モバP「バレンタインを記念してアイドルのイメージビデオ作る」 (74)

P「ファンに希望を与える作品になったら良いな」

P「てな訳で>>3のアイドルを」

前スレらしきもの
モバP「新春を記念してアイドルのイメージビデオ作る」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389110479/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392050347

ありす

P「ありす、お前がバレンタインの希望だ」

ありす「嫌ですよ、お菓子業界の戦略に乗せられたくないです」

P「そうか、バレンタインだからこそ出来る事も有ると思うんだがな」

ありす「…………」

P「例えばお父さんとかに感謝のチョコレートとか……」

ありす「っ」

P「まぁやらないのなら他のアイドルに」

ありす「そこまで、そこまで言うのならやりますよ、本当はやりたくないですけど」

P「分かった、じゃあ場所だが……」

>>8

プール

P「プールで行こうかと思う」

ありす「ちょっと待って下さい」

P「どうした、ひょっとして泳げないのか」

ありす「ち、違いますっ、どうして真冬なのにプールなんですか」

P「基本的にはインパクトを狙ってみようと思ってな。キッチンスタジアムの時と同じく」

ありす「あの時私は完璧なイチゴ料理を作ったはずですけど?」

P「とにかく場所はプールだ。安心しろ、温水だしスライダーもあるから」

ありす「え?…じ、じゃあまあ認めますから、私が折れますから」

P「よーしよーし。撮影時の服装はだな……」

>>13

ブラジル水着

P「ちょっと別の国で出回ってる水着だが、良いか?」

ありす「私を納得させられるのなら良いですよ、まぁ難しいと思いますけど」

P「分かった」

P「まず第一に日本は冬だが地球の裏側は夏って事だ」

P「例え海外に出回ったとして雪景色の中厚着とかは違和感があるかもしれない」

P「アーニャ、ナターシャ、菜々さんとか外国のアイドルも居るんだからちょっと考える必要がある」

P「次に俺が確信した。ありすには絶対似合うかなって」

P「当然水着が似合うのはプールか海かだが」

P「この季節で海は無理、海外に向かうのも無理、だからプールで水着だ。良いか?」

ありす「はい(選んでくれた私に似合う水着……えへへ)」

~温水プール~

ありす「……」ブルブル

P「どうしたありす、寒いのか?」

ありす「どういう事なんですかっ……こ、こんな水着……!」

P「いやー、ここが室内じゃなかったら考えられない服装だな」

ありす「……帰ります。もうドタキャンします。埋め合わせ頑張ってくださ」

P「でも似合ってるぞ。背伸びした感があって可愛い」

ありす「……」

P「まぁ無理強いはしないぞ。さて、藍子は空いてたかな……」ポパピプ

ありす「し、仕方無いですね……やりますよっ……帰りたいですけどっ……」

P「そーかそーか。だったら最初は>>18しながらインタビューして貰う」

>>15
×インタビューして

○インタビューを受けて

Pに膝抱っこされながら

P「よいしょっと」ギュッ

ありす「ひゃぁぁっ!?プ、プロデューサ、何ですかっ……!」

P「カメラお願いしまーす」

カメラマン「ういーす」●録画開始

ありす「あ、あううぅ……」カァァァ

インタビュアー『……はい、じゃあ先ずは名前と年齢を聞かせて貰えるかな?』

ありす「たたた、橘ありすですっ…じじ、十二歳ですっ……」

P(この初々しさがファン達の希望になってくれたら良いよなぁ)

インタビュアー『それじゃあ最初の質問だけど…>>22

>>21

ありす「は、初めてで……緊張してますっ……!」

インタビュアー『普段はクールだって噂だけど……(苦笑)』

ありす「だ、だって、その、服が、近くて、あううぅぅ……」プシュー

インタビュアー『あらら、まだ緊張が強いみたいだね』

P(落ち着けありす、いつものリズムだ、くるみをガチ泣きさせた時を思い出せ)ボソボソ

ありす(あ、あの時本当大変な事になったじゃないですかっ)

インタビュアー『それじゃあ二つ目の質問だけど…>>28

肌が白くて綺麗だね、運動とかしていないの?

ありす「きれっ……運動……は、してないです……(きれいって言われちゃった……)」プシュー

インタビュアー『じゃあいつもは家の中にいるの?』

ありす「えぇっと…はい…タブレットで有益な情報を集めたりゲームしたりしてます……」プシュー

インタビュアー『なるほど、インドア派なんだね?』

ありす「そうなります……」プシュー

P(よしよし、かなり恥ずかしそうなのはともかく質疑応答は出来てきたな)

ありす(きれいって言われた水着が恥ずかしいプロデューサーが膝があぁぁぁ……)プシュシュー

インタビュアー『もっと力抜いて(笑)じゃあ次の質問だけど……>>33

>>31

ありす「~~~っ」カァァァ

P「ありす、答えたくない質問は断っても良いぞ」

ありす「あの、その、あのっ……」

インタビュアー『だけど、答える時は素直な気持ちを答えて欲しいかな』

ありす「~~っ……え、とっ……」ブルブル

P「いけるか?」

ありす「……あ、暖かくてきもちいですっ!」

P「よーし、良く言えたぞありす」ナデナデ

ありす「」プシュー

インタビュアー『苦笑』

P(この素直な答え、ファンも大喜びだろうなぁ……)

インタビュアー『これが最後の質問かな?>>37

ファンのみんなに伝えたいことはある?

ありす「っい、いつも私を応援してくれてありがとうございますっ!」

ありす「これからも頑張りますのでっ、ど、どうか見守ってて下さい!」

インタビュアー『はい、気持ちのこもった回答ありがとうございました!』

P(ファンへの気配りも完璧、流石ありすだ)パッ

ありす「えっ……?」

P「一応インタビューしてる間って決めてたからな」

ありす「……」ショボン

P「落ち込んでる暇は無いぞ。次は>>44をする」

>>42

P「もっと密着してもらう」

ありす「」

P「ありすのファンサービスもあってだな、頼めるか?」

ありす「な、なななん、何をする気でっ……!」

P「だから密着だよ……駄目か?」

ありす「そそ、それは、そのっ……良いですけど……」

P「助かるぞありす…それじゃあして貰おうか……」

ありす「っ……」ギュッ

P「……私生活についての密着を」

ありす「え?」

~橘家ありす部屋~

P「おー、結構整ってるな、関心関心」

ありす「毎日掃除しないと埃がたまるって載ってましたから」

P「ゲームもちゃんと本体とソフト合わせてきっちりしまわれてるなー」

ありす「今時はソフト専用のケースも売ってます、買った時のケースをそのままにするのは情報弱者ですよ」

P「さて、案外大丈夫そうだなありす」

ありす「ありすって呼ばないで下さい」

P「分かったよ橘」

ありす「えっ」

P「さて、この小奇麗な部屋でお前には>>49を見せてもらう」

とびきりの笑顔

ありす「ふふふ……」ニコニコ

ありす「……ネットのまとめサイトでまた吹いたコピペって…ぶはっ……」ニコニコ

ありす「……コメント欄が荒れてますね。『黙ってて下さい』と……」

P(日常で自然に笑っている光景、これはいけるな……)

ありす「……ぷふうぅっ!」

ありす「……何ですかこのコメント……『ピヨピヨうるさいし嫌なら見ないで下さい』と…」

P「そろそろ良いだろありす」

ありす「……あ、このサイトのこれって中々」

P「後で見るからURL送っててくれ。次は>>53だな」

苺をほおばる

ありす「ほわぁぁぁぁ……」パァァッ

P「タイト農家が直々に手掛けた最高級品、くろさき苺だ」

ありす「ぷ、プロデューサー…良いんですか。本当に?本当に?」

P「ああ、がぶっと行っちゃってくれ」

ありす「で、ではっ…………」ヒョイッ

P(いざや大粒の苺を、ヘタを摘まむように取り)ゴクリ

ありす「あぁー……」

P(きらきらと輝いた瞳をゆっくりと閉じながら、大きく開いた口と苺の距離を徐々に詰めて…!)

ありす「むっ…!」モグッ

P(行ったぁー!)

ありす「……んんんんんっ」ブルッ

P(悶えたぁー!)

ありす「……美味しいぃぃぃっ!」ペカー

P(輝いたぁぁぁぁぁ!ありがとうタイトししょ…農家さんっ!)

P「次は>>56だっ!」

>>52

ありす「……」ドキドキドキドキ

P「……どうしたありす、眠らないとだめだぞー」

ありす「……だ、だってプロデューサー……近いですよっ……」

P「だって添い寝だからなー。いやー俺はもう眠…ぐぅ」

ありす「……っ……」

ありす「……眠れる訳無いじゃないですか……」

P「ぐーぐー」スヤスヤ

ありす「こんなに近いのに……もう、全く……」

P「ぐぅぐぅ…ありすー……」

ありす「…………」

――――――――――――――――――

P『今日からお前を担当する事になったPだ、よろしくなありす』

ありす『下の名前で呼ばないで貰えます?』

P『なっ……』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

P『ありす、喜べ!サイエンス番組に出演が決まったぞ!』

ありす『どんな実験が有るか名前だけ教えて下さい。後は自分で調べます』

P『お、おう……』

――――――――――――――――――

ありす(……昔は苦労掛けてたな……)

――――――――――――――――――

ありす『…………』

P『ありす、これがお前の初舞台だ』

ありす『……下の名前で、呼ばないで下さい……ここまで来れるなんて……』

P『お前の力で此処まで来れたんだ……そろそろ自分の名前に胸を張って良いんじゃないか?』

ありす『えっ……』

――――――――――――――――――

ありす(あの頃から、名前が恥ずかしくなくなって……)ウツラウツラ

――――――――――――――――――

P『やったぞありす!いよいよ大舞台に立てるぞ!』

ありす『……う、嘘じゃないですよね!?本当なんですよね!?』

P『あぁ!本当だとも!嘘だったらウサミン星から歴史の教科書を持って来てやる!』

ありす『やっ…やったぁーっ!』ピョンピョン

P『おめでとう!おめでとうありす!』

――――――――――――――――――

ありす「……プロデューサー」

ありす「……いつもありがとう、ございま……」

ありす「…………」スヤスヤ

ありす「……んんぅ……」スースー

P「……さて、俺は言ったよな、インパクト重視で行くと」

P「だから水着着せてプールに行かせたが、今はお前の部屋でイチゴ頬張らせて添い寝してる」

P「そんなの…インパクトが足りないじゃないか」

P「それに以前咎められるべき発言をしている」

P「頑張って幸子がブラックマンバから逃げているVTR最中」

P「『大袈裟なリアクションだけで受けるって……』って鈴帆や笑美に言っていたらしいな」

P「身を持って実証して貰おうじゃないか」

P「このイメージビデオ最後を飾る寝起きドッキリ、>>61で!」

起きたら765プロにいる

ありす「…ん…んぅぅ……?」ムクリ

春香「おはようありすちゃん!クッキー食べる?」ニコニコ

ありす「ありすじゃなくて橘ですよ……」ボー

律子「最近疲れてるみたいね、無理してない?」

ありす「いいえ、昨日休みでしたから夜更かししてて……」

やよい「夜は寝ないと早起き出来ないし大きくもなれませんよ!」

ありす「うぅ…分かってるんですけど……あれ?」

真美「どったのダディ?」

亜美「まーだネボけちゃってるのかな→?」

ありす「いえ、そんな事は無いですけ……」

貴音「ありす、まるで狐に化かされた様な顔ですが」

ありす「あ、あれぇっ!?ちょ、ちょっと待って下さいっ!」

千早「…………はい、ちょっと待ったわよ。どうしたの?」

ありす「いえそういう事じゃなくてっ…え?あれぇっ!」

あずさ「落ち着きましょうありすちゃん、深呼吸して落ち着きましょー」

ありす「あ、そうですねっ……すぅーっ」

真「コォォォォォッ!」

ありす「きゃあぁっ!?」

雪歩「真ちゃん、その呼吸法はちょっと辛いんじゃ…」

ありす「で、ですからっ!何でここに居るんですかっ!」

美希「だってココ、765プロだよ?ミキ達の事務所だからココに居るの」

ありす「だから!何で私がこんな所にっ!」

伊織「こんな所ゆーな!」

ありす「ひぃっ!ご、ごめんなさいっ!」

ドドドドドドドドドドドド.............

ありす「こ、今度は何の音でっ」

ドガァァァァァンッ!

ワニ子「ぎゃおー」

ありす「」

響「ドッキリ、大成功だぞー!」

小鳥「YES!」●REC

こうして出来上がった橘ありすイメージビデオ、タイトル「>>67」は……

コンマ00~19 トントン
コンマ20~39 大売れ
コンマ40~59 コケた
コンマ60~79 売れた
コンマ80~99 大コケ

インパクトどころじゃなかった

タイトル「インパクトどころじゃなかった」は…売れた!
タイトル通りにインパクトという言葉すら生ぬるい展開!ありすのブラジル水着!

加えて765プロダクション総掛かりでのドッキリが高く評価された!

P「人気が増えるよ!やったねありす!」

ありす「橘です!それからやめてくださいっ!」

終わり

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