、 / / え
. ∠_/o/ /\o/i | // ∨ /__ え
\/ \| / | 《 ‘, / え
/ /′ | \___ ', /
なんかピッタリなAA見つけたんで台詞だけ改変してみた
投下させて頂きます
今回は、さやか、ほむら、マミがメインです
~~下校時
まどか「キュゥべぇ、その片眼鏡どうしたの?」
QB「おう、よく聞いてくれたな。地雷女に引っかからないように、通販で購入したヤンデレスカウターだ」
まどか「何それ?」(汗)
QB「その女が恋愛に対して、いかに執念深くて怖いかを測る装置だな」
さやか「何処の通販で売ってるんだよ、そんなの」
まどか「へー。良ければ試してみて」
QB「おお、任せろ……まどかのヤンデレ指数は5だ。ゴミだな」
まどか「そ、それって喜んでいいんだよね」(汗)
QB「騙してエッチなホテルに連れ込んで、その後ポイ捨てにして大丈夫なレベルだな」
まどか「うう、それは嫌だよぉ」
杏子「他の人はどうなってんの?」
QB「ちょっと待て。杏子は170でやや高め、マミは2万7千、さやかは3万2千……ほむらは4万……」
さやか「?」
マミ「それって高いのかしら?」
QB「さてと、ちょっと地球を救う仕事を思い出したんで、俺様は出動するぜ」
杏子「おいおい、待てよ」(ガシッ)
QB「離せー! 俺の命が危険でデンジャーなんだ!」
さやか「そんな大げさな」
QB「大体300を超えたら、半径100Mが非常警戒区域になるんだぞ!」
マミ「1万を超えたらどうなるの?」
QB「惑星脱出を考えろと説明書には書いてある」
マミ「………」
QB「………」
マミ「キュゥべぇは黙って帰ったりしないわよね」(にっこり)
QB「ハ、ハイ、カエリマセン。マミサンニダマッテナンテ、ケッシテ」
さやか「しかし、ヤンデレ指数が高いって言われても、実感が無いんだけど」
QB「自覚がねーから、更に怖いな。おお怖い怖い」
さやか「喧嘩売ってる?」
QB「ま、待て、バットと剣の打撃斬撃の二刀流は止めろ!
そうだな、わかりやすく説明するとだな……例えば、杏子がさやかに振られたとするだろう」
~~杏子の場合
杏子「あたし、何処が悪かったのかな……嫌われるようなことしたのかもしれない……これから、どうしよう」(どよーん)
杏子「まあ、確かにそんな感じかも」(ぽりぽり)
さやか「大丈夫、振ったりしないから」
杏子「うん、そう願うよ」
QB「バカップルのいちゃいちゃはともかく、これが逆の場合だと……」
~~さやかの場合
さやか「杏子、杏子、杏子……」(ブツブツ)
さやか「信じられない……何で私だけ……何で……」
さやか「そうだ、もう一回話し合えばいいんだ……包丁、どこに置いてあったっけ」(がさごそ)
さやか「何、これ?」
QB「さやかが杏子に振られた場合のおまえの反応」
さやか「こんな風にはならないわよ!」
QB「じゃあ、試しに杏子に振られた後のことを想像してみろよ」
さやか「~~っ! ~~ぁ、う、く……」
杏子「お、おい、さやか! しっかりしろ!」
まどか「キュゥべぇ、さやかちゃんが地面を転げまわって悶絶してるよ!」
QB「ふっ、ヤンデレには耐えられまい。自らの業で自らを焼いておるのよ」
まどか「でも、ほむらちゃんはそんなに執念深いって気がしないんだけど」
ほむら「……ありがとう、まどか」
QB「馬鹿言え、こいつこそ執念の塊ってやつだ。そう感じないのは、まどかがほむらと奇特にもつきあってるからだ」
まどか「そうなのかな?」
QB「もし、まどかがほむらと付き合ってなかったらな……」
~~まどかとほむらが付き合ってなかった場合
ほむら「まどか、ご飯よ」
まどか「ほむらちゃん、ここ何処? もうお家に帰りたいよぉ」(グスングスン)
ほむら「大丈夫よ。ここなら誰にも邪魔されることは無いわ」
まどか「パパとママ、タツヤに会いたいよー。さやかちゃんや仁美ちゃんにも会いたいよ」
ほむら「もう会えないわ。二人の邪魔をする人間にはね」
まどか「そんなの嫌だよぉ」
ほむら「それより、まどか……今日もたっぷり愛し合いましょう」
まどか「やだ、もうやだよ……誰か、助けて……」
まどか「またまた、キュゥべぇは大げさだなー」
ほむら「ええ、大げさよ」
QB「まどか、おまえにはこの人間火薬庫の爬虫類のような目が見えないのか!」
まどか「ほむらちゃんは、こんなことしないよね」(にこにこ)
ほむら「まどかを悲しませるようなことはしないわ」(ほむほむ)
QB「畜生、息を吸うように嘘を言いやがって……まどかが別れ話を切り出した瞬間に、時間停止してまどかを絶対に連れ去るに決まってる」
まどか「もう! それ以上は怒るよ、キュゥべぇ」
QB「じゃあ、他のやつらにも聞いてみろよ」
まどか「ほむらちゃんは、私を監禁したりしないよね?」
マミ「えっと………」
さやか「それは……」
杏子「あたしの口からはちょっと言えないな……」
まどか「な、何でみんな目を逸らすの!?」
ほむら「キュゥべぇ、酷い言いがかりにもほどがあるわ」
まどか「ほら、ほむらちゃん本人がそう言ってるし」
QB「じゃあ、ほむらもまどかに振られるのを想像してみろ」
ほむら「……がはっ!」(吐血)
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「~~っ! が、あが……」
まどか「しっかりして!」
杏子「おいおい、痙攣しながらのたうち回ってるぞ」
QB「想像でこれなんだから、現実ではどんな反応があることやら……」
~~五分後
ほむら「危なかった……天国から大人になったまどかが、おいでおいでしていたわ」
まどか「私、まだ死んでないよ」(汗)
さやか「でも、マミさんも執念深いの? 私達には優しい先輩だけど」
マミ「うーん、独占欲がちょっと強いのかもね」
QB「マミって、浮気を許さないタイプだろ」
マミ「うーん、どうかしら?」
このとき、キュゥべぇの脳裏に以下の光景が走った
~~キュゥべぇが浮気をした場合
マミ「キュゥべぇ、ただいまー」
QB「ま、マミ、許してくれ……」
マミ「あら、お薬切れ掛かってるわね。いま補充するわね」
QB「う……あ……う……」
マミ「これでもう安心ね。今日はキュゥべぇの好物のハンバーグにしてあげるから、もうちょっと待っていてね」
マミ「私って、案外根に持つタイプかもしれないわ」
まどか「うーん、想像がつかないけどなー」
さやか「マミさんって、何でも許しちゃいそうだけど」
マミ「キュゥべぇは嫉妬深い女の子は嫌いかしら?」(にっこり)
QB「イエ、ソンナニワルクナインジャナイデスカネー、アイジョウブカイコトノウラガエシダト、オモイマス」
~~三日後、まどかの部屋
まどか「キュゥべぇ、携帯電話買ったの?」
QB「マミにGPSつきの携帯電話を貰った」
まどか「そうなんだ。便利そう」
QB「キャバクラや風俗、エロDVD屋の半径20メートルに近づくと、マミからメールが必ず送られてくるんだが……」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>490
素晴らしい……このスレにこんなにもピッタリのAAがあるとはw
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇ、さやか、杏子がメインです
~~マミの部屋
マミ「それじゃ、お風呂入って来るわね」
QB「おう、行ってこい」
マミ「新しく買ったシャンプー試すから、楽しみにしててね」(真っ赤)
QB「……行ったか」
QB「くくく、マミよ、この俺がエロDVD屋に行けないだけで諦めると思ったのか。
最近はネットの通販が主流よ……さて、鬼の居ぬ間にエロビデオの鬼と呼ばれたこのキュゥべぇ様がチェックと行こうか」
~~さやかの部屋
さやか「それで、中身が全部マミさんのセルフヌードにすり替えられていたと……」
QB「ま、マミめ……ラベルまでご丁寧に作って全部張り替えていやがった」(ガタガタ)
さやか「キュゥべぇ……釣り針って外れないように返しがついてるんだって」
QB「意味深なウンチクで俺を納得させようとするんじゃねー! このままだと魔法淑女を集める俺の業務に差し障りが出るだろうが」
杏子「何でだ? 別に普通にスカウトすればいいだろう」
QB「おまえ、これだと新しい魔法淑女にセクハラできねーだろうが!」
さやか「………」(カチカチッ)
QB「無言でマミに携帯メールを送ろうとすんな! さやか、おまえ俺のことバットで殴るのは我慢するから、それだけは止めろ!」
さやか「そんなにマミさんが怖いんだ」(汗)
杏子「マミの何処に不満があるんだ? あいつ、お節介だけど優しいし、おっぱいもどっかーんって感じで男にとっては理想じゃないか」
QB「確かにマミみたいな女は言うこと無しだ。食事に例えれば高級松阪牛よ」
杏子「食事に例えるのかよ!」
QB「でもさー、毎日松阪牛食ったら飽きるじゃねーか! 甘いケーキみたいなまどかとか、タイ料理みたいな辛めの杏子とか、マンゴーみたいなさやかとかもつまみ食いしたいんだよ」
さやか「誰がマンゴーよ、誰が」
杏子「あれ、ほむらは?」
QB「あれはフグだな。美味いけど、食ったら死ぬ……」
さやか「道理であんたがセクハラしてるとこを見たことが無いわ」
QB「マミみたいな女に捕まったら最後だぞ。俺のご先祖様もな……」
~~古代日本
二べぇ「うへへへ、俺の魔法淑女にならないか、可愛い子ちゃん!」
少女「いやーん。ニべぇ様、お戯れを……」
ニべぇ「うへへへへ……」
卑弥呼「………」
ニべぇ「うへへ……あ、いや、卑弥呼。これも魔法淑女の勧誘の一環で……」
卑弥呼「………」
ニべぇ「いや、決して勧誘と称してお尻やおっぱいを触りまくっていたわけでは……」
QB「そしてその日、日本は魔法の炎に包まれた」
さやか「そんな大げさな」
QB「馬鹿野郎、何で日本の教科書に名前が書いてあると思ってるんだ。特に卑弥呼はアマテラスやらツクヨミだの胡散臭い瞳術やら、三種の神器持ってたりしてだな……」
杏子「そんな物騒な物を持って、大先輩は何をしようとしたんだ」
QB「そんな彼女が戦争やら色々あって命が危ないところを、先祖が救ったのが運のつきだった。
その後は魔法淑女のスカウトも上手くいかなくてだな、後任に譲らなければいけなかったのよ」
さやか「ふーん……」
QB「全く、結婚は人生のグレイブヤードとはよく言ったものよ」
杏子「結局のところ、セクハラしなければいいんじゃないの?」
QB「馬鹿野郎、セクハラ無くして何が人生だ! セクハラ・イズ・マイライフ!」
さやか「あんた、最低だ」
杏子「それで、キュゥべぇはどうしたいんだ?」
QB「こうマミにバレずに魔法淑女をスカウトしてセクハラをだな……」
さやか「嫁にバレずにキャバクラに行きたいっていう中年の親父みたいだ」
杏子「マミにバレるとまずいのか?」
QB「この前、さりげなく聞いてみたんだが……」
~~数日前、マミの部屋
QB「マミ、仮に恋人が浮気したらどうする?」
マミ「うーん、そうね……多分私は生きていないと思う」
QB「ば、馬鹿野郎。悲しいこと言うなよ……命を粗末にするな!」
マミ「ありがとう、キュゥべぇ。でも相手の人も多分生きていないと思うわ」
QB「………」
マミ「相手も殺して私も死ぬわ」(にっこり)
QB「マミ、命は一つしか無いんだから大事にしようぜ」
QB「俺様のタマタマもこうキュッと縮み上がっちまった」
さやか「それ、絶対に釘を刺されてると思うわ」
QB「ぬおおおおぉ、俺はどうすればいいんだよ。セクハラしてー、セクハラしてーよ」
杏子「セクハラなら、十分あたし達にしてるじゃねーか」
QB「この前、まどかの尻を揉んだのをマミに見られたら、俺の尻をマミが三十倍揉んだ上に、ほむらにチクりやがった」
さやか「杏子、平和っていいね」
杏子「そうだな……さやかが入れてくれた紅茶が美味い」
QB「お、おのれ……うるさかった近所のコンビニが潰れて清々したって顔しやがって」
さやか「私達にセクハラするとバレるから、新しい魔法淑女が必要ってことなの?」
QB「その通りだ。もう新魔法淑女に頼るしかないのよ。しかし、候補が全然見つからん」
杏子「ティッシュ配りじゃ無理じゃないの」
QB「うう、このままだと……」
杏子「だから早くジュウべぇの携帯アドレスを……」
QB「ちょっと冷たくねーか、おい!」
さやか「仕方ないなー。女の子紹介してあげるから、後は自分で口説き落として」
QB「ま、マジか!? どんなタイプだ!」
さやか「おっとりしたタイプで優しいよ。凄い巨乳だし」
QB「本当か? この前巨乳ってプロフィールで応募してきた少女は、小城錦みたいだったぞ」
杏子「外見で魔法淑女にするか、差別すんな……」
さやか「大丈夫、綺麗な人だから。ストレートの金髪のお嬢様タイプで……」
QB「うひょー、たまらん。早く紹介しろ!」
さやか「ただ、恥ずかしがり屋だから、最初は目隠しするっていうのでいい? 慣れるまででいいから」
QB「いいぜいいぜ、頼むよ、おい。うひょおおおおお、生きてて良かった。セクハラ・イズ・マイデスティニー!」
杏子「おいおい、セクハラする気満々かよ」
~~二日後、カラオケBOX
さやか「それじゃ、目隠し取っちゃダメだよ」
QB「おお、わかったわかった。俺を信用しろよ」
さやか「不安だ……セクハラするのもダメだから」
QB「ふふふ、任せろよ、この紳士に」
さやか「後はごゆるりと……」
QB「うおおおお、楽しみだぜ。今のうちに一秒間に300回転の腰のピストン運動の訓練をしとかないとな」
???「お待たせしましたわ」
QB「おお、来たか。苦しうない、ちこーよれちこーよれ」
???「まあ、恥ずかしいわ」
QB「うおー、さらさらの長い髪してんな。いい匂いがするぜー」
???「うふふ、ありがとう」
QB「おっと、目が見えないんで足が滑ったぜ」
???「きゃっ!」
QB「うっかりおっぱいに顔が挟まった! 何と言う巨大なおっぱい、堪らないぜ!」
???「も、もう……ダメですよ」
QB「この障り心地、俺が知る限り、この地球上でこんなギガンティックなおっぱいは一人しか知らないぜ」
???「………」
QB「ひ、一人しか……そ、そんな……嘘だ……」
???「どうしたの、キュゥべぇ?」
QB「じ、自己紹介したかな、ぼくちん?」
???「お互い知り合いなら、要らないんじゃないかしら? 目隠しを取っていいわよ」
QB「げ、げえええええぇ、マミ!」(ジャーンジャーン)
マミ「美樹さんに言われてストレートパーマにしたんだけど、どうかしら?」(にっこり)
QB「ニ、ニアッテルトオモイマス」
マミ「本当? ありがとう。ブラインドデートって初めてだけど、楽しいわね」(にこにこ)
QB「エエ、シンゾウガトマリソウデス」
マミ「それじゃ、キュゥべぇ……続きしましょうよ」
QB「ま、待て、マミ。落ち着け、ここはカラオケボックスだぞ」
マミ「ここって、店員の邪魔が入らないことで有名だって、キュゥべぇが教えてくれたじゃない」
QB「そ、そうだった、だからここを指名したんだった! おのれ、さやか図ってくれたな! 図ってくれたな! あ、アーッ!」
~~さやかの部屋
杏子「……さやかも悪い奴だ」
さやか「悪い女は嫌い?」
杏子「いや、そうでもない。好きな方だ」
さやか「そう。ありがとう」
杏子「……邪魔も居ないしさ、ベッド行こう」
さやか「うん」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
・次回予告
さぁ、風雲急を告げる大転回。渦巻くプレイアデス聖団の疑問の中、このままキュゥべぇが作戦を完了させるのか?
ワルプルギスの夜に立ち向かうほむらの能力はそれを阻止できるのか?
いよいよ決戦の場を見滝原町と名を変えた前橋市に移し、
地球の静止をかけた全ての決着のためにまどかが飛ぶ
そして全ての謎が明らかにされる今、ただ一人不敵な笑いで傍観する女がここにいた
「そうだこれで良い。まさしく役者がそろうのだ
そう、何もかも私の思うがままだ。ふはははははははははは」
次回、『魔法淑女 おりこ☆マギカ』
(SSの内容は予告無く変更になる場合があります。)
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇと織莉子がメインです
スピンオフのコミック『おりこ☆マギカ』のネタバレがありますので、注意して下さい……多分あるはずです
~~放課後、下校時
QB「まどか! 新しく買ったこの紐パンと紐ビキニ、おめーが身につけろー!」
まどか「嫌だよー」
QB「何を今更カマトトぶってるんだ、やることやりまくってるくせによー!」
まどか「うう、キュゥべぇ酷いよ」
さやか「いい加減にしろ!」
QB「ぐふぅ! バットを振り下ろすな……」
ほむら「いっぺん、わからせないとダメなようね」
QB「ま、待て、チェーンソーはシャレになら……あーっ!」
~~五分後
QB「お、おのれ、小娘共め……酷い目にあったぜ。だがやられっぱなしとは、漢である俺の性に合わん」
QB「見ていろよ。ここはあいつらをギャフンと言わせてやるような、驚きのサプライズを用意してやるぜ」
マミ「何をギャフンと言わせるの?」
QB「うおおおおぉ、マミ! 一体、いつからそこに居た?」
マミ「最初から居たけど」
QB「貴様、俺の計画を聞いていたな!」
マミ「聞いていたも何も、まだ何も言ってないじゃない。それより、これ見て」
QB「えっと、紐パンと紐ビキニだな……」
マミ「キュゥべぇが着て欲しいって言うから、慌てて買ってきたのよ」(テレテレ)
QB「あ、いや、恥ずかしがるまどかに着て欲しいのであって、その……」
マミ「私も恥ずかしいわ、キュゥべぇ……でも、あなたのためなら……」(真っ赤)
QB「あの、マミ……俺を引っ張って何処に行くんですか?」
マミ「マンションに行きましょう……ごめんね、はしたない女で」
QB「いや、まだ日も高いし、お天道様も見てるってば……ま、マミ、離せー!」
~~数日後、都内のビルの一室
QB「ぶっぶー、ぶっぶー」
コンコン
QB「ぶっぶー……誰だ、俺が機関車で遊ぶのを邪魔する、すっとこどっこいは? おら、入れ!」
織莉子「失礼するわ。求人を見て来たのだけど」
QB「求人?」
織莉子「魔法淑女を狩る魔法淑女を募集していると聞いたけど」
QB「ああ、そうだったそうだった……募集、終わったけどな」
織莉子「え! もう終わったの!? 何で?」
QB「募集かけてすぐに応募があったからな。俺様は遊ぶのに忙しいから、それじゃ……」
織莉子「待って、納得がいかないわ。どんな人が来たの?」
QB「やけに熱心だな、お嬢ちゃん。それじゃ、紹介してやろうじゃねーか。新たなる魔法淑女、オリコ☆マギカだ!」
オリコ☆マギカ「……狩リノ時間ダ」
織莉子「ちょっと待って! 突っ込みたいところがいっぱいあるんだけど……何で鉄仮面被ってるの!?」
QB「自前だそうだ」
織莉子「何で私と名前が一緒なの!?」
QB「同姓同名とか、世の中にはいっぱいあるじゃねーか」
織莉子「まあ、それはいいとして……どう見ても男じゃないの!」
QB「まあ、性別に関しては俺も考えた。だが経歴を考慮して、特例にした」
織莉子「経歴?」
QB「多数の惑星で狩りの前歴があるらしい」
オリコ☆マギカ「虫ナラ150匹ハ狩ッタ……女王モダ」
織莉子「惑星って……」
QB「お前、狩りの経験とかはあんの?」(ホジホジ)
織莉子「……無いわ」
QB「えっと、採用が決まったら電話するから」
織莉子「電話番号も聞いてないのに、追い返そうとしないで! どう見ても不採用じゃない!」
QB「だって、経験者が居るしさ」
オリコ☆マギカ「………」(シャキン)
織莉子「どう見てもあれ、人間じゃないじゃない! いいの、魔法淑女がそれで!?」
QB「いや、まあエロ専門と狩り専門は別でいいんじゃねーのか」
織莉子「納得いかないわ!」
QB「おいおい、面接希望者にゴネられても、俺は困るぞ」
織莉子「魔法淑女を狩る魔法淑女には、私こそが相応しいわ!」
QB「じゃあ、1対1でどちらの腕が上か勝負するのはどうだ?」
織莉子「いいですわ、受けて立ちますわ!」
オリコ☆マギカ「………」
QB「ちなみに、あいつは自前で光学式迷彩とか、プラズマキャノンを装備してるから」
織莉子「が、頑張りますわ」
~~二週間後、教室
まどか「キュゥべぇ、かまぼこ食べる?」
QB「おう、食うぜ……うめーうめー」(もっちゃもっちゃ)
さやか「じゃあ、私はハンペンあげるわ」
QB「遠慮無く頂くぜ……そういえば、何か忘れてる気がするな」
マミ「キュゥべぇ、お弁当まだあるからね」
QB「おう、食うぜ食うぜ……うめーうめー、マミの弁当は最高だ」
マミ「ありがとう……照れちゃうわ」(ポッ)
~~同時刻、南米
織莉子「な、なかなか決着がつきませんわ……というか、これって帰れるのかしら?」
オリコ☆マギカ「………」(チュドーン!)
織莉子「ど、何処から撃ってきてるの!? きゃー!」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
・次回予告
皆さんお待ちかね!
大地を引き裂いて再び出現した暁美ほむら。
そして,情け容赦ない攻撃を仕掛けてくるキュゥべぇ。
立ち向かうまどかは,ついに修行を完了し究極のスーパーモードを発動させるのです。
魔法武闘伝Gまどか「宿命の戦い!まどか対ほむら」に,レディ・ゴー
(SSの内容は予告無く変更になる場合があります。)
まどかはコミックスでまとめて見る予定だからアニメ見てないんだけど(ネタバレはほとんど知ってる)オリコって楽しめる? あと>>1乙
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇがメインです
~~朝、教室
さやか「仁美、旅行どうだった?」
仁美「とっても良かったですわ。グアムは天気が良くて……お土産、どうぞ」
まどか「いいな、私も旅行行きたいな」
さやか「うちはお金が無いから、海外旅行なんて、とても行けないな」
まどか「うちはお母さんが忙しいし、タツヤが小さいし」
ほむら「興味無いわ」
杏子「うちは……多分、無理だな」
QB「おい、こっち向いてため息をつくな、杏子。まるで貧乏すぎて、旅行に行けないみたいじゃねーか」
杏子「でもさ、私はキュゥべぇに生活させて貰ってる身だし」
QB「ふ、旅行の一つや二つ、他愛も無い。この究極の美的生命体に任せろ!」
杏子「いいのか!?」
さやか「おいおい、何か不安だ」
~~数日後、温泉旅館前
QB「というわけで、連れて来てやったぞ、温泉だ!」
さやか「温泉ってチョイスがおっさん臭いな」
QB「何だと、文句あんのか!?」
さやか「いやいや」
杏子「滅相も無いよ」
まどか「キュゥべぇ、ありがとう」
マミ「本当嬉しいわ。旅行なんて久しぶり」
ほむら「まどかと温泉……一緒に入浴……」(鼻血)
QB「うむうむ、感謝しろよ、この男前によ。しかし、ほむらだけは、もう俺のことなんてこれっぽっちも頭に残ってねーだろ!」
~~温泉旅館内
杏子「ひゃー、三部屋も取ってあるのか。豪勢だな」
QB「カップルが何組かいるのに、全員同室は味気ないだろう。この俺の気遣いっていうやつよ」
さやか「杏子、こっちの部屋に荷物入れよう」
杏子「わかった、すぐ行く」
ほむら「まどか、こっちに荷物を置いて……すぐに布団を敷くわ」(ポッ)
まどか「ほむらちゃん、まだお昼だよ」(汗)
QB「あれ、えっと杏子とさやかが同室、ほむらとまどかが同室ということは……」
マミ「私達が同室ね」
QB「あ、あれー、あれー、お、おかしいな、何処で計算を間違ったんだろう」(滝汗)
マミ「二人で温泉に宿泊……夫婦みたいね」(ポッ)
QB「ぬおー、さやか、お茶を入れろ! おやつ食うぞ!」
さやか「うわっ! 折角静かな温泉に来たんだから、少しは落ち着け!」
~~数十分後、脱衣所
QB「くっくっく、まんまと罠に引っかかったな、小娘共! 脱衣所は別だが、この温泉は混浴よ。何も知らずにほいほいついて来やがって」
QB「さあ、女子中学生よ、いざ裸体を俺様に捧げろー!」(ガラッ)
マミ「どうしたの、キュゥべぇ? そんなに興奮して」
QB「おう、マミよ。他の四人はどうした? さっきまで一緒だったじゃねーか」
マミ「この温泉、混浴だから、キュゥべぇが入るなら後で入るって言って、外に遊びに行ったわよ」
QB「ぐわあああああぁ、我が股間の陰謀、既に露見していたとわあああああぁ!」
マミ「よくわからないけど、温泉に来たんだし、温まって落ち着けば?」
QB「そうだな。ふう、温まるぜ……」
マミ「ええ、そうね」
QB「………」
マミ「………」
QB「……あの、マミさん。何か急速に接近する巨大な戦艦が二隻あるんですが」
マミ「ほら胸って、脂肪が多いでしょ。だから浮力が大分働くみたいで」
QB「ああ、なるほどな……って、このままだと本艦と衝突するコースに向かってんぞ!」
マミ「キュゥべぇ、いいでしょう。誰も居ないことだし……」
QB「ま、待て、落ち着けマミ! ここは公共の場所だし、誰かが来るかも……ぬわー、二隻のタイタニックが衝突して、は、挟まって」
マミ「キュゥべぇ……」
QB「や、やめ……あ、あーっ!」
~~二時間後
まどか「マミさん、おかえりなさい」
さやか「温泉、どうでした?」
マミ「凄い、いいお湯だったわよ」(つやつや)
さやか「マミさん、お肌ツルツル……泉質がお肌にいいのかな?」
QB「………」
杏子「キュゥべぇが灰色になってる……」
ほむら「温泉がインキュベーターには合わないのかも」
さやか「それじゃ、早速お風呂に入って、私もツヤツヤになりに行こう。杏子、行こうよ」
杏子「そうだな。ゆっくりと入ろうか」
まどか「ほむらちゃん、私達も行こうよ」
ほむら「私はまどかと二人っきりがいいわ」
まどか「いや、そんなこと言わないでさ。一緒に行こうよ、ね」(汗)
ワイワイガヤガヤ
マミ「みんな、温泉に行ったみたいね」
QB「覗きに行きたいはずなのに、身体の奥にある覗きエンジンが点火しない……」
マミ「………」
QB「………」
マミ「……キュゥべぇ、私達二人っきりね」
QB「ん? ああ、そうだな」
マミ「………」
QB「あ、あの、マミ……何でこっちに寄ってきてる?」
マミ「キュゥべぇ、旅が二人を大胆にさせるのかしら……」(ポッ)
QB「ちょっと待て、旅とか関係ないだろう! それに、さっきしたばっか……アーッ!」
~~夕食時
杏子「いいねいいね、山海の幸。いやー、美味しいな」
さやか「温泉もお肌が潤ったし、言うこと無いなー」
ほむら「まどかの裸、素敵だったわ」(ほむほむ)
まどか「いや、毎日見てるよね」(汗)
マミ「キュゥべぇ、あーんして」
QB「う……あ……う……」
さやか「あのー、マミさん。キュゥべぇの肌がロウソクみたいな色になってるんですが」
マミ「ちょっと温泉ではしゃぎすぎちゃったのかしら? キュゥべぇ、あーんして」
QB「あ……ん……」
杏子「おいおい、キュゥべぇ、大丈夫か?」
まどか「何だか、さっきから元気無いよね」
ほむら「少しはしゃぎすぎただけでしょう。それよりまどか、わかめ酒というのが飲みたいのだけど」
まどか「ほむらちゃん、お酒は二十歳になってから飲もうよ」(汗)
~~深夜
QB「くっくっく、キュゥべぇ復活! マミが疲れて寝るのを待っていたのよ。
既にマスターキーは用意済み、後は各部屋に夜這いをかけるのみよ」
QB「突撃、隣の性生活! まどか、柔らかい二つの膨らみを揉ませろー!」(ガチャ)
QB「おいおい、二人とも居ないじゃねーか。そうなると答えは一つ!
風呂場だな、風呂場だな、深夜の風呂に二人っきりだな。そっちに突撃ー、全軍前進!」
~~風呂場
QB「さーて、到着。湯煙の向こう側には二人のシルエット……それじゃ、遠慮なく湯船に入らせて貰いますか」
ほむら「まどか……ん、ん……」
まどか「あ、ほむらちゃん……もうダメだよぉ……だ、誰か入ってきたみたい」
QB(それは幻想的な光景だった。一人の美少女にもう一人の美少女が覆いかぶさるような姿で激しく動いていたのだ)
QB(乳白色の湯船で二人の少女が、月明かりに照らされて重なり合っている)
QB「待てよ、乳白色? おい、ほむら。ここのお湯って透明じゃなかったか?」
ほむら「ええ、そうよ。まどかの中から、溢れた分で湯船が白くなったに違いないわ」
まどか「ほ、ほむらちゃん……そんなこと恥ずかしいから言わないでよ」(真っ赤)
QB「……美少女から出された体液ということに喜ぶべきなのか、それともドラム缶単位で混ざったイカ臭いケフィア塗れになったのを嘆くべきか、それが問題だ」
ほむら「こんなに出したら、まどかの中にもう一人出来てしまうかも」(ポッ)
まどか「いや、それは無いと思うよ」(汗)
QB「ぎゃー、やっぱり青臭くて堪らん! し、死ぬっ!」(吐血)
~~翌日
マミ「おはよう」(ツヤツヤ)
ほむら「おはよう」(ツヤツヤ)
さやか「マミさんも、ほむらもお肌スベスベになってる。今日は私も負けないよ」
QB「……おはよう」(ツヤツヤ)
杏子「何だよ、今日はキュゥべぇも肌の色がいいじゃん」
QB「嫌だー、もうあんなヌルヌルのイカ臭い全身パックは嫌だー」
まどか「お、おはよう……」
さやか「まどかも肌はスベスベだけど、足腰フラフラして、どうしたの?」
まどか「ちょ、ちょっとお風呂場で腰をね……あいたたた」
さやか「まあ、ゆっくり治せばいいと思うよ。どうせ、もう一晩泊まるんだし」
まどか「ええっ!? すっかり忘れてた……」
マミ「さあ、キュゥべぇ。一緒に朝風呂に入りに行きましょう」
QB「ぬあー、こんな朝だと、誰も入りに来ないじゃねーか! だ、誰か助けて、ヘルプミー!」
ほむら「まどか、裏庭の方に誰も来なさそうな……もとい、綺麗な場所を見つけたから、一緒に行きましょう」(むふーむふー)
まどか「うぅ、もう一晩無事に過ごせるのかな、私」(泣)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>555
話の理解に問題は無いと思いますが、おりこ☆マギカが楽しめるかは個人の嗜好でしょうか
杏子と幼女が戯れたり、ダークな話好きな人はいいかもしれません
次回予告
キュゥべぇの手を逃れたまどかを待っていたのは、また地獄だった。
愛欲の後に住み着いた欲望と暴力。
日本人が生み出したソドムの街。
悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、
ここは惑星地球のゴモラ。
次回「温泉」。
次回も、まどかと地獄に付きあってもらう。
投下させて頂きます
今回は、杏子とさやかがメインです
~~温泉旅館内、レクリエーションルーム
杏子「お、卓球が置いてあるじゃん」
さやか「ああ、こういう場所だと必ず置いてあるよね、卓球台」
マミ「そういうものなんだ」
杏子「さやか、一戦しない?」
さやか「いいよ、受けて立つわよ」
QB「ふむ、ならば俺様が審判をやってやろう」
さやか「えー、あんたがやるの? 何か不安があるんだけど」
QB「馬鹿にするな、これでも温泉卓球では銀河の最強審判と呼ばれた男だぞ」
杏子「そんな称号、本当にあるのかよ」
まどか「まあまあ、二人ともキュゥべぇにやらせてあげようよ」
~~五分後
さやか「ぬっ、杏子め、やるなー」
杏子「ふふっ、ゲームで培った反射神経、なめるなよー」
さやか「ああ、残念! キュゥべぇ、今の判定は?」
QB「うひょひょ、二人の浴衣が乱れて、ピンクのビーチクが四つ、ばっちり見えたぜ!」
~~五分後
杏子「………」(カコンカコン)
さやか「………」(カコンカコン)
まどか「あの、二人とも……」
さやか「どうしたの、まどか? まどかもやってみる?」
まどか「キュゥべぇを卓球の球の代わりにするの、もう止めてあげてなよ」
杏子「人の胸を覗くような奴は、卓球の球にしてやればいいんだよ!」
QB「も、もうしないから、許してくりー」(ボロボロ)
ほむら「まどか、私達も卓球をやりましょう」
まどか「えっ、でも私スポーツはあまり得意じゃないよ」
ほむら「まどかの浴衣がはだけて、チラッと中が見えればそれで満足だわ」(むふー)
まどか「ほむらちゃん、直接それを言われると、ますますやりにくいんだけど」(汗)
QB「くそー、杏子とさやかめ、人を卓球の球として使いやがって」
まどか「キュゥべぇが余計なことを言うからだよ」
QB「あの二人、どうもガードが堅くて困る。これじゃ、全然エロいことできねーじゃねーか」
まどか「エッチなことはよくないよ」
QB「うるせー。どうせ杏子とさやかも、エロいことをやってるに違いねーんだから、今更俺に見られるなんて大したことねーだろ」
さやか「何か言った?」
QB「さやかと杏子が何処まで進んだか、まどかと話し合ってたんだよ。
一体何処まで関係が進んだか、この性の伝道師である俺様に相談しやがれー!」
~~二分後
QB「あがが……」(ボロボロ)
さやか「野良犬相手に表道具は用いぬ」
まどか「キュゥべぇ、生きてる?」
QB「よもや女子中学生に素手でボコボコにされるとは……究極生命体の立場は何処に……」
まどか「そんなもの最初から無いと思うけど」
QB「うう、まどかよ、プリティフェイスで辛辣なことを言わないでくれ。僕ちゃん、泣いちゃうぞ」
まどか「ほらほら、泣かないで。そこの売店でコーヒー牛乳買ってあげるから」
QB「物でごまかすんじゃねー! こうなったらまどかよ、さやかと杏子にエッチなことをするための手助けしろ!」
まどか「ええっ!?」
~~温泉内
さやか「いやー、ちょっとお婆ちゃんくさいけど、温泉もいいねー」
杏子「そうだね。あたしって、こういう場所来るの初めてだから、もう楽しくって」
まどか「そうなんだ。私も友達と旅行なんて珍しいから、楽しいよ」
さやか「その割には、表情が冴えないようだけど、まどか」
まどか「えっと、その……」
QB「おっと、邪魔するぜ」(ガラッ)
杏子「平然と入って来るな、淫獣!」
QB「ぐあはっ、何処から槍を出しやがった! 混浴だから入っても問題ないだろ!」
杏子「全くこいつは……」
QB「そういうわけで、お邪魔するぜ。いやー、絶景かな絶景かな」
さやか「何処を見ながら、言ってるのよ!」
QB「ぎゃー、目がー! だからサミングはやめろって言っただろう!」
杏子「まどか、もしかしてあたし達を温泉に誘ったのって」
まどか「ごめんなさい……」
さやか「いや、まあいいけど。あんまりこいつの言うことに、耳を貸しちゃダメだよ」
杏子「大体、あたし達より、マミとか、あんまり見られても気にしないような相手と一緒に入ればいいじゃん」
QB「杏子……食虫植物ってのは、甘い匂いで虫をおびき寄せるんだぜ。甘い誘いにほいほいついて行くと、酷い目に合うぜ」
~~脱衣所
QB「いやー、堪能したぜ」
杏子「何で、平然と女用に来てるんだよ」
QB「ぎゃー、槍の先っちょ刺さってる、刺さってるってば!」
さやか「あんたが行くのは男用でしょ、男用」
QB「いや、ちょっとドライヤーを借りようと思って」
さやか「あんたの何処にドライヤーが必要なんだよ」
マミ「あら、みんなお風呂入ってたの」
QB「げっ、マミ……まあ、たまには杏子とさやかと親睦を深めようとしてだな」
マミ「それなら、私たちも親睦を深めましょう」
QB「は、離せー! 朝一緒に入ったばっかりじゃ……た、助けてー!」
ほむら「まるで捕まった宇宙人みたくなっているわね」
まどか「ほむらちゃん、マミさんと一緒だったの?」
ほむら「ええ。ちょっと捕まえた獲物をいかに逃がさないかを相談していたの」
まどか「ほむらちゃん、ハンティングとか趣味だったっけ?」
ほむら「獲物は限られるけどね。ところでまどか、今度から私がお弁当を料理するから、食べて欲しいのだけど……」
杏子「明らかにマミに何か吹き込まれてるな」
~~深夜、部屋の前
QB「くっくっく、昨日はほむらとまどかの濡れ場を覗いたからな。今日は杏子とさやかのいやーんでうふーんなシーンを覗かねばなるまい」
QB「それじゃ、お邪魔するぜ……あ、誰だよ、空き缶をこんな所に置いたの」(カランカラン)
QB「ちゃんとゴミ箱に入れておけ。さてと、改めてお邪魔します」
QB(月明かりが差し込む部屋の中、二人のまだ若い少女が裸で布団の上に居た)
QB(美しいスリムなボディを晒した二人は、うっすらとした明かりの下、片方が剣、片方が槍を構えてこちらに向けている)
QB「ちょっと待て、何で二人ともすっぽんぽんで武器を構えてるんですか?」
杏子「そりゃ、侵入者用に置いた空き缶の音がしたからね」
さやか「一番、いいところで邪魔されたんだけど……」
QB「あ、そうでしたか。じゃあ、もう邪魔しないんで、続きをどうぞ……って言っても、許してくれないよね」
~~翌朝、旅館の玄関
さやか「うーん、いい天気。さて、気分もいいし、帰ろうか」
まどか「あれ、マミさんどうしたの?」
マミ「キュゥべぇが見当たらないんだけど」
杏子「キュゥべぇなら、もうちょっと温泉に浸かってから帰るってさ。よっぽど温泉が気に入ったみたいだ」
~~湯船の底
QB「がぼがぼがぼがぼがぼ……」(お、おのれ、杏子にさやか。絶対に二人のエロシーンを覗いてやるからな)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
ジュウべえのあまりの人気に嫉妬!
単行本にまだほとんど出てないというのに……仕方ないのでまんがタイムきららフォーワードを探して本屋を駆け回るが見つからない
あれですね、まんがタイムきららフォーワードって都市伝説でしょ
ちくしょう、助けてアマゾーン(到着は数日後の予定です)
フォワードは厚い冊子で非4コマ誌なので、普通の月刊誌とか置いてあるコーナーを探すといいんじゃないかな
投下させて頂きます
今回は、詢子がメインです
~~寝室
QB「おう、何か用か、まどかのかーちゃん。日頃飯を食わせて貰って、わりーな」
詢子「いいっていいって、気にするな。それより、キュゥべぇにお願いがあるんだけど」
QB「何だい、改まって。借金なら、ある程度は用意できるぞ」
詢子「そんな甲斐性の無いことは言わないよ」
QB「ほんじゃ、何をすればいいんだ?」
詢子「私を魔法淑女にして欲しいんだ」
QB「……えーと、こちら年齢審査がございまして、前向きに検討させて頂きまして、追って改めて合否をお伝えしたいかと」
詢子「キュゥべぇ、あんた絶対に拒否する気だろう」
QB「うお、放せー! だって、三十路の魔法淑女なんて洒落になんねーよ!」
詢子「ほう? まどかを傷モノにしておいて、そういうことを言うわけ?」
QB「うっ! いや、それはほむらがやったわけであって、俺は……」
詢子「じゃあ、ほむらちゃんに頼もうか」
~~五分後
ほむら「お義母さま、お呼びですか?」
詢子「娘の女友達にそう呼ばれると、何だか複雑だ。まあ、それはともかくとして……」
QB「ほむら、助けてくれ! 詢子が魔法淑女にしてくれって無茶を言うんだ!」
ほむら「あ、あの……お、お義母さま、それは無理が」(汗)
詢子「ほう……ほむらちゃんも反対するんだ。娘を妊娠させられて、この年でお婆ちゃんになっちゃうの嫌だし、まどかに考え直すように話し合おうかな」
ほむら「キュゥべぇ、お義母さまと契約しなさい」(ジャキッ)
QB「44マグナムを持ち出すんじゃねー! 詢子、大体何で魔法淑女になりたいんだよ。俺はエロい願い事しか叶えられねーぞ」
詢子「最近、旦那とご無沙汰でさ……どうも元気が無いみたいで」
QB「倦怠期の悩みを解消するために俺はマスコットになったわけじゃねーのに……」(泣)
~~まどかの部屋
QB「そういうわけで、まどか、お前のかーちゃんは今日から魔法淑女だ」
まどか「あ、そうなんだ。私と一緒だね」(汗)
QB「おまえ、ことの重要性をわかってねーな」
まどか「何か問題でもあるの?」
QB「まだ教えてないけど、魔法淑女にはおまけで変身機能がついてくる。想像してみろ」
まどか「えっと、ヒラヒラの服を着たママって、可愛いと思うよ」
QB「……まどかの優等生っぷりな回答に、たまに殺意が芽生えそうになるぜ」
まどか「ええっ!?」
QB「三十路でヒラヒラキャピーンな魔法淑女なんて、誰が得するんだよー! 神様、助けてくれー!」
まどか「いや、でも……ほら、ほむらちゃんみたいなスラッとしたシンプルなデザインかもよ」
QB「お前のかーちゃん、パンツかぶるのか?」
まどか「いや、ほむ仮面の首から下のことだよ」
ほむら「あのマスクがいいのに」
QB「とりあえず、変身機能については極秘にする。俺は詢子が変身したときのことを想像すると、何処でもおしっこ漏らす自信があるぜ」
まどか「そんなに嫌なんだ」
QB「うう、マミのこともあるし、俺もそろそろ引退の時期が近づいてきた気がするぜ」
まどか「そういえば、ママはどうしたの?」
QB「スルーするなよ! とりあえず、エロい下着を山ほど渡しといた」
まどか「ママがエッチな下着着てるの考えると、複雑な気分。ところで、さっきからギシギシって家が揺れてるのって……」
QB「……まどか、寝室には近づくな。トラウマが増えるぞ」
~~数日後、リビング
QB「タツヤ、おっぱいの大きい女には気をつけろよ。おっぱいの大きさに目が眩むと、気がついたら結婚させられてるかもしれないからな」
タツヤ「おっぱい! おっぱい! 姉ちゃ、おっぱい!」
QB「うむ、まどかもあの着やせするおっぱいで、既にストーカーを一匹釣り上げてるからな。タツヤも警戒しろよ」
詢子「ちょっと、人の家の息子に変なこと吹き込まないでよ」
QB「ぬあっ! 帰ってきてたのかよ。ちょっとタツヤとボーイズトークをだな……」
詢子「どういうボーイズトークだ、こら。まあいいや、キュゥべぇにお願いがあるんだけど」
QB「部屋のインテリアのデザインのコーディネートについてなら、いいアドバイザーを知ってるぞ」
詢子「誰もインテリアデザインなんて頼まないわよ。実は最近、旦那を誘っても乗ってくれないのよ」
QB「まどかのとーちゃん、げっそりしてたから、毎日は勘弁してやれよ」
詢子「そこを何とかしてくれるのが、あんたの役目でしょ。お願い、頼むよ」
QB「うーむ、自分の体を持て余した人妻と言うと聞こえがいいが、実際に見ると恐怖を感じるぜ」
~~台所
知久「悪いね、晩御飯作って貰って」
ほむら「いいえ、お気になさらずにお義父さま」
知久「あの、ほむらちゃん、その呼び方がいつも気になるんだけど……」
QB「ほら、娘と婚約者……もとい友達が料理してるんだから」
まどか「パパはゆっくり休んでいて。ここは私達に任せて」(にっこり)
知久「ありがとう。ところで、今日のメニューは何だい?」
ほむら「レバニラ炒めにスッポン鍋です」(むふーむふー)
知久「そ、そうなんだ、楽しみだな……」(汗)
~~夕飯後、リビング
タツヤ「キュゥべぇ、ギシギシしてる」
QB「そうだな。家が大きく揺れてるな。だけど安心しろ、地震じゃねーから」
タツヤ「ジシン?」
QB「うむ、地震じゃない。だがそれ以上に恐ろしいことが、お前のかーちゃんとねーちゃんの部屋で進行中だから、今日は俺様と大人しく遊んでようぜ」
タツヤ「あそぶあそぶ!」
~~数日後、リビング
詢子「ただいま、キュゥべぇ」(つやつや)
QB「お帰り。お宅の旦那、最近顔に死相が出てきてるぜ」
詢子「そうなの? それなら、もっと張り切ってサービスしてあげないとな」
QB「まどか、若くして父親を亡くす不幸を許してくれ」
詢子「ところで、キュゥべぇ、相談があるんだけどさ」
QB「ちょっと孤児院にプロレスのファイトマネーを寄付しに行く用事を思い出したぜ……」
詢子「まあ、そう言うな」
QB「は、放せー! 三十路オーバーの願いを叶えても、エネルギーの利用が難しいんだよ!」
詢子「最近、旦那とマンネリでさ。何かいい方法はない?」
QB「う、うう、何が悲しうて、三十路魔法淑女のマスコットをやらなくちゃいけねーんだ……」
~~まどかの部屋
QB「うおー、もう我慢できねー! 俺は実家に帰るぜ!」
まどか「実家って?」
QB「インキュベーターの本星よ。そこでほむらで稼いだエネルギーで、悠々自適な暮らしを送るぜ」
まどか「もしもし、マミさん。実はキュゥべぇが実家に……」
QB「やめろー! 俺の一生がマミのマンションで終わっちまうじゃねーか!」
まどか「だって、キュゥべぇが帰ったら、寂しいよ」
QB「あんなに散々酷いことされて、それでも俺にまだ居て欲しいっていうまどかは、女神のような心の持ち主か、単なるマゾだな……」
ほむら「私はどちらでも構わないわ。両方なら、最高だわ」(むふーむふー)
QB「まどか、良かったら俺と一緒に別の星に逃げないか?」
まどか「……少し考えちゃうかも」
QB「まあ、とりあえずマミに監禁されたくないから、逃げるのは諦めるとして、何か対策を打たないとな」
ほむら「私のまどかと一緒にやったプレイのリストを、お義母さまに貸してあげてもいい」
QB「止めておけ。そんなのに耐えられるのは、真性のマゾだけだ」
まどか「えーっ!?」
QB「くそっ、こうなったら、奥の手を使うしかない。インターネットですぐに発注をかけるぞ」
~~数日後
まどか「キュゥべぇ、パパがもう三日も寝込んでるんだけど……」
QB「知久は犠牲になったのだ、嫁の犠牲にな」
ほむら「一体何をしたの?」
QB「まどかの学校の制服を、詢子のサイズに合わせて作って、彼女に渡した」
まどか「ええっ!?」
QB「三十路の制服姿の破壊力は壮絶だったに違いない。知久、おまえの犠牲は忘れない。だが、これで詢子も少しは大人しくなるだろう」
ほむら「そういえばお義母さまから、コスプレ写真を頂いたわ。記念にということだけど」
まどか「見せて見せて」
QB「や、やめろおおおおおお! 俺にそんなもん見せ……た、たわばっ!」
まどか「ひっ! キュゥべぇが爆発しちゃった!」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>609
アドバイスありがとうございます
どうも発売から日が経っているので、なかなか本屋に置いてないようです
漫画専門店などに行けば良かったのかもしれませんが、とりあえず通販で送られてくるのを待ちます
投下させて頂きます
今回は、キュゥべぇがメインです
~~放課後、教室
QB「うーむ、何か嫌な予感がする」
さやか「嫌な予感?」
QB「そうだ。何か人生の危機というか、何と言うか……」
杏子「命を狙われてるとか?」
QB「まさか。そんな命を狙われるようなことは、この聖人君子である俺様がやるわけないだろ」
~~同時刻、南米アマゾン
織莉子「お、お腹が空いたわ……何で私がこんな目にあってるの」
オリコ☆マギカ(シブトイ女ダ……)
織莉子「あ、芋虫……貴重なタンパク源ね。キュゥべぇ、覚えてなさい」(ムシャムシャ)
杏子「そうなると、病気か?」
QB「インキュベーターは性病にしか、かからないぜ」
さやか「嫌すぎる……最悪だわ」
ほむら「そうなると、日頃の行動パターンから何か割り出すしかないわね」
まどか「ほむらちゃん、さすがだね。頭いいな」
ほむら「それほどでもないわ」(ポッ)
杏子「その頭の良さ、まどかにセクハラすること以外にも割り振れ……」
QB「行動パターンね……最近はこんな感じだな」
~~朝、マミの家
マミ「キュゥべぇ、そろそろ朝ご飯できるわよ」
QB「んあー、そんな時間か……」
マミ「起きて頂戴」(チュッ)
QB「わかったよ」
~~登校時間
まどか「おはよう、キュゥべぇ」
QB「おはよう、まどか。徐々に安産型のいい尻になってきたじゃねえか、げへへ」
まどか「きゃっ! お尻触らないでよ、キュゥべぇ」
ほむら「……ロードローラーよ」(ズシン)
QB「ちょ、待て! ぎゃあああああああ!」
~~日中、幼稚園
QB「タツヤ、この年の女は騙し易いから、ほいほいナンパに乗ってくるぞ。よく覚えておけ」
タツヤ「だましやすい?」
和久「キュゥべぇ、うちの息子に変なこと吹き込まないで欲しいな」(汗)
~~お昼休み、教室
マミ「はい、あーんして」
QB「あーん。うめーうめー」(もっちゃもっちゃ)
マミ「お弁当、ちゃんと作ってあるから、楽しんで食べてね」
QB「いつもすまねえな。あーん」
さやか「あれ、完全に餌付けされてるよね」(ヒソヒソ)
杏子「マミのやつ、やるな」
~~放課後、下校時
QB「ひっひっひ、まどか、おめーブラのサイズ変わっただろう」
まどか「えっ! 何で分かったの、キュゥべぇ!?」
QB「そりゃ、分かるぜ。そのうち乳首も黒くなってくるぜ」
まどか「うぅ、分かってるけど嫌だよ……」
ほむら「……タンクローリーよ」(ズシン)
QB「ちょ、待て! 俺は単に事実を述べただけで……うぎゃああああああ!」
~~夕方、まどかの部屋
ほむら「乳首が黒いまどかも、ピンクのまどかもいいと思うの。だから、好きに変更できるようにして欲しいわ」
QB「おめー、そりゃ可能だけど、そんな電気のスイッチを切り替えるような感覚で言われてもな……」
まどか「何だか二人とも真面目な顔して、どうしたの? 深刻なお話?」
QB「まどかのビーチクの色についてだな……ごふっ!」
ほむら「何でも無いわ」
まどか「あの、ほむらちゃん。出来ればお家で警棒を振り回すのはやめて欲しいな」
~~夕方、マミの家
マミ「お帰りなさい、キュゥべぇ。お風呂にする? ご飯にする? それとも……」
QB「いや、だから毎日三つ指ついて出てこなくていいから。とりあえず風呂にするわ」
マミ「わかったわ。その間にご飯用意しておくわね」
~~夕食時
マミ「はい、キュゥべぇ」
QB「ビールと枝豆、冷や奴……おまけにテレビは野球中継」
マミ「キュゥべぇの好物でしょ」
QB「いや、それはそうなんだが……マミって中学生だよな」
マミ「どうしたの、急に?」
QB「何でも俺に合わせて貰ってる気が……」
マミ「いいのよ、気にしないで」(にっこり)
~~ベッドイン
QB「ほら、早く入れよ」
マミ「んー、キュゥべぇ温かい」
QB「あ、馬鹿、そんなに抱きつくな」
マミ「~~♪」
~~就寝
QB「ぐががががが、しゅぴー、ぬごおおおおお!」
マミ「すーすー」
杏子「ちょっと待て。何でベッドに入ってから寝るまでに四時間かかるんだ?」
QB「えっと、その……裸でプロレスごっこをだな」
さやか「小学生の娘にばれたときに親が言うような言い訳すんな」
まどか「キュゥべぇ、ちょっと……」
QB「おう、なんだ、まどか。俺が好きっていうカミングアウトか?」
まどか「夜の行動パターンとか、ほむらちゃんの行動に似てる気が……」(こそこそ)
QB「しれっと流すなよ。ふーん、ほむらと似てるのか」
まどか「大体、この生活パターンに入って、七週間目あたりで私につわりが……」
QB「何だとおおおおおおおお! おまえ、そりゃ俺が大ピンチじゃねえか!」
まどか「キュゥべぇ、コンドームは新しく買った?」
QB「いや、その、マミがゴムは擦れて嫌だって……」
まどか「キュゥべぇ、育児書貸してあげるね」
QB「まどか、てめえ、その未来への人生設計を諦めた目を俺にも向けるんじゃねー!」
まどか「じゃあ、どうするの?」
QB「ここは一発、マミにガツンと言わねーといけねーだろ」
~~夕方、マミの家
QB「マミ、そこに座りやがれ。言っておくことがある」
マミ「どうしたの、キュゥべぇ? 改まって」
QB「いいか、俺は男女同権というのが嫌いだ。女っていうのは、黙って男に尽くすものであってな……」
マミ「うん、それで」
QB「だから、お前も俺の言うことをきちんと聞く……あの、マミさん、何やってるんですか?」
マミ「いや、キュゥべぇは私に言うことを何でも聞いて欲しいんでしょ」
QB「その通りなんだが、何で自分で自分に首輪をつけようとしてるんだ?」(滝汗)
マミ「だって、私はあなたのものだから……何でも言うことを聞く証に……」
QB「ま、マミ……上目遣いで儚そうに俺を見るな……や、やめろ服を脱ぐんじゃない……や、やめろおおおお!」
~~翌朝、教室
杏子「それで、昨晩はオールナイトだったと」
さやか「道理でマミさんの機嫌がいいわけだ」
QB「だ、だってよぉ、何でも言うこと聞いてくれるって……何でも好きなことしていいって……男なら誰だって理性を無くすだろうが」(ぐすぐす)
杏子「それで逆に食べられてちゃ、世話ねーな」
さやか「マミさん、女子力高いなー」
ほむら「キュゥべぇ、女子中学生でも普通に妊婦を検診してくれる産婦人科を紹介してあげるわ」
QB「やめろおおおおお! 俺の正気を奪うようなことを言うな!」
まどか「でもどうするのキュゥべぇ? このままだと本当に危ないよ」
QB「ま、まだ大丈夫なはずだ、大丈夫なはずだ、大丈夫なはずだ」(滝汗)
まどか「マミさんの危険日とかわかる?」
QB「そういえば、カレンダーに幾つか○がしてあったが」
まどか「それって、いつから?」
QB「……昨日から」
まどか「キュゥべぇ、私の通ってるお医者さんの場所なんだけど……」
QB「やめろおおおおお! 俺の希望を黒く塗りつぶすんじゃねー!」
~~夕方、まどかの部屋
ほむら「マミの家に行かないの?」
QB「俺は生まれながらのジゴロだぜ、今日は愛人まどかの家に泊まるっていう気分だ」
ほむら「………」
QB「ほむら、黙ってぶぶ漬けを俺に差し出すんじゃねー!」
まどか「キュゥべぇ、電話でマミさんが家に来て欲しいって」
QB「嫌なこった。今日はこのセーフハウスで過ごすと決めてある」
まどか「家に宅配業者が来て、女子○学生援助交際白書ってDVDが届いて困ってるって……」
QB「何だって!? 注文した覚えは無いが……三分で向かうって言っておいてくれ」
まどか「行っちゃった。ほむらちゃん、あれって……」
ほむら「注文してない品が届くはずは無いわね。どうせカメラを回せば女子○学生援助交際白書が作れるのだから、問題は無いけど」
~~翌日、さやかの部屋
さやか「キュゥべぇ、電話でマミさんが女子○学生痴漢電車っていうDVDが届いて困ってるって……」
QB「う、嘘だー! 俺を騙そうとしたって、そうはいかんぞ!」
杏子「昨日は引っかかった癖に……」
さやか「新しいガーターベルト買ったから、見て欲しいって……」
QB「や、やめろおおおお! 俺は何も聞こえない、聞こえないぞおおおおお!」(ガタガタ)
杏子「正念場だな。キュゥべぇが誘惑に乗るか、マミが女子力で勝つか……」
~~一時間後
さやか「やっとマミさんの電話が終わったよ」
杏子「お疲れ、さやか」
QB「あ、危うかった……夜のお散歩に連れて行ってと言われたときは危うかった」
さやか「そういうこと伝言するこっちの身にもなってよね」(げっそり)
杏子「しかし、こうなると……」
QB「ふははは、今日はさやかのベッドで寝るぜ」
さやか「最低だ」
杏子「とりあえず、とっとと風呂に入って来よう。全く、何で私が泊まりに来てるときに限って、キュゥべぇが来るんだ」
さやか「キュゥべぇ、あんた覗かないでよ」
QB「それはダチョウ倶楽部のフリみたいなもんか?」
さやか「死にたいと申したか」(チャキッ)
QB「どうぞ、ごゆるりと……」
~~三十分後
さやか「キュゥべぇ、上がったわよ」
杏子「おかしいな、何処にもいないぞ。窓が開いてるから、やっぱり帰ったのか?」
さやか「何これ? ノート?」
ノート『先程から杏子とさやかの電話が鳴り止まない。あの着信音は紛れもなくマミからのものだ。俺はベランダに絡みつく黄色いリボンを切る作業に忙しいが、いつまで持つかわからない。
地の底から響くような声が、キュゥべぇと言っているのが聞こえる。ああっ、窓に黄色い影が影が……巨大な柔らかい胸が……いあいあ』
杏子「……燃やしておくか」
さやか「そうしよう。今日はキュゥべぇは、うちには来なかったということで」
~~数日後、登校時
マミ「……はぁ」
さやか「どうしたの、マミさん? 何だか憂鬱そうですけど」
マミ「ううん、何でも無いわ。心配してくれてありがとう」(にこり)
QB「うほほーい。世界がバラ色に見えるぜ」
まどか「キュゥべぇは元気そうだね」
QB「ふっふっふ、これを見ろ」
まどか「妊娠判定薬……キュゥべぇ、妊娠したの?」
QB「いや、そういうボケはいいから……今朝、マミの家のゴミ箱から見つけたぜ」
まどか「陰性だったんだ。マミさんが元気ないのって、そういうことなんだ」
QB「いやー、人生って素晴らしいな。世界がどどめ色に見えるぜ」
まどか「それって素晴らしいのかな?」(汗)
ほむら「来月はどうするの?」
QB「えっ、来月?」
ほむら「排卵期は人によって違うけど、健康ならば、すぐ来るわ」
QB「……まどか、ちょっとボツワナに魔法淑女を捜しに行ってくるから、後は頼んだぞ」
まどか「行っちゃった。キュゥべぇ、しばらく戻ってこないのかな?」
ほむら「半日後にはマミに連れ戻されるわね。真の魔法淑女からは、誰も逃れられない」
まどか「あはは……それって私もかな?」(汗)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
投下させて頂きます
今回は、織莉子がメインです
おりこ☆マギカのネタバレが含まれるので、ご注意下さい
~~路上
QB「ぬぐお……AVをパケ買いしたら、全滅だと。20本が僅かに10分でダメになるとは」
織莉子「路上で何をなさってるのかしら?」
QB「誰だ! 俺のAV鑑賞を邪魔する奴は!」
織莉子「路上でそういうことされると、困るのだけど」(汗)
QB「……チミ、誰?」
織莉子「美国織莉子ですわ、織莉子!」
QB「ああ、織莉子か……誰だっけ?」
織莉子「な、南米に置いてけぼりにして、いい度胸ですわ」(ビキビキ)
オリコ☆マギカ「帰ッタゾ」
QB「おお、俺の片腕のオリコ☆マギカじゃないか」
織莉子「何でこっちの狩猟宇宙人は覚えていて、私は覚えていないの!?」
QB「ああ、そうなるとこっちは偽物の……」
織莉子「偽物も本物も、私が魔法淑女おりこ☆マギカですわ」
オリコ☆マギカ「残念ダガ、コイツニ負ケタ」
織莉子「全身に泥を塗りたくったり、大変でしたわ。帰りの迎えも寄越さないから、オリコさんに送って貰いましたわ」
QB「む、オリコ☆マギカが負けるとは……おめでとう、織莉子」(ドンドンパフー)
織莉子「ありがとうございますわ」
QB「じゃあ、俺はランジェリーショップに行く用事があるんで」
織莉子「待ちなさい! 何で行こうとしてるんです!?」
QB「えっと、織莉子はこの超美形の王子様に何の用事だったんだっけ?」
織莉子「魔法淑女狩りの魔法淑女にしてくれるという約束を忘れたのかしら?」(ビキビキ)
QB「ああ、そうだった。仕方ねーな、じゃあまずはこのVバックルをだな……」(ごそごそ)
織莉子「随分、装備が多いわね……」(汗)
QB「じゃあ、そういうわけで」
織莉子「待って頂戴。あなたにもう一人、魔法淑女にして欲しい子が居るんだけど」
QB「早く言えよ、それを! 美人か? 巨乳か? 爆乳か? 魔乳か?」
織莉子「あなたの行動にはいちいち殺意が湧くわ……まあいいわ、この子よ」
キリカ「やあ、よろしく」
QB「うおおおおおお、美人じゃん、巨乳じゃん、チミ名前は?」
キリカ「私は呉キリカ、よろしく」(にこっ)
織莉子「魔法淑女としてどうかしら?」
QB「それより、俺の愛人になろうぜ、愛人に」
織莉子「まずVバックルを翳して、携帯電話で913と、それからベルトを引いてターンアップ……」
QB「待て待て待て、何で変身しようとしてんだよ!」
織莉子「私は魔法淑女として推薦したの、なのに何で愛人にしようとしてるの!?」
QB「だってさ、魔法淑女になるには、エロい願いが必要なんだぜ」
キリカ「キュゥべぇ、頼みがあるんだけど」
QB「おうよ、何だ?」
キリカ「お、織莉子のショーツが欲しい」(こそこそ)
QB「何だ、淑女だったのか……契約完了だ。今日からお前はキリカ☆マギカだ」
QB「織莉子、今すぐパンツ脱いで、こっちに寄越せ!」
織莉子「何で!?」
QB「宇宙のエントロピーがちんぷんかんぷんで……とにかく必要なんだよ、ぶらあああ!」
織莉子「訳がわからないわ。この貸しは大きいわよ、キュゥべぇ」(ゴソゴソ)
QB「ほら、キリカ。脱ぎたてほやほやだ。履くなり、嗅ぐなり、舐めるなり、食べるなり、好きにしろ。
ちなみに俺の知り合いの黒髪の美少女曰く、相手の黄色いエキスをまぶして噛みしめるのがいいそうだ」
キリカ「わあ、ありがとう」
織莉子「ちょっと、何で宇宙のエントロピーのために、キリカに私のショーツを渡すの!?」
QB「キリカ、ところで、それどうする気だ?」
キリカ「マネキンに履かせて、それからマネキンを切り刻みたい」(テレテレ)
織莉子「ええっ!?」
QB「わお……クレイジーサイコビッチ」
織莉子「ちょっと、キリカを悪く言わないで!」
QB「織莉子にはお似合いだな。YOU、結婚しちゃいなよ」
織莉子「ええっ、どういう意味よ!? 女同士では結婚できませんわ!」
キリカ「そんな、私なんか織莉子には勿体ないよ」(テレテレ)
織莉子「キュゥべぇと話してると、血圧が上がりすぎて苦しいわ……」
QB「俺もおまえにはイマイチ股間の桃色種子島が反応しないな。マミと同じくらい乳でけーのに……」
織莉子「人の胸はどうでもいいですわ。それより、私が狩る対象は?」
QB「いや、特に居ないんですが」
織莉子「キリカ」
キリカ「キュゥべぇ、愛は無限に有限なんだよ……だから折角魔法淑女にしてくれたけど、微塵切りにしてあげるよ」(ジャキン)
QB「うーむ、ほむらや曖昧なときのさやか、町中で可愛い子をつい見ちまったときのマミぐらいこえーな。魔法淑女狩りの魔法淑女には相応しい」
織莉子「それで私達に仕事は?」
QB「ああそうだ、一人居たな。こいつから魔法淑女の資格を剥奪してきてくれ」
~~ビジネス街、深夜
織莉子「待ちなさい、あなた」
詢子「ん、何だい?」
織莉子「あなたから魔法淑女の資格をはくだ……対象間違ってないわよね?」
オリコ☆マギカ「鹿目詢子ダト、CPUハ言ッテイル」
キリカ「こんなオバさんが?」
詢子「あんた達、ケンカ売ってるのかい?」(ビキビキ)
織莉子「失礼しましたわ。改めて、あなたから魔法淑女の資格を剥奪させて貰いますわ」
詢子「ふーん、キュゥべぇの差し金かい?」
織莉子「どうかしらね?」(にっこり)
詢子「だけどね、ただで旦那との快適なセックスライ……もとい夜の生活を諦めるわけにはいかないよ。Vバックルを翳して、携帯電話に000、それから……」
キリカ「あれ、情報では変身しないって」
詢子「娘が護身用に教えてくれたのさ。ベルトを引いてターンアップして、音叉を翳して……」
織莉子「く、予定変更ですわ。こちらもVバックルを翳して……」
キリカ「携帯電話に333と……」
織莉子「……最後に紫のメダルをセットして。魔法淑女おりこ☆マギカ!」
キリカ「魔法淑女キリカ☆マギカ」
オリコ☆マギカ「……オリコ☆マギカだ」
織莉子「いや、あなた変身してないじゃない……」
詢子「ふっふーん。魔法淑女ってこういうものなのね。魔法淑女じゅんこ☆マギカさ!」
織莉子「ピンクと白の衣装で……」(汗)
キリカ「ヒラヒラだ」(汗)
詢子「何だよ、娘とペアルックなんだぜ」
オリコ☆マギカ「グアッ、視覚系統ヲヤラレタ……一時離脱スル」
織莉子「行ってしまったわ……でも、2対1で勝ち目があるのかしら?」
詢子「ならば受けてみろよ……我が全霊の一撃を!」
織莉子「えっ、大地が震えてる?」
キリカ「な、何だい!?」
詢子「天に滅せい!!!」
~~一時間後、鹿目家リビング
テレビ音声『警察ではこの謎の爆発をテロリストの攻撃による可能性があると、引き続き捜査を進めており……』
まどか「ここってママの会社の近くでしょ。大丈夫かな?」(おろおろ)
詢子「あ、いや、大丈夫だよ。ほら、私も魔法淑女の変身が出来るようになったんだからさ、あはは……」(汗)
QB「さてと、俺様は火星に用事があるのを思い出したんで……」(こそこそ)
詢子「キュゥべぇ、内緒にするなら、今回は不問にしてやるよ」(ひそひそ)
QB「へへー、ありがとうございます。ささっ、社長、一杯いかがですか?」
詢子「ほら、じゃんじゃん注ぎな」
~~惑星軌道上、宇宙船
オリコ☆マギカ「回復ぽっどニ入レタ。ユックリ休メ」
織莉子「ありがとうございますわ。恐るべし力ですね、魔法淑女じゅんこ☆マギカ」
キリカ「お、織莉子と裸で一緒に回復ポッド……うぅ、愛は無限だ」
オリコ☆マギカ「オイ、きりかガ鼻カラ出血シテルガ大丈夫カ?」
織莉子「キリカ、大丈夫ですか!? ポッドの中が血塗れに……う、うぐっ!」
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>671,673,678
な、なんだってー(AA略……と、これでいいかしら?
キュゥべぇ、これ書き込んだら、お昼作るから待ってて頂戴
・次回予告
地響きを立て襲い来るプレセウス聖団
ただ一人立ち向かうキュゥべぇにまどかの心の叫びが届くのか
次回 まどか☆マギカ
生か死か!?
荒野の果ては地獄の一丁目!!
QB「お前はもう死んでいる」
(SSの内容は予告無く変更されることがありますので、ご了承ください)
プレアデス聖団
>>695
ご指摘ありがとうございます
こちらのミスです、申し訳ありません
前から気になってたんだが、
変身過程にアークルとオルタリングも入れるべき。
投下させて頂きます
今回は、前後編の前編になります
かずみ☆マギカのネタバレが含まれるので、ご注意下さい
~~放課後、下校時
QB「うーむ……」
まどか「どうしたの、キュゥべぇ。難しい顔して」
QB「形のいいFカップと、ちょっと形は崩れててもでかいGカップのどっちがいいか、悩んでいた」
さやか「そんなことで悩むなよ……」
マミ「……キュゥべぇ」(うるうる)
QB「おい、誰もマミのことだって言ってねーだろ!」
マミ「だ、だって……」
QB「あ、安心しろ。おまえの胸はでかい上に、形の良さも国宝級だ!」
マミ「嬉しいけど、そこまで言わなくても……」(真っ赤)
杏子「マミの奴、あんなセクハラ野郎の何処がいいんだ?」
???「相変わらず馬鹿なことやってんな」
QB「む、誰だ!」
さやか「猫が喋った?」
ほむら「いや、この感じはむしろキュゥべぇに似ているわ」
ジュウべぇ「オイラの名前はジュウべぇ。久しぶりだな、イケメン」
QB「むっ、のこのこと現れやがって、このハンサム野郎!」
さやか「けなすように見せかけて、褒め合うなよ……」
まどか「キュゥべぇってイケメンなんだ」(汗)
ジュウべぇ「今日は魔法淑女のおまえらに挨拶に来たぜ」
QB「お前達、気をつけろ。こいつは俺の座を奪おうと画策してる奴だ」
ほむら・さやか・杏子「チェンジで」
QB「いきなり俺をリストラするんじゃねええええ、この裏切り者共!」
ジュウべぇ「キュゥべぇのやり方は古いぜ、やっぱり新しくいかないとな」
まどか「どういうこと?」
QB「こいつは魔法淑女の性的欲望をエネルギー転換するより、魔法淑女がキャッキャウフフと女同士の友情を深め合うのをエネルギーにした方がいいと主張してる奴だ」
杏子「どう考えてもジュウべぇの方が健全だ」
ほむら「キュゥべぇの邪魔はさせないわ!」
さやか「まあ、ほむらはこうなるよね……」
QB「しかし、こうやって口論していてもらちがあかないな」
ジュウべぇ「そうだな」
ほむら「とりあえず、二人で殺し合えばいいわ」
QB「そう言いながら、RPGを渡そうとするんじゃねー! おまえ、俺達二人を排除してーんだろ!」
ほむら「じゃあ、代わりに手榴弾を……」
QB「やめろおおおおお!」
ジュウべぇ「こっちの魔法淑女はどうなってるんだ? 何で爆弾持ってるんだ?」
QB「俺が見つけた魔法淑女は、どれもすげーぜ、げへへ」
杏子「ほむらと一緒にされると、いまいち納得がいかないな……」
ジュウべぇ「ここはマジカルレディマジックバトルで決着をつけるのを、提案するぜ」
ほむら「マジカルレディマジックバトル?」
まどか「何だか、ファンタジーな響きだね。面白そう」
さやか「キュゥべぇ、マジックバトルって?」
QB「むう、説明してやろう」
・魔法淑女魔術刃刀流(まほうしゅくじょまじゅつばとる)
古代中国殷王朝末期、紂王の后であった妲己は呪術によって、皇帝を意のままにしていた。妲己に逆らう者は奇妙な生物と契約させられ、お互いに殺し合いをさせられたという。
その後、中国からシルクロードを経て西側の権力者へと、この風習が伝わった。文献によれば魔法を使う者同士を権力者が代理人として差し出し、戦わせて物事を解決したという。
一説によれば古代エジプトのクレオパトラはこの戦いの達人だったとのこと。
『民明書房刊 らぶりー☆世界の魔法少女』
まどか「全然面白くなさそうだよ……」
ほむら「がっかりしないで、まどか。代わりに私がまどかを楽しませてあげるから」(むふーむふー)
QB「多分ほむらに楽しませて貰っても、楽しいのはほむらだけだな」
杏子「代理人を戦わせるってあるけど、それってさ……」
QB「おうよ。頑張れよ、代理人」
さやか「……こうなるわけね」
マミ「まあまあ、ここはキュゥべぇのために一肌脱いであげましょう」
ジュウべぇ「それじゃ、こっちのプレイアデス聖団のメンバーを紹介するぜ。まずは文学少女海香にサッカー少女のカオル」
海香「よろしく」
カオル「よろしく♪」
ジュウべぇ「そして、記憶喪失のかずみ」
かずみ「海香、朝ご飯まだだっけ?」
海香「かずみ、今朝ちゃんと食べましたわよ」(汗)
QB「おい、それは本当に記憶喪失なのか?」
ジュウべぇ「ツンデレのみらい」
みらい「誰がツンデレだ!」
ジュウべぇ「根暗のニコに、意外に乙女チックなサキ」
ニコ「やあ」
サキ「誰が乙女チックだ!」
ジュウべぇ「それに最後に動物と会話できる里美だぜ」
里美「べえちゃーん!」(むぎゅ)
ジュウべぇ「うごっ!」
里美「べえちゃん、あっちに綺麗なホテルがあったわ。終わったら、行きましょう」(むぎゅむぎゅ)
杏子「おいおい、何だかマジモンの魔法淑女が混じってるぞ」
里美「べえちゃん、ベッドがくるくる回って、きっと楽しいわよ」(むぎゅー)
ジュウべぇ「は、放せ、里美……」
QB「くっくっく、いいざまだな、べえちゃんよ」
マミ「キュゥべぇ、私も終わったら、連れて行って欲しいわ」(真っ赤)
QB「いや、その対抗しなくていいから……」(滝汗)
さやか「なんか、二人とも詰んでない」
杏子「ジュウイチべぇの連絡先を教えて欲しいんだけど」
QB・ジュウべぇ「気がはえーよ!」
QB「それではこちらの性のエキスパートを紹介してやるぜ」
さやか「誰が性のエキスパートだ……」
QB「マゾのまどかに、糖尿病の杏子、それにヤンデレのさやか、マミ、ほむらだ」
まどか「うう、キュゥべぇ酷いよ」
杏子「誰が糖尿病だ!」
さやか「ヤンデレでひとまとめにするな!」
ほむら「ヤンデレのほむらよ。よろしく」
杏子「認めるのかよ……」
マミ「うう……キュゥべぇ酷いわ。またヤンデレだなんて」
QB「あ、いや、その……別にマミを泣かせるために言ったわけじゃ」
マミ「こんなしつこい女、キュゥべぇ嫌いでしょ」
QB「い、いや、マミは情が深くていい女だと……」
マミ「本当に?」
QB「本当に」
マミ「そ、そんなこと言われると、困っちゃうわ」(真っ赤)
ジュウべぇ「いい加減、寿退社した方がいいぜ」
QB「うるせー! お前こそ、そこの巨乳と幸せにランナウェイしやがれ」
さやか「不毛だ」
前編は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
次回に後編の予定です
>>703
誰でも変身できそうなアイテムを集めてあるので、外させて貰いました
ただ音叉もどっちかというと、そっちに近いですが
だんだん若本の声で再生されなくなってきた
ジュウべぇの声は銀河万丈さんだな個人的に
しかし詢子さんを抜いてほむら、キリカ、里美の中で誰が最強の魔法淑女なのかが分からねぇ
投下させて頂きます
今回は、前後編の後編になります
前回同様、かずみ☆マギカのネタバレが含まれるので、ご注意下さい
~~空き地
QB「よし、マジカルレディマジックバトルだごらああああ!」
サキ「前置きが長すぎる……」
QB「各自、変身して勝負に備えろ」
さやか「変身って、どうやるの?」
杏子「えっと、Vなんとかを翳して……USBキーを刺すんだっけ? 思い出せない」
マミ「Vバックルをベルトにはめて、携帯電話で5を三回押して、ベルトを引いてターンアップしたあと、音叉を叩いて、カブト虫型のレバーを引いて、Suicaをベルトに翳して、カードとUSB、それにメダルをはめて、変身よ!」
さやか「マミさん、詳しいんだ」(汗)
マミ「さあ、マミ☆マギカの出番ね!」
海香「こっちも準備が整いましたわ」
QB「うひょー、エロい格好の奴が多いな。このムッツリスケベが」
ジュウべぇ「キュゥべぇはわかってないぜ。エロい格好で可愛らしくワイワイさせるのがいいんだぜ。ダイレクトにスケベとか、遅れてるな」
QB「うるせー、リアルにセクハラができねーなんて、夢も希望もねーよ」
さやか「どっちも……」
ニコ「最低だね」
QB「よし、最初はまどか行け!」
まどか「ええっ!? 私!?」
かずみ「じゃあ、こっちは私が先に出るね」
カオル「かずみ、気をつけて」
かずみ「これが終わったら、朝ご飯にしようね、カオル、海香」(にっこり)
カオル「いや、朝ご飯も昼ご飯も食べたって」(汗)
~~第一戦目
かずみ「待てー!」
まどか「わーん、ケンカなんてしたことないのに、こんなのわかんないよー」
ほむら「まどか! いま助けるわ」
QB「馬鹿、対物ライフルで援護しようとすんじゃねー! 安心しろ、こういうときのために、まどかの魔法淑女服には細工がしてある」
マミ「細工?」
QB「そうよ。変身したまどかはスーパーモードを発動させることが可能だ」
ほむら「スーパーモード?」
QB「極限まで魔法で強化した、究極のモードだ」
まどか「ど、どうやってやるの、それ」
QB「エロいことを考えると発動する」
さやか「あんたらしい発想で、最低だ……」
かずみ「ちょこまか動くなー!」
まどか「こ、こんなときにエッチなことなんか考えられないよ!」
QB「まどか、昨日の晩のほむらとのことを思い出せー!」
~~昨晩
まどか「ほ、ほむらちゃん……も、もう限界だよぉ」
ほむら「まどか、これを後ろに入れていいかしら?」(ウィーンウィーン)
まどか「だ、だめぇ……前にも入ってるのに、そ、そんなのお尻に入らないよ……あ、ああ……」
ほむら「まどか……まどか……」(ギシギシ)
QB「うおおおお、発動したぞ。あれがまどか☆マギカのスーパーモードだ!」
杏子「おまえ、昨日の晩何したんだ?」
ほむら「私達のナイトライフに口出ししないで」
まどか「これが、スーパーモード……って、えええええ!?」
QB「全身の服が変化して、エロい下着のみという真の姿を晒すのだ! 武器も弓からムチに変わる」
ほむら「素晴らしいわ」(むふーむふー)
さやか「キュゥべぇ、後でちょっと裏に顔出しなさい」(怒)
まどか「こんなのってないよー」(泣)
~~三分後
かずみ「うーん、負けた……」
マミ「確かに凄い強かったわね」(汗)
QB「くくく、世界一格好いいマスコットである俺様の発明したスーパーモードに、勝てる奴はそうそういねーぜ」
まどか「うぅ、もうこんなの嫌だよぉ」
QB「実は髪型をアフロにしても同じ効果を得られる」
まどか「そっちも嫌だよー」(泣)
~~第二戦目
サキ「つぎ、次鋒ツンデレ、でろ!」
みらい「次鋒ツンデレいきます、グオゴゴゴ……って、ツンデレって言うんじゃない!」
杏子「てりゃー! なんとかフェンシング!」(グサッ)
みらい「ギャアーッ!」
サキ「………」
QB「流石はゴリラも裸足で逃げ出す杏子だ。血も涙もねーな」
杏子「いや、相手が余所見してたから、つい……」
~~第三戦目
サキ「みらいが何のいいところも無くやられた」
海香「次はどうします?」
カオル「じゃあ、私が行くよ」
かずみ「カオル、終わったら朝ご飯にしよう」
カオル「かずみ、だから朝ご飯は食べたって」(汗)
QB「よし、次はさやか、お前が行け!」
さやか「うーん、こんなの初めてだけど、まどかも頑張ったし、私も頑張るよ」
まどか「さやかちゃん、頑張ってね。別に負けてもキュゥべぇが居なくなるだけだし」
QB「おい、さり気なく酷い扱いしてねーか、俺を!」
杏子「さやか、無理するなよ。いざとなったら、私が自爆してでも助けるから」
さやか「杏子、気持ちは嬉しいけど、無茶しないで」(汗)
カオル「いざ勝負だ!」
さやか「………」
そのとき、さやかがとった剣の構え方はおよそ一切の流派に
聞いたことも見たこともない
奇怪な構えであった
~~十秒後
かずみ「ああっ、カオル!」
サキ「やばい、頭からうどん玉みたいなのがこぼれ出てるぞ!」
海香「戻して戻して」
さやか「いやー、こんな試合初めてだから、緊張しちゃった」
杏子「そ、そうなんだ」(滝汗)
QB「緊張……だと……」
杏子「キュゥべぇ、あたし一生さやかの前では浮気しないと思う」(遠い目)
QB「それが賢明な判断だな。俺もセクハラしていいか、判断に迷うぜ」
~~第四戦目
カオル「ふう、一生サッカーが出来る丈夫な体じゃなかったら、危うかった」
QB「おい、その一言で済ませるのかよ!」
海香「四番手は私が行きますわ」
かずみ「頼むよ、海香」
海香「かずみ、ちなみに朝御飯は既に食べてますわ」
かずみ「あれー、おかしいな……」
マミ「なら、次は私が行くわ」
QB「おう、マミ。相手をギタンギタンにしちまえー」
マミ「キュゥべぇ、愛のため、あなたのため、私は戦うわ!」
QB「恥ずかしすぎて、身体が痒いぃぃぃぃ!」
さやか「マミさん、変身すると何だか変わってない?」(ヒソヒソ)
杏子「マミは昔から、こういうのが好きだ」
~~五分後
マミ「ティロ・フィナーレ!」(ズドン)
海香「なんの、バリアですわ!」
マミ「ティロ・フィナーレが効かない!?」
まどか「何だか、一番マジックバトルっぽい試合だね」
さやか「いいな。私もマミさんみたいに戦いたいな」
QB「いや剣だけで十分だろ……」
海香「弱点を看破させて貰いますわ! イクス・フィーレ!」
マミ「くっ!」
海香「なになに、弱点は……キュゥべぇ」
マミ「あっ! 恥ずかしいわ」(真っ赤)
杏子「今更恥ずかしがられても困るな」
海香「しかし、これでは手詰まりですわね、お互いに」
マミ「ならば奥の手を出すわ。胸部装甲を開くのは嫌いなのだけど」(ばりばりばり……)
杏子「おいおい、マミの胸が左右に開いて……」
さやか「何か出てきた……何あれ」
マミ「胸部粒子砲(アルティマシュート)」
ピカッ!
海香「ば、バリア! ぬあああああぁ!」
かずみ「海香!」
ほむら「隣の公園が抉れて影も形も無くなったわ」
QB「マミ最大の必殺技、アルティマ・シュートだ。Jカップの胸に内臓されたレンズから発射される光線は100メガテラワット以上の出力を誇る」
杏子「そんな物騒なもの、仕込んでおくなよ!」
さやか「この魔法淑女の格好、安全かどうかわかんなくなってきた」
~~終戦
サキ「こちらが七人居るのに、四本先取されたから、こちらの負けだな」
海香「うううぅ、光が……あれは憎しみの光だ……」
かずみ「海香、しっかりして」
ほむら「折角用意してあったRPG200発が無駄になったわ。時間停止して、360度全周囲から攻撃する予定だったのに」
サキ「やめてくれ」(汗)
ニコ「元々うちらは集団戦が得意だったのに、個人戦に持ち込まれたら、勝てるわけがない」
みらい「そういうことは、先に言いなさいよ!」
ジュウべぇ「勝負には負けたがこれで終わりだと思わないことだぜ」
QB「諦めの悪い野郎だ。そこまで言うなら、俺達の戦いで勝負をつけんぞ!」
ジュウべぇ「望むところだぜ」
杏子「最初っから、二人で決着をつけろよ……」
QB「えいっ、えいっ」(ぽかぽか)
ジュウべぇ「このっこのっ」(ぽかぽか)
QB「えいっ、えいっ」(ぽかぽか)
ジュウべぇ「このっこのっ」(ぽかぽか)
さやか「帰ろうか……」
サキ「こちらも撤収するか」
まどか「慣れないことしたから、疲れたよー」
~~一時間後
QB「えいっ、えいっ」(ぽかぽか)
ジュウべぇ「このっこのっ」(ぽかぽか)
里美「べえちゃーん、終わったらホテル予約してあるから」(にこにこ)
マミ「キュゥべぇ、こっちもちゃんと部屋とってあるから、楽しみにしていてね」(にこにこ)
QB(い、いかん……適当なところでやめる予定が)
ジュウべぇ(やめるにやめられないぜ)
今回は、ここで終わりです
閲覧、ありがとうございました
>>724
色々研究してますが、技量不足で申し訳ありません
>>727
QB(CV銀河万丈)「ほむら、貴様は異能生命体だ!」
ほむら「私に構わないで。……アームパンチ」
QB「ぬぐあー!」
お疲れさまでした。
しかし、QB族って・・・・・・千べえまでいってもこのノリな気が致しますね。
そろそろ杏子の下にあの子を出してあげても良いと思うのよ
投下させて頂きます
今回は、ほむらがメインになります
~~放課後、下校時
マミ「キュゥべぇ、クッキー焼いたんだけど、食べない?」
QB「おお、腹が三時のおやつの時間を丁度告げていたところだ。うめーうめー」(ガツガツ)
杏子「相変わらずマミはマメだな」
さやか「女子力高いよね」
ほむら「その女子力というのは、何なの?」
まどか「ほむらちゃんも興味あるんだ」
さやか「そうだねー。私も詳しくは説明できないけど、要するに異性を引き付けたり、同性に好かれたりするための能力かなー」
ほむら「なるほど、わかったわ」
さやか「ほむらの『わかったわ』っていう台詞、凄い信用できないんだけど……」(汗)
~~まどかの部屋
ほむら「そういうわけで、女子力をアップしてみたわ」
まどか「えっとー……」(汗)
QB「おい、何処がアップしてんだよ。まるで外見は変わってねーじゃねーか」
ほむら「下着を代えたわ」(バサッ)
まどか「わわっ! ほむらちゃん、はしたないよ。うわー、凄い色のショーツ!」
QB「おんにゃのこが自分でスカートを捲るんじゃねー!」
ほむら「これでまどかも脳殺ね」
まどか「えーと、うーんと……うわぁ、やられたー!」(バタリ)
QB「脳殺というより、それは脳梗塞じゃねえか」
QB「大体、下着をエロくしただけじゃ、女子力が上がるわけじゃねーよ」
まどか「キュゥべぇなら、エッチな下着に食いつきそうだけど」
QB「まどか、核兵器がエロい下着を着ていても、欲情できるわきゃねーだろ!」
まどか「キュゥべぇ、ほむらちゃんが怖いんだ」(汗)
QB「ほむら、若いねーちゃんとかの雑誌では女子力はファッションや美容などに対する努力って言うが、女子力鑑定士の俺に言わせるとだな、要は行動や仕草だ」
ほむら「行動や仕草?」
QB「そうだ。例えばまどか、ほむらとスキンシップしてみろ」
まどか「えっと……ほむらちゃん♪」(むぎゅ)
ほむら「ま、まどか!」
まどか「えへへ、こういうのいいね」
ほむら「ま、ま、ま、まどか……」(真っ赤)
QB「腕に抱きついてるだけで、心臓バクバク、血圧上昇! これぞウーマンパワー、女子力というやつだぜ」
ほむら「ま、まどかぁ……うぅ」(ドクドク)
まどか「た、大変、ほむらちゃん、鼻血が……」
QB「抱きついただけで鼻血とか……中学生の童貞じゃねーんだから、いい加減に慣れろよ」
~~五分後
ほむら「なるほど、これが女子力というものね」
QB「いや、女子力とかで鼻血なんか出るのはおまえだけだ」
ほむら「なかなかまどかからスキンシップをして貰える機会はないから、新鮮だったので油断したわ」
まどか「あ、うん。ごめんね、ほむらちゃん」(汗)
QB「まあ、普通は猛獣に抱きつくムツゴロウみたいな人間はいねーからな。ほむらみたいなセクシャルプレデターにスキンシップとか、恐ろしすぎる」
ほむら「否定はしないわ」
QB「頼むから否定しろよ!」
ほむら「スキンシップの上手さが、女子力というものに繋がるのね」(ほむほむ)
まどか「うーん、そうかもね。街のカップルでも、スキンシップが上手な人は綺麗な人が多いし」
ほむら「それじゃ、スキンシップをすればいいのね」
QB「おい、スキンシップとセクハラは……」
まどか「ほ、ほむらちゃん、お洋服の中に手を入れちゃダメぇ!」
ほむら「まどか、これはスキンシップなのよ」(むふーむふー)
QB「言う前から襲ってるんじゃねー!」
~~登校時
ほむら「女子力を上げるためにも、良いスキンシップを教えて欲しいわ」
杏子「スキンシップに良いも悪いもあるのか?」
さやか「悪いスキンシップって……セクハラはスキンシップじゃないわよ」
QB「それは俺が昨日散々このセックスマシーンに言い聞かせた」
ほむら「私には違いがよくわからないわ」
さやか「何でわからないのよ……先生、お願いします!」
マミ「え、えっと……そうね。スキンシップは愛情を相手に伝えるためにやることだから、相手が嫌がることをしないというのが前提条件かしら」
ほむら「なるほど、よくわかったわ」
QB「おい、まずはここに居る普通の女子が採点してやるから、女子力を母親の子宮に残して生まれたほむらの考えるスキンシップを聞かせて貰おうじゃねーか」
~~ほむら的スキンシップ
まどか「あ……あぁ……あぁ♪」
ほむら「気持ちいい、まどか?」
まどか「ほ、ほむらちゃん、凄い上手……おかしくなっちゃうよ……」
まどか「まどかはここを舐められるのが好きなのね」
まどか「や、あああああああ!」
杏子「ほむら、それはスキンシップじゃなくて、単なるエロだ」
ほむら「まどかに不快なことはさせてはいないわ。違いがよくわからないわ」
さやか「既に手遅れな気がしてきたけど……巴師範、お願いします!」
マミ「えっと、スキンシップっていうのは、軽い触れ合いみたいなものだから、あまりハードなものは良くないかもしれないわ」(汗)
~~夕方、まどかの部屋
ほむら「まどか、お願いがあるわ」
まどか「なーに、ほむらちゃん?」
ほむら「スキンシップしたいのだけど、いいかしら?」
まどか「え、えっと……」
ほむら「まどかが嫌がるようなことはしないわ。ストップをかけられたら、やめるわ」
まどか「うん、それならいいかな」
ほむら「まどか、力を抜いて」(撫で撫で)
まどか「あ、これくらいなら気持ちいいかな。ほむらちゃんの手、温かくて柔らかくて、いいなー」(にこにこ)
~~六時間後
まどか「ほ、ほむらちゃん……」
ほむら「どうしたの、まどか?」(撫で撫で)
まどか「せ、切ないよぉ……もっと強くして……」
ほむら「ダメよ。これはスキンシップだから」(撫で撫で)
まどか「そんな……こんないっぱい触られてるのに……」
ほむら「もっと強くして欲しかったら、おねだりして欲しいわ」(はぁはぁ)
まどか「ほむらちゃん……エッチなことして……」
~~翌日、登校時
ほむら「女子力は素晴らしいわ」(つやつや)
さやか「キュゥべぇ、嫌な予感がするんだけど。まどかが休みなのって……」
QB「セクハラ課の敏腕刑事の俺様が現場についたとき見たのは、汗と涙と涎とほむらの体液にまみれて昏倒したガイシャの姿だ」
杏子「誰だ、こいつに女子力なんて教えたのは」
ほむら「巴マミ、他に私は何をすればいいと思う?」
マミ「教えていいかわからないけど……とりあえず、家事が出来るといいかしら。特に料理で相手の心を掴むといいわよ」
QB「うほほーい、そうだよな。やっぱり女に料理とか食わせて貰えると、最高だよな」
杏子「おい、がっちり心を掴まれてる奴がここにも居るぞ」(ひそひそ)
さやか「キュゥべぇは既にマミさんの女子力で踊らされてるわね」(ひそひそ)
ほむら「料理はあまりしたことがないけど、一応レパートリーはあるわ」
杏子「ほむら、料理できるんだ。何作れるんだ?」
ほむら「レバニラ炒めとすっぽん鍋よ」
さやか「……料理の本貸してあげるから、他にも覚えなさいよ」
~~二日後、まどかの部屋
ほむら「まどか、アップルパイを焼いてみたんだけど、食べて貰えるかしら?」
まどか「ほむらちゃんが焼いたの!? うわー、嬉しいな」
ほむら「どうぞ、召し上がれ」
まどか「ありがとう。キュゥべぇも食べる?」
QB「いや、俺はほむらが作るところを見たから、食べる気がこれっぽっちも起きない」(がたがた)
まどか「キュゥべぇ、甘い物も好きなはずなのに、変なの」
QB「まどか、真実を伝えられない弱虫な俺を許してくれ」
まどか「いただきまーす……ほむらちゃん、このアップルパイ美味しいよ。ほんのり塩味が効いてるから、りんごが甘く感じるよ」(にこにこ)
ほむら「そう、良かったわ」(うっとり)
まどか「何か隠し味があるの?」(もぐもぐ)
ほむら「私が作った特製の黄色いエキスよ」(うっとり)
QB「文字通り、ほむらが身体で作ったエキスだな」
まどか「ふーん、ほむらちゃんの特製なんだ」(もぐもぐ)
QB「うう、まどかの美味しそうに食う姿が直視できねー。俺は、もうこの黒髪の魔法淑女と付き合うの嫌になってきたぜ」(泣)
~~翌日、登校時
まどか「昨日ほむらちゃんがアップルパイを焼いてくれたんだけど、凄い美味しかったよ」
さやか「あ、そうなんだ。料理の本を貸した甲斐があったわ」
杏子「アップルパイか、いいねー。あたしもほむらが作ったパイを試しに食べてみたいな」
QB「やめろおおおおおお! 杏子、一生アップルパイにトラウマを抱いて食えなくなるぜ」
杏子「何だよ、トラウマって」
QB「さやか、レシピをやるから、代わりにお前が焼け」
さやか「何だって言うのよ、アップルパイ程度で……貴様、このレシピでアップルパイを焼けと申したか?」(チャキン)
QB「まどかが食ったの、そのアップルパイだぜ」
さやか「まどか……」(涙)
まどか「さ、さやかちゃん、何でいきなり泣いてるの!?」
ほむら「スキンシップ、料理は制覇したわ。巴マミ、次はどうすればいい?」
マミ「そうね、後はコミュニケーションかしら」
ほむら「コミュニケーション?」
マミ「そうね。好きな人を褒めてあげたり、好きだって言って、喜んで貰うの」
ほむら「それならいつも言っているわ」
~~数日前、まどかの部屋
ほむら「まどか、素敵よ……」(むふーむふー)
まどか「ほむらちゃん、まだお昼だから。パパやママも居るし」(汗)
ほむら「でも、まどかが好きで抑えられないの」(はぁはぁ)
まどか「ほむらちゃん、落ち着いて……あーん、もうどうすればいいんだろう」(汗)
マミ「確かにそれも相手を褒めているけど、ちょっと……」
ほむら「何が悪いのかしら?」
マミ「落ち着いた状態で、相手に伝えないと、なかなか真意が伝わらないんじゃないかしら」
ほむら「なるほど……」(メモメモ)
QB「マミがほむらに情報を伝える度に、まどかの人生が音を立てて崩れてる気がするぜ……」
~~放課後、ファミリーレストラン
まどか「ほむらちゃんと二人っきりでこういうファミリーレストランに来るのって、初めてだよね」
ほむら「そうね。ここなら人目があるから、多少は私も自重できるから」
まどか「あ、うん……そうだよね」(汗)
ほむら「まどかに言いたいことがあって、今日はここに来たの」
まどか「言いたいこと?」
ほむら「まどか、愛しているわ」
まどか「えっと、うん……私もほむらちゃんほど、強い想いかわからないけど、ほむらちゃんのこと好きだよ」(真っ赤)
ほむら「まどかが私のこと好きでいてくれるなんて、夢みたい。まどかは私の女神よ」
まどか「そ、そんな大げさだよ」(真っ赤)
ほむら「あなたには知っておいて欲しいの。私がどれだけ好きか、そしてあなたがどれくらい素晴らしいかを……」
~~三時間後、マミの部屋
QB「おっと、まどかからメールだぜ。なになに、今すぐ来て欲しいって」
マミ「急な呼び出しとは珍しいわね」
QB「ふ、まどかもようやくこのハンサムボーイの魅力に気づいて、デートに誘うということか」
マミ「それは無いから、行ってらっしゃい」(にっこり)
QB「ああ、畜生! マミ、今あっさりと否定しただろう!」
マミ「万が一にもそういうことがあったら、私も鹿目さんも、キュゥべぇも生きていないかも」(にこにこ)
QB「ウン、まどかカラでーとノ、オ誘イナンテ無イヨネ」(滝汗)
~~路上
QB「メルヘンチックに虹に乗って登場、愛の妖性キュゥべぇだよー」
まどか「キュゥべぇ……助けてぇ」(はぁはぁ)
QB「ぬあー、まどかが団地妻もびっくりなくらいエロい表情だ。いってー、どういうことだ!?」
まどか「ほむらちゃんとデートしてたら、こうなっちゃって……」(はぁはぁ)
QB「どういうデートしたら、こんなのになんだよ、ほむら!」
ほむら「ファミリーレストランで話をしていただけよ」(むふー)
まどか「キュゥべぇ、お願いがあるの」
QB「何だ?」
まどか「ラブホテルにほむらちゃんと入りたい」(はぁはぁ)
QB「おいおい、いたいけな中学生の台詞とは思えない、エロいお願いだな。一応、契約すれば年齢ごまかして入れてやるが……」
まどか「早くしてぇ……」
QB「分かったが、どうなっても知らんぞ!」
~~翌日、登校時
まどか「ほむらちゃん……」(うっとり)
ほむら「女子力は素晴らしいわ」(むふー)
杏子「おい、さっきからほむらにまどかが引っ付いて離れないぞ」(ひそひそ)
さやか「何があったんだろう。キュゥべぇ、何か知らない?」
QB「まどかがほむらの女子力に蹂躙された」
マミ「女子力って、人を蹂躙するものって聞いたことがないんだけど」(汗)
QB「しかし、このままほむらの女子力がアップすると、まどかが大変なことになるな。何とかしねーとな」
~~放課後、教室
QB「まどか、帰る前に話がある」
まどか「なに、キュゥべぇ?」
QB「最近、随分とほむらに懐いてるようだな」
まどか「ほむらちゃん、最近とっても凄いんだよ」(テレテレ)
QB「女子力を研究してたからな。しかし、一方的に楽しませて貰うのもほむらに悪いだろう。ここはまどかもほむらにお礼をしないと」
まどか「どうすればいいのかな?」
QB「天才頭脳派の俺様にマーベラスな考えがある」(にやり)
~~まどかの部屋
ほむら「まどか、お帰りなさい……って、ど、ど、ど、どうしたの、その格好!?」
まどか「ほむらちゃん、エッチな下着好きだったよね。ちょっとサービスしてあげようと思って、着てみたけど、嫌だったかな?」(テレテレ)
ほむら「う、う、嬉しいけど、いいのかしら?」(くらくら)
まどか「ほむらちゃん、最近優しいから、お返しだよ。アップルパイ、焼いたけど、食べるよね?」
ほむら「い、頂くわ」
まどか「よく分からないけど、キュゥべぇが『まどかの黄色い特製エキスだ』って言って、調味料をくれたから、ほむらちゃんのパイと同じレシピになってると思うよ」
ほむら「え、え、えっ!? わ、わ、わ、私と同じレシピでまどかのエキスが入っているの!?」
まどか「ほむらちゃんが驚いてる顔って、珍しいね。私が食べさせてあげるから」
ほむら「ま、ま、まどか、身体が当たってる」(くらくら)
まどか「えへへ、当ててるんだよ。ほむらちゃん、パイ食べさせてあげる……口移しで」
ほむら「く、く、く、口移し!? まどかのエキスが入ってるパイをまどかが口うつ……ぐふっ!」(出血)
~~翌朝、登校時
さやか「あれ、ほむらは休みなの?」
まどか「うん。昨日、鼻血が止まらなくて、寝込んじゃって……まだ身体弱いのかも」
杏子「あれは絶対身体弱くないと思うけど」(汗)
さやか「何かやったの?」
まどか「キュゥべぇに言われて、私の特製エキスとかいうのを入れてパイを焼いて、それを口移しで食べさせてあげてたんだけど……」
さやか「あの淫獣は何処だー!? 手討ちにしてやる!」
まどか「さ、さやかちゃん、どうしたの!?」
杏子「さやか、落ち着け! 剣を振り回して、何処に行く気だ!?」
~~ビルの上
QB「くっくっくっ、女子力で言えば、まどかの方が上だ。ほむらには悪いが、これでパワーバランスが戻るぜ」
~~余談、数日後のマミの部屋
QB「マミ、うめーな、このパイ」(むしゃむしゃ)
マミ「いっぱいあるから、たくさん食べてね」(にこにこ)
QB「塩っ気がちょっと効いてるのが、りんごを甘くしていていいな。いやー、食った食った」(げふー)
マミ「全部食べちゃうなんて、キュゥべぇはよっぽどこのパイが好きなのね」
QB「ああ、美味かったぜ」
マミ「美樹さんの言った通りだったのね。暁美さんのレシピを聞いておいて良かったわ」
QB「何だと!? も、も、もう一回言ってくれ」
マミ「暁美さんのレシピでパイを焼いたの。恥ずかしかったけど、もちろん私特製の黄色いエキスも入れてあるわ」(テレテレ)
QB「さ、さやか……はかった喃、 はかってくれた喃!」
マミ「もう、キュゥべぇがそういうの好きなら、早めに言ってくれればいいのに。今日はちゃんとペットボトル2リットル分の水分を摂取したから、楽しみにしていてね」(テレテレ)
QB「落ち着け、マミ! おまえはとんでもなく、取り返しのつかない誤解をしている!」
マミ「ここで出すのはあれだから、お風呂場に行きましょう♪」
QB「マミ、違う、違う! 俺はそんな趣味は……アーッ!」
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
正直この空気が好きだ! 次も期待させていただきます
誰かこのスレを参考にやる夫系で書いてくれー、割とマジで
一体何を言ったのか・・・
投下させて頂きます
今回は、杏子、さやか、ゆまがメインになります
おりこ☆マギカのネタバレがあるので、注意して下さい
~~登校時
さやか「そういえば、最近キュゥべぇを見かけないな」
まどか「二週間くらい、うちにも来てないよ」
マミ「何か、仕事が忙しいみたい。でも電話やメールすると、ちゃんと出てくれるから、心配してないけど」
杏子「マミはキュゥべぇにメールしたりするんだ」
マミ「昨日も四十通くらい、メールしちゃったわ」(テレテレ)
さやか「キュゥべぇも大変だ」
~~夕方、杏子のマンションの部屋
ピンポーン
杏子「誰だ、こんな時間に……はいはい、誰だ?」
QB「よう、杏子。頼みがあるんだが」
杏子「何だ、キュゥべぇか……って、そいつ誰だ?」
QB「このプリティー幼女は千歳ゆまだ。この子をしばらく預かってくれ」
杏子「はあ!? こういうのはマミの方が得意じゃねーのか?」
QB「いや、マミの家に行ったんだが」
~~数時間前、マミのマンション前
ゆま「キュゥべぇ、どうしても行かなくちゃだめなの?」
QB「おうよ。都内の女子校を回って、女生徒の足元をウロウロして、スカートの中を調査するという大事な仕事が待ってるからな」
ゆま「ゆま、寂しいよ」
QB「大丈夫だ、マミは面倒見いいし。おまけにマミは世界に通用するくらい、おっぱいでけーからな。ゆまもいっぱい触らせて貰え」
ゆま「おっぱい大きいんだ」
ぴんぽーん
マミ「あら、キュゥべぇ、お帰りなさい……その子は誰?」
QB「おう、このキュートな幼女は千歳ゆまだ。マミや杏子と同じで俺の娘に……」
ズギューン!
QB「ぬあー! 警告無しで発砲だと!? マミ、何しやがる!?」
マミ「隠し子が居たなんて……キュゥべぇも私も死ぬしかないじゃない!」(号泣)
QB「ちょっと待てぇぇぇぇ! 何かとんでもない誤解をしてねーか!?」
マミ「キュゥべぇ……私もすぐに行くから、大人しく……」(ひっくひっく)
QB「ひいいいいい! 得意のライフル銃での連撃をやめろー! ゆま、走れ、逃げるぞー!」
QB「というわけで、酷い目にあった」
杏子「なるほど、隠し子と勘違いしてたわけだな」
QB「全く、キレたときのマミはナマハゲよりこえーぜ」
杏子「それで、何処からその子を誘拐してきたんだ?」(シャキン)
QB「おめーも勘違いしてるじゃねーか! 誘拐なんかしてねーから、槍をしまえよ!」
ゆま「違うよ、キュゥべぇはゆまを助けてくれたんだよ」
杏子「ふーん、このエセぬいぐるみがどうしたんだ?」
ゆま「ゆまのママ、ゆまのこと苛めてたの。それでね、キュゥべぇがおまわりさんを呼んで、止めさせてくれたの」
杏子「………」
ゆま「でもね、ママが居なくなっちゃったから、パパがゆまのこと面倒見れないって。そしたら、キュゥべぇが新しいお家に連れていってくれたの」
杏子「キュゥべぇ……」
QB「ぬお……杏子に『あんた、やっぱりいい奴だよな』って目で見られると、冷や汗が出るぜ。まあ、そういうわけで、面倒見てくれ」
杏子「女子高生のパンツ覗くのを止めればいいだけだろ」
QB「ぬあ、俺に死刑を宣告するのか。だが事情が変わって、ゆまを預かってもらわなくちゃいけねー状況は改善されてねーんだよ」
ズギューン
杏子「うわっ! マミの奴か!? 何処から狙撃してきてやがる!?」
QB「あいつの腕だと大体射程が2キロだ……俺も何発か食らったが、この弾丸をも弾き返す強靭な肉体のおかげで、まだ生きてるぜ」
ゆま「キュゥべぇ、チーズみたいになってたよ」
QB「ぬおー、いきなり俺の嘘をばらさないでよー、プリティー幼女! というわけで、杏子、マミの誤解が解けるまで頼んだぞ」
杏子「わかった。マミと一緒に来世で幸せになれよ」
QB「俺とマミを鬼籍に入れる予定はやめろおおおおおお!」
~~五分後、杏子の部屋
ゆま「………」
杏子「まあ、これといって何かあるわけじゃねーけど、くつろぎなよ」
ゆま「うん。ベッド座っていい?」
杏子「おう、座れ座れ。菓子でも食うかい?」
ゆま「わーい、食べる食べる。……ゆま、お菓子食べるの久しぶり」
杏子「そうかい」
ゆま「ゆまの前のママは、全然買ってくれなかったから。キュゥべぇは果物はよく剥いてくれたけど」
杏子「あいつ、意外とそういうのマメなんだよな。マミもよく買ってきて貰ったっていうし、私もりんご好きだって言ったら、欠かさず買ってきてくれたな」
ゆま「キュゥべぇはドリアンが好きっていうけど、ゆまはあの匂いが嫌いだな。女の匂いがするってキュゥべぇが言ってたけど、違うよね」
杏子「あいつ、こんなちっちゃい子にムチャクチャなこと教えるな……ゆま、いいから忘れろ。お菓子食い終わったら、ゲームでもして遊ぼうぜ。
まだ下の階の奴が帰ってきてないはずだから、DDRができるし」
ゆま「うん、遊ぶ遊ぶ」
~~一時間後
杏子「そろそろ晩飯のこと考えないとな。普段なら牛丼でも食べて済ませるところなんだが……」
ゆま「牛丼?」
杏子「まあ、ゆまに牛丼ってわけにもいかないよな。でも私は料理苦手なんだよな」
ゆま「どうするの?」
杏子「ちょっと待ってろ、晩飯作ってくれるやつの当てがあるから、電話で聞いてみる」
~~四十分後
さやか「杏子、来たわよ。もっと早く言ってよね、料理とか考えなくちゃいけないんだから」
杏子「悪い悪い。材料は?」
さやか「タイムサービスしてたの中心で買ってきたわよ」
ゆま「誰?」
さやか「あ、電話で言ってたのって、この子ね。私は美樹さやか、よろしく」
ゆま「うん。よろしく、さやか」
さやか「可愛いー♪ 頭撫で撫でしていい?」
ゆま「いいよ」(もじもじ)
さやか「えへへ、私もこういう妹が居たら良かったなー。それで、キュゥべぇは何処からこの子を誘拐してきたの?」(撫で撫で)
杏子「あたしと考えることは一緒か……」
ゆま「さやかは何処から入ってきたの? ピンポーンって鳴らなかったけど」
さやか「ああ。私は杏子にスペアキー貰ってるからね」
ゆま「さやかもここに住んでるの?」
さやか「私は別に両親と暮らしてるけど、しょっちゅう遊びに来てるから」
ゆま「通い妻?」
さやか「ええっ!? 何処でそんな言葉を覚えたのよ?」
ゆま「キュゥべぇがうちの義娘に通い妻してる女が居るが、あいつは怖いって」
さやか「……次に会ったときはキュゥべぇを伊達にしてやるか」
~~しばらく後
さやか「一応、出来たわよ。私も料理得意ってわけじゃないから、味は保障できないけど」
杏子「いいよいいよ。私なんて材料切るぐらいしかできないんだから、料理してくれるだけありがたいと思わないとな」
ゆま「わーい、いただきまーす」
杏子「頂くよ……煮魚っていうのがいいな。こういうのって、あんまり外食じゃ食えないし」
ゆま「うー、ゆまはお魚嫌い……」
杏子「おい、残すんじゃねーぞ。さやかに作って貰った料理だろう」
ゆま「うん……わかった」
杏子「よしよし」
さやか「ほら、骨とか取ってあげるから、きちんと食べなさい」
ゆま「さやか、ありがとう」
~~夕食後、風呂場
さやか「ゆま、頭洗ってあげるから、目瞑りなさい」
ゆま「うん」
さやか「しかし、こういうとき杏子の家の風呂は広くて便利だわ。三人でも、そんなに狭くないし」
杏子「キュゥべぇのこだわりなんだと。あたしの家に友達が泊まりに来たら、女同士で入っているところに、うっかり風呂の扉を開けて覗くためとか、ふざけたこと言ってた」
さやか「杏子も大変だね……」
杏子「ゆま、シャワーかけて流すから、目をしっかり閉じてろよ」
ゆま「うん、わかった」
~~夜半
ゆま「………」(ぼー)
杏子「ん? ゆま、眠いのか?」
ゆま「うん……目がしょぼしょぼしてきた」
さやか「あらあら。杏子、ベッドに寝かせるけどいいかな?」
ゆま「……キョーコとさやかも一緒に寝てくれない?」
杏子「一人じゃ寝れないのかい?」(くすくす)
ゆま「うん。前のママの怖い夢を見るの……。キュゥべぇはぬいぐるみ代わりにしていいって、いつも一緒に寝てくれたから」
杏子「仕方ねーな。さやかはどうする?」
さやか「お風呂入ったんだから、帰らないわよ。分かってる癖に」
杏子「ほら、ゆま。さやかとあたしの間に入れ」
ゆま「うん」
さやか「ちょっと早いけど、たまにはいいかな。それじゃ、二人ともおやすみ」
~~朝、教室
さやか「そういうわけで、今朝はゆまを学校に送ってたのよ」
まどか「そうなんだ」
杏子「キュゥべぇとか、ゆまの荷物を前のマンションに置きっぱなしだったから、遠回りで大変だったよ。ランドセルとか持って来ればいいのに」
まどか「そういえば、キュゥべぇは? マミさんも登校してないみたいだし」
ほむら「キュゥべぇからは、昨晩連絡があったわ」
~~昨晩
ほむら「もしもし。まどかとの愛の時間を邪魔して欲しくないのだけど」
QB『GHQ、こちらはコードネームQB、現在敵の襲撃を受けてる。助けてくれええええ』
ほむら「状況は?」
QB『敵はコードネーム魔弾の舞踏者。繰り返す、魔弾の舞踏者だ!』
ほむら「本部は痴話喧嘩に関しては、一切関与しない。繰り返す、一切関与しない。幸運を祈るわ」
QB『あ、てめー。ほむら、俺を見捨てるんじゃない。おい、ほむ……』(ブツッ)
ほむら「今も生きてるのかしら?」
まどか「ほむらちゃん、もっと早く教えてよ。マミさんにメールして誤解を解かないと……」(汗)
~~放課後、小学校前
杏子「ゆま、迎えに来たぞ」
ゆま「あっ、キョーコ、さやか!」
さやか「ちゃんと勉強してきた?」
ゆま「うん」
杏子「よしよし、晩飯の材料一緒に買いに行こうぜ」
~~夕食後、杏子の部屋
杏子「あー、食った食った。やっぱりさやかの飯は最高だ」
ゆま「さいこー!」
さやか「褒めすぎだぞ、二人ともー」(にやにや)
杏子「毎日この調子で作ってくれないかな」
さやか「あら、さやかちゃんにプロポーズ? 杏子のプロポーズも古風だね」
杏子「あ、えっと……からかうなよ」(真っ赤)
さやか「ごめんごめん。でも素直に嬉しかったよ」
さやか「さてと、そろそろ帰るねー」
ゆま「えっ!? さやか帰っちゃうの!?」
さやか「残念だけど。杏子のとこに私も居たいけど、あんまり外泊するとちょっとね」
ゆま「うぐぐ……ぐぐ……」(涙)
さやか「あ、えっと……」
ゆま「ぐぐ……」(涙)
杏子「あ、あんまり気にするな、さやか。行っていいぞ」(汗)
さやか「……仕方ないわね。今日も泊まってあげるわよ」
ゆま「本当!? やった」
~~数日後、昼休みの教室
さやか「そういうわけで、ここ最近杏子の家に通い詰めでさ」
まどか「ふふふ、さやかちゃん、奥さんみたいだね」
さやか「むー、まどかも言うようになったなー。でもそっちは同棲してるじゃない」
まどか「うん。気がついたら、ほむらちゃん居ついちゃったんだよね……」(汗)
ほむら「既に住居変更届けも役所に提出したわ」
杏子「ひさしを貸したら母屋を乗っ取られたって言うのか、これ」
さやか「そういえば、マミさんを最近見かけないけど」
まどか「えっと、誤解は解けたんだけど、キュゥべぇが女子高生のスカートを覗く元気があるようだから、搾り取るんだって……」(汗)
ほむら「次に会うときにはインキュベーターのミイラになってるはずよ」
~~夕方、路上
ゆま「キョーコ、さやか、手握って」
杏子「はいはい」
さやか「もう仕方ないなー」
ゆま「ゆま、凄く楽しいな。こんな毎日が続かないかなー」
杏子「それは、わからないな。でも……まあ、よっぽどのことがないなら、続くさ」
さやか「そうね。きっと続くわよ」
ゆま「……嬉しいな」
QB「うぬう、魔法淑女とは思えないくらいアットホームな雰囲気を作りやがって。そんな雰囲気を許さないハードボイルドなマスコットの登場だぜ」
さやか「む、出たなエセマスコッ……って、どうしたのキュゥべぇ?」
杏子「身体が半分くらいに痩せてるぞ」
QB「マミにたんぱく質を搾り取られ過ぎた……」
ゆま「あ、キュゥべぇだ。キュゥべぇー!」(むぎゅー)
QB「おうふっ! ゆ、ゆま、身体に響くから、もっと大事な物を扱うように優しく抱きしめて……」
杏子「何処がハードボイルドなんだよ」
QB「マミに解放されたんで、ゆまを迎えに来たんだが……」
ゆま「えっ、ゆま連れて行っちゃうの?」
QB「どうすんだ? 俺は別に杏子に面倒見て貰っても構わねーよ。俺が面倒見てもいいし、料理が得意で面倒見のいいマミのとこに居て貰ってもいいし」
ゆま「わたしは……キョーコとさやかのとこがいいな」(もじもじ)
杏子「だそうだ。あたしは構わない」
さやか「別に私も通い妻しても構わないわよ」
QB「そうか……じゃあ、ゆまの面倒は杏子に見て貰うからな」
ゆま「いいの? う、うう……」
杏子「ほら、泣くなよ」
さやか「傍に居てあげるからさ」
ゆま「うん……うん……」(ぐすぐす)
QB「ふっ、久しぶりにいい話で終わったぜ。一時はどうなるかと思ったが」
ゆま「わたし、キョーコとさやかに新しいママになって欲しいな」
杏子「姉ちゃんじゃだめなのか」
さやか「あはは、おっきい子供ができちゃったね」(撫で撫で)
杏子「まあ、ママでもいいか」(撫で撫で)
ゆま「えへへ、それで二人がママで、キュゥべぇがお婿さんがいいな」
QB「何だってー!?」
杏子「ほう、早速悪い虫がついたか……」(ゆらり)
さやか「こやつ、命が要らぬと見える……」(チャキン)
QB「母性本能全開すぎんぞ、おい! やめろ、誤解だ……ゆま、尻尾を離してくれー!」
続いて前回のおまけ
~~まどかの部屋
QB「そういえばこの前、ほむらにファミレスで何を言われたんだ?」
まどか「え、えっとね……」(真っ赤)
~~数日前、ファミリーレストラン
ほむら「朝起きるたびに、まどかの顔を見て思うの。私は何て幸せだって。好きな人の傍で寝て、起きたら真っ先にその顔を見れるなんて」
まどか「お、大げさだよ」
ほむら「大げさではないわ。愛する人と寝て、起きて、食べて、学校に行って、毎日過ごせる。こんなに素敵なことはないわ」
まどか「う、うん。私もほむらちゃんと一緒で嬉しいよ」(真っ赤)
ほむら「私は自分が抑えきれなくて、いつもまどかに酷いことをしてしまうわ。でも、まどかはときには黙って、ときには恥ずかしそうに、ときには積極的に受け入れてくれる。まどかが受け入れてくれるなんて夢みたい。たまに自分はもう存在しなくて、単に残った意識だけが幻を見せてるんじゃないかって思うわ」
まどか「そんなことないよ、私はここに居るよ」
ほむら「でも、こうやって二人が相思相愛でいること自体が奇跡に思えるわ。その上、まどかは私と一緒に作った小さな命まで育ててくれてる。時々、視界にまどかが入らないと、不安で仕方ないときがあるわ」
まどか「そこまで想ってくれてるんだ」(真っ赤)
ほむら「今も普通に喋ってるけれど、胸が痛いくらいに心臓が音を立ててるわ。私は感情を表にするのが苦手で、それが今はとっても悔しい。まどかのこと、こんなに愛してるのに……」
まどか「ほむらちゃん……」
まどか「というような話をしてたの」
QB「延々と!? 二時間以上もか!?」
まどか「うん」(真っ赤)
QB「ほむらは中身と違って外見はいいから、真面目にそんな告白を延々と聞いてたら……」
まどか「……凄いことになっちゃった」(真っ赤)
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
>>763
もう少し後にしようと思っていましたが、ご要望がありましたので、出させて頂きました
>>798
やる夫系は私も好きですが、あれはAAの改変とか、色々スキルが必要ですよね
自分にそういうのが無いのが残念です
>>801
今回のおまけのようなことを言っていたと思います
乙ー
>>279
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/::::::::::::::::::} | 丿 | i| | i| i }
投下させて頂きます
今回は、ほむらがメインになります
~~異空間
ワルプルギスの夜(仮)「キュゥべぇさん、今日はお話があります」
QB「何だ、チェリーボーイ共が集まって、急に改まって」
使い魔その1「キュゥべぇさんは魔法淑女としての、ほむらちゃんをサポートしていましたよね」
QB「まあ、それが俺の仕事だからな」
使い魔その2「今後はそれを止めて頂きたい」
QB「何だぁ! 藪から棒に!?」
ワルプルギスの夜(仮)「ほむらちゃんはまどかちゃんを愛するために現れた黒髪の天使なんです。我々としてはこのような展開を望みます」
~~まどかの部屋
ほむら「まどか、紅茶が入ったわよ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」(にっこり)
ほむら「………」(にこり)
まどか「ほむらちゃん、この紅茶美味しいよ」
ほむら「まどかのために仕入れたのだけど、気に入って貰えて嬉しいわ」
まどか「わざわざ私のために? 嬉しいなー」(にこにこ)
ほむら「愛するまどかのためなら、これくらいどうってことないわ」(てれてれ)
まどか「ほむらちゃん……」(真っ赤)
ワルプルギスの夜(仮)「このようにですね、女の子同士の甘い愛情をですね……」
QB「なーに寝ぼけたこと言ってやがる。あいつは朝の一杯は、まどかのゴールデンウォーターに限ると言っているような魔法淑女だぜ」(ほじほじ)
ワルプルギスの夜(仮)「そういう決め付けがいかんのですよー!」
使い魔その1「我々は断固として、清純純情可憐なほむらちゃんをプッシュします!」
使い魔その2「そうだそうだ」
QB「へいへい、そうですか。まあ、そのためには本人の許可を取ってくれ。おっと、屁が出るぜ」(ブー)
使い魔その3「か、完全に舐めきってますね……」
ワルプルギスの夜(仮)「我々魔女の力を思い知らせてやりますよ!」
~~まどかの部屋
ワルプルギスの夜(仮)「そういうわけで、ほむらちゃんにはプラトニックな愛を貫いて頂きたいんです」
ほむら「まどか、プラトニックな愛っていうのは何?」
まどか「えーと、清い愛ってことかな。具体的に言うと、エッチなことはしない関係って言えばいいのかな?」
ほむら「断固として断るわ」
ワルプルギスの夜(仮)「即決!?」
まどか「ほむらちゃんからエッチなことを取ったら、何も残らない気がするなー」(汗)
ワルプルギスの夜(仮)「そんなこと言わずに、お試しでもいいですから……」
ほむら「絶対に断るわ」
ワルプルギスの夜(仮)「そ、そんな……折角清純なほむらちゃんが見れると思ったのに」(号泣)
まどか「じゃ、じゃあ、ほむらちゃんが一日だけ試しにやってみるっていうのはどうかな?」
ほむら「……仕方ないわ」
まどか「すごく嫌がってる顔だね」(汗)
ワルプルギスの夜(仮)「ありがとうございます! では、ですね、明日はこのシナリオに沿って、お願いします」
まどか「シナリオなんてあるんだ……」
~~まどかの部屋、早朝
ほむら「随分と面倒なことになったわ」
QB「あいつら、シナリオなんて用意してたのかよ」
ほむら「台本によると、シナリオ1はまどかを起こすところからね」
~~シナリオ1
ほむら「まどか、起きて頂戴」
まどか「あ、ほむらちゃん、おはよう……」(もぞもぞ)
ほむら「今日も天気がいいわよ。いい一日になりそうね」(にっこり)
まどか「うん、そうだね」(にこにこ)
QB「やたらほむらがにこにこする場面が多いな、これ。別人とうっかり間違えてねーか」
ほむら「私だって笑えるわ」(にこにこ)
QB「うおっ! 普段見慣れてねーから、アメリカ海兵隊も裸足で逃げ出すくらいこえーな」
ほむら「美樹さやかが『笑うという行為は、本来は牙を剥く行為』と言っていたわ」(にこにこ)
QB「ますます怖くて、パンツの中が黄色い水で大洪水になりそうだ」
ほむら「まどか、起きて頂戴」
まどか「んー……くーくー」
ほむら「まどか……」
まどか「すーすー」
ほむら「………」(もぞもぞ)
まどか「ん……」
ほむら「………」(もぞもぞ)
まどか「ん……あん……」
ほむら「………」(ぺろぺろ)
まどか「はぅ……うぅ……」
ほむら「ん……う……」(ずぶずぶ)
まどか「ん、んんっ!」
ほむら「まどか……まどか……」(ギシギシ)
~~三十分後、洗面所
まどか「うう、ほむらちゃん、中から垂れてきてるよー」(うるうる)
ほむら「ご、ごめんなさい、まどか」
QB「いきなりプラトニックでも何でも無くなったぞ」
まどか「ほむらちゃん、酷いよ。寝てるときにエッチしてくるなんて」
ほむら「まどかの寝顔が可愛くて」(真っ赤)
まどか「ほむらちゃん……それは嬉しいけど、せめて起こしてからエッチしてね」(汗)
~~登校時
QB「それで、二番目のシナリオはどうなってるんだ?」
ほむら「登校途中のようね」
~~シナリオ2
ほむら「まどか、お願いがあるのだけど」
まどか「なーに、ほむらちゃん?」
ほむら「手を握って欲しいの」(真っ赤)
まどか「うん、いいよ……」(てれてれ)
さやか「おやおや、二人とも随分と仲がよろしいことで」
まどか「もう、さやかちゃんからかわないでよ」(真っ赤)
杏子「二人とも怪しいなー」(にやにや)
ほむら「美樹さやか、佐倉杏子、あまり揶揄しないで頂戴」(真っ赤)
QB「何だか、今更かよっていう感じが強いな。まるで、エッチしたあとにおっぱい揉むような感じだ」
ほむら「このシナリオ、理解し難いわ……まどか、手を握ってくれる?」
まどか「えっ!? 別にいいけど……こういうの恋人みたいでいいね」(てれてれ)
ほむら「確かにちょっと新鮮ね。まどかの手、すべすべしてて、とっても気持ちいい」(すりすり)
まどか「あの、ほむらちゃん。ほっぺたですりすりされるの嬉しいけど、登校途中は目立つから止めて欲しいな」(汗)
さやか「おはよう、二人とも……ついでにキュゥべぇ」
杏子「よう」
まどか「おはよう、さやかちゃん、杏子ちゃん」
QB「おい、さやかに杏子のレズ夫妻、世界の存亡に関わる頼みがある」
さやか「何よ、朝っぱらから」
QB「まどかとほむらのラブラブっぷりをからかってくれ」
杏子「急なお願いだな……えっと、どうすればいいんだ?」
ほむら「………」(ほむほむ)
まどか「ほむらちゃん、手をペロペロ舐めるのは止めて欲しいな。ベトベトになってきちゃったよ」(汗)
さやか「うわー、二人とも熱々のカップルね」(棒読み)
杏子「羨ましいぞ」(棒読み)
ほむら「美樹さやか、佐倉杏子、あまり揶揄しないで頂戴」(真っ赤)
QB「よくやった。二人には心からの謝礼として500円をやろう。駄菓子でもエロ本でも、好きな物を買いやがれ」
杏子「よくわからないけど、これで良かったのか?」
さやか「得したはずなのに、損した気分」
~~昼休み、教室
QB「次はやっぱり、昼休みか?」
ほむら「よく分かるわね。シナリオによると……」
~~シナリオ3
ほむら「まどか、お弁当を作ってきたの。食べてくれる?」(真っ赤)
まどか「うわー、ほむらちゃん、ありがとう。とっても美味しそう」
ほむら「そんな……恥ずかしいわ」(真っ赤)
まどか「いただきまーす。美味しいよ、ほむらちゃん」(にこにこ)
ほむら「そう、良かったわ」(にっこり)
まどか「ほむらちゃんも食べなよ。あーんして」
ほむら「え……あ、あーん」(真っ赤)
QB「おいおい、弁当とかどうするんだよ」
ほむら「一応作ったわ」
QB「おお、ほむらの手料理か。少しでいいから、俺にも分けて……」
ほむら「蜂の巣になりたいようね」(ジャキッ)
QB「いや、いらんです、はい……頼むからM-16を向けるのを止めてくんろ」
ほむら「まどか、お弁当を作ってきたの。食べてくれる?」
まどか「うわー、ほむらちゃん、ありがとう。中身は何?」
ほむら「レバニラ炒めとスッポンの唐揚げよ」
まどか「う、胃にもた……ありがとう、ほむらちゃん。美味しそうだなー」(汗)
さやか「いい加減、レバニラ炒めとすっぽん料理から離れられないのかな」
杏子「まどかの無理した笑顔が痛々しいな」
マミ「キュゥべぇ、今日もお昼作ってきたわよ」(にこにこ)
QB「おお、ありがとよ。いつもすまねーな、マミ。俺がこんな身体じゃなければ……」(げほげほ)
マミ「えーと、それは言わない約束よ、おとっつぁんって返せばいいのかしら?」(汗)
QB「うめーうめー」(くちゃくちゃ)
マミ「そう? 良かったわ」(にこにこ)
QB「ほら、マミも食えよ。食わせてやるから」
マミ「えっ!? あ、ありがとう……あーん」(真っ赤)
杏子「おい、どう見ても面白マスコットとマミの方がカップルっぽいぞ」
さやか「うーん、さすがにそれは言い過ぎなんじゃ……」
ほむら「……まどかの味がする」(ほむほむ)
まどか「あの、ほむらちゃん……食べさせてくれるのはいいんだけど、一回ごとにお箸舐めるのは止めて欲しいなー」(汗)
さやか「キュゥべぇ達の方が普通のカップルに見えるのって、私が疲れてるからかな」
~~帰宅時
QB「帰宅のコースはどうなってるんだ?」
ほむら「えっと、夕日が綺麗な公園に行って……」
~~シナリオ4
まどか「うわー、夕日が綺麗!」
ほむら「ええ、そうね。一日がこうやって終わるのを、大好きなまどかと一緒に過ごせて嬉しいわ」
まどか「ほむらちゃん……私も大好きなほむらちゃんと過ごせて、嬉しいよ」(真っ赤)
ほむら「………」(真っ赤)
まどか「………」(真っ赤)
ほむら「まどか……」
まどか「ほむらちゃん……」(チュッ)
QB「ぬぐおおおおおお、痒いいいいいいいぃ。誰だ、こんなラブラブチュッチュなシナリオを書いた、すっとこどっこいは!?」
ほむら「これくらい、私達もいつもやっているわ」
QB「いや、おまえがやっているのは、どう見てももっと過激なことだから。サバイバルゲームとベトナム戦争ぐらいの違いがあるぜ」
ほむら「まどか、とりあえず夕日が綺麗な公園に行きましょう」
まどか「えっ!? 別にいいけど……な、何だろう、ほむらちゃん、急に」(ドキドキ)
QB「まどか、悪いがロマンチックなことは、隕石にぶつかる確率ぐらい起きねーと思うぞ」
~~公園
まどか「公園に来たけど、これからどうするの?」
ほむら「夕日を見る予定なんだけど……」
QB「日没まで二時間くらいあるな」
ほむら「………」
まどか「えっと……待っている間、どうしようか?」(汗)
ほむら「そういえば、お昼に食べた料理が今になって効いてきた気がするわ」
まどか「えっ!?」
ほむら「まどか、丁度良いから、そこの茂みでこっそり休憩しましょう」(むふーむふー)
まどか「ほ、ほむらちゃん、絶対にエッチなことしちゃダメだよ! 絶対だよ!」
ほむら「まどか、約束するわ」(むふーむふー)
まどか「ほむらちゃん、ボタン外さないで! やっ、だめええええええ!」
QB「おーい、とりあえず立ち入り禁止のロープ張っておくぞ」
~~夜半、まどかの部屋
QB「何々、最後のシナリオは寝るときか」
~~シナリオ5
ほむら「まどか、今日も一緒に過ごせて楽しかったわ」
まどか「私もだよ、ほむらちゃん」
ほむら「幸せ……」
まどか「えへへ……」(てれてれ)
ほむら「おやすみなさい、まどか」
まどか「おやすみなさい、ほむらちゃん」(チュッ)
QB「なるほど、至ってシンプルな方法で一日を締めて、なかなかいいシナリオじゃねーか。なあ、ほむら」
ほむら「まどか……まどか……」(ギシギシ)
まどか「あっ、やっ! あ、んん……あぁん」
QB「と言っても、これじゃ聞こえねーか。それじゃ、そろそろマミの家に行くから、明日も遅刻するなよ」
ほむら「まどか……まどか……」(ギシギシ)
まどか「ああ、ほむらちゃん、ま、待って……う……ああああああぁ!」
~~異空間
QB「というわけで、シナリオをクリアしてきたぞ」
ワルプルギスの夜(仮)「何処がクリアなんですかー! これじゃ今まで通りの、まどかちゃんとのエッチに執心する魔法淑女じゃないですか!」
QB「女に幻想を持ちすぎなんだよ、チェリーボーイ。女だって、性欲はあるし、屁こくし、クソだってするぜ」
ワルプルギスの夜(仮)「うう、僕達のほむらちゃんは、清純でまどかちゃん思いの優しい少女なんです」(号泣)
使い魔その1「清く優しくまどかちゃんを見守ってるはずなんだ。まどかちゃんの尿が大好きなんて嘘だー!」(号泣)
使い魔その2「生まれてから一度もおトイレに行ったことなんて無いのに」(号泣)
QB「おい、そこ最後。どさくさに紛れて、無茶を言ってんじゃねー。そんなに問題があるなら、本人に直接文句言って、方向性をもう一回見直して貰えばいいじゃねーか」
ワルプルギスの夜(仮)「いえ、タンクローリーやC4爆弾は食らいたくないので」
QB「そんなに怖いなら、変な頼みを言うなよ。しかし、これで問題も解決したってわけだ」
使い魔その14「キュゥべぇさん! 我々魔法淑女杏子プッシュ派は、杏子ちゃんがさやかちゃんのショーツが大好きで、クンカクンカしているという設定を断固として要求します!」
使い魔その33「我々ブラックまどか教三名は、まどかちゃんが実は腹黒くて、全てを操ってるという陰謀の証拠の提出を求めます!」
使い魔その45「我々孤高のマミ連盟は、一人ぼっちで寂しく暮らすマミさんの姿を観察したいです。キュゥべぇさん、今すぐ別れて下さい!」
使い魔その70「あたしって、ほんとバカなさやかちゃんファンクラブ推参! さやかちゃんが自暴自棄になって、杏子ちゃんが酷い目にあうような毎日が見たいです!」
使い魔その99「マタニティ魔法淑女、推進派一名参上! 魔法淑女は、全員互いに妊娠させるべきです!」
QB「うおおおおお、うるせーぞおめーら! 何でそんなに色々な派閥が出来てるんだよ!」
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
SS談義スレで少々語られてましたが、原作ほむら派の方には、このスレはまこと申し訳ないです
ただまどかが好きすぎるほむらの絵を見て、萌えてしまった身としてこういうギャグSSになってしまいました
原作のクールでまどかとの友情を大事にするほむらも大好きなんで、許して頂きたいと思います
>>836
こんなAAが作られたとは……素晴らしいです
/ 、 ∧
__/ \ / V^ヽ
, 7  ̄ ̄ \ \
// 丶 ,
/ ● _ ● ′
. / { _) } , ほむら、俺と契約しようぜ
_ / _) ′, _
(( \/ ∧ ∧ \/ ))
\、 / \ / , xぐ
/ \ . /、 ≧=‐- -‐=≦ ′ / \
. / ` 'く )) i i (( ,. \
/ /¨´ | { } | `¨ \ ヽ
面白いわー。
>>1が書いた他の小説も読んでみたい。
投下させて頂きます
今回は、ゆまがメインになります
おりこ☆マギカのネタバレを含みますので、注意して下さい
~~ビルの屋上
織莉子「キュゥべぇ、久しぶりね」
QB「おお、久しぶりだな。何か悪いことを企んでそうな織莉子」
織莉子「な、何のことかしら?」(汗)
QB「……図星かよ、このブルジョア女」
織莉子「今日はキュゥべぇの役に立とうと思って来たのだけど」
QB「ああ、じゃあエロいことしてくれ。変態ちっくであればあるほど素晴らしい」
織莉子「誰がそんなことをしますか!」
キリカ「あ、あのさ、キュゥべぇ。織莉子のおっぱいを揉みたい……」(モジモジ)
QB「ああ、それくらい赤子の手を三回転くらいに捻るくらい、お安いご用だ。さあ織莉子、そのダイナマイトおっぱいをキリカに寄付してやれ!」
織莉子「何で気安く請け負ってるの!」
キリカ「やっぱりダメだよね」(しょぼーん)
織莉子「いや、普通は断るわよね」(汗)
QB「おい、戦闘員の手下をしょんぼりさせてんなよ」
織莉子「キリカは手下ではなく、私の大事な人です!」
QB「んじゃー、おっぱいくらい揉ませるの余裕だろう。大事な人なんだろう? それなのにできないっていうのか? それ、本当に大事な人なのか? おまえの大事な人はそれくらいなのかよ? どうなんだよ、あーん?」
織莉子「そ、それは……まあいいわ。キリカ、好きにして頂戴」
~~30分後
織莉子「さ、さあ、この辺でいいでしょう。用件に入るわよ」(ぜーはーぜーはー)
キリカ「キュゥべぇ、延長したいんだけど」(はぁはぁ)
QB「織莉子さん、延長で」
織莉子「待ちなさい! 後で幾らでも揉ませてあげますから、用件に入るわ!」
QB「仕方ねーな。キリカ、織莉子のおっぱい揉むための定期券を渡してやるから、持っておけ」
キリカ「やった。期間は有限だけど、無限に揉んでみせるよ」
織莉子「勝手にそんなもの発行しないで! それより、私達に何か任務は無いの!?」
QB「いや、特に。強いて言えば、キリカが淑女的エネルギーを定期的に作ってるんで、非常に助かってるが」
キリカ「織莉子のおっぱい、柔らかいよ……ああ、鋼鉄の爪で引っ掻きたい」(うっとり)
織莉子「私達は魔法淑女狩りの魔法淑女よね」(イライラ)
QB「詢子狩れたの?」
織莉子「いえ、それが……」
~~しばらく前
織莉子「鹿目詢子、今日こそは決着をつけますわ」
詢子「しつこいよ、あんた達。じゃあ、北斗七星の脇に輝く小さな星は見たことあるか?」
織莉子「何のことです? そんなの見たことないわ」
キリカ「あ、それこの前見たよ。何だかキラキラしてて、綺麗だった」
詢子「ふーん。じゃあ、あんたはここで死ぬ運命だな」
キリカ「ふ、私の織莉子に対する無限の愛に勝てるかな?」
詢子「死ねえええええ、鹿目剛掌波!」
キリカ「たわば!」
織莉子「き、キリカ!」
詢子「この鹿目詢子より、真の強者の歴史は始まるのだ。ぬーははははは!!」
オリコ☆マギカ「きりかガ、木ッ端微塵ニナッタ。回復ぽっどガ無ケレバ、危ウカッタ」
QB「前回あんなにボコボコにされたのに、案外根性あんな」
キリカ「織莉子のためなら、あれくらい全然平気だよ」(にっこり)
QB「……おい、あの無限の愛に少しは応えてやれよ。幾らサイコでも、可哀想だ」
織莉子「あなたに言われなくても、わかってますわ。それより、他に仕事は無いの?」(真っ赤)
QB「YOU、結婚しちゃいなよ」
織莉子「勝手に結婚させようとしないで! それに女同士結婚できないって、何度言えばわかるの!」
キリカ「そんな、私なんて織莉子と釣り合わないよ」(テレテレ)
~~三時間後
織莉子「今のキュゥべぇは話にならないわ。多分、彼にはお気に入りの取り巻きが居るから、私達をあまり必要としていないからね」
キリカ「そうなんだ。じゃあ、どうするの?」
織莉子「彼に対する発言力を高めるために、彼に打撃を与える必要があるわ。同時に彼の取り巻きを挑発するいい手があるの」
オリコ☆マギカ「搦メ手ヲ使ウノカ……狩人ラシク無イ」
織莉子「理想のためなら、私は何だってするわ。さてと、準備をしないと」
キリカ「その前に定期券使っていい?」(はぁはぁ)
織莉子「また!? さっき三時間揉んだのに……」
~~下校時
ゆま「今日は何して遊ぼうかなー。マミの家でケーキ食べるのもいいし、キュゥべぇを呼んでお医者さんごっこしようかな」
織莉子「こんにちは、千歳ゆま」
ゆま「だ、誰!?」
織莉子「キュゥべぇのお友達、織莉子って呼んで頂戴」
ゆま「織莉子?」
織莉子「そう。あなたに大事な話があるの」
~~三十分後、杏子の部屋
QB「ゆま、呼んだか? この前みたいにお医者さんごっこで、外科のオペは勘弁してくれよ」
ゆま「キュゥべぇ!」(むぎゅー)
QB「うおふ! く、苦しい……ど、どうしたんだ?」
ゆま「キュゥべぇ、お願いがあるの。ゆまを魔法淑女にして!」
QB「何だって? りぴーとあげいん」
ゆま「だから、魔法淑女だって」(むぎゅー)
QB「ぐああああ、幼女の鯖折り強い……な、何だよ、藪から棒に。おめーには五年は早いぞ」
ゆま「魔法淑女になれば、エッチなお願いを叶えてくれるんだよね」
QB「な、な、なんのことかな? おいら、エッチなことなんて、知らないよ」
ゆま「だって恋人ってエッチしないと別れちゃうんでしょ。さやかとキョーコは恋人だけど、ゆまが一緒に暮らしてから、エッチできなくなっちゃったって……う、ぐぐ……」(泣)
QB「だ、大丈夫だって。別にエッチしないからって、必ずしも別れるわけじゃねーしよ……」(おろおろ)
ゆま「じゃあ、キュゥべぇに恋人が出来て、エッチしてくれなかったらどうする?」(ぐすぐす)
QB「即別れるぜ、そんな奴」
ゆま「やっぱりだああああ、うわああああああん」(号泣)
QB「わわっ、落ち着け。泣かないでくれよ、ベイビー。どうすりゃいいんだよー」(おろおろ)
~~十分後
QB「じゃあ、魔法淑女にしてやったことは、くれぐれも内緒にしてくれよ、可愛い子ちゃん」
ゆま「うん、大丈夫だよ」(にこにこ)
QB「本当に内緒にしてくれよ。さやかと杏子に知られたら、俺の身体は多分東京湾の底だ」(ガタガタ)
ゆま「内緒にするから安心して、キュゥべぇ」(にっこり)
QB「ふう、これで安心だな。それで、プロのインキュベーターである俺にどんなお願いがあるんだ?」
ゆま「キョーコとさやかにエッチして欲しい」
QB「放っておいてもすると思うが……まあ、俺に任せろ」
~~一時間後
杏子「ただいま、ゆま居るか?」
さやか「おやつ買って来たよ」
ゆま「おかえりー」(トテトテ)
QB「おやつを買ってくるとはいい心がけだぜ。苦しう無い、よこしたまえー」
さやか「げっ……何であんたが居るのよ」
QB「お、たけのこの隠れ里みっけ。ゆまと遊んでたのよ」(ガサゴソ)
杏子「変な遊びしてねーだろうな」
QB「ぬいぐるみ相手に営業して、アルカリイオン水を売ってやったぜ」(むしゃむしゃ)
ゆま「キュゥべぇ、30セット売ってたよ」
さやか「……あんまり変な遊び教えないでよね」
~~夕食後
QB「いやー、いい飯だった。75点をやるぜ」
さやか「上から目線、むかつくんだけど……」(びきびき)
QB「いつでも杏子の嫁として、佐倉家に入ってきていいぞ」
さやか「か、からかわないでよ」(真っ赤)
杏子「何で舅みたいに振る舞ってるんだよ」
QB「さてと、今日はゆまと寝るぞー」
杏子「泊まるのかよ……」
さやか「ゆまに変なことしないでよ」
QB「大丈夫、このジェントルマンを信用し……ぬぐおふ!」
ゆま「えへへ、キュゥべぇと一緒」(むぎゅー)
QB「へ、へるぷみー。レスキューを呼んでくれ」
~~三十分後、ゆまの部屋
ゆま「ねえ、キュゥべぇ。さやかとキョーコ、エッチなことしてるかな?」
QB「してるしてる。だから安心して寝ろぃ」
ゆま「本当に? 本当に? だって、エッチなことしないと、別れちゃうんだよ!」(ぐいー)
QB「やめてー、横に引っ張らないで! このままだと細胞分裂して二つになっちゃうー。そんなに心配なら、確認しに行くか?」
ゆま「うん、行くよ」
~~廊下
ゆま「二人とも、まだ起きてるね」(こそこそ)
QB「寝るには早いからな」(こそこそ)
ゆま「ところで、エッチなことって何するの?」(こそこそ)
QB「ちょっと待て……もしかして、自分でもよくわからないのに、魔法淑女になるって、契約したんですかプリティレディ」(汗)
ゆま「うん。エッチって、キス?」
QB「ぬ、ぬ、ぬかった……俺は取り返しのつかないことを……」(滝汗)
さやか「こうやって二人っきりって久しぶりだね」
杏子「登下校も二人のときあるじゃん」
さやか「人目があるから」
杏子「ああ、そういえばそうだ」
さやか「……もっとそばによっていい?」
杏子「ああ。さやかの温もりが感じたい……」
さやか「……ん」(チュッ)
杏子「……んん」
ゆま「うわー、二人ともキスしたよ。やっぱりキョーコとさやかは恋人なんだ」
QB「さあ二人がエッチなことをしたし、帰ろうぜ……ぐえー」
ゆま「キョーコ、さやかのお洋服の中に手を入れてる。あれって苛めてるの?」(ぎゅー)
QB「こら、見ちゃいかん、見ちゃいかん」
ゆま「キュゥべぇ、何で邪魔するの? あ、あれ? 二人ともお洋服脱いでるよ」
QB「ダメだ、本気で見るな。頼むからお部屋に戻ろうよ、な、な」(汗)
~~翌朝
ゆま「………」(ぼー)
さやか「ゆま、どうしたの? さては夜更かししたな、こいつー」
ゆま「ううん、別に眠くないけど……」
杏子「それにしては、さっきから飯食ってないし、どうしたんだ?」
ゆま「ねえ、何で恋人ってエッチするの?」
さやか「え? ちょ、ちょっと、何処でそんなこと覚えたの!?」(おろおろ)
杏子「え、え、えっとだな、こう男と女はエッチなことをすることでだな、時々赤ちゃんを神様から貰えるからだ」(おろおろ)
ゆま「へえ、そうなんだ」
さやか「……キュゥべぇに変なこと教わったんでしょ」
ゆま「ううん、違うよ。織莉子に教わったよ」
杏子「誰だ、そいつ?」
~~数日後、杏子の部屋
さやか「キュゥべぇ、ここのところ何で毎日杏子の家に来てるのよ……」
QB「お、俺はこの家の日当たりが好きなんだ。こう、もきゅっとした感じがよ」
杏子「それなら、日が落ちた時点でマミの家にでも行けばいいだろう」
QB「うるせーな、この八重歯少女。俺という宇宙船に命令が出来るのは、艦長である俺だけだ」
さやか「あんた、最近マミさんに学校のトイレに連れ込まれてるのを見たわよ。マミさん、かなり欲求不満が溜まってるんじゃないの?」(ひそひそ)
QB「ぬぐお……仲間のために、見て見ぬふりをする優しさは無いのかよ」
ゆま「ゆまはキュゥべぇと一緒に寝るのが好きだから、キュゥべぇが来てくれて嬉しいな」(むぎゅー)
QB「うおお、俺を餅みたいに捏ねないでくれよ、お嬢ちゃん」
杏子「まあ、ゆまが安心して眠れるなら、それでいいけど」
ゆま「キュゥべぇが居るなら、ゆまだけで眠れるもんね。だから、キョーコとさやかは安心してエッチしていいよ」
さやか「えっ?」
杏子「何だって?」
ゆま「あ……ごめん、キュゥべぇ」
QB「お、おい」
さやか「………」
杏子「………」
ゆま「………」
QB「……さ、さてと、たまにはマミの部屋に帰るか」
そのとき、腰を上げたキュゥべぇが見たのは、手元に剣を置いているさやかの姿であった。
さやかは居合いの達人である。
動けば斬られる、インキュベーターの本能がキュゥべぇに告げていた。
さやか「……辞世の句は?」
QB「我が一生、ハーレム作れず、無念なり」
杏子「下の句は?」
QB「もはや無用にございまする」
~~十分後
杏子「それで、何でゆまを魔法淑女にしたって?」(ぐりぐり)
QB「だって、だってゆまがどーしてもって、俺はわるくねーよ」(ボロボロ)
さやか「東京湾に沈めようか……」
QB「ひいいい、許してえええええ!」
ゆま「待って、キュゥべぇは悪くないよ。ゆまが頼んだんだもん」(ぐすっぐすっ)
杏子「何でだよ。ゆまがエッチとかそういうのに興味を持っていいのは、もっと先だ」
ゆま「でも、でも、織莉子が……織莉子がゆまの所為でキョーコとさやかがエッチできなくて、二人は恋人同士だから、別れちゃうって。うぐ……ぐぐぐ……」(泣)
さやか「織莉子?」
杏子「前も聞いた気がするな、誰だそれ?」
QB「ああ、そいつも魔法淑女だ。でも、何でゆまにそんなこと言ったんだ?」
~~衛星軌道上、宇宙船内
織莉子「警報? 何かしら」
オリコ☆マギカ「侵入者ダ。既ニ艦内ニ入ッテキタ」
キリカ「ここ、宇宙だよね。相手は宇宙人か何か?」
オリコ☆マギカ「すくりーんニ出ス」
~~スクリーン
杏子「おらー、織莉子出て来い!」(ドガーン)
さやか「首置いてけ!」(ズガーン)
織莉子「……完全に計画が裏目に出たわ」
~~数時間後、公園
杏子「くそっ、宇宙船を爆破して逃げるなんて」
さやか「あと一歩だったのに」
QB「宇宙に行って、平然と帰ってくるか、普通……」
まどか「どうやって、宇宙に行ったの?」(汗)
QB「ソウルジェム……まあ、ただのローターなんだが、あれってアホみたいに頑丈だから、あれに意識と肉体データを埋め込んで、マミのティロ・フィナーレでぶっ放した」
マミ「無茶なことするわね」(汗)
QB「惑星軌道上の宇宙船に当てるおまえもどうにかしてるぜ……。まあ、艦内に入った後は魔法で肉体を復元して、暴れるだけっていうわけよ」
ほむら「帰りはどうやって帰ったの?」
杏子「宇宙船から脱出したのはいいけど、大気圏で燃え尽きるかと思ったよ、全く」
さやか「杏子がさ、私のこと抱きしめて、何処に落ちたいって囁いてくれて、ちょっと感動しちゃったな……その後、巨大な槍を出して、それでサーフィンして落下速度を緩めてくれたから、摩擦熱で燃え尽きなかったわけよ」(テレテレ)
杏子「は、話すなよ。照れるだろう」(真っ赤)
QB「詢子といい、母親を怒らせると、怖すぎる……」
ゆま「……キョーコ、さやか、大丈夫?」
杏子「へへ、悪い奴を少しはぶっ飛ばしてやったよ」
さやか「ゆまのこと、不安にさせるような奴は許さないから、安心して」
ゆま「うん、ありがとう」(にっこり)
杏子「しかし、戦わないで逃げるなんて、イライラするな」
QB「まあ、あまり教えちゃいけねーんだが、お仕置きする手段はある」
さやか「どうやって?」
QB「魔法淑女がここに六人居るわけだから、多少無茶な契約は通るからな。具体的には……」
~~月面近く、宇宙船
織莉子「オリコ☆マギカが別に宇宙船を持っていて助かったわ」
オリコ☆マギカ「自爆ハ、オ家芸ダカラナ」
キリカ「織莉子、相談に乗って欲しいんだけど」(もじもじ)
織莉子「どうしたの、キリカ? そんな恥ずかしがるあなた、初めて見るわ」
キリカ「うん、言いにくいんだけど……」
織莉子「えっと、何で前かがみなの? それにそんな内股で……」(汗)
キリカ「男の人のが股間から急に生えて来ちゃって……これで織莉子と無限に……定期券使っていいよね?」(テレテレ)
織莉子「ま、待って……お、落ち着いて、キリカ……」
オリコ☆マギカ「二人トモ仲ガイイナ。ろっくヲカケテオクカラ、ユックリ楽シメ」
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
>>873
そんな感じかと
>>878
普段はエロい小説ばかり書いてるんで、あまり紹介するのもちょっと……
どうしても読みたかったら、『Go To Heaven』で検索して下さい
投下させて頂きます
今回は、ほむらがメインになります
ほむら(まどかを救うため、何度も時間を巻き戻した私は、戦いの果てにこの世界へと辿り着いた)
ほむら(インキュベーターとワルプルギスの夜との死闘に何度も敗れた私が、最後についたこの時間は、何もかもが違っていた)
ほむら(魔法少女が犠牲になり、魔女が人を殺めることの無い平和な世界。戦いに身を投じる前の私が知っていた世界)
ほむら(確かに奇妙な生物は居るが、あの修羅の世界に比べれば、全く害などない)
ほむら(ここに辿り着いた私は、キュゥべぇの力を借り、まどかと愛し合い、恋仲となった……順番が逆のような気もするが、些細なことだろう)
ほむら(幸せだった、本当に幸せだった)
ほむら(だが問題はあった。この平和な世界での異物は私の方だったのだ)
ほむら(この時間では魔女を倒してグリーフシードを得るということが出来ないのだ)
ほむら(魔法を使うのを最小限にすれば、確かに濁りは随分と抑えられる)
ほむら(だがソウルジェムに魂を移された状態の私は、身体を動かしたり維持するだけで魔法の力を必要とする)
ほむら(微力でも魔法を使えばソウルジェムは濁っていく。契約をした魔法少女の宿命だ)
ほむら(グリーフシードのストックは幾つかあるが、いずれ使い切るのは目に見えていた)
ほむら(私には残された時間があまり無かった。折角愛する人と結ばれたのに)
ほむら(まどかさえ幸せに暮らしてくれさえすれば幸せだったのに、愛し愛されることを知った私は欲が出てしまった)
ほむら(せめて私が生きてまどかを愛した証を残したい、そういう欲望を持ってしまった私は、愛する人の身体に無理やり愛の結晶を埋め込んだ)
ほむら(だが、まどかはそれさえも受け入れてくれた。私には何も思い残すことは無かった、こんなに愛してくれた人が居るのだから)
ほむら(残された時間をまどかと幸せに過ごし、最後の瞬間、邪悪なモノへと変わる前に、この世を去ればいいのだ)
ほむら(思い残すことはない)
~~深夜、ビルの屋上
QB「そうやって思い込んで、まどかを妊娠させたのはいいが、魔法システムが完全に別のものに上書きされたのを気づかなかったというわけか……」
ほむら「ええ」
QB「気づけよ、おめーよ! 最近、何のためにあんないっぱい手順を踏んで、変身してたと思ってたんだ!?」
ほむら「格好をつけるため?」
QB「ちげーよ! 素人が魔法を使うと危ねーから、魔法淑女の力の大半をベルトの力で出力させるためだよ!」
ほむら「それはもう、魔法で変身する少女というより、仮面ラ……」
QB「考えてみろよ、魔法淑女のエネルギー機関はPTAも抗議するようなエロい欲望だぜ。そんなのだけで変身した人間がどうなると思うよ?」
ほむら「どうなるの?」
QB「……一説によれば、触手になるとも、ギャグ漫画に出てくるようなクマになるとも、見るに耐えないような表情のまま両手でピースするとも言われてんな」
QB「それはともかく、よくわからないこえー怪物になる可能性が無くなって、良かったじゃねーか。まどかにエロいことし放題だぜ」
ほむら「もちろん、それはさせて貰うけど……私にまどかとの子供を育てられるかしら?」
QB「まどかにエロいことをしまくることに、躊躇しないとは、流石は世界最強の魔法淑女。だけど、子育てに自信が無いって、経済的な理由か?」
ほむら「お金なら、私が死んだあとのことを思って、スイスの銀行から毎月送金される予定になっていたわ」
QB「……それ、合法的な金だよな」
ほむら「アフガンやソマリアで取り引きをして得たお金よ。それはともかく、この年で子供なんて……不安だわ」
QB「女の子の台詞としてはあってるが、それ思いっきりおまえの自業自得じゃねーか」
~~まどかの家、リビング
QB「まあ、子育てなんて慣れだ慣れ。まずは幼児とでも戯れて、慣れろ」
ほむら「わかったわ」
QB「タツヤ、頼んだぜ!」
タツヤ「キュゥべぇー、キュゥべぇ-」
QB「ああ、おまえの姉さんを孕ませた憎い女だが、ここは生まれてくる子供のためにだな……」
ほむら「いい加減な会話してると、吹き飛ばすわ」(ジャキッ)
QB「幼児の前で、AA12マシンショットガンを向けるんじゃねー!」
タツヤ「ほむりゃー、ほむりゃー!」
ほむら「タツヤ、お義姉さんって呼んでいいのよ。まどかは既に私の内縁の妻だから」(ポッ)
タツヤ「おねえちゃん?」
QB「勝手な設定をでっち上げて、幼児に呼び方を強要させんな!」
ほむら「しかし、タツヤには何か……何かがあるわ」
QB「なんのこった?」
ほむら「タツヤ、このピンクのカツラをかぶって、リボンをして」
タツヤ「かちゅら?」
ほむら「こ、これは……!」
まどか「ただいまー」
ほむら「ああ、とても似合っているわ。まどかの小さい頃って、こんな感じだったのかも……タツヤ、ほむらって言ってみて」(はぁはぁ)
タツヤ「ほむりゃー、ほむりゃー」
ほむら「……小さなまどか可愛いわ」(はぁはぁ)
まどか「ほむらちゃん、タツヤに変なこと教えないで欲しいな」(汗)
QB「まどか、この女はもう手遅れだ。諦めろぃ」
~~杏子の家、ゆまの部屋
ほむら「まどかに淡々と三時間もお説教されてしまったわ」
QB「そりゃ、弟に女装させたら、誰だって怒るだろう。とりあえず、まどかの血縁者はおまえに向かんので、代理を用意したぜ」
ゆま「キュゥべぇ、ゆまなにすればいいの?」
QB「ほむらに母親らしいこととは何かを何卒教授してくれー」
ゆま「うーんとね、キョーコとさやかは、ゆまにいつもおいしいもの食べさせてくれるよ。キョーコはお菓子くれたりレストランつれていってくれたり、さやかは料理してくれるの」
ほむら「なるほど。料理なら出来るわ」
QB「頼むから、あの恐ろしい原材料のパイだけはやめてくれよ」
~~杏子の部屋
杏子「ほむらが飯を作ってくれるって、どういう風の吹き回しだ?」
QB「ちょっと子育ての厳しい修行をしているのさ」
さやか「気が早くない?」(汗)
QB「さやか、杏子とラブラブして、ゆまと仲良し三人で幸せに暮らすのは構わねー。だが、たまには不幸な親友の様子を見に行ってやってくれ」(涙)
さやか「ええっ!? これとまどかに一体どんな関係があるの」
ほむら「出来たわ」
ゆま「わーい」
杏子「鍋に唐揚げ、それと野菜炒めか?」
ほむら「レバニラ炒めに、すっぽんのフルコースよ」
ゆま「すっぽん?」
杏子「……さやか、すっぽんって食ったことあるか?」
さやか「……無いわ」
~~一時間後
ゆま「キョーコとさやか、ほむらが帰ったら、おへやに入ってねちゃったよ」
QB「プライベートな時間が二人には必要だからな。だからさやかが苦しそうな声を出していても、気にしないでやってくれ」
ゆま「ゆまはこんなに力がありあまってるのにー、もっと遊びたいよー」(むふー)
QB「まあ、幼女がすっぽん食べればこうなるよな。火にガソリンを放り込んだようなもんだ」
ゆま「キュゥべぇ、ゆまと遊ぼう」(むぎゅー)
QB「ぎえー! 通常の2.5倍のパワーだとぉ!? 骨が折れるうぅ」(メキメキ)
ゆま「キュゥべぇ……キュゥべぇを抱っこしてたら、ゆま何だか……おまたがじんじんしてきて……」
QB「やめろおおおおお! ストップ、ストップだ! ゆま、忘れろ、忘れるんだー、記憶を消去しやがれー!」
~~まどかの部屋
ほむら「ただいま、まどか」
まどか「お帰り、ほむらちゃん。何処に行ってたの?」(にっこり)
ほむら「少し、その……子育ての練習を」(ごにょごにょ)
まどか「そうなんだ、嬉しいなー。でも心配しなくても、パパが色々助けてくれると思うから、安心して」
ほむら「……お義父さまは子供のことを知ってるの?」
まどか「多分知ったら卒倒するから、まだ隠しておけって、ママが言ってるんだよね」(遠い目)
ほむら「まどか、お願いがあるの」
まどか「何かな、ほむらちゃん?」
ほむら「まどかのお腹、触らせてくれる?」
まどか「えっ? うん、いいよ」
ほむら「……うっすらと膨らんできたわね」
まどか「えへへ、まだ赤ちゃんが動いたりするのには早いよ」
ほむら「……幸せだわ」
まどか「私も幸せかな。ほむらちゃんみたいな綺麗な恋人が居て。女の子同士で恋人になるとは、夢にも思わなかったけどね」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん、どうしたの?」
ほむら「まどか、幸せすぎて怖いわ。いつか、この幸せが壊れちゃうんじゃないかって」(ギュッ)
まどか「ほむらちゃん……大丈夫だよ。きっとこんな毎日がずっと続くよ」
ほむら「まどかぁ……う、う……」(涙)
まどか「何かあったら、私が絶対に助けてあげるから、心配しないで……ね」
ほむら「ありがとう、本当にありがとう……」
~~翌日、ビルの屋上
QB「今日はまどかの機嫌が良かったな。にやにやしまくってて、さやかが散々からかっていたな」
ほむら「昨晩は珍しく普通にまどかと愛し合ったからかしら」
QB「たまにじゃなくて、もっと普通に夜の生活を送らせてやれよ! まどかが可哀想だろうよ」
ほむら「難しいわ」
QB「何でだよ、このおかちめんこ! それはともかく、ほむらの方も機嫌良さそうだな」
ほむら「……少し吹っ切れたわ。まどかが幸せに暮らす限り、私も大丈夫だって思えたから」
QB「そうか、それは良かったぜ」
ほむら「キュゥべぇは私の過去は……」
QB「前居た時間のこととか、おっかねーとこだとしか知らねーよ。知りたくもねー」
ほむら「そう……余計な詮索をして貰わなくて助かるわ」
QB「俺は忙しいからな」
ほむら「さて、魔法淑女の義務を果たしに行ってくるわ」
QB「おう、行ってこ……おまえ、それ格好良く締めたつもりかもしれねーけど、まどかにエロいことするだけじゃねーか!」
~~何処かの庭園
キリカ「どうしたんだい、織莉子。やけに機嫌がいいじゃないか」
織莉子「ええ。少し遠い未来だけど、私達の仲間が増えるわ」
キリカ「ふーん、それは楽しみだね」
織莉子「ええ、私もよ」
キリカ「さてと、キュゥべぇに会いに行かなくちゃ」
織莉子「あら、キリカから会いに行くなんて珍しいわね」
キリカ「織莉子のおっぱいを揉む定期券を、エッチできるようなのに更新して貰おうと思って」
織莉子「キリカ、本人の承諾無しでそういうのは止めて欲しいんだけど」(汗)
~~帰り道
QB「ほむらのおかげで宇宙に必要な当面のエネルギーは確保したんだが、魔法淑女の引退とかは……」
ほむら「まどかにしたいプレイがある限り、当分は辞めないわ」(むふー)
QB「まどかが哀れすぎて、目から心の汗が染み出してくるぜ」
ほむら「キュゥべぇこそ、任務を果たしたから、自分の星に帰らないの?」
QB「強大な乳を持つ女と、ベアハッグが得意な幼女の許可が取れれば帰れるはずだ」
ほむら「………」
QB「どうした?」
ほむら「キュゥべぇの代わりに、メールで問い合わせておいてあげたわ。『キュゥべぇが帰りたがっているけど、あなた達はどうするの?』って」
QB「やめろおおおおお、! てめえ、ほむら、実は俺のこと嫌いなんだろう!」
今回は、ここで終わりです
閲覧ありがとうございます
スレもそろそろ1000なので、若干エピローグっぽくさせて頂きました
まだ書きたい話が若干ありますので、次スレも立てさせて頂くと思います
いつも書き込みありがとうございます
QBも最初は紳士行為を奨励する側だったんだよな…どうしてこうなった?
できれば次スレの題名が知りたいなって
新スレ立てました
QB(CV若本)「ほむら、俺と契約しようぜ」 セカンドシーズン - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306770792/)
以下埋めネタで短いのを投下します
~~放課後、ファミリーレストラン
マミ「キュゥべぇ、フライドポテト食べる?」
QB「おう、食べる食べる」
マミ「はい、あーんして頂戴」
QB「あーん」
マミ「美味しい?」
QB「うめーぜうめーぜ」(むしゃむしゃ)
さやか「そういえば、キュゥべぇって普段何してるの?」
QB「ふっ、聞いて驚くなよ。エッチなビデオの監視、女子学生の風紀の乱れチェック(主に下着)、インターネットで夜の生活についての文献の閲覧と多岐に渡るぜ」
さやか「ロクなことをしてない……」
杏子「さやか、聞いて驚くなよ。こいつの行動は私が会った頃から変わってないぜ」
まどか「お仕事はしないの?」
QB「いいんだよ、定期的にエネルギーがお前達から送られてきてるから。俺は横になって屁をこいてりゃいいんだ」
さやか「別にキュゥべぇがどんな生活をしても構わないけど、まるでニートね」
QB「何だとー!? この超有能なスーパーマスコットを捕まえて、ニート呼ばわりしやがるのか!?」
さやか「だってそうじゃない。この前も朝から晩までゆまと遊びっぱなしだったし、普段もマミさんやまどかの家に居候してるんでしょ」
QB「ぬおおおお、我慢ならねー! 俺様の有能っぷりを見せ付けてやるぜ」
~~一時間後、まどかの部屋
QB「そういうわけで、何だか凄まじく久しぶりだが、俺様が契約して願いを叶えてやるぞい。俺と契約して魔法淑女らしいハッピーライフを堪能しようぜ」
まどか「何だかそういうの、凄い久しぶりだね」(汗)
QB「さあ、何でも言いやがれ」
ほむら「じゃあ、叶えたい願いがあるわ」
QB「おう、なんじゃらほーい」
ほむら「以前に却下されたけど、まどかに私の尿を……」
QB「ちょっと待ったあああああ、タイムだタイム! そういうダイナマイトインパクトのある願いは待ってくれ!」
ほむら「何でも言えって言ったのはキュゥべぇよ」
QB「いや、ほむらの願いがエントロピーを凌駕したのを云々かんぬんは一先ず置いておいて、イノセントガールのまどかが可哀想だろうが!」
ほむら「何も知らない無邪気なまどかを、私の色で染め上げたいわ」(はぁはぁ)
QB「おまえの色って黄色なのかよ……とりあえずまどかが酷い目に合うような願いは止めてやれ。
替わりにおまえがやりたいことリスト38ページ目に書いてある、バニーの格好をして貰うのを頼んでやるから」
ほむら「仕方ないわ、妥協するわ」
QB「くっそー、何でそんな上から目線なんだよ、おめーはよー」
~~杏子の部屋
ゆま「えへへ、キュゥべぇ柔らかーい」(むぎゅー)
QB「ぬぐうおおぉ、呼吸が苦しいぃぃ」
杏子「おい、働くためにまどかの家に行ったんじゃなかったのかよ」
QB「何で今まで働くのをサボってたのかをきっちり思い出したんで、働くのを止めた。あまり願いを叶え過ぎると、まどかが酷い目に合う」
さやか「ほむらはまどかに何をやってんのよ……」
QB「まあ、ほむらも悪気があるわけじゃなくて、まどかが好き過ぎて色々したくなるようだから、許してやってやれ。ほむらもまどかが本気で嫌がることはやらないしな」
ゆま「キュゥべぇ、いいにおいする……」(むぎゅー)
QB「ぎょええええぇ、潰れるううううぅ!」
杏子「まあ、役に立ってることだし、ニートとは呼べねーか」
さやか「家事手伝いってとこね」
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