C.C.「おい、次のスパロボのオファーはまだか?」(229)

ルルーシュ「……は?」

C.C.「だからスパロボだスパロボ。次はいつ出られるんだ?」

ルルーシュ「何を言い出すかと思えば……こないだ第2次Zに出たばかりだろう」

C.C.「そうだな。だがそろそろ1年近く経つんだ、次の発表があってもいい頃合だろ?」

ルルーシュ「……ふむ」

C.C.「お前お得意の情報網はどうなんだ? 情報はお前の武器なんだろ、さあ調べろ」

ルルーシュ「そんなの既に掴んでいるさ。近くして3DSで新作『UX』の発売が決まっている」

C.C.「ほほう? バンナムも黙っているとはつれないな。して、その新作では私達はどんな役回りなんだ?」

ルルーシュ「いや、今回俺達は参戦しないが……」

C.C.「……なんだと?」

C.C.「出ないだと? どういう事だ」

ルルーシュ「どうもこうもない。言った通りだ、俺達の出番はない」

C.C.「悪ふざけなら聞かんぞ」

ルルーシュ「確かに俺は嘘つきだが、本当の事だって言う」

C.C.「……本当に、出ないのか?」

ルルーシュ「ああ。次のオファーは未定だ」

C.C.「……ルルーシュ。お前今からバンナム行って来い」

ルルーシュ「何故だ」

C.C.「決まっている。寺Pにギアスかけて私達を出させろ!!」

ルルーシュ「」

ダンバインやエルガイムにあやまれ

>>7
今回出ていなくねエルガイムは

ルルーシュ「確かにギアスを使えば出られそうだが……さすがに裏技にも程がある」

C.C.「お前が言うのか? 今更だな」

ルルーシュ「黙れ魔女」

C.C.「ふん。お前だって、また出演して再注目されたいんじゃないのか? アキトとかいうのに大衆の目を奪われてばかりでは面白くなかろう」

ルルーシュ「……」

C.C.「……」

ルルーシュ「お前、それほどまでに出たいのか?」

C.C.「うん」

どうせC.C.はひっこめるけどな

ルルーシュ「俺とて出たいか出たくないかで言えば出たいが……いろいろ問題がだな……」ブツブツ

C.C.「グチグチ悩むのは出演が決まってからでも十分だろ。ほら、善は急げだ」グイグイッ

ルルーシュ「待て、俺はまだ行くとは……!!」

ガチャッ

カレン「さっきから騒がしいけど、一体何の騒ぎなわけ?」

ルルーシュ「カレンか。いや、大したことじゃないさ」

C.C.「丁度いい。カレン、今からこの坊や引きずってバンナムまで行くぞ。護衛は任せた」

カレン「はあ? あの、話が全く読めないんだけど……」

再世の紅蓮はチートだったな

シーブック「贅沢言うな」

ダバ「元常連の俺たちですらハブなんだぞ」

ショウ「お前は永野のヘソ曲りが原因だろ」

ジロン「そういうお前は最新作に出るから文句ないだろ」

ウッソ「終わりのないディフェンスはもう嫌です・・・」

>>21
ジュドー「最近はなぜかダンクーガに乗ることが多くなった」

>>21
ジュドーが仲間に入れて欲しそうな顔でそちらを見つめている…

カレン「とりあえずさ、どういう事なのか説明してほしいんだけど」

ルルーシュ「言うだけなら簡単だ。この魔女が次のスパロボに俺達が出ない事を不満がってな」

カレン「スパロボ……」

C.C.「2000年代を代表する作品とまで言われる私達だ、もっと出たっていいはずだろ?」

ルルーシュ「そこまで傲慢になるつもりはないが、まあ……な」

C.C.「カレン、お前だってもっと活躍したいだろ? アニメじゃあんまりだったもんなぁ」

カレン「ぐ……そ、そりゃまあ……」

C.C.「というわけで、私達の注目度再向上の為にも、寺Pに私達を出させるようにギアスかけにいこうとしてるんだよ」

ルルーシュ「馬鹿な理由だろう? カレン、無視してくれていいからな」

カレン「……」

いい加減ガンソード声付きではよ

>>24
素で忘れてた
ZZってスパロボ向きのシナリオのはずなんだけどなぁ

ストーリーも王道だしパイロット多いし敵味方もはっきりしてるし有能な母艦も艦長もいるのに

C.C.「なあカレン、お前アニメ終盤で人気下がったの気にしてるよなぁ?」

カレン「……それは、その……」

C.C.「再世篇での活躍っぷりで少しは人気盛り返して嬉しかったんだよなぁ?」

カレン「……まあ、うん……」

C.C.「人気維持するなら……また出たいよなぁ?」

カレン「……その……」

ルルーシュ「おいC.C.、カレンを惑わすような事は……!」

ガチャッ

スザク「3人集まって、何の話だい?」

ルルーシュ「スザク! 一体何の用だ?」

スザク「別に用ってわけじゃないんだけど、なんとなく。それで、何の話をしてたんだい?」

C.C.「手短に言うと(カクカクシカジカ)こういうわけだ」

スザク「スパロボに出るために……ギアスを!?」

C.C.「手っ取り早いからな。お前も手を貸せ」

スザク「ルルーシュゥゥゥゥゥッ!!」バキィッ!!

ルルーシュ「ぐふぉっ!? 何をする!! スザァァァク!!」

カレン「ちょっと、いきなり何してんのよ!!」

スザク「僕だってスパロボ出たいけど、でも!! そんな間違った方法で得た参戦枠に価値なんてない!!」

ルルーシュ「待て、俺が言い出したんじゃない!! なのに何故殴る!!」

C.C.「おやおや。アニメじゃ最後、結果が全てと言ってたのにな」

スザク「今は関係ないよ。それに、やっぱり強制は良くない」

ルルーシュ「殴る前にその言葉を出して欲しかったがな……くぅっ」ヒリヒリ

スザク「ごめんごめん。でも、今のは君達が悪いよ」

カレン「殴っておいて軽いわね……ルルーシュ、大丈夫?」

ルルーシュ「なんとかな……だがC.C.、俺もギアスを使ってまで出るのは反対だ」

C.C.「何?」

ルルーシュ「俺達が出るには諸所問題があるんだよ。今から出来る限りの説明をしてやる」

ルルーシュ「まず重要なのは、俺達の世界が他作品の世界に対して異質だということだ」

C.C.「言うほど異質か?」

ルルーシュ「お前、わかってるのか? 俺達の世界では日本は占領されているだろう」

C.C.「だから?」

ルルーシュ「破界篇のストーリー発表前から散々言われたが、どうやってブリタニアがスーパーロボット満載の日本を占領するのか。ここがまず大きな壁だろう」

カレン「まあ、そうよね……大体スーパーロボットって、日本が舞台だし」

ルルーシュ「さすがカレンだ、わかってるな。さてスザク……いくら数が多くても、グラスゴーでスーパーロボットを倒せると思うか?」

スザク「頑張れば」

C.C.「お前なら出来るかもな」

ルルーシュ「……訊く相手を間違えたか」

ルルーシュ「兎も角。百歩譲って占領できたとしてだ。そこからどうする? 日本を舞台とした作品には出演の制約が加わる」

スザク「ほら、名誉ブリタニア人制度があるよ」

ルルーシュ「お前な、名誉ブリタニア人には様々な制約が課せられると自分でわかってるんじゃないのか?」

スザク「そうだっけ? 随分前だから忘れてたよ」

カレン「あ、待って。ソーシャルのスパロボなら占領のいきさつも変わってるらしいわよ」

C.C.「何? そんなのあったのか」

カレン「うん。スパロボCCってのだけど」

C.C.「スパロボCC!?……すると……私が主役に……!?」

ルルーシュ「違うな、間違っているぞ。あれは別ジャンルだし、お前が主役でもない」

C.C.「……ち」

ルルーシュ「さて。それでカレン、そのソーシャルゲームではどういういきさつになってるんだ?」

カレン「あたしも広告でチラッと見ただけだからよく知らないけど……なんか、関東地方だけが占領されてるとかって話で」

スザク「じゃあそれ以外なら出られそうだね」

C.C.「ほら、大した障害はないじゃないか」

ルルーシュ「決め付けるのは早計だ。関東地方を舞台とした作品の方が多いのを忘れてしまっては困る」

C.C.「む……」

ルルーシュ「それに俺達の番組構成上の問題もある。一期から登場するなら、俺達はほとんど日本から動けない……関東のみに制約されるならなおさらだ」

カレン「あれ、でも破界篇じゃあ……」

ルルーシュ「あの時は国連の後ろ盾があったからな。ブリタニアも何故かおとなしくしてくれていたのも幸いだ」

スザク「ああ、国内に黒の騎士団がいなかったからね」

ルルーシュ「」

でもギアスはリーンと絡めそうだよな

ちょいとメシ休憩

>>49
俺も脳内妄想で考えた。鈴木君ハーフだし、カレンといい具合に絡めそう

つーかお前らUX買うのかよ(´・ω・` )

ルルーシュ「(コホンッ)気を取り直して……仮に一期を過去の出来事として、R2からのみ参戦するにしても巨大な問題が発生する」

C.C.「ん? 何かあったか?」

ルルーシュ「決まっているだろう、後半の扱いだ!! 具体的にはTURN19からの!!」

スザク「ああ、あの場面ね」

ルルーシュ「そう、俺達ゼロ・レクイエム組とカレン達が明確に道を違えるあの場面だ。お前達、考えてみろ」

C.C.「ん?」

ルルーシュ「それまで味方だったものが敵味方に別れる展開……原作のこれを知っているものには、このイベントがゲーム中どう転ぶかがわからない限り……下手をすれば、使ってもらえないんだぞ!!」

カレン「!!!!」

スザク「それは、つまり……」

ルルーシュ「そう……場合によっては長期離脱、最悪永久離脱の可能性さえある!! そんなユニットならば、使うのをためらう事もあるだろう……強制出撃間際になって、ようやく必要最低限の強化を施される程度!!」

カレン「そうね……敵に回る人にそこまでお金も経験値もあげたくないもんね……」

スザク「でも、再世篇じゃずっと君が離反しないルートもあったじゃないか」

ルルーシュ「甘いなスザク……あのルートはおそらく今回限りだ。そしてゼロ・レクイエムルートにおいて俺が生存している事に納得していないプレイヤーも多い」

C.C.「なるほど……ゲームの中ぐらいキッチリ死なせとけってか」

ルルーシュ「そういう事だ」

スザク「じゃあ皇帝ルルーシュが正義のために闘うってのは?」

ルルーシュ「馬鹿なのかお前は。それでどうやって世界の悪意を背負うんだ」

カレン「あの……悪意なんて背負わなくて良いから、あなたが生きてくれればあたしは……」モジモジ

ルルーシュ「そういうわけにもいかないんだよ、カレン。原作再現とはそういうものなんだ」

C.C.「やれやれ。頑固な坊やだなまったく」

ルルーシュ「兎に角、わかってもらえたかな。俺達が参戦するにあたっては、世界観の問題、話の展開における問題、勢力の扱いの問題などなどいろいろ障害が多すぎるんだ。世ほど力量あるライターでも、まとめきれるものではないだろう」

C.C.「諦めろと?」

ルルーシュ「無用にスパロボ世界を混乱させるわけにもいかないからな」

スザク「……」

カレン「でも……」

ダブルオーとマクロスFはUXで退場な予感 ユニコーンやAGEの都合で「世代」がテーマになりそう ラグランジェやスタドラを出してもらえるんだろうか、ミクがOKないまアクセルワールドやホライゾン参戦もありえるしな

>>68
そうなったら本格的にスパロボ買わなくなるわ

スザク「ルルーシュ。僕は納得できない」

ルルーシュ「……スザク?」

スザク「僕は第2次Zでいろんな人に出会って救われた。僕だけじゃない、君だってそのはずだ!!」

ルルーシュ「それは、そうだが……」

カレン「あたしだって……リアル系女主人公なんてまで言われたの、嬉しかったし……」

スザク「それに、忘れちゃいないかい? こんなとき、僕らに最高の助言を与えてくれる人を!!」

C.C.「誰だ?」

カレン「!!……スザク、あんたまさか……!!」

ルルーシュ「ここで、あいつか……!?」

スザク「そう……僕らにはあの人が、藤堂さんがいる!!!」

困ったときのミラクル

ルルーシュ「待てスザク。藤堂の奇跡は綿密な作戦で導かれた必然だ。だが作品の垣根を越えてまで……」

スザク「大丈夫だよ。だって藤堂さん、あの武士道仮面さんにも尊敬されてるし」

C.C.「本編よりも二次創作で大好評だな」

スザク「あの人に頼めば大体なんとかなるよ。Cの世界にもアクセス出来るんじゃない?」

カレン「本当に出来そうで怖いわね……」

ルルーシュ「しかしだな……こんな馬鹿話で呼び出すわけにも」

ガチャッ

藤堂「呼んだか、若人達よ?」キリッ

ルルーシュ「藤堂!?」

藤堂「私を呼ぶ数多の声が聞こえた気がしてな。気が付くと扉の前に立っていた」

スザク「すごいや、さすが藤堂さん!!」

カレン「もはや何者ですか……」

C.C.「常識外れもいいとこだな」

ルルーシュ「お前に言われたくはないと思うが」

藤堂「話は扉ごしに聞かせてもらった。スパロボ参戦にあたっての問題が取り除けないという事らしいが……」

C.C.「坊やがゴネてな。それで、枢木スザクがお前ならなんとか~などと」

スザク「どうでしょうか、藤堂さん!!」

藤堂「ふむ……」

とりあえず

扇↓

まぁ確かに裏切るかもしれん奴らあんまり育てたくないな
クワトロさんとかシャアとかキャスバル・レム・ダイクンとか

>>82
エドワゥ・マスはどうなんだろうか

藤堂「……ゼロよ」

ルルーシュ「今はマスクなしだし、番外編なんだが……」

藤堂「私はゼロと呼ぶ方が慣れている。……で、ゼロは少々頭が固いのではないか?」

ルルーシュ「何っ?」

藤堂「スパロボとは確かに原作を活かしたキャラの絡み、シナリオの組み立ての妙が魅力だ……だがそれは魅力の一つにすぎん」

C.C.「ほう?」

藤堂「だがスパロボの真価は原作の再構築……いや、もしやするとありえたかもしれない展開、つまり! Ifにこそある!!」

スザク「If、ですか」

藤堂「数年前にも、某有名シリーズ作品の一つが異なる解釈で描かれ、ファンからは『もうこっちが原作でいいよ』とまで言われた事もあった。原作に即しつつも、視聴者が思い描いただろう物語……それを実現するのがスパロボだ!!」

カレン「再世編での『黒の騎士団ルート』みたいなものですよね」

ルルーシュ「だがあれをまたやったところで、使い回しと言われるのは明白だ。プレイヤーを飽きさせないためには……」

藤堂「フ……ゼロよ。主人公でありながらお前は自分の可能性を感じないのか。もったいない事だ」

ルルーシュ「な……」

藤堂「道はいつもすぐそこにある……ゼロよ、想像しろ! お前の未来を!!」

スパロボLのキラさんのことか

加藤機関がアップを始めました

シン「俺みたいに、ガラっと変わればいいんですよ」

>>91
カミーユ「僕も変わりました」

ガンダムSEEDデスティニーのことか 黒の騎士団がソレスタルビーイングと組んだりしてw(スパロボやってないからわからん)

葵なんて、忍に片想いなんて設定付けられてたしな

>>94
初参戦がダブルオーとだけど

>>95
いったい何年前の人に恋してんだよと思いたくなるが葵は俺がもらう

スパロボはゼオライマーさえ登場してくれればいいんだよォ

>>98
ゼオとイデってまだコラボしてないよな・・・

そういえば、消えた設定に葵は忍と沙羅の子孫みたいなのがあったらしいね

ルルーシュ「そこまで言うからにはよほど自信があるのだろうな」

藤堂「私も長年のスパロボユーザーだ。全てを知っているとまで傲慢な事は言わんが、それでも可能性の分岐点などは承知しているつもりだ」

C.C.「世界観はどうなんだ? 一期がどうだとごねてる奴がいるが」

藤堂「原作全てを追体験するものもあれば、途中部分からの再現、果てには原作終了後まで使い方はいろいろある。あとは他作品のキャラの交流により生まれる絆があれば可能性の扉は開ける」

ルルーシュ「他作品のキャラ、か……」

スザク「僕らも絡んだよね。沙慈やルイスが生徒会に加わってさ」

カレン「あんた、沙慈にひどい事したらしいけどね」

スザク「ちゃんと謝ったよ。それに、過去は変えられないし」

藤堂「舞台に関しても問題ない。先に紅月が云ったように、日本の一部……関東なり本州なりのみが占領されているという設定ならば、出せる作品も増えてくるのではないか?」

C.C.「名誉ブリタニア人制度を使うのか? 制約がどうのと言っていたが」

藤堂「そんなものは関係ない。割とどうにでもなる」

ミスト「でもコードギアスで原作終了後だとルルーシュさんは出れませんよね?」

バンダイで商品化されてるのは大体参戦できると捉えていいよな
つまりいつの日かアニメ版アイアンマンやアーマードコアも…

藤堂「さてゼロよ……作品についてだが」

ルルーシュ「?……ああ」

藤堂「実はかつて、地球が占領されたという設定のスパロボがあったのを知っているか?」

ルルーシュ「なにっ!?」

藤堂「そして、日本人が登場しながらも日本とあまり絡まないアニメもある事を知っているか?」

ルルーシュ「そ、それは……」

スザク「藤堂さん、それはマクロスのようなものですか?」

藤堂「それもある。だがスザクくん、古い作品に目を向けると意外とあるものだ」

C.C.「ほう?」

藤堂「そのようなキャラと絡めば、日本人の矜持を絶やすことなく新たな歴史を作る事も不可能ではない。他にもオーラロードの様な便利設定もたぶんに存在する……使いすぎは禁物だがな」

藤堂「さて、肝心の歴史の分岐点についての問題だが」

ルルーシュ「!!」

藤堂「おそらく多くの視聴者が思い描いたのは、我々がゼロを追放した後に紅月がゼロの後を追うという展開ではないかな?」

C.C.「かもな。坊やは認めたがらないだろうが」

ルルーシュ「当たり前だ! あれ以上、カレンを俺の事情に巻き込む事など……」

カレン「ルルーシュ……」

藤堂「だがスパロボでは不可能ではない」

スザク「でも藤堂さん、それだと黒の騎士団は敵対する事になる恐れが……」

藤堂「悲しいがそれを望むプレイヤーも多いかもしれん。だが、そこも話の展開一つだろう」

C.C.「お前には何か……考えがあるのか?」

藤堂「考えるだけならいくらでも出来る。……聞きたいか?」

>>109
アイアンマンは普通に行けそうな気がする
ディズニーがKHいかせたぐらいだし

ノリでここまで書いてきたが、こっから先書くと俺の脳内妄想スパロボ劇場になる
賛同得られるかわからんからとりあえずそれでも読みたいかだけアンケートとらせてくれ

今更だけど>>61
3DS本体買う前にソフト予約したわwww 昨日本体買ってきた

よし、じゃあ書くわ
参戦作品は俺の妄想で決めた奴ばっかり、且つ新規は無しの方向で
あらゆる作品観たわけじゃないから描写不足もあるだろうが勘弁

俺の意見語るのは藤堂さんに任せた

ルルーシュ「……藤堂。お前の想い描く世界とは……」

藤堂「なに、放映当時のファンの夢を実現し、なお且つ我ら黒の騎士団も正義のために戦うという理想ともご都合ともいえるルートだ」

カレン「出来るんですか、そんな事!?」

藤堂「紅月。我らだけの力では出来んかもしれんが……スパロボには、心強い仲間達がいるだろう?」

C.C.「力を借りるのか」

藤堂「ああ。それこそがスパロボの醍醐味だからな。今は必要最低限の作品にのみ手を貸してもらうが……実現すればより多くの仲間が手を貸してくれるやもしれん」

スザク「ですが、その場面からの展開では藤堂さん達も罵声を浴びる恐れが……」

藤堂「それでファンの心が満たされるなら本望というものだ。それに……『撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけ』なのだろう?」

ルルーシュ「藤堂……!!」

藤堂「さて。では協力してもらう作品だが……うかつに新規に手を出さずとも、既存作品だけでも実現は可能だろう」

C.C.「ほう? どんな奴に手を貸してもらうのかな」

藤堂「必要なのはゼロの元まで紅月を導く存在……そして、日本人の矜持を持つ者達。誰かのために命を賭ける事を知る者……そして、紅月の想いを、愛を知る者だろうな」

カレン「あの、あたしは……その」モジモジ

スザク「もうバレてるって。観念しなよ」

カレン「うっさい!!」

藤堂「さて。加えて、異なる世界の日本人というのも面白いかもしれんな。確か『リーンの翼』の主人公は紅月と同じ境遇……ハーフだったしな」

ルルーシュ(誰だかわからんが、他人のような気がしないな……)

藤堂「他にもファフナー辺りも絡められるかもしれんが……いや、今はいいだろう」

藤堂「……長くなったな。では今回は、以下の作品に協力してもらおうと思う」

・リーンの翼
・機動新世紀ガンダムX
・機動戦艦ナデシコ
・忍者戦士飛影
・???

C.C.「随分限定的だな」

藤堂「SSという場で参戦作品を増やしすぎても収拾が付かなくなるからな。今は彼らだけに力を貸してもらう」

ルルーシュ「……というか、最後の???とはなんだ?」

藤堂「私にとって切り札といえる作品だ。この作品なら、どの局面で登場してもおかしいとは言われないだろう」

藤堂「では簡単にあらすじを語ろうか。我等の物語のシナリオ的には、第20話『皇帝失格』にあたる」

カレン「本当に、大丈夫なんですか?」

藤堂「ウケるかウケないかは別だが、一応ある程度のラインまでシナリオは考えてある。紅月に損はさせないさ」

C.C.「私の出番はあるんだろうな」

藤堂「まかせておけ」

ルルーシュ「では見せてもらうぞ、奇跡の藤堂の真骨頂を!!」

藤堂「フ……では、次のあらすじからスタートだ!!」

~~スーパーロボット大戦T.D. 今回のあらすじ~~

第二次東京決戦後、ブリタニアからの特使・シュナイゼルの目論見によりゼロ=ルルーシュは黒の騎士団を追われた。
無意識の間にシュナイゼルの傀儡となって行く黒の騎士団。
会談の内容に揺れるエルシャンクとフリーデン一行。
それから数時間後、ブリタニアから知らされるクーデター。
心に疑念を抱えつつも、一行は黒の騎士団に同道し、鎮圧に向かう。
ほどなくして、フレイヤの爆発で心にダメージを受けたティファ・アディールが目を醒ます……

――神根島・上空――

扇「見てくれみんな……情報どおりだ、ブリタニア軍同士が戦っている」

藤堂「防衛に回っているのはシュナイゼルの手勢……という事は」

千葉「攻撃を仕掛けているのは、ゼロ……ルルーシュの傀儡でしょうか」

カレン「……」

扇「識別信号が出ているKMFは敵じゃない。攻撃しないよう注意してくれ」

ジョウ「なんか納得いかねえぜ……ついさっきまでやりあってた連中と共同戦線なんかよ」

レニー「そうね。なんだか共同戦線っていうより、ブリタニアの思うままになってるみたい……」

マイク「扇さん、俺達の意見なんて聞いてくれなかったしね……」

エイサップ「あの特使……なんだか、僕は信用できる感じがない……」

――フリーデン――

サラ「キャプテン……本当によろしいのですか?」

ジャミル「私もシュナイゼルの言葉には何か、含みを感じる……善意や悪意などではない、虚無的なものがあの男にはある」

ロアビィ「昔取った杵柄ってやつ?」

ジャミル「ただの経験だ。……しかし、黒の騎士団とブリタニアに停戦協定が結ばれた以上、同盟関係にある我々が独自行動をするわけにもいくまい」

トニヤ「なんか大変な話なってきちゃったわねー……あれ、ガロードは?」

シンゴ「ティファにつきっきり。でも、さっきドクターから目を醒ましたって連絡があったから大丈夫だと思う」

ジャミル「そうか……私はGXで出る。サラ、後を頼むぞ」

サラ「了解です」

ジャミル「ウィッツ、ロアビィ。準備はいいな……GX、出るぞ!!」ズギュウッ!!

ウィッツ「おうっ!!」

ロアビィ「お仕事お仕事!!」

――フリーデン 医務室――

テクス「脈拍、心拍、脳波とも問題ないな。もう大丈夫だろう」

ティファ「ここは……」ムクッ

ガロード「ティファ、大丈夫か?……無理、すんなよ」

ティファ「ありがとう、ガロード……私は、大丈夫……」

キュウゥーーーン!!

ティファ「……!!」

ガロード「ティファ? どうしたんだよ!?」

ティファ「いけない……このままじゃ!」タタッ!

ガロード「お、おい!! ティファ!?」

ティファ「ブリッジへ、いきます!!」

テクス「……何かあるんだろう。ガロード、お前はひとまず出撃するんだ」

ガロード「けどよ!!」

テクス「彼女は私が見ておく。今はジャミル達を援護するんだ」

ガロード「……わかった! DXで出るぜ!!」ダダダッ!

――再び神根島上空――

ガロード「すまねえ! 遅くなっちまった!」

ジャミル「問題ない。……いけるな?」

ガロード「ああ!」

藤堂「全員聞いてくれ。今回の目的はブリタニア軍内のクーデターの鎮圧だ」

扇「識別信号が出ているKMFはシュナイゼルの直属部隊で、今は味方だ。倒すべきは仕掛けている側のKMF……おそらく、その背後にはゼロがいる」

ロミナ「あのお方は、本当に我々を騙していたというのでしょうか……」

扇「信頼できる筋からの情報です。シュナイゼルから証拠も提示された……みんな、もしゼロを見つけた場合は速やかに……攻撃してくれ」

ジャミル「……!!」

ガロード「攻撃って、ようは……」

ウィッツ「殺せってことかよ……!!」

ロアビィ「裏切り者には血の制裁を、ってか……穏やかじゃないね」

ジョウ「殺せって……あんたら、本気で言ってんのかよ!! あんたらの指揮官だったんだろ!!」

扇「ゼロはずっと俺達を騙して利用して来たんだ……それに、彼にギアスがある以上、躊躇は出来ない!!」

藤堂「操られてからでは遅いのだ。……情けは、己を殺す事になる!」

マイク「でも、ずっと仲間だったのに……!」

千葉「マイク・コイル。お前達だって、イルボラの事があっただろう!!」

マイク「うっ……そ、それは……」

エイサップ「待ってくれ!! 相手は敵だったんでしょ、それを信じるのにどうして!?」

扇「ブリタニアを信じるわけじゃない……だが俺は、今ある真実の方が信じられる!」

※参戦作品ひとつ忘れてた。ガン×ソード追加で

レニー「……カレン、あなた本当にそれでいいの!?」

カレン「え……」

ジョウ「え、じゃねえ!! お前戻ってきてからずっとシケたツラしてんじゃねえか!! お前だって、納得してねえんだろ!?」

レニー「さっきも言ってたじゃない、もう一度、ちゃんと話したいって! このままじゃそれも叶わないのよ!?」

カレン「……あたしは……」

ヴァン「……なんだかしんねーけど、俺も気乗りしねーなぁ……」

ティファ「待って!!」

ジャミル「ティファ!? どうした!!」

ティファ「だめ……このままじゃいけない……!!」

ガロード「いけないって、何がだよ!?」

ティファ「さっき、夢を見ました。とても哀しい夢を……」

藤堂「夢?」

ジャミル「未来が、視えたのか……」

ティファ「このままだと、彼は……この先、手の届かないところに行ってしまう……!!」

ジャミル「……ティファ。彼の居場所はわかるか?」

ティファ「待って。…………」キュウゥゥーン…

ティファ「!!……あそこです」スッ

サラ「座標確認……あそこには、洞窟があります」

カレン「!!……まさか!!」

ティファ「あの場所から、深い悲しみと絶望を……それに、いくつもの思念を感じます……」

ティファ「急いで……早くしなきゃ、間に合わなくなる……!!」

扇「各員、聞こえたな! ゼロはあそこにいる!」

ジャミル「!! 扇くん、待て!!」

扇「何故です!! ゼロを倒し、シュナイゼルに引き渡せば全て解決するんです!!」

ジャミル「ティファの夢は現実だ……ティファ、間に合わなくなるとはどういう事だ!!」

ティファ「よくはわからない……けど、このままじゃもう彼と話す事もできなくなる……そんな予感がします」

ガロード「ってことは、死なせちゃいけないってんだよな!?」

ティファ「はい……!」

ジャミル「……そういう事だ。おそらく、まだ我々の知らない真実がある。それを確かめないうちに殺すという決断は出来ない!!」

扇「俺達もティファの力はわかってるつもりです、それでも!!」

レニー「カレン、もう一度訊くわ。あなた、本当にこのままでいいの?」

カレン「……」

レニー「聞こえたでしょ? このままじゃ、もう話す事も……ううん、会う事も出来なくなるかもしれないのよ?」

カレン「……あたしは……」

レニー「あなたの気持ちぐらい知ってるわよ! きっと、自分で気付いてない……気付きたくないだけ!」

ジョウ「お前がとっ捕まったとき、あいつは叫んだよな? それすら嘘だって諦めんのか!!」

ヴァン「まあ、なんとも思ってなけりゃあさ。あーいう事叫んだりしねーよなぁ?」

ジョウ「答えろ!! しなきゃならねえ事じゃねえ、紅月カレンはどうしてえんだ!!」

魔王ゼロ「私ひとりならスパロボ相手でも大丈夫なのではあるまいか」

>>169
さすがに生身はNG

ティファ「カレンさん……聞こえますか?」

カレン「ティファ……?」

ティファ「今、彼の心の氷を融かせるのはきっと……あなただけです」

カレン「……」

ティファ「あきらめないで。真っ直ぐに想えば、きっとあの人にも届きます……ガロードが、私を救ってくれたように」

ガロード「へへっ……そうだな! それに、ウジウジ悩んでるなんざカレンらしくねえや!」

ヴァン「お前いつも思い切りよかったからなぁ。俺はそーいうお前のが好きだぞ」

ジョウ「納得できねえことなんざ、無理に納得すんな!!」

レニー「好きなんでしょ、あの人のこと!!」

カレン「……!!」

>>170
イクサー「おう」
衝撃のアルベルト「せやな」
ジョーイ「だよね」
東方不敗「うむ」

(ルルーシュ『カレン、君が決めたんだ。君が選んだんだ。この……私を』)

(ゼロ『諦めるな!! 必ず助けてやる!! いいか、下手に動くな!!』)

(ゼロ『カレン……無事でよかった。救助が遅れて、すまなかった……』)

(ルルーシュ『カレン……君は生きろ……』)

カレン(ああ、そうか……そうだったんだ……あたし、彼に必要として欲しかったのは……そういう……)

カレン「あたし……あたし、あいつを助けたい……」

カレン「もう一度会って……ちゃんと話して、本当のことが聞きたい……本当の、気持ちを伝えたい……」

ヴァン「へっ……だったら、簡単じゃねえか」

レニー「なら、どうするの?」

エイサップ「カレン、君はどうしたいんだ?」

>>170
ヨーコ(イベント限定)「そりゃそうよね」
あしゅら「うむ」

ちょっと風呂休憩
あ、ナデシコの出番はまだ先です
現在接収中の扱いで

>>170>>172
魔王ゼロ「さすがに我だけで出演はダメかもしれんが、そういえばこちらの世界はKNFもギアスユーザーによって強化されていたな」

魔王ゼロ「ぶっちゃけスーパーロボット度が高い分本編より我らナナナ陣のほうが動かしやすいとも……」

カレン「ありがとう、みんな……あたし、もう迷わない!!」

ジョウ「へっ……ようやく火ィ点きやがったか。で、どうすんだ?」

カレン「あたしは……あいつの、ルルーシュのところに行く!! 戦うためじゃない、助けるために!!」

ヴァン「吹っ切れたな……いいねぇ、熱いじゃねえか」

マイク「やっぱりカレンさんはこうでなくっちゃ!!」

扇「待てカレン、お前はきっと騙されているんだ! そんな思い込み、きっとギアスの――」

カレン「違う……ルルーシュはあの時言ったんだ、『君の心は君自身のものだ』って!!」

千葉「紅月……」

カレン「助けなきゃいけないんじゃない、助けたいんだ!! 自分でそう思ったんだ!! この気持ちは……ギアスなんかじゃない!!」

扇「だが! あいつを引き渡せば日本は還って来るんだぞ!!」

ウィッツ「なんだぁっ!? それじゃまるで人質か道具じゃねえか!!」

ジョウ「俺達にナイショで、ンな汚ねえ取引してやがったのかよ……それじゃブリタニアやザ・ブームの奴らと一緒じゃねえか!!」

カレン「そんなの聞いてない……それ、本当なんですか!?」

藤堂「……本当だ。扇がシュナイゼルに持ちかけ、シュナイゼルもそれに応えた」

ロミナ「指揮官を、売って……」

エイサップ「国を取り戻すために、そんな事まで!!」

ロアビィ「さすがに気に入らないねぇ……そんな汚い真似はさ」

カレン「ふざけないで下さい……そんなのあたしは認めない……!!」

扇「だが、それで日本とブリタニアの戦いは終わる!! ホウジョウ軍やザ・ブーム、外部勢力との戦いに集中出来るんだ!!」

カレン「それでも……そんなやり方で、誰かを売って戻ってくるような日本なら、あたしは要らない!!」

千葉「紅月……お前、私達の敵となるのか……!?」

藤堂「どうする、扇よ。我らとて、紅月まで撃ちたくはない……!」

扇「あ、ああ……えと」

星刻「現時刻をもって、フリーデンとエルシャンク、及びその艦載機と協力者……そして、紅月カレンを敵勢力と認識」

扇「星刻!?」

星刻「最優先目標はゼロの確保だが、邪魔するようならば攻撃せよ。なお、紅蓮の性能は知っての通り……落とす気でかからねば、やられるのはこっちだぞ」

藤堂「……承知した。手加減は無用なのだな」

星刻「むしろ殺す気でかかって同等と思えばいい。……総員、構え!!」

星刻(私とて件の取引には納得していない……だが、今はこうするしかない)

星刻(死ぬなよ、紅月……そして、志ある者達よ!)

ジャミル「どうやら、話は決まったようだな」

ロミナ「はい。総員へ通達……各機は、紅蓮がティファさんの示した洞窟に到着するまで援護して下さい!」

ジャミル「時間はあまりない……おそらく数分で着かなければいけないだろう。各機、全力で援護せよ!!」

カレン「待ってて、ルルーシュ……今、あなたのところに行くから……!!」

閑話的に

勝利条件:
1:5ターン味方フェイズ以内に、カレンが指定ポイントに到達する。
2:敵の全滅。

敗北条件:
1:6ターン目味方フェイズを迎える。
2:カレンの撃墜。
3:味方戦艦の撃墜。

SRポイント獲得条件:
4ターン味方フェイズ以内にブリタニア軍を全滅させてからカレンを指定ポイントに到達させる。
(ただし、星刻、藤堂、千葉以外の黒の騎士団の機体を撃墜してはならない)

エイサップ「カレン、君は先に行くんだ!! ここは僕らが抑える!!」

千葉「待て、紅月!!」

マイク「俺だって、援護くらい!!」ドゴォッ!!

藤堂「くっ……君達は!!」

ジョウ「黒の騎士団の皆様方よ……アンタら、見損なったぜ!! 俺のルーツの一族は、人を売ったりなんて汚ねえ真似しねえと思ってたのによ!!」

扇「俺達はずっとあいつのエゴに踊らされていたんだ! その気持ちが君達にわかるか!!」

ジャミル「私には、今の君達はシュナイゼルの掌で踊らされているように見えるがな?」

星刻「私にも真相はわからん。だが、大宦官の心変わりもギアスの力なら辻褄が合うのも事実!!」

ヴァン「俺にはさっぱりわかんないけどさぁ……惚れた人に会いたいって奴を邪魔しちゃ悪いだろ!!」

レニー「そうよ!! 恋する乙女は無敵なんだから!!」

カレン「みんな、ありがとう!!……行って来る!!」ズギュゥーン!!

ヴァンだけでウギャーとかいないのな
ゲーム的には中盤ぐらいのイメージなのかな

――少し早送りして、神根島洞窟遺跡入口――

カレン「ここは……あたしにとっても、因縁の場所……。っ!? あれは!!」

アーニャ「ん……」

カレン「ナイトオブシックス!? いったい……」

アーニャ「紅蓮の、パイロット?……ここ、どこ……?」

カレン「ねえ! ここで何があったの!?」ガバッ!

アーニャ「わからない……本当に、わからない……」

カレン「?……とにかく、先に……ッ!?」

しかして眼前にそびえるのは、砕けた扉だけ。砕けた先には何も見えない……

カレン「なによ、これ……」フルフル

>>199
出したいところだけど非戦闘員ゆえ出しづらいのよ。力量不足でご勘弁
イメージ的には後半差し掛かるところ辺り
中盤から聖天八極式ならチートすぎる

カレン「こんな……嘘よ……」

カレン「!! スイッチ、これが生きてれば……!!」ポチッ

シーン……

カレン「どう、して……!!」ポチッポチッ

カレン「開いて!! お願い、開いてよぉ!! きっと……この先に、ルルーシュがいるのに!!」ガンッガンッ

カレン「くっ……う、ううっ……」

アーニャ「……泣いてるの……?」

カレン「そんなっ……間に合わなかったの……あたし、届かなかったの……!?」グッ…

???「紅の少女よ。悔し涙を流すにはまだ早い」

カレン「え……?」

アーニャ「誰……?」

???「君の心の叫びは聞き届けた。これが導きならば、俺は君を望む場所へと連れて往こう……」

――直後、アーカーシャの剣――

ルルーシュ「じゃあ俺は何のために今まで戦ってきたんだ!?」

ルルーシュ「ナナリーを守り、母さんの仇を討つために俺は……俺は、取り返しのつかない罪を……!!」

シャルル「ラグナレクの接続が成されれば、そのような悲劇はなくなる……」

マリアンヌ「仮面は消える……みんな、ありのままの自分でいいの」

ルルーシュ「…………」

ルルーシュ「そうか……ブリタニアと黒の騎士団の戦いですら、C.C.を誘い出すための……」

ルルーシュ「つまり、俺は世界のノイズで……邪魔者だという事か……」

ルルーシュ「どう思う? お前達は…」

ザッザッザッ…

スザク「ルルーシュ…」

C.C.「気付いていたのか? 私達が現れると…」

ルルーシュ「必要なんだろ? お前も、この計画に…」

C.C.「ああ」

シャルル「だが枢木。ここまで追ってきても意味はない」

スザク「でしょうね。あなたは既に不老不死であると聞きました」

スザク「だから、確かめたい事があります。あなたが創ろうとしている、これは……」

シャルル「そう……ユフィもナナリーも望んでいた『優しい世界』だ」

ルルーシュ「そうか……やっぱり……」

シャルル「C.C.……我らが揃った以上、これで計画は始められる。お前の願いは、その後で叶えてやろう……」スッ…

C.C.「…………」

???「フフフフフ…………ハハハハハハ…………笑止!!」

一同「「「!?!?」」」

???「哀しき心の持ち主達よ。そんなやり方で心を繋げようと、人の理解など得られはせん!!」

???「真なる理解とは、暗闇の中をもがきながら進み、互いに求め、伸ばしあった手の間に生まれるもの……」

???「人、それを……『温もり』という……!!」

ルルーシュ「なんだ……C.C.、スザクの他に誰か連れてきたのか!?」

C.C.「いや、私が連れてきたのはこいつだけだ」

マリアンヌ「コードの力なしに入った!? そんな馬鹿な事が……」

ルルーシュ「こんな非常識をするのは……まさか!!」

スザク「っ!! あそこ、あの柱の上!!」

シャルル「コードもなしに此処へ立ち入るとは、貴様ぁ!! 何奴よぉっ!!」

ロム「貴様らに名乗る名前はないっ!!」バーン!!

ルルーシュ「あなたは……!!」

C.C.「やはり、いつもの正義の味方だったか」

スザク「でも、C.C.の力添えもなしにどうやって……!?」

ロム「天空宙心拳・次元断絶……剣狼の導きあらば、次元の隔たりなど意味はない」

シャルル「なるほど、貴様が……だが貴様の剣でも、拳でも、ロボットでも!! 今や不死のワシを倒すなどできんわぁ!!」

ロム「フ……何を勘違いしているのだかな」

マリアンヌ「えっ!?」

ロム「今日の俺は、ただの導き手にすぎん……そう、待ちうける運命を断ち切る鍵を導くためのな」

ルルーシュ「鍵……?」

ザッザッザッ…

カレン「ここは、いったい……? っ!! ル……」

ルルーシュ「な……カレン……!?」

カレン「ルルーシュ、あたし……わたし……!!」ウルッ

ルルーシュ(馬鹿な……もう巻き込みたくなかったのに……そのために、あんな事を言って突き放したのに……!)

C.C.(ルルーシュ、お前……そういう事か)

ルルーシュ「貴様!! いったいどういうつもりで……」

ロム「彼女は君を救いたい一心でここへ来た。君の心を探して……温もりを求めてな」

カレン「わたし……あなたの、本当の心を確かめたくって……」

ルルーシュ「だが、俺は……」

シャルル「そうか……貴様も護るために遠ざけたということか」

ルルーシュ「!!……黙れ!!」

シャルル「だが正義の味方を気取る者よ。貴様が何をしようがもう遅い!! 今まさにラグナレクの接続は始まるのだ!!」キィィィン!!

C.C.「!!」キィィィン!!

マリアンヌ「ああ、始まる……! アーカーシャの剣が神を殺すの……!」ウットリ

シャルル「さあ、あとは我等の刻印を一つとすればぁ、新しい世界が始まる!」

C.C.「…………」

<剣>(オォォォォォォ……)ゴゴゴゴゴゴ!!

カレン「これは……いったいどういう事なの!?」

C.C.「時間がないから簡単に言うぞ。あの<剣>が天の星……集合無意識に触れたとき、奴らの計画が完成する」

ルルーシュ「人の心の仮面は取り払われ、全人類が意識を共有する……本心のみが浮かぶ、嘘のない世界が出来上がるそうだ」

C.C.「もしやそれは心のフィルターがなくなった……個の概念のない世界かも知れないがな」

マリアンヌ「そう、全ての人は一つに還る……みんながわかりあえるのよ。死んだ人とも逢えるわ」

カレン「なっ……」

ルルーシュ(まずい……カレンにはお兄さんの思い出がある、それをちらつかされては!)

シャルル「小娘よ。貴様の望んだルルーシュの心も、じきに知る事が出来る……貴様が来る必要など、なかったのだ……」

カレン「……違う!!」

マリアンヌ「え?」

カレン「わたしには、あんた達が何考えてるかなんてわからない……けど、絶対にそれは違う!!」

シャルル「ならば貴様は騙し、騙され偽りあう事を望むか? これまでもこやつをはじめ、様々な嘘に傷ついてきただろうに……!」

カレン「嘘は確かにイヤ……でも、みんなが一つの存在になる事が平和ってのは違う!!」

スザク「カレン……?」

カレン「人はみんな違う……でも、違うから! 心に近付けた時、相手の事を知りたいって、理解したいって想うもの!!」

ロム「そう……人と己の違いを悟り、そして知ろうとする事で理解は……温もりは生まれる!!」

C.C.「なあ、シャルル……お前とマリアンヌはどうだったんだ……?」

シャルル「ぐっ……ぬぅ……!!」

スザク「……ルルーシュ。君は何のために、世界を手に入れようとした?」

ルルーシュ「下らない質問をするな。俺はナナリーの……」

スザク「ナナリーを言い訳に使うのか?」

ルルーシュ「!……ふん、そうだな。俺は俺が護りたいと思う全てのために戦ってきた」

スザク「結果を求めるなら、何かを成さなければならない」

ルルーシュ「そのための手段は、何かを否定する事にも繋がる」

カレン「どうしても理解が出来ないなら……」

ロム「時には、闘わねばならぬ時もある」

スザク「だったら……!」

ルルーシュ「ああ、俺は……いや!!」

シャルル「ぬぅ…?」

ルルーシュ「俺達はお前を……!! お前の考えを認めない!!!」キッ!

ルルーシュ「人は何故嘘を吐くのか……それは何かと争うためだけじゃない、何かを求めるからだ!」

ルルーシュ「ありのままでいい世界とは変化がない……生きるとは言わない。思い出の世界に等しい、完結した閉じた世界……」

ルルーシュ「俺は嫌だな……!!」

マリアンヌ「ルルーシュ。それは私も否定するという事?」

ルルーシュ「母さんの願いは、皇帝と同じなのですか?」

マリアンヌ「バラバラだったみんながまた一つになるのは良い事だわ。死んだ人とも一つになれるのよ? ユーフェミアだって」

スザク「!!」

ルルーシュ「……やはりそうか……お前達はそれをいい事だと思っている」

ルルーシュ「しかし、それは押し付けた善意だ! 悪意と何ら変わりがない!!」

シャルル「皆、いずれわかる時が来る……」

ルルーシュ「そんな時は来ないッ!!!」

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