ハルヒ「街を散策してたら4人が喫茶店から出て来た」(107)

キョン「ヘイポーはつまらんだろ」
古泉「なにを言っているんですか。彼ほど笑える人間はいません」

長門「身内笑いの悪い例」
みくる「わたしは結構好きかな~」

キョン「朝比奈さんまでなにを」

ハルヒ「あっ」
キョン「おっ、ハルヒじゃないか。奇遇だな」
古泉「こんにちは涼宮さん」

ハルヒ「な、なにしてんの?四人揃って」

みくる「これから水族館にいくんですぅ」

長門「鯵、鰯、鯛、鰈」
キョン「魚屋じゃないぞ長門」

長門「鮃、車えび、金魚」
ハルヒ「金魚!?って違う、えっ?水族館ってなに?あたし聞いてない!」

古泉「それは・・・まあ」

キョン「プライベートだしな」

ハルヒ「なんだプライベートだからか・・・」

ハルヒ「プライベートじゃしかたな、っておい!」

キョン「古典的なノリツッコミだな」

みくる「わあ~」パチパチ

ハルヒ「拍手すんな!なんでSOS団の活動に団長のあたしを呼ばないのよ!」

長門「これはSOS団の活動ではない」

キョン「今日は団活休みだろ?」

ハルヒ「休みだけどあんた達があたしに許可なくやってるじゃない!」

古泉「ですからこれは団活ではありませんよ」

ハルヒ「じゃあなに!?」

みくる「お友達と遊びに行くだけですぅ」

ハルヒ「はぁ!?」

ハルヒ「・・・えっ?」

長門「新鮮な魚を見に行く」

古泉「ですから魚屋さんに行くわけではありませんよ?」

ハルヒ「ちょっ、えっ?なにそれ・・・」

キョン「前々からみんなでどっか出掛けようって話しをしててな。それで朝比奈さんがペンギンを見たいってんで水族館に決まったわけだ」

みくる「不思議ですよね、鳥なのにぺたぺた歩いて泳ぎが得意なんて!」

長門「不思議遊戯」

ハルヒ「みんなでって・・・あたし聞いてない・・・」

キョン「プライベートだからな」
ハルヒ「プライベート・・・」

みくる「本当にペンギンはビール飲むんですかぁ?」
古泉「それは温泉ペンギンの彼だけですよ」

長門「七ツの海を旅したシャチがいるらしい」
みくる「わあっ、楽しみですね~」

ハルヒ「あ、あのっ」

キョン「やっぱり水族館では刺身定食とか出るんだろうか」
古泉「新鮮で美味しいでしょうね」

キョン「乗ってどうする突っ込んでくれ」

ハルヒ「あのっ!!」

キョン「突然でかい声出してどうした」

ハルヒ「えと・・・あ、あたしも水族か」
鶴屋「ごめーん!お待たせっ!」

みくる「鶴屋さーん」

鶴屋「ほんとごめんね!」
キョン「いえいえ」

ハルヒ「・・・・・・」

キョン「車を出してもらうんですからちょっとの遅刻くらい全然いいですよ。ちょっとの遅刻くらい」

古泉「完全に気にしてるじゃないですか」

みくる「あははは」

長門「ハーゲンダッツで構わない」

鶴屋「もう既に車の中に用意してあるさ!」

「「「「あはははは」」」」

ハルヒ「・・・はは」

電池が切れる

ハルヒSSとは懐かしい
もっとやれ

キョム「…」チリーン
ハルヒ「今週の土曜日に市内探索しようと思うけど、どう?」


キョム「…」チリーン
ハルヒ「ねぇ、聞いてる?」


キョム「…」チリーン
ハルヒ「ちょっとキョムってば!」


キョム「…」チリーン
古泉「涼宮さん、彼は虚無僧です」


ハルヒ「知っているわ、それがなに?」
古泉「察してあげてください」


キョム「…」チリーン

おーい>>1続き書いてくれ

キョン「じゃあそろそろ行くか」

鶴屋「車はこっちだよ!」

長門「ウニ、イクラ、トロ」

みくる「水族館にイクラはないですよぅ」

古泉「ウニもトロもありません」

キョン「じゃあなハルヒ」

ハルヒ「あ、あの・・・あたしも」

古泉「おや?」

ハルヒ「あたしも行きたい!」

キョン「・・・」
みくる「・・・」
古泉「・・・」
長門「・・・」
鶴屋「・・・」

ハルヒ「す、水族館好きだし、ペンギン見たいし」

古泉「そうですね。人数は多いほうが楽しいでしょう」

キョン「よし、せっかく会ったんだし一緒に行くか」

ハルヒ「ほんとっ!?」

みくる「一緒にペンギン見ましょう」

長門「・・・」コクッ

鶴屋「よーしハルにゃんを加えて出発っさ!」

ハルヒ「おー!」


ハルヒ「あたし水族館って実は行ったことないのよね!」

みくる「そうなんですかぁ?」

ハルヒ「魚なんか見てもなにが面白いのって思ってたし」
ハルヒ「でも最近テレビでよく旭山動物園とかやってるじゃない?ただ魚が泳いでるだけじゃくて、色々見せ方にも凝ってるなーって思って」

鶴屋「確かにそうだね」

ハルヒ「だから一回行ってみたかったの!シャチとかイルカもいるんでしょ!?調教してみたいわね!」

キョン「調教はできんだろ」

キョン「…チッ」
古泉「…チッ」
長門「…チッ」
朝比奈「…チッ」
鶴屋「…チッ」
朝倉「…チッ」
佐々木「…チッ」

ハルヒ「あとなんか深海魚とか!あれ不思議の固まりよね」

古泉「そうですね」

ハルヒ「リュウグウノツカイって知ってる?ほんとに龍みたいなのよ!」

みくる「へぇ~」

鶴屋「あの車だよっ」

ハルヒ「流石鶴屋さん!運転手付きなんてブルジョアジーね!」

キョン「今日はお願いします」

運転手「こちらこそお願い致します。ところでお嬢様」

鶴屋「なにかな?」

ハルヒ「これ飲み物がグイーンて出て来たりしちゃうのかな」

みくる「どうでしょうね~」

運転手「この車は6人乗りなのですが・・・」

鶴屋「あちゃーすっかりわすれてたー」

キョン「なんだってーそれじゃひとりあきらめてもらうしかないじゃないですかー」

みくる「やだー」

ハルヒ「えっ、ろ、6人ピッタリでしょ?あたしみくるちゃんキョン有希古泉くん鶴屋さん」

キョン「誰が運転するんだ」

ハルヒ「あっ・・・」

長門「しかたない」チラッ
キョン「まあもともとは5人だったわけだし」チラッ
古泉「ここは諦めて頂くしか」チラッ
みくる「残念ですぅ」チラッ

鶴屋「ごめんねハルにゃん!」

ハルヒ「ひ、一人くらい多くたって!みんな軽いし」

キョン「それでもし事故にあったら責任取れるのか?」

ハルヒ「で、でもあたしも」

長門「・・・空気」ポン
ハルヒ「!!」

キョン「やっぱりドライブにはサザンだろ。カセット持ってきた」
古泉「いくつですかあなたは」

長門「うまい」
みくる「いつの間にアイス取ったんですか!?」
鶴屋「はいみくるにもー」

ハルヒ「・・・・・・」

運転手「では出発致します」

キョン「カセットが入らないぞこの車!」
古泉「僕のiPodを繋ぎましょう。サザンは入っていませんが」

長門「うまい」
みくる「わたしのアイス取らないでくださぁーい!」

鶴屋「じゃあまた今度ねハルにゃん!」

ブロロロ……

ハルヒ「・・・っ・・・ぐすっ・・・」

 


ハルヒ「いいのよ別に・・・水族館なんて好きじゃないし・・・」

ハルヒ「むしろ嫌いだし・・・あれよ・・・水族館なんて・・・」

ハルヒ「証人と待ち合わせして撃ち合いになって・・・ガラスが割れてでっかいワニがいっぱい出てきたり・・・」
ハルヒ「でっかいサメがいて・・・酸素ボンベなしでそのプールに潜るハメになったり・・・」
ハルヒ「そんでガラスが割れてパニックだし・・・映画で見たし・・・」

ハルヒ「・・・うぅ・・・えぐっ・・・ふぐうぅぅ」

その頃水族館

キョン「ぎゃあああああワニがああああああ!!」

みくる「助けてええええええ!」

長門「・・・固い」ガジガジ
鮫「うわあああああああああああああ!!」

古泉「鮫のヒレは乾燥させて調理しないと食べられませんよ長門さん!!」

 

水族館はパニックになったが長門の宇宙パワーでなんとかなった

後日 部室

キョン「いやーしかしこないだの水族館は酷かったな」

みくる「古泉くんを食べてる鮫を長門さんが食べてた時はビックリでしたぁ」

古泉「死ぬかと思いましたね」

長門「まずかった」

キョン「写真現像してきたんだ」

みくる「わぁー見せて見せて」

古泉「んふっ、確かに食べられてますね」

キョン「笑い事じゃないだろ」

HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!

ハルヒ「・・・もうSOS団やめる」


終わり

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