――Wチーム グアム国際空港→中部国際空港
――PM19:30
P「到着!中部国際空港セントレア!二度目の帰国!!」
http://i.imgur.com/3EjKM9a.jpg
真「に、二度目の帰国……」
春香「あ、あはは……」
千早「も、もうさすがに海外行きはないわよね?ないと信じていいのよね?」
P「……」
千早「そこで黙らないでください」
P「まぁまぁ、実際のところ東京まであと少しなんだ」
P「きばっていこうや、きばって!」
P「つーわけで、名古屋めしでも食いに行くぞー」
千早「これがこの旅最後の日本食かもね……」
真「縁起でもないこと言うなぁ」
春香「あ、あはは……」
店員「どあら!味噌カツだみゃー!」
http://i.imgur.com/sA0kbcu.jpg
P「きたぞきたぞ、やっぱ名古屋といえばこれでしょ!」
真「へぇ~、これがかの有名な……」
千早「噂には聞いてたけど、実際に食べるのは初めてね」
春香「いただきまーす!」
春香「はむっ……」サクッ
春香「!!」
春香「お、おいしい!」
春香「お肉は柔らかくてジューシー、衣は味噌だれに浸っていてもサクサク感がまだ残っている」
春香「それでいて極めつけはこの味噌だれ……しょっぱいと思ってたけど、甘い……!」
春香「でもただ甘いだけじゃなく、しっかりと味噌のコクがあって、カツにとっても合う!」
真「はふっ、はふっ……ん~~~~~っ!ご飯がすすむすすむ!」
真「キャベツと一緒に……かーっ!たまんないね!!」
千早「カラシをつけて食べると……うん、ピッタリ合うわ!」
千早「名古屋の味噌カツ……まさかこんなに味わい深いものだったとはね」
P「噂では名古屋人の3人に1人はマイ味噌を常に携帯しているらしいぞ」
真「マジっすか!?」
春香「さすが味噌の国、なのかなぁ、ははは……」
――PM20:15
P「ふぅー、満足満足だがや!満足したところで……」
P「さて、このまま日本に残れるか否か?運命のダイスロール・第6投のお時間です!」
千早「もう既に前提がおかしいですよね、それ」
千早「……まぁ、結局振るしかないのだけれど」
P「それじゃ行き先発表だ!耳の穴かっぽじってよく聞けよ!?」
P「1:首都圏はもう目の前!静岡!!」
真「おっ、いよいよゴールも見えてきたかな?」
P「2:レトロ感漂う宿場町!中津川!!」
春香「中央本線経由かぁ」
P「3:ここはひとつ温泉にでも!下呂!!」
千早「温泉行きたいけど、方向的には遠回りね」
P「4:今日はもう寝よう!名古屋で一泊!!」
真「これは今までにない選択肢だなぁ」
P「5:明日があるさ!名古屋で一泊!!」
春香「朝の飛行機でどこかに連れて行くつもりなのかな……」
P「6:この際バカンスにGO!ホノルル!!」
千早「まぁ来るだろうとは思ってたわ……でも、これ以上プロデューサーの思惑通りにはさせないわ」
P「おっ、気合十分だねぇ!その勝負、受けて立とうじゃないの!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ブレイクダンス
千早「……それっ!」
(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>37
な、名古屋ァァァ
P「はてさて出目は……なん……だと!?」
P「1、静岡か……くっ、俺の、負けだ……」ガクッ
千早「ふふっ……恐れ入ったかしら?」ドヤッ
真「いや何の勝負よ、これ」
春香「考えてみれば二日目の夜にして初めて列車に乗る気がする……」
P「まぁ出てしまったものは仕方ない、むしろ勝利へ一歩近付いたと思えばいいか」
P「けれど……『急いては事を仕損じる』って言うじゃないか、くくくくく……」
春香「う、どす黒い笑みを浮かべてる……」
真「完全に企画の趣旨忘れてますよね、プロデューサー」
P「や、やだなぁ~そんなことないよ~、エヘヘ」
P「とっとにかく、一路静岡へ向けて出発ナリ!」
春香千早真「「「おー!!」」」
――Eチーム JR津軽海峡線・奥羽本線 函館→弘前
――PM18:50
小鳥「さてさて、弘前駅へとやってまいりました」
http://i.imgur.com/NtWUPJo.jpg
やよい「もうすっかり暗くなっちゃいましたねー」
小鳥「さて、弘前といえば青森県でも有数のリンゴの生産地として有名であります」
小鳥「なんでも、弘前市だけでも全国の20パーセントを占めているとか」
伊織「へぇ~、まさにリンゴの街じゃない」
亜美「某死神とか、ここに住めばいいんじゃないかな」
小鳥「そんなリンゴの一大生産拠点の名物は、やっぱりリンゴにちなんだ物……」
小鳥「……気になる?」
やよい「はい、気になります!」
小鳥「気になる?そんなに気になる?ねぇねぇ気になる気になる?」
伊織「な、何よしつこいわねー」
亜美「わけわかんないYO!」
小鳥「はい、これがリンゴ一個をまるごと使った究極のアップルパイ『気になるリンゴ』よ!」
http://i.imgur.com/6rm4jlP.jpg
亜美「でっか!!」
伊織「まるごとって、本当にリンゴ一個をそのまんま使ってるっていうの!?」
やよい「はわぁ~、こんなアップルパイ見たことないですー!」
やよい「いっただきまーす!はむっ……」シャクッ
やよい「~~~~~っ!!」
やよい「ほ、ほっぺたがおちそうです~~~!!」トローン
伊織「なにこれ……パイ生地で完全に包んで焼いているためか、中のリンゴが瑞々しさを失っていないわ!」
伊織「それどころか、生のリンゴのシャキッとした食感がしっかりと残っている!」
伊織「シロップ漬けにしてあるリンゴと、パイ生地の香ばしさが、上品な甘さを口の中へ広げていく……!」
亜美「これ……芯をくり抜いた所に刻んだリンゴが入ってるんだ!」
亜美「はぁ~、いい仕事してますなぁ~!うまっうまっ!!」
小鳥「この気になるリンゴ、一時期は注文数が生産数を上回ったため、一時期ネット通販を打ち切ったこともあるらしいの」
やよい「こんなに美味しいアップルパイですもん、仕方ないですよ!ん~~~、おいしいれすぅ♪」
――PM19:20
やよい「はわぁ~♪」ポー
小鳥「あらあら、やよいちゃんったらほっぺた赤くしちゃって、まるでリンゴみたいね」
伊織「か、かわいい……!」
小鳥「そんなかわいいやよいちゃんを眺めながら、運命のダイスロール・第6投!」
伊織「よしっ、ここは私がカッコよく決めてやるわよ!」
小鳥「気合い充分ね、それじゃ行き先発表ターイム!」
小鳥「1:牛タン食いてぇなあ畜生!仙台!!」
亜美「いいねぇいいねぇ……じゅるり」
小鳥「2:冷麺食いてぇなあ畜生!盛岡!!」
伊織「さっぱりしてて美味しいのよね、盛岡冷麺」
小鳥「3:きりたんぽ食いてぇなあ畜生!秋田!!」
やよい「寒い冬はやっぱり鍋がいいですよね~」
小鳥「4:焼きそば食いてぇなあ畜生!横手!!」
亜美「最近話題のびーきゅーぐるめってやつだね!」
小鳥「5:鶏めし食いてぇなあ畜生!大館!!」
伊織「とりめし?アンタが奄美大島で食べた鶏飯とはまた違うのかしら?」
小鳥「6:しじみ食いてぇなあ畜生!五所川原!!」
やよい「しじみですか、お味噌汁に入れるとすごく美味しいですよね!」
伊織「うーん、6以外は目的地方向に進む形になるわね、一応」
亜美「でもそういう時に限って……ねぇ?」
伊織「ちょっ、縁起の悪いこと言わないでちょうだい!」
小鳥「大丈夫よ、ほら、いおりんファ・イ・ト!」
伊織「アンタまでいおりん言うな!ったく……」
小鳥「それじゃ行くわよ?カマンベイベー!」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ラッセーラーラッセーラー
伊織「……どぅおりゃ!!」
(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>87
なの!
小鳥「出ました!出目は……5!大館ね!!」
伊織「あちゃー、やっちゃった……少ししか進めないわね」
亜美「まぁまぁ千里の道も一歩からって言うじゃない?」
やよい「そーそー、急がば回れとも言うよ!」
伊織「微妙に慰めになってるような、なってないような……」
小鳥「ま、プロデューサーさんのことだから、たぶんこっちはそこまで不利な状況には陥ってないはずよ!」
伊織「そう言われると、なんだか希望が湧いてくるわね」
やよい「プロデューサーたちのチームのみんな、今どこにいるんだろう?」
亜美「兄ちゃん、もしかして目的地とは全然関係ない、あさっての方向ばっかり行ってたりして♪」
伊織「アイツならあり得るわね、にししっ♪」
小鳥「それじゃ目指すは大館!そいだば行きますか!」
やよい伊織亜美「「「おーっ!」」」
――Eチーム JR奥羽本線 弘前→大館
――PM20:30
小鳥「……というわけで、あっという間に到着してしまいました、大館駅!」
http://i.imgur.com/CABQ82P.jpg
伊織「ほ、本当にあっという間ね……」
やよい「長いこと列車に乗ってきたから、40分ちょいの乗車時間でも一瞬に感じちゃいますねー」
亜美「これが感覚が麻痺してきてるってことなのかな?」
やよい「それで、大館には一体何があるんですか?」
伊織「私たちには縁もゆかりもない、聞き慣れない土地だけど……」
小鳥「渋谷駅にある『ハチ公』の像はみんな知ってるわよね?」
亜美「待ち合わせの定番スポットだね!」
小鳥「実はそのハチ公は、ここ大館で生まれたのよ」
やよい「へぇ~、知りませんでしたー!」
伊織「身近なところで意外なつながりがあったのね」
小鳥「そんな大館駅の名物駅弁がこれ、鶏めし!」
http://i.imgur.com/FzawALC.jpg
亜美「うひょー!超うまそーぢゃん!」
小鳥「私が以前奄美大島で食べた『鶏飯』は、お茶漬けに近い料理だったけど」
小鳥「こっちの『鶏めし』は、鶏肉を使った炊き込みご飯よ、さあ召し上がれ♪」
亜美「いただきまーす!」ハムッ
亜美「もむもむ……うっわ!これ美味すぎでしょ!」
亜美「この大粒の鶏肉……駅弁なのにパサパサしてなくて、すっごいやらかいYO!」
伊織「ご飯の一粒一粒に鶏肉の旨味がしっかりと染み込んでいるから、冷めても美味しく食べられるようになってる!」
伊織「そしてこの甘辛く煮た鶏肉が、鶏の味のするご飯に合う合う!」
伊織「そして全体に散りばめられたこの卵……なるほど、ゆで卵をほぐした物ね」
伊織「黄身と白身が分かれてるから、それぞれ違った卵の食感が楽しめ、またご飯との相性も抜群ときている……これはレベルの高い駅弁だわ!」
やよい「はむっ、はむっ……はふっはふっはふっ」ワシワシ
やよい「うっうー!すっごく美味しいです!まさにいいとこ鶏な駅弁ですー!」
小鳥「やっべこれ箸がとまんね」ガツガツ
――PM21:00
小鳥「さて、ここで皆さんに残念なお知らせです」
伊織「な、何よ……」
小鳥「ここ大館駅、なんと次の青森行きが最終電車となります」
やよい「えーっ!?南へ向かう電車はもうないんですか!?」
小鳥「残念ながら、ありません!」
亜美「それじゃサイコロ振る意味がないじゃん!」
小鳥「果たしてそうかしら?」
亜美「うぇ?」
小鳥「というわけで……運命のダイスロール・第7投!」
伊織「なんか嫌な予感……」
小鳥「1:せっかくだから乗っちゃおう!青森!!」
伊織「来た道戻ってどうすんのよ!」
小鳥「2:いや、やっぱ今日はもう寝よう!大館で一泊!!」
やよい「そろそろ疲れたから休みたいです……」
小鳥「3:いやいや、やっぱり戻っちゃおう!青森!!」
亜美「だからなんで戻るんだYO!」
小鳥「4・5・6:いやいやここは明日に備えて!大館で一泊!!」
伊織「面倒だからってひとまとめにしたわね……」
小鳥「でもでもよくよく考えてごらんなさい?青森からは新幹線に乗れるのよ?」
小鳥「ここから南下するには在来線を利用するしかないから、あえて戻るってのも一つの選択肢じゃないかしら?」
小鳥「無論、首尾よく新幹線に乗って南下できるかはサイコロ次第だから、ここで立ち止まるのも安全と言えるわね」
伊織「うーん……そう考えれば悪くないのかも……」
やよい「じゃあこのサイコロはどっちに転んでもオッケーってことですね?安心しましたー!」
亜美「いいなぁーやよいっち、安心して振れて」
小鳥「納得してくれた所で、レッツエンジョーイ!」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ヨツンバイ
やよい「うっうー!」
(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>123
ほらよ
小鳥「出ました……2!大館で一泊!!」
伊織「ま、無難なところっちゃ無難なところね」
亜美「ふぃー、やっとあったかい布団で身体を横にできるよー」
小鳥「というわけで、私たちのニ日目はここで終了ね」
小鳥「……はっ!?」
やよい「どうしたんですか?」
小鳥「……考えてみれば、今日まだ私お酒飲んでない……!」
亜美「は?」
伊織「別にいいじゃないの、たまには休肝日ぐらい作りなさいよ」
伊織「ほら、ホテル行くわよ!」
小鳥「ぴよおおおおおおおお!やぁの!やぁの!おしゃけのむのぉぉぉぉぉ!!」
亜美「あちゃー、こりゃ重症だ……」
やよい「伊織ちゃん、小鳥さんのお母さんみたーい!」
――Eチーム 二日目 終了
――現在地 大館
――Wチーム 名鉄空港線・JR東海道新幹線 中部国際空港→静岡
――PM22:10
P「静岡駅、ただいま到・着!」
http://i.imgur.com/WYKt85w.jpg
春香「ここまできたら、東京はもうすぐそこですね!」
P「果たしてそううまくいくかな?ひゃっひゃっひゃ……」
千早「これは……絶対何か企んでるわね」
真「うわぁ、いい笑顔だなぁ……どす黒い何かを除けば」
P「そういうわけで、静岡に来たからには我々はアレを食いにいかにゃならん!」
春香「アレ……?」
千早「う……アレという言葉を聞いただけで、唾液が……」
真「静岡のアレって、何ですか?」
P「それはな……ズバリ、静岡おでんだ!」
春香「おでん?静岡のおでんって、普通のおでんとどう違うんだろう……」
P「それは行ってみてのお楽しみだ!さあお店へレツゴー三匹!」
支援!
店員「ズバリ、いらっしゃいませでしょう!」
P「おー、店に入った瞬間、醤油のいい匂いが……くーっ、たまらん!」
P「さぁ皆、これが静岡おでんだ!」
http://i.imgur.com/wtei1kb.jpg
春香「うわぁ、おつゆがすっごく黒い!」
P「濃口醤油をベースに、牛スジなんかで出汁をとったつゆを継ぎ足して使ってるから、こんなに黒くなるんだ」
真「こんなに串があると、どれにするか迷っちゃうなぁ」
P「だし粉っていうイワシの削り節や青のりをかけて食べるんだ。さ、食べてみそ」
千早「それじゃ、いただきます」ハグッ
千早「……!?」
千早「……黒い見た目から、ものすごくしょっぱい味だと思ってたけど」
千早「見た目ほどしょっぱくなく、しっかりと出汁の風味が生きてるわ……!」
真「んーっ!この大根も、中の中まで出汁の味がしみてて、おいひい……♪」
真「だし粉をかけて食べると、牛スジの旨味に魚の旨味と香ばしさが合わさって、また違った美味しさが♪」
この時間には見たくなかった
セブンのおでん食いながら見てます。
また太ってしまう・・・。
春香「はふっ、はふっ……あれ?このはんぺん、なんか普通のはんぺんと違う……」
P「おっ、なかなかするどいな」
P「そいつは、静岡県の港で水揚げされたサバとかを主原料とした『黒はんぺん』だ」
P「材料を骨ごと使ってるから、独特の食感と舌触りが楽しめるんだ」
春香「へぇ~、だから普通のはんぺんより歯ごたえがあるんだ」
P「そんな春香にご褒美だ!はい、あーん」
春香「えっ、ぷぷぷぷぷプロデューサーさん!?」ドキン
春香「……あ、あ~ん///」
P「……おっと手が滑った」ピトッ
春香「熱゛っっっっっ!!?」
P「おっとすまんすまん、さっきからおでんが美味しすぎて、日本酒が進んで進んで仕方なくってな」
P「すいませーん、日本酒もう一杯お願いしまーす!よっしゃ!今日は飲むぞおおおおおおおおお!!」
千早「プロデューサー、もう既に酔っ払ってるわね……」
真「まぁ春香も二重の意味でおいしい思いしたんだから、いいんじゃないかな」
春香「ううー、良くないよぉ……」
安定の芸人ポジション
のワの<計画通り!!
――PM23:00
春香「こんばんは、天海春香です……」
春香「あむっ……むぐむぐ……えっと、お察しの通りプロデューサーさんが完全に酔いつぶれてしまったので」
春香「今日はここ、静岡で締めさせていただきたいと思います……もぐもぐ」
春香「それでは皆さん、おやすみなさい……天海春香でした、もむもむ……」
P「むにゃむにゃ……zzzzzz」
真「ああもう、こんな所で寝ないでくださいよ、ホテルまでもう少しなんですから!」
千早「ところで春香、さっきから何食べてるの?」
春香「え?いやぁさっきプロデューサーさんが安倍川餅買ってくれたんだ」
春香「まぁあんなことがあったけど、私のためにって買ってくれたんなら、許してあげないわけにはいかないかなーって♪」モニュモニュ
千早「やっぱり春香はプロデューサーに甘いわね……ま、人のこと言えないけど、ふふっ」
P「zzz……はっ!?………………zzzzzz」
真「いやだから寝ないでくださいって……しょーがない、引きずって行くしかないか……」ズルズル
――Wチーム 二日目 終了
――現在地 静岡
二日目が終了したところで、今日はここまでにしたいと思いますです
運が良ければ次回で完結できると思いますです
たぶん朝9時以降、遅くても10時までには再開しますです
それじゃ、おやすみなさいです
乙!!
??「保守するよーーーーーーーーーーーー!!!!」
朝9時以降、遅くても10時までには再開……?
今日のことじゃなかったのか
(わくわく)
(まだかなー)
――Eチーム 三日目
――AM08:00
小鳥「ちゅんちゅん、おはようございますぴよ」
小鳥「我々の三日目は、ここ大館駅からスタートしたいと思います」
伊織「うー、寒っ!雪国の朝は寒いわねぇ」
やよい「今日でゴールできればいいね―!」
小鳥「っというわけで、朝イチ!運命のダイスロール・第8投!」
亜美「よっしゃよっしゃ!今日のトップバッターは任せてちょんまげ!」
小鳥「よかろう、それじゃ今日最初の行き先発表するべ!」
小鳥「1:関東地方はもう目の前!郡山!!」
伊織「おおおおお、とうとう関東も射程圏内じゃない!」
小鳥「2:日本海を眺めながらのんびり!新潟!!」
やよい「おおー!どんどん南下できちゃいますね!」
小鳥「3:伊達政宗のお膝元!仙台!!」
亜美「独眼竜マサムネ!んー、シブい!!」
小鳥「4:寒さでガタガタ!山形!!」
伊織「んなこと言ってたら余計寒くなってくるじゃない!」
小鳥「5:雨ニモマケズ風ニモマケズ!盛岡!!」
やよい「うっうー!雪にも負けません!!」
小鳥「6:なまはげなまはげ!秋田!!」
亜美「……」チラッ
伊織「だから増毛の時といい、なんで私の方を見るのよ!?」
やよい「でも、なんだかんだ全部南下できる選択肢です!」
小鳥「まぁ昨夜は少ししか進まなかったからね、超大盤振る舞いよ!」
亜美「こいつぁ安心して振れるねぇ~♪」
伊織「まったく羨ましい限りだわ……」
小鳥「それじゃ本日一発目、行くわよ~!」
小鳥「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」フクジュウノポーズ
亜美「そいやっさあ!!」
(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>267
はいさい
な
米どころは地酒がうまい
あっ...
>>271
さすがにぴよちゃんでも朝からお酒は・・・
ないよね?
まぁ新潟といえば日本酒だよな
小鳥「出目は……2!新潟!!」
亜美「おおっ、いいじゃんいいじゃん!」
小鳥「……と思うじゃん?」ニヤリ
伊織「う、とてつもなーく嫌な予感……」
小鳥「ここから新潟までの所要時間……なんと8時間以上!うち総乗車時間約7時間!!」
亜美「ゑ?」
小鳥「そう……亜美ちゃん、あなたは最も時間を使う目を引いたのよ……」
小鳥「それに新潟といえば……ぴょきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!」ケタケタ
やよい「ぅぅー、なんか小鳥さんがこの上なくどす黒い笑みを浮かべてます……」
伊織「音無、人間やめるってよ」
亜美「うーん、一気に近づけると思ったら地雷だったのかYO……」
小鳥「まぁそれでも今は確実に南下できることに変わりはナッシン!いざ新潟へ向けて出発だワン!」
やよい伊織亜美「「「わんわん!」」」
8時間もかかるのか・・。
三日目はあと一回かな?
お酒に弱い女性ってなんかいいよね!!
(ただし二次元に限る)
小鳥「1:呑んで英気を養おう!新潟!!」
小鳥「2:地酒を呑み尽くす!新潟!!」
小鳥「3:酔っ払って動けない!新潟!!」
小鳥「4:米処は酒処!新潟!!」
小鳥「5:呑み足りないから一泊!新潟!!」
小鳥「6:いやいや思い切って二泊!新潟!!」
――Wチーム 三日目
――AM08:00
P「いやぁ~、昨日のおでんと日本酒、ンまかったァ!!」
真「まったく……大変だったんですよ?ほぼ眠っちゃってるプロデューサーをホテルまで引きずるの」
P「ははっ、すまんすまん」
P「というわけで、本日最初の運命のダイスロール・第7投!」
春香「じゃあ三周目に入ったってことで私が振りまーす!」
P「了解!果たして我々は今日中に帰ることができるのか?」
P「その運命を左右する、ワクワクドキドキ行き先発表!」
P「1:餃子食いにちょっと戻ろう!浜松!!」
千早「いや、のっけからどうして戻る必要が……」
P「2:焼きそば食いにちょっと進もう!富士宮!!」
春香「富士宮もすっかり焼きそばの街として有名になりましたねー」
P「3:温泉入りにそこそこ進もう!熱海!!」
真「温泉……もしかしたらプロデューサーと、こ、こんよ……って何考えてるんだボクは!///」ポカポカ
海外はないよね・・・?
九州・四国・中国・近畿「スルーされた・・・」
P「4:ほうとう食いにちょっと遠回り!甲府!!」
春香「寒い冬にはやっぱりあったかい料理ですよね~」
P「5:お蕎麦食いにそこそこ遠回り!松本!!」
真「信州のお蕎麦、おいしそーだなぁ」
P「6:静岡空港からワープポイント!ソウル!!」
千早「……もうツッコむのも面倒だと思ってましたが、あえてツッコまさせていただきます」
P「はい、どうぞ」
千早「どうしてこの期に及んで海外を選択肢に入れる必要があるんですか!!」
P「実はだな、繰り返しているうちに、海外を選択肢に入れないと死ぬ病にかかってしまってな……おお、いたた」
千早「……」アングリ
春香「あ、呆れて何も言えないみたいだね、千早ちゃん……と、とにかく、私振るよ?」
P「頼むぞ春香!何にとは言わないが、期待してるぞ!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」ピーヒャラピーヒャラ
春香「……わっほぉい!」
(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>312
ぶっ飛びカード
あああああ
やってもうた、芸人春香さんの見せ場を潰してしまうとは…
何故俺は6を出せなかったのか
春香さん・・・。
失望しました、響のファンやめます。
P「出ました、出目は……4!甲府!!」
千早「た、助かった……とりあえずまた海外に行かずに済んだわ」
真「でもさっきのプロデューサーの発言からすると、今後も海外行きのリスクが常に付いて回るんだよね」
千早「うっ……」
春香「ということは、ずっと国内を出し続けていると、確率的に後のほうで海外の出目が……」
千早「そ、そのことは考えさせないでちょうだい……」
P「まぁ後は後、今は今!とりあえず甲府に行こうふ!」
春香千早真「「「……」」」
P「……グスン」
P「甲府に行こうふ!!」
春香千早真「「「い、行こうふ……」」」
P「……♪」パァァ
千早「なんなのこの人……」
春香「あ、あはは……」
Pをかわいいと思ってしまったwww
――Wチーム JR東海道本線・身延線 静岡→甲府
――AM10:30
P「というわけで、ほうとうここまでやってきました、甲府駅!」
http://i.imgur.com/6GQEMAm.jpg
春香「静岡から特急一本で行けちゃうんですね!」
千早「ふぅ、なんだか東京が近いようで遠いわね……」
真「まぁ遠回りにはなったけど、まだ射程圏内だから大丈夫だよ!」
P「……」ショボーン
P「……まぁいいや」
P「とにかく、せっかく甲府に来たんだ、ほうとう食べに行くぞ!」
真「ほう、とうとう本場のほうとうが食べられるんですね、なんちてw」
春香「あっははははははwwwwww真、それおっかしーwwwww」
千早「ぷっ……ぷくく……wwwww」
P「をい」
??「Ⅰ・・・ am your father・・・コーフーコーフー」
店員「YO!YO!HOTなHOTO!HOTTO一息!」
http://i.imgur.com/a9kMOS0.jpg
春香「うわぁ~、おいしそ~!!」
真「この味噌の香り……食欲をそそられるなぁ~!」
千早「これは寒い日に食べたら、身体が温まるわね」
P「来たな?それじゃ、いただきます!」
春香千早真「「「いただきまーす!!」」」
春香「はふはふ……」ズズズ
春香「ん~~~~、あふい!でも、とっても美味しい!!」
春香「味噌仕立てのお汁に、しっかりと野菜の出汁が出てて、すっごくいい味♪」
真「平打ちのうどんがもちもちしてて、それでいてちゃんと出汁が染み込んでる!」
真「だからするすると入っていっちゃう……はふっはふっ……ん~~~っ、幸せ♪」
千早「ほくほくのかぼちゃの甘味と、味噌の優しい味が相性抜群ときているわ!」
千早「これは身体が芯から温まるわね……ああ、心まであったまっちゃう……♪」
P「はふはふ……うんま!HOTTOなHOTO、MOTTO食いたいYO!!」
――AM11:15
春香「はわ~」ポカポカ
真「まふ~」ポカポカ
千早「ふぃ~」ポカポカ
P「うん、三人とも心も体もぽかぽかに温まったみたいだな、よきかなよきかな」
P「ちょうどよく温まったところで、運命のダイスロール・第8投、いってみよう!」
真「じゃあ今度はボクの番……」
P「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
真「ど、どうしたんですかプロデューサー!?」ビクッ
P「そうだ……ここ山梨県には、空港ないやんけ……」
P「そしてここから比較的近い松本空港には、国際線はない……」
P「これは失敗した……ぐぬぬぬぬ……」
春香「な、何か知らないけど助かった……のかな?」
千早「ざまあみそづけ!」
ちーちゃん・・・なんか古い・・・。
P「ま、まぁ海外行きは次のサイコロでのお楽しみってことで……」
P「とりあえず行き先発表といこう」
P「1:ソースカツ丼食って勝負にも勝つ!駒ヶ根!!」
真「おお、なんだか縁起がいいですね!」
P「2:信州の蕎麦が食べたい!松本!!」
千早「信州のわさびと一緒に……じゅるり」
P「3:おやきを食べに!長野!!」
春香「おやきって何だろう……?」
P「4:鱈めし食べたいデスー!上越!!」
真「なんだかどんどん北に向かって行ってる気がする……」
P「5:B級グルメの定番!富士宮!!」
春香「なんかここまで、どっちつかずの方向ばかりだなぁ」
P「6:この際海外はここで妥協しよう!高崎!!」
千早「グンマー共和国ですか……」
P「まぁ不本意ながら海外の出目がないから、安心して振ってくれていいぞ」
真「なーんかどの出目も中途半端なんだよなぁ」
P「逆に言えば、どの出目を出しても大丈夫ってことだ」
真「それも何か違うような……まぁいいや、それじゃ行きます!」
P「よし来い!」
P「何が出るかな♪何が出るかな♪それはサイコロ任せよ♪」フッジサーン
真「……ほっ、と!」
(コンマ00~09:1、10~27:2、28~45:3、46~63:4、64~81:5、82~99:6)
>>350
グンマー
わっほい!!
新潟は声優の長谷川明子さんの出身地なの!
新潟と松本か
ちょうど中間の長野で鉢合わせもあり得るな
>>359
だからおにぎりが好きなのかな?
P「はてさて出目は……2!松本!!」
真「松本かぁ、結局東京から離れちゃうなぁ」
春香「大丈夫かなぁ、もう小鳥さんたちのチーム、ゴールしちゃってるんじゃないかな」
P「まだ携帯に連絡がないということは、今のところは大丈夫だ」
P「さあ目指すは松本!すべらないよう注意せよ!」
春香千早真「「「ほいさー!」」」
――Eチーム 酒田駅
――AM12:30
小鳥「さてさて、次は村上行きの電車に乗るわよー」
伊織「か、覚悟はしてたけどやっぱり遠いわね……」
亜美「座りっぱなしでお尻が痛いYO……」
やよい「でも日本海の風景がとっても綺麗で、これぞ『旅』って感じがします!」
――Wチーム JR中央本線・篠ノ井線 甲府→松本
――AM12:30
P「つーわけで松本駅にとうちゃーく!」
http://i.imgur.com/zH9aI8E.jpg
千早「やっぱり特急は速いわね、甲府からここまで一時間ちょっとだもの」
春香「早く美味しいお蕎麦たべたいなぁ~」
あずさ「とっても楽しみねぇ~♪」
真「うどんの次は蕎麦……今日は麺類めぐりの旅かな?」
P「それじゃ本場・信州の蕎麦……食べに行きましょか!」
春香千早真あずさ「「「「おーっ!」」」」
あずささんまた迷子ですか・・・。
店員「これが松本の『とうじそば』や!じっくり味わって食べたってや!」
http://i.imgur.com/q8tIYGB.jpg
真「とうじそば、ですか?」
P「ああ、ざるそばもいいが、寒い時期にはこっちの方がいいかなと思ってな」
春香「それでプロデューサーさん、これはどういうお蕎麦なんですか?」
P「これはな……『とうじかご』とよばれる小さい籠に打ちたての蕎麦を入れて」
P「いろんな野菜や山菜、きのことかを入れて煮立てた醤油ベースのだし汁の鍋にくぐらせて」
P「さっと湯がいたら器に盛りつけ、先ほどの煮汁と具材をかけて食べる蕎麦だ」
P「お好みでわさびなどの薬味を入れてもいいぞ」
あずさ「あらぁ~、打ちたてのお蕎麦からいい香りがするわね~」
千早「本当ですね……だし汁の匂いに負けないぐらい、いい香りです……!」
真「さすが信州の蕎麦、やっぱり本場は違うなぁ……わくわく」
P「それじゃ、いただきまーす!」
春香千早真あずさ「「「「いただきまーす♪」」」」
あずささん・・・ついにステルス機能まで・・・
千早「ふーふー……ぁむっ……!」ツツツッ
千早「この蕎麦、コシが強いうえに喉越しが良くて、とても美味しい……!」
千早「だし汁をかけても蕎麦の味がしっかりと生きてて、ほのかな香ばしさが鼻腔をくすぐるのがわかるわ……!」
春香「このだし汁……山菜やきのこの旨味が溶け込んでて、すっごく優しい味!」
真「……うん、わさびとの相性もサイコー!やっぱり信州の蕎麦には信州のわさびが合うんだなぁ~」
あずさ「自分好みの茹で加減で食べられるっていうのが、いいわね~♪」
千早「……」
春香「……」
真「……」
千早「……そろそろツッコんでもいい頃ですよね?」
春香「ちょうど私も言おうと思ってたんだ……」
真「みんな気持ちは同じだよね、ははは」
P「じゃあいくぞ?せーの……」
P春香真千早「「「「なんであずささんがここにおんねん!!!!」」」」
あずさ「あらあら~♪」
なんだノリツッコミかww
P「なるほど……買い物に行こうとしたのはいいけど、どの電車に乗ったらいいのかわからなくなって」
春香「駅をうろうろしてたら『特急スーパーあずさ』ってのが発車しようとしてたから」
真「何を勘違いしたのか、あずささんのための電車だと思い込み飛び乗ってみたら」
千早「何故かどんどん東京を離れていき、気付いたらここにいた、と……頭痛が痛いわ……」
あずさ「ふふっ、でも皆とこんな所で会えるなんてうれしいわ~」
あずさ「確か石垣島がスタートだったわよね?それがもうここまで……順調ね♪」
P「それがそうでもないんですよ……まぁ話せば長くなるので、旅の話は事務所に帰ってからってことで」
あずさ「あらあら、それじゃ楽しみに待ってるわね♪」
春香「あずささん、前回このサイコロの旅に参加したんですよね?」
真「よく迷子にならなかったですね……」
あずさ「それが、プロデューサーさんと一緒だと何故か大丈夫なのよ~」
千早「なんですかそれ……」
いまさらだが、かなり金かかってるよなこれww
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