佐天「HENSHINする能力かぁ」(78)

佐天「能力手に入れたよーん」

初春「へー、どんな能力でふかー?」パクパク

佐天「HENSHINできる能力だってさ」

初春「なんでふかそれ」パクパク

佐天「お婆ちゃんが言っていた…。ライダーにHENSHINできる人間はとても特別だと」

初春「誰の真似や」パクパク

佐天「天の道を行き、総てを司る男の口癖の真似かな」

初春「変なの」ゲプー

佐天「でもまだこの能力使ったことないんだよね~」

初春「しかし、天の道を行き…総てを司る…ですかぁ」ムーン

佐天「スルーなんだ。いいけど」

佐天「でももしかしたらその人ってレベル6なのかもしれないねー(笑)」

??「!!?」ガタッ

佐、初「「うひっ」」ビクッ

一方「……おいガキィ…!」ゴゴゴゴゴ

佐、初「「ひぅっ!?」」ビクゥ

一方「その話、少ォし詳しく聞かせてくれるかなァァ!?」

佐、初「「ひぃぃぃぃ!!」」

佐天(はっ!これは初めて能力を使うチャンスなんじゃ…!?)

佐天「い、いくぞぉ…!」ガクガク


佐天「--いくぞ、フィリップ」キリッ

初春「……はい…?」

佐天「」スッ

一方(何かとりだした…!?)

佐天「」カチャッ

シュバッ ガチャンッ!

初春(赤いツールを腰につけた途端ベルトが飛び出した…!)

佐天「いくぜ!」カチッ

ジョーカー!

 少し前

御坂「あれ?黒子なにそれ。USBメモリ?」

黒子「あら?なんでしょう?」サワサワ カチッ

サイクロン!

御、黒「「!?」」ビクッ

シュンッ

御坂「ちょ、あのUSBメモリどこに瞬間移動させたのよ!?」

黒子「えっ、私は演算すら-ぁぅ--」フラッ

バタン

御坂「黒子ー!!」

シュン

佐天「変身!」ガコン ガコン ガチャーン

ビュオォォォ

初春(うっ、すごい風…!)

てれれーでんでんでん!

佐天「さあ!お前の罪を数えろ!!」

初春「……!?」

一方「罪…かァ」

佐天「?」

一方「俺は…罪が数えきれねェ」シクシク

佐天「えっ」

一方「皆まで言うなァ!ちゃんとわかってンだよォ!俺なンかにはあいつらを守る資格なンざねェってことぐらい!」

佐天「…!?」

一方「でもなァ!責任ってもンは果たさなくちゃいけねェ!」

佐天「……」

一方「確かに昔の俺の、レベル6になりてェっつゥ動機なンざたかが知れてたよォ…」

一方「そのせいであいつらも酷い仕打ちを受けた!俺のガキみてェな我がままのためになァ!」

一方「でも今はあいつらを守るために生きてンだ」

一方「あいつらを守るためにレベル6は諦めた」

一方「かといってあいつらを守りきれる強さは持ってねェ!」

初春(何か語ってます)

オーディンとHカブトとアギトはレベル6を超えてるんじゃないかと

一方「だからこそ!あいつらを完璧に守るためにはやっぱりレベル6にならねェといけねェンだよ!」

佐天「だからさっき、レベル6の話に食いついて来たんですか…」

一方「あァそォだ…」

初春「でも私たちもレベル6について知ってることなんて…」

一方「…そォか。俺の早とちりだってことかァ」

佐天「なんかすいません、こんな戦闘体勢までとってしまって」ヘンシンカイジョ

一方「いや俺が悪ィンだ」

佐天「でもそんなに強さが欲しいなら知り合いに凄い人がいますよ」

一方「本当かァ!?」

初春「そりゃあもう…」キラキラ

一方「そいつに会わせてくれねェか?」

佐天「了解です!」

>>20
そこらへんは世界崩壊するから無しで


 少し前

黒子「……む」パチッ

御坂「黒子!…目が覚めたのね…」ホッ

黒子「お姉様、私どうなっていたんですの?」

御坂「いきなり気を失って倒れたのよ!びっくりするじゃない全く!」プンスカ

黒子「そうでしたの…。でも私の意識は他の場所へ飛ばされていたようですわ」

御坂「え、そうなの?」

黒子「はいですの。何やら武装した佐天さんと同じ体から物を見ていましたの」

御坂「なにそれ…」

黒子「まぁ、妙に色白な殿方が何やら語っていて喋る暇はありませんでしたけど」

御坂「ふーん。ま、無事なら良かったわ」

佐天「おーい!御坂さーん!」

初春「白井さんも一緒だったんですね」

御坂「あ、佐天さんに初春さん」

黒子「ちょうどいいですわ。佐天さん少しお聞きしたいことが……」

一方「……ちょっと待てや佐天さン」

佐天「はい?」

一方「凄い奴ってこの超電磁砲じゃねェだろォなァ?」

佐天「え、そうですけど」

御坂「な、なんでコイツがここに…!?」

初春「あれ、知り合いですかぁ?」

御坂「いえ、あの…」アタフタ

一方「チィ…俺ァ帰る」

佐天「えっ?話聞いていかないんですか?」

初春「そうですよ。御坂さんはレベル5なんですよ?」

一方「……あー、言い忘れてたなァ」

一方「俺はレベル5の第一位、一方通行だァ」ドヤァ

初春「」

黒子「」

佐天「……マジ?」

御坂「……マジよ」ハァ

御坂「……で、帰っていったけどアイツ何しに来た訳?」

初春「守りたい人達のためにレベル6になる手掛かりを探してたみたいです」

御坂「……守りたい人達、ね」フフッ

黒子「何笑ってるんですの?お姉様」

御坂「いいえ、何も」ニコッ

黒子「……!」///

黒子(うひひ!ほねえ゙ざま゙ぁ)シュン

パシッ

黒子「!?」

佐天「……クロックアップ」フッ

御坂「え、な、何!?二人とも私の後ろに!」

佐天「白井さんがまた御坂さんを襲おうとしたから先回りして止めました」テヘ

黒子「空間移動を先回りした…ですって…!?」

御坂「凄いじゃない佐天さん!能力使えるようになったとは聞いてたけどここまでなんて!」

佐天「いや~照れます~」テレッ

御坂「……ま、あとは変態のお仕置きよね」ビリビリ

黒子「ぎゃんっ//」シュー

初春「相変わらず容赦ないですね」

佐天「じゃあ私からも…お仕置きっ!」パンッ

クローックアーップ!

シュン

初春「消えた…!?」

黒子「ぶぅぅー!!?」ゴロゴロゴロ

御、初「「!?」」

クローックオーバー!

佐天「あはは…ちょっとやり過ぎちゃいました…」

黒子「何が起こったんですの…」グヘェ

佐天「物凄い速さでしか動けない状態で人に軽く触れるとあんな感じになるんですよ」

御坂「速さは力に相関するって訳ね」

佐天「そういうことです~」

初春「ほぇ~…凄いですね~…」

佐天「あ、そういえばさっき時間操作も披露したんですよ」

御坂「へ?何それ」

佐天「まぁ御坂さん達は実感ないと思いますけど、さっきも一度この時間は流れたことがあるんですよ」

佐天「だから私は2回も白井さんぶっ飛ばしてるんです」

御坂「……へ、へ~」

佐天「あー!信じてないなー!?」

御坂「いやぁ…信じてない訳じゃないんだけど…」

佐天「あ、それさっき2回くらい聞きました」ニヤニヤ

御坂「……」

初春「なんか佐天さん怖いです…」

佐天「それも4回聞いたよ~」ニヤニヤ

初春「ひ、ひえ~…」

佐天「嘘だよーん。そんなに時間移動してたら話の流れ的に矛盾が生まれるしね」

御坂「そ、そうよね!そうだと思ってたわあはははは!!」ダラダラ

佐天「……なんかすいません」

御坂「何謝ってんのよ!?気にしないでちょうだい!あははは!!」ポンポン

佐天「は、はぁ」

初春(御坂さんよっぽど怖かったんですねぇ)

黒子「……しかし、時間操作だなんて…佐天さんこそレベル6じゃありませんの?」グフッ

佐天「わ、私がレベル6!?」

初春「そうですよ!」

佐天「私がレベル6かぁ…」キラキラ

御坂「私はレベル5なのに…」ブツブツ

黒子「何をぶつぶつ言っているんですの?お姉様」

御坂「何でもないわよ…」ハァ

黒子「?」

御坂「ま、佐天さんがどうなろうと友達なのは変わらないわよ」

佐天「み、御坂さぁ~ん!」ドパー

御坂「よしよし」ポンポン

佐天「うぇーん!ありがとうございますー!」ビエーンダキッ

御坂「わぁ!?抱きつくのはちょっと…!?」

佐天「いいじゃないですかそのくらい~!」ビエーン

御坂「いやぁ、だってさ…」

御坂「佐天さんまだ赤いカブトスーツ装甲じゃん?」

佐天「……忘れてました」ヘンシンカイジョ

御坂「正直、固くて痛かったのよ~!あはは!」

佐天「すいませ~ん!ついうっかり!」

黒子(黒子の抱擁は断固として拒まれると言うのに!!)キーッ

ちょっと落ち
もしあれなら保守よろしく

結局Wなの?
ディケイドなの?
カブトなの?

禁書厨かライダー厨かは知らんが
心優しい皆さんありがとう
書くわ

>>46
平成全部

 次の日

一方(……結局、レベル6への手掛かりは何も無かったなァ)

一方(やっぱり能力じゃ対応できない事態に備えて体から鍛えるか?)

一方「……ジム行こォ」

 ジム

一方「ここかァ」

一方「さてと、ダンベルでもすっかなァ…」ゴトッ

佐天「あ、昨日の白い人!」

一方「あン?…佐天さンか」

御坂「な、何でアンタがこんなところにいるのかしら?」

一方「いや、少しは鍛えとかねェとなァ」

一方「……じゃねェとあいつらを守れねェし…」

御坂「……アンタ」ホロッ

初春「あら~?恋の始まりですか~?」

御、一「「絶対、違う」」

黒子「初春……」ハァ

一方「で、お前らは何でここに」

佐天「ちょっと私の能力の腕試しに来たんですよー」

一方「佐天さンの能力?」

佐天「はい、HENSHINする能力何ですけど…」

一方「HENSHIN!?」ガタッ

佐天「えっ」ビクッ

一方「……き、聞いたことあンぞォ…。確かあの糞星が言うにはレベル6になりうる能力の一つだって…」

初春「糞星?彦星を悪く言っちゃいけませんよぉ」

御坂「……多分それ違うわ初春さん」

初春「そうですか?」

一方「……佐天さン」

佐天「は、はい」ビク

一方「俺と戦ってみねェか?」

佐天「えぇ!?でもあなたは第一位でしょ!?」

一方「もしキツいようだったら手加減はすンぞ」

佐天「それは有難いですけど戦いに耐えられる場所ってあるんですかね?」

初春「どうやらこのジムにはレベル5も御用達って売り文句の能力者用スタジアムがあるみたいです」

御坂「レベル5が?誰かしら」

初春「えと、あのドーム状のがそのスタジアムですね」

黒子「じゃあ早く行きますの。佐天さんの勇姿が早く見たいですわ!」

 スタジアム

初春「このドームの中で戦うみたいですね」

黒子「あら?使用中とありますの」

御坂「じゃあ少し待ち--」

ドカァーン!……

佐天「うわっ!中から凄い音が!!」

一方「ヘェ…こりゃ相当の使い手だなァ…」

黒子「……中から誰かが出てきますわ!」

ガチャ

削板「ふ~!スッキリしたぁ~!」

御坂「」

一方「……第七位」チッ

削板「そういうお前は第一位か!ここで会ったが……何百万年目!勝負だ!」

初春「熱い人ですね」

一方「……つか、俺ァ今からこの佐天さンと戦うことになってンだよ」

佐天「どうもです…」ペコリ

削板「あ、どうもこちらこそ」

初春(あ、礼儀正しい)

削板「うーむ…それなら仕方ないか!」

御坂「じゃあ私達は外のモニターで様子見とくねー」

黒子「二人とも頑張って下さいですの!」

たしかクウガアルティメットには相手の能力封印が…

>>61
戦闘では極力そういうのは無しにしたい


ガチャ

佐天「うわぁ…広いですね…」

一方「おォ。しかも耐久性も凄そォだ」

佐天「じゃ、閉めますね」

バタン

一方「よし始めるかァ!佐天!位置につけェ!」スチャ

佐天「はい!」スチャ

一方「おい外野ァ!」

初春『は~い』

一方「カウントダウン頼むぜェ」

初春『了解です!』

5!4!3!2!1!
GO!

スタンディンバイッ!

佐天「変身!」カチャッ

コンプリート!

一方「オラァ!!」ダッ

佐天「うわ、速っ!?」サッ

一方「チィ」キィッ

一方「逃げられると思うかァ!!」ダッ

佐天「やあ!」シャキン

ズバァ

一方「っ!!剣、いやハンドルか!?どっからそンなもん!?」サッ

佐天「やあ!やあ!」ズバァ!ズバァ!

一方(この剣がどンな物理現象に依存するか分かるまでは様子見だァ)サッ サッ

佐天「いっくよー!」メモリカチッ ピッ

エクシーッチャージ!

佐天「「スパークルカット!!」」

ズバァ!シュゴオオー

一方「なッ!?赤いエネルギーが飛んで来ただと!?」

一方「避けッ!!?」サッ

ズガァン!!

一方「危ねェ危ねェ…きひゃっ!楽しくなってきたぜェ!!」

佐天(雰囲気が変わった…!?)

一方(この壁にぶつかった赤いエネルギーを解析するゥ!)

一方(解析解析解析解析解析解析解析解析解析解析解析解)ピコーン

一方「これでもうあのエネルギーは俺には聞かないぜェ?」

佐天「解析速すぎィ!!」

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