玄「麻雀戦隊ツモレンジャー、ただ今参上なのです!」(82)

ID:0Eo7m0S30の代行

初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねぇ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

佐天「初春?」

初春「結果として面白くないのは許せます。許せるだけで面白くはないんですが」

初春「パクリ二匹目のドジョウ百番煎じは許せませんね。書いてて恥ずかしくないんですか?」

初春「ドヤ顔してる暇があればとっとと首吊って死ねよ」

初春「そうネットに書いてありました」

佐天「なあんだネットかあ」

初春「一番の害悪はそういったSSを持ち上げてる人たちなんですけどね」

佐天「ふーん」

代行ありがとうございます
がんばります

えり「よい子のみんなー!こーんにーちわー!」

子供たち「こーんにーちわー!」

えり「あれー?声が小さいなー?」

えり「こーんにーちわー!」

子供たち「こーーんにーーちわーー!!」

衣「こーーんにーーちわーー!!」

透華「まったく…衣の付き添いとはいえ、高校生にもなって」

透華「こんな小さな子供たちと一緒になってヒーローショーを観るというのは…」

純「なんつうか、恥ずかしいよなぁ…」

一「まぁまぁ、めったにない機会なんだし、楽しもうよ」

えり「はーい!よい子のみんな、とっても元気だねー!」

えり「みんな、今日は麻雀戦隊ツモレンジャーに会いに来てくれてありがとう!」

えり「私は、今回のショーの司会のお姉さんを務める、針生えりです!」

えり「お姉さんはホントはアナウンサーだから、普通はこういう仕事はしないんだけど、」

えり「お姉さん最近人気無いから、こういうところで営業させられたりしてるんだよー!」

一(なんで子供たちにそんな悲しい事情明かすの!?)

えり「お姉さん、普段は真面目キャラだからかなり無理してるとこあるけど…」

えり「よい子のみんなは気にせず、最後まで楽しんでいってねー!」

子供たち「はーい!」

衣「はーい!」

えり「それじゃあみんな!さっそくツモレンジャーを呼んで…」

健夜「待って!そうはさせないよ!」

えり「ああっ!こ、この声は!?」

健夜「怪人雀士、スコヤーン参上!」ババーン

靖子「同じく怪人雀士、フジッター!」ドドーン

咏「同じく怪人雀士、ミヒロギーさね」ヒラヒラ

えり「きゃーっ、大変!怪人集団スコヤーン一味よー!」

健夜「いきなりだけど、この会場は我々スコヤーン一味が占拠するよ!」

子供たち「うわーん!こわいよー!」

衣「得体の知れぬ奇態な賊徒どもめ!こわいよー!」

一「ノリノリだね衣…」

咏「ふっふっふ…そこな司会のお姉さん、なかなか美人だねぃ」チラリ

えり「な、何をする気ですか!」

咏「そりゃあもちろん悪党らしく…」

咏「お前さんを襲ってやるのさぁー!」ガバッ

えり「きゃーっ、助けてーっ!」

えり(ちょ、ちょっと三尋木プロ!こんなの台本にありませんよ!?)ヒソヒソ

咏(いいじゃんいいじゃん、アドリブアドリブ)ヒソヒソ

健夜「フジッター!観客の子供を人質に取ってステージに連れて来なさい!」

靖子「承知しましたスコヤーン様!」バッ

一「…あ、嫌な予感」

靖子「ふっふっふ、どの子供を人質に取ってやろうか…」

衣「…おお!誰かと思えばゴミプロ雀士のフジ…」

靖子「…貴様に決めたーっ!」ガバッ

衣「ふえぇ!?た、助けてとーかー!」

透華「こ、衣ー!?」

靖子「スコヤーン様!連れて参りました!」シュタッ

透華「なんてことですの!?だ、誰か衣を助けてくださいまし!」アタフタ

純「衣を人質に取るなんて、なんて卑怯な奴らなんだーっ!」ワナワナ

一「…この二人もノリノリだよ…」

衣「はなせー!ゴミプロ雀士のくせにー!」ジタバタ

靖子「わかったわかった、落ち着け衣」ナデナデ

衣「な、なでるなぁ…」

咏「というわけで、この子と司会のお姉さんはもらってくからねぃ~」ヒラヒラ

えり「きゃーっ!た、大変なことになってしまいましたー!」

えり「こうなったら、みんなで正義の味方ツモレンジャーを呼ぶしかありません!」

えり「よい子のみんな!お姉さんがせーの、って言ったら」

えり「大きい声で、ツモレンジャーの名前を呼びましょうね!」

子供たち「はーい!」

えり「せーのっ!」

えり「ツーモレーンジャー!」

子供たち「ツーモレーンジャー!」

えり「よい子のみんなー!今のはちょっと元気が足りなかったよー!?」

えり「もう一回いくよ!せーのっ!」

えり「ツーモレーンジャー!」

子供たち「ツーーモレーーンジャーー!!」

透華「ツーーモレーーンジャーー!!」

純「ツーーモレーーンジャーー!!」

一「…」

玄「そこまでですのだ!」

靖子「何者だ!?」

えり「こ、この声は!?」

子供たち「ツモレンジャーだーっ!」ワーッ

えり「どうやら、みんなの声援がツモレンジャーに届いてくれたようです!」

えり「麻雀戦隊ツモレンジャー!入場ォォォォォォッッッ!!!」

透華「や、やりましたわ!私たちの声が届いたようですわよ!」

純「ああ!これで衣も助かるぜ!」

一(二人とも、目がマジだ)

BGM:♪『ツモレンジャー参上!』
 (『振り込め!麻雀戦隊ツモレンジャー』サウンドトラックより)

玄「ドラは捨てても、夢は捨てない!」

玄「松実ブラック、ただ今参上!」ババーン

白望「打牌は迷っても、正義の心は迷わない」

白望「小瀬川ホワイト、ただ今参上」ダルーン

いちご「ブログは荒れても、街の平和は荒らさせない!」

いちご「佐々野ストロベリー、ただ今参上じゃ!」ドドーン

子供たち「ツモレンジャーがんばれー!」

衣「ツモレンジャーたすけてー!」

玄「その子供と、司会のお姉さんを離すのです!」

衣「子供じゃない!衣だーっ!」

健夜「離せと言われて離す悪役はいないよ!」

健夜「出でよ!我が忠実なる僕、フナQ軍団!」

フナA「フナキュー!」

フナB「フナキュー!」

えり「あーっと!怪人スコヤーン率いる、量産怪人フナQ軍団が突如出現したーっ!」

えり「数に物を言わせて、ツモレンジャー達を取り囲んでいます!」

フナC「フナキュー!」

フナD「フナキュー!」

玄「こんなやつら、どうってことないのです!」

玄「くらうのです!松実レッグラリアット!」ゴッ

フナA「フナキュ~ン!」ヤラレター

いちご「さっさと片付けて、人質を救出するんじゃ!」

いちご「くらえ!佐々野ドロップキック!」バキッ

フナB「フナキュ~ン!」イタイヨー

白望「ダルいけど頑張る」

白望「小瀬川チョップ」ビシッ

フナC「フナキュ~ン!」カンベンシテー

玄「えーい!松実コブラツイスト!」ギシギシ

フナD「フナキュ~ン!」ヤメテー

いちご「とう!佐々野フィギュアフォー・レッグロック!」ガチッ

フナE「フナキュ~ン!」ユルシテー

白望「小瀬川チョップ」ビシッ

フナF「フナキュ~ン!」モウダメダー

健夜「ああっ!私のフナQ軍団がいとも簡単に!」

えり「強いぞツモレンジャー!あっという間にフナQ軍団が全滅だーっ!」

純「いよっしゃああぁぁ!行けええぇぇ!」

透華「そう!そこでヘッドロックですわ!」

健夜「あーもー!こうなったら仕方ないよ!」

健夜「フジッター!やーっておしまい!」

靖子「アラフォラサッサ!」

靖子「松実ブラック!お前は私が倒してやろう!」

玄「望むところなのです!」

えり「あーっと!どうやら松実ブラックと怪人フジッターの一騎打ちのようだ!」

えり「この夢のカードの実現に、観客も大興奮!」

子供たち「うおーっ!松実ーっ!」

子供たち「フジッター!やったれーっ!」

靖子「ふはは!いきなりだがパイプ椅子攻撃をくらえー!」

えり「あーっと!開始早々の凶器攻撃だーっ!」

玄「甘いですのだ!」サッ

えり「なんと松実選手、小柄な体格を生かして素早く後ろに回り込んだーっ!」

靖子「し、しまった!うわあぁーっ!」ドゴォッ

えり「すかさずジャーマンスープレックスを叩き込んだー!そしてそのままフォール!」

えり「ワン!ツー!スリー!」

カンカンカン!

えり「決まったぁーっ!松実選手圧勝ォォォーッ!」

健夜「このスカポンタン!」

靖子「も、申し訳ありませんスコヤーン様…」

玄「よーし!このまま一気にトドメを刺すのです!」

白望「うん」

いちご「了解じゃ!」

玄「よい子のみんな!スコヤーン一味を倒すために、私たちに力を貸して!」

えり「あーっと!いよいよ出るか伝家の宝刀!」

えり「ツモレンジャーの必殺技『スーパー大三元デルタキャノン砲』が!」

えり「だがこの技を繰り出すためには、よい子のみんなの力が必要不可欠だーっ!」

純「何ぃ!?俺達の力が必要だと!?」

透華「それは一体、どういうことですの!?」

いちご「この技を繰り出すためには、ちゃちゃのんたちは特別なパワーをチャージする必要があるんじゃ!」

玄「そしてそのパワーは、大気中にごく微量に含まれているという」

玄「『オモチ・モーミモミ粒子』から抽出できるのですのだ!」

えり「そしてその粒子は、よい子のみんな一人ひとりが正義を信じる心を言葉にして、」

えり「ステージ上のツモレンジャーへ元気な声で声援を送ることで」

えり「大量に発生するという、不思議な性質を持っているということですね!?」

白望「うん」

一「…説明長いよ!」

えり「だから、よい子のみんなお願い!」

えり「とっても大きな声で、ツモレンジャーを応援してあげてね!」

子供たち「ツモレンジャー!」

子供たち「頑張れー!負けるなー!」

玄「ぬわー!どんどんパワーが集ってくるですのだ!」

えり「みんな、もっと元気な声で!せーのっ!」

えり「ツモレンジャーがんばれーっ!」

純「がんばれーっ!」

透華「がんばれーっですわーっ!」

一(スコヤーン一味の『何もせずにただうろたえる』演技上手いなぁ…)

玄「よーし!みんなのおかげでパワーがチャージできたのです!」

いちご「じゃあ、そろそろいくかいの!」

白望「うん」

玄「大!」

いちご「三!」

白望「元」

白玄苺「「「スーパー大三元デルタキャノン砲!!!」」」ドバー

咏健靖衣「「「う、うわあああぁぁぁ!!!」」」

一「こ、衣ぉーーー!?」

えり「やりました!ツモレンジャーの手によって、遂に悪は滅びたのです!」

いちご「それじゃあ、いくかいの!?」

玄「もちろんですのだ!」

白玄苺「「「勝利のポーズ!」」」

白玄苺「「「ヤッター!ヤッター!ツモレンジャー!」」」ビシッ

子供たち「ツモレンジャーっ!」ワーワー

透華「やりましたわ!やはり正義は勝つのですわ!」

純「ああ!これで人質の衣も助かったな!」

一「助かってないよ!ステージの上で黒コゲだよ!」

健夜「お、覚えてろーっ!」スタコラ

靖子「次は負けないからなーっ!」サッサ

咏「えりちゃん、終わったら飲み行こうぜぃ」ヒラヒラ

えり「み、三尋木プロ!そういうのは後にしてください!」

咏「おっとそうだった。覚えてろよー、っと」トテトテ

えり「…えーっと。よ、よい子のみんなのおかげで平和は守られました!」

えり「これからも、平和を愛する心を忘れずにね!」

子供たち「はーい!」

一「…はぁ、やっと終わった」

玄「本日は、私たちツモレンジャーのショーを観に来てくださいまして、ありがとうございました」

白望「えーっと…会場を出ますと、ツモレンジャーのグッズ売り場があります」

えり「ツモレンジャーファンの方、そしてお子様をお連れのお母様方、是非お立ち寄りくださいー」

いちご「ちゃちゃのんの歌のCDも置いてあるから、是非買ってほしいんじゃー!」

えり「それでは、以上で本日のヒーローショーは終了となります」

えり「皆様、最後にもう一度ツモレンジャーへ盛大な拍手をお願いします!」

パチパチパチパチ

えり「ありがとうございました。司会進行は私、針生えりが務めさせていただきました」

えり「皆様、お帰りの際はお忘れ物のないようご注意願います」

靖子「…はぁ、今回もツモレンジャーに負けてしまいましたね」

咏「いやー、あいつら強いからねぃ」ケラケラ

健夜「笑ってる場合じゃないよ!今度こそやっつけようよ!」

健夜「野望ある限り、ツモレンジャーとの闘いは終わらないんだからね!」

咏靖「「アラフォラサッサ!」」

世界征服の野望を胸に、
明日も闘うスコヤーン一味
頑張れスコヤーン一味、負けるなスコヤーン一味
スコヤーン一味の明日は、どっちだ!?


 終 わ り

終わりです
ご支援ありがとうございました

乙です

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