男「とにかく今晩のオカズが欲しい」(177)
男「……さて、今日も一日大変だったな」
男「よーし、今日も抜くか!」
男「どのオカズにしようかな~♪」
カチカチ
男「~♪」
カチカチ
男「……」
カチカチ
男「(どういう事だ……まるで勃たねぇ……)」
男「(ああでもそういえば最近色々なオカズ使って……色んなオナニー試したから……)」
男「(もう普通のオカズじゃピクリともしないっていうのか……?)」
男「(困ったな……)」
男「うーん……」
カチカチ
男「(ふと思えば……どれも微妙なんだよな)」
男「(キャラや絵が好きなのに、ストーリーがいまいちだったり)」
男「(女優は可愛いのに、内容がゴミだったり)」
男「(逆もまた然り、と……)」
男「これは困った……」
男「はて、どうするか……」
グゥ
男「……そういや飯食ってないな」
男「腹減った……何か作るか」
男「……作る?」
男「……」
男「……閃いた!!」
男「そうだよ何やってんだ、なけりゃ作ればいいじゃないか」
男「俺の俺による俺のための俺のオカズを」
男「俺の手で制作しよう!」
男「さて、何にするか……」
男「……」
カチカチ
男「やっぱ漫画か」
男「一番抜けるな。うん」
男「ストーリーは……俺が考えた素晴らしいものがある」
男「展開も俺好みにしよう」
男「完璧だな」
男「紙と鉛筆を用意して」
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「よしできた!」
男「さぁ抜くぞ!」
男「……」
シコシコ
男「……」
シコシコ
男「……」
シコシ……
男「抜けるかドチクショウ!!!」
ビリビリィッ!!
男「なんだよこのゴミ絵は!!ふざけんなよ!!」
男「んなもんでユーザーが満足すると思うな!!ペッ!!!」
男「……はっ」
男「大事なオカズを破いてしまった」
男「……だが、やはり抜けないのは事実」
男「ここは絵を上達させるほかあるまい」
男「まず何からやればいいのだろう?デッサンかな……?」
絵の描き方 基本 検索←
カチッ
男「ふむふむ……」
男「とにかく練習をすることか……」
男「遠回りのように見えて、一番の近道だな」
男「よし、頑張るか」
――オカズ探し一日目
男「……ふむふむ」
男「ここはこう……こうする事で立体感が出るのか」
男「まずは無機物かぁ……人間は遠いな」
――オカズ探し二日目
男「描きすぎて手が痛いな」
男「早くオナれるくらいに上達すればいいのだが……」
男「今日はティッシュを描こう。このふんわりした感じは難しいぞ」
――オカズ探し5日目
男「やっと人のバランスがとれるようになってきた」
男「でも全体はまだまだだな」
男「もっと練習しないと」
――オカズ探し15日目
男「やっと人物がまともに描けるようになってきたぞ」
男「しかし色がないとな……」
男「トーンなんかも使った事が無い。そもそも色彩感覚なんてないぞ」
男「ふむ……」
――オカズ探し25日目
男「くそっ……」
男「詰まった……」
男「どういうことだ、全然上達しないぞ」
男「服のシワがうまくいかない、服を付けると何故か不自然になる、
手足がおかしい、顔のバランスが……」
男「むぐぐ、まだだ、まだ終わらんぞ」
――オカズ探し33日目
男「背景が書けない……色彩もよくわからん、いよいよ限界か」
男「むぐぐ……しかしここであきらめる訳には」
――オカズ探し35日目
男「そうだ、専門学校に行こう」
男「幸い俺はニートだし、時間はある」
男「金は親に出してもらおう」
男「これで本格的に絵の描き方を学べるぞ!!」
――オカズ探し44日目
男「意外とすんなり入れるんだな」
男「しかしたくさん買わされたな……これ全部使うのか」
キーンコーンカーンコーン……
男「はっ、講義がはじまる!」
―――教室
先生「では今回は色彩の基礎から学んでいきます」
男「(色彩……確かに必須だな。色彩感覚無しに、なまめかしい塗りはできない)」
先生「このように三原色を基本とし……」
男「ふむふむ」カリカリ
女「(あの人すごい真面目……)」
―――講義終了
男「非常にためになる講義だった」
男「やはり毎日の練習を欠かさないことが大切なんだな」
男「日々を大切に生きよう」
男「画材を買うお金が欲しいな。これ以上親に言うのもアレだし、バイトするか」
――オカズ探し48日目
男「もしもし?」
男「あ、はい!ありがとうございます!」
男「よし、明日から働けるぞ!」
母「!?」
男「悪い母さん、俺明日からバイトで遅くなるわ」
母「……よかった、よかったねぇ」ポロポロ
男「(忙しくなるぞ)」
男「(しかし、全てはオカズのためだ)」
男「(オナニーのない生活など、人間として生きてる価値がない!)」
男「(頑張るぞ!)」
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……ふむ」
先生「おや、なかなかうまく書けているではありませんか」
男「そうですか?」
先生「ええ。入学したばかりにしては非常によくできていると思いますよ」
男「しかし!」
先生「はい?」
男「この首の部分がいまいち違和感を覚えてしょうがないんです!
あと全体的にリアリティがうすい!かといってデフォルメもきいていない!
これではまだまだです!」
先生「え、あ、はい……」
女「(あの人すごい……私もがんばらなきゃ!)」
――オカズ探し55日目
男「(有名絵師は独特の塗を会得している)」
男「(俺はまず、塗の基本技術から学ばなければならん……)」
カリカリ
女「……(わぁすごい、今日も真面目だなぁ)」
ガサガサ
女「……(……ん?)」
ガサゴソ
女「……(あ、あれ!?)」
男「(この部分のパースがもっとしっかりとすれば、見れる絵に……)」
女「(どうしよう!教科書忘れちゃった!?)」
男「(まず基本を押さえねばデフォルメなどまだ遠い話よ……)」
女「(困ったなぁ……)」チラ
女「……(あ)」
女「あの!」
男「……(この部分が気になるな、修正をかけよう)」
男「(しかしこれをデジタルでやる絵師はいったいどうなってるんだ、化け物か)」
男「……あ、はい!?(しまったなんか話しかけられた気がする)」
女「あ、あの……実は教科書忘れちゃって、よかったら見せてもらえないかなって……)」
男「ああいいよ。はい。大体頭に入ってるし」
女「ありが……え!?」
男「ん?」
女「(今何かさらっと凄いこと言ったような……)」
先生「講義始めるぞー」
ガタガタ
――オカズ探し60日目
男「(大分できるようになってきた……あとは立体感!実際の感覚をつかむだけ!)」
男「(しかしそれが難しい……何度やっても立体的な構造が理解できん)」
男「(平面で書いているから平面になるという理論はわかるが……)」
女「……ゴホッ」
男「……ん?大丈夫か?風邪か?」
女「ううん?大丈夫だよ」
男「そうか、ならいいんだけど」
女「(うーん……体壊したかなぁ……)」
――オカズ探し64日目
男「らっしゃっせー」
店長「君も大分ここに慣れてきたね」
男「おかげさまで」
店長「じゃあ、新人入れても大丈夫だね」
男「え?」
店長「その時はよろしくね!」
男「早くないですか!?」
店長「大丈夫、大丈夫」
男「ええー……」
――オカズ探し66日目
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「(今日はあの子来てないのか)」
男「(……やっぱり、風邪かな)」
カリカリ
――オカズ探し70日目
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
女「……おはよ~」
男「……お、治ったのか」
女「あれ?私言ったっけ」
男「いや、風邪っぽかったから、風邪かな、と」
女「……うわ、すごいね」
男「体調は大丈夫なのか?」
女「まぁ、体調はね」
男「そうか……ならよかった」
女「それよりずっと講義お休みしちゃったから講義についていけるかが不安だよ」
男「そんなことなら、ほら」
女「え?」
男「俺のノート。きっちりまとまってる。
見やすさにもデザイン性を重視した。かなり頭に入りやすいはずだ」
女「……うわ、ほんとだ、すごい綺麗。
いいの?こんなの」
男「おう。俺のノートだっていろんな人に使ってもらった方が喜ぶだろ」
女「そっかぁ……ありがとね」
男「おう」
女「今度何かお礼するね」
男「いいって。気にするな」
女「するの!」
男「お、おう……」
――オカズ探し75日目
後輩「よろしくお願いします!」
男「本当に入れたんだな……」
後輩「今日、私と先輩しかいないんで、わかんなかったら聞きますね」
男「ええ!?店長は!?」
後輩今日はいないそうです」
男「うっわぁアイツ本当に投げていきやがった……」
客「14」
後輩「!?」
男「いらっしゃいませ。すみません少々お待ちください」
後輩「!?」
――オカズ探し77日目
男「……なかなかおいしいな」
女「でしょ!?」
男「でもいいのか?おごってもらって……これくらいなら自分で払うぞ?」
女「いいの!この前のお礼だから!」
男「そうか……」
女「私にできる事だったら……何でも言ってね!」
男「いや、そこまで世話になるわけには」
女「私が困るの!」
男「そうか?なら、何かあったら、頼むよ」
女「うん!」
――オカズ探し96日目
男「なんだかんだでもう二か月か……」
男「時が経つのは早いな」
女「そうだねぇ」
男「(しかしまだ、俺のエロ絵は完成に至っていない……)」
男(くそっ……)」
女「スランプ?」
男「お?」
女「いや、何か悩んでるなぁ、って」
男「まぁな……」
女「悩みだったらなんでも相談してよ!私にできる範囲なら協力するよ!」
男「はは、それは頼もしいな」
男「(この子に相談したところで……)」
男「(……ん?)」
――オカズ探し98日目
後輩「という事がこの前あって、その子がまた転んじゃって」
男「ははは」
後輩「ねー!すごい面白い子でしょ!?」
男「いや、お前も結構面白いけどな?」
後輩「えっ」
男「話すたびにコロコロ表情が変わって、面白い。
見てて飽きない」
後輩「何ですか!私はおもちゃか何かですか!」
男「こんなおもちゃが売ってるなら、是非買っておきたいな」
後輩「えっ」
男「ん?」
後輩「……いえ別に。先輩、手が止まってます!」
男「今することねーだろ」
――オカズ探し102日目
男「……クソッ」
男「(いずれ来るとは思っていた)」
男「(しかしこんなタイミングで来るとは……!)」
男「(畜生!!)」
――オカズ探し103日目
女「おは……うわどうしたの!?」
男「……いや、別に」
女「別にじゃないよ、寝てるの?酷い顔だよ!?」
男「ほっといてくれ。今は少し一人にしてくれ」
女「え、あ……うん」
男「(クソッ……わかってはいた、わかってはいたんだ)」
男「(エロ絵を描くには様々な部分からの描写が不可欠)」
男「(インターネットで集められる素材では限界があると!)」
男「(実物……実際のものを見ながらデッサンするのが一番良い)」
男「(実物なら、ネットのものと違い修正もない)」
男「(もちろん角度にこだわることもない)」
男「(だが、現実的に考えて、全裸の女性を様々な視点から舐めまわすようにデッサンするなど……)」
男「(不可能!!)」
男「(ここが俺の限界だという事か……?)」
女「……ねぇ」
男「なんだよ……」
女「何を悩んでるの……?私にも、相談してよ」
男「ほっといてくれって言っただろ」
女「聞いたけど……でもさ!」
男「……」
女「何かできるかも……私にだって、何か、できることがあるかもしれないじゃん!」
男「ふざけるな!!」
男「(女の子の裸を舐めまわすようにデッサンする方法がそんな簡単に―――)」
男「……あれっ?」
女「ん?」
男「……えーっと」
女「何?」
男「……いや、その」
女「な、何?」
男「あのさ」
女「うん」
男「非常に申しあげにくいんだけどさ」
女「え、何?」
男「そのな?」
女「うん」
男「実はな?」
女「う、うん」
男「い、言うぞ?」
女「早く言って」
男「はいごめんなさい」
男「例えばさ」
女「うん」
男「俺が今すごく悩んでるとするじゃん」
女「だね」
男「それを解決できるとしたら」
女「うん」
男「協力してくれる?」
女「当たり前だよ!!」
男「え、どんなことでも?」
女「ど、どんなことでもは厳しいかな……私にできる範囲なら」
男「余裕余裕。毎日やってるような事だから」
女「本当!?」
男「うん」
女「何、どんな事?さぁなんでもどーんと言って!」
男「とりま全裸になってくんない?」
女「ぜんっ……!?」
男「あ、無理か……」
女「こ、こここで!?」
男「あ、ここ学校だったわ」
女「いやそりゃもちろん貴方の頼みといえばやぶさかではないよ?
でも初めてだよ?初めてが学校ってそれマニアックすぎない?
せめてもう少しムードとかさ……」
男「もしもーし?」
女「あ、えっ、はいっ!?」
男「いや、別に学校でなくてもいい。というか俺の話を最後までちゃんと聞いてくれ」
女「あ、はい!すみませんでした!」
男「俺はデッサンがしたいんだ」
女「……でっさん?」
男「ああ、あるいは模写でもいい」
女「……つまり、私にヌードモデルになれと?」
男「そうそう」
女「なんだぁ。そんな事なら早く言ってよね。すごい早とちりしたじゃん」
男「すまんな」
女「で、悩みって結局なんだったの?」
男「それだ」
女「え、これだけ?」
男「これだけってなんだ!こっちは真剣だったんだぞ!!」
女「いや、だって本当に真剣だったからさぁ。学校辞めちゃうのかと思ってヒヤヒヤしたよ」
男「そんなわけあるまい。じゃあどこか場所を探さないとな……」
女「あ、じゃあ今晩うちきてよ」
男「えっ?」
女「私一人暮らしなんだ。画材一式もそろってるし、絵描くなら都合がいいと思うよ」
男「そうか、それは助かる」
女「(……ん?今私さらっとすごい事した?……まぁいいか)」
男「何か食材も買っていくか。何から何から世話になるわけにはいかんし」
女「いや、料理くらいなら振る舞うよ」
男「いいのかそこまでしてもらって」
女「むしろ日々の成果を発揮するチャンスだよ」
男「そうか、料理好きなんだな」
女「(あっれ?何か綺麗にスルーされた?)」
ガチャリコ
女「どうぞ、汚いとこだけど」
男「へぇ、オシャレだな。やっぱ美術系は違うか」
女「貴方も美術系じゃないの?」
男「俺は全然違うぞ?全くの理系だ」
女「(なんであの学校通ってるんだろう…‥)」
とりあえず、ご飯作るね?」
男「おう」
――
男「……」
カリカリ
男「(……)」
カリカリ
男「(……あれ?)」
男「(よく考えたら俺凄い事してね?)」
男「(なんか女の子の部屋で普通に絵書いてるし)」
男「(その女の子はキッチンで料理作ってるし)」
男「(この後俺はその子の裸を見る予定だし)」
男「(地味に凄くね?)」
男「(……)」
グゥ
男「その前に腹減ったな」
女「できたよー」
男「おお!」
ガツガツ
男「……これは!うまいな!」
女「本当!?」
男「ああ!こんなにうまいとは」
ガツガツ
女「よかったぁ……」ニヘラ
男「……笑った顔も可愛いなぁ」
女「!?」
男「あ、やっべ」
女「え、ちょっ、何!?」
男「口に出てた?」
女「え、ええっと、べ、別に!?」
男「そっか。ならいい」
女「(心臓破裂するかと思ったよ!)」
男「ごちそうさまでした!」
女「おそまつさまでした」
男「……」
ガタン
女「あ、お皿私洗うよ」
男「いや、これくらい……」
女「いいの、座って待ってて?」
男「仕方ないな……」
女「~♪」カチャカチャ
男「(楽しそうに皿を洗うな……)」
男「(なんかこの後の事を言いだしづらくなってきたぞ)」
カチャンッ
女「よし!」
男「……お、終わったか」
女「うん!おわっ……」
女「……」
女「……」カァァァ
男「何事!?」
女「え、いや、だって、その、さ……」
男「おう」
女「ぬ、脱ぐんだよね?全部」
男「あ、そうだった」
女「忘れてたの!?」
男「忘れてたわけじゃないんだけどさ」
女「……」ゴクリ
男「……」ゴクリ
女「ちょ、ちょっとまって!」
男「?」
女「お風呂……お風呂にだけ入らせて!!」
男「いいけど」
女「す、すぐ上がるから!二時間くらい待ってて!!」
男「長いな!?」
―
男「(長いな……)」
男「(しまった母さんにメールしてない!!)」
ポチポチ
男「(今日は女の子のところでメシ食べたので晩御飯いりません、っと……)」
ヴーン ヴーン
男「返信早いな」
『母さん、今まで生きてて良かったです』
男「大げさだよ……」
男「……ヒマだな」
男「……絵でも描くか」
男「ちょうど見たことのないモチーフいっぱいあるし」
男「……」
カタン
カリカリ
男「……石膏、こんなのどこでうってんだ?」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……」
― 一時間半経過
男「飽きた」
男「なんか珍しいモチーフないかな」
男「絵の参考になるやつ」
ゴソゴソ
男「……ん」
男「これは……」
男「……ぱ、パンツじゃないか!」
男「脱ぎっぱなしにしてある……ずぼらなところもあるんだな」
‥…クン
男「いい香りだ……」
男「よーし!描こう!地べただと見づらいから石膏の上に置こう」
パサ
カリカリ
男「やはりパンツの質感は難しいな」
男「だがこれを描けるか描けないかは大きな違いだ」
男「頑張るぞ」
男「へぇ、色んなパンツがあるんだな」
男「なるほど、手触りもここまで違うのか、参考になる」
ガチャ
女「お、お待たせ……」
男「う、うわぁっ!?ば、バスタオル一枚!?」
女「う、うわあっ!?何してるの!?」
男「いや、下着を観賞していただけだ」
女「や、やめてぇぇぇぇっ!!」
バッ ズデーン
男「だ、大丈夫か?」
女「大丈夫だからもう勝手に下着に触らないで!!」
男「お、おう……」
パサッ
女「もう‥…こっちがどれだけ緊張してるかわかってるの!?」
男「……」
女「あのねぇ、そもそも女の子の部屋で不作法に下着を漁るってのは……!」
男「……」
女「……どしたの?」
男「……」
女「……聞いてる?」
男「……」コクコク
女「……?」
男「……」
女「……きゃあああああああっっ!?」
バッ
男「(知らなかった……脱いだらすごいなんて……知らなかった!!)」
女「も、もうお嫁にいけなひぃ……」グス
男「まぁまぁ、あとでどうせみられるんだし。一緒だって」
女「フォローになってなぃぃ……」
男「とりあえず描くから、外そう、それ、外そう」
グッ
女「ちょっと待って!心の!心の準備だけさせて!」
男「いいだろう」
マジマジ
女「(うう……タオル越しでもすごい視線が刺さってるよう……)」
女「(でも頑張らなきゃ……頑張れ私!いけるぞ私!)」
女「てい!」
バサー
男「ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおう!!!!」
女「ひぃ!?」
男「ごめん、つい」
女「ついで奇声あげないで……!?ここ壁薄いんだから、隣の人に怒られちゃうよ!」
男「そうか……じゃあしずかに」
マジマジ
女「そ……そんなマジマジ見ないで!さっさと描いて!」
男「わかったよ……じゃあとりあえずポーズとってもらえるかね」
女「わかったよぅ……」
男「そうじゃなくて」
女「へ?」
男「手は後ろ」
女「ひゃあっ!?」
男「足は開いて」
女「きゃあああああっ!?」
男「座る」
女「にゃああああああああっ!!!」
男「ちょ、隠さないでくれよ……」
女「何考えてんの!?いきなりこの格好は恥ずかしすぎるよ!」
男「えー……」
女「む、無理だよ!」
男「協力してくれるって言ったのになぁ……」
女「うっ」
男「自分にできる事ならなんでもするって言ったのになぁ……」
女「う、うう……!!」
男「あーあぁ……仕方ないなぁ……」
女「鬼……!鬼畜!」
男「ありがとうございます」
女「よ、よろこんでる!?」
女「こ、こう……?」
スッ
男「おおー!いいねいいねぇ!」
女「うー……」
男「でももうちょっとはっきり見ないとわかんないもんだね」
クパァ
女「いやあああああああああああっ!?」
バッ!!
男「ちょ、隠すなし」
女「何やってんの!?何やってんの!?」
男「くぱぁ」
女「わかってるよ!!何いきなりしてんのって事!!」
男「これが見たいからわざわざ頼んでるんじゃないか」
女「ええ!?」
男「俺はもういろんな画像を探した!!ああそりゃあ何千枚とさ!」
男「しかし中にロクな画像は無かったね!綺麗な写真でも修正はいってりゃいみねぇんだよ!」
男「無修正の、綺麗なま○こを見たいがために!俺はこうして奔走してんだ!」
女「え、えぇー……」
男「俺は本気なんだよ!」
女「うっ……」キュン
女「(キュンってなんだ!キュンって何だ!)」
男「だから、さぁ……じっくりみせてくれよ」ハァハァ
女「い、息遣いが荒いよぉー!!」
グニグニ
男「……ほー」
女「……」
グッ グニィ
男「なるほど、ここはこうなるのか……」
女「(は、恥ずかしいっ……!!)」
男「中の方までじっくり見たこととかなかったからなぁ……
今度クスコ買ってくるか」
グチュ
男「……ん?」
女「……(!?)」
男「なんだこれ、凄い量のカウパー……いや、愛液か?」
女「言わないで!」
男「そうか、自分のお○んこむちゃくちゃに見られて、いじられて感じてるんだな」
女「そ、その言い方やめてくれない!?」
男「事実だろ……」
女「あ、あう……!」カァァ
男「しかし本当に触り心地いいな。触らないと感触がわからないって意味がよくわかるよ……」
プニプニ
女「ぁ……はぅ」
男「どれ味は」
ジュル
女「ひゅあぁっ!?」
男「デリーシャス」
女「デリーシャスじゃないよぉぉっ!!何してるの!?」
男「見てわからない?」
女「そんなこと聞いてないよ!!」
女「お、お嫁にいけないぃ……」
男「その時はもらってやるよ」
女「え…‥」ジュン
男「……すごい愛液垂れてるぞ」
女「う、うるさいよ!!はやく終わらせて!!」
男「ああそうだったな……」
カリカリ
男「……なぁ」
女「な、何よもう!」
男「自分で開いて見せてくれねぇ?」
女「えっ」
男「手が疲れる。描きづらい。頼んだ」
女「ええっ……!?」
女「……う」
女「……うぅ!!」
クパァ
男「おーありがと。ついでにさ」
女「こ、今度は何……!?」
男「『私は自分の部屋でおま○こデッサンされて感じる変態です』って言ってくれない」
女「その台詞なんで出てきたの!?」
男「オカズ探しの一環」
女「わ、わけわかんない……うう!」
女「、わ、私はぁ……!」
ピンポーン
男「あ、はい」
佐川「佐川急便です」
男「サインでいいですか?」
佐川「はい」
女「私は!自分の部屋でおま○こデッサンされて感じる変態です!!」
佐川「!?」
男「!?」
佐川「……あ、結構です」
男「すみません、ありがとうございます」
ガチャバタン
女「ど、どう!?これで満足!?」
男「うん。これ宅急便」
女「あ、これこの前注文して……ん?」
男「そうそう。さっき忙しそうだったから代わりに受取っといたから」
女「え?あれ?えーっと?」
男「あ、わかんなかったか。つまりね、君が『変態ですぅ!!』とか言ってる横で
俺宅急便受け取ってたんだよ。佐川の兄ちゃん戸惑ってたぞ」
女「……」
女「うわあああああああああああああああ!!」
男「これからはクロネコだな」
女「殺してぇぇえっ!!いっそ私を殺してぇっ!!」
男「おい動くな、デッサンしづらいだろ」
女「うう……!!」
男「泣くならせめて四つん這いになってくんないかな。描きづらい」
女「鬼……悪魔!!」
男「何か鬼とか悪魔が女性に全裸四つん這いを強要する変態みたいじゃないか。撤回しろ」
女「撤回する……このド変態!!」
男「認める」
女「うう……!!」
カリカリ
男「……んー」
女「はやくぅ……」プルプル
男「やっぱ、ケツ穴自分で開いて見せてくんない?」
女「!?」
男「あ、わかんなかった?肛門の意味なんだけど」
女「い、いや……意味はわかるけども!」
男「なら早く」
女「そ、そんな……」
男「無理なら俺が開こう」
ガバァ
女「じじ、自分でやるからぁ!」
男「よしよし」
ガバッ…‥
女「こ、これで……いいの?」
男「うん。おお、綺麗だな……毎日ここからぶっといのひりだしてるとは思えん」
女「そんなこと言わないでぇ……っ!」
男「……」
マジマジ
女「早く描けよう……!!」
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「(そういえば今って食後なんだよな)」
カリカリ
男「(いい感じに消化されてきてるし)」
カリカリ
男「(もしかしたら……)」
ソッ
女「?」
グッ!!
ブゥッ!!
男「おお、本当に出た」
女「……へ、……っ!?」
男「そうそう。屁。おお。くっさいはずなのにいい匂い」
男「ん~マンダム」
女「……か」
女「かがないでぇっっ!!!」
バタバタ
男「おいおい暴れるな……って泣いてんじゃないか」
女「当たり前だよ!!ここまでされて泣かない方が珍しいよ!!」ポロポロ
男「いい屁だったけどなぁ。あ、実出てない?」
女「出、て、な、い、よっ!!」
男「こわっ、どうした」
女「どうしたじゃないでしょ!?もー!!何!さっきから!ひどすぎるよ!」
女「ムードもなくいきなり全裸だし!」
女「下着は漁るし、宅急便は受け取るし!」
女「むちゃくちゃするし!しまいには屁って……!」
女「ひどすぎるよ……!!」ポロポロ
女「私だって、私だって……!」ポロポロ
男「なぁ」
女「何!?もう許さむぐっ!?」
チュ
男「……ぷは」
女「……」ポケー
男「許してくれないかね」
女「え、あ、うん……いいよ、えへ」
男「(その時俺は直感した。『この子はちょろい』と」
女「……うー」
男「いいよそのポーズ頑張って保ってー」
女「ま、まだぁ……?」
男「ごめんもうちょっと」
男「(その後俺は、三時間に渡ってデッサンを続けた)」
男「(おかげで、大分女体を描くのがうまくなった。特に女性器周辺など、
もう何も見なくても再現できるようになった)」
男「じゃあ今日はありがとね」
女「と、泊っていっても……いいんだよ!?」
男「また今度来るわ」
女「う、うん!!」
男「(今日はきっちり復讐したいしな……)」
男「(それに、ついに完成するかもしれん……俺の至高のエロ漫画が!!)」
――オカズ探し104日目
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……よし!!」
カリカリ
男「あ、れ……?」
カリ……
男「……ど、どういうことだ?」
男「おかしいだろ、今まで完璧だったろ」
男「何故、何故だ……?」
男「何故か、デフォルメがきかなくなってる……!?」
男「ええい!できるはずだ!俺なら!!」
カリカリ
男「……」
カリカリ
男「……それどころか、幼児体型も下手になってる」
男「……やべぇ」
男「弊害か……」
男「こんなんじゃ……至高のエロマンガには程遠い」
男「クソッ……!」
――オカズ探し106日目
男「らっしゃいせー」
後輩「しゃせー」
男「ふぁっ……」
後輩「先輩眠そうですね?」
男「まぁな……」
後輩「忙しいんですか?いや別にこれは心配してるわけではなくて、
バイト中に倒れられたら私が困るだけという事で」
男「はは、心配してくれてるのか、ありがとな」
後輩「だ、だから心配してませんって!」
男「ありがとう。でもお前には……」
後輩「私じゃダメですか……」
男「……ん?」
後輩「……ん?」
男「あ、いや、なんでもない」
後輩「気になりますから最後まで言ってください」
男「いやぁ、別に大したことじゃないし」
後輩「たいしたことじゃないなら今サっと言ってください。ホラサっと」
男「わかったよ。じゃあバイト終わりまで待ってくれよ」
後輩「絶対ですからね」
――
後輩「で、なんなんですか?」
男「お前ってさ」
後輩「はい」
男「幼児体型だよな」
後輩「……ッ!?」ガーンッ……!!
後輩「……」ポロポロ
男「おお!?どうした!?」
後輩「ひ、人が……一番気にしてる事を!!」
男「お、おお……悪かった」
後輩「どうせ!どうせ男の人は!!おっぱい大きいのがいいんでしょう!?ええ!?」
後輩「ばーか!!先輩のばーか!!おっぱいのばーか!!」
男「落ち着け!」
後輩「これが落ち着いていられますかこのおおばか!」
男「俺は……すごくいいと思ってたぞ!?」
後輩「へっ?」
男「お前くらいを追い求めていたと言ってもいい……いやむしろ、お前(くらいの体型)じゃなきゃ(俺のデッサンを直すのは)駄目だ!!」
後輩「……」キュン
男「はっ、すまんつい……」
後輩「構いませんよ。えへへ。今度どこか遊びに行きませんか?」
男「(ん?あれ?知らない間にフラグ構築してる?)」
後輩「えへー」
――オカズ探し108日目
後輩「はい先輩あーん」
男「あーん……」モグッ
後輩「どうですか?おいしいですか?」
男「おいしいよ」
後輩「そうですか。えへへー」
男「(なんかすごい懐いた……)」
男「(いやしかしもしかしてこれはチャンスなのか?
でも皆が皆あの子並にちょろいとは思えないし……)」
男「(ちょっと試してみるか)」
男「……お前はこんなにも可愛いのになぁ」
後輩「はい?なんですか?」
男「いや、俺は駄目だなぁ、って思ってさ……」
後輩「え?どういうことですか?」
男「俺が絵を描いてるのは知ってるだろ?」
後輩「は、はい……」
男「でも最近スランプでさ……まともな絵が描けないんだよ」
後輩「そんな……」
男「もうやめちまおうかなって、もうニートに戻ろうかなって……」
後輩「ダメですよ!!頑張ってください!」
男「でも……描きたいと思えるものがないんだよ!」
後輩「そ、そんな……何もないんですか?」
男「いや……」チラッ
後輩「……?」
男「な、なくはない、かな……」
後輩「なんですか!?言ってください!」
男「いやダメだ!!これは言えない!」
後輩「お願いします!」
男「本当にいいのか……?」
後輩「はい!」
男「お、お前だよ……」
後輩「……え?」
男「だから、俺が今唯一描きたいと感じたモチーフは……お前なんだよ」
後輩「……えっ」
男「いやでも、後輩にこんなこと頼むなんて」
後輩「そんな!私でよければいくらでも!」
男「でもヌードモデルだぜ?」
後輩「えっ」
男「流石に無理だよな……あーごめんな無理言って!
俺はもう絵をあきらめて首つるしかないんだよ……!」
後輩「えっ……ええっ!?」
男「ごめんな、本当に迷惑かけて……俺お前と過ごせて凄い楽しかったわ!!」
後輩「待ってください!」
男「ん?」
後輩「ヌードモデルでも……なんでもやります!
だから、夢をあきらめないで下さい!」
男「え!?本当にいいのか!?」
後輩「はい!」
男「よし!じゃあ俺ん家行こうか!」
後輩「は、はい……!」ドキドキ
――
男「ただい」
母「おか……!?」
後輩「お、お邪魔します」
母「どうぞ……どうぞあがっていって!」ポロポロ
後輩「あ、はい……」
ガチャリン
男「ここが俺の部屋だ」
後輩「(お、おびただしい量の資料!!)」←ただのエロ本
男「……で、本当にいいのか?今ならまだ」
後輩「……や、やります!やらせてください!」
男「そうかわかった!」
ズルーッ
後輩「きゃああっ!?」
男「どうした・」
後輩「い、いきなりパンツからですか!?せめて上から!」
男「上は脱がせ辛そうだから自分でやって?」
後輩「は、はい……」プルプル
後輩「ぬ、脱げました……」
男「フオオオオオオオオオオオ!!」
ペロペロ
後輩「きゃああああああああああっ!?」
男「あ、ごめんつい」
後輩「ごめんついじゃないですよ!いきなりなんですか!」
男「いや、こんなに綺麗なものを見たことがなかったからさ……
感動のあまり舌が出ちゃったんだよ」
後輩「え……」キュン
男「(その時俺はまたも確信した。『こいつもすごいちょろい』と――)」
男「とりあえず四つん這いになってくるかな?」
後輩「は、はやくしてくださいよ……?」
スッ
男「うんうん……」
後輩「……うぅ、はずか」
パッシィィィンッ!!
後輩「ひゃぃっ!?」
男「おほぉっ……」
後輩「い、いきなりなにしゅるんですか!!」
男「ケツ叩いた」
後輩「知ってます!わかってます!どうしてそれをしたかということです!!」
男「そこにケツがあったから……?」
後輩「登山家見たいに言っても全然かっこよくないですからね!?」
男「「ごめんごめん……YO!」
パシィィンッ!!
後輩「んふぃっ!」
男「SAY!」
パシィンッ!
後輩「あひっ」
男「SO!!」
パッシーンッ!!
後輩「あああっ!!」
ピクンッ
男「ん?」
後輩「あ、ふぁ……はぁ……っ」
ピクンッ チョロロ……
男「おおおおおおおおおおお!!」
後輩「や、やだ……みないで……くださいぃ……!」
チョロロ……
後輩「あ……う……!」
後輩「ぜ、全部……出ちゃったよぉ……」
後輩「うう……えっぐ」ポロポロ
男「……気を落とすな」
ビチョビチョ
後輩「何で頭からかぶってるんですか!!」
男「そこに黄金があったから」
後輩「もぉぉ!!」
男「いやでも美味しいぞ?自信持てよ」
後輩「も、もう殺してぇ……っ!」
男「よし……これで……!!」
カリカリカリ
男「……」
後輩「はやくぅ……!」
カリカリ
男「……」
カリカリ……
男「……」
カリ……」
後輩「ま、まだですかぁ!?」
男「(……あれ?)」
男「(挿入シーンって、どう描けばいいんだ?)」
男「(いやもうほとんどできてる)」
男「(あとはこの挿入シーンを終わらせて……)」
男「(フィニッシュだけなんだけど……)」
後輩「はやくぅ……!お願いします……!」
男「……(あれ?これ完全据え膳じゃね?」
グチュ
男「(うん、ビチョビチョだし……)」
男「(いっか!)」
ズブ
後輩「ひゃへっ!?」
男「ごめんちょっと入れるね」
後輩「ちょ、ちょちょっと先輩!?」
男「あ、動かないで、描きづらい」
後輩「描きづらいって!?」
男「(ちょっと動くか……)」
ジュップジュップ
後輩「あ、あへっ、ひょ、ちょっと待ってくらさい、わた、私っ、はじめてっ」
―――その少し前
女「……」
女「(大丈夫!全然不自然じゃない!)」
女「(そう、オカズが余ったふりをして……家に入る!)」
女「(お義母さまやお義父様にあいさつしつつ……既成事実!)」
女「(いける……!!)」
ピンポーン
母「はいはい」
女「あの、すみません」
母「あらまぁ!!あの子のお友達!?」
女「え?あ、はぁ……はい」
母「どうぞどうぞ!!是非あがって!なんなら晩御飯たべてく?」
女「え、えと?ありがとうございます……」
女「(お、お義母さん大丈夫なんですかそんな感じで)」
母「あの子なら二階にいるから」
女「は、はい」
女「(ドキドキしてきた……)」
女「(な、なんて言えばいいんだろう……?)」
女「(来ちゃった☆、とかかかな……?)」
女「(それとも普通に『お、おかずが余ったの!よかったらどうぞ!)」
女「(とかかな……?)」
女「(……と、とにかく考えても埒があかないよね!)」
女「(あ、あたって砕けろだ!)」
女「(ええい、ままよ!)」
ガチャッ
後輩「あっあっ、せ、先輩、もう少し、ゆっくり……」
ズップズップ
男「ふーむ……挿入してると描きづらいな」
女「……えっ」
女「えっ」
男「えっ」
後輩「えっ」
男「おう、どうした。こんな夜更けに」
女「うん、実はおかず作りすぎちゃって……じゃなくて!!」
後輩「そ、そこきもちいいです……じゃなくて!!」
女「この子は誰!?」
男「後輩」
後輩「この人はだれですか!?」
男「クラスメイト」
女「……あれ」
後輩「……あっ」
女「(そういえば私、別に彼女でもなんでもない!?)」
後輩「(そういえば私、別に彼女でもなんでもない!!)」
男「わざわざ持ってきてくれたのか。悪いな」
女「あ、うん。えへへ……じゃなくて!!どういうことなの!?」
男「デッサン手伝ってもらってたんだよ。後輩に」
女「あ、そうなんだ……じゃなくて!!」
男「あれ、説明しなきゃいけないのか。
実はこの前のおかげでボディラインはっきりしてる絵は描きやすくなったんだけどさ、
その代わりに幼児体型の絵が描けなくなって、スランプで困ってるところをこの後輩に助けてもらったという訳だ」
女「え、あ、そうなんだ……」
後輩「そういう事だったんですか……」
男「んでさっき挿入シーンに突入したけど描けなかったから挿入してんの」
女「あ、はい……あ、はいわかりました」
後輩「(あれなんかこの人頭回ってない)」
男「理解してくれた?」
女「まぁだいたい」
男「よかった。さ、続けようか」
後輩「え!?」
女「……いやおかしい!!」
男「え?」
後輩「(よかった!!おかしいのは私じゃなかった!!)」
女「ふ、二股だよ!これは立派な二股!」
後輩「そうですよ!二股はよくないですよ!」
男「二股はよくないのか……こまった」
女「どっちかを……ていうか私を選んで!!」
後輩「いや私を!!」
男「ええ、どうしよう、選べない」
女「じゃあどんな女の子が好き?」
男「体の相性良い子」
後輩「っしゃあ!」
ジュップジュップ
男「おう、いい締り……」
女「ずるい!!かわって!」
ドンッ
後輩「きゃっ」
ズプンッ
女「い……ったぁ!」
男「大丈夫か!?」
女「大丈夫……だからぁ!」
ズップズップ
男「おお!?これもまた……!!」
女「ふふ……?どう!?これで私の勝ちだよね!?」
男「いやまだ……」
後輩「なら私が!」
女「させるかぁーっ!!」
男「お、おお……元気いいな」
女「私たちは今、負けられないからね!」
男「(どっちを選ぶつもりもないんだがな)」
ズップズプ
後輩「っちぇーんじ!」
ドンッ
女「きゃ!」
ズブッ
後輩「こ、これで先輩は私のもの……!」
ズップズップ
女「ううぅ~!」
男「お?あのおかずは?」
女「あ、えーと、作りすぎちゃったの!よかったら食べて」
男「おうありがとう」
ズップズップ
男「これで、今晩のオカズには困らなさそうだな
ズップズップズップ
終わり
終わり
描いてる途中でムラムラしてきたんでシコって寝ます
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