斗貴子「魔法少女だとぉ!?」 (148)
喫茶店
カズキ「この間中学の同窓会があったんだけどさ」
斗貴子「中学って、まだ二年しかたってないだろう。」
カズキ「それが二年しかたってないのに、これが変わってるんだって!」
斗貴子「どんな風にだ?」
カズキ「何か雰囲気に!」
斗貴子「君の説明は相変わらずわかり辛い」
カズキ「中学のとき暗かったやつとか今すっごく明るくなってた!」
斗貴子「そんな二年で変わるか?」
カズキ「・・・・変わるよ・・・・だって俺・・斗貴子さんに新しい命もらってから、俺の人生は・・・・」
斗貴子「・・・すまない・・・」
カズキ「あっごめん。別にそんな意味じゃないだけど、でも斗貴子さんには感謝してる」
カズキ「あのままだったら俺死んでたわけだし。それにこの力で、俺の大事な友達を守れる」
斗貴子「いい友達を持ったな・・・君は・・・・」
カズキ「斗貴子さんにはいないの?そういう友達!」
斗貴子「いな・・・・んっ?」
カズキ「いるの!?」
斗貴子「話が少し長くなるが・・・・聞きたいか?」
カズキ「聞きたい!斗貴子さんの昔の話!」
斗貴子「あれは私が14歳のとき・・・任務を遂行させる事だけを考えてた・・・・そんな時だ」
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斗貴子「ここが見滝原か・・・・しかしすごいところだ」
ここ最近地方都市の中では一番の急成長を遂げている町、見滝原。
その町並みはどこか外国すらも思わせるそんな町だ。
彼女はそこで、ある任務を受けていた。
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ブラボー「戦士斗貴子、新しい任務だ」
斗貴子「どのような?」
ブラボー「うむっ最近群馬の方で盗みが多いらしい」
斗貴子「なら警察にでも任せておけばいいのでは?」
ブラボー「それがただのコソドロではないらしい」
斗貴子「どういう意味です?」
ブラボー「暴力団から、銃とか一切無くなっているらしい」
斗貴子「逆にそれは平和になるのでは?」
ブラボー「軍から弾薬やら爆弾とかが盗まれていてもか?」
斗貴子「そんな・・・第一そんな話は、ニュースでは一切聞きません!」
ブラボー「そんな話が漏れたら、国民たちはどうなる?」
斗貴子「あっ・・・!」
ブラボー「もかしかたら、ホムンクルスが絡んでるかもしれん。調査してくれるか?」
斗貴子「奴らは一匹も残らず始末します・・・・!」ギリッ
ブラボー「では、任せた。戦士斗貴子!」
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ほむら「ここでまどかとキュゥべえの接触を阻止しないと!」
キュゥべえ「(顔見るなりいきなり発砲してくるなんて、あの子は一体なんだ?魔法少女の用だけど、僕はあの子とまったく契約した覚えがない!)」
斗貴子「何をしているんだ?こんな人気もない裏路地で」
ほむら「(誰!?)」
斗貴子「(・・・ベレッタM92・・・なぜこの女がそんな者を持っている?それにズタボロになってるその白い小さいのは何だ?)」
キュゥべえ「(よく分からないけど・・・・今がチャンスだ!)」ダッ
ほむら「待ちなさい!」
斗貴子「あっ君も待て!」
oh・・・・期待されてるだとぉ・・・胃がぁ・・・・
キュゥべえ「助けて!」
まどか「呼んでたのは貴方なの?ってひどい傷!」
ほむら「まどか・・・・そいつから今すぐ離れなさい」
まどか「ってほむらちゃん?駄目だよ・・・だってこの子ひどい傷だよ?もしかして・・・ほむらちゃんが?」
斗貴子「ハァハァ・・・・やっと追いついた・・・」
ほむら「この人がやったの」
斗貴子「Σなっ!」
キュゥべえ「騙されないでまどか!やったのはそのほむらっていう子だ!」
斗貴子「いきなり罪を擦り付けるな!」
ほむら「そんな事はどっちでもいいの、早くそいつをよこしなさい」
斗貴子「よくない!!」
まどか「っで・・・っでも・・・」
さやか「まどか!こっち!」
ブシューーーーー
支援しようっ!
なぜなら俺は支援の天才だからっ!!
斗貴子「ゲホッゲホッ変な誤解されるし、消火器は巻かれるし、散々だ!」
ほむら「・・・・こんな時に・・・・」
斗貴子「平気なのか・・・こんなひどい煙なのに・・・って道がどんどんかわっているが・・・」
そして、二人の少女たちの周りは丸くて白いひげが生えてるやつ等に囲まれた。
使い間「ケラケラ」
斗貴子「何だ?こいつらは?」
ほむら「下がってて、こいつは私がやる」
斗貴子「数が多いのにか?」
ほむら「キュゥべえの姿が見えるといっても、貴方にどうこう出来るあいてじゃないの。」
斗貴子「ひとつ聞きたい。これは人間か?」
ほむら「貴方にはこれが人間に見えるの?いくら貴方が強いか知らないけど、何の武器も持たない貴方じゃ危険よ」
斗貴子「心配するな、武器ならあるさ。」
そう言うと、彼女はポケットから片手ぐらいの六角形の金属塊を取り出した
ほむら「まさか・・・それで戦う気?」
斗貴子「そのまさかだ・・・武装錬金!!」
斗貴子「バルキリースカート!!」
ほむら「(何・・・・まったくちがう武器に・・・・っていうか・・・あれはスカートというよりも・・・・)」
斗貴子「何を呆けている。戦える力があるなら戦え、流石に私一人では数が多い」
ほむら「あなたは・・・・一体・・・?」
斗貴子「自己紹介は後だ。今はそれよりもこいつ等をぶちのめすのが先だ」
ほむら「それもそうね。あなたの力、見せてもらうわ」
斗貴子「それはこっちもだ・・・・さて・・・そろそろ行くか・・・」
そして彼女は、力いっぱいの声で叫んだ
斗貴子「腸をぶちまけろ!!!!!」
取りあえずいったん終了です。続きはまた夕方にでも。
oh....いつのまにこんなにレスが・・・・・
腸はやはりハラワタの方がよかったかな?
漢字かカタカナどちらにしょうか少し迷ったのですが、
個人的には漢字の方がしっくりかなぁ~と思ったのですが、
やはりカタカナの方がわかりやすい?
そして期待されてるだとぉ・・・
俺は皆の期待を裏切られる天才だ!!グッ
ある程度の内容は固まってるので、エタることはないと思いますが、
自分で書いてて面白いのかな?
って思うのですが、まだ序盤なので何も判断ができず。
っと長くなりましたが今から投下します。
斗貴子「(しかし何だ・・・この白いモヤモヤしてるのは・・・・」
斗貴子「(ついでに沸いて出てくるこの蝶見たいなもの・・・何故かイラッとする・・・理由はわからないが・・・・何故だ・・・・)」
使い間「ギゼンシャガ!ギゼンシャガ!」
斗貴子「(そして私の援護をしてくれてるあの女・・・あの盾見たいなものから様々な兵器を出しているが、何だあの盾は・・あれも武装錬金か?」
斗貴子「(それだけじゃない、あいつの妙な服は何だ?コスプレか?まさかあいつが、戦士長の言ってたホムンクルスか?)」
使い間「モットアイヲコメテ!モットアイヲコメテ!」
斗貴子「えぇいやかましい!!」ズギャン!
ほむら「(にしても凄いわね。あの傷女。無駄な動きがまるでないわ)」
ほむら「(そぅ・・・まるで本当に訓練された戦士のような・・・魔力で体を強化してる私とはわけが違う)」
使い間「ヘドガデル!ヘドガデル!」
ほむら「この使い間達って・・・こんなうるさかったかしら!」ズドーン
斗貴子「やはり数が多い、どこかに敵の司令でもいるのか?」
ほむら「意外と鋭いのね、それなら問題ないわ。今頃戦ってるころだと思うから」
斗貴子「・・・・?それにあの二人も心配だ。早く保護しないと」
ほむら「それも問題ないわ。あの二人なら助けられてるだろうし、もう時期終わると思うわ」
斗貴子「どういう意味だ?んっ?」
ズドーン
斗貴子「(何だ今の爆発音は)」
斗貴子「(道も元に戻ったが・・・)」
ほむら「言ったとおりでしょ」ファサァー
斗貴子「君はいったい・・・・何者だ?」
ほむら「これ以上、私達にかかわらないで頂戴」
斗貴子「「達」ってどういうい!」
ほむら「さよなら・・・・」
キュィィィンンンンン
斗貴子「・・・・消えた?まさかあいつが例のホムンクルス?」
っと取りあえずここまでです。続きは夜にでもあげれたら上げます。
作者です。
投下開始します
斗貴子「はい、例のコソドロはあいつに見て間違いないと思います。ただ・・・・」
ブラボー『どうした?』
斗貴子「ホムンクルスかどうかは断定できません。まだわからない事が多いです」
ブラボー『そうか・・・なら君はどうしたい?』
斗貴子「はぁ?言ってる意味がわかりませんが・・・」
ブラボー『君自身がどうしたいのか聞いてる』
斗貴子「命令とあらば続行しますが、そうでないのならば直ぐにでも引き上げます」
ブラボー『ふぅ・・・あいかわらずか・・・・』
斗貴子「どうかされましたか?」
ブラボー『なんでもない。君はそのまま任務を続行してくれ、それと』
斗貴子「はい?」
ブラボー『話を聞いたところ、その兵器泥棒は君たちと歳がそんなに変わらないんだな?』
斗貴子「え・・・えぇ・・・多分私と同じぐらいかと(何かいやな予感が)」
ブラボー『見滝原で学校があるのはひとつだけのようだな・・・彼女もその学校に通ってる可能性が高い。暫く潜入調査してくれ』
斗貴子「ハァ・・・・わかりました」
ブラボー『どうした?戦士斗貴子』
斗貴子「いぇ・・・なんでも・・・」
ブラボー『いいぞぉ~学校は~楽しい友達がいっぱい出来るし、素敵な恋の出会いだってある。まさに青春!ブラボーじゃないか』
斗貴子「そんな事してる暇はありません。私の目的は、奴らを一匹残らず始末するまで終わりませんから・・・・」ギリッ
ブラボー『ふぅ・・・友の存在も支えになることもあるんだがな』
斗貴子「そんな者・・・足手まといなだけです・・・」
ブラボー『何れ君にも会う時がくるさ、そんな人達とな・・・・おっとそろそろ時間だ。一応転入の手続きはこちらで済ませておこう』
ブラボー『あっ後電話は暫くしてこなくて言い。少しこちらも忙しくなりそうでな、何だったら、今後は君の判断で動いてくれて構わない』
斗貴子「わかりました」
ブラボー『次に話すときは、ブラボーな話を期待してるぞ』
斗貴子「意味がわかりません。では、失礼します」
ガチャ・・・・
ツー・・・・ツー・・・
斗貴子「(~~~~~)!!」
斗貴子「学校かぁ・・・・やはり苦手だ・・・・」
・
・
・
・
・
数日後
早乙女「今日は皆さんに転校生を紹介します!!」
ガャガャガャガャ
さやか「また?」
まどか「珍しいね」
ほむら「(どういう事・・・・私の他に転校生って・・・・今まであり得なかったのに・・・・)」
早乙女「さぁどうぞ!!」
ガラッ
斗貴子「・・・・・」テクテク
ナニアノコー
メツキワルイー
オマケニアノカオノキズハナニ?
ざわ・・・・ざわ・・・ざわ・・・
斗貴子「(やっぱりこれか・・・まぁいつも通りだが・・・・)」
ゴゴゴゴゴゴゴ
斗貴子「(何だこの闘争心は!っていうか、あの三人ってこの間の?!」
早乙女「彼女に何か質問ある人!」
まどか「この間ほむらちゃんと一緒にいたけどほむらちゃんの何なの!?まさか・・・まさか・・・二人でそんな・・・・!そんなのってないよ!あんまりだよ!」シクシク
斗貴子「ハァ?!」
ほむら「まどか落ち着いて、あの人とは全くの赤の他人!むしろ今日はじめてあったわ!!」ガタッ
斗貴子「いや、君とはこの間あっただろ!」
まどか「本当に・・・ほむらちゃん?」
ほむら「本当よ!信じてまどか!」
まどか「じゃあほむらちゃんの事信じるよ!」
ほむら「まどか!」
まどか「ほむらちゃん!」
斗貴子「二人で勝手に見詰め合うな!っていうか人の話を聞け!」
斗貴子「えぇ~い・・・面倒だ・・・この際だから他の質問にも答えてやる!他には!?」
アナタハメダヤキノカタサハハンジュクデスカ?!カタメデスカ!?」
斗貴子「半熟をご飯の上に乗せて醤油をたらして混ぜて食べるのが好きだ!次!」
さやか「つむりんって呼んでいい!?」
斗貴子「つむりんはやめろ!次!!」
ボクトケイヤクシテマホウショウジョニナッテヨ!
斗貴子「ならん!次!!」
ツツイサァーン!
斗貴子「中の人違いだ!次!!」
アトムー!
斗貴子「だから中の人違いだ!次!!」
ワカメチャーン!
斗貴子「だから津村違いだぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!」
斗貴子「他に質問は!?」
シーン
斗貴子「もうないのか!?」
シーン
斗貴子「(ハァ・・・・これはこれで疲れる・・・・)」
っと多分今日はここまでになるかも。
夜中に掛けそうであればまた書きますが
斗貴子「(昼休みか・・いまがチャンスだな)」
斗貴子「良ければ、お昼一緒にどうだ?」
ほむら「奇遇ね。私もあなたに話があったの」
斗貴子「そうか、なら話は早い。どこか人の少ないところにって・・・・」
まどか「」
ほむら「まどか!?」
斗貴子「いつからいた!?」
まどか「二人をお昼誘おうかなぁ~って思ったんだけど、何か・・・私邪魔みたいだよね・・・ティヒヒ・・・・」
まどか「やっぱり・・・二人はそうなんだね・・・・」
ほむら「今すぐ一緒にたべましょう!二人で食べるより、皆で食べたほうが美味しいに決まってるわ!」
まどか「そ・・・そうだよね!じゃあ一緒に食べよう!津村さんもいいかなぁ!?」
斗貴子「ハァ・・・別に構わない。それと、斗貴子でいい」
まどか「じゃあ斗貴子さんも一緒に行こう!みんな屋上でまってるから!」
っと取りあえず今日はここまでです。
明日は仕事休みなので昼間とか夕方ぐらいには投下してます。
マミ「さっみんな揃った事だしご飯にしましょ」
まどか「ってすごい・・・・」
さやか「重箱ですか」
斗貴子「一人で食べる気か?」
マミ「まさか、皆で分けて食べるのよ。でもちょっと張り切って作りすぎたかも」
さやか「ってか、斗貴子のご飯って・・・あんた何それ?」
斗貴子「これか?ウィ○ーインゼリーだが?」
さやか「いや、見ればわかるんだけどさぁ・・・足りるのそれで?」
斗貴子「いつ任務がかかって来るか分からないからな、食事も出来るだけ時間をかけたくないだけだ」
さやか「最近流行ってるの?転校生の間でのキャラ作り」
ほむら「美樹さやか、今度蜂の巣にされるのはあなたかも知れないわ。そうなりたくないのならば黙りなさい」
さやか「」
まどか「駄目だよほむらちゃん、みんな仲良くしないと」
ほむら「そっそうよね、みんな仲良くしないと駄目よね!!」
まどか「だから、そこでorzになってるさやかちゃんに謝って」
ほむら「ごめんなさい。美樹さやか(ちょっと屈辱よ)」
さやか「うぅ~・・・・まどかぁ~やっぱりまどかは私の嫁になるのだぁーーーー!!」ダキッ
ほむら「美樹さやか!!」ホムムムムーン
斗貴子「(なっなんていう闘争本能だ!)」
まどか「さやかちゃん、親しき仲にも礼儀ありだよ?少し離れてくれると、それはそれでとってもうれしいなって」
さやか「あっ・・・なんか・・・ごめん・・・」
さやか「このたまご焼きめちゃうまっすよ!」
まどか「どのおかずもとっても美味しいです!」
マミ「まだまだいっぱいあるから、遠慮せずにどんどん食べて頂戴」
斗貴子「(こうやってゆっくりと昼食をとるのも久しぶりだな)」
マミ「所で・・・あなた・・・津村さん・・・だったわね。あなたにはキュゥべえの姿が見えてるのね?」
斗貴子「認識は出来てるが」
キュゥべえ「君からは魔法の素質も感じられないのに、僕を認識できるなんて驚きだ」
斗貴子「どういうことだ?」
マミ「キュゥべえの姿が見えてるなら、あなたにも説明する必要があるわね」つソウルジェム
斗貴子「なんだそれは?」
ほむら「ソウルジェム。キュゥべえの契約によって生まれる物よ」
キュゥべえ「やっぱり・・・君も魔法少女なんだね。暁美ほむら」
斗貴子「どういうことだ?」
キュゥベえ「僕は彼女と契約した覚えがないんだ」
ほむら「ご馳走様」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「まどか昨日の話覚えてる?」
まどか「うん・・・・」
ほむら「忠告が無駄にならないように祈ってる」テクテク
斗貴子「あっ待て!君には聞きたいことが!!」タッタッタッタ
あっID違うんですが、気にしないでください。
一応作者です。
続きはまた夕方に
斗貴子「待て、ほむら!」
ほむら「・・・・」
斗貴子「同じ力を持ってるのなら、一緒に戦うべきだ!何故そうしない!?」
ほむら「すべての魔女は・・・・私一人で始末する・・・・誰にも頼らない。そう決めたから」
斗貴子「魔女?まさかこの間戦ったやつ等のことか!?」
ほむら「(誰にも頼らない・・・そう決めたのに・・・でも・・・こいつの力なら・・・こいつなら・・・・)」
ほむら「私に提案があるのだけれど」
斗貴子「提案?」
斗貴子「半信半疑で病院に来てみたが、本当にほむらの言うとおりか」
斗貴子「しかし、この壁に突き刺さってるこれは何だ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
斗貴子「(・・・闘争心?・・・違う・・・もっと邪悪な何かを感じるが・・・・・)」
斗貴子「(壁の方に道が続いているな・・・・もしほむらの言うことが本当なら・・・・急がないとマズイ!」
・
・
・
・
・
・
数時間前
ほむら「巴マミは今日当たりに命を落とすわ。魔女の戦いでね。」
斗貴子「でも彼女はその魔女とかいう奴とだいぶ戦いなれてるのだろう?そう簡単に死ぬとは思えないが・・・」
ほむら「もし、巴マミが無事に生きてたのなら。私が知ってること・・・全てあなたに話すわ。魔女のことも、魔法少女のことも、私のことも全部」
斗貴子「取引か?」
ほむら「そう思ってもらっても構わないわ。信じるか信じないかはあなたしだいよ」
斗貴子「(・・しかしこいつは最初の戦いで全部言い当てた。まるで知ってるかのように・・・)」
斗貴子「・・・・いいだろう・・・・」
ほむら「なら病院に向かって頂戴。」
キュゥべえ「怖いかい、さやか?」
さやか「ちょっとね・・・いざとなったら頼む」
斗貴子「魔法少女になるのか?」
さやか「ってあんた・・・!?」
斗貴子「契約さえしなければ元の日常、すれば戦いの世界。自分が住む世界がどちらなのか、よく考えるんだ」
さやか「中途半端な気持ちじゃ決めたくないから・・・・あのさ」
斗貴子「何だ?」
さやか「あんたも・・・何かと戦ってるの?」
斗貴子「そうだな・・・しいていなら・・・化け物か・・・って魔女と似たような物だ」
マミ「間に合ってよかったわ。ってあなた・・・津村さん?」
まどか「なんでここに?」
斗貴子「それは・・・えっと・・・秘密だ・・・その方が・・・」
斗貴子「カッコイイカラダ」ボソッ
まどか「えっ?なんて言ったの?よく聞こえなかったけど?」
斗貴子「なんでもない!とにかく急ぐぞ!!魔女は近いんだろ!!」
シャルロッテ「・・・・」シュルシュルシュルシュル
マミ「一気に決めさせてもらうわよ!!」
まど・さや「やったぁ!!」
その場にいた誰もが勝利を確信していた。しかし、ただ一人は違った。
予めほむらから話は聞いていたが、それとは別だろう。おそらく、彼女の長年の戦ってきた感・・・・戦士としての直感。
斗貴子「まずい!!」
シャルロッテ「アーン」
マミ「えっ・・・・?」
パクン!!
ほむら「(巴マミの束縛が解けた?ってことは・・・やっぱり・・・)」
ほむら「(・・結局・・・あいつも来なかったのね・・・)」
ほむら「(とにかく!急がないと二人が危ない!)」
誰もがもう駄目だ。そしてマミ自身もう食べられると思った瞬間だった
シャルロッテ「!!」
シャルロッテは確かに何かを口に入れた。しかし、それが何なのかわからない。
口を閉じようにも硬くて閉じられないのだ。
斗貴子「・・・間に合ったか・・・・」
彼女が大きい口に向かって投げたもの・・・そう・・・核金である・・・・
マミの首はスッポリ口に入っているが、核金がストッパーっとなっていた。
シャルロッテ「!!」ゴックン
魔女は噛み砕くのを諦め、核金ごとマミを丸呑みにした
まどか「うそ・・・マミさんが・・・」
斗貴子「しまった!あそこには私の核金が!えぇい!!」
単身魔女に突撃する斗貴子
キュゥベえ「生身で戦うなんて無茶だ!」
シャルロッテ「!!」
彼女も飲み込まれてしまった
さやか「うそ・・・二人とも飲み込まれた・・・・」
キュゥべえ「願い事を決めて、僕と契約するんだ!」
まどか「・・無理だよ・・・急に・・・」
キュゥべえ「二人とも早く!!」
ほむら「その必要はない。そいつをしとめるのは私」
まどか「・・ほむらちゃん?」
ほむら「わかったでしょ二人とも。魔法少女になるって言うのはそういう事よ」
さやか「今更出てきてのこのこと!・・・・あんたがもっと早く来てれば・・・・二人は・・・・二人はぁ!!」
ほむら「(二人?ふたりってどういう事!?・・・・まさか!!)」
まどか「マミさんが・・・斗貴子さんがぁ・・・・」
ほむら「(そう・・・結局彼女も・・・・)」
・
・
・
・
『臓物をぶちまけろ!!』
斗貴子「(危うく溶かされかけるところだった)」
マミ「・・私・・・私・・・もう少しで・・・私」
ひどく震えているマミ
まどか「マミさん!」
マミ「・・・鹿目さん・・・私・・・私・・・」
斗貴子「(・・・暫く戦えそうにないか・・・・)って・・・君は?」
ほむら「本当に腹から出てくるなんて呆れたわ。あなたの事、ぶけまけ女って呼んでいいかしら?」
斗貴子「断る。それと・・・あの話本当だな?」
ほむら「えぇ・・・ここから無事に生きて帰ってこれたらね」
斗貴子「ならとっとと終わらせるか・・・・行くぞ!!」
・
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・
・
・
斗貴子「臓物をぶちまけろ!!」
ほむら「臓物をぶちまけるわ!!」
マミホーム
マミ「(美樹さんや鹿目さんになさけない姿見られた・・・・。)」
マミ「(・・・・怖い・・・もぅ戦うのいや・・・・)」
ピンポーンピンポー
マミ「誰・・・こんな時に・・・」
ピンポーンピンポーン
マミ「今行きます・・・・」
ガチャッ
バタン
マミ「(何か怪しい人来たーーーーーーー!!!!!)」
『むっ!?なぜ閉める!!俺は決して怪しいものじゃない!!』
マミ「どこがよ!?怪し過ぎるわよ!!早く帰って頂戴!!」
『力が欲しくないか・・・巴マミ・・・』
マミ「えっ?」
『俺のところに来れば君は今よりももっと強くなるだろう』
マミ「・・本当ですか?」
『ただし、それは厳しいものとなると思う。君にその覚悟があるか?』
マミ「(本当に・・・本当に・・・強くなれるなら・・・私・・・私・・・)」
ガチャッ
マミ「・・・行きます・・・」
「ブラボーだ・・・戦士巴マミ」
・
・
・
・
その日から巴マミは姿を消した
今日はここまでです。
ほむホーム
斗貴子「さてっ・・・約束だ。話してもらおうか、君の知ってる全てを」
ほむら「えぇ、ちゃんと話すわ。包み隠さずにね。」
斗貴子「っとその前に・・・いるんだろう・・・コソコソ隠れずに出てきたらどうだ」
キュゥべえ「別に隠れてた訳じゃないけどね」ヒョコッ
斗貴子「バルキリースカート!」ザクッ
キュゥべえ「」
ほむら「なっ!」
斗貴子「隠れて人の話を盗み聞きする奴なんて、ろくな奴じゃない」
キュゥべえ「無駄に本体を壊すのは勘弁して欲しいな。勿体無いじゃないか」カフカフ
斗貴子「何!?」
ほむら「無駄よ。そいつはいくらでも増殖するわ。」
斗貴子「まるでホムンクルスみたいな奴だな」
ほむら「ほむん・・・くるす?」
キュゥべえ「ホムンクルス・・・人を食らい、人に化ける化け物さ。そしてそれに対抗できる唯一の手段、それが核金さ」
斗貴子「何故知っている?」
キュゥベえ「僕達は君達人類をずっと見続けてきたからね。それぐらいは知ってるさ」
ほむら「核金ってなんなの?」
斗貴子「錬金術の推移を持って作られた超常の合金。それが核金だ」
キュゥべえ「人の闘争本能によって作動するそれは、持つものが秘めたる力を形に変え、自分だけの、まったく新しい武器を作り上げることが出来る」
キュゥべえ「君のバルキリースカート、それがそうだね?」
斗貴子「そのとおりだ」
ほむら「あなたは一体何者なの?」
斗貴子「それを聞くのは私なんだが・・・・」
ほむら「あっ・・・ごめんなさい」
斗貴子「別に構わない。今秘密にしたところで、この白いのがベラベラ喋りだすだろうし、変に知らないで勝手に動き回られるよりも、ちゃんと知った上で状況判断して欲しい」
斗貴子「私は錬金戦団の戦士。私がこの町に来たのは、ある任務のためだ」
ほむら「任務?」
斗貴子「実はカクカクシカジカウマウマで」
ほむら「もしもしホムホムホムホムよと」
斗貴子「っでその一連の犯人は君で間違いないのだな?」
ほむら「・・・・そうね・・・だったらどうする気」
斗貴子「戦団の方に連絡して、ちゃんとした処罰を与えてもらう。それだけだ」
ほむら「・・・そう・・・でも今は捕まるには行かないの・・・・」
斗貴子「やはり何か事情があるんだな、やはりあのまどか絡みか?」
ほむら「よくわかったわね」
斗貴子「きみの周りと接する態度と、まどかの態度を見てればなんとなくわかるさ。聞かせてもらおうか、その訳とやらを」
ほむら「そうね・・・まず説明するにはこれから話さないとね」ゴトッ
斗貴子「それは確か・・・・ソウルジェムだったな?」
ピカァーン
ほむら「ちょっと私と腕相撲してもらえないかしら?」
斗貴子「別に構わないが・・・・」
・
・
・
・
斗貴子「どうした?手を抜いているのか?」
ほむら「別に手を抜いてないわ・・・・これでも力入れてるのよ・・・・」
斗貴子「両手使っても構わないが?」
ほむら「そぅ・・・じゃあ・・・・ンッ・・・・・」
斗貴子「申し訳ないが・・・決めさせてもらう」パタン
ほむら「ハァハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・」
斗貴子「大丈夫か?少し深呼吸でもしたらどうだ?」
ほむら「ふぅ・・・・少し落ち着いたわ。情けないでしょ?魔力体強化しないと、ろくに戦えもしないの。訓練されたあなたとは訳が違うのよ」
ほむら「おまけに目も悪いし心臓病の持病持ちよ。情けないわ」
斗貴子「驚いた・・・ソウルジェムというのはそんな役割も持つのか。それで、そんな君が何故魔法少女に?」
ほむら「・・・私は・・・こんな自分が嫌だった何にも出来ない自分が・・・そんな時、私はまどかと会った・・・・結界の中で・・・」
ほむら「その時のまどかは・・・・すごくかっこ良かったのを覚えてる。私はその時にまどかに憧れを抱いたのね。」
ほむら「そしてまどかと巴マミは、ある魔女の戦いで命を落とすの」
キュゥべえ「ワルプルギスかい?・・・・」
斗貴子「ワルプルギス・・・確か西洋の祭りか何かと思ったが・・・・」
ほむら「ワルプルギスの夜・・・・超大型の魔女。結界を張る必要もないから、隠れる必要もないの。何回も奴と戦ったけど、一回も勝てたことはないわ」
斗貴子「それこそ事情を説明して、みんなと戦うべきではないのか?」
ほむら「皆にも言ったけれど、誰も信じようとはしない。だから私は一人で戦うことを決意した。」
斗貴子「(そうか・・・君もずっと一人で戦ってきたのか・・・私と一緒か・・・・)」
キュゥべえ「納得が言ったよ。僕が君と契約した覚えがない事も、君に見覚えがないことも。恐らく君の願いは」
斗貴子「どういう事だ?」
ほむら「魔法少女の能力って願いで決まるの。だから私は、まどかの出会いをやり直したいと願った。」
キュゥべえ「そして君は時間を止める力を手に入れた・・・その通りだろ?」
斗貴子「(時間を止めるか、しかしそれなら軍事施設などから平気を盗み出すことも可能か)」
キュゥべえ「それじゃあ君は知っているんだね・・・・魔法少女がどうなるかも・・・」
ほむら「えぇ、このソウルジェムの穢れきった時魔法少女は魔女になる事もね」
斗貴子「魔女って・・・あの化け物にか!?」
ほむら「そしてまどかは・・・最悪の魔女になる。それだけは・・・絶対阻止しないと!」
斗貴子「・・しかし・・・君は何故そこまで鹿目まどかに執着する?」
ほむら「そうね・・・強いて言うなら・・・愛よ」
斗貴子「(ますます訳がわからない)」
ほむら「お願い・・・力を貸して欲しいの!あなたのその錬金の力を!」
斗貴子「(私は君の身柄を戦士団に引き渡せば、私の任務はそれで終わる)」
斗貴子「(でも・・・戦う使命を背負うのは私一人でいいはずだ・・・・)」
斗貴子「(戦士長からは、私の判断で動いてもいいって言ってたし・・・・)」
斗貴子「まどかの為にとか言って死なれても困る。良いだろう、力を貸してやる」
ほむら「ほんとに!?」
斗貴子「これからたっぷりこき使ってやる!!」
ほむら「あら、使われるのはどっちかしらね?」
斗貴子「それと!!」
ほむら「?」
斗貴子「エロスはほどほどにな」
ほむら「マドカァー!!」
斗貴子「話が長引いたらこんな時間になってしまたな・・・」
仁美「・・・・・」フラフラ
斗貴子「(あれは・・・確か同じクラスの奴だったな・・・んっ・・・何をしてる?こんな時間に・・・・んっ・・・あの後ろについて歩いてるの・・・)」
まどか「どうしょう・・・どうしょう・・・」オロオロ
斗貴子「(まどかか?・・・)」
ゾロゾロ
斗貴子「(それだけじゃない・・・何だあいつらは・・・)」
斗貴子「何があった?」
まどか「えっ?斗貴子さん?どうしてここに?」
斗貴子「今回はたまたま通りかかっただけだ。それより、この状況は何だ?ただ事じゃないが」
まどか「多分・・・前にマミさんが言ってた魔女の口づけだと思うの・・・それでみんな・・・それで・・・私どうすればいいのかわかんなくて・・・」
斗貴子「あの首のマーク・・・・あれか・・・」
まどか「私・・・どうすればいいのかわかんなくって・・・でもほっとけなくって・・・!」
斗貴子「よく頑張ったな、取り合えず少し様子を見よう。大丈夫、君の命は保障しょう」
まどか「・・・うん・・・でも・・・私だけじゃ駄目だよ?斗貴子さんも仁美ちゃんも・・・ここにいる人皆も助けないと・・・」
斗貴子「(難しいことを言ってくれる・・・しかしこの子・・・・よく見ると可愛いな・・・・)」
ホムムムムーン!!!!
斗貴子「ゾクッ!!」
まどか「どうしたの?斗貴子さん?」
斗貴子「・・・なんでもない・・・ちょっと寒気がしただけだ・・・・」ブルッ
まどか「あれって混ぜちゃいけない奴だ!」
斗貴子「まずい!!バルキリースカート!!」ブォン
右足に付いてる一本のサイズで容器をぶち指し遠くに抛り投げる
ギシキノジャマヲスルナ!
ミニクイイモムシドモメ!!
斗貴子「逃げるぞ!!」
まどか「うん!!」
バタン
ドン
ドン
ドン
まどか「どっどうしょう・・・ねぇ!そのサイズで何とか出来ないの!?」
斗貴子「君は一般人をぶちまけろと言うのか!?」
まどか「そ・・・そんなつもりじゃ・・・!」
ピカァン
・
・
・
・
・
斗貴子「えぇい、こんな時に!」
まどか「(罰なのかな・・・私が弱虫で・・・嘘つきだったから・・・バチがあたっちゃったのかな・・・)」
斗貴子「まどか!余計なことを考えるな!こいつは恐らく、君の記憶に働きかけてる!頭をカラッポにしろ!」
斗貴子「(クッ体が変にふわふわして思うように動かせん!)」
エリー「ムーン!ムーン!」
斗貴子「(おまけにこいつが私の見せてるの・・・戦士になる前の私・・・!)」
斗貴子「(そんな記憶はとっくの昔に捨てたはずなのに!)」
ガシッ
引っ張られ、千切られそうになる二人の体その時
スパーン!スパーン!
青い光が使い魔を倒してゆく
そして・・・その青い光の人物は二人の知る人物であった。
斗貴子「・・・・君は・・・」
まどか「さやかちゃん!!」
さやか「臓物をぶちまけろ!!」
・
・
・
・
・
斗貴子「(私のセリフ・・・・)」
まどか「さやかちゃん・・・怖くないの?」
斗貴子「契約したのか・・・私は考えろといっただろ・・・」
さやか「言ったはずだよ?中途半端な気持ち決めたくないって。これがちゃんと考えたあたしの答えだから・・・それにさ・・・」
さやか「初めてにしちゃ旨くやったでしょ?なんたって斗貴子が苦戦してた奴をあっさり倒しちゃったんだしさぁ~」
さやか「もしかしてあたし、戦いの達人かもね」
斗貴子「(ムカッ)」チクチク
さやか「痛い!痛い!鎌見たいなもので地味にチクチクさしてこないでってば!ってか少し刺さってる!刺さってるから!」
斗貴子「痛いのもごめん、怖いのもごめんと言う君が、よく言うな・・・」
さやか「・・・怖いよ・・・すごく・・・あんな化け物と毎日たたかってくんだから・・・でも」
さやか「誰かがやらなくちゃ行けない。いなくなったマミさんの分まで。この力は・・・大事な人を守る為に貰った力・・・・」
さやか「マミさんがそうしてたように・・・あたしもそうしたい・・・・」
まどか「さやかちゃん・・・」
斗貴子「(そんなすがすがしい顔して・・・とてもじゃないが言えないな・・・魔女になるなんて・・・)」
取りあえず今日はここまでです。
実は私の実家にに斗貴子さんの薄い本でクリムゾンさんの書いた奴がいまだに押入れに眠ってます
まどか「あのね・・・斗貴子さん・・・お願いがあるの・・・」
斗貴子「何だ?」
まどか「さやかちゃん、魔女退治に行くって行ってたでしょ?」
斗貴子「言ってたな」
まどか「口ではあんな事言ってたけど、きっと不安がってると思うの・・・・」
まどか「私なんか一緒に行っても、足手まといになるだけだし・・・でも・・・斗貴子さんなら・・・」
斗貴子「やっぱり・・・君はこっち側に来るべき人間じゃない・・・・さやかだって・・・・」
まどか「・・・斗貴子・・・さん?」
斗貴子「さやかの事は私に任せて、君はそのまま家に帰りなさい。今帰れば、元の日常がまってるから」
まどか「・・・でも・・・私も・・・」
斗貴子「命を大事にしなさい。」
まどか「あの・・・ほむらちゃんにも同じような事言われた・・・・」
まどか「私・・・家族や友達も大事・・・ほむらちゃん・・・それに斗貴子さんだって・・・・」
斗貴子「・・・一応君には言っておくが・・・・」
・
・
・
・
・
・
・
まどか「そんな・・・そんなのってないよ・・・あんまりだよ・・・・」
斗貴子「詳しくはこいつの口から聞こうか・・・・いるんだろ?キュゥべえ・・・」
キュゥべえ「ただの人間と同じ。壊れやすい体のまま魔女と戦ってくれなんてとてもお願いできないよ。」
キュゥべえ「現に斗貴子がそうさ。核金を持ってるっていったって、その体は生身のままさ」
キュゥべえ「いくら訓練したって、体に痛みは感じる。それはどんな強いやつでも一緒さ」
キュゥべえ「仮に普通の中学生が斗貴子の動きをマスターするのにどれくらいかかると思う?」
キュゥべえ「少なくとも二年~三年はかかるだろう。でも、それじゃあ効率が悪い」
斗貴子「効率が悪いだとぉ・・・・・!?」
キュゥべえ「だってそうだろ?たかが一人の人間の為にそこまで時間かけてられないよ」
キュゥべえ「魔法少女にとって、元の体なんて言うのは、外付けのハードウェアーでしかないんだ」
キュゥベえ「君たちの本体としての魂には、魔力をより効率よく運用できるコンパクトで、安全な姿が与えられるんだ」
キュゥべえ「魔法少女としての僕の役目はね。君たちの魂を抜き取って、ソウルジェムに変える事なのさ」
まどか「・・・・そんな・・・嘘だって言ってよ・・・ねぇ!キュゥべえ!!」
キュゥべえ「嘘じゃないさ、全部本当の話さ。むしろ便利だよ?」
キュゥべえ「その点、魔法少女はソウルジェムを砕かれない限り無敵さ!」
キュゥべえ「でもその核金を心臓の代理として見たらどうだい?そうすれば君たちも」スパーン
斗貴子「それ以上喋るな・・・・ゲスが・・・それに・・・・錬金の戦士は、そう簡単に死にはしない。」
キュゥべえ「」パカァ
まどか「そうだ・・・さやかちゃん・・・さやかちゃんに早くこの事伝えなきゃ!!」
斗貴子「あっ待て!!」
95>>13行目にキュゥべえ「いくら強力な武器を作り上げるって言っても、所詮は生身の人間。心臓を貫かれたり、血を抜かれれば死んでしまう」
このセリフが抜けてました。やっちまったぁ・・・・
さやか「クッ!」
杏子「卵生む前の鶏シメてどうすんのさ!!」ブォンブォン
槍を激しく振り回す赤い髪の少女
杏子「あんたが戦ってたの、魔女じゃなくって使い魔なんだよ!!」
杏子の激しい攻撃を剣で受け止めるだけで精一杯のさやか
さやか「・・・でも・・・あれほっといたら、他の人が殺されちゃう・・・・」
杏子「他人の心配より、自分の心配しな!!」
鋭く尖った槍先がさやかののぼぼとを狙ってくる
さやか「(やられる!?)」
「だめえええええええええええ!!!!!!!」
さや・杏「?」
その大声に二人の動きは止まった
まどか「ハァハァ・・・・なんで・・・なんで・・・」
斗貴子「(何だあの女!?あの服にあの武器・・・新しい魔法少女か!?)」
杏子「・・・ふ~~ん・・・・あんたかぁ・・・・キュゥべえの言ってた戦士って・・・」
杏子「正直いってさぁ、迷惑なんだよねぇ。魔法少女でもないやつがうろうろしてるのってさ」
斗貴子「私のほうにも非があるだろう。それは詫びよう。」
杏子「誤るぐらいならとっとと出てってくんない?そして二度とこの町に足を踏むな」
斗貴子「出来れば私もそうしたいんだが・・・」
斗貴子「(・・・・何故だろうな・・・何故私はそうしないんだろうな・・・・)」
斗貴子「(何故かあいつの顔が思い浮かぶ・・・・)」
斗貴子「・・・・ある友の事が・・・気になってな・・・(友か・・・)」
杏子「ハァ?・・・・・うぜぇ・・・・チョーーーーーーウゼェ!!!!!」
杏子「やっぱお前もうぜぇから殺す・・・・」
斗貴子「私に向かってくる気か?そのつもりなら手加減はしないが・・・・向こうは諦めてないぞ?」
杏子「何?」
さやか「あたしを無視するなあああああああああああ!!!!!!」
杏子「ちぃ!!」
さやか「ガァッ!!」
まどか「さやかちゃん!!」
杏子「やっぱこいつが一番うぜぇ・・・・こいつ先に殺そう・・・・」
さやか「ヒィッ!?」
斗貴子「いい加減にしないか!!二人とも!!」
キラーン
大声を張り上げたとき、空から何かが振ってくる。
そして・・・・・
ズドォォォォォォン!!!!
一同「!!!!」
落下とともに激しい光、そして周りに煙が立ち上がる。
杏子「(なんだ!?何もみえねぇ!!)
斗貴子「(一体なんだこれは!!)」
ある程度煙が収まり、一同が周りを確認出来るころには
杏子「なっ・・・・なんだよこれ・・・・」
斗貴子「一体何が・・・・」
まどか「それより・・・・さやかちゃんは!さやかちゃんはどうなったの!?」
そう・・・・そこに美樹さやかの姿はなかった。
代わりにあったのは、地面に大きな穴が開いていた。
まるで隕石が落ちたかのように・・・・・・
ほむら「(どういう事なの・・・・)」
ほむら「(今までこんな事なんてなかったのに・・・)」
まどか「嘘でしょ・・・さやかちゃん・・・嘘だよね・・・どこかにいるんでしょ!?いるなら返事して、さやかちゃん!!」
杏子「何なんだよこれ・・・何がどうなってやがんだよ・・・・」
ほむら「(佐倉杏子がいるって事は・・・・美樹さやかと一緒に戦ってたことは間違いないんだろうけど・・・・)」
ほむら「(それでもこの穴は何!?二人の戦いで出来た穴なの!?)」
斗貴子「ほむらか・・・」
ほむら「どういう事なの!?この穴は一体何なの!?説明して頂戴!!」
斗貴子「私にも・・・よくわからないんだ・・・」
ほむら「どういう事!?」
斗貴子「本当にわからないんだ・・・ただ・・・空から何かが落ちてきて気づいたらこの様だ・・・・」
ほむら「そう・・・それじゃあ・・・美樹さやかは・・・」
斗貴子「・・・・・多分・・・・もう・・・・」
ほむら「(多分この死に方のほうがあの子にとっても良かったのかもしれない・・・・魔女になるよりかはね・・・)」
まどか「さやかちゃん・・・・・さやかちゃん・・・・さやかちゃあああああああああああああん!!!!!!」
取りあえず今日はここまでです。
杏子「(あれから一週間か・・・・町中さやかを探し回ったけど、どこにもいねぇ・・・・)」
チャーンチャーンチャッチャチャーン♪
杏子「(気晴らしにゲーセンに来たものの・・・駄目だ・・・ミスばっかだな・・・)」
あなたのスコア・・・蝶☆サイテー!!
杏子「(やっぱ駄目だな、もう帰るとすっか)」
ネェナニアノコ
コスプレカナニカカナ?
杏子「(随分周りが騒がしいな・・・って)」
「こう言うゲームあんまししたことないんだけど・・・どれどれ・・・」
杏子「ってお前!!」
チャーンチャーンチャッチャチャーン♪
杏子「(・・・嘘だろ・・・激ムズの偽善者モード・・・糸も簡単に・・・)
あなたのスコア・・・・蝶☆サイコー!!蝶☆サイコー!!
「なんだ・・・意外と簡単じゃん・・・」
杏子「お前・・・何があった・・・」
「何って?」
杏子「周りを周りを!!)」
ざわ
ざわ
ざわ
「あっ・・・」
杏子「ハァ・・・・場所変えるぞ・・・」
杏子「ここなら人目に付く事はねぇなぁ・・・さてっと・・・」
「ここって、教会?」
杏子「前の前のあたしんちだよ。ってか、いい加減変身といたらどうなんだい?」
「うーーーん、解きたいのは山々なんだけどねぇ・・・なんつーのかなぁ~・・・今少し体の制御利かないんだわ」
杏子「ハァ?」
「自分でも何言っちゃってるのかよくわかんないんだよねぇある人が言うには、私の魔力が高まってきてる証拠って言ってるんだけど」
杏子「魔力が高まってるだぁ?この間フラフラ踊りながらしてた奴がかぁ?」
「あっでもあたし、今のあんたよりは強いかもね」
杏子「ほぅ・・・おもしれぇ・・・・」ギリッ
杏子「やってやろうじゃん」ヘンシーン
杏子「うらぁ!」ブォン
「ちょっと・・・やめてくんない?」
杏子「(なっ・・・こいつ・・・一瞬であたしの背後に!!」
杏子「お前、一体今何しやがった!?」
「別に何も?ただあたしは「軽く歩いてあんたの後ろに移動しただけ」だけど?」
杏子「お前・・・ふざけんじゃねぇ!!」
「別にふざけてなんかないんだけどなぁ・・・・」
杏子「(なっ!今度は人差し指であたしの槍を受け止めやがった!!)」
「えい・・・」ピン
杏子「うわぁっ!?」ヒューン
ズドーン
杏子「ふざけんな・・・お前いったい何もんだ!!」
「あたし?あたしはただの魔法美少女」
さやか「さやかちゃんだけど?」
「なかなか腕を上げたじゃないか、戦士さやか」
さやか「んっ来てたんですか~いやぁ~これならワルプルギスの夜も楽勝な気が!」
「俺に勝てないようではまだまだだぞ」
さやか「いんや、あんたが強すぎるんですって」
杏子「(なんだマミって・・・確かマミって失踪してたはず・・・それじゃあこいつの仕業か!?)」
杏子「(ってかこいつ・・・・怪しい!!)」
今日はここまで、続きは火曜か水曜ぐらいに
>>117
マミさん?今この場に居る人の中で話に出てたっけ?
作者です。
>>121
すいません、完全に抜け忘れてました。
少し訂正させて下さい。
正しくは>>117の訂正
「なかなか腕を上げたじゃないか、戦士さやか」
さやか「んっ来てたんですか~いやぁ~これならワルプルギスの夜も楽勝な気が!」
「俺に勝てないようではまだまだだぞ」
さやか「いんや、あんたが強すぎるんですって」
「巴マミといい、君といい。ふたりの成長には驚かされる。」
さやか「ハハッ、マミさんには全然足元にも及ばないですけどね!」
杏子「(なんだマミって・・・確かマミって失踪してたはず・・・それじゃあこいつの仕業か!?)」
杏子「(ってかこいつ・・・・怪しい!!)」
正しくはこうなってたはずなんです。
お目汚し失礼しました。
投下のほうですが夜中ぐらいにしだします。
作者です。
お目汚し本当に失礼しました。
では再開します
杏子「ふざけんじゃねぇ!!おめぇ一体何もんだぁ!!」
「俺か?人は俺の事をこう呼ぶ・・・・・キャプテンブラボーと!!」キラーン
杏子「だから・・・ふざけんなって何回言わせりゃあ気が済むんだよ!!それにあんた!!さやかに一体何しやがった!?さやかのその強さは一体何なんだよ!?」
さやか「えっあたし?あたしはただ、ブラボーと特訓しただけだよ。」
ブラボー「うむっそれにより、美樹さやかはぐんぐん腕を上達させた。巴マミは・・・・それ以上にな・・・・・」
杏子「あんたか・・・・巴マミの失踪の原因・・・・ってかさぁ」
杏子「そんなんであたしがはいそうですかって納得すると思ってんの!?」
さやか「って言われてもねぇ~」
杏子「・・・・ぜってぇ何か怪しいことしてるに違いねぇ・・・・別にいいさ、喋る気がねぇなら」ヘンシーン
杏子「喋らせてやる・・・・」
ブラボー「ほぉ~それは俺と一戦交えると見ていいんだな?」
さやか「ちょっと!やめなって!杏子!!」
杏子「今更師匠の心配かい?」
さやか「いんや、あんたの心配」
杏子「まぁいいさ。こいつぶっ殺して、マミの居場所も吐かせる!!」
ブラボー「戦士は時として拳を交えなければ分かり合えないか・・・・良いだろう。」
ブラボー「心眼!ブラボーアイ!!」クワッ!
心眼!ブラボーアイ!!とは鍛え抜かれた心眼で、敵の実力を推し量るぞ!
ブラボー「(見える!見えるぞ!!)」
ブラボー「ふむっ佐倉杏子。魔法少女としては・・・・中々の実力の持ち主だな」
ブラボー「君は・・・・この家の娘・・・・シスターか?」
杏子「ふ~~~ん、あんたあたしとさやかのはなし聞いててそこまで推測したんだ?」
ブラボー「(俺が来たのはついさっきだが・・・・)」
ブラボー「そして魔法少女になった原因は・・・・お父さんか・・・・・」
杏子「・・・・なっ!」
杏子「てめぇ何様のつもりだ!?事情通ですって自慢してぇのか!?」
ブラボー「俺の心眼ブラボーアイを通じて、君の悲しい過去を見た」
杏子「だから・・・・ふざけんなっていってんだろおおおおおおおおお!!」ズギャン!
杏子「攻撃が弾かれた!?」
ブラボー「これが俺の武装錬金・・・・シルバースキン!!」
ブラボー「攻撃に対して瞬時に金属硬化、破損部分は瞬間再生し、着装者を完全防御する。 」
杏子「武装錬金。なるほどねぇ、じゃあんたもあの斗貴子とかいうやつの仲間か・・・・つかさぁ、それって防御だけしか脳がないって事じゃねぇの?」
さやか「(言っちゃいけない事を)」
ブラボー「・・それはどうかな・・・・直撃!ブラボー拳!!」ズドン!!
腹に重い一撃が入る
杏子「ガァッ!!」ヒューン
ズドォォォォォォン!!
その衝撃で吹き飛ばされ壁に衝突する。
ブラボー「俺のシルバースキンには確かに直接攻撃力はないが、俺は俺の鍛え抜かれた肉体で戦う」
杏子「(ただのパンチでこの威力かよ!)」
杏子「やめだやめだ。こんな訳のわかんねぇ怪しいおっさん相手に出来っかよ。じゃあな」
ブラボー「(不味い!杏子が!!このままでは本題に入れない!)」
ブラボー「(・・・仕方ない・・・・使いたくなかったが・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
さやか「(この凄まじい殺気まさか!!)」
ブラボー「待て、戦士杏子!!」
杏子「何だよ、まだって!!(今度は何をする気だ!?)」
ブラボー「悩殺!ブラボキッス♡」
戦うだけが能じゃない。奴には拳を、君には花を!
今日はここまでです続きは明日
乙
杏子とブラボーか…wwwwwwww
乙
基本空気読んでもスルーするブラボーさん
杏子「」
さやか「」
ブラボー「君は、巴マミの居場所を知りたがっていたな。教えてもかまわない。ただし、一つ条件がある」
杏子「条件?」
ブラボー「俺の特訓に付き合ってもらう。ただそれだけだ」
杏子「特訓?別にそんな事しなくたって、今のままであたしは十分魔女と」
ブラボー「言っておくが、そのまま魔法少女としての力に頼りきって戦っていては、まず君は次の大きな戦いで死ぬだろう」
杏子「大きな戦い・・・・まさかあんたその事まで知ってるのかよ!!」
ブラボー「・・・ワルプルギスの夜・・・・近いうちに奴は必ず見滝原に来る!」
さやか「それに備えて、あたしとマミさんは特訓中ってわけ」
杏子「なぁ・・・・ワルプルギスの夜までもうそんな日にちねぇよな。それでも強くなれるか?」
ブラボー「それは君次第だ・・・・」
杏子「・・・・マミもさやかも強くなってあたしが一番弱いなんて納得いかねぇ・・・・」
杏子「いいさ・・・・いってやるよ!!」
ブラボー「歓迎しょう。魔法少女佐倉杏子でなく、戦士杏子として!!」
・
・
・
・
・
・
マミ「あらぁ・・・・あなたも来たのね。佐倉さん」
優雅に紅茶を飲んでるマミ。だが、その様子を見て彼女は驚愕した
杏子「なっ・・・何だよ・・・・それ!!」
マミ「あぁ、これ?」ジャラッ
彼女の両足両腕に巻かれてるもの、鎖であった。その長さは3mぐらいだろうか
杏子「ってかその先についてるの・・・」
マミ「鉄球よ」
ブラボー「ちなみに重さは一つに付き200kぐらいだな」
杏子「(嘘!!)」
さやか「いんやぁ~それで普通に動けるんだから流石ですよ。あたしなんて到底まだまだですねぇ~」
マミ「あなただって、そのアンクル付けても、動けるのだから、成長してるわよ」
さやか「でもこれ、一つ50kですよ?マミさんに比べれたら」
ブラボー「最初の頃なんか一つで根を上げてたんだからな」
さやか「でも少しだけど強くなってる。それは今日改めて感じました」
マミ「でも油断はしないで、ワルプルギスの夜はそんなものじゃないんだから」
さやか「はい」
杏子「人を置いて話すすめんなよ。ってかマミ、お前も何やってんのさ」
マミ「えっ?特訓だけど?」
杏子「だから~~~~そうじゃなくって」
ブラボー「ならば俺が説明しょう。まず、先ほどにも杏子にも言ったとおり、巴マミも魔法少女の力に頼りすぎていたんだ」
マミ「そして私はあの日・・・命を落としそうになった」
さやか「ごめんなさい。あたしがもっと早く決断してれば良かったんですけど」
ブラボー「それでもただ単に二人の寿命が延びただけに過ぎないさ。根本的な問題は変わらない」
杏子「根本的って何さ?」
ブラボー「うむっそこで俺は仮説を立てた。魔法少女の力・・・・そして、鍛え抜かれた己の肉体が一つになった時、彼女たちは最強の戦士になるんじゃないかと」
杏子「結果がこれかよ」
ブラボー「彼女たちは、この短い期間でぐんぐん成長した。だが、俺の課題はまだクリアしてない」
杏子「課題って?」
マミ「そこからは私が説明するわ。ブラボーの課題・・・・それは」
ブラボー「さてっ今日から特訓開始だが」
マミ「お手柔らかに。所で、どういう特訓なのかしら?」
ブラボー「それはな・・・・」
マミ「それは・・・・」
ブラボー「俺の体に傷を一つでも付ける。これが出来たら特訓終了だ」
マミ「それだけでいいの?」
ブラボー「あぁ、それだけだ」
マミ「そう・・・それなら遠慮なく行かせてもらうわよ!」ヘンシーン
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
ズドォォォォォォン
ブラボー「なんだ?煙を上げる技か?」
マミ「嘘!?全然効いてない!?」
マミ「それなら!!」
ズギャン!!
四方八方に大量のマスケットを具現化するマミ
マミ「これで決めさせてもらうわ!!」
ズガガガガガガガ
大量の銃弾の雨が降り注ぐ中、ブラボーはビクともしなかった」
ブラボー「確かにすごい数だが、半分以上は外れてるぞ?」
マミ「(半分以上はって!それでもこの数よ!?半分は当ってるってことでしょ!?)」
ブラボー「もともとマスケットは命中率の低い銃だからな。仕方ないといえば仕方ないが」
ブラボー「しかし、俺の体に傷を付けるつもりなら、全部当てるつもりでこい!!」
マミ「(全部撃ちきったのに・・・・なんで・・・・)」
ブラボー「もう終わりか?」
マミ「(何でそんな平然と立っていられるの!?)」
ブラボー「次はこちらから行かせてもらう」ヒュン
マミ「(早い!この人いつの間に私の前に移動を!!)」
ブラボー「直撃!ブラボー拳!!」ズドン
マミ「あぐっ!!」
マミ「(・・ハァハァ・・・強い・・・この人・・・垂教かなんかでそんな格好してるんじゃない!!)」
ブラボー「さてっ俺の一撃を食らうたびに、君にはこれを付けてもらう」
ガチャッ
マミ「(私の右腕に付けたもの・・・これってアンクル?って!!)」
マミ「ん・・・・!!重い!!」
ブラボー「それは一つ70kはある。さてっ特訓はまだまだ始まったばかりだ・・・・・」
マミ「ヒィッ!!」
マミ「っていう事なの、わかって貰えたかしら?」
杏子「(このおっさんに傷ねぇ・・・そりゃあ無理に決まってるか)」
杏子「んじゃあさやかはどうしてここにいるんだよ?確かおめぇあの時の隕石見てぇなのに巻き込まれてたよな?」
さやか「そこからは私が」
さやか「そん時あたしも流石に駄目かって思ってたんだけどさぁ」
さやか「・・あたし・・・死んじゃった・・・のかな・・・」
マミ「大丈夫、あなたは生きてるわ。美樹さん」
さやか「ってマミさん!?今まで何してたんですか!?ってか今の!!」
マミ「説明は後よ。それより、しっかり捕まってて頂戴」
さやか「えっ?」
マミ「行くわよ!」ヒュン
さやか(本当に早い!ってか、ちゃんと捕まってないと振り落とされる!!)」
マミ「美樹さん。あなた、魔法少女になってしまったのね。後悔はしてない?」
さやか「はい、命がけで戦うはめになっても構いません」
さやか「(変身もしてないのに・・・すごい。ビルの壁と壁を蹴ってジャンプしてるし)」
マミ「でも今回で分かったはずよ。あなたは魔法少女の中では一番の未熟だって」
さやか「悔しいですけど・・・・その通りです」
マミ「・・美樹さん。あなたも私の特訓に付きあいなさい」
さやか「特訓・・・・ですか?」
マミ「えぇっその特訓はあなたの身を守るだけでなく、色んな人の為を守るための力になる。それに私だっって、せっかく出来たかわいい後輩が死ぬところなんて見たくないもの」
さやか「・・・・行きます・・・それで誰かを守れる力が手に入るなら!!」
マミ「ブラボーよ、美樹さん。その信念を貫きなさい」
マミ「そうと決まれば・・・急ぐわよ!!」
さやか「ちょ!ほんと早すぎですって!!」
杏子「あん時のあれ、マミだったのかよ。てっきりおっさんのほうかと思ったぜ」
マミ「あらっブラボーだったらあなたこの場にいないわよ?もちろんあの場にいた全員ね」
杏子「(マジかよ)」
ブラボー「おっさんと言うのはやめてくれないか、俺のことはブラボーと呼んで欲しい」
杏子「あ~わるかったよブラボー。っでさやかもあんたらと特訓してたと」
さやか「そういう事。最初は私も全然ついて行けなかったなぁ」
っと今日はここまでです。
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