姉「うん、いいよ弟くん…もっと…..」 妹「何してるんですか!」(144)

立ったら書く

姉「!」

弟「?」

姉「ち、違うの…これはね…」

弟「あわわわ…」

妹「…」

妹「姉さん、兄さん」

姉「な、なあに?」

弟「…えっとこれは」

妹「2人とも何をしてるかわかってるんですか?」

姉「べ…別に普通じゃない」

弟「…」カチャカチャ

姉「あ、弟くん。何しまってるのよ」

弟「だって…」

妹(ふ、不潔です…)

妹(姉弟でこんなこと…)

妹「…」

妹「このことは父さんと母さん伝えます」

姉「!!」

弟「な!?」

姉「お、お願いそれだけは…」

弟「そ、そうだよ…」

妹「…」

妹「姉さんと兄さんの関係はうすうす気付いてました」

妹「そしていつかは言わないと、と」

姉(ダメだこの子)

姉(なんとかしないと…)

姉(でもどうすればいいの…)

弟(あわわわ)

弟(ついにバレタ…)

妹「…」

妹「電話します」

姉「待って!」

姉「なんでもするから!!」

妹「…」

妹「…なんでも?」

姉「え、ええ…」

姉「だ、だからパパ達には秘密にして」

妹「じゃあ、二人とも誓ってください」

妹「二度とこういう事はしないと」

姉「ええ! もちろんよ!」

弟「ああ! 二度としないって!」

妹「…」

妹「…信じます」

翌朝キッチン

母「姉、弟、二人ともどうしたの?」

母「顔色悪いわよ」

姉「…べ、別に」

弟「そ、そうだよ」

弟「なんでもないって」

妹「…」ジー

テレビ『兄「俺、実はおまえのことが好きだったんだ」』

テレビ『妹「うん…私もだよお兄ちゃん」チュ』

父「こういう不謹慎な番組は流さないで貰いたいな」

母「まったくよ」

妹「…」ジー

姉「…」ブルブル

弟「…」ガクブル

学校

弟「あの、姉ちゃんいますか?」

姉友「ん、姉? いるわよ」

姉友「おーい、姉ー」

姉友「かわいい弟が来てるぞー」

姉「…」ムシ

姉(学校では話しかけないでって言ってるのに)

姉友「おーい! 早くしないと弟くん食べちゃうぞー」

姉「だ、ダメ!!」ダッ

屋上

姉「…で、なんなの?」

弟「いや。妹の奴のことだけど…」

弟「どうすんだよ」

姉「…」

姉「そ、そうね」

姉「これからは隠れて…」

妹「…何をするんですか?」スッ

姉「ひっ!!」

弟「い、いつからいたんだよ…」

妹「暖かいから屋上で昼寝してたんですよ」

弟(嘘だ。絶対に今見つけたんだ)

弟(妹は真面目だし絶対に授業はサボらない…!)

妹「だいたい兄さんも、なぜ堂々と姉さんの教室を訪ねたんです?」

妹「いつもならそういうことはしませんよね?」

姉「…」

姉(こ、この子いつから見てたの?)ガクガク

弟「ちょ、ちょっと用事があっただけなんだよ」ブルブル

妹「なんの用事ですか?」

弟「え…と、それは…」アセアセ

妹「…」ジー

妹「…何も反省してないようでしたら」

弟「ひ…」ガクブル

姉(な、なんとか助けてあげないと…)

姉(そうだ!!)

姉「姉友よ! 姉友のヤツが弟くんに会いたいって言ってたから!」

姉「だからうちの教室に来たのよ!」

妹「…え?」

妹「…ちょっとどういうことですか?」

姉(…あれ?)

姉(なんなのこの反応?)

姉「うん。姉友って弟くんのこと好きだしさ」

妹「!!」

妹「…」

妹「…ちょっと用事を思い出しました」ガチャン

姉「…」

弟「…」

姉「なんだったの、今の」

弟「さあ?」

姉「とにかくこれからは細心の注意が必要よ」

弟「うん」

姉「念のため体チェックさせて」

弟「それは調べたよ」

弟「とりあえず盗聴の類いはないよ」

姉「そう」

トラブル発生

スレがあったら1時間半くらいあとに書けると思います

放課後

妹「…ちょっといいですか?」

妹友「ん? 何?」

妹「姉友さんのことなんだけど」

妹友「姉友先輩がどうかした?」

妹「この間のこと嘘?」

妹友「この間のことって」

妹「あなたが姉友さんと…その…恋人として付き合ってるってこと」

妹友「う、うん///」

妹友「ほんとだよ?///」

妹「兄さんと浮気してるわよ?」

妹友「!!??」

妹友「…嘘…本当に?」

妹「ええ」

妹「姉さんが言ってたわ。姉友さんは兄さんが好きだって」

妹友「嘘だよ」

妹友「姉友先輩はレズ…」コホン

妹友「じゃなくてそっちの方だから」

妹友「ありえないよ」

妹「でもあなたも兄さんのこと…」

妹友「わたしはどっちでもいけるから」

妹「…そ、そう」ドンビキ



妹「ただいま」ガラ

母「おかえり」

妹「姉さんと兄さんは?」

母「まだ帰ってないわよ」

妹「そう」

妹(まさか駆け落ちなんてないですよね…)

妹(あの二人がそれほど根性座ってるとは思えませんし)

妹「とりあえずご飯できてますか?」

母「ええ」

妹(帰ってきてから姉さんに問いただしましょう)

妹(なぜあんな嘘を付いたか)

夕食

父「…」モグモグ

母「…」モグモグ

妹「…」ズズ

父「あいつらなにやってんだ?」

母「さあ?」

母「別に今日は何もないと思うけど」

妹「…」

妹「ごちそうさまでした」ガタ

母「え、ええ」

夜の公園

姉「ふえええん」

姉「ひもじいよ~お腹すいたよ~」

弟「はいはい」ナデナデ

姉「妹ちゃん本気だよ~」

姉「嘘ついたのばれてるよ~」

姉「絶対に怒られるよ~」

弟「でもさ絶対に俺達のこと心配してるよ」

弟(心配のメール着てるけど)

弟(父さんと母さんより多いし)

弟「とりあえずこのあとどうすんの?」

姉「姉友ちゃんと妹友ちゃんは無理だし…」

弟「じゃあ友のとこ…」

弟「…って無理だった」

弟「あいつのところ躾、超厳しいし」

姉「このままだと死んじゃうよ~」グス

弟「…」

弟「もう、この際さ」

弟「妹に全部話さない?」

弟「で認めて貰うんだよ、俺達のこと」

姉「…」

姉「…む、無理じゃないかな」

姉「妹ちゃんは家族を大切にする子だし」

弟「…」



姉「た、ただいま~」オドオド

弟「ただいま…」

父「おまえらこんな時間まで何やってたんだ!」

母「心配したのよ」

姉「ふえぇん。ごめんなさい~」

弟「ご、ごめん」

弟「…あれ、妹のヤツは?」

母「ん? さっきまでお風呂に入ってたけど…」

父「もう寝たんじゃないか」

弟「…」

姉「…」

翌朝

弟部屋

弟「ふわぁ…」ノビ

弟(今日は休みだけどどうしよ…)

弟(たぶん姉ちゃんは寝てるな)

?「弟くん」コンコン

姉「おっはよう!」ガチャン

姉「今日もいい天気だね!」

姉「じゃあ、さっそく朝のフェ…」

弟「やめろって!!」

姉「う…な、なんで?」

弟「姉ちゃん、昨日のこともう忘れてるだろ?」

姉「なんかあったっけ?」

弟「…」

姉「あ、今思い出した」ドンヨリ

キッチン

妹「…」イライラ

妹「モグモグ」イライラ

母「…あんたなんで機嫌悪いの? 生理?」

妹「…」

妹「たぶん姉さんのことだから反省してません」

母「反省?」

妹「…」

妹「すみません。こっちの話です」

母「変な子」

姉「おっはよう妹ちゃん、お母さん!」

弟「ふぁ…おはよ…」

妹「おはようございます」イライラ

母「おはよう、あんたら遅いからもう食べてるわよ」

弟「父さんは?」

母「休日出勤」

弟「そう」

妹「姉さん、兄さん」

姉「は、はい」ビク

兄「な、なんだよ」ブル

妹「…」

妹「別になんでもありません」ガタ

母「どこ行くの?」

妹「友達と買い物です」

妹「…」ジー

姉「…」ガクガク

弟「…」ブルブル

妹「…」

妹「いってきます」プイ

姉(た、助かったあ…)

弟(こ、これで対策が練れる…)

妹友と買い物中

妹「…」イライラ

妹友「妹ちゃん何イライラしてんの?」

妹友「あんま悩みすぎると禿げるよ?」

妹「…」

妹「あの…」

妹友「ん? 言ってみ?」グイグイ

妹「うちの兄さんと付き合ってみませんか?」

妹友「お、お兄さんと?///」

妹「ええ」

妹友「でも、こういうのは順番が///」

妹友「そ、それにわたしには姉友先輩が…///」

妹「何を本気になってるんですか?」

妹友「へ?」

妹「フリだけでいいんですよ」

妹友「ふ、フリ?」

妹「はい。とりあえず兄さんに告白してみませんか?」

妹友「そ、そんな簡単に…」

妹「兄さんは絶対に断りませんよ?」

妹友「な、なんで絶対って言い切れるの?」

妹「…」

妹「とにかく絶対に断られない告白です」

妹「どうしますか?」

妹友(男の人とつきあえる…)

妹友(そりゃ姉友先輩との女同士の関係もいいけど…)

妹友(ややややっぱり男の人の方が…!)

妹「…」

妹「…何も返事がなかったらこの話はなかったと言うことで」

妹友「待って!」

妹友(…妹ちゃんがここまで確信を持って言ってるってことは)

妹友(お兄さんに告白したら100%OK貰える)ドキドキ

妹「…」

妹「…しますか?」

妹友「う、うん。やってみる」

妹「…」

妹「…頑張ってください」

妹「…兄さんは必ずあなたを幸せにしますから」

翌日夕方

兄部屋

妹「…ちょっといいですか兄さん」ガチャン

弟「ちょ…!」

姉「あああああ! だめえええええ! いくうううううう」ビクンビクン

妹「…」

妹(またですか)

妹(結局関係はやめられないんですね)

弟「ち、違うんだ、これは」オドオド

姉「うふふ…弟くん次は…」

妹「…」ジー

姉「い、妹ちゃん…っ!」

姉(入ってきたの気付かなかった)

姉「ち、違うのこれは! マッサージ…マッサージなの!」

妹「いえ…今日は伝言だけです」

妹は簡潔に妹友のことを兄に話した

妹「…」

妹「では」ガチャン

弟「…」

姉「…」

姉「…う」ウルウル

弟「ね、姉ちゃん…」

姉「おわったああああああああ」

姉「わたしの人生終ったよおおおおおおおおお」

姉「絶対妹ちゃん、パパたちにチクるんだあああああああああ」

姉「うわあああああああああん」

弟「…」

弟「くそ…」

弟(妹の言う通り、妹友ちゃんと付き合うしかないのか…)

弟(付き合ったら姉ちゃんとのことは黙っとくって言ってたし…くそ…)

告白当日

妹「姉さん、ちゃんと見ておいてください」

妹「兄さんが妹友ちゃんと付き合う瞬間を」

姉「やだぁ…やだよぉ…」グス

姉「弟くん…!弟くん…!」エグッ

妹「ほら、始まりますよ」

姉「…」

妹友「せ、先輩…い、いえ…お兄さん…///」

弟「う、うん…///」

9時過ぎまで休憩します

初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴もなに考えてるんですかねぇ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

>>88
なぜ初春なのか

姉「やだ、見たくないよこんなの」

妹「…これが現実なんです」

妹「ちゃんと見てください」

姉「やだ、やだあ」

妹友「お、お願いします!」

妹友「わたしと付き合ってください!」

弟「…!!」

弟(う…く…どうすれば…)

弟(妹は姉ちゃんのためにも妹友と付き合えと言ったけど…)

弟(俺は…俺は…)

妹友「…///」

弟「お、俺…」

>>89
禁書SSからのコピペだから

弟「…ありがとう」

妹友「じゃ、じゃあ…!」

弟「俺さ…」

妹友「…?」

弟「好きな人いてさ」

妹友「…」

弟「告白されてるのにこんなこと話すのもどうかと思うけど…」

弟「俺…」

弟「…ん?」プルルルル

弟(メール?)

弟(妹「(その先を話したら父さん達に言います)」)

弟(…)

弟(そういや妹は、姉ちゃんと一緒にこの光景を見てるんだったな…)

弟「でさ…」

妹友「…は、はい」

弟「俺、変かも知れないけどさ」

弟「姉ちゃんのこと好きなんだ」

姉(お、弟くん…!)

妹(バカ!! 兄さんのバカ!!)

妹友「…」

妹友「それは知ってます」

妹友「わたしだって姉友先輩のこと…」

弟「違うよ」

妹友「…え?」

弟「いや、ごめん」

弟「妹友ちゃんはどうかは知らないけどさ…」

弟「俺、本気で姉ちゃんのこと愛してるから」

姉(…)

妹(…もう知りませんっ!)

妹(最後のチャンスだったのに!)

妹友「…」

妹友「…そうですか」

弟「ごめん。だから付き合えない」

妹友「…いえ」

妹友「…わたしは…」

妹友(わたしはただ男の人と付き合いたいだけだった)

妹友(本当に姉友先輩の好きなら…今みたいに断ってた…)

妹友(結局わたしの想いはその程度だったんだ…)

弟「ごめん。妹にもちゃんと言っとく」

妹友「全部知ってたんですね」

弟「ああ」

妹友「…わたしの方こそすみませんでした」

妹友「そして、ありがとうございました」

妹友「…いい勉強になりましたし」

弟「…ごめん」

妹友「…もう言っていいですか?」

弟「あ、ああ…」

妹友「さすがに惨めになりますし…」

弟「…」

弟「…ん? あっちから走ってくるのは…」

姉「弟くううううううううううううううううううううん!!!!!!」ダキッ

弟「うわぁっ!」

姉「好き! 好き! 弟くん好き!」

妹友「…」ポカーン

妹(はぁ…)

バッドエンドとハッピーあります

バッドエンドから行きます

あれから三年。兄さんと姉さんはあれ以来見なくなった。

姉弟で結ばれるというのはそう言うことだ。
日本の法律では姉さんたちは結婚できない。

それに周りの目もある。
そう、周りの目。

あれからずっと『私達家族』の悪夢は続いている。
今はいない姉さん達のいない家族の。

「あいつの姉弟ってさ…」
「…ホント?」
「ああ、有名だぜ」
「近親相姦ってマジであるんだな」

大学のキャンパス。私に青春という言葉はない。
噂というのはすぐに広まる。
あれから私は東京を離れた。

色々とひとりで出発したかったからだ。

でも、そんな希望も打ち砕かれた。

私に待っていたのは希望なんて言葉とは逆の言葉だった。

先月、4月のことだった。

「ねえ、あの子かわいいじゃん」
「君、なんて言うの?」
「あのさ、良かったらうちのサークル見てかない」

大学生活で他の人とふれあえるのが、嬉しくて嬉しくて。
特に異性に声をかけられて悪い気になる人はいないだろう。

でも、問題は声をかけられすぎたと言うことだ。

「あの子むかつかない?」
「調子乗ってるよね」
「あの子東京の子でしょ」

そして私の姉弟が有名だったと言うことだ。
そりゃ姉と兄、二人とも見てくれはよかったら話題にもなる。
インターネットでも有名人だし。

『本当にイケメン美人の近親相姦はあった!!』
『俺も姉欲しい!』
『あんな弟ならなんでもしちゃうよ私!』

だからすぐに私はターゲットにされた。

これ以上の不幸自慢はしない。

ただ姉さんと兄さんのおかげで私がこういう目にあっているということだ。
もちろん私だけに留まらない。
父さんは職がない状態だし、母さんは新興宗教にはまりだした。

その他に友達と先輩も…

いや、これだけにしておこう。

あの時、止めなければよかった。
一切関わらなければよかったんだ。

心からそう思う。

また明日も地獄の毎日だ。

これからも私に安息の日々が訪れることはないだろう。

~終~

一端休憩です
11時までには書けると思います

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