貴音「ですから響、それは」
響「だって見てよこれぇ!」
響「自分の名前で検索しようとすると予測変換にっ…!」
貴音「っ!」
響「もうだめだぁ、自分はくさいんだぁ」
アイドル一同(……)
次の日
ガチャ
響「はいさーい」
響(誰もいない)
響「……」クンカクンカ
響(自分じゃ全然わかんないぞ)
響「はぁ」
ガチャ
貴音「お早うございます。 おや、響だけですか」
響「あ、おはよう貴音っ!?」
響(くさっ!?)
貴音「どうしたのです、響?」
響「いや、その…貴音?」
貴音「ふぅー……」
貴音「朝に食すニンニクマシマシアブラカラメというのも乙なものですね」
響「は、はぁ」
ガチャ
春香「おはようございまーすっ!?」
春香「きゃっ」ドンガラガッシャーン
響「春香! だいじょうbくさぁあ!!」
春香「あ~!!」
春香「せっかく焼いてきたくさやが……」
どちゃあ
響(事務所の床がくさやまみれだぞ……)
ガチャ
千早「おはようございま…くっ!?」
春香「おはよう、千早ちゃん!」
千早(本当にやってるのね……)
春香「ジーッ」
貴音「ジーッ」
千早「くっ」
千早「我那覇さん」
響「なんだ?」
千早「私、昨日から」
響「うん」
千早「し、下着、変えてないの……///」
響「そ、そうなんだ」
春香(かわいい)
その後も次々とアイドル達が事務所にやってきました
ガチャ
あずさ「おはようございます~」
あずさ「今朝、いつもみたいに迷子になっちゃったんですけど~」
あずさ「その時、道端に落ちてる糞という糞を踏んじゃったみたいなんです~」
やよい「おはようございます!」
やよい「あー! べろちょろに浩三のおしめ入れて来ちゃいましたー!」
伊織「全然着てなかった服をクローゼットの奥から引っ張り出して着てきたわ」
伊織「な、何よその目は? クリーニングもしないで着てきてのよ!?」
真「いやぁ昨日からお風呂入ってない上に事務所まで走って来たよ!」
雪歩「どくだみ茶でも作ろうと思って、どくだみいっぱい摘んできましたぁ」
美希「香水を全身にくまなく100回くらいかけてきたの! あはっ☆」
P「風呂も入ってないし歯も磨いてないしケツも拭いてないぞー!」
ガチャ
律子「おはようございまーすってくさー!!」
P「おはよう律子!」
律子「プロデューサー殿!? 一体何なんですかこれ…」
律子「ってくさ!! プロデューサー殿も臭い!!」
くさや「やあ」
律子「あんた達……」
律子「いい加減にしなさい!!」
___
アイドル一同+P(正座)
律子「あんた達ねぇ……」
律子「こういう行き過ぎた気遣いが逆に人を傷つけるの!」
律子「それにもっとアイドルとしての自覚をクドクドクドクド」
律子「大体、止めるべき立場のあずささんやプロデューサー殿がそんなんじゃクドクドクドクド」
ガチャ
亜美真美「おっはよー!」
亜美「では真美隊員、さっそく」
真美「らじゃー!」
律子「こら!」
律子「もう臭い遊びは終わりよ! これからみんなで掃除!」
亜美「え~!!」
真美「真美達もやりたかったのに!」
律子「ダメなものはダメ!」
亜美真美(兄ちゃん……)チラッ
P「!」
P「b」グッ
亜美真美(やった!)
亜美「くらえー臭い玉飛ばしー」ぺっぺっ
律子「きたなっ!? ちょやめなさい!!」
真美「くらえーおっおえっ、オロロロロロロ」
律子「あぁやめっ、うぷっ……」
アイドル一同(おっ)
律子「オロロロロロロロロ」
アイドル一同「おぉ~」パチパチパチ
カチャ
小鳥「すいませーん遅れましたー…」コソコソ
小鳥「エンッ!!!」
響「あっ、ピヨコ!」
小鳥「響ちゃん! 一体この臭いは何なの!?」
響「ふふっ」
響「自分が臭いを気にしてることを知ったみんなが、気を使ってくれたみたいなんだ」
小鳥「そ、そう」
小鳥(というか響ちゃんは別にくさくn)
律子「ごどりざぁ~ん」
小鳥「きゃあ!!」
律子「そういうことですからぁ」
律子「もちろん小鳥さんも何かしら臭いものを持ってきたんですよねぇ…?」
小鳥「えっ、私はそのっ」
アイドル一同+P「ジーッ」
小鳥「あの、えっと」
小鳥(ティン!)
小鳥「最近、加齢臭がひどいんですぅ」
小鳥「なんちゃって☆」
アイドル一同+P「………」
小鳥(えっ何この空気は)
翌日、そこにはアイドル達に気を使われる小鳥さんの姿があったそうな
おわり
響も小鳥さんも臭くない可愛い支援どうもありがとうございました
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