にこ「な、何よこいつ…」しんのすけ「お?」 (113)

‐公園‐

カザマ「じゃあ、今日はこれで解散かな?」

ボーちゃん「ぼ」

ネネ「今日も楽しいリアルおままごとだったわねぇ~明日もやりましょう?」

おにぎり「えぇ~!また僕うだつの上がらないサラリーマンの役しなきゃいけないのぉ~?」

しんのすけ「いいじゃないかマサオくん、とっても似合ってたゾ」

カザマ「ま、まぁそれは明日おいおい考えるとして…あっ!僕もう塾の時間だ!みんなまた明日ー!」

おにぎり「僕も帰るね!ばいばーい!」

ネネ「んもうっ!みんな恥ずかしがり屋さんなんだからっ!ネネも帰るね、じゃあね~」

しんのすけ「ばいばーい」

ボーちゃん「しんちゃんは かえらないの?」

しんのすけ「んー帰ってもひまの相手しなきゃいけないからもうちょっと遊ぶ」

ボーちゃん「じゃあ 僕も遊ぶ !」

しんのすけ「よぉーし!今日はボーちゃんと遊び尽くしてやるゾー!」

ボーちゃん「ぼ !」

にこ「こころー!ここあー!」

真姫「にこちゃん見つかった!?」

にこ「ダメ…全然見つからない」

絵里「困ったわ…埼玉なんて全然来たこと無いから」

希「うん、道を聞きながら探さないとこっちが迷ってしまう」

にこ「もうっ…!どこいったのよあの子達…!」グスッ

真姫「にこちゃん、ちょっと落ち着いて」

にこ「うん…」

穂乃果「みんなー!」

絵里「そっちは?」

海未「ダメです…何処にもいませんでした」

ことり「街中の人にも聞いてみたのだけど、それらしい女の子は見てないって…」

花陽「どこ行っちゃったんだろう…こころちゃん、ここあちゃん」

凛「5歳だからそこまで遠くには行ってないハズだよ!もうちょっと頑張って探してみようよ!」

絵里「そうね…今度は3グループに分かれて探してみましょう」

穂乃果「うんっ!海未ちゃんことりちゃん!」

海未「私達は商店街の方に行ってきます!」

真姫「私達はこっちね、幼稚園があるって聞いたからもしかしたらそこにいるかも」

凛「がってん承知だにゃー!」

絵里「私達は公園の方に向かいましょう。もしかしたらじっとしているかもしれないわ」

にこ「そうね…!」

‐その頃‐


しんのすけ「……」

ボーちゃん「……」

しんのすけ「……」

ボーちゃん「……」

しんのすけ「ふぅ、オニのいない隠れんぼは神経を使いますなぁ」

ボーちゃん「でも ボク 静かなのは すき」

しんのすけ「ほぅほぅ」

ボーちゃん「次は なにして遊ぼ」

しんのすけ「んーじゃあマイナスイオンごっこをしよう!」

ボーちゃん「さんせい !」

しんのすけ「……」

ボーちゃん「……」




ヒック…グスッ…エグッ…



ボーちゃん「…何か 聞こえる」

しんのすけ「あ、オラのすかしっぺバレちゃった?」エヘァ

ボーちゃん「ちがう これは…人の声」

しんのすけ「おぉ?」

ボーちゃん「誰かの 泣き声…」

しんのすけ「んーオラには聴こえないけど…」

ボーちゃん「……」ジィッ

ボーちゃん「多分…あの遊具の中…泣いてる…しかも二人」

しんのすけ(ボーちゃんって時々すごい)

ボーちゃん「しんちゃん 行こう !」

しんのすけ「ほーい」






こころ「ヒック…うぅっ…にこにー」ギュッ

ここあ「ここどこぉ…?怖いよぉ…」ポロポロ

ボーちゃん「いた!」

しんのすけ「おぉ!さすがボーちゃん!」

こころ「ひっ!」ギュッ

ここあ「だ…だれ?」ビクビク

ボーちゃん「すごく おびえてる…」

しんのすけ「ほーらオラたち怖くないゾー?ほれほれー」フリフリ

ボーちゃん「しんちゃん 猫じゃらしは 猫じゃないと ダメ」

しんのすけ「ほうほう」





しんのすけ「ねぇねぇ」

こころ「ふぇ…?」

しんのすけ「きみいくつ?オラ5歳!」

こころ「…こころ、5さい」

ここあ「ここあも5さい…」

しんのすけ「おぉ!オラ達とおんなじだぁ~!」

ボーちゃん「ぼ」

こころ「…だれ?」

しんのすけ「オラ、野原しんのすけ5さい!ちゃーむぽいんとはこのお・ケ・ツ♪」プリンプリン

こころ「ひっ!」ビクッ

ここあ「わぁ…」マジマジ

ボーちゃん「しんちゃん 女の子におしり 見せちゃダメ」

しんのすけ「えぇ~でもネネちゃんいっつも手の隙間から見てるゾ?」シマイ

ボーちゃん「あれは とくべつ」

こころ「……」

しんのすけ「んでこっちがボーちゃん。鼻水が無いとバランスが取れないちょっとお茶目な男の子だゾ」

ボーちゃん「よろしく」

ここあ「はなみず…?」

ボーちゃん「 ふんっ !」ブォンッ

こころ「わぁ…!」

ここあ「すごい!回ってる!はなみず回ってる!」キャッキャッ

ボーちゃん「ぼ」ピトッ

しんのすけ「おぉ!ボーちゃんの必殺技!ハートの鼻水だゾ!」

こころ「すごい…」

ここあ「にこにーのせんぷうきみたい!すごいすごい!」

ボーちゃん「ぼ」

ボーちゃん「ふたりとも 泣き止んだ よかった」

しんのすけ「やれやれ、子どもの世話は背骨が折れますなぁ」

ボーちゃん「背骨は 折れちゃ ダメ」

しんのすけ「ほうほう」

こころ「…ねー」

しんのすけ「お?」

こころ「ここ、どこ?」

しんのすけ「ここはオラ達の公園だゾ」

しんのすけ「そしてこの中は春日部防衛隊の秘密基地でもあるっ!」

ここあ「秘密基地…かっこいい!」

しんのすけ「キミたちはどこからきたの?」

こころ「…にこにーといっしょに来たの」

しんのすけ「にこにー?」

こころ「うん…」

しんのすけ「それって宇宙で住める所のこと?」

ボーちゃん「それは コロニー」

しんのすけ「お鍋に入れてちゅるちゅるーっと」

ボーちゃん「それは マロニー」

しんのすけ「んーにこにーが全然分からないゾ…」

ここあ「にこにー、ここあのお姉ちゃん!」

こころ「こころも、にこにーお姉ちゃん」

しんのすけ「ほうほう」

ボーちゃん「もしかして はぐれちゃった ?」

こころ「…うん」

ここあ「ここあたちね、にこにーとお買い物してたの」

こころ「でも、はぐれちゃった…」

こころ「…うっ…にこにー…グスッ」




しんのすけ「…ボーちゃん!」

ボーちゃん「うん しんちゃん!」

しんのすけ「かすかべぼうえい隊!こころちゃんとここあちゃんのお姉ちゃんを見つけるゾー!」

ボーちゃん「ぼー !」

こころ「にこにー、見つけてくれるの…?」

ここあ「にこにーに会える?」

しんのすけ「だいじょぶだいじょぶ、オラたちにどーんと任せなさい!」

しんのすけ「困った人はお助けするゾ!」

ここあ「ありがとう!えーと…」

しんのすけ「おてがるにしんちゃんって呼んでねん」クネクネ

ここあ「うんっ!しんちゃん!」

こころ「あ、ありがとう…」

ボーちゃん「ぼ」

しんのすけ「んと、まずはどうするの?」

ボーちゃん「まずは 商店街 そこで 聞き込み調査」

しんのすけ「おぉ!何だか探偵みたいですなぁ」

ボーちゃん「こころちゃん」

こころ「なに?」

ボーちゃん「お姉さんの 特徴を 教えて」

こころ「とくちょう?」

ボーちゃん「髪が 長いとか 背が 高いとか」

こころ「うん…えーっと」

‐その頃‐


穂乃果「うーんやっぱりいないなぁ」

ことり「もうそろそろ見つけないと…帰りが遅くなっちゃうね」

海未「そうですね…あまり悠長に構えてはいけません」

海未「ここは再度聞き込みをしてみるしかありませんね」

穂乃果「そうだね…こころちゃん達、小さいからもしかしたら同じ歳の子どもに聞いてみるといいかも」

ことり「あっ、それことりも賛成~」

海未「ではそうしてみましょう…そうですね」キョロキョロ






海未「あの、ちょっといいですか?」

カザマ「え?僕ですか?」

海未「はい、ちょっと聞きたい事があるのですが…」

カザマ(き、綺麗な人だなぁ…)ドキドキ

カザマ(あ、今凄くいい匂いがした気がする…)

海未「この辺りで君のような子達が遊べる所は…って、聞いてますか?」

カザマ「あっ!はいっ!僕は風間トオル!アクション幼稚園に通ってる5歳です!」

海未「いえ、君のことを聞いているのではなく…」

カザマ「僕たちが遊べる所ですね!そうですね~普段は公園に集合していますけどやっぱり僕のように少し上のレベルにいる人間となるとやっぱり英会話教室などでコミュニケーションを…」

海未「あ、あの…」

カザマ「しかし他の友達を疎かにしてしまうのも忍びないですからまぁコミュニケーション能力の高い僕でないと勉強と友達の付き合いを両立させるには難しいですね!それから」

海未「は、はぁ…どうもありがとうございます」

カザマ「いえっ!もし何かあれば何でも聞いてください!」

穂乃果「海未ちゃんどうだった?」

海未「えーっと…収穫があったような…なかったような」

ことり「?」

海未「いえ、何でもありません」

海未「それより、この辺りの子ども達はみんな公園で遊んでいるようです」

穂乃果「そっか、じゃあちょっといってみよっか」

ことり「公園って、何処にあるのかな?」

海未「それも道を尋ねながら移動してみましょう」

穂乃果「りょーかーい!」

‐そして‐


こころ「えっとね、にこにー髪長いの。こころみたいに二つに結んでる」

ここあ「背はここあの3人にした長さ!」

こころ「あとね、にこにーこうこうせいなんだって」

ボーちゃん「ツインテール…背は少し小さい…女子高生…」

しんのすけ「おむねは?」

ここあ「ぺったんこ!」

しんのすけ「なーんだぁがっかりー」

ボーちゃん「バスト…ぺったんこ…」カキカキ

ボーちゃん「もしかして お姉ちゃん こんな感じ ?」

こころ「あ…似てる」

ここあ「すごい!そっくり!」

しんのすけ「おぉ!さすがボーちゃん!」

ボーちゃん「ぼ」

ボーちゃん「しんちゃん」

しんちゃん「お?」

ボーちゃん「ここあちゃんと 公園で 待ってて」

しんちゃん「何で?」

ボーちゃん「もうすぐ 5時 僕たちも 帰らなきゃ いけない」

こころ「え…?」

しんちゃん「おぉ!?ホントだぁ!門限過ぎたらかーちゃんに怒られる!」

ボーちゃん「うん だから僕 アクション幼稚園に行って よしなが先生に 相談してくる」

ボーちゃん「もし 幼稚園が閉まってても 10分経ったら ここに戻ってくる」

ボーちゃん「もしかしたら 公園に お姉さんが 探しに来るかも しんちゃん ここで待ってて」

しんちゃん「ほーい。ボーちゃんこころちゃんは任せたぞ!」

ボーちゃん「おぉお こころちゃん 行こう」

こころ「うん…」

‐アクション幼稚園‐

吉永先生「すみません…そういった子は見てないですねー」

花陽「そうですか…」

吉永先生「一応こちらから警察の方にも連絡しておきましょうか?」

真姫「どうしようかしら…私達だけで判断する訳にもいかないし」

凛「凛、にこちゃんに連絡取ってみるね」

吉永先生「あっ…!もしかしたらうちの子達が何処かで見かけてるかも!ちょっと保護者の方々に連絡を取ってみていいですか?」

花陽「ええっと…はい、よろしくお願いします」

真姫「参ったわね…もうすぐ5時だし、暗くなったら厄介だわ」

凛「早く見つかるといいよねー…あ、にこちゃん?あのね…」

‐同時刻‐


にこ「…うん、分かった。お願いね」ピッ

絵里「凛、何て言ってた?」

にこ「…5時までに見つからなかったら、警察に行ったほうがいいかもって」

希「そうやんなぁ…まだ暗くなるの早いし、うちらもあんまりここに居れないし」

にこ「こころ…ここあ…ごめんね…にこが手を放したばっかりに…」

絵里「考えるのは後にしましょう。今は探すのに専念しないと。ね?」

にこ「…そうね」

希「うーん、街にいないとすると…やっぱりどこか休憩しやすい所にいると思う」

絵里「じゃあ、やっぱり公園?」

希「うん、さっき穂乃果ちゃん達から公園に向かってるって連絡きたから、うちらもそこに合流してみよっか」

絵里「そうね。ここら辺はあらかた調べ終わったし…にこもそれでいい?」

にこ「うん、特に意見はないわ」

希「じゃあ行ってみよっか。ほらにこっち元気出して!」

にこ「うん…」

‐そして‐


ボーちゃん「よしながせんせい」

吉永先生「あらボーちゃんどうしたの?」

吉永先生「…あれ?その子って、もしかして…」

ボーちゃん「こころちゃん お姉さんと はぐれてた」

吉永先生「やっぱり…!すみませーん!皆さーん!ちょっとこっちに…」



花陽「こ、こころちゃん!」

こころ「あ!にこにーのおともだちのおねーちゃん!」

真姫「よ、よかった!見つかった!」

凛「もうっ!みんな心配してたんだよー!?」

こころ「ご、ごめんなさい…」

真姫「あれ?ここあちゃんは?もしかして一緒じゃなかったの!?」

ボーちゃん「ちがう ここあちゃんは 公園に います」

花陽「え?公園に?」

ボーちゃん「 ぼ  そこで 僕の友達と 一緒に待ってます」

花陽「そ、そっか…よかったぁ…」グスッ

真姫「凛、今すぐにこちゃんに連絡して!こころちゃん見つかったって!」

凛「了解だにゃー!」ピッピッピ

吉永先生「でも本当によかったわ…最近変な事件も多いから。心配してたの」

ボーちゃん「だいじょうぶ こころちゃんは 僕が守りました」

こころ「うん…ボーちゃんが守ってくれたの」

花陽「そっか…ありがとう。ボーちゃん」ヨシヨシ

ボーちゃん「ぼ」

真姫「確か今穂乃果達が公園に向かってるのよね…私たちも行きましょう」

凛「うんっ…分かった!」ピッ

凛「にこちゃん達も今公園に向かってるって!」

花陽「あっ、ええと…協力してくれてありがとうございました」

吉永先生「いえいえ!見つかって何よりです!それよりも早く行ってあげてくださいね」

真姫「ありがとうございました…じゃあ私たちも行くわよ」

‐同時刻‐


穂乃果「えーっと、ここら辺で公園はあそこだけだよね?」

海未「そのようですね。あ…見えてきました」

ことり「あっ!あそこにいるのってもしかして…!」


しんのすけ「んでね、ひまったらオラと母ちゃん間違えちゃって」

しんのすけ「オラのおっぱいをちゅーちゅー吸ってたんだゾ?」

しんのすけ「あぁ…ひまそんなされたら…オラは…オラはもうっ…!」ビクンビクン

ここあ「あははっ!しんちゃんおっぱい出ないのに!あはははっ!」ケラケラ

しんのすけ「全く困った妹だゾ、ここあちゃんも気を付けてよね」

ここあ「はーい!」




穂乃果「ここあちゃん!…いるけど」

海未「何故でしょう…何故か近づきたくなというか…」

ことり「えっ?どうして?早く行こう?」

穂乃果「ここあちゃん!」

ここあ「あっ!にこにーの友達のおねーちゃん!」

海未「探しましたよ…ダメじゃないですか勝手にどこかに行っては」

ここあ「ごめんなさーい…」

しんのすけ「おぉ!将来ゆーぼーなお姉さんがいっぱいだぁ~!」

ことり「あれ?こころちゃんは一緒じゃないの?」

ここあ「こころはね、ボーちゃんと一緒なの」

穂乃果「ボーちゃん?」

海未「あの…君はこの街の子どもですよね?貴方がここあちゃんを?」

しんのすけ「ふっ…オラにとっては朝飯前の仕事だったぜベイベー」

海未「そ、そうですか…」

しんのすけ「お姉さん達は何してるの?」

穂乃果「え?穂乃果達はここで野外ライブに来てて…」

しんのすけ「やがいライブ…何だかえっちな響きですなぁ~えへぁ」

ことり「え、えっちではないかなぁ…」

ここあ「しんちゃん!あれもういっかいやって!」

しんのすけ「おぉ!お安い御用だゾ」ボロンッ

海未「へっ!?」

穂乃果「ゾウさんが書いてある!」

ことり「わぁ~その使い方上手だね~」

しんのすけ「うぉぉぉぉぉぉ!チンコプタああああああっ!!」ブルンブルンブルン

ここあ「あはははっ!すごいすごい!」ケラケラ

海未「やめなさいっ!しまってください!」

…そして。


にこ「こころ!ここあっ!」ダッ

ここあ「にこにーっ!」ダキッ

こころ「うわぁぁぁんっ!にこにー!にこにー!」ギュッ

にこ「ごめんね…!お姉ちゃんいなくなってごめんね…!」

ここあ「ごめんなさい!わああああああんんっ!!」ポロポロ

こころ「あーん!ごめんなさあぁぁぁいいっ!ああああっ!」ボロボロ



真姫「よかった…本当によかった」グスッ

絵里「うん…一時はどうなるかと思ったけど」

希「それもこれも、みんな君達のおかげやんな。ありがとう♪」

ボーちゃん「ぼ」

しんのすけ「救い料いちおくまんえん!ローンも可!」

花陽「そ、それはちょっと…」

凛「面白い子だにゃー」

にこ「えっと…ごめんね。うちの子達が迷惑かけちゃって…」

しんのすけ「んもうにこにーったら水虫くさいゾ。オラとにこにーの仲じゃないの~」

にこ「いや、にこ初めて君達に会ったのだけど…」

しんのすけ「ふむふむ」

にこ「な、何?」

しんのすけ「…ふっ、確かにぺったんこですな」

にこ「は!?」

しんのすけ「でも安心していいと思うよー、まだまだせいちょーしてボインボインになれる!」

しんのすけ「その時はオラをおむねでいいこいいこしてもいいんだゾ?えへぁ~」

にこ「な、何よこいつ…」

希「ふふっ、にこっちよかったね。ボインボインになれるってよ?」

にこ「いや全然嬉しくないんだけど」

しんのすけ「おおぉぉお!?おっきなメロンが二つもぉ!」

希「んー?それってうちのこと?」

しんのすけ「お、オラ野原しんのすけ五歳!」

希「ちゃんと自己紹介できて偉いなぁ。うちは東條希。よろしくなぁ」ナデナデ

しんのすけ「おおおおっ!オラ初めて会った時からおねいさんだと決めてましたぁ!」

希「そっか、ありがとうなぁ」

しんのすけ「ぽっぽー!」

希「ふふっ、ごめんねにこっちー」

にこ「だから全然悔しくないわよ…」

穂乃果「あ、そろそろ帰らないとバスに乗り遅れちゃうよ」

海未「そうですね…にこ」

にこ「あ、うん」

にこ「こころ、ここあ、ちゃんとお礼言うにこ」

ここあ「はーい!」

ここあ「しんちゃん!ありがとう!」

しんのすけ「ほーい」

ここあ「ここあもあれやってみたい!」

しんのすけ「んーそれはむづかしい問題ですなぁ」

ここあ「えーなんでー?」

にこ「あれって何?」

穂乃果「あのね、ちんk」

海未「言わせませんよ」

真姫「…ほら、こころちゃんも」

こころ「う、うん…」

ボーちゃん「ぼ」

こころ「ボーちゃん…にこにー一緒に探してくれてありがとう」

ボーちゃん「見つかって よかったよかった」

こころ「うんっ…」

こころ「あ、あのね…」

ボーちゃん「ぼ」

こころ「こころ、もう一回、ハート…見たい」

ボーちゃん「おぉお」

ボーちゃん「 ふんっ !」ピトォ

こころ「わぁ…」

ボーちゃん「これ あげる」

こころ「えっ…?」

ボーちゃん「ぼくの コレクション 珍しい形の 石」

こころ「あっ…ハートだ」

ボーちゃん「こころちゃん ハートの形 好き?」

こころ「うんっ…だいすき!」

ボーちゃん「ぼぉお」





花陽「な、何だか…可愛らしいね」

絵里「そうね…微笑ましいわ」

ことり「はぁ~きゅんきゅんしちゃう~!」

にこ「…じゃあ、そろそろお別れね」

こころ「うん…」

ここあ「しんちゃーん…」

しんのすけ「んもうそんな悲しい顔したらダメだゾ?」

しんのすけ「またかすかべに遊びに来ればいいんだからさぁ~」クルクル

ボーちゃん「うん 僕たち ともだち」

こころ「にこにー…」

にこ「…うん、またにこと一緒にここに来よっか」

ここあ「ほんと!?わーい!」

にこ「ただし次はにこも一緒だからね!はぐれちゃったらダメにこ!」

こころ・ここあ「はーい!」

穂乃果「あっ、バス来たよ!」

にこ「…じゃあ、またね。こころ達と遊んでくれてありがとう」

しんのすけ「まったねー」

ボーちゃん「ぼ」フリフリ

ここあ「しんちゃんばいばーい!」

しんのすけ「はーみがけよー!」

こころ「ばいばいっ…!」フリフリ



ブロロロロ…




しんのすけ「やれやれ…大人の相手も疲れますなぁ」コキコキ

ボーちゃん「でも 楽しかった 友達 たくさん出来た」

しんのすけ「そーともゆー」

しんのすけ「じゃ、オラも帰ろーっと。ボーちゃんまたねー」

ボーちゃん「ぼ」フリフリ

‐そして‐


ここあ「にこにー!みてー!」

にこ「なにー?」

ここあ「ほら!ぞうさん!」

にこ「ぶっ!?」

ここあ「しんちゃんがやってたの!」

にこ「真似しちゃだめにこ!拭いてあげるからこっちにくる!」

ここあ「はーい!」



こころ「…ハート。可愛いなぁ」

こころ「こころも鼻水出せるかな?」ズビッ

こころ「…やっぱり出ないね」

おにぎり「へぇ~!じゃあカザマくんアイドルに声かけられたんだ!」

カザマ「正確にはスクールアイドルの人にだけどね。まぁ僕みたいに少し周りの子たちよりオーラが違うから声をかけたんじゃないかな?」

おにぎり「いいなぁ~ぼくもお話してみたいなぁー!」

ネネ「何よ、アイドル並の可愛いさならネネだって負けてないじゃない」

カザマ「昨日インターネットーで調べたんだけどね、結構ランキングが高いグループの人達なんだよ。やっぱりぼくには秘められたセンスがあるのかもしれないなぁ!」

しんのすけ「ほうほう、カザマくんはオーラが違うのかぁ。耳たぶだけだと思ったゾ」

カザマ「耳は関係ないだろ!?」

しんのすけ「はむっ」

カザマ「はぁあぁぁぁあぁぁぁ…」ビクビク

しんのすけ「トオルちゃん?ママが耳掃除してあげるからこっちにいらっしゃい?」

カザマ「しんのすけえええええええぇぇぇ!!!」



ボーちゃん「…今度は ハート 二つ作れるように 頑張ってみる」

しんのすけ「お?」


~おわり~

軽くスレタイ詐欺っぽくなってごめんくさい
あとここあに変なことさせてごめんなさい
みてくれてありがとう ぼ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月01日 (水) 14:18:55   ID: UCg78PiG

おもしろい

2 :  SS好きの774さん   2014年10月17日 (金) 03:31:30   ID: jG9p-bWb

マサオの事おにぎりって書くのやめろwww

3 :  SS好きの774さん   2014年11月10日 (月) 23:58:16   ID: Bpr8m_WF

しんちゃん好きだからかなり良かったよ
また似たもの書いて欲しいな

4 :  SS好きの774さん   2015年05月22日 (金) 22:13:58   ID: 6LYIr05Z

これ面白いなw
しんちゃんとμ'sのそれぞれとのやりとりはもっと見てみたい。

5 :  SS好きの774さん   2015年05月28日 (木) 22:37:10   ID: eTpzAbi6

凄い面白かったわ、意外な組み合わせだったが…あとおにぎりやめろ!w

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