結衣「ええっ!? ヒッキー!?」
八幡「……言いがかりはやめろ、雪ノ下。俺はそんなことしていない。訴えるぞ」
雪乃「訴えるのはこっちよ。由比ヶ浜さんが脚を組み替えたとき、あなたのいやらしい視線が向くのをしっかり確認したわ」
結衣「うう、ヒッキー最低……」
八幡「たまたま目線が動いただけだろ……。別に覗こうとかそんなつもりはねーよ」
雪乃「では、由比ヶ浜さんが脚を組み替えたとき、目線がそちらを向いていたことは認めるのね?」
八幡「……どうだったでしょうか。俺は何も見てないのでわかりません」
結衣「ごまかしたー! やっぱり見たんだ、サイテー!」
雪乃「由比ヶ浜さん、あなたの無防備さにも原因があるわ。この男の前で油断しすぎよ」
結衣「そんなぁ、脚組み替えただけなのに……」
雪乃「そもそもスカートが短すぎるのではないかしら」
結衣「スカートの丈ならゆきのんだって同じくらいじゃん!」
雪乃「私はこれでもわきまえて行動しているもの。この男に覗かせる隙なんて与えてないわ」
八幡「俺が覗くこと前提で話すのやめてくれませんかね……」
雪乃「黙りなさい視姦魔。それで由比ヶ浜さん、どうするの? 起訴? なんならうちの会社の顧問弁護士を紹介するわ」
八幡「それ葉山の親父さんだろ。やめろよ……。訴えられたところで負けないと思うがな」
雪乃「淫らな思いで他人の妻を見る者は誰でも、既に心の中でその女を犯したのである、と聖書にもあるわ」
八幡「うちは仏教徒なんでな。外国のおっさんのお言葉なんて知らん。孕んでから言え」
雪乃「……あなた私にも何かしてるの?」
八幡(墓穴だったか……)
結衣「あはは……。起訴とかは、ちょっとよくわかんないな」
雪乃「ええ、そうね。起訴は保留にしましょう。先にこの男の話をもっと詳しく聞かなくてはいけないようだわ」
八幡「おい、やめとけ……。知らない方が、うまく回ることもあるんだよ」
雪乃「その返しは既に何かあることを語ってるような気がするのだけど……」
結衣「ヒッキー、他にも何かしてるの……?」
八幡「……お前らに直接何かするようなことは、してねーよ」
雪乃「もう一回wwwちんぽ剥いてwwwwww」
雪乃「入れたいあながwwwもっとあるからwwwwww」
雪乃「奉仕部の活動内容は慈善活動よ」
八幡「……? 何が言いたいんだよ」
雪乃「あなたが私達に何かをしていなくとも、
. 他の誰かに迷惑をかけている事実があるのならばそれを止めさせるのは十二分に奉仕部の活動内容よ」
八幡「だから何もしてねーって」
雪乃「さっき、お前らにって言ったわよね? つまり、お前ら以外には何かしているのではなくて?」
八幡「そいつは言葉の綾ってやつだ。っていうか、お前はよっぽど俺を悪者に仕立て上げたいのな」
雪乃「悪者に仕立て上げる気はないわ。だって貴方は既に悪者じゃない。その論法で行くのならば私が貴方に求めているものは……そうね……」
八幡「なんだよ」
雪乃「何かしら、でも……スカートを覗くことはもう既に立派な性犯罪者よね……」 ボソッ
八幡「おいおい、聞こえてっから。その独り言」
雪乃「……そういえば」
八幡「んだよ」
雪乃「あなたはどうして逮捕されていないの? 性犯罪者なのでしょう?」
八幡「ひでーなおい。大体犯罪者って断定すんな」
雪乃「違法な方法で性欲を満たせばそれは性犯罪だわ。スカートを覗くなんてどう考えても違法な方法じゃない」
結衣「ヒッキーまじ有り得ない!! せっ……性犯罪とかっ!! 最低っ!!!」
八幡「こ、こいつら……殴りたい……」
雪乃「日本の警察は優秀だとかテレビを点ければ言われているようだけれど、あれは犯罪を未然に防ごうという方便のようね」
雪乃「……すでに行われた犯罪をどうすることは出来ないようだわ」
八幡「も、もう止めて欲しいんだが、俺ちょっと涙目なんだが……」
雪乃「仕方がないわね。とりあえず、……話を戻しましょう」
結衣「それでさヒッキー、私のスカート覗いたの?」
八幡「そこに戻るのかよ……」
結衣「……」 ジーッ
八幡「め……目を見るな目を」
結衣「あっー! やっぱりキョドった! ヒッキー超怪しい! もう最低!」
八幡「キョドってねーよ……。あと真正面から目を合わせて来るのマジでやめろ」
雪乃「あなたが人と目が合うと自分に自信がない故に卑屈になってしまうのは以前から知っていたのだけど、やっぱり気持ち悪いわね」
八幡「うっ……」
このSSまとめへのコメント
結衣
結衣可愛い
ゆきのんがうざい( ´・_・`)
これはキレていいだろ
俺だったら退部するわw
お前まず入部できないだろ
お前もだろ
※6
ネタにマジレスすんなks
米6
友達少ないよな、おまえのような奴って。
半年以上前のにコメントしてる時点でお前の方が恥ずかしいわ
ブーメラン定期