京子「いきなり何すんだよ！」

結衣「ごめん、つい」

京子「叩くなら先に言ってよ」

結衣「言えばいいのか」

京子「痛くしないならな」

結衣「まぁ、もうしないよ。ほら行こう」

京子「よし、出発」ｸﾙｯ

結衣「えい」ﾊﾟｧﾝ

京子「ぎゃあ！」

京子「お前もう前歩け！」

結衣「そういって私の尻を狙うんだろ？」

京子「お前と一緒にすんな！」

結衣「わかった、わかった。先に行くよ」

京子「よし」

結衣「部室で待ってる！」ﾀﾞｯ

京子「え！？ おい、結衣！」

京子「……」ｶﾞﾗｯ

結衣「よう」

京子「……なんで私の座布団膨らんでんだ？」

結衣「気にするな。ほら、座んなよ」

京子「……なにこの茶筒」

結衣「あぁ、さっきお茶いれようとして忘れてた」

京子「座布団の下にか」

結衣「悪かったよ、お詫びにお茶いれてやるから」

京子(……今日の結衣、こわい)

結衣「ほら」

京子「……私のやつ一口飲んで」

結衣「毒なんかいれてないよ、ほら」ｺﾞｸｯ

京子「結衣、今日なんかあったの？」

結衣「なんか？ なんで？」

京子「いつもと様子が違う」

結衣「うーん……まぁ強いていえば」

京子「いえば？」

結衣「久しぶりに京子と二人きりだからな。ちょっとドキドキしてる」

京子「えっ」

結衣「だからテンションおかしいかも。ごめんな」

京子「い、いや……別に…わたしもうれｓ」

結衣「あっ！」ﾊﾞｼｬｯ

京子「熱っ！」

結衣「ごめん！ 今拭くから！」

京子「う、うん」

結衣「すきあり」ﾊﾟｧﾝ

京子「いでぇっ！」

京子「もう許さん！ 一発殴らせろ」

結衣「おい、危ないからやめろ！」

京子「なんなんだよ、お前！ さっきから人のおしりたたいて！」

結衣「ただのコミュニケーションだよ」

京子「だったら私もコミュニケーションとってやる」
結衣「お、許可がでたな」

～三分後～
結衣「さて、どうする？」

京子「うるせー！ おりろ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

結衣「なあ、状況わかってるのか？ うつぶせの上に乗られてんだぞ？」

京子「早くどけよ！ ホントに殴るからな！」

結衣「暴れるとスカートめくれるぞ」ﾋﾟﾗｯ

京子「やめろ、変態！」

結衣「うるさいな」ﾊﾟｼｨﾝ

京子「痛い！」

結衣「謝るまで続けるぞ」ﾊﾟｼｨﾝ ﾊﾟｼｨﾝ ﾊﾟｼｨﾝ

結衣「謝る気になったか？」

京子「ﾌｰｯ ﾌｰｯ 私…悪く…ないだろ…」

結衣「強情だなぁ」ｸﾞｲｯ

京子「おま――！？」

結衣「ハハハ、Ｔバックみたい。それにしても、きれいな尻だな」

京子「結衣、ホントやめ――」

結衣「それ」ﾊﾞｼｨｯ ﾊﾞｼｨｯ

京子「ぎゃぁぁぁぁぁ」

結衣「ごめんなさいは？」ﾊﾞｼｨﾝ

結衣「謝らないなら穴を――」

京子「ﾋｯｸ ごべｸﾞｽｯなざ」

結衣「(ﾁｯ)ようやく謝ったか」

京子「やべでよお……ﾋｯｸおじりいだいよぅ」

結衣「約束だからな、仕方ない」

京子「ｸﾞｽｯもう､結衣、きらい。おしりぶつんだもん」

結衣「悪い子にはお仕置きだ」

京子「私、なにもじでないよ」

結衣「私をぶとうとしたろ？」

京子「だって結衣がお尻ぶつから……」

結衣「そう、悪い子にはお仕置きだ」

京子「？？ 私、なにもしてな――」

結衣「たたこうとしたろ？」

京子「？？？ だって結衣がお尻――」

結衣「お仕置きだよ」


京子「……私が悪かったのかな？」

結衣「もう済んだことだよ。気にするな」

結衣「よし、お尻だしな。さすってやるよ」

京子「ひっ！？」

結衣「大丈夫、もう叩かない。なもりに誓う」

京子「……ホント？」

結衣「嘘ついたらラムレーズン百個やるよ」

京子「……うん」

結衣「ん？ パンツ脱がなきゃ痛いままだよ？」

京子「え？」

結衣「ほら、恥ずかしがる仲でもないだろ」

京子「あっ」

結衣「少し腫れちゃったな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

京子「う、うん。でも痛みはおさま――んっ」

結衣「効果あったな。続けようか」ｻﾜｻﾜ

京子「……うん」

結衣「痛いとこを撫でられるとどう？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

京子「気持ち、い……」

結衣「いい子にはご褒美だ」

結衣「はい。終わり」

京子「えっ……」

結衣「そろそろあかりたちが来るよ」

京子「……うん」

結衣「いい子だったらご褒美」ﾎﾞｿｯ

京子「！？」

結衣(計画通り)

京子「ちなつちゃん、お茶ちょうだい」

結衣「こら、京子！」ﾊﾟｧﾝ

京子「いだっ」

あかり「結衣ちゃん、お尻たたいちゃダメだよぉ！」

京子「い、いいんだよ、あかり」

ちなつ「そうよ、あかりちゃん。むしろ京子先輩はお礼いうべきです」

京子「あ、ありがとう。結衣」

あかり「んん？」

結衣(よしよし)

～帰り道～
結衣「今日ものんびりとした部活動だったなぁ」

京子「あの、結衣」

結衣「ん？」

京子「私……いい子だったよね？」

結衣「どの辺りが？」

京子「えっ？ だって叩かれても怒らなかったし――」

結衣「私さ、『いい子』ってのは『悪いことは悪いといえる子』だと思うんだよね」

京子「そんな……」

結衣「『嫌われたくないから合わせる』っていい子かなぁ」

京子「ご、ごめんなさい」

結衣「だからするとしたらお仕置きだよな。でも嫌だろ？」

京子「う、うん」

結衣「じゃあ、今日は帰ろうか。またな」

京子「あっ――待って！」

結衣「どうした？」

京子「――お仕置き、耐えたら、いい子？」

結衣「反省したらいい子だな」

京子「じゃあ……して」

結衣「きこえない」

京子「お仕置き、してください」

京子「な、なにすればいいの？」

結衣「(うーん。叩くのは飽きたしなぁ) とりあえず後ろ向いて、四つん這いになって」

京子「あい」

結衣「よし、突撃！」ﾌﾞｽｯ

京子「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ！？」

結衣(うわカンチョーってすごい)

京子「痛い……お尻痛い……」

結衣「私だって指が痛いよ！」

結衣(あ！ そういえばアレ残ってたな)

京子「結衣、出来ればゆっくり……」

結衣「もうお尻痛くしないから安心しろ」

京子「カンチョーじゃないの？」

結衣「カンチョーじゃない。浣腸だ」

京子「ん？」

結衣「奥まで注入」ｽﾞﾌﾞｯ

京子「あぁぁぁぁぁ」

結衣「お尻痛くないけどお腹痛いかも」

結衣「ブレスケアもいれる？」

京子「結衣これヤバいマジヤバい！」

結衣「落ち着け。じゃあトイレいく前にパンツ脱いで」

京子「先にトイレ行かせてお願いマジ」

結衣「尻ビンタする？」

京子「わかりましたすいません脱ぎます」

結衣「はい、四つん這いで後ろ向く」

京子「ヤバいヤバいホントヤバいって」

結衣「はい、尻たぶ開いて」

京子「わかりましちょいちょいちょい待って」

結衣「待つと辛いのは京子じゃないか？」

京子「まずトイレ行かせてそしたら言うことききますです」

結衣「そぉい」ﾊﾟｧﾝ

京子「あぁぁぁぁぁ！？ ホント、ホント無理ごめんなさい」

結衣「こっちだって漏らされたくないんだよ！ 早くしてよ」

京子「ああああわかりましたこれで勘弁してください」ｸﾞｲｯ

結衣「丸見えだな」

京子「ホント、許して……」

結衣「もうちょっとだ、頑張れ」

結衣「ヒクヒクしてるね、こっち」ﾂﾝﾂﾝ

京子「ちょっやめ一瞬の油断が命取り」

結衣「ん？ こっちなんか湿って……」

京子「！？ 違う、違うから！」

結衣「力むと危ないよ」

京子「ﾌｰｯ ﾌｰｯ…」

結衣「まぁいいか。いいよ、行っても」

京子「いやぁぁぁぁぁ」

結衣「おい待て、ここで出していいってことじゃな――」

結衣「もう泣くなよ。泣きたいのは私だ」

京子「結衣なんて知らないもんｸﾞｽｯ」

結衣「だからお風呂で洗ってやったろ」

京子「やだ。もう知らない」

結衣「……まだわかってないみたいだな」ｸﾞｲｯ

京子「ひぃっ！？」

ｷﾞｭｯ

京子「……え」

結衣「大好きだぞ、京子」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

京子「……お漏らししたのに？」

結衣「そんなことくらいで嫌いにならないよ」

京子「嘘じゃない？」

結衣「嘘でも糞でもない！ だってそうだろう？」

結衣「この尻！」ｻﾜｻﾜ

京子「は」

結衣「たまんないよ！」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

京子「……あの、結衣さん？」

結衣「浣腸済んで、シャワー浴びて、もう尻穴を拒む理由ないよね」ｸﾞｲｯ

京子「やｍ」


結衣「大好きだよ、京子(の尻)」



あかり「今日の京子ちゃんたち変だったね」

ちなつ「きっと新しい世界を尻すぎたのよ」

あかり「アー、ナルほど」


おわり