照「淡がことあるごとに電池を買ってくる」(34)

照(あれは女子会のノリだから面白かったやつで、そんなにひきずるネタじゃないと思うんだけどな…)


淡「テルー!今日の電池だよー!」


照(正直私の中ではもう全然面白くないんだけど…)


淡「?」


照(このかわいい後輩にそんなこと言えない…)

照(どうしよう…)

照(誠子に頼んでもう電池はいいって言ってもらったら、淡はフリだと思っちゃった)


照(尭深に相談したら、そういうの天丼って言うんですよって言われたけど、なんでも繰り返せばいいってもんじゃないと思う…)


照(菫は…)


菫「淡wwwなんでまた電池www買ってきてるんだwwww」


照(3回目の時にツボにはまって以来こんな感じだ)

淡「見てよテルー!電池だよー!」

照(淡、なんで私の気持ちがわからないの…)

菫「ほら照wwwなんとか言ってやれよwww」

淡「見てテルー!鼻栓!」

菫「淡wwww鼻に電池突っ込んだwwwどんな高校1年生だよwwww」

淡「ふふーん、私は実力から言えば高校100年生だよ」ババーン

菫「鼻に電池入れたままwwwどや顔やめろwwww」

照(どうしよう…)

淡「テルー!面白いでしょー!」

菫「早く電池外せwwwお腹いたいwwww」

照(淡は… 私のために頑張ってくれてるんだ)

照(限られたお小遣いで私のために電池を買って… それを鼻に突っ込んでる)

照(もう私は電池じゃ笑えないけど、このかわいい後輩を見てると…)

照「フフッ」

淡「あ!テルーが笑った!ね、面白いでしょ!鼻に電池入れるの面白いでしょ!」

照「うん、とても似合ってる」

菫「似合ってるwww鼻に電池がwww」

淡「嬉しい…」


淡「じゃあインターハイもこれで出るね!」

照「え?」

菫「wwwwwww」

インハイ準決勝 大将戦前


穏乃「大将戦、ドーンとキメてくる!」

憧「待った」

穏乃「え?」

憧「白糸台の大星淡の2回戦の格好覚えてる?」

穏乃「ああ、鼻に電池入れてた!」

憧「相手はそれに爆笑してテンパイもできなかった… だからシズも鼻に電池を入れて試合しなさいってこと!」

穏乃「えー!」

恒子「準決勝第一試合!ついに後半戦に突入です!」

恒子「最初に入場したのは高鴨選手!なんと鼻に単3電池を入れています!」

健夜「大星選手の持ちネタを先にやってしまうことで、彼女を入場しづらくする意図でしょう。でも…」


誠子「大星、阿知賀の大将、鼻に単3電池を入れてきたぞ」

淡「大丈夫です、私に負けはありえません」

淡(単3くらいくれてやる)


恒子「おーっ!大星選手!鼻に単1電池をねじ込んでの登場だー!!」

小鍛治「人は予想を越えてくる」

菫「決勝まで温存できなかったかwww」

照(決勝で単1電池使う予定だったんだ…」

恒子「新道寺は鼻の穴に大人のオモチャを入れて来ましたね」

健夜「遊び心があっていいですね」

姫子(部長!これは正直無理ですよ!)

哩(姫子なら大丈夫ばい。バイブレーション 2!) リモコンポチッ

姫子(ビビクン!)

淡「イケてんじゃんしんどーじ!!」

穏乃「頂きに近づくと、とんでもない人がいる!」

恒子「さあ!残る選手は千里山の清水谷選手!いったい何を鼻に入れるのか!?」

竜華「どうしよ… なんも思いつかへん… 」

竜華「ここに怜がおってくれたら少しは安心できんのにな…」

怜「竜華ー!!」

竜華「怜!なんでここに?」

怜「竜華にウチが必要やと思って病院から抜け出してきたんや」


怜「入れるんやろ、ウチを鼻の穴に」

竜華「怜…」

恒子「おおーっと清水谷選手!園城寺選手と同時に入場だ!」

健夜「園城寺選手の右足が清水谷選手の右の鼻の穴に、左足が左の鼻の穴に入ってますね」

竜華「鼻に 怜を感じる…!!」

照(千里山の人、大丈夫かな?)

恒子「さあ、試合開始です!」

竜華(これ…牌見辛いわ)

穏乃(鼻に電池が入ってるせいで、ポンとかが言いづらい…)

姫子(体が震えて… 理牌できない…)


3人(これが絶対安全圏!)


誠子「この日のために淡は鼻の筋肉を鍛えあげましたからね」

菫「あの状況でwww正確に打てるのはwww大星しかいないだろうwww」

照(10人くらいはいるんじゃないかな?)

恒子「前半戦終了!!大星選手の圧倒的な1人浮きです!」

健夜「結局ほとんどの局が大星選手の和了でしたね」

恒子「さあ、後半戦は何が彼女らの鼻の鼻の鼻に入るんでしょうか!」

恒子「運命の後半戦はCMの後!」

穏乃(今度こそ、大星さんの上を行くんだ!)

姫子(この点差… 無理を承知で入れていっちゃる!)

竜華(怜をどう使うかが勝負の分かれ目や!)

恒子「後半戦最初の入場はやはり高鴨選手!大星選手の単1電池のインパクトをどう乗り越えるのか!」

穏乃(うう… 鼻の穴が裂けそうだよ…)

健夜「あれは太陽電池ですね」

恒子「おおーっ!これは単1が最強の電池という先入観の裏をかいてきたぞ!」

健夜「山育ちならではの環境への配慮ともとれますね」

姫子(バイブレーション…7!)

恒子「新道寺は穴という穴に大人のオモチャを入れてきました」

健夜「鼻×2 耳×2 性器 肛門 口で計7つですね」

恒子「小鍛治プロの20年前を彷彿とさせますね」

健夜「10年前だよ!」

恒子「千里山の清水谷選手は先ほどと同じ入場ですね」

健夜「いや、よく見てください。微妙な違いがありますよ」

恒子「どれどれ? おーっ!これは!」

恒子「園城寺選手の鼻の穴に清水谷選手が入っています!」

健夜「これで先ほどより快適な麻雀が打てそうですね」

怜「うちの鼻の穴、すごいやろ!」ドヤッ

竜華「そのアピールやめ!」

竜華(さあ… ハードルは上げきったで)

姫子(大星…こいでも入場できっか?)

淡「あはっ」

2人「!?」

恒子「大星選手、おかまいなしとばかりに堂々と入場!鼻の穴には黒くて太い鞭のようなものを入れています!」

健夜「いや、あれは入れているんではありません…」

健夜「生えているんです」


恒子「鼻毛だー!!!大星選手!黒くて太い鼻毛を生やしてきたぞー!!」


誠子「大星の能力の本質はシャンテン数を操ることでも、ダブルリーチでもない」

尭深「自分の毛を操ること…」

照「そしてそれは鼻毛にも有効」

菫「鼻毛www久しぶりに見たwwwボーボボwww」

誠子「金髪だから余計にそれっぽいですよね」

健夜「大星淡…恐ろしい子」

姫子(くっ…こいが大星淡の力!)

竜華「リーチ」

淡「させないよ」ハナゲビュン

竜華「リー棒が弾かれてもうた!?」

穏乃「大星さんの… 鼻毛!!」

(回想)

赤土「しず、大星淡は鼻毛に気をつけろ」

穏乃「鼻毛?なんで?」

赤土「大星淡は今年現れた超新星で記録は少ない。だけど鼻に乾電池を入れるだけのやつがレギュラーになるとは思えないんだ。」

穏乃「確かに… でもなんで鼻毛に注目するの?」

赤土「西東京大会はチャンピオンがいるだけあって設備がよくてさ、全選手の鼻の穴の中をずっと追ってる映像があるんだよ。それを取り寄せた。」

赤土「これが大星淡の鼻の穴の中の映像だ」

淡の鼻の穴の中「モジャ~」

穏乃「何これ怖い」

赤土「対策とかは思いつかなかったからあとは自分で何とかしてくれ」

穏乃「は?」

(回想終了)

淡「私が鼻毛で攻撃し続ける限り、誰も私を止めることができない!」ハナゲビュン

怜「甘いわ」リュウカビュン

淡「!?」

恒子「千里山の園城寺選手!鼻に入れた清水谷選手を操って鼻毛を止めたーっ!!」

健夜「清水谷選手の肉体には弾力性がありますからね」

怜「リーチや」

淡「この人…強い!」

姫子(このままじゃ千里山に流れば持っつかれる…)

哩「姫子!助けにきたばい!」

姫子「部長…!みんな!!」

恒子「新道寺のメンバーが鼻に明太子を詰めて乱入だー!」

健夜「団体戦の醍醐味ですね」

哩「花田!美子!羊!麻雀すっとよ!」

3人「おう!」

哩「配牌は…」

白白白白白白白白白白白発

哩「天地創世一向聴…」

哩「リザベーション…100!」

姫子「ビビビビビクククククンンンンンン!!!!!」

セーラ「俺らも乱入するで!」ハナニギョーザ

船Q「2人にばかり無理はさせませんよ」ハナニタッチペン

泉「高1最強は大星には渡さへん!」ハナニユミヤ

雅枝「白糸台の鼻の穴ほふったるわ!」ハナカラギュウニュウ

竜華「みんな!」

絹恵「おかーん、助けに来たでー!」ハナカラクシカツ

怜「姫松の人らや…」

洋榎「いや~串カツ食べたいわ~」ハナカラカラアゲ

絹恵「串カツならお姉ちゃんの鼻の穴にささっとるで」

洋榎「おおっほんまや~ ってこれ唐揚げやないか!」

セーラ「二人は相変わらずやな。また今度たこ焼きパーティーしようや」

洋榎「ええな!明日とかどや?」

絹恵「お姉ちゃん、その日はうちら試合やで」

洋榎「そやったわ~」

大阪「ハッハッハッハ」

菫「私達も混ぜてもらおうか」

竜華「白糸台!」

尭深「収穫の時」

恒子「おーっと!白糸台の渋谷選手!鼻くそをほじり始めました!」

健夜「私は鼻にブドウを入れてくるかと思っていましたが、違うパターンでしたね」

尭深「豊作です…」

菫「よこせ尭深!シャープシュート!」

泉「は?」

竜華「収穫された鼻くそを指で弾いて泉を撃ち抜いた!?」

菫「さあ、次にこうなりたいやつは前に出ろ。カーカッカッカッカ」

照「私達は控え室にいようね」ハナニポッキー

誠子「宮永先輩がいてくれてよかったです」ハナニギョカイルイ

憧「シズ、助けに来たよ!」ハナカラゲンジツテキナモノ

穏乃「憧…みんな!」

灼「頑張れ… 阿知賀の大将」ハナカラボーリングノピン

玄「頑張れですのだ!」ハナニオネエチャンノチクビ

宥「玄ちゃんの穴の中、あったかい…」

赤土「阿知賀の新しいレジェンドはお前らだ!」ハナカラレジェンド

灼「ハナチャン…」

衣「面白そうな宴だな。衣も混ぜてもらうぞ」

咲「乱入って楽しいよね!」

穏乃「清澄と龍門淵の人… なんでここにいるんだ!?」

衣「鼻の底の糞を…掬いとる!」

恒子「天江選手が宮永咲選手の鼻をほじり始めたーっ!!」

健夜「風流ですね」

咲「これが衣ちゃんの鼻底掬糞… 私も鼻を開いて…」

咲「嶺上開鼻!」

恒子「鼻血を吹き出したー!!」

咲「お姉ちゃん!見てる?お姉ちゃんに教えてもらった通りやったよ!」

照「私に妹なんていない。絶対いない。いるわけがない。いてたまるか。」

誠子「先輩…」

穏乃「ロン!8793!」

恒子「試合終了!トップ通過はダークホース、高鴨穏乃ー!!」

淡「なんで… 私が2位なの…」

怜「生きるんて辛いな…」

竜華「怜、鼻水出とるで」

怜「竜華もやないか…」

竜華「いや、そうやなくてその鼻水で私の足がベトベトやねん。抜いてもらってもええ?」

怜「竜華…もう少しだけこのままでいてくれや…」

竜華「怜…」

仁美「なんもかんも耳鼻科が悪い」

哩「姫子、すまんかった…」

姫子「いえ、…部長との積み重ね、本当に楽しかったです」

哩「姫子…」

鼻田「負けてなお深まる絆… すばらです!」

淡「ごめんテル!2位になっちゃった!!」

照(鼻毛伸ばしながら謝ってる…)

照(あれ、なんだろう。淡のかわいい顔からぶっとい鼻毛が出てるの改めて見ると…)

照(いや、だめ!それだけは人として絶対やっちゃいけないこと… でも…)

照「鼻毛www淡から鼻毛wwww」

菫「照、何笑ってるんだ」

誠子「必死に戦った大星を何だと思ってるんですか?」

尭深「淡ちゃん… かわいそう…」

淡「うわーん!」

照(私、何か悪いことしたのかな…)

赤土「みんな… 本当にありがとう」

憧「そういえばシズ、太陽電池はどうしたの?」

穏乃「ああ、途中で抜いたよ」

憧「!?」

穏乃「白糸台の人は千里山を倒すのに夢中になってたし、新道寺は勝手にビビクンしてたから、私は普通に麻雀してればよかったんだ」

憧「マジで…」

赤土「自分の鼻の電池を抜いてかけに出るなんて、私の時代は考えもしなかったよ」

灼「ハルちゃん…」

玄「やっぱり乳首は口で吸ったほうが気持ちいいですのだ」

宥「玄ちゃん… だめぇ…」

穏乃(和… 明後日ここで遊ぼうな 昔みたいに!)

21世紀 全国高等学校麻雀選手権大会

久「さあ!準決勝に出撃よ!」ハナカラバナナ

毎年1万人以上の高校生が覇を競いあっていた

優希「おーっ!」ハナカラタコス

まこ「おーっ!」ハナカラメカブ

咲「おー」ハナカラキョウタロウ


これはその頂点を目指す 少女達の軌跡!!


穏乃「おそいよ 和っ」ハナカララーメン

和「今、行きますね」ハナカラips

カン!

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の鼻しを持ちかけられたのが始まりでした
本当は鼻しのネタなかったのですが
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存です
以下、淡達のみんなへのメッセジをどぞ

淡「みんな、見てくれてありがとう
ちょっとモジャモジャなところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

照「いやーありがと!
淡のかわいさは二十分に伝わったかな?」

尭深「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

誠子「見てくれてありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

菫「ありがとwww電池www」

では、

淡尭深誠子菫照鼻毛「皆さんありがとうございました!」



鼻毛「って、なんでお前らが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

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