憧「前のシズと今のシズ」(61)
ID:jcbekUDO0の代行
ええからはよ
>>1
代行感謝
短いけどお願いします
憧「シズが記憶喪失になった!?」
玄「うん...山遊びしてたら崖から落ちて頭打ったんだって...」
玄「憧ちゃん病院行くの..?」
憧「あったりまえでしょ!部屋番号は!?」
玄「えっと...○○○号室だよ」
憧「それじゃ行ってくる!」ダッ
~病院~
憧「シズ!あんた崖から落ちたって聞いたけど大丈夫なの!?」ガラッ
穏乃「え...?あの...誰ですか..?」
憧「え...シズ私のこと覚えてないの..?」
穏乃「ごめんなさい..わからないです...」
憧「そんな....それより身体は大丈夫なの!?」
穏乃「わ....//そんな近くに顔を向けられると照れますよ....//」
憧「ああ!///ごめんシズ!///」
穏乃「ああいえ...//大丈夫ですよ//」
憧「....」
穏乃「....」
憧穏((気まずい...))
憧穏「「あの!!」」
穏乃「へ!?ああすいません!そちらからどうぞ!」
憧「え!あ、うんごめん!いいわよシズからで」
穏乃「いやいや!そちらからで!」
憧「あー”!もう!こんなことしてたら何時まで経っても終わらないわ!じゃあもう私から聞くけど...」
支援
憧「シズ...アンタ山の崖になってるところから落ちたってホント?」
穏乃「えっと..あのごめんなさい。そのときのこと本当に何も覚えてなくて..気づいたらここにいたんです」
憧「そっか...それに敬語って本当に覚えてないんだ...私のこと」
穏乃「ごめんなさい...あと自分の名前も覚えてないんです。さっきあなたが『シズ』って言ってたのは分かったんですけど...」
憧「さっきからシズったらごめんなさいばっかり言わない!あとあなたの名前は『高鴨穏乃』って言うの」
穏乃「『高鴨穏乃』..それが私の名前...えっとあなたの名前は..?」
憧「私は新子憧。シズとはずっと小学校の時からの親友だったのよ。それに...」
穏乃「わぁ!ちょっと新子さん何で泣いてるんですか!」
憧「ごめんシズ...ちょっと泣けてきちゃって」グスッ
穏乃「落ち着きましたか?新子さん」
憧「...うん落ち着いたごめんねシズ」
穏乃「よかった..」ニコッ
憧「それとシズ、さっきから気になってたけど」
穏乃「え?なんですか?」
憧「敬語やめ!それと私のことは憧って呼ぶこと!前のアンタはそう呼んでたから!同じ高校1年生の15歳なのにおかしいでしょ?」
穏乃「あ、そうだったんだごめん...って私15歳なの!?」
憧「そうよ?何でそんなに驚いてるの?」
穏乃「いや...私のこの体型..150cmないと思うし、小さいから高校生に見えなかったっていうか..あはは..」
憧「確かにシズは140cmちょっとしかないからなぁ...昔は私より大きかったのに...」
穏乃「ホントに仲良かったんだね。ねぇ憧..」
憧「ん?どうしたのシズ」
穏乃「私はさっき話したとおり本当に記憶喪失になってしまったんだけど..」
穏乃「それでも、今の私にできることは精一杯記憶を取り戻すことだと思う」
穏乃「それは私一人だけじゃ無理かもしれない。でも憧がいてくれれば長くなるかもしれないけど記憶が取り戻せるかもしれないって思うんだ」
穏乃「だから憧...私と友達になってください」
憧「....バーカ何言ってんのよ」
穏乃「.....」
憧「私達は元々友達そして大事に親友よ。だから記憶を取り戻すために一緒に頑張ろシズ」
穏「ありがとう...憧!」
前同じのあったよ
憧「それじゃもう夜近くなってくるしそろそろ帰るわね」
穏乃「あ、うん。ホントありがとね憧」
憧「いいってこと。明日も来るから」
穏乃「え!そんな悪いよ!」
憧「もう、アンタは今絶対安静でしょ!...見た目的には怪我したように見えないけど...流石シズ」
穏乃「それほめられてるのかなぁ..?」
憧「まぁとりあえずまた明日ねバイバイ」
穏乃「うん、また明日」
穏乃「憧!増水してる川見にいこ!」憧「濡れるからやだ」 ってやつでしょう
まあ気にしないで書いたらいいと思うな
そのSSは聞いたことがなかったわスマソ
とりあえず続けます
次の日 放課後
~麻雀部部室~
憧「...」トンッ
玄「...」トンッ
宥「...」トンッ
灼「リーチ」
憧「...」5p捨て
灼「...ロン」
憧「え?ああ..私が振り込んでたんだ。はい満貫支払い」ジャラッ
灼「憧ならこんなわかりやすい手に振り込むわけないよね。さっきからボーッとしてる」
玄「そうだね..もしかして穏乃ちゃんのこと?」
憧「...うん。昨日は色々病院で話してきたんだけど、私や玄達が忘れられてるって思うと結構ショック大きくてさー..」
宥「でも穏乃ちゃんだって記憶喪失になってショックだと思う。そこは私達がちゃんと支えてあげなきゃね?」
憧「うんそうだね宥姉。みんなありがと元気出た!これから私病院行ってくるから。みんなはどうする?」
玄「今の穏乃ちゃんに私達でゾロゾロいったらビックリしちゃうと思うから、退院したらゆっくり話そうと思ってるよ」
宥「そうだね、私も玄ちゃんと同じかなぁ」
灼「玄の言うとおりだと思...」
憧「そっか、それじゃお先に帰るわーみんなまた明日」
晴絵「...憧!」
憧「ん?あ、晴絵いたんだ」
晴絵「おいおいひどい言い方だな...まぁシズも今は不安定だろうし気遣ってあげてくれ」
憧「うん!大丈夫!そこら辺はしっかりしてるから。それじゃね」パタンッ
~病院~
憧「...」コンコンッ
穏乃「はーいどうぞー」
憧「お邪魔しまーす。シズ調子どう?」
穏乃「あ、憧来てくれたんだありがとう。調子はいいよーもうすっかり元気だしね。なんか回復が早すぎて自分でビックリするくらい」
憧「あはは流石シズの身体ね。退院っていつ頃できるの?」
穏乃「えっと、早ければ一週間後かな」
憧「はっや!山の崖から落ちて、頭打って記憶喪失になったのにそんな早いの!?」
穏乃「そこだけはこの身体に感謝してるよ~」
憧「シズは退院したら学校には復帰するつもりなの?」
穏乃「阿知賀女子学院..だったよね?昨日私のお母さんが夜に来て、退院したら通ってもいいって言ってくれたんだ」
憧「よかったあ~またシズと一緒に学校通えるんだ!」
穏乃「正直...色々と心配なことが多くて」
憧「ん?友達関係とかそういうこと?大丈夫みんなシズの事情は分かってるから優しく接してくれるって!」
穏乃「それももちろんあるけど、記憶が元に戻るのって何かの拍子にふと思い出すこともあったり一生思い出さないこともあるんだよね」
穏乃「学校に通えるのは嬉しいけどもし記憶が戻ったら、記憶喪失後の記憶が全部なくなっちゃうかもしれないってこと」
穏乃「だから、憧と学校に通ってたことを記憶が戻ったら全部忘れちゃうかもしれないなんて悲しいなって...昨日は早く記憶が戻ったほうがいいって思ってたけど」
穏乃「ねぇ憧...」
穏乃「憧は...私に記憶が戻って欲しいって思ってるよね?でも今の私は記憶喪失前の記憶が戻るってことが嫌になってる」
穏乃「憧は前の私に会いたいんだよね?....いやごめんねこんなこと話して」
憧「私はシズに記憶が戻って欲しいって思ってる」
穏乃「...」
憧「でももし記憶が戻っても戻らなくてもシズはシズじゃん」
穏乃「それは...そうだけど..」
憧「もしシズの記憶が戻って今のシズの記憶が失われたとしても」
憧「私は今のシズのことを忘れるわけじゃない」
憧「だから安心して?シズ。そんな思いつめることないから」
穏乃「憧は...」
穏乃「憧はほんと優しいね...泣けちゃうよ」グスッ
憧「ちょ!今のシズは涙脆いなぁ!はいハンカチ!」サッ
穏乃「..っはぁー落ち着いたありがと憧えへへ//」
憧「なーに照れてんのよまったく//」
穏乃「...照れないほうがおかしいよ」ボソッ
憧「え?なんだって?」
支援
穏乃「なんでもなーい。それよりも憧、もう夜だよ?帰らなくて大丈夫?」
憧「ああ!今日夜までに帰ってこいって言われてたんだった!やっばダッシュで帰らないと!」
穏乃「あはは、じゃあ早く帰らないとだね」
憧「あ、シズ明日からは私予定があって来れないから1週間後学校でね!じゃあねシズ!」ガチャッ
穏乃「うんありがとね~」
穏乃(この気持ち...やっぱり...)
~1週間後~
担任「えーっとみんなも分かってる通り高鴨さんは事故により記憶を失っている部分がありますが、今まで通りに話しかけてあげてくださいね」
穏乃「え、えっとさっき先生も仰られたとおり私は記憶喪失になってしまったので...えっとあのその...」
モブ1「穏乃ったらそんな固くならなくてもだいじょーぶだよー!」
モブ2「そうそう!今までどおり過ごすだけだから!」
穏乃「あ、ありがとうございます!」
憧(学校でもシズは大丈夫そうね)
~放課後~
憧「シズー部活行こー?」
穏乃「え?私部活やってたんだ何部なの?」
憧「あー..いつものノリで話しかけちゃった。シズは私と同じ麻雀部ね。全国大会でいい成績も残してるし!」
穏乃「麻雀部かぁ楽しそうだね!」
憧「私以外にもシズのことを知ってる人たちばっかりだからね~さっ行こっかシズ」
穏乃「うん!」
~麻雀部部室~
憧「ふ~到着到着~」ガチャッ
穏乃「お、お邪魔しまーす..」
玄「あ!穏乃ちゃん!待ってたよ~!」ダキッ
穏乃「へっ?//いやそのいきなり抱きつかれると照れますよ//」
玄「あぁ!ごめんね穏乃ちゃん!嬉しくってつい..」
灼「玄はいきなりすぎると思..」
宥「とりあえずみんな座って話そうよ~その方が穏乃ちゃんもいいだろうし」
憧「そそ、宥姉の言うとおり。まず自己紹介から始めないとね」
穏乃「玄さん、宥さん、灼さん、赤土先生ですね。これからって言い方おかしいけどよろしくお願いします」
灼「今日ハルちゃん出張だからいないけどいつもはいるから」
憧「んーとりあえず麻雀打たない?シズにも見せてあげたいし」
玄「うん、そうだね!お姉ちゃんもいいよね?」
宥「もちろんいいよ~」
\ロンッ24000!ハァッ!?チョットクロドラマージャンキンシ!エエエ!ムリダヨォ!タカイテツクラナイトダメジャナイモウ!/
穏乃(麻雀部...楽しくやってるんだなぁ...)
穏乃(特に憧と玄さんなんて幼馴染って言ってたしすごい仲良さそうだし...)
穏乃(もしかして付き合ってたりするのかな...)
憧「...ズー?シズー?ボーっとしてどうしたの?」
穏乃「ううん、ごめんちょっと考え事してた」
憧「...また記憶喪失のことについて考えてたの?」
穏乃「違う違う!本当に大したことじゃないから!」
憧「まぁそういうなら...あ、シズもう部活時間終了だから一緒に帰らない?」
穏乃「うん、そうしようか」
~帰り道~
憧「それで玄がモップを足に引っ掛けて転んでさ~」
穏乃「...」
憧「シズ..やっぱりさっきからボーっとしてるけどホントに大丈夫?もしかして麻雀部楽しくなかった?」
穏乃「ううん、そんなことないよ!ただ..憧は玄さんのことをよく話すなーと思って..だから..」
憧「それがどうかしたの?」
穏乃「その...さっきの麻雀のときも仲良かったし憧と玄さんは付き合ってるのかなって...」
憧「はぁっ!?私と玄が付き合ってる!?ないない!シズったら何勘違いしてんの!?」
穏乃「えっ...?あんなに仲いいのに..?」
憧「仲がいいのは私が小学生の頃から玄と一緒にいたからなの!変な勘違いしないでよね!まったくシズったら!」
穏乃「そ、そうだったんだ..」
憧「シズったらそんなことを部活中からずっと考えてたわけ?まったくもう呆れるなぁ」
穏乃「仕方ないじゃんか...付き合ってるかどうかすごい気になってたんだから...」
憧「何でそこまで気にする必要があるのよ...」
穏乃「だって私、憧のこと好きだし誰かと付き合ってたらって思うと...ってあああ!!!!!!!!!」
憧「ちょ、シズ今私のこと好きって..?」
穏乃「お願い!忘れて!恥ずかしい....」プシューッ
憧「...あはははは!シズなドジなとこホント前とソックリ」
穏乃「そんなとこ褒められても嬉しくないよお...」
憧「...シズ、私の口から言わせてもらうね」
憧「私もシズのことが好きです」
穏乃「憧...嬉しい...ありがとう」
憧「もしよかったら私と付き合ってください」
穏乃「...こちらこそ!」
憧「...あー!もう!こういうのむず痒い!シズ大好き!世界で一番好き!もう吹っ切れた!言ってやるわ!」
穏乃「ちょ、ちょっと憧!恥ずかしいよ!」
憧「じゃあ早く帰ればいいだけでしょ!シズ!手つなごう!」
穏乃「えへへ、うん!」
穏乃(この先、記憶喪失のことでたくさん辛いことが待ってるかもしれない)
穏乃(でも憧と一緒だったらなんだって乗り越えられる)
穏乃(私はそう信じてる)
憧「前のシズと今のシズ?」 続く!
憧「前のシズと今のシズ?」を支援して頂いた人と見てくれた人に感謝です
まだこのSSは色々考えてはいるので、案がまとまって書き溜めたらまた上げる予定です
そのときはまたよろしくお願いします!
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