八幡「輝日東高校?」(117)
八幡(風邪が治って学校に来てみれば)
八幡「なん・・・だと・・・?」
高橋「えぇ、だから言った通りよ?あなたが文化祭実行委員」
八幡「ま・・・待ってください、なんで俺が」
高橋「男子で誰も立候補する人がいなかったからよ」
八幡「そんな」
高橋「あなた進学希望でしょ?ひとつくらいかけることやっておかないと・・・ね
安心して?女子の実行委員は絢辻さんだから」
八幡「は・・・はぁ」
八幡(誰だよ)
八幡(と、言うことで文化祭実行委員をやることになってしまったわけだが)
綾辻「よろしくね?比企谷君」
八幡「よろしく・・・お願いします」
八幡(一瞬でわかった、俺はきっとこいつとは馬が合わない)
綾辻「とりあえず、今日はもう帰ってもらって構わないわ
明日からよろしくね?」
八幡「はぁ・・・」
綾辻「それじゃ、またね」
八幡「・・・不幸だ」
八幡(こうして人生で言ってみたかったラノベのセリフベスト10の一つを
消化した俺であった)
八幡(そして翌日)
綾辻「あ、おはよう、比企谷くん」
八幡「お・・・おう」
綾辻「あれ?元気ないわね?どうしたの」
八幡「いや、別にいつもどうりですが」
八幡(というか、お前いつもの俺知らないだろ)
綾辻「まぁいいわ、今日の放課後は申請書の受付をするからお願いね?」
八幡「わかった」
設定としては梅原は普通にいません
というか、変態紳士が他の子を攻略してる設定です
平塚先生はいないので、当然ヒッキーはボッチです
あと、誰だよって質問の返答ですが、アマガミのキャラですね
突発なのでかなりの遅筆だと思いますので他スレの隅にでも置いて
読んでみてください
それでは再開します
八幡(そして、放課後)
モブ「おねがいしまーす」
八幡「はい、オッケーです、次の方」
モブ「これを」
八幡「はい、大丈夫です、次の方・・・ってあれ」
綾辻「すごいわね、私何もしてないのに裁き切れちゃったわね」
八幡「はぁ、雑用は慣れてますので」
八幡(昔から散々やってきたからな、一人で出来る仕事は得意だ)
綾辻「さすが高橋先生が推薦しただけあるわね」
八幡「へ?あぁそうだったの」
八幡(なにそれ、あの先生俺を推薦してたの?なんでだよ
俺は綾鷹じゃねぇぞ)
綾辻「ついでにもう一つ手伝ってもらっていいかな?」
八幡「はい、なんでしょう」
絢辻
八幡「資材倉庫?」
綾辻「ここの美品チェックをお願いしたいの」
八幡「わかった」
綾辻「ここのドアは開けるのにコツがいるのよ」
八幡「あ、そなの」
八幡(聞いてねぇよ)
綾辻「あ、開いたわ。入って?」
八幡「はい」
綾辻「あ、締めないで?開かなくなっちゃうから」
八幡「わかった」
八幡(お、ちょうどいい所にプラスドライバーが、下に噛ましときゃ
しまらないだろ、引越しのバイトで学んだ知恵だ、こんな所に
閉じ込められちゃたまったもんじゃないからな)
八幡(それにコイツ、どうかしてんじゃないの?普通ドアストッパーくらい持って
くるでしょ、閉じ込められたいの?じゃあ俺がいない時に一人で閉じ込め
られてくれよ)
綾辻「・・・?どうしたの?」
八幡「いや、なんでも」
八幡(とっとと終わらせてしまおう)
綾辻「・・・」
八幡「・・・」
綾辻「比企谷君」
八幡「は?」
綾辻「本当は嫌だったでしょう?勝手に決められて、こんな放課後
まで残って作業だなんて」
八幡「まぁな」
八幡(なんで話しかけてくんだよ、
>>10ありがとう
絢辻「なんで手伝ってくれたの?」
八幡「別に帰っても暇だからだよ、他に理由なんてない」
八幡(ま、本当は今日はバビル二世の再放送があるから帰りたかった
んだがな、俺的に怪鳥ロプロスとかマジお気に入り)
絢辻「そう・・・なんだか素っ気ないわね、もしかして私のこと嫌い?」
八幡「・・・別に、普通だよ」
八幡(そもそも嫌うほどお前のこと知らねぇよ)
絢辻「そっか・・・なら、よかった」
八幡(うっ、なんだその笑顔は・・・やめろ!俺灰になって飛んでっちゃうから!)
八幡(・・・そして作業も終わったわけだが)
絢辻「今日のノルマは達成したわ、帰りましょう?」
八幡「はい、お疲れさん」
絢辻「あ、待ってよ」
八幡「は?なんか持って帰る仕事でも?」
絢辻「そうじゃなくて、途中まで一緒に帰らない?」
八幡「・・・え?」
八幡(・・・っぶねー、また騙されるところだった、全くとんだ狐だな
俺じゃなきゃ飛び回って喜んで一緒に帰って、勝手に勘違いして
舞い上がるところだぞ)
八幡「いや、ちょっと用事あるから」
絢辻「用事?どっか寄るの?」
八幡「ちょっと本屋に・・・」
絢辻「本屋さん?ならちょうどいいわ?私も寄ろうと思ってたから」
八幡「なん・・・だと?」
八幡(しまった、漢八幡一生の不覚・・・ッ!)
八幡(クッソ・・・結局一緒に来てしまった)
絢辻「比企谷君はどんな本を読むの?」
八幡「そうだな・・・ファンタジー?」
八幡(うん、嘘は言ってないな、ハチマンウソツカナイ)
絢辻「へぇ、私も少しなら知ってるわよ?ナルニア国物語とか有名よね?」
八幡「お・・・おう」
八幡(映画しか見てねぇ)
???「あれ?詞ちゃん?」
八幡&絢辻「・・・?」
縁「やっぱり詞ちゃんだ」
八幡(・・・誰ぞ?)
縁「男の子と一緒なんて隅に置けないな~」
絢辻「・・・」
八幡(・・・なんで無言なの?気まずい!)
八幡「あ・・・あ~、絢辻よ、知り合いか?それじゃあ俺は先にk」
絢辻「待って!」
八幡「・・・なんで」
絢辻「・・・私も行くわ」
八幡「え?この人は?」
絢辻「いいから!」
縁「え~、詞ちゃん連れないな~」
絢辻「・・・さっさと行くわよ」
八幡「・・・なんだったんだよ、一体」
絢辻「・・・なんでもないわ」
八幡「そうか」
絢辻「・・・ごめん比企谷君、やっぱり先に帰るわね?」
八幡「あいよ」
絢辻「じゃ、また明日」
八幡「おう」
八幡(・・・ささみさんの新刊まだ買ってねぇや、買って帰るか)
八幡(翌日の放課後)
八幡「・・・暇だな」
八幡(クレームもなんもこないからな・・・絢辻もいないし)
八幡(昨日買ったささみさん読むか)
後輩「先輩、今日はもう帰っていいですか?」
八幡「・・・多分大丈夫だと思うぞ」
後輩「ありがとうございます、さようなら~」
八幡「あいよ」
八幡(・・・俺は一応残っとくかな)
八幡(・・・もう帰っていいだろう)
八幡(ん、なんか足に当たったな)
八幡(・・・手帳か?)
八幡(うーわ、真っ黒の手帳とかデスノートかよ、趣味悪いな
渋井丸拓男はマジでかわいそうだよな、ナンパしただけで
殺すなよ月君・・・)
八幡(ま、人の手帳見る趣味はないし、このまま置いとk」
絢辻「比企谷くん!」
八幡「ふぁっ!?」
絢辻「その・・・手帳・・・」
八幡「は?いきなり入ってきて何言ってんの?」
絢辻「・・・見たの?」
八幡「いや?見てない」
絢辻「・・・そう」
>>21
①絢辻「・・・ならいいわ」 終
②絢辻「・・・嘘、見たでしょ?」 続
2
>>21了解です
八幡「いや、見てねぇって言っtおあっ!」
絢辻「・・・」
八幡(待って!何この状況!いくらなんでも俺のラブコメ間違いすぎでしょ!?
誰の憂鬱だよネクタイ引っ張るって!?)
絢辻「・・・」
八幡(なんで喋んないの?俺におっ○い擦り付けてなにやってんの?)
絢辻「・・・比企谷君、見ちゃったんでしょ?」
八幡「だから見てねぇって言ってんだろ、お前耳付いてんの?パンじゃねぇぞ?」
絢辻「馬鹿にしてんの?」
八幡「いや・・・違くてだな」
八幡(されるようなことしてんだろうが)
絢辻「比企谷君、これから時間ある?」
八幡「ねぇy」
絢辻「ある?」
八幡「・・・はい」
八幡(そして、なぜか神社に連れてこられたわけだが)
絢辻「これを見たのね?」
八幡「・・・はぁ」
八幡(コイツなんなの?勝手に連れてきてまたそれかよ
てっきり秘密共有の為に恋人になれとか言われると思ったわ)
絢辻「ため息なんてついてないで答えなさい」
八幡(コイツ、俺が見たって言わないと返してくれなさそうだな)
八幡「・・・そうだな、見たぞ」
絢辻「そ、後ろの書きなぐったあれも?」
八幡「見た見た、ぜーんぶ見たぞ」
絢辻「・・・残念だわ、クラスメイトが一人減っちゃうなんて」
八幡「はいはい、見た見たって、は?」
絢辻「はぁあっ!!」
八幡「っ!」
八幡(なんだなんだなんだなんだ!?一体なんなんだよ!?)
絢辻「最後に、遺言くらいは言わせてあげるわ」
八幡「いやいや!おかしいだろ!」
絢辻「そ、それが遺言でいいのね?」
八幡「ま・・・待て!まだ良くない!」
八幡(なんだよコイツ、危ない薬でもやってんじゃないの?)
八幡(・・・本当に死ぬのかな、やだなー死にたくねーなー)
八幡(なんか打開策はないだろうか・・・はっ!)
八幡「あ・・・綾辻よ」
絢辻「なによ?」
八幡(この際見たことにはしてしまおう、たださっきのコイツの話
からして問題はきっと手帳自体ではない、その書きなぐったアレってのが
問題なんだろう、俺の絶対に許さないノートみたいなモンなんだろうな
ならば・・・ッ!)
八幡「その手帳の汚い文字のページををもう一度見せてくれないか?」
絢辻「はぁ?何言ってんのよ?」
八幡「だってそうだろ?俺が本当に消されるかどうかは置いといて・・・だ
実際俺は誰の所有物かを調べるために中身を見たわけだし、ページ
だって実際パラパラめくった程度だ、それだけで消されるなんて腑に
落ちな過ぎるだろ!だから俺がお前をそこまで激高させた理由が知り
たいんだ」
八幡(ど・・・どうだ?)
絢辻「・・・じゃあ、なぜ見てないなんて嘘を付いたの?」
八幡「・・・絢辻、ここで俺の友人の友人の話をしてやろう」
絢辻「はぁ?あなたいきなり何を」
八幡「いいから黙って聞け、俺の遺言になるかもしれねぇんだから」
絢辻「・・・」
八幡「その友人の友人はな、今の俺みたいに女子の手帳を拾ったことがあった
そうだ」
絢辻「・・・」
八幡「誰のものかなーっと、届けてやろうとして中身を見たのがいけなかった
んだ」
絢辻「・・・?」
八幡「ソイツは中に書いてった名前が自分の後ろの席の女子のモノだと知り
善意で届けてやろうとしたんだな」
八幡「だが、当然その女子は中身を見たのかと訪ねた、ソイツは素直に『ごめん
届けるために見たんだ』と告白したんだ」
八幡「そしたら次の日から・・・」
絢辻「・・・」
八幡「俺はクラスの全員からストヶ谷と呼ばれ、しばらくの間黒板には変態
がこのクラスにいます、の文字が記されていたんだ」
絢辻「今あなた、俺っt」
八幡「ちがーう!間違えたんだ!ストヶ谷君の話だよ!」
八幡(クソ、また一つトラウマが・・・)
八幡「とっ、とにかく!そんな話を聞いていたら嘘もつきたくなるだろうが」
絢辻「・・・本当に、見てないの?」
八幡「あぁ、正確には読んでない、だがな」
絢辻「・・・はぁ」
八幡「はぁはこっちだよ!」
八幡(つーかコイツ、相当猫かぶってたんだな、ブラック絢辻、怪異か?)
絢辻「・・・なんでなにも言わないのよ」
八幡「別に?誰にだって勘違いはある」
八幡(俺だって何回もあるさ・・・やべ、思い出したら涙腺が・・・)
絢辻「な・・・なんで泣いてんのよ?」
八幡「え?泣いてねぇよ!とりあえず要件が済んだなら俺は帰るぞ?」
絢辻「え・・・えぇ」
八幡「じゃあな」
絢辻「待って!」
八幡「ん?」
絢辻「誰かに・・・言うの?」
八幡「いや、つーか話すほど仲いい友達いねぇし」
絢辻「・・・そう」
八幡(翌日)
八幡(・・・やっと放課後か)
絢辻「ねぇ、比企谷君・・・」
八幡「あ?何?」
絢辻「今日からの仕事なんだけど」
八幡「ん」
絢辻「あなた、家に持って帰ってほとんど終わらせていたのね、おかげであとは
宣伝と書類のまとめだけになっちゃったわ」
八幡「そうか」
絢辻「・・・あなただけだわ」
八幡「あ?」
絢辻「そんな態度で、私を私と見ないで、そんな口を聞くのわ」
八幡「は?お前、何言ってんの?」
絢辻「・・・?」
八幡「お前をお前として見ないとか意味分かんねぇし、自意識過剰なんじゃないの?
なんでお前を特別扱いして見なきゃいけないんだよ、同い年の生徒
で、しかも関係なんて勝手に決められた文化祭実行委員ってだけだ
そもそも、俺はお前なんて知らなかったし、お前だって俺を知らなかった
だろうが、そんなもんさ
それに、差を付けるほどに友達なんていねぇんだよ、最近喋ったのは
お前以外じゃ高橋先生だけだしな」
絢辻「・・・あなた、面白いわね」
八幡「は?頭大丈夫?」
絢辻「えぇ、大丈夫よ?少なくともあなた以上には」
八幡「そうかよ」
絢辻「じゃあこれ、配ってきてくれるかしら?」
八幡「あいよ」
絢辻「それじゃ、お願いね」
八幡(数日後)
八幡「はぁ?」
高橋「だから、同じ文化祭実行委員でしょ?お見舞い、行ってあげて?ね?」
八幡(ぐっ、なんか俺こんな三十路前の女教師を他にも知ってる気がするな
なんか断れない)
八幡「まあ、プリント届けにいくだけですよね」
高橋「ありがとう、あとはこれ」
八幡「なにこれ?缶コーヒー?」
高橋「持って行ってあげて?もともとは今日あなたたちに差し入れるつもり
だった物だから」
八幡「はぁ、わかりました・・・」
八幡(どうやら綾辻は風邪をこじらせたらしい、別にブッ倒れるほど働いてないだろうしな
つーかブッ倒れそうなのは俺だっつーの・・・ってあれ?あの人は)
縁「きゃはは」
犬「わんわん」
八幡(・・・無視無視)
八幡(さて、ついたわけだが・・・)
八幡(インターホン、押したくねぇ・・・)
八幡(でも、押さねぇと)
絢辻「・・・あっ」
八幡「・・・どうも」
絢辻「なんでここに?」
八幡「もってけ・・・だってよ高橋先生が」
絢辻「あ、ありがとう」
八幡「で?なんでお前外出てきたの?」
絢辻「別に、ただ外の風に当たりたかっただけよ」
八幡「そうか、じゃあな」
絢辻「えぇ」
絢辻「・・・待って」
八幡「あ?」
絢辻「・・・お見舞い、ありが」
縁「あれー?この前の男の子」
八幡「・・・あ、どうも」
絢辻「・・・」
縁「詞ちゃんのお見舞いに来てくれたの?」
八幡「えぇ、まぁ・・・」
絢辻「比企谷君、もう帰っていいわよ」
八幡「あ?そのつもりだよ」
縁「へぇ、比企谷君かぁ~」
八幡「はい、それじゃあ」
絢辻「えぇ、また」
縁「ばいば~い、比企谷くん」
八幡(で、翌日)
絢辻「おはよう、比企谷君」
八幡「ん、よ」
絢辻「今日も相変わらずの憎まれ口ね」
八幡「どうもありがとうよ」
絢辻「褒めてないわよ」
八幡「んで?何?用ないなら移動ししたいんだけど」
絢辻「あ、えっとね、昨日はどうもありg」
???「ちょっといいかしら」
八幡「あ?」
絢辻「・・・?」
塚原「ちょっと聞きたいことがあるの」
絢辻「なんですか?塚原先輩」
八幡(長くなりそうだ・・・)
塚原「あの、えっと・・・」
八幡(俺がいると話しにくいですってか?はいはい、邪魔者はとっとと消えますよ)
八幡「おい絢辻、俺先行くから」
絢辻「え?あ・・・」
森島「もーうじれったいなぁ!」
八幡「それじゃ」
絢辻「・・・」
森島「あれ?委員長さん聞いてる?」
絢辻「・・・え?あぁはい」
八幡(あんな空気、俺だったら三秒で窒息するわ、退散退散)
八幡(放課後)
八幡「くっそ、肉体労働とか聞いてねぇぞ」
八幡(つーかくっせぇ!何この臭い?明らかに魚介系だよね?何作んの?
寿司?)
???「きゃあっ!」
八幡「・・・あー、なんも聞こえませんでしたーっと」
八幡(校舎裏の階段から登るか)
八幡「・・・で」
絢辻「・・・」
八幡「お前なんで片足上げてんの?靴下脱いで生足披露とかサービスが過ぎる
んじゃねぇの?」
絢辻「・・・」
八幡「無視ですか、まぁいいけど」
絢辻「・・・待ちなさいよ」
八幡「あ?」
絢辻「ちょっと手伝いなさい」
八幡「無理」
絢辻「なんでよ!私がお願いしてんのに!」
八幡「前にも言ったろ、別に俺はお前をただの実行委員としか見てねぇんだから
お前のお願いなんてそのへんのカマキリがお願いするくらい効力がねぇんだよ」
絢辻「・・・うぅ、ひどい」
八幡「・・・は?」
絢辻「なんで聞いてくれないのよぉ・・・」
八幡(え?ここで泣き出すとかマジか?何?俺が悪いの?目の前で困っている
女の子を助けないのがそんないいけないの?はい、いけませんね
八幡悪い子☆)
絢辻「・・・」
八幡「・・・ど、どうしたんだよ」
絢辻「い・・・言えない」
八幡「・・・俺もう行くぞ」
絢辻「待って待って待って」
八幡「なんだよ、早く言え、これ重いんだよ」
絢辻「・・・あ、聞いてくれるの?」
八幡(うっ、いきなりケロッといしだしやがった、これみよがしに舌まで
だしやがって)
絢辻「ちょっと犬におs」
八幡「は?」
絢辻「・・・足、くじいちゃって」
八幡「はぁ、じゃあ湿布でも持ってきてやっから、ちょっと待っとけ」
絢辻「え?えぇ、わかったわ」
八幡「じゃあ」
八幡(・・・で)
八幡「はい」
絢辻「あ、ありがとう」
八幡「それじゃあな」
絢辻「え、えぇ・・・」
八幡(なんだよ、その物欲しそうな面はよ、誘ってんの?それだったら
俺やっちゃうよ?あんなこととか、こんなこととか・・・
だめだ、全然思い浮かばねぇ)
絢辻「・・・こ」
八幡「は?」
絢辻「こんなところに一人でいるのは退屈だから、ちょっと話に付き合って
もらいたいん・・・だけど・・・」
八幡「・・・やだ」
絢辻「ちょっ・・・えぇ?」
八幡「お前な、そんなこと無闇矢鱈に男子にいうものじゃないんだよ」
絢辻「へ?」
八幡「絢辻よ、そんなに退屈ならば退屈しのぎに俺が一つ話をしてやろう」
絢辻「またあなたのトラウマ話?」
八幡「ちっ違う!友達の友達の話だ!」
絢辻「へぇ・・・ま、いいわ、話して見て頂戴?」
八幡「ん・・・」
八幡「ソイツが中学生だった頃、ソイツはある一人の女子に惚れていたそうだ」
八幡「でだ、ソイツはある日、その好意を抱いていた女子に突然話しかけられた
んだな」
絢辻「・・・」
八幡「いきなり『今、ちょっと話せるかな?』だってよ、これで食いつかない
男はいない、絶対、多分、うん」
八幡「場所は丁度こんな感じの校舎裏、時刻は夕方、最高のロケーションだった
と言うか、今と全く同じだな」
絢辻「そうね」
八幡「俺はてっきり、彼女も俺に好意を抱いていて、でも勇気がないから俺の
告白を待っているもんだと、そう思っていたんだ」
八幡「だが現実は違った、その子はに告白した瞬間周りの茂みからDQNグループ
が飛び出してきた、頭が真っ白な俺に向かって、彼女はこう言ったんだ」
八幡「『本当にキモイわwwwwww今の告白録音したからwwwww明日のお弁当の時間
に流すねwwwwww』だってさ」
絢辻「・・・それは・・・えーっと」
八幡「俺は翌日学校を休んだよ、だがその晩、担任から電話がかかってきた
『お前、いじめられてたんだな、気づいていやれなくてごめん』だって」
八幡「その日、何が起こったかはもうわかっただろ?」
絢辻「え・・・えぇ」
絢辻(さすがにこれは笑えないわね・・・)
八幡(笑えないだろう?そりゃそうさ、なんせこれは筆者の実体験なんだからな!!)
>>60
イキロ
八幡「ま、そういうことだ、だからあまり男子を誘惑ゆるような事は言わない方が
いい」
絢辻「・・・でも」
八幡「あ?」
絢辻「でも・・・少なくとも、私はそんなことしないわ」
八幡「は?」
絢辻「・・・!なんでもないわよ!バカっ!」
八幡(いきなり切れ散らしてバカって、なんなんだよ全く・・・)
絢辻「でも、あなたのその救いようのない話を聞いてるうちに足の痛みも引いて
きたわ」
八幡「そうか」
絢辻「そろそろ歩けそうなんだけど・・・」
八幡「ん?」
絢辻「ちょっと踏ん張るとまだ痛いの、せめて手くらいは借しなさいよ」
八幡「あ・・・あぁ、はい」
絢辻「・・・っしょっと」
八幡「大丈夫か?」
絢辻「えぇ・・・驚いたわ、まさかあなたが私の心配をするなんて」
八幡「別に・・・」
絢辻「・・・ありがとうね」
八幡「・・・お前からその言葉を聞くとは思わなかったな」
絢辻「なによそれ」
八幡「そのまんまの意味だ」
絢辻「・・・本当はずっと言いたかったのよ」
八幡「あっそう、言えてよかったな」
絢辻「ホントにあなたって不思議ね」
八幡「不思議・・・ね」
絢辻「・・・?」
八幡「いや、なんでもない」
絢辻「そう」
八幡「それじゃあな」
絢辻「えぇ、また明日」
少し休憩
イキロと言ってくれた>>62ありがとうね
再開します
八幡(翌日)
八幡「・・・」
絢辻「ちょっといいかしら?」
八幡「あ?」
絢辻「ちょっといいかしらって言ってんのよ」
八幡「あぁ、無理だな」
絢辻「なんで?」
八幡「俺今から飯だから」
絢辻「・・・お弁当持ってるの?」
八幡「いや、パンを買ってくるつもりだが」
絢辻「そ、ならよかった」
八幡「なんで?」
絢辻「なんでもよ、ちょっと着いてきなさい」
八幡「だから飯だってb」
絢辻「いいから、着いてきなさいよ」
八幡「・・・はい」
八幡(場所は移って中庭)
絢辻「はい」
八幡「はい?」
絢辻「これ、あげるわ」
八幡「なにこれ?」
絢辻「お弁当よ」
八幡「・・・なん・・・だと?
八幡(お・・・落ち着け比企谷八幡、これは罠だ、多分中身はおはぎで
針とか仕込んであるに違いない)
絢辻「・・・なによ、いらないっての?」
八幡「いや、なんでもない、ありが・・・とう」
八幡(きっと絢辻的にはただのお礼に違いない・・・つーかそう思わないと
また俺が悲しい目に会う気がする・・・)
絢辻「いえ、どういたしまして」
八幡「それでは・・・」
八幡(いざ・・・実食!)
八幡「あ、普通にうまい」
絢辻「そ?ありがとう」
八幡「・・・」
絢辻「・・・」
八幡「・・・で?」
絢辻「ん?」
八幡「なんで呼び出したんだ?なんか理由があるんだろう?」
絢辻「いいえ?ないわよ?」
八幡「は?」
絢辻「だってあなたが予想以上に使える人材だったから、もう文化祭の準備も
ほとんど終わってるし、あとはクラスの出し物だけね」
八幡「そうか、なら本当に・・・」
絢辻「なによ?」
八幡「いや、なんでもないんだ、疑って済まなかった」
絢辻「疑ってた?」
八幡「いやぁ、なんでもない」
絢辻「そ、ならいいわ」
絢辻「本当に・・・ありがとう」
八幡「は?」
絢辻「あなたがいなかったらきっと、こんなに滞りなく進まなかったと思うわ」
八幡「・・・」
絢辻「これでも私は結構あなたを買っているのよ?」
八幡「そーすか、それでもそろそろお前との関係も終わりだ」
絢辻「え?」
八幡「だってそうだろ?役目が終わりゃまた前と同じに戻る、それが自然の摂理
って奴だ」
絢辻「そう・・・ね?」
絢辻「あなたは・・・」
八幡「・・・?」
絢辻「あなたは、あなたをこんなに雑に使ってる私に不満を持ったことはないの?」
八幡「何言ってんだ?あるに決まってんだろ」
絢辻「・・・はっきり言うのね」
八幡「お前が聞いたんだろ、それに嘘はつかない、嘘をついてまでお前と仲よく
しようなんて気はないからな」
八幡(本当は一回だけついてるんだが・・・いや、今ので二回目か)
絢辻「そう、ならなぜあの手帳のことを言いふらしたりしないの?」
八幡「なぜって、言って欲しいのか?
絢辻「いえ、言わないでくれるのならそれに越したことはないんだけどね
それでもやっぱり・・・なんていうか・・・」
八幡「やめろよ」
絢辻「・・・?」
八幡「俺は別にその面白いニュースを話す友達がいないから誰にも伝わってない
だけだ、きっと俺に友達がいたら言ってるさ」
絢辻「そ、よかったわ、あなたに友達がいなくて」
八幡「おいやめろよ、その笑顔でブラックなこというの、甘い笑顔と黒い言葉で
まるで焦げたパン挟んだキシリクリスタルじゃねぇか」
絢辻「何を言ってるの?あなたは」
八幡「・・・っクソ」
???「あ、あれは・・・」
八幡(放課後)
八幡(ん、なんか結構人残ってんな)
クラス「あ・・・」
八幡(え?何この空気、俺なんした?)
絢辻「どうしたの比企谷君、なにか問題?」
八幡「・・・いや」
黒沢「おかえりなさい、今日はどこでイチャイチャしてきたの?」
絢辻「え?」
黒沢「自分らの仕事がちょっと早く終わったのか知らないけど、クラスのみんなが
頑張ってんのに自分らは遊んでるなんてずるいんじゃないの?」
八幡「はぁ?」
八幡(何言ってんだ?コイツ・・・)
絢辻「違うわ、比企谷君には私の手伝いをしてもらっているからそう言う誤解を
招いたのかもしれないけど、別にそういうのではないわ」
八幡(バカ、こう言う奴に反論したら・・・)
黒沢「そんなの信用できないわ!」
モブ「そうよそうよ!」
絢辻「ふふっ・・・ふふふ何を言ってr」
八幡「ふぅ・・・何言ってんだお前?」
黒沢「はぁ?あんたには聞いてない!」
八幡「別に同じ実行委員なんだから俺が答えても問題ねぇだろ」
黒沢「・・・ッ!」
絢辻「ち・・・ちょっと比企谷君?」
八幡「ちょっと黙ってろ、絢辻」
絢辻「・・・」
八幡「お前は何を証拠にそんなことをほざいてんだ?お前はどうせ仕事もコイツ
に与えられなきゃできねぇコマなんだろうがよ」
黒沢「・・・!?」
八幡「だいたいそんなの、俺らの仕事になんの関係もない、イチャイチャしてようが
一っ言も喋らずに仕事をやろうが、ノルマはこなしてるんだ、文句を言われる
筋合いはない」
黒沢「なにいっt」
八幡「大体だ、お前は今何をしていたんだ?どーせ机の上に座ってそこの便乗
してきたコバンザメ女と俺らに対しての愚痴でもこぼしてたんだろう?
違うか?」
黒沢「・・・ッ」
八幡「お前が自分のことを棚にあげて説教するのは別に構わねぇ、だがな
少なくともお前よりはしっかり仕事をしている俺は、お前にそんな文句
をたれられる筋合いなんてねぇんだよ」
八幡「俺に説教したいんだったら、せめて俺を口で負かせられるスキルと、それを
実証する証拠と、俺に勝る実績を持って来い、したらいくらでも能書き
を聞いてやる、わかったか?わかったならとっとと仕事に戻れ」
八幡「いや、やっぱり戻らなくていい、俺はこんな文化祭なんてもん
ハナから興味ねぇんだ」
絢辻「・・・!?」
八幡「俺はやれと言われたからやった、ただそれだけだ、別にクラスの奴ら
全員がボイコットして失敗したとしてもなんら問題はない、だって俺、
どうでもいいから」
一同「・・・」
八幡「・・・わかったか、絢辻」
絢辻「・・・なにがよ」
八幡「これが俺だ、お前が散々目にかけてきた恩を仇で返した男だ」
絢辻「・・・」
八幡「お前らもわかったら好きなようにやれ、俺は知らん、どうでもいいからな」
八幡「そうだ、えーっと、お前、俺に文句つけてきたお前だよ」
八幡(名前わかんねぇからな)
黒沢「・・・は?な、なによ」
八幡「俺はコイツとなんてイチャイチャなんてしてねぇぞ?ついでに言えば好意なんて
モンは微塵も、一っ欠片も抱いちゃいねぇからよ、勘違いずんな
もし俺とコイツが仲よく見えたのならそれは・・・」
八幡「・・・ただの・・・錯覚だ」
絢辻「・・・ッ」
八幡「・・・絢辻」
絢辻「な・・・なに?」
八幡「今日の俺の仕事は?」
絢辻「い・・・いえ、残っていないわ?今日はもうおしまいよ?」
八幡「そうか、なら俺は帰るぞ」
絢辻「え?」
八幡「そういうことだ、じゃあな」
絢辻「待って、待ちなさい比企谷君!」
八幡(で、校門付近まできたわけだが)
八幡「なんだよ、俺帰ってアニメ見たいんだけど」
絢辻「・・・さっきのあれ、なによ」
八幡「あれって、どれだよ?」
絢辻「決まっているでしょう!?あのめちゃくちゃな啖呵のことよ!」
八幡「あぁ?なにそれ」
絢辻「あなた、本当にわかってないの?」
八幡「別に、分かる必要もないだろ?」
絢辻「・・・ッ!」
八幡「・・・じゃあな」
絢辻「どうして・・・」
八幡「あ?」
絢辻「どうしてあなたは!そうやって自分を傷つけるのよ!」
八幡「・・・」
絢辻「またそうやって黙るのね?」
八幡「答える必要もないだろ」
絢辻「・・・ダメよ、私の質問に答えて!」
絢辻「あなたが、過去になにをされてどういう風に変わってしまったかなんて
私は知らないわ」
絢辻「でもね、あなたが今そうやって自分を傷つけることによって、それを見て
悲しむ人がいることを、あなたは考えたことがあるの!?」
八幡「・・・」
絢辻「ねえ!答えてよ!」
八幡「・・・ないな」
絢辻「!?」
八幡「ないと言ったんだ」
絢辻「・・・じゃあ、今日から考えなさい」
八幡「嫌だ」
絢辻「ダメよ!考えて!私の言うことが聞けないの!?」
八幡「聞けないな」
絢辻「・・・ッ!」
八幡「それに聞いたところで、どうせ俺を気にかけるうな奴はいない」
絢辻「そんなn」
八幡「仮に!」
絢辻「・・・ッ」
八幡「仮に居たとしても、それはそいつの一時の気の迷いだ、目の前で捨て猫が
鳴いていたとしても、可愛そうだと思うだけでなにかアクションを起こす
奴なんてのはいない・・・それと同じだ」
絢辻「・・・それでも」
八幡「・・・」
絢辻「それでも今は、私はその猫を救ってあげたいと思ってるわ?もうすでに、
私はその猫に手を差し伸べているわ?」
八幡「・・・」
絢辻「だからお願い・・・」
八幡「・・・」
絢辻「あなたも、こっちに手を伸ばして・・・」
八幡(そう言って綾辻は、俺の胸に飛び込んで、ただ静かに涙を流していた
俺は気が鋭い、実はずいぶん前からコイツの気持ちには若干気づきつ
つもあった、だが、ラノベやマンガやアニメではよく見る光景が現実
で起こっている事実を、俺は受け入れられなかった、そして俺は、ゆ
っくりと綾辻に肩に手を置き・・・)
八幡「・・・俺は今ここに来た、たまたまここにお前が居た・・・それだけだ」
八幡(俺は、過去のトラウマを、しがらみを捨てることができず、目の前にあった
一本の糸を、見て見ぬふりをした)
絢辻「・・・それが、あなたの答えなのね?」
八幡「・・・」
絢辻「・・・そう、わかったわ」
八幡「それじゃあな」
絢辻「えぇ、さよなら」
八幡(それから数日間)
八幡(どうやらクラスの連中は、しっかりと俺の口車に乗って作業を終わらせてくれ
たようだった、だが・・・)
絢辻「おはよう、比企谷くん」
八幡「あぁ、おはよう」
八幡(絢辻は何かがおかしかった、どこか刺が抜けたというかなんというか
あれだけ敵対していた黒・・・えーっとなんだっけ?とりあえずアイツとも
砕けた関係になっていたようだ)
八幡(俺は毎日、クラスのゴミを見るような視線と、綾辻の変な絡みに惑わされ
ながら毎日を過ごし、気づけば文化祭当日となっていた)
八幡(これで、俺の役目も終わりか)
八幡(ふぅ、やはりMAXコーヒーはいい俺の気持ちを甘く溶かしてくれる)
八幡「全く、あったかいMAXコーヒーがうまい季節になったもんだ」
八幡(俺は教室で一人、最後の雑務をこなしていた、下では噂のスーパー
グラマーな先輩がきわどいサンタコスを着てミスコンとやらに出る
って噂が、廊下を走る足音とともに、俺の耳に入ってきた)
八幡「ふぅ・・・そろそろ終わりだな」
八幡(最後の報告書をまとめると、俺はプリントをファイルにとじ、廊下に出た)
八幡「うぅ、寒い・・・」
八幡(廊下に出ると、白い息が踊った、どうやらどこぞのクラスでクラスの奴らは
打ち上げなんぞをしているらしいが、それに参加する気は、俺にはなかった)
八幡「全く、前にもどっかで言った気がするが、そんなにバンバン打ち上げていいのは
種子島かサンフランシスコだけだっつーのに」
八幡(俺はズコズコと暗い廊下を練り歩いていると、突然俺の目の前に一人立ちふさが
る奴がいた)
高橋「あれ!?比企谷く~ン?お疲れ様~」
八幡「はぁ、どうも・・・」
高橋「こんなところで何してたの~?」
八幡「いや、仕事ですが」
八幡(なんだこの先生、誰だよ校内でアルコール出した奴は)
高橋「仕事!?えらいね~、そんな君は先生がなでなでしてあげちゃう!」
八幡「うあッ!やめてって!ティーチャー?」
高橋「ふぇ~」
八幡「とりあえず!俺はもう帰りますから!」
高橋「あれ?君は打ち上げには参加しないろ?」
八幡「ええ、しませんよ」
高橋「そっか~、お疲れ様です!ヒキタニくん!」
八幡「いや、さっきまで比企谷って呼んでたでしょ・・・まぁいいや、それじゃあ」
高橋「はい、ばいび~」
八幡(下駄箱に向かう途中、同じクラスの奴らが教室で楽しそうに笑いながら
話しているのが廊下の奥から聞こえた、俺はなんとなく大きな音をたてて
靴を床に叩きつけ、それを履く、廊下を開けると冷たい風が一気に吹き付け
MAXコーヒーで温まった俺の体を芯から覚ましていった)
八幡「飯、どーすっかな」
八幡(つぶやいた時、後ろに微かな人の気配があった、俺はその気配のある方へと)
①は振り向かず、校舎の外へと出て行った、こうして俺の文化祭と聖なる夜は終わった
②振り返った、するとそこには文化祭の準備期間中に散々見てきた顔があった
>>106
1だろ
>>106
了解
八幡「ふぅ、疲れた」
八幡(俺は寒さで凍った腰にムチを打ち、なんとか家へとたどり着いた、帰って
から色々考えたりもしたが、俺は間違った選択はしていない)
八幡「いや、そう思いたいだけなんだがな」
八幡(俺は漫画のニヒルな主人公のように自嘲気味に笑って、死にたくなった後
ラジオのスイッチを入れた、ラジオからは嫌味ったらしく山下達郎の
クリスマス・イブが流れていた)
終り
終わりです
最後まで付き合ってくれた人はありがとうございました
最後を安価にしたのは本当にハッピーエンドにしていいのかという
気持ちがあったからです
それではおやすみなさい
このSSまとめへのコメント
最高です^ - ^
八幡らしい終わり方でよかった。きれいにまとめられてる!
最高♪