しんのすけ「オラそんなの絶対認めないゾ！」

ななこ「しんちゃん…これはもう決まっちゃったことだから…」

しんのすけ「約束したんだゾ！大きくなったらお付き合いするって約束したんだゾ！」

みさえ「しんのすけわがまま言わないの！本当に好きなら笑って見送ってあげるものよ！」

しんのすけ「オラ…そんなの絶対いやなんだゾ！！」ダッ

ななこ「ちんちゃん…」

ななこ「しんちゃん！！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

しんのすけ「オラ…かんじるぅうううう」

ひろし「ななこさん結婚するのか！そりゃよかったな！」

みさえ「シーッ　しんのすけそのこと結構気にしてるんだからあんまり大きな声では…」

ひろし「ああだから部屋に閉じこもってたのか　おれがちょっと様子見てきてやるか」

みさえ「きついことは言わないようにお願いね」

ひろし「まかしとけ！」

ひろし「入るぞしんのすけ～」

しんのすけ「…」

ひろし「まぁななこお姉さんが突然結婚するって話は驚いたけど…おまえも少しは喜んでやれよ？」

ひろし「おまえとの約束は守れなかったかもしれないけどさ　ななこお姉さんは結婚して幸せになるんだぞ？」

ひろし「それって凄く嬉しいことじゃないか？自分の好きな人が幸せになるってのはさ！」

ひろし「お前も大きくなって好きな人を見つけて結婚すればいいんだからそう落ち込むなって」

しんのすけ「いやだゾ…オラななこお姉さんじゃなきゃいやだゾ…」

ひろし「お前がななこお姉さんが好きな理由って美人だからだろ？」

ひろし「お前が二十になるまであと15年　そしたらななこお姉さんは３０超のばあさんになるんだ」

ひろし「それならまだ若いピチピチの…」

しんのすけ「そんなの関係ないゾ！オラはななこお姉さんだから好きなんだゾ！もう喋らないでほしいゾ！」

ひろし「ああ…悪かったな…」

声豚「オラそんなの絶対認めないゾ！」

声豚2「声豚…これはもう決まっちゃったことだから…」

声豚「（妄想で）約束したんだゾ！大きくなったらお付き合いするって約束したんだゾ！」

お前ら「声豚わがまま言わないの！本当に好きなら笑って見送ってあげるものよ！」

声豚「オラ…そんなの絶対いやなんだゾ！！」ダッ

阿澄佳奈「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

みさえ「あなたどうだった？」

ひろし「ダメだなありゃ…あの歳で本物の恋心を抱いてやがるしんのすけのやつ…」

みさえ「ななこさんとは会ったときから好きだったもんね」

ひろし「まぁそのうちわかってくるだろ…結婚とか好きとか難しいことは大人になったら理解できるようになるさ」

翌日

しんのすけ「許さないゾ…絶対に許さないゾ…やってやる…こうなったら…」

しんのすけ「オラは本当にななこお姉さんが好きなんだゾ…それをあのスケベ親父は…ｸｿｯ」

しんのすけ「母ちゃんもだゾ…なにが笑って見送ってあげるものだゾ…許せない…」

しんのすけ「さて…そろそろ計画を実行するときだゾ…」