兄「また振られた・・・」妹「だ、抱きつかないでよ」(163)

兄「どうせ俺なんて・・・俺なんて・・・」

妹「お、お兄ちゃんはかっこいいよ!」

兄「そんなお世辞なんていらないし」

妹「いつも優しいし、一緒にいると楽しいし、あ、あたしは大好きだよ・・・」

兄「はぁ」

妹「(無視された・・・)」

妹「どんな風に告白したの?」

兄「え、言うの?恥ずかしい」

妹「いいから。あたしに向かってもう一度言ってみて。練習だよ練習」

兄「練習か。なるほどな」

兄「お、女さん!ずっと前か」

妹「待って!待ってお兄ちゃん!」

兄「な、なんだよ」

妹「れ、練習なんだからリアリティを出さないと」

兄「ん?どういうことだ」

妹「告白のときは、その女さんじゃなくて、あ、あたしの名前に告白しないとダメだよ」

妹(CV:阿澄佳奈)

兄「そ、そうか。さすがだな」

妹「そうだよ。じゃあもう1回ね」

兄「おう」

妹「・・・」ドキドキ

兄「い、妹!ずっと前から好きだった!俺と付き合ってくれ!」

妹「はい、喜んで」

ヨロコンデー

兄「ん?」

妹「じゃなかった・・・」

兄「どうだった?」

妹「少し、いやかなり、いやすごくドキドキしたけど、も、もう少し練習しないとダメだね」

兄「そうか。やっぱり告白の仕方もダメだったんだな」

妹「うん、後でまた練習しよう。1000回くらい・・・」

兄「1000回か多いな」

妹「そ、それくらい練習しないとダメだよ!みんなはもっと努力しているよ!・・・多分」

兄「そうなのか。よし、がんばるよ」

妹「(あ、後1000回もお兄ちゃんに好きって言ってもらえる・・・やった)」

妹「じゃあ次の練習ね」

兄「次?まだあるのか」

妹「い、いろいろなパターンで練習しておいたほうがいいでしょ」

兄「確かにそうだな。続けてくれ」

妹「お、女の子はいきなり大胆なことをされると嬉しい子もいるんだよ」

兄「大胆さか、なるほど。例えばどういうことをすればいいんだ」

妹「例えば」

妹「いきなり正面からギュッと抱きしめるとか・・・」

兄「何?いきなりそんなことを女の子にしても大丈夫なのか?」

妹「す、好きな人にされたらきっと喜んでくれるよ」

兄「そういうものか。女の子も結構大胆なんだな」

妹「ほら、さっそく練習してみて」

兄「え、お前を抱きしめるのか?」

妹「うん・・・も、もしかして嫌?」

兄「いや俺はいいけど、お前が嫌じゃないかと」

妹「お、お兄ちゃんのためだもん。いいよ」

兄「い、妹~。いい妹だなお前は」ギュッ

妹「ぁ・・・」

兄「や、やわらかい。女の子やわらかい」

妹「・・・」

兄「で、この後はどうすればいいんだ?」

妹「・・・」

兄「妹?」

妹「は、離れちゃダメ」

兄「え?」

妹「もっとギュってしていてくれないとダメ」

兄「お、おーい妹」

妹「・・・」

兄「妹ー?」

妹「何?」

兄「もう10分くらいこうして抱き合っていると思うけど、まだ離れちゃダメなのか」

妹「わかった」スッ

妹「・・・」

兄「ど、どうした?」

妹「今のも後でいっぱい練習しないとダメ。10000回くらいは予行演習しないと」

兄「お、女の子と付き合うのって大変なんだな」

ちょっと妹呼んでくる

記念パピコ

誰か代わりに頼む

>>81

兄「お、女の子と付き合うのって大変なんだな」

おわり

姉「たっだいま~!!!!」

兄 妹 ギュー

姉「!?!?!?!?!!!!」

兄「あっ姉さんおかえりー」パッ

妹「ぁ……」

姉「……兄、ちょっときなさい」

兄「え…う、うん」

姉「なんで抱きついていたのか説明しなさい」

兄「実は女さんから降られて、それで妹が練習に付き合ってあげると…」

姉「ふーん…そういうこと」

姉(妹め、美味しい思いしやがってぇ…)

姉「じゃあお姉ちゃんがもっと踏み込んだレッスンをしてあげましょうか?」

兄「え!?本当!」

姉「百戦錬磨の私に任せなさい…ふふっ」

妹「なに話してるかわからないなぁ。さっきの姉さん殺気こもってた」ブルッ

妹「次はキスの練習に入ろうと思ったのに……」





姉「女の子ってのは意外と強引なのに弱いのよ。例えば……急に唇を奪うとか?」

兄「えっえぇ!?そ、それは厳しいよ」

姉「そんなんじゃまだまだねー。女さんは落とせないわよ」

兄「わ、わかった…」

でも>>1の方が遥かに上回っている

兄「こ、こうか…?」

妹「お、お兄ちゃん!そこは鼻だよ!!」

姉「ほら、分かったならさっさと実践」

弟「え? マジでやんの? 姉ちゃんと?」

姉「しないと練習になんないでしょうが」

弟「じゃ、じゃあ失礼して……」チュッ

姉「……」

弟「あ、あれ? なんか失敗した?」

姉「……小学生じゃないんだからさぁ」

弟「え? え?」

姉「いい? キスってのは、こう……」ハムッ

弟「んむっ!!」

姉「ん………れろっ……」

弟「むっ……おぉ……ね、姉ちゃん、舌が……」

姉「あむっ……ホラ、ちゃんと吸いなさいよ」

弟「うっ……おおぉ……」

弟「ゴホッゴホッ」

姉「なにむせてんのよwww」

姉「どうだった?初めてのキスは」

弟「舌って……マズイね」

姉「そーゆー感想とか聞いてないから」ドカッ

弟「オウフッ!!」

姉「まぁ、キスの練習はあとで1000回するとして」

弟「その『1000回』ってどっかで流行ってんの?」

姉「次の段階に進みましょうか」

弟「次のって……」

姉「ふふーん♪」

弟「……ゴクッ」

姉「さ、早くーー」

妹「またんかーー!!」ゲシッ

言っとくが姉を出したの俺じゃないからな

センス無い上に罪を擦り付けはじめたぞこいつ

妹「そうだよお兄ちゃん。それでね・・・」

兄「ん?」

妹「・・・」

兄「どうした、妹?」

妹「ゅ・・・」

兄「え?」

妹「ち、ちゅー・・・も・・・」

兄「ち、ちゅ?」

兄「・・・ちゅー?」

兄「キスってことか?」

妹「う、うん・・・」

兄「いや、いくらなんでもそれは・・・」

妹「う、ううん!」

妹「好きな人にぎゅってされて、ちゅってされたら・・・」

妹「その人のこと、もっともっと好きになっちゃうもん・・・」

兄「そういうもんなのか・・・」

妹「うん」

兄「そうか・・・いやしかし・・・」

兄「実の妹に、そこまで試すのは・・・」

妹「・・・」ジーッ

妹「きて、お兄ちゃん・・・」

兄「」ドキッ

妹「死んでもらうか」

兄「…!?!」

ドドドドドドドドドドドド

妹「…ふふっ」

兄「⁈」

妹「…掛かったなお兄ちゃん」

兄「い、妹⁈」(ササッ

妹「何人もの女にその体を捧げる、気持ちの悪いお兄ちゃんはもう見てられないんだよね♪」(ナイフジャキッ

兄「!?」

兄「(あ、あれ?何で俺ドキッとしてんの?)」

兄「(妹だぞ?女の子と付き合うのを手伝ってくれてるだけの・・・)」

兄「(勘違いだ、勘違い。色々させてもらってるから、ちょっと間違えただけ)」

妹「お兄ちゃん・・・?」

兄「よ、よし!それじゃあ」ギュッ

妹「っ・・・」ビク

姉「女の子ってのは意外と強引なのに弱いのよ。例えば……急に唇を奪うとか?」

兄「なるほど勉強になります、では姉さん失礼しますチュッチュバチュン!」

姉「見切った!惜しかったわね!私の唇を奪おうなんざ十年早い!」

兄「くそう、ちくそう、姉にすらキスできないんじゃ女とイチャコラなんざ雲の上のトークだぜ」

姉「……妹ちゃんこそ女の子、甘くて薄い桜色の唇に啄むようにちゅっちゅしたら経験値もりもりよお」

兄「そうだ!妹!女の子の妹!」スッタカター

姉「あらあらうふふ」


妹「あ、お兄ちゃむっ!!?おむっ!んっんむ!?」ビクッ

兄「ちゅっちゅ、強引に抱き寄せて愛しさを含んだ強引キスちゅっちゅ!」ぎゅっちゅっちゅっ

妹「……ん、……んん、……んちゅ、……ちぅ……、、、」びくんひくんくたっ

兄「最後に切なさを残すキス、ちゅん……、ありがとう妹、俺はレクチャーを受けに戻るよ」すくっ

妹「……こ、れは……スカートも履き変えなあかん、けどねえ、足腰が……」がたがた

兄「まさか妹お前…」

兄「あの巷で噂の…」

妹「そうよ!私はタラシ撲滅委員会な会長。」

妹「お兄ちゃんみたいなタラシを見てると吐き気がするのよ。」

兄「っ…」

>>139
超展開嫌いじゃないよ

兄「いやいやいやww」

妹「?」

兄「いやぁ・・マジで⁈」

妹「マジって、何が?」

兄「タラシ撲滅委員会」

妹「そうだけど?」

妹「この場でお兄ちゃんに制裁を与えようと思ったけど…」

兄「……」

妹「うまくいかなかったなぁ」

妹「反射神経だけはいいみたいだね、お兄ちゃん。」(ジャキッ

兄「くそっ!…」

兄「くくっ…www」

妹「?」

兄「あっはっはwww」

妹「何がおかしいの⁈」

兄「いやぁ、驚いちゃってさぁ。」

兄「タラシ撲滅委員会?」

兄「なら俺はその撲滅を阻止してやるよ」

妹「⁈…まさか」

>>143
ちょっと黙ってて

>>151
うぇー了解ー
暇だから書いてみただけだし

>>153
二度と書き込まなくていいよ

>>154
嫌だね
>>1はもう来ないのか

妹「……」チュッ

妹「この味は!
………ウソをついてる『味』だぜ……」

兄「!!?」

兄「ゴールド・エクスペリエンスッ!!」

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!

>>159
お前ならやれると信じてる

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