撫子「忍さんが行方不明?」 (10)

阿良々木「なにか知ってることがあれば教えて欲しいんだけどなにか知らないか?千石」

撫子「んぅ…ご、ごめんなさい暦お兄ちゃん、撫子なにも知らない…」

阿良々木「いや、謝らなくてもいいんだよ、千石」

撫子「で、でも忍さんのことでなにかわかったらすぐに暦お兄ちゃんに連絡するからっ」

阿良々木「ああ、そうして貰えると助かるよ」



阿良々木「あっ、言い忘れていたんだが…忍関連の事で、ある情報筋に依ると白い髪に赤い目をした中学生位の女の子と忍が歩いていたらしいのだがその点に付いては思い当たることはないか?」

撫子「…ごめんなさい」

阿良々木「いや、だから謝らなくていいんだよ千石、でもなにかわかったら連絡いつでも待ってるからな」

そういって暦お兄ちゃんは走って行方不明になった忍さんを探しに行きました

撫子「…暦お兄ちゃんのことは誰よりもどんな人よりも…好き」

撫子「…あんなことやこんなこと…暦お兄ちゃんと…したい」

撫子「…大好きな暦お兄ちゃんの一番近くでベッタリくっついてる…女の子なんて…憎たらしい」

撫子「だから、殺ス」

忍「ま、まったく…こ…こんな娘なんぞに不覚を取ることになろうとは…カカッ、儂も落ちぶれたものじゃのう」

撫子「うるさいんだよさっきから、少しは黙ってくれないかな?」

忍「うぐっ……」ザクっ!

撫子「ふふ、今すぐ殺してもいいんだけどそれじゃあ面白くないよね、私は長い間苦しんでるんだから…」

撫子「忍さんはその2倍以上は苦しんで貰わないと撫子困るよ、だから直ぐには殺さない」

撫子「殺シテあげナイ

忍「……ぁうぐ……」

撫子「ふふ、いいかんじに苦しんでるね忍さん、でも撫子の苦しみはそんなものじゃないよ?」

撫子「あっ!そーいえば気になってたんだけど吸血鬼には内臓ってあるのかな?」

撫子「撫子すっごくっすっごくっすっごく気になってたんだよねっ!」

撫子「よーし、開腹して確かめてみようっ!」

忍「…く、クソ……開腹…じゃと?エグいことを考えるのぅ…」

撫子「ふふ、すっごくっ楽しみだなぁ、さあてと先ずはサクッといきますか!」

忍「…あアガァ…イぎぃァあっ」

撫子「うわっ、一杯血が出てきたよっ!面白いー!」

撫子「これが肺で、これが腸でこれが膵臓だよねっ!

撫子「それでこのドックンドックンしてるのが心臓だよね、忍さん?」

忍「ぁ…ぁ…」プクプク

撫子「ふふ、すっごく苦しいんでるみたいで嘔吐しちゃってるよ、気持ち悪ーい!」

撫子「というか心臓ってすっごくおいしそうだよね、食べてみたいなー、ちょっとくらいならいいよね?」

忍「…」プクプク

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