マスター・トーマス「この世界は、リセットせねばならない!」(9)

俺は、かつて、マスター・アルバートに作られた、最初のロックマン
だが、あいつに散々利用された挙句、ロックマンモデルAに負け、
俺の魂は、モデルVの生贄となった・・・・・はずだった。
そのモデルAが、ウロボロスを倒し、俺の魂は、かつて10回世界を救った
英雄の体に入った。それからしばらくして、俺はこう叫ぶ。
「ロック・オン!モデルR!さぁ、このクズどもの戦いを、
終わらせようじゃないかぁ!」

???「ん、ここは・・・どこだ?俺は・・・何故、ここにいる?いや、
その前に・・・俺は、誰だ?」

少年「あっやっと目覚めたんだね!おーい、みんなー!ロック様が、
英雄、ロック様が目覚めたよーーー!」

町人1「なに、本当か?」

町人2「ロック様が、やっとお目覚めになられたのか?!」

少年「うん!ほら見て!」

???➡︎ロック「俺の名前はロックなのか?まあいい。ここはどこだ?」

町長「どうやら、長きに渡る封印で記憶を失ったようですのう。私達が
知っている限りのことを教えて差し上げよう。ロック殿は数百年前に、
ロックマンとして、正真正銘の初代ロックマンとして、悪の天才科学者、
Dr,ワイリーを、撃退した。我らの英雄なのです。あなたの事を、現代に
残そうとした、我らの先祖が、あなたの体と、精神をあの、特殊な石に収め、
代々我々が見守ってきたのです」

ロック「なるほど。よく分かった。感謝する」

町長「いえいえ。このくらいどうとでも。しかし、精神が体に入ったのなら、
あれはもう抜け殻も同然、あなたが持っていてくだされ。」

ロック?はロックの石をゲットした

町長「あの、ところでロック様」

ロック「なんだ?」

町長「はぁ、目覚めたばかりで申し訳ありませんが、ここのところイレギュラー
が町を襲ってくるのです」

町人3「町長!イレギュラーの襲撃です!」

町長「なに!ロック様。あの忌まわしきイレギュラーを倒してくだされ!
今回で町はおそらく滅びます!出来るだけ、町民の避難の時間を稼いでくだされ」

ロック「ちっ!わかったよ。さっさと逃げな」

イレギュラー「グギュオーー」

ロック「さて、どうしたもんか。勝手にロック様ロック様、わけがわからねぇ。
俺は、本当にロックなのか?」

???「君は、正確には、僕ではないね」

ロック「!?誰だ!」

モデルR「君の手の中。僕はライブメタル・モデルR。とりあえず、腕が
大砲になるのをイメージして!」

ロック「こ、こうか?うお!腕が、大砲になった!?まあいい、くらえ!」

モデルR「その調子!この先に、こいつらのボスがいるはずだ!倒しに行こう!」

ロック「なんだこいつ、大きさが桁違いだな。攻撃もきかねぇ。打つ手、無しだな」

モデルR「そうでもないよ。僕を掲げて、ロックオンって叫ぶんだ!街を守るには、
これしかない!君なら、できるはずだ!」

ロック「お前、何者だ?とにかくやるか!ロック!オーン!」

モデルR「適合者確認。R・O・C・Kシステム、起動開始!ロックマン・モデルR!」

ロック「何か、久しぶりの感覚だ。なんだ?この力は」

モデルR「君が、僕でロックオンすると、僕の力を使って、ロックマンになれるんだ!」

ロック「ロックマン・・・。よし!くらうがいぃ!ロックバスター!」

イレギュラー「グオォォォォ」

ロック「効いてる!」

モデルR「バスターをチャージするんだ!」

ロック「わかった。消えて無くなれぇ!チャージ・ショット!」

???「さすが、私たちをゲームに引き込んだ男。記憶を失ってもその力は健在か」

ロック「ん、誰だ」ガチャ

アトラス「私はアトラス。モデルF、炎のロックマンだ。また会おう。ロックマン・モデルR」

ロック「なんだったんだあいつ。それよりモデルR、お前のことを教えてくれないか?」

モデルR「うん。僕は、さっきの人も言ってたけど、そのボディの精神。もともと

モデルR「うん。僕は、さっきの人も言ってたけど、そのボディの精神。もともとは、
僕の体だったんだ。そして、未来に僕の力を残すため、その体と、この精神に
分けられたんだ。つまり、みんながロック様って言ってるのは、僕のことなんだ」

ロック「なるほどな」

モデルR「まぁ、でもこのままじゃ、何も出来なかったし、そのボディを使いなよ」

ロック「いいのか?」

モデルR「いいよ。別に。それより、町民の避難も終わったみたいだね。僕達も、でようか」

ロック「あ、ああ」

町長「いやはや、ありがとうございます。ロック様。まさかあの石でかつての
ロックマンの姿になるとは、あの石は一体なんなのでしょうな」

ロック「さぁな。俺は、旅に出ようと思う。自分を知るためにな・・・」

町長「世界も再び混乱の渦にのまれようとしている・・・ロック様、
頼みます」

モデルR「ねぇ、ロック。南の海岸に、僕と同じ、ライブメタルの気配がするんだ。
行ってみようよ!」

ロック「あ、ああ」
~南の海岸~
ロック「!これは!ライブメタルだ!」

???「お前、俺の声が聞こえるか?俺は、ライブメタル・モデルZ」

モデルR「モデルZは、紅き英雄をモデルにしたライブメタル、僕みたいに、
本人なわけじゃないよ」

モデルZ「聞こえていたら、俺を、エールという、ヒトのところに、連れて行ってくれ。
彼女と、約束がある。連れて行ってる間は、俺の力を貸そう」

ロック「分かった。その、エールって奴はどこにいるんだ?」

モデルZ「ガーディアンベースという、飛行船で、世界中を旅しているはずだ。
俺を探してな」

ロック「それじゃ、行くとするかぁ!」
ロックは、ライブメタル・モデルZを手に入れた ロックマン・モデルZになれるようになった!

???「やあ。見ていたよ。いい戦いぶりだった」

ロック「ん?誰だ?」

???「(やはり記憶を失っているか・・・これは好都合だな)」

モデルZ「!マスター・トーマス!」

トーマス「ん、君は、モデルZか。まあいい。ところで、そのライブメタルは?」

モデルR「モデルRと言います」

トーマス「そうだ。君の名前は?(どう答える?)」

ロック「ロック。そう呼ばれている」

トーマス「ところでロックくん。さっきの話は聞いていたが、エール君を
探しているみたいだね。君さえよければ、私に協力してくれないか?」

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