まどか「デルタ部隊?」(237)
魔法少女まどか☆デルタ
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惑星セラ山岳地帯
ニンゲンダァ!
ドム「マーカス!ケンタウロスに戻れ!」ズガガガガ
マーカス「急げぇッ!!」ズガガガ
コロセェ!
ベアード「オイ!早くしろよ!」
コール「何だよ!補給任務じゃなかったのかよ!?」ズガガガ
マーカス「全員乗ったぞ!ベアードッ!出せぇ!」
ベアード「しっかり掴まってろよ!」ブロロロ
ギョアァァァ!!
ドム「あいつら追ってくるぞ!」
マーカス「コントロール、こちらデルタ!アルファ4の補給に来たがアルファは既に全滅
!現在敵の大群に追われている!指示をくれ!」
コール「ブルマックだ!!」
アーニャ『了解よデルタ、そこから南東の方角にアルファ9が駐留している前哨基地があるわ、
そこに向かって。KR23もそちらに向かってる。』
ドガアァン!
コール「ハハッ!景気よくふっ飛ばしてやったぜぇ!!」
マーカス「了解した!デルタ、アウト」
グオォォ!
ドム「リーバーだっ!」
マーカス「聞いたなベアード!南東の前哨基地を目指すぞ!」
ベアード「了解!」
シャァァァ!ドガアァン!
ドム「危ねぇ!」
ベアード「おいマーカス!前哨基地に向かうにはあのオンボロ橋を渡らねぇといけねぇぞ!」
マーカス「それがどうした?」
ベアード「正気か!?ケンタウロスの重量で橋が持たないぞ!!」
ドガアァン!
コール「さぁかかって来やがれベイビィ!」
マーカス「他に選択肢は無いだろう、突っ込めぇ!」
ベアード「チクショオォォォォ!」
ガタガタガタガタ
ドム「よし!もう少しで渡りきるぞ!」
キシャァァ!キシャァァ!
マーカス「リーバーだ!コール!撃ち落せ!!」
コール「任せろ!イヤッホオォォ!!」ドゴォン!ドゴォン!
ドム「駄目だ!数が多すぎる!」
キシャァァ!ドヒュッ!
ドム「ランチャーだ!」
コール「オ、オイ!ヤバイんじゃねぇかコレ!?」
マーカス「ベアード!速度を上げろ!」
ベアード「今やってるよ!黙ってろ!!」
ドム「来るぞおぉぉ!!」
ドゴォォォン
チクショォォォォォォォォォ・・・・
見滝原市
お菓子の魔女結界入り口
ほむら「くっ!離しなさい巴マミッ!」
マミ「悪いけど、あなたは信用ならないわ。魔女を倒したら解いてあげるから
しばらくはそのままで我慢してもらうわよ。」
さやか「流石マミさん!さっ、まどか行くよ!」
まどか「で、でもほむらちゃんが・・・」
マミ「彼女も何か事情があるのかもしれないけど、QBにしたことを考えると
迂闊に信用は出来ないわ・・」
さやか「そうよ!怪しい転校生の言うことなんて信じられるか!ベーだ!
行くよまどか!」
まどか「あ!さやかちゃん待ってッ!」タッタッタ
ほむら「待って!話を聞いて!」
ほむら「ッ!…(これじゃぁ前のループと変わらないじゃない、この戦いで巴マミは…)」
ほむら(ワルプルギスの夜は戦力が一つでも欠ければまず倒せない…
また私はまどかを救えないの?)
ほむら(もうまどかが不幸になるところを見たくないッ・・・
私は・・私は・・・)ポロポロ
キィィィン!!
ほむら「!?…な、何?ソウルジェムが光って・・」
パァァァァァ!!
見滝原市
お菓子の魔女結界内
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
ドゴォォォォォン!!
まど・さや「やったぁ!」
マミ「ふふ、ざっとこんなものね」
シャル「…」
さやか「マミさんカッコイイ…」
シャル「」にゅるん
まど・さや「!?」
恵方巻「」ニタァ
マミ「あ、あ・・・」
ドカアァァン!!
恵方巻「!?」グラッ
まどか「爆発!?」
さやか「化け物の体勢が崩れた!」
ドム「よっしゃ!当たったぞ!!」
マーカス「行くぞ!撃ち続けながら接近しろ!」
ズガガガガ!ドガガガガガ!
マミ「あ、ああッ…」ブルブル
マーカス「ガス!ドム!その娘らを安全な場所まで連れて行け!」ズガガガガガ
コール「任せろ!」
ドム「さぁ、掴まって!もう大丈夫だ。」
シャル「」にゅるん、にゅるん
ベアード「おいマーカス!コイツいくら攻撃してもどんどん脱皮していくぞ!コレじゃあ
キリがねぇ!」ズガガガガ
マーカス「外が駄目なら中からだ!奴が口を開けたらフラグをブチ込むぞ!」
まどか「マミさん!」
さやか「マミさん!」
ドム「大丈夫、少しショックを受けてるだけだ。」
使い魔「」
コール「おいドム!なんか小せぇのがこっちにくるぞ!」ズガガガ
ドム「な!?」ズガガガガ
使い魔「」
使い魔「」
コール「ウオォォォォ!」ブィィィィン!グチャグチュグチャグチャ!
さやか「うわぁ…」
コール「ハハッ!真っ二つだな!」ズガガガガガガ
恵方巻「!」グァッ
ベアード「危ねぇ!」バッ
マーカス「次のタイミングでフラグを投げるぞ!」
ベアード「了解!」
恵方巻「!」グアッ
マーカス「今だッ!フラグを投げ込め!」ブンブン ポイッ
ベアード「フラグ投下!」ブンブン ポイッ
恵方巻「!?」ガブッ
カッ!ドガァァァァン!!
ベアード「ハッ!ざまぁねぇな」
使い魔「」シュゥゥゥ
ドム「なんだ?こいつら急に消えちまったぞ?」
コール「へっ、俺達の強さを思い知ったか!」
ベアード「よう、ドムにコール、デートはどうだった?」
マーカス「そっちも片付いたようだな」
コール「どんなもんだい、ベイビー」
まどか「あ、あの・・助けてくれてありg」
QB「君達は何者だい?まったくわけがわからないよ」ピョン
さやか「あ!QB!今までいったいどこにいたのよ!?」
QB「君達を追っていたんだけど途中道が塞がれていてね、遠回りしていたんだよ」
ドム「何だコイツ?」
マーカス「さぁな、新種のレッチかもしれん」
さやか「もう!本当に死んじゃうところだったんだよ!!」
まどか「ま、まぁまぁさやかちゃん…」
ベアード「レッチが喋るかよ」
コール「光るレッチがいるんだ、喋るレッチもいるかもしれないぜ」
まどか「レッ・・チ?」
B「…君達は僕のことが見えるのかい?」
マーカス「何を言ってるんだ?」
ベアード「おいマーカス、撃っていいのか?」
さやか「撃つって!・・あんたら敵なの!?」
まどか「さやかちゃん落ち着いて!」
マミ「」ガクガク
ドム「まぁ待て、一旦落ち着こう」
ほむら「これは…一体どういうことなの?」
コール「よう、また新しいのがお出ましだぜ」
さやか「転校生…」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「答えて頂戴、彼らは何者?巴マミはどうしたの?」
まどか「マミさんがやられそうになった所をこの人たちが助けてくれたの」
さやか「あ~、何者かは分らないけどね」
マーカス「俺達はCOGだ、俺はマーカス・フェニックス軍曹だ」
ドム「ドミニクだドムでいい」
コール「オーガスタス・コール二等兵、コールでいいぜ」
ベアード「ベアードだ」
まどか「C・・O・・G・・・?」
さやか「聞いたこと無い名前・・」
ドム「なんだって?」
ベアード「COGの名を知らないのなんか大戦時の墓の下にいる奴ぐらいだぞ?」
マーカス「何かおかしいな」
QB「そして、驚いたことに彼らは僕が見えるそうだ」
ほむら「なんですって…?」
まどか「じゃ…じゃあ…」
さやか「この人たちも魔法少女の才能があるってこと?」
QB「いや、彼らからは魔法少女の才能は見受けられないよ、そもそも少女じゃないしね」
QB「こんなことは前例にもないし、わけがわからないよ」
ほむら「…イレギュラー」
QB「まさにその言葉がぴったりだね、同じイレギュラー同士だ、君は何か知らないのかい?」
ドム「あ~、お取り込み中悪いがこの娘を休ませてやりたいんだが」
マミ「」ガクガク
ほむら「そうね…もうすぐ結界も消えるわ、一旦巴マミの家に行きましょう、話はそれから」
まどか「景色が戻っていく…」
さやか「ようやく戻ってこr」
ベアード「何だこりゃ!?」
ドム「何処だここは!?ハシントじゃないよな!?」
コール「すげぇぜ!ピカピカだ!」
マーカス「どうやら、とんでもないことに巻き込まれたらしいな…」
さやか「な、何?」
まどか「わっ!でっかい乗り物!」
ベアード「ケンタウロス!無事だったか!」
ほむら「騒ぐのは後よ、あなた達は目立つから早くこの場を去りましょう」
ドム「あ、あぁ…」
ベアード「ケンタウロスなら動かせるぜ、主砲はイカレちまってるけどな」
ほむら「・・・そうね、みんなこの車に乗りましょう」
さやか「せ、狭い…」
まどか「うぅ…」
コール「よう嬢ちゃん達、よろしく頼むぜぇ!」
マミ「」ブルブル
さやか「右にはプニプニのおっぱい、左にはムキムキの上腕二等筋が…」
ドム「大丈夫か?苦しくないか?」
まどか「は、はい、なんとか」
ベアード「で?何処に行けばいいんだ?」
ほむら「私が道を指示するわ、あなたはそれに従って運転してちょうだい」
ベアード「あいよ」
マーカス「ベアード、民間人もいるんだ、安全運転で頼むぞ」
ベアード「発車致します、シートベルトの装着を今一度確認くださいませお客様~」
ブロロロ
ベアード「で?このまま行っていいのk」
ポン カチッ
ほむら「次の交差点を右に曲がってちょうだい」
ベアード「な、なんだよ急に人の肩に手を置きやがって…右だな」ブロロロ
ベアード「しかし妙だな、これは車だろ?なんでみんな止まってやがるんだ?」
ほむら「・・・」
ベアード「人もまるで時間が止まったかのように…なぁマーカス変だと思わねぇか?」
マーカス「」
ベアード「マーカス?」
ベアード「おい?どうしたマーカス?ドム?コール?おい何とか言えって!」
ほむら「落ち着いて、今あなたと私以外の時間が止まっているわ。」
ベアード「なんだって?!」
ほむら「詳しくは着いたら話すわ、次左よ」
ベアード「病気になりそう・・・」ブロロロ
見滝原市
マミの家
さやか「時間停止・・・ねぇ」
まどか「魔法少女の力ってやっぱりすごいんだね…」
マーカス「信じられねぇが…」
ドム「信じざるを得ないみたいだな・・・」
コール「ようベアード、顔色悪いぜ?」
ベアード「…ほっとけ」
ほむら「説明する必要はないわ。さぁ紅茶よ、飲んで落ち着くといいわ」
マミ「・・・ありがとう、暁美さん・・・」
QB「それよりも僕は君達について色々聞きたいんだけどな」
ほむら「そうね・・・まずは先に礼を言うわ、巴マミやまどか達を助けてくれてありがとう」
まどか「さっきは言いそびれちゃって、本当にありがとうございました」
さやか「さっきは生意気な口聞いてごめんなさい...」
マーカス「なに、気にするな」
ほむら「本題に入るわ、あなた達は何者で何処から来たの?」
マーカス「さっき言った通りで俺達はCOGの兵士だ」
さやか「兵士…どおりで凄い筋肉してると思った」ボソボソ
まどか「とくにコールさんは凄いよね」ボソボソ
マーカス「味方の補給任務の最中に敵の襲撃に遭い谷に落ちたんだが......」
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惑星セラ
山岳地帯
チクショオォォォォォォォォ!!!
ベアード「落ちてるぞ!!」
ドム「見りゃ分る!!このままじゃマズイぞ!!」
マーカス「クソ!このままじゃお陀仏だ!」
コール「何かいいアイディアはねぇのかよ!?」
マーカス「コール!主砲は生きてるか!?」
ベアード「計器には異常はない!撃てるはずだ!」
ドゴォン!
コール「撃てるぞマーカス!」
マーカス「下に向けて撃ち続けろ!落下のスピードを緩和させるぞ!」
ドゴォン!ドゴォン!
コール「ヌオオオオオオ!!」
ドム「いいぞ!若干落下スピードが落ちてる!」
ベアード「もうすぐ地面だ!」
マーカス「コール、最後だ!地面ギリギリまでひきつけて撃て!」
コール「任せとけ!ベイビィ!」
マーカス「まだ...まだ...まだ...」
ベアード「・・・ッ!」
ドム「!?今地面が歪んで?」
マーカス「今だ!!」
コール「イヤッホォォォォォ!!!」
ドガァン!!
「・・・・・きて」
「・・・ム・・・きて・・朝・・・」
ドム「・・ん・・・」
「・・ドム起きて・・・・」
ドム「・・マリア・・もう朝か・・」
コール「イェーイ!朝だぜドム!!朝メシだぁ!!!」
ドム「ぬぉぉぉぉ!?」ガバッ
見滝原市
お菓子の魔女結界内
マーカス「ドム、気がついたか」
ベアード「あぁ・・落下の衝撃と連続射撃で主砲がイカレちまってら・・・」カチャカチャ
コール「ドム、どうした?顔色悪いぜ?」
ドム「最悪の夢を見た・・・」
マーカス「夢を見られる余裕があるなら大丈夫だな」
ドム「ここは何処だ?気味わりぃ所だな」
マーカス「さぁな、予想もつかん」
ドム「司令部に連絡は?」
ベアード「さっきからマーカスが何度もやってるが無駄だ、繋がんねぇ」カチャカチャ
ベアード「まるっきり電波が拾えねぇんだ」カチャカチャ
マーカス「無線が使えない以上助けは来ない、自分達で脱出ルートを探すしかないな」
ドンドン
コール「おい、今なにか聞こえなかったか?」
ドム「銃声か!?」
マーカス「何にせよここに留まる訳にもいかねぇだろう、各自武器を持って音のした方に行こう」
ベアード「了解」
コール「じゃあこの邪魔な柱はブッ飛ばしていいんだな?」
マーカス「そいつを吹っ飛ばして先に進むぞ」
コール「イヤッホォォォ!!」
ドガァン!!!
ズズズズズズ
ドム「爆発の影響か、揺れるな」
ズズズズナンダイ?コノユレハ、キュップイ!グシャァ
ベアード「なんか聞こえたか?」
マーカス「ただの風さ、さぁ行こう」
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ベアード「パパ、ママ、まだ着かないの?」
ドム「だいぶ歩いたはずだよな?」
コール「おい!この先広場みたいになってるぞ!」
マーカス「待て、何かいるぞ」
ティロフィナーレ!ドカァン!
マミサンカッコイイ!!
コール「なんだありゃ!?」
ドム「女の子か?」
ベアード「オイ、コール見たか?あの大砲お前と同じくらいバカでけぇぞ!」
マーカス「何だアレは!?」
ニュルン ニタァ
ベアード「殺られるぞ!」
マーカス「ドム!ブームショットを!!」
ドム「任せろ!!」
ドカァン!!
ドム「よっしゃ!当たったぞ!!」
マーカス「行くぞ!撃ち続けながら接近しろ!」
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マーカス「大体こんな感じだな」
ほむら「」
まどか「」
さやか「」
QB「わけがわからないよ」
マーカス「どうした?」
ほむら「・・・星」
マーカス「何?」
ほむら「この星の名前はわかる?」
マーカス「惑星セラにきまってるだろう」
まどか「惑星セラ・・・?」
ほむら「どうやらほぼ確定のようね」
さやか「それどういう意味よ?」
ほむら「彼らはこの世界の人間ではないという意味よ」
さやか「・・・はい?」
ほむら「聞こえなかったかしら?」
さやか「いやいや、仮にそうだとしてもアンタ飲み込み早くない?」
まどか「スラッシュボール・・・ですか?」
ドム「あぁ、こいつスタープレイヤーだったんだ」
コール「背番号83、コールトレインだ!」
ほむら「・・・時間軸を何度も移動していればこういうこともありえるのかもね」ボソッ
さやか「何よ、よく聞こえないわよ」
ほむら「私の魔法は時間操作よ、空間を歪めてしまうこともあるということ」
さやか「むぅ…そういうものかねぇ?」
まどか「うわぁ!すごい固いです!」
コール「ハハハハッ!」
さやか「まぁ、あの人たちがどこから来たのかが分ったけどこれからどうするのさ?」
ほむら「それについてすこし話し合おうと思うのだけれど…まどか?貴方は何をしているのかしら?」
まどか「え?う、腕立て・・・」グググ
マーカス「話し合い・・・か、何か考えはあるのか?」
ほむら「とりあえずの話だけれどね、貴方達も自分の世界に帰らないといけないわけでしょう?」
ベアード「俺は案外ここで暮らすのも悪かねぇと思うがな」
ドム「ベアード」
ベアード「わかってるよ、冗談だ」
ほむら「話が逸れたわね、つまりは元の世界に帰るまで、当面のあなた達の住む場所ね」
ドム「俺達は外でも構わないぞ?」
コール「あぁ、慣れっこだしな」
マーカス「お前ら適応能力が高いな」
ほむら「とりあえずは・・・巴マミ、貴方・・・」
マミ「えぇ…命の恩人ですもの。広くないけどウチでよければ・・・」
ほむら「決まりね、服は明日私が持ってくるわ、それまではその服で我慢してちょうだい・・・まどか?貴方は何をしているのかしら?」
まどか「え?ふ、腹筋…」グググ
さやか「まどかは影響されやすいからな~」
ドム「だがいいのか?見ず知らずの俺達を・・・」
マミ「貴方達は命の恩人ですから、せめてもの恩返しです」
マミ「それと、二人にも怖い思いをさせてしまったわね…」
まどか「マミさん・・・」
さやか「そんな・・・あたし達は」
マミ「いいのよ、実際二人を危険な目にあわせたのは事実。これで魔法少女体験ツアーは終了よ。」
ほむら「・・・賢明な判断ね」
さやか「ちょっと・・・その言い方って」
マミ「暁美さんも二人が心配で言っているのよ、私、少し暁美さんのことを誤解していたみたいね」
ほむら「・・・・」
マミ「さ!そろそろ暗くなるわ、今日は解散にしましょう」
ほむら「そうね…二人とも親御さんが心配する前に帰りましょう」
さやか「う、うん…じゃぁまた明日」
まどか「マミさん、皆さんおじゃましました。コールさんまたね」
コール「おう!またなまどか!」
QB「マミ、僕は少し出かけてくるよ」ピョン
マミ「さて、まずは・・・お風呂にしたほうがよさそうね」
マーカス「今更だが本当にいいのか?こんな見ず知らずの男を泊めるなんて」
マミ「命の恩人ですもの、これくらいはさせてください。それに・・・」
マーカス「それに?」
マミ「そんな男臭い人たち外に放しておくわけにはいきませんよ」フフフ
コール「ハハハハ、マーカス、言われてるぞ」
ベアード「お前もだよ、まぁ俺もだが」
マミ「フフフ、じゃあお風呂入っちゃってください、私夕飯の準備してますので。」
マミ「浴槽狭いので一人ずつしか入れないと思いますけど」
マーカス「あー、流石にそれじゃ時間がかかりすぎるな、二人ずつ入るとするか」
ベアード「一番風呂・・・」
ドム「ジャンケンだ」
コール「ヘヘヘ…」
デルタ「「「ジャンケンポン!!」」」
ベアード「いよっしゃ!俺の勝ちだ」
マーカス「俺達が先だな」
ドム「くそっ、早くでてこいよ」
コール「あー、体が痒いぜ」
風呂
ベアード「」
マーカス「」
ベアード「・・・すごいな」
マーカス「・・・あぁ」
マーカス「ベアード、さっさと体洗って湯船に入ってくれ、狭い」
ベアード「そうさせてもらうぜ」シャワーON
ベアード「うひょー!最高だな!」
カポーン
ベアード「極楽だ・・・」
マーカス「あぁ、最高だな」ジャバジャバ
ベアード「なぁマーカス」
マーカス「何だ?」ワシュワシュ
ベアード「あの娘だが」
マーカス「・・・多分お前の考えてる通りだろう」ワシャワシャ
マーカス「家に置いてある物、この時間でも一人、そしてあの目の奥の寂しさ」ワシャワシャ
ベアード「・・・やっぱな」
マーカス「あまり触れない方がいいだろうな、向こうから接してくるまでは」ジャバジャバ
マーカス「よし、どけベアード俺が浸かる番だ」
ベアード「ヘイヘイ、も一回頭洗うかな」ザパァ
ウヒョー!サイコウダナ!
ドム「ベアードの声だ」
コール「はぁ、俺も早く入りたいぜ」
マミ「~♪」トントントン
コール「・・・やはり」
ドム「コール」
コール「あぁ、分ってるよ。俺もそこまで気が回らない訳じゃねぇよ」
マミ「みなさん何か苦手なものとかありますか?」トントントン
ドム「いや、特に無いよ、皆ヘビだって平気で食うからな」
マミ「ヘ、ヘビ・・・ワイルドですね」
コール「意外と旨いぜ?」
マミ「~♪」グツグツグツ
ドム「・・・・」ジー
コール「・・・大丈夫だ、きっと見つかる」
ドム「・・・すまん、気を使わせたな」
ベアード「あがったぜ」
マーカス「あぁ、最高だったな」
コール「よし、行くか!」
ドム「あぁ、ようやくだな」
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マミ「さぁ、たんと召し上がってください!」
コール「うひょう、ご馳走だぜ!!」
ドム「こりゃすげぇ」
マーカス「たしかに、凄いな」
ベアード「」ジュルリ
コール「ウマイ、ウマイ」ガツガツ
ベアード「」ムシャムシャ
マミ「よろこんでもらえて何よりです」
ドム「いや、こんなに旨い飯を食べたのは久々だ」ガツガツ
マーカス「おぉ はいふぉうふぁふぁ(あぁ 最高だな)」ガツムシャ
マミ「よければ、マーカスさん達の住む世界の事、教えてくれませんか」ムシャムシャ
マーカス「ングッ…俺達の世界か?」
ベアード「」ムシャムシャ
マーカス「そんなに面白い話じゃないぞ」
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マーカス「・・・と、まぁこんな感じだな」
マミ「・・・・・・」
マーカス「どうした?」
マミ「・・怖くは・・・ないんですか?」
マーカス「戦うことがか?」
マミ「・・・」コクリ
マーカス「俺達は生まれたときから戦いの中にいた、だから戦うことには抵抗が無いな」
マミ「・・・」
マーカス「それに、俺達は守るものや信じるものがある」
マミ「信じる?」
マーカス「自身の強さ、仲間の存在、戦う意義だ」
マーカス「それらが胸にある限り、俺達は決して負けない」
マミ「戦う意義・・・」
マーカス「ちょっとクサいセリフだったな・・・」
ベアード「いやぁ?中々いいお話だったぜ旦那?」
ドム「お前も中々キザじゃねぇか?うん?」ニヤニヤ
マーカス「ドム、今すぐ20ドル返すか風穴開けられるか選べ」
ドム「まぁ落ち着けって」
コール「ウマイ、ウマイ」ガツガツ
ベアード「よう、こっちも話したんだ。その魔法少女ってやつのことも教えてくれよ」
マミ「え?えぇ…魔法少女は・・・」
続く
げつようびがあらわれた!
とりあえずきりが良いので今回はここで切りますです
スレは落ちてると思うのでまた似たような名前で立てますんで
よろしければまたよろしくお願いします
>>68
いつ立てる予定?
>>71日曜がたぶん休みになるので土曜の夜中か日曜の夜中を考えてます
火曜日早く帰ってこれたら立てるかもです、
今日の夜まで残ってたら頑張って書きますw
おぉ、まさか本当に残っているとは…
保守どうもでした、再開します
魔法少女まどか☆デルタ2
見滝原市
路上
まどか「」テクテク
さやか「」テクテク
ほむら「」テクテク
ほむら「じゃあ、私はコッチだから」
まどか「あ、うん、今日はありがとうね」
さやか「…」
ほむら「今日の事を忘れろとは言わないわ、でも魔法少女になろうなんて考えちゃ駄目よ」
さやか「あんたは…あんたは何で私達を止めようとするのさ」
まどか「さやかちゃん…?」
ほむら「・・・・」
さやか「叶えたい願いを叶えて、救いたい人を救って。何がいけないのさ?」
ほむら「貴方は軽く考えているのよ、奇跡は痛みを伴う」
ほむら「その痛みに耐えられる者はほんの僅かしかいないわ」
さやか「じゃぁアンタはそのほんの僅かの一人でエリートって訳か」
まどか「さやかちゃん、そんな言い方・・・」
ほむら「・・・どうとってもらっても構わないわ、じゃぁ」テクテク
さやか「なによ・・・アイツ・・・」
まどか「さやかちゃん・・・」
まどか(去り際のほむらちゃん…悲しいような、寂しそうな目をしてた・・・)
数日後
見滝原市
マミの家
マミ「じゃあ行ってきますね。」
ドム「あぁ、気をつけて」
マーカス「こうやってのんびりするのも悪くないな」
ベアード「あぁ、突然頭ブチ抜かれて死ぬ心配もねぇしな」
コール「しかしあの石があんな高値で売れるとはな」
ベアード「ダイヤモンドだ、コッチじゃ希少価値が高いんだとよ。」
ベアード「そんなモンより俺は質のいい鉄に驚きだぜ」
コール「なあ、金はあるしよ。こないださやかが言ってたこっちのゲーセンに行こうぜ!」
ドム「勝手に家を空けるのはマズくないか?」
マーカス「マミが戻る前に帰れば問題ないだろう」
ベアード「いいな、そろそろケツから根が生えるかと思ってたトコだ」
コール「なら出発だな」
見滝原市
ゲームセンター
パーフェクトコンボ!!ハイスコア!!
杏子「よっしゃ!ようやくフルコンボでクリアできた!」
杏子「風見野のゲーセンじゃまだこの機種は無いからな・・・」
杏子「ま、この時間じゃマミは学校だろうし見つかr」チラッ
グォオオ
ドム「コール!右から来てる!!」ガガガガ
コール「任せろベイビー!!」ガガガガガ
店員「あ、あのお客様、もう少しお静かに・・」
杏子「…なんだアレ」
杏子「気を取り直してクレーンでも・・・」テクテク
ベアード「これは無理だな」
マーカス「ほう」
ベアード「これはイケるな、見てろよ?」
ピュィンピュインピュインピュイン
ベアード「よっしゃ!やっぱ俺って天才かも!」
マーカス「流石だなベアード、だが10個はとりすぎだ」
杏子「」
杏子「なんだあのオッサン・・・もう帰ろう・・・」テクテク
見滝原市
公園
コール「面白かったぜ!」
ドム「久々にはしゃいだな」
ベアード「あぁ、全く」
マーカス「このぬいぐるみの山はどうする気だ?」
ベアード「マミ達にでもやればいいだろ?それともお前にやろうか?マーカスちゃん」
マーカス「言ってろ」
コール「ん?あそこに座ってるのさやかじゃねぇか?」
ドム「本当だ」
マーカス「・・・なんか様子が変だな」
ドム「行ってみよう」
さやか「・・・・」
コール「よう、どうした?」
ドム「元気が無いな」
さやか「あ・・みんな」
マーカス「何かあったのか?」
さやか「・・・ちょっとね」
マーカス「・・・そうか」
さやか「ねぇ・・・」
マーカス「ん?」
さやか「誰かのために自身を犠牲にするって・・・どう思う?」
マーカス「犠牲か・・・」
さやか「・・・」
マーカス「その答えは俺には出せないな」
さやか「・・・そっか」
マーカス「いいか悪いかなんて結果を見てみないとわからん、だが俺は、俺達は常に最善の手を選択してきた」
マーカス「いままでも、これからもな」
さやか「最善・・・」
マーカス「決めるのはお前だ、それは誰かに従うものじゃない。最善の手を尽くすことだ」
さやか「・・・ありがと」
マーカス「気にするな、じゃあ俺達は帰るぞ、マミが帰ってきちまう」
ベアード「そうだ、コイツをやるよ」ポイッ
さやか「わわっ!・・・・ぬいぐるみ?」ポスッ
ベアード「ゲーセンで取りすぎたんだ、じゃあな」
ベアードスナオジャナイナ! ウルセーダマッテロ!
さやか「人魚のぬいぐるみか…」
さやか「恭介・・・」ギュッ
見滝原市
マミの家
マミ「あら?パン粉を切らしてたわ・・・」
ベアード「なら俺達が買ってくるぜ」
マミ「本当ですか?お願いしようかしら」
ベアード「いいよなドム?」
ドム「あぁ、だろ?マーカス?」
マーカス「勿論だ、コール、買って来い」
コール「俺だけかよ!」
マーカス「買い物に行くかポーカーの負けを清算するか選べ」
コール「わかったよ行くよ!まったく…」
見滝原市
廃工場
まどか「仁美ちゃん!正気に戻って!」
仁美「これは神聖な儀式ですわ、素晴らしいところへ旅立つために…」
まどか「ダメぇ!!」ガランガラン
仁美「…バケツが…鹿目さんあなた…」
男「なんてことを」ユラァ
OL「なんてことを」ユラァ
工場長「なんてことを」ユラァ
まどか「い、嫌、来ないで」
工場長「なんてことを」グアッ
まどか「キャァァァァ!!」
コール「イヤッホォォォォォ!!」ドガッ
工場長「ぐあっ」ゴロゴロ
まどか「コールさん!」
コール「コールトレインは定刻通りだ!!無事かまどか?」
まどか「私は大丈夫だけど…仁美ちゃんたちが!」
コール「任せろ!全員のしてやる!」
まどか「ダメだよ!あの人たちは魔女に操られてるだけなの!」
コール「なら逃げr…なんだ!?」
まどか「景色が!魔女の結界!?」
まどか「そんな…どうすれば」
QB『絶望することは無いよ』
まどか「QB?どこにいるの?」
QB『テレパシーだよ、君が願えさすればその窮地は簡単に脱することができる』
まどか「私が・・・願えば?」
コール「どうしたまどか?」
QB『君の願いが操られた人々や隣の男も助けるんだよ、さぁ時間が無い』
まどか「私…魔法少女に…」
コール「伏せろまどか!!魔女だ!!」
ゴオォォ
まどか「えっ?」
ザシュッ
さやか「ふー!危機一髪だったね」
まどか「さやかちゃん!?」
コール「さやかお前!」
さやか「話しは後、まずは目の前の敵を…ね?」
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シュウウウウ
さやか「ふぅ…勝てた・・・・」ヘタ
まどか「さやかちゃん!」
コール「すげぇなさやか!」
さやか「へへへ」
マミ「鹿目さん無事!?」
ドム「大丈夫か!」
ベアード「コール、生きてたか」
コール「勝手に殺すなよベイビィ」
まどか「みんな!来てくれたんですね!」
マーカス「一足遅かったようだがな」
さやか「マーカスさん」
マーカス「・・・それがお前の選択か」
さやか「うん…後悔はしてない」
マーカス「ならいい、よし帰るぞみんな」
ほむら「・・・・」
QB「あれが新しい魔法少女だ」
杏子「ふーん、なんだか弱そうな奴だね」
QB「これで見滝原の魔法少女は3人になった」
杏子「せっかくの狩場を新人に荒らされるのは面白くないな」
QB「どうするんだい?」
杏子「少し先輩に対しての礼儀ってヤツを教えてやるさ」
>>157の頭に脳内補完を...数十分前 見滝原市某所
QB「君がそうしたいならそうすればいい、だが見滝原にはイレギュラーがいる」
杏子「暁美ほむらってヤツだろ?前に言ってた」
QB「そのほかにもイレギュラーが増えてね・・・」
杏子「何者なんだ?」
QB「デルタ部隊って名乗っていてね・・・」
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数日後
見滝原市
杏子「ウゼェ…超ウゼェよ」ジリッ
さやか「私はあんたを許さない!!」ジリッ
まどか「やめてよ二人とも!!同じ魔法少女同士で争うなんておかしいよ!」
杏子「先輩に対してのクチの聞き方ってやつを教えてやるよ!」ブォン
さやか「あんたなんかに先輩面されたくない!」キィン
QB「経験の差は明らかだ、さやかに勝ち目はないだろうね」
さるさんが…
さやか「うぅ・・・」ガクッ
まどか「さやかちゃん!!」
杏子「おかしいな?動けなくなるくらいに痛めつけたハズなんだけど」
さやか「離れてて…まどか、コイツはアタシが」ググッ
まどか「その怪我じゃ無理だよ!」
杏子「ならとどめをさしてあげるよ!」
ほむら「それにはおよばないわ」
まどか「ほむらちゃん!」
杏子「な…!?いつの間に後ろに!」
さやか「邪魔しないで転校生!」
QB「・・・・」
ほむら「じゃあその傷で貴女は佐倉杏子を倒せるのかしら?」
杏子「テメー何でアタシの名前を…」
マミ「もう終わりにしましょう、佐倉さん」
杏子「…チッ」
ほむら「それにはおよばないわ」
まどか「ほむらちゃん!」
杏子「な…!?いつの間に後ろに!」
さやか「邪魔しないで転校生!」
QB「・・・・」
ほむら「じゃあその傷で貴女は佐倉杏子を倒せるのかしら?」
杏子「テメー何でアタシの名前を…」
マミ「もう終わりにしましょう、佐倉さん」
杏子「…チッ」
間違えちった
ほむら「まだ続けるというのなら私と巴マミも敵にまわすということよ、退いたほうが身のためね」
杏子「…わかったよ、アンタの手の内もわからないんだ、降りるよ」
ほむら「賢明な判断ね」
マミ「…佐倉さん久しぶりね」
杏子「…話すことなんてないよ」バッ
まどか「マミさん、あの娘のこと知ってるんですか?」
マミ「…えぇ、佐倉さんはね…」
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見滝原市
ゲームセンター
~♪
杏子(クソッ!むしゃくしゃする…)
ビービービー
杏子「なんだ?故障か?なんなんだよ今日は!」
店員「申し訳ありませんが回路の不調のようで今は修理が…」
杏子「整備くらいちゃんとしておけよな!」
ベアード「なんだ?故障か、俺が診てやろう」
杏子「な!?」
店員「お客さん!?勝手に触られては」
ベアード「そう硬いこと言うなよ、どれどれ」カチャカチャ
ドム「でたぞ、便利屋ベアードだ」
マーカス「なんだかんだ面倒見のいいヤツだからな」
ベアード「ずいぶんとひどい組み方だな…」カチャカチャ
~♪
ベアード「どうだ!直ったぜ!」
店員「あ、ありがとうございました」
ベアード「なんならお前にも直し方を教えてやろうか?」
マーカス「流石だなベアード」
杏子「…アンタらこの間も居たよな?」
ベアード「なんだこのガキ?」
杏子「アタシはガキじゃねぇよオッサン」ムッ
ベアード「あ?殺すぞテメー」
ドム「構うなベアード、相手は子供だぞ」
杏子「クソッ!一体今日は何だってんだ」
ドム「なにかあったのか?」
杏子「なんでもねぇよ!」ぐぅ~
マーカス「…腹減ってんのか?」
杏子「うっ、うるせぇ!///」
ドム「なんか奢ってやるよ、ついでに話も聞いてやるぞ?」
杏子「誰が世話になんかなるか!」
見滝原市
ファミリーレストラン
マーカス「」ガツガツ
ドム「」ガツガツ
ベアード「」ガツガツ
コール「」ガツガツ
杏子「」ガツガツ
店員「なにあのひとたちこわい」
コール「ふぅ…喰った喰った」
マーカス「うまかったな」
杏子「久々にこんなに食べたよ」
ドム「で?なにがあったんだ?」
杏子「…そいつは話せないな」
ベアード「なんだよ、奢ってやったってのに」
杏子「それについては感謝してるよ、食いもんの礼はいつかする、ありがとな!」ダッ
マーカス「行っちまった」
コール「なんだったんだ?」
マーカス「さぁな、知るかよ」
さるさんが厳しい…
見滝原市
マミの家
マミ「ってことがあったんです」モグモグ
マーカス「物騒な話だな」ムシャムシャ
マミ「実は…昔その娘、佐倉さんって言うんですけど色々あって」モグモグ
ドム「俺たちでよければ聞くぞ?」ムシャムシャ
マミ「実は…」
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風見野市
教会
杏子「なぁQB、あの新人はなんの願いで魔法少女になったんだ?」
QB「美樹さやかのことかい?」
杏子「あぁ、そんな名前だったな」
QB「彼女は幼馴染の怪我を治すために願いを使ったよ」
杏子「…他人の為か」
QB「彼女はその幼馴染に対して君たちで言う恋愛感情とやらを抱いているそうだよ」
杏子「・・・・」
数日後
見滝原市
上条家前
~♪
さやか「・・・」
杏子「その音色の主がアンタの意中の相手かい?」
さやか「な!アンタ、まさか恭介も巻き込むつもり!?」
杏子「そうじゃないよ、アンタが願いを叶えた理由を聞きたくてね」
さやか「…アンタなんかに教える義理も無い」
杏子「気をひきたいんだろ?そのボウヤの」
さやか「違う!アタシはただ恭介の手を治したかっただけ!」
杏子「でも好きなんだろ?だったらなんでもっと簡単な手を使わなかったんだ?」
さやか「…なにがいいたいのよ?」
杏子「アンタの事を好きになるように願うとかだよ」
杏子「魔法は自分の為に使わないとな、なんならそのボウヤの手足をもう一回潰してさ」
杏子「アンタが看病してやれば振り向いて…おっと」サッ
さやか「アンタに何が分かるのよ!!」
杏子「いきなり殴りかかってくるとはご挨拶だね」
さやか「やっぱりアンタなんかが魔法少女なんて認めない!アンタはアタシが倒す!!」
杏子「…へぇ、言うね、いいよココじゃ場所が悪い。付いてきな」
次さるさんがきたら今日は終わりにします
帰ってきて落ちてたら似たような名前で立てます
杏子(はじめはただ他人の為に魔法を使う意味の無さを教えるだけのはずだった)
杏子(所詮はロクなことになるって事を自分が一番知っていたから…)
杏子(でもアイツの顔を見ていたら何故か余計なことまで喋っていた)
杏子(どうしてこうなったんだろう?だがここまで来たからには後には引けないんだよ)
見滝原市
鉄橋
杏子「ここなら遠慮はいらないよね、いっちょ派手に行こうぜ」パァァァ
さやか「私はアンタには負けない!」グッ
まどか「待って!!」
さやか「まどか!?何でココに?!」
まどか「さやかちゃんゴメン!」ブンッ
杏子「ソウルジェムを!?」
さやか「まどか?!アンタなんて事を…」ドサッ
まどか「さやかちゃん…?」
まどか「さやかちゃん?どうしたの?起きてよさやかちゃん!?」
杏子「コイツ…死んでるじゃねぇか」
まどか「そんな!?さやかちゃん!」
QB「まどか、キミはひどいことをするね親友を投げるなんてどうかしてるよ」
まどか「…どういうこと?」
QB「どういうこともそのままの意味だよ、キミが抱えているのはただの抜け殻」
QB「美樹さやかの本体はキミが投げたあのソウルジェムじゃないか」
杏子「テメェ…詳しく話しやがれ!」
QB「やれやれ…」
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杏子「フザケんな!!そんなのゾンビにされちまったようなもんじゃねぇか!!」
QB「君たちはこの話をすると決まって同じ反応をするね」
QB「わけがわからないよ」
パンッ
QB「なn」グチャッ
ドム「一匹やったぞ」
コール「ヘヘッ、ナイスショット」
マミ「そんな…私たちの身体は…?」
ほむら「いい腕ね」
まどか「ほむらちゃん!さやかちゃんが!」
ほむら「このソウルジェムを」スッ
さやか「…あれ?アタシ何を?」
まどか「さやかちゃん!」
QB「いきなり撃つなんてヒドイじゃないか」ピヨン
ベアード「うるせぇ、黙ってろレッチ」
マーカス「説明してもらうぞ、何もかもな」
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まどか「それからQBは真実を語りました」
まどか「魔法少女が辿る運命、QBの真意」
まどか「ただ淡々と機械のように話すQBの話を」
まどか「さやかちゃんは力なく、マミさんは青ざめて」
まどか「杏子ちゃんとデルタのみんなは怖い顔で聞いていました…」
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続く
申し訳ないですが今日も途中で終わりです…
前回と同じで落ちてたら似た名前で立てます
さるさんが無ければ今回で終わる予定だったんですが…
保守ほんとうにありがとうございます
よろしければ最後までお付き合い下さい
22時過ぎには自宅に帰ってこれるとおもいますんで
23時までには書き始める予定です
では
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