モバP「俺の従妹と先輩と担当アイドル達が修羅場すぎる!」(161)

ミンミンミンミン

モバP(以下P)「あー・・・あっつ…」

P「なんでこんな日にスカウトになんか出なきゃいけないんだ・・・」

P「あれもこれもちひろさんのせいだ」

P「ファッキューチッh」オコタコ-タツオーケツープニプニ

P「・・・」スッ カチャッ【着信 大天使ちひろ】

P「」

P「・・・」ダラダラ

P「ど、どこか涼める所に行こうそうしよう」パタン

――――――
――――
――

テクテク

P「…ん?あそこの建物…」

P「やけに小さい子が出入りしてるけど…あっ」

ホワンホワン
ちひろ「今日は近所で小学生対象の職業体験のイベントがあってるみたいですよPさん!」ニコニコ

P「はぁ…そうなんですか」

ちひろ「…」ニコニコ

P「え、えーっと」

ちひろ「…」

P「アイドルの職業体験してる子もいるかもしれませんね!スカウト行ってきます!」

ちひろ「はい♪いってらっしゃーい♪」
ホワンホワン

何か前書いたものある?

P「…俺がこんな目に合っている元凶じゃないか」

P「行くべきだろうがスーツだと確実に浮くなぁ…」

P「…涼しそうだなぁ」

P「何か成果を上げなければ事務所に帰れないのも事実…」

P「よし!いくか!」

――――――
――――
――

キャーキャーワイワイ

P「おぉ…見事に小さい子ばかりだ…」

P「しかしこうも多いと落ち着いて原石を探せな…っ!ちょ、ちょっとそこのお嬢さん!」

>>4
ないよ

?「ん?なにかなー?」クルリ

P「俺、いや私はこういうものでして!一目見た瞬間お嬢さんにキラリとひかるものを…げっ」

P「…」

?「…んふー」ニヤリ

?「…んー?私に光るものを…何かなぁ?」

P「いや…だから…感じるなぁと」

?「お兄さんは私に何を感じたのかなぁ?お嬢さんに分かるように説明して♪」

P「…相変わらずお綺麗ですね…早苗先輩」

早苗「相変わらずお上手だねぇ後輩くん?」

http://i.imgur.com/Q2johYc.jpg
http://i.imgur.com/jjqjr7d.jpg
千川ちひろ(?)

http://i.imgur.com/n56yLxY.jpg
http://i.imgur.com/4AyG6B4.jpg
片桐早苗(28)

――――――
――――
――

ガチャ

P「…ただいま帰りました」

ちひろ「あ、おかえりなさいPさ…ッ!?」

雪美「P…おかえり…」

仁奈「おせーでごぜーますよ!P!」

薫「せんせぇお帰りー!…あれ?せんせぇ、おとなりのお巡りさんはだぁれ?」

P「紹介するよ、この人は新しいアイドル候補生の片桐早苗さん」ギチギチ

早苗「アイドル候補生候補だよ?P君」ギチギチ

雪美「P…腕組み…仲良し…?」

P「ははは…これは組んでるんじゃなくてキメられてるんだ雪美…」

早苗「小さい子に妙なこと教えない♪」グリッ

P「ッ…ち、ちひろさん、お茶をお願いします」

ちひろ「そうですね、わが社はクリーンです」

P「ちひろさん?」

ちひろ「…!あ、はいグリーンディーですね!少々お待ちを!」カチャカチャ

P「ちょっと応接室使うからお前たちはここで遊んでいてくれよー?」

ハーイ!

――――――
――――
――

ちひろ「お待たせしました。グリーンティーとお茶うけにハーゲ○ダッツグリーンティー味をどうぞ!」コトッ

早苗「アイスはお茶うけになるのかなぁ」

ちひろ「外は暑かったでしょう!どうぞ!クリーンティーとクリーンティー味をどうぞ!」

ちひろ「あ♪クリーンじゃなくてグリーンだった♪失敗失敗♪」テヘペロ

早苗「やけにグリーンを押すね?それともクリーンかな?まぁ戴くよ」

ちひろ(…あなたはなんて人を連れ帰ってくるんですかPさん!)

P(…ちょっとやむを得ない理由がありまして…)

P(いや、それよりも俺の携帯の設定がちょっと変わった気がするんですけどちひろさん…何も知りませんよね?ね?)

ちひろ(ああ、なぜか私の番号が畜生だなんて誰の事だか分らない登録のされ方だったんで分かりやすいように変えておきました)ニコニコ

P(あ、あはは…ちひろさんでしたかぁ。まったくちひろさんはやさしいなぁ!天使!女神!ちひろ!)ダラダラ

ちひろ(うふふっ、そんな天使と女神に失礼ですよ♪Pさん)ニコッ

P(…スタドリとエナドリ1ダースずつください)

ちひろ(はい、毎度あり♪)

早苗「P君たちはなにを百面相してるのかな?」

P「いやぁ…ちょっとプロデューサーにはプライバシーも何もないなぁと」

ちひろ「」ニコッ

P(…1ダースずつ追加でお願いします)

ちひろ(はい♪)

早苗「…まぁ、とりあえずお話しようか?」

P「そ、そうですね。じゃあまず何から…」

早苗「やっぱりあれから聞きたいなぁ」

早苗「君が1年前いきなり…警察をやめた理由」

ちひろ「!?」

P「…そういえばちひろさんには俺が前何してたか話してませんでしたね」

ちひろ「え、えぇ…まぁ…」

ちひろ「え、えとPさんは何故け、警察をやめてプロデューサーに?」

P「…早苗先輩はうちのプロダクションの事は知ってますか?」

早苗「んー、名前と所属アイドルを一人だけ知ってるかな?双葉杏って子」

P「それなら話は早いです。その双葉杏は俺の従妹です」

早苗「…ふーん?そういえば君はその子に少し似てるかな?」

早苗「ぐうたらな所とかねぇ」

P「…」

ちひろ「…?」

ちひろ「片桐さん、Pさんはとても働き者で…」

ちひろ「それはもう社畜の鏡と言っていいくらいの…ふふっ」ボソッ

早苗「そうかな?うちにいた時は…」

P「ま、まぁ続けます」

P「ここからは昔話になるんですが」

P「実は俺の両親は早くに事故で亡くなりまして」

P「その時一人遺された俺を引き取ってくれたのが双葉家でした」

二人「「…」」

P「あっ、亡くなったって言ってもほんとに早いもので、俺が4歳になる頃でした」

P「そんなに深刻な顔しないでください」

P「そして俺を引き取った双葉家は」

P「その頃子宝に恵まれなかったようで」

P「姉夫婦の忘れ形見である俺を実の子供のように育ててくれました」

ちひろ「…そしてその後に生まれたのが杏ちゃんですか?」

杏「ちひろさん呼んだー?」ガチャ

P「あ、杏!?お前マストレさんとレッスンじゃ…」

杏「今日は仕上げのテストだよ?そんなの一発で終わらせてきたよ」トテトテ

杏「あー…プロデューサー…んーもう兄貴でいいや。兄貴、膝空けてー」

杏「よいしょっと」ポスッ

P「お、お前外ではプロデューサーって呼べって」

杏「もういいでしょ?どうせ今話してたんだし」

P「…お前今の話外で聞いてたのか?」

杏「そんなわけないじゃん。杏は一刻も早く兄貴の上でごろごろしたいってのに」

杏「大体雰囲気で分かったよ。そんなの」

http://i.imgur.com/GxYfIa1.jpg
http://i.imgur.com/oyTfFDj.jpg
佐城雪美(10)

http://i.imgur.com/sNx9kGg.jpg
http://i.imgur.com/hs7TIX8.jpg
市原仁奈(9)

http://i.imgur.com/rsGXMkY.jpg
http://i.imgur.com/QRRMhwi.jpg
龍崎薫(9)

http://i.imgur.com/cvRB6Dz.jpg
http://i.imgur.com/tuNcjDA.jpg
双葉杏(17)

杏「そんなことより…飴ちょーだい♪」

P「はぁ…」

P「全くこの高性能妖怪飴くれは…」ゴソゴソ

P「ほら、アーンしろアーン」

杏「ン♪」アーン

イチャイチャ

早苗「あっという間に蚊帳の外だねぇ」

ちひろ「そうですねぇ…ずいぶん危ない絵ですけど」

ちひろ「警察として取り締まらなくていいんですか?」

早苗「義兄妹の仲を取り締まれる法律はないからねぇ…」

早苗「しかし妬いちゃうなぁ」ボソッ

――――――
――――
――

杏「ンー」コロコロ

杏「…兄貴、続き話さないの?」

P「…ああ、そうだったな」ナデナデ

P「ちひろさんが言った通り、俺が9歳の時に杏が生まれました」

P「不思議に思いましたよ。ただの従妹が本当の妹みたいに感じましたから」

P「もちろん叔母夫婦も変わらずに可愛がってくれましたよ」

杏「兄貴、手止まってる」

P「おう、すまん」ナデナデ

早苗「やっぱシメちゃっていいのかなぁ」ボソッ

P「ちょっ、勘弁してくださいよ」

早苗「…難聴は治ったみたいだけど鈍感は相変わらずかな?」

P「はい?何のことですか?」

早苗「もーいーよっ」

早苗「それで?そっからどう警察を辞めた理由につながっていくわけ?」

P「?…ああ、それはですね…」

P「…お二人は杏にどういうイメージを持ってますか?」

二人「「ニート」」

杏「今更聞くこと?それ」

P「…まぁ」

P「昔に戻りますが、杏は小さいころからその片鱗を見せていまして」

P「小学校の頃は何かにつけて学校を休んだりしてました」

P「俺が風邪ひいたときなんかも看病するとか言って学校を休みましたけど」

P「やってくれたことって言ったら定期的にのど飴を口に放りこんでくれただけでしたねぇ」シミジミ

杏「あーあれは兄貴が心配で心配でー」

杏「他の看病はお母さんがやってくれるから杏は兄貴の喉を重点的に看病したのだ」ドヤァ

杏「…あ、兄貴飴なくなった」アーン

P「ほれ」ポイ

杏「んふー♪」コロコロ

P「…どこまで話しましたっけ」

ちひろ「杏ちゃんは変わらないってとこまでですね」

P「変わらないって…」

P「確かに性格や身長なんかは小学生の時から変わらないですけど」

P「…こないだ、杏が体重ちょっと増えたって騒いでまして」

杏「ちょっ、兄貴っ」

P「試しに俺が持ち上げてみたら胸に中学生の頃にはなかったふくらみが」ギチッ

早苗「やっぱシメる♪」

P「いつの間に後ろ…に…」

P「」

杏「警察の前でそんな話したらそうなるって…」

杏「恥ずかしーなーもう…」

ちひろ「っていうか持ち上げるときは高い高いなんですね…」

P「」ムクリ

ちひろ「!?」

ちひろ「復活早くないですか!?今完全に堕ちてましたよね!?」

P「ええ、まあシメられなれてますんで」

早苗「あの頃が懐かしいねー?P君」ニコッ

P「目が笑ってませんよ早苗先輩」

P「…今言った通り杏は中学生までは特に変わりなく過ごしていたんですが」

P「高校に上がる前、俺が警察の試験に合格して上京する事が決まった時」

P「杏が高校には行かないと言いだして」

P「俺はいつもの事だと思って杏を放って上京しました」

P「そして去年の盆に久々に里帰りしてみたら…」

杏「高校に入りもせず自堕落生活を送る双葉杏がそこに存在したのであった…」

P「自分で言うな」ポコ

杏「あいてっ」

P「全くお前は…」

P「こいつ、これでも地元で有名な進学校に合格が決まってたんですよ」

早苗「ふむ。それはそれとして…」

早苗「なんで杏ちゃんはP君の上京が決まったら高校に行かないだなんて言い出したのかな?」

杏「…杏はね、大学に行けば23まで働かなくて済むと思ってたんだ」

杏「だから進学校に行って、旧帝あたりに入って、兄貴に養われながら二人で暮らそうと思ったんだ」

杏「学歴ってあったらなにかと便利でしょ?」

早苗「旧帝あたりって…簡単に言うね、このお嬢ちゃんは」

P「こいつは将来楽するための努力は欠かさなかったんですよ…」

杏「まぁね。…大学を卒業した後も、シスコンの兄貴だったら杏を養ってくれると思ってた」

杏「杏が働かなくていい環境を作ってくれると思ってたんだー」

杏「でも兄貴が上京するって聞いて…」

杏「兄貴は、杏の事、考えてくれてなかったんだなーって思って…」ウルウル

ちひろ「!?…あ、杏ちゃんこのハンカt」

P「お前の事って、ただの我儘だろうが」ポコッ

P「あと嘘泣きやめろ」

杏「てへっ☆」

二人「「…」」

P「こんな奴ですから、俺が帰ってきても」

P『あ、兄貴帰ってきたんだー。飴無い?飴』

P「こんな感じで唖然としましたね…」

杏「半分は兄貴のせいだよ」コロコロ

P「責任押しつけんなよ」ナデナデ

P「そして叔母さんにあの子の働き口を探してくれって頼みこまれて」

P「叔母さん達には育てて貰った恩がありますし、杏の仕事を探そうと思ったんですが」

P「中卒17歳の女の子がつける仕事なんて限られてるでしょう?」

P「それにこいつには俺がついてないと駄目そうですし」

P「だから俺はすぐにこいつを連れて上京して、アイドルにして、俺がプロデュースをするという最善の策を取ったわけです」

早苗「なんでそこに着地するのかな…」

杏「杏が可愛かったからじゃない?」キャピッ

P「お前が『印税生活っていいよね』って言ってたからだろ」ペシペシ

杏「そんな事もあったねー」

杏「いまとなっちゃスタドリ生活だけど」

P「お前はうちの稼ぎ頭だからな。まだ働いて貰わないとな」ナデナデ

早苗「…いいなぁ」ボソッ

P「え?なんだって?」

早苗「…ッ!…難聴が再発したんじゃない?病院に言ったらどうかな?」

P「今は忙しくてそんな暇ないですよ」

早苗「…それで?どうやってアイドル事務所なんて起こしたのかな?」

早苗「さすがにあの安月給で会社なんて起こせないと思うけどね」

P「ああ、それはこのちひろさんに資金繰りを手伝って貰いまして」

P「その見返りに俺は馬車馬の如く…」

ちひろ「」ニッコリ

P「ナンデモナイデス」

ちひろ「私は困っている人がいたので助けただけです」ニッコリ

早苗「そ、そうなんだー」

早苗(…この人はちょっと一筋縄じゃいかないかなー)

早苗「じゃ、じゃああの事務所にいた子達はどうしたのかな?オーディションかなんかで選んだのかな?」

P「ああ、あの子達は全員俺がスカウトしてきました」

早苗「へぇー…そうなんだ…」

早苗「じゃあ随分と小さい子ばかりなのはP君の趣味かな?」ニコッ

P「」

P「い、いえいえいえ、ちゃんと高校生以上のアイドルもいますよ?」

P「や、やだなー早苗先輩」ダラダラ

早苗「ふーん…?」

杏「あ」

杏「大人のアイドルと言えば若葉さんとユッキがまた事務所で野球見ながら酒盛りしてるよ」

P「!?ま、またかあいつら!」ダッ

ガチャ

早苗「随分急いでるねー?私もP君のタイプ…じゃなくてスカウトした逸材を確認しようかなー」タタッ

杏「…ちひろさん」

ちひろ「…なぁに?杏ちゃん」

杏「絶対勘違いされるよね」

ちひろ「そうねぇ…はぁ」

――――――
――――
――

友紀「いっよーし!キャッツの勝利を願ってー…かんっぱーい!」

若葉「かんぱ~い♪」

ガチャ

P「友紀!若葉さん!な・ん・で毎度毎度子供達がいる事務所で酒盛りなんてしてるんだ!」

友紀「お?プロデューサー居たんだ!一緒に飲みたいならそういえばいいのにー♪」

若葉「恥ずかしがり屋さんですね~」

P「っていうかもう酔ってないかお前ら!?」

友紀「さっきのが6回目の乾杯だからね♪」

若葉「乾杯する度にお酒はおいしくなるんですよ~」

P「どんだけ前からやってるんですか!?」

若葉「杏ちゃんが帰ってくるちょっと前でしたから~」

友紀「一時間くらい前だねっ!」

P「ああもう!そんな事どうでもいいから!子供たちも居るんだから余所で…」

『そこのお嬢さん達!未成年の飲酒は犯罪よ!』

早苗「補導するわよ!」

P「あ、ちょっ、早苗先輩、こいつらは…」

友紀「お?お嬢ちゃん警察ごっこー?」

友紀「かわいいねぇ…」

友紀「って胸でかっ!?」

若葉「お姉さんの色気も負けてませんよ~」

早苗「ああもう!いいから学校と名前!親にも報告するから!」

P「先輩!こいつら未成年じゃないです!」

早苗「は?どう高く見積もっても中学校3年生くらいの…」

友紀「あ、これ運転免許証ね♪」

若葉「私もありますよ~」

早苗「い、いやでもこれは…」

友紀「ってかこれごっこ?遊びじゃないの?」

早苗「現職の警察官よ!」

友紀「え!?まじ!?警察苦手なんだよねー」

友紀「なんど未成年がどうとかで何度ドーム帰りに逮捕…ってか補導されかけたか」

若葉「お姉さんは初めてですね~」

友紀「って言うかこんなにちっちゃくても警察になれるの?」

早苗「…何言ってるの?あなたも十分ちっちゃいでしょ」

友紀「はっはっはー…これがそうでもないんだなぁ」

友紀「なんとあたしの身長は161cm!ロリだなんて言わせないよ!」

早苗「…150もないように見えるけど」

友紀「えっ?嘘、あたし縮んだ?」

若葉「いえ~…友紀ちゃんは服を着ると小さく見えちゃうんですよね~」

友紀「ホント?着やせするんじゃなくて着縮みするタイプだったの?あたし」

友紀「んー…これはプロフィール更新しないとなー」

友紀「どう?プロデューサー、裸で身体測定しない?」ピラッ

P「ふざけてる場合かっ」コツン

友紀「あいてっ」

早苗「…免許証、本物みたいね」

P「先輩、さっき大人のアイドルもいるって言ったでしょ?それがこいつらです」

警察になれるってなんだよ…

友紀「どうも!初めまして!未来のキャッツ応援団団長!ユッキこと姫川友紀です☆」

若葉「初めまして~…えっと~…あ、未来のPさんの奥さんの日下部若葉です~」

友紀「あ!あたしはPさんと夫婦二人で応援団団長するから!」

ワイノワイノ

早苗「…随分好かれてるみたいだね?」

P「からかわれてるだけですよ」

ガチャ

?「ただいま戻りました!押忍!」

P「あ、お帰り有香」

有香「Pさん!お疲れ様です!…こちらの方は?」

P「ああ、昔の知り合い、警察官の片桐早苗さんだ」

早苗「よろしくねー」

有香「よろしくお願いします!押忍!」

早苗「随分気合の入ってる子だね。何か武道をやってるのかな?」

早苗「…んー、そうだね。この筋肉のつき方だと空手あたりかな?」サワサワ

有香「え?あ、はい!子供の頃から空手をやってます!」

早苗「ん?子供の頃からって…」

早苗「え、えっと何か大会にでたりしてる?ジュニアとか」

有香「はい!今年のインターハイで優勝しました!」

早苗「は?」

有香「え?」

早苗「…P君、この子いくつ?」

P「…18歳です」

早苗「…大人のアイドルだよね?」

早苗「なんかさっきから幼い顔立ちの子ばかり…」

P「」ビクッ

早苗「警官の時より働き者なのもP君次第でいくらでもロリを増やせるから…?」

P「」ギクッ

P「あ、ああ!そうだ!有香!この人に空手の手解きを受けたらどうだ!?」

有香「え、あの」

P「ねっ!いいですよね!?早苗先輩!?」

早苗「…怪しいなぁ」

早苗「…いいよ。有香ちゃん、何か聞きたいことある?」

有香「え?あ、は、はい」

自分で書いててなんだけどこのPもう駄目だな

有香「え、えと片桐さんはなんの武道をしていたんですか?」

早苗「んーそうだね柔道剣道空手…一通りしてるねっ」

早苗「ちなみに全部有段だよっ♪」

P「そういえば警察内の柔道大会でも優勝してましたね…」

有香「す、すごいです!」

早苗「へへー、そうかなー?」

有香「あ、あの!もしかして12年前インハイでオール1本勝ちで優勝した片桐って…!」

早苗「あ、それ私だね」

有香「!!すごいです!本物にあえるなんて・・・!」

有香「私!その時の映像見て!空手もっと頑張ろうと思って!」

有香「憧れだったんです!」

早苗「いやいや、照れるなー」

有香「…でも、なんで次の年からは出なかったんですか…?」

早苗「…あー、それはねー」

早苗「3つの武道掛け持ちしてたらさ、そりゃどの師匠からも結果を出してほしいって言われるわけよ」

早苗「道場の威信とかあるからね」

早苗「それで高校では1年毎に部活かえて、高2の時は剣道、高3の時は柔道でインハイ出てたの」

早苗「有香ちゃんの期待には答えられなかったかなー?ごめんね」

有香「そ、そんな…事情があったなら良かったです!もしかして怪我しちゃったんじゃないかって心配で…」

早苗「んー、そっか、ファンの子には悪いことしちゃったねー」

早苗「…でも、人に応援されるっていい気分だねー」

早苗「お姉さんもアイドルになっちゃおっかなー?誰かさんにスカウトされたし♪」

P「い、いやあれは手違いで…」

早苗「っていうかなる♪お母さんにも結婚せっつかれてるんだよねー」

P「は?アイドルなんかになったら逆に結婚できないんじゃ」

早苗「はいはい鈍感鈍感」

早苗「じゃ、有香ちゃん今日からよろしくー♪」

有香「え、あの…」

杏「早苗さんじゃ無理じゃない?」ヒョッコリ

P「杏?お前いつから」

早苗「お?杏ちゃん、その心は?」

杏「見て分かるでしょ。うちの事務所の方針…ってか兄貴の趣味」

早苗「…」

>>76
警察とか自衛隊は身長制限があって小さすぎると入れない

>>96
そういうことじゃなくて警察になれる→警察官になれる

ちなみに武道で好成績おさめてると身長足りなくてもなれる場合がある。らしい

友紀「ギャーギャー」ロリペターン

若葉「ワイワイ」ロリペターン

有香「杏ちゃん今兄貴って…?」ロリペターン

P「あ、その辺あとで説明するわ」

ロリ達「キャッキャッ」ロリリーン

杏「兄貴が唯のロリコンなら良かった…」

杏「だが!兄貴がスカウトしてきた娘の中に!ロリ巨乳などいない!」

杏「よって兄貴の好みとは!ロリ!貧乳!妹!」

早苗「妹は関係なくないかな?」

杏「えー?杏の事好きだよね?お兄ちゃんっ」キャルン

P「」ドキッ

杏「ご覧の通り」ドヤァ

早苗「そっかー…じゃあシメないと♪」ギリッ

P「」

P「ちょっ、俺巨乳も好きですから!ロリ巨乳とか大好きですから!」

早苗「語るに落ちたね!危険思想は取り締まらないと♪」ジリジリ

P「え、あ、違います!合法!合法ロリ巨乳!」

早苗「思想に合法も糞もないってね♪」ジリジリ

P「す、好きなのは大人ですから!」

P「早苗先輩とか!ドストライクですからー!!!!」

からー…

カラー・・

友紀「…今、聞き捨てならない言葉が聞こえたね」ニョキ

若葉「お姉さんの色気が足りませんでしたか~?」ニョキ

仁奈「Pはお巡りさんが好きでいやがりましたか?」ニョキ

薫「えー?せんせぇ、おっぱい大きい人が好きだったの?」ニョキ

雪美「…P…繋がるのは…私…」ニョキ

ちひろ(私は対象外ですねぇ…)ホロリ

早苗「ちょぉ…まっ…//」

早苗「し、シメる!!」

早苗「…ってあれ?」

P「」

杏「兄貴ならあまりの恥ずかしさで気絶してるよ」

杏「警察官時代からの想い人に勢いだけで告白したらそうなるよねぇ」

早苗「…え?」

杏「家でロリ巨乳の先輩だった人の話をずっと聞かされてたよ。早苗さんも大概鈍感だよね」

早苗「…あ、あの頃から脈あった!?」

杏「…兄貴に養われるのは杏だから」

杏「知ってる?従妹同士って結婚できるんだよ?」

早苗「…まぁP君の好みはお姉さんみたいだし?コブ付きだと思って杏ちゃんも一緒に養ってあげるよ♪」

友紀「ちょっと待った!」

若葉「お姉さん達を忘れて貰ったら~」

有香「こ、困るです!押忍!」

仁奈「Pは仁奈のパパでいやがります!」

薫「せんせぇは薫のせんせぇだよ!」

雪美「私…P…魂…繋がってる…離れても…ずっと…」

P「」ムクリ

P「…ふぅ」

P「…まったく」

モバP「俺の従妹と先輩と担当アイドル達が修羅場すぎる!」


おわり

~後日談っていうか2年後くらい~

早苗「P君、朝だよ。」

早苗「起きないとー…シ・メ・る☆」

P「…」

早苗「ふふっ」グリッ

P「イッ!?」

早苗「おっはよー♪P君」

P「…はは、やっぱり朝はシメられないとな」

P「おはよう。早苗」

早苗「もう朝ごはんできてるからねー」

早苗「早く下りてこないとまた朝ご飯無くなっちゃうかもねっ♪」トタトタトタ

P「…!今日は外回りだから朝食抜きはキツい…!」

P「お前らぁ!俺の分くらい残しておいてくれよぉ!」ドタドタ

――――――
――――
――

P「」ハァハァ

友紀「おっ?Pさんやっと起きたねーお先に頂いてるよん♪」

若葉「やっぱり早苗さんの料理はおいしいですね~」

有香「お、おはようございます//」

P「」ポカーン

有香「そ、その…この格好…ど、どうでしょうか!?」

P「い、いいんじゃないか?」

早苗「P君」

P「か、かわいいぞ!うん!」

有香「か、かわいいなんてそんな…//」

早苗「かわいいの一言も素直に言えないなんてねー」

友紀「あたしら全員おとして親も納得させてハーレムきづいちゃった人とは思えないね♪」

若葉「やっぱり朝はお味噌汁ですね~」

きづいちゃった→きずいちゃった

有香「そ、それでその…Pさん、お仕事が終わった後…」

P「わ、分かってるぞ。大事な日だもんな…」

有香「は、はい…//」

有香「その!待ってるので!お仕事がんばってください!押忍!」

P「有香、押忍がでちゃってるぞ」

有香「!…す、すいません」

P「謝ることなんてないからな?」

イチャイチャ

早苗「見事なイチャつきっぷりだねぇ」

早苗「有香ちゃんの二十歳の誕生日、かつ初体験の日かー」

友紀「あたしは18過ぎてるからしちゃってもいいって言ったのに早苗さんが成人してからって譲らないんだもんねー」

友紀「変なとこで堅いねー?早苗さん」

早苗「これでも元警察官だからね♪」

若葉「朝っぱらからなんて話してるんですか~ぷんぷん」

早苗「いやー、ごめんさいね」

早苗「あ、まずいあの子達も起こしてこないと」

友紀「小学校くらいなら遅刻しちゃってもいいんじゃない?」ケラケラ

早苗「友紀ちゃんはあの子達が杏ちゃんみたいになってもいいのかしらー?」

友紀「…そりゃ駄目だ」

若葉「あの子達の親も、よくPさんの家で預かる事を納得してくれましたよね~」

友紀「Pさんのあの説得力はなんなんだろうね」

早苗「現実にはありえないね。あれほとんど勢いで押してたし…よっと」トタトタ

オキナサーイ、アサヨー
…ハーイ

――――――
――――
――

薫「せんせぇ!おはよお!」

仁奈「P!今日も急いでいやがるですね!」

雪美「P…おはよう…膝…」ポスッ

薫「あー!雪美ちゃんズルはだめだよぉ!」

仁奈「うらやましいでやがります…」

雪美「…?…P…有香…顔…赤い……熱?」

P「い、いやちょっと大人の話をしててな…」

薫「あ!そうだ!有香お姉ちゃん!お誕生日おめでとぉ!」

仁奈「おお!有香おねーさんは誕生日でいやがりましたね!おめでとうでごぜーます!」

雪美「有香…おめでとう……風邪?」

有香「う、ううん!そうじゃないよ大丈夫!皆!ありがとうね」ナデナデ

薫「今日はみんなでパーティするんだよね!」

薫「薫たちも遅くまで起きてていいよね?」

仁奈「ケーキの気持ちになるですよ」

早苗「だーめ」

早苗「夜はオ・ト・ナの時間よ♪」

薫「えー」

雪美「早苗…私と…変わらない…」

早苗「そりゃあ身長こそそんなに変わらなくなったけどこればかりはねー」

薫「ブー、早苗お姉ちゃんのけちんぼー」

仁奈「仁奈はもう大人でいやがりますよ!」

早苗「おー?皆言うようになったなー」

早苗「皆もPさんみたいにシメちゃうぞー☆」

三人「キャー♪」

ドタドタ

友紀「平和だねぇ」

若葉「平和でいやがりますねぇ」

友紀「若葉ちゃん口調うつってない?」

――――――
――――
――

P「!やばっ!行ってくる!」

「「「いってらっしゃーい」」」

友紀「Pさんは大変だねぇ」

早苗「家では嫁達の尻に敷かれて会社ではちひろさんの尻に敷かれてるからねぇ」

若葉「ちひろさん、Pさんのせいで行き遅れたってぼやいてましたよ~」

友紀「ちひろさんならPさんも受け入れてくれると思うのになー♪」

早苗「まぁちひろさんも素直じゃないからねぇ」

若葉「あ、そういえば杏ちゃん起こしてませんでしたね~」

友紀「あの子は起こさない方が喜ぶと思うけどね♪」

早苗「そういうわけにもいかないでしょ」

早苗「うちの一番の稼ぎ頭なんだし」

早苗「仕事遅れて貰っちゃ困るわよ」

友紀「初めはあの子が養われる目的でPさんにハーレムつくらせたんだけどね♪」

若葉「Pさんがお前がトップアイドルになったら皆で養ってやる~なんて言って」

若葉「ホントにトップアイドルになっちゃいましたもんね~」

早苗「養われるためにはほんと全力だったわねー」

友紀「まぁ結局うちの収入の半分近くは杏ちゃんだもんね♪」

若葉「策士策に溺れる…でいやがりますね」

友紀「やっぱ口調うつってるって…」

若葉「そうですかね~」

早苗「んー…」ゴソゴソ

早苗「…よーし!飴準備OK!」

早苗「皆でうちのぐうたら姫を起こしにいきましょうか!」

「「「はーい♪」」」



後日談おわり



しかしリアルロリ達は将来育っちゃうんじゃ無かろうか


ファン達がアイドルの為に使った金が一人の男のアイドルハーレムの維持資金になるのか

>>152
モバマスのロリ勢で育っちゃうのは千枝ちゃんと妹ヶ﨑だけだから(震え声)

因みにアナベベとか珠ちゃんとか色々出したかったけどキャラ多すぎると口調混乱するからやめた

>>155
嫁達はアイドル辞めてそれぞれの職場で働いてる
杏だけはPの従妹って公表して怪しまれないようにしてアイドル活動してる
小学生達もアイドル業って後付け設定ね

>>156
http://i.imgur.com/OwmsXiy.jpg

こっちの千枝ちゃんも好き

>>158
ロリは育っても天使だった

今度はきの子とかレイナさまで書くかもしれない

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom