俺「ちゃんと10人分あるからね^^」
真姫「まったく、どうして私が場所を貸さないといけないのよ」
にこ「真姫ちゃんの家が広いからにこ♪」
真姫「……し、仕方ないわね」
穂乃果「材料係は花陽ちゃん、海未ちゃん、ことりちゃん、希ちゃんだったよね?」
海未「私は焼き豆腐、白滝、シイタケ、ネギ、エノキです」
希「ウチは高級なお肉をい~っぱい仕入れてきたんよ♪」
花陽「わ、私、ご飯いっぱい炊いてきましたっ。あと卵も多めに持ってきたので……」
俺「かよちん、かぶっちゃったね^^;」
穂乃果「ことりちゃんはっ?」
ことり「私はぁー……えへへ♪」
穂乃果「?」
ことり「チーズケーキ……♪」
穂乃果「へ」
にこ「はあっ!?」
花陽「ェエエッ!?」
絵里「ハラショー! これがすき焼きというものなのね……!」
希「ちゃうよエリチ」
俺「おいおい、ダメじゃないかことり。それ鍋に入れちゃダメなんだぞ^^;」
穂乃果「こ、ことりちゃん? すき焼きだよ? まさかそれをお鍋に……」
ことり「ち、ちがうよぉ~! 海未ちゃんが野菜類で、希ちゃんが肉類、だから花陽ちゃんと相談して、ことりはデザートにチーズケーキを、と思って」
穂乃果「な、なーんだビックリした! てっきりお鍋に入れるのかと思っちゃったよ」
ことり「そんなことするちゅんちゅんがどこにいるのよ~。もう、穂乃果ちゃんったら」
穂乃果「ごめんごめん! じゃあ、まずは牛脂を袋から出しちゃうね~♪」
にこ「アンタが鍋奉行やるのね……なんか似合わないけど」
俺「まあリーダーだからな^^」
穂乃果「細かいことは気にしないー!」
絵里「ハ、ハラショー」
真姫「絵里ったらさっきからずっと眼をキラキラさせてるわね」
にこ「ふん。どうせすき焼きなんてしたことないんでしょお」
真姫「にこちゃんは?」
にこ「うぇえっ!? に、にこ? あるわよ~!! そりゃああるわよ! にこの家ったら毎日すき焼きなんだから♪」
真姫「……それも飽きるケド」
俺「にこってさ」
穂乃果「さてさてー、お次はお肉だ~!」
花陽「す、すごい脂……最高級です……!」
俺「^^」
海未「ほほう、これが関西風の作り方ですか?」
希「そうなんよ~。割下なしにお肉を入れてしまって、醤油や砂糖で味つけするんや」
花陽「い、いい匂いがします……」
にこ(よだれが止まらないわ!)
凛「……にゃ」
花陽「あ、凛ちゃんおはよう。もう少しで食べられるからね」
凛「〆のラーメンもバッチリかにゃ?」
ことり「チーズケーキだよ~」
凛「はにゃッ!!!?」
海未「こ、ことり。それはデザートで、〆はうどんだったはずですよ」
ことり「ありゃ?」
俺「慌てんぼうだな、ことりは^^」
凛「ラーメンじゃないんだ……」
俺「ションボリしてちゃダメ^^」
花陽「り、凛ちゃん、うどんもラーメンも似たようなものだからっ」
凛「!? か、かよちんっ! それは聞き捨てならんにゃ~!」
穂乃果「さあて、そろそろほかの具材も並べてこっか!」
海未「はい、お皿を」
穂乃果「ありがとっ! ええっと、まずはネギからね」
希「お肉と白滝は離して置くんやで?」
穂乃果「それ、うちでもそうなんですけど、どうしてなんですか?」
希「白滝から石灰が溶けだすんやけど、それがカルシウムだからね、お肉を硬くしてしまうんよ」
真姫「へえ……よく知ってるわね、そんなこと」
希「スピリチュアルやろ?」
俺「どこが^^」
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