撫子「暦お兄ちゃんは当分無理だろうから…」 (8)

撫子「こんな撫子の事を好きになってくれた野球部の男の人と暦お兄ちゃんが振り向いてくれるまで付き合おうかな」

撫子「キスとかそういうのは暦お兄ちゃんにあげたいからあれだけど…普通に手をつないだり一緒にお弁当を食べたり一緒に帰ったりそういうのなら問題ないよね」

撫子「撫子も年頃の女の子だから男の人を知りたくてうずうずしてる…」

撫子「暦お兄ちゃんはまだ無理だもん…だから仕方ない…よね」

ーー学校

野球部の男「マジで最近性欲半端なくて昨日5回も抜いちゃったよwww」

男「マジで?wwお前猿かよwww」

撫子「あ、あの…」

野球部の男「あ?…ああ…なんだよ?俺になにか用事かい?撫子ちゃん」

撫子「あ、あの…その…なっなでこあれからす、すごく悩んで考えて…その」

野球部の男「あれから?」

撫子「そ、その…も、もう気持ち…変わっちゃってるかもしれないけど…一回ふ…振っちゃってるけど…」

撫子「ま、まだ…撫子のこと好きでいてくれているなら…その…」

野球部の男「え?もしかして俺と付き合ってくれるってこと?」

撫子「う、うん…」

野球部の男「マジで?嘘じゃねえよな、撫子ちゃん?」

撫子「う、嘘なんてなでこ付かないよ…」

野球部の男「いったな?ならなでこは今日から俺の女だよ、なーでこちゃん?」

撫子「う、うん、な、なでこあなただけのもの」

野球部の男「ねえ、なでこちゃん、今日さ俺の部屋にこない?めっちゃ面白いゲームがあるんだよ」

撫子「…うぅ…」

野球部の男「え?彼女になったのに俺の部屋に来れないの?しかも面白いゲームがあるっていうのにさ、彼氏が来てっていってるんだから彼女なら即効行くっ!て返事してもらわなきゃ困るよ」

撫子「で、でもなでこは…まだ…こ、こころの準備とか色々とで、できてないしし…」

野球部「プッ…心の準備?なんの心の準備が必要だっていうんだ?彼氏の部屋にきて面白いゲームをやるだけ、これだけのことになにかの覚悟とか準備とか意味がわからないよ」

撫子「そ、そうだよね…なでこ…行くよ」

野球部「決まりだね、じゃあ学校おわったらそのまま俺の家にいくからよろしく~」

撫子「う…うん」

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